コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - September 2004.
当ページを立ち上げた日 平成16年10月02日(土)
平成16年09月30日(木) 03:07pm (NZ time)
■ 塞翁が馬 ■
こんにちは、皆さん。
今日のオークランドは、晴れたり曇ったりとはっきりしない天気です。
どちらかと言うと、曇りが多い。
昨日は、雲ひとつ無い良い天気でしたが。
その快晴の良き日に災難が降りかかりました。
私は、昨日(2004年9月29日)用事があって、City(街の中心地の事)へ行きました。
Custum StreetのPay & Parkに停めました。 道路わきの駐車です。
日本で言うメーターパーキングです。
4車線で一方通行の交通量の多い大きな通りです。
朝の11:05amの事です。
Air NZのビルとFish Martの間の通りです。
右側に停めて居ました。
$2分で1時間の切符を自動切符販売機で買ってDash Boardに切符を置いて歩いて近くへのビルへ行きました。
用事は、思った以上に早く終わり約10~15分後に車に戻りました。
そうすると、私の車の運転席の窓ガラスが割られていました・・・
車の中に置いてあった、アタッシュケースとデジタルカメラが盗まれていました。
アタッシュケースの中には、パスポート、財布、
Cheque book(小切手帳)などの貴重品と私的電話帳や仕事の書類が入っていました。
幸い、クレジットカード、NZと日本の運転免許は、名刺入れに入れて持ち歩いていました。
直ぐ携帯で緊急用番号の「111」に電話して、警察へつないでもらい、盗難に遭った主旨を説明しました。
その場で、参照番号(Reference number)を貰い、メモして、Fort Streetの警察へ行って盗難届けを出しました。
警察で電話を借りて、銀行に電話して、Cheque bookの差し止め手続きをしました。
警察で盗難届けを出した後、警察から盗難届け証明書を貰いその足で、車の保険会社AMI(Takapuna)へ行きました。
そこで運転席の窓ガラスの修理請求をしました。
GlenfieldのWairau RoadのMacの裏にあるSmith & Smithと言うガラス屋を手配してもらいました。
間もなくSmith & Smithから電話があり、車を持ってくるように言われ、行って来ました。
査定してもらいましたが、ガラスが取り寄せになると言う事で、明日(9月30日時点の今日)来るように言われました。
そして、今朝、Smith & Smithへ行きガラスは、入れてもらいました。
運転席のとってを見ると、浮き上がって1~2mmほどの隙間がありました。
それで、ガラス屋の修理してくれたおにいさんに「この隙間直して?」と頼みました。
そうすると「これは、誰がやった?」と逆に聞かれ、「あんただよ」と私が答えると、「いや、やってない」と言う事。
そして良く見ると、ドアロックの鍵穴の部分に傷があり、そこを工具でこじ開けようとした、痕跡がありました。
成るほどと思いました。
犯人は、最初は、ガラスを割らずにドラロックから開けようとしたのです。
しかし、上手く行かなかったので、ガラスを割ったのです。
それで、又、保険会社のAMIへ行き修理請求を出したら、
受付のおばさんが、免責が$250なので、保険を使わない方が良いかもしれないと言いました。
又、保険を使うと来年、保険料が$210上がるので、合計$250 + $210 = $460の自己負担になる。
成るほどと思い、AMIを出て、TakapunaのBarrys Point Roadの知り合いの修理工場へ行きました。
すると社長が留守だったので引き返してきました。
それから、昨日の現場へ行きました。
貴重品だけを取って、それ以外は、捨てているかも知れないと思ったからです。
しかし、何もありませんでした。
丁度そこに居た、ごみ収集作業員に黒いアタッシュケースをこの辺りで見なかったかと聞いたら、見ないと言う返答。
昨日やった事は、日本領事館へ電話して、パスポートの紛失を言いました。
パスポート番号は、PCに保存していたので、パスポート番号を言う準備をしていましたが、再発行手続きの方法を言われただけです。
盗難パスポートを控えて、税関に連絡するのかと思いましたが、電話での届出だったから聞かなかったのかも知れません。
日本領事館へ行き、再発行申請をする場合、番号を聞かれるのかも知れません。
日本人のパスポートは、高く売れると言う事ですから、犯人は、喜んだかもしれません。
財布に入っていた現金は、ほんの小額です。
日本円で5千円くらい、NZ$で$50くらい(保存していた旧紙幣)、その他の国の紙幣が結構ありました。
シンガポールドル、豪州ドル、変わったところでは、Zimbabweドルがありました。
ジンバブウェドルは、珍しいので失ったのは、痛かった。
10年くらい前に、仕事でZimbabweへ行った時の余りで持って居ました。
日本円、NZ$以外の紙幣を合計すると、全部で、日本円に換算して、5万円にもならなかったと思います。
デジカメの紛失も痛かった。
不幸中の幸いは、今まで撮って置いた、Mediaを家においてあったこと。
もう1個の普段は、余り使わない容量の小さいMediaをデジカメに入れていました。
これからやる事は、パスポート用写真を2枚用意して、Albert StreetのASBビルにある、日本領事館へ行き、再発行申請をする事。
パスポートの再発行に必要な物は、写真2枚、Police Report(警察の盗難届け)、日本の身分証明書(日本の免許で大丈夫)、
手数料NZ$181.80(10年用)。 1ヶ月くらい掛かるそうです。 機械式なら2ヶ月くらい掛かると言われました。
それと、今日、郵便局へ行き、私書箱の鍵を変えてもらってきました。
アタッシュケースの中には、スペアキー1式も入れてました。
家、車、私書箱用の鍵一式も盗まれました。
名刺も入っていたので、犯人は、私の私書箱も分かります。
でも、家のPhysical addressは、分からないから家に来て中に入る心配は無い。
Physical addressとは、物理的な所在地、つまり道路の番地の住所です。
それは、分からないようにしているので、大丈夫。
それにしても、ショックが大きかった。
いつも私は、海外では特に注意しましょうと言っている。
その本人が、こんな盗難に遭っていては、どうしようもない。
私は、普通、車から降りる時、アタッシュケースをトランクに入れます。
しかし、昨日は、午前11時過ぎ、大きな通り、急いでいたと言う事で、アタッシュケースを、後部座席に置いて居ました。
そして、私の車には、警報装置が付いていません。
不覚也!
近いうちに、NZ安全対策というようなページを作ろうと思います。
私は、今までこう言う盗難に遭わずに7年間過ごしました。
それなりに注意していました。
しかし、今回の事を教訓にします。
NZは、比較的安全な国と言う評価があります。
又、何か勘違いしている本では、NZは、世界一安全な国と書いてあります。
しかし、NZでは、犯罪は多いです。
特に盗難が多いです。
殺人も結構多いです。
それなりに注意していれば、防げますが、今回の私のような事もあり得ます。
しかし、私は思いますが、今回のこの不運は、大きな幸運への転機に違いありません(と思わないとやってられない)。
Positive thinking(前向きな思考)は、現実的な良い結果をもたらします。
人生万事、塞翁が馬!
補足1 :
ニュージーランドでは、家に泥棒が入ったり、車上荒らしに遭っても、警察は、犯人捜査をしません。
経費削減の為だと思いますが、届け出るだけです。
凶悪犯罪の方に忙しいのでしょう。
家に泥棒が入ったと言う話を何度も聞いた事がありますが、指紋採取もしません。
警察は、一応記録を取るだけです。
そして、彼らは、こう聞きます「保険に入ってる?」。
「保険に入ってるなら、保険で求償してね?」それで終わりです。
犯人が捕まったと言う話は、聞いた事がありません。
補足2 :
ニュージーランドの車の保険では、ガラスに関しては、保険料率の割合が悪くなりません。
そして、免責金額は無く、全額保険で負担されます。
それ程、車のガラス破壊が多い事を物語っています。
平成16年09月29日(水) 06:19am (NZ time)
■ シシクラ・ヤスアキさん死亡記事の続報 ■
おはようございます、皆さん。
今日は、オークランドの天気は良さそうです。
今は、そんな感じです。
昨日ここで「シシクラ・ヤスアキ」さんの死亡事件の事を書きました。
NZ Heraldの記事を探し読みました。 以下原文です :
↓
シシクラさんの死亡記事
(2007年04月01日(日)追記 : リンク先の記事変更のためリンク削除)
昨日ここで書いた内容とNZ Heraldの記事の要約を箇条書きにします :
シシクラ・ヤスアキさん、千葉県出身、23歳が2004年9月25日(土)朝、
9:45amクライストチャーチのヒースコート川(Heathcote River)の近くで死体となって発見された。
シシクラさんが最後に生きている姿を見られたのは、その数時間前、Heathcote Riverの横を走っている道路脇で。
シシクラさんの持ち物を盗んだ17歳の少年2名が逮捕された。
殺人か事故死かは、分かっていない。
シシクラさんには、外傷があるが、どのようにその傷を負ったか不明。
暴行か又は事故か? 検死結果で傷の原因が、分かるかもしれない。
シシクラさんの腕時計が質屋で発見された。
シシクラさんは川の中で死亡した。 川に入る前は、生きていた。
警察は、土曜日の夜、Woolston地区で現場検証を行った。
[筆者註 : Woolstonは、クライストチャーチの南東部でHeathcote Riverは、そこを流れている。
クライストチャーチのCityから車で5分~10分の距離。]
シシクラさんの所持品のバックパック、パスポート、腕時計などは見つかったが、ASBのキャッシュカードやクレジットカードは、
まだ見つかっていない [筆者註 : ASBとは、NZの銀行の一つ。]。
シシクラさんは、前の夜飲んでいた。
シシクラさんの両親と兄弟が昨日28日NZに到着した。
本当に残念な事件です。
殺人か事故かまだ、分かっていませんが外傷があること、所持品が無くなっていたと言う事は、
殺人の可能性が高いような気がします。
17歳の少年2人が死体から所持品を盗むと言うのもどうも解せません。
将に不運としか思えない不幸な事件です。
我々は、日本に居ても事件や事故に巻き込まれるかも知れませんが、海外では特に注意する必要があります。
特に日本人は、危機意識が低いので、狙われやすいです。
今回の事件の原因は、分かっていませんが、今後は、このような事件や事故が無い事を切に願っています。
平成16年09月28日(火) 05:10pm (NZ time)
■ シシクラ・ヤスアキさん死亡 ■
おばんです、皆さん。
又、哀しい事件です。
クライストチャーチで日本人青年が殺されました。
以下にコピーを貼り付けます。
金目当ての犯行か ニュージーランドで留学生が死亡 (9/27 17:36)
ニュージーランドで、日本人留学生が死亡しているのが見つかりました。
現地警察は、留学生の持ち物を盗んだとして少年2人を逮捕し、追及しています。
遺体で見つかったのは、ニュージーランド南島のクライストチャーチの語学学校に通っていたシシクラ・ヤスアキさん(23)で、
25日の朝、ホームステイ先の近くの川で倒れていました。
外傷があることから、警察で事件に巻き込まれた可能性があるとみて調べていましたが、シシクラさんのパスポートなど、
持ち物を盗んだ疑いで、17歳の少年2人を逮捕しました。シシクラさんの死亡に関与したかどうかについて追及しています。
シシクラさんは千葉県出身で、4月にクライストチャーチの語学学校に留学、10月に帰国することになっていました。
原文はこちら(日本語)
(原文のページは、サーバー上から削除されていますので、リンクを解除しました。 noted by Writer on 02/Oct/04)
10月に帰る予定だったと言う事ですから、来月です。
本当に悔やんでも悔やみきれないほど、哀しかったと思います。
平成16年09月28日(火) 07:41am (NZ time)
■ 結構毛だらけ猫灰だらけ ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、曇っています。
昨日は、結構良い天気でしたが、今日は、又、暗~い世界です。
私は、昨日床屋さ行きました。
前回床屋さ行ったのは、確か(人は、確かでない時、「確か・・・」と言います)3月でした。
ですから、実に半年振りでした。
いつものMilfordのアラブ人風のおじさんの床屋です。
今回、何故か$17も取られました。
そう言えば、前回も$17でした。
前回は、あれっと思いましたが、そのまま何も言いませんでした。
今回は、言いました。
「おじさん、前まで$15だったのに、なして今回$17だべ?」って、聞きました。
そうすると「うん、値上げしたよ、ごめんね」と言う説明です。
そこで、私は、何と斬り返したかと言うと「んだか」で、引き下がりました。
私の選択肢は、もうあの床屋さ行かないか又は、値上げを我慢して行くしかない。
中間の可能性として、相手が勘弁してくれと言うまで交渉すると言う事も考えられなくも無いですが、そこまではやれない。
$17と言うと、日本円に換算すると実に、\1,300超です!!
何と言う高い床屋でしょう!!
皆さん、海外の床屋さ行った事がありますか?
床屋と言っても色々ありますが、お金持ちは、日本人がやっている美容室へ行っているようです。
美容室へ行って散髪をやってもらうのです。
ただ、髪の毛を切るだけで、$40以上取られると言う事です。
こんな理不尽なお金を出して、私は、日本人経営の美容院へ行く気は、さらさらありません。
それだけの高額のお金を出せば、髪の毛がふさふさになると言うなら話は別ですが、ただ、短く、切るだけです。
私は、ずっと地元の一般のKiwi(ニュージーランド人の事)が行く床屋さ行っています。
そう言う床屋は、まず、髪をばさばさとハサミで切ってその後、バリカンでガァ~とやって、
又、ハサミでちょきちょきで終わりです。 大体、10分も有れば充分です。
ご存知の事と思いますが、海外の床屋では髭剃りとか洗髪は、やりません。
敢えてやってくれと注文したらやってくれるかもしれませんが。
そして、床屋から出たら全身毛だらけになっています。
床屋から出たら、家に直行し、シャワーを浴びる準備をしてから床屋へ行かなければなりません。
床屋から出て、その足でどこかへ行って用を足すと言うような事をやっていたら、気持ち悪くて精神衛生上良くありません。
Kiwi達は、勿論、どこ吹く風と言う様子で、床屋の後もそのまま日常生活を送っています。
そう言う床屋で、$17です!! 皆さんどう思いますか、この値段?!
高いでしょ?!
私は、高いと思う。
$10くらいが妥当だと思う。
次回床屋へ行く時は、他の床屋を探して見ます。
半年後の話ですが。
それにしても、私としては、髪の毛を短くすれば良いので、若し、自分で切れればやるのですがそれは、無理だ。
髪の毛がふさふさになると言うなら、床屋さ行く価値もありますが。
そんな床屋無いでしょうかね・・・?
若し、知ってら紹介して下さい。
平成16年09月27日(月) 11:59pm (NZ time)
■ NZの禁煙法の実施 2004年12月17日 ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは、とてもよい天気でした。
快晴ではありませんでしたが、昼間はとても暖かく、外へ出た私は、革ジャンを脱ぎました。
10月3日の深夜2時から夏時間が始まります。
夏時間が始まった次の月曜日は、今までより1時間早く起きねばなりません。
皆さん、注意してくださいね?
さぁ~ 来週の月曜日から、夏時間です、皆さん注意しましょうね?! とは、誰も言ってくれません。
全て自分で心がけ対応しなければいけません。
実は、今、NZ時間では、既に28日になっていますが、日付が飛ぶと面倒なので無理やり27日にしています。
皆さん、
「ニュージーランドの禁煙法」 を読みましたか?
「日々不安」の中にあるページなので目に付きにくく、見て居ない人も多いかもしれません。
いよいよ、NZで禁煙法が
2004年12月17日 から実施されるそうです。
バーでもどこでも煙草を吸えなくなります。
煙草を吸って警察に見つかったらその場で射殺されます。
愛煙家の皆さんは、NZは、避けたほうが宜しいかと思います。
今日は、筆が進みません。 これにて御免。
平成16年09月26日(日) 01:09pm (NZ time)
■ 安全なNZ滞在を ■
おはようございます、皆さん。
今日、オークランドは、とてもよい天気です。
久しぶりにお天道様が堂々と顔を出しています。
たまにこう言う事があっても罰は当たらないでしょう。
先日私は、久しぶりにオークランドの日本領事館へ行ってきました。
9月20日の記事で書いた私の知り合いの日本人アベックのおねえさんの付き添いで行って来ました。
彼女が、就労ビザ(労働ビザ = Work Permit)を取るために犯罪暦証明書が必要なため、その申請に行きました。
前回私が日本領事館へ行ったのは、自分のパスポートの更新の為で、1998年のことです。
実に6年ぶりでした。
又、領事館の場所が変わっていました。
以前は、Shortland Streetのビルの中にありましたが、今は、Albert StreetのASB Buildingの中です。
NZでは、引越しが実に頻繁にあります。
ビルの賃貸契約が切れる時に、出てけと言われる事が良くあるようです。
又、自ら出て行くことともあると思います。
賃貸と言う商業的基盤の上にたっての取り決めなので当たり前の事ですが、日本のような長期的な流れは、ありません。
NZの日本大使館や領事館では、中国の日本大使館や領事館のように北朝鮮の亡命者が駆け込んでくると言う事がありません。
ですから、かの国の日本領事館のように一軒屋を構えて高い塀を巡らせて、守衛をおいて置く必要もありません。
商業ビルの中に入っています。
警戒心ゼロでした。
ところが今回行って見たら、Kiwiの守衛(警備員)が居て持ち物を検査していました。
鞄を持っていなければ、そのまま通過です。
やはりテロへの警戒でしょう。
それにしてもNZは、平和でありがたいです。
物々しい警備員が大勢居て、厳重に身体検査されたり持ち物を調べられると言うのは、やはり嫌です。
そう言う状況の国へは、出来れば行きたくありません。
驚いた事は、日本領事館へ犯罪暦証明書(Police Certificate)を申請すると手数料が有りませんでした!
日本の警察へ行き、犯罪暦証明書を申請すると数千円取られます!
2ヶ月くらい掛かりますが。
日本領事館に或る貼り紙がありました。
Kayo Matsuzawaさんの情報提供を呼びかける貼り紙でした。
1998年の9月にオークランドで殺された若い日本人女性です。
恐らくワーホリで来ていたのだと思います。
クライストチャーチに住んでいたのですが、オークランドへ来て、殺されました。
強姦殺人です。
犯人が捕まっていないと言う事です。
City(町の中心街の事)のビルの中の去る場所に死体が放置されていたと言う事です。
あの事件がまだ、未解決だったとは知りませんでした。
殺されると言う事ほど、悲惨な不運と不幸はありません。
NZは、比較的安全な国ですが、充分な注意が必要です。
それなりの身構えを持っていれば大丈夫なのですが、やはり油断すると危ないです。
最近は、日本でもとてもひどい殺人事件や強盗事件が多発しています。
どこに居ても、安全に気をつける事は当たり前ですが、海外の場合は、特にその意識を強く持つ必要があります。
色んな夢や希望を抱いて海外へ来て事件に巻き込まれては、台無しになってしまいます。
皆さんが安全で実り多きNZ滞在が出来ますように願っています。
平成16年09月25日(土) 09:03am (NZ time)
■ 中国へのODA + 日本外務省の利益 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、雨、雨、雨です。
私がこの6月まで知らなかったlivedoorと楽天(こっちは、前から知っていました、Infoseekの親会社でもある)が、
新しいプロ野球球団として申請しています。
どちらも宮城県を本拠地としたいと言っている。
そして、宮城県知事に盛んに何かを働きかけている。
あれは、なしてなんででしょう?
まるで宮城県知事に決定権があるみたいです。
新しいプロ野球球団を審査するのは、日本プロ野球組織か機構か協会と言うのか良く知りませんが、そう言う組織が決定するはずです。
それなのにどうして、楽天とlivedoorは、あれほど宮城県知事に訴えているのでしょう?
球場を使わせてもらう為か、それとも宮城県の意見が日本プロ野球なんとかに決定的な影響があるのか・・・?
良く分かりません。
9月12日付けの「尖閣諸島問題」と9月23日の「中国へのODA」と9月24日の「一人当たりGDP - 日本の沈没/中国の躍進」の3つの記事を書いた理由は、
中国へのODAを停止すべきだと思うからです。
中国が国内で「尖閣諸島問題」をバンバン報道して日本への敵愾心を煽っているのは、まず間違いない。
或る読者の方からそう言う連絡を頂きました。
又、日本から受けている経済援助は、国民に報道していないのもまず間違いない。
そして、中国は、日本に好きな事を言ってます。
そして、中国の軍事力は、巨大です。
強大な軍事力は、大国の条件です。
そう言う意味で、日本は、大国とはかなりかけ離れています。
良し悪しは、勿論、別の話です。
中国のGDPは、今や世界第2位です!
人口が多いのですから、GDPが大きくなるのは、当然です。
GDPと言うのは、昨日も説明しましたが、Gross Domestic Product = 国内総生産です。
より身近な感覚で分かるように言い換えると、或る国の国民が稼いだ総額と思って良いと思います
(厳密に言うと違うかも知れませんがそこまで詳しくは分かりません)。
それでも、日本のGDPの方がずっと大きかった。
ついこの間まで・・・。
ところが、中国のGDPは、今や世界第2位で日本のそれよりもずっと大きいです。
一人当たりの働きが同じ2つの国のGDPを比べたら、人口の多い国のそれが当然大きくなります。
中国の一人当たりGDPは、US$5,000で、日本のそれは、US$28,000ですが(2003年)。
中国へ経済援助している国は、日本以外にもありますが、日本のそれは、総額の6~7割になります。
そして、中国は日本をいいようにこけにしています。
尊敬され、感謝されるのとは、全く逆です。
日本の贖罪意識がそうさせるのでしょうか?
実態は、違うと思います。
実態は、外務省の自分達の利益の為だと思います。
東大法学部を優秀な成績で出た、超エリート達。
彼らの考える事は、我々には理解不能です。
行政府なのに実質的に法律を作っているのは、彼らです。
彼らが法案を作り、政治家に働きかけて、立法府(国会)で立法化するのが通常です。
純ちゃんのように指導力を発揮して立法化するような政治家は、寧ろ少数派です。
私は、昔、高級官僚(役人)に関する本を何冊か読みました。
彼らの目指すところは、出来るだけ法案を多く通して、出来るだけ予算を獲得する事だそうです。
それが彼らの成績で、事務次官への道だそうです。
それが、日本や国民にとって良い事かどうかとは、全く関係なく作動しているようです。
そして、外郭団体を沢山作り、予算(税金)を沢山使い、天下りへの道を広げていきます。
まるで寄生虫です。
私は、良く思いますが、現在の高級官僚は、平安時代の公家で藤原氏ではないか?
藤原氏は、公地公民と言う当時の法律に風穴を開けて、荘園と言う名の私有地をどんどん増やしていきました。
藤原氏は、どんどんと肥え太って行きましたが、庶民は苦しんでいました。
その不満が積もり積もって、立ち上がった人たちが武士の始まりです。
自分の耕した土地を自分の物にして自分の武力で守ると言うのが武士です。
つまり、元々武士は、百姓です。
それが分業化して、戦いの専門家としての武士が、徐々に生まれて来ました。
10世紀前後の藤原氏と現在の高級官僚は、実に良く似ています。
いや、彼らは、藤原氏の生まれ変わりかもしれません。
色んな省庁が予算を持っていますが、外務省は、長らく殆ど予算らしい予算が有りませんでした。
その外務省と言う性格上、海外で使える税金が余りありませんでした。
日本国内で、使わない道路、ダム、飛行場、トンネル、埋め立て、護岸整備をバンバン作るためには、税金を使えます。
しかし、外務省には、海外でそんな工事がありませんでした。
そこに出てきたのが、ODAです。
彼らは、喚起しました。
今まで他の省庁は、バンバン税金を使っていましたが、自分達には、それが無かった。
外務省は、使いたくても使える名目が無かった。 それが、哀しかった。
しかし、いつからかは、知りませんが、ODAと言う税金の使い道が出来たのです。
ここぞとばかりに彼らは、後進国の工事へ税金を使い出しました。
それが、役に立つかどうかなどは、勿論、彼らの関知するところでは有りません。
又、日本の為に良いのか相手国にとって役に立つのか、彼らの知ったことではありません。
予算(税金)をどんどん増やしていく事によって、彼らの影響力は大きくなります。
そして、退官後の悠々自適な生活の選択肢が増えて行きます。
皆さん、宮本政於と言う元厚生省課長の書いた本「お役所のご法度」って、ご存知ですか?
彼が、現役の役人だった頃に書いた本ですが、数年前、彼は遂に首になりました。
日本の癌は、外務省だけではありません。
他の省庁も同じです。
この本を読めば、役人の性質と言うものが良く分かります。
到底、我々の感覚で付いていける世界ではありません。
是非、お薦めの一冊です。
若し、本屋さんに売っていなかったら、最寄の図書館にあるはずですよ。
私も日本に居た頃、図書館で借りて読みました。
如何ですか?
中国を叩くつもりがすっかり外務省に矛先が変わりました。
ODAと外務省は、切っても切れないので必然的な流れです。
平成16年09月24日(金) 08:50am (NZ time)
■ 一人当たりGDP - 日本の沈没/中国の躍進 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、雨です。 小雨です。
10月3日の日曜日の深夜2時(02:00am)よりニュージーランドでは、夏時間(Daylight saving)が、始まります。
皆さん良く憶えておいて下さいね?
今、日本とNZの時差は、3時間です。 つまり、NZの朝9時は、日本の朝6時です。
それが、10月3日から時差4時間になります。
つまり、NZの朝10時が、日本の朝6時になります。
9月12日付けの「尖閣諸島問題」と昨日、9月23日の「中国へのODA」の2つの記事を合せて、
中国へのODAをやめるべきと言うつもりでした。
しかし、ついでに慣れないInternet検索で調べてしまいました。
それで、1日延長する事にしました。
中国へのODAは、直ちにやめるべきだと言う事が、政治的のみならず、経済的にも止めるべきだと強く確信してしまいました。
私は、NZへ来てからつまり会社勤めを辞めてから、最新の情報からずっと遠ざかっていました。
それで、私の頭は、幕末で止まったままでした。
今回私の苦手なHPで調べて最新の情報に触れ、衝撃を受けました。
10年くらい前、日本の一人当たりGDPは、約US$38,000で世界一でした。
それがはるか彼方に沈没していました。 今は、US$28,000で世界で18位です。
中国は、逆に大躍進しています。
10年くらい前の中国の一人当たりGDPは、約US$600で世界の順位で言うと、番外でした。
それが、2003年で、なんと~!! US$5,000に躍進していました。
約10倍になっています。
以下、データです。
資料は、全てCIAさん(Central Intelligence Agency = 米中央情報局)よりお借りしました。
「Intelligence = 情報」は、事実をある程度、加工した情報です。
つまり人の考えが加わっている情報が、「Intelligence」です。
「Information = 情報」は、客観的な事実のみの情報です。
ここでお借りしたデータは、CIAさんも加工していないはずです。
こんな基礎データを加工したら事実が見えなくなります。
それにしてもCIAさんのHPは、見やすく分かりやすくなっています。
さすが情報のプロ中のプロの面目躍如と言ったところでしょう。
その前に基礎をきちんと押さえておきましょう。
(1)GDP = Gross Domestic Producst = 国内総生産
ある国で1年間に生産(サービスも含めて)した総額です。
(2)一人当たりGDP = GDP per capita
(1)を人口で割った数字が(2)です。
つまり、一人当たりGDPとは、或る国で1年間で生産した総額を赤ん坊から老人まで一人ずつ全員に公平に分けた金額です。
米ドル = US$で表示します。 換算率 US$1 = \110。
人口
1位 中国 : 約13億人
3位 米国 : 約3億人
10位 日本 : 約1.3億人
121位 ニュージーランド : 約400万人
参考URL :
CIA 各国人口統計
GDP
1位 米国 : 約11兆米ドル(約1,120兆円)
2位 中国 : 約6.5兆米ドル(約715兆円)
3位 日本 : 約3.6兆米ドル(約396兆円)
58位 ニュージーランド : 約850億米ドル(約9億3千5百万円)
参考URL :
CIA 各国GDP統計
一人当たりGDP
2位 米国 : 37,800米ドル(約4,158,000円)
18位 日本 : 28,000米ドル(約3,080,000円)
34位 ニュージーランド : 21,600米ドル(約2,376,000円)
122位 中国 : 5,000米ドル(約550,000円)
参考URL :
CIA 各国一人当たりGDP統計
一人当たりGDPの金額がその国民の裕福度を示します。
日本の凋落振りが激しいです。
GDPもいつの間にか、中国に追い越されていました。
中国の人口がたとえ、13億あっても、日本は、ずっと2位でした。
それがいつの間にか、3位です。
皆さん知っていましたか?
一人当たりGDPの順位には、昔見なかった怪しげな国がちらほら見えます。
4位、5位は、カリブ海の島国です。
所謂、タックスヘイヴン(Tax Haven Countries)と呼ばれている税金の掛からない国で、世界中の金が集まっているはずです。
参考までにHaven は、天国のHeavenとは、違います。
Havenは、避難所と言う意味ですから、つまり逃げ場と言う意味です。
香港は、15位になって、日本を追い越しています。
私の幕末の記憶データでは、日本のGDPは、約700兆円でしたが、それが今や約400兆円です。
恐ろしいばかりの凋落振りです。
これじゃ、殺人事件も起こるし、世の中は荒れるはずだ。
今回このデータを調べたのは、思った以上の意味がありました。
中国よりも日本の方に関心が移りました。
と言っても、もう中国にお金を貢いでいる場合じゃないのは、言うに及ばず、アメリカと一緒になって日本は、
国連や他の国に貢いでいる場合じゃない。
アメリカは、国連でもどこでも元を取ってるが、日本は、貢ぎっぱなしと言うような感じです。
いや~ びっくりしたべさ~!!
平成16年09月23日(木) 11:34pm (NZ time)
■ 中国へのODA ■
おばんです、皆さん。
今日もぱっとしない天気でしたが、暖かかったです。
あと10日で夏時間(Daylight saving)が始まります。
今年の冬は、暖かかったです。
9月12日付けで「尖閣諸島問題」と言うタイトル(Title = 題名)で書きました。
その姉妹編としの「中国へのODA(Official Development Assistance = 政府開発援助)」です。
今回も検索のプロの方に有効なURL(Uniform Resource Locator、日本語訳不明)を調べていただきました。
外務省のURLは、とても煩雑で分かり難かったです。
でも調べました。
ODAとは、どう言う趣旨であるかと言う大義名分に関しては、詳細に調べていませんが、額面通りだと思います。
つまり、発展途上国に対して救いの手を差し伸べると言う事だと思います。
つまり、日本が貧しい国にお金をあげたり、貸したりする事です。
日本のお金とは、つまり皆さんの納めた税金です。
その中で特に中国のみをここに取り上げています。
ODAには、大きく分けて2種類あります。
その一つは、有償資金協力です。
もう一つは、無償資金協力です。
有償資金協力とは、貸してあげると言う事です。
無償資金協力とは、あげると言う事です。
以下、日本が中国に対して供与しているODA金額です。
1990年の技術協力金額、414.80億円は、1980年~1990年までの合計です。
技術協力とは、人件費、調査費、機材供与費などです。
(単位:億円)
年度 有償資金協力 無償資金協力 技術協力 合計
1980 660.00 6.80 - 666.80
1981 1,000.00 23.70 - 1,023.70
1982 650.00 65.80 - 715.80
1983 690.00 78.31 - 768.31
1984 715.00 54.93 - 769.93
1985 751.00 58.96 - 809.96
1986 806.00 69.68 - 875.68
1987 850.00 70.29 - 920.29
1988 1,615.21 79.58 - 1,694.79
1989 971.79 56.98 - 1,028.77
1990 1,225.24 66.06 *414.80 *1,706.10
1991 1,296.07 66.52 68.55 1,431.14
1992 1,373.28 82.37 75.27 1,530.92
1993 1,387.43 98.23 76.51 1,562.17
1994 1,403.42 77.99 79.57 1,560.98
1995 1,414.29 4.81 73.74 1,492.84
1996 1,705.11 20.67 98.90 1,824.68
1997 2,029.06 68.86 103.82 2,201.74
1998 2,065.83 62.30 98.30 2,226.43
1999 1,926.37 59.10 73.30 2,058.77
2000 2,143.99 47.80 81.97 2,273.76
2001 1,613.66 63.33 331.62 2,008.61
'80~'01 合計 28,292.75 1,283.07 1,576.35 31,152.17
上記は、外務省のHPを参照しています :
1980年~1990年 :
日本国外務省資料1
1991年~1998年 :
日本国外務省資料2
1999年~2001年 :
日本国外務省資料3 (平成20年01月16日(水)リンク切れ発見にてリンク削除)
1999年~2001年分のURLは、目的地に一気に辿り着けない構造になっています。
中国を追いかけて、次々と進んでいくと運が良ければ分かります。
私は、辿り着くのに苦労しました。
いつから中国に対するODAを開始したのか不明ですが、外務省のHPには、1966年以降の内訳の参照先が書いてあります。
明日と言うか、今日、尖閣諸島問題とODAデータを合せて、感想を述べます。
このHPも参考になります :
帝國電網省
平成16年09月22日(水) 08:45am (NZ time)
■ オークランド市政選挙 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、晴れ間が出ていますが、小雨です。
本当に良く降ってくれます。 毎日、毎日・・・
パラリンピックで日本人選手、良くやっていますね。
金メダルラッシュが、続いているようです。
水泳の成田選手凄いです。 世界新記録を出しました。
そして、彼女は、既に金2個取っています。
何故か、NHKの海外版でもパラリンピックの映像は、放映します。
パラリンピックには、放送権の販売が無いのでしょう。
それにしても、放送権などという発想は、誰が編み出したのでしょう?
世界オリンピック委員会が音頭を取って、仕切っているのでしょうが、言い出した人間は、どこの誰でしょう?
アメリカのような気がする。
室伏は、新しい金メダルをもらえて良かったです。
アミシュの穢れた手で汚れた金メダルが、室伏に渡るのはどうも気分が悪いです。
それにしても、JOCは、武力を持たないので、強制力が無く、アミシュのように往生際悪くごねて、返さないとそれまでです。
麻薬をやって金メダルを取ると言うのも勿論大問題ですが、それがばれた後も更に醜態を晒す(さらす)徹底振りには、参りました。
オリンピックと言うのは、これからやり方を考えないとこのままでは、どんどん穢れていきます。
オークランドでは、市政選挙があります。
昨日私にも投票用紙が送ってきました。
投票用紙に記入して返送するだけです。
10月9日の12時まで届くように返送すれば良いのですが、立候補者が沢山居て、誰がどうなのか全く分からない・・・。
一応夫々の候補者の政策が書かれた冊子が一緒に送られてきましたが、全部読んで判断するのは、大変だ。
誰か知り合いにも聞いて参考にしよう。
このHPのどこかに書いていると思いますが、NZの永住権を持っていると国政選挙も市政選挙も選挙権があります。
勿論と言うか、勿論じゃないかも知れないが、私は、NZの国籍を取っていません。
未だに日本の国籍のままです。
それでも選挙権があります。
以前、陪審員に選ばれた事もあります。
陪審員に関しては、1ページ作りましたので、皆さんご存知と思います。
私の会社は、外資系になるのでしょうか?
永住権所持者だけど国籍が日本の人間が持っている会社・・・?
恐らくNZの会社として扱われている事でしょう。
ちゃうかな? 良く分からない。
本日は、これにて御免。
平成16年09月21日(火) 11:59pm (NZ time)
■ ワーホリ 中高生の留学 ■
おばんです、皆さん。
実は、NZ時間では、もう22日になってしまいました。
最近は、更新が遅れ気味です。
今日は、結構晴れ間が出ていましたので、今は、少し冷えてきました。
昨日の題「すぐやらせる日本人女性」で皆さん、色々思うところがあったようです。
多少でも思うところとなって良かったと思います。
皆さん、ワーホリって、知ってますか? ワーキングホリデーの略がワーホリです。
Working Holiday Schemeの事です。
このHPに来る人は、NZの事を有る程度知ってる人ばかりですから、きっとご存知の事と思います。
2カ国間協定で若者が1年間、働きながら海外に滞在できるという制度です。
日本とワーホリ制度を締結している国は、NZ、豪州、カナダ、イギリス、フランス、韓国と最近は、
ドイツも加わっているのでしょうか?
私が、こちらに来た7年前、日本がワーホリ制度を結んでいた相手国は、カナダ、豪州、NZの3カ国だけでした。
私は、ワーホリなどは、知りませんでしたが、昔こちらにある日本人経営の飲み屋に行ったら、
その飲み屋には、若い日本人女性が沢山居て、隣に座りお酌をします。
彼女達は、ワーホリで来ている日本人のねえちゃんばかりでした。 殆どが素人です。
それでワーホリという制度を知りました。
NZ政府は、実に19カ国とワーホリ制度を結んでいます。
昨日、書いていた時、ワーホリのねえちゃん達が良く頭に浮かびました。
私の知り合いでもワーホリでこちらに来て、最終的にNZに腰を落ち着けそうな若者も居ます。
彼らのようにとてもまともで良い若者も居ますが、とんでもないのは、それよりもずっと多いです。
又、NZを廃棄物集積所として、中高生の時にこちらに送られてくる子も居ます。
日本で通常の学校生活を送ることが出来ない子供達です。
それで経済的に余裕のある親は、手に負えない子供をNZに送るようです。
2年くらい前、Colombus Academyと言う学校で殺人事件が起こりました。
日本人の問題児ばかりを預かっている学校でした。
寮の中でリンチで殺しました。 10人くらいで一人をなぶり殺しにしたようです。
1人一月30万くらいの費用で預かっていたそうです。
その経営者は、日本名を使っていたので日本人と思われていましたが、こちらの新聞を読むと、在日韓国人でした。
NZと言う好ましい環境で中高生時代に英語を身に付けさせたいと言う積極的な姿勢で子供をNZに寄越す場合も結構あります。
それらの子供達の留学を手配する代理店(業者、Agent、エージェント)にとっては、とても良いお客さんになるようです。
商売として考えた場合、とても良い収入になるようですから。
ワーホリや中高生の留学を手配する商売は、NZ業者 + 日本業者でとても繁盛しているようです。
そう言う子供の親の生の話を何度か聞いた事がありますが、まぁ、何と言うか、変な話ばかりで、金ばかり掛かるようです。
いい加減な話も多いのですが、NZのことが何も分からないので、言いなりになるしか無いようです。
これからNZへ子供送ろうと言う親御さんたち、又、ワーホリでNZへ来ようとしている若者達。
不安と期待が入り混じった、初の海外生活。
心がけ次第で如何様にも変わります。
日本を経つ前に自らを律する心がけを持って来たら宜しいかと思います。
平成16年09月20日(月) 06:57pm (NZ time)
■ すぐやらせる日本人女性 ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは、曇ったり雨が降ったりでした。
数日前、私の家に若い日本人のアベックが遊びに来ました。
アベックは、Avecでフランス語です。
最近の言葉では、カップルです。
何故か最近は、アベックと言う言葉を使わなくなりました。
日本語では、カップル = アベックの事を何と言うのでしょう?
それは、良いのですが、その2人は、とても仲が良く上手く行っています。
近い将来結婚します。
その若いアベックが面白い事を言っていました。
女性の方が、優しい言葉を言って欲しいと言うのです。
男性は、それに難色を示すと言う、日本人アベックに良くある話です。
そこで出てくるのが、西洋人男性の優しい言葉です。
彼らは、女性に対して優しい言葉を、臆する事無く言い放ちます。
日本人女性は、西洋人のその優しい言葉にとても弱いようです。
それは、日本人女性のみならず、如何なる国の女性でも同じだと思います。
優しく甘い言葉を掛けられたら、どんな女性でも嬉しいのは、当たり前です。
西洋人の男は、それが得意です。
日本人の男は、それが不得意です。
勿論、どんな事にも例外は、ありますが、省きます。
一般論で行きます。
優しく甘い言葉で女性を褒めると女性が喜ぶと分かっているのに、どうして日本人男性は、それが出来ないのでしょう?
その若い日本人のアベックの話を聞いていて、私が割って入りました。
日本社会の風俗、伝統、文化、習慣に根付いていると思います。
日本社会の土台を貫いている原則があります。
誰も言葉では、言いませんが、目つきや、態度や、急に話題を変えるなどありとあらゆる策略で我々は、牽制されてきました。
それは、どんな原則かと言うと、Default = ディフォールト = 手付かずの状態では、
話さない、笑わない、質問しない、感情を表さない、ただただ無表情で沈黙している事。
これが、原則だと思います。
実際は、皆さん良く笑い話すので違うと思うかも知れませんが、日本人社会には、そのような風土が厳然としてあります。
男の場合は、優しい言葉や甘い言葉は、軽々しく、浅はかなので言ってはいけないと言う風習があります。
それ故に、我々の、とうさん、おじいちゃん、ひいじいちゃん、その又、とうさんをづっと遡っても、
女性に対して優しく甘く歯の浮き上がるような言葉を掛けてきませんでしたので、我々は、聞いた事がありません。
それ故に、日本人男性は、子供の頃から青年になって、中年になって、老人になるまで、身の回りでそのような経験をしません。
それ故に、殆どの日本人男性は、女性に対して優しく甘い言葉を言えません。
又、言わなくても2人の気持ちは通じているから、言わなくても良いと考えます。
しかし、今まで優しく心地よい言葉を掛けられた事の無い日本人女性が、彼氏が居ない状態で、NZに来て、
Kiwiやその他の国の男(アジア人も含めて)に優しい言葉を掛けられ、優しくされたらどうなるでしょう?
一発で落ちます。
その優しく甘い言葉が真実の言葉なら何も問題はありませんが、真実の欠片(かけら)も無い事が、実に多いです。
そして、弄ばれて捨てられます。 おまけに金も取られている事が多いです。
これは、自分の身に降りかかっていない時は、馬鹿な女だと思うかも知れませんが、
実際、自分の身に起こった時、どのように対処するか、それは分かりません。
誠に残念な事ですが、日本人の女の子は、直ぐやらせると言うのが定説になっています。
中国人や韓国人の女の子は、その点、とても疑い深く堅いです。
日本人のセックスは、そもそもとても開放的でした。
聖徳太子や中大兄皇子の時代には、宮中に注意書きがあったそうです。
「真昼間から、宮中でセックスをしないようにしましょう」と言うような注意書きがあったそうです。
戦国末期、日本を訪れた、ヨーロッパ人は、日本人をこれでもかこれでもかと言うくらい、褒めちぎっています。
しかし、その中で、日本人のいただけないところと言うのもありました。
それは、酒癖が悪い事とセックスが乱れている事の2つです。
日本人女性の貞操観念が強く言われるようになったのは、江戸時代に儒教が正式な学問として採用されてからです。
その風潮は、戦前まで続きましたが、敗戦後、本来の日本人のセックスが復活しました。
そこに外人の男から優しく心地よくなる言葉を耳元で囁かれると、舞い上がってしまいます。
あの男は、大丈夫かなどと疑う余裕もなく、冷静さもありません。
言うまでもありませんが、日本人の女の子でもしっかりしていて、簡単に騙されずに自分を守っている良い子も沢山居ます。
気をつけよう、甘い言葉と暗い道。
平成16年09月19日(日) 07:28am (NZ time)
■ 相撲界の外人力士 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、晴れた部分と曇った部分と入り混じっています。
今日も恐らく雨が降ると思います。
来月の10月3日の深夜2時に、夏時間(Daylight Saving)が始まります。
今は、冬なのか春なのか、春でしょう。
でも、来月入って早々もう夏時間なのです。
夏時間の当日、毎年、様々な人に混乱が生じます。
我々日本人には、なじみの無い夏時間です。
日本人同士2人が夏時間が始まる当日に待ち合わせをすると、何も問題も有りません。
何故なら、2人とも標準時間のままで現れるからです。
どちらか一方がきちんと夏時間に合せていたら、2人は会えませんが。
昨日、私は、この気まぐれ草紙をサボってしまいました。
と言うか、昨日の深夜更新しようとしたら、
Infoseekがメンテナンス(Maintenance = 保守整備)をしていてUploadできなかったので、更新をサボりました。
Upload(アップロード = 自分のPCのデータをサーバーに送る事)。
天気予報の更新もサボってしまいました。
今日の天気は、既に更新しました。
Dunedine(ダニーデン = NZの南島の南東)の今日の天気は、あられ(Hail)です。
あられのアイコンを収める場所が無いので、アイコン無しのままにしています。
あられは、雪の粒です。
雹(ひょう)は、氷の粒です。 雹の英語は、分かりません。
私は、こちらでNHKを見ていますが、今、相撲をやっています。
最近は、外人力士の台頭が目立ちます。
外人と言う言葉を嫌う人も居るようですが、英語で言うとForeignerです。
英語で言うと何でも無いと思います。
日本語では、どうして問題なのでしょう?
何も問題は、ありません。
実は、有るようですが、ここではパスします。
最近の外人力士は、今までと出身地が違います。
ロシアやブルガリアとかロシアの周辺地域の国からの外人力士が居ます。
黒海の国籍は、分かりませんが、その四股名から推察するに黒海沿岸の国だと思います。
昔は、ハワイ全盛時代でしたが、今は、モンゴル、その内、ロシアとその周辺になるのでしょうか?
それにしても、ロシアとその周辺の国でしたら、西洋文明の影響が強い国々です。
彼らが相撲界に入るだけでも驚きですが、更に幕内まで昇進するのですからもっと驚きです。
日本の相撲界、噺家、茶道、歌舞伎、狂言などは、将に日本の化石と言うか、古い日本の世界がそっくりそのまま残っています。
相撲は、格闘技と言う意味では他の伝統的日本の世界とはやや違うかも知れませんが、それにしても封建的な古い世界です。
そこで西洋文明の人間が耐えられると言うのは驚きです。
そのMotivation(モチベーション = 動機、駆り立てる原動力)は、お金だと思いますが、
それにしても並大抵の忍耐では無いと思います。
黒海がヒーローインタビュー(英雄会見、面談)を受けても余り語らず日本の力士の反応と殆ど変わりません。
相撲の世界では、古い日本を見ることが出来ます。
土俵では、笑いません。 力士は、余り語りません。 控えめです。
作法に関しては、厳しい事は言うまでもありません。
そう言う世界でスラブ民族が耐えて上位に昇る・・・。
アングロ・サクソンは、有り得ないでしょう。
昔、カナダ人の琴テンタと言う力士が居ましたが、やはり辞めました。
金髪の力士が出てきたら、何かしっくり来ないでしょうね。
今の幕内力士のロシア系は、黒髪なのでそれ程違和感は、ありません。
それにしても相撲界と言うのは、面白いです。
あれほど古い日本の伝統をしっかりと堅持している世界ですが、
外人であっても相撲界の掟を守り実力が有れば横綱になる事も可能です。
引退したら、親方にもなれます。
相撲界の掟を守る人間なら誰でも同じ可能性と機会を得る事が出来ると言う点でとても平等な世界です。
上下関係は、とても厳しいでしょうが、その枠組みの中で耐え努力して上位へ行く機会は、非常に平等です。
アメリカから来た、野球のように外人枠などはありません。
私は、相撲界を見ていると、はるか昔に読んだ渡辺昇一の本を思い出します。
本の題名は、忘れましたが、その本でOrthodox(オーソドックス = 正統派の)について書いていました。
オーソドックスの典型としてカソリック教会を例にとって居ました。
内容は、詳しく覚えていませんが、覚えていることは、Orthodoxで有ることは、
新しい流れに円滑に順応していくと言う特徴が有ると言う事です。
古い伝統は、しっかりと守りながら新しい流れに上手く順応していくと言う事らしいです。
相撲界もそうだと思います。
土俵に女を上げないと言ったら、どんな国へ言っても妥協しません。
昔、アメリカの西海岸のどこかの都市で相撲巡業をやったとき、その町の市長が女性でした。
彼女は、土俵に上がって祝辞を述べたいと言い張りましたが、相撲界は、決して妥協しませんでした。
相撲の世界は、神道と密接に結びついているために土俵を神聖な場所と見なし、女性を寄せ付けません。
ある年齢まで女性は、毎月、血を流すからです。
血は、穢れであり、死に結びつくからです。
勿論、こんな発想は、原始宗教である神道の迷信以外の何者でもありません。
でも、それを頑なに守っています。
その頑なな姿勢に精神美があります。
女性蔑視と言うのではなく、それが伝統なのです。
これは、西洋人女性には、到底納得できない発想だと思います。
日本女性でしたら、殆どの人が納得できないまでも、無理して逆らわないと思います。
そう言う世界で、スラブ民族と言っても西洋社会から来た人達が、出世していると言うのです。
大したものです。 でも、私が不思議なのは、韓国や中国の人間がどうして幕内まで上りつめないのかです。
彼らは、相撲界に居ないのでしょうか? 昔は、韓国の力道山が居ましたが、今でも韓国力士は、居るでしょう。
でも中国は、聞いたことが無い。
それとも私が知らないだけぢ、居るのでしょうか?
平成16年09月18日(土)は、お休みしましたので、記事はありません。
悪しからずご了承お願い申し上げます。
平成16年09月17日(金) 05:04pm (NZ time)
■ 思い入れと執着心 ■
おばんです、皆さん。
今日、オークランドは、何故か晴れていました。
一体どう言う風の吹き回しでしょう?
先日の問題の答え、地中海性気候の都市(地中海以外で)を3つ :
南アフリカのケープタウン、豪州のパース、アメリカのサンフランシスコです。
中学の社会科で良く試験に出ます。
私の調べたところでは、地中海性気候の町は、北半球の場合、北緯30~40度、南半球の場合は、南緯30~40度の帯域にあります。
そうすると、南米のチリのサンチアゴも恐らく地中海性気候の都市だと思います。
一昨日、私の車の車検を済ませました。
NZの車検に関しては、こちらに詳しく書いていますので参照して下さいね?
半年に1度車検を受けねばなりません(1年でも良いです。選択可)。
それで、半年振りにTakapunaのBarry's Point Roadにある知り合いの整備工場さ、行きました。
そうしたら、何とオーナーが変わっていました。
前のオーナーも労働者としてまだ居たので何とか話をしてそこで車検を取りました。
ところが何と、値上げしているではないかぁ~!!
前は、$30(GST = 消費税 込み)でやってくれたのに、今は、$39だと言う。
それで、今はそこの従業員として働いている、前のオーナーに話して、前と同じ価格でやってもらいました。
ついでにエンジンオイルも代えてくれと頼みました。
そして、車を置いて、近くの知り合いの会社で油を売っていました。
その時、あっ、やばいな・・・? と思いました。
オイル交換の価格を交渉していなかった。
きっと高いな、と思いましたが、思ったとおりでした。
オイルとフィルターの交換で$89も取られました。
もうあそこには、行きません。
このようにして、客は、一人又一人と離れていきます。
あの新しいオーナーがその辺が分かるかどうか分かりませんが、それは、私の関知するところではありません。
NZでは、何でも変化が激しいです。
会社の売買も頻繁です。
新しい店は、常に現れて、常に消えています。
老舗と言うのは、まずありません。
会社の売買が頻繁な理由は、有る程度しっかりと業績を残したところで、その会社をそっくりそのまま売ります。
そして、利益を上げて(Capital Gain = キャピタルゲイン)、楽をすると言う魂胆です。
そう言う風潮がとても強く、こちらの雑貨屋(Dairy Shop = デアリーショップ Dairyとは乳製品と言う意味です)や、
Fish & Chipsの店は、殆どがアジア人がやっています。
元は、Kiwi(ニュージーランド人の事)がやっていたであろう店が売りに出されて、アジア人達がバンバン買ったのだと思います。
Kiwi達は、今まで自分達がやっていた店や会社などに対する思い入れなどは微塵もありません。
良い金になるなら、直ぐ売ります。
こう言う考え方は、かなり日本人と違うと思います。
日本人の場合は、一旦やりだしたら、自分の生涯を掛けて、精一杯自分の思いを込める人が多いと思います。
そして、自分の店や会社を良くする為に、一生懸命に精を出すと思います。
そして、時には、そこに誇りを持ち、愛着を持つ人も多いと思います。
そこから、他者とは一味違う卓越した物が何らかの形で現れる事が有るようです。
それは、日本人の思い入れと執着心の成せる業だと思いますが、敬意を表すに値する行為だと思います。
ただし、この思い入れと執着心が悪い方向へ行くと手がつけられなくなる。
撤退と言う事は、恥であり、醜態と考えて、城と共に討ち死まで行かないと、決着がつかないと言う事も有り得ます。
それが最悪の形となったのが、この前の戦争でした。
平成16年09月16日(木) 05:17pm (NZ time)
■ 運命 ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドの天気予報は、雷になっています。
でも1個も雷がありません。 稲妻もありません。
天気予報が雷と言う事は、24時間ぶっ続けて、雷と言う意味ではありません。
ひょっとしたら雷もあるかも~ と言う程度に考えてください。
今は、寒い雨が降っています。
人の運命と言うか人生は、どこでどう変わるか分かったものではありません。
外国へ行った人間の場合、特にそれが言えます。
数日前、水谷先生 Part IIで触れた日本人女性。
彼女は、4~5年前、ほんの数ヶ月オークランドに遊びに来る予定でこちらに来ました。
そして、私の日本人の友人の家庭に間借りし始めました。
ところが、彼女は、とても気立てが良く英語も問題ない優秀な女性と言う事で、大家である私の友人が気に入り、
大家さんの経営する、会社に勤める事になりました。 勿論Work Permit(就労ビザ = 労働ビザ)を取ってです。
そうこうする内に、今度は、永住権を取ると言うことになりました。
彼女は、4年制大学を出ていて、英語も問題なく、NZに於ける労働経験もあり、Job Offer(就職先の念書)もありました。
誰もが彼女は、問題なく永住権を取れると思いました。 これは、1~2年前の事だったと思います。
ところがどっこい、彼女の大学の歴史は、結構浅く、それが災いしたようで、
NZQA(= New Zealand Qualifications Authority = NZ学歴資格認定局)が大学として認めませんでした。
それで未だに就労ビザのままです。
永住権が取れなければ、日本に帰るのかな~ と私は思っていました。
ここから、又、運命の舵が変わります。
そうこうしている内に、彼氏が出来ました。
その彼氏は、英国人でNZの永住権を持っている男性です。
これで、もう決まりです!
永住権は、問題ない。
ほんの数ヶ月の休暇でオークランドさ、遊びに来たつもりがオークランド在住の英国人と出来上がり、永住権です。
そうすると恐らく、ずっとオークランドに住むか又は、英国でしょう。
どっちになるか知りませんが、彼女の運命は、大きく変わったと思います。
若し、予定通り、数ヶ月で日本に帰っていたら地元の日本人男性と所帯を持って居たことでしょう。
この大きな運命の変化は、全て自分の意思で方向付けられます。
自分の意思以外の力、例えば、NZQAに自分の出身大学が認められなかったと言う力が働く事もあります。
しかし、それにしてもNZの永住権取得を決めると言うのは、本人の自由意志以外の何物でもありません。
勿論、彼女の運命は、良い方向に進んでいると思いまず。
そして私も応援してあげたいです(言葉のみの応援です、現物支給や金品の贈呈と言う意味には非ず)。
でも、日本に帰って日本人男性と結婚し、日本に住んで居たら、どんなに違っていた事かと思うと不思議です。
どちらか一しか選べません。 それは、全て自分で選択します。
彼女の場合は、良いほうを選んだと思います。
日本の中でも運命の転機は、人それぞれにあります。
しかし、外国に来た場合の運命の変化は、劇的です。
NZに移住したくても出来ずに日本の中の運命の波の範囲内で一生を終える人も沢山居ます。
そのように考えた場合、実に人の運命と言うのは不思議です。
しかし、自分の運命は、見えなくとも、それを自分の自由意志で決めれる人は、仕合せです。
外部の力によって、不本意な力によって、不自由意思によって、自分の運命の方向が決められた場合、人は、哀しいと思います。
しかし、人生万事塞翁が馬。
何が良くて、何が悪いか分かりません。
皆さんの運命と人生が仕合せに満ちている事を願っています。
平成16年09月15日(水) 11:59pm (NZ time)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。
実は、こちらの時間では、既に16日になってしまいましたが、15日にしています。
今日のオークランドは、晴れ、時々曇りで久しぶりに雨が降りませんでした。
今日は、記事をお休みします。 おやすみなさい。
平成16年09月14日(火) 11:02pm (NZ time)
■ 水谷修先生 - Part II ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドは、雨、雨、雨でした。
昨日の水谷先生の続きです。
昨日、結構長い文章を書きましたが、更に書きたいと思います。
個人主義とは、何か・・・?
個人主義とは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などに根付いている考え方です。
何故、これらの宗教と個人主義と関係があるか・・・?
それは、彼らの神様と彼ら一人一人の契約の為です。
これらの宗教徒は、死ぬ時かあるいは終末の時、神から最後の審判を受けます。
そして褒め称えられるか、あるいは、罰せられるか、それは各人が生きてきた行いによります。
それは、各人が一人一人の個人が持つべき責任です。
神と人間一人一人の間で裁判が行われ裁かれます。
それ故に、責任は、全て個人に帰せられます。
これが個人主義の本質です。
このような個人主義の考え方を持つ人は、自分以外の人間(家族を含めて)に対して有る程度の距離を置きます。
と言うか、ある程度以上他人の心に入って行くべきではないと考えます。
それは、他の人は、その人それぞれの責任で最後の審判に望む故、余り立ち入るべきではないのです。
勿論、彼らは、このような事を毎回考えて言動するわけではありません。
それは無意識の池に眠っている意識です。
それは彼らの社会の下を地下水のように流れています。
何故、こんな事を言うかと言うと、水谷先生を見ていて、私は、彼のような人は、
日本人社会以外には有り得ないのではないかと思うからです。
そして、西洋人の中には、水谷先生は居ません。
恐らく他のアジアの国にも水谷先生は、居ないと思います。
彼のように高潔で志の高い人は、勿論、滅多に居ませんが、その度合いは、別にして、彼のようなタイプの日本人は、時々居ます。
彼は、子供達の心の中に入っていきます。
そして、自分の心の中にも子供達を入れます。
そこに垣根が見えません。
それは、個人主義と対極に有る依人主義(依人主義は、私の造語です、今、作りました)です。
あと、私が見ていて感じた事は、彼は、今までのタイプとはやや違い、雰囲気はベタベタタイプではありません。
寧ろその逆で、一見、合理的でスマートな都会派のサラリーマンタイプに見えます。
彼は、簡単に涙を見せませんでした。
涙を見せないように強く心がけている為だと思います。
しかし、彼は、救えなかった子供達を思い、泣いている事は想像に難くありません。
番組の途中でも、うっすらと涙が頬を伝わっていただけで、嗚咽すると言う事は有りませんでした。
こう言う分析をする事は、彼の慈悲に満ちた崇高な行いを汚すようで、申し訳ないです。 済みません。
ただ、日本社会が時々生み出す水谷先生のような高潔で無欲な人。
やはり、それは、先日紹介した五木寛之が言う重く湿った心の日本人社会がまだ残っている証拠だと思います。
水谷先生のような人が日本社会を高めていると思います。
彼の話を聞いた子供や親は、彼の高潔な精神に触れ影響を受けると思います。
私の知り合いの日本人女性で、水谷先生のファンが居ました。
彼女は、オークランドに住んでいます。
私が、昨日、水谷先生の事を書いたので、彼女は今朝私にE-mailをくれました。
かなりの入れ込みようで日本から水谷先生の本も送ってもらっていると言う事です。
その彼女が、水谷先生のサイトのURLを教えてくれました :
水谷修先生の夜回り日記
(2007年04月01日(日)追記 : リンク先変更のためリンク削除)
これによると、彼は、今月一杯で、教諭職を辞すと言う事です。
体調が思わしくない事、学校のほかの職員に迷惑を掛ける事、
横浜の教育委員会の意向に沿わない為、自分の身近な横浜で公演を開けないなどが理由と言う事です。
一昨日のNHKの番組を見ていて、私は、思いましたが、彼は、もうとっくの昔に教師の域を飛び出していました。
私は、彼は教師ではないと思いました。
彼は、将に天使か救世主です。
それも特殊な窮状に有る子供達に必要な高潔な人格を持った人です。
シンナーやその他の薬で命を何とか永らえている子供達。
薬やシンナー無しでは、余りにも哀れで辛い身の上で生きていけないと言う子供達。
その子供達にとって、彼のような人がこの世に居てくれることは、文字通りの一条の希望そのものだと思います。
水谷先生のような人は、滅多に居ません。
昨日も言いましたが、数百万人に一人、又は、数千万人に一人だと思います。
死ぬか生きるかと言う苦しみのどん底ではない、もっと軽い問題の子供達は、他の人でも助けれるかも知れませんが、
水谷先生以外には、救えない子供達が結構居ると思います。
こう言う言い方をしては、不謹慎かも知れませんが、
水谷先生は、史上最強の最後のアイテムとして最悪の地獄でもがき苦しんでいる子供達専用に働いて頂いたほうが良いと思います。
誰も彼もが、彼に頼っては、彼の身が持たないです。
これからは、本当にピンポイントで的を絞って機能的に働いて頂くべきだと思います。
平成16年09月13日(月) 06:59pm (NZ time)
■ 水谷修先生 ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドは、雨、雨、雨でした。
今は、降っては居ませんが、どんよりと重い雨雲が立ちこめています。
数ヶ月前、私は、気まぐれで「愛」について書いたように思います。
テレビ、映画、小説などで氾濫している言葉、「愛」。
非常に頻繁に読んだり聞いたりする言葉なれど、現実の世界では、使わない言葉、それが 「愛」。
それ故に、とても違和感を覚える言葉だと言うような主旨で書いたような気がします。
何月何日に書いたのか憶えていません。
又、「気まぐれ草紙古文書館」へ行って、書庫を調べると言う労を惜しんでいます。
一旦、あの書庫に入ると見つけるのが大変なのです。
「愛」と言う言葉は、恐らく日本語では無いと思います。
日本語ではないと言うのは、大和言葉で無いと言う意味です。
「愛」と言う文字は、漢字ですから当然、中国の文字です。
そして、我々の日常生活で「愛してる」と言う言葉を聞きません。
例えば、あなたは、とうさん、かあさん、あんちゃん、ねえちゃん、じいちゃん、
ばあちゃんに「愛してる」と言われた事がありますか?
恐らく、誰も言われた事が無いと思います。
私は、勿論言われた事が無いです。
私のとうさんとかあさんが子供の頃の私に「お前を愛してるよ」などと言ったら、私は、「はんかくさいんでないのか~?!」
と言ったと思います。
それ程、現実生活では使われない言葉です。
ひょっとしたら、最近の若いアベック
(今は死語となっている言葉アベック Avec フランス語です)の間では、「愛してる」と言っているかも知れません。
いや、きっと言っているアベックが居ると思います。
人好き好きです、お気に召すまま、良しなに。
私は、古来日本で使われてきた言葉、「愛」を表現する時に言ってきた言葉は、「慈悲」では無いかと思います。
男女の間でその熱い思いを伝える時の言葉は、「いとおしい」だったのではないか・・・?
良く分かりません。
実際にそんな場合のやり取りを聞いたことが無いからです。
人前で言う事じゃないからね。
外人なら平気で人前で言いますが、日本人の場合は、人前で好悪を表す様な事を言ってはいけないと言う事になっています。
昨日、NHKでETV「夜回り先生・水谷修のメッセージ」と言う番組を見ました。
見た瞬間にこれは、只者では無いと思いました。
彼の口から出る言葉は、全て厚い血肉に裏打ちされていました。
全て実話のドキュメンタリーでした。
横浜の定時制高校の先生らしいですが、毎晩、夜の盛り場を見回っているそうです。
何故、夜の盛り場を見回るかと言うと、不良の生徒を救う為です。
それも半端の不良ではなく、薬中でボロボロになってる子供の命を救う為の巡回です。
子供達や大人に公演している場面やインタビューで構成されていました。
その中で聞いた話の一つは、本当に身につまされる哀しい話でした。
或る少年と知り合いになったそうです。
その少年の父親は、ヤクザで抗争で戦死したと言う事です。
少年が小学生の時だったようです。
それから、ややして母親が病気になったそうです。
それで、収入は途絶え、電気、ガスは全て止められたそうです。
病気で寝たきりの母親と少年は、食べ物を得るためにとても苦労した末、コンビニの余りをもらって食いつないだと言う事です。
又、少年は、更に思いついて、学校の給食の余りのパンと牛乳をもらえるように話をつけました。
犬の餌にすると言う話でもらっていたそうです。
世の中は、残酷です。
その少年を7人の子供(男5人、女2人)が校門で待ち伏せして、貧乏でパンと牛乳をもらってるのだろうと言う事で苛めたそうです。
しかし、少年は、むこうっきが強く、突っ張って、犬の餌だと言い張ったそうです。
いじめっ子達は、それならと、パンを地面に投げて踏みつけたそうです。
そのパンを少年は拾って、ゴミを落とし、知り合いのおばさんの家で砂糖と何かを借りて調理して家に持って帰って、
母親と食べたそうです。
その内に救世主が現れました。
暴走族が現れ、いじめっ子達を追い払い、少年を救ってくれました。
少年は、暴走族の先輩になつき、その内、シンナーを覚えたと言う事です。
私は、途中から見たので、いつ、水谷先生と少年が巡り合ったのか知りません。
しかし、水谷先生は、シンナー漬けになった少年を自分の家に住まわせ、シンナーを絶つ努力をしました。
それでも少年は、シンナーを絶つ事が出来ず、ある日、先生に言ったそうです。
新聞で見つけた日本に3つしかない、薬中の子供達を療養する病院があるので、そこへ行きたいと言ったそうです。
その時、水谷先生は、頭に来たそうです。
俺がここまでやってるのに、お前それはないべ、と思い、少年に冷たい態度を取ったそうです。
その夜、少年が先生の家に遊びに行きたいと言うと、先生は嘘をついて今日は、仕事があるので駄目だと言ったそうです。
少年は、何度もせがんだらしいですが、先生は、どうしても駄目だと断ったそうです。
そして、「今日の先生は冷てぇ~」と言う言葉を残し、帰ったそうです。
その日の夜、少年は、自殺したと言う事です。
高校1年だったそうです。
そして、1週間後先生は、少年が言っていた病院へ行き、話をしたそうです。
そこで、「あんたが少年を殺した!」と指差して言われたそうです。
先生は、言っていました。
自分は、何も分かっていなかった。
愛で薬中を直せると思っていたが大きな間違いだったと分かったそうです。
薬中は、依存症と言う病気だから、専門家に任せないといけないと言う事です。
彼に救いを求めてきた少年、少女の内、今まで自殺した人間は、22人居るそうです。
そして、彼は言っていました。
自分が彼らを殺したと。
勿論、先生が殺したわけではありませんが、彼は、子供を救うと言う使命と責任感が余りにも強すぎるため、全て自分の責任として、
自分を責め続けています。
そして、薬と薬中に関する本を読み漁り勉強したそうです。
日本語の文献は少なく、英語とドイツ語の本で勉強したそうです。
そして、自分で本を出し、公演を始めました。
電話やE-mailでも相談を受け付けていました。
彼は、たまたま定時制高校の先生ですが、勿論、教師の仕事をかなり逸脱しています。
彼は、教師ではなく、不幸な子供達を救う為にこの世に遣わされた天使ではないかと思います。
人に与えることだけを考えています。
言うまでも無いことですが、代償を求めるなどと言う低次元の人ではありません。
ここまで不幸な子供達に自分の人生を賭けて与え続ける行為、それは、「愛」 と言う以外ないのではないかと思いました。
又は、「慈悲」かもしれません。
そして、私は、五木寛之の言った事を思い出しました。
その事もここで以前書きました。
つまり、戦前の日本人が持っていた、ベタベタした、重く湿った心。
もたれあい、傷のなめあいをする重く湿った心は、ある日本人にとっては、必要かも知れないと言う、五木寛之の言葉。
水谷先生は、将にその状況だと思います。
夜回りをして盛り場にたむろする少年や少女を見回るのは、教師の仕事ではありません。
親や警察の仕事です。
教師の仕事は、勉強を教えることです。
しかし、そんな線引きなど一向にお構いなく、ずけずけと少年、少女の心に入っていく、水谷先生。
表では突っ張りながら、心で救いを求めて叫んでいる少年や少女にとって、彼は、将に救世主です。
余人には、真似の出来ないことです。
義務でも責任でも無い行いを他人に施すと言う行為と精神。
それは、愛 = 慈悲 と言う以外に無いのではないか?
平成16年09月12日(日) 03:33pm (NZ time)
■ 尖閣諸島問題 ■
こんにちは、皆さん。
今日もオークランドは、曇っています。
でも結構暖かいです。
昨日の問題の、1年間を通して温暖で、冬雨が多く、夏乾燥した気候を何と言うでしょうか?
地中海性気候です。
さて、ここで問題です。
地中海性気候で有名な世界の代表的な都市を地中海以外から3つ言って下さい。
1ヶ月くらい前、アジアカップサッカー決勝、日本対中国が行われました。
中国の北京で決勝が行われました。 3対1で日本が勝ち、日本が優勝しました。
惨敗した中国人応援団(最近の言葉で言うサポーター = Supporters)は、試合後狂いました。
そして、日本大使館の公用車をボロボロに破壊しました。
中国人と言うのは、大変、計算高い国民です。
お上に逆らったら弾圧されると思ったら、彼らは、あのように騒動を起こしません。
1980年代の天安門広場事件の民主化運動のような命がけの抵抗は、余程の事で無いとやりません。
ですから、天安門広場事件の時、彼らの鬱憤は、頂点に達していたのだと思います。
それに対して、アジアカップサッカーの時の騒動は、天安門広場事件の時とは全く違います。
彼らは、中国政府は、弾圧しないと読んでいたと思います。
それ故に、あのように未練がましく乱れて、暴れたのです。
中国は、所謂強権国家です。 国家権力の武力を持ってすれば、国民の騒動は、簡単に治めることが出来ます。
しかし、それはやらなかった。 警備の為の警察の数を増やしただけです。
CNNは、中国人応援団の行いは、尖閣諸島問題があるからだろうと言っていました。
尖閣諸島問題とは、何か?
数十年前から言われ続けている問題なれど、日本のマスコミでは余り詳しくその背景を説明しません。
北方領土問題と比べるとその捉え方には大きな違いがあります。
それは、何故か? 恐らく中国に遠慮しているのでしょう。 いつものように。
日本政府は、中国のご機嫌を損なわないように、いつも最大限の配慮をしています。
そして、経済援助と言う名目で毎年多額のお金を貢いでいます。
しかし、中国政府は、全く逆に尖閣諸島問題を煽っていると思います。
つまり、国民に尖閣諸島問題を大きく報道していると思います。
そして、日本に対する反感を意図的に煽っていると思います。
反日感情増幅運動を推進していると思います。
私は、これを裏付ける具体的な根拠を持たずに言っています。
でも、ほぼ間違いないだろうと言う、推定で言っています。
CNNの報道だけで充分だと思います。
尖閣諸島問題のHPを読んだので簡単に箇条書きにします。
こう言う政治的な問題は、余り詳細に書くと読む気がしません。
ですから出来るだけ、はしょって書きます。
それでいて、事実だけを簡単に書きたいと思います。
尖閣諸島の位置 : 沖縄県石垣島と台湾に近い。 夫々から、150kmちょっと。
構成する島々 : 魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島の5島と、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬岩の3岩礁。
総面積 : 約6.3km2 。
どこの領土か? : 日本。
尖閣諸島に日本人は住んでいるか? : 住んでいない。 無人島。
尖閣諸島は、いつから日本の領土か? : 1895年1月14日から。
何故、1895年1月14日から日本の領土か? : 1895年1月14日に現地に日本の杭を立てると決めたから。
何故、日本、中国、台湾が領有権を争っているか? : 石油が地下に有りそうだから。
何故、石油がありそうだと分かったか? : 1968年に海底の学術調査を行ったから。
いつ石油がありそうだと分かったか? : 1969年。
中国と台湾は、いつ領有権を主張し始めたか? : 1970年から。
中国と台湾は、何故1970年から領有権を主張し始めたか? : 石油が欲しいから。
箇条書きは、本当に簡単に抽出しています。
実際は、歴史的にどうたら、こうたらと言うお互いの主張があります。
それをここに書いても読む人はまず、居ないと思うので、思いっきり肝心な部分だけにしました。
無人島の領有権を複数の国が主張した場合、決定的な正当性が無いとこじれます。
早い話が、早い者勝ちで、その無人島を実質的に支配して、それを宣言してまったら、その国の領土に成って来た歴史があります。
カナダの隣にあるグリーンランドがどうしてデンマーク領なのか?
サイパンがどうしてアメリカ領なのか?
グァムがどうしてアメリカ領なのか?
フォークランド島がどうして英国領なのか?
ちょっと例が悪かったな・・・
これじゃまるっきり帝国主義の植民地になってしまった。
帝国主義の植民地ではなく、尖閣諸島は、やはり日本が一番早くつばをつけたと言うのが実態です。
1885年から福岡の古賀辰四郎さんと言う人が尖閣諸島でアホウドリの羽毛採取を始めたと言う事です。
それ以前には、中国も台湾も何もやっていなかった。 ただ、中国の古い文献にその名前が出ていただけ。
やはり、国際的に見たら、尖閣諸島は、日本の領土となるはずです。
かなり決定的なのは、アメリカが沖縄を支配していた時、尖閣諸島も沖縄に組み込まれて一緒にアメリカ支配されていた事。
その時、中国も台湾も何も言わなかった。
1968年に調査が行われ、1969年に石油がありそうだと発表され、1970年になって中国と台湾は、領有権の主張を始めた。
これは、日本人でなくとも誰でも、中国と台湾の領有権の主張には、正当性を認めないと思います。
しかし、過去に於いて、領土問題で人類は戦争を繰り返してきました。
戦争、即ち、理屈や正当性ではなく、腕力で強引に領土を自分の物にしてきました。
領土問題は、要するに、欲しいものは欲しいと言うわがままです。
しかし、表向きは、皆さん、それなりの正当性を主張します。
正当性の微塵も無い全くのわがままと腕力だけで、例えば、ハワイは、日本の領土だと言って、占領したらどうなるか?
アメリカは、納得するか?
ハワイが無人島で誰のものでもなかったら、どうなるでしょう?
中国は、尖閣諸島は、中国の領土だと言って、日本を悪者にしているはずです。
その辺を中国にいる日本人の口から聞きたい。
中国国内では、尖閣諸島問題をどのように報道しているのか?
そんなHPがあっても良さそうなもんだけどね。
でも、中国に住んでる日本人がそんなHPを作ったら、突き止められて、中国政府の弾圧を受けるかも?
平成16年09月11日(土) 04:05pm (NZ time)
■ NZの移民事情 ■
こんにちは、皆さん。
今日、又、オークランドは、曇っています。
でも結構暖かいです。
2~3日前漸く、晴れたかと思ったら、又、いつものオークランドに逆戻りです。
オークランドのみに関わらず、NZは、6月から9月頃までこんな冴えない天気が続きます。
そして、毎日のように雨が降ります。
さて、ここで問題です。
1年間を通して温暖で、冬雨が多く、夏乾燥した気候を何と言うでしょうか?
本日、長年の懸案事項であった、「LTBV = Long Term Business Visa/Permit = 長期事業ビザ」を完成しました。
9ヶ月も未完成のまま放置していました。
その間にとんでもない変更が起こっていました。
私は、それに全く気づかずに居ました。
何が変わったかと言うと、必要とされる英語能力です。
今までと言うか、変更前までは、英語ができなくても、
ESOL( = English for Speakers of Other Languages)と言う英語講座を受講する事を条件に、LTBVの申請の道がありました。
しかし、それはもうありません。
今は、IELTS( = International English Language Testing System)の試験を受けて総合平均点5.0以上取らないと、
LTBVは、認可されません。
IELTSの総合平均点5.0以上の英語能力は、一体どのくらいの水準か・・・?
私が思うには、恐らく、英検で言うと、2級~準1級くらいではないかと思います。
英検2級だとすると、一生懸命勉強すれば誰でも到達できる水準だと思います。
いや、誰でもと言う事は無い。 それなりの基礎が有る人ならいけると思います。
それにしてもNZの敷居は、随分と高くなりました。
まず、英語でふるいに掛けます。
彼らにとっては、これは一番手っ取り早くそして、人種もある程度選択出来ます。
英語を母国語としている人、例えば、英国人や南アフリカの英国系の人でしたら、そのままでパスです。
ただし、英語だけでは、永住権は、取れませんので、勿論他の条件も満足せねばなりません。
その目論見通り、英国人と南アフリカからの移住者が多いようです。
他にもインドや中国も多いようです。
アメリカやカナダからの移住者は、余り居ません。
NZの本音は、やはりアジア人を排除したいのだと思います。
その中でも日本人は、別格と考えていると思います。
何故、そう思うかと言うと、「日本語の通訳」と言う特別枠の就労ビザ( = 労働ビザ = Work Permit)があるくらいです。
中国語通訳や朝鮮語通訳やヒンズー語通訳やマレー語通訳やスワヒリ語通訳やロシア語通訳やアラブ語通訳と言う枠は、ありません。
有るのは、日本語通訳のみです。
あるいは、これは、私の身贔屓による思い込みか・・・?
その辺の本音は、確認する術(すべ)がありません。
人口約400万人のNZに取って、年間4万人~5万人の移民の流入は、大きな影響があります。
400万人にとっての4万人は、1%です。
或る国の人口構成比である民族が1%以上占めると、とても目立ちます。
例えば、日本の人口約1億2千万人の内、外国人で一番多いのは、朝鮮半島出身者だと思いますが、彼らは、約60万人と言うことです。
それは、日本全体の0.5%にすぎません。
しかし、我々に取って、朝鮮半島出身者は、とても身近な存在です。
日本で生活している限り、いたる所で、見たり聞いたりします。
しかし、NZでは、それが毎年1%ずつ増えて行っているのです!
一番多いのは、言うまでも無く中国人です。
2001年のNZ人口統計では、中国人は、10万人以上居ました。
それは、NZ全体の約3%です!!
そして、この統計にも入っていない不法滞在の中国人も沢山居ます。
因みに、その時の統計で、日本人は、約1万人でした。
人口全体の3%と言うのは、日常生活の中で如何に多く感じるか?
先に述べた、日本における朝鮮半島出身者の類推から容易にお分かり頂けると思います。
中国人の次に多いのは、インド人で、約6万人強です。
この2人、中国人とインド人は、NZに限らず、世界中どこでも多いです。
世界中に散らばっている人たちで多い体表選手は、3人居ます。
中国人、インド人、ユダヤ人の3人です。
しかし、ユダヤ人は、白人国家に固まっています。
中国人とインド人は、文字通りどこにも居ます。
その中でもやはり、中国人のPresentation(存在感)は、圧倒的です。
世界分散民族の世界王者は、間違いなく中国人です。
平成16年09月10日(金) 05:50pm (NZ time)
■ 7年前の今日 ■
こんにちは、皆さん。
今日、オークランドは、曇っています。
気温は、結構穏やかです。
気温が穏やかと言う表現は、奇妙なれど、雰囲気は、伝わるでしょう。
1997年の今日、9月10日、オークランド国際空港に降り立った日本の若者が居ました。
それは、今から7年前の事です。
彼は、夢とか大志などという浪漫ではなく、現実的な視点だけでただ事業の成功の為にNZに来ました。
誰も知り合いが居ない、当然何のコネも無い、未知の土地での挑戦でした。
家族を日本に残し孤独な闘いだったようですが、紆余曲折を経て、今でも何とか生きているようです。
世界銀行が発表した、事業環境の良い国の順位(ランキング = Ranking)の1位がNZと言うことです。
2位がアメリカ、3位がシンガポール・・・10位が日本と言うことです。
事業環境という条件の中には、会社登記などの行政手続の迅速な合理性やその国の法整備や国民など色々な条件があるでしょう。
インフラの整備なども当然あります。
後進国は、やはり行政手続の煩雑さと時間が掛かると言う事で、倦厭される傾向があるそうです。
何と言ってもやはり役所の手続きが迅速で簡単でないと人は、寄って来ません。
その点、日本の役所は、後進性と言う面では、先進国の中でもかなりの上位に位置づけられるのは、間違いないでしょう。
日本の役所が、NZのように合理化されたら、日本は相当良い国になると思います。
ただ、現実的には、それはかなり難しい。
彼らは、煩雑な仕事を好む。
意味の無い、不合理性を追求することにあくなき執念を燃やしている。
NZの政策金利が、昨日又、引き上げられました。
6.0% → 6.25%になりました。
政策金利って、一体何なんでしょう?
英語で言うと、Official Cash Rate = OCRとこちらで言っています。
私は、今までそれを公定歩合と捉えていましたが、政策金利と言う日本語で通用しているようです。
日本で言う公定歩合とNZのOCRは、どのように違うのでしょう?
全くようわからん。
NZのOCR引き上げは、今年に入ってこれで5回目だと言うことです。
何故、OCRを何度も引き上げるかと言うと、インフレの懸念があるためだそうです。
日本では、到底考えられない状況がNZでは、起こっています。
つまり景気が良くて、物価が上がりそうなのでそれを政治的な金利政策で抑えようとしているのです。
日本においては、遠い昔の記憶の彼方に行ってしまった、インフレです。
景気が良くて、インフレなんて、今時、後進国でしかあり得ない気がしますが、NZでは、立派にそれが起こっています。
所変われば品変わるとはこのことです。
事業環境が世界で一番良く、景気が良く、自然が美しく、国民性は親しみやすく、
治安も程ほどに良い国、それがニュージーランドです。
冒頭に出てきた、日本人青年が人生の後半を掛けて偶然選んだ国、NZは、正解だったようです。
しかし、1997年、注目の日本人青年がオークランド国際空港に降り立った頃から、
NZは、景気が落ち込み、移民政策も厳しくなりました。
丁度青年が永住権を申請した時、NZ移民局は、バタンとその扉を閉めた直後でした。
そして、移民は、減少し、経済は落ち込んで行きました。
青年は、運良く永住権を取り、今でもオークランドで生息していると言うことです。
しかし、7年前のあの頃と、今は似た状況です。
バブル状態のようなNZ経済もこれから落ち込むのでしょうか?
7年前と同じならそうなります。
それとも今回は、何かが変わってこのまま突っ走るのでしょうか?
移民のお金に頼らないでも、NZは、自立していけるように成長したのでしょうか?
その答えは、分かりません。
私は、NZ経済は、又、落ち込むと思います。
でも、今回は、どうもその経過が7年前と違うような気がする・・・?
平成16年09月09日(木) 09:34pm (NZ time)
■ Coffee = カフィー? ■
おばんです、皆さん。
今日、オークランドは、ずっと曇りでした。
気温は、それ程、低くはありませんでしたが、暖かくもありませんでした。
今日は、手抜きします。
以下は、記帳簿でのやり取りです。
kazuさんと言う女性と私のやり取りです。
結構、皆さんの興味のある内容ではないかと思い、手抜きするには、丁度良い材料です。
以下、ごろうじれ。
kazuさん :
こんにちは!
阪神大震災ほどじゃないけど、一昨日の南海地震(?)はすごかったみたいです。
7時過ぎの地震のとき、私は車を運転中(それも悪道!)だったので気づかなかった、のんき者です。
ラジオで地震のことを知ったけど、「へぇ~」と他人事で、家に連絡も入れなかった・・・。
子どもたちは、かなり不安だったらしいです。
今、暴風警報のため、娘の学校は午後休校になったけど、娘は「遊んで帰る」らしい。
「電車が止まったら帰れなくなる」とメールしたら、「大丈夫、なんとかなる」だって!
この母にしてこの娘あり?
筆者 :
お久しぶりです。
そうですね。 かなり大きかったとか。
学校が休校になって良かったですね。
この母にして、この娘あり・・・
私の口からは、言えません。
ホームステイ先から連絡来ましたか?
写真と手紙が届いたって?
kazuさん :
お久しぶりです! 風がゴォ~っと鳴り始めました!
ステイ先からはEメール連絡なしです。
こちらの手紙はまだ届いてないと思います。
娘もEメール出したけど、返事来ないみたいです。
でも、昨日、先方から娘宛に小包(忘れ物)が届きました。
送料が40ドル(!)かかったみたいです。
着払いにしてほしいと、メールしたんだけど、通じなかったのかも。
「ありがとう」のメールですませてよいのかどうか、わかりません。
日本じゃ、お礼の品を送ったりするけど・・・?
海外では かえって失礼なのでしょうね。
筆者 :
海外あて、郵便で、着払いは、ありませんよ。
ですから、着払いと言っても、どうしようも無いです。
お礼の品を送ったら、先方さん喜びますよ。
どうして、海外では、失礼なのですか・・・?
う~ん 誰かにそんな事を言われたのですか?
でも、写真と大変 洗練された英文のお手紙を送ったのですから、充分だと思いますよ。
若し、どうしても何かを送りたいと言うのでしたら、私が受け付けますから、遠慮せずにどうぞ。
kazuさん :
( ̄ロ ̄;)!! 海外あて郵便の着払いはなかったのね。
知らなかったです・・・無知でした。
海外でも、お礼の品はOKなのね、これも知らなかった~。
(なにかの本で、やたらと贈り物をしてはいけないと読んだので。)
こちらへ来ると、本当に勉強になります。
ありがとうございます。(^^)
写真と手紙で充分なら、それでいいかな、と。
あの英文、洗練されているが故に、Motherさんたちは娘の考えたものだとは思わないでしょうね。
筆者 :
日本でも郵便の着払いって、無いと思いますが・・・?
海外でもお礼の品物は、ごく普通の礼儀作法ですよ。
どんな本を読まれたのでしょうか?
洗練された英文は、どなたが書いたのか知りませんが、お嬢さんの考えが基盤にあるので宜しいかと思います。
その辺は、阿吽の呼吸です。
外人さんにも分かる阿吽の呼吸って、面白いですね。
kazuさん :
日本国内なら着払いは当人どうしの意思疎通があれば、OKですよ~。
ちなみに国際郵便はハガキ、書簡なら「100通」以上でOKのようです。
(事前に郵便局長からの許可が必要だけど。)あれから郵便について少し勉強しました。
たしか国際マナーの本だったと思いますが、本屋で立ち読みしただけの知識なので・・・。
私の思い違いだったのでしょう。
本は買って読まなきゃその知識は身につかないと、渡部昇一先生がおっしゃっていましたが、本当ですね。
あ、そのマナーの本には、中国の人に時計を贈るのはダメだということが載ってました。
外人さんにも分かる阿吽の呼吸・・・?
う~ん、いとをかし。
筆者 :
そうですか、色々勉強になりました。
国際マナーの本ですか。 そんな本があるんですか。
中国人に時計を贈るのは、駄目と言うような、その民族特有の個別のマナーは、致し方ないですが、
文明人のマナーは、大体どこでも似たようなものだと私は、思っています。
日本人の特殊性は、言葉遣いなどで特に現れます。
レストランさ、入って、お店のねえちゃんを呼ぶときに、「I'm sorry」と言ったら、噴飯ものですし、
飛行機の中でコーヒーを頼むときに「hot」と言ったら、意味が通じません。
「ホット」が日本だけの、特殊な和製英語の意味で使われていると言うのは、常識を少し働かせれば直ぐ分かるのですが。
又、日本語で「これは、私の愚妻です」と英語で直訳して「This is my stupid wife」と言ったら、
そりゃもう~ 天地が引っくり返るような騒ぎになるでしょう。
日本語の特殊性は、謙遜、謙譲の美徳と言う概念が織り込まれていることです。
それは、日本人同士の時には、欠かせないが、西洋人と話す時は、欠かさないといけない。
それでは、「ホットコーヒー」を頼むときは、
英語で何と言うか? 「coffee, please」です。
コーヒーは、熱いと相場が決まってます。
アイスコーヒーもちらほらと海外でも出てきましたが、コーヒーは、Coffeeです。
しかし、町のカフェで「coffee, please」とやると、
まぁ、なんと・・・!!? 「What kind of coffee?」
と質問が沢山返って来る。
コーヒーの種類を指定しないとコーヒーは、出てきません。
豆の種類じゃなくて、エスプレッソとかカップチーノとかShort blackとか、そんな類です。
私は、Filter coffeeの薄めのBlackをいつも頼みますが、無い事が多い。
所謂、日本で言う、「アメリカン」です。
「American, please」などと言ったら、勿論、意味は通じないですし、そもそも精神の正常性を疑われます。
そして、Black coffeeの場合は、「No sugar, please」といわなければいけない。
砂糖が入っていても居なくても、色は、黒です。
ですから、「Black coffee, no sugar, please」と言わないと、ミルクは、入っていないが、砂糖たっぷりのコーヒーが出てきます。
つまり、本当に目に見える、文字通りの意味で彼らは、言葉を使っています。
かなり、脱線しましたが、ちょっと、参考になったでしょ?
これらは、いずれもマナーではなく、概念の違いですね。
かなり、余談になってしまいました。
清水幾太郎が言っていました。
日本古来の礼儀作法を海外でも通していれば間違いないと。
必ずしもそうでもない時も沢山ありますが、基本は、正解だと思います。
日本特有の言葉遣いの特殊性を英語で言う時は、自分の頭の中で変換して外人用にしなければいけません。
日本のカタカナ英語は、私にとっても最近、混乱の元凶となりつつあります。
kazuさん :
「愚妻」、日本国内でも、その紹介の仕方はいやですね~。
あと「つまらないものですが・・」といって贈り物を渡すこと。
謙遜も行き過ぎると相手が不愉快な気分になると思うのだけど。(私って日本人らしくないのかな)
知らず知らずのうちに、私自身もそんな言葉を使っているかもしれません・・・。
幸いにも私の周囲には、こんな言い方をすると、眉をひそめて「その言い方はダメよ~。」と注意してくれる人がいて、
助かります。
国際マナーの本だったかは忘れたけど、
「私の妻は先日、階段から落ちて怪我しました。」と笑いながら語った人を、
「奥さんが怪我したのに、なぜ笑うのか?」と、外国人がたしなめた、という話が載ってました。
また、何年か前に「日本の常識は世界の非常識」って本が出版されてました。
内容は忘れたけど、国際社会からみて、日本はかなり特殊な社会だということを強調してた気がします。
「アメリカン」って和製なのですか、知らなかった~。
私の「海外でコーヒー」の少し悲しい思い出。
ハワイで「coffee」と言ったら通じなくて、「コーヒー」で通じたこと。
複雑な気分でした。
筆者 :
愚妻なんて、今時使う人は居ません。
単なる極端な例で出しただけです。 愚息もあります。
しかし、愚夫、愚彼、愚彼女、愚娘は、無い。
愚爺、愚婆も無い。
これ、如何に・・・?
でも、「詰まらないものですが」は、未だに正々堂々と大手を振ってまかり通っていますね。
まぁ、良いんじゃないですか、それも日本の文化ですから。
駄目と言っても、個人一人の力では、変えられません。
外人なら「Thank you」と言うところを日本語では、「済みません」になる状況が頻繁にあります。
これも、論理的に変だと言って、私とkazuかあさん二人だけが論理的日本語として使っても通用しません。
ですから、日本語は、今あるがまま受け取るしかないと思います。
現代の我々は、かなりアメリカ文化に毒されていますから、ほんの少~しだけ戦前の日本人の考え方と違うと思います。
それ故に、kazuかあさんのお友達のようにたしなめるような方が居るのだと思います。
一般的に言えることは、西洋人は、自己否定的な表現を使いません。
常に肯定的、前向き、積極的、楽観的な表現で言おうとします。
例えば、「私の英語は、駄目だ」と日本人が言うところを、彼らは、このように言います。
「私の英語があなたに通じるように願っています」とか
「英語は良く分かりませんが、最善を尽くして私は、自分の意思をあなたに伝えたいと努力しています」と言うような言い回しをします。
「日本の常識、世界の非常識」は、竹村健一と言うおっさんが出した本です。
これは、かなり当たっている部分が多いと思います。 読んでいませんが、大体あのおっさんが言うことは察しがつきます。
「アメリカン」は、和製。 知らなかったんですか。
それじゃ、今度、ハワイへ行って、CafeかBarに入ったら、
「I'm American」と言って見てください。 面白いかも・・・?
「Coffee」で通じなくて「コーヒー」で通じた・・・って意味が分かりません。
「Coffee = コーフィー」と発音したんですか?
それで通じなくて、「コーヒー」と発音したら通じたんですか?
そうだとしたら、そのハワイ人は、変だ。 日本人に慣れすぎているのでしょうね。
NZで「コーヒー」と言ったら、日本人意外分かりません。
「コーヒー」で通じる訳が無い。 それは、変です。
この会話、結構楽しいかったと思います。
これから、気まぐれを書きますので、これをそっくりコピーして使いますよ。 良いでしょ、kazuさん?
kazuさん :
肯定的、前向き、積極的な表現、大好きです!!(^^)
楽観的、は時と場合によります。
世界全体を変えることはできないけど、自分の周囲は変えられるかも・・・?
実際、友人によって、私は以前よりは否定的な表現が少なくなりました。
今では、否定的な言葉を聴きすぎたり、発したりすると、肉体的にも精神的にもしんどくなるので、自重せざるをえない・・・。
私が体調不調なときは、マイナス思考のときが多いです。
「類は友を呼ぶ」というように、肯定的な発言をする人の周囲には、同じように肯定的な人々が集まるのではないでしょうか。
kiwidream1997さんの周囲は肯定的な人が多いと思うけど・・・?違ったらごめんなさいね。
「I'm American」、おもしろいですね、勇気と機会があったら試してみます。
思い切りジャパングリッシュ(日本語的英語?)で。
「Coffee = カフィー」と言ったと思います。「コ」が「カ」に近い発音でした。
(なまってた?だからわからなかったの?)
当時、遭遇したハワイの人たちは、日本語ペラペラなのに、
自分の都合が悪くなると「ワタシ ニホンゴ ワカダラ~イ!」と言っていましたっけ。
「この会話」が気に入っていただけて、光栄です。
気まぐれにその会話を載せると、また、変人さんのファンが増えますよ~?(*^m^*)
私はかまわないけど。類は友を呼ぶ~♪
筆者 :
やっぱ、そうでしたか。
「カフィー」ね。
なして、「コーフィー」が「カフィー」になるんだべか・・・?
アメリカ人、特に黒人は、母音を何でもかんでも「ア」に近い発音に持っていくようですね。
そう言うのを真似しないようにしましょうね。
彼らの手に掛かると、「a, i, u, e, o」全て、「ア」になってしまうと思います。
本当は「e」を上下さかさまにした「ア」かそれに近いのだと思いますが、
日本人は、日本人らしく、ローマ字読みするのが一番だと思います。
私は、昔、アメリカの東部から日本へ帰る途中、シカゴ デトロイトで乗り継ぎで一泊した事があります。
その時、私はホテルで黒人のおばさんの女性に思いっきり「City map = シィティー マップ Please」と言いました。
「Map」の事を彼らが「メップ」に近い発音をするのを知っていましたが、
私は、由緒正しい日本人英語の「マップ」で通しました。
案の定通じなかったですが、隣に居た、白人の女性が私の「Map = マップ」を理解してくれて、黒人女性に説明してくれました。
そうすると、黒人のおばさんは、「オ~ メェ~ップ」と言って納得したのでした。
白人は、場合によっては、ローマ字読みの発音「a, i, u, e, o = ア、イ、ウ、エ、オ」を分かってくれる事もあります。
「u」を「ウ」と言うのが一番苦しいですが。 しかし、黒人や東南アジアの人間は、絶対分かってくれない。
特に「a = ア」は、永遠に分かってくれない。 彼らは、「a = エ(ィ)」だと思っている。
私は、これから日本人的正統派の英語の発音を世界に広げていこうと考えています。
ただいま、会員を募集中です。
今、入会すると、会員費は、年間100万円を63万円におまけします。 如何ですか、あなたも?
平成16年09月08日(水) 02:04pm (NZ time)
■ まぐまぐの威力 ■
こんにちは、皆さん。
今日もオークランドは、晴れを基調とした比較的良い天気です。
時々、暗雲が立ち込めますので、油断できない状況ですが。
一昨日から昨日に掛けて、「まぐまぐ」からの来場者が急激に増えていると言いましたが、驚異的です!
仮称osakakiwiさんが教えてくれましたが、9月6日のまぐまぐ『メールマガジン From 海外!』の巻で、このHPが紹介されたそうです。
海外各国のサイトを紹介したようです。
私は、残念ながらそのメルマガを持っていません。
中身を見ないで削除した可能性があります・・・ あちゃ~
昨日の来場者は、新記録を作りました。
ユニークアクセス(Unique accesses、一人1日何度来ても1回として計算)は、ここと写真集と気まぐれを合せて、約千人となりました。
普通は、1日当たりのユニークアクセス数は、大体500~600人位ですから、約2倍になりました。
まぐまぐの威力は、本当に凄い。
ただ、これがずっと続くと言う事は無いと思いますが、多くの人に知られたと言う事は、本当に感謝しています。
これらの人達が、何度も足を運んでくれるかどうかは、筆者の力量に掛かっています。
さて、どうなるでしょう・・・?
それにしてもまぐまぐの威力は、驚異的です!
今夜からまぐまぐに足を向けて寝れません。
まぐまぐは、どっちの方角でしょう? 日本は、北ですから、北ですね。
今、足を西に向けて寝てるので、そのままで大丈夫です。
私は、思うのですが、毎日多くの人がHPを見ている。
夫々、色んな興味を持って探したり、調べものをしたりしています。
その対象は、千差万別でしょう。
その中で海外のサイトを探している人は、少ないと思います。
その中で更に、NZのサイトを探している人は、もっと少ない。
それらの人達を引き寄せると言うのは、結構大変な事だと思います。
一旦引き寄せたとしても、内容に満足しなければ、それっきり。
又、内容の濃いサイトであっても、検索エンジン対策を施していなければ、人目に触れない。
このような様々な条件の基、このサイトに辿り着いた人は、幸運です。
あなたには、幸運が訪れるでしょう(段々、危ない新興宗教の雰囲気になってきたべさ・・・)。
でも、このサイトの筆者は、ごく普通の平凡な人なのですが、定連さんには、変わり者が多いような気がします。
なしてだべ・・・?
一種独特の雰囲気を醸し出しているのでしょうか、このHPは?
いずれに致しましても、多くの人がいらしてくれると言う事は、本当に嬉しい事です。
最近、更新をサボっています。
今、足掛け2年がかりのLTBV(長期事業ビザ)を完成させるべく、取り組んでいますが、まぁ、その労力たるや半端じゃない。
これを無料で公開すると言うことは、かなりの意味があると私は、思っています。
LTBVの申請書を自力で書き込むと言うことは、かなり大変だと思います。
英語は、勿論の事、経理、財務、営業、仕入れ、場合によっては、貿易などあらゆる方面の知識と経験が要求されます。
勿論、NZの知識も必要ですし、ある程度のNZ人脈も必要です。
更に重要な物、お金。 金が無ければ、承認されないビザです。
平成16年09月07日(火) 12:32pm (NZ time)
■ 運勢 ■
おはようございます、皆さん。
今日のオークランドは、一体どうしたのでしょう?!
何と良く晴れ渡っています!
暖かく過ごしやすい春の日です。
たまにこのように良い天気でも、罰は当たらないでしょう。
昨日から今日に掛けて、「まぐまぐ」からの来場者が急激に増えています。
特に、「ニュージーランドへの道(結実編)」へ来る方が大変多いです。
一体、どうしたのでしょうか?
「まぐまぐ」でこのHPが特別枠で紹介されたのでしょうか?
「まぐまぐ」の定期便か何かで取り上げられたのかな・・・?
「まぐまぐ」からここへ来た方、教えていただけませんか?
「記帳簿」か「筆者へE-mail」で連絡頂ければ、助かります。
出来れば、そのメルマガへのアクセス方法もお願いします。
「まぐまぐ」発行者がこんな事を言ってちゃいけないと思いつつも、分からないので、致し方ない。
私は、1997年の9月10日にこの地に降り立ちました。
そして、オークランド空港でAspen Lodgeと言う安い木賃宿を予約してそこに3日泊まり、Flatを決めました。
あれからもう直ぐ7年経ちます。
私の誕生日は、9月です。 乙女座です。
誕生日の月には、運とエネルギーが尤も下がると聞きました。
本当かどうか知りませんが、私の過去を振り返るとき、何故か9月に重大な行動を起こしています。
運勢論に従うならば、9月に大きな行動を起こしてはいけないそうです。
しかし、私は、今までずっとその逆をやってきました。
何も意図せずしてそうしてきたのです。
運勢とか自分のエネルギーレベルの低下などと言う事は、全く知りませんでした。
数年前にそんな話を初めて聞きました。
私は、昔、独身の頃、手相見に見てもらったことがあります。
東京に居た時です。 あの時、私は、国の幼馴染と一緒にどこかへ飲みに行きました。
はっきり憶えていませんが、何故か池袋の方だったような気がします。
あのような風紀の悪い場所には、私は、滅多に行かないのですが、何故だか分かりません。
池袋で無いかも知れませんが。
その時、こう言われました、結婚したら家庭は、最悪になる、転職したら、どんどん運勢は下がる。
厄払いした方が良いと言われました。
厄払い、なんぼって聞いたら、5万円くらいと言われました。
女性の手相見でした。
私は、どうしたかと言うと、厄払いをせずに、悪くなると言われた方向へ進みました。
勿論、自分の意思で決めました。
あのいかさまの手相見の言うことは、全く逆になっています。
この世に運勢と言うものはあるのでしょうか?
私は、あると思います。
つまり自然科学では、説明できない不可思議な力がこの世には、あると思っています。
私は、それを直ぐ、神様に結び付けません。
しかし、物理学では解明できない何かの力があると思います。
その最たるものが、人の意思です。
人の意思は、物理学では、解明不可能です。
その人の意思は、死者になってまでも残る事があるようです。
そうすると意思、意志とは、一体何なのか?
死者に、肉体は、ありません。
しかし、それでも意思が有るとしたら、意思と言うのは、何らかのエネルギーの塊ではないかと私は思っています。
そしてエネルギーの塊である以上、何らかの物質で構成されているはずです。
物質が意思を持つ・・・?
例えば、天然ガスが意思を持つと言うことは、ありません。
そうすると意思を持った物体とは、一体何か・・・?
何でしょう? 分かりません。
分かったらノーベル賞ものですが、自然科学的に解明可能ではないかと思うのですが、皆さんどう思いますか?
平成16年09月06日(月) 12:35pm (NZ time)
■ 天災国家 日本 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、どんよりと曇っています。
そして、寒いです。 最近は、ずっとこんなぱっとしない天気が続いています。
たまに晴れて欲しいです。 ( ← 昨日のまま)
昨日、近畿地方で地震があったようです。
かなり大きな地震だったようです。
地震の時やるべき事として、まず火を止める、そして玄関の扉を開ける。
この2つが大切です。
玄関の扉を何故開けるか、お分かりと思いますが、地震で家屋全体が変形したら扉が開けられなくなって、
外へ出られなくなるからです。
そして、出来れば風呂に水を溜めて置く。
これは余談ですが、英語でKinki = キンキ と言えば、変態の事です。
日本語で近畿と言えば、関西地方と言う意味ではありません。
日本語で言う近畿とは、皇尊(スメラミコト)のおわす所とその周辺を意味します。
ですから、正確に言うと、現在の日本の近畿地方は、関東と言うことになります。
「畿」は、天皇の領土と言う意味です。
それじゃ、関東は、近畿じゃないですね。
擬似的表現としてなら、関東 = 現在の近畿としても良いでしょう。
私は、昔、日本に居た頃、サラリーマンをやっていました。
東京に居ましたが、関西勤務の話しが有りました。
他の人達はみんな、関西勤務を毛嫌いましたが、私は、前から関西に興味があり、結構前向きな姿勢を見せたらもうそれだけで、
私は、関西へ行くと言うことになっていました。
それは、良いのですが、私が関西の魅力の一つとして考えていたのは、地震が無いことでした。
そして、関西に引越しして間もなく、阪神・淡路大震災がやってきました。
どうも私の行くところは、どこも大地震に襲われるのではないかと考えてしまいました。
若かりし頃は、道東で大地震に遭いました。
今度は、オークランドの番ではないかと思っています。
それにしても日本ほど、地震の多い国は、他に類を見ないと思います。
NZも火山国家ですから、地下ではマグマ活動が活発だと思いますが、滅多に地震は、ありません。
でも、地震の危険性は充分あります。
又、NZの家屋や建物を見ると地震の事を考えているとは思えませんので、大地震が来たら大きな被害が出ると思います。
同じ火山国家でも日本とNZでは、地震の発生率には大きな違いがあります。
日本は、本当に可哀相です。
日本は、本当に天災の天国です。
地震、台風、津波(tsunamiは、英語にもなっています)、火山の噴火、洪水、大雪などなど、
将に天災が我が物顔で振舞っています。
もう自然災害は、日本から出て行って欲しいですね。
NZに来てもらっても困るし、どこか他の惑星へ行って欲しい。
平成16年09月05日(日) 02:57pm (NZ time)
■ 時代のよる変化? ■
こんにちは、皆さん。
今オークランドは、どんよりと曇っています。
そして、寒いです。 最近は、ずっとこんなぱっとしない天気が続いています。
たまに晴れて欲しいです。
昨日、NHKで(海外でもNHKは有料で視聴可能です)子供の問題に関する番組をやっていました。
現役の学校の先生2人(小学校の先生1人、高校の先生1人)と作家が1人とNHKのアナウンサーの合計4人で話し合っていました。
最近起こった子供の事件やInternetを通した書き込みなどを題材として取り上げていました。
それを見ていて、私は、どうも分かりませんでした。
何が分からないか・・・?
分からない部分は、2つ。
現代の子供と昔の子供とどうして違うのか?
もう一つ分からないのは、現代の日本の子供は、どうしてそんなにストレスを受けているのか?
NHKの番組の中では、個別の子供の事件や悩みを取り上げそれを解説していました。
子供の心理を解説者の人達が分析していました。
子供の心理を分析するのは、良いのですが、どうしてそうなるのかと言う事が、話されていなかった。
私の場合は、特に日本の中の一般的で無い、ストレスの無い地域で育ったので特に理解し難いのかもしれません。
私は、北海道の片田舎で生まれ育ちました。
時代による変化なのか、内地と北海道の片田舎による違いなのか、又は、両方の違いか・・・それが分からないのです。
私の田舎の子供達を見たら、私の子供時代と全く変わっていないかもしれない。
そうすると地域による問題かもしれない。
私の子供は、内地の学校に行っています。
前もここで書きましたが、去年、私が日本に帰ったとき、学校の先生と親とのマンツーマンの進学の話し合いがあり、
私は行って来ました。
そこで見たものは、私にとっては、衝撃的でした。
夏休みでも学校へ行って、はっちゃきになってクラブ活動をしているのです。
夏休みと言うのも半分嘘で、夏休みになっても授業があるので学校へ行っていました。
聞くところによると、私の同年代の親達もやはり同じような学校生活をしてきたと言う事です。
これは、内地の厳しさだと私は、受け取りました。
北海道の牛のようにのんびりしていられないのです。
私は、北海道で牛のようにのんびり育ちましたので、子供の学校が恐ろしくなったのです。
聞くところによると、私の子供の高校は、国体か何かの全国レベルの大会にも出場するクラブがあるらしいです。
あれだけ子供時代の全てを掛けてはっちゃきにクラブや勉強をやっていたら、全国レベルにも行くだろうと思いました。
しかし、一方でストレス(圧迫感)と闘っているだろうと思いました。
ここまで書いてきて、私は、思いましたが、やはり、これは時代の問題ではなく、
日本の内地の高温・高圧の問題ではないかと思ってきました。
北海道で牛のようにのんびり育ったら、子供同士で殺し合いをしないと思います。
あそこまで激しい競争をしていたら、プレッシャーに負ける子供が当然出てきます。
学校と家庭、両方からプレッシャーを掛けられたら、そりゃストレスを感じます。
そしてその欲求不満のはけ口を子供同士でぶつけ合ったら、殺し合いも起きるでしょう。
子供のストレスを解消し殺し合いを止めさせるのは、簡単です。
自由にさせることです。
クラブ活動や勉強は、全て本人の意思に任せる。
親や先生は、子供に選択肢を示すだけ。
あともう一つ気になったのは、やはり日本人的な全体主義が子供達をも苦しめていると言う事です。
日本人の全体主義は、もう如何ともし難い。
個性を大切にしましょうと大人が言っても、その大人たちが全体主義の権化ですから、虚しく響くだけです。
他の子供の事を気にしながら子供は、自分を規制している。
これは日本人の大人も同じなので、これは、日本が永遠に脱出できない監獄です。
子供がどうこう言う問題じゃなくて、大人自身もどうにもならない。
若し、多少でもこの監獄から開放されたいと思うなら、子供の頃から親は、他の子供との違いを意識させるべきだと思います。
人間は、みんな違うと言う事を強調し、他の人と似たような事をやらないように常日頃から子供に言うべきだと思います。
と、こんな事を言うだけで、私は、批判されると思います。
ですから、日本人の全体主義は、永遠に不滅なのです。
平成16年09月04日(土) 10:37am (NZ time)
■ ロシア 学校占拠の惨状 ■
おはようございます、皆さん。
今オークランドは、どんよりと曇っています。
そして、寒いです。
暖かく晴れた天気よ 来い!
ロシアの学校占拠は、尤も悲惨な結末になりました。
ちょっと、想像を超えた、惨状です。
プーチン大統領は、人質の命が最優先だと言っていました。
それは、当然の決まり文句です。
しかし、実際は、人質の命が犠牲になっても、特殊部隊を突入させて、テロ集団を殲滅する腹だろうと私は、読んでいました。
しかし、違った。
いつもの人質テロとは違いました。
特殊部隊の突入前に交渉もせず、駆け引きもせずテロ集団は、人質を殺戮すると言う、
ちょっと予想もつかなかった強硬手段を取りました。
これには、プーチンも驚いたと思います。
テロ集団は、最初から子供達を殺戮する堅い決意を持って、学校を占領したのだと思います。
もうこんな悲惨で過激な行動は、我々には到底付いていけません。
西欧社会、キリスト教社会、イスラム教社会は、やる事がとても過激です。
日本人の犯罪者や警察や軍隊のような人間的な慈悲の心、仏心は、かの地には全く有りません。
やると決めたら、人を殺す事は、全く意に介しません。
とても怖い事です。
この地球上の戦争や紛争は、殆どが彼らの手によって起こされています。
彼らとは、西欧社会や、イスラム社会の事です。
彼らは、非常にわがままです。
自分達の利益を守るためには、他者を犠牲にすることは一向にいといません。
彼らの言論は、とても良く練られていて、美辞麗句に飾られています。
表では世界平和、正義、平等、人権などを口にして、裏では、大量破壊兵器をバンバン生産して、販売に暇(いとま)がありません。
私は、常々宗教に対して警戒心を持っています。
宗教やイデオロギーは、とても怖いです。
宗教やイデオロギーに殉ずれば、人の心から迷いが消えます。
迷いの無い人間ほど強いものは無い。
人も殺します。
宗教を真剣に信じている末端の人達は、とても真面目で誠実な心を持っています。
しかし、宗教には多くの種類が有り、ある特定の宗教を信じた場合、他者を排除し、否定します。
それは、強くその宗教を信じれば信じるほど、その傾向は、強まります。
それは当然の帰結です。
自分達の信じている宗教が唯一絶対正しいと思い込みます。
すると他の宗教は、間違っていると言うことになります。
それ故に、異教徒を殺すこともいといません。
私は、宗教に対して詳しい知識を持っていませんが、
仏教、キリスト教(イスラム教は、キリスト教と兄弟でその源は、ほぼ同様)に対して浅い知識を持っています。
日本の歴史に関する本を読んでいると必ず仏教と出会います。
仏教は、とても煩雑で訳が分かりませんが、私が得た漠然とした印象では、仏教は少なくとも本当に平和を求めていると思います。
キリスト教も表向きは、博愛や平和を求めているように思えますが、その逆も認めている部分があります。
つまり、「目には目を、歯には、歯を」に代表されるような、やられたらやり返せと言う、攻撃的な性質です。
又、場合によっては、掟を破った人間は、石持て撃ち殺せとも命じています。
一方では、「右の頬を打たれたら左の頬を出せ」と言いつつその一方で人殺しを認めています。
こんな矛盾した教義であれば、如何様にも解釈できます。
神を信じながら、人殺しも可能になります。
旧約聖書のヨシュア記を読めばその実態が如実に現れています。
一人一人のキリスト教徒は、とても敬虔で慈愛に溢れていてもそれが集団となって敵対する集団と出合った時、変身します。
戦争や紛争の原因は、殆どの場合、3つに類別されます。
1.自己優越願望(単なるわがまま。一昔前の帝国主義などは、その典型)
2.宗教(欧州を席巻した30年戦争が典型例。 新教徒とカトリックの血みどろの闘い)
3.イデオロギー(これは収束しつつありますが、東西の冷戦は、つい最近までありました)
信じるものは救われる場合もあれば、戦争を起こす場合もあると言うことです。
Georgeは、原油価格の値上がりの責任をどうやって取ってくれるんだ?
彼の奥さんは、Georgeは、致し方なく自己防衛の為、致し方なく戦争に踏み切ったと言っていました。
あれは、共和党員でも信じない、嘘八百だと思いますが、それを支持せざるを得ないでしょう。
勝てば官軍とは、常に適用される諺ではありません。
大義名分が無く、世論の批判が強くなれば、勝っても賊軍に陥落しえます。
強引に大義名分をでっち上げても、人は納得しません。
Georgeの落選を願っているアメリカ人は、沢山居ます。
しかし、支持者も沢山居る・・・
Kerryは、アメリカの労働者を守るために、日本を攻撃して支持を得ようとしているから、これも駄目。
自分達の問題を人に押し付けようと言う、アメリカのいつもの手。
共和党のGeorgeも駄目、民主党のKerryも駄目。
アメリカは、又、カーターさんの時のように凋落すると思います。
カーターさんの時は、余りにも弱すぎて凋落したが、今は、余りにも強引に腕力で勝負するから凋落。
平成16年09月03日(金) 05:22pm (NZ time)
■ ニュージーランドで多発しているスキー事故 ■
こんにちは、皆さん。
今日もオークランドは、どんよりと曇り空、時々雨と言う様子です。
いつものオークランドの天気です。
海外版NHKの「海外安全情報」では、アテネオリンピックの時、随分とアテネでの詐欺事件を警告していました。
日本人は、どこへ行っても最大のお客さんとして、世界中の詐欺師のカモにされているのが情け無いです。
そして、昨日の「海外安全情報」では、ニュージーランドのスキー事故が取り上げられていました。
7月30日にワナカと言う、南島のスキー場で日本人の学生がスキー滑走中に岩に激突して死亡したと言う事です。
その他にもスキー事故が多発して日本人の怪我人が続出していると言う事です。
10日位前に、ここで、Methvenと言う町で日本人の若者が総スカンを喰い、隣町のワナカへ集団移動中と書きました。
そのワナカでスキー事故が多発していると言うのです。
何とも痛ましい事故です。
NZのスキー場で子供を亡くした、親御さんたちの気持ち考えると、その哀しみは、想像に余りあります。
西欧社会と日本社会は、様々な面で違いがあります。
その根底的な違いは、自己責任に対する自覚です。
西欧社会は、どこの国でも、原則は自由です。
そして、事故などが起こってもその責任は、自分が負います。
勿論、全ての事故ではありませんが、スキー事故などは、全て自己責任です。
それに対して、日本は、原則が禁止の国です。
それ故に、自己責任の意識が薄く、お上から保護されるだろうと言う無意識の依頼心が働いていると思います。
自己責任と言う言葉を聞き、そして他人がその言葉に該当する状況になった場合、殆どの人は、それなりに納得していると思います。
しかし、それが自分の身に降りかかって来た時、それは冷徹な厳しさを実感せずには居られないと思います。
もたれあいの傷のなめあいは、有りません。
死のうが楽しもうが本人の自由と言う事になります。
例えば、スキー場で言うなら、日本のスキー場でしたら、安全面に充分に配慮され、危険な場所は、殆ど入れなくなっています。
スキーゲレンデを滑走中に岩場に出くわすと言う事は、有り得ません。
その代わり、日本では、野性的な醍醐味を味わう事は出来ません。
みんな一緒に、安全地帯で楽しみましょうね、と言う合言葉の元、コースの不備による事故は、余り起こらないと思います。
日本のスキー事故の殆どが、初心者が他人に激突して、骨折すると言う事故です。
これは、コースのせいではなく、技術的な問題です。
ところが、NZでは、コースの中に死亡してもおかしく無い岩場があると言うのです。
その他にも有ると思いますが、私は、こっちでスキーをしたことが無いので知りません。
ただ、憶えておくべき事は、海外では、自分の身は、自分で守ると言う意識を強く持つべきだと言うことです。
日本でもその意識は、あってしかるべきなのですが、日本の場合は、非常に特殊な社会で、危険地帯へは行けない設計になっています。
あれも駄目、これも駄目と言う、禁止事項ばかりで、息苦しくなりますが、死ぬ事が無いようになっています。
私は、海外のように自己責任を持ち、その代わり、自由があると言うほうを好みます。
多くの日本人も私と同じではないかと思いますが、頭でそれを思い描いているのと、生活の中で実感する違いがあります。
NZの冬(日本の夏)には、多くの日本人が訪れると言う事です。
NZは、日本人にとって、大変人気のある国です。
でも、NZは、日本と違うと言う事を、頭だけではなく、実感できるようにして、事故を無くして欲しいです。
平成16年09月02日(木) 04:04pm (NZ time)
■ この世はカネ 金 ■
こんにちは、皆さん。
今日もオークランドは、どんよりと曇り空、時々雨と言う様子です。
又、いつものオークランドの天気に復帰したようです。
室伏の金は、どうもこじれていますね。
金は、確定なれど、その物理的な金メダル本体が手元に来ない。
ハンガリーのアヌシュと言う選手が金メダルを返さないと言っていますね。
ドーピング検査を拒否したと言う事は、薬を使ってまでも金メダルが欲しいと言う執念が有ったからでしょう。
そして、その執念は、自分の生活に直接影響してくる財政的な背景があるのだと思います。
金メダル剥奪と言うスポーツ選手としての最高の不名誉を得て、更に、金メダルを返さないと言う、往生際の悪さは、
恥も外聞も無い、なりふり構わぬ、醜態と言うか、卑劣さは、やはり、現実的な生活と直結するからだと思います。
金メダルを獲得した選手に対して、ハンガリー政府又か、ハンガリーのオリンピック団体か又は、何かの公的組織から、
一生生活できる、金品が送られるのだと思います。
その他にも色々な実生活の収入があるのでしょう。
それらの物質的、金銭的な見返りに対する執着だと思います。
どなたか、ハンガリーの金メダル獲得選手に対する褒章をご存じないでしょうか?
若し、ハンガリーの金メダル獲得選手が、名誉だけを得ると言うのであれば、こんな醜態を晒さないと思います。
あの異常な執着心は、金メダルへのこだわりではなく、金(カネ)に対するそれだと思います。
それにしても、現実と言うのは、醜いものです。
スポーツマンシップの微塵も無い、見事なまでの世俗的な欲の為に、金メダルを目指してきた、ハンガリー選手。
ハンガリー選手で、金メダルを剥奪された選手は、今回何人居るのでしょうか?
他にも数人居るらしいですね?
こんな後味の悪い、五輪は、嫌です。
やはり、人間として、最低限の人格を備えていなければ、金メダルを取っても、その価値は、限りなく減少する。
貧しい国に限って、金メダル獲得選手に対する、褒章は、とてつもなく豪華になると言う、皮肉。
勝利に対する動機としては、金銭的収入がとても大きいのは、人情としては、分かる。
しかし、それだけが、スポーツ競技の動機になった時、儚くなる。
平成16年09月01日(水) 06:34pm (NZ time)
■ 筆が進みません ■
おばんです、皆さん。
今日、オークランドは、どんよりと曇り空の後、雨でした。
昨日までは、良い天気が続き、漸く雨ばかりの冬を脱出したかと言う期待を持ったのですが、違いましたね。
でも、これは、毎年あることです。
昨日、8月31日、GoogleのIncoming Links(バックリンク)の更新がありました。
ところが、なんとこのHPのIncoming Linksが何もなくなってしまいました。
何かの罰則(Penalty)を課せられたのかも知れません。
考えられるとしたら、
melma、goo、exciteの3つのblogからここへのリンクを貼っているのが自作自演として取られたのかも知れません。
PageRankは、依然として変化無です。
どうもようわからん・・・
本日、トップページの背景色を変えました。
ちょっと、強過ぎる色でしょうか?
最近、HPへ時間を裂けなかったので、かなり後れを取りました。
今日は、どうも筆が進みません。 これにて、御免。
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