追記 : 平成15年12月13日(土)
当ページ立ち上げ日 : 平成15年10月27日(月)
IELTS = International English Language Testing System = 国際英語試験制度
英国系の英語能力検定試験制度です。 アメリカ系では、 TOEIC(= Test of English for International Communication、国際交流の為の英語試験) やTOEFL (= Testing of English as a Foreign Language、外国語としての英語試験) が有名ですが、英国系のニュージーランドでは英語能力判定試験としてIELTSが採用されています。 就労ビザや永住ビザ等の場合の一般英語(General Module)と大学や高等教育機関等へ進む場合の学術英語(Academic Module) の2種類があります。 目的にあわせて受験できます。
読む(reading)、書く(writing)、聞く(listening)、話す(speaking)と言う4つの能力を 試験します。 NZのビザの種類によって必要とされる能力が違います。 例えば、今は無き(平成15年12月13日現在)、 過渡的一般技能分類(IGSC)の場合は、総合平均点6.5以上、 長期事業ビザ(Long Term Business Visa/Permit)や他の事業ビザの場合は、 総合平均点5以上必要です。 英語能力を 1 ~ 9 の9段階で表します。 9が最高で英語を母国語としているような場合で、 1は殆ど英語が出来ない場合です。 私の場合が、あなたにとって参考になるかどうか分かりませんが、 若し興味があるようでしたら こちらをクリックして下さい。
規定の英語能力に満たない場合は、 有料の英語学習講座を受講 (English for Speakers of Other Languages tuition pre-purchase = ESOL tuition pre-purchase)できます。 料金は、英語能力によって違います。 英語能力が低いほど授業料は高くなります。 以下に現段階(平成15年12月11日現在)で調べたビザカテゴリーのESOL tuition料金表を記載します。
IELTS総合力(Overall Band Score) | 料金 |
---|---|
6以上6.5未満 | NZ$1,700 |
5.5以上6未満 | NZ$3,350 |
5以上5.5未満 | NZ$5,000 |
5未満 | NZ$6,650 |
IELTS総合力(Overall Band Score) | 料金 |
---|---|
4.5以上5未満 | NZ$1,700 |
4以上4.5未満 | NZ$3,350 |
3.5以上4未満 | NZ$5,000 |
3.5未満 | NZ$6,650 |
更に詳しい事は以下のサイトを参照下さい。 IELTS本体のサイト(英語)又は、 British Councilのサイト(日本語)が参考になると思います。
因みに、日本の英検は、世界中どこへ行っても認められません。 日本国内の一部で認められているだけです。 これは筆者が経験済みです。 私が、自分の永住権申請の準備中、ニュージーランド大使館に電話して調べましたら、 日本の英検は、認められていないと言われました。 それから、英検に電話して苦情を言いました。 世界で認められない英検なら、行革の対象になって消滅しますよと英検の方に言いました。
IELTSの試験は、ニュージーランドで受けた方が、日本より良い点数を取れることが多いようです。
一般的に言われる事は、こちらの口頭の試験の点数が日本より甘いと言うことです。
特にUnitecと言うオークランドの学校で試験を受けると、一番良い点数が付くと言う、
噂を聞いたことがあります。
オークランドでIELTSの試験を受けた私の知り合いでも、あの子がそんなに良い点数を取れるとは思えないと言う
ような予想外の良い点数を取っています。 日本はどうやら点数が辛いようです。 これらは、あくまでも、
噂です。
平成16年01月14日(水) 追記】