コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - July 2004.
当ページを立ち上げた日 平成16年08月01日(木)
平成16年07月31日(土) 05:0pm (NZ time)
■ 炎天下の車中で幼児死亡 ■
おばんです、皆さん。
今日、オークランドは、何故か雨が降っていません。
と言うか、どう言う風の吹き回しか、お天道様が顔を出しています。
たまにこう言う事があっても良いでしょう。
毎年、日本の夏(ニュージーランドの冬)になると嫌なニュースがあります。
それは、真夏の炎天下の中、車の中に幼児を置いたまま、親がパチンコをやっていて、幼児が死亡する事件です。
これでもかこれでもかと言うくらい毎年、毎年、繰り返されます。
どうして真夏の炎天下の中、車に幼児を置き去りにしてパチンコをするか・・・?
子供が死亡するのが分からないのか・・・?
単なる無知か、それとも己の目先の快楽が大きすぎるため、子供に対する配慮が行き届かないのか・・・?
この記事を読まれている方も私と同じ疑問をもたれると思います。
誰もが私と同じように感じ、嘆いていらっしゃると思います。
真夏の炎天下の中、車の中に自分の幼子を置き去りにしてパチンコをするような親を身近で探そうとしても、まず見つかりません。
しかし、そう言う親と言うか人間は、現実に存在していて、毎年、その愚かな親の子供達は、死んでいます。
自分の考えや感じ方では、到底思いもつかない人は、世の中に居ます。
しかし、現実だと言っても自分の身近にそのような、愚かな人間を見ることは、殆ど有りません。
愚かな人間は、現実の世界で見ることは良くありますが、そこまで恐ろしく愚かな人間を見ることは、ありません。
しかし、そう言う人間が実際に居て、死亡事故を起こしている。
これは、一体どう言うことでしょうか?
どうも解せません。
自分には到底及びもつかないほどの素晴らしい行いをする良い人ならば、
理解できなくてもそう言う事実を知るだけで嬉しく問題ないのですが、逆だとどうも暗い気持ちになる。
止めて欲しい。
蒸し風呂のような高温の車の中でじわじわと死んでいく幼児は、どのような心境でしょうか・・・?
想像すると恐ろしくなります。
自分を置き去りにした愚かな親を恨むと思います。
いや、そのような感情も持たない幼児でしょうから、ただ、動物的な生命的危機に対する恐怖のみかも知れません。
今年でこんな事件は、最後であって欲しいと願うばかりです。
平成16年07月30日(金) 02:29pm (NZ time)
■ NHKの海外安全情報 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、雨、雨、雨・・・・・
海外版のNHKでは、1日のうち、数回ほんの数分ですが、「海外安全情報」と言うミニ番組を流します。
この番組は、日本で放映していないと思います。 流していますか?
本当は、これは日本で流したほうが良い番組ですが、NHKの方は、そこまで考えが及んでいないと思います。
海外に居る人は、海外の怖さを知って居ます。
それなりに自分で自分の身を守る心構えが出来ています。
そう言う人達にこのような番組を見せるよりも、今、日本に居てこれから海外旅行に出かける人に知らせるべき内容です。
それは、どう言う内容かと言うと例えば、
豪州(オーストラリアの事)へ旅行し、観光地で知り合ったばかりのAussie(オージー = 豪州人)と仲良くなりました。
そして、そのAussieは、言いました。
「クレジットカード無くしちゃって、今、手持ちの金が無いから20万円貸して?」
「クレジットカードが出てきたら、必ず返すから」と言って、身分証明書を出すそうです。
そして、貸したら、そのAussieはドロン。
身分証明書は、勿論、嘘。 とか、
タイへ旅行へ行って、片言の日本語を話せるタイ人から賭博に誘われて、ついていったら、いかさまで全財産巻き上げられる。
とか、韓国のチェジュ島へ船で行く途中、日本語を話せる韓国人と一緒に酒を飲もうと誘われ、薬入りの酒を飲まされ、
金を盗まれる。
と言うような、事件を紹介しています。
このような絵に描いたような、騙され方をする人は、非常に珍しいと思います。
が、しかし、実際にそう言う人は、実在するのです。
ごく一般的な常識を持っているならば、騙されないですから、普通の人は、こう言う手には引っかかりません。
しかし、事件になるような人達は、ほんの一部ですが、その人達が問題なのです。
常識の欠如と言っても良いかもしれませんが、海外で知り合いになったばかりの人間に金を取られるような人も居ると言うことです。
恐らく、そう言う人は、良い人で、「No!」と言えないのだと思います。
「No!」と言って、相手を疑って、相手の気分を害すと言う事を恐れる余り、金を貸してしまうのです。
自分が被害を被るかもしれないと言う、疑念は当然頭に湧いてくると思いますが、それよりも「No!」と言って、
相手の気分を害すると言うことの方を恐れるのです。
こう言う人は、日本から外へ出ないほうがいい。
さぁ、私を騙してくれと言っている様なものです。
良い人で人を信じることが出来ると言う事は、良いことです。
しかし、場所と状況を考えて、自分に何が起ころうとしているか、それを判断できないといけません。
「No!」と直接的に言わなくても、何とでも言いようがあるのです。
例えば、「私も金が無い、逆に金を貸してもらえないだろうか?」とか。
一緒に酒を飲もうと言われたら、いや止めとくと言えば良い。
いずれにしても、何らかの方法で自己防衛を出来ない人は、日本から出ないほうがいい。
人を信じることが出来る人は、素晴らしい人ですが、日本人のそう言う性格につけ込む悪党が、海外には沢山居ると言うことです。
日本に居る、外国人犯罪が増えています。
日本は、犯罪者にとっての天国だと思います。
無防備で、犯罪者は、居ないと言うような前提で社会全体が構成されています。
全員が良い人なら、その社会は、問題ありません。
しかし、そこに悪党が紛れ込んだら、悲惨です。
日本人が海外へ行く場合は、その逆のケースで悲惨です。
若し、海外へ行って、危ないと思った場合は、日本語で大きな声で話すことです。
英語を流暢に話せるのなら、問題ありませんが、若し、英語で話す自信が無い場合は、日本語でわめき散らすのです。
相手が分かろうが分かるまいが、そんな事を気にしている暇はありません。
勿論、相手は、わからないでしょう。 それで良いのです。
海外で日本人を標的にする外人は、片言の日本語を話せる人が多いらしいので、わかるかもしれませんね。
いずれにしても言葉が分からないからどうしようなどと、悪党の立場をそこまで尊重していたら、間違いなく騙される。
NHKの海外安全情報は、日本で流すべき番組です。
平成16年07月29日(木) 05:11pm (NZ time)
■ モーテル Motel ラブホテル ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは、湿っぽい空気ですが、時々ばらばらだけで、威勢良く降りません。
いつ、GoogleのPageRankが更新しても可笑しくない時期ですが、まだです。
前回の更新が、6月23日でしたから、そろそろです。
しかし、どうも最近のGoogleの動きは、不審です。
Incoming Linksのデータは、今までと違い、PageRank3以下のページばっかがリンク元になっています。
何か大きな変動が起こる前兆か・・・?
今までと全く違うルールを適用されたら困るけど。
「PageRank4以上の相互リンク集」をわざわざ作って用意しているのに、これで全く新しいルールが導入されたら困るべさ。
皆さん、モーテルに泊まったことはありますか?
私は、何度もモーテルに泊まったことがあります。
一人でです。 ニュージーランドの話です。
女性とではありません。
何を言いたいかと言いますと、モーテル = Motel = Motorist Hotelが日本では、誤解されている節があるからです。
モーテルは、恋人同士、不倫カップル、などが利用するホテルと言う意味合いが日本では、ありそうです。
ラブホテルと言う奴とモーテルは、Nearly equalになっていると言う事は、無いでしょうか?
無いかな?
英語でモーテルと言ったら、本来の意味です。
つまり、車で旅行している家族が、自炊しながら宿泊するような、宿泊所です。
ですから、台所用品が一式備え付けられている、モーテルも沢山あります。
しかし、モーテルと言う名称だけれども、ホテルに近いところもあります。
いずれにしても、駐車場は、間違いなくあります。
だって、車で旅行中に泊まるのですから、駐車場が無いと始まりませんね。
海外へ行って、モーテルとラブホテルを間違える人は、最近では、余り居ないと思います。
そもそも、海外では、ラブホテルなどはありません。
しかし、世の中には、いろんな方が居ますから、未だに、モーテル = ラブホテルと思っている人が居るかもしれません。
これは、海外での話しです。 日本の話ではありません。
これを先に言うべきだったな。
平成16年07月28日(水) 08:15pm (NZ time)
■ せめて20世紀 ■
こんにちは、皆さん。
今日のオークランドは、雨です。
雨、あめ、アメ、雨・・・・・
またしてもです。
インターネットが繋がりません。
日本の皆さんには、信じられないかもしれませんが、私は、電話線接続です。
通信速度は、31.2kbpsです! どうですか? 信じられますか?
私は、信じられません。 日本の我が家では、8Mbpsです。 Yahoo BBです。
こちらでは、雨が降ると、繋がらなくなるのです。
万一、運良く繋がっても、通信速度は、落ち、そして、いきなり切断します。
もういい加減に嫌になってきた。
この問題は、1ヶ月くらい前にここでも訴えました。
そして、重大なる決心をして、Telecomに電話しました。
そして、人類とお話して、直してもらったのですが、またしてもです。
これじゃ~幾らなんでも、ちょっとひどすぎる。
日本から電話くれた人も居たのですが、通じなかったそうです。
私も試しました。
自分の携帯から、地上電話に電話したら、確かに呼び鈴が鳴りませんでした。
これは、ちょっとひどすぎるなぁ・・・
21世紀とは、言わない、せめて、20世紀の世界に行きたい。
今は、19世紀。
と、これは、以前言いましたので、焼き回しです。
雨と電話通信の関係が分かりますか・・・?
私も当初、皆目検討がつきませんでした。
しかし、前回、点検に来てもらった、Telecomのおにいさんに聞いた所によると、
雨で湿度が高いと電話線接続の回線が影響を受けると言う事です。
前のフラット{Flat = アパート = 文化住宅(関西語)}の時は、こんな事はありませんでした。
地域による影響もあるのかもしれません。
今、居るGlenfieldは、直ぐ近くまで、Creek(入り江)が入ってきているので、そのせいかも知れません。
いずれにしましても、現代の科学文明とは、かけ離れた世界です。
しかし、世界では、このような問題が、ごく普通にあるのかもしれません。
日本に居ると分からない、別世界の現実は、とても原始的な現象として現れます。
皆さんも、如何ですか?
日本が見える、世界が見えると、生活の中で実感できる良い機会ですよ。
お薦めです。 ニュージーランド!
平成16年07月27日(火) 04:04pm (NZ time)
■ 粗大ゴミ ■
こんにちは、皆さん。
今日のオークランドは、雨です。
雨、あめ、アメ、雨・・・・・
この写真をご覧下さい。 写真をクリックすると拡大画像が表示されます。
上の2枚の写真は、私の家の前と隣の家の前に出された粗大ゴミです。
左の写真が、私の家の前、右の写真は、隣の家。
実は、私は、未だに、オークランドとNorth Shoreの粗大ゴミの仕組みが分からないのです。
粗大ゴミの仕組みって、変な表現ですね。
正確に言うと、粗大ゴミ収集の制度が分からないのです。
どう言うものを出して良いのか、いつ回収されるのか、分かりません。
調べようと思ったら、直ぐ調べる事が出来ます。
Norh Shore City Councilに電話して聞けば分かります。
しかし、そのような重大な決意をするまでに至っていません。
NZでは、大きな組織へ電話するとロボットが出ます。 ロボットと言うのは、録音の事です。
人類に辿り着くまでに、幾多の試練を乗り越えねばなりません。
ロボットが待て! と言い、その間、BGMを聞きながら待ち、人類が出る事もあります。
それは、幸運に恵まれた日です。
不運な日は、ロボットの後、BGMを聞かされて、長い間待たされ、その後、遂に人類が出た! と思ったら、
「私、その件は、知らないから、分かる人と変わる」と言われ、又、BGMが続き待たされます。
これが延々と繰り返され、たらいまわしにされ、目が回り、気が遠くなり、意識が虹の彼方に薄れていきます。
と言う経過が私の頭に描かれ、それを思う時、電話する気概と勇気と大志が失われるのです。
と言う事で、私は、粗大ゴミの仕組みが未だに分からないのです。
しかし、前回の日曜日に、粗大ゴミがあちこちの家庭から出されて居ました。
こう言うことは、滅多にありません。
風の噂によりますと、粗大ゴミ収集の日は、1年に1回しか巡って来ないとか・・・?
そう言う訳で、粗大ゴミを出す機会に遭遇する事は、とても稀有な出来事です。
そう言う訳で、私は、長期間保存しておいた、
切れた電球、5~6個、車のスパークプラグ3個、切れた電池1個、汚い車のハブキャップ2個を出しました。
でも、実は、自信がありません。
粗大ゴミには、どんな種類のゴミを出して良いのか分からないからです。
普通の燃えないゴミの日に一度、切れた電球を出したら返却されたのです。
それで、どうして良いか分からず、ずっと保管していました。
Trade & Exchangeで売りたいのですが、切れた電球を買ってくれる、度量の大きな人は、居ないと思います。
私の近所では、毎週、金曜日の朝、ゴミ収集車が来ます。
その時は、一般ゴミと一般の燃えないゴミを出す事が出来ます。
ゴミ収集日は、地域によって違います。
又、North Shoreは、ゴミを出すのは、有料ですが、West Aucklandは、無料でした。
日曜日から、粗大ゴミが各家庭の前に山積されていますが、本日、火曜日になっても回収されていません。
上の写真は、さっき撮ったものです。
私は、切れた電球が希望通り回収される事を願っています。
いつか、気が向いたら、City Councilに電話してみたいと言う、野望を抱きつつ、数ヶ月、あるいは物によっては、
数年保存してきた、燃えない、粗大ゴミが回収される事を期待しつつ、筆を置きたいと思います。
平成16年07月26日(月) 09:17pm (NZ time)
■ 鮭 鱒(さけ・ます) ■
おばんです、皆さん。
今日は、良い天気でした。
夕方から、結構冷え込みましたが。
昨日又、ガスストーブのガスが切れて、今日、SunnybraeのシェルでLPGを補充してきました。
重量で、1kg当たり、$2.10です。 高いでしょ?
因みに英語では、ストーブのことは、Heaterと言います。
Stoveと言ったら、台所の料理用コンロを意味します。
これも今まで、何回も言いましたね。
皆さん、鮭の刺身を食べた事がありますか?
日本では、食べないですね。
鮭の肉には、寄生虫か、何かの有害な虫が居る事があるので、生で食べてはいけないことになっています。
ところが、NZでは、鮭(Salmon)の刺身とか寿司がとても多いです。
例によって、日本食を装って、実際は、韓国人がやっている、
寿司バー(寿司パックのお持ち帰りの店)などでは、鮭を生でバンバン使っています。
日本人経営の本当の日本食でも、同様です。
そして、Kiwiも日本人も他の人達も、こっちに居る人達は、皆、バクバク生の鮭を食べています。
本当に、これって、良いのでしょうか?
NZの鮭には、虫が居ないのでしょうか?
実際のところは、分からないです。
私も食べます。
ただ、一ついえることは、こちらの鮭は、日本のそれと全く味が違うと言う事です。
色も違いますし、味も違います。
こちらの鮭は、薄いピンク色です。
油が乗っていると言うか、肉全体に油分が多いです。
それで、食べると美味しく感じるのですが、日本の鮭のようにわき腹に油が溜まっているというのではなくて、
肉全体に油がしみこんでいる感じで、見た目には、分かりません。
ただ、色が綺麗なピンク色です。
日本の秋あじや紅のような鮮やかな赤い鮭は、ありません。
私は、漁師町で生まれ育ったので、子供の頃から、鮭、鱒などを良く食べました。
イクラも鈴子(すずこ すじこと発音する人も居ます)も勿論、バンバン、料理として出ました。
でも、余り好きではありませんでした。 今は、大好きですが。
ところが、鮭と鱒の違いが未だに分かりません。
鮭でもいろんな種類があると言うことです。
取れる時期によって、色々、呼び名が異なるらしいのです。
あるいは、種類の違う鮭なのか・・・?
その説明を今まで生きてきた、30年近い人生の中で何度も家族から聞いたのですが、未だに理解出来ません。
土地柄による、常識と言うものがあります。
その土地に居る人間は、馬鹿でも知っていると言う事柄です。
それが、私に起こったことがあります。
鮭、鱒とは、話しが違いますが、それは、数の子です(←この字でいいべか?)。
数の子って、何のコッコか知っていますか?
コッコって、魚の卵とか子供の事です。
10年以上前になると思いますが、正月に私が、国の実家に帰った時、数の子が出ました。
数の子は、特に珍しいと言う事は、無いのですが、当たり前の食べ物です。
その時、私は、ふと疑問に思いました。
そこで、その疑問を率直に口に出して、家族に聞きました。
「数の子って、何のコッコ?」って、聞いたのです。
その時の家族の驚きようと言うか、呆れようと言うか、たまげようというかそれは、それは、大変な騒ぎになりました。
私の育った漁師町では、それは、余りにもそして、余りにも当たり前の常識だったのです。
しかし、内地の人には、知らない人が結構居ると思います。
しかし、それが、或る土地によっては、許されないのです。
それで、私の家族は、もう大爆笑でした。
そして、私がまるで人間ではないかのように呆れていました。
答えは、数の子は、鰊(にしん)のコッコです。
しかし、これが知らないからと言っても、それ程、天地が引っくり返るように驚くべき無知なのだろうか・・・?
と私は、思ったのですが、私の国では、誰でも知っていることなので、それは、とても奇妙で、とてつもない驚きだったのです。
一般的に余りにも日常的に知っている事柄を知らない人が居ると、知っている人は、知らない人に対して、とても驚きます。
しかし、その知っていることが、人類全体の常識ではない事も結構あります。
それでも、余りにも常識的な事柄である人々に取っては、それを知らない人が居る事、自体が大きな驚きになり得ます。
それは、常に起こりえます。
特に専門家の人達が、一般人に説明する事は、かなり辛いと思います。
特に専門家と言うのは、一般人を良く知らない人が多いので、一般人が無知である事を理解できない事があります。
それで、説明が上手く出来ないのです。
どこがどのように、理解出来ていないかを理解できないのです。
それは、想像力が乏しいとも言えます。
人の辿る疑問は、似たような傾向がありますから、分からない人がどのように分からないのか、想像できる人は、
人の心が分かる人だと思います。 又、変な方向に来ましたね。
良いのです。 気まぐれですから。
平成16年07月25日(日) 09:13am (NZ time)
■ Spam スパム ■
おはようございます、皆さん。
今ニュージーランドは、朝もやが徐々に薄れて行きつつあります。
今日は、天気が良さそうです。
私は、HPを運営している関係上、SEOについて色々気にしています。
SEOって、知っていますか? Search Engine Optimisation(アメリカ語で綴るとOptimization)の略と言うことです。
日本語で言うと検索エンジン最適化と言うらしいです。
Optimisationと言うと、第一義的な意味は、楽観主義とか、楽観的であること、
と言う意味になると思いますが、最適化と言う意味もあるとをHPを作るようになって初めて知りました。
因みに海外でも使っているようですので、本当の英語です。
それで、最近、気になることがあります。
Yahoo! Japanです。
このサイトは、Yahoo! JapanのDirectory(ダイレクトリー = カテゴリー毎に分類したリンク集)に掲載されています。
このHPを立ち上げたのが昨年の8月25日で、ややして、ヤフーに申請したら、掲載される事になりました。
9月19日以来このサイトは、Yahooのカテゴリーに掲載されています。
それ以来、ずっと、このHPに来る人の5~6割がYahooからでした(お気に入りの常連客を除いた、検索エンジン経由の来場者)。
それが、今年の、5月31日を境に変わりました。
GoogleがNo. 1に躍り出て、Yahooが2番になりました。
それまでは、Yahoo経由の来場者が、No. 1で、Googleは、2番目でした。
Yahooが約5~6割で、Googleが約3~4割でした。
それが、5月31日を境に変わったのです。 ほぼ、同率の割合で逆転しました。
Yahoo! JapanのDirectoryに掲載されているのにです!!
理由は、皆さん先刻ご存知の事と思いますが、Yahoo! Japanは、5月30日までGoogleの検索エンジンを使っていました。
しかし、5月31日から、Yahoo独自の検索エンジンを採用したのです。
それ以来、このHPへの来場者も100~200人減りました。
それは、良いのですが、驚くべき事を昨日、発見しました!
今まで、私は、ヤフーの検索エンジンの性質を知りませんでした。
今も知りませんが、昨日、一つ分かりました。
何故、分かったかと言うと、このHPではなく、他の私が作った業務用HPがきっかけで分かりました。
どう言う事かというと、その業務用HPは、今まである検索キーワードで1番に表示されていたのですが、5月31日を境にヤフーでは、
上位には表示されなくなりました。
Yahooのエンジンの性格は、分からないのでどうして良いか分からなかったのですが、昨日、意を決して試しました。
今までと同じ、キーワードを入れて、Yahooで検索して上位のHPを見たのです。
す・すると、な・なんと~~~~~!!! 驚き!桃木!山椒の木! スパムが、排除されずに立派に上位に表示されているのです!!
スパムって、皆さんご存知ですか?
スパムメールって、言いますね。
私は、当初意味が分からず、辞書を引いて調べました。
「スパム = Spam = Spiced Ham = 香辛料の効いた豚肉のハム」と言う意味が分かりました。
これをInternetに応用するとどうなるか・・・?
クズ、カス、ゴミ、迷惑、いかさま、詐欺、etc.etc.というような意味合いになります。
スパムメールと言うのは、迷惑メールです。
HPでスパムと言うと、やってはいけない掟破りをやることです。
それは、どう言う事かと言うと、検索エンジンのロボット君(世界中のHPを巡回するロボット)と人を騙すのです。
それは、どう言う事かと言うと、人の目に見えるページとロボット君に見える内容を違うようにするのです。
例えば、このページの背景色は、白ですが、白い文字で書けば人目には何も見えなくなります。
しかし、ロボット君の目には見えるのです。
それで、馬鹿なロボット君なら騙されることになります。
Googleのロボット君は、賢く、そのようなスパム手法を見破り、逆に罰則を与えて、表示順位を下げます。
ところが、な・・なんと~~~!! Slurp君!!
Slurp君は、Yahoo! Japanのロボット君の名前です。
スパムサイトを堂々と上位に表示しているではないかぁ~~!! 参ったね。
それも実に古典的なスパム手法。 背景色と文字色を同じ色にして、
キーワードを本文中にばぁ~~~~っと羅列しているスパムサイト。
そして、そのサイトをクリックすると、別のサイトに転送される設定になっていました。
まぁ、呆れたというか、びっくりしたべさ~!
あんな見え透いた、スパムサイトを見破れないとは、Slurp君、まだまだだね。
まぁ、このまま、スパムサイトがずっと通用するわけは、無いと思うが、それにしても、
あんな幕末の手法で騙されるなんて、情け無いべさ、Slurp君!!
と言う訳で、恥ずかしながら、昨日、私も検証の意味でスパムページを一つ作りました。
いつ削除されても構わないようなアドレスで作りました。
或るキーワードで1位表示されるようにしています。 Yahoo! Japan専用と言うか、Slurp君ようです。
ちょっと可哀相だけど、Slurp君をからかって、いつ1位になって、いつ検索から排除されるか試してみます。
1位になるかどうかは、分からないけど。
そのスパムページのアドレス、知りたいですか?
駄目! 秘密。 ばれたらまずいべさ。
平成16年07月24日(土) 07:21am (NZ time)
■ にほん 日本 ズーバン ジパング Japan ■
おはようございます、皆さん。
今ニュージーランドは、目覚めようとしています。
もう既に夜は明けています。
NZに朝が来ました。
私の過去、又は、経歴について
「ニュージーランドへの道(決断編)」で簡単に触れています。
幼少の頃の呆然としていた様子は、自己紹介のページで紹介しています。
「ニュージーランドへの道(決断編)」では、大人になってからの経緯を書いています。
そこで私のサラリーマン時代の事も少しだけ説明していますが、私が3つの会社に勤めたことも紹介しています。
今、関係あるのは、2番目の会社です。
この会社に勤めていた時、私は、大変暇でした。
ペーパーワークのみで、簡単な業務が多かったです。
しかし、この会社は、大変業績が良く、無借金経営で、超優良企業として、世間では紹介されていました。
私は、そこの貿易部門に居ました。
貿易部門の責任者は、上司としては理想的でした。
部下の意見は、出来るだけ取り上げようと言う考えの方でした。
東大法学部を出た、超エリートの方でした。
おまけにHarvardのBusiness School
(アメリカのハーヴァード大学の大学院で、世界最高の経営学の学校と言われています)も出ていました。
私の学歴より、ほんの少し、チョビットだけ、本当にチョコットだけ、ごくわずかだけ、上でした。
給料は、それ程良くなかったですが、世間の平均くらいでした。
福利厚生は、行き届き、完全週休2日制で、休暇も充分でした。
それじゃ、何も申し分が無い!
と思いきや、仕事がつまらなかった・・・。
理想的な上司、申し分の無い業績の超優良企業で、私は、日々暇を持て余していたのでした。
(元上司、このHPを読んで居ないべな・・・? 読まれたらまずいべさ~ あわす顔が無い 何のお役にも立てずに済みませんでした))
その会社には、社内報がありました。
その社内報には、社員の投稿記事を載せるコラム(Column = 柱 => 記事)がありました。
普通の人は、そんな社内報に載せる記事なんか誰も書きたくないです。
それで、記事を書いた人には、図書券をくれました。
それで、私に、良く執筆依頼が来ました。
私は、喜んで引き受けて居ました。
私は、大人になってから、結構物書きが好きになっていました。
子供の頃は、文章を書くのが大変苦手でしたが。
それで、仕事中に社内報に載せる記事を良く書いていました。
その社内報で、英語の「Japan」の由来について、発表したことがあります。
もう、かれこれ、15年以上前の話です。
世間は、景気が良く、バブル全盛時代でした。
こんなに長い前書きで話を引っ張ってきましたが、目的地は、「Japan」です。
もう世間に公表している、内容ですので、ご存知の方がいらっしゃるかも知れません。
つまり、焼き回しです。
本当に前置きが長~~い!! んだ!
日本の事を英語でどうして、「Japan」と言うか? どうして、「Nippon」と言わないか?
そのからくりは、中国語に隠されています。
中国語と言っては、いけません。 正確に言うと北京語です。
より正確に言うと北京語だろう~と私が、思っているだけです。
まず、北京語で「日本」をどのように発音するかと言うとカタカナで表記すると「ズーバン」に近いです。
所謂、漢音です。 呉音では、又違います。 呉音では、「ニポン」と発音する地方もあります。
漢字の音読みには、漢音と呉音があります。
例えば、「京都 = キョウト」の「キョウ」は、呉音です。
「京阪電車 = ケイハン電車」の「ケイ」は、漢音です。
一般的に我々に馴染みがあるのが、呉音の方です。
なんか難しそうで、えっ?! この漢字がなして、こんな読み方するの~?! と思う時、それは、殆ど、漢音です。
呉の国は、ご存知ですね? 呉越同舟の呉です。 三国志の時代の呉です。 揚子江の南です。
昔は、孫権の国でした。 春秋戦国時代の国名もほぼ一致すると思います。
ベトナムの事を越南と言いますから、越は、呉よりもっと南にあったのだろうと思いますが、正確には、知りません。
もう一つ気になるのは、マレー語で日本の事を「ジプン」と言いますが、これは、中国語から、来ていると思います。
着物の事を、別名、呉服と言います。
つまり、元々、呉の国で着ていた、服を改造したのが、我々の着物、和服になったのだろうと思います。
芹沢鴨さんが良く押し入った、呉服問屋もあったかも葱・・・?
日本は、呉の国と最初に交易を始めたのでしょうか? きっと、そうでしょう。
その後、北の方にシフトして行ったのかも知れません。
それで、漢音の代表選手、北京語です。 と言うか、他の北部の中国語を知らない。
と言うか、北京語も知らないけど、中国人は、北京語で日本の事を「ズーバン」に近い発音をすることだけを知ってるのです。
そこで、マルコ・ポーロです。
彼は、東方見聞録を書きました。 その中で、中国の東には、「ジパングという黄金の国がある」と紹介しています。
ここで一つ問題があります。 私も疑問のままに残っている問題です。
「ジパング」と言うのは、日本人が言っているのです。
マルコ・ポーロが書いた東方見聞録の原文では、なんと書いてあるのか、
それを今、調べたら「Cipango = チパンゴ」でした。
こりゃ~ やっぱ、マレー語かな・・・?
なんか、マルコ・ポーロに裏切られたような気分になってきた。
Cipangoから、Japanに変身するのは、ちょっと苦しいべさ。
でも、イタリア語のフィレンツェが英語では、フローレンスに変身するくらいだから、ありえるかな・・・?
う~ん 段々と迷いが生じてきた。 やっぱ、マレー語かな・・・?
大体、マルコ・ポーロは、元(モンゴル)の時代に中国さ行ってるから、彼が聞いた日本は、何語だったかも分からない。
やっぱ、イタリア人は、信じられない。 ・・って、あ~た 信じられないのは、自分でしょ?
結局、東大法学部、Harvard Business School、社内報、京都、呉服、呉越同舟・・・
と散々引っ張ってきたのは、何だったんだべ・・・?
いや、待て! 中国語の濁音と破裂音は、殆ど我々が聞いても区別が出来ない。
「北京」の事を Beijing と彼らは、発音していると言っているが、我々には、Peking = ペキン と聞こえる。
朝鮮語も濁音と破裂音の区別は、ほぼ不可能。 BusanかPusanか、はっきりせぇ~!
やっぱ、イタリア人、マルコ・ポーロは、私の味方だったのかも知れない。
でも、モンゴル・・・? やっぱ、本人に会って確認するしかない!
平成16年07月23日(金) 01:15pm (NZ time)
■ 隣の芝生は緑? ■
おはようございます、皆さん。
今オークランドは、晴れています。
一体どう言う風邪の吹き回しでしょう?
又、いつ雨に変わるか分かりませんので、油断はできませんが。
隣の芝生は、青い。
青々とした樹海。
青々と生い茂った木々。
緑色なのに、なして、青と言うのでしょう?
それは、青は、緑だからです。 ん・・・?
何言ってんの?
漢字は、中国の文字です。 日本人が発明した文字では、ありません。
中国語で、「青」は、緑色を意味します。
日本に漢字が、入ってきた当時は、「青」は、「緑」と言う本来の意味で使われていたのではないかと思います。
混乱しそうなので、英語を使って、整理してみましょう。
中国語の色を表す漢字とその色を、以下に記します :
青 | Green | (みどり) |
緑 | Yellow Green | (きみどり) |
藍 | Blue | (あお) |
日本語の場合を、以下に記します :
青 | Blue | (あお) |
緑 | Green | (みどり) |
藍 | Dark Blue | (こんに近い) |
「青」と言う文字が意味するところの色が、日本では、何故か
グリーンブルーに変わったのだと思います。
しかし、昔、「青」がグリーンだった頃の言い回しが、ところどころに残っているのだと思います。
それで、「隣の芝生は、青い」となるのだと思います。
この決まり文句は、どう言う意味でしょう?
隣の家の庭の芝生は、緑色で自分の家の芝生は、桃色なのでしょうか?
【-●_●】ノ"んなこたぁない!
何でも人のものが良く見えると言う事ですね。
ねたみ、そねみ、ひがみ、やっかみの類でしょう。
平成16年07月22日(木) 04:24pm (NZ time)
■ 教育輸出 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、雨模様です。
NHKは、白骨温泉に何か恨みがあるのでしょうか?
あんな些細なニュースを3回もやるということは、何かの意図があるとしか思えません。
あんなニュースを放送するくらいなら、道東では、今でもストーブを焚いている事をニュースにしたほうが良い。
ニュージーランド政府は、教育輸出(Education Export)と言う言葉を使って、教育で金儲けをする事に熱心です。
教育は、物体ではありませんので、物として輸出出来ません。
CDに書き込んで物にして輸出するのでもありません。
どうするかと言うと、海外からの留学生から高額の授業料を取り、学校に受け入れるのです。
実際は、輸出ではなく、海外の留学生の受け入れの事です。
公立学校でも盛んに留学生を受け入れて、高額の授業料を取り学校運営の財源として利用しています。
年間100万円近く取ります。 学校によって多少違うと思いますが、高いのは、同じです。
それで、厳しい財政事情をやりくりしていると言うことです。
大のお得意様は、日本などのアジアの国です。
韓国や台湾、香港、中国も多いと思います。
どこが一番多いか分かりませんが、中華系がダントツだと思います。
中華系と言うのは、料理の事では、ありません。
台湾、香港、中国を全部入れて、中華系です。
他にもマレーシアとかシンガポールの中華系も居ます。
しかし、彼らは、こちらに根付いてしまっているので、留学生なのか、永住者なのか分かりません。
いずれにしても、オークランドは、アジアのようです。
あんな法外な授業料を吹っかけられても、海外からの留学生が来ると言うことは、商売としては、申し分の無い事だと思います。
しかし、永住権を持っていれば、Kiwiと同じようにとても安い授業料で済みます。
公立の小中学校は、基本的に無料と言う触れ込みですが、実際は、寄付金と称して、強制すると言うことです。
それでも、永住者なら年間、数万円で済むようですが、留学生になると、目盛りが一気に吹き飛びそうな金額になります。
それでも、お客さん(留学生)は、どんどん海外から来ると言うのですから、止められないでしょうね。
アメリカ、イギリス、豪州、カナダ、ニュージーランドと英語圏の国を比較すると、どこが一番、人気があるのでしょうか?
日本人は、アメリカ大好きばっかだから、アメリカでしょうかね?
ニュージーランドは、安いと言っても、高いですが、それでも、アメリカやカナダ、豪州に比べると安いのかも知れません。
イギリスと言うとちょっと、距離感がありすぎるでしょうね。
私が、15歳で、親が億万長者でどこへでも留学させてやると言われたら、イギリスへ行きます。
しかし、イギリスは、寒いし、食べ物がまずいなぁ・・・。
アメリカは、危ないし、第一、嫌いだ。
Aussieも時代錯誤の人種差別主義を未だに強く持ってて、ガッチャキだから、駄目。
カナダは、良さそうだ。 でも、高そうだ。
やっぱ、NZかな・・・? なんか、誘導したみたいだべさ~
平成16年07月21日(水) 10:08am (NZ time)
■ ワカタネの洪水 & オークランドの停電 ■
おはようございます、皆さん。
今日オークランドは、雨模様です。
先週末のWhakatane(ワカタネ)地方の大雨で、洪水になりかなりの被害が出ています。
数百万ドルの被害になるだろうと言う事です。
詳細は、臨時ニュースとしてこのトップページの上に掲載しています。
日本の洪水と同じ位にこちらでは、このニュースを大々的に報道しています。
昨日、私は、夜の10時頃からソファーに横になって、テレビを見ている内にいつしか寝てしまっていました。
ふと目を覚ますと、11時過ぎでした。
しかし、部屋が真っ暗なのです。
目覚めたばかりで、寝ぼけていて、良く状況が掴めませんでした。
真っ暗の中、ガスストーブの火があったため、ほのかに部屋の中が見えました。
それで、部屋の電気を点けようと、スイッチを入れました。
しかし、電球が点灯しません。
あれ・・・? 変だと思って、ややして、漸く事情が飲み込めました。
停電でした。
そういえば、部屋の電気は、点いていたし、テレビも点いていた、そのまま寝てしまったと思い出しました。
それから、こう言う時の為に買ってある、懐中電灯を点けました。
そして、前のフラットに居た時、隣のChineseのおにいちゃんにもらって取って置いた、蝋燭を探しました。
蝋燭は、どこかで最近見た憶えがありました。
蝋燭は、台所の食器棚の中にありました。
それから、蝋燭に火をつけ、しばし、呆然としていましたが、何も出来ないので、そのまま寝ました。
寝る前にテレビの電源を切り、部屋の電気のスイッチを切り、寝室のスタンドのスイッチを入れて寝ました。
スタンドのスイッチを入れたまま寝たのは、停電が修復した時、直ぐ分かるようにと思ったからです。
寝室のナイトテーブルの上に蝋燭を置いて、火をつけたまま布団に入りました。
歯磨きをしないで服を着たまま寝ました。
布団の中で目を瞑りながら(めをつむりながら)蝋燭の火が気になりました。
完全に眠りに点く前に幸いなことに、スタンドが点灯しました。
それで、蝋燭の火を消しました。
そのまま、朝まで寝ました。
昨年の9月6日に立ち上げたページに「日々不安」の中に「停電」があります。
若し、興味のある方は、どうぞ →
「停電」
考えてみると、停電は、あれ以来かも知れません。
そうすると、結構、長い間、停電が無かった事になります。
10ヶ月も停電が無かったのです。
NZのインフラ(Infrastructure = インフラストラクチャー = 地下基盤 = 生活の基盤となる電気、水道、ガス、電話などの事)
も発展してきたのかとも思いますが、そんなことは無いでしょう。
NZは、先進国です。
それは、間違いありません。
しかし、先進国の中にもピンからキリまであります。
日本のような超先進国もありますし、NZのようにかなり遅れた先進国もあります。
日本の人は、NZをかなりの先進国と思い込んでいるような節が、ところどころで見受けられます。
それは、いわれの無い思い込みです。 イメージですね。
地球には、先進国クラブと言われるものがあります。
OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development 経済協力開発機構)です。
日本以外は、殆どが欧米諸国とオセアニアの2カ国です。
韓国も近年、会員になったということです。
日本は、ハード面に於いて、世界①位~②位を争う先進国だと思います。
昨日、書いたように、北海道の道東以外の日本の人達は、子供の頃から、ずっと全力疾走で生きています。
圧迫感(Stress = ストレス)と欲求不満(Frustration = フラストレーション)が、充満している社会の中で、
必死に追いて行こうと闘い続けてきた総力が、結集された結果だと思います。
その反面、とてもひどい後進性も残っています。
NZの役所は、日本よりずっと進歩していると思います。
ほぼ完全に電算化されています。 そして、経費を下げています。
高速道路の非常電話1台当たり、240万円も掛けると言う事は、この国では、到底あり得ません。
平成16年07月20日(火) 11:08am (NZ time)
■ お勉強 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、晴れそうですが、結構冷え込んでいます。
武藤さんと言う教育界の偉い人が、学校の夏休みを3週間にしたらどうかと言う提案をしているらしいです。
政府の教育審議会とかなんとかと言う権威ある会合で提案したらしいです。
まぁ、何と言うか、子供を何と思っているのでしょう?
日本の学校に押し込まれている子供達は、まるで自由がありません。
箸の上げ下げまで、事細かく、重箱の隅をつつくようにあぁだこうだと学校で言われています。
もう規則でがんじがらめです。
あれじゃ、圧迫感(Pressure = プレッシャー)を感じて、圧力釜の外へ飛び出したくなるべさ。
非行とかいじめとか、犯罪を犯しそうな子供達を規則で押し込めようとしている。
世の中には、週休2日制になって、学力低下を気にする親とか先生が居るらしい。
どうしてだろう? 学校の授業時間が減ったら学力低下するのだろうか?
多少は、影響があるでしょう。
しかし、学校の勉強時間が足りなくて、学力低下すると心配する暇が有るなら、家庭で勉強させればいい。
ところで、学力低下を心配する、親とか先生とか教育界の偉い人達は、国家的な規模で心配しているのだろうか?
それとも自分の子供だけの心配だろうか?
それとも自分の子供と国家の両方だろうか?
自分の子供が心配なら、家で勉強すれば良いのだから、何も学力低下の心配をする必要は無い。
国家の将来を心配しているのだろうか?!!
学力が多少低下しても子供達の自由な発想が伸びれば、国家全体の力は衰えない。
今までのように子供達をぎゅうぎゅう詰めにしていたらそれこそ圧迫感に耐えられない子供が増える。
その方がずっと大きな国家的な問題だ。
私は、昨年の学校の夏休み日本に帰った時、自分の子供が夏休みまで学校へ行っているのを知ってびっくりしました。
その時、たまたま、進学指導のような説明が、先生と親のマンツーマンで話し合いがあり、私は、学校へ行ってきました。
それで、更にびっくりしました。
何と学校には、規律正しい子供達が、アフリカ性熱帯雨林気候の中、クラブ活動を必死にしていました。
でも、しっかりと指導を受けていて、父兄と学校の中で出会ったら、誰でも礼儀正しく挨拶しました。
あの礼儀正しい、躾にもびっくりと言うか、感動しました。
そして、先生との話が終わって、体育館とグランドへ行くと、もう凄かった!
将に戦場でした。
体育館では、バレーボール部が練習をやっていて、たまたま、集合していた時、私がそこを覗いたら、
全員から挨拶され、びっくりしたべさ~!
それにしても本当に良く先生達は、子供達を教育していました。
何か、矛盾してきたな・・・?
ここまで、はっちゃきにやらなければいけないのか・・・? 10代の子供達です。
私は、恐ろしくなりました。
聞くところによると、こう言うことは、ずっと続けられてきたと言うことです。
つまり、私と同年代の親の世代でも同じように、圧迫感の中、学校活動をやってきたと言うことです。
私の国では、そんなことは、全くありませんでした。
恐らく内地と北海道の違いだと思います。
私の子供時代は、本当に牛のようにのんびりしていました。
回りの大人も子供もみんなです。
ただし、一生、牛のままで過ごすことは出来ない。
必ず、闘う時が来る。 その時は、闘えば良い。 自分との闘いだ。
ニュージーランドの子供達は、まるで1年中休みかと思われるくらい、休みばっか。
あぁ~ 学校、始まったのかと思ったら、直ぐ、次の休みになってるべさ。
1年間何日の休みがあるのか分からない。
又、子供の非行、犯罪率がどのくらいかは、分からない。
データを持っていません。
ただ、大きな社会ニュースになるような、子供の犯罪は、聞かない。
そもそも、NZの子供達は、圧迫感を受けている様子が全く伺えない。
それも3分の1くらいの夫婦が離婚しているのにです。
全て、感覚で言っているので、正確性には自信がありませんが、
日本の子供達に比べると自由でのんびりしているのは、間違いない。
と言うか、ちょっと、自由でのんびりしすぎ鴨鍋・・・?
平成16年07月19日(月) 01:40pm (NZ time)
■ バグ Bug ■
こんちは、皆さん。
今日の、オークランドは、良く晴れていて、程ほどに暖かくとても良い天気です。
ただ、日が落ちると一気に冷え込むと思います。
しかし、この天気では、文句は言えません。
お天道様の恵みに感謝するのみです。
本日、皆さんにとっては、全く関心がないと思われる、検索エンジンの事を書かせて下さい。
宜しいでしょうか? そうですか、ご了解頂きありがとうございます。
一昨日の17日から、GoogleのIncoming Linksのデータが変なのです。
Incoming Linksとは、私が造った言葉です。
通常は、Backward Linksとか、リンク元ページとか言います。
それは、何かと言うと、各HPへリンクしているページのことです。
これじゃ、分からないですね。
つまり、このHPのトップページで言うならば、55個のページからこのページに来るリンクが貼られています。
例えば、まぐまぐとか、Yahooとか、GoogleなどからこのHPに来るためのリンクが貼られているのです。
このHPの他のページからのリンクもあります。
それらを全部足すと、55個のページからこのトップページに来るためのリンクが、貼られていると言うことです。
しかし、55個のページは、みんなPageRank4以上のある程度の威力のあるページばかりです。
PageRankの弱いページも全て含めると、数百のページからこのページに来るリンクが貼られていますが、
PageRank3以下の威力の弱いページは、GoogleにIncoming Linksとして認めてもらえません。
PageRank4でも、ぎりぎり漸く4に成っている弱いページもIncoming Linksとは、認識されません。
因みに、このトップページのIncoming Linksの55個の内、30個くらいが、このHP内部のリンクです。
例えば、「ニュージーランドの紹介」とか、「ニュージーランドへの道」とか、
「日々平安」など等のページもこのトップページへのIncoming LinksとしてGoogleは、認識しています。
昔は、PageRankの強度に寄って、検索順位の順番が決定付けられたと言うことですが、最近は、関係ないと言われています。
しかし、実態は、良く分かりません。
Googleの説明では、PageRankの高いページの方が検索順位が高くなると書かれています。
PageRankについて、若し、興味のある方は、こちらに詳しく書かれていますので、どうぞ :
しかし、このGoogleの説明は、ずっと更新していないので、今は、どうなのか分かりません。
17日から、GoogleのIncoming Linksのデータが、変だと言うのは、今までの規則性が全く無視されているからです。
PageRank4以上と言う原則とは、かけ離れた、弱いページもIncoming Linksのページとなっているのです。
逆に、PageRank5以上の強力なページでも、Incoming Linksとして認識されていないページもあり、変な状況です。
しかし、この変なIncoming Linksのデータが常に出るわけではなく、時々、今まで通りのデータに戻るのです。
SEOの専門家のお話ですと、これは、バグだと言うことです。
バグとは、Bugの事です。 Bugって、虫の事です。
一般的に空を飛ぶ虫がBugと言うと思います。 地を這う虫は、Wormと言って区別してるのだろうと私は、踏んでいます。
コンピュータの世界で、バグと言うのは、プログラム上の不具合を意味します。
なして、バグ = Bug = 虫 が不具合を意味するか・・・?
なしてでしょうね? Bugには、病原菌と言う意味もあるから、そこから派生しているのだろうと、推測しています。
本当に訳の分からんことが良く起こり、常に日進月歩じゃなくて、秒進分歩なのがコンピュータの世界で、追いていけません。
まぁ、SEOの専門家の方が、バグだとおっしゃっているのですから、恐らくそうだろうと思います。
そうじゃないと困るべさ。
こんな滅茶苦茶なIncoming Links Dataだったら、何を基準にPageRank向上を目指したらよいのか分からなくなる。
PageRankは、検索結果の順位には、もはや影響ないと言われていますが、私は、何かに影響があると思っています。
それは、何か・・・? わかんないべさ~。
因みに私が、参照した、SEOの専門家の方とは、ライオン丸さんで、そのお話は、こちらですので、若し、興味のある方は、どうぞ :
↓
検索エンジン三国志、Google書
(2007年04月01日(日)追記 : リンク先変更のためリンク削除)
ライオン丸さんの内容は、専門的で読んでも余り理解出来ません。
しかし、為になります。
もう一つ、変なのが、Dmoz(又、ODP = Open Directory Projectとも言う)のダイレクトリーから、このHPが消えている事です。
どうも、今年の2月か3月にダイレクトリーの変更がある前の状態の戻ったような気がします。
このHPは、移住・移民法と言うカテゴリーに掲載されていましたが、今は、それが無くなっているのです。
一体どうなってんだべ~?! 恐らく又、元に戻ると思うのですが、このHPと一緒に掲載されていた、他の2つのHPもありません。
因みに、Dmozと言うのは、Netscapeが運営しているDirectory = ダイレクトリーです。
もう一つ、変な話ではなく、良い話があります。
それは、Googleで「ニュージーランド」と言う一語で検索すると、約50数万ページの中で、このHPが6位に表示されることです。
徐々にこのHPの表示順位は、上がったり下がったりを繰り返してきて、どうも最近この位置に定着した観が有ります。
1位と2位は、常に、Air NZです。 「ニュージーランド」と一語だけで1位になることは、かなりの難関です。
Air NZは、ダントツの1位で、3位以下とは相当水をあけています。
3位のニュージーランド大使館のHPは、Poor 3rdです。
Poor 3rdとは、3番目だけども2位との開きがとても大きく、順位だけ比較すると近いけど、
濃度にかなりの開きがあると言うことです。
このHPは、言うには及びません。
それでも、50数万ページの中で6位に食い込むと言うことは、凄いことです。
(と、自分で言うといけないかも葱・・・?)
平成16年07月18日(日) 09:37am (NZ time)
■ 胡蝶の夢 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドのNorth Shoreは、晴れています。
晴れているのは、良いが、結構、冷え込んでいます。
まだまだ、冬は、これからです。
でも、1年の内で一番寒いのは、7月ですから、これからは、暖かくなるばかりです。
この程度の寒さで寒いと言ったら、罰が当たります。
これは、冬とは、言えない。
でも、寒い。
曾我さん一家、今日、来日ですね。
アメリカは、ジェンキンスさんを直ちに、逮捕しないと言う事が分かって良かったですね。
今までの、純ちゃんの発言から、アメリカも四角四面のがちんこで来ないというのは、察しが付いていました。
人は、どんな関係であれ、お互いが前向きに、好意的に考えて問題解決の方向を目指せば、幾らでも方法はあると言うことですね。
それは、国同士であれ、会社同士であれ、個人的な関係であれ、同じ事です。
しかし、それが逆の場合は、どんなに一生懸命、努力して問題を解決しようとしても上手く行かない。
若し、相手が、敵愾心を持っていたり、敵意を持っていたり、反発心を持っていたり、
恨みを持っていたり、意地悪であったりしたら、何をやっても上手く行きません。
それが法律の世界にも言えると言う事は、怖いことです。
今回のように全ての人が望むような良い方向へ物事が進めば、大変、結構ですが、逆だったらぞっとします。
法律を運用するのは、人。
そして、人は、感情の生き物。
相手に対して、好意を抱けば、法律を柔軟に適用する。
社会的に力のある者に取って、法律は、味方をする事が多い。
弱く貧しい庶民にとって、法律は、冷酷無比な仕打ちをする事が良くある。
法律なんかとは、格闘しないで、過ごしたいものです。
北朝鮮にさらわれた人たちは、法律なんて全く無視されて、極悪非道な国家、北朝鮮に好きなように人生を弄ばれた。
国際法とか言うものがあるようだが、遵守の意思の無い国が沢山ある。
つまり、国際法に強制力は、無い。
つまり、どこかの国が国際法を犯した場合、武力で持って、逮捕、訴追する力が無い。
日本人が日本国内で、人殺しをしたら、警察に捕まって、刑務所にぶち込まれる。
それが武力。 つまり、法律を遵守させる為には、警察のような強制力を持った武力が無ければ、効果が無いと言うこと。
個人が犯罪を犯した場合、国家は、一生懸命に犯人を捕まえる。
しかし、国家が犯罪を犯した場合は、犯人を逮捕すべき、警察が無い。
今は、アメリカが世界の警察のような事を、自分で勝手にやっている。
それも、平和と治安維持と人権保護と言う、大義名分を掲げて、アメリカの利益の為にやっているだけ。
アメリカは、石油が安価で欲しい。
又、最新兵器や武器や軍隊は、使わないと錆びてくる。
又、武器を作っている人たちは、沢山いる。
その人達の仕事も増やさねば成らないし。
雇用も確保しないといけない。
戦争と言うのは、その国家全体の収支バランスから見ると、赤字になるはずだ。
何故かと言うと、武器と言う商品を消耗し、その国の在庫資産が減る。
武器を購入する為に巨大な金も使う。
しかし、軍需産業は、潤う。
敗戦国から、戦勝品をぶんどってくれば、黒字になることは、充分にあり得るが。
人は、永遠に戦争を続けるようだ。
それは、今までの歴史を見れば、明らか。
地球の人達が、全員同時に一緒に、日本のように平和憲法をもって、戦争をしないつもりなら、戦争は、終わる。
はずだけど、そうは、問屋が卸さない。
アメリカに日本のような平和憲法を持ちなさいと言ったら、は~い 分かりましたぁ~ と言って、実行するでしょうか?
中国、ロシア、英国、フランス、北朝鮮、イラク、イラン、インド、パキスタン、アフガニスタンetc.は、
平和憲法を持つでしょうか?
日本が国連でそんな演説をしたら、どうでしょう?
あ~た達、日本のような平和憲法を持って、武器製造をやめなさい! と言ったら、日本の言うとおりにするでしょうか?
恐らく、彼らは、言うはず、「はんかくさいんでなぇのかぁ~?!!」って。
平成16年07月17日(土) 09:45am (NZ time)
■ モサド Mossad イスラエルの諜報機関 ■
おはようございます、皆さん。
今朝、オークランドは、晴れています。
相変わらず、しっとりと濡れた感じはありますが、昨日の湿気が残っているからです。
ひょっとしたら今日は、晴れるかもしれません。
晴れても、私は、文句を言いません。
ですから、どうぞ、好きなだけ、思いっきり、晴れて下さいと天に向かって言おうかなとも考えています。
Helen Clarkさんは、お怒りです。
Helen Clarkさんは、NZの首相です。 女性です。 労働党党首です。
何故、彼女がお怒りかと言うと、イスラエル政府に対して、怒り心頭、やかん沸騰なのです。
どうしてかと言うと、イスラエルがスパイをNZに送り込んだからです。
日本人は、スパイと言うのは、映画やドラマや小説の世界だけの話だと思っているかもしれません。
決してそのような事は、ありません。
スパイは、昔も今も、古今東西、ずっと活動を続けています。
世界で最高のスパイ組織は、イスラエルのモサドだろうと言われています。
アメリカのCIAよりも水準の高いスパイ組織だろうと言われています。
その辺は、落合信彦の本でよく分かります。
落合信彦は、おにいさんが居て、そのおにいさんは、家庭が、貧乏ゆえに東大への進学を断念したと言う事です。
そして、希望の就職先に勤める事も出来なかったと言う事で、日本に対する怒りを持ち、アメリカの大学へ言った人です。
彼のアメリカ時代の学生生活は、素晴らしいの一言です。
学力優秀、空手の達人で校内の決闘大会でずっと勝ち続け、それで居て、女にとても持てて、精力絶倫。
将にスーパーマンのような人ですが、血の出るような努力をして生きてきた人です。
彼の自叙伝的本である「アメリカよ! あめりかよ!」にその辺の事が詳しく書かれています。
このHPの「日々不安」の中の
「アメリカよ! あめりかよ!」にも書きましたので、若し、興味のある方は、参照下さい。
この本は、是非お薦めの一冊です。
彼のアメリカの大学時代の同級生には、アメリカの諜報機関に居る人間も居て、米国務省の諜報機関やCIAの事なども分かります。
彼の評価では、秘密諜報機関の世界最高の組織は、イスラエルのモサドだと言うことです。
イスラエルは、ユダヤ人が、2千年ぶりに持った、ユダヤ人の国です。
それまで、彼らは、世界中の色んな国々に仮住まいの生活を続けてきました。
2千年間、よその家に居候していたのです。
それで居て、その家の人間にならなかったのです!
彼らの宗教的な結束力の強さは、驚くばかりです。
2千年も自分達の国を持たずに、Identityを保持し続けることが、可能でしょうか?
ユダヤ人と言うIdentityを居候しながら、保持し続けたのです。
Identity アイデンティティーと言う言葉は、今や日本語にもなっていますが、どう言う意味かと言うと、自分は誰か? と言うことです。
そのユダヤ人が、2千年のブランクを経て、遂に念願の国を持ちました。
それが、イスラエルです。 その秘密諜報機関がモサド、Mossadです。
秘密諜報機関と言うのは、簡単に言うとスパイ組織の事です。
我々が良く知っているスパイは、James Bond ジェームズ・ボンドの007です。
彼は、MI6の人間です。
MI6の事は、2日くらい前に書きましたが、イギリスの国際部門の諜報機関です。
秘密諜報機関と言うのは、例え同盟国であっても、敵国同士であるが如く行動します。
アメリカと英国の間でもそうです。
つまり、一切が秘密で、自国の為のみに活動します。
特殊な場合は、共同作業を取ることもあり得ます。
例えば、イギリスとアメリカが協力して、ロシアや中国に対すると言う事は、ありえると思います。
有名なスパイ組織は、世界の主要国の殆どにそのAgent(秘密諜報部員)を潜入させています。
勿論、日本の中枢部にもどこかの国のスパイは、潜入しているはずです。
勿論、それは、純粋な日本人です。
外人だったら目立ち過ぎるべさ。
当然、自然な日本人を自分達の諜報部員として取り込みます。
CIAのAgentは、まず間違いなく日本の中枢部に潜り込んでいます。
今回、何故、ニュージーランドの首相である、Helen Clark(ヘレン・クラーク)さんがお怒りかと言うと、
イスラエルのスパイ(と思われる人間)を2名、捕まえたからです。
偽造パスポートでイスラエル人2人がNZに潜入したのですが、それがばれたのです。
Helenは、イスラエルに強硬に抗議しています。
イスラエルは、謝っていますが、捕まった2名は、スパイとは認めていません。
そりゃ、認める訳が無い。
それじゃ、なして、偽造パスポートでNZに入国したのでしょう?
スパイじゃなかったら、イスラエルのパスポートで入国すればいいべさ。
Helenは、この2名が間違いなく、モサドの人間だと断定していますが、その証拠は、公表していません。
事の性質から、公表できないことが当然、多くなります。
2人は、6ヶ月の服役を宣告されています。
それにしても、NZもかなり優秀な秘密諜報機関を持っていると言う事が、この事件から分かります。
モサドのスパイを捕まえると言う事は、簡単には出来ない。
モサドは、プロ中のプロです。 それを捕まえたと言う事は、NZの諜報機関もかなり高い水準にある事を物語っています。
そうじゃなかったら、モサドの人間を捕まえる事が出来るはずが無い。
若し、仮に彼らが、アメリカのパスポートで日本に入国したら、捕まる可能性は、限りなくゼロに近いと思います。
日本は、スパイ天国です。
日本には、秘密諜報機関がありませんので、好き放題、やり放題です。
以前、自衛隊の人間が国家機密をロシアか、ソ連か忘れましたが、売り渡して捕まりました。
それ程、露骨なやり方で無いと、日本でのスパイ活動は、捕まりません。
自由闊達なスパイ活動が出来る、環境が出来上がっています。
情報戦に負けると、外交交渉も負ける。
私は、NZの諜報機関の組織名を知りません。
どなたかご存知の方が居たら教えてください。
法廷にしょっ引かれた、スパイと言うのは、しゃれになりません。
当事件の記事の原文をここにリンクしますので、興味のある方は、参照下さい。
出所は、NZ Heraldの記事です。 法廷で頭を抱えた、スパイの写真が写っています。
「No deal made with Israel, says Clark」
(2007年04月01日(日)追記 : リンク先変更のためリンク削除)
平成16年07月16日(金) 10:44am (NZ time)
■ 自然 ■
おはようございます、皆さん。
今朝のオークランドは、又、じめじめ、じとじとのいつもの天気です。
でも、比較的気温が高く、助かります。
良く、晴れると、冷え切って困るし、じとじとの雨模様は、気温がそれ程下がらなくて良いが、鬱陶しい。
兎角この世は、住みにくい、とは、私の友人である文豪が漏らした言葉です。
新潟の洪水被害は、とても恐ろしいばかりです。
お年寄りの方が、12人も亡くなられたと言う事、本当にお気の毒な事です。
それぞれの町の避難勧告を出す、時期によって人的被害の違いが大きく出たようです。
自然災害とそれを後押しする、行政の判断ミスによって、被害の大きさは、とてつもない悲惨な状況を招いたと言うことと共に、
自然の非情な猛威と言うのは、人を圧倒すると言う事が、このような災害がある度に思い知らされます。
どんなに文明が発達しても、如何に科学技術が進歩しても、自然の前に人間は、無力。
とはいえ、やはり、人もそれなりに自然に対する挑戦をしてきた。
自然災害からの被害を最低限に抑えるように、必死に戦ってきた。
自然破壊を犯してまで、自然が人の命を奪うことから抵抗してきた。
しかし、それでも人の力は、自然の力(Elements)に比較すると、余りにも微力だ。
今まで、一生懸命に築き上げてきた人の生活を、自然は一瞬のうちに、破壊し、絶望に追い込む。
自然の余りにも圧倒的な猛威によって、何度も人の生活や農作業が、
無情に破壊されるのを繰り返されると、人は無気力に成ると言うことです。
それは、一生懸命に汗水垂らして育ててきた、農作物を自然は、一瞬のうちに台無しにして、
これじゃ、幾ら努力しても無駄だと思うからです。
元京大教授の会田雄二さんの言うことによれば、近代の合理主義は、欧州と日本においてのみ発達したと言う事です。
合理主義の源泉は、計画性のある農作業であると言うことです。
それは、どうしてかと言うと、農作業を毎年、決まった時期に決まった方法で行い、
予想通りの収穫を得る事によって、将来の予測が可能となり、それにより、人の生活に計画性が出来ると言うのです。
欧州の気候は、穏やかで、余りひどい自然の脅威にさらされないと言うことです。
そういわれれば、何となく分かるような気がします。
しかし、我が祖国、日本は、どうでしょうか?
会田雄二さんに寄れば、日本も欧州と同じように、それ程、自然から裏切られること無く、計画的な農作業が出来ると言うことです。
それ故に、日本と欧州のみに合理主義が、発達したと言う事です。
どうも、私は、この見解に素直に納得できない。
日本は、自然災害の宝庫といっても過言ではないと思うからです。
このように、常に自然に苛め続けられてきた日本にも合理主義が根付いたと言うことは、
中国や他のアジア地域に比較すると日本の自然災害の頻度は、低いのだろうか・・・?
その辺は、どうも分からないが、中国などの自然災害の猛威は、日本の規模を圧倒しているのかも知れません。
と言う訳で、私は、会田雄二さんに今度会ったら、聞いてみたいと思っています。
しかし、あの人、もう亡くなってるかな? もう、故人かも知れない。
ニュージーランドの自然も穏やかです。
火山国家の割りには、地震は、滅多に来ない。
洪水は、結構ありますが、日本のように滝のような川は、それ程無い。
日本の川は、川じゃなくて、滝だと言われるほどに険しい川が、多いです。
欧州の穏やかにゆったりと流れる川を思い浮かべてください。
ライン川やセーヌ川を頭に思い描いてください。
急流で水の流れは、激しいですか? そんなことは無いと思います。
それに比べると、日本の川は、急流で険しい川が、実に多いです。
地震、火山の爆発、津波、台風、大雨の土砂崩れ、など等、日本は、自然災害のありとあらゆる種類を収集したかのようです。
比較的、余り無いと言えば、竜巻くらいなものです。
山は、岩石質ではなくで、土壌が優しくその表面を覆っている。
その為に、日本の山は、森林となって、木が生い茂っている。
日本は、美しい自然の宝庫です。
日本の7割から8割は、森林です。
残りの猫の額のような平地に人がひしめき合っている。
どうも又、話の方向が変わってきました。
いつもだね。 書きながら、考えていると、あぁだ、こうだと考えが浮かび上がってくるべさ。
いいんでないかい? 気まぐれ草紙なんだから。
追記 :
今回の新潟の洪水で気づいたことが一つあります。
それは、自衛隊の救出活動が、かなり効率的に働いて、多くの人の命を救ったと言うことです。
今までは、こう言う状況なら、自衛隊のヘリコプターを出して救出すれば良いのにと思っていても、それをやらなかった。
それが、今回は、ヘリで数百人も救出している。
ボートによる救出も、数千人だったでしょうか?
日本の行政も、遅れ馳せながら、学習していると言う事が分かって、今回は、不幸な事故であったが、明るい光が見えました。
戦争は、経験が無いから、又、失敗をしないと学ぶことが出来ないとすれば、人の命は、奪われる。
戦争と言うのは、今の日本では、まず起こりえないと思いますが、どこかの国から攻められた時、戦争になります。
何処の国が攻めて来るの・・・? 日本には、平和憲法があるから、何処の国も攻めて来ないの・・・?
どこかの国が他の国を攻めるとき、相手国の憲法を読んで、戦争を放棄しているので、攻めるのを止めるべか?
平成16年07月15日(木) 10:39am (NZ time)
■ MI6 ■
おはようございます、皆さん。
今朝のオークランドは、晴れて、それで居て暖かでとても過ごしやすい良い気候です。
ニュージーランドでは、NHKの海外版を有料で見ることが出来ます。
このことは、もう47回言いましたが、このHPを訪れる8割方の人は、初めての人です。
ですから、毎回、初めての方を念頭において説明します。
常連の方、申し訳ありませんが、ご容赦願います。
昨日と一昨日(又は、3日前)とNHKのニュースで、「白骨温泉」が入浴剤を入れていたと言うニュースを放送していました。
そして、透明な温泉を乳白色に染めていたと言う事です。
ふ~ん そうなんだ。 嘘ついて、まるで詐欺だね。
それにしても、日本は、そんなに平和なんでしょうか?
温泉の色を染めて、客を騙すことは、確かに良くないが、全国ネットで放送するほどの重要性の高いニュースでしょうか?
海外版で放送しているNHKのニュースは、総合ニュースのそれと同じ内容だと思います。
そうすると日本の皆さんもご覧になったと思います。
他に何も報道することがないのでしょうか?
一体、どう言う基準で情報価値を決めて報道しているのか、不思議になってきます。
国内ニュースにももっと人の注目は浴びないが、本質的に重大なニュースが無いのでしょうか?
それも2日も報道していました。
そんなニュースを取り上げるなら、日本では、知られることのない国際ニュースでも探してきて、報道したほうがましです。
中国と韓国、北朝鮮、ばっかじゃなくて、南米、東欧、アフリカ、オセアニアのニュースでも流したら良いだろうね。
恐らく、マイナーな地域の情報収集は、独自では、していないのでしょう。
どこかの世界的な情報発信組織が、配信したそれをそのまま流すだけなのでしょう。
最近、そのNHKが恐らくロイターかどこかが配信したのであろう、アメリカと英国のニュースを報道していました。
サダム・フセインのイラクが大量破壊装置を持っていたと言う、項目を報告書に挿入したのは間違いだったと言うことです。
これは、極めて重要なニュースです。
つまり、CIAとMI6が、間違った情報を政府に提出したために、イラク戦争が起こったと言うことです。
MI6と言うのは、James Bond 007が居る、イギリスの国際諜報機関です。
MI5は、国内諜報機関です。 つまり、スパイ組織です。
MI6もCIAも世界的に有名で権威ある、秘密諜報機関です。
彼らが、本当に間違ったか、又は、恣意的に報告書を作成したか、恐らく後者だと思いますが、やってはならない事をやりました。
しかし、アメリカとイギリスの健全なところは、その間違いを議会で公表したことです。
自国の重要な組織である、秘密諜報機関が、間違った報告書を作成し、その間違った情報を元に戦争を始めたと言う事です。
しかし、その結末は、余りにも悲惨で、巨額な金を要した。
人の命も沢山、無駄になった。
世界中が振り回された。
確かにサダム・フセインは、イラク国民にとって、この上ない暴君で消えて欲しい独裁者だった。
それを排除できたことは、良かったが、その為の方法は、間違っていた。
Georgeが如何に戦争をやりたかったかと言う事を証明した、事実かもしれません。
今年の大統領選挙では、Georgeは、間違いなく落選する。
彼は、もう充分儲けたから、後は、一生遊んで暮らせる。
アメリカ人は、Georgeを再び、大統領にするほど馬鹿ではない。
彼らは、我々が思っているほど、単細胞ではない。
平成16年07月14日(水) 06:57am (NZ time)
■ Takapunaの韓国村 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、まだ夜明け前です。
暗闇に包まれています。
2つの光の色、暗闇の黒と昼間の明るい白(実際は、白じゃなくて色が無い光が満ちている空間)。
この2つの光が、入り混じる頃を、英語では、2つの光の時と言います。
Twilight Timeです。 魔物は、この2種類の光が入り混じる頃、出没すると言われています。
逢魔が時と日本語では、言います。
もう直ぐ、オークランドにもTwilight Timeが、来ます。
明け方のTwilight Timeの事をDawnとも言います。 発音は、「ダウン」じゃなくて「ドーン」です。
チャップリンのなんとかと言う映画でこの言葉を使っていました。
Silent映画でした。 文字で、「Dawn」と出ていたので、たまたま憶えています。
夕暮れ時のTwilight Timeの事を「Dusk」と言います。
英語の単語を3個覚えたでしょ?
このコラムは、為になりますから、何を置いても毎日、読んだ方が良いですよ。
昨日、私は、半年振り位にTakapunaのKyo Yaラーメンへ行きました。
ここは、日本人がやっている店で安くて、醤油ラーメンとチャーハンを頼んで$10で済みます。
腹いっぱいに成るので良いのですが、味が頂けない。
私も数回しか行った事が無いです。
そして、久しぶりに昨日、行きましたら・・・。
何と、店が変わってる。
そこに、もはや、Kyo Yaラーメンは、有りませんでした。
代わりに、別の日本食食堂が、開店していました。
その新しい店の看板を見て、直ぐ、私は、分かりました。
日本食ですが、日本人じゃなくて、韓国人がやっていました。
中に一応入って、「前、ここにあった、Kyo Yaラーメンは、どうしました?」と英語で聞きました。
すると、間違いなく韓国人と思われる店の旦那が、「もう、閉じた」と言う返答でした。
またしても、韓国人の日本食が一つ増えました。
やはり、寿司のお持ち帰り弁当を売っていました。
勿論、私は、食べませんでした。
そして、踵(きびす)を返して、TakapunaのKorean Villageへ行きました。
目的の店は、Ko's Dumplingです。 Dumplingとは、餃子の事です。
Korean Villageにありますから、勿論、ここもKorean つまり韓国人の店ですが、日本食じゃないですから美味しいです。
韓国人の作る、日本食は、思いっきりまずい。
理由は、良く分かりませんが、どうしてこんなにまずく作れるのかと思うくらいまずいです。
どうして、彼らは、日本食食堂をやるんでしょうね?
ニュージーランドの事を良く分からない方は、日本食食堂を見たら、まず、疑ってみたほうが無難です。
しかし、彼らの韓国の伝統料理は、美味しいです。
Ko's Dumplingは、その名前の通り、餃子を売り物にしていますが、うどんもあります。
何故か、中華料理になっていますが、それは、構わない。
その店にも、数年ぶりに行きました。
私が、注文するのは、いつも決まっています。
お汁の無い、ゆでたうどんにドロっとした、醤油ベースのあんかけ風のたれが掛かっています。
これは、美味しいのでお薦めです。 値段は、$7です。
ただ、人によっては、甘いと言って、嫌います。
私は、好きです。
うどんの麺も、美味しいのです。
腰が有って、しこしこします。
この店の韓国人の亭主と女将さんがとても愛想が良いです。
いつもニコニコしています。
私が、行くと、No. 5か? と聞きます。 先ほど言った、うどんは、メニューの5番目に書かれています。
それで、私が、No. 5と言って注文するので、まだ、憶えていました。
亭主も女将さんも大変、愛想が良くて、良いのですが、ちょっと困ることが若干一つだけあります。
それは、$10札を出して、お釣りを$3くれる時、餃子の皮を作っていて、手が粉だらけだったり、餃子の具をこねていて、
お手手が汚れていても、全く臆する事無く、そのお手手で、愛想一杯にお釣りをくれるのです。
ニコニコ笑って、釣りを出されると、う~ん こちらも、微笑みながら、どうもと言って、釣りをもらい店を出ます。
その時の私の優しい微笑みのお顔は、多少、こわばっているかも知れません。
勿論、女将さんは、私の、繊細な気持ちのことなど、微塵も感じ取ってくれていません。
餃子の店ですので、餃子も美味しいですよ。
私は、その店では、余り餃子を食べませんが、餃子もお薦めです。
あなたも一度、行って見てはどうですか?
TakapunaのメインストリートのLake Roadと交差している道路、Northcroft Road(Streetかも知れません)にあります。
並行して走っているNorthcroft RoadとHuron Road(Streetかも知れません)をつなぐようにKorean Villageは、在ります。
ただし、お釣りをもらう時は、覚悟してから行った方が、良いと思います。
平成16年07月13日(火) 07:57am (NZ time)
■ 関東対関西 うどんのお汁 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドと言うか、North Shoreというか、Glenfieldは、朝もやに包まれています。
オークランドの天気は、場所によって、違います。
North Shoreが晴れていても、CityのSky Towerの周りは、雨雲に包まれていて、土砂降りと言う事も良くあります。
親切な読者の方から、宗男ちゃんと青島幸男と辻元なんとかと言う大阪の候補者、
三役揃い踏みで全員、落選したと連絡を頂きました。
わざわざ、ご連絡頂きありがとうございました。
冗談で、宗男ちゃんに投票したと言う、札幌の方の20歳の某弟が居ますが、間違って当選したらどうすんの?
私のかあさんも宗男ちゃんに投票した可能性がある。
今度電話した時に聞いてみよう。
それにしても、松山千春、やりましたね。
どうせ、応援するなら、あそこまでやるべきだ。
宗男ちゃんが、当選したら困るけど、松山千春は、頭剃ってまで、応援していた。
単なる禿げ・・・?
それにしても、中々、あそこまで出来ない。
殆どの人から見放された人間を最後まで応援すると言うあの姿勢だけは、立派だ。
滅び行く者への哀愁とでも言うのでしょうか?
勝ち組になびく人間が多い中で、自分だけは、信じる人間を何処までも応援すると言うあの態度立派だ。
さすが、北海道だ。 でも、本当に当選したら駄目だよ。
まさか、次回の衆議院で立候補しないべな、宗男ちゃん・・・?
もう、北海道の恥さらし、止めてね?
若し、どうしても立候補したいなら、札幌さ行って立候補してね?
道東は、止めてね?
それにしても、共産党が落ち込みましたね。
今回の投票率は、高かったのでしょうか?
共産党の支持基盤と言うのは、かなり強固な組織票で固められています。
ですから、投票率が高くても低くても、共産党に投票する人の数は、殆ど変わりません。
それ故に、投票率が低いと、相対的に共産党の投票率は、上がり、共産党の当選者の数は、増えます。
選挙の時、共産党は、海中の杭のようだと言われます。
投票率が高いと杭は、海の中に沈み、低いと杭は、出てくる。
公明党にも同じ事が言えます。
宗教とイデオロギーを母体としている支持基盤は、そう言う面で強いので、怖い1面があります。
皆さん、共産党が、日本の政党の中で、ダントツの金持ち政党だと言うことは、ご存知ですね?
自民党なんか、到底及ばないほどの大金持ちです。
ですから、彼らは、選挙資金が、大変潤沢です。
ですから、立候補者を沢山擁立できます。
純ちゃんが言っていました。
郵政三事業には、与党も野党も反対する。
それは、自分達の支持基盤だからです。
特定郵便局長は、自民党、逓信組合は、共産党を支持している。
どちらも郵便局の労働者です。 特定郵便局の局長も労働者です。
しかし、管理者側なので、自民党に付くと言うことです。
逓信組合は、郵便局の職員の組合です。
戦前は、郵政省ではなくて、逓信省と言いました。
逓信省の中には、今の郵政省と電電公社が一緒になっていました。
あちゃ~ 今は、どっちも名称が違う。
すると、電電公社は、何処を支持しているのだろう・・・?
共産党か? 社民党は、もう無いだろう。
連合は、民主党支持だ。 役所の労働組合と企業の労働組合が合体して、連合になったはずだ。
すると、全てが民主党支持になるはずだが、そうも成っていない。
と言う事は、全ての労働組合が、連合に参加したわけではないと言うことだ。
すると、役所の一部は、独自の労働組合を持って、共産党を支持していると言うことだ。
それは、どこどこの役所でしょう?
去る、読者の方の話では、社会保険庁は、共産党支持と言う事だった。
この辺から、政治家の国民年金、未納事件が漏洩した可能性が大ですね。
共産党も付き合いが宜しいようで、一緒に未納者を輩出しています。
本当は、共産党は、自民党と仲良しかな・・・?
【-■_◎】ノ"んなこたぁない!
それにしても民主党は、大躍進でしたね。
50個も取った。 自民党は、49個。
いつか、民主党の天下が来るのでしょうか?
その時、小沢一郎は、立つか?
民主党と言っても、めぼしい人たちは、元をただせば殆ど自民党出身者だ。
そうすると革新(今は、殆ど使われなくなった言葉)の本流は、共産党しかない。
社民党は、首の皮一枚状態だから、もう息絶え絶え。
共産党は、あくまでも今のままの頑なな態度で一生とどまるしかない。
首尾一貫していると、人はある程度、付いてくる。
ふらふらすると、社会党のような運命になる。
その点、共産党の頑固さは、一定の評価を受ける。
いっそのこと、世界同時共産主義革命を世界に先駆けてじゃなくて、遅れ馳せながら唱えたらどうだろう?
案外いけるかものはし・・・?
真紀さんの旦那さん、すっかり影が薄くなりましたね。
角栄さんが、生きていて、あの権力と影響力があったら、彼の人生は、ガラっと変わっていた。
角栄さん、うどんを食べる時、ドバっと醤油掛けすぎだったのがいけない。
もっと、減塩していたら、今の日本の政治は、変わっていた。
田舎者は、味の濃いのを好む。
私も、真っ黒い汁のうどんが好きだ。
関西の透明のお汁のうどんは、勘弁して欲しい。
蕎麦も同じ。
しかし、一言、言わせてもらうと、大阪のうどんは、確かにお汁は、透明だけど、塩が結構効いている。
だから、塩分の濃度で言うならば、関東と余り変わりが無い。
ただ、見た目の醤油の色の違いで、人は、関東の蕎麦とうどんの塩分は関西より強いと思い込んでいるが、大きな間違いだ。
大阪の蕎麦とうどんは、結構塩辛い。 しかし、何度も言うけど、お汁の色は、透明だ。
しかし、京都は、又、違うようだけど、あそこは、特殊な都人(みやこびと)の町だから、関知しない。
彼らも、他の土地の事は、関知しない。
新撰組を見よ。
関東の田舎侍と言われて、散々馬鹿にされている。
関東は、野蛮な武士の土地だから、関西人は、ずっと馬鹿にしてきた。
それにしても、内山様、先週、殺されたけど、どうしてあんなに大袈裟で臭い話し方をするのでしょう?
歌舞伎役者でしょうかね? あんまし、見たことの無い役者だ。
新見錦は、幸ちゃんの友達らしい。
平成16年07月12日(月) 11:01pm (NZ time)
■ 自分自身で考えること ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは、良い天気でした。
気温もそれ程、下がっていません。
冬としては、過ごしやすい日でした。
日本では、参議院選挙が終わりましたね。
民主党が一人だけ、躍進しました。
公明党も1議席伸ばしました。
自民党は、やや減少、共産党、社民党は、悲惨・・・
宗男ちゃんは、どうなったのでしょうか?
まさか、又、国会議員になってないと思いますが、結果を知りません。
彼の選挙地が問題です。 何と、道東です!
困ったものです。
彼が、毎日、ニュースの話題に上っていた頃、まだ、国会議員だった頃、
私の国に居る、母と姉は、宗男ちゃんの悪口を言いませんでした。
宗男ちゃんから、金をもらっているのでもないのに、何となく味方をしている雰囲気がありました。
怖いですね。
今は、どうか分かりませんが。
彼は、北海の白熊の番頭になり、国会議員になりました。
北海の白熊って、知ってますか?
今は亡き、中川一郎です。
今の、通産大臣(今は、名称が変わって通産省でないらしい)、中川昭一のとおさんです。
中川一郎の事は、私は、良く知りませんが、何かのTV番組を見ましたが、
とても人から愛される良き男というような人柄だったようです。
男気を感じさせる、泥臭い、浪花節タイプの男でした。
道東の男という感じでした。
今の通産大臣である息子とは、見た感じでは、全く違うタイプの人間です。
中川昭一の話し方を聞いても、全く違うタイプだという印象を受けます。
我々は、マスコミが発信する情報から、政治家を判断するしかありません。
政治家の一人一人と深い知り合いになり、完全にその人となりを知りうることは不可能です。
そのマスコミが発した情報でさえもほんの一部しか知りません。
それだけで、その政治家をあぁだこうだと言っていますが、それ以外方法が無いです。
従って、当然、間違った判断をすることがあります。
勿論、間違った判断をすることは、望ましいことではなく、避けるべきですが、実際は、ありえます。
宗男ちゃんは、いただけないと言うのは、私が、マスコミから得た、情報から考えるだけです。
今は亡き、中川一郎に対しては、良い印象を持っています。
それは、政治家としての彼の業績を知った上ではなく、彼の人柄がとても良かったからです。
彼は、札幌のホテルで、謎の死を遂げました。
自殺と言われていますが、暗殺された可能性も高いです。
怪死と言っても良い死に方でした。
宗男ちゃんは、その中川一郎から深く信頼され、金庫番になりました。
しかし、ある時、その金庫にあるべきお金が無く、中川一郎からこっぴどく叱られたと言うことです。
その辺の詳しい実態は、分かりませんが、私の知っている事で言うならば、そう言う経緯があったということです。
その後、どのような経緯で、宗男ちゃんが政治家になったのか知りません。
道東には、まだ、彼のファンが居るようです。
宗男ちゃんには、何らかの人間的な魅力があるのか、
又は、金で人を寄せ付けているのか、良く分かりませんが、それなりの力のある人です。
そうでなかったら、政治家になり得ません。
どんなにあくどい事をして、政治家になったとしてもそれなりの力と影響力と金のある人たちです。
怖いことですね。 オレンジ共済と言う詐欺で、金を作って政治家になった人間も居ました。
名前も憶えていないほど、何も印象も残らない人ですが、それでも政治家に成ったのですから、怖い事です。
金と言うのは、とても強い力を持っています。
金によって、ある程度、人も組織も動かすことが出来ます。
例えば、私が、無所属で参議院に立候補しても当選する可能性は、限りなくゼロに近いブルーです。
ブルーは、単に言葉のしゃれで付けただけです。 意味は、ありません。
金も人脈も名誉も無い人間が、政治家を批判しても政治を動かすことは出来ません。
私のような、社会的な影響力が、限りなくゼロに近い、ブルーの人間がHPで、何かを言っても、犬の遠吠えです。
しかし、私が、どこかの政党に10億を献金したら、私の意見は、無視できなくなります。
金と言うのは、このような力を持っています。
参考までに申し上げますと、私が10億と言う金があるかどうか・・・?
あるかものはし・・・?
青島幸男と辻元何とかと言う大阪の女性も当選したのかどうかを知りたい。
宗男ちゃん、青島幸男、辻元さん、全員、落選して欲しい。
青島幸男は、愛すべき人柄の人でしたが、政治家に成るべき人ではなかったとはっきりと分かりました。
東京都知事になってそれが分かりました。
彼は、都知事になってから、役人の意見を素直に聞き、耳を傾け、公約を半分くらい反故にした。
都民も国民も彼に失望しました。
それでも、まだ、政治家になりたいらしい。
民放のバラエティー番組の放送作家に戻ったほうが無難だと思います。
Varietyは、日本語で何と表記するのか、分からなくなりました。
ヴァライエティーじゃ、日本語として通用しない。
日本の国民は、政治的な意見を余り持たない国民のようです。
お上が決めたことに従順に従う事には、素晴らしい能力を発揮します。
子供の頃から、学校や親から、何でも指示を与えられて、言われたとおりにするように育てられています。
自分自身で考えると言う、伝統と文化がありません。
役人は、それを見て愚民政治を進めます。
政治家は、高級官僚の答案のままに動くことが良くあります。
自分自身で考え判断し、行動する気概と意志が無ければ、自分の人生を変える冒険を犯すことも出来ません。
何かまとまりの無い、内容になってしまいました。
私の考えが、はっきりしていないからです、めんご。
平成16年07月11日(日) 04:21pm (NZ time)
■ 文明生活への憧憬 ■
こんにちは、皆さん。
今日のオークランドは、とても良い天気です。
昼間はお日様の下に居ると、暑いくらいでした。
だけど、日陰に入ると、一気に寒くなる。
こんな時は、風邪を引きやすいので注意します。
本日、写真集のトップページを総入れ替えしました。
今回の写真は、夜の街も写っています。
スケベな、場所もあります。
良かったら見てください。
写真集の行き方は、分かりますね?
気まぐれ草紙の下の下にある、新作案内か、又は、このトップページの一番上のメニューからでもいずれからでも行けます。
お好きな方から、お出かけ下さい。
今回の写真集の素材は、どうももう一つです。
苦し紛れに昔の写真を引っ張り出してきたりしました。
その割には、説明文には、結構、力が入っています。
最近、人の生活を写したいと思っていますが、結構難しい。
そう言う光景に出会う事が、難しい。
写真専門で歩き回るわけにも行かないし。
でも、考えています。
ガスストーブのガスがもう直ぐ切れそうなので、今朝、Sunnybraeのシェルに行って、
LPG(Liquefied Petroleum Gas = 液化石油ガス)とガソリン(イギリス語 Petrol = 米語 Gasoline)を入れてきました。
ついでに、Takapunaの朝市(蚤の市、Flea Market)へ又、行ってきました。
前もここで書いた、シュークリームの日本人のおにいさんが居ました。
もう一人の日本人のおにいさんも遊びに来ていました。
100個完売していました。
私も、1個 2ドルで買いました。
美味しかったです。
他は、何も買わなかったのは、お分かりですね?
その後、みんなで知り合いの家にちょっと寄り、帰りすがら、NorthcoteのWoolworthで食料と電球を買ってきました。
4個も電球を買いました。
こちらの家庭の電気は、殆どが電球です。
日本では、殆どが蛍光灯ですが、こっちは違います。
裸電球ですと実に、みすぼらしい感じがしますが、今のフラット(Flat = アパートの事 = 関西語の文化住宅)では、
幸いなことに笠が付いていますので、心持、気が和みます。
それにしても、こちらの電球は、直ぐ切れます。
この1週間で3個も電球が切れたので、至急、在庫を補充する必要がありました。
以前買っておいた在庫を取り付けたので、急場は凌げました。
3個切れた内の1個は、取り付けて、スイッチを入れた途端に切れました。
これは、余りにもひど過ぎた。 それで、在庫がゼロになったのです。
本当に寿命が短い。
ガスストーブのことは、日々不安の中で書きましたので、若し、興味のある方は、参照下さい。
因みに、英語で、Stoveと言うのは、料理コンロの事です。
暖房は、Heaterです。
このガスストーブが、一番暖かくて良いのですが、ガスの補充が実に面倒臭い。
ガス管は、家に通っていません。
新しい住宅では、ガス管が通っているようですが、ある程度の年数が経っている家では、ガス管が走ってません。
それで、ガスストーブは、ガスボンベを使います。
因みに、こちらでは、ガスボンベの事を、Gas Bottleと言っています(Gas Cylinderの方が適切だと思うのですが)。
ボンベと言うのは、英語のBomb = 爆弾と関係のある言葉だと思うのですが、日本語で使っている意味は、何処から来たのか不明です。
ガスが切れたら、
毎回、ガスボンベをガソリンスタンド(イギリス語、Petrol Stationと言います、米語、省略します)まで持って行って、注入してもらうのは、
冬になると毎年の事ですが、実に面倒なことです。
子供の頃、北海道で、石炭ストーブを使っていた頃、寒い外へ行って、
石炭をストーブに詰めて重い思いをして運んだのを思い出します。
あれの方がもっと大変だったけど、ガスボンベを自分でガソリンスタンドまで1週間に1度くらい持っていくというのも、厄介なことです。
文明生活を送りたいと思う、今日この頃です。
それにしても、カタカナ英語にイギリス語と米語まで、注釈をつけるのがちょっと、疲れたべさ・・・
平成16年07月10日(土) 12:05pm (NZ time)
■ マルクスさん成仏してるかい? ■
おはようございます、皆さん。
日本の内地は、相当な猛暑のようですね。
半端じゃないとか。
夏は、暑い方が景気には、良いらしいですね。
エアコン、扇風機、冷蔵庫などが良く売れるらしいです。
他にも一般的には目に見えない業界でも、忙しくなるところもあるでしょう。
それに比べて、オークランドは、最近、めっきり寒くなってきました。
2日くらい前から、雨が上がりました。
そしたら、急に冷え込み始めました。
まぁ、冬だからこれが当たり前だと思います。
私の生まれ故郷の道東では、内地の皆さんが、猛暑に苦しんでいる今でも寒くてストーブを焚いているんですよ。
信じられますか? 信じられないでしょうね。
でも、天気予報の時、道東の最高気温を見たら分かりますよ。
同じ日本でも、かなり違いますね。
北海道と言っても、札幌の方は、内地並みに暑くなる事もあるのですが、道東に夏は、来ません。
年中冬です。 避暑地としては、軽井沢が有名ですが、道東の方が避暑地としては、ふさわしいと思います。
でも、真夏にストーブと言うのは、ちょっと涼しさ通り越して、行き過ぎだね。
曾我さんは、余程、優しくて、誠実な人柄な方なのでしょうね。
あの方の言動を見ていたら分かります。
10日位で戻ると家族に言って、北朝鮮を出てきて、そのまま帰らなかったと言う結果になってしまった。
それを大変気にされて、自分の言葉どおりにならなかった為に「ごめんね」と言う表現になったのだと思います。
でも、ジャカルタで取り敢えず、家族と再会できたと言う事は、良かったです。
ジェンキンスさんも近いうちに、日本に住んでも米軍から罪を問われなくなるでしょう。
その辺は、日米政府の話し合いで上手く行きます。
曾我さんの場合は、蓮池さん地村さんとかなり大きな違いがありました。
旦那さんがアメリカ人と言う事ではなく。
蓮池さんと地村さん夫婦の子供達は、両親から引き離されて教育されていたと言うことで、親子の対面の時も、
どちらかと言うと他人行儀なあっさりした雰囲気でした。
しかし、曾我さん家族の場合は、子供達も普通の家族のように強い家族の絆が感じられました。
恐らく、曾我さん親子は、ずっと4人一緒に生活していたのではないでしょうか?
2人のお嬢さんも感極まって泣いていました。
あと、行方不明になっている10名の日本人の消息が明らかにならないと駄目だ。
横田さん達は、堪らないと思います。
曾我さんの家族の再会を本当に祝福していましたが、彼らのお嬢さんは、まだ消息が確認されていない。
北朝鮮を国際裁判にかけることは、出来ないのか?
何も出来ないまま、元々日本に居るべき人達の一部を返してもらって、それで、国交正常化交渉を始めてはならない。
蓮池さん達を一旦日本に返すと2年くらい前に言った時、北朝鮮の事は、話さないと言う約束をさせて、人質を返した。
口封じをすると言うことは、北朝鮮には、知られたくない実態があると言うことだ。
蓮池さん達は、自分達がさらわれて、北朝鮮でどのような扱いを受けてきたか、未だに語っていない。
誰も語っていない。
人質問題が完全に解決する前に何も言えないだろう。
日中国交正常化交渉を再開する為には、最低、残り10人の消息が正確に確認できて、
蓮池さん達の身の上に起こった詳細を全て、明らかにしてからだ。
若し、北朝鮮が、誰か一人でも処刑していたら・・・?
共産主義とか、社会主義と言うのは、貧しい労働者や農民の為の政治をすると言う謳い文句だが、
実際には、何処の社会主義国家も秘密警察を張り巡らして、自国民の情報統制をして、網に引っかかった国民を粛清してきた。
言論は、完全に制限されて、国家批判などはとんでもない犯罪者とされてしまう。
つまり、上層部は、自分達が虚偽の政治を行っている事を自覚している証拠だ。
それを批判されると彼らは、困る。 だから、自由な言論を抑えて、テレビやラジオの情報操作を行う。
と言っても、科学技術の進歩で、電波は、一人歩きしだした。
それでもう駄目だと思った人が、ソ連さん。 経済もどん詰まりだったし。
しかし、21世紀の世界にまだ、北朝鮮のような19世紀の化石が生き残っていると言うのは、不思議だ。
金正日は、殆ど外国へ出ない。 出るとしたら、ロシアと中国だけ。
この前の中国訪問は、完全な隠密行動だったが、ばれて帰りに爆破にあった。
外に出る時は、常に暗殺される脅威にさらされている。
日本には、行きたくても、絶対、行けないだろう。
貧しい労働者や農民の為に良い政治をしている国家の最高権力者がどうして命を狙われるのだろう?
一体社会主義と言うのは、何だったのだろう?
主義は、良かったのだが、人が悪かったってか?
苦し紛れにそんな屁理屈でも言わないと、何も言えないだろうね。
本当にマルクスさんが、打ち立てた理論が、どれほどの人を苦しめて、粛清に掛けられて命を落としたか?
頭の良い学者が、机に向かって一生懸命に書いた本が、こんな結末を引き起こすとは、本当に世の中は、皮肉に満ち溢れている。
新しいページを公開しました。
↓
「ニュージーランドの仕事紹介」(2008年01月02日追記:削除しました)
と言うページです。
南島の最北端の、Blenheim(ブレナム)と言う街にあるぶどう園の農作業の仕事の紹介です。
ぶどう園の剪定作業です。 期間限定ですが、とても楽しい経験になると思います。
あなたも如何ですか? ビザの心配も要りませんよ。
明日、写真集の更新をします。
平成16年07月09日(金) 11:26pm (NZ time)
■ 世界軍・世界警察の設立 ■
おばんです、皆さん。
昨日の午後から、オークランドは、結構冷え込んできました。
先週から、昨日まで雨ばかりでしたが、気温が比較的高く、冬としては暖かかったです。
これから、数日、冷え込みそうです。
昨日、新しいページを公開しました。
↓
「ニュージーランドの仕事紹介」(2008年01月02日追記:削除しました)
と言うページです。
南島の最北端の、Blenheim(ブレナム)と言う街にあるぶどう園の農作業の仕事の紹介です。
ぶどう園の剪定作業です。 期間限定ですが、とても楽しい経験になると思います。
あなたも如何ですか? ビザの心配も要りませんよ。
曾我さんがジャカルタで漸く、家族に再会しましたね。 感動的な光景でした。
本当に良かったです。
家族4人が日本で一緒に生活するためには、まだ、アメリカとの話し合いがありますが、純ちゃんがきっとやってくれます。
アメリカも自国の法律を曲げて、特例措置を取る訳ですから、簡単にはいかないでしょう。
しかし、良い方向に行っている。
Georgeもこの辺で、ジェンキンスさんに対して特例措置(超法規的措置 ← やってはいけないことだけど)を決断したら、
選挙対策にもなるよ~! どうだい、George?
曾我さん家族は、一日も早く、一家そろって4人で日本に住めるようになれる事を切に願うばかりです。
それにしても、考えさせられるのは、やはり根本的な問題です。
北朝鮮が犯した犯罪です。
人攫い(ひとさらい)と言う、極悪非道の行い。
そのような非道、無法な行いが、結局、ごり得して、経済支援と言うお土産までもらうとしたら、こんな理不尽な事はありません。
相手が日本だったから、大人しくここまで我慢して居たと言う事もあります。
他の国の国民をさらったら、こんなに穏健な工程を踏まなかったと思います。
結局、今回の事件から分かる事は、非常なる個人的な不幸と言う問題と共に、国家が犯した犯罪を裁く手段は、無いと言うことです。
こんな非道がまかり通る事、あいまからぬと言う強い意志を行動に移すとしたら、アメリカみたいに実力で勝負しかなくなってしまう。
結局、戦争をして、相手を叩きのめして、戦争裁判と言う名目で相手国を裁くしか方法が無くなってしまう。
しかし、そんな原始的な方法しかないだろうか・・・?
国連は、くその役にも立たないのは、今まで繰り返されてきた、戦争や紛争を見たら、火を見るよりも明らかだ。
あのような国際的な金食い虫は、廃止すべきだ。
そうするとこれからも戦争が続く事になる。
それを避け、極悪非道な行いを許さないと言う治安と秩序を保つとしたら、世界軍と世界警察の設立しかない。
幕末から明治にかけて、日本の各藩が保持していた軍隊を廃止し、
日本軍と中央政府が管理する警察を設立したような事を、世界規模で行うしかない。
アメリカ、ロシア、英国、フランス、中国と言う、戦勝国(国連常任理事国)がその音頭を取って積極的に動かないとそうは行かない。
そんな事がありえるだろうか・・・?
簡単には、いかない。 彼らは、超エゴ国家ばかりで、武器輸出でご飯を食べている国々だ。
口先では、綺麗ごとばかり言う。
自分達が、如何に正義の番人であるか、如何に自分達は、世界の治安と秩序の為に尽くしているか?
と言って、バンバン武器を売っている。
こう言う状況を見ると、かなり難しい。
しかし、いつか実現して欲しい。
腕力が強いものが、思いのままに振る舞い、自分の好きな通りにする今の状態・・・。
もうええかげんにせぇ!
平成16年07月08日(木) 09:17am (NZ time)
■ 今度はマツダ ■
おはようございます、皆さん。
今日は、ひょっとしたら、晴れるかもしれません。
少なくとも、今は、お日様が出ています。
たまに、お天道様の顔を見たいよ。
昨日、新しいページを公開しました。
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「ニュージーランドの仕事紹介」(2008年01月02日追記:削除しました)
と言うページです。
南島の最北端の、Blenheim(ブレナム)と言う街にあるぶどう園の農作業の仕事の紹介です。
ぶどう園の剪定作業です。 期間限定ですが、とても楽しい経験になると思います。
あなたも如何ですか? ビザの心配も要りませんよ。
今度は、マツダのリコールです。
昨日のニュースでは、2002年6月から今年の2月14日までに生産された、Mazda6 4,171台がリコールの対象という事です。
NZでは、車を生産していませんので、日本からの輸入車です。
Mazda6と言うとカペラシリーズだと思いますが、燃料タンクが高温になると亀裂が入り、
燃料漏れの起こる可能性があると言うことです。
NZでは、車のリコールと言うのは、そもそも余り話題にならなかったようですが、今回の余りにもひどい三菱のリコールで、
NZもリコールに目覚めたようです。
1ヶ月くらい前のテレビでも、NZでは、リコール(recall)と言う言葉は、余り聴きなれないけど、
そう言うものがあると言ってリコールの実態を取り上げていました。
因みに言いますと、最近のNZでリコールになっているメーカーは、三菱、フォード、そして今回のマツダです。
これから、もっとどんどん出てくる可能性があります。
昔は、NZでも車が生産されていました。
人口400万弱の国で車を生産してどうするのかと思いましたが、やはり皆さん撤退しました。
それは、5~6年くらい前の話です。
それまでは、日本の殆どのメーカーがNZに工場を持って生産していました。
その当時、NZは、自動車に対して高い輸入関税を課していましたので、NZ国内で生産したらある程度、
利益を確保できたのだと思います。
しかし、約5~6年前に輸入関税は、完全に撤廃されました。
それで、輸入車の価格が下がり、価格競争できなくなりました。
それにしても、不思議なのは、こんな小さな市場で車を生産していたことです。
それも、1社や2社じゃなくて、日本の殆どのメーカーが進出していました。
政策的に自動車メーカーを呼んだのかもしれませんが、実態は分かりません。
NZは、地理的位置も不利です。
輸出基地になりえません。
何処の国に輸出するにも輸送費用が掛かりすぎます。
輸出するとしたら豪州くらいなものでしょう。
個別の商品で特徴のあるものなら、NZで生産して日本に輸出すれば価格的に割があう事もあり得ます。
しかし、それは、とても限られています。
NZの利点を生かすとしたら、天然資源を生かした商品でしょう。
機械類は、非常に難しいと思います。
あなたも何かNZで生産して日本に輸出してみませんか?
当たるかも知れませんよ。
平成16年07月07日(水) 06:00am (NZ time)
■ 烏賊 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、真っ暗です。
昨日は、凄い濃霧でした。
雨が降っていない時は、凄い霧でした。
でも、今年は、とても暖かいです。
ずっとこのままだと助かりますが、そうも問屋が卸さないだろうと思います。
皆さん、西洋人の青い瞳をじっと見たことがありますか?
実に不思議な事に彼らの目には、色が付いています。
そして、それが大きく影響していると思いますが、彼らの目は、微妙な色の違いを認識できないと言う事です。
又、細かいものは余り目に入らないそうです。
ですから、自然の風景でも大きなものは、見ますが小さな物は、余り目に入らないそうです。
彼らの目は、我々の眼に比べると、より遠くの大きな物を見るように出来ているようです。
それ故に、彼らは、生まれつき近眼になり難いようです。
生き物の名前にもそれが現れています。
実に不思議な名前を付けます。
例えば、蛍と言うとても響きの良い綺麗な日本語の名前が付いている虫が居ます。
それは、「ほたる」と発音します。
良い響きですね。 情緒があって、和みます。
それを英語で言うと、Fireflyです。 ガクっと来ます。
トンボ、如何にも秋の雰囲気が漂ってくる良いごろです。
それが、英語では、Dragonflyです。 がっくりです。
飛ぶ虫は、何でもかんでも、--fly と言う感じです。
ところが大きな生き物になると独立した名前が与えられます。
CrocodileとAlligatorとCayman [ = Caiman ] と3種類も独立した名前がある生き物、それはワニです。 鰐。
結構、細かい違いで命名しているようですが、非常に大雑把に分けると、Crocodileは、アフリカ産、Alligatorは、
北アメリカ産、Caymanは、南アメリカ産。 それぞれ、顔と体の造りが多少違うようです。
ここで、不思議なことは、日本語では、小さな虫に独立した名前を付けています。
ところが、英語では、空を飛ぶ虫は、何でもかんでも ~fly。
日本語では、鰐さんを種類で名前を付けるとしたら、~鰐となります。
ここが実に興味深いところです。
彼らとわれらの視点がかなり違うと言う事が良く分かります。
私は、一度、アメリカ人と話している時、シマウマは、馬だと言いました。
A zebra is a horse. すると彼らは、むきになってちゃうちゃうと言います。
うん確かに違う。 だけど、シマウマは、馬の親戚だと言ったら、しぶしぶ了承してくれました。
英語の名前を見ると、 ZebraとHorse確かに全く違います。
シマウマの事を、Stripe horseと言っていません。
総称を表す名称が語尾に付いていないのです。
それ故に、全く別の生き物だと言って、むきになるのです。
確かに、あ~たは、正しいでもさ、馬の親戚で同種だよ。
虎とライオン程違うなら分かるけど、シマ馬と馬にそれぞれ独立した名称を与えると言うのは、太っ腹と言うのでしょうか?
この手の、生き物の名前を数え上げるとキリが無いほどあります。
かなり昔の話ですが、私が、一番、困ったのは、烏賊でした。
烏賊には、CuttlefishとSquidがあります。
この違いが分からなくて、ずっと疑問のまま残っていました。
色んな人に聞きました。
はっきりした答えは、得られなかった。
例えば、ガソリンのように、Petrolイギリス語、Gasolineアメリカ語とはっきりしていれば分かりやすい。
ところが、烏賊は、違いました。
それで、意を決して、図書館へ行って調べました。
答えは、Cuttlefishは、もんごう烏賊で、Squidは、ケンサキ烏賊の類。
そもそも、私は、モンゴウ烏賊と言う烏賊を知らなかったので、英語の前の問題だったのです。
確かに、高校2年生の時、修学旅行で生まれて初めて、東京へ行って、モンゴウ烏賊と言う代物を食べました。
今まで食べた事の無い程、肉厚が厚かったのを憶えています。
しかし、それは切り身だったので、全体像は見たことが無かったのです。
北海道でそんな烏賊を食べた事は、無かった。
北海道に居た時、烏賊と言えば、するめ烏賊やケンサキ烏賊のように頭の尖った烏賊でした。
本当は、あの三角の部分は、頭ではありません。 足の部分が頭です。
まぁ、それは良いでしょう。
そして、図書館へ行って図鑑を調べて初めて、モンゴウ烏賊の真実の姿を知ったのです!
それが、Cuttlefishでした。
眠そうな目をして、草履のような形の烏賊でした。
他にも英語の生き物の名前は、私にとっては不思議でした。
鳩(Pigeon & Dove)、蛙(Frog & Toad)、兎(Rabbit & Hare)、ねずみ(Mouse & Rat)etc. etc.
イギリス英語とアメリカ英語の違いを比較する事も結構、楽しい事です。
平成16年07月06日(火) 10:22am (NZ time)
■ 日本と言うブランド ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、ガス(霧)です。
気温は、比較的高いです、冬としては。
でも、湿っぽい天気です。
ニュージーランドには、日本食の食堂が沢山あります。
昨日の「気まぐれ草紙」で書いた、Upper Queen Streetにも沢山あります。
Queen Streetと言うのは、オークランドの主要道路です。
尤もにぎやかな道路です。
Queen Streetの海側から南に向かって行くと、やがて登り坂になります。
その辺りから、Upper Queen Streetと言います。
その辺りには、韓国人経営の食堂が沢山固まっています。
その中に日本食の食堂も数件、紛れ込んでいます。
しかし、それらは、全部、偽者です。
実際は、韓国人がやっています。
NZにある、日本食食堂の半分以上は、韓国人がやっています。
中には、華僑の店もあります。
味は、何処も、思いっきりまずいです。
どうして、こんなにまずく作れるのかと思われるくらいまずいです。
しかし、Kiwi達(ニュージーランド人の事)は、そうとも知らずに、日本食だと思って食べています。
そして、彼らの多くは、味が分かりませんので、美味しい美味しいと言ってます。
ショッピングセンターの中にある、寿司屋とか、ファーストフードの日本食も9割以上が韓国人がやっています。
寿司のお持ち帰りの店は、特にその割合が高いと思います。
韓国料理店で食べる料理は、美味しいのですが、彼らの作る日本食は、本当にまずい。
心の底からまずい、と実感できます。
堪らないのは、Kiwi達が、それを日本人がやってると思って、美味しいと言って食べている事です。
そう言う店の看板や飾りつけは、如何にも日本と言う雰囲気を出そうとしています。
何か嫌ですね。
偽ブランド品を知らずに売買している感覚です。
日本と言うブランドは、登録商標されていないでしょうから、誰でも自由に使えるんですね。
平成16年07月05日(月) 11:52pm (NZ time)
■ レッカー移動 ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドは、雨です。
毎日、毎日、雨です・・・
今日は、すっかり遅くなり、もう日をまたいでしまいます。
多くのファンの方をお待たせして、誠に心が痛みました。
済みませんでした。
皆さん、昨日できた新しいページ「英語について」を読みましたか?
一読の価値ありですので、宜しかったらどうぞ。
英語に興味の無い方には、全く意味の無いページだと思いますが。
英語、特に英会話を勉強して英語を話せるようになりたいと言う若い人は、とても多いと思います。
私の知ってる限りでは、若い人で英語を流暢に話せる人と言う人は、滅多に居ない。
英語の上手い人は、大抵が、おじさんとおばさん。
なしててなんでしょうね?
良く分かりません。
英語についてのページは、ずっと作ろうと思いつつ、どうも気乗りしませんでした。
それが、何故か、ふと、その気になりました。
理由は、分かりません。
私の場合は、気が乗らないと中々、体が動かないタイプです。
一旦、その気になると、一気にやってしまうのですが・・・
今日は、このコラムを書くのが本当に遅くなりました。
皆さん、心待ちにしていた事と思います。
最近の日本の最大の流行と言えば、New Zealand's Dreamの「気まぐれ草紙」を読み、その日の話題を語る事らしいです。
知ってました、皆さん?
今日、私は、日本から出張で来ていた、取引先の人に会いました。
夜でしたが、City(町の中心街の事)でその業者に会いました。
Upper Queen Streetの韓国人の食堂が固まっている辺りに車を停めて、焼き鳥Kenに行きました。
ゲイロード(別名 K Road)の方のKenです。
Kenは、Anzac Roadにもありますし、最近は、Howickにも第3号店で出来たという話です。
そして、一杯飲んで、食事をしながら、色々な、仕事の話をしました。
そして、取引先の人を車で送ろうと、駐車した場所に行ったら、何故か車が無い・・・?
なして・・・?
良く見ると、そこは、バス停で、駐車禁止場所だった・・・。
停めた時は、そこには、一杯車が停まっていて、まさか、駐車禁止場所とは思いもよりませんでした。
それで、レッカー移動です。
本当に久しぶりにやられました。
5~6年ぶりか?
一体何処のレッカー車屋が持っていたのか分からない。
それで、電話帳で色々調べて、適当なレッカー車屋に電話したら、Auckland City Councilに電話すれとのこと。
それで、Auckland City Councilに電話しました。
夜の11時頃です。
そしたら、レッカー車屋の場所と電話番号を教えてくれました。
その時、雨が結構降っていました。
わざわざ日本から来た取引先の人には、申し訳なかったですが、そこでお別れしました。
前を見ると、パトカーが居ました。
よからぬ車を尋問していました。
尋問が終わり、発車しようとするそのパトカーの窓ガラスを、トントンと私は、ノックしました。
そして事情を説明して、レッカー車屋に連れてってくれませんかと頼んだら、2つ返事で、OK!でした。
Upper Queen Streetは、Cityのど真ん中ですから、タクシーもあるのですが、タクシー代が助かりました。
何と言っても、レッカー代、$95も取られるのです。
踏んだり蹴ったりです。
しかし、あんなに車が沢山停まっている場所が、駐車禁止だとは、本当に迂闊だった。
パトカーに載せてもらっていたら、おまわりさんが言いました「あ~た 酒臭いけど、車をどうやって引き取るの?」。
「友達に電話して来てもらうに決まってるべさ」と私は、答えました。
するとおまわりさんは、「なるほど」と言って、納得しました。
そして、レッカー車屋の駐車場に着いて、所定の手続きをしました。
その後、どうやって家に帰ってきて、このように、このコラムを書いているか、それは、省略致します。
しかし、痛い、出費だった!! $95!!
ところで、レッカーと言う言葉です。
レッカーとは、Wreckerです。
つまり、廃車業者の事です。
英語でレッカー車のことは、Wrecker Carとは、勿論言いません。
それでは、何と言うかと言うと、Towing Truckと言います。
Towとは、牽引するという意味ですので、こちらが正しい英語です。
何処で、どうやって、Towing TruckがWrecker Carに進化したのか、退化したのか、変身したのか、分かりません。
何でも良いけどね。
平成16年07月04日(日) 06:52pm (NZ time)
■ 米農務省 ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは、雨が降らなかったようです。
昼間寝ていたので良く分かりませんが。
昨日、NHKでアメリカのBSE(Bovine Spongiform Encephalopathy 牛の脳がスポンジ状になると言う意味)問題を扱った、
特別番組を放送していました。
テレビや新聞と言うのは、そのまま全てを信じる事は、出来ません。
しかし、昨日のあの番組を見た限りでは、日本もアメリカも国民や弱小企業には見向きもしないで、
大企業や特定の利益団体ばかりを見ていると言う事を改めて実感しました。
小泉さんは、その点、国家、国民の事を考えている優秀な政治家だと思います。
しかし、役所が足を引っ張る。
Creek Stoneと言う企業名なのか、町の名前なのか、団体名か、分からなかったのですが、アメリカの食肉業者が出ていました。
彼らは、凶牛病の牛を日本に出荷しないために、全頭検査をしたいと言っている。
そうすれば、日本へ輸出再開できる。
しかし、アメリカの農務省がそれを認めないのです。
全頭検査させないように頑固に拒否しているのです。
民間企業が、自主的に全頭検査をして日本への牛肉の輸出を再開したいと言っているのに、それを農務省が阻止しているのです。
こんな理不尽な道理が、強引に無理やり押し付けられて、Creek Stoneは、泣いていた。
操業停止に近い状態になって、資金繰りも苦しくなっていた。
何故、農務省が、Creek Stoneの前向きで積極的で尤も理にかなって、最善と思われる全頭検査を阻止しようとしているか・・・?
それは、大手の食肉業者が全頭検査に反対していると言うのです。
又、その業界団体も当然、全頭検査に反対している。
それは、何故か? 金が掛かるから。
全頭検査をやると、1頭当たり、US$20余分に費用が掛かると言うこと。
アメリカ政府は、大手企業と組合や団体の利益を確保するために、全頭検査阻止に対して強行な姿勢をとっていた。
政府と業者の会合で、何故、全頭検査をさせないのか? とある人が質問していた。
それに対する、アメリカ政府の役人は、意味が無いからと言う事でした。 はぁ・・・ (-_-;)
何故、意味が無いかと言うと、専門家の意見を聞いたら、全頭検査する必要は全く無いと言ったからとな・・・。
ベンソンと言う、おばさんも出ていました。
彼女は、アメリカの農務省長官です。
彼女の言い訳は、科学的根拠に基づいて判断しているという事。
その一点張り。
全頭検査をやるのと、抽出検査をするのと、どちらがより安全で間違いないか・・・?
その分かりきった、答えを強引に業界団体の利益を守るために、捻じ曲げていた。
日本の農林省は、絶対、アメリカに譲歩してはならない。
あんないい加減な国の力ずくのごり押しに負けて、日本国民に凶牛病の牛を食べさせては、いけない。
それにしても、Georgeのアメリカは、駄目だね。
私の政治的な志向としては、革新的よりは、保守的な政党に同調します。
しかし、そのアメリカの保守政党のGeorgeの共和党では、駄目だ。
彼のやり方が、現在のアメリカの様々な政策に影響している。
あんな農務長官と役人が、最前線にいる今のアメリカ政府は、アメリカの凋落を助長するだけだ。
日本は、あんな力ずくだけの、強引なごり押し国家と仲良くしてると、こちらも被害を被りそうだ。
純ちゃんもちょっと、Georgeとは、それとなく距離を置いたほうが良いと思う。
Georgeがこけて、純ちゃんが被害を受けたら堪らない。
折角、日本に現れたまともな首相だから、Georgeから波及した汚名を受けないで欲しい。
平成16年07月03日(土) 04:07pm (NZ time)
■ 国際結婚 ■
こんにちは、皆さん。
今日もオークランドは、雨模様です。
毎日、毎日、来る日も来る日も雨・・・。 今日は、ちょっと冷え込みそうです。
ここに書くことは、私の個人的な好みではなく、現実の問題を客観的に見て書いています。
少なくともそのつもりで書いています。
過日、私は、ここで「憧れの日本人女性」と言う内容で書きました。
それは、日本人女性が世界の男性が求める女性としての条件を世界中で尤も体現していると思うからです。
それは、どう言う事かと言うと、女性が男性を立てて、優しさを持って支えると言う姿勢だと思います。
自己主張が強烈で男性を対決姿勢で見る闘うアマゾネスとは、対極をなす女性像です。
Feminist(フェミニスト 女権拡張主義者 殆どの場合フェミニストは女性です)が蛇蝎のように忌み嫌う女性像です。
特にアメリカ人女性のFeministに槍玉に挙げられそうな女性像です。
しかし、世界の多くの男性は、日本人女性をとても好ましく見ます。
西洋人の男性も本当は、闘うアマゾネスを求めているのではなく、やはり日本人女性のような女性を求めています。
それは、彼らの言葉からはっきりと分かります。
言うまでもないことですが、これは平均的な総論で、個別の例を言っていません。
一人一人の特定の女性や男性の例外を挙げていたら、総論にはなりません。
つまり、日本人女性であっても、男性から到底、見向きもされないと言う女性も居ますし、
西洋人男性であっても、はっきりと自己主張する強い女性を求める人も居ます。
国籍が、何処であれ、好きになったら誰でも良い。
肌の色や母国語や宗教や文化や歴史や伝統は、関係ない、好きになった人なら、誰でも良いから結婚する。
籍を入れて正式な結婚をしないまでも、生活を共にしても良い。
と考える人は、結構、多いと思います。
特に若い女性の場合は、そう思う方が多いのではないでしょうか?
しかし、そこには、ある重大な視点が欠落しています。
それは、何か・・・?
それは、生まれ育った習慣や文化や言語や伝統の壁は、意外と厚く、強敵だと言うことです。
それは、一緒に生活して初めて実感する事なので、お互いに惚れた腫れた、好きだ嫌いだと言っている内には見えない点です。
それは、一緒に生活しないと分からない事なので、頭で考えただけではどうしても分かりません。
しかし、結婚して、生活を共にしてから、やっぱ、外人は駄目だと思っても遅い。
これは、人から言われても駄目。
自分で考える。 多くの場合は、考えても駄目。
つまり、惚れてしまったら、それまでと言う事になります。
生まれ育った習慣や文化や言語や伝統の壁を乗り越えて、生涯共に仕合せに過ごす、国際結婚成功例も沢山あります。
しかし、失敗する例は、その何倍もあるでしょう。
日本人同士で結婚しても失敗する例は、沢山あります。
しかし、国際結婚の失敗例は、その何十倍(比率として)もあると思います。
私は、具体的な失敗例を何個か知っています。
最近は、国際結婚が増えてきています。
あそこもここもと言う感じです。
特に異国の男性と結婚する日本人女性が多いようです。
日本人女性は、引く手数多(ひくてあまた)ですのでそうなるのでしょう。
又、日本人男性にはない、優しさを異国の男性が持っていることが多いので、尚更だと思います。
人生は、人それぞれ。
自分の人生は、自分以外誰も面倒を見てくれない。
若し、あなたが国際結婚するとしたら、幸せで心から良かったと思える事を願います。
平成16年07月02日(金) 01:57pm (NZ time)
■ パンツ ■
こんにちは、皆さん。
今日もオークランドは、雨模様です。
それにしても今年の冬は、暖かいです。
と、言うかこれは冬ではない。
こんなに暖かだと、暖房も点けなくて済みますので、助かります。
私の洗濯機は、3年位前に故障しました。
そのまま、放置しています。
若し、ご希望の方が居たら、$100で譲りますよ。
如何ですか、あなた?
掃除機につきましては、殆ど吸引しない物を日本人の知り合いに、もらいました。
それは、ずっと使わずに持っていましたが、昨年、決心し、くれた人の了承をもらい、Trade & Exchangeに広告を出しました。
$20で売りに出したのです。 Trade & Exchangeと言うのは、タブロイド版の新聞で、個人売買専用です。
週2~3回発行されています。 $2くらいだと思います。
色んな物が売りに出されています。 売り物の広告を出すのは、無料です。
すると買う人が現れました。 そして、$20で売れました。
この掃除機どうするの? と、買い手に聞いたら、今、持っている掃除機のモーターがいかれたので、この掃除機のそれと交換して、
使うと言っていました。
60歳くらいのおじいさんでした。
こちらの人は、とても倹約家です。
まず、お金を使いません。
ですから、壊れた物を修理してずっと使います。
私の壊れた、洗濯機も売ろうと考えています。
洗濯機が壊れてからは、ずっと、コインランドリーを使っています。
以前、ここで書いた、韓国人のやっている、店です。
私は、とても物持ちの良い人間です。
子供の頃から、物をとても大切にします。
一旦買ったものは、ずっと大事に使います。
高校生の時に買った、ワイシャツで未だに持っているものもあります。
日本から持ってきた、普段着の木綿100%のワイシャツもずっと着ていましたが、襟がぼろぼろになっているものもあります。
それでも、投げずに持っています。
まだ、洗って使っています。
ところが、パンツ。
これは、駄目だ。
皆さん、パンツと聞いて何を連想しますか?
ズボンですか? それとも、パンツですか?
以前、ここでも書きましたが、パンツ = Pants = ズボン は、アメリカ語です。
どうも品が無い。
パンツは、やはり古式ゆかしく下着のパンツであるべきだと思っています。
英国英語で言う パンツ = Pants = 下着のパンツ こうあるべきだと思います。
アメリカ語は、品が無い。
しかし、日本もNZもアメリカ語に毒されています。
私は、イギリス語のパンツ推進委員会の理事を勤めています。
皆さんにも、イギリス語を使っていただきたいです。
ズボンのことは、旧態依然のまま、ずっとズボンを貫き通す。
パンツは、戦前から慣れ親しんできた、下着のパンツで主義貫徹する。
これが、当委員会の理念です。
あなたも入会しませんか?
子供の頃からとても物を大事に使い、物持ちの良い私でも、パンツには、敵わない(かなわない)。
ぼろぼろになって使えなくなります。
日本から持ってきた、質の良いパンツは、徐々に寿命が尽き、その数は、現象の一途を続けています。
今まで、日本の家から度々送ってもらい補充してきました。 しかし、最近は、その補充も途絶えました。
もうかくなるうえは、覚悟を決めて、こちらでパンツを買おうと決心しました。
Warehouseでパンツを買う! Warehouseと言うのは、倉庫型の大型店で安物ばかり売っています。
安かろう悪かろうの世界です。
でも、パンツは、直ぐぼろぼろになるので良い。
特にこちらの洗濯機は、強力なので傷みが激しいのです。
と決心したのが、数ヶ月前で、未だにWarehouseへ行っていません。
日本から持ってきた、下着、靴下、タオルなど、韓国のコインランドリーで洗濯してきた、この3年くらいの内に大分無くなりました。
コインランドリーと言っても、洗濯物を持っていって、店に置いて、お願いしま~す。
そして、帰り際には、「カムシャニダ」「アンニョイハムニカ」「アニョハセヨ」と、言って帰ってきます。
意味は不明です。 一体どう言う意味なんでしょうね?
それと、店に行ったときは、「ヨボセヨ」と言います。
韓国人の英語を話せないおねえさんにお願いするのです。
翌日行くと、乾燥も終わっています。
しかし、段々と数が減ってくるのです。
勿論、言っても無駄だから、妥協するしかないのです。
兎角この世は、妥協の連続。
言いたい事をぐっと飲み込んで、現状を続けるしかないのです。
それでも、当初は、ソックスの一方が無くなった時、執拗に何度も無くなったと毎回言って、見つからなかったら、5ドル払えと言いました。
すると、何とあろうことか、行方不明になっていた、ソックスの片割れが出てきました。
しかし、それまでに、1ヶ月くらい掛かったと思います。
もうそれ以降、言う気が無くなりました。
以上のような、経過と深~い配慮の末、私は、Warehouseでパンツを買う決意を固めました。
それも期限を区切り、今月中には、目的を遂げる決意です。
補足 : 掃除機は、その後、Warehouseで安物を買いました。
平成16年07月01日(木) 08:59am (NZ time)
■ 銭形平次 ■
おはようございます、皆さん。
今朝もしゃきっとしない天気です。
今、雨は、降っていませんが、きっとその内、降るでしょう。
皆さん、銭形平次と聞いたら、誰を思い浮かべますか?
大川橋蔵しか居ないでしょうね。
水戸黄門なら、沢山、変わりました。
元祖、水戸黄門の月形龍之介が一番良かった。
月形龍之介と言えば、昨日の話題となった、「新吾二十番勝負」にも出ていました。
銭形平次って、町の親分だって、知ってました?
今で言うと、やくざの親分です。
やくざじゃひどすぎたら、侠客かもしれない。
どっちにしても町の顔役で、正式な役人ではありません。
銭形平次は、私的な警察です。
正式な警察は、同心やその上役である与力。
正式とは言え、1代限りの役目だったようです。 実質的には、世襲していたとか。
正式とは言えないかもしれないですね。
普通の武士は、世襲制で身分も引き継がれていくのとは、違います。
つまり、同心、与力と言えば、武士の中でも最低の身分でかろうじて武士と言うような感じです。
同心などは殆ど着流しに近い姿で役目に当たっています。
羽織は、着ているが、袴は、はいていません。
古代より日本の宗教は神道です。
神道と言うのは、原始宗教です。
自然界に対する畏怖心から、原始時代の人間が編み出した、宗教で地球上の何処でも似たような宗教を持っていました。
例えば、火山の爆発、地震、台風、津波や人間の死や病気などに対する恐れです。
しかし、自然の謎が段々と解けてくると共に、他の先進国では、かなり練られた宗教に移行していきました。
ところが、日本では、古代の原始宗教である神道が未だに我々の精神の中に根強く生きています。
それは、豊かな地下水が地中を脈々流れているように、神道の伝統は、見えないところで、我々の精神の深部に横たわっています。
神道は、人間が原始的に恐れる現象を忌み嫌います。
その代表的な現象が「死」です。
「死」を連想させたり、直接的に関連する現象も同様に忌み嫌われます。
「血」は、「死」と濃厚なつながりがあり、嫌われます。
古代宗教儀式で、女性が参加できないのは、女性は、毎月、血を流すからです。
勿論、それは、紛れも無い、迷信ですが、原始宗教と言うのは、そもそも迷信の塊です。
殺人を犯した犯罪者も同様に忌み嫌われ、そう言う犯罪者を扱う警察も穢れたものと言う、
考えが日本には、古代からあったようです。
それ故に、宮廷では、殺人集団である武士を忌み嫌っていました。
穢れたものとして見ていたのです。
朝廷は、殺人をずっと繰り返してきて、呪いや祟りにさいなまされ、奈良から平安時代に移った時に、軍隊を廃止しました。
朝廷が武力を失うと、もう力は、ありません。 残ったのは、権威だけです。
すると武士が、武力を持って日本を支配するようになりました。
朝廷には、独自の朝廷軍がありませんので、無力です。
そう言う伝統がずっと続いてきて、銭形平次のような町の親分さんが、
殺人や犯罪の現場に直接触れる役目を体(てい)よくやらされてきたんだと思います。
そして、その伝統は、現代でも続いているようです。
現代の警察も警官募集の方法として、補導された少年を警察官になるように勧誘すると言う話を聞いた事があります。
つまり、一歩間違えば、やくざかチンピラになりそうな人間を警官に仕立て上げるのです。
警察と言う組織の構成員が、そう言う類の集団だと思わせる事件が昨日の、捜査資料でっち上げです。
あれは、ずっとやってきたのでしょう。
事件が解決しないと、犯人もでっち上げるらしい。
と言われても致し方ないし、実際そんな事をやってきた。
「徳島ラジオ商殺し」事件をご存知ですか?
この事件は、検察の犯罪ですが、警察も同じ穴の狢(むじな)。
この事件の事を10数年前にTVで見たとき、私は、びっくりしました。
まさか、事件解決の為に犯人をでっち上げるとは、正義の番人であるはずの検察や警察が犯罪を犯すなどは、信じられなかった。
そして、犯人をでっち上げるために、偽証する証人まで、恐喝ででっち上げたのです。
警察や検察も犯罪者として逮捕されなければならない。
今回の捜査資料偽造事件も犯人は、逮捕しないといけない。
警察とやくざは、Nearly Equalだったということだ。
いや~ これじゃ、本当に誰を信じて言いか分からなくなる。
これは、昨日の話題と違い、現代特有の現象ではなく、数百年も続いてきた可能性があります。
正義の番人の仮面をかぶった、犯罪者集団だから、いや~ これは、本当に根深い問題だ。
それも日本の古来の伝統をしっかりと背景として持っているから、骨の髄まで、染み付いている。
怖い。 警察も検察も犯罪者だとしたら、裁判所か?
裁判所も駄目だ。 「徳島ラジオ商殺し事件」を見たら歴然としてる。
役所も警察も検察も裁判所も全部、腐っていたら、もうこれは、正真正銘のおしまいだ。
警察官、全員が犯罪者だとは思わない。
しかし、警察は、一人でも犯罪者で有ってはならない。
それが、毎日のように、警察官 = 犯罪者 が誕生している。
これは、警察全体が、犯罪組織と近い意味合いを持ってくる。
警察を取り締まる警察が必要になってくる。
そう言う部署は今でもあるだろうが、現状を見ると機能していないのは、明らかだ。
これじゃ、本当にどうしたら良いのか、分からなくなる・・・