言い訳
大変申し訳ないですが平成16年9月以来、ビザに関するページは殆ど更新出来て居ません。  NZのビザは猫の目のようにころころ変わります。  その変化に即座に対応する為にはNZのビザ情報に常に目を光らせ更新に専念しないと出来ません。  このHPは個人の興味の範囲内で運営しているためそこまでは手が届きかねます。  どうせやるなら徹底的にやりたいと言う思いがありますが現実的には難しいです。  そんな訳で、ここに書かれているビザの情報は最新ではなく余り参考になりませんので悪しからずご了承下さい。  ただ、NZのビザに関して全く知識の無い方でしたら雰囲気を知る上で多少参考になると思います。
平成19年07月14日(土)

NZのビザを完全に理解する事は、かなり難儀な事です。  ざっと読んで理解できる代物ではありません。  あなたに尤も適したビザは、どれかをまず、発見しそれが決まったら、そのビザを深く理解する作業に進むべきです。  自分に尤も適したビザは、どれかを見極める事自体、とても骨の折れる作業です。
ビザの名称に惑わされる方が、結構居ますので、ビザの名称ではなく、中身を良く読んで一つずつ正確に理解する事が必要です。  例えば、*「起業家ビザ(Entrepreneur Category)」は、いきなり申請できません。  そう言う方の場合は、殆どが、「長期事業ビザ(LTBV = Long Term Business Visa/Permit)」に該当します。  良く取り違える方が居ますので注意してください。

【2004年11月07日 追記】
*「起業家ビザ(Entrepreneur Category)」 : 「長期事業ビザ(LTBV = Long Term Business Visa/Permit)」を経ないでも申請可能です。 ただし、その場合は、NZで2年以上同業種にて共同経営者(25%以上の株保有)の一人であったか、 又は、労働者として働いていたかに当てはまる事。 その他にも種々の条件がありますが、それは、「起業家ビザ(Entrepreneur Category)」のページを後日作り説明します。
  1. ここに書かれた内容は18歳以上の日本国籍者を対象に書かれています。 『我々』と言った場合、日本人を指しています。
  2. 用語や略語について分からない場合は、 「用語集」を参照下さい。
  3. NZ政府は、移民を歓迎しています。 しかし、無条件と言う訳ではありません。 他国から来た人がNZに 何らかの形で寄与すると言う事を期待しての歓迎です。 それらは、お金であったり、 専門知識や技能であったり、NZ経済に寄与する雇用であったりします。
  4. NZ移民法は、ある日突然変わります。 日本のように一定の期間を設けて事前に告知する事なしに、突然に法律が変わり、その日に実施されることもあります。 ですから、今日、ビザが取れると思っていても明日は、駄目になる事もあります。 それ故に、取れると思ったら直ぐ、申請書を出すべきです。
  5. NZ政府は今後3年間、毎年約4万5千人の移民を受け入れる方針です。 そして、 その6割は、技能系移民に割り当てられています。 何人の移民を受け入れかと言うのは、 適宜検討されその時々の状況により変動が有ります。 4年後は4万5千人より増えるかも知れませんし、 減るかもしれませんし、同じかもしれません。
  6. 英語の話せない方は、永住権の取得はかなり厳しいですが、可能性は有ります。 希望はありますが、取得可能かどうかは、その人の様々な条件に寄ります。
  7. もし、あなたが4年生の大学を出ていないとしても、永住権取得の可能性はあります。
  8. 日本国籍者の場合、観光ビザ(Visitor's Permit)を事前に申請する必要はありません。 NZの空港(船の方は港)の税関でパスポートに3ヶ月有効の観光ビザのハンコが押されます。 観光ビザで最高1年滞在可能です(経済的に自立できる事を証明することが必要)。 ただし、往復の航空券が必要です。 片道切符ですとまず日本の空港で飛行機に乗せてもらえません。
  9. 我々に関係するNZのビザの申請はポイント制(必要ポイントはその時々により変動します)の分類が多いです。 ポイント制ではない分類も有ります。 様々な条件(学歴 Qualifications、職歴 Work Experience、年齢 Age、など等)をポイントに換算し、 必要ポイントに達していれば、それぞれのビザは付与されます。 英語能力(English Languate Requirements)、 健康(Health Requirements)、犯罪歴(Character Requirements = Police Certificate)などは、 全ての分類(Categories)に於いて問われます。
  10. もし、あなたがNZ国籍者又は、NZ永住権保持者と結婚する場合、内縁の夫婦関係である場合、又は 同性愛者の関係である場合は、永住権取得は可能です(実際に取得できるかどうかは、あなたと、 その相手の方に掛かっていますが)。 「パートナーとは何か?」のページを参照下さい。 その他の家族分類に関する詳しい解説はこのHPでは省略しています。 (これは未確認情報ですが、私の聞いたところによりますと、NZ人との内縁の関係の場合は、 偽装を防ぐため審査はかなり厳しく微に入り細に入り追及されると言うことです。)
  11. 前科のある方、麻薬をやっておられる方、国際指名手配されているテロリストの方達などは、 ビザ取得は無理ですので、最初から諦めてください。
  12. ここに書かれた内容は、全てNZ移民局のHPを基に私が咀嚼して解説を加えたものです。 原文を自分で読まれる場合は、 こちらからどうぞ。
  13. NZ学歴資格認定局 (NZQA = New Zealand Qualifications Authority、直訳するとNZ資格局)のリストでNZ文部省認定の日本の大学を確認できます。
  14. NZ移民局のHPは、とても分かりにくい構造になっています。 2004年の6月か7月にデザインとリンク構造が一新されましたが、依然として非常に分かりにくいです。 読む人が目的地に辿り着けないように迷路を張り巡らせているとしか思えないほど、分かり難いです。 若し、英語が分からなければ、更にその謎は、深まります。 私は、かなり苦心して 「NZのビザの全体構成図」を作成しましたので、参照下さい。 この図は私が独自に作成したものです。 このように図式化したものは、NZ移民局は作成していません。 私の独自の解釈によって、 作成しました。 この図を見て、分類がお変しいと思われたならば、お知らせいただければ幸甚です。
  15. NZのビザに関する言葉で誰もが疑問に思う言葉があります。 それは、「Permit」「Visa」の違いです。 「Permit」とは、我々が言う「ビザ」の事です。 「Visa」が理解し難いのですが、先にこちらをご覧下さい → 「筆者の永住権取得の記録」
    同ページの下の方に私の「Permit」と「Visa」の写真が載っています。 その写真と説明を読めば大体分かって頂けると思います。 一ついえる事は、我々は、NZに住みながら日本へ帰ったり又、NZへ戻る場合、 「Permit」と「Visa」の両方持っていなければいけません。 「Visa」は、NZに再入国する時に必要です。 「Permit」は、NZに住む為に必要です。
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ニュージーランドのビザ