当ページの開設日 : 平成16年11月07日(日)
このページは、英語が出来ない、4年生の大学を出ていないけど、どうしてもNZの永住権を取りたいと言う人の為に作りました。 若し、あなたが国立大学またはNZQAに認可されている有名私立大学を出ていて、英語能力がIELTS6.5以上ある場合、このページは参考になりません。 国立大学又はNZQAに認可されている有名私立大学を出ていてIELTS6.5以上を持っているなら、 SMC = Skilled Migrant Category = 技能移民分類ビザを自力で取れると思います。 そう言う方に取ってはこのHPは、余り参考になりません。 又、前科のある方、薬をやっている方、国際テロ組織の会員の方は、NZの永住権取得は無理です。
まず、用語も何もかも全く分からないと言う方、そう言う方はこのページを読んでも意味が分からないと思います。 そう言う方は、用語集を参照して下さい。 不完全ですが関係用語を解説しています。
若しあなたが大学を出ていない、英語も駄目なので、NZの永住権は絶対取れないと思って諦めて居たとしたらそうではないかも知れません。 方法はあります。 しかし、簡単ではありません。 かなり難しいです。 しかし、気力と行動力次第では可能です。 それをここで説明いたします。
2003年までは、英語が出来なくても、学歴が無くても資金ときちんとした事業計画と経験があれば、 「長期事業ビザ」と言う道がありました。 しかし、今その道は閉ざされました。 今は、どんな事業ビザ(長期事業ビザ、起業家ビザ、投資家ビザ、事業移転雇用ビザの4種類あり)でもIELTS5.0以上無いと申請は受理されません。 そうすると残された道は、一つしかありません。 それは、就労ビザ(労働ビザ = Work Permit)を一旦取り、それから事業ビザに以降するしか有りません。
上記の項目2~5は、特殊なケースなのでここでは省き、一番多くの人に関係すると思われる項目1に絞りたいと思います。 就労ビザを取るのが又、最近やけに難しくなってきました。 就労ビザを取るための最低必要条件は、今までの経験を生かした職種でJob Offerがある事です。 以前は、Job Offerがあれば、過去の経験などは関係なくとも簡単に就労ビザが取得出来ましたが、最近は、無理です。 寿司屋で働いていた人が、植木屋で就労ビザを申請してもまず、認可されません。 例えばあなたが今まで日本で電気屋で販売員をやっていたとしたら、NZの電気屋からJob Offerを出してもらい、就労ビザを取得します。 その次に、「長期事業ビザ」を申請するか又は、既存の電気屋を買収して「起業家ビザ」で申請します。 「長期事業ビザ」は、永住権ではありません。 2~3年後に「起業家ビザ」を申請可能です。 「起業家ビザ」は、永住権です。 「長期事業ビザ」は、就労ビザの1種です。
まず、最初の関門、自分の経験のある業種でJob Offerをどこかから出してもらえるかどうか、これでほぼ9割がたが決まります。 若し、運良くJob Offerを出してくれる会社と巡り会い、1~2年勤めたとしたら、英語は、出来ると見なされます。 ただし、前の職場から、英語は問題無いと言う、それなりの証明書が必要です。 英語の壁を乗り越えたら、次は「長期事業ビザ」又は「起業家ビザ」へ進むことが可能です。 しかし、このJob Offerのゲットが、難しいのです。 NZの会社がわざわざ日本人を雇う理由があるかどうか? 就労ビザの申請などと言う面倒な手続きをするのに協力してまで日本人を雇う会社を見つけることが出来るかどうか・・・? それが問題です。 Job Offerを出してもらうためには、やはりそれなりの能力が無ければなりません。 NZでは、見つからない特殊能力を持った人材であるとか、あなたを雇ったら売り上げを伸ばせる道が開けるとか何らかの魅力があるべきです。 日本語を話せると言うのは、業種によっては大きな利点です。 又、あなたを雇ったら日本への輸出が伸びるなどと言うような利点があれば最高です。
まず、最大の関門、Job Offerを出してくれるNZの会社を探し、そして1~2年後に同業者を買収し、 「起業家ビザ」を申請する。
このページは、「ニュージーランドの永住権取得の奥義」と銘打っていますが、 魔法のように誰もが永住権を取れると言う事では有りません。 かなり大変です。 しかし可能性は誰にでもあります(前科があるとかテロリストを除き)が、怖いなら止めた方が良いです。 怖くて絶対の保証が無ければ、行動に移れないなら、ずっと日本に居た方が良いです。 危険を犯してもニュージーランドに来て、コネをつくりそしてJob Offerを出してもらう行動力と気概があれば、 道は開けてきます。 しかし、それは全てあなた自身の責任に於いて行うことです。 失敗は、全て自分で負うその覚悟を持ってください。 それが怖くて行動に移せないならばずっと日本に居るべきです。