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ニュージーランドのフラット(Flat)
当ページの設置日 : 平成15年11月02日(日)
ニュージーランドのフラット(Flat) / 日々不安
私は、オークランドのフラットに住んでいます。
9月8日発行の「家賃値上げ」で説明した、現在住んでいるFlatを出る為、Flatを10月初めから探しています。
10月初めから、今日まで約1ヶ月間で10軒以上のFlatを探索しました。
これは、その探索記です。
それぞれのFlatの詳細を紙に書いてあって、記録がはっきりしているものと、頭の記憶のみに頼るものが有りますが、紙に記録してあるか、頭の記憶から書いているかそれもそれぞれの、Flat毎に明記します。
フラットと言うのは英国英語です。
言葉の説明に関しては、9月8日の「家賃値上げ」を参照下さい。
最初にニュージーランドのフラット事情を概略説明しておきます。
フラットの種類
探索地域
オークランドは4つの市からなっています。
Auckland City、North Shore City、Waitakere City、Manukau Cityの4つです(単にCityと言えば又 別の意味になり、オークランドの町の中心街を意味します)。
これら4つがまとまってAucklandを形成していますが、その大きな自治体単位を何と呼ぶのか私は知りません。
アメリカのようなState 州、County 郡と言う自治体単位名では無いはずです。
例えば、クライストチャーチ(Christchurch)は、カンタベリー(Canterbury)と言う地方の中にある町ですが、日本の都道府県に当たる名称が、良く考えてみたら、今まで聞いた事がありません。
「Region」(地方とか地域と言う意味)だと思いますが、確信はありません。
悪しからず。
そして、私が今住んでるのは、North Shoreで、今回探したのも、全てNorth Shoreです。
フラットを探す方法
Kiwi(ニュージーランド人の事)は日本人に貸すか?
貸します。
と言うか、彼らは、国籍や民族を日本人ほど気にしない。
日本に居る、非日本人にとっては、日本はかなり辛い国だと思います。
日本人ほど几帳面で、隅から隅まできちんと管理がゆき届いていないと気がすまない国民は世界中どこを探しても居ない。
大家は人を選びすぎる。
日本で、非日本人が一人ポツリとアパートを借りたいと不動産屋へ行ってもまず貸してくれない。
まぁ、日本に居る非日本人と言うのはかなりたちの悪いのが、多いので防衛手段として致し方ないと思うが、まともな非日本人まで被害を被るのは可哀相だ。
これは難しい問題だ。
話がそれた。
Kiwi キーウィは、金さえ払えばだれでも良いと言うスタンスです。
ビザがどうだとか、保証人はどうだとかは聞きません。
ただ、仕事は何をやっているかと大抵の場合は聞かれます。
敷金(Bond)、礼金
礼金はありません。
敷金は大抵、2週間分取られますが、これは大家と店子(Tenant)の無用な紛争を避けるため、ウェリントン(Wellington、ニュージーランドの首都)にあるTenancy Services(賃貸住宅局とでも訳すのが適当かと思います)と言う役所に保管され、店子がフラットを出るときに戻ってきます。
不動産屋を通して借りたときは、不動産屋に1週間分の手数料+GSTを払うのが一般的です(GSTに関しては、下の電気量単価の項目を参照下さい)。
フラットを出るときの事前通知
店子は、フラットを出る前には事前に大家に通知する義務が有ります。
それは法律で定められています。
私が、以前見たさるWebsiteは、2週間前に通知をする必要があると書いてありました。
そして、今まで見たフラットの大家さんも殆ど2週間前の事前通知が居ると言っていました。
しかし、今日見た正式契約書(Tenancy Servicesの所定の書式)には最低21日前に店子は大家に書面にて通知する事とありました。
(現実には、この通りには行われていないようです。 口頭で済ます事が良くあります。)
正式には21日前です。
正式な契約書に書かれているので間違いありません。
最終的には人間同士の話し合いですので全てが法律の規定通りと言う訳ではありません。
全ては話し合いです。
家賃及び付属品
記述上の注意事項として、$と有れば、NZ$を意味します。
当然のことですが、米ドルUS$ではありません。
NZの家賃は全て、1週間単位です。
家賃の支払いは毎週か、2週間毎か、大抵店子が選べます。
私は2週間毎を選びます。
又、入居する時には、2週間分の敷金と2週間分の家賃前払いで、合計4週間分を払うのが一般的です。
変換率は NZ$1 = ¥68 として計算しています。
そして、重要な事は電気代込みのフラット料金の場合と別途支払いの場合があることです。
従い、家賃の取り決めをする場合は、必ず電気代はどちら持ちか確認する必要があります。
水道代は大家持ちが多いです。
又、ホワイトウェア(Whitewares 冷蔵庫、洗濯機、オーブン、皿洗い機 等)やベッドやソファーなどの家具が付いているフラットも有ります。
電気代に関しては下のその項目を参照下さい。
間取り
私が今回探したのは、1LDK又は、1LKです。
NZでは通常1LDKとか1LKと言う呼び方はしません。
1 bedroom、2 bedrooms、などと言います。
貸家では最高 5 bedrooms位まであります。
シャワーとトイレは勿論付いています。
但し、浴槽(Bathtub)が付いていることは滅多にありません。
私が現在居るフラットは古いため、たまたま浴槽が付いています。
広さは1LKで普通50㎡前後です。
電気代について
NZの電気代は世界で一番目か2番目に安いと言われています。
しかし、実際は高いです。
私は今、日本風に言うと、2LKに一人で住んでいますが一月$60~$80の電気代が発生します。
日本円に換算しますと¥4,080~¥5,440/月の電気代です(NZ$1 = ¥68にて計算)。
これで安いと言えるでしょうか?
世評と現実が違う事は世の中では良くありますが、これ程違うと困ります。
しかし、高いかどうかと言うのは、正確に言うと単価で決まります。
私が使っている電力会社は、Mercury Energy(電力会社は、他にもPower New Zealandとか数社あるようです)。
当初私は、First Electricと言う電力会社がTVで中々良いCMをやっていたのでふらふらと信じてしまい、使っていましたが、直ぐ潰れて、Mercury Energyが引き継ぎました。
それにしても、電力単価が複雑怪奇な構造になっています。
何故か単価が4つあります。
電力量単位と日割り電気代単位の2種類とそれらが更に何故か2種類づつに分かれていて、全部で4種類の電気代単価が有ります。
電力量単価
$0.1285/kwh(約¥8.74/kwh Budget Average) + $0.1401/kwh(約¥9.53/kwh Budget Plan)
日割り電気代単価 : $0.5078/day(約¥34.53/日) + $0.5535/day(約¥37.64/日)。
先々月の私のフラットの実際の電気代は以下です
81kwh x $0.1285/kwh = $10.41 (27/Aug/03 - 02/Sep/03) 255kwh x $0.1401/kwh = $35.73 (03/Sep/03 - 24/Sep/03) 7days x $0.5078/day = $3.55 (27/Aug/03 - 02/Sep/03) 22days x $0.5535/day = $12.18 (03/Sep/03 - 24/Sep/03) Total : $61.87 *GST : $7.73 Grand Total : $69.60
*GST : Goods and Services Tax
の略で日本で言う消費税と同じで、料率は12.5%です。
Goodsは商品と言う意味で、Servicesとは有料の役務や奉仕を意味します。
殆ど全ての有料販売に課金されます。
日割り単価の方は、電気を使っても使わなくても、請求されます。
日本の電気代単価はいくらでしょうか?
水道代は半年で、2千円位ですのでこちらは日本よりかなり安いです。
そう言う事情があり、電気代も決して馬鹿になりません。
個別のフラット探索記
探索中に撮った写真
その他にも数軒見ましたが、記憶が定かではないため、省略します。
以下は、フラット探索中に撮った写真です。
4枚ともクリックすると拡大画像が表示されます。
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