ニュージーランドドリーム | |||
ニュージーランドについて | ニュージーランドへの道 | ニュージーランドの経済 | ニュージーランドのビザ |
ニュージーランドの写真集 | 気まぐれ草紙古文書館 | その他の色んなページ | 記帳簿 |
プロフィール(BGMあり)
|
当ページの設置日 : 平成15年11月29日(土)
青年はニュージーランドを目指す! / 日々不安
人は何故、ニュージーランドを目指すのでしょうか?
みんなが皆、ニュージーランドへ来たいと思っている訳ではないですね。
お変しいな言い方でした。
ゴールドラッシュでもあるまいし。
ニュージーランドへ移住したい、NZで仕事を見つけて働きたいと思う人達は、日本人の中でもほんの一握りだと思います。
殆どの日本人は、海外に移住しようとか、海外で働きたいなどとは夢にも思わないと思います。
そう言う発想すら頭に去来しない人が殆どだと思います。
それでは、何故、NZへ移住したいと言う人が最近結構居るのでしょうか?
その答えを見出すには、自分の事を例に考える事が、ヒント(tip)になるかも知れません。
私が、ニュージーランドへ来る事になった経緯は、ニュージーランドへの道で紹介しています。
私のようなタイプの人間は、極めて少数派だと思います。
ヒントにならなかったです。
失礼しました。
そうすると、どのように考えたら良いのでしょうか?
私がこちらで考えたり、又は、日本に居た頃考えた事が有ります。
私は、良く変わっていると人から言われます。
昔からそうでした。
しかし、実際の私は、極めて常識的で社会的協調性にも溢れ、人との交流も何も問題有りません。
何故、人は私を変わっていると言うのか、私には理解できませんが、それはいいとして、私は日本に居る頃、3つの会社に勤めた経験が有ります。
最初の会社は、純和風でワンマン社長が居て、社員は社長と公私ともにお付き合いする事が多かったです。
私も、その社長にある日突然銀座に来いと言われ、去る有名デパートでスーツを2着買ってもらった事が有ります。
それ故に、退職届を出すというのは、一方ならぬ決意が要りました。
勿論、退職願を出す時は、必死の覚悟で絶対 撤回しないという覚悟を持って提出します。
人が出処進退を決める場合は、黙して語らず、一旦それを口にしたときは、絶対貫徹する覚悟がなければ、失敗します。
実は、私は以前、それで未遂事件を起こして失敗した苦い経験が有ったので、それで学習していました。
まぁ それはいいのですが。
何を言いたいかと言うと、私の体質は、集団を嫌い、しがらみを非常に苦手とすると言うことです。
日本的な人の付き合いで、しがらみを苦手とし、さりとてその呼吸は日本人ですので、痛いほど分かるから苦しむのです。
つまり律儀な性格で日本的な人の付き合いを充分に理解する感性を持っていて、それで居て組織が苦手。
そうすると困る事が多々有ります。
冷たくばさっと斬り捨てられないのです。
人の情に結構引っ張られて、後ろ髪を引かれて、髪の毛が抜けて禿げた・・・ いや そうじゃなくて、情に弱いのです。
まぁ浪花節ですね。
そう言う訳で、次は外資系に勤めようと思いました。
しかし、折角自由になったので、海外旅行をしようと思い、40日間西欧一週の旅に出ました。
そして、一文無しで日本に帰ってきて就職先を探そうと思いました。
そこで、色んな会社を当たりましたが、あるオランダの超有名な巨大世界企業(日本では髭剃りとかコーヒーメーカーで有名)の面接の折、次の就職先も決めないで会社を辞めるなどとは、人間で無いような事を言われました。
社会とはそう言うものなのかと思いましたが、あの面接した人間が自分に自信が無いだけなのじゃないかとも思いました。
まぁ、それはいいとして、そのオランダの某巨大電機企業からは蹴られて、去る日本企業に勤めました。
その会社は、とても業績の良い、無借金経営の超優良企業として世間の評価を受けていてとても内容の良い会社でした。
私が勤めていた頃は、上場の準備をしていて、上場は全く問題無いと言う評判でした。
前評判通り今は、一部上場になっています。
その会社は、変なしがらみも無く、人間関係は良く、上司もとても部下の意を汲んでくれる理想的な人でした。
私は、社員株もある程度保有していて、上場すれば必ず価値が上がり、資産が増える事は目に見えていましたが、それを目前にして辞めました。
残念ながら仕事がどうも詰まらなかった。
書類ばかりを扱う業務で飽きてしまった。
石の上にも3年居てまたしても、重大なる決意を持って、辞職願いを提出しました。
まぁ、それはいいとして、3番目に外資系に勤めました。
そこは、外資なので、変なしがらみゼロで人間関係はクールで、私としてはもってこいでした。
そこには約7年勤め、「ニュージーランドの道(決断編)」へと繋がります。
まぁ、それはいいとして、何を言いたいかと言うと、要するに青年は荒野を目指すではなくて、年齢の如何に関わらず、海外を目指す日本人のタイプです。
ニュージーランドに居る日本人の方達は、変わった方が多いです。
良くある平均的な日本人像からはみ出た、タイプが多いです。
そうじゃなければ一生日本に居るはずです。
どう言うタイプかと言うと、一言で言うと個人主義的な人、ややもすると奇人、変人の類・・・
ニュージーランドの自然に惚れる人、キーウィ(NZ人の事)に親しみを感じてNZが好きになる人、自由でゆったりした雰囲気に憧れる人、それら全てに惚れてNZが大好きになる人、色々居ると思います。
日本脱出を目指す人のタイプの謎を解く鍵は、何か?
日本に居て生活して疲れている事ではないかと思います。
人のしがらみ、満員電車、交通渋滞、往復2~4時間の通勤時間、サービス残業、納得できない多くの社会的な不合理、1年に一度か二度ある長期休暇(といっても西洋のそれと比べるとかなり短いが・・・)で帰省するとそれはそれは、大変な戦闘準備と金と重大なる決意を持って飛行機に乗るか新幹線に乗らねばなりません。
車の場合は、それは涙なくしては語れない、苦難に満ちた大旅行記になるかもしれません。
どんな交通手段であれ、故郷に辿り着いたときは、もうくたくた、ようやく少しのんびり出来たかと思ったら、もう都会へ帰らなければなりません。
休暇から帰ってきたときは、またしても、ぐったり・・・。
これでは息が詰まりそうになる。
しかしそれでも毎日、必死に生きていかねばなりません。
そう言う環境から脱出して人間らしいゆとりを持った生活をしたい場合、日本に居てはそれは如何ともし難いです。
日本に居る限り、それはその環境に甘んじて妥協して何とか生きていかねばなりません。
そう言う環境が全く苦にならない人も多いと思いますが。
日本の環境に疲れ切っている居る人達に取って、ニュージーランドは最高の場所かも知れません。
青年はニュージーランドを目指す!
いやもとい 老若男女は、ニュージーランドを目指す!
来年はこれをキャッチフレーズに行きましょう!
私は、「日々平安」の中の「Fish & Chips」の中でNZの食べ物は全てまずいような書き方をしましたが、そんな事はありません。
NZには美味しいレストランも沢山有ります。
世界各国の色んな料理も有りますし、美味しい日本料理屋も有ります。
最初は洗礼を受ける意味である程度まずい食事を何度か食べて学習する事は避けられないと思いますが、それを乗り越えれば美味しい食べ物にもありつけます。
日本の食材も結構手に入ります。
高いですが・・・
話は、変わりますが、10数年前、NZではある程度NZに滞在した人なら誰でも永住権を認可されたそうです。
私は、そう言う人を実際に知っています。
勿論、永住権申請はしますが、申請さえしたら、直ぐ永住権が許可されたそうです。
英語なんか話せなくても全く問題無かったそうです。
そう言う時代も有ったそうです。
余談でした。
これは「日々不安」でなくて「日々平安」でも良かったのですが、まぁ良いでしょう。
ところで、海外へ移住したいと言う人達に取って一番人気のある国はどこなんでしょう?
ニュージーランドでしょうか・・・?
そう言う統計やアンケートは無いものでしょうか?
|