ニュージーランドドリーム
ニュージーランドについて ニュージーランドへの道 ニュージーランドの経済 ニュージーランドのビザ
ニュージーランドの写真集 気まぐれ草紙古文書館 その他の色んなページ 記帳簿
プロフィール(BGMあり)

オークランドのスカイタワー Skytower in Auckland
Lake Pupuke in Takapuna、タカプナのププケ湖
Piha Beach
Weshaven Yacht Harbour
Pukoke Bird
孔雀
羊
マオリの彫り物
オークランドの街
オークランドの夜
Rotorua
マオリの魚Wrasse
Rangitoto Island
マオリの神殿
黄昏時ミッションベイからのAuckland City
クライストチャーチのキオスク
マラエタイの景色
オークランド郊外の黄昏風景
オークランド上空
オークランドのCity
マオリの演技
Lake Taupo
かもめ
船
タウポ湖郊外
豪華客船
ロトルアのマオリ村
ホーム   > ニュージーランドについて   >   ニュージーランドの生活基本情報
最終更新日 平成16年11月12日(金)
当ページ設置日 平成16年05月30日(日)
ニュージーランドの生活基本情報
ここで表示する通貨 「$」は、NZ$ = ニュージーランドドルです。  2008年01月現在の大よその変換率は、NZ$1 ≒ ¥85前後です。
  1. 生命保険・健康保険(医療保険)・盗難傷害保険・ACC
  2. 医療制度・病院・病気・怪我
  3. 薬・風邪薬・パナドール
  4. NZの住居の種類・アパート(フラット)・ホームステイ・一戸建て・不動産
  5. フラット(アパート)・ホームステイその他宿泊先の選択
  6. 自動車運転免許証
  7. 交通手段・車の購入方法・レンタカーの手配
  8. 消費税(GST = Goods and Services Tax)・所得税等・法人税・IRD No.の取得
  9. 食事・日本食(食堂・食材)・物価
  10. ニュージーランド・オークランドの1ヶ月分の生活費
  11. 水・水道水
  12. 家具・家財道具の購入
  13. 電話(地上電話・携帯電話・プリペイドカード)・国際電話・公衆電話
  14. パソコン(PC)・インタネット接続・モデム・インターネットカフェ
  15. 電源・電圧・変圧器(トランスフォーマー)
  16. テレビ・ビデオ・NHK・Sky TV・ニュージーランドのテレビ番組
  17. お金・両替・通貨(どう言う形態でお金を日本から持ってくるのが得策か)
  18. EFTPOS・ATM・Credit Card・Cashing
  19. ニュージーランドで銀行口座開設・銀行金利
  20. 英語学校
  21. 保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・専門学校
  22. 在住日本人
  23. オゾンホール・皮膚癌
  24. カジノ
  25. TAB(賭け、ギャンブル)
  26. ニュージーランドの空港の免税店(Duty Free Shops at Airports)
  27. ニュージーランドの習慣・慣習・Tip チップ
  28. 会社設立・起業・開業
  29. 永住権、就労ビザ(労働ビザ)、各種事業ビザの申請、Job Offerの取得
生命保険
生命保険は、民間の銀行や保険会社で扱っています。  NZでは、銀行でも生命保険を、扱っている場合があります。
健康保険(医療保険)
民間の医療保険で付保します。 日本のように政府が運営している国民健康保険や共済健康保険は有りません。  1年以内の滞在であれば、日本で旅行者用海外保険を掛けてきたほうが無難です。
傷害盗難保険
傷害保険は、NZで民間の保険会社で加入するか、日本で海外旅行保険に加入する方法があります。  海外旅行保険には、盗難保険も含まれるものも有ります。  NZでは、盗難保険が良く普及しています。  盗難が多いからです。  盗難保険も民間の保険会社で加入します。
ACC (Accident Compensation Corporation):
これは、NZ国営の怪我専用の保険です。  観光客の場合、特に加入手続きしなくても、適用されます。  NZ政府が、治療費を負担します。  つまり、日本人観光客が、怪我でNZの病院で治療してもらった場合は、ACCと言うNZの政府機関が負担します。  しかし、一部小額ですが、患者が支払うべき費用が発生することがあります。  それは、その時の治療次第ですが、支払うとしても、数十ドルです。  こちらで働いている人は、ACCに保険料を支払う義務があります。
ニュージーランドの医療制度
NZの医療は、費用の取り扱いと言う観点から、怪我の場合と病気の場合に分けて考える必要があります。  費用負担に関する法律は、2003年10月30日に変更されて居ます。 以下は、2004年05月14日現在に適用されます。
怪我の場合は、ACC (Accident Compensation Corporation)と言う政府機関が、治療費を負担します。  この仕組みは、NZ国籍者で無くても、海外からの観光客で有っても同様です。  つまり、日本人観光客が、怪我でNZの病院へ行って治療してもらったも治療費は、ACCと言うNZの政府機関が負担します。  しかし、一部小額ですが、患者が支払うべき費用が発生することがあります。 それは、その時の治療次第ですが、 支払うとしても、数十ドルです。
病気の場合は、民間の保険で補填されます。  政府の保険は、有りません。  国立病院の場合、居住者又は、2年以上のビザ所持者は無料です。 しかし、観光客は、全額負担に成ります。  私立病院の場合は、当然有料です。  私立病院へ行って、もし、保険に入って居ない場合は、居住者で有っても観光客であっても実費を全て個人負担せねば成りません。  しかし、私立の専門医に素早く適切な手当てを受けるために、民間の医療保険に加入していることが望ましいです。
ニュージーランドの病院
国立の病院と私立の病院が有ります。 国立の病院は、居住者又は、2年以上のビザ所持者の場合は、無料です。  観光客又は、ワーホリビザの方(ワーキングホリデー = Working Holiday Permit)の場合は、国立病院で治療してもらっても、全額自己負担になります。  居住者又は、2年以上のビザ所持者の場合、国立病院は、無料ですが、かなり長い間待たされます。  生死を争う、一刻の猶予も無い時は、私立病院へ行きましょう。  国立病院は、無料故に、瀕死の危機に面しているときでも順番を待っていてその間に死ぬと言うことが有る、と聞いた事がありますが、真実のほどは定かではありません。  私立病院は、有料です。  健康保険(医療保険)に加入している場合は、その保険の補填範囲内で、補填されます。
病気
NZでは、病気にならないようにしましょう。  万一、運悪くNZで病気に成ったときは、GP(General Practioner = 開業医)にまず見てもらいます。  それで手に負えない場合は、推薦状を書いてもらって、専門医に見てもらいます。  その際、私立の病院に回されると、有料に成りますので、居住者又は、2年以上のビザ所持者の場合は、国立病院へ行きたいと言う、要望を出すことも可能です。  非居住者(観光客)又は、ワーホリビザの場合は、私立でも国立でも有料です。
怪我
NZでは、怪我をしないようにしましょう。 万一、運悪くNZで怪我をしたときは、GP(General Practioner = 開業医)にまず見てもらいます。  それで手に負えない場合は、推薦状を書いてもらって、専門医に見てもらいます。  怪我の場合の治療費は、ACCと言う政府機関が負担します。  これは、交通事故の怪我で有っても同じです。  例え、観光客であっても、怪我の場合の治療費は、ACCが負担します。  救急事故の場合は、救急車で大きな国立病院へ運ばれます。
私は、日本から初めてNZへ来る時、色々な薬を持ってきました。  風邪薬や腹痛の薬など。 ここでは、風邪薬に絞って言いますが、日本の風邪薬は、何故かNZでは、効きません。  その代わり、Panadol = パナドール と言う薬が、スーパーでも売っていますので、これがお薦めです。 風邪の専門薬では有りません。 痛み止めとしてもかなり効きます。  しかし、結構強い薬です。 病院で痛み止めの薬として、このPanadolを出す事が有ります。  とてもよく効きます。 私は、こちらでちょっと風邪を引きかけたら、直ぐ、Panadolを1錠飲みます。  するとほぼ、完治します。 数ドルで買えます。  因みに、私は、Panadolを作っている製薬会社の回し者ではありません。
NZに住む上で考えられる、住居の種類としては、以下が考えられます
  1. フラット(Flat)
  2. ホームステイ(Home Stay)
  3. バックパッカー(Back Packer)
  4. ユースホステル(Youth Hostel)
  5. モーテル(Motel 日本のラブホテルと勘違いしない事)
  6. ホテル(Hotel)
  7. 一軒家(Residential House)
フラット(アパート)に関して基本的に憶えておく事
  • NZでは、アパート(関西語で言う文化住宅)の事をフラットと言います。 Flat = フラット = アパート(正確に言うとKiwiはFlatとApartmentと言う言葉を使い分けています、 Apartmentと言うと和製英語のマンション形式の集合住宅を意味します)。
  • NZでは、家賃は、週単位で表記する。
  • フラットの形式は、日本のような長屋方式の形態、一般家庭の家の続きの別世帯が有ってそれをフラットとして借家人に貸す形態があります。  他に一軒家を複数の住人に貸すと言う形態もありますし、また、一般家庭の一部屋を貸す形態も有ります。
  • NZでは、家賃は意外と高い。
  • ここで記すドル $は、全てNZ$です(当然ですが米ドル US$ではない)。
  • 2週間分の家賃を敷金(Deposit)として政府の住宅局に預ける(大家の責任において)。  そして、フラットを出る時に、部屋の損傷状態を両者(貸し手、借り手)立会いの基、確認し敷金にて調整する。
  • 必ず、契約書を取り交わし署名する事。 契約書が無い場合は潜りで違法。
オークランドの平均的なフラットの家賃 約$200~$350/週
(1~2 Bedrooms = 寝室が1~2部屋、台所、居間、シャワー、駐車場付き)。  但し、City(街の中心地の事)の場合は、駐車場が無いか、又は、駐車料金が別途取られる事が、多いです。  駐車場料金は、Cityなら結構高いです。 $50/週くらいすると思います。
オークランドのアパートに関しては、 「ニュージーランドのフラット」 を参照下さい。 私のフラット奮戦記が詳細に記録されていますので、参考になると思います。
オークランドがNZの中で一番高いです。  他に住宅費の高い都市は、ウェリントンとクィーンズタウンとクライストチャーチ。  オークランド以外の都市のフラット代は、良く分りませんが、常識的に言える事は、田舎へ行くほど安い。
一戸建て住宅の価格
NZ全国平均で、約$249,000です(2004年7月相場 日本円で約¥18,177,000 $1 = ¥73にて計算)。  オークランドの場合は、平均で約$340,000です(2004年7月相場 約¥24,820,000)。  カンタベリーの場合は、平均で約$216,000です(2004年7月相場 約¥15,768,000)。  カンタベリー地方の中にクライストチャーチがありますが、カンタベリー全体では、相当な田舎も多いため、平均価格が下がっていると思います。  クライストチャーチ単体の平均相場は、分かりません。
土地と住宅面積のデータを持っていないので分りませんが、殆どが庭付きで、土地は500㎡位が普通です。  住面積は、200㎡くらいです。 一戸建ての家を買う時は、細心の注意が必要です。  必ず玄人に依頼すべきです。 詐欺まがいの取引もあります。 弁護士も必ず必要です。  失敗すると大火傷を負います。
一戸建て賃貸住宅の家賃 約$350/週~
2~3 Bedroomの一戸建て賃貸住宅も利用可能です。 ただし、住居期間が有る程度無いと、倦厭されます。 車が調達出来れば、有る程度郊外の一戸建ての賃貸も上手く利用出来ることもあります。
ワーホリで来ている若い人達は、 ホームステイ(Home Stay 一般の家庭に下宿する事)や フラットメイト(Flat Mate、Mateとは友達のことです、つまり友達と一緒にアパートに住む事) と一緒に家賃を分担する方法が有ります。 ホームステイの料金は、約$200/週位~(1日2食付)。 フラットにフラットメイトと2人で住む場合は、一人当たりの負担は、当然半額になります。
賃貸の場合で一番安いのは通常一般家庭に間借りして、大家さんの家族と一緒に住む方法です。  ホームステイの食事無しの形態です。
ニュージーランドで賃貸の住居を探す方法としては、以下があります
  1. まずニュージーランドに来る。  一旦、安いホテルやモーテルに泊まる。  現地の新聞や不動産屋を通して、場所、環境、賃貸料、建物の質など、自分の気に入ったものを探す。
  2. 日本の代理店に高い手数料を払って、日本を経つ前に手配しておく。  この場合は、実際にNZに着いて、初めてその住居を見る事になりますので、自分の気に入らない環境であったり、質がお気に召さないと言う事が、充分に有り得ます。
以上の2つの方法が考えられます。  筆者の知り合いのKiwiの家をホームステイ先として紹介しておりますので、興味のある方は、「見積り依頼用紙」からお問い合わせ下さい。  私が個人的に良く知っているしっかりした家庭ですので、間違いありません。
ここでニュージーランドの普通自動車免許証の概要と取得方法を説明します。 ここで言う「免許」とは、普通自動車運転免許を意味します。
  • 日本の免許を持っている場合は、Learner's LicenceとRestricted Licenceを経ずに、Full Licenceを受験可能ですが、学科と実地の試験を受けなければ成りません。
  • ニュージーランドでは、日本の免許が1年間だけ使えます(NZの免許や国際免許を持って居なくても、最初に到着した日より1年間使用可能)。
  • ニュージーランドでは、国際免許が1年間だけ使えます(最初に到着した日より)。
  • 日本人がニュージーランドの免許を取得する為には、現地の学科と実地試験を受けなければいけません(例え日本の免許を持っていても)。
  • ニュージーランドの免許を申請し、受験可能な最低年齢は、15歳です。
  • ニュージーランドの免許証は、3段階に別れています(下記参照)。
  • Learner's Licenceは、学科のみです。 Restricted Licenceは、実地のみです。
  • 学科を勉強するには、Road Code(道路交通法)と言う本で勉強します。  この本は、一般の本屋さんで売って居ます。  価格は、約$25です。
  • 車の交通事情に関しては、 「ニュージーランドの交通事情」のページも参照下さい。
NZの免許は、以下の3つの段階に別れています。
  1. Learner Licence(見習い免許) : 申請料 $39.30。 受験料 $39.70。
  2. Restricted Licence(制限免許) : 申請料 $39.30。 受験料 $48.90。
  3. Full Licence(正式免許) : 申請料 $44.30。 受験料 $70.80。
Learner Licenceの取得方法
  1. 受験申請。 申請受付窓口は、以下の4つの団体があります :
    • New Zealand Automobile Association (AA)
    • Vehicle Testing New Zealand (VTNZ)
    • Vehicle Identification New Zealand (VINZ)
    • On Road New Zealand Ltd.
  2. Learner's Licenceの受験までの流れ
    • 申請書を記入して提出。
    • 身分証明書の提示。
    • 住所を証明する書類。
    • 申請料と手数料。
    • 視力テスト。
    • 署名と写真を提出。
    • 学科試験(35問中32問以上正解の場合、合格)。
    試験に合格しますと、21日間有効の一時的なLearner's Licenceがその場でもらえます。  その後、2~3週間以内に郵送でLearner's Licenceが送られてきます。
  3. Learner's Licenceの制限
    • 一人では運転不可。 2年以上Full Licence所持が助手席に乗っている事。
    • Learner's Plate("L" と言う文字が書かれた板、この板は、上記4つの受験受付窓口で売って居ます)を車の前後に取り付ける。
    • 運転中は、Learner's Licenceを所持している事。
    • もし、あなたが二十歳未満の場合、血液中のアルコール制限は、30mg/1000mlです。  これは、実質的には、一滴も飲んで運転してはいけないと言う事です。
      もし、あなたが二十歳以上の場合、血液中のアルコール制限は、80mg/1000mlです。  しかし、直ぐ制限量に成りますから、飲んで運転しないようが良いですよ~。
      これらに違反した場合は、罰せられます(罰則規定は、省略します)。
  4. Restricted Licenceを受験するには、Learner's Licece取得後、最低6ヶ月間経過している事。
Restricted Licenceの取得方法
Learner's Licence取得後、6ヶ月が経過したら、Restricted Licenceを受験する事が出来ます。
申請方法と流れは、Learner's Licenceとほぼ同じですが実地試験のみです。  実地試験の時に使う車は、自分で用意せねば成りません。  申請する時、Learner's Liceceを提示する事
試験に合格しますと、21日間有効の一時的なRestricted Licenceがその場でもらえます。  その後、2~3週間以内に郵送でRestricted Licenceが送られてきます。
Restricted Licenceの制限
  • 一人では運転可なれど、夜10時以降朝5時までは、2年以上Full Licence所持が助手席に乗っている事。
  • オートマ(Automatic Transmission)車用免許の場合は、オートマ車のみ運転可。
  • 2年以上Full Licence所持が助手席に乗っている場合は、人を乗せて運転可能なれど、一人の場合は、人を乗せて運転不可(但し、一人の時でも人を乗せて運転できる場合があるが、省略)。
  • 運転中は、Restricted Licenceを所持している事。
  • もし、あなたが二十歳未満の場合、血液中のアルコール制限は、30mg/1000mlです。  これは、実質的には、一滴も飲んで運転してはいけないと言う事です。
    もし、あなたが二十歳以上の場合、血液中のアルコール制限は、80mg/1000mlです。  しかし、直ぐ制限量に成りますから、飲んで運転しないようが良いですよ~。
    これらに違反した場合は、罰せられます(罰則規定は、省略します)。
もし、あなたが25歳未満の場合、Full Licenceを受験するには、Restricted Licece取得後、最低18ヶ月間経過している事。  もし、あなたが25歳以上の場合、Restricted Licece取得後、最低6ヶ月間経過している事。
Full Licenceの取得方法
あなたが、日本の免許を持っているならば、上記のLearner's LicenceやRestricted Licenceを受験しないで、直ちに、Full Licenceを受験することが出来ます。 但し、学科と実地、両方受験しなければなりません。  学科が合格したなら、直ちに実地の試験を受ける事が出来ます。  つまり、学科が合格した後、~ヶ月を経なければ、実地を受験出来ないと言うような条件は、ありません。
もし、あなたが、日本の免許を持っておらず、NZで初めて免許を受験する場合、Learner's LicenceとRestricted Licenceを経て、25歳未満の場合、Full Licenceを受験するには、Restricted Licece取得後、最低18ヶ月間経過している事。  もし、あなたが25歳以上の場合、Restricted Licece取得後、最低6ヶ月間経過している事。
実地試験の時に使う車は、自分で用意せねば成りません。  実地試験は、Part 1~3に分かれて居ます。  詳細に関しては、省略致します。
NZの一番、一般的な交通手段は、自家用車です。 鉄道は、殆ど走っていません。  NZ全国を走る鉄道網と言う程の物は、ありません。  但し、鉄道が皆無と言う訳では有りませんが、市内の移動の場合は、車またはバス、稀にタクシー。  遠距離の場合は、飛行機か、バスか自家用車。  オークランドには、鉄道の駅が有り、目的地によっては、利用価値が有ると思いますが、詳細は、不明です。  日本の大都会に走っているような電車や地下鉄は、ありません。
中古車購入方法
こちらで車を購入するには、以下の様な方法があります。  NZでは、車を1台も生産していません。  従い、価格は日本より高いです。
  1. 新車ディーラーより、新車を購入。  日本車メーカーの販売店は、全てありますが、車種は、大変限られて居ます。  有名な欧州者ディーラーも殆ど有ります。
  2. 中古車ディーラーより購入する。  普通は、保証が付いている。  保証が付いていなくでも苦情を言えば、有る程度相手は聞いてくれるが、悪質なディーラーに当たったら、運が悪かったと諦めるしかない。
  3. 新聞などで個人売買で購入する。  保証が無いので、問題の多い車を買ったら、運が悪かったと諦めるしかない。
  4. Car Fairで個人から購入する。  保証が無いので、問題の多い車を買ったら、運が悪かったと諦めるしかない。  Car Fairと言うのは、広場を開放して、沢山の個人オーナーが自分の車を展示して売る場所。
  5. オークションで購入する。  保証が無いので、問題の多い車を買ったら、運が悪かったと諦めるしかない。  Public AuctionとDealer's Auctionが有るが、Public Auctionの場合は、個人でも購入可能。
上記3~5の場合は、自分で車の目利きが出来ないと非常に危険。  売り手の善意を期待する事は、全く出来ない。  と言うか、有り得ないかも知れない。  有る程度車の状態を客観的に把握するために、購入を決定する前に、AA(Automobile Association 日本のJAFに整備工場、保険業を付加したような業者)に検査してもらうと良い。
レンタカー
レンタカーは、オークランド空港でもクライストチャーチ空港でもアメリカ系の有名なレンタカー会社から、簡単に借りられます。  しかし、レンタカーの費用は、結構高く付きます。  世界各国の空港で定番のアメリカ系のレンタカーを借りると、カローラクラスで、1日当たり$100近く掛かります。  町の安いレンタルカー会社で借りると、1日当たり$30前後で借りられます。 借りる日数によっても料金は、変わってきます。  保険は、当然入っています。  安いレンタカーは、勿論、車の質も当然落ちます。 サービスも落ちます。  しかし、経済的に押さえたいのであれば、その辺は、工夫する必要があります。
GST(消費税)
Goods and Services Taxの略で、日本の消費税に相当します。  Goodsとは、商品の事で、Servicesとは人が人に提供する役務の事で、この場合、有料の役務を指します。 料率は、12.5%です。
所得税
最高税率は、39%です。 所得額により料率が3段階に分かれています。  年収が6万ドル以上になると、最高税率の39%が適用されます。  以下が3段階です
             ~ $38,000 : 19.5%
$38,001 ~ $60,000 : 33%
$60,001 ~              : 39%
ただし、計算式は、それ程単純では、ありません。  例えば、年収が$100,000だとしたら、$100,000 x 0.39 = $39,000が収めるべき税額ではありません。  納税額は実際、もっと低額になります。  詳細は、省略させて頂きます。
法人税
株式会社の場合は、一律33%です。 個人事業主の場合は、収益の金額により3段階に分かれています。  個人事業主の3段階は、上記の個人所得税と同じです。
IRD No.の取得
IRDとは、Inland Revenue Departmentの略です。 内国税収局と言う意味です。  所謂、日本で言う国税庁(税務署)に相当します。 NZで働いて収入を得た場合、税金を納めねばなりません。  税金を納める人は、全員、IRD No.と言う番号が割り当てられます。
食事
日本の食事は、世界一美味しいと思います。  ですから、NZでは、何でもまずく感じるかもしれません。  しかし、人によっては、NZの食べ物は、何でも凄く美味しいと言う人も居ます。  人それぞれです。  生きていく上で、なんら問題は、ありません。
食料品
NZでは、大型スーパーが郊外に沢山あります(田舎以外)。  スーパーで殆どの食料を安く買えます。  Foodtown、Woolworthsなどの大手スーパーなのでは、日本食品置き場もほんの気持ち程度ならあります。
日本食(食堂・食材)
オークランドやクライストチャーチのような大きな街では、日本の食材を売っている店があります。  日本からの輸入品は、価格的にかなり高いです。 中国人や韓国人の食材で代用出来る物もあります。  日本食レストランも大きな街には、沢山あります。  まともな日本食レストランは、それなりの値段です(日本と同じくらい)。  一つ注意すべき点があります。 韓国人(又は、華僑)が日本食レストランを装って居る場合が、非常に多いです。  寿司屋(お持ち帰り系)や、ショッピングセンターの中に有る、フードコートの日本食は、韓国人がやっていると思った方が良いです。  味は、思いっきりまずいです。
諸物価
  • 米 : $8.20(豪州産、ジャポニカ米、5kg、味は勿論日本とは比較しない事、ただしそれなりに美味しい)
  • 煙草 : $9.60 2004年末より$9.90(20本入りBenson & Hedges)。  銘柄によって価格は、違います。  また、同じ銘柄でも、店によって価格が違い事があります。  ガソリンスタンド(Petrol Station)でタバコを買うと高いです。  Cityのコンビニでも価格を高く高く売っている店もあります。
  • ガソリン : 約$1.20/リッター(レギュラー 2004年9月現在 オークランド)。
    $1.759/リッター(レギュラー 2008年01月11日現在オークランド)。
    $1.309/リッター(ディーゼル 2008年01月11日現在オークランド)。
    Shellの場合、レギュラーを91、ハイオクを96と呼びます。  オクタン価に因んだ名称です。 Mobileでは、レギュラーを1000、ハイオクを8000と呼んで居ます。  原油価格及び、為替相場の変動でガソリン価格は、毎日のように変わります。  最新のガソリン価格に関しては 「ニュージーランドの物価 ガソリン価格」を参照下さい。
  • ビール : 約$1.50/缶(350ml 勿論銘柄によって価格は違う)
  • ウィスキー : 約$35/瓶(Jim Beam White Label 750ml 店によって価格違う)
  • 卵 : $3.65/ダース(Lサイズ 2004年05月17日、Takapuna Foodtown 実勢価格)
  • 肉 : 牛肉 大よそ $10~$22/キロ(牛肉の種類によりまちまちです)。
  • 魚 : 大よそ $10~$30/キロ(魚の種類により、まちまちです)。
  • ビッグマック : レギュラーサイズ $6.55(2004年06月06日 実勢価格)。
  • タクシーの初乗り(オークランド) : $2(ただし、メーターは直ぐ上がります、又、空港など特殊な場所では市内より高い)。
価格は、意外と高いと感じるかも知れません。  総合的に見ますと、NZの物価は、日本の6~7掛け位になると思いますが、日本の人は、NZは、何でもとても安いだろうと言う、漠然とした先入観を持って来ますので、その漠然とした先入観よりは、ずっと高いと感じるかも知れません。  特に電機製品や車などの工業製品は、殆どが輸入ですので、日本よりかなり高いです。  NZで安い物は、食料などの生活必需品です。  ただし、衣類や住居は、結構高いです。  日本とそれ程変わらないと感じるかもしれません。  物価面に於いて、日本とNZの大きな違いは、交通費と食料だと思います。  日本は、交通費が驚くほど高い。  特に高速道路の料金は、気絶するほど高い。  オークランドの高速は、減価償却が終わり10数年前より無料です。  今後出来る高速は、有料になると言う噂ですが。
ここに筆者が想定する、大よその一月当たりのオークランドの生活費を試算します。  試算の前提として、カップルで住む、2 bedroom flat、車は1台既に購入済み、慎ましやか~に生活する。  飲む、打つ、買うは、一切無しの、Stoicな生活。  極貧生活と考えてください。
家賃 $1,200
食費 $500
ガソリン代 $160
水光熱費 $80
電話(地上+携帯) $100
その他 $100
1ヶ月合計 $2,140
(日本円換算約15万円)
オークランド以外の地方都市へ行くと生活費は、もっと低く抑える事が出来ます。  ウェリントンは、首都なので結構高いかもしれませんが、クライストチャーチですと、2割くらい経費が安く上がるかも知れません。  ただし、これは、あくまでも、筆者の個人的な推定である事を、ご了承下さい。  尚、金に糸目をつけないと言う方、いらっしゃいましたら、この試算は、忘れて下さいね。
NZの水道水は、そのまま飲めます。 とても美味しいです。  海外では、普通は水道水を飲まないと言うのが鉄則です。  海外の場合は、水道水を飲み水としてそのまま飲むように処理されていない国が多いからです。  水道水を一度沸騰して、湯冷ましを飲みます。
しかし、NZでは、水道水(Tap water)をそのまま飲めます。  私は、腸が弱く、直ぐ下痢する方ですが、それでもNZの水道水をそのまま飲んでも大丈夫です。
ニュージーランドの都会には、スーパーやショッピングセンター(Shopping Centre/Shopping Mall)が有ります。  日本のデパートのような店は、有りません。  こちらのスーパーは、日本のそれと殆ど形態は、同じです。  置いて有る商品が違うだけです。  ショッピングセンターの中には、スーパーが入っています。  ショッピングセンターの中で日常品の殆どの物を買うことが出来ます。  日本で言うところのホームセンター(日曜大工や庭いじり道具店)のような、店も郊外に結構あります。
家具、電機製品、などは、中古品でも買えます。  新品で買うなら、ショッピングセンターの中の総合店や街の専門店で買えます。
家庭用電話(Home Phone)
NZには、電話会社が、数社あります。  一番大手は、Telecom NZ。  他に、Telstraと言う会社があります。  他にもあるかもしれませんが、私は、知りません。  Telecom NZが一般的ですので、ここでは、Telecom NZの申し込み方法と料金を記します。  個人用地上電話の料金には、2種類あります。  一つは、料金固定型(市内通話は、かけ放題で追加料金が請求されないタイプ)ともう一つは、節約型(市内通話でもお金が掛かる)です。
  • 申し込み方法 : 住所が決まったら、Telecom NZへ電話して電話を申し込みます。
  • 料金固定型(HomeLine) : $39.85/月 + GST = $44.83/月
  • 節約型(HomeLine Economy) : $25.55/月 + GST = $28.74/月、別料金で市内通話1回当り$0.20 GST込み(1回の通話は、2時間以内、それを越えると更に$0.20)
新たに電話回線を開通する時は、電話線接続料として、$95 + $50 = $145 掛かります(おおよその価格です、各家の状況により変動します)。
携帯電話(Mobile Phone)
携帯電話会社は、Telecom NZとVodafoneの2社(どちらも民間企業です)。 詳しいデータは、持ち合わせて居ませんが、TelecomとVodafoneのシェアは、拮抗していると思います。
  1. Telecom NZ
    • 携帯電話機器価格 : $200 ~ $1,700(メーカーは、世界中の各社色々、NZ産は、無し)
    • 通話料金 : Prepaid式と利用後払いがあります。 Prepaid式では、$0.49~$1.39/分(時間帯及び料金プランにより異なります)。  利用後払い式では、$0.29~$1.39/分。 1分当たり通話料が安くなるほど、一月当たり基本料金は、高くなります。  色々な料金プランがありますが、それぞれ様々な制限があります。
    • Text Message : これは、NZ国内のみで利用可能な文字メッセージです。 別途料金が掛かります。
    • E-mail & Internet : 当然ですが、日本語は使えません(Alphabetのみ)。 別途料金が掛かります。
  2. Vodafone
    • 携帯電話機器価格 : Telecom NZとほぼ同じ。
    • 通話料金 : Telecom NZとほぼ同じ料金と支払い方式。
    • Text Message : Telecom NZとほぼ同じ。
    • E-mail & Internet : Telecom NZとほぼ同じ。
日本で使ってた携帯電話に対するイメージは、全て忘れて下さい。  日本と言う、世界の超先進国とかなり遅れた先進国NZでは、かなり違います。  NZは、かなり遅れています。
国際電話
地上電話のPeak & Off Peak Hours
Peak Hours : 08:00am ~ 06:00pm
Off Peak Hours : 06:00pm ~ 08:00am
携帯電話のPeak & Off Peak Hours
Peak Hours : 07:00am ~ 07:00pm
Off Peak Hours : 07:00pm ~ 07:00am
  • Telecom NZ(全てGST込みの料金)
    NZの地上電話から日本の地上電話への料金は、Peak Hours $0.99/分です
    (Off Peak $0.79/分)。
    NZの地上電話から日本の携帯電話への料金は、Peak Hours $1.59/分です
    (Off Peak $1.09/分)。
    NZの携帯電話から日本の地上電話への料金は、Peak Hours $1.99/分です
    (Off Peak $1.39/分)。
    NZの携帯電話から日本の携帯電話への料金は、地上電話へかけた場合と同じです。
    注意 : 通常、NZの携帯電話から国際電話は、かけれませんので別途申し込みが必要です。
    もっと安く上げる方法もあります。
    もっと安く上げる方法(NZの地上電話のみ)
    相手の電話番号の頭に「0161」を付けてる。 「0161」を頭に付けるとInternet電話になります。  その場合の料金は、24時間同じ料率が適用されます、つまりPeak HoursとOff Peak Hoursの区別がありません
    NZの地上電話から日本の地上電話への料金は、$0.25/分です。
    NZの地上電話から日本の携帯電話への料金は、$0.48/分です。
    例えば、東京の03-1234-5678へかける場合、「0161-81-3-1234-5678」。  ただし、「0161」を使えるのは、NZの地上電話だけです。  NZの携帯電話では、「0161」を使えません。
  • 国際電話、市外通話、携帯電話専門の会社
    国際電話、市外通話、携帯電話専門の会社もあります。  例えば、私が利用しているのは、こういう会社で、日本まで1分当たり$0.20/分位です。
  • 国際電話用プリペイドカード(Prepaid Card)が有ります。  国際電話を一般電話又は、公衆電話から掛ける時に使います。 色々なカードがありますが、日本へ一分当たり、約$0.07位からあります(NZの地上電話から日本の地上電話へ)。  日本へ掛ける場合、これが一番安いです(但し日本の携帯へ掛ける場合は除く)。  色んな種類のプリペイドカードがありますが、夫々頭に付ける番号が違います。  例えば、私が今「Go Talk」と言う持っているカードを持っていますが、この場合、電話のかける手順は、以下です
    1. 0800-443-544を回す。
    2. カード固有番号(PIN No.)を回し最後に「#」を押す。
    3. 日本の電話番号を回す、例えば、0081-3-1234-5678。
    1~3の間には案内があります。 日本語の案内もありますので、日本語の案内番号を押す。
プリペイドカードを使って公衆電話からかける場合、カードは挿入しません。  NZの公衆電話は、お金を入れなくても、回線は繋がっています。  ですから、公衆電話からでも地上電話と同じ要領でかけれます。
公衆電話
公衆電話には、以下の3種類があります。
  1. Card(Telecom NZのテレフォンカード)
  2. Coin(硬貨)
  3. Credit Card(クレジットカード)
Cardが一番多いです。 Telephone Cardは、郵便局で売っています。  Dairy(Dairy Shop デアリーショップ 雑貨屋、街の至る所にあります)でも売っているかも知れませんが、未確認です。  日本のように公衆電話の側にテレフォンカードの自動販売機が設置していません。  公衆電話で、国際電話用プリペイドカードを使えます。  また、公衆電話でNZ国内の 「0800(通話料相手持ちの無料電話番号、日本の 0120 に匹敵)」 へ掛ける事が出来ます。  Card、Coin、Credit Cardは、それぞれ別々の電話です。  1台の公衆電話で3種類の料金支払い方法を選択できるようには、出来ていません。
国際電話のかけ方(NZから日本へ)
日本の国番号 : 81
例 : 一般のNZの地上電話からTelecomを使って日本の電話番号 「03-1234-5678」へかける場合
実際にかける番号 : 0081-3-1234-5678
これは、Telecomを使って日本へ電話する例です。  Telecomの場合は、頭に「00」を付けます。  私は、Telecomの回し者ではありませんが、尤も一般的な例としてTelecomを取り上げただけです。  Telecom以外、例えば、私が使っている民間の電話会社の場合は、頭の 「0081」が「0568-81」に成ります。  その他、Telephone Cardを使う場合は、それぞれのCardにより頭の番号が変わります。  普遍的な根幹部分は、「81」と言う日本の国番号と、日本の市外局番の前に有る「0」は、省く事を憶えていれば、どんな会社を使っても日本に電話出来ます。
ホテルなどからかける時は、外線の番号を一番頭に付けます。
ニュージーランドの大切な電話番号
場所 電話番号 Fax No.
警察・救急車 111 N/A
日本領事館(オークランド) 09-303-4106 09-377-7784
日本大使館(ウェリントン) 04-473-1540 04-471-2951
日本領事館(クライストチャーチ) 03-366-5680 03-365-3173
NZIS(NZ移民局オークランド) 09-914-4100 unknown
Jetro Auckland 09-379-7427 09-309-5046
NZ国内の電話のかけ方
あなたがオークランドに居て、日本領事館へ電話する場合
地上電話からかける場合 : 303-4106
携帯電話からかける場合 : 09-303-4106
殆どの人が、Internetを利用すると思います。  殆どの人にとって、日本との連絡は、E-mailが主要な通信手段になると思います。  まず、日本は、世界の最高峰か又はその近くに居る、超先進国で、NZは、ずっと遅れていると言う事を、憶えておいてください。  ですから、InternetやPCに関しては、日本よりもずっと遅れて居ます。  日本からこちらに来る時に、ノートPCを買って来る事をお勧めします。  NZでPCを買ったなら、日本語対応していません(対応する方法は有りますが)。  日本のPCは、性能の面で世界で最高でしょうし、価格も安いです。  NZでは、高いですし、性能も劣って居ます。  Internet高速通信(ADSLや光通信)に関しても遅れて居ます。  光はありません。  Yahoo BBは、有りません。
NZでInternet接続するには、以下の2つの方法があります:
  1. こちらのISP(Internet Service Provider)と契約する。
  2. 日本に居たときに使っていた、ISPの海外接続ポイントを使う(殆どの場合、接続料が発生)。
NZでは、Internet Cafeが結構あります。  殆どの場合、日本語も使えます。
一つ重要な事は、日本で売っているノートPCに内臓されているモデムは、こちらで使えます。  しかし、PCメーカーの殆どは、海外でのモデム使用を保証していませんので、故障した場合は、それまでです。  あなたが、PC内臓モデムを使って、NZで電話線接続して、万一、故障や、損害が生じたとしても、私は、一切、責任を負いませんので、自己責任に於いて、行ってください。  海外保証の付いているPCを買うのも一つの方法です。
NZの電話線の差込口の形は、日本と違います。  下の左の写真は、NZの電話線です。  一方の端子は、PC用、もう一方は、NZの電話線差込口用です。  真ん中の写真は、NZの電話線差込口に挿入した状態です。  右の写真は、はずした状態ですが、電話線を差し込み口から外すと、差込口の蓋がばねで自動的に閉まりますので、無理やり開けた状態です。
日本の電話線のように両方とも同じ端子の形の場合は、下の左の写真のようなアダプターをはめれば、NZの電話線差込口に挿入できます。 真ん中の写真は、左のアダプターを180度反対側の姿です。  右の写真は、アダプターに日本の電話線をはめた状態です。
ニュージーランドのインターネット事情に関してはこちらも参照下さい →  「ニュージーランドのインターネット事情」
電源
NZの電源(コンセント、Mains)の形は、1種類です(英国のようにコンセントの形が数種類と言う事はありません)。  3本足です。  実際の形は、写真を参考にしてください。  3本足の中足は、アースです。  コンセントに差し込んだり抜いたりする時は、必ず横に有る電源スイッチを切ります。  240V230V(2004年12月10日修正)なので、感電すると死に至る事もあります。
ニュージーランドのコンセント ニュージーランドの電源プラグ
電圧
240V230Vです。(2004年12月10日修正)
変圧器(トランスフォーマー)
日本から、炊飯器、ビデオ等の電気製品を持ってきた場合は、240V230V → 100Vに減圧する為の、 変圧器が必要ですが、NZで買えます。  PCなどの電子機器は、100V~240V230V対応のアダプターが付いていますので、そのまま使えます。  トランス(変圧器、トランスフォーマー)と言っても知らない人は、下の写真を参照下さい。  このトランスの容量は、1,500ワットです。  日本のコンセントの差込口が2個あります。  横長四角の黒い部分が日本の電気製品のコンセントの差し込み口です。  入力が240V230Vで、出力が100Vになっています。  NZの240V230Vの電源コンセントに差し込めば、100Vに減圧されて日本の電気製品が使える仕掛けです。
変圧器 トランスフォーマー></a>
		</div>



		<div style=
テレビ
まず、知っておくことがあります。 テレビとビデオの映像を写す仕組みには、数種類有ると言うことです。  世界には、4種類有ります。  日米グループのNTSC(National Television System Committee 訳は、テレビシステム国内委員会か?)、旧大英帝国グループのPAL(Phase Alternation by Line 訳は、分からない。走査線位相変換か?)と、SECAM(フランス系、略元省略)、MUSE(不明、東欧系か? 略元省略)です。
日本は、NTSCで、NZはPALです。  日本から、テレビを持ってくる人は居ないと思いますが、ビデオを日本から送ってもらって見る人は居ます。  その場合、PALシステムのテレビやビデオプレーヤーでは、写りません。  この問題を解決する、マルチシステムのビデオやテレビがあります。
ビデオ :
テレビとほぼ同じ事が言えます。  注意すべきは、NZのビデオ再生速度は、1倍と2倍です。  日本は、1倍と3倍です。  日本で録画したビデオを再生するには、マルチのビデオを購入すれば、テレビは、PALでも大丈夫です。  テレビゲームも同様に、こちらのテレビでは、写りません。
NHK・Sky TV・ニュージーランドのテレビ番組
NZでは、NHKの海外版が有料で視聴可能です。  Sky TVと言うNZの衛星放送の会社が放映しています。  NZの現地のテレビチャンネルは、3チャンネルあります。
NZの通貨の種類 :
硬貨 : 5セント、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドル
紙幣 : 5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル(最大紙幣は、100ドル)
NZの通貨に関しては、こちらも参考にして下さい → Swedish Round Up & EFTPOS
日本に有るお金をどのように、NZで使うか、色々な方法があります :
  1. 日本円で、現金で持ってくる。
  2. 日本の銀行で、NZ$の現金に換金して、現金で持ってくる。
  3. 日本円のトラベラーズチェックで持ってくる(JP¥ T/C)。
  4. 米ドルのトラベラーズチェックで持ってくる。
  5. ニュージーランドドルのトラベラーズチェックで持ってくる。
  6. クレジットカードを持ってきて、NZでキャッシングする。
  7. 日本の都市銀行で、国際キャッシュカードを作って、NZでキャッシングする。
  8. NZに口座が有る場合は、日本から送金する。
以上が考えられます。 金額や目的によって使い分ける必要があります。  同じ金額でも、通貨の変換方法が違えば、NZで手元に入る金額にも違いが出てきます。  尤も手数料の少ない方法で、銀行に貢がないようにする事が得策と思います。
筆者のお薦め
私のお薦めは、上記の項目番号3と7です。  3の日本円のトラベラーズチェック( = T/C = Traveller's Cheque)と7の国際キャッシュカードを厳密に計算して比較したことが無いので、正確度は、9割と思って下さい。  日本で日本円のトラベラーズチェックを買うと1%の手数料が取られます。  しかし、こちらでNZ$に換金する時は、手数料を取られません。  トラベラーズチェックのレートは、T/Tb(Telegraphic Transfer buy = 電信買いレート、尤も率が良い)とかなり近いです。  7の国際キャッシュカードもお薦めですが、トラベラーズチェックと比べてどちらが得なのか分かりません。  国際キャッシュカードのレートは、クレジットカードで買い物をしたときのレートと同じです。  それに銀行手数料数百円が加算されます。  銀行手数料は、1回当たり300円程度です。  問題は、クレジットカード、例えば、Visa(ビザ)やMaster(マスター)のレートがいくらかと言うことです。  クレジットカードのレートは、私の経験では、T/Tbに近かったです。  しかし、T/Cのレートとどちらが得か、不明です。  違ってもほんの僅かです。  ただし、クレジットカードでもAmexのレートは、分が悪いです。
EFTPOS
Electronic Funds Transfer at Point of Salesの略で、NZの支払方法の一つです。  銀行のキャッシュカードに自動引き落とし機能を付加したようなカードです。  お店で何か買ったり、レストランで食事したり、その他の支払いの場合、銀行のキャッシュカードで支払いが出来ます。  オンラインで、リアルタイムで自分の口座から引き落とされます。  口座に残高が無いと当然、支払いは出来ないです。  お店でキャッシュカードで支払いをした時に、現金をその店からもらう事も出来ます(現金化を拒否する店も有ります)。  商品の価格と現金でもらった金額の合計が自分の口座から直ちに引き落とされます。  因みに、こちらでは、キャッシュカードとは言いません。  それでは、何と言うか・・・? 恐らく、ATM Cardだと思いますが、確信無し。  注意すべき事は、EFTPOSで支払いすると数十セントから、数ドルの銀行手数料が発生する事です。  その手数料の額は、あなたの口座の種類によって異なります。
ATM
Automatic Teller Machineの略で、日本でも世界中で普及している自動現金引き出し機械です。 Tellerとは、出納係(すいとうがかり)の事です。 NZのATMで1回当り引き出せる、最大額は、$800です(2004年10月現在の大よその変換率 $1 ≒ ¥74)。 $800以上を引き出す場合は、同じ作業を何度も繰り返すしかありません。 ATMで現金を引き出す場合も、EFTPOSと同様に銀行の手数料が発生します。 ATMでは、預金が出来ません。
Credit Card
日本と同様に、多くの店で、Visa、Master、AMEXなどが使えます。  JCBを使える店は、大変限られています。  日本人の多い店だけです。
Cashing
Credit Cardを使って、ATMでキャッシング可能です。  1回当り、最大$800引き出せます。  もっと引き出す場合は、何度も同じ事を繰り返すしかありません。  但し、Credit Cardで現金化すると、金利が高いですので注意しましょう。  交換率は、T/Tsレートに近いです。  T/Tsレートに関しては、「NZの為替相場」のページを参照下さい。  このページの一番下のナビバーに「NZの為替相場」へのリンクが有ります。
又、当項目に関連する内容が「Swedish Round Up & EFTPOS」のページに有りますので、参照下さい。  上記項目16に「Swedish Round Up & EFTPOS」へ行くリンクが有ります。
銀行口座開設
NZで銀行口座を開設する場合は、身分証明書(パスポートや現地の運転免許証など)を持って、銀行へ行き口座を開設したい旨を告げれば、開設可能です。  旅行者でも口座を開設できますが、その場合、NZに於ける連絡先住所が必要です。
銀行預金金利
預金の種類、金額、期間などにより、大きく違いますが、2.00%~6.50%/年くらいの範囲です。
NZには、英語学校が沢山あります。 NZで何故、英語学校に通うのか?  それは、英語の国に住んで居るだけでは、英語を話せるようにならないからです。  勿論、個人差が大きいです。  学生時代、英語を一生懸命に勉強した人と、全く勉強しなかった人は、全く違います。  いずれにしても、大人の場合は、英語の基礎が無ければ、話せるようにはなりません。  良い英語学校に入って、一生懸命に勉強すれば、英語は、話せるようになります。  英語学校にも色々ありますので、良い英語学校を選ぶ必要があります。
NZ政府は、Education Exportという言葉を使っています。  これが意味するところは、海外からNZに来た人達を、NZの学校に受け入れ、高い授業料を取って、商売にしようと言う発想です。  それぞれの学校により、色々ありますが、永住権の無い外国人の師弟が、NZの学校に入学する場合は、年間の授業料が、$10,000前後掛かります。  とてつもない高額です。  それでも、NZの学校に入りたいと言う、海外の子供が多く、入学枠に空きが無く、入学できない事もあります。
NZ在住の日本人の数は、永住者、長期滞在者、短期滞在者、全部含めて、約1万人強です。
NZは、南極に近いです。 南極の上空には、オゾンホールがあります。  オゾンは、有害な紫外線を遮断する、防壁ですが、南極上空では、そのオゾン層に大きな穴が開いていると言う事です。  紫外線によって皮膚癌になる可能性が高いということになりますが、我々有色人種の皮膚は、白人より紫外線に強く、夏の日差しの強い日に肌を露出していない限り、それ程、心配するには及びません。
NZには、カジノが有ります。  オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、ダニーデン、クィーンズタウンに有ります。  勿論、政府の認可を受けた、まともな事業です。  全て、民間企業が運営しています。  色んな種類のゲームが有ります。  ルーレット、ブラックジャック、スロットマシーン、バカラetc.。  言うまでもありませんが、勝ったら現金に換金できます。  青天井ですので、なんぼでも、負け続けることも可能です。  注意しましょう。
NZには、TABと言う賭け屋があります。 ありとあらゆるスポーツや競馬を対象にしています。  どこの町にでもあります。  TABへ直接行って、賭ける事も出来ますし、Internet上で口座を開設して、Internet上で賭ける事も可能です。 日本に居ても、賭ける事が出来ますし、海外送金もしてくれます。  海外から賭ける場合は、Credit Cardで掛け金を支払います。
日本からNZに来る時、殆どの人が免税店で買い物をすると思います。 その場合は、NZに到着してから、NZ空港の免税店で買い物をする事をお勧めします。 オークランド空港でもクライストチャーチ空港でも国際線の場合は、免税店があります。 日本では、到着口に免税店は、ありませんが、NZの空港では、到着口にも免税店があり、 到着客もNZ国内に免税品を持ち込むことが出来ます。 ウィスキーは、3本まで、ワインは、6本まで、タバコは、1カートン(200本)まで免税です。 すなわち、ウィスキーを3本とワインを6本買って、全部で9本になりますが、免税内です。 ただし、ウィスキーの馬鹿でかいボトルは、1本とは扱われません。 馬鹿でかいと言うのは、数値で言うと幾らで分かれ目になるか・・・? 分かりません。 が、2リットル以上は、1本とはみなされないはずです。 1,125mlは、1本として扱われます。 これは、Jim Beamを自分で買って確認済みです。
NZでは、レストランやホテルなどのサービス業に対して、チップを払う習慣は、有りません。  西洋社会では、チップと言うのは、非常に一般的な習慣で、タクシー、ホテルのドアボーイやボーイ、レストランなどでは、 チップを払うのが当たり前です。  しかし、NZでは、払わなくても全く構いません。  相手もチップを求めません。  昔は、NZでもチップの習慣が有ったのではないかと思うのですが、 GST導入時にチップの習慣を無くしたのではないかとも思われます(あくまでも想像です)。
ニュージーランドで開業し、事業展開するのは、主に以下の3つの方法が考えられます
  1. 株式会社
  2. パートナーシップ、ジョイントベンチャー(共同事業)
  3. 個人事業
他に日本の会社の支店、あるいは、駐在員事務所と言う形態も有りますが、自営で独立して事業を開始するならば、1の株式会社を設立することが尤も一般的です。
会社設立の手続きは、弁護士に依頼するのが一般的です。 会社設立は、永住権を持っていない外国人でも、なんら問題は有りません。 会社設立は、数日で完了します。
NZのビザに関しては、 「ニュージーランドのビザ」を参照下さい。  観光ビザ(Visitor's Permit)を含めて、何らかのビザが無ければ、NZに滞在する事は出来ません。  NZに住んで、自分で事業を始める場合は、永住権を取得するか、事業ビザ(Business Category)を取得しなければなりません。  ビザが取れるかどうかは、色々な複雑な条件により決まります。  あなたがどのビザを取得できるかは、あなたの持っている様々な資質により決まります。  簡単に判断できる事柄では有りません。  まず、自己判断をしっかりとすることです。
ニュージーランドで就労ビザ(労働ビザ = Work Permit)を取得するためには、雇用してくれる会社から、 Job Offer(ジョブオファー)と言う念書を出してもらう必要があります。  その内容は、あなたをその会社で雇用すると言う文書です。  ジョブオファーには、給料(又は、賃金)、雇用期間、職掌などが具体的に書かれています。  Job Offerは、就労ビザを取得する為の必要最低条件です。  その他にも条件がありますが、Job Offerが無ければ、話は、始まりません。  Job Offerを出してくれる会社があれば就労ビザ(労働ビザ = Work Permit)の申請は可能です。  正確に言うと申請は誰でも出来ます。  許可されるかどうかの問題です。  許可されるかどうかはニュージーランドで求められている、技術や技能を持った人に限られます。  言うまでも無いことですが、ここで意味するJob Offerは、本当にNZの会社で仕事をして収入が得られるJob Offerです。  空(カラ)のJob Offerでは、ありません。  そのようなJob Offerを得るためには、両者の利害が一致する必要があります。  あなたの持っている技術・技能・その他能力(英語など)に、あなたを雇用するかもしれない会社が満足した場合、雇用契約が成立します。  あなたが持っている技術や技能や年齢によっては、ジョブオファーを発行してくれる会社を探す事も可能です。  ただし、誰でもと言う訳では、有りません。