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気まぐれ草紙古文書館 - February 2009.

当ページを立ち上げた日 平成21年02月01日(日)

平成21年02月28日(土) 10:08pm(日本時間)
■ 昭和一桁生まれ ■
おばんです、皆さん。  今日は、暖かかったです。  先週末の吹雪が融けてその後固まった氷を今日は綺麗にしました。  毎週末こんな事をしています。  結構良い運動になるかも知れません。  でも肉体労働と運動は違いますね。  肉体労働は、余り健康に有効とは思えません。
今は亡き、会田雄二京大教授は、日本が誇りを取り戻す事に腐心していました。  色んな本でそんな事を書いていました。  日本人が誇りを取り戻すには、民族的意識を高める。  つまり自虐意識から脱出し、日本人の良いところや日本の歴史を再認識するような作業や教育や政党が必要だと言うような事を説いていました。  然し乍、そんな彼の持論に必ず反対する世代が居るとも言っていました。  それは昭和一桁生まれの世代だと。
私は、最近或る昭和一桁生まれの男性と話しました。  その男性は、戦後の日本が平和を保てたのは憲法第9条のお陰だからこれからも平和憲法は、必要だと仰っていました。  その男性は、教養も見識も高い方です。  ですから、私はその方の憲法第9条への思い入れを伺って驚きました。  何故なら彼は、憲法第9条が平和を保ってきたと本気で心から信じていたからです。  そして私は、会田雄二先生の言葉を思い出しました。
同時に昭和一桁生まれの人達の心情も想像しました。  戦争中彼らは、子供でした。  大きくても大学生でした。  そんな彼らは、戦中戦後筆舌に尽くしがたい辛酸を舐めた事は想像に難くありません。  ですから、戦争を憎み、平和を希求するその心は大切です。  然し乍、戦後60年以上日本が戦争をしてこなかったのは、平和憲法のお陰ばかりではありません。
例えば、中国や北朝鮮やソ連が攻めてきたらどうなっていたでせう・・?  日本に憲法第9条があるから日本を攻撃するのは止め様と彼等は、思うでせうか・・?  日本は、平和を尊重する国だから日本と戦争しないようにしようと彼等は、思うでせうか・・?  北朝鮮が日本人を拉致したと堂々と宣言し、そして外交手段としてテポドン2号を打ち上げようとしているのは、日本は戦争できないと分かっているからです。  万一、日本がイスラエルだったなら間違いなく北朝鮮を攻撃してロケット基地を破壊しています。  アメリカでも同様に行動したはずです。
確かに、憲法第9条のお陰で日本はベトナムに軍隊を派遣しなかったし、中東戦争にも参加しなかった。  然し乍、憲法第9条が日本を守ってくれない事は間違いありません。  日本を攻めようとする国があったなら、こんな楽な国はありません。  自衛隊と言う軍隊があるのに武力行使を禁止されてるのです。  ですから日本は、日本国民を見殺しにしなければ反撃できません。  万一、北朝鮮が日本に向けてロケットを発射したら日本はそれを黙ってみているしかありません。  アメリカが守ってくれるのは、もう期待できません。  ですから逆に憲法第9条が日本人を見殺しにして死亡者を沢山出す可能性があります。
そもそも、日本は、軍隊を持たないと憲法で謳っているのに、自衛隊と言う変な軍隊を持って居る事がそもそも憲法違反です。  それは議論の余地が無いはずなのに、自衛隊は軍隊では無いなどと国家が嘘をついています。  国家が憲法違反していては、必ず将来に禍根を残します。  ですから、日本は憲法を改正し正式な軍隊を早急に持つべきです。  さもなくば、憲法を厳格に遵守し、自衛隊を解体しなければいけません。  日本が軍隊を持ったとしても、日本が他国を攻めて戦争を仕掛けるほど馬鹿ではありません。  それでは、英米やロシアや中国と同じになってしまいます。  日本人には、金輪際戦争はごめんだと言う戦争嫌悪感が骨の髄まで沁みこんでいます。
しかし、北朝鮮のようなきちがい国家が直ぐ隣にあって、攻められても国民を守れないのでは、どうしようもありません。  最低日本人の生命と財産を守るのが国家の義務です。  それならば、軍隊を持たざるを得ません。  それは、日本国民の生命と財産を守るための軍隊です。  又、中国だって危ないです。  アメリカが崩壊したら日本を占領しようとしても不思議ではありません。  落ちぶれたとは言え、アメリカの軍事力は未だに世界一です。  その軍隊が戦う力を失っていたとしても日本に居る限り怖いはずです。  しかし、アメリカが決定的に崩壊したら、中国は非常に危険です。  又、中国とロシアが組んで、日本を攻め落として日本を山分けしようと、悪巧みをしたら堪りません。  実際、中国とロシア(当時のソ連)は、連合して朝鮮半島に攻め入り、北半分を盗みました。  所謂、1950年の朝鮮戦争です。  アメリカが反撃しなかったら、今の朝鮮半島全体が金正日同志に支配されていました。  日本が憲法を改正して正式な軍隊を持ったなら中国やロシアや北朝鮮もおいそれと日本を自分の領土にしようとは思わないでせうし、簡単に攻撃も出来ません。
それでも昭和一桁生まれの人達は、憲法改正に反対すると思います。  彼らの戦争忌避観は、DNAの中に刷り込まれていると思います。  でもね、近隣諸国から攻められても黙って日本人が殺されるのを見ていて良いのですか?  あなた達の筆舌に尽くしがたい辛い体験は良く分かりません。  平和を心から願う尊い気持が裏目に出て、又、日本人が殺される事にもなりかねないとしたらどうですか?  そんな事があるはずない!  と言って今のまま憲法第9条を堅持していて、実際に日本人が殺されても遅いのですよ。  一応準備だけしておかないと危険極まり無いですよ。  今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願っています

平成21年02月26日(木) 10:25pm(日本時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は、平年並みかやや暖かかったと思います。  昨日、今日と国公立大学の2次試験です。  受験生の皆さんは、さぞやこの時と意気込んでいる事かと思います。  全員は、合格できませんが、受かる人には受かって欲しいです。  話は、変わりますが釧路川にラッコが出没しています。  2月の初め頃に初めて登場してその後、居ついたようです。  名前もあります。  クーちゃんです。  かなりの人気者になって見物人の山が出来ています。  今まで、おっちょこちょいの人が2人、川に落ちました。  真冬の北海道の川に落ちたら、暫くすると死にます。  死亡事故など起きないように願っています。  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月25日(水) 08:54pm(日本時間)
■ 以心伝心と太郎 ■
おばんです、皆さん。  今日は、暖かかったです。  先週末の吹雪に積もった雪が大分融けました。  昼間は、ポタポタと屋根から雪解け水が落ちていましたが、夜になるとちょっと固まってきました。  私が、子供の頃、真冬に雪が融け出す等という光景を余り憶えていません。  単に忘れているだけなのか、或いは、昔は本当にもっと寒く、冬に雪が融ける事は稀だったのか、定かではありません。
私は、ニュージーランドから帰って来て、時々日本語が分からない事があります。  お店などに入って、店の人と話をすると、目的語を省略したり、ちょっとした説明がなかったりするからです。  大体は、分かるのですが、何かうずうずするような違和感が抜けずどうしても、相手に聞き返してしまいます。  そして私自身の理解した内容を私の言葉で言って、こんな意味ですか?  と相手に同意を求めます。  そんな時の私の日本語は、ちょっと堅い翻訳語のような趣があるかも知れません。  そうしないとすっきりと分かったと思えないのです。  これは、若い頃、シンガポールから帰国した当時もありましたので、年のせいではないようです。
でも、内地は、まだましだと最近思うようになりました。  何故なら、私の国では、以心伝心がとても多いからです。  例えば、銀行へ行き、「この用紙に記入して下さい」と窓口で言われます。  その後、銀行の窓口のお姉さんは、何も言いません。  他の人も待っているので、窓口で用紙に記入するのは、他の人に悪いと私は、思います。  それで、「あのテーブルで記入してその後、窓口にこの用紙を持って来れば良いですか?」とお姉さんに聞くと、「えぇ」と答えます。  そんな事は、言わなくても当たり前にやる事になっているのだと思います。  でも、ニュージーランドだったら、その辺を五月蝿いくらいに言われます。
私の身体からまだ、ニュージーランドが完全に抜け切れていないのだと思います。  日本人は、以心伝心の国民です。  分かりきった事は、言わなくても人は、当然の事として決まった行動を取ります。  ひょっとしたら私は、元々以心伝心の術が苦手なのかも知れません。  北海道は、日本の中でも更に以心伝心が発達しているように思います。  その点、関西人と話していると、違った民族性を感じます。  余り、以心伝心に頼らないで、言葉でかなり明確に意思を表していると感じる事が良くあります。  関東は、北海道と同系列の文化なので似ています(まるで北海道が主流のような言い方)。
分かりきった事は、言わないと言う日本人の以心伝心文化は、西洋文化では馴染みにくいです。  西洋人は、分かりきった事を何度も何度も言います。  あぁ~もうえぇ加減に分かったからええよ、と思っても、くどくど と繰り返します。  等と考えている今日この頃です。  ちょっと前まで、真夏のニュージーランドに居て、Kiwiにどっぷり浸かっていて、今は、日本、そして真冬の北海道の故郷に居る自分を空の上から見た時、不思議な幻を見ているようです(実際に空を飛んで自分を見た訳ではなく、比喩的表現)。  でも、ニュージーランドに心が残っているのでもありません。  かといって、北海道に完全に心が嵌った感じでもありません。  夢と現(ゆめとうつつ)を彷徨っているような感覚に近いかも知れません。
話は、変わりますが、太郎とBarackの会談の本当の中身は、一体何だったんでせう?  日本を最重要の同盟国であるかのように、日本重視の姿勢を見せたBarack政権ですが、その本心は見え見えです。  米国債を買ってくれ!  これに尽きます。  太郎は、また、米ドルの基軸通貨支持などと時流を読めない時代錯誤の事を言っていますので、幻滅だ。  どこが外交通なんだ?  ただ、英語が話せるだけじゃないか。  日本の国益を総合的に判断できる思考力が、あるとは思えない。  基軸通貨維持の為には、米国債を買わねばならない。  自民党を選んだ国民、そして太郎を選んだ自民党 はこれから高い代償を払わねばならない羽目に陥る可能性が高い。  日本が米国債を買おうがどうしようが、米ドルは、いずれ暴落するでせう。  その時、日本と中国が保有している巨額の米国債は、紙屑になります。  米ドル紙幣も同じです。  米ドル暴落によって、日本の損失は、100兆円を越えるかも知れません。  100兆円を定額給付金の2兆円と比較すれば、50倍だ!!  こんな、極めて重大な決定が国会の審議を経ないで、首相の一存で決まるとしたら怖ろしい~!  野党は、詰まらない法案を巡って駆け引きしているより、米国債について太郎政権を問い詰めるほうがずっと大切だ?!  新規に米国債を買うな!  今保有している米国債を売れ!  この2つを野党は、言うべきだ。  さもないと、国民の貯蓄を黙って使って、買った米国債と米ドル証券が暴落して日本の損失は、計り知れなくなる。  先が思いやられる・・。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。

平成21年02月24日(火) 10:51pm(日本時間)
■ 田舎町の中国人労働者 ■
おばんです、皆さん。  今日は、日中の気温はプラスだったと思います。  今朝、私は出かけようとして玄関を開けて直ぐ滑りました。  2時の方向へ進もうとして、急に作戦変更して3時の方向に向きを変えました。  その時に滑りました。  夜中に降ったふわふわの雪の下には、つるつるてんの氷がありました。  見事なスケートリンク状態の氷の上に綿のような雪が静かに横たわっていました。  尻餅はつきませんでした。  手を地面に付いただけで体勢を立て直す事が出来ました。
夜、私が歩いていると前に3人のアジア人の女の子が居ました。  聞いた事も無い言葉で話していました。  フィリピーナかと思い聞いたら違うとの事。  それじゃ何人と聞いたら、中国人との事。  えっ?  でも、あんたがたの言葉は、何語なの?  と聞くと中国語との事。  いや、中国語と言っても色々あるでしょ。  と言うと、又、中国語とのたまいました。
いや、そうじゃなくて、北京語とか広東語とか福建語とか上海語とか色々あるでしょ?  と言うと、山東省とのお返事でした。  山東省の言葉は、Chinese Specialistのこの私でも聞いた事がありませんでした。  よくこんな辺鄙な街に来たね、どうしてもっと大きな町へ行かなかったの?  と言うと、会社が決めたので、との事でした。  この街には、悪い人が一人も居なくて良いでしょ?  と言うと、うんとうなずきました(本心かどうかは、不明)。
何をやってるの?  と聞くと水産加工場で働いているとの返事。  へ~でも水産加工場じゃ、1ヶ月12万円で賃金が少ないでしょ?  と言うと、いやもっと少ないとの返事。  あぁ~蛇頭にピンはねされてるんだな・・と思いました。
それにしても、同じ日本で働くと言っても、北海道の道東とは・・。  こんな田舎町にまで中国人が進出してきているのです。  それで、この町の男と結婚なんかしたら永住権を取って居ついてしまうんでせうね・・。  これも時代の成せる業なんでせうか?  私の子供の頃には、戦前に日本で一旗上げる為に、日本に移住してきた中国人や朝鮮人が学校にも居ました。  しかし、最近なそんな人達の存在も話題に上がらなくなりました。  でも又、新規の形で中国人が進出して来ています。  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月23日(月) 08:31pm(日本時間)
■ 上條さなえさん ■
おばんです、皆さん。  今日は、平年並みの寒さでした。  風もそれなりにありました。
昨日の深夜、NHKで「私が子供だった頃」と言う番組があり偶然見ました。  毎週違う人を取り上げているようです。  昨日は、上條さなえさんと言う57歳の女性児童文学作家でした。  昭和35年、当時10歳(小学校5年生)だった上條さんのお話でした。  昭和35年は、西暦で言うと1960年です。  東京オリンピックが昭和39年でした。  東京オリンピックの4年前ですから、まだまだ日本は貧しい時代でした。  それでも、戦後の最悪の時期を脱し、黄金の60年代と呼ばれた日本の高度経済成長の時代でした。
30分程度の短い番組の中で、現在の上條さなえさんの話と昭和35年当時のさなえちゃんを描いたドラマ風仕立ての映像が交互に挿入されていました。  さなえさんの父親は、不動産事業で失敗し、奥さんはさなえちゃんのお姉さんを連れて居なくなりました。  それからさなえちゃんと父親は、池袋の簡易宿舎で寝泊りし、父親は土方の仕事をしました。  でも雨が降ると、お金(かね)が一銭も無くなった事がしばしばでした(雨が降ると土方の仕事が休みで日当がもらえません)。  そんな時、さなえちゃんは、ケネディー大統領のあの演説「国家が国民の為に何をしてくれるか ではなく、国民が国家の為に何をするか?」を思い出し、そしてその言葉を応用し「父親が子供の為に何をしてくれるかではなく、子供が父親の為に何をするか?」と自ら唱えました。  そしてパチンコ屋へ行き、床に落ちている玉を拾いパチンコをやりました。
玉が釘の間に詰まったら、裏方の従業員に(昔のパチンコ屋は、台の裏に通路がありそこに人が居て故障などを直した)「父さんが病気なの」と言って同情を買い、玉を沢山出してもらいました。  さなえちゃんは、それをショートピース(当時人気のあった両切りのたばこ)に交換し、裏路地へ行きました。  路地にたむろしているお兄さんにこれをお金に換えたいと言うとそのお兄さんはこう言いました。  「ねえちゃん、こんなところで何してるの?」  「父ちゃんが病気なの」  「そうか、それじゃ40円のタバコを45円で買ってあげよう」  と言って買ってくれました。  そのお兄さんは、所謂ヤクザでしたが、可哀想な小学生の女の子に同情して助けてくれたわけです。  そのお金を持って大衆食堂へ行き、お持ち帰りにしてもらって父さんにご飯を食べさせたりしました。
父親は、酒飲みでした。  大衆食堂でさなえちゃんに卵かけご飯を食べさせ自分は、酒を飲んで酔っ払う。  でも大衆食堂で卵かけご飯を食べれるのは、ましな方だったようです。  その内、父親は、昼から酒を飲むようになりました。  それをさなえちゃんは、お友達になったヤクザのお兄さんに言いました。  するとそのヤクザのお兄さんは、怒り、弟分に直ぐ親父を呼んで来いと命令しました。
すると映像上の場面が代わり、簡易宿舎でさなえちゃんと父親が向き合って居ました。  さなえちゃんは、池袋の簡易宿舎に寝泊りするようになってからずっと学校へ行って居ませんでした。  父親は、千葉の養護学校の入学案内をさなえちゃんに見せていました。  恐らくヤクザの兄さんが、父さんを説得したんだと思います。  でも父と娘は、離れ離れになります。  それを言うとさなえちゃんは、父ちゃんと離れるのは嫌だ!  と泣きながら抵抗しました。  父親も泣きながら説得しました。  さなえちゃんを学校へやるには、そうするしかない。  さなえちゃんは、将に文字通り泣く泣く一人で養護学校へ行く事を承知しました。
別れの日、さなえちゃんは、お友達のヤクザのお兄さんにお別れとお礼を言いに裏路地へ行きました。  でもお兄さんは、別荘(刑務所の事)へ行っていたので、弟分にお別れとお兄さんにお礼を言ってくれと伝えました。  するとその弟分は、百円札を1枚さなえちゃんにくれました。  その後は、父親との別れです。  父親は、別れ際に奮発してアンパンを2個も買ってくれました。  父親が、パンのお金を払っている間に、さなえちゃんは、父さんのアノラックのポケットにそっと百円札を入れました。
養護学校へ行き一人でアンパンを食べようとしているさなえちゃんのところに先生が来ました。  その先生は、アンパンが大好きだから先生の弁当と交換してくれと頼みました。  さなえちゃんは、その弁当をむしゃぶるように食べました。  当時を思い出し、現在の上條さんは、あの先生が弁当をくれたので私は更生できたと言っていました。  上條さんは、苦学の末、大学を卒業し教員になりその後、結婚し児童文学を書くようになりました。
胸が熱くなる内容の番組でした。  現在の上條さんが、現役の先生たちを前に壇上でお話している場面もありましたが、その言葉は全て優しい慈悲に包まれているようでした。  私が番組を見ていて感じた事は、父親の話し方がとても静かで優しいと言う事です。  どん底状態で、酒を飲んで、失意の果てにある人間にしては声を荒げるでもなく、まともな生活をしていたら知的な人間ではないかと思いました。  優しい声でさなえちゃんに話しかけていました。  現在の上條さんの説明の元に映像が出来ていると思われますので、現実と映像は余り乖離されていないはずです。  又、さなえちゃんも父さんを慕っていました。  現在の上條さんが、番組のキャスターに「大人になってお父さんとお酒を飲みましたか?」と聞かれました。  すると上條さんは、「ええ、父の好きだった・・をつまみにして2人で飲みました、でも、もっと長生きして欲しかった」と言ってむせび泣きました。
この番組を見ていて、人を救うのは、やはり人の善意と人情だと思いました。  最近流行りの言葉で言うと愛です。  さなえちゃんは、周りの人達から暖かい人情をもらいました。  現実には、あのフィルムに映し出されていない、とても辛い場面も一杯あったと思います。  でも、優しい人の慈しみがさなえちゃんを救ったのは間違いありません。  上條さんご本人もそのように仰っていました。
貧しい人達ばかりでしたが、暖かい人情が人々を救っていました。  文明の発達度と人情の深さは、どうも反比例するようです。  便利で豊な生活しか知らないと、辛い人や困っている人の気持を察する事が出来ないからだと思います。  自分も同じ辛く悲しい境遇を体験してきたら、困っている人を見たら自然に助けようと思うのかも知れません。  人は、豊かさと便利さを追求します。  それは、当然の事です。  それが進歩です。  篤い人情と慈しみの心を保持する為に、貧しさと不便さを保とうと言う人はまず居ないでせう。  難しいですね。  今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。

平成21年02月22日(日) 11:59pm(日本時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は、比較的暖かかったです。  日中は、ひょっとしたら零度くらいまで気温が上がったかも知れません。  私は、今日図書館へ行きました。  私の町の図書館は、何故か自己申告を信用します。  この町に住んでいますか?  はい。  と答えるとそれだけで本を貸してくれました。  身分証明書も何も見せませんでした。  全て本人の言う事を信用してそれが全てでした。  身分証明書を見えせなくて良いのかな・・?  と思いましたが、私は敢えてそれに触れませんでした。  折角、善意で成り立っている街の人の心を壊したくなかったからです。  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月21日(土) 11:59pm(日本時間)
■ 自然 ■
おばんです、皆さん。  昨日の夜から今日の昼過ぎまで吹雪が続きました。  千歳空港では、殆どの発着が結構になったそうです。  空港で立ち往生は本当に参りますね。  自然が相手ですから、どうしようもありません。  航空会社に文句を言ってもどうしようもありません。  急ぎの仕事のある人は、真っ青だと思いますが、思いがけずの余暇をもらったと喜べば良いと思います(現実には難しいが)。
私は、今日雪かきをしました。  ちょっと疲れました。  北海道では、「こわい」と言います。  「こわい」とは「怖い」と言う意味ではなく関西語で言う「しんどい」に近い語感です。  疲れたと言うのとちょっと違う気がします。  でも、良く考えてみると、自然相手の雪かきは、現代になっても変わりませんね。  文明の機器が出てきて、便利な家庭用小型除雪機もちらほら見られますが、基本は相変わらず人がスコップを持っての雪はねです。  道路は勿論市役所所有の大型除雪トラックでガァーっとやりますが、家の周りは2000年前と同じように人間が手動作業しますです。
大雪や大雨の前に人間は無力です。  なす術もありません。  ただ従順に自然の成すがままになるだけです。  何十万年経っても、何億年経っても人間は無力です。  変わりません。  おやすみなさい。

平成21年02月20日(土) 11:59pm(日本時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は、それ程寒く無かったですが、夜に吹雪になりました。  吹雪の中を歩きつつ、こんな吹雪の中を歩くのは何十年ぶりだろうか、と私は思いました。  真夏のニュージーランドから真冬の日本に帰ってきているだけでも不思議なのに、それに加え生まれ故郷の北海道に居る自分の存在が奇妙に思えます。  自分の考え、仕事の状況、自分に関わりのある人々の関係など等、複雑に入り組んだ要因の中で人の環境は変わります。  自分の意思で行動しているつもりでも、それは何かに影響されて動かされているようです。  生きている事は、本当に不思議です。  週末は又雪かきです。  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月19日(金) 09:32pm(日本時間)
■ 迷走列島 ■
おばんです、皆さん。  今日は、昨日より少し気温が高かったです。  日中は、プラスに成ったかならない程度だったと思います。  私は、どうしてこんな寒い、片田舎に生まれ育ったのでせう・・?  そこには、意味があるのです。  どんな意味かって?  それは、私にも分かりません。  私は、時々思うのですが、北海道と内地って違う国じゃないか・・?  気候も人も文化も違う。  北海道は、単に歴史が無くのんびりしてるだけだと思いますが。  世の中には色んな人がいらっしゃいますので、念のために説明しますと、北海道に倭人が移住を始めたのは、明治以後です。  江戸時代までは、松前藩と言う小さな藩が函館の近くにポツネンと存在しただけです。  それ以外は、アイヌ人と熊と狐と鹿だけの天国でした。
北海道の歴史は、ほんの100年少しです。  これは、歴史と呼べるほどのもんじゃありません。  アメリカの200年ちょっとの歴史と似たり寄ったりのラベル(レベルと言う人も居る)です。  寒い未開の地に移住し開拓するには、老人には無理でした。  ある程度、若い人で冒険心のある人達が北海道へ移って来たに違いありません。  安定と安全だけを求める人なら今、北海道に子孫を残していないはずです。  危険はあるが、未知の可能性に賭けるだけの無謀な人間だけが、内地の生活を捨てて蝦夷へ移住してきたはずです。  屯田兵に志願するのも同じ事です。
ですから、北海道には、当時年寄りが殆ど居なかったはずです。  そこで、内地の古い風習や文化は、忘れ去られて行きました。  長男がどうたらこうたらとか、本家とか分家とか、嫁がどうたらこうたらなどと言う煩わしい風習もほぼ消えました。  自由で拘束の少ない社会が出来ました。  ニュージーランドと似ていますね。  でも北海道は、ニュージーランドほどいい加減じゃない。  のんびりしていて、田舎で、おっとりした人が多いのは似ています。  ニュージーランドの移住が無理なら北海道への移住が良いですよ。  冬は、寒いので冷蔵庫も不要ですし(ほうっておいたらビールも凍ってしまうつぅの、ビールは冷蔵庫さ入れておくと凍りませんよ)、酔って外へ出たら直ぐ良いが冷めるかも・・?
考えていた訳じゃありませんが、北海道の解説になってしまいました。  最近の日本の政治を考えるともう嫌になります。  早く首相国民投票制を実施しなさいと私が言ってるのに国会じゃこれを議論していないし・・。  純ちゃんは、まだ影響力あるようですが、今更反撃しても政治の混乱を招くだけだ。  そうじゃなくても混乱に継ぐ混乱の連続です。  太郎がハンドルを握ってる限り迷走を続けます。  そこに、純ちゃんの反撃と昭ちゃんの醜態だから参っちゃいます。  昭ちゃん(中川昭一)には、もう一度復帰して欲しい。  禁酒宣言してある程度、謹慎しつつ政治に真摯に取り組んでそして復活を待ちます。  まず、禁酒宣言が先だよ、昭ちゃん。  俺は、応援してるからしっかりやりなよ!
5月にプーチンが日本に来るからその時、太郎と会う約束をしても、太郎はどうなってるか分からない。  5月には、恐らく太郎は、首相を辞めさせられてると思う。  つなぎとして浮上しているのが与謝野馨だ。  与謝野晶子の孫だ。  彼は政策通と言う噂で、それは間違いないと思う。  でもつなぎだから、今年の秋の自民党首班指名選挙で終わってしまう。  こんな事ばっかやってるから、俺は、首相国民投票制にして任期4年にしなさいと言ってる。  一般人も立候補できて、大統領みたいに国民の直接選挙で日本の首相が決まる。  そうすれば、国民の信を問う為に解散・総選挙などと言えなくなる。  何故なら国民の信を問うて首相が選ばれてるんだから。
勿論、現行の法律では無理なので、当然法律を変える。  お願いだから1日も早く実行して欲しい。  そうじゃないともう世界を相手にして戦えなくなる。  世界は、日本を信用しなくなる。  どうせ日本の首相は、直ぐ代わると思うと外国も日本と約束が出来なくなる。  今のままだと、政治だけじゃなく、経済の舵取りも安定しない。  政治、経済、社会、文化全てが迷走列島になったまま脱出出来ない。  民主党は、駄目。  あそこは、やっぱ旧社会党だ。  幹部だけが、旧自民党だけど、本体は社会党。  自民党と社会党で議論してて、纏まる(まとまる)訳がない。  昨日か一昨日、たけしのTVタックルで、白真勲と言う変な名前の民主党議員が言っていた。  民主党は、てんでんバラバラ色んな意見の人が集まっていると。  つまり、意見が一致する事はありえない党、民主党。  白真勲と言う議員、良くあんな事を恥ずかしげも無く言えると呆れた。  我が民主党は、永遠にまとまりませんと宣言しているようなもんだ。  そんなバラバラな党が万一政権を取ったら太郎政権よりも迷走地図を描く恐れがある。  かと言って、自民党も駄目。  他の弱小政党などは、目も当てられない。  結局、日本の政党は、全滅してしまう。  やはり、首相国民投票制しか道は開けない。  今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。

平成21年02月18日(水) 11:59pm(日本時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日も寒かったですよ。  最低気温は、氷点下10度前後らしい。  最高気温も、勿論氷点下。  北海道では、冷蔵庫が不要で経済的ですよ。  あなたも北海道へ移住しては如何ですか?  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月17日(火) 10:38pm(日本時間)
■ Barackが太郎を呼出し ■
おばんです、皆さん。  いや~今日は寒かったですよ。  最高気温が氷点下4度前後でした。  外を歩く時、とても怖いです。  良く滑ります。  先週末の土日に融けた雪がバンバンに凍っています。  表面がガタガタのスケートリンク状態です。  こまめに雪かきしているとこんな時に差が出ます。  暖かい時に雪かきして地面を出しておくとこんな寒い日でも地面が露出しているので歩き易いのです。  どうせ又降るからと思って雪かきを怠っていると痛い目に会います。
昭ちゃん、遂に辞任ですね。  仕方ないですね。  あそこまで世界に恥を晒したんですから。  私が応援して居る政治家だけに残念です。  もうこれに懲りて酒は、程ほどにしないと這い上がるのが難しくなる。  俺は、これからも昭ちゃんを応援し期待しているから何とか捲土重来して欲しい。
Hillaryは、忙しいですね。  でも誰も借金の話をしない。  北朝鮮の拉致問題、これは重大だ。  だから納得できる。  沖縄の米軍基地移転問題、なして日本が金(かね)出すんだ?  アメリカは、自己利益の為に日本に駐留している。  アメリカが日本に金(かね)を出すのが本来あるべき姿だ。
そして摩訶不思議なのは、米国債の引き受けの件。  これは、全員口を閉ざして何も言わない。  米国にとって本当は、これが最重要課題のはずだ。  Hillaryは、当件について触れていないのか・・?  或いは、触れていても秘密にしているのか・・?
そして、Barackは、太郎をワシントンへ呼び出した。  2009年02月24日に太郎は、ワシントンでBarackに会うそうだ。  その時に、Barackは、太郎にこれからも米国債をもっと買えと命令するのか?  いずれにしても今回のアメリカの日本重視の姿勢は、他に誰も頼りになる国が無くなった事を証明している。  日本の今日のニュースを見る限り、あたかもアメリカが日本を最重視しているのが嬉しくて仕方ないような扱いなので怖ろしい。  Barackは、中国がもう米国債を買わないと諦めたのか・・?  いずれにしても中国に米国債を買って下さいと頼むと代償を求められる。  日本なら代償どころか、逆にお土産までくれる。  それなら日本を思いっきり持ち上げれとなったと私は、想像している。
それともう一つ、Barackは、少年時代をインドネシアで過ごした。  ご存知のように東南アジアの経済を握っているのは、華僑と呼ばれるChinese達です。  インドネシアに居た頃の、黒い肌をしたBarack少年は、多くのChineseと常日頃から接触していたのは間違いない。  商店や食堂などありとあらゆるところにChineseに接したはずだ。  東南アジアの人間にとって日本人とChinese、どちらに好印象を持っているだろうか・・?  答えは、間違いなく日本人。  Barackの心の中には、そんな少年時代の情緒に基づいた心情が根付いているはずだ。  そもそも、有色人種は、ほぼ間違いなく日本人に好意的だ。  逆にChineseに対して悪印象持って居る事が多い。  こんな生活感情に根付いた人間の心情がアメリカと言う大国の行動に影響していたとしたら怖ろしい。  今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

平成21年02月16日(月) 11:33pm(日本時間)
■ 首相国民投票制その2 ■
おばんです、皆さん。  いや~今日は寒かったですよ。  最高気温が零下3度前後でした。  最低気温は、零下6度か7度だそうです。  今日は道路が氷の世界でした(ちと古い)。
やはり、首相を国民投票制で選ぶしかないですね。  時の政権与党の国会議員だけで首相が決まって、支持率下がったから国民に信を問え。  野党の決まり文句「国民に信を問う」。  そんなに「国民に信を問う」と思ってるなら、首相を決める時に問いなさい。  自分達で勝手に首相を決めておいて、あれ、これはずれだ。  そんじゃ、「国民に信を問う」で総選挙じゃ緊急時に間に合わないよ。  第一それじゃ、今みたいな重要な局面で大事な法案が何も決まらない。
はずれの首相が出るたびに、「国民に信を問う」「国民に信を問う」。  一体いつまでこんな事を続ける気だ?  国会議員と言う優秀な人達がどうしてこんな制度は駄目だと気がつかないのか・・?  「国民に信を問う」と言うなら今の首相選出方法を変えるべきだと考えて当然だ。  「国民に信を問う」度に総選挙やって莫大な時間と税金を使うのを何とも思わないのか・・?  その間、法案は何も決まらない。
これからは、首相を国民投票によって決める。  それで馬鹿な首相が生まれたらそれは、国民が馬鹿だと証明された事になり誰も恨む事は出来ない。  そして首相に立候補するのは、一般人でも可とする。  首相の任期は4年とする。  任期中の解散・総選挙はもう出来ないようにする。  首相は、最低4年の任期を全うする。
大体、首相の任期の規定も無くて、解散・総選挙決定権が首相にあるのがそもそもお変しい。  よくも今までこんな制度で国民を引きずりまわして来たもんだ。  もうええ加減に変えなさい。  Changeは、16年前Bill Clintonによって使い古された言葉だ。  Barackは、又、同じチェンジを使った。  米国の民主党は、Changeが好きなようだ。  日本は、現行の首相選考制度をもう止める!  そして国民投票制に変える!  決定!
それにしても太郎が心配だ・・。  明日のHillaryとの会談・・。  2009年02月18日樺太で何とかと言うロシア大統領との会談・・。  わや心配だ。  彼は、時局を読めているのか・・?  アメリカの目論見を知って居るのか・・?  ロシアの策略を見通してるのか・・?  なんかあだま病みしてきた・・  もう寝る。
ps. お~い 昭ちゃん。  今夜は酒を控えなさいよ。  さすが豪傑中川一郎の息子だね。  でも、外国の宴会で酒飲みすぎたら駄目だよ。  その内、取り返しの付かない失敗をしてしまうよ。

平成21年02月15日(日) 11:59pm(日本時間)
■ 明日ヒラリー来日 ■
おばんです、皆さん。  今日も暖かかったです。  日中の気温は、プラスでした。  でも今晩は、冷え込むそうです。
明日、いよいよヒラリーが来ますね。  恫喝方式で日本から金(かね)を奪っていくのか或いは、お願いしますと下手に出るのか分かりません。  でもいずれにしても日本頼りのアメリカです。  中国は、不正為替操作国家と言って非難していますので、中国が今後米国債を買うのを余り期待できません。  そこで浮かび上がるのは、何でも言う事を聞く日本です。  米国債を買いなさいと日本の政府首脳を恫喝するのか或いは、日本さんお願~いと懇願するのか彼女の手腕が問われるところです。
ただし、日本政府の幹部は、ヒラリーさんが最初に日本に来る事を諸手を挙げて喜んでいるようなので非常に怖いです。  日本の政府首脳は、ヒラリーが日本から金(かね)を奪うために最初に日本に来るのを知らないはずはありません。  でも、不思議なのはその事をTV番組で報道しません。  社交辞令だと思いますが・・?
日本の政府首脳が、ヒラリーが最初に日本に来るその真意を、でもまさか本当に知らないなんて事は無いはずだ・・。  そこまでお粗末なんてあり得ない!  だから、適当に社交辞令でヒラリーをあしらって、和やかに握手してヒラリーをインドネシアに送り出したら良いと思う。  これからも米国債を買うなどと約束しないでくれ、お願いだから。  今持っている米国債をこれからバンバン売るとも言わなくて良い。
話は、変わりますが、昭ちゃん(中川昭一財務相)やってくれましたね。  G7財務大臣・中央銀行総裁会議後の記者会見で酔ってお話していました。  かなり支離滅裂でした。  いや~参った。  支援者の会とか同窓会ならあれは面白くて豪傑と言う印象で良いかも知れないけど、曲がりなりにもG7後の記者会見やロシア財務大臣との会談で酔っていたらまずいべさ・・  でも俺は、昭ちゃんをこれからも応援してるから今後気をつけてね。  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月14日(土) 11:59pm(日本時間)
■ 首相国民投票制 ■
おばんです、皆さん。  昨日の深夜雪が降ったようです。  でも朝には、暖かくなり雪がチャプチャプに融けていました。  雪かけすると、重いのなんのって、参りました。  でも雪が融けていると、地面まで綺麗に出来るので助かります。
純ちゃん、遂に堪忍袋の緒が切れた。  感じで昨日のあの発言です。  最近の世界恐慌を案じている時に日本の政治・・。  本当に情けない。  太郎がしっかりしないのが最大の原因なれど、太郎を選んだのは自民党だ。  その自民党を選んだのは、国民だ。
一体、如何なる思考形跡を持って太郎を首相にすれば選挙に勝てると自民党は思ったのか全く分からない。  太郎も当初は、人気があったらしいが・・?  でも太郎が首相になる前の言動を見ているとかなり脆弱なのは分かりきっていた。  大臣をやっても、自民党の幹部職をやっても色々問題発言が多かった。  それなのに、彼を首相にした。  そして、現政権は、国民審判を得ていないから選挙をするらしい。
大体日本の政治は、議院内閣制で首相は国会議員の中から選ばれると決まっている。  政治家は、国民に信を問うと口癖のように言う。  それを言うなら最初から国民の信を問うて首相選ぶべきだ。  つまり総理大臣国民投票制になる。  国民が首相を選ぶ権利が無い現行制度をそもそも問題にすべきだ。  自民党内部で情けない首相を次から次に出して、その度に国民に信を問うて総選挙やられたら堪ったもんじゃない。  政治家は、どうしてこんな当たり前の発想に行き着かないのか・・?  数十年前から総理大臣の国民投票制は、議論されて来た。  でも全く実現する様相が無い。  これ如何に・・?
そったら回りくどい事をやるくらいなら、首相を国民投票で選んで任期期間中は、きちんと国政を全うするようにすべきだ。  国民投票で総理大臣が選ばれたなら例えはずれの首相が誕生しても国民は、それを甘んじて受け入れるしかない。  自分たちが選んだんだから自業自得と納得せざるを得ない。  それをやらずに政治家だけで総理大臣を決めて、総選挙だどうたらこうたらで国民を振り回すのはやめれ!  政治家の駆け引きや欲で時間と金(かね)を浪費している間に現状の苦境下国民は苦しんでいる。  4%を超えた失業率や資金繰りに苦しむ零細・中小企業・大企業対策を早くやれ!  選挙などやらなくてもええ。  それよりもまともな首相を出せ!
純ちゃんも今この時期に何でこんな混乱を演出したのか・・?  個人的感情も入っているように思える。  純ちゃんは、もう政治家を辞める人だ。  郵政民営化促進は分かるが、混乱を創造しても国民は困るばかりだ。  いっその事、純ちゃんがもう一度首相をやると言うのなら分かるが、言うだけ言って自分はロシアへ飛んだとか・・?  一体、何しにロシアさ行ったのか・・?  俺には、何の連絡も無かった。  そして与党も野党も純ちゃんの帰りを待ってから参議院での予算審議をやろうとしている。  純ちゃんの影響力は、それ程甚大だ。  と言うかちょっと行き過ぎじゃないか?  次回の選挙では次男を立候補させて自分はもう降りると断言している人だ。  それが未だにこんなに偉大な影響力を持っている。  今、最前線に居る政治家達が如何に情けないかを証明して余りある。
日本の政治は、本当に寒い。  それもこの経済状況だからもう呆れる。  政治制度を変えないと駄目だ。  首相候補者は、国会議員じゃなくても良い。  一般人でも一定の条件を満たせば立候補できるようにする。  首相を国民投票で選ぶようにして、大統領に匹敵するような権限を付与すべきだ。  さもなくば、今のような政治不安がいつまでも続く。  太郎みたいな人間が自民党の内部で、どう言う風の吹き回しか知らないが、人気があるのでたまたま首相に選出される制度自体を変えないと駄目だ。  来週は、忙しい。  ヒラリーが、来るし太郎は、樺太でロシアの大統領と会談するらしい。  ロシアが日本に擦り寄ってきているのと、純ちゃんがロシアへ行ったのは関係があるのか・・?  アメリカは、駄目だからロシアと同盟を結ぶ・・?  まさか・・?  大体、俺は今まで純ちゃんを応援してきたのにあの人は、俺に何も連絡しないで勝手に行動してるし。  今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願っています。

平成21年02月12日(木) 11:02pm(日本時間)
■ シバレル ■
おばんです、皆さん。  今日は、最高気温がプラスになったようです。  昼間は、ポタポタと雪が融けていました。  でも夜になって又、シバレテ来ました。  実は、このシバレルと言う、北海道・東北語に私は、ずっと違和感を感じていました。  ですから、子供の頃から私は、シバレルとは言いませんでした。  シバレルとは、厳しく冷えるとか、凍ると言う意味です。
言うまでも無く北海道の人達は、冬になると色んな場面でシバレルと頻繁に言います。  「なんだこのみかんしばれてるべ」とか「あれ~風呂の水、シバレちゃったぁ~!」とか「いや~今日はしっといシバレルねぇ~」のような用法です。  1番目と2番目の用例は、凍ると置き換えても全く同義になります。  つまり、シバレルは、凍るとほぼ同義語です。  それ故に、私は、子供の頃からどうして大人たちは、凍ると言わないでシバレルと言うのか疑問でした。  子供の頃から聞き慣れている言葉は、自然に言霊が入り違和感無く使えるはずです。  それなのに、私は、シバレルが苦手でした。  この謎は、未だに解明できずに私は、今年31歳になってしまいますです、はい。
ところで、話は変わりますが、私の故郷には或るお菓子があります。  この前に日曜日に同級生とこのお菓子の名前は、どこから来たのかその由来について話しました。  私のちょっとした一言に私の同級生2人は、驚愕し感動していました。  どうやら私は、その謎に肉迫してしまったようです。  然し乍、具体的な詳細に関しましてはここでお話出来ません。  何故なら、私の同級生の1人がこのお菓子の由来と歴史について長年研究して来ましたので、公式な発表は、彼の方からされる事になっているからです。  そんな訳で今夜はこれにてごめん。

平成21年02月11日(水) 11:23pm(日本時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は、紀元節で日本全国お休みでしたね。  今日お仕事された方、お疲れ様でした。  今日の豪州とのサッカー、引き分けで残念でした。  あんな国を敗れないとは情けない・・。  去年ドイツで開催されたワールドカップサッカーで豪州に負けた時は、もっと情けなかった。  最近の日本代表の顔ぶれは、すっかり変わっているので知らない選手だかりです。  良く知って居るのは、中村俊介だけだった。  中澤は、よく顔が出るのでかろうじて知っていた。  そもそもストライカーが誰なのかも知りません。  相変わらず日本は得点力が乏しい。  ここぞと言う時に決められないのは、何十年経っても変わらない病気のようです。  細かいパスばっかりで肝心のシュートが中々出来ない。  偶にシュートしたと思ったら枠に入らないとか・・。  それと詰まらないパスミスやボールの持ちすぎで、ボールを取られる事が多すぎた。  個人技の力量が全体的にもう一つですね。  これじゃ、ワールドカップに出ても又、初戦リーグで敗退の可能性が高い。  今夜はこれにてごめん。

平成21年02月10日(火) 11:59pm(日本時間)
■ 金 キン Gold ゴールド ■
おばんです、皆さん。  今日も良い天気でした。  雪も降りませんでした。  気温は高くないですが過ごし易いです。  昨日は、執筆をサボりました。  失礼しました。
「金融不安で「有事の金」、1000ドルを超え最高値更新も」 これは、ロイター日本の今日の記事です。  ここ1週間ほど金(きん)の価格がUS$900/トロイ・オンスを超えてきたのでいよいよかと思っていましたが、このロイターの記事を読んでやっぱりと思いました。  1トロイ・オンスは、約31グラム強です。  重量単位のオンスにも数種類ありますが、貴金属の計量に用いられるのはトロイ・オンスです。  日本ではちょっと違うようですが、世界では殆どトロイ・オンスで金相場を表示します。
2、3ヶ月前だと思いますが、金相場が不当に低く抑えられている形跡があると気まぐれで書きました。  相場の自然な動きに任せれば、1トロイ・オンス当たりUS$2,000~US$3,000に成るのではないかとThe Market OracleというUKのサイトが書いていました。  金相場を不当に低く抑えている主犯は、勿論アメリカです。  多くの人が、米ドルの崩壊を心配して金(きん)に走ると米ドルの壊滅が一気に進み米国自身が破滅するからです。  裏づけの無い紙幣をバンバン印刷するとジンバブウェのようになります。  ご存知のようにジンバブウェでは、超インフレで以前Z$1で買えた物がZ$1億にまで超暴騰したそうです。
吉田繁治さんが、貨幣価値のカラクリを詳細に述べています。  紙に印刷したお金(かね)が信用されるのは、その紙幣を発行している国家を信用している事と同義です。  国家の発行する国債が紙幣の裏づけとなっています。  国債の信用は、その国家の徴税力が裏づけとなっています。  徴税力の裏づけは、健全な経済成長率です。  経済成長率は、その国家の労働力と生産効率です。  つまり、経済成長が負的方向へ行くと印刷機で印刷した紙幣は、信用されなくなり価値が落ちます。  ましてや、大赤字で借金漬け国家アメリカで、負的経済成長、紙幣の価値を裏付ける国債も将来償還される可能性が低いとなれば、米ドルに対する信用は、失墜します。
となれば、富裕層は、今もって居る米ドルを価値あるものに換えようと考えるのがごく自然です。  そこで誰もが考えるのが金(きん、ゴールド)です。  米国政府とFRB(Federal Reserve Board or Bank = 米国連邦制度理事会 = 米国連邦準備銀行 = アメリカの中央銀行、日本の日本銀行に相当)は、人々が金(きん)に走らないように強く警戒しています。  金(きん)に投資する人が増えれば、米国債を買う人が今以上に少なくなります。  2009年02月16日からヒラリーさんが日本、インドネシア、中国、韓国を訪問するそうです。  インドネシアは、オバマさんの個人的意向で使いに行かされるのかも知れませんが、日本と中国に関しては、金(かね)を出せと脅しに来ます。
ヒラリーさんと会うのは、中川大蔵大臣だけで良い。  太郎は、遠慮して欲しい。  太郎、頼むから自粛して欲しい。  あなたは、未だに米国にしがみつく事しか頭に無い。  時局を読めていない。  そんな態度じゃ、ヒラリーに良い様に笑われ、利用される。  中曽根外務大臣は、握手と写真撮影だけで大丈夫。  本当の話は、中川昭一さんに任せたら良い。
太郎が先頭切ってヒラリーに会って、米国債をもっと買う約束なんどしたら堪ったもんじゃない。  そうだ!  太郎には、適役がある。  行きつけの高級ホテルのバーでヒラリーさんと飲んで、雑談をして楽しめば良い。  政治の話は、一切無し。  そして、勘定は思い切って太郎の個人的な奢りで良い。  税金で払わない。  そうすれば、間違った正義感で太郎に食って掛かった道新(北海道新聞)の女性記者も喜ぶと思う。  明日と言う日があなたにとって素敵な紀元節になる事を願っています。
ps. そう言えば、CDS(Credit Default Swap = 貸し倒れ保険)の整理・精算は、一体どうなっているのか・・?  CDSの精算が始まる時、一気に金融界は、崩壊に向かうと言われていたが最近、話が出ない。  秘密裏に何か又、企んでるのかも知れない。

平成21年02月08日(日) 11:07pm(日本時間)
■ 事前警告 ■
おばんです、皆さん。  昨晩、私がぐっすり寝ている間に雪が深々と降ったようです。  朝起きると、雪が10cm程度積もっていました。  でも今日も、良い天気でしたで風が無く穏やかでした。  その中、雪はねをしました。  余り熱中しないで程ほどで済ませました。  雪はねに情熱を燃やすと切が無くなります。  ですから何時間でもやり続ける事が可能です。
稀代の投資家George Soros(ジョージ・ソロス) 右の写真のおじさんは、George Soros(ジョージ・ソロス)さんと言います。  世界的に超有名な個人投資家です。  1997年のアジア金融危機を起こした張本人です。  当時、マレーシアのマハティールさんは、彼の事をぼろ糞に攻撃していました。  するとソロスも反撃しマレーシアの経済を懲らしめたなどというやり取りもあったそうです。  又、1990年代初めには、UKのSterling Pound(英ポンド)を暴落させた事件もあったそうです。  大変なお金持ちで、世界中の金融市場に投資していました。  当然の事ながらヘッジ・ファンド(ソロス・ファンド・マネイジメント)も持っています。  自分のヘッジ・ファンドを通して色んな国に投資していました。
最近私は、図書館へ行き「ソロスは警告する」(講談社、2008年09月01日第1刷発行)と言う本を借りてきました。  彼は、今回のスーパーバブル崩壊を数年前から分かっていました。  彼だけでなく、色んな人が今回の金融危機を事前に察知し、21世紀初頭には警告していた人が居ます。  それらの明細もこの本に書いています。  しかし、アメリカの金融当局は耳を貸しませんでした。  当然の事ながら彼は、バブル崩壊の被害を回避して逃げ切っています。
彼は、1930年ハンガリーで生まれ育ったユダヤ人です。  当然、ナチスのユダヤ人狩りの対象になってもお変しくなかったのですが、運と処世術の巧みさで逃げ切っています。  戦後、UKへ渡りその後、米国へ移住し現在に至っています。  彼は、London School of Economicsと言う学校を出ています。  この名前から察するに恐らく大学院だと思います。  英語では、高度な学校には、とても単純な名称がついています。  例えば、ハーバード大学の法科大学院は、Law Schoolと言います。  そんな感じです。  従って、現場で彼は叩き上げられそこで得た経験と感だけでのし上がって来た訳ではなく、高度な専門知識も持っています。  株式市場の現場での経験も勿論ありますが。
私は、ソロスの個人的な投資家人生としての武勇伝を書くつもりは、ありません。  何が言いたいかと言うと、今回のアメリカ発の金融危機は5、6年前から分かっていた人が居たと言う事です。  それが、世間で感知されるようになったのは、2007年08月のサブプライムローンの焦げ付きが出てからです。  私も、それまで全く知りませんでした。  ニュージーランドの不動産が異常に暴騰したり、原油相場や食料相場も暴騰を続けました。  その原因が、アメリカの金融機関に勤める超エリート達が発明した様々な証券化詐欺商法だとは露知りませんでした。  その煽りを受けてニュージーランドの不動産は、2倍に暴騰しました(2000年と2007年の住宅中間価格を比較した場合)。
私は、2008年09月15日のリーマン・ブラザーズ倒産以後、金融危機の記事を色々読みました。  それを読んで、金融バブルの崩壊を事前に分かっていた人が沢山居たと知りました。  つまり、その方向にきちんと触覚を張っていれば分かったのです。  でも、世界中の一般人は、私と似たり寄ったりだと思います。  金融バブルが破裂して初めて事の重大さを理解したのではないでせうか?  警告は、色んな人が出していたのにそれが耳に届かなかったのです。  ごく普通の生活をしていたらそんな警告が届かないのが当たり前だと思います。
然し乍、その筋の専門家や政府首脳人は、事前に分かっていないとお変しい。  彼らこそ、我々に、はっきりと公の報道機関を通して、警告を出していても罰は当たらない。  或いは、彼らも分からなかったのか・・?  はたまた、警告を出して外れたら責められるという恐れか・・?  役人が地震の警報を事前に出したくても出せないのと同じか・・?  この世の中と言うのは、どうも良く分からない。  明日があなたに取りまして充実した1日でありますように。

平成21年02月07日(土) 11:47pm(日本時間)
■ 薄氷 ■
おばんです、皆さん。  今日は、良い天気でした。  お日様が元気で、そして何よりも風が無かったので助かりました。  気温は、氷点下だったと思いますが、風さえなければどうって事ないんです。  風が無く、太陽が降り注いでいれば暖かく感じます。  つまり、寒さの先駆けは、風です。
道東の冬の海 自力で氷を製造 流氷に非ず 流氷はこれから 私は、今日海へ行きました。  ポカポカ陽気に誘われ、そろそろ我が町の海にも流氷が来ているのではと思ったのです。  左の写真は、今日撮ったものです。  残念ながらまだ流氷は来て居ませんでした。  でも、海の表面には薄い氷が張っていました。  この氷は流氷ではありません。  我が町の海が自力で製造した氷です。  流氷でしたらこんな質素でおしとやかではありません。  流氷は逞しく荒々しく無骨で飾り気が無く力強いです。  この写真は、クリックすると別窓で拡大画像が表示されますので、若し宜しかったらご覧下さい。  結構な高画質で撮影したのでかなり大きいですよ。  それではおやすみなさい。


平成21年02月06日(金) 11:59pm(日本時間)
■ 氷柱 ■
おばんです、皆さん。  今日は、寒かったです。  日中の最高気温は、零下3度か4度だったと思います。  そしていつものように風が強かったです。  風がなければ、気温の低さは、それ程苦になりません。  でも風が強いと、体感温度は急激に下がります。
私は、数十年ぶりに国で冬を過ごしています。  そしてふと気になりました。  何と、氷柱(つらら)さんが殆ど居ないのです!  不思議でしたが、これは暖冬のせいだと思いました。  でも、よくよく考えてみると、違いました。  雪が少ないせいでした。  氷柱は、屋根の上に積もった雪が日中の太陽に照らされて融け、水となり、屋根から滴り落ちる過程で凍った姿です。  ところが、その肝心の雪が少ないので屋根に雪が無いのです。  それで氷柱が出来ないと今日気づきました。  明日も寒いそうです。  明日は、海を偵察してきます。  そろそろ流氷が目の前に来ているかも知れません。  おやすみなさい。

平成21年02月05日(木) 11:50pm(日本時間)
■ 年収300万円 ■
おばんです、皆さん。  今日は、暖かいと思ったのですが気温は低かったようです。  最高気温も氷点下の真冬日でした。
オバマさん、やはりおかんむりですね。  銀行、証券、保険会社に巨額の公的資金を投入しても、当の本人達は、どこ吹く風と言わんばかりに数十億円相当の収入は確保する決意は、固く変わらないと分かったようです(Goldman Sacks CEOの年収は、日本円に換算すると60億円前後)。  それで、公的資金を投入した企業の責任者の年収は、最高50万米ドル(約4千500万円)と規制するとオバマさんは、言っています。  したら、ゴールドマン・ザックスの社長は、公的資金は政府に返済すると言い出しました。  そりゃ~そうですよね。  今まで、年収数十億円だった人が、4千500万円のはした金じゃやってらんない。  そのお気持は良く分かります。  政府からお金をガッパリもらってそれを自分の好きなように使えるなら良いでせうが、自分の収入まで制限されたんじゃ堪らない。
それじゃ、最初から公的資金下さいって言うなよ。  その金(かね)日本人が汗水たらして貯めた金(かね)がアメリカに巻き上げられて、それがお前たちの懐に入ってるんだぞ。  分かってんのか?  世界中にどんだけ迷惑掛けたか分かってんのか?  お前たちの年収なんて、300万円でも多いくらいだ。  それが嫌なら、早く破産申請すれ。  アメリカも早く倒産すれ!

平成21年02月04日(水) 11:59pm(日本時間)
■ 穏やかな日 ■
おばんです、皆さん。  今日ちょっと穏やかな天気でした。  日中の最高気温は、プラスにはならなかったようですが、風が無かったので助かりました。  風が無いとこんなに穏やかなのかと思いました。  気温が低くても風が無いと寒さも殆ど苦になりません。  今日知床に流氷が接岸しました。  知床で有名な町は、羅臼(らうす)です。  所謂、熊が人家に土足で入って、勝手に冷蔵庫を開けてイクラを食べて酒を飲んでいたとされる、かの有名な町です。  明日から15日まで、札幌で雪祭りが開催されます。  参考までに、私が住んでいるのは札幌ではなく、道東です。  ヒラリーさんが日本に来る予定だと昨日書きましたら、今日早速16日に来日とニュースです。  恐らく彼女は、このHPを愛読しているのだと思います。  それで焦って、予定を発表したのだと思います。  今夜は、これにてごめん。

平成21年02月03日(火) 11:59pm(日本時間)
■ Hillaryの訪日 ■
おばんです、皆さん。  今日も、寒かったです。  最高気温が、-5度(氷点下)前後だったようです。  最低は、-10度前後だと思います。  つまり昨日と大体同じ気温です。
Barack(バラック・オバマ米国大統領)は、就任早々に中国が人民元の為替レートを不正に操作していると明言しました。  それは、2009年01月23日のFinancial Times記事で確認できます → 「Obama: China 'manipulating' renminbi」。  Georgeの時は、中国を腫れ物に触るように大事にして来ました。  それも納得出来ました。  何故なら、2008年09月まで、BRICs(Brazil、Russia、India、China)と呼ばれる経済新興国(これら4つの国は、昔から 存在していたが、経済的な発展が遅れていた。しかしここ数年で目覚しい成長を見せた)がこれからの世界経済の牽引役になると期待され欧米の銀行や証券会社 やヘッジ・ファンドなどの機関投資家は、BRICsにバンバン投資していました。  そして中国の米国債保有高は、日本を追い越し世界一になりました(2008年09月の段階で日本を追い越したはずです。これは2ヶ月位前の気まぐれで書 きました)。
その中国を正面切って名指しで、為替レート不正操作国家だと指摘したのですから、BarackとGeorgeの違いは際立っています。  それにしても解せないのは、中国の機嫌を損ねてアメリカは、大丈夫なのか・・?  George政権は、これからは米中関係が最も重要な関係だとも言っていました。  中国は、日本とは違います。  頭に来たら直ぐ反撃します。  日本は、アメリカに何か言われたらははぁーっと平伏して何も反論せず直ぐ言う事を聞きます。
右のHillaryをご覧下さい。  彼女は、Bill(William) Clintonの奥さんです。  この夫婦は、何故か知りませんが中国大好き夫婦らしいです。  感情的に中国が好きなのか、或いは政治的に中国が重要なので打算的に大切にしていたのか知りませんが、Billが大統領だった時はアジアに於いては中国を最重要国家と位置づけていたようです。  最近の新聞で読みましたが、Billが大統領の時は、まず中国を訪問しそれからついでに日本に寄ったそうです。  Billの奥さんであるHillaryも中国大好き人間だそうですが、彼女は、米国国務長官に就任する直前の米国上院外交委員会公聴会で驚くべき発言をしています。  「Nomination Hearing To Be Secretary of State」 これは、米国連邦政府国務省の正式サイトです。  この頁の2.5合目辺りに下記のようなHillaryの発言がありますので引用します;
++Quote
These threats, however, cannot be addressed in isolation. Smart power requires reaching out to both friends and adversaries to bolster old alliances and to forge new ones. That means strengthening the alliances that have stood the test of time, especially with our NATO partners and our allies in Asia. Our alliance with Japan is a cornerstone of American policy in Asia, essential to maintaining peace and prosperity in the Asia Pacific region, and based on shared values and mutual interests.
Unquote++
上記の英文の最後の方で彼女は、「日本は、アジアに於けるアメリカの礎であり、アジア・太平洋地域に於ける平和と繁栄を維持する為に不可欠。そして日本は、米国と価値観と利害を共有している。」と仰っています。  米国の国務長官は、日本で言うと外務大臣です。  今から国務長官になろうという、そして今まで中国大好き人間だった人が、あたかも日本がアジアに於ける最重要国家の如く発言しているのです。  これは一体どうした風の吹き回しでせう・・?  これは、明らかにBarackの考えが反映されていると思われます。  つまり、Barackは、中国よりも日本との関係に重きを置いていると推測されます。
「Clinton expected to visit Japan, S.Korea, China」 これは、2009年02月02日付けReutersの記事ですが、Hillaryが日本、南朝鮮(韓国)、中国訪問予定と言っています。  しかし、この記事には、日本を最初に訪問する予定とは、書いていません。  時期は、2009年02月中旬の予定ですが、まだ確定していません。  そして、インドネシアにも寄るかも知れないそうです。  インドネシアは、Barackが少年時代を過ごした国です。  Barackの両親が離婚後、Barack少年はかあさんと一緒にインドネシアへ渡たり、そこで子供時代を過ごしたそうです。  インドネシア、イスラム国家の中で最大の人口を持つ国。  そこで彼は少年時代を過ごしました。  イスラム社会が、彼の人格形成に少なからぬ影響を与えたのは想像に難くありません。  イスラム諸国とも話し合うと言う、Barackの考えの中にイスラム社会から受けた影響が情緒的要因として含まれている可能性もあります。  或いは、純粋に理性的にイスラム社会との協調を求めているのかも知れません。
若し、Hillaryが日本に最初に来たら、Bill Clintonが大統領だった時、真っ先に中国を訪問した後、ついでに日本寄ったのとは、大違いです。  但し、まだこれは分かりません。  ひょっとしたら中国へ先に行くかも知れませんが、恐らく日本が最初だと思います。  としたら、困った事になります。  アメリカが日本を頼りにしている事になるからです。  これから破滅しようと言う国家と心中は困ります。  Barackは、今までのアメリカ大統領とは違います。  彼は、目先の国益だけで政策を決める人間ではないと思います。  さすれば、感情的には彼を応援したいのですが、如何せん崩壊寸前の徳川幕府と心中を決意した会津藩の二の舞はごめんです。  会津藩は、松平家で徳川家と親戚でした(親藩)でしたからまだ、藩命を掛けて幕府を支えても分かります。  でも日本は、アメリカにとっては外様中の外様です。
「米国債購入、見直しを示唆=オバマ政権に警告か-中国首相」 そしてこれがほぼ決定打に近いかも知れません。  中国は人民元のレートを不当に低くして人為的に不当操作しているとアメリカに非難されて、早速反撃に出ました。  中国が米国債を買わなくなったらどこが買うのか・・?  私は、ずっと言い続けてきました。  今、日本が持っている約60兆円相当の米国債を売れと。  そしてもう新規購入はするなと。  日本も中国も米国債を買わなくなりそして保有しているそれを売ったらアメリカは一巻の終わりです。  Barackには、悪いがアメリカに有終の美を持って任務を終える役目に徹して欲しい。  彼は、その役を全うできる。  Hillaryは、日本に最初に来ても良いが期待に添えれない事をここに予め申し上げておきます。  ロシアの大統領も2月に樺太で首脳会談をやりたいそうだが、「一緒に頑張ろう!おぅ~!」と言って笑顔で握手して切り上げるべきだ。
さすれば、これからの日本はどこと同盟を組むか・・?  或いは、独立するか・・?  中国や韓国のようなアジアは、論外だ。  あんな連中と組んでもたかられるだけだ。  さすればどこか・・?分からない。  今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

平成21年02月02日(月) 11:59pm(日本時間)
■ ご自愛下さい ■
おばんです、皆さん。  今日も、寒かったです。  最高気温が、-5前後だったようです。  最低は、-10度前後だと思います。  私の人生に於いて経験した最低気温は、-20度をやや下った水準です。  あの頃は、20代初頭でした。  息を吸うと一瞬鼻毛が凍り、喉が痛く感じました。
私が子供の頃(小学生低学年)は、銭湯へ行っていました。  冬に銭湯へ行くと、その帰り道、髪の毛が凍りつき、手拭(ハイカラな言葉で言うとタオル)も凍ってパリパリになりました。  あの当時が何となく懐かしく感じられます。  私が子供の頃は、雪が沢山降りました。  最近は、何故か余り雪が降りません(道東では)。  一面雪景色の中、外で遊んでいました。  今考えると不思議です。  冬は、どの地方でも寒く感じると思いますが、お風邪など召されません様、ご自愛下さい。  おやすみなさい。

平成21年02月01日(日) 11:59pm(日本時間)
■ 賢者は歴史から学ぶ ■
おばんです、皆さん。  今日は、わや寒かったです。  2日前くらいから寒さが本格化してきましたが、今日はとりわけこの冬最強の寒さです。  日中の最高気温が-5度前後で最低気温は、それより数度低くなります。  ここまで気温が低いとさすがに堪えます。  北海道 *ひゃっこいどう と言う奴かも知れません(*ひゃっこい = 冷たい 北海道、東北地方で使われる方言)。
私は、「賢者は歴史から学ぶ、愚者は経験から学ぶ」と言う言葉を何かの本で読みました。  誰が言った言葉か思い出せません。  何故か、私はこの言い回しが私の頭に良く沁み通りました。  この言葉の意味するところは、「賢い人は、過去の事例から学びそれを自分の考えや行動に反映できるが愚かな人は、自分で実際に痛い目に遭ったり辛い目に遭ったりと身を持って経験しないと何かを学ばない」のような感じだと思います。  歴史と言っても、大化の改新とか日露戦争とかマグナ・カルタ宣言とかのような歴史の教科書に出てくる過去の出来事だけじゃなく、色んな人が言った事とか本で読んだとか映画で見たとかの事例も参考になります。
孔子の有名な言葉に「青年老い易く、学成り難し」と言う言葉があります。  この諺を私は、子供の頃何度も聞きました。  でも、実際には怠けていました。  ずっと怠けていた訳ではありませんが、今自分の過去を振り返るとあの時期に怠けた、あの時に一生懸命に勉強したと言うように思い出されます。  孔子のこの諺は、将に正鵠(せいこく)を射ています。  自分が歴史から学ばなかった卑近な例です。
振り込め詐欺などは、10年以上続いていると思います。  振り込め詐欺のニュースは、沢山あります。  それでも騙される人が後を立ちません。  これ程、社会で騒がれていてなんで騙される人が居るのか、私は不思議でした。  これなどは、歴史から学ばない例だと私は、思っていましたが、最近我が家の知り合いに現実に起こった身近な例がありちょっと驚いた事があります。  その方は、60代の女性ですが、東京に居る息子さんから電話が来たそうです。  会社のお金(現金)200万円をタクシーの中に忘れてしまった。  携帯電話も一緒に忘れた。  早急に200万円を会社に返さないと大変な事になる。  その女性は、携帯も無くしたので、弁護士か誰かその手の社会的信用のある人に救助を依頼したので、振込み準備が完了したら、その人の携帯番号に電話してくれと言われたそうです。
驚くべき事は、その息子さんの声が本人そっくりだったと言う事です。  敵も去るものです。  そこまで用意周到に準備しているのです。  だから騙されるのか!  と私は、思いました。  でも冷静に考えると、その息子さんは東京のまともな会社に勤めていますので、会社の現金を持ち歩くなんてあり得ません。  しかし、気が動転し焦っていますし、何と言っても声の主が本人そっくりだった故に騙されそうになりました。
そこに父さんが帰って来て、母さんがその件を言うと、「あの馬鹿!何やってんだ!」と怒り、紛失してしまったはずの息子の携帯に電話したそうです。  すると本物の本人が出て、振り込め詐欺と分かり危機一髪のところで大事に至らなかったそうです。  その後、犯人の携帯に電話して何か話したらいきなり切られたそうです。  警察には、報告していないようです。  ここで驚くのは、犯人は本人を良く知っていてその声と話し方まで真似できた事です。  そして北海道の実家の電話番号まで知って居るのですから、本人の個人情報を誰かが売っているように想像されます。  これは、本当に怖い話です。  今宵があなたに取りまして素敵な日曜の夜になる事を願っています。

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