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速度違反カメラ

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当ページの設置日 : 平成20年03月01日(土)
速度違反カメラ / 日々不安
日本からニュージーランドに来られたばかりの方は、車を運転すると大抵スピード違反で捕まります。  その原因は道路交通法(英語でRoad Codeと言います)で定められている制限速度を超えて運転するからです。  原則は、スピード違反をしない事です。  ニュージーランドのスピード違反取締りは日本よりずっと厳しいです。  常に制限速度を厳格に遵守する精神が必要です。  建前と本音は違うと思わない事です。  建前と本音は常に一致していると言う考えに改めるべきです。  日本に居た時の感覚を完全に忘れないといけません。  スピード違反とか、駐車違反で罰金を支払うほど馬鹿らしい事はありません。  そんな事が無いようにスピードを制限速度以内に収めて車を運転するようにしませう。
50キロ制限標識
まず、規則を出来るだけ正しく把握します。  規則は日本とほぼ同じです。  左の画像のような制限速度を明示した標識が道路脇に立っています。  言うまでも無くこの場合は、50キロ制限です。  50キロ制限の場合は、60キロまで捕まらないと言われています。  61キロから捕まると言われています。  つまり制限速度+10キロまではほぼ大丈夫です。  実際に、速度違反をして捕まった人たちの経験からするとそうです。  そして私もその経験があります。  見事に11km以上オーバーから速度違反で捕まります。  ニュージーランドの住宅地や市街地の制限速度は、ほぼ50kmです。
スピードカメラを遠くから見る
ニュージーランドの速度違反取締りは、殆どが備えつきのカメラです。  それではこれからスピード測定カメラの画像を見ていきませう(各画像をクリックすると拡大します)。  この道路はOnewa Roadと言います。  Birkenheadのショッピングセンターから高速に向かって坂を下る方向です。  オークランドのNorth Shore CityのBirkenheadと言う地域の道路です。  如何ですか?  どこに速度違反測定カメラがあるか分かりますか?  道路の右側にありますが恐らく分からないと思います。
スピードカメラに少し近づく
それではもう少しカメラに近づいてみませう。  如何ですか?  これでお分かりですか?  恐らくまだ分からないと思います。
スピードカメラに更に近づく
それでは更に近づいてみませう。  如何ですか?  画像を拡大したらわかると思います。  そうです濃い灰色(ハイカラな言葉で言うとダークグレイ)の車の上1.5メートルの辺りにあります。  白い四角い箱が見えますか?  はい、それがスピード違反測定カメラの正体です。
スピードカメラに接近
道路の右側に渡ってよりはっきりと見てみませう。  このように白くはっきりと分かります。  人目に触れないようにカメラを隠していません。  正々堂々とカメラを設置しています。  この道路の制限速度は50キロか60キロか忘れました(恐らく50キロのはず)。  でも下り坂の直線でスピードは自然に出てしまいます。
スピードカメラを至近距離から捉える
これが至近距離から捉えた速度違反カメラの実態です。  カメラはこのように固定式で設置されていますから、近所の人は誰もスピード違反をしません。  でも知らない人は、スピードカメラを意識せずに速度オーバーし捕まるかも知れません。  中にはここにスピードカメラがあると分かっていても意識する事を忘れて繰り返し速度違反する人も居ます。  私は、そんな人を実際に知っています。  知らない道路を車で走っていたらカメラの存在を認識することは難しいです。  静止状態で近いところで見たらカメラの存在ははっきりと分かります。  でも車で運転中ですと中々カメラを見つけることは難しいです。  ですから捕まる人は後を絶ちません。
日本からオークランドに来たばかりの頃、私も何度かスピード違反で捕まりました。  11キロオーバーで$90前後の罰金だったと思います。  一般道路にカメラが備え付けられているのですから、知らない人は捕まりやすいと思います。  捕まると言っても現行犯逮捕ではありません。  後日郵送で切符が送られてきます。  支払い方法は、色々ありますがCheque(小切手)を郵送すると一番簡単です。  Cheque以外の場合は、何があるか調べてみないと分かりませんが、警察へ行き現金で支払う・・?  これはどうも自信がありません。  そもそも警察が所轄官庁であるかどうか、それも定かではありません。  いずれにしても郵送されてきた違反切符に支払い方法の詳細が明記されています。
今回ご紹介したのは固定式スピード違反カメラですが、移動式のカメラもあります。  移動式と言ってもカメラが自分で勝手に動くわけではありません。  高速道路では良くパトカーの中からスピードガンで速度を測定しています(高速道路に固定式のカメラがあるのかどうか不明ですが、私は実際に見たことがありません。ただスピードカメラ設置地帯と書いた看板を目にします)。  それをやる場所の傾向は殆ど決まっています。  下り坂の直線です。  下り坂の直線道路ですと誰でもスピードを出しすぎてしまいがちです。  他には、覆面式のスピード違反測定車もちらほら出没します。  覆面式はスピード違反専門の車のようで、赤いバン(トヨタハイエースや日産キャラバンのようなワンボックスバンのタイプ)の窓をスモークスクリーンで暗くしています。  そして後ろの窓ガラスの中央部分にスモークしていない部分があり、そこからカメラで測定します。  この赤いバンに関しては神出鬼没で本当に要注意ですが、基本はいついかなるときも制限速度厳守です。  出来ればこの赤いバンの写真も撮りたいと思っていますが、残念ながら未だに実現していません。  若し、捉えたら後日追加で乗せます。
これはオークランド市内の速度違反測定カメラの設置場所で検挙率の高い上位10番です。  オークランド以外の町も5箇所列挙されています。 スピードカメラ設置場所  右側の数字は、2004年10月~2005年03月の半年間の間にカメラで捉えた速度違反切符の数のようです。  今回私がここで紹介した、Onewa Roadも堂々の7位にランクインされています。  しっかりと働いているんですね。  あなたが若し、これから日本からニュージーランドへ来るのでしたらこのページは大変有用だと思います。  でも基本的には、速度違反しないことです。  日本では制限速度は、形だけで普通はバンバン速度違反で走っています。  ですから日本の場合は、制限速度は殆ど意味がありません。  あの感覚は、ニュージーランドでは厳禁です。  あの日本の調子でニュージーランドの道路を運転していたらお金がいくらあっても足りないです。  ニュージーランドでは警察が居なくてもスピード違反取り締まりは24時間実施中だと心得て於いて下さい。
平成20年03月18日(火) 追記
覆面スピードカメラの赤いバン 覆面スピードカメラの赤いバンに近づいて撮影
こんなに早く機会が訪れるとは思っていませんでした。  移動式の覆面速度違反測定バンが潜んでいる瞬間を捉えました。  三菱のバンでした。  いつもの通り赤いバンです。  でも不思議な事にガラス窓がスモークスクリーンになっていませんでした。  自分の車を運転しながら、もっと近くから写真を撮ろうとしましたが、失敗していました。  ちょっとがっかりです。  写真機(ハイカラな言葉で言うとカメラ)を構えながらシャッターを押す体勢で運転していたら知らず知らずのうちに覆面赤バンに近づきすぎてびっくりしました。  もう少し気づくのが遅かったら衝突するところでした。  本当にやばかったです。  ここに載せた2枚の写真はいずれも自分の足で地上を歩きながら撮りました。  大体はお分かりいただけると思います。