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気まぐれ草紙古文書館 - March 2004.

当ページを立ち上げた日 平成16年03月03日(水)
今このページ編集作業をしていて気づきましたが、2月19日~21日が、有りません。 上書きしてしまって、保存しなかったのだと思います。 悪しからずご了承ください。 この3日間に凄く面白い記事があったかものはし・・・?

平成16年3月31日(水) 02:07pm(NZ time)
■ 大金を払って働かせてもらう日本人女性 ■
おはようございます、みなさん。 オークランドは、今日もとても良く晴れています。 そして、暖かいです。
世の中には不思議な事があるものです。 一体どうしてそんな道を自分で選んだか・・・? と言うような奇怪な出来事です。 それを私は、昨日の夕方の6時過ぎのTV1のOne newsで見ました。 そしてそれが、何と日本人なのです。 テレビに取り上げられているのです。 固有名詞を間違ってはいけないので慎重を期して、TV1のWebpageで当ニュースの記事を探し確認しました。 宜しければ参照下さい。
無給見習い労働者 TV1
(2007年04月06日(金)追記 : リンク切れのためリンク削除)
ある25歳の日本人女性です。 どう言う話かと言うと、ある日本人経営、オークランド在の代理店に$2,000以上($60/week)の金を払って、仕事を見つけてもらい、 ただ働きをしていると言う事です。 クライストチャーチのCentra Hotelの掃除婦です。 それもパートタイムじゃなくて、フルタイムです。 到底信じられない取り決めです。 それもお互いが合意して決まった事です。 英語学校へ行くより安いと言う事でその代理店を通して決めたと言う事です。 その女性は、テレビで、「Unfair」だと不満を良い、代理店のオーナーは、 「彼女は、Yesと言った」と自信を持って言っていました。
不満を訴えている日本人女性は、それが通常の習慣(Standard practice)だと思ったと言う事ですので、 常識の欠如としか言いようがありません。 そして、今頃になって、「Unfair」だと言い出している。 今になって、判断の誤りに気づいたのでしょうが・・・。
役務労働者組合(Service Workers Union)のCampbell Duignanは、 「それは、全くひどいUnfairだ。 それは、違法ではないかもしれないが倫理に反する」と言っています。 そしてこうも言っています 「若し、ただ働きで良いなら、何も大金を払わなくても、 どの街のどんな雇用主でも良いから、電話したら良い」と。 まぁ、それが常識的な考えだと思います。
しかし、このニュースでは、言及していませんが、恐らくこの取り決めには、 ビザ(Work Permit)が絡んでいるのではないかと思います。 これは、あくまでも私の想像ですが。 海外へ来たならば、自分の明確な考えを持っていなければいけません。 日本でもそれは、同じなのですが、海外では特にそうです。 そして、「No!」と明確に自信を持って言えること。 人の勢いに押されて、何となく「Yes」と言うような、優柔不断な人は、ずっと日本に居た方が良い。 日本では、そう言う人でも問題なく生きていける。 同様な人達が沢山居ますから。 英語だって、日本で学べる。 何かいや~な事件でした。
当局は、当件の調査に入ると言う事です。

平成16年3月30日(火) 03:29pm(NZ time)
■ 予期できない子供の行動 ■
再度筆を取ることになりました。 これは、あくまでも比喩的表現です。 Figurative Expressionという奴です。 誰も本当に筆でこれを書いていると思う人は、居ないのは知っていますが。 いや、決め付けてはいけない。 今までも、散々、まさかと言う事態に直面してきました。 特にアイスのおねえさんが、危ない。 蝿取り紙を 「ナワ取り紙」 と真面目に読んだから、 世の中は油断大敵です。
Figurative Expressionの反対は、Literal Expressionです。 文字通りの表現と言う意味です。 関係ないですが。 たまたま頭に浮かんだので書きました。
私が子供だった頃、大人の言う事が不思議で理解できなかった事が良くありました。 子供の頃、そのように思ったことを、私は、今でも憶えています。 勿論、全部憶えている訳では、ありませんが、部分的に憶えています。 腹が立った事も憶えています。 不思議で仕方なかったのは、5分位前に言った事を忘れている事でした。 私は、傍に居てたまたま、黙って大人たちの話を聞いていて、そう思いました。 数分前に自分で言った事を忘れると言う事が、ありえるだろうか、と、私には到底信じがたく、不思議でした。 子供の記憶は、鮮明で明瞭です。 恐らく、そう言う事に度々遭遇したのは、小学生低学年だったと思います。
又、いい加減な子供だましのその場限りの意味の無い言い訳に、随分と腹が立ちました。 私は、かなり我慢強い方で、じっと無言で待つ事が良く有りました。 大人のいい加減な説明を文字通り信じて、それが実現するのを待つ。 勿論、言葉のあやとか、その場を切り抜ける為だけの意味の無い言葉だなどとは露ほども思いません。 大人になっても自分が子供だった頃の、そう言う記憶は、皆持っているものだと思っていましたが、 他の人の話を聞くと案外そうでもないと言うことを知りました。
大人には、大人の生活や言い方、考え方が有ります。 それは、歳月を掛けて生きてきた所産です。 当たり前の事です。 その中で、自分が子供の頃感じたり、思ったこと、つまり子供の心境も忘れていくのだと思います。 私も殆ど忘れています。 本当に部分的にたまたま、憶えていることも有ると言う程度です。 そう言う背景が有って、大人は、子供の行動や考えが想像できなくなります。 私が何となく子供の心境から、大人の心境にモードチェンジ(Mode change)が有ったと思ったのは、 高校から大学へ移る頃だったと思います。 その事を、私は、大学の寮の同じ部屋の先輩に言った事を憶えています。 私は、男ばかりの工業大学のそれも寮に居ました。 戦前の事です。
子供が大人には想像もつかない行動に出る事があると言う事。 三和シャッター/森ビルの事故は、将にその盲点を付いたと思います。 センサーの調整次第で未然に防げたとは思いますが、 大人だったら、まさかはさまれそうになる回転扉に誰も突っ込まないだろうと思うのは、自然だと思います。 実に気の毒で可哀想な事件で、死んだ子の親の気持ちは推し量れません。
安全最優先の製品を作る場合は、あらゆる人の行動を想定せねばなりません。 PL法(Products Liability = 製品に対する責任)もあります。 大体あんな回転扉などは、大人でも一瞬たじろぐ危険性を含んでいますから、 製造販売を中止すべきだと思います。 やはり手動の扉が一番です。 スライド式の自動ドアも無くした方が良い。

平成16年3月30日(火) 12:32pm(NZ time)
おはようございます、みなさん。 オークランドは、今日もとても良く晴れています。
今日は、筆が進みませんので、これにてごめん。 後ほど、気が向いて乗ってきたら、又、何か書きます。 このまま、何も書かないかも知れませんが。

平成16年3月29日(月) 12:18pm(NZ time)
■ お客様来訪 ■
おはようございます、みなさん。 オークランドは、今日とても良く晴れています。 でも、最近は、結構涼しいと言うか寒くなってきました。 もう直ぐ冬です。 日本が羨ましい。
いつかここで書いた、Koreanのコインランドリーへ、今朝、洗濯物を取りに行って来ました。 家に帰ってきて、扉を開けると中にお客さんが居ました。 体長5cmくらいの爬虫類、蜥蜴(とかげ)の仲間だと思いますが、ちょろちょろと動き回る、 ヤモリのような生き物です。 黒い体です。 外へ出そうとしましたが、素早く逃げて家の中奥深くまで入って行ってしまいました。 恐らく虫を食べてくれる、私にとっては益虫になると思うのですが、 どうも外見が気持ち悪いので、同棲は、したくないです。
昔々、私がシンガポールに居たときは、良くヤモリを見ました。 家の中です。 それが生まれて初めてヤモリを見た初体験でした。 最初は、すごく気持ちが悪くて、殺虫剤で殺そうとしましたが、 良く蚊を食べてくれる良い人だと分ったので、その後は、構いませんでした。 シンガポールのヤモリは、白っぽかったので、今、家に同居しているヤモリは、 黒いので種類が違うのか、ヤモリではないのか、良く分かりません。
次のこのHPの新作として、ニュージーランドの生活情報として、 実際にNZで生活する為に最低必要な、事柄をまとめようと目論んでいます。 但し、内容がすごく多岐に渡る為、いと易しとは行きません。 これは、先日、記帳簿に記入してくれた方のご希望にヒントを得た企画ですが、 こう言う基本的な事柄を最初に準備すべきであったと今、反省しています。 しかし、その手の事柄は、余多有るHPで充分満たされているのではないかと思いますが、 私なりに分りやすくまとめて見ようと考えています。 でも、いつ出来るか分かりません。 ビザのページは、何ヶ月も更新していないし、 全部中途半端になっているような気がして、自分でも気持ち悪いです。
いつの日か、全ての事柄をまとめた日、このHPは、お役ごめんとなるでしょうか? それは、無いでしょうね。 新しい事柄は、次から次と出てきますから。

平成16年3月28日(日) 02:54pm(NZ time)
■ Flea Marketは高い! ■
おはようございます、みなさん。 オークランドは、今日も曇り空です。 最近、めっきり秋らしくなってきました、と言っても日本ほど季節感は、強くありません。 ニュージーランドの気候は、温暖で季節の移り変わりは、Mildです。 1日の中の天気の変化の方が激しいです。
本日、写真集のトップページを全面総入れ替えをしました。 新しい写真を載せる過程で、写真の撮影日を調べる為に、私は、写真機の中を1枚1枚見て行きました。 私の写真機は、3年くらい前に買ったので、この手の製品としては、年代物の部類に入ります。 数百枚入っているMediaを1枚ずつ調べるのは、すごく時間が掛かると分り途中で、諦めました。
その直ぐ後、自分の愚かさを知りました。 PCに落としている写真の上にマウスを当てると、撮影日は、 ちゃんと浮かび上がって来ると分ったからです。 今まで、何度も写真を扱ってきて今頃こんな初歩的なことに気づくと言うこの、愚かさと言うか情けなさと言うか、 タクランケと言うか、どっと疲れました。 直ぐ原始的な発想をするこの頭は、遺憾、いかん、移管、イカン。
私の知り合いの日本人のおにいさんが、本日或るお菓子をTakapunaのFlea Marketで売ると言う事です。 もう終わっているはずです。 大成功しそうな予感です。 フリーマーケットと言うのは、日本でも良く見かけますが、 フリーは、「Free」では有りません。 「Flea」です。 「Flea = フリー」と言うのは、蚤のことです。 所謂「蚤の市」という奴です。 蚤のようにぴょんとぴょんと跳ねるように、市場の場所が移るから、 「蚤の市」と言うのでしょうか?
オークランドでは、日曜の朝、Flea Marketを開いています。 公園などで開催されています。 場所は、何ヶ所か有ります。 Avondale(オークランドの西側で私の嫌いな場所)、Takapuna、他にも数箇所有ると思います。 蚤の市と言うと安いと考えますが、要注意です。 穴の開いた鍋などが、$7くらいで売っています。 そう言う場合は、大抵Iraqiです。 Warehouseと言う倉庫タイプの店へ行くと、新品で$5くらいの鍋を買えます。 私は、ニュージーランドに来たばかりの頃、AvondaleのFlea Marketへ行き安いものだと決め付けて、 $7か$8で中古の鍋を買ってしまいました。 その後、Flea Marketと言うのは、すんごく高いという事を知りました。 Warehouseで新品で$1で売っている乾電池が、Flea Marketでは$2でした。
勿論、色んな人種が色んな中古品や新品を売っていますので、物によっては安いです。 野菜とか魚とか食品は、安いようです。 電機製品の中古を買うなら、Trade & Exchangeと言うタブロイド版の新聞が良いでしょう。 この新聞は、ガソリンスタンド(Petrol Station)や雑貨店(Dairy Shop)で売っています。 主に個人売買の商品が載っています。 ニュージーランドでは、中古品の個人売買が盛んですから、安く上げるなら、 色んな方法が有ります。 私は、事務用品を殆ど中古品で揃えました。 約7年位も前の話です。 これからも中古品でいくべ~!

平成16年3月27日(土) 11:01am(NZ time)
■ 朝令暮改 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、どんよりとした曇り空です。 1週間前までは、夏時間で、夜は、8時頃まで陽が残っていましたが、今は、7時前には日が落ちます。 世の中がどんどんと暗くなり落ち込んでいくようです。 本日、新規設置した「ニュージーランドの禁煙法」の如しです。
ニュージーランドでは、法律がころころと変わります。 政権の交代もほぼ6年置きに起こっています。 現在は、労働党(Labour Party)政権です(連立内閣)。 一昔前で言う革新系ですね。 今は、何故か革新系と言う言葉は、使わなくなった。 労働党と言っても共産主義国家樹立を目指しているわけでは有りません(当たり前だけど)。 今頃、共産主義を崇拝している人が居たら、それは時代の遺物で可哀想ですが、 今更引っ込みが付かないと言う人達も居るでしょうね。 自分の青春と人生を賭けてマルクス主義イデオロギーに入れ込んで、時には暴力や殺人も犯してきたとしたら、 今は抜け殻になるしか無いと思います。 気力があって、柔軟性(と言って置きましょう)のある人は、自分自身を説得して、 それなりに理屈をこねて、又どこかへ進むのでしょうが、 日本の共産党なんかは、その口ですね。 日本社会党(党名を変更したらしいが)は、何を考えているのか全く分らん。 衰退の一歩。
NZの移民法(Immigration Act)もころころと変わり、運良く永住権を取れた人や、 逆の場合も有ります。 法律と言うのは、その時々の情勢に適応する為に変わるのが当たり前です。 法律の為に人が有るのではなく、人の為に法律があるのですから、言うまでもないことですね。 日本では、一旦法律が出来ると永遠に変更は出来ないのかと思えるくらい変更は難しいらしいですね。 それも問題がありますが、余りにもめまぐるしく変わるのも問題です。 朝令暮改と言われかねない。
ニュージーランドでは、ある日法律が出来たら、実施はその日の真夜中と言うことが充分ありえます。 猶予期間を設けるとその間に様々な駆け込み乗車が起こり、混乱を生じると想定される為に、 バサッと行くようです(その法律によっては)。 日本では到底真似の出来ない事です。 一長一短ですね。 物事は、全て表裏一体をなしていますので、 絶対的な善と言うことは、有り得ません。 誰かにとって良ければ、誰かにとって辛い。 誰かにとって、利益になれば、誰かにとって不利益になる。 人生万事、塞翁が馬。 ん・・・・? 関係ないか?
昨日の純ちゃん、ほっとしたのが表情に表れていましたね。 平成16年度予算が可決して、大仕事が一つ片付いたと言ったところでしょう。 82兆何がし。 赤字国債37兆円。 30兆円以下に押さえるとはもう言わないんですね。 構造改革なくして、改革なし(どうも、もう一つ何か言い回しが、違うような気がするけど・・・)。 彼が一貫して言い続けてきたこの言葉に今や反論する反対勢力も居なくなってきました。 亀井静香も今は、大人しい。 又、何か問題が起こると言い出すのでしょうが。
民主党も影が薄い。 詐称詐欺事件で忙しいらしい。 北海道のプリンス、横路さんのような人も民主党に居るうちは、 民主党も伸びない。 横路さんのような絶対的な現状憲法維持派がどうして民主党に籍を起いているのか、 私には理解できません。 小沢さんと横路さん、民主党大会で会ったら、そのあと、仲良く赤坂にでも飲みに行くのでしょうか? 実は、私の一押しは、小沢さんだった。 その次が、純ちゃんだった。 ところが、小沢さんは、自分の党さえも無くしてしまった。 側近は、どんどん去って行った。 あの人が又、返り咲いて首相になりえる情勢が生まれるだろうか? 自民党憎しが、最優先のように、 新生党、新進党、自由党と変遷を続け遂に消滅してしまった。
そう言えば、平成維新の会の大前さん、どうしてるのでしょうね? あの人は、相変わらず多忙で世界を駆け巡っている事でしょうが、あの人も一時期、一世風靡でした。 都知事選、衆議院選に落ちて以来、人は離れて行った。 私も一時期は、彼の本を良く読んで、平成維新の会に数万円寄付をしたことも有ります。 人の心は、移ろいやすい。 その筆頭株主を私は、知っています。

平成16年3月26日(金) 01:47pm(NZ time)
■ 多忙 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、とても良い天気です。 快晴に近いです。 良い天気と言うと、我々にとっては、晴れた日ですが、 世界の中では、どんよりと曇った日が良い天気と言う国や地域も有ります。 熱帯の国などでは、そうです。
最近、このHPの更新が滞っています。 気になっていますが、色々やる事もあり、思うに任せません。 明日、新規ページの設置をします。 明日の新規ページは、ニュージーランドの保険などに関する生活基本情報では、ありません。 生活基本情報のページは、現在鋭意準備中ですが内容が、かなり多岐にわたるため、 簡単に仕上げる事は出来ないです。
本日は、これにてごめん。

平成16年3月25日(木) 12:47pm(NZ time)
■ オゾンホールと皮膚癌 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、最近ずっと続いている、 晴れ時々曇りと言う感じの空模様です。 でも最近、雨が降らなくなったので嬉しいです。 あれだけ、雨が降り続いたからもう充分です。 やはり、誰かさんのせいでしょうか・・・?
昨日、NHKで環境破壊で、出来たオゾンホールのことを特集でやっていました。 地球の上空の空気は、南極周辺に最終的には吸い寄せられてくるそうです。 フロンがオゾン層を破壊しているそうですが、どんどんと大きくなっていっているそうです。 フロンが何故オゾンを破壊するかと言う、化学的な説明まで有りませんでしたが、 なしてなんでしょうね?
オゾンと言うのは、私の記憶では、O3だったと思います。 つまり酸素が3個集まって出来た分子。 酸素と言うのはその原子構造から言うと2個以上は、くっつき難いのですが、 何故か3個くっつく。 そして、オゾン層は、太陽光線の中に含まれる、紫外線を遮断する光フィルターの役目をしていると言う、 話です。 紫外線は、人間の皮膚を破壊し、皮膚がんの原因になるそうです。
南半球にある国の代表として豪州のBrisbane(ブリスベイン、ゴールドコーストの近く)を取材していました。 街の予算で紫外線防衛クリームを買って支給しているそうです。 その対象は、外で働く、公務員だけなのか、 どうかは分りませんが、顔中にごてごてと日焼け止めクリームのようなクリームを塗り捲っていました。
ニュージーランドは、豪州の隣に有りますから、当然、オゾンホールを通過した紫外線シャワーが沢山降り注ぎます。 私の友人のKiwiは、「明日、皮膚がんの手術に行って来る」と軽い調子で言います。 「何回今まで、皮膚がんの手術をしたの?」と聞いたら、憶えていない位と言う事です。 白人は、我々より皮膚が弱いです。 太陽光線に対する抵抗力が弱く、彼らは紫外線の攻撃をもろに受けるようです。 その点、有色人種である我々の肌は、太陽光線に比較的抵抗力があるという話です。 ただ、黒人には、適わないと思います。 日本人でも、こちらに来て日焼けして、皮膚がただれたと言う人も居ます。 それでも、皆さん半袖を平気で着ていますし、夏は良く泳ぎますし、裸で歩いている人も時々見かけます。 因みに私は、1年中長袖です。 それは、日本に居た時からです。

平成16年3月24日(水) 10:53am(NZ time)
■ アラブとイスラエルの確執 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、晴れ時々曇りと言う感じの空模様です。 天気予報は、まだ見ていませんが。
昨日は、パレスチナの過激派、ハマスの精神的リーダー、ヤシン師が、 イスラエルのロケット攻撃で殺害されたと言うニュースをやっていました。 以前、私は、ここでユダヤ人とパレスチナ人(アラブ人)の過去まで遡って、 話をしました。 今日、その記事を焼きまわしで一部、編集して再出版しようとして、 「気まぐれ草紙古文書館」を探したのですが、見つかりませんでした。 1ページに10日分も載せると、記事が多すぎるので、今後はもっと早めにページを更新します。 大体、1日分の記事が長すぎると言う声も良く聞きます。 はい、おっしゃるとおりです。
それにしても、彼らの確執は、我々には到底理解できません。 モーゼの出エジプト記、紀元前12世紀頃からの歴史を引きずって居るとは、言っても恐ろしいばかりの執念です。 彼らのあの姿勢を見たら、やはり、旧約聖書に出ている、「目には目を、歯には歯を」と言う精神が効果を発揮しているのか、 「汝、人を殺すなかれ」と言う戒めが、優先度が低いのか良く分かりませんが、 もう言葉が出ません。 旧約聖書では、神の容認の元、人を殺す場面がところどころに出てきますが、 聖書のどの部分を守るのか、その時々で自分たちで決めているのでしょうか? 「汝、人を殺すなかれ」と言う戒めの優先度が上位に行く事は、滅多に無いようですね。 ところで、日本の歴史の教科書では、「目には目を、歯には歯を」と言う教えが、 イスラム教のハムラビ法典に出ていると教えていますが、その元は、旧約聖書です。 旧約聖書は、イスラム教の聖典でもあるのです。 新約もそうですが。
本当に訳の分らない世界です。 結局、宗教等は、関係なくて生死をかけた執念のみの闘いなのでしょうか? それにしても小泉さん、アメリカに遠慮せず、イスラエル批判をしたから、偉かった。 まぁ、あれが当たり前なんだけど、今までの首相ならあぁは、言わない。 アメリカは、相変わらずイスラエル批判は、しないと言うか出来ない。 腫れ物に触るように、さすがのアメリカもイスラエルだけは、別格扱いだ。 ユダヤ人は、アメリカの中枢部の隅々に居る。 彼らを敵に回したら、アメリカは分裂する。
私は、以前サラリーマン時代、南アフリカのヨハネスブルクと言う町に数回、出張した事が有ります。 その時に、私の勤めていた会社のヨハネスブルク事務所を訪問していた、エジプト人とたまたま一緒に食事をしたことが有ります。 その時、彼が言うには、アラビア語とヘブライ語(ユダヤ人の言葉)は、大体通じるとの事です。 元々は、腹違いの兄弟ですから当たり前と言えば、当たり前なのですが、 それを生の声として聞いた事は、私にとっては、驚きのような感覚を持った事を憶えています。
肉親同士が恨みあったら、根が深いと言いますが、本当ですね。 親戚や家族、同じ民族同士、などの憎しみあいは、 他人より激しくなるらしい。 どうしてそうなのか、私は、考えた事が無いので分りません。 でも、私は、経験を持って理解する羽目にはなりたくない。

平成16年3月23日(火) 08:00am(NZ time)
■ 脳の階層構造(Brain Directory Structure) ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、どんよりした曇り空です。 久し振りに雨になるかも知れません。
昨日の夕食時、私は、ふと気づきました。 一昨日の問題、「To see is to believe.」or 「Seeing is believing.」。 「一見は、百聞にしかず」って、普通言わないべさ~! それを言うなら、「百聞は、一見にしかず」だべさぁ~!! はぁ (-_-;)
「一見は、百聞にしかず」を漢字変換する時、どうも上手く変換できなくて、 何かお変しいと思いつつ、それが何か気づきませんでした。 なんと言うボケかと情けなくなってしまいました。
まだ、若いみそらで、こんな決まり文句が出てこないとは、なしたんだべ~? 若ボケか? 英語の方は、至極分り安い構文なので全く問題ないのですが、 肝心の日本語がボケたら元も子もない。 そこでふと思い当たる事がありました。
それは、人間の脳のDirectory構造についてです。 昔、パソコンのOS(Operating Soft 基本ソフト)が、 DOS(Disk Operating System、私の友人Bill GatesがHarverdの学生時代に作成したOSです)であった頃、 Directoryと言う言葉で、階層構造を表していました。 今、Windowsにそれは、取って代わられ、Folderに変身しています。
PCに関心が薄い方にとっては、何を言っているか分らないかもしれませんが、 全貌を説明すると大変な作業になるので勘弁してください。 今、説明しようとしているのは、人の脳のDirectory構造についてです。
1ヶ月位前、私は、ある70代の日本人の方と話しました。 その方は、札幌からオークランドへ来ていた方ですが、 私の国の出身者です。 その方が、会話の中で「ばんきり」と言う単語を頻繁に使いました。 「ばんきり」と言うのは、私の国(北海道の道東)の人間はよく使っていた言葉です。 「頻繁に」とか「しょっちゅう」と言う意味合いです。
その方が、おっしゃるには、最近昔使っていた言葉が良く出てくると言うのです。 つまり、その方は、道東から札幌へ引っ越して数十年経った為に、使わなくなった国の言葉が結構あると言う事です。 同じ北海道の中でも、使う単語が違う場合が有ります。
私は、普段から人の脳構造の事を考えていました。 構造と言うとオーバーですが、要するに10代の頃勉強した事は、本当に身に付くと言う事と関係が有ります。 それとは、逆に年齢を重ねるごとに、知識は脳に定着し難くなります。 私は、漠然と想像していました。 それは、10代の頃の脳は、開いていて外部からの知識をどんどん吸収するが、 齢(よわい)を重ねるごとに脳の蓋は、どんどん閉まっていくのでは無いかと。
それ故に、大人になってから、 海外に住んでいても英会話が身に付かないと言う人が居るのでは無いかと思っていました。 事実、私の英語能力は、10代の頃勉強した力以上には、成長していません。 受験勉強で一生懸命に勉強した英語で決まってしまったのです。 その時、身に付けた英語は、脳の深い階層(Directory)に保存されていて、それが今でも活用されている。 大人になってからは、英会話と言う形や仕事上で文章の読み書きをしてきましたが、 それは、私の脳の深いDirectoryに保存されているデータを活用しているだけです。 しかし、今、その深いDirectoryにデータを保存しようとしても受け付けないのです。 致し方なく、浅いDirectoryに保存するのですが、浅いDirectoryの場合は、 電源を切ると消滅してしまう、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のようなものです。 若い頃保存したデータは、SRAM(Static Random Access Memory)のように電源を切っても、 データは、保存されたままです。
こう言う風に考えると、人の脳の構造がより明瞭に見えるような気がしました。 DRAMとかSRAMと言うのは、半導体で出来ているメモリーです。 私たちが使っているパソコン(英語では、Computerと言います)や様々な電気製品に使われています。
これは、面白い話だなぁ~! 自分で書いて自分で興味を持ってきました。 これを書き続けると、かなりな長文になると思いますので、ここで打ち止めにします。

平成16年3月22日(月) 01:10pm(NZ time)
■ 島の売買 ■
おはようございます、みなさん。 オークランドは、今日は、晴れることでしょうきっと。
昨日のニュージーランドのTV1チャンネルで面白い番組をやっていました。 ある島に73歳の白人老人男性(Kiwi = NZ人の事)が一人で住んでいて、 その島を売りに出していると言う事です。 彼は、47年前に約千ポンド(NZ£ ニュージーランドパウンド 当時はポンドでした)で買ったらしいです。 47年前の NZ£1 > ¥1,000 以上だったと思います。 仮に NZ£1 = ¥1,100としても、110万円です。 当時の110万円は、今の価値に換算すると2千~3千万円くらいではないでしょうか?
それが何と言う名前の島なのか聞き取れなかったですが、マオリ語のような音感でした。 今、その島には、彼一人しか住んでいません。 周りは切り立った山島です。 Milford Sounds(Soundとは、入り江のような湾の事)のようなフィヨルド地帯にある島みたいです。 彼は、山小屋に住んでいて自給自足です。 電気は、1部屋しかつきません。 でもTVも付いていて映っていました。 大したものです。 電話は、どうだったか・・・?
去る不動産屋を通して入札で売るそうですが、希望価格や最低価格など金額は一切口外するなと言われているそうです。 水曜日(3日後)に入札を締め切るそうですが、 去るネルソンのビジネスマンが約NZ$2,000,000を提示しているらしいとTVの解説者が、 言っていました。 NZ$2,000,000を日本円に換算すると約1億4千万円になります(NZ$1 ≒ ¥70 2004年3月現在)。 実質的に後2日間しか有りませんが、お一つ如何ですか?

平成16年3月21日(日) 6:22am(NZ time)
■ お知らせ ■
「筆者へE-mail」のフォームメールが正常に機能していないことが分りました。 3月9日以降、不具合が発生していると思われます。 つきましては、3月9日以降、私にE-mailを送られた方には、お手数をお掛けして誠に申し訳ありませんが、 もう一度、E-mail送信の程お願いします。 3月15日、日本時間1時過ぎ頃から、以前のE-mailプログラムに戻しておりますので、 現在は、正常に機能しています。

■ Blogって何? ■
おはようございます、みなさん。 オークランドは、今日は、晴れることでしょうきっと。
今日目が覚めたら、標準時間に戻っていると何日も前からここで何度も言って来て、 そんで持って目が覚めたら忘れてるから、大した大物です、私は。 ん・・・? 単なるボケだって? そうかも鍋。
日本に居る方は、経験が無いかもしれませんが、夏時間から標準時間になる時、 あるいはその逆の時、PCの内蔵時計は、自動的に変更になります。 PCは、賢いですね。 私の携帯も去年は、自動で変わりましたが、今年は何故か変わっていないし・・・。 なしてだべ・・・? NZのTelecomとか電話会社は、料金は高くて機能は貧しい。 携帯電話なんかまるで戦前みたいだよ~! その点、日本はすごい、超先進国! まぁ、良し悪しは別にして。 幸福度も別にして。
それにしても、私はこのHPのSEO(Search Engine Optimisation = サーチエンジン最適化)をやり過ぎていると、 Googleのロボット君に睨まれたようです。 最近、検索順位が下がってきました。 Googleで「ニュージーランド 永住権」と打って検索すると半年位、ずっとトップに表示されていましたが、 トップの座を奪われてしまいました。 又、「ニュージーランド」だけで検索すると、 2ページ目にも出てきません(1ページ50サイト表示で)。 3ページ以降は見る気がしません。 Googleのロボット君(又は蜘蛛君、又は、はいはい君)、聞いてくれ。 俺は、そんな悪い事はやってないよ。 正当に評価してほしいね。 Be fair, my friend!
話は、変わりますが皆さん、BlogとかWeblogって知ってますか? 私は、今、評判になりつつあるこのBlog(ビーログと私は発音していましたが、ある美人からブログだべさって言われました)、 って何だろうと苦手のInternet検索で色んなサイトを見ましたがどうも実態が分らない。 まぁ、分らなくても死ぬ事は無いだろうと気に留めて居ませんでしたが、 記帳簿に投稿してくれた人のURLを訪れたら、Blogだった事がありました(1ヶ月位も前の事ですが)。 それがBlogと言うものを見た、初体験でした。 それで、自分なりにBlogと言うものの定義をあげると、
1.日記風又は徒然草風の書き物
2.自分の意思で文中にリンクを貼れる
3.外部の人も投稿できる
4.Blogを立ち上げるお膳立てをしてくれる人が居る(どこかのサイト)
5.自分の意思ではなくて、文中に関連事項のリンクが勝手に貼られる
大体こんな感じです。 と説明を読んでも中々実感がつかめないと思います。 これでも分るように書いてるつもりだけど、分りました? 頭にイメージが浮かんで来ましたか? まぁ、レンタルのBBSにちょっと機能を追加したような感じですね。 その追加された機能とは、「(自分の意思ではなく)自動にリンクが貼られる」と言うことです。
一見は、百聞にしかず。 さてここで問題です。 一見は、百聞にしかずを英訳してください。 これできない人って、居るかな・・・? あの、アイスのおねえさんなら・・・? 危ない!
それでは、こちらへどうぞ → 「ニュージーランドで日々思うこと」
何か誘導したみたいだけど、これは私のBlogです。 Excite Blogさんが提供してくれました。 まだ、良く使い方が分かりませんが、どなたか書き込みしてくれませんか? 怖い? 入ったら、金取られるかも葱・・・? あは。 Don't be frightened, guys!

平成16年3月21日(土) 7:38am(NZ time)
■ Silly! ■
What a stupid mistake I made! I deleted the notes from the date of 20 Marth, 2004 to 19 March, 2004. Whoooooo~ (-_-)

平成16年3月19日(金) 12:23pm(NZ time)
■ Cityの中でカーレース? ■
おはようございます、みなさん。 今日も、オークランドは、まぁまぁの天気です。 でも、最近めっきり日が短くなりました。 夜は、8時前に暗くなります。 実質的には、明日で夏時間は最後です。 日曜の3月21日の朝起きたら、もう標準時間になっています。 今までより1時間多く寝れます。 但し、それは、1日だけ。 2日目からは、もう同じ時間間隔になります。
オークランドでは、V8モーターレースの誘致候補として立候補するかどうか検討しているようです。 V8モーターレースと言うのは、どんな車なのか分りませんが、V8のエンジンを積んでいる車だろうと言う事は、 察しが付きます。 それが、どんな車なのか、分りませんが。
若し、オークランドでレースが行われる事になったら、どこを走るかと言うと、街中を走るのです。 モナコのレースのように街中を走るのです。 皆さん、信じられますか? 東京でモーターレースをやって、皇居の周りとか銀座通りをレーシングカーが時速数百キロで、 駆け抜ける姿を想像できますか?
まだ、決定では無いので分りませんが、若し、オークランドでやる事になったら、 ハーバーブリッジもそのコースに入るようです。 やはり、金になるんでしょうね、そう言う大きなモーターレースを誘致したら。 でも、他の国の都市も立候補するでしょうから、オークランドになるかどうかは、分りません。
ニュージーランドでは、郊外の道路を走るレースは、結構やっているのは、知っていますが、 街中を走るレースと言うのは、私がこちらに来てからの7年の間には有りませんでした。 若し、オークランドでレースが開催されたら、街中でのレースは、オークランドでも初めてではないかと思います。 過去に有った事があるのかどうかは、知りませんが。

平成16年3月18日(木) 13:23pm(NZ time)
■ 心の豊かさ ■
こんにちは、みなさん。 今日のオークランドは、まぁまぁの天気で暖かいです。 青空も見えていますが、お日様は雲に隠れたり出てきたりと言う様子です。
昨日、写真館単独でのメルマガを「まぐまぐ」から初めて発行致しました。 前回、本館から発行した写真集のメルマガに掲載した内容が全部入れ替わった為です。 今回は、解説に結構気合を入れましたので、読み甲斐もあると思います。 若し、宜しかったらどうぞ。 「ニュージーランドの写真集」 今後は、「写真館」と「気まぐれ草紙古文書館」は、独立したメルマガで発行致しますので、 若し、ご希望の方は、購読をお申し込み下さい。 申し込むには、「写真館」又は、「気まぐれ草紙古文書館」へ行きますと、 「まぐまぐ」のマークが有りますので、そこにあなたのE-mailアドレスを打ち込んで「登録」ボタンを押すだけです。
中国では、不動産の高騰が問題になっていますが、 こちらでも中国人がすごい勢いで家を買い漁ったようで、この2年間不動産屋さんは、 随分と景気が良かったようです。 その前までは、不動産は全くと言って良いほど動かなかったのですが、 やはり移民の数が増えると不動産は、動き出します。 そうすると移民、特に中国人や韓国人が増えて、ニュージーランドの経済に影響を与えます。 NZは、人口約400万人と言う小さな経済規模ですので、本国でひとやま当てた、中国人や韓国人が、 年間数万人入ってくるだけで、大きく動くのです。
昨年より、NZの移民法が変わりかなり永住権取得は難しくなりましたので、これから移民は、減りますが、 彼らは、我々には到底出来ない事もやりますので、その網をかいくぐる人もいるでしょうが、 それでも容易ではありません。
一般的にニュージーランドに来る、中国人や韓国人は、すごい金持ちばかりで、 NZに沢山お金を落とします。 4~5年前は、彼らもかなり少なくなりましたが、 ここ2~3年また増えたようです。 中国人や韓国人は、大金を持ってNZに来ますが、 日本人でそう言う人は、余り居ません(数人居ますが)。 最近は、日本人も隠居生活をNZで過ごすという人も増えてきましたが、 大金持ちは、日本で悠々自適に過ごしている事が、多いのでしょう。
大金持ちの日本人でしたら、何もNZに来ようとしないでしょうね。 日本で何不自由なくゆとりが有って、 日本語が通じて何でも思い通りになります。 お金があれば、この世の問題は、大抵解決します。 お金で解決しない問題は、かなり深刻な苦しい問題の場合が、殆どだと思います。 ですから、NZに来る日本人は、中国人や韓国人と比べると貧しいごく普通のつつましい人達です。 私は、その筆頭株主を知っています。 その人は、ニュージーランド何とかと言うHPを作っている人です。
日本人がニュージーランドを目指す場合、日本の息苦しさから逃れたいと言う人達が多いです。 ストレスとフラストレーション(Stress = 圧迫感と言ったら良いのか・・・? Frustration = 欲求不満)から逃れたい、 と言う人達です。 そう言う人は、近年になって増えてきたのでしょうか? 金には特に困ってはいないが、もっと時間と余裕が欲しいと言う、場合ですね。 その気持ちは、痛いほど分かります。 私も全く同感です。 私がこっちに住みつくようになった理由は、ちょっと違いますが。
人が豊かさを実感できる為には、時間と空間の遊びがなければなりません。 遊びとは、無駄のことです。 遊んでいる時間、遊んでいる空間が、生活の中の至るところに溢れて居なければ、 豊かさを感じることは出来ません。 その他に物質的な豊かさ(金で解決可能)が有れば、人は豊かさを実感できるはずです。 何故、「はず」か・・・? 何となれば、私は、その三拍子を揃えた事が無いので実感した経験が無いのです。 時間と空間と金、現代の三種の神器です。 誰がそんな事を言ってるのか・・? 誰も言っていません、私が言っています。
本当は、現代も過去も未来も、洋の東西を問わず、この三種の神器は、普遍的な意味合いを持っていると思います。 そこでこう問いかける方が、いらっしゃると思います。 心の豊かさは? 時間と空間と金が有って、心の豊かさを持てなければ、かなり重症だと思います。

平成16年3月17日(水) 15:44pm(NZ time)
■ 因果応答と幼児虐待 ■
こんにちは、みなさん。 今日、オークランドは、雨です。 でも結構暖かいです。
以前このHPにもBBS(Bulletin Board System = 掲示板)が有った頃、幼児虐待に関して、 私は、自分で投稿したことが有ります。 それは、 BBR Archive に未だに保存して有ります(NO. 841 2004/02/05)。 同じような幼児虐待のニュースを又、昨日NHK(NZでも有料で、NHKを見ることが出来ます)でみました。 まさに痛々しい事件としか言いようの無い、悲しい出来事です。
幼児虐待の殆どのケースを見ますと、20代前半の母親と同居している若い男と言う構成がとても多いです。 そして、男は、年下の場合が多いような気がします。 母親とその愛人か彼氏か分りませんが、同居している男の年齢的な若さが招いた事件とは思われません。 年齢的な幼さよりも人格的な幼さが原因だろうと私は、思います。 人は、物理的(時間的)な年齢が若いからと言って、幼いとは、限りません。 青年でもしっかりした人格を持っている人は、沢山居ますし、 中年や老人でも幼い人は居ます。
このような事件を起こす殆どの人間は、幼い頃同じように、虐待を受けている事が多いと思います。 それ故に、心に深い傷を持ち、人に対するいとおしみの情を余り持つ事が出来ないのだと思います。 これは、人格的な幼さと言うよりも、トラウマと言うべきかもしれません。 今回、虐待を受けた幼児も生命的な恐怖を受けて、心に深い傷を負っているはずです。 あのような半殺しの目に遭って、何も心に残らないと言う事は有り得ません。
虐待を受けた幼児が将来悲劇を繰り返さないように、母親とその彼氏の元にはもう戻さないほうが良いと思います。 例え、彼らが刑を終えて深く反省したとしても、恐怖の対象であるその2人を見続けるとずっと心の傷は、 治癒せずに生々しく残ったままになると思います。 施設に入れられた子供は、可哀想ですが、人格的に欠陥のある母親とその彼氏の元に戻すよりは、 ずっとましだと思います。 人の因果は、繰り返すと言いますが、この手の格言や言い伝えは、 絶対的な威力を持っているわけではありません。 対応次第では、格言や言い伝えを逆証明可能です。

平成16年3月16日(火) 14:36pm(NZ time)
■ 日本人高校生の制服 ■
こんにちは、みなさん。 今日もオークランドは、曇り空です。 でも暖かいです。
いよいよ、今週で夏時間も終わりです。 3月21日(日)の真夜中の2時(02:00am)に標準時間に戻ります。 今は、日本時間+4時間=NZ時間。 標準時間に戻ると、日本時間+3時間=NZ時間。 今、つまりNZが夏時間の採用中は、日本の朝8時は、NZの昼の12時です。 以前から、何度も言っていますが、初めての人が多いので、しつこく言っています。 毎日、読んで頂いている方には、くどくなって申し訳ありませんが、 最近、ニュージーランドの夏時間を検索してこのHPに来る方が多いです。
それと、今は、旅行のシーズンなんでしょうね。 ニュージーランドへ観光で来る方も多いようです。 学生の卒業旅行は、今や海外が多いのでしょうか? 1週間くらい前、GlenfieldのShopping Mallに買い物へ行ったら、 日本の女子高生を2人見ました。 話をしたわけでは無いですが、日本の女子高生の制服を来て、 日本人の顔をして、日本人の雰囲気を立ち居振る舞い全体から醸しだして、日本人の体型をしていましたので、 間違いなく日本の女子高生です。
Shopping Mallと言うのは、日本語で言うと、ショッピングセンターになると思います。 Glenfieldと言うのは、オークランドの中にある地名で、私の住んでいるところです。 Cityでは、結構時期によっては、日本の高校生を見ますが、Glenfieldまで、 足を伸ばしているのは、珍しいです。 誰か知り合いが居たのか、何かあったのでしょう、きっと。
それにしても不思議なのは、こちらで見る日本の高校生は、女子高生ばかりですが、 男子の高校生を見たという記憶が有りません。 あの黒い爪入りの制服を着て、オークランドの街を闊歩して欲しいものですが、 不思議と見ません。 軍服と間違われるから、あの制服は、着ないようにしているのかな・・・? そんなことは、気にしないで、正々堂々とあの黒い爪入りの制服でオークランドの街を歩いて欲しいものです。 日本に居るときは、規則でがんじがらめで、外出するときも制服だぁ~! って校則で、 生徒を縛っておいて、海外ではあの制服を着ないと言うのでは、筋が通らない。 日本相撲協会のように世界基準で、筋を通して欲しい。 と高校の先生に言っても無理かな~?

平成16年3月15日(月) 15:37pm(NZ time)
■ お知らせ ■
こんにちは、みなさん。 ここ数日、オークランドは、毎日曇り空が続いています。 今日も同じです。 すっきりしないどんより模様です。

「筆者へE-mail」のフォームメールが正常に機能していないことが分りました。 3月9日以降、不具合が発生していると思われます。 つきましては、3月9日以降、私にE-mailを送られた方には、お手数をお掛けして誠に申し訳ありませんが、 もう一度、E-mail送信の程お願いします。 3月15日、日本時間1時過ぎ頃から、以前のE-mailプログラムに戻しておりますので、 現在は、正常に機能しています。

■ 若い国 ■
2日前にトップページを全面改装致しました。 記載内容は、殆ど変わりありませんが、デザインの変更のみです。 今度のデザインは、如何でしょうか? 外来語は使うまいとしても、使わざるを得ないときがまま、ありますね。 この場合、デザインの代用として、設計と言う日本語(本来は中国語ですが)があると思いますが、 設計ならどうも違和感があります。 デザインが完全な市民権を取得してしまっています。
ニュージーランドは、若い国です。 アメリカよりも若いです。 アメリカが英国より独立したのは、1776年です。 NZは、アメリカのように英国本国と戦争をして、 独立を勝ち取ったと言う経緯を経ていません。 戦後、英国より自治権を与えられたと言う感じですので、 今も正確に言うと植民地のシッポが残っています。 それは、何かと言うと、英国よりニュージーランドに総督が任命されて、エリザベス女王の代理として、 いらっしゃいます。 総督は、NZの政治に、現実的には、関わりはありませんが。
どうして、若い国の話をしたかと言うと、アメリカの禁煙運動の流れが若い国ほどもろに受けるからです。 私は、タバコを吸います。 しかし、ニュージーランドもアメリカの禁煙運動と同じように過激な方向へ向かっています。 それは、何かと言うと、NZでは、飲み屋(Bar)でもタバコを吸えなくなるそうです。 それが法律で決まってしまうのです。 詳しい内容は、知りませんが、巷の噂では、 今年の年末辺りから施行されるのではないかと言っています。
大体において、西洋人は世界中に何かを流行させて、後になって、それは良くないと言って、 反対運動を始める事が良く有ります。 それに振り回されるのが、我々です。 まるでマッチポンプですね。 マッチポンプの意味分かるはずですが、 分からない人も居るかもしれませんので、蛇足ながら言いますと、 自分でマッチで火をつけて放火しておいて、自分でポンプを持ってきて消火作業に当たる人のことです。 周りの人は、その人の為に振り回されて迷惑を受けます。
ただ、公正を期して言うならば、西欧の文明や科学技術は、良し悪しに拘らず、 世界的な影響力があります。 地球を支配しているのは、まさに欧米社会と国々です。 それが国際化(Globalisation)の実態です。 それに激しく反発するのが、イスラム社会です。 国際化と言うのは、他の言葉で四捨五入して、かなり大雑把に言うと、アメリカ化と言うことになると思います。 経済活動の分野で、日本の企業が海外に生産工場を構えるとか、販路を海外に広げると言うような場合、 日本では、国際化と言っていますが、それが地球規模で汎用性のある言葉かどうか、私には、分りません。

平成16年3月14日(日) 17:01pm(NZ time)
■ 日本人が日本人に対して英語で話しかけるな! 日本語で話せ! ■
こんにちは、みなさん。 今日は、ここへ書き込むのが遅れました。 今日のオークランドは、曇り空です。
昨夜、私は久し振りに知り合いの日本人と外で一杯飲みました。 寝たのは、2時過ぎで今日、午後の2時過ぎまで寝ていました。 前々から、錦(Freemans Bayにある日本の居酒屋、日本人がやっている日本食です、NZに良くある、 偽者の日本食ではありません、本物です)で一杯飲もうと言っていたので、予定通りなのですが、 日本から知り合いのおにいさんが来ていたので、賑やかな宴となって久し振りに笑い楽しい夕べでした。
錦は、オークランドのCityからちょっと外れた場所にあり車も停めれるので、 気軽に飲めてとても良いです。 味は、まぁまぁです。 値段は、安めです。 Cityからちょっと外れていると言っても、Sky Towerから5分くらいの場所ですので、 殆どCityです。 お薦めですよ。 でも車が無いと行けない場所です。 飲酒運転に関しては、「日々平安」の中の 「ニュージーランドの交通事情」 のページで書きましたので、参照下さい。 ひと言で言うと、アルコールが入っていても運転は、合法的に可能なれど注意しましょうと言ったところです。
今、ガソリン(Petrol)を入れにGlenfieldのShellへ行って来て、その帰りに韓国人経営のコインランドリーから、 洗濯物を取ってきました。 ガソリンスタンドでのガソリンの入れ方は、同じく「ニュージーランドの交通事情」で書きましたので、 そちらを参照して頂きたいと思いますが、Shellでガソリンを自分で入れてから店の中へ行って、 お金を払いました。 EFTPOSで払いましたが、EFTPOSの機械に私が入力しているとき、 Shellの店のおにいさんが「日本のどこから来たの?」と突然私に聞きました。 私は、おやっと思いながら、EFTPOSの機械に向かいながら、「北海道」と答えました。
そして、私は聞きました「おにいさん、なして俺が日本人だって分ったの?」と聞いたら、 そのおにいさん曰く「俺は、日本人と中国人の見分けが付く」と答えました。 「屁~ そうなの~」と私は、感心した様子を示しました。 Kiwiでも、アジア人を見て区別が付く人も居ます。 全く見分けも付かない人も居ます。 Kiwiから見たら、アジア人は皆同じに見えても仕方ないですが、 私は、良く韓国人や中国人に間違われます。 アジア人を見たら、直ぐ中国人だと思ってしまう、 Kiwiは、別にして、韓国人からも韓国人に見られることも有ります。
中国人の場合も私を韓国人か又は、日本人と思うようです。 一番私が傷つくのは、日本食レストランなどへ行って、店の日本人のおねえさんなどから英語で話しかけられる事です。 折角、日本食に行って、日本人が居てそこで日本人として見られない時は、情けないと言うか、 腹立たしいと言うか、ええ加減にせぇ~と言うか、止めて欲しい。 まぁ、ここは、ニュージーランドなので、国籍はどこであれ、英語で話しかけると言うのは、 変なことでは有りませんが、客商売をやっているならば、そこを見分けて欲しいとささやかな希望を持っている訳です。
相手が日本人だなぁ~と思いつつ、英語で話し続けることは、非常に奇妙な気持ちになります。 一旦、英語で話し出すとどこでそれを日本語に切り替えるか、その機会を探しつつ、 相手が英語ならこっちだって英語で返してやると変に意地になったりすることも有ります。 日本語で話してもらえなかったのでいじけてる訳です。 1年くらい前、Christchurch クライストチャーチへ仕事で行った時、 Copthorne Hotelと言うホテルに泊まりました。 そこの受付のおねえさんが、 どうも日本人のようなのですが、私が名簿に記入して私が日本人だってわかったはずなのに、 それでも英語で話し続けて来たので、私は、むっとしてかなり気分が悪くなり、 絶対日本語で話さないと意地になってしまったことを憶えています。
どうもクライストチャーチに居る日本人は、何か勘違いしている人が多いのか、 どうも奇妙な印象を受けた憶えが何度か有ります。 海外に居る日本人に時々ある、外国崇拝で日本を卑下する、時代錯誤の勘違いをしている人々です。 そんなに日本を卑下し白人崇拝なら、日本人を止めてしまえと言いたいです。 祖国に対する誇りを持てない人間は、海外でも尊敬されない。 と言うのが私の持論です。 お国自慢を散々されるのも参りますが、自国を卑下しあしざまに祖国を批判だけの人間は、 哀れです。
私の見てきたところでは、後進国の人間ほど、お国自慢ばかりで、自己批判と言うことは、 他の国の人間に対してはまずありません。 その点、先進国の文明人は、自国を冷静に批判したり、欠点を言う事に対してなんら、 臆する事はありません。 それと自国を卑下し、自虐的で有る事は、全く別問題です。 我が同胞の中には、時々そんな時代錯誤の自虐趣味の馬鹿が居る事は、哀しい事です。

平成16年3月13日(土) 11:34am(NZ time)
■ ニュージーランドの経済改革 ■
おはようございます、みなさん。 又、オークランドの天気は崩れそうな雰囲気です。 今、雨は降っていませんが、曇り空です。 結構肌寒いです。
今週末、ニュージーランドの為替相場は、激しく動きました。 遂に来るべきときが来たと言うか、あんまり待ってても来ないので、 NZ政府が痺れを切らして介入してしまったというか、ニュージーランドの中央銀行である、 ニュージーランド準備銀行(Reserve Bank of New Zealand)が市場介入に乗り出し、 ニュージーランドドルは、下落しました。 木曜、金曜の2日間で約4円NZ$は、下落しました。 70円前後の4円は、かなり大きくそれも2日間です。 何でも、NZ政府が市場介入したのは、変動相場制を導入して20年来始めてと言う事です。 アメリカが変動相場制(ニクソンショック)に移行したのは、30年以上前ですから、 NZでは、あの時、変動相場制に移行しなかったと言うことになります。
一昨日、私は、車のタイヤを交換の話をしましたが、実は、あれは車検の為の布石だったのです。 ここだけの話ですが、あなただけに言いますが、実は、私の車の車検は、2月末で切れていました。 車検切れで捕まったら、数百ドルの罰金らしいですが、幸い大丈夫でした。 尚、車検が切れていたという事は、極秘事項ですので、誰にも言わないで下さい。
昨日のクイズの解答、請求書の事は、英語で「Invoice」と言います。 これは、全員分ったと思います。 如何ですか? 分らなかったですか? このHPに 「インボイスとは何か?」と言うページが有りますから、おひとつどうぞ。
「ニュージーランドの車検」のページでも書いていますが、NZの車検は、税金と車両検査と別々に払います。 今回、私の車の税金は、半年分でNZ$112.30、車両検査は、NZ$30(これも半年)でした。 車両検査の費用は、何も部品を交換したり修理したりする必要が無いと、大体、NZ$30位で上がります。 整備工場によっては多少の違いは有ります。 NZでは、車検は、普通全部自分でやります。 整備工場へ、車を持っていって検査してもらい、合格すれば整備工場で、ステッカーを貼ってくれます。
税金は、車検が切れる1ヶ月くらい前に郵便で支払い用紙が来ますので、それを郵便局へ持って行って払います。 こちらの郵便局では、 日本で言う公共料金の類(NZでは民営化されているので、正確に言うと公共料金では、ありません。郵便局も民営化されています)、 や電話代も郵便局で支払いを済ますことが出来ます。 本当は、郵便局とは、言いません。 Post Shopと言っています。 Post Officeなら、郵便局になりますが、 民営化されて、Post Shopに変わったのです。 それは、NZの構造改革の時です。 それでは、Post Shopを日本語で言うとしたら、なんて言ったら良いのでしょう~? 郵便店かな・・・? まぁ、今まで通り、郵便局でいいべさ。
今回の車検で私は、あれっ? と思ったことがありました。 それは、車の税金を、車両検査の前に払いに行ったのですが、先に車両検査を受けなければ、 支払いできませんと言われたのです。 郵便局のパソコン端末で車両検査を受けているかどうかが、 確認できる仕組みになっています。 汚い、整備工場のパソコンと陸運局と郵便局が全てオンラインで繋がってしまったようです。 以前は、税金が先でも良かったと思うのですが、どうも仕組みが変わったようです。
税金の支払済みのステッカーの方が、有効期限の日付がはっきり見えて、切れていたら直ぐ分かってしまいます。 車のフロントの窓ガラスにそのステッカーを貼らないといけないので、目立ちます。 車両検査の方は、ステッカーも小さく、有効期限の日付もよ~く見ないと分りません。 ですから、私は、先に危ない方を済ませようとしたのですが、敵はその辺を良く読んでいたようです。
NZは、1970年代の初め、英国がEEC(European Economic Community? 現在のEUの前身)に加入したときから、坂を転がるように経済が悪化していきました。 それまでは、社会福祉が良く行き届いた豊かな国だったらしいです。 しかし、親と慕う英国から見捨てられ、NZは、孤児(豪州は、兄弟的存在)となり放浪の果て、 無一文になり、このままでは、餓死すると言うところまで行きました。 それが1984年です。 どん底状態です。
そこから、孤児の大反撃が始まりました。 情け容赦ない、構造改革で、役所はバンバン縮小、廃止、人員整理を断行。 国営企業は民営化。 どろどろと血が流れ、悲鳴を上げながらもそれを乗り切り、8年後の1992年に、 ニュージーランド経済は、上昇に転じました。 この人口400万(当時はもっと少なかった)の小さな、 小回りの効く国でバンバン大鉈(おおなた)をふるって8年です。 日本のような大きな国で、しがらみと権益と利権と古~いしきたりと掟が政官財の隅からすみまで残っている国なら、 同じ事をやるとしたら何年掛かるでしょうか? NZのようにすっきりと贅肉を落とす事は、 至難の業だと思います。
丁度、私がNZに来る少し前、7年位前、 日本のテレビでは、良くニュージーランドの構造改革の成果を取り上げていたのを憶えています。 小泉さんは、果敢に構造改革を実行して行っていると思います。 世論調査では、小泉さんを支持しないという人の理由の一つに実行力が無いと言うのがありますが、 あの人が実行力が無かったら、誰が実行力があるだろうかと思います。 私が、生きてきたほんの数十年の短い人生の中で見ると、他に実行力のあった人は、中曽根さんくらいです。
日本の首相は、大統領では無いので権限が小さい。 そう言えば、韓国の大統領、弾劾を受けるらしいね。 あの国では、大統領になった人は、今まで全員、賄賂を受けているのではないべか、と思いますね。 国民投票で大統領が選ばれるようになってからの大統領全員でないべか・・・? それも日本のような、はした金じゃないね。 数十億円! 半端じゃない。 与野党入り乱れての賄賂受け取り合戦だ。 有る所には有る、無いところには、無い。 私のところには、有るか無いか、これ今日のクイズ・・・? 駄目だね。
聖書のルカ伝では、持てる者はさらに持つようになり、持たざるものは持ってるものまで、 剥ぎ取られると書いてあるから、当たってるね。 しかし、貧乏人が僅かに持ってるものまで、剥ぎ取らなくてもいいべさ~!

平成16年3月12日(金) 09:01am(NZ time)
■ 新品タイヤ購入 ■
おはようございます、みなさん。 昨日から、オークランドの天気は崩れてきました。 今朝も降っては居ませんが、 いつ降っても不思議ではないと言う空模様です。
昨日、ニュージーランドの為替相場は、激しい動きがありました。 ニュージーランド準備銀行が市場介入に踏み切り、 NZ$は、一気に下落しました。 T/Tbレートで、比較しますと、NZ$1=¥76.2659(10日)に対し、NZ$1=¥73.8838(11日)と、 約2円40銭も円高、NZ$安となりました。 NZ$は、米ドル(US$)に対しても激しく、下落しました。 最近のNZ$の異常な高騰は、不思議なくらいでしたが、遂にこらえきれなくなったと言う感じです。 ニュージーランドの輸出産業(主に農産品)は、NZ$高で落ち込んでましたし、観光客も高いNZ$故に敬遠気味でした。 今朝も、NZ$は、下落しています。 今朝、8:34amのWestPacのレートで、T/Tbは、NZ$1=72.7295ですから、 約1円15銭の円高、NZ$安です。 2日間で4円近くもNZ$は、値下がりしました。 米ドルに対しても下落しています。 詳細は、 「ニュージーランドの天気と為替レート」のページを参照下さい(このページは2008年01月02日に削除しました)。 遂に来るべきときが来たと言う感じです。 その時は、想像以上に遅かったですが・・・
それにしてもReserve Bank of New Zealandは、幾ら投入したのか分りませんが、驚くべき効果です。 日本銀行などは、幾ら市場介入しても焼け石に水と言う感じのことが良くありますが、 やはり為替相場市場の規模の違いでしょうね。 豪ドルも似たような動きをしているとこちらのTVでは、 言っていましたが確認していませんので、正確には分かりません。
昨日、私は、車のタイヤを交換しました。 前2本です。 Firestoneの新品で、1本$100(GST込み)でした。 2本で$200(GST込み)です。 最初、新品のBudget Tyreは、1本$110と言われました。 思ったより高かったので、やや思案橋。 そして、店の人に(怖い顔をしたマオリのおじさん、恐らく30代前半か?)に、 $100に負けてと言ったら、ちょっと待ってと、怖~い顔で答えてから、パソコンを1分位、怖~い顔で、 操作していました。 それから、良いよと言いました。 それじゃ、買ったという事で決まり。 寸法は、205/60/15です。 大きいタイヤなので、高いのです。 でも、私の4~5年前の記憶では、 新品では、FirestoneのBudget Tyreが一番安かったので、買いました。 最近は、調べてませんが、他社の方が安いと言う事も有り得ます。 Budget Tyre(バジェット タイヤ 予算枠内のタイヤと言う意味、要するに安物と言う意味)と言うのは、 Firestoneが7年位前、傾きかけたときに起死回生の一発を狙って大々的に売り出した、 価格勝負のタイヤです。 その特別価格帯タイヤにつけられたブランド名が、Budget Tyreです。
ニュージーランドでは、中古タイヤが良く流通しています。 日本から輸入しています。 しかし、中古タイヤと言っても高いです。 1本$50以上します。 205/60/15でしたら$60以上すると思います。 因みに、タイヤの寸法の読み方を説明しますと、
205 = タイヤの幅(cm)
60 = タイヤの側面の高さ = 幅に対する比率(%) この場合、205 x 0.6 = 123cm
15 = 15インチ(内径)
それでいて、直ぐパンクしてお釈迦。 ゴムが長期間紫外線に当たり、劣化している為に弱っている為です。 以前私は中古タイヤを節約の為に買いましたが結局、安物買いの銭失いと言う事を身に滲みて、 感じてしまいました。
さていよいよ空気を入れ始めました。 私は、空気圧をポンドからキロに換算してあるとても為になるHPを知っています(Tip:「日々平安」の「ニュージーランドの交通事情」)。 そのタイヤショップで、いざ2.1kg/cm2をポンドで言おうとしたら、何とそんな数字は、忘れてるではないか~?! それで、参ってしまい、2.1kmで頼む、ポンドじゃなくて、キロでお願いと、怖~いをした、 マオリのおじさんに言ったら、「何っ~?! 2.1kgなら、32ポンドじゃないか、そんなの駄目だ」と言われました。 そこで、私は、「いや ちゃうんだよ、おじさん、あのね、車の規格として、前タイヤの空気圧は、 2.1kgと書いてるの、何なら俺の車のドアを開けると書いてるから見て?」と怖~いをしたマオリのおじさんに言ったら、 「何っ~?! 俺は、そんなのは、信じない、34ポンドだ!」と敵は反撃。 「でも、あ~たが、どうしても32ポンドが良いと言うなら、 そうするよ、だけど32ポンドならあんたの車に履かせたらぺしゃんこになるよ」と言う妥協案を出してきた。 敵は、そろそろ降参かと思いきや、(う~ん 32と34ポンドじゃ殆ど変わらないから良いか)と私は、 ひるんでしまい、34ポンドで手を打ってしまった(追記:2.1kg/cm2なら30lbs/in2=30ポンドが一番近い)。
家を出る前に、どうしてあの素晴らしいHPの数字をメモした来なかったのかと言う負い目がある為に、 遂に敵のなすがままとなり、34ポンド。 家に帰ってきてその素晴らしいHPを見たら、2.1kg=29.86lbs(ポンド)。 34ポンドなら、2.4kgくらいになるかもしれない。 それにしては、あまりパンパンと言う感じがしないので、 どうも腑に落ちないが、そのまま乗っている。 あの親切丁寧なHPをメモしていかなかった自分の愚かさを悔いる気持ちが強く、 相手の言い分を聞くのは、あの状況では致し方なかったと自分内部の言い訳に徹する事にする。
Firestoneは、アメリカの会社でしたが、今はBridgestoneの一部だと伝票を見て思い出しました。 伝票とは、請求書のことですが、さてここで問題です。 請求書のことを英語では、何と言うでしょうか?
5択問題です:
1.Debit Note
2.Credit Note
3.Bill
4.Invoice
5.Cost Document
正解者の方には、豪華賞品が用意されていますのでどしどし、ご応募下さい。

平成16年3月11日(木) 12:49pm(NZ time)
■ Uploadした翌日に検索トップ ■
こんにちは、みなさん。 仕事があると言うのに、又、こんな書き物していてはいけないと思いつつ又、一筆それも、 自己宣伝の為。 3日前の3月8日、 「ニュージーランドの陪審員制度」と言うページを新規設置しましたが、 まぁ~それがびっくりだべさ~! 8日にUploadして、9日には、Googleで「陪審員制度」と言うキーワードで検索すると、 何とトップに表示されていました。 Yahooを試したら、全く出てきていなかった。 GoogleとYahooで、検索人口の約9割をカバーします(外来語を使うまいと思いつつどうしても安易に使ってしまうと言うか、 日本語での代替が中々見つからない時は、お許しあれ)。 しかし、昨日になったらYahooでもトップになってました。 8日に公開したばかりですから、 勿論PageRankは、ゼロです。 昨年の8月から、検索の際の順位には、PageRankは殆ど影響が無くなったと聞いていましたが、 ここまで完全にPageRankが関係なくなっているとは、驚きです! 多少は、影響していると思っていました。 PageRankとは、Googleが夫々のHPに対して付する格付けのようなものです。 詳しくお知りになりたい方は、
こちらからどうぞ → Google Tool Bar
それも、恐れ多くも賢くも、「日弁連」などと言う権威あるサイトを押さえてです。 因みにこのHPのPageRankは、"4"です。 昨年の12月には、一時期"5"になりましたが、 Googleのロボット君か、何かに嫌われたらしく"4"に落とされました。 このHPのオーナーって、SEOのプロだべか・・・? (全くのド素人です。 はい。) SEO = Search Engine Optimisation(米語では、Optimization)の略で、「サーチエンジン最適化」と言う和訳が付いています。 Optimiseとは、"楽観視する"と言う意味が、第一義ですが、"最適化する"と言う意味もあるようです。 それは、何かと言うと、何かのキーワードを入れて検索したとき、上位に表示される為に、 HPを構成することです。 その為に、HPで商売をしている人は、プロのSEO屋さんにお金を払って尽力している会社もあるらしいです。


平成16年3月11日(木) 08:16am(NZ time)
■ お知らせ ■
当HPをご贔屓にして下さっている方、又、初めておいでくださった方、ご訪問下さり誠にありがとうございます。 当HPでは、「まぐまぐ」と「メルマ」にてメルマガを発行しております。 発行周期は、不定期です。 しかし、このHPは、筆者の思いつきと気まぐれにより、どんどんとその行動範囲が広がってきております。 従い、メルマガの発行、管理も煩雑になってきた事と、特定の部分だけをメルマガで受け取りたいと言う方もいらっしゃると思われ、 この度、「本館」、「写真館」、「気まぐれ草紙古文書館」を夫々別個のメルマガにて発行する運びとなりました。
「本館」とは、ニュージーランドドリーム
「写真館」とは、 ニュージーランドの写真集
「気まぐれ草紙古文書館」とは、 ニュージーランドドリームコラム集 - 気まぐれ草紙古文書館、 の事です。 夫々、主題が違い独自の特徴が有ります。 「本館」のメルマガを既に購読されている方は、 今まで「写真館」、「気まぐれ草紙古文書館」も含まれて同じメルマガで配信されていましたが、 今後は別個のメルマガになりますことをご了承願います。 「写真館」及び「気まぐれ草紙古文書館」のメルマガを購読希望の方は、 ご足労ですが、「写真館」又は「気まぐれ草紙古文書館」へ行き、 「まぐまぐ」のメールアドレス記入欄にあなたのメールアドレス(利用しやすいお好きなご自分のE-mailアドレス)を記入されて、 「登録」のボタンを押してください。 「解除」される場合も同様です。 言うまでも無いことですが、 全て無料ですし、「登録」又は、「解除」は、あなたのお気に召すまま、気の向くままです。 No obligation will be imposed on you!(この英語正しいかどうか疑問です、前置詞の"on"が自信無いし・・・)
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■ 映画撮影に適した地 ニュージーランド ■
おはようございます、みなさん。 昨夜、久し振りに雨が降ったようです。 外は、全体がしっとりと濡れています。 今は、曇っています。 この分だと、又良い天気になりそうです。
昨日は、やや予定がきつく、ここにじっくりと書く余裕がありませんでした。 昨日は、仕事で朝から、"Maraetai"と言う地区へ行って来ました。 オークランドの南東の海岸沿いの地域です。 中国系の人達が沢山住んでいる、"Howick"の近くなのですが、それはそれは、遙かかなたの海岸に有りました。 HowickならCityから30分あれば充分ですが、そのMaraetaiは、Howickからさらに20分位掛かったと思います。 しかし、辿り着いたその場所は、地上の楽園と思われるように綺麗な場所でした。 昨日は、特に非常に天気が良く、そこの海はまさに絶景でした。 見事な、なぎ状態であったのが又、その絶景を際立たせる絶妙な演出をしていました。 その海の写真を撮って来ましたので、出来れば今日その写真を写真館に載せたいと思います。
私は、その地域へ初めて行きました。 オークランドの町は、どこへ行くにも車で30分走れば、大抵のところへ行けます。 しかし、Maraetaiは、かなり遠かった。 と言っても、東京や大阪のレベルと比べると、問題にはなりませんが。 その地域は、殆どKiwiしか住んでいない、余り人から注目されていない場所です。 静かで、周りは海と山だけで、人は勿論少なくお店も殆ど有りません。 平和そのものの場所でした。 あそこでは、まず犯罪も起きないでしょう。 Formosa Auckland Country Clubと言うゴルフ場が近くにありましたが、何でも一緒に行った人の話ですと、 とても有名なゴルフコースと言う事です。 私は、ゴルフを全くやらないので、興味もなく知りませんでした。 約7年間住んでいて初めて行った程ですので、誰か知り合いがそこに居て訪ねるとか、 仕事が無ければまず、行かなかった場所だと思います。
私は、オークランドに住んでいてもその行動範囲は、殆ど限られています。 ですから行った事の無い場所の方が多いかもしれません。 昨日の午後から今度は、North Shoreのある場所へ行きましたが、 そこでは、なにやら機材を沢山詰め込んだ大型バスが、何台も停まっていて、交通整理のおじさんも居ました。 閑静な高級住宅街で小さな通りでしたが物凄く物々しく、誰か億万長者の引越しかな~と思いつつ、 交通整理のおじさんに、「何やってるの?」と車の窓を開けて聞いたら、「映画の撮影だよ」、と言っていました。 「屁~ アメリカ映画?」と私が聞き返したら、「そうもう一本撮ってる(Yes, another film)」と言っていました。 そのおじさんは、黒人でした。 アメリカの黒人と言う雰囲気そのものでした。 交通整理のおじさんまでアメリカから連れてきたのでしょうかね~? 映画の題名までは聞きませんでした。
皆さん、ご存知の「ラスト・サムライ」もニュージーランドで撮影されました。 あの映画には、ニュージーランド在住の日本人が多くエキストラで出演していますが、 私の知り合いも何人か出ています。 何でも、NZは、映画の撮影地としては、大変良い条件が揃っていると言う事です。 政府もそれを励行しているらしく、日本みたいに非常に面倒な行政手続をしなくても出来るようです。 日本のお役所と言うのは、どうして何でもあんなに物事を難しく、面倒にするのが好きなんでしょうね?
お役人様の説明を聞けば、夫々それなりの尤もな説明をするのですが、 しかし、それが無くてもどうって事無いべさ~ と言うような些事抹消的(さじまっしょうてき)な規則を細々(こまごま)と作って自分たちの仕事を増やして、 税金を増やして、国民に閉塞感を与えて、法律と言う名前の規則を稚拙に築きあげるあの情熱と言うのは、 想像を絶するばかりです。 私は、あの根性が気に入らないので、日本へ帰ったとき時々、プチッと切れて、大声を出して叫ぶ事が有ります。 去年日本で免許更新に行った時、収入印紙か何かを買う為の窓口で、交通整備の為のなんやらをお願いしますとか言って、 あたかも国民の義務のような言い方をして、疑問を持たない人なら直ぐその気になって払うだろうと思う事態が発生しました。 それで、それは、国民の義務かと聞いたら違うと言う。 それで、頭に来て、それじゃ税金を払っているのに、 どうして警察でそんな金をあたかも義務のような口ぶりで求めるのかとかなり大きな声で叫んでしまいました。 そして、周りの人に向かって、「みなさん、これどう思いますか~?!」と殆ど絶叫状態で叫びました。
状況を掴めない人なら、私を見てかなり危ない過激な青年と思ったかもしれません。 でも、大人しくして何も言わないと彼らはどんどんと付け込んで来ます。 行政は国民の為のサービス機関であると言う自覚を持ってもらわないと、彼らはいつまでも、 自分たちは、国民を監督管理するお上であると言う明治時代の太政官意識が永遠に続きます。 太政官は、武士がそのまま役人になった時代で、平民は、まさに管理され取締りを受けていた時代でした。
又、話が変な方向へ飛んでしまいそうで、この辺で止めます。 このHPには、お役人様も読んでいると思います。 最近は、公務員と言うらしいですが、 そう言う方がいらして、反論される場合は、遠慮なさらずに、「記帳簿」か「筆者へE-mail」からお願いします。 因みに今は亡き私の父は、国家公務員でした。

平成16年3月10日(火) 15:19pm(NZ time)
■ ベルギーの公用語 オランダ語とフランス語 ■
こんにちは、みなさん。 今日のオークランドは、素晴らしい晴天です。 そして暑いです。 まるで夏です。 夏なんですが、今年は夏が無いと思っていた夏が最後に来た感じです。 雪女さんが、帰られた後は、雨が一滴も降っていないと思います。
昨日の問題、ベルギーの国語は、何か? フランス語とオランダ語です。 北部は、オランダ語で、南部はフランス語です。 オランダ語グループとフランス語グループは、 過去様々な局面で争いを繰り返してきたと言う事を、私は遙か昔ベルギーへ行った時に知りました。
ニュージーランド オークランド 本日は、時間的な余裕が無く、これにてごめん。

平成16年3月9日(火) 11:56am(NZ time)
■ アフリカ文化に失望 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、曇り空です。 今年は、夏がもう終わると言う時になってほんの少し夏らしい日が有ったなぁ~ と言う感じで終わりそうです。 最近は、夜の8時を過ぎるともう暗くなっています。 次の次の日曜日21日の深夜2時から標準時間に変わります。 日本との時差は、現在4時間ですが、標準時間が始まりますと日本との時差は、3時間になります。 ニュージーランドでは、お日様が日本より早く顔を出します。 ですから、 日本時間で朝8時だとしたら、こちらでは、昼の12時です(夏時間の場合は)。
私は、先日の問題の答えを出すのを忘れていました。 オリオン座は、NZでも見えます。 ついでに言いますと、南十字星を昨日か一昨日見つけました。 まず、あれは、間違いなく南十字星だろうと言う感じでした。 それと、NZで快晴の時、「日本晴れ」と言うかどうか、言う訳が無いですね。 まさか、言うと思った人は居ないだろうなぁ・・・? でも一抹の不安・・・? 以前、蝿取り紙が欲しいと今は無きBBSに書いたら、ナワトリガミと読んだ人が居た・・・。 冗談でぼけてると思っていたら本当にボケだったから、今回も安心は出来ない。 ちょっと話は、変わりますが、ご親切にもそのナワトリガミを送ってくれた人が居ました。 その節は、本当にありがとうございました。 まだ、1本目ですが思ったよりも集客率は悪く、 もうかれこれ1ヵ月半くらい経つと思いますが、20匹くらいしかおいでになっていません。 でもこれがあるとすごく心強く安心です。 ありがとうございました。 ひと夏に一本で間に合いそうだから、あれだけのナワトリガミが有れば一生持つかも葱・・・?
先日私は、日本人の友人の家に遊びに行きました。 そこの家には、下宿人が何人か居ますが、 最近新しい下宿人が入っていました。 その新しい下宿人は、アフリカの男性で黒人でした。 ルワンジと言う中央部のアフリカの国の方でした。 元ベルギー領らしいです。 さてここで問題です。 ベルギーの国語は、何語でしょうか? お分かりになった方は、記帳簿に正解を書いてください。 E-mailでも結構ですよ~。 正解者の方には、私からの暖かいお祝いの言葉が有る事でしょう。
人種について語るときは、細心の注意が必要です。 不用意な発言は、人を傷付けます。 人種問題に散々苦しめられてきた西洋人は、その辺は特に良く心得ているようです。 我々は、余り人種問題について悩んだ経験が無いためにややもするとちょっと無神経な場合が有ります。 しかし、西洋人も本音の部分を語るときは、とても露骨で付いていけないくらいです。 勿論そのような本音は表の部分では決して口にしません。 彼らは、その辺も大変良く心得ています。
私は、私の友人宅の下宿人と初めて会って挨拶をして話をするうちにこう言う質問をしました。 「あなたの国では野生の暮らしをして槍で動物を狩をするような自然の生活をしている部族がまだ居ますか?」と。 彼の答えは、Noでした。 もうそんな部族は、アフリカには居ないと言う事です。 皆文明化されていて洋服を着て近代文明の生活をしていると言うことでした。
私は、後日私の友人にすごく叱られました。 「あんな事言ったら駄目だべさぁ~!」と叱られました。 彼は、気分を害したそうです。 当然そのような状況も想定できたのですが、私は敢えて質問した訳です。 因みに彼はとても知的で大学も出ています。 英語も上手です。 そう言う人なら客観的な事実として冷静に語ることが出来るのではないかと期待したのですが、 そうは問屋は卸さなかった訳です。
私は、既にある考えを持っていました。 それは、何かと言うと、こう言うことです。 アフリカがヨーロッパ人に侵略される前、 彼らは、自然と一体となった野性の生活をしていました。 様々な部族が誇り高き伝統を持ち独自の文化を持って居たと思います。 その文化は、西洋文明や文化とは対極をなす自然と一体になったものだと思います。 弓や槍で野生の動物を狩りそれを食べて生活する。 環境汚染とは無縁の自然の生活だったと思う訳です。 そして、彼らはそれに誇りを持っているだろうと思っていたのです。 そして、欧州に対する憎悪があるだろうと思って居ました。
何故、私がそんな考えを持つようになったかと言うと、西洋文明に触れて独自の文化を失った人達の精神的な苦しみを描いた、 番組を見たことがあったからです。 Identity Crisis(アイデンティティー・クライシス)です。 そうするとやはり、アフリカの黒人たちは、やはり自然と調和の取れた自分たち独自の生活と伝統に誇りを持って、 その頃への郷愁らしきものを持っているのではないかと、私は、思っていました。
ですから、アフリカらしい生活について語ることは、なんら恥ずかしいことではなく、 それどころかとても自尊心を満足させるのではないかと思ったわけです。 私の期待は見事に裏切られたばかりではなく、相手を傷つけてしまい思わぬ失敗。
私は、以前ここで、日本語で話すときは、極力英語を使わないようにしていると書きました。 でも、先ほど、「Identity Crisis」と言いました。 日本語で表現するのが難しいからです。 Identity アイデンティティーと言うのは、既に日本語として使われていますが、 どう言う意味でしょうか? 私の英語の能力は乏しいですが、自分なりの解釈をしますと、 自分とは何かと言うことだと思います。 それは、家庭、町、国と言う集団の中にあって、 誕生し母国語を身に付け学校へ行き、自分たちの伝統、文化に根付いた社会によって生活していくうちに、 自分の存在と属性を無意識ながら自覚していきます。 帰属意識とほぼ同じだと思います。 それがCrisis = 危機 に陥り自分は、どこの誰だか訳が分からないとなったとき、 相当な不安になるだろうと想像されます。 それは、我々には、実感できない感覚です。
外部からの力によって自分たちの生活、伝統、文化が蹂躙され自分たちの社会や集団が根こそぎ破壊され、 そして奴隷として扱われ、人間として扱われなかったとしたら、その時、人が受ける傷は、余りにも深く、 治癒できないと思います。 私は、アメリカの黒人の多くがとても劣悪な環境で、貧困の中に居ると言うことは、 Identity Crisisから来ていると思っていました。 若し、そうならばアフリカの黒人なら、 アメリカの黒人ほどすさんで居ないと思った訳です。 先ほど言いました、彼がすさんで居た訳では 有りませんがやはり、自分たちの昔の生活を恥じているらしく、それに触れられるのが嫌だという事は、 私にとっては、非常に残念でした。
若し、私たちが、他国の人と話をして江戸時代の話に及び、武士や江戸文化に付いて話が及んだとき、 私たちは、それを恥じるでしょうか? 私たちは、寧ろ、現在の私たちを恥じると思います。 かつて私たちの先祖は凛々しく、とても洗練され高度な独自の文化を持って居た事を誇りに思い、 現在の我々は情けないと思うのではないでしょうか? 太平洋戦争では、こてんぱんにやられ、 アメリカの植民地に近いような形で統治されたときの日本人は、心身ともに疲れ果て、 誇りを失いました。 しかし、かろうじて我々の独自の伝統と文化は残り、 まだ救われているのだろうと思います。 又、当時の日本人の必死の努力によって国が再生したと言う事が日本を救ったと思います。 今ある我々は、そう言う先人たちの苦労の上に成り立っていると言う事に深く感謝すべきだと思います。
又、いつものように焦点が絞られず、話は色々と展開しましたが、人が人の誇りと尊厳を犯すと言う事は、 ありうべからずの事態だと思います。

平成16年3月8日(月) 11:56am(NZ time)
■ 画期的食文化 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、曇り空です。 夏になると、オークランドでは良く水不足になりますが、 今年は、充分すぎるくらい雨が降りました。
最近私は、画期的な発見をしました。 それは、トーストを焼けるようになったのです。 トースターは、持っていないので、電子レンジ(Microwave)で試しましたが駄目で、オーブンでも前は、駄目でした。 前のフラット(Flat アパートの事)のオーブンは、アメリカ映画で良く見るような馬鹿でかい奴だったので、 上手く焼けなかったのです。 ところが、今のフラットのそれは、小さく熱が集中される為だろうと思いますが、 こんがり焼けるようになったのです。
これは、私の生活に革命的な食生活をもたらすかも知れません。 つまり食パンさえあれば、朝トーストを食べる事が出来るのです。 これは素晴らしい事です。 それともう一つ問題がありました。 それは、こちらの食パンは、一包みの中身が多すぎるのです。 それ故に、一袋買うと量が多すぎて、大抵半分以上残したまま、カビが生えてきて、投げる事になってしまいます。
投げると言うのは、捨てると言う意味です。 英語で捨てることを「throw」と言いますが、それを和訳して使っています。 と言うのは、嘘です。 私の国、北海道では捨てる事を投げると言うのです。 これは、本当です。
又、話がそれましたが、一袋に日本の3倍くらいの量が入っている食パンを保存する方法を知ったのです。 友人が教えてくれたのですが、冷凍庫に入れておくと大丈夫だと言うのです。 これでトースターと保存と言う2つの問題が解決しました。 すごい画期的なことだと思いませんか、みなさん? 7年がかりの問題が解決されて、私は仕合せです。 朝からおにぎり2個食べたという人も居ましたが、 私にはそんな豪勢な食事は、夢です。
今日も朝トーストを食べようとしたら、何とバターが切れているではないか~! (-_-;) 本当にこの世はままならないですね。
それと私は、グミのようなゼリーが好きです。 ニュージーランドには、グミがありませんので、 それと似たようなゼリーを買ってきて良く食べています。 しかし、このゼリーも良く袋を切ったまま、 台所に置いておくと蟻の餌食になってしまいます。 先日も中身が半分以上残ったまま、蟻さんの餌になってしまって、 捨てました。 もったいない!! しかし、これは、簡単に解決出来ました。 スーパーのビニール袋に入れて、 何かのフックに吊るして置けば大丈夫です。
私は、段々と賢くなっていくようです。 でも、台所が1ヶ月くらい無法地帯になっていて、ご飯も焚けない状態です。 あれを何とかせねばならない。 本日、日本の「裁判員制度」に便乗して、「ニュージーランドの陪審員制度」と言う、 ページを「日々不安」の中に立ち上げます。 久々の「日々不安」のページです。 「日々平安」ばかりなので「日々不安」も欲しかったところでした。

平成16年3月8日(月) 00:58am(NZ time)
■ 新撰組への憧憬 ■
おばんです、みなさん。 皆さんの国では、"おばんです"と言いますか? 私の国、北海道では、良く"おばんです"と言います。 "お晩です"と言う意味です。 この言葉は、全国区ではないらしく、ある程度の年齢の女性に使いますととてもお怒りになります。 でも、れっきとした挨拶の言葉ですから、誤解の無いようにお願いします。
私は、"国"と言う言葉を使います。 これは、最近あまり使わなくなったのを承知で敢えて使っています。 私が幕末生まれの生きた化石と言うわけでは有りません。 何故か私は、古い言葉や死語が好きです。 それ故に、古い言葉を使える状況では、出来るだけ古い言葉を好んで使います。 又、日本語で話すときは、極力英語を使わないようにしています。 古い言葉や文化が私は好きですが、科学文明の利器においては比較的新しいものを好みます。 PCなどはその良い例です。
今、NHKの大河ドラマ新撰組を見ました。 私は、ずっと新撰組のファンでした。 そして今もそうです。 あのように時流に取り残された時代錯誤の感覚が好きなのかもしれません。 今日の放送の段階では、 文永文久三年でしたが、あと、数年するとどこの藩も幕府に見切りをつけて、 薩長の新勢力側に次々になびいていきます。 しかし、新撰組は、時代を見る目も無く又、未来の日本像を描く事も無く、 小さな世界の中の従来の価値観に浸りきって幕府の為に戦ったと言う、陳腐なところが良いです。 滅び行く旧体制であると分りきって居るのに、そこにしがみつき滅びていくあの姿が好きです。
私が新撰組の原作である「燃えよ剣」を読んだのは、数十年も昔の事で、かなり記憶が曖昧になっています。 幕臣、山岡鉄舟と策士清河八郎(出羽白河藩の郷士だったか・・・? 庄内藩だったかな?) の案で進められた新徴組みが結成されて京都へ行ったのは、 文永文久二年だと思っていましたが、 文永文久三年だったと今日、分かりました。 それにしても、新撰組と言う番組は、現代劇の台詞ですね。 現代人が武士の格好をして話しているみたいです。 でも面白い。 幸ちゃん、ちょっとやりすぎと言う感じもしますが許します。
今日出ていた、佐々木只三郎と言うのは、後の京都見廻り組みの中心人物になりますが、 明治になってからもずっと坂本龍馬、殺害犯人説がありました。 坂本龍馬をやった人物だとしたら、 明治政府にとって重要犯罪人になりますから明治に成っても犯人は名乗りをあげませんでした。 でも、誰か余り名の無い武士が、明治か大正か忘れましたが死に際に自分が龍馬をやったと言ったらしいですが、 それも未だに本当かどうかと言う事は、分らずじまいです。 もう名乗りをあげても良い頃かと思いますが、 もう死んでるか。
子母沢寛の「新撰組始末記」を読めば、とても面白い事があります。 それは、子母沢寛は、本を書くに当たって、新撰組の実際の生き残りに話を聞いている事です。 余り有名な隊士ではなかったと思いますが、大正時代か明治の終わりだと思いますが、 新撰組の生き残りと面談しています。 子母沢寛の小説は、現代の小説として残っていますから、 幕末、明治維新は、我々と直結しています。 ほんの数年前の出来事です。 山口斉藤一は、大正時代まで生きていたと思います。 師範学校か何か忘れましたが、どこかの学校の剣術指南をやっていたらしいです。 今日は、山口斉藤一は、出てきませんでしたね。 長倉新八も大正まで小樽に生きていたと言う事です。 長倉新八の書き残した、何とかと言う日誌が重要な資料として使われています。 徳川慶喜も大正時代まで生きていました。 大正時代と言えばついこの前です。 大正時代生まれの人は、今でも沢山生きています。
どうして私は、こんなに懐古趣味なんでしょう? 自分でも分かりませんが、古いものが好きで、 新しい時代の流れに乗ったものには、興味が有りません。 なしてだべ~? 何か変だなぁ~? でもそれもこれも、全て距離を置いて遠くから見ている事が好きなだけで、 今、新撰組があったとしても自分では、参加しません。 あんな恐ろしい集団に入ったら、 私のような自由人は、呼吸困難に陥ります。 歳三に直ぐ睨まれて、詰め腹切らされるのが落ちでしょうね、きっと。 切腹じゃなくて、斬首かも、あは

平成16年3月7日(日) 09:55am(NZ time)
■ 天地創造とビッグバン ■
おはよう、ございますみなさん。 今朝もオークランドは、良く晴れた日本晴れです。 本当に誰かさんが日本(札幌)へ帰ってからは、ずっと良い天気が続いています。 さて、それは、誰でしょう・・・? さて、ここで問題です。 その誰かさんとは、誰でしょうか? と言う問題では、ありません。 私は、「日本晴れ」と言いましたが、ニュージーランドでも良く晴れた日を「日本晴れ」と言うでしょうか? 英語で言うならば、It's a lovely Japanese weather.
先日も書きましたが、もう直ぐニュージーランドの夏時間も終わりです。 3月21日(日)2:00amで夏時間は、終わります。 今、気づきましたが、「日々平安」の「夏時間」に記載ミスが有りました。 訂正しておきます。 めんご。
さて、ここで問題です。 英語で夏時間のことをなんと言うでしょうか? そう言えば、歌っていましたなぁ~、フランク・シナトラが。 昨日このような問題を出しました。 多くの方から回答を頂きませんでした。 答えは、"Daylight saving"です。 フランキーが歌っていた曲は、"Summer Time"でしたね。
先ほど、NHKのニュースで「クォーク凝縮」理論が東京大学の何とか教授が世界で始めて証明したと言っていました。 このHPを訪れる人の約8~9割の方が、初めての方なので毎回説明しますが、私は、こちらでNHKの海外版を見ています。 有料ですごく高いですが、やはりそれでも見たいので購読しています。 毎月約N$$80位です(日本円に換算すると最近のレートで6千円位! 高い! もっと安くすれ~!!)。 その「クォーク」と呼ばれるものは、何なんでしょう? 昔、我々は、高校の物理や化学で物質を細分化していくと、 原子核と電子に行き着きそれ以上は、細かくならないと習いました。
ところが、その原子核(陽子と中性子)は、更に「クォーク」と言う物質から成っているという事です。 一体どこまで行くのでしょうか? 陽子や中性子1個は、その「クォーク」と呼ばれる物質3個から成っているらしいです。 しかし、その「クォーク」と呼ばれる物質3個分の質量は、陽子や中性子の質量の約2%にしか満たないと言う事です。 陽子や中性子の質量を形成する為には、「クォーク凝縮」と呼ばれる現象が存在するはずだ、と言うのがその理論らしいです。 「クォーク凝縮」は、陽子や中性子の周りを取り囲むように凝縮していると言う事です。
その「クォーク凝縮」と言う陽子や中性子を取り囲むような形で「クォーク」が周りに有る為に、 陽子や中性子の質量が存在すると言うようなことをNHKのニュースで言っていました。 私の説明は、間違っているかもしれません。 どこか違っているかもしれませんが、 先ほどのNHKのニュースを聞いた私の理解では、そんなことを言っていました。 そして真空空間においてその「クォーク凝縮」が多く存在すると言う事です。
一体全体これは、どう言うことでしょうか? 我々は、真空とは「無」であると理解していましたが、 そうではなく、相当なエネルギーが真空中にあると言う事です。 真空エネルギーと言う事は、以前聞いたことがありますが、 やはり、真空は真空ではなかったんですね。 アインシュタインもそこまでの原理を発見できていなかったのでは無いでしょうか? 宇宙の始まりは、ビッグバンから始まったらしいですが、それならキリスト教の神様の存在は、一体どうなるのでしょうか?
Georgeは、「生命の存在を決めるのは、人間ではなく、造物主(the Creator)だ。」と言って、 堕胎禁止の法案にサインしていました。 これも又、NHKの番組「クローズアップ現在」でやっていました(クローズアップ現代だったかも・・・? どっちでもええ)。 Georgeを強く支持している、非常に保守的なキリスト教の強い陳情が裏で働いていたと言う事です。 何とか派と言っていましたが憶えていません。 キリスト教の神様や聖書を信じて疑わない人達と現代の自然科学とはどのように同居するのか、不思議だなぁ~?
別に、私はキリスト教を揶揄(やゆ)している訳では有りません。 本当に素朴に彼らの思考を疑問に思っているのです。 私なら矛盾に悩み、迷いどうするだろうかと想像するので、彼らはどのように自分自身を説得しているのか、 ちょっと興味があるだけです。 他にも非常に大きな疑問が有ります。 キリスト教、ユダヤ教、イスラム教は、 全員、旧約聖書を聖典としていますが、そこには「人を殺してはいけない」と書いています。 それなのに一番戦争を良くやるのは、彼らです。 ユダヤ人は、欧米社会の至るところに存在しますし、 イスラエルと言う国も有ります。 彼らは、2千年近くも自分たちの国家を失ったまま、ユダヤ人としてのIdentityを失わずに、 現在に至っています。 イスラエルと言う国家が人工的に政治的な密約によって出来たのは、 ついこの前の事です。 戦後です。
私は、ユダヤ人を批判しているわけでは有りません。 ただ不思議なだけなのです。 素朴な疑問なのです。 又、話があちゃこちゃさ散らばってしまった・・・
つまり、聖書と言う聖典を存在の中核となす人達、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教を信じる人達は、 「汝人を殺す事無かれ」と言う戒め(いましめ)と戦争やテロと言う行いをどのような解釈で実行するのか、 素朴に疑問に思うわけです。 若し、私が、キリスト教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒なら矛盾に悩むところです。 ユダヤ教徒には、成れないかも知れませんが。 母親がユダヤ人で無いと、その子は、ユダヤ人では無いらしいです。
彼ら、旧約聖書を聖典としている人達を全部ひっくるめると世界中の相当な部分を占めると思います。 そう言う人達が、一番戦争やテロを起こしています。 そして、彼らはお互いに非常に憎みあっているようです。 憎悪と言う言葉がぴったりです。 ユダヤ人とアラブ人は、元々兄弟です。 同じとおさんから彼らは生まれています。 とおさんの名前は、アブラハムです。 長男は、召使の女性が産んだ子供です。 次男は、正室が80歳くらいの高齢出産の初産(ういざん)で産まれました。 長男の子孫がアラブ人で、次男の子孫がユダヤ人です。 私が聖書を読んだのは ん・・十年前で記憶が定かでな無いので、 間違ってはいけないと思って、今、ちょっとGoogleで「聖書 アブラハム」と言うキーワードを入れて検索しました。 すると13,300サイトのトップになったサイトを開けましたが、音声のファイルで、 声で聖書の説明をしていました。 大変興味深いです、若し宜しかったらどうぞ → 「スミス牧師の『ネットで学ぶ』聖書入門」と言うタイトルのサイトです。
ところが私は、肝心の部分まで聞いていないで途中でMedia Playerを止めてしまったので、確認が取れていませんが、 まず間違い無いでしょう。 かなり長い音読なので全部聞いたら、結構時間が要るようです。 その正室の名前は、サラさんだったと思います。 つまり、次男のかあさんの名前です。 サラさんは、80歳くらいまで子供が出来なかったのですが、ある日、天使が3人アブラハムの前に現れて、 サラさんは、近々妊娠すると告げました。 それを、陰で聞いていたサラさんは、「プッ こんなええ歳して、妊娠するわけないべさ~」と笑いました。 そうすると天使は、言いました「あ~た サラさん、なして笑ったの?」と。 するとサラさんは、びっくりして「えっ?! なんも笑ってないべさ~」と言って誤魔化しましたが、 天使さんは誤魔化されませんでした。 そしてこう言いました「いや、あ~たは、今、間違いなく笑ったべ」と。
天使さんには全部、お見通しでしたね。 そして、サラさんは、本当に妊娠して、男の子を産みました。 その子の名前は、何と言ったか・・・? う~ん、忘れた。 でもその子の子孫がユダヤ人子孫です。 先に生まれていた召使の女性が産んだ長男の名前、う~ん これも忘れた。 でもその子の子孫がアラブ人です。 つまり、アラブ人とユダヤ人は、腹違いの兄弟です。 確か(人は確かでないときに"確か・・・"と言います)、セム族と言われるのが、ユダヤ人で、 ハム族と言われるのが、アラブ人だったと思います。 違ったかな・・・? ユダヤ教を水で薄めて広まったのがキリスト教と言う印象を私は持ってます。 キリスト教の方、ごめんなさい。 でも、私は、こんな印象を持っているのは、本当です。 怒らないでね。
そこで、先ほどの疑問に戻りますが、旧約聖書を信じて疑わない人達が、この地球上の殆どの戦争や紛争やテロを起こしています。 彼らは、人を殺すときにどのように自分自身を説得しているのか、私には素朴に疑問に思うわけです。 アラブ人が自爆テロを起こすときは、それを決行すれば天国へ行けると言う確信を持ってやるらしいです。 でも、「汝人を殺す事無かれ」は、どうなるんだべ~? 私は、その矛盾をどのように彼らは、 解決していると言うか、解釈していると言うか、不思議だべさ~?
そして私がいつも思い出すのは、はるか昔読んだ聖書の「ヨシア記」だったべか・・・? あれは、ユダヤ人が故あってエジプトさ行って住み着いていたけど、いつの間にか奴隷になっていた。 その後、モーゼと言うおじさんが奴隷として苦しんでいる、同胞たちを救い出す為にエジプトを出た。 ユダヤ人達を全員を引き連れて。 それが、かの有名な「出エジプト記」で、紀元前12世紀頃だったと思います。 つまり今から3千年以上前の話です。 そして神様が与えてくれた約束の地「カナン」を目指して、 何と数十年も掛かって徒歩で行きました。 それが今のイスラエルの一部です。 そこには、アラブ人たちが住んでいましたが、 先住民を全員皆殺し(老若男女、犬猫、羊、牛などの動物や家畜を含む)にして喚起の声をあげて、 高らかに自分たちの約束の地を得た事を喜んだそうです。 おまけに何かの呪いまでかけたそうな・・・
確か(人は確かでないときに"確か・・・"と言います)、このお話が「ヨシア記」だったと思います。 今のパレスチナ人と呼ばれる人達ですね(殺された方がパレスチナ人)。 彼らが先に住んでいたのが皆殺しになって、その後に、 ユダヤ人が住み着き、イスラエルと言う国を作りました。 国家の名前は、最初イスラエルではなかったかも葱・・・?
でもその後、2つの国に分裂したそうな。 イスラエル王国とユダヤ王国の2つ。 その後、ローマ人がやってきて、 ユダヤ人は、国を失いました。 その後、そこにはアラブ人達が住み着きました。 その後、2千年経って、 英国の後押しで、イスラエルと言う国が出来ました。 そこにユダヤ人達が戻ってきました。 その時、そこに2千年間住んでいた人達、パレスチナ人と呼ばれるアラブ人達が、追い出されてしまいました。
そこで、パレスチナ人は怒った。 その後は、パレスチナ人(アラブ人)とユダヤ人は、ずっと戦争ばっか。 まぁ、感情としては分らなくも無いが、我々には到底付いていけない世界です。 戦後(我々は戦後と言うと先の大戦でもう終わっていますが、彼らは未だに戦争だ)は、戦後じゃなくて戦争続行と言うか、 戦争ばっか。 彼らにとって、「モーセの十戒」は、どのように作用しているか? それが私にとっての素朴な疑問です。 彼らには、彼らの理屈があるはずです。 しかし、我々には到底、理解不能な理屈だと察しが付きます。 聞いたことは有りませんが。 そう言う部分は、まず聞く機会が無いと言うか、彼らは言えないのかどうか、 耳には入ってきませんね。
いずれにしても自分たちにとって良い事と自分たちの利益に成る事しか言わないと言うのは、目に見えています。 この矛盾をどうしたらいいべか・・・?
それと同様に不思議なのが、先にあげた、自然科学との整合性。 これは、どうなるのか・・・? う~ん、分らん (-_-;)
彼らには、彼らの理屈があるはずだ。 でもそれを聞いても自然科学との整合性は成立しないでしょう。 一体、どうなってるんでしょうね。 この宇宙を作ったのは、造物主としての神様か、自然現象としてのビッグバンで、 何物の意思も介在していなかったか? はたまた、造物主としての神様の意思がBig Bangを起こしたか・・・? でも、最初、天と地を作ったと言う、お話は、ビッグバンと辻褄(つじつま)が合うのか? やはりそれなりの説明が可能なんでしょうね。 でも、本当にようわからんことばっかと言う事は、分っている。 あは

平成16年3月6日(土) 07:42am(NZ time)
■ Summer Time? ■
おはよう、ございますみなさん。 今、オークランドは漸く明るくなったばかりです。 でも、今日も何とか良い天気でいけそうな気がします。 いつもの如く、安心は、禁物ですが。 最近は、結構寒くなってきました。 そろそろストーブの出番かも知れません。 日中、日がさしているところに居れば、暑いのですが、日陰に入れば寒いですし、朝夕は、結構冷えます。
先日も書きましたが、もう直ぐニュージーランドの夏時間も終わりです。 3月21日(日)2:00amで夏時間は、終わります。 今、気づきましたが、「日々平安」の「夏時間」に記載ミスが有りました。 訂正しておきます。 めんご。
さて、ここで問題です。 英語で夏時間のことをなんと言うでしょうか? そう言えば、歌っていましたなぁ~、フランク・シナトラが。
今はどうも筆が進みません。 もっとじっくり、墨を擦って又、気が向いたら書きます。 新しいすずりが欲しいなぁ~

平成16年3月5日(金) 06:03pm(NZ time)
■ エリートだけを歓迎するニュージーランド ■
いや~ 遅くなりました。 首を長くして轆轤首(ロクロクビ)になってこのコラムを心待ちにされていたファンの方、 本当に申し訳ありませんでした。 ん・・・? 待ってなかった? これ前使ったネタだね。 もう直ぐ、おばんです、みなさんと言う時間になってしまいました。 今日もオークランドは、良く晴れ渡った日本晴れです。 今朝、人と会う約束が有ったのですが、又、朝寝坊してしまい遅刻しそうになって慌てて、顔も洗わずに家を飛び出しました。 そして、焦って約束の場所へ着きました。 直ぐ、済みませんと言おうとしたら、相手は居ない・・・? 相手は、更に15分位遅れてやってきました。 私も10分位遅れましたが、それはおくびにも出さず、相手が平謝りでした。 私は、いいんですよ~と広い心で相手を心遣いました。 すごく、いい事をした気持ちになりました。
昨年からニュージーランドのビザ審査が厳しくなりましたが、やはりそれは現実的な結果として現れているようです。 人から聞いた話ですと、技能移民分類(Skilled Migrants Category = SMC)で申請した場合、申請受理される確立は、 かなり低く1割にも満たないのではないかと言う話です。
今までも、移民の数が増えすぎると門を閉じ、それで景気が沈滞して来ると又、門を広げると言うやり方を繰り返してきましたが、 今回はやや違うような気がします。 かなり抜本的な変更だと思います。 昨年までの、一般技能分類(General Skills Category = GSC)がSMCに変わったわけですが、 SMCの門はGSCよりもずっと狭いようです。 確かに、NZ政府の気持ちは分かります。
高学歴で、有能で、高い技術を身に付けた人間だけを取りたいと言うのは、気持ちとしては分ります。 それは、どこの国でも同じです。 しかし、そのような有能な人間は、選択肢が沢山あります。 世界の一流大学を出ていて、英語は勿論ペラペラ、そして若く、それで居て理系の人間でしたら、 欧米の大概の国ででも受け入れてくれます。 欧米で高給を取れて、質の高い生活する事が出来る人が、 NZに来るでしょうか? 確かに、NZは良い国です。
Kiwiは、親しみやすい人達ですし、気候も良いし、戦争にあまり巻き込まれる危険性もそれ程高くないと思いますし、 NZは国として住むにはとてもよい環境だと思います。 地理的な不便さは、多少ありますが。 しかし、欧米の一流人を惹きつけるにはちょっとインパクトが弱いような気がするのですが・・・? アジア人でも同じだと思います。 日本人は、どうか分りませんが。
今の移民政策が続けば、NZ経済の活力は低下してくると私は思います。 まぁ、そうなれば、又、 ビザのハードルは低くなると思いますが、そうすると結局元の木阿弥に成ってしまいます。 やはり、自国の本質的な体力と吸引力相応の政策を取らないと自分で自分の首を絞めることになると思います。
私の予想が外れて、世界中の有能な技術者がNZに続々と集まってきたとしたら、NZは、化けるでしょう。 NZには、人材が溢れ、経済は活発化し、所得が上がり、豊かな国になるかもしれません。 私の予想が外れて欲しいとは思いますが、恐らく外れないと思います。

平成16年3月4日(木) 07:42am(NZ time)
■ オリオン座は見える? ■
おはようございます、みなさん。 今日もオークランドは、良く晴れています。 やはり、札幌から来ていた記帳簿に記帳したあの女性が、昨日帰ったからだべか・・・? やっぱ、大嵐女だったか・・・? erikokiwiと言う札幌の女性です。 彼女は、昨日までオークランドに居たらしいです。 今日から、札幌は、大吹雪だべさ。
昨日の問題には、大勢の方から解答が寄せられました。 応募総数、約1名、正解者約1名、内規定違反に寄る失格者、約1名、 と言う結果になりました。 沢山の回答者の皆様ありがとうございました。 さて、問題は、Scotland人の事を英語で何と言うか、でした。 あなたは、バーボン派それともスコッチ派と言う、 さりげないヒントを出しておきましたが、正解は、 "Scottish"でした。 Scotchでは、有りませんでした。 辞書を調べたら、Scotsとも言うらしいです、本場、Scotlandでは。 それと、郷に入らば、郷に従えに関して助言を下さった方がもう一人、昨日出現しました。 その方は、日本人ですが、NZで英語を教える資格を得た方で英語の達人です。 その方によりますと、3つくらいあるそうです。
1. When you are at Rome, do as they do at Rome.
2. Do in [at] Rome as the Romans do.
3. When in [at] Rome, do as the Romans do.
いずれも正解と言う事です。 まぁ、手っ取り早く言えば、Romeと言う単語を適当にちりばめてあれば正解と言えなくも無いかも葱・・? と言うことらしいですよ、夏!さん。 これで、了承頂けますでしょうか?
私は、昨日不思議なものを見ました。 深夜、1時頃だと思いますが、外でタバコを吸いながら、星を見ていました。 昨日の夜は、星が良く見えました。 月も明るくなく星見日和でした。 真西の方角、上方約15度位の位置に金星のように非常に明るい星が見えました。 金星そのものかも知れません。
不思議な事にその星が、ゆらゆらと動くのです。 光の輝きは、明るくなったり暗くなったり、色も変化していました。 目視の状態で、1cm四方くらいの範囲でゆっくりとゆらゆらと動いているように見えました。 私は、お変しいと思いつつも、これは何かの超科学現象か、神秘的な現象だろうかと思い、 じっと目を凝らしていました。 私は、その手の不可思議な現象とは、無縁な体質なので、目の錯覚では、無いだろうかと、 しばらく見つめていました。
映画やTVの中では、目の錯覚では無いかと言うような事を聞きますが、私は、目の錯覚なんてある訳無いと常々思っております。 目の錯覚などと言う現象が起きたら、その人の神経系統が破綻していると思います。 何かの思い込みで、現実には起こっていない現象が、起こっているように見えると言う事なのかも知れません。 麻薬をやる人間は、幻聴を聞いたり、幻覚を見たりすると言いますので、神経がやられるとそう言う事もあるのでしょう。 しかし、私は、薬はやまだかつてやった事がありません。 その時は、アルコールは一滴も入っていませんでしたし、 頭もかなりはっきりと冴えていました。
そう言う状態で見たあの星の奇妙な動きは、何だったのでしょう? 10分くらい眺めていましたが、動かなくなりました。 あは
ところで、NZでは星が良く見えます。 オークランドでも郊外ですと明かりが少なく、新月の夜、晴れていると、 天の川は、夜空を優雅に流れています。 南十字星も見えるのですが、私は、どれが南十字星なのか区別がつきません。
さて、ここで問題です。 ニュージーランドでは、オリオン座が見えるでしょうか? オリオン座と言うのは、こう言う形です → オリオン座の画像。 北半球では、良く見えますね。 南半球では、どうでしょうか? ところで、皆さん、ニュージーランドって、 どこにあるか知っていますよね・・・?

平成16年3月3日(水) 13:07pm(NZ time)
■ ケルト人 ≒ ウェールズ人 ■
おはようございます、みなさん。 今日のオークランドは、珍しく良く晴れています。 このまま良い天気で、1日が終わって欲しいですが、猫の目のように変化が激しいのが、ニュージーランドの天気です。 油断は、出来ません。
私は、昨日仕事で人に会いました。 今まで、それ程、頻繁に話すことは無かったので、私は、彼の事を個人的にそれ程知りません。 色々な仕事の話をするうちに、雑談も時々入りました。
その中で、彼が"自分はウェールズ"から来たと言いました。 その時、私は、内心思いました"え? ウェールズ?"きっと先祖の事を言っていて、 彼自身は、NZ生まれのKiwiだろうと。 ウェールズと言うのは、皆さんごぞじだと思いますが、 Walesです。 鯨では有りません。 鯨は、Whaleです。
Walesは、今は、イギリスに併合されています。 今の英国の南西の少し出っ張った部分です。 サッカー発祥の地として、英国は、特権を持っているのだと思いますが、英国の4つの地域から、 参加権が有ります。 さて、ここで問題です・・・とは、行きません。
その4つとは、England, Scotland, Northern Irland, Walesです。 順位は、私の思いついたまま書きましたので、 その地域の出身の方が、見たとしても怒らないで下さい。 私が、時にベッカムに肩入れして、Englandを一番に書いたのでは、 有りません。 英国領の、北アイルランドとアイルランド本体とは、別々のチームを出すのでしょうね? 今、書きながらふと疑問を持ちました。
さて、ややして、私は、その彼に聞きました。 "あ~た さっき、Walesから来たと言ったけど、Kiwiでしょ?"と。 そうすると、彼は言いました。 "いや、俺は、Walesから来た1代目だ"と。 "屁~ そうなんだぁ・・・"と私は、答えましたと言うか、単なる相槌です。
しかし、良く考えて見ると、今まで自分は、Walesの人に会ったことがあるだろうか? John Lennonは、確かWales人だったと思いますが、私は、彼を個人的に知りませんし、会った事がありません。 Charles皇太子は、Princess of Walesと呼ばれていますが、あれは単なる称号でしょう。 恐らく、過去に私は、ウェールズ人に会った事があると思うのですが、思い出せません。
いつものように話が、飛びますが、私は、彼に聞きました。 "あ~た ウェールズ語話せる?"と。 そうしたら、彼は答えました。 "う~ん 単語何個か知ってるだけ"との事です。 英国は、古代よりヨーロッパのありとあらゆる民族から侵略されてきました。 ローマ(ラテン人 ≒ イタリア人)、ノルマン(フランス人)、ゲルマン(ヴァイキング)(アングロ・サクソン ≒ ドイツ系)。 古代の英国には、ケルト人(Celtic)が住んで居ました。 我々は、学校の歴史で、ケルト人とかケルト語と言う呼称で習いましたが、その彼も、ケルトと発音していました。 人によっては、セルトと言います。 勿論、カタカナで簡易的に表記しているだけで、正確な発音は違いますが。
彼の言うところでは、ウェールズ語(Welsh)は、とても難しいと言う事です。 それから、驚くことを彼は、言いました。 ウェールズ語とインドのサンスクリット語は、非常に良く似ていると言うのです。 全く同じ単語が沢山あると言っていました。 彼は、かなり教養が有ります。 後、ケルト人が現在居る場所を色々言っていました。 スペインのバスク地方、フランスの海外地帯のどこどこ、他にも何個か言っていました。 インド・ヨーロッパ語族と言うのだから、インドには西洋人の血が混じっているのは間違いないでしょうが、 それにしてもケルト人が出てきたのには驚きでした。
さて、ここで問題です。 England人 = English, Ireland人 = Irish, Wales人 = Welsh, それでは、 Scotland人は、何と言うでしょうか? あなたは、バーボン派、それともスコッチ派? 正解者の方には、豪華賞品が用意されています。 正解者の発表は、豪華賞品の発送を持って代えさせて頂きます。 ふるって、御応募下さい。 回答は、記帳簿に書いてください。
話は、変わりますが、 先日の問題で、"郷に入らば、郷に従え" を私は、Do as Romans do in Romeとしましたが、 ある方から、ご指摘を受けました。 その方の話では、"When you in Rome, do as the Romans' do"と習ったとの事です。 どなたか御存知の方いらっしゃいませんか? 分ったら教えてください。

平成16年3月2日(火) 12:30pm(NZ time)
■ 移民経済 ■
おはようございます、みなさん。 今、オークランドには、陽がさしています。 何よりです。
このコラムは、2月11日から始めましたが、バックナンバーで保存してあるものをまとめて本日別のページにて公開します。 若し宜しかったら、足をお運びください。 今は、まだ出来ていませんが、今晩やります。
以前、「ニュージーランドの為替相場」のページにNZ経済は、移民の流入に大きく影響されていると書きました。 まさにそれは、当たっていると思います。 昨年より、NZのビザの審査基準が厳しくなり、移民が減っていると思います。 NZへの移民で、一番多いのは、中国又は、中華系の人々です。
彼らは、本国で一旗挙げた金持ちばかりです。 それ故に、本国を出れるのでしょうが、色々な国へ出て行くようです。 彼らは、いろんな国のビザを代行して取得手続きする業者に依頼して、世界中の国へ移住していきます。 我々には、到底及びもつかないような手段も取るようです。 手段は別にして、彼らが沢山お金を持って、 NZへ来ますと、NZ経済は上向きます。 それでここ1~2年、NZ経済は調子も良く、不動産相場などはかなり上昇しました。
しかし、移民の数が減ってきた為に、最近、不動産相場は、停滞か下降気味になっています。 場所により結構その傾向は違いますが。 でも、まさに効果覿面です(コウカテキメン この漢字であってますか?)。 これからしばらく、NZ経済も大人しくなって、NZ$もそろそろ下降を始めると思います。 今までは、NZ$も不動産も上がりすぎたきらいが有ります。
それにしても他の国からの移民は多く、NZ経済にも沢山寄与していますが、日本人の移民数は少なく、影響力は少です。 最近、NZへ移住を希望する日本人の方も結構居るようですが、実際行動を起こしそして目的を達成する人は、少ないと思います。 日本に居たら、豊かに生活できて、それなりに生きていけますから、日本人にとって移住と言う事は、 やはり相当な決意が必要になると思います。 なして、そんな無理してまで移住するのだろうと思ってしまいますね。
まぁ、人好き好き。 お気に召すまま、良しなに自分の思うように進めば良いだけです。

平成16年3月1日(月) 10:19am(NZ time)
■ 捕鯨国家アメリカ ■
おはようございます、みなさん。 オークランドの天気は、もう駄目です。 毎日雨か曇り、たま~に何かの拍子にお天道様が機嫌の良いときに顔を出すだけです。 今年、ニュージーランドに夏は、来ませんでした。 後2週間で daylight saving(夏時間)は、終わります・・・
昨日の新撰組を見ましたか、みなさん? (毎日、初めての方がいらっしゃいますので、毎回説明しますが、 私は、こちらでNHKを購読しています。) どうも昨日、一つ気になったことが有ります。
それは、日本人と言うのはdefaultの状態(工場出荷の状態、何もしない元もとの状態)では、好奇心が旺盛で、 未知の物や人に対してとても肯定的に接するはずなのに、幕末には異人を異常に忌み嫌う人が結構居た事です。 私は、若かりし頃、司馬遼太郎の本を良く読んだので、 あの当時、異人を斬ったり、異人館を襲撃したりしたのは、勿論、先刻承知の輔です。
16世紀~17世紀にかけて南蛮人が日本に来たとき、彼らの日本人に対する印象は、良く紹介されています。 それは、まさにべた褒めの連続です。 礼儀正しい、勤勉、好奇心が旺盛、知識欲が強いなど等です。 キリスト教社会以外でこのような高い文化と民度の高い国民は、他には無いと言うような趣旨で宣教師たちは、 本国に報告しています。
16世紀~17世紀以前に日本人は異人を見たことは無かったはずです。 アジア大陸の人間は、勿論見ていますが、 西洋人は、初体験のはずです。 その時に、日本人が示した態度は、西洋人に対して好意的なものでした。 それが、幕末には、なしてあのように変化したのか・・・? と私は、考えたわけです。
幕末当時の人々は、宮廷(京都御所)を始めとして、開闢以来(カイビャクイライ)日本に西洋人が足を踏み入れた事が無かった、 と思っていました。 勿論、家光が鎖国をしたというような事実を一般的知識として当時の世間では知れ渡っていなかったからです。 200年くらいも前の事なのでそれは当然です。 まして、学校で日本史を習っているわけではありません。 今の我々とは違います。
そこへ来て、あの威嚇するような黒舟で異人がいきなり来たので、驚き恐怖心を抱いた。 当時の孝明天皇は、先祖伝来の日本国を汚してはいけないと言う攘夷思想に至りそれが、 庶民や武士にまで浸透して行ったのだと思います。 それ故に、異人を忌み嫌うあの当時の世相が形成されたのだと思います。 昨日は、文永二年でした。 嘉永6年に黒舟が来航して以来、約8年経っています(嘉永、安政、万延、文永)。 その間に、庶民の間まで異人を否定的に捉える世相が出来上がって行ったのだと思います。 アメリカは、既に当時から脅しで話を始める方法を取っていたそのやり方が招いたのだと思いますが、 16世紀とは、偉い違いです。
当時アメリカは、大西洋で鯨を乱獲したために不漁になり、それで活路を見出す為に太平洋に目をつけました。 それで、位置的に補給基地として日本は、必要でした。 アメリカ人が、なして鯨を乱獲したか・・・? 鯨肉の缶詰を食べていたのでしょうか?
【-■_■】ノ"んなこたぁない!
鯨の油を色々利用していました。 照明や燃料とか。 鯨のひげは、女性のドレスの骨として使われていました。 その後、石油が発見された為に鯨君の役目は終わりました。 鯨君は、今はとても大切にされています。 全ては、どこかの国の思惑次第です。 さて、どこでしょうか?

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