ニュージーランドドリーム | |||
ニュージーランドについて | ニュージーランドへの道 | ニュージーランドの経済 | ニュージーランドのビザ |
ニュージーランドの写真集 | 気まぐれ草紙古文書館 | その他の色んなページ | 記帳簿 |
プロフィール(BGMあり)
|
当ページの設置日 : 平成17年02月16日(水)
ニュージーランドの治安 / 日々不安
ニュージーランドは、危険な国です!!!
一般的には、ニュージーランドは、比較的安全な国と言われています。
しかし、その考えは、忘れた方が無難です。
安全かどうかと言うのは、犯罪発生率、犯人検挙率、犯罪種類などのデータを列挙しなければ具体的説得力に欠けます。
残念ながら、今私はそれを持ち合わせておりませんので、ここでは、フィーリングでお話します。
【平成20年01月02日(水)追記】
犯罪率や検挙率に関する数値はこちらを参照下さい → 「外務省 ニュージーランドと日本の犯罪総数比較」
私は、今まで色んな国へ行きました。
東南アジア、アメリカ、カナダ、西ヨーロッパの殆どの国、南アフリカ、ジンバブウェ、豪州、ニュージーランドを訪れた事があります。
数日訪れただけでは、確かな事は分かりません。
今まで住んだ事のある国は、日本、シンガポール、ニュージーランドの3ヶ国です。
この3ヶ国の中では、ニュージーランドは、一番危険だと言う印象を持っています。
しかし、アフリカやアメリカ(アメリカは、広いので場所に寄って大きく違うと思いますが)などに比較するとニュージーランドは、安全だと感じています。
2004年9月29日に私は、車上荒しに遭いました。
その辺の詳細に関しては、このHPの姉妹編の気まぐれ草紙2004年9月30日の
「塞翁が馬」に書きましたので若し、興味がありましたら、お読み下さい。
ニュージーランドでは、殺人などの凶悪犯罪は、それ程、多いと言う感じがしません。
しかし、こそ泥や車上荒しなどは、それこそ日常茶飯事です。
強姦(Rape = レイプ)も多いです。
強姦殺人で殺された日本人女性も居ます。
一軒家を所有している人や車を持っている人は、殆どが泥棒の被害に遭っています。
狙われるのは、主に比較的貧しい家や車です。
金持ちの家や立派な車は、安全対策がかなり強固に装備されています。
中流以上の家では、殆どが安全警報装置(Security Alarm)を設置していますし、高級車も同様です。
ですから泥棒は、金持ちを狙いたくても狙えません。
それ故に、致し方なく、下層階級を狙う事になります。
その被害者の一人が私です。
恥ずかしいですが、私の車は、安全装置を付けていませんでした。
私が車上荒しに遭った場所は、Custums Streetと言うCity(町の中心街の事)の交通量の多い場所で、午前11時過ぎ、ほんの10分程の間にやられました。
実に馬鹿でしたが、車の後部座席にアタッシュケースを置いたまま急いで車から降りました。
道路上のメーターパーキングで駐車していました。
普段は、アタッシュケースを必ずトランクに入れて、車から離れていましたが、その時は・・・。
事故に遭う時と言うのは、こう言うものです。
しかし、たまたま後部座席にアタッシュケースを置いたまま車を出たそのほんの短い間、それも交通量の多い昼近くに車上荒しに遭うと言うことは、隙があれば、必ずやれらると思われる程、高い確率だと思います。
又、家に泥棒が入ると言う事も日常茶飯事です。
私の知り合いでも泥棒に入られている人が沢山居ます。
車上荒しも家に入る泥棒も逮捕される事は、殆どありません。
泥棒の被害に遭った話は、良く聞きますが、泥棒が捕まったと言う話は、聞いたことがありません。
強姦も多いです。
最近は、レイプと言う言葉を使うので何となく柔らかい印象を受けますが、日本語で言うと強姦です。
強姦の場合は、殺される可能性が高くなります。
1998年9月に日本人の若い女性、Kayo MatsuzawaさんがオークランドのCityのビルの中から死体となって発見されました。
強姦殺人でしたが、犯人は未だに捕まっていません。
麻薬などは、若い人などが平気で良くやっているようですが実態は分かりません。
日本でも最近は、犯罪が増えているようです。
最近の日本は、危ないと言う声も良く聞きます。
しかし、日本では、自分の身近なところで被害に遭ったと言う声は、余り聞かないのではないでしょうか?
オークランドでは、身近なところで泥棒や強姦の被害に遭ったと言う話を日常的に耳にします。
データではなくフィーリングで話すと説得力に欠けますが、具体例は、データよりも実感があります。
日本から来た観光客の様子などを見るとその無防備さに驚く事が良くあります。
やはり安全な国から来た人達だと思います。
財布を手に持って札が人から見えるようにして、平気でその状態で居ます。
そう言う姿を見ると私は、冷や冷やします。
頼むから、財布を直ぐ閉まってくれ~! と言いたいのですが、黙って見ています。
そこで私が見知らぬ日本人の観光客に警告したら、仇となりこちらが不審者として疑われます。
危ない危ないと危険を大げさに煽るのは良くありません。
それと同様に、安全だ安全だと実態以上に安全を強調するのも良くありません。
適切なのは、実情を認識しその実情に合った対策と意識を持つ事です。
私が感じるところでは、日本では、ニュージーランドを実態以上に安全と捉えているように思われます。
それ故に、冒頭の赤い字でちょっと脅かしました。
でも日本人の場合は、無防備な人が多いのでちょっと強めに警告して丁度良いと思います。
あなたのニュージーランド滞在が安全で楽しくなる事を切に願っています。
私もこれからは、充分に注意します。
以下具体的な安全対策を思いつくまま列挙します :
余りにも当たり前すぎる内容になってしまいましたが、あなたのニュージーランド滞在が安全で有意義である事を願っています。
【2005年10月14日追記】
ここに日本国外務省海外安全ホームページの一部を抜粋して紹介致します。
ニュージーランドの強姦事件の発生率は、日本の28倍と言う数字などを見るとやや引くかも知れませんが現実ですのでしっかりと把握してください。
あなたを怖がらせる事が目的ではありません。
しっかりと現実を見据えて安全で楽しいニュージーランド渡航を果たすのがこのページの目的です。
客観的事実を冷静に捉えそれに対処する心構えを持ってニュージーランドへいらしてください。
そうすれば楽しく安全なニュージーランド滞在が実現します。
● 犯罪発生状況、防犯対策
◎緊急通報センター(警察・救急車・消防共通):TEL 111 ◎在ニュージーランド日本国大使館 :TEL (04)473-1540 ◎在クライストチャーチ駐在官事務所:TEL (03)366-5680 ◎在オークランド日本国総領事館 :TEL (09)303-4106
日本国外務省海外安全情報(ニュージーランド用)の最新版は
「海外安全情報 ニュージーランド」 を参照下さい。 |