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当ページの設置日 : 平成16年02月03日(火)
Swedish Round Up & EFTPOS / 日々平安
【平成19年12月31日(月): 追記】
2006年末か2007年初め頃5¢硬貨が廃止されました。
従いまして、当ページに記載されている内容は2007年12月現在以降は無効です。
しかし、似たような方法で切り上げ又は切り捨てしていると想像されます。
ニュージーランドの通貨単位
ニュージーランドの通貨単位を御存知ですか?
通貨単位は、ニュージーランドドル = NZ$です。 以下のような紙幣と硬貨が有ります; 紙幣 : $5, $10, $20, $50, $100 硬貨 : 5¢, 10¢, 20¢, 50¢, $1, $2 【筆者注 : ¢ = セント、100¢ = $1】
ニュージーランドが英国に見捨てられる迄、NZでは、NZ£(ニュージーランドポンド)を使っていたと言う話です。
英国が、経済ブロックを旧大英帝国の植民地から、EEC(European Economic Community 欧州経済共同体, 現在のEU = European Union = 欧州連合)へ移行したのが、1973年です。
ですから、1973年にニュージーランドポンドからニュージーランドドルに変わったのだと思いますが、確認していません。
最高金額の紙幣が$100と言うのはちょっと小さすぎるような気もします。
日本の紙幣も1万円が最高ですから似たようなものですが。
私がシンガポールに居た頃、シンガポールドルの最高金額紙幣は、S$1,000だったと思います。
米ドルはどうなんでしょう。
分かりません。
Swedish Round Up
ニュージーランドのスーパーで買い物をする時、1¢とか2¢の金額が出る事が有ります。
別にスーパーに限らず、ガソリンスタンド(Petrol Station)や色んな店でも有ります。
ニュージーランドの通貨で最小の単位は、5¢です(2007年05月17日追記:現在の最小硬貨は10¢です、2006年末に5¢は廃止し同時に全ての硬貨が新しくなりました)。
もし、あなたが買い物をして、金額が36ドル47¢(NZ$36.47)だったとしたら、どうなるのでしょう?
答えは、$36.45支払えばよいのです。
勿論レジのおねえさんが$36.45になりますと言います(おにいさんの事もあります)。
これをSwedish Round Up(スウィーディッシュラウンドアップ)と言います。
と言っても何を言っているのか分からないと思います。
それをこれから説明いたします。
まず、Round Upとは、四捨五入の事です。
Swedishとは、「スウェーデンの」とか「スウェーデン式の」とか「スウェーデン人の」とか言う意味です。
恐らくスウェーデンで考案された、切り上げ、切捨ての勘定方法なのでこう言う名前が付いているのだと思いますが、名前の由来は確認していません。
Round Upは、四捨五入と言う意味ですが、Swedish Round Upは、四捨五入では有りません。
我々には、馴染みの無い独特の切り上げ、切捨て計算方法です。
それは、このような規則です。
金額の末の数字が 3、4、5、6、7¢ の場合は、5¢とします。
同様に、8、9、0、1、2¢の場合は、0¢(ゼロ¢)として勘定されます。
私がNZに来たばかりの頃、これが分からず、「あれっ お釣りが1¢足りない・・・」とか思いました。
でも、そこで目くじらを立ててスーパーのレジのおねえさんに食って掛かるなどと言う過激な行動には出ませんでした。
穏やかに、「なしてだべ~」と疑問を抱きながらも静かに家路に付きました。
そもそもキーウィ達(Kiwi ニュージーランド人の愛称)は、細かい事は気にしません。
大雑把にアバウトに合っていればそれで良いのです。
ですから、スーパーで買い物をして、手持ちの小銭が5¢足りなかったとしても、「あぁ 良いよ」と言う感じで負けてくれます。
勿論、逆のケースも有りますのでこちらも大らかに相手を見なければなりません。
銀行でも良くお金の計算を間違えます。
恐らく、帳簿(PCデータ)と現金が一致しなかった場合、それを補う為の予算が用意されているのだと思います。
日本の銀行方式に帳簿と現金が1円でも違ったら、全員残業で計算し直しする等と言うことを、キーウィの銀行がやったとしたら、銀行業を続けていけないと思います。
EFTPOS
う! しまった。
私の几帳面な性格は、略語は常にその語源を記さないと気がすまないと言うか、このHPを読んで頂く上で申し訳ないと言う気持ちが強いのです。
しかし、何とここまで書き進んで、EFTPOSが何の略か、分っていないと言うことに今、気が付きました。
お許しあれ。
後日調査の上ここで記します事を、天地神明に賭けて堅くお約束申し上げます。
今は、推定で言います:
EFTPOS = Electronic Fund Transaction by Point of Sales これでかなり正解に近いとは思うのですが、確かめていないので自信が有りません。
それで、肝心のEFTPOSと言うものをご説明いたします。
これは、銀行のキャッシュカードで買い物の代金を支払う方法です。
ニュージーランドの殆どのスーパーや商店、飲み屋、食堂、レストラン、カフェ等で採用されています。
例えば、カフェでコーヒーを飲んだ代金が$3だったとすると、銀行のキャッシュカードをレジで出すと、オンラインでリアルタイムで自分の口座から$3引き落とされます。
そして、その$3は、そのカフェの口座に入金されます。
銀行の手数料が1回に付き
【平成16年2月13日(金)補足 : 今日、トップページのインラインフレームにも書きましたが、私の間違いです。
¢15~$1です。 日本と違い、本当に訳が分らなく成るほど、口座の種類があります。
口座の種類によって手数料は、全く違ってきます。
参考までに言いますと海外学生用口座(International Student Pac)と言う口座もあり、この場合だとEFTPOSの手数料は、ゼロのようです。 又、口座維持費もゼロです。
EFTPOSの手数料も高いですが、ATMの手数料は、EFTPOSと又違います。
又、銀行によっても違うと思います。
これを完璧に調べたら、大変な事になる。
ビザと同じくらいの手間暇が掛かりそう・・・?
因みに私が使っている銀行と口座種類は、WestPacTrustのCheque Account(On-Call Account)です。
当座です。
Cheqeuとは、小切手の事です。
アメリカ語では、Checkと綴ります。】
だと思いますが取られます。
その時に、現金をそのカフェからもらう事も出来ます。
例えば、$50現金が欲しい時は、そのように言うとカフェのおねえさん(おにいさんの事もあります)は、現金$50とコーヒー代$3、合計$53をあなたの口座からリアルタイムで引き落とします。
これは、1日24時間、1年365日可能です。
NZの銀行のオンラインは、24時間稼動しています。
これは世界の常識ですが、日本では、まだですね。
EFTPOSと銀行が発行しているクレジットカードが1枚のカードに付いている事が有ります。
その場合は、クレジットカード決済か、EFTPOS決済かをレジの女性(男性の事もあります)に言わないとなりません。
後日、EFTPOSの略語の語源を確認してここに記載するときに、何か写真も載せます。
紙幣とか、スーパーとか。
【補足】
キャッシュカードやクレジットカードを使ってATMでキャッシングする場合の最高金額は、1回に付き$800です。
2004年2月3日現在の交換率は、約 NZ$1 ≒ \70です。
$800を越える金額をキャッシングする場合は、何度かキャッシングを繰り返すしかありません。
連続してキャッシングは、可能です。
それにも限度があると思いますが、その限度は、私は、知りません。
【補足 : 2004年2月4日(水)】
EFTPOSの正体が確認できました。
EFTPOS = Electronic Funds Transfer at Point of Salesです。 昨日の私の推定は、90点くらい貰えますでしょうか? 写真は、又後日という事で。
【補足2 : 2004年2月7日(土)】
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