オークランドの冬ももう直ぐ終わろうとしています。 　春が来るはずです。 　しかし、オークランドに限らずニュージーランドは全体的に温暖な気候で、余り四季の移り変わりを強く感じません。 　夏はそれほど暑くなく、湿度も日本の内地に比べると、それほど高くありません。 　冬も日中の平均気温は10度位で、これも日本の内地と比べても穏やかです。

ニュージーランドは、南半球にありますので、季節は北半球と正反対になります。 　従い、今現在9月2日の時点では、冬は終わりを告げようとしています。 　オークランドの冬は、雨ばかりです。 　まるで、地中海性気候です。 　いや、まさに地中海性気候に違いありません。 　ようやく、雨ばかりの冬が終わり、春が来ようとしていますが、四季の変わり目がそれほどはっきりしていないため、春を迎える喜びをそれほど感じません。

冬に徹底的に苛められたならば、もう少し春を恋焦がれる気持ちにもなるでしょうが、冬が穏やかなために、春の喜びもそれほど感じられません。 　日本の北国の人々は春を迎えるときの喜びは、ひとしおです。 　私の故郷の北海道などは、特にその気持ちを強く持ったものでした。 　続きはまた書きます。

（平成15年9月6日 土曜日 追記）。
地中海性気候と言うと、どのような国を思い浮かべますか？ 　ヨーロッパとアフリカの間にある地中海の国々ですね？ 　そうです、オークランドはまさにあの地中海性気候の特徴を持っています。 　といっても、筆者は地中海の国で、行った事のあるのは、フランスのパリ、スペインのバルセロナ、マドリードだけですし、実際に本場の地中海気候を体験したことはありません。 　パリは地中海性気候ではありません。 　マドリードも違います。 　バルセロナは海に面しているので、恐らく地中海性気候だと思いますが、バルセロナへ行ったのは、9月頃でした。 　しかし、地中海性気候を実感するには、冬を過ごさねばなりません。 　地中海性気候の特色である、冬の雨。 　それ故に、私は地中海性気候を体験したことはありませんでした。 　さて、ここで問題です。 　地中海以外で、地中海性気候の世界の都市を三つあげて下さい。 　答えは、BBSにお願いします。