コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - June 2004.
当ページを立ち上げた日 平成16年07月27日(土)
平成16年06月30日(水) 05:57pm (NZ time)
■ 死 ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは、この世の終わりが来るのではないかと思われるような暗~い天気でした。
でも、気温は、相変わらず、それ程、低くなく過ごしやすいです。
私が子供の頃、東映のちゃんばら映画(時代劇)が全盛でした。
鶴田浩二、高倉健、藤純子などのやくざ映画の前の時代です。
私は、もう直ぐ30歳になろうとしています。
ちょっと、計算が合わないような気がしないでもないが、細かい事は気にしないで気楽に行きませう・・・ね?
「新吾二十番勝負」の大川橋蔵、大友柳太郎などが出ていました。
東映のみならず、日活でも大映でも、東宝でも、松竹でも、時代劇をやっていました。
「日々平安」 で書いた、「椿三十郎」もこの頃の作品です。
日本映画全盛時代で、良質な日本映画が沢山ありました。
テレビが一般的に普及する前の話です。
その後、映画全盛時代は、テレビの登場と共に、終わりを告げました。
私の国の田舎町でも映画館が6つもあり、常に満員に近いほどでした。
今は、一つも映画館がありません。
家族そろって、雪の日に映画に行った事を今でも憶えています。
まだ、小さかった私は、かあさんの背中におんぶされて居ました。
雪道を歩いている時に、子供の私をおんぶして居た、かあさんは、足を滑らせ転びました。
そこで、かあさんは大笑いでした。 私も転んだ事が楽しかったのを憶えています。
雪が沢山降っていましたので転んでも痛くはありません。
年老いた母は、今も国許で元気です。
そして、子供の私は、良く夢を見ました。
それは、武士に追いかけられて、背中から斬られる夢でした。
何度も、武士に斬られる夢を見ました。
殺される夢を見たときは、とても怖く、死んだらどうなるのだろうと何度も考えました。
子供の時に考えた事は、死んだら自分は、肉体も心も永遠に消えるだろうと思いました。
若し、そうなら、死ぬという事は、苦しみも何も無くなるので、良いかなとも、頭に浮かびましたが、
死ぬと言う事は、言いようの無い恐怖でした。
死の恐怖は、圧倒していました。
昨日、私はNHKの「クローズアップ現代」と言う番組を見ました。
その中で、佐世保の小学生の殺人事件の後、事件が起こった小学校で試行錯誤しながら、
子供達の心の中を探る試みが取り上げられていました。
その試みの一つが、禁句(Taboo タブー)である、「死」を取り上げて考えるという事でした。
子供達に「死」から何を思い浮かべるか、死んだらどうなるか、などを聞いていました。
子供達の、「死」に対する考えを聞いていくうちに、先生達は、戸惑っていました。
それは、何故か?
何故なら、子供達が「死」を理解していないと思われたからです。
「死」を理解できない・・・? それは、一体どう言うことだろうと私は、思いました。
「死」を理解できないという事が、私には、理解できませんでした。
どうも解せない。
私の子供の頃に抱いた「死」への恐怖を書いたのは、これを説明するためです。
私は、人の心と言うのは、時代によって変わらないと言うのが持論です。
原始時代の人間も、中大兄皇子の時代の人間も、坂本竜馬の幕末の人間も現代の人間も、変わらないと思っています。
変わらないと一言で言い切ると、意味合いが違ってきます。
正確に言わねばなりません。
時代によって、人の心が変わらないと言うのは、人間の心の根幹部分の事です。
その時々の時代によって、変わる部分も間違いなくあります。
それは、その時代による政治環境や、科学技術の発展の度合い、豊かさなどにより変わる部分です。
しかし、人間の心の根幹部分、死に対する恐怖などは、生き物である限り同じはずです。
それが、違うと言う。
私の子供の頃、「死」を恐怖した経験は、サムライの映画から来ていました。
ちゃんばら映画では、「死」は、軽く扱われていました。
武士は、人を斬ります。 映画の中の武士は、特に台本の通り、簡単に人を斬ります。
当時も今も人の「死」は、とても軽々しく扱われています。
「死」が軽々しく扱われているのは、今も昔も同じです。
それなのに、どうして、昔の子供と今の子供は、違うのでしょう?
テレビパソコンや、テレビゲームによって得る、「死」は、より軽いからでしょうか?
どうもそうとは思えない。
それでは、何が違うか?
それは、恐らく「死」の軽さの質ではないかと思います。
映画を見るという行為によって、人はその中にのめり込みます。
自分は、映画の中の主人公になっています。
その思い入れは結構重い。
それに対して、
テレビパソコンやテレビゲームから得る「死」に対しては、乾いた、距離を置いた感覚なのかも知れません。
自分自身の心がその中に入っていないのだと思います。
つまり、自分自身の気持ちの思い入れが殆ど無い。
生々しさが無いと言う事です。
私は、考えながらここまで、この記事を書いてきました。
自分でも分からないからです。
考えながら、書き進む内にある程度、謎が解けてきたような気がします。
今も昔も変わらない人の「死」、しかし、違いは、映像の中に暖かい人の気持ちや思いやりが入っているかどうかだと思います。
それにより、幼い心は、強く影響される。
平成16年06月29日(火) 06:19pm (NZ time)
一つ、言い忘れました。
半年以上放置していた、「ニュージーランドのビザ」のページを、改修致しました。
今度は、多少見やすくなったと思います。
これからは、肉付けをしていきます。
皆さん、宜しかったら見てください。
平成16年06月29日(火) 05:23pm (NZ time)
■ 熱燗 ■
おばんです、皆さん。
今、オークランドの西の空は薄いワインレッドに染まっています。
ここ数日、冬としては気温が高めで、ストーブも殆ど点けずに過ごせる状態です。
助かります。 日本の内地は、随分と暑いようですね。
日本は、暑いと言いそうになりましたが、かろうじて、日本の内地と言い直しました。
何故なら、日本と一口で言えないのです。
何故なら、夏でも寒い地方が日本には、あるからです。
それは、北海道の道東、その中でも更にオホーツク海側及び太平洋側です。
北海道と一口で言っても、全然気候が違うのです。
良く道南と言いますが、あの言い方は、不適切で、地図帳を見ると道西です。
北海道でも、道西や旭川や帯広のような内陸の町は、夏になると凄く暑いんですよ。
知ってました、みなさん?
北海道を馬鹿にしたらいけませんよ。
ところが、道東になるとそれが、一変します・・・。
オホーツク海流のひゃっこい風が夏でも吹いているからです。
道東では、7、8月には、殆どお天道様は、顔を出しません。
ほぼ、毎日、曇りか霧(道東では、ガスと言います)です。
毎年、夏、1~2日だけ、お情けで、30℃を超える日があります。
30℃を超えるたら、それはもう大変な騒ぎです。
人々は、みんなグロッキーですが、汗をかく事が殆ど無いので、汗が出るほど暑いと言う気候を貴重品のように味わいます。
それでも夜になると涼しくなります。
私は、子供の頃、良く熱帯の地方に憧れました。
黙っていても汗が出てくるほど、暑い気候に憧れたのです。
しかし、24歳の時、東京さ行ったら、もう駄目だった・・・、はぁ~。
あれは、人間の住める環境ではないと思いました。
将に、アフリカ性熱帯雨林気候!
東京の夏を一度味わったとたんに、熱帯への憧れは、胡散霧消し、更に、その次は、シンガポールさ行ったべさ。
もうそれで、熱帯とは完璧におさらばする決心と決意を堅く持ったのでした。
その点、ニュージーランドの気候は、良いですよ~!
夏は暑からず寒からず、冬は、寒からず多少、寒い。
しかも、冬に静電気が余り来ない。
何故なら、冬は、雨ばかりだから。
湿度が高いと何故、静電気が発生しにくいか・・・?
お分かりですか、皆さん?
気温が高いと何故、静電気が発生しにくいか、お分かりですか、皆さん?
気温が低く、湿度が低いと何故、静電気が起こり易いか、お分かりですか、皆さん?
不詳このわたくしめは、知りません。
恐らく空気中の水分に電気が逃げるだとは想像していますが。
この時点で、外は既に真っ暗になっています。 もう夜です。
でも、冬至は、もう過ぎましたから、これからのNZには、希望があります。
又、思わず、寄り道をしてしまいました。
実は、「熱燗」の事を書きたかったのです。
昨日、私は、華凛と言う日本食レストランへ行きました。
パーネルにあります。
そこで久しぶりに日本酒を1合徳利に1本だけ飲みました。
日本酒の燗を頼む時は、私は、いつもいつもそして、又、いつも、生きていく事が辛くなります。
それは、何故か・・・?
それは、皆さん、本当に、ほぼ、100%に近い確立で、燗 = 熱燗 と思い込んでいるのです。
つまり、熱燗の意味を知らないのです。
先に、解答を言います。
燗酒の温度は、大きく分けて、3つになります。
1.ぬる燗。 2.人肌。 3.熱燗。
私は、人肌が恋しい、じゃなかったべさ。 人肌が好みなのです。
それが、日本酒の燗と言うと、まぁ、ものの見事に皆さん、熱燗、熱燗と連発します。
なしてでしょう・・・?
熱燗は、燗酒の専売特許では、ありません。
ぬる燗、人肌にも平等な人権が保障されています。
解答を先に言いますと、燗酒製造機ができたからです。
あれ以降、人々は、日本酒の温度に対して、全く関知しなくなりました。
若い人ならいざ知らず、30代半ばのおっさんでも、燗酒と言うと、熱燗、熱燗と熱病にうなされたように繰り返します。
私は、学生の頃、寮に住んでいました。
私の大学は、ほぼ99.9%男子でした。 女子も数名見たことがありますが。
でも、女子とは思えない風貌の方のように見受けられましたが。
当時、寮でコンパと言えば、日本酒か焼酎でした。
焼酎と言っても、今の上品な焼酎ではなく、一升瓶に入った、度数が50度かそれ以上の本当の焼酎です。
寮でコンパの場合は、勿論、燗などはしません。
全て、冷です。
しかし、外の屋台に飲みに行くとお湯を沸かして、その中に徳利を入れて、一人一人の客の好みの温度を聞いて温めていました。
あの手間暇は、結構大変です。
それ故に、燗酒製造機なるものが、誕生したのだと思います。
それ以降、日本酒の燗を頼んだら、何とかの一つ覚えのように、熱燗、熱燗と世の中では、叫ぶようになりました。
食事の時や、飲み屋へ行ったとき、
お店のおねえさんや、おにいさんや、おじさんやおばさんに、こう言う事を説明する勇気が湧いてきません。
そう言う時、私は、生きていく気力が萎えて来るのです。 南無大師遍照金剛。 合掌。
平成16年06月28日(月) 06:20am (NZ time)
■ 季節の訳 ■
おはようございます、皆さん。
オークランドは、まだ、夜が明けていません。
昨日の夜は、殆ど寒さを感じませんでした。
雨でしたので、かなり湿っぽかったですが、冬とは思えないほど暖かかったです。
今日も余り、気温が下がらなければ良いと思います。
それにしても、季節と言うのは不思議なものですね。
地球の自転する軸が南北に垂直でなく、やや傾いている為に季節ができるのでしょう。
それは、どう言う機構か・・・?
それを理解する為には、地球が球ではなく、回転軸のみの棒として考えてください。
その棒は、太陽の南北の方向とほぼ並行しているが、ややどちらかに傾いている。
その棒の傾きは、一定。
言葉で説明するのは、非常に難しいので図を作成しましたので、以下をご覧下さい。
上の図の真ん中のオレンジ色の円は、太陽です。
左右にある黒い2個の円を地球に見立てています。
地球の中を斜めに突き切っている青い棒が地球の自転軸です。
左の地球が6月、右が12月です。
すると、6月、太陽光線は、地球の北半球に対して直角に近い角度で当ります。
12月は北半球に当る太陽光線の角度が広がります。
又、太陽からの距離もかなり影響すると思います。
太陽からの距離と太陽光線の当る角度、両方とも地球に住む我々に大きな影響があると思います。
このようにして、太陽から受ける熱が変わり季節が生じます。
赤道の辺りは、1年中余り変わりません。
それでは、地球の自転軸は、どうして傾いているのでしょう・・・?
誰か分かる人、居ますか?
不祥、わたくしめは、知りません。
それにしても、私がどうしてこんな事を説明したか分かりますか・・・?
それも図をわざわざ苦労して作ったのですよ!!
この為だけに!!
若し、宜しかったら、これをあなたのお子さんの理科の教材としてお使い下さい。
何故、わざわざこんな変な事を、図形まで作って、説明したか、その理由は、何も書く事が浮かんでこないので、
今日の天気を書いている内に、季節のことがふと頭に浮かんだからです。
このHPの管理人は、余程、暇なのか、奇特な人間なのか、【-■_◎】ノ"んなこたぁない!
たまたま、気が向いただけの、気まぐれです。
これを世に、気まぐれ草紙と言います。
「草紙」とは、昨日、芹沢鴨襲撃に加わった、あの総司ではありません。
草紙とは、本の事です。
枕草子と言うでしょ? 草紙と草子。 草紙は、誤字でしょうか?
平成16年06月27日(日) 06:51pm (NZ time)
■ 山南敬助 ■
おばんです、皆さん。
今、オークランドは、真っ暗で外は、雨です。
昼間からずっと雨でこの世の終わりかと思われるような暗さでした。
誰かの心の内を、映し出しているのでせうか・・・?
昨日、開設したページ、PageRank4以上の相互リンク集に記念すべき、登録者第一号が誕生しました。
ページランク4以上の相互リンク集(2008年01月02日追記:2008年01月に当リンク集は閉鎖しました)
是非、ごろうじれ。
先週の日曜日、私は、新撰組を見逃しました。 それで、昨日、再放送を見ました。
新見錦が、歳ちゃんの策略にかかって、詰め腹を切らされました。
かなり怖いシーンでした。
ただ、私が若かりし頃読んだ、新撰組の原作である「燃えよ剣」の内容とどうも違うような気がしています。
数十年も昔の話なので、私の記憶も曖昧で当てになりませんが。
でも、歳ちゃん、あ~たのあのやり方も士道に反してるよ。
次は、いよいよ、芹沢鴨の番です。
それにしても、芹沢鴨の彼女、鈴木京香が演じている彼女は、芹沢と一緒に殺されますが、
あの彼女の登場の仕方も違う。
彼女は、芹沢鴨がどこかの商家で借金をして、その催促をしに芹沢に会いに行ったら、その場で手篭めにされたはずです。
その商家で、彼女がどのような立場であったのか、はっきりと憶えていませんが、奥方だったような気がします。
幸ちゃん、かなり脚色しているんでないべか・・・?
まぁ、それは良いのですが、問題は、歳三と山南敬助です。
山南敬助も脱走して、沖田総司が呼び戻しに行って、総司が来たなら仕方ないという事で、一緒に戻り切腹させられます。
山南敬助は、近藤の人柄を慕い、新撰組に身を投じましたが、やはり彼の良識と見識は、土方とは相容れません。
土方は、最初から山南敬助を嫌っていました。
山南敬助も土方のやり方を快く思っていない、しかし、近藤と行動を共にすると言う事と、新撰組の為に自らを言い聞かせて、
協力してきた。
それでも、何かと土方に睨まれ、遂に耐えられなくなる。
可哀相な末路を迎えます。
大体、山南敬助のような男が何故、新撰組に居たか、それがそもそも不思議です。
幾ら、近藤を慕うと言っても、回りの猛者連中と見比べると、その違いは大きすぎた。
気になるのが、勘定方の商人出身の男です。
名前は、憶えていませんが、昨日も出ていました。
どこかの料亭の座敷で、新見錦に詰め腹切らせた、その金銭的な後始末をしていました。
それにしても、あの料亭かカッポ(変換できない、発音が違うのだろう)か知らないが、迷惑だったね。
勘定方も詰め腹を切らされる。
土壇場でも泣き喚いて、悲惨な修羅場だったらしい。
それも、何かの手違いであるべき金が、何かの理由でたまたま金庫に無かった。
その責任を負わされての詰め腹。
その金は、近藤の彼女を身請けする為。
あれは、可哀相だよ、歳ちゃん。
彼のとうさんは、復讐する。
かなり尾を引いた嫌な事件だった。
今日も新撰組がありますね。
いよいよ、芹沢鴨の最後かな・・・?
総司、あんなに芹沢になついてたかなぁ~?
それと、芹沢の彼女と総司が、やってたけど、あれは、無いと思う。
幸ちゃん、やっぱちょっとやり過ぎだよ。
本来の新撰組らしく、硬派にするように脚本を修正したほうが良いよ。
6月26日(土)の分は、間違って、消してしまいました・・・。
ほんの数行だけでしたが。
平成16年06月25日(金) 01:53pm (NZ time)
■ 参議院、廃止すべし ■
おはようございます、皆さん。
今日のオークランドは、久々に良い天気です。
と言っても、いつも言いますが油断はできません。
1日の中に四季があると言われるNZの天気です。
青雲急を告げると言うことがしょっちゅうです。
青雲急を告げると言う表現合っていますか・・・?
どうも自信無い。
日本では、参議院選挙が告示されましたね。
国会議員の皆さん、日本の梅雨の時期にご苦労様な事です。
参議院と言う、有っても無くても良いような、院・・・。
衆議院で決まったら、それで決まり。
参議院では、衆議院の決定を実質的に覆す事はできない。
衆議院で可決された法案が、参議院で否決された場合、その後、どうなるのでしょう・・・?
小学校か、中学校の社会科で習ったのかも知れませんが、私は、未だに分かりません。
ただ、分かっている事は、参議院は、自らの意思を持って法律化することができないと言うことです。
10数年前に、参議院で、野党が過半数を超えた事がありました。
その時に、首相指名をめぐり、衆議院と参議院では、違う人を指名しました。
しかし、やはり衆議院で可決された、自民党総裁が、首相になりました。
それ以外の何か法案でも、衆議院で可決され、そして参議院で否決されました。
あの時、法案は、衆議院に戻されたように記憶しています。
そして、最終的には、衆議院の決定が、日本の決定になっていました。
参議院で野党が過半数を握っても、法案を作る能力は無いと分かりました。
それでは、何の為に参議院があるのでせう・・・?
小学校か中学校で習った、社会科の記憶では、衆議院の決定を吟味し偏った政治が行われないように監視する役目が、
参議院だったと思います。
しかし、実際は、参議院は、無力、無能。
税金がもったいないですね。
参議院を廃止して、ニュージーランドのように一院制にすれば、一体幾らの税金を節約できるでしょう?
その税金を被保護世帯に配布すると、困っている国民を随分と救う事ができると思います。
青島幸男や辻元清美が、又、参議院から出馬するとな・・・。
立候補するしないは、本人の自由。
どの候補者に投票するかしないかも、投票者の自由。
つまり、選ぶのは、国民。
戦前、貴族院と呼ばれていた、今の参議院は、影響力が在ったと言う事を聞いた事があります。
衆議院が何と呼ばれていたのか分かりませんが、
下院と上院とした場合、上院である、貴族院は、それなりの効力が在ったと言うことです。
今の貴族院である、参議院は、どうなんだべ~?
あんなもの廃止すれ~!
大体、下院である衆議院が全てを決定してしまうと言う国会制度の仕組みがどうもようわからん。
もう一回、小学校さ、戻って、勉強しなおしたい。
当時の担任の先生は、もう隠居してしまってるけど。
いや、その前に、参議院を廃止すれ!
平成16年06月24日(木) 11:53am (NZ time)
■ 純ちゃんのメルマガ ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、 多少日がさしています。
でも、やはり雲が空を覆っていますので、雨が降りそうです。
毎日、雨ばかりのオークランドの冬です。
ニュージーランドの他の町でも、似たような気候です。
日本のように北と南の違いがそれ程、大きくありません。
NZの海洋性気候としての面目躍如です。
あなたは、純ちゃんが好きですか?
私は、純ちゃんが好きで応援しています。
彼は、メルマガを発行しています。
私は、購読しています。
週刊か隔週くらいの頻度で、発行しています。
今朝、145号が届きました。
その記事の一部を抜粋してここに紹介します。
++Quote
===========================================
サミットと言えば、各国首脳とは、世界の政治経済など重要な問題のほかに、面白い話もしているんです。例えば、初めてサミットに参加したカナダの首相は、私に会うなり、「ミスター小泉、あなたは本当にプレスリーが好きなのか?」と聞いてきました。
ドイツのシュレーダー首相は、一昨年のカナナスキスのサミットの後、私と一緒に日本の政府専用機でワールドカップサッカーの決勝戦を見に来たんですが、日独首脳会談の後、飛行機にも一緒に乗ったんだから、サミット会場内を移動するのに使うカートがあるんですが、「カートに一緒に乗ろうか。」と言うので、私の運転でシュレーダー首相と一緒にカートで会場内を移動したんです。
ブッシュ大統領は、「3年前に『真昼の決闘』のポスターをあげたけれど
も、今でも持っているか。」と聞くので、「ちゃんと持っていますよ。」と
いう話をしたり、イタリアのベルルスコーニ首相とは、私がオペラの作曲家
ヴェルディとかバイオリンのパガニーニが好きなので、そういう音楽の話を
したり、ソフィア・ローレンなどのイタリアの女優の話をしたり、面白いん
ですよ。
===========================================
Unquote++
上記は、今朝発行された、145号のほんの一部です。
興味の在る方でしたら、誰でも購読可能です。
購読申し込みは、こちらから出来ます。
言うまでもありませんが、購読するしないは、あなたのご自由です。
配信停止も勿論、いつでも可能です。
平成16年06月23日(水) 06:02pm (NZ time)
■ 自分達の価値観を押し付けるな ■
おばんです、皆さん。
今日も、オークランドは、雨。
寒さは、中でした。
イラクの武装勢力に人質にされていた韓国人が、殺され、遺体となって発見されたと、今朝のニュースで見ました。
非常に驚きました。 まさか、本当に殺されるとは思っていませんでした。
ビデオを見ても明らかにやらせの演技でしたし、イラクに駐留している韓国の警備会社は、
昨夜の段階で、身元の安全を確認したと報道していました。
裏交渉で何か、有ったのでしょうか・・・?
人質となって殺された方は、本当にお気の毒ですし、ご家族の方の哀しみは、一方ならぬものだと思います。
アメリカもヨーロッパもロシアも中国も他の国に干渉するのは、もう止めなさい。
植民地や占領地は、返しなさい。
他国に自分達の価値観を押し付けるのは、止めなさい。
自分達だけの利益の為に、他国を犠牲にして自分勝手にするのを止めなさい。
平成16年06月22日(火) 05:38pm (NZ time)
■ 現代の労働党政治 ■
おばんです、皆さん。
オークランドは、今日結構冷え込んで居ます。
雨は、降らなかったかようですが、余りすっきりしない天気でした。
昨日まで、冬とは思えないほど暖かかったですが、これからは、少し冷え込みそうです。
一昨日、Kiwidream鍋の材料を買出しに、まず、GlenfieldのFoodtownへ行きました。
Foodtownと言うのは、スーパーマーケットです。
その後、NorthcoteのTofu Shopへ行き、韓国の冷凍うどんを買おうとしたら無くて、台湾のうどんを買いました。
台湾のうどんは、生麺でしたが、多少腰が有って、まぁまぁ、好評でした。
初めてのトライでしたが、はずれではありませんでした。
その後、白菜を買いに、Tofu Shopから歩いて、数歩のTai Pingと言う中国人か、台湾人か、香港人か知りませんが、
中華系の店で、白菜を買いました。
色んな店へ行かないと、欲しいものが全て揃いません。
1軒で全てが揃えば、凄く便利で、お客さんも沢山入り、お店も儲かると思います。
しかし、そんな店は、無く、それぞれが得意分野の商品を売っているようです。
NZのShopping Centreの中には、大手のスーパーマーケット、銀行、テナント店、飲食店などが沢山入っています。
GlenfieldのShopping Centreの中を歩いていると、何か変でした・・・。
時間は、日曜の午後の2時頃でしたが、まず、郵便局が開いている、そして、ASB Bankも開いている、みんな営業してる。
不思議でした。 ASB Bankの店の中を見ると、7 day a weekと大きな文字で書いていました。
いつから、日曜日も営業するようになったのか、私は、知りませんでした。
そして、人もいつもより沢山居て、まるでクリスマスじゃないかと思ったほどでした。
レジには、長蛇の列が出来ていました。
ニュージーランドと言う国は、休暇の多い国で、就業時間は、時間通り守ります。
むきになって、働くと言うお国柄では、ありません。
それなのに、日曜日に郵便局と銀行が開いている。
スーパーは、開いているのが当然ですが。
一体これはどう言う事なのか・・・?
やる気のあるところは、やるのかもしれません。
勿論、従業員は、それぞれ充分に休暇を取って、交代で勤務しているのだと思います。
因みに、NZの郵便局は、民営化されています。
1980年代の経済構造改革によって、民営化されたようです。
数年前、純ちゃんが何かの用事でNZへ来た時、抜き打ちで、郵便局を見たいと言い出して、周りの者は、慌てたらしいです。
しかし、純ちゃんの突然の希望を叶えてくれたと言う事です。
Helen Clarkさん、どうもありがとうございました。
Helen Clarkさんと言うのは、皆さん、ご存知かと思いますが、現在のNZの首相で、女性です。
労働党党首でも有ります。
つまり、現在のNZ政府は、労働党政権です。 連立ですが。
今、2期目です。 1期、3年です。
日本で、社会党(今は、名称が変わっているとか・・・?)や共産党が政権を取ると言うことは、ほぼ有り得ません。
しかし、英国やNZでは、労働党が政権を取ると言うことが有り得ます。
1970年代までの英国は、保守党と労働党が政権を取るごとに国有化と民営化を繰り返してきて、非常なる無駄な経費と時間を費やし、
経済は弱体化し英国の地位は、どん底状態まで落ち込みました。
その後、登場したサッチャーさんは、それを盛り返しました。
ハイエクの経済理論を採用し、新保守主義と言われアメリカの盟友、ロナルド・リーガンさんとぴったりと馬が合い、
両国は、経済においても軍事においても一世を風靡しました。
当時の日本の首相、中曽根さんも同様な考えの持ち主でした。
ハイエク理論と言うのは、要するに経済は、市場原理に任せて、国家は出来るだけ介入するなと言う理論です。
以前のケインズ経済学は、国家の介入が、経済の活性化には必要としてきましたが、それとは、かなり違います。
私は、このような難しい、経済の専門書など読んだ事は、ヤマダ嘗てありません。
全て、渡辺昇一の受け売りです。 本の題名は、色々あるので憶えていませんが。
1970年代までの労働党と言うのは、何処の国でもまだ、真面目に共産主義あるいは、それが無理なら、社会主義を目指していました。
しかし、その様な、19世紀のイデオロギーに取り憑かれている、政治家は、もう殆ど居ないようです。
英国でも、NZでも労働党は、共産主義を推し進めよう等とは、間違っても思っていません。
中国の共産党も本音は、資本主義です。
一体、マルクスさんと言う人は、何のために生まれてきたのでせう・・・?
あたかも美しい理想であるかのような、イデオロギーを世界中の労働者と若者に提示し、人々は狂いました。
社会主義国家を樹立した国では、どこでも人々は粛清に遭い、大量虐殺されました。
ソ連で、2千万人、中国でも2千万人、粛清されたと言う話です。
東欧や、東南アジアの社会主義国家を全て合計したら、粛清された人数は、第二次世界大戦の数十倍になると思います。
マルクスさんは、どう言う意図で資本論を書いたか・・・?
純粋にAcademicに経済体制を予測したのか、あるいは、ひょっとして、彼の個人的な善意が混入されていたか?
まさか、個人的な善意が混入と言う事は、無いと思いますが、若し有ったとしたら、それ程、残酷な皮肉は、ありません。
私が、学生の頃は、寮に沢山赤旗が溢れていました。
当時、学生が、マルクス主義に夢中になる時代は、ピークを越していました。
それでも、真剣にマルクス主義に心酔し、活動していた友人を私は、沢山見ています。
彼らのあのエネルギーは、一体何だったのか?
単なる、無駄か、それとも何かに応用できたのか、はたまた、変形して役に立っているのか・・・?
イデオロギー恐るべし!
平成16年06月21日(月) 02:31pm (NZ time)
■ All Blacks 36-12でEnglandに圧勝 ■
こんにちは、皆さん。
オークランドの今日の天気は、昨日の夜から荒れてきました。
日本の内地は、台風との事ですが、被害なきよう願っています。
一昨日、6月19日、オークランドでAll Blacks対Englandの試合が行われました。
ラグビーの国際試合ですが、何と言う名前の国際試合なのか、私は、知りません。
36対12のトリプルスコアで、我がニュージーランドのAll Blackは、Englandに圧勝しました。
私は、ラグビーに余り興味がありません。
ルールが分からないので、見ていても意味が分かりませんが、トライすれば、5点入り、トライ後に与えられる、
フリーキックでゴールに入れば、3点入り、合計8点入る事は、知っています。
万一知らない人が居たらいけないので、念のため説明しますと、「All Blacks」と言うのは、ラグビーチームの名前です。
そして、それは、NZの代表チームです。
NZは、ラグビーの水準では、世界の最高レベルに居ます。
All Blacksは、何度も世界一になっています。
人口400万人弱のこの小さな国のラグビーチームが世界一に何度もなっていると言う事は、凄いことです。
人口が多い少ないと言うのは、余り関係ないと言うことです。
その国が如何にそのスポーツに力を入れて、盛んかどうかと言う事です。
英国では、良くこのように言われるようです :
「ラグビーは、GentlemanがPlayして庶民が観戦する」「サッカー(Football)は、庶民がPlayしてGentlemanが観戦する」。
勿論象徴的な意味で言っています。
つまり、ラグビーは貴族的なスポーツで、サッカーは庶民的なスポーツと言う事です。
前回日本と韓国で開催された、ワールドカップサッカーを見たら、選手達の卑しい行いが至る所で目に付きました。
あれを見て私は、英国で言われているあの言葉を思い出しました。
やはり、ある意味で、正鵠を得ているのだと思います。
私は、若かりし頃、サッカーをやっていました。 戦前の事です。
ラグビーと言うあの荒々しいスポーツは、将に貴族的と言えると思います。
彼らは、勇ましく、反則によって試合を台無しにすると言う事は、余り有りません。
一昨日のAll Black対Englandの試合では、残念な事に、汚い反則がありましたが、卑しさは、ありませんでした。
タックルか、スクラムの最中、Englandの選手が、倒れているAll Blackの選手の首に膝蹴りを入れました。
直ぐ、Red Cardが出されて、そのEnglandの選手は、退場になりました。
貴族と言うのは、そもそも、荒くれ者でした。
日本の武士と同じです。
度胸があって、命を掛けた勝負に勝った者が、勝者として、貴族になりました。
負けた者は、奴隷になりました。
勿論、古代の話ですが。
荒々しく勇猛なれど、潔くそして、卑しくないと言うのが貴族的と言うことだと思います。
サロンで優雅にパーティーを開いて、気品に満ちた貴族は、一種の変形で彼らは、いつでも戦士に変身します。
闘う事、相手を殺すことが、戦士、Warriorsの第一の使命です。
武士も同様でした。
四六時中、殺し合いをしている訳ではないので、平和な時には、行儀作法を身につけていったのだと思います。
ラグビーのような荒々しく、野蛮な印象を受けるスポーツが、貴族的と言うのは、意外と思いましたか?
そのお気持ちは分かります、でもそうらしいですよ。
平成16年06月20日(日) 11:55pm (NZ time)
■ Kiwidream鍋 ■
おばんです、皆さん。
もう12時を回って、21日の月曜日にならんとしているところです。
深夜です。 気まぐれ草紙を心待ちにしていらっしゃる方達には、遅れた事を申し訳なく思います。
日本全国に数百万人とも数千万人とも言われる、気まぐれ草紙ファンの皆様、済みませんでした。
遅れ馳せながら、登場です。
以前、私の家で知り合いを招待して開いた、宴の時に、私が作った、Kiwidream鍋が余りにも美味しかったため、
又、食べたいと言う要望が強く、本日、再度、決行致しました。
私を入れて、総勢7名でKiwidream鍋を食べました。
大変、簡単な鍋です。
Tarakihiと言う白身魚(日本名不明)をメインにして、白菜、しいたけ、ハルサメ、じゃが芋、豆腐などが具で、仕上げがうどんです。
醤油と塩ベースのお汁です。
2度と同じ鍋は、再現出来ないと言われています。
しかし、またしても、大変、好評で、皆さん至上の喜びを味わい、幸せになりお帰りになりました。
一つ、アクシデントがありました。
1週間くらい前にNorthcoteのTofu Shopで買った、厚揚げが腐りかかっていたのです。
買って直ぐ、冷凍庫に入れていたので、買ったその時から既に腐りかかっていたと思います。
カビが生えているものは、投げて、その他は、そのまま食べようと私は、言ったのですが、何故か皆さん反対でした。
賞味期限が、2年前に切れているポン酢も何故か人気が有りませんでした。
私は、ポン酢を入れて食べましたが、美味しかったです。
その他にも数年間大事に保存している調味料など色々あるのですが、皆さん、遠慮深いと言うか、奥ゆかしいと言うか、
余り人気が無く、韓国製の醤油と鍋のお汁だけで食べている方が多かったです。
しかし、美味しさは、相変わらずらしく皆さん、とても喜んでいらっしゃいました。
NorthcoteのTofu Shopで買う食材は、店に出ている時点で既に腐りかかっているものが結構有ります。
そう言う場合は、それを店に持っていって、返品すれば良いのですが、中々面倒でそこまでの決意で出来ません。
今日の厚揚げも、何も手をつけないまま、投げてしまいました。
残念な事です。 $3くらいしたと思います。
これも神様の思し召し、何かの試練かも知れません。
皆様の於かれましては、素晴らしき週末をお過ごしになられた事と思います。
今夜は、ゆっくりとおやすみになり、又、明日からの労働に励んでいただきたく存じます。
おやすみなさい。
平成16年06月19日(土) 10:55am (NZ time)
■ 不良銀行 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、雨が降っていません。
晴れても居ません。 やや雲が重い感じです。
でも、気温は冬としては、高めで10度以上あると思います。
ストーブ無しでも過ごせます。
私のフラット(Flat = アパート = 関西語の文化住宅)の窓とドアを全て開け放っています。
とても気持ちの良い気候です。
これは、到底冬とは言えません。
これで冬と言ったら、北海道の人に申し訳なくて罰が当たると思います。
しかし、必ず又、寒くなります。
先ほど、全てのドアと窓を開け放ったままで、私がトイレで大の方の用を足しているとき、外でおばさんの声・・・。
「・・が居ますか?」と言っています。
私は、思いっきり 「No!」と言ったのですが、耳が遠いのかどうか、又、同じ事を繰り返します。
「ちょっと、待って?!」と言ったら、「分かりました」と返事が返ってきました。
今度は、聞こえたらしい。 トイレのドアも開け放ったままでした。
ゆっくりと自分のペースに任せて時間を取り、自然なる生理現象を済ませた後、おばさんに、
「何?」って、聞いたら、とても物静かに穏やかに、「済みません、ドアを間違えました」と言う事です。
それは、言われなくても、先刻承知の輔ですよ。
どうして、最初から大家さんの家に行かずに人の邪魔をするのでせう?
大家さんの子供の同級生のおかあさんなのは、見え見えでした。
日本のニュースで、UFJがどうたらこうたらと言っていました。
税金をこれでもかこれでもかとつぎ込んで、まだ、回復できない。 一体いつまでやってるのでしょう?
国家は、個人を救ってくれない。
しかし、巨大企業に対しては、莫大な税金をつぎ込んで倒産させない。
社会的な影響が大きいからだと言う。
巨大企業も個人の集まりである。
それがまとまると影響が大きくなると言う理由で、税金をつぎ込む。
そうすると、企業努力をせずに高給を取ってきた、その企業幹部達は、助かる。
図体が大きければ、社会的な影響が大きくなり、国家は税金で救ってくれるという計算になる。
個人が一生懸命に努力してそれが実らなかったとき国家は、救ってくれない。
一旦大きくなったら、こっちのものだ。
何も努力せず、杜撰な融資を繰り返し、それで大赤字になったら国家が税金で救ってくれる。
今の日本で、リストラや零細企業の倒産で苦しんでいる人達は、救われずに、中には自殺する人も居る。
こんな理不尽な事をやっていては、社会の不公平感は、どんどん膨張して行き、国民の気力は、衰退する。
大手都市銀行でも、放漫経営をやっていたなら潰せばいい。
どうして、拓銀だけ潰したのか?
UFJも潰せばいい。
赤字が出たときに税金を投入するならば、黒字になったときは、常に国民に還元し続けなければならない。
そうしないと不公平極まりない。
黒字になったときだけ、銀行は、それを好きなように使うという事は、到底許されない。
つまり、税金を投入した銀行は、黒字になったなら、今後生涯国民に対して還元する運命にある。
と言うことにならないだろうか?
殺人にしてもアメリカのような巨大国家が力で強引に大量殺戮をすると、それは、何となく許される。
と言うか、誰も文句を言えず、見過ごさざるを得ない。
個人が一人でも殺すと大変な事になる。
チャップリンが「英雄」の中で言っていたような言葉だ。
先日、ここで私が取り上げた、新約聖書、ルカ伝19章26節の話と相通ずる。
ルカ伝19章26節は、残酷な現実で真実と言うことになる。
ルカ伝19章26節は、金持ちは益々金持ちになり、貧乏人は、持っているものまで剥ぎ取ると言うんだから、堪らない。
これは、応用問題として、悪い奴は大悪人になれば救われて、小市民的な善人は、割を喰うと言う事にはならないか・・・?
なんないかな・・・? なるべか・・・?
たまたま、UFJが未だにやってるから、参照したが、税金を投入した大手都市銀行は、みんな同じ。
大和銀行は、その筆頭だ。 今は、名前を変えているらしい。
どうも腑に落ちないのは、日本と言う国は、細かい部分でどうでも良い部分に対して異常に厳しい。
尤も大切で重要な部分は、締りがない。
日本人の国民ラベルと一致する。
下層ラベルになればなるほど、ラベルは高く、上層ラベルになれば成るほど、水準は低くなる。
つまり、日本人の庶民のラベルは、世界一高いが、偉い人に成れば成るほど、程度が低くなる。
この意味するところは、日本人の庶民と偉い人を直接比較するのではなく、他国の庶民、偉い人を比較しての話。
つまり、日本国民は、トップからボルトまでそのラベルの差が大変小さいと言うこと。
外国の場合は、偉い人、リーダーになれば成るほど、その質は高く、下々のものとの差が大きくなる。
どっちも良い面と悪い面があるが、日本の場合は、悪くなると、とことん悪くなるような気がする。
平成16年06月18日(金) 01:55pm (NZ time)
■ 不法滞在 ■
こんにちは、皆さん。
今日のオークランドは、雨です。
今も降っています。
でも、気温が結構高く、寒くありません。
又、蝿(ナワではありません、空中を飛ぶ虫です、さて何でせう?)も復活しています。
寒いときは、どう言う姿で、何処に潜んでいた事か・・・?
最近ニュージーランドのTVニュースでは、毎日のように移民大臣が出演しています。
イラン人の悪質な不法滞在者で、有名な人間が居るらしく、警察も移民局も彼を捕まえる事が出来ず、議会でも槍玉に挙がっています。
その他にも余りにも不法滞在者が多いと言う事で、その取締りを強化するようです。
不法滞在のことは、「Overstay」と言います。
直訳すると、超過滞在と言うのかどうか分かりませんが、一般的な日本語で言うところの「不法滞在」です。
「不法滞在」をしている人間の国籍は、皆さんも大体察しが付くと思います。
日本で同じ事をしている人間が沢山居ます。
「不法滞在者」の取り締まりと言うのは、実に厄介な事だと思います。
現実的な対処が実に難しい。
観光や学生などのビザで一旦入国した人間のその後をどうやって追いかけるか・・・?
一人一人のビザ期限を確認する仕組みは、容易に構築できるでしょう。
それは、コンピュータで意図も簡単に出来ます。
役所がやる気になればの話ですが。
日本の役所は、コンピュータが嫌いでしょうが、NZの移民局では、全て、電算化(Computerisation)されています。
各々の入国者の滞在期限(ビザ期限)を把握できたとしても、その人間が実際に何処に居るか、分かりません。
人間は、移動可能です。 例え、その人間の所在地が分かったとしても、一人一人を物理的に追いかけるという事は、
とても費用と時間と労力を要します。
NZ政府の事ですから、又、きっと何か具体的な手を打ってくると思います。
日本では、不法滞在者が捕獲されたら、まず本国へ返されますが、アメリカなどでは、粘っていると居住権をくれる事が良くありますね。
NZでも数年前にそう言う事があったという話です。
NZのそれは、公にはされずに、秘密裏に近い形か、または、秘密裏そのもので事が進められたようです。
NZには、アイランダー Islanderと呼ばれる人達が沢山居ます。
Islanderとは、南太平洋に浮かぶ島々の人たちです。
そう言う人達の不法滞在者が余りにも多く、その人達には、もう居住権を与えてしまえという事になったらしいです。
その話を聞きつけた、中国人達は、それは不公平だから、俺達にも居住権を寄越せと言うことになり、申請した人間には、
殆ど居住権を与えたと言う事です。
私の知っている日本人もこの時、永住権を取ったと言うことです。
その人は、合法的な就労ビザを保持していましたが、ドサクサに紛れて、永住権を取得してしまいました。
ラッキー Lucky 幸運ですね。
苦労して、永住権を取得した人間は、納得できないかもしれません。
元々、Islanderと言われる人たちは、優遇されていて、永住権の取得は容易になっているのですが、
その正式な手続きを取らないだけだったのだと思います。
人は、豊かな国を目指して移動するのが普通です。
貧しい国から豊かな国へ。
しかし、ごく稀にその逆の場合も有ります。
例えば、このHPを良く訪れる人達。
日本と言う、豊かな国から、NZと言う貧しさに片足を突っ込んでる国へ来る。
日本人の場合は、特殊な背景が有ります。
何故か、日本と言う国は、そこに居るだけで忙しく、常にストレス Stressに襲われます。
人は、休暇を取って遊ぶために働くのではなく、ただ、働くために働くような環境です。
特に都会の喧騒と電車通勤の中に居ただけで、私は、疲れてしまい、生きる勇気を失いそうになります。
都会の人間にとっては、平気な事でも、私のような田舎者にとっては、とても圧迫感を感じます。
都会の人は、意外な事に田舎を侮っているような節があります。
そんな事は、ありませんよ。
Quality of Lifeの問題です。
つまり生活の質の問題です。
日本でも地方都市では、欧米に近い生活をしています。
時間と空間の問題です。
時間と空間と言うと、Einstein アインシュタインの一般相対性理論を彷彿するかもしれませんが、そうではありません。
つまりゆったりした時間と遊びの空間がふんだんにあるかどうかと言うことです。
平成16年06月17日(木) 11:20pm (NZ time)
■ 三菱の生い立ち ■
おばんです、皆さん。
もうすっかり深夜になってしまいました。
今日は、湿っぽい天気でしたが、気温が結構高く、暖かな日でした。
ニュージーランドでも、三菱の車の欠陥の問題が社会問題になっている事は、昨日と6月12日の記事でも書きました。
今のところ、レグナムとギャランVR4の2車種の欠陥修理を三菱NZが無償で行うそうです。
当初、三菱NZは、部品は無償で変えるが補修に要した人件費に関しては、負担しないと言っていました。
しかし、結局、人件費も三菱NZが負担すると言う事で決着したようです。
他にも欠陥車種が沢山あるでしょうから、どのような手続きで、これから残りの車種と取り組むのか・・・?
一番危ない、トラックとバスは、どうなってるのか・・・?
幕末、土佐藩の地下浪人だった、岩崎弥太郎が、土佐藩の借金と一緒に貰い受けた事業部門をその基礎として成立した、
三菱は、財閥の中では珍しく、かろうじて武士かな・・・? と言う人間が作った会社だそうな。
三菱の印、三つ葉柏は、土佐藩藩主の山内家の家紋に由来しているそうな。
土佐藩の山内家は、山内一豊の妻、お千代で有名な山内家です。
山内一豊とその妻、お千代は、戦国時代の人です。
山内一豊は、始祖です。 恐らく尾張かその近くの出身だったと思いますが、定かではありません。
山内一豊の妻は、何故、妻の鑑とされるのか・・・?
私の記憶では、山内一豊がまだ、大名になる前、
家来が数人(祖父江家ともう一人・・?子孫の方、めんご、忘れた)しか居なかった頃、和馬に乗って居たそうな。
戦の時に、一豊の頬から歯ぐきを貫通した矢を抜くために一豊の頬に足を掛けたというのは、祖父江家だったか・・・?
それとももう一人の家来だったか・・・? 忘れた。
和馬と言うのは、非常に小さくロバかそれよりも小さいくらいです。
信長か秀吉か、私の記憶が曖昧で済みませんが、当時のボスが閲兵式をやると言う事になったそうな。
その時、一豊の馬が余りにも貧弱で、見劣りする。
その時、一豊の妻お千代は、嫁ぐときに持ってきてここぞと言う時の為に取っておいた、金子(キンス)を差し出し、
立派な馬を買ったそうな。
当時、秀吉の妻、利家の妻、一豊の妻と言うのは共通点があって陰で人々は囁いて居たそうな。
それは、奥さんがしっかりしていて、裏で実権を握っていて、旦那は、頭が上がらない。
と、三菱自動車は、三菱のほんの一部門でしょうが、幕末から戦国時代まで遡ってしまいました。
三菱といってもそのグループ全体の裾野は、余りにも広いので、各事業ごとにその性質は、かなり違うのかも知れませんが、
陰険体質は、車両部門だけなのでしょうか? 私は、どちらかと言うと三菱と言う団体に健全な印象を持っていました。
しかし、今回の車両部門の欠陥隠しは、余りにもひどすぎて、企業人としての姿勢よりは、三菱全体に勤務している人間、
一人一人の体質になっているのではないかと疑ってしまいたくなるほどです。
企業の文化と言うのは、そこに勤務する人間にしっかりと根付きます。
これは、三菱トラック・バスとか、三菱扶桑とか三菱自動車がどうたらこうたら、と言ってる暇じゃないかものはし・・・?
グループの総裁が三菱としての見解を表明したほうがいいかも鍋・・・?
クライスラーが入ってるからそうも行かないかも葱・・・?
ここで、岩崎家が総裁として出てきたら、面白いかも鹿・・・?
平成16年06月16日(水) 11:37am (NZ time)
■ ユダヤ人 ■
おはようございます、皆さん。
今日のオークランドは、天気が良さそうです。
気温も余り低くありません。 幸いです。
ニュージーランドでも、三菱の車の欠陥について盛んに報道しています。
NZで新車で売られた車は、三菱が無料で補修をする義務があると思いますが、
中古車として業者が輸入した三菱の欠陥車は、問題です。
各団体の代表者がそれぞれ自分達の主張をしていました。
私の推測ですが、中古車業者が輸入した、欠陥三菱車は、恐らく販売者側は、誰も費用を出して補修しないと思います。
昨日、一昨日とアラブの事に触れましたので、今日は、ユダヤ人について私の今まで考えてきた事を述べたいと思います。
と言うほど、大層なものじゃ有りません。
私は、日本に居たとき、サラリーマンでした。
3つの会社に勤めましたが、3つ目の会社は、ユダヤ人の会社でした。
最初は、ユダヤ人の会社とは、知らずただ、スイスに本社がある外資系としか知りませんでした。
いや、面接のときに聞いていたかもしれない。 正確なところは、忘れた。
その会社は、皇居が目の前に見えるとても良い場所に有って、良い環境でした。
東京に居る従業員は、全員日本人でしたが、時々、ユダヤ人をけなす言葉を聞きました。
私は、なしてたべ・・・? と思いました。 ユダヤ人は、良く訳が分からないが、迫害され続けてきた。
しかし、我々日本人は、彼らを非難する謂れは無いはずだ。
それなのになして、非難するか?
分からん。
その会社は、世界の色んな都市に事務所がありましたが、海外から同じ会社の人間も出張で良く日本に来ていました。
その中にユダヤ人も居ました。
皆さん、ユダヤ人の特徴的な風貌をご存知ですか?
ユダヤ人の定義は、結構難しいので、難しいところまで掘り下げないで、一般的なユダヤ人の風貌は、白人で黒に近い髪、
瞳の色も茶色や緑色などが多いです。
私が、同じ会社内で会ったユダヤ人は、5~10人くらいだと思いますが、大抵は、そうでした。
社外の外人の場合は、ユダヤ人かどうか分からないで、沢山会っていると思います。
しかし、色々なユダヤ人が居ますので、一概に言えないのは、言うまでもありません。
母親がユダヤ人なら、その子供は、ユダヤ人と言う説を聞いた事が有ります。
ユダヤ人とは、民族的な血統ではなく、宗教によると言う説も聞いた事が有ります。
今まで、私は、ここで度々、アラブ人とユダヤ人は、異母兄弟だと言いました。
しかし、その名前を調べる労を惜しんで調べませんでした。
それを今回漸くInternetで確認しました。
その通りでした。 とうさんは、アブラハム(元アブラム)で、最初のユダヤ人と言われている人です。
アブラハムの奥さんがサラ(元サライ)。 アブラハムとサラの間には、ずっと子供が出来なく、
アブラハムは、女奴隷のハガルに子供を産ませました。
それが、イシュマエルという名前の長男で、アラブ人の始祖と言われています。
アブラハムが100歳頃、サラが90歳頃、天使が現れて、神様のお言葉を伝えました。
アブラハムとサラの間に子供を授けると言うのです。
サラは、そったら、ハンカクサイ事あるわけないべさ~と笑いましたが、本当に子供が出来ました。
それが、イサクで、ユダヤ人の始祖になります。
やがて、ハガルとイシュマエルは、サラに疎まれ、放逐されました。
これが、聖書に書いてある、ユダヤ人とアラブ人の分かれ道です。
元々彼らは、兄弟ですので最初は、同じ言葉を話して居たでしょうが、今は、やや違うようです。
ユダヤ人の言葉は、ヘブライ語、アラブ人の言葉は、アラビア語。
私が、たまたま、南アフリカと言う国で同席した、エジプト人の話では、
ヘブライ語は、アラビア語とかなり似通っていて、お互いにかなり通じるという事です。
エジプト人の母国語は、言うまでもありませんがアラビア語です。 エジプト語では、有りません。
元をただせば、兄弟なのですから、当たり前といえば当たり前ですが。
その割には、日本語は、周りの国の言葉と全く通じないですね。
朝鮮語も中国語も全然違う。 朝鮮語は、日本語と同じツングース語で同じグループと言う事ですが、
会話は全く通じない。
そう言うユダヤ人は、約2千年前まで、今のパレスチナに住んでいましたが、ローマに滅ぼされ、主に欧州に散らばりました。
ユダヤ人は、ずっと欧州に間借りしていた人達ですが、何故か2千年経っても同化しませんでした。
どのように彼らは、Identityを保ったのでしょう?
Identity アイデンティティーと言うのは、自分は何者かと言う事です。
自分達の国もなく、仲間は、欧州を中心に世界中に散らばっている。
普通なら、その土地の人間と結婚して宗教も改宗して、同化します。
しかし、彼らは、改宗もせず、同化もしなかった。
ユダヤ人たちは、神から選ばれた、選民であると言う誇りが有ったのだと思いますが、
ずっとユダヤ人としてのIdentityを2千年間保ち続けました。
それは、並大抵の事では有りません。
そのつなぎとなった仕組みがあるようです。
世界中のユダヤ人が、聖書と現実の世界の狭間で悩む色々な問題に直面しそれに対する回答を出す機関があったようです。
この辺の話は、私が本で得た知識です。
先ほど言った、3つ目の会社で、何故日本人までも、ユダヤ人を非難するのか分からず、本を読みました。
本を読んで、ユダヤ人が欧州で迫害された理由は、何となく分かりました。
それは、彼らは、欧州に間借りしていてそれで居て自分達は、特別な民族だと言う誇りが有り、欧州に同化しない。
それで居て、結構商売を上手くやっていて、金も貯めていた。
ユダヤ人が得意とする所は、金貸しも有りますが、金細工も有ります。
Goldsmith、Goldschmidt、Goldman、Goldmannと言うような、名前は、まずユダヤ人だと思って間違いないでしょう。
人間も動物も異質なものを排除しようとする力が働きます。
それ故に、彼らは、迫害される事が度々有ったのだと思います。
現代でも金とダイヤモンドの世界市場は、殆どユダヤ人によって握られているらしいです。
そして、欧米の経済界の至る所で、主要な地位についています。
アメリカが常にイスラエルを擁護するのは、アメリカ国内のユダヤ人の影響力が非常に大きいからです。
どうも、話の収拾が付かなくなってきました。
自分で書きながら何を言いたいのか分からなくなってきましたので、これにて、ごめん。
昨日の問題の解答です。
アメリカのCIAのランク付けで、外国語の難解度 : 世界中で一番難しいとされるのが、アラブ語。
2位中国語、3位日本語。
平成16年06月15日(火) 07:32am (NZ time)
■ クルド人 ■
おはようございます、皆さん。
今朝、オークランドは、比較的寒くありませんが、又、朝もやが立ち込めています。
昨日、言いかけたこと、イスラム世界の主要の人種構成、アラブ人、ペルシャ人、クルド人。
イスラム世界と言うならば、インドネシアもマレーシアもそうですが、
ここで言うのは、所謂、中東、昔は、中近東と言っていた地域に住む人達です。
私は、アラブ人とは、係わり合いになりたくないと言い、クルド人には好印象を持っていると言いました。
何故私がそのように思うようになったかと言うと、私の個人的な体験に寄ります。
NZには、イラク人が実に沢山居ます。
「ニュージーランドのフラット」のページにも書きましたが、至るところにイラク人が居ます。
アラブ人と言うよりは、イラク人と言いなおします。
私が知っているのは、イラク人です。
サダム・フセインの国家統制を嫌い、海外に逃げ出したイラク国民は沢山居ます。
何故、私がイラク人が嫌いなのか? 何となく、と言ったら叱られそうだな。
全体から醸し出される何ともいえない雰囲気がまず嫌いですが、いい加減で何でもありのところが嫌です。
私は、まず信用しません。 私が、以前のフラットに居た6年近くの間、お隣さんは、何度も変わりました。
その中で、イラク人が2家族、お隣さんになりました。
その他にも、幾度と無く、あらゆる機会にイラク人と何度も出くわします。
最初のお隣さんのイラク人は、Sky TVの取り付け工事を仕事としている人で、
私は、彼にSatellite Dishの取り付けを依頼しました。
Satellite Dishと言うのは、衛星放送の皿型のアンテナの事です。
取り付けは、きちんとやったのですが、彼は、自分の家で使っていたDecoderを私の家に取り付けたと言うのです。
そして、私が新たに購入したDecoderを自分の家に取り付けたと言うのです。
自分の使っているDecoderの方が調子が良いと言うのです。
私は、ふ~ん そうなのか・・・? とそのまま信じていました。
Sky TVもきちんと写りましたし、NHKも見る事が出来るようになり、私は、満足していました。
しばらくして、私は、私の知り合いの日本人が取り付けた、Sky TVのDecoderを見て、彼の本当の意図が分かりました。
Decoderが新型に変わっていたのです。
そこで、私は、怒り心頭で、そのイラク人の家に怒鳴り込んで行って、彼の胸倉を掴み、
禿げ頭を叩いたかと言うと、そうでは有りません。
私は、何も言わず、今まで通り彼と外で会ったら、挨拶していました。
私は、大人しくNHKを見ていました。
超先進国日本にいらっしゃる皆さんには、信じられないかも知れませんが、
Sky TVのチャンネルを変えると、0.5秒くらいの間があるのです。
それからおもむろに、チャンネルが変わるのです。
恐らくICの性能が劣っているため、処理速度が遅いのだと思います。
それが、新型のDecoderだと少し早くなっていました。
大勢に影響はありませんでしたが、気分は良く無かったです。
それにも拘らず、私は、何も言いませんでした。
Sky TVのイラク人の奥さんが、これまた気持ち悪かった。
普通の洋服を着た、現代社会の女性に見えましたが、やはりアラブ社会の習慣のせいだと思うのですが、
外で会って挨拶しても気まずそうに、かろうじて挨拶を返すだけです。
恐らく、旦那以外の男と気楽に話してはいけないのではないのかと私は、思っていました。
それとも私が、彼女を気持ち悪いと思う以上に、彼女にとって私は、気持ち悪かったのかも・・・?
Sky TVの夫婦がフラットを出た後、またしてもイラク人家族でした。
彼らが引っ越してきて間もなく、私の家の玄関の前に郵便受けに入っていた、広告がどさっと置かれていました。
一体これは何だろうと思いました。 ちょっとひどすぎる。 恐らく、お隣さんのイラク人だろうと思いました。
そして、次の日、私は、隣のイラク人の家のドアをノックしました。
そうすると、20代半ば頃と思われる緑色の瞳の美人のおねえさんが出てきました。
若かりし頃の、ソフィア・ローレンに似た美人でした。
そこで、私は、彼女に優しく、広告を塊をどさっと私の家の玄関の前に置いたのは、あなたですか? と尋ねました。
するとそうだと言いました。 私のポストを綺麗にしたいので、掃除したと言うのです。
その会話の中身は、もう憶えていませんが、言い訳ばかりで話にならないので、私は、かなり頭にきて、
「何でも、良いから、俺のポストには触るな!」とかなり激しく言ってしまいました。
そうすると、彼女は、いや、私は、あ~たのポストには、触っていないと言うのです。
あぁ、彼らの論法だぁ~ 事実も認めない、もう駄目だと思い、そこで険悪な雰囲気のまま会談は決裂しました。
その後、私は、家の中に居ました。
すると、ドアにノック。
開けると、もう一人のイラクのおねえさん。 こっちは、ブスでした。
彼女は、平謝りで申し訳なかったと言います。
ただ、私達は、綺麗にしたかっただけだと言いました。
そう言われると、私も文句は、言えないので、あなたは、神の恵みを受けるでしょうと彼女に言いました。
私が、喧嘩した、ソフィア・ローレンとは、その後、外であっても、お互いに無視でした。
こちらからは、何も機嫌を取ったりはしません。
そのまま、数ヶ月が過ぎて、その内に、ソフィア・ローレンの方から、挨拶するようになりました。
勿論、私も挨拶を返すようになりました。
非常に身近なこのような体験の他にもほんのちょっとした係わり合いで、すれ違うイラク人は、沢山居ます。
それらの全てを総合して、私は、イラク人が嫌いです。
ただ、彼らの人間性の底には、人の良さが見え隠れしています。
しかし、それは、相当深く彼らと付き合わないと、実感できないだろうと私は、感じています。
それを実感するために敢えて、深く付き合いたいとは思いません。
火傷するリスクの方が大きいと思います。 結論として、係わり合いになりたくない。
クルド人の方は、実は2人しか知りません。
私が、NZに来て最初に住んだ、Kelstonのフラットに居たとき、大家さんの家に下宿していた、おにいさんがクルド人でした。
彼は、20代初めだったと思います。
やはり、イラク国籍でしたが、民族は、クルドで難民としてNZ政府が受け入れた人でした。
家族と離れ、彼一人だけ、NZに居ました。 かなり複雑ないきさつで、家族が離れ離れになったようでした。
彼は、大変に純真で正直でした。 そして、からかうと直ぐ、はにかみました。
彼は、良い青年でした。 今もオークランドに居るかどうか分かりませんが、家族と一緒になって住んでいる事を願います。
もう一人は、ほんのちょっとした関わりでした。
私が、Kiwiの知り合いに頼まれて、車を個人売買で売ろうとした時に、現れた男性がクルド人でした。
ほんの数十分の間でしたが、彼は、礼儀正しく、そして、彼からずるさは、感じられませんでした。
サンプル数として2人と言うのは、少なすぎますが、私は、今のところ、クルド人に対して好印象を持っています。
イラク人と偉い違いです。
NHKの番組で言っていましたが、アラブ社会に居る、クルド人は、約3千万人も居るそうです。
国家も持たず、迫害されて山に住んでいると言う事です。
サンプル数2人で結論は、出せませんが、彼らが何故ずるくならずに、摺れないで居れるのかちょっと不思議です。
彼らの社会には、かなりしっかりとした善に根ざした道徳と習慣があるような気がします。
ただ、これを読んだ皆さんにお願いしますが、これを読んで、全てだとは思わないで下さいね?
我々にとっては、クルド人と言うのは、滅多に接する事もありませんし、マスコミで詳しく紹介されることも無いので、
分からない部分が沢山あると思います。
更に補足しますと、ペルシャ人と言うのは、イラン人の事です。
ヒットラーが良く言ってた事に、アーリア人優越説が有ります。
世界史の中でギリシャ時代の辺りで、アーリア人と言う言葉が出てきましたが、良く実態が分かりません。
アーリア人って、何? かなり昔、私は、疑問に思い、辞書で調べましたが、西洋言語を話す人々と言う事です。
そうすると、白人が全て、アーリア人になります。
しかし、境界線上に居る、きわどい人達が居ます。
それは、ユダヤ人でした。
ヒットラーは、ユダヤ人は劣等民族だと烙印を押したくて、アーリア人優越説を作ったようです。
インド・ヨーロッパ言語と言いますが、そうすると、インド人のいくらかは、アーリア人と言うことになります。
そして、ペルシャ人、つまり、今のイラン人もアーリア語を話す人達らしいです。
イラン人の言葉は、アラブ語じゃないのです!
驚きませんか、皆さん? アラブ人の定義は、アラブ語を母国語とする人たちで、中東から北アフリカに広がっています。
何と、イラン人の言葉は、アラブ語じゃないのです。 ペルシャ語です。
アメリカのCIAのランク付けで、外国語の難解度が有りますが、世界中で一番難しいとされるのが、アラブ語です。
さて、ここで問題です。 2位と3位を当ててください。 正解者には、豪華賞品が当たります。
平成16年06月14日(月) 07:57am (NZ time)
■ イスラム社会・アラブ人 ■
おはようございます、皆さん。
今、オークランドは、かなり冷え込んでいます。
朝もやが立ち込めています。 空は、曇っています。
昨日、NHKで、イスラム社会についての特集番組を放送していました。
その中で、聖書に基づいた、基本的な話をしていました。
アダムから始まって、アブラハム、モーゼ、キリスト、モハメッドなどの系図から、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が枝分かれした経緯、ユダヤ人とアラブ人は、異母兄弟であると言うことなど、
私が、たびたびここで言ってきた事でした。
あのような基本的な事を視聴者に解説することが、アラブ社会やそれを取り巻く世界を理解するには、極めて重要です。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成り立ちを理解せずして、中東の事は理解出来ません。
所詮、我々、一般の日本人は、中東の事は、とても理解し難いのですが、最低限の基礎知識は、マスコミとして解説すべきです。
しかし、その番組の中では、どうもアラブ社会の良い部分ばかりを強調していたきらいがありました。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の攻撃性についての説明が殆ど有りませんでした。
彼らの攻撃性も彼らの聖典から説明可能なはずです。
例えば、私が、良く言う、旧約聖書に書かれている「目には目を、歯には歯を」。
旧約聖書と新約聖書は、この3つの宗教の共通の聖典です。
「目には目を、歯には歯を」は、ハムラビ法典の専売特許では、有りません。
元祖は、旧約聖書です。
その辺の説明も欲しかったですね。
現在の紛争の原因は、欧州列強国家、英国とフランスの密約によって、国境と統治権が決定されていたと言う事。
その説明が有ったのは、良かったです。
英国は、ユダヤ人にもアラブ人にも互いに矛盾する約束をしていました。
どちらにも独立国家を作ってやると約束して、戦争に協力させました。
ユダヤ人は、戦力としてよりは、大口のスポンサーになります。
斬り捨てられたのは、今のアラブ諸国です。
何処の大陸もほぼ全て、欧州の植民地となり、独自の社会、伝統、文化は、ずたずたにされました。
一度自分達の文化が、根本的に破壊されると、その民族は誇りを失い、精神は荒廃します。
アフリカ大陸の国々では、抵抗する間も無く、アット言う間に、植民地にされそれまで彼らが培ってきた風習やしきたりは、
近代文明に犯され、もう元に戻りません。
未だに、アフリカ独自の風習は、残っていると思いますが、西洋人が侵略する前と同じ状態に戻る事は、不可能です。
中東には、古来、高い文明と文化が築き上げられてきましたから、彼らの誇りと伝統、文化が踏みにじられた時、
彼らの精神は、相当、荒廃したと思います。
西洋人 = キリスト教 と言う数学式で憎んだ事と思います。
未だに西洋人は、世界を自由に動かそうとしています。
しかし、近年に至っては、戦前のように自由には、ならない。
武器も進歩したし、ニュースは、あっという間に世界中を駆け巡ります。
好き放題やり放題の不届きな狼藉を働くと世界中から非難され、やはり耐えられなくなります。
よその家に勝手に土足で入っていって、冷蔵庫の中の物を好き放題に食べて、貴重品を盗んで、
女性をレイプし、殺害したら、凶悪犯罪になります。
彼らは、今までずっとそれを繰り返してきたのです。
そして、自分達は、表面を綺麗に飾り立て、そのような凶悪犯の素顔を仮面で隠しています。
自分達の家と庭は、とても美しく手入れされています。
宗教と言うのは、非常に危険な一面を持っています。
きちがいに刃物になります。
しかし、宗教以外に、西洋人、つまり白人と言われる人達、特にアングロ・サクソンと言われる民族の特性もあると思います。
彼らは、生まれつきとてもエネルギーが有ります。
おっとりと穏やかと言うよりは、激しく、強烈な破壊的なエネルギーを持っています。
又、思い切りも良く、やるとなったときは、かなりの威力を発揮します。
その彼らに、キリスト教と言う攻撃的な宗教を与えたらどうなるか・・・?
東洋人は、日本人を含めて、西洋人よりもずっと静かで、エネルギーレベルもずっと低いです。
西洋人は、子供の頃から、とても元気が良く、野性的です。
身体も逞しく大きいですから、彼らを躾なしに放置すると喧嘩のやり放題だと思います。
犬の種類は、色々あります。
身体が小さくて、キャンキャン黄色い声で良く吠える五月蠅い犬、大きくて静かだけれども、いざとなったら、力を発揮する種類、
最初から、最後まで獰猛な種類。 みんな犬ですが、それぞれ性質が違います。
人間にも色んな種類があって、その特性は、かなり違います。
NHKの番組では、アラブ世界に住む民族、アラブ人、ペルシャ人、クルド人の事も説明していました。
私の体験と重ね合わせて、クルド人が興味深かったのですが、又、機会が有る時に、お話させて頂きたいと思います。
一言だけ言いますと、私の個人体験から、
アラブ人とは、係わり合いになりたくない、クルド人に対しては、好印象を持っています。
平成16年06月13日(日) 02:10pm (NZ time)
■ 今生の再会とたそがれ清兵衛 ■
おはようございます、皆さん。
今日もオークランドは、お天道様がしっかりと顔を出して、良い天気です。
昨日のように雲ひとつ無い、快晴では有りませんが、程ほどに良い天気です。
昨日、私は、日本人の知人の家に行きました。
そこの家に下宿している日本人のおにいさんの彼女が約半年振りに日本から帰って来たので、歓迎会をしました。
彼女は、今年の1月に日本へ帰りました。
1月の送迎会は、私の家でやりました。
その時、私は自分で料理しました。
相撲部屋のちゃんこ鍋風でしたが、とても評判が良かったです。
その時、私は、彼女にちょっと口走って、失言をしてしまいました。
それは、今生の別れになると思うけど、元気でいねて、と言ったら顰蹙(ヒンシュク)でした。
それは、思っていても言葉にして口にしてはいけない言葉でした。
思っていても口にしてはいけない言葉は、世の中にとても多いと思います。
この場合は、西洋人の場合でも言っては、いけません。
彼らも常に本心をそのまま、言葉にすると言う訳では、有りません。
西洋でも、やはり人の気持ちを推し量り、気配りが必要です。
そう言う訳で、今生の別れにならず、再会してしまいました。
彼氏であるおにいさんは、もう子供のように明るく、はしゃぎまわっていました。
素直に感情を表現する心優しい良い青年です。
彼は、私と同年代の20代後半です。
お食事会は、とても豪華な食べ物がテーブルに並べられていました。
鰈(カレイ)の醤油煮や、ハンバーグ、ちゃーしゅう、Mussel(ムール貝?、私の国では、ばば貝と言います)など、
それはそれは豪華でした。
滅多に口に出来ないような美味しい料理ばかりで、私は、腹いっぱい食べました。
とても良い日でした。
おにいさんの彼女の歓迎会であるそのお食事会は、昼食でしたが、夜になり、映画会が催されました。
放映作品は、何と私が見たいと思っていた、「Last Samurai ラスト・サムライ」でした。
レンタルビデオで借りたと言うDVDでしたが、一泊で、何と$8もすると言うことです。
私の大家さんも先日、ラスト・サムライをレンタルビデオで借りて見たらとても良かったので、是非見たほうが良いと、
私に勧めてくれました。 それが何と期せずして見る機会を得たのです。
見てみると、やはりハリウッド映画だと思いました。
西洋人には、受けて、映画興行としては、世界的に成功するだろうと思いました。
私の目から見たら、9割がたは、違和感に圧倒されます。
残りの1割で違和感を押しのけて、感動する場面がありました。
が、やはり西洋人の作った武士の映画だと思いました。
野外撮影の時の舞台となっている、ニュージーランドは、もろNZでした。
日本の内地の光景とは、かなり違いました。
でも、それはNZなので減点ポイントには、入りません。
その後、みんなで、あぁだこうだとLast Samuraiの論評を言い合いました。
私と似た意見の人、良い評価をする人、色々でした。
その後、「たそがれ清兵衛(せいべい)」と言う、その家の日本の家族が送ってきてくれたという日本のビデオを見ました。
山田洋次監督、藤沢周平原作、真田広幸、宮沢りえ主演の幕末の東北の小さな藩を舞台にした映画でした。
それは、Last Samuraiより、3.6倍良い映画でした。
東北の小さな藩とは、出羽の国の魚坂藩(うなざか藩)でした。 今の山形県です。
この藩の事を確認しようとInternetで検索しましたが、魚坂藩ではなく「海坂藩」になっています。
私の記憶違いかも知れません。
「藤沢周平海坂藩作品のすべて」(2004年12月26日リンク切れ発見にてリンク外す)
「たそがれ清兵衛(せいべい)」と言う、作品は、日本人の心そのものでした。
東北の小さな藩を舞台にしているその雰囲気も如実に表れていました。
東北人の朴訥で、誠実な人柄、それが武士になったらあぁいう風になるのかと思いました。
映画の中の言葉は、当時の東北の藩のそれとは勿論違うと思いますが、それでも東北弁の武士と言うのは、良かったです。
この映画は、日本人なら誰が見ても感動すると思います。 とても良い映画でした。 お勧めです。
私が見たのは、テレビで放送した番組を録画したものでしたが、ビデオでも出ているのではないかと思います。
あなたも本日、ビデオショップで借りて、見たら良いかもしれませんよ。
東北の武士と言うと、仙台の伊達藩や米沢の上杉藩が余りにも有名な為に余り、他の小さな藩が紹介されると言うことは、
余り有りません。
藤沢周平自身、恐らく、当時の海坂藩、現代の何と言う町か不明ですが、そこの出身者なのでしょう。
数ヶ月前、NHKでも藤沢周平原作の「蝉しぐれ(せみしぐれ)」と言う作品を、放送していました。
これも良かったです。
私は、今まで幕末を舞台にした小説を沢山読みましたが、殆どが司馬遼太郎作品です。
今度、機会があれば、藤沢周平を読みたいと思います。
オークランドにも日本人がやっている古本屋が合ったから、あそこを見てみよう。
今でも、あの本屋があるかどうか、分かりませんが。
平成16年06月12日(土) 10:20am (NZ time)
■ ニュージーランドの三菱自動車リコール ■
おはようございます、皆さん。
今日のオークランドは、文字通り雲ひとつ無い、快晴です。
明け方は(7時頃)、気温がかなり低く、冷え込みましたが、昼頃には暖かくなりそうです。
三菱自動車とふそうバス・トラックのリコールのニュースは、ニュージーランドでも波紋を起こしています。
昨日のニュースで、NZに輸入された、三菱のトラック、バス、などがこれから事故を起こすかもしれないので、
LTSA(Land Transport Safety Authrity NZ陸運局)が注意を喚起していました。
1983年~1998年の間にNZに輸入された、三菱のトラック、バスなどは、843台と言うことです。
10年以上の間にこれだけの台数は、少ないと思われるかも知れませんが、確かに少ないです。
しかし、人口400万弱の国です。 人口比にして多いのか少ないのかは、分かりません。
NZでは、中古車を購入するのが一般的です。
若し、中古車でしたら、リコールの対象になりません。
輸入した時点で、一切のメーカー責任は、無くなります。
しかし、新車だとしたらどうなるのか?
NZでリコール制度はあるのか?
1週間くらい前のニュースでは、Recallと言う言葉は、NZでは、余り耳にしない事で、
一般的に余り知られていないとTVで言っていましたので、リコール制度は、無いかもしれません。
NZでは、車を生産していませんが、日本のメーカーの販売店は、勿論有りますし、
日本の自動車メーカー各社の現地法人子会社も有ります。
そうすると、三菱のトラックやバスがNZで新車で販売されたとしたら、メーカー責任が生じると思います。
そうすると新車で販売された三菱のトラックやバスは、メーカーの自己責任で、補修するかどうか?
NZの利用者が大人しくしているとそのまま何も起こらないと思います。
三菱に対する補修要求が世界中で沸き起こったらどうなるか・・・?
三菱グループ全体で支援するでしょうか?
難しいところでしょうね。 車両部門を斬り捨てるかもしれない。
時計にまつわる、言い伝えに関して、また、新たな証言を入手しました。
読者の方が調べてくれました。 以下、引用します :
++Quotte
=============================================
ところで、貴方は中国人にプレゼントしたことがありますか?
中国では、時計を送ることをやめたほうがいいでしょう。
どうしてかというと、「時計を送る」は中国語で「送鐘(song4 zhong1)」と言います。
全く同じの発音で、「送終(song4 zhong1)」という言葉もあります。
「送終」は人間の最終までを看取るという意味があります。
特に結婚祝いにはぜったいやめましょう。
でも、腕時計は「手表(shou3 biao3)」と言いますから、プレゼントにしても大丈夫ですよ。
ちなみに、掛け時計は「挂鐘gua4 zhong1」と言い、目覚まし時計は「閙鐘nao4 zhong1」といいます。
=============================================
Unquote++
平成16年06月11日(金) 10:59pm (NZ time)
■ ニュージーランドの公定歩合の引き上げ ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドの天気は、良かったです。 雨も降らず、気温もそれ程下がりませんでした。
これで冬か? と言った感じです。 しかし、油断禁物。
昨日、6月10日(木) ニュージーランドの中央銀行である、ニュージーランド準備銀行が公定歩合を、
5.5%から5.75%に引き上げました。
予想以上の期間、堅調な経済成長が続いた(年間成長率約3%以上)、NZ経済もニュージーランドドル高と
人口増加率の低下によりこれから景気は、やや落ち込むであろうと予想しています。
また、インフレの懸念も出てきたと言うことです。
このような条件が何故、金利の上昇に繋がるのか、私は、良く分かりません。
一般的に言えることは、公定歩合を上げると、その国の通貨価値は、上がる。
公定歩合を上げると、インフレ抑制効果がある。
公定歩合を上げると、景気は落ち込む。
そうすると、景気が落ち込みそうなのに、公定歩合を上げると、追い討ちをかけるということになります。
これらを鑑みると、総合的に判断しているのでしょう。
ところで、皆さん、中央銀行って、分かります・・・ね?
ん・・・? 分からない? んだか。
中央銀行と言うのは、各国にある、国策による銀行です。
公定歩合は、普通、その国の中央銀行の総裁が、決めます。
アメリカで言うと、連邦準備銀行です。 その総裁は、グリーンスパンさんという禿げのおじさんです。
日本で言うと、日本銀行です。
因みに日本銀行は、一般の株式会社と同じような個人の株保有者が居ると言う事ですが、株保有者の名前は、極秘とされているらしいです。
昔、関口宏の番組でやってました。 確か、サンデーモーニングと言う番組だったと思います。
皆さん、この手のお話が嫌いですよね。
面白可笑しな話と言うのが、受けます。
それは、重々承知しております。
しかし、私は、その傾向に添えない場合が、多々ございますので、宜しくご了承下さい。
ところで、昨日、時計が不吉なイメージがあるので贈り物として贈呈しては、いけないと言う習慣は、日本には無いと、
言うお話をしました。
この事に関して、お二人の方から、E-mailを頂きました。
時計が贈り物として避けられるのは、中国の習慣と言うことです。
時計と言う発音が(中国語の発音、北京語か?)、終わりと言う単語を含む言葉の発音に似ているからと言うことです。
と言うことは、中国人にも言霊の概念があると言うことに成りますね。
今日の気まぐれ草紙は、すっかり遅くなってしまいました。
気まぐれファンの方には、大変申し訳ございませんでした。
ずっと、パソコンの前で、お待ちになっていたことと思います。
気まぐれ草紙のメルマガも発行部数も大変多く現在は、45部に至っています。
他のメルマガは、発行部数が数千と言うのがざらですが、その中にあり、実に健闘を続けています。
え? 【-■_■】ノ"んなこたぁない!? んだか
平成16年06月10日(木) 04:27pm (NZ time)
■ 1st floorは2階 ■
こんにちは、皆さん。 オークランドは、今日も結構寒く、空は、どんよりと暗雲が立ち込めております。
そろそろ龍が雨を得て天に昇る時期かもしれません。
皆さん、申し訳ございません。
このHPのカウンターは、昨日、6番目が出ました。
それを意図せずして、ゲットしたのは、何を隠そうこの私目でございます。
その証拠映像をここに添付します。
6万番をめでたく獲得した方の為に豪華商品を用意しておりました。
私が頂くことになりました。 悪しからず、ご了承下さい。
これも人生です。
実は、4万番も私がもらいました。
5万番は、私ではありません。
5万番は、どなたでしょう・・・?
そもそも、私は、切り番ゲットと言うことには、興味が無いのですが、
期せずして、私が頂いてしまうのです。
ホストが切り番ゲットしてどうするのでせう?
どうもしません。 ただの番号です。
そういえば、気まぐれ草紙のカウンターがリセットさせていました。
cgiの故障かな・・・?
調節するのも面倒なので、そのまま放置しています。
ニュージーランドは、英国の習慣が残っている国です。
その一つに建物の階層を表す方法が有ります。
NZでは、アメリカや日本と違います。
日本やアメリカでは、地上階の事を1階と言います。
英語で表現するか日本語で表現する違いは、有りますが、
いずれにしても「1」階です。
しかし、それが英国やNZでは、地上階の事を地上階と言います。
即ち、「Ground floor」が日本で言う、1階になります。
NZで「1st floor」と言ったら、日本やアメリカで言う2階になります。
紛らわしいと思いませんか?
例えば、どこかの会社を訪問するとき、或るビルの6階にその会社があるとしたら、
エレベーターの6階で降りたらよいのか、どうか考えてしまいます。
しかし、実際は、何も考えなくて良いのです。
その場合は、エレベーターに乗ったら迷わず、「6」と言う数字のボタンを押せば良いのです。
それ以外のことは、一切考えずに「6」と言う数字が割り当てられている階へひたすら向かって行けばよいのです。
しかし、曲者は、ビルの「1階」「1st floor」と言った場合です。
その場合は、本当に確認を要します。
本当に、「1st floor」つまり日本で言う2階で良いのだろうか・・・?
と信じられないのです。 本当は、地上階の事では、ないべか・・・?
などとささやく声が聞こえるのです。
そう言う迷いや疑問を解消する為に、「Level 1」とか「Level 2」と言う表現で確認するようです。
「Level・・」と言ったら、地上階を1として数え始める。
それと、もう一つ私を悩ます可能性。
それは、NZでもアメリカ式の階層表記がエレベーターに付せられている可能性があると考えています。
そうなったら、私は、どうしたら良いのでしょう?
今、私のKiwiの友達から電話がありました。
彼は、もう直ぐ日本へ行くので、日本の取引相手に時計(Clock)をお土産として持っていくけど、
日本人にとって、時計と言うのは、死を意味する不吉な贈り物だと言う話を誰かから聞いたが、
本当にそうなのかと私に聞くのです。
私は、
【-■_■】ノ"んなこたぁない!
と答えました。
そんなこと無いですよね?
まさか、んなこたぁある!? なんて事、無いべな・・・?
平成16年06月09日(水) 06:09am (NZ time)
■ 憧れの日本女性 ■
今日も良い天気になるかも知れません。
恐らく晴天でせう。
総体論を語るとき、特定の個別例を言うことは、余り意味を成しません。
総体は、個別の特定例の集合体ですので、全く意味が無いと言うことは無いのですが、
個別例は常に総体をはみ出すことが有ります。
と言う前提を記念願います。
NZにも日本人女性が沢山居ます。
美人、ブス、並、気立ての良い子、お粗末極まりない子、程ほどの子、色とりどりです。
しかし、総体として、日本人女性は憧れの的です。
と言うとちょっと言いすぎかも知れませんが、遠からず当たっていると思います。
特にアジア人(日本人以外の東洋人)から見ると日本人女性は、憧れそのものです。
アジア人が自国に居るとき、高嶺の花で一生手が届かないと思われた、日本人女性がNZでは、
結構、身近に居て、それで居て意外と簡単に入手可能です。
他のアジアの国の人間から見たら、日本と言う国は、全ての面において憧れの的です。
そして、日本人女性は美しく女性的な魅力にあふれ、将に男なら日本人女性をものにしたいと思うようです。
しかし、野に咲く美しい花は、自分の美しさを知らない。
それは、外から見なければ分からない。
日本人の妻、イギリス人の家、中国人のコックを揃える事が、最高であると言うことが言われますが、
それは、あながち的外れなことではないかも知れません。
近年嘆かれている日本人女性の質の低下があったとしても、それは微々たる物です。
日本人女性の人気は、依然として根強いです。
それは、日本人は自覚していない。
西洋人男性の目から見ても日本人女性は、それは、女性として求める理想的な姿で有ることが良くあります。
特に彼らの美的センスは特殊なため、我々の美的センスの範疇外の日本人女性もいといません。
そこに全ての人類が生きる勇気を持つ救いの道が有ります。
それに比して、日本人男性は、男として日本人女性の人気には、足元にも及びません。
それは、雄としての基本的な魅力、逞しい肉体、性的魅力に欠けているからだと思います。
それでも、アジア人から見るとき、日本人男性は憧れの対象になりえます(フィリピーノ以外)。
日本人を友人に持っているということは、それだけで、アジア人の自慢です。
我々は、それ程の価値を持っている民だろうか?
それは、持っていると思います。
国家として日本を見たとき、日本と言う国は、輝いています。
今は、ちょっと躓いて落ちぶれていますが、他のアジアの国の人から見ると、憧れそのものです。
かといって、それがどうしたのか?
何もありません。
我々は我々のあるべき道を進むのみです。
他の国の人間が我々をどう評価するか、そんなことは、我々には関係の無いことです。
ただ、我等は、よき道に向かって進むのみです。
平成16年06月08日(火) 08:51pm (NZ time)
■ Japan Mart ■
おばんです、みなさん。
今は、もう夜です。
今日は、朝からずっと外出していてすっかり遅くなってしまいました。
この記事を心待ちにしている、ファンの皆さんに申し訳ないと言う思いで、何度も胸が張り裂けそうに成りましたが、
今に至っています。 随分とお待たせしてしまい、本当に申し訳有りませんでした。
えっ・・・ 待ってなかった・・・? んだか。 まぁ、良いけど。
今日のオークランドは、とても暖かくて、汗ばむような陽気でした。
冬の日、突然このような暖かな快晴の小春日和、これがオークランドです。
全く油断できません。 昨日までのあの天気は何処へ行ったのか。
本当に良いことです。
今日、私は、久しぶりにCityへ行きました。
Cityと言うのは、街の事です。
アメリカ語で言うと、Downtownと言うところかも知れません。
違うかも知れません。
そして、Cityから抜け出そうとしたときに運悪く、ラッシュアワーになり、今、帰ったらHarbour Bridgeの辺りで、
えらい目に遭うと思い覚悟を決めて、Japan Martへ行きました。
Japan Martと言うのは、正真正銘の日本人がやっている、日本の食材を売っている店です。
実に1年ぶりくらいに行きました。
高い! 全てが! やはり、私が行くべき店ではなかったと思いながら、インスタントラーメン売り場へ行きました。
するとそこに、有りました。 麺の達人が。 値段を見て、しばし考えました。
値段は、$3.90でした。 3個分の値段ではありません。 1個、$3.90です。
そして、買いました、1個。
また、先日、冒険して痛い思いをした、韓国製の麺汁を差し替えるために、純粋の日本製、麺汁を買いました。
300mlで、$6.50でした。 2~3倍に薄めることが出来る麺汁なので、他の$10以上の麺汁に比べると安かったです。
それと、日本人のみが食べる、納豆、これは、ここでしか手に入りません。
しかし、今日の私の買い物は、清水の舞台から飛び降りるつもりで、決行しました。
次回、Japan Martへ行くのは、早くても2年後、私の30歳の誕生日頃になると思います。
NZの不動産の狂乱相場も遂に、終わりが来たようです。
これからは、下がるばかりです。
平成16年06月07日(月) 06:00pm (NZ time)
■ お知らせ ■
本日、6月7日、月曜日は、Queen's Birthdayでニュージーランドは、お休みです。
このHPは、365日/年(閏年は366日)、7日間/週、24時間/日、営業しております。
Queenで誰かご存知ですね? 畏れ多き方です。
平成16年06月07日(月) 06:00pm (NZ time)
■ 雨の日の電話不通 ■
おばんです、みなさん。
今日は、すっかり夜になってしまいました。
今、外は、真っ暗です。 もう直ぐ冬至です。 冬至には、湯治場へ行って休養するのが一番。
もう一つだったかな・・・?
今日は、気温がそれ程低くないようです。
結構、暖かいです。 昨日の天気予報では、Dunedine(ダニーデン)とQueenstown(クィーンズタウン)は、雪でした。
気温は、5℃前後でしたが、それで雪って降りますかね?
Telecomに電話線の差込口を交換してもらってからは、接続が問題ありません。
あの後、雨も降りましたが、大丈夫でした。
雨が降ると通信状態が悪くなると言うと、まるっきしバロメーター見たいだべさ。
私が、昔、アフリカのジンバブウェと言う国と貿易をしていた時、faxの通じないことが良くありました。
雨が降ると、通じなくなるとか。 雨と電話回線の通信状態と一体どんな関係が有るのか、私は、不思議でした。
それは、日本に居るから、そう言う疑問が起こるのです。
劣悪な素材を使っている国では、それも有り得ると言う事が良く分かりました。
また、インフラ(Infrastructure = 地価基盤)の整備がしっかりと出来ていないと言う事も有り得ます。
コストを低く抑えると言う事は良いことですね。
しかし、それが品質、ひいては、実際の使用に支障がきたすようでは困ります。
小泉さんの道路公団民営化によって、在る象徴的な税金の無駄遣いの例が挙がられています。
それは、高速道路に設置している緊急電話の費用。
あの電話を1台設置するのに、今まで幾ら業者に払っていたと思いますか?
240万円です!! そして、民営化の話しが出て、経費節減となったら、1台40万円になったそうです。
日本の役所の場合は、明らかに品質以上、経費以上の代金を業者に払ってきた。
それも、呆れて物も言えないような大々的な水増し経費です。
一旦役人に金を預けると彼らは、湯水のように使う。
しかし、国民に払うような場合は、一銭も払わないように意地悪する。
日本の役所と役人と言うのは、本当に日本の癌で、優秀な国民の足を引っ張り、税金の無駄遣いばかりしてる。
日本の役所と役人をNZのそれと入れ替えると、日本は良い国になると思います。
NZの構造改革の話は、何度か触れましたので、今回は、省略します。
西洋社会では、役所が民間より進んで前を走っていることがあります。
日本の場合は、常に民間が独自の努力で自力をつけてきた。
役所は、それに追いつけない。
もう止めよう。 虚しくなって来る。
平成16年06月06日(日) 06:30pm (NZ time)
■ お知らせ ■
明日、6月7日、月曜日は、Queen's Birthdayでニュージーランドは、お休みです。
このHPは、365日/年(閏年は366日)、7日間/週、24時間/日、営業しております。
Queenで誰かご存知ですね? 畏れ多き方です。
平成16年06月06日(日) 09:53am (NZ time)
■ 韓国人ビザ代行料金4万ドル ■
おはようございます、みなさん。
今オークランドは、お天道様は、お顔を見せていますが、いつ何時(なんどき)、突然嵐に変わるか分かりません。
だんだんと寒くなってきました。
最近NZにいらした或る方の話によりますと、こちらで電話とInternetを申し込んで開通するまでに、1ヶ月掛かったと言う事です。
また、或る店でストーブとテレビを5月の初めに買って、ストーブは、未だに届いていないと言うことです。
これは、極秘事項ですが、或る方とは、Yoko29さん。 或る店とは、Bond & Bondです。
「初めての方の記帳簿」に行くと見れます。
今日は、とても寒いですので、今頃、彼女は凍死しているかもしれません。
お気の毒なことです。
北海道の方なので、何とか生存して欲しいと願っています。
今朝のTV Oneのニュースで、韓国人のビザコンサルタントと韓国人のビザ取得希望者の問題を取り上げていました。
長期事業ビザ(LTBV = Long Term Business Visa/Permit)の取得を保証すると言う触れ込みで、
$60,000(約420万円)を要求したと言う事です。
しかし、依頼人は、金がないと言って交渉して、$40,000(約280万円)に負けてもらい、
ビザ申請を代行してもらったと言うことです。
そして、ビザを申請したら、却下されたそうです。
そして、ビザ審査の再考手続きをするためには、また、金を払えと言われて、更に$25,000(約175万円)払ったと言う事です。
そして、またまた、ビザは、却下されたそうです。
おまけに被害者のパスポートは、人質として、ビザコンサルタントに差し押さえになっていました。
どう言う経緯か、分かりませんが、たまたま被害者は、TVに取り上げられた為、そのビザコンサルタントもTVに写りました。
ビザコンサルタントの会社名は、Wasan International Ltdでした。
Wasanは、警察の捜査を受ける事になりました。
被害者の名前は、憶えていません。
被害者とTVレポーターが、Wasanに抜き打ちで乗り込んで行きました。
すると、Wasanの責任者がまずいと言う顔をしながらも、招き入れました。
それからは、結構な修羅場でした。
TVの女性レポーターが、パスポートを保管するのは、違法だぁ~! と言って、無理やり、パスポートを取り返しました。
それから、ビザコンサルタントと被害者の間で何かの書類の奪い合いをやっていました。
被害者は、3年NZに住んでいて、ビザが下りるのを待っていると言う事です。
仕事も見つけてやるとビザコンサルタントに言われて、その為にも被害者は、金を払ったようです。
しかし、またしても約束は、何も実行されず、自力で仕事を見つけたそうです。
明らかに詐欺ですが、その詐欺師のビザコンサルタントは、立派なオフィスでスーツを着て居ました。
スーツですよ!! 私なんか、サラリーマンを辞めてから、こちらに来てスーツを着たのは、ほんの数回です。
NZでスーツを着て仕事をしている人達は、ほんの一部です。
私は、スーツが嫌いです。
中国人や韓国人が、沢山NZに住み着いていますが、その裏では、かなりやばい事をやっています。
中国人の場合は、或る方法で永住権を取得します。
勿論、法を犯してです。
その点、やはり、日本人はまともな国民です。
日本人を食い物にして来た、やばい代理店も有りますが・・・
平成16年06月05日(土) 06:06am (NZ time)
■ 電力不足 ■
おはようございます、みなさん。
今、オークランドは、闇に包まれていますが、
恐らく今日も天気が悪くなるでしょう。 単なる、感ですが。
最近、ニュージーランドでは、電気不足になると騒いでいます。
NZは、これから冬に成ります。
NZでは、冬の方が夏よりも電気を使うようです。
NZでは、暖房もお湯もそのエネルギー源は、電気が一般的です。
それで、電気を暖房の為に沢山消費する為に電気不足になるであろうと言われています。
特に南島の方でその可能性が高いです。
南に行くほど寒くなるのは、お分かりですね?
これは、説明の必要は無いと思います。
NZでは、北が日当りが良いというのは、ご存知ですね?
でも、世の中には、信じられないことが良く起こりますから、油断は、出来ないですね。
どうして、今年の冬に限って電力不足になるのか、分かりません。
その説明があったのか、私が聞き逃したのか分かりません。
電力の発電量の問題ではなく、送電線の容量が不足していると言う事です。
この前のNew Yorkの大停電と同じ問題ですね。
それで、今年の冬は、突然、前触れも無く、町中が真っ暗になるかも知れないから、覚悟しておけと言うような事を、
おっしゃっていました。 オークランドは、大丈夫だべな・・・?
オークランドでは、6年位前に大停電になりました。
City全体が停電になりました。 郊外は、大丈夫でした。
あの時は、電力ケーブルの老朽化による損傷で、送電が止まりました。
NZでは、民間の電力会社が何社かあり、各戸で好きなところと契約するようになっています。
私は、前のフラットに居たとき、テレビで中々楽しいコマーシャルをやっていた、電力会社があったので、
そこと契約しました。 安いと言う事を謳い文句にしていましたが、たちまち値上げしました。
その内に、その会社は、つぶれました。
その会社名は、忘れましたが、他の電力会社に引き継がれました。
NZの皆さんは、とても決断が早いのです。
直ぐ閉鎖です。 又は、直ぐ、値上げです。
その管理能力と言うか、経営能力と言うか、なんとも言えないです。
日本人のようなぎりぎりの限界まで血のにじむような努力をすると言う事は、絶対ありません。
駄目なら直ぐ諦める。 これは、極意かも知れません。
何も悩まないのです。
悩み苦しみ、努力の果てに、輝かしい成果が有ると言う事は、無いのです。
良いですね。 肩肘張らないで、気楽で。
1億総玉砕と言う発想は、日本だけですね。
日本人の本当に筆舌に尽くしがたい努力の果てに何かを成し遂げたと言う話は、良く日本の技術関係の会社で聞きます。
日本人のあの執念のような努力と粘りは、とてもとても素晴らしいもので、中々真似の出来る事ではありません。
日本は、色んな社会問題を抱え、様々な制度上の欠陥がありますが、根幹部分は、依然として素晴らしいです。
総体として見たとき、日本は、やはり世界の最高峰の一画を占める国です。
ただ、そこに住んでいると、息苦しさと様々な不合理さに、プチっと来ることが度々あります。
外国から日本を見ると、恐れ多くて近寄れないような優秀な国です。
一体、何なんでしょうね?
平成16年06月04日(金) 10:09am (NZ time)
■ 西洋人のなにげないおしゃべり ■
おはようございます、みなさん。
今日もオークランドは、曇り空です。
このまま、オークランドは、雨の季節、冬に突入しそうな様子です。
5月30日の日曜から、Mikimoto Nakanishiさんと言う64歳の日本人男性が行方不明になっています。
南島の西海岸のGreymouthと言う町のモーテルに泊まって、写真を撮るために日帰りで出かけたと言う事ですが、
昨日、Nakanishiさんが乗っていたと思われる(現時点では、まだ未確認)車の残骸が発見されましたが、
Nakanishiさん本人は、まだ見つかっていません。
今日も捜索を続けると言う事ですが、今までに無い大規模な捜索班を組んでの捜索と言うことです。
無事で有る事を願っています。
数日前、私は日本人の知り合いの家でお好み焼きをご馳走になりました。
先日、ここで紹介した、フリーマーケットのシュークリームのおにいさんも一緒でした。
彼は、関西人(神戸)なのでお好み焼きを焼くのが得意です。
本当は、私は、ご馳走になりに、そのお宅にお邪魔したのではありません。
業務用HPの打ち合わせでしたが、幸運なことにお好み焼きパーティーをやっていて、私は、おこぼれに預かった訳です。
ビールもご馳走になりました。
お好み焼きで腹一杯になって、その後、色々お話をしました。
そこのお宅(シュークリームのおにいさんの家では、ありません、別の私の知人の家です)には、二十歳くらいのお嬢さんが居ます。
そのお嬢さんは、小学生の頃、NZに来たため、殆どKiwi(ニュージーランド人の事)です。
両親とも日本人ですから、流暢に日本語を話します。
しかし、ちょっとひねった日本語や中国語に語源の有るちょっと堅い言葉(漢字の熟語)になると意味が分からないことがあります。
そのお嬢さんの言うところでは、Kiwiは、何の変哲も無い日常の出来事と言うほどでもない、ただその日の経過を、
家族や夫婦やアベック(Avec 古い言葉です。今は、カップルと言う英語を使いますね、私は、アベックで行きます)同士で、
その日の夕方、顔を会わせたら、お互いに話し合うと言う事です。
それが習慣であり、お互いのその日の生活を毎日、毎日、説明しあうと言うことです。
私は、西洋人がどうってことも無い事を、延々と話し続けるのは、勿論良く知っています。
先刻承知の輔です。
しかし、私は、その渦中に入って、自ら彼らと同じように、
取るに足らない事を延々と話し続けると言う事を実行したことがありません。
そんなことは、私にでできっこないです。
頭では分かっていたことでしたが、生身の日本人で、
西欧社会に完全に溶け込んでいる人間から、具体的に聞くと、改めて驚いた次第です。
それが西欧社会の文化であり、習慣ですから、勿論、なんら問題も無いですし、悪いことではありません。
ただ、それが我々の習慣と余りにも違うだけです。
言うまでもありませんが、違うと言う事は、何も問題ではなく、また、
文化の違いは、悪いとか良いと言う尺度で測ることではありません。
ただ、違う文化には、慣れないと言う事です。
私のように、30年近くも生きてきましたら、もう骨の髄まで日本人に成り切っています。
いや、標準的な日本人と比べたら、私は、完全な日本人なれど、かなり西洋社会に慣れている人間です。
しかし、それでも呆れてしまうような事でした。
呆れると言うと何か批判的な印象を受けますが、ちょっと付いていけないと言う、諦観です。
西洋社会では、原則的にDefault State(工場出荷の状態、初期値)では、話す。
日本社会では、Default Stateでは、沈黙。
何を言いたいのか分かりますか? 説明が難しいべ・・・。
Defaultの状態の説明が難しい。
つまり、西洋社会は、基本的に話すと言うのが、通常の状態で、日本社会は、通常状態では、無言。
我々は、子供の頃、学校でホームルームの時間の時、良く発言しろ発言しろと言われました。
また、時には、授業中には質問をする様に、促されました。
しかし、それは、我々にとって、基本的に不得意なことです。
それは、何故か・・・? 先生は、発言を奨励している。 というよりもむしろ強制している。
それでも、我々は、話さない、発言しにくかった。
それは、何故か・・・?
それは、原則的に我々は、話してはいけない、自分の考えは言ってはいけない、普段は黙っていろ、
と言う社会全体の風潮が有るからでは無いでしょうか?
誰も、こう言う風に明確に言いません。 しかし、そうだと思います。
年下の者は目上の者の前では、大人しくしているべきだ、と言う暗黙の掟があります。
儒教の悪しき影響だと思いますが、日本社会の深層を脈々と流れている、
地下水のような習慣は、血となり肉となっています。
それを今更、変えようとか、抵抗しようとしても無駄だ。
それが、時と場合によって、急に話せ、話せと言われても、話せないべさ~。
まぁ、人前で話したり、自分の考えを言うと言う訓練としては良いかも知れないが、
少なくとも、それを導く人間は、日本社会の通常状態では無言と言う暗黙の了解を理解しておくべきだ。
最近良く使われるようになった外来語、Presentation プレゼンと言う奴だ。
西洋の学校では、このPresentationを学校で学習するらしい。
やはり、原則としておしゃべりな社会と、無言の社会では、土台が違いますね。
日本で、今日、外であった事を、家でぺらぺら男がしゃべったら、それ自体が余り歓迎されないでしょうね。
そんなこと無いかな・・・? 俺は、そんなことは、出来ないな。
平成16年06月03日(木) 08:40am (NZ time)
■ 不徳の致す処 ■
おはようございます、みなさん。
今日もオークランドは、曇り空です。
また、雨でしょう。
一昨日から、小学生6年生の女の子が友達を殺したニュースが随分と大きく取り上げられています。
昨日小学校の校長が記者会見をして謝っていました。
どうも不可解です。
事件の発生が不可解と言うのではなく、学校の校長が謝ると言う事が解せないのです。
このような事件が起こったとき、関係する組織の長は、大体、世間をお騒がせし申し訳ありませんと言って、
謝ります。
本当に悪いと思って謝っているとは思えません。
本当に悪いと思っていたら、それなりの自決方法があります。
自決方法と言うのは、切腹と言う意味ではありません。
毎回、毎回、このような事件が起こると校長が謝ります。
あぁいう姿勢で有る限り、日本は自己責任の国にはなれない。
今回の事件において学校の責任は、一体何処に有るだろうか?
これは、学校には全く関係ない事件だ。
事件現場がたまたま学校だったと言うだけだ。
子供のあのような感情的な対立をどうして学校が察知できるであろうか?
親でも分からないと思う。
私が、子供の頃、学校であった事は、家では話すべきではないと思っていた。
それは何故か分からないが、兎に角そう思っていた。
私のような、自分の考えを表さない子供だったとしたら、大人は何も察することは出来ないと思う。
在る日、突然、在る同級生に頭に来て、殺したとしても、親や先生は、私の子供としての心情を察することは出来ない。
そう言う場合は、親の過失でも無いし学校の過失でも無い。
しかし、今回の場合も、今まででもいつも学校の不手際があって、責められると言う心の準備をしている。
学校の先生の仕事は、勉強を教えることだ。
それ以外の道徳や倫理など余計な事を子供に勝手に教えるべきではない。
それは、親が自分の子供に教えることだ。
それなのにどうして教師が謝るのだろう?
事件を悼み、不幸を嘆くのは、人間の情として当たり前だけど、学校の影響力の及ばない部分で発生した事件を謝ってはいけない。
事件が学校で発生したと言っても、やると決意した子供は、それなりに考えて、邪魔されないようにして犯行に及んだだろう。
それは、学校の責任では無い。
それなのに、学校の長自ら謝り、あたかも自分達の過失で責められても仕方ないと言う、
責められる準備をしているのは、間違っている。
不徳の致す処。
これは、儒教の教える、人治主義の革命思想そのものだ。
つまり、人徳の無い人間が組織を治めたために問題が起こったなら、その長の人徳が足りないから、他の者が取って代わると言う思想。
こんな、紀元前の思想にまだ囚われている。
しかも、日本社会の深層部にまで浸透している。
恐らく永遠に変わらないと思われる、伝統文化だが頂けない。
個人の自由と相反する思想だ。
平成16年06月02日(水) 08:17am (NZ time)
■ パンツ ■
おはようございます、みなさん。
今日は、ひょっとしたら晴れそうです。
64歳の日本人男性がNZのどこかで行方不明になっていて、捜索中だと、今、テレビで言っています。
銀色のマツダファミリア(NZ名 323)に乗っていたと言うことですが、何事も無ければ良いです。
昨日、私の雑音ばかりの電話回線を調べにTelecomのService manが来ました。
幸いなことに、費用はTelecom持ちでした。
外の電話線ケーブルじゃなくて、家の中の電話線の差込口の内部のワイヤーが腐食していたのか、
錆びていたのか分かりませんが、それが原因だと言って、Telecomのおにいさんが交換してくれました。
そのワイヤーと雨とどう言う関係があるの、とTelecomのおにいさんに聞きました。
すると「Moisture」だ。 と一言。 私は、彼の説明に納得してしまいました。
そんな粗悪素材を使ってるのか、とは露ほども思わず、納得してしまったのです。
恐ろしいことです。 私は、すっかり、Kiwiの歩調になっています。
でも、$81払わずに済んで良かったべさ~!
今は、接続が問題ないですが、次に雨が降ったときが怖いです。
最近日本でパンツと言ったら何を意味するでしょう?
それは、2つ有ると思います。
一つは、古式ゆかしき、下着のパンツ。
殆どの人がはいていると思います。
もう一つは、ズボンの事。
こっちは、殆どの男性がはいています。
女性も結構、はいています。
下着のパンツは、男女に関わらず、はいていると思います。
私にとってのパンツは、前者のみです。
後者は、ありえません。
勿論、日本でもズボンの事をパンツと言い出しているのは、重々承知しています。
しかし、それが納得できないのです。
ですから、ズボンの事をパンツと言われると非常に困惑します。
と言うか、パンツ = 下着 ですから、直ぐ、下着と受け取ります。
それがズボンだったら困ります。
因みにパンツ = Pants = ズボン と言う図式は、アメリカ語です。
イギリス語でPantsと言ったら、我々が慣れ親しんできた、意味、つまり下着のパンツになります。
アメリカ語で、下着のパンツは、Underpants。
イギリス語のズボンは、Trousers。
Pants = ズボン と言うアメリカ語は、どうも品がありません。
ニュージーランドは、元々イギリス語だったのですが、やはり、アメリカ語に毒されてきています。
NZでもPantsがズボンを意味することも有るようです。
折角、イギリス語を主体としてきたのに、とても残念なことです。
日本は、もう、それはそれは、アメリカ語一色に塗り固められています。
日本人は、どうしてそんなにアメリカが大好きなのでしょう・・・?
私には、到底理解できないことです。
例えば、英語の綴りでも、劇場のことを、「Theater」と日本では綴ります。
しかし、イギリス語では、「Theatre」です。
「Center」は、「Centre」です。 「Color」は、「Colour」です。
私は、イギリス語のファンです。
それは、何故か? 特に意味は、ありませんが、アメリカに対する反発が大きいと思います。
何でもかんでも一人勝ちと言うのが、好きでありません。
世間が何かに一色になると言うのが気に食わない。
日本は、アメリカそのものです。 何でもアメリカの真似をしています。
それが格好良いと思っている節が有るので、如何ともし難い。
99%が同じ方向を向いて、同じ所に集まると、平衡が保てません。
人好き好きですね。 貴方は、貴女の好きな言葉を使ってください。
私は、私の言葉を使います。
私は、出来るだけ、イギリス語を使い、アメリカの影響から逃れたいと考えています。
日本の学校で、しつこく強制された、「Often」= オーフン、じゃ無くて オフトゥン。
映画もアメリカ映画ばっか。
これは、私の祖父母から聞いた話ですが、
昔の日本では、フランス映画、イタリア映画、イギリス映画が、結構放映されていたそうです。
私が物心ついた頃は、日本は、アメリカでした。
祖父母から聞いた話ですと、イタリア映画の「ひまわり」は、とても良い映画だったと言う事です。
祖父母から聞いた話ですと、フランス映画の「死刑台のエレベーター」は、とても良い映画だったと言う事です。
「ひまわり」の監督は、ヴィットリア・デ・シーカです。 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マルトロヤンニ主演です。
「死刑台のエレベーター」の監督は、ルイ・マルです。 マイルス・デイヴィスのトランペットが良かったです。
全て、祖父母から聞いた話です。
「刑事」も良かったなぁ~。 アモーレ、アモーレ、アモーレ、アモレミーヨ ♪と言う主題歌、「死ぬまで愛して」、
って知っていますか?
「自転車泥棒」は、余りにも哀しいイタリアだった。
映画と言えば、「椿三十郎」ですね。
黒沢映画の最高傑作です(祖父母評)。
この映画を見て泣かないで居られる人は、居るだろうか、と言う映画、
それは、松本清張 原作、野村芳太郎 監督、の「砂の器」です。
「砂の器」は、色々映像化されていますが、野村芳太郎 監督の作品に限ります。
それで、今日の主題は、何だったんでしょうか?
何でも良いのです。 気まぐれです。
平成16年06月01日(火) 12:45pm(NZ time)
■ 19世紀のインフラ ■
おはようございます、みなさん。
今、外はまだ暗いです。
日本の内地は、昨日記録的な暑さだったと言うことですが、皆さん、体調を崩しませんでしたか?
いきなり夏になったり、また、平常に戻ったりと変化が激しいようですので、大事にしてください。
melma!blogには書いたのですが、昨日、Telecomに電話しました。
そうしたら、何と奇跡が起こりました!
ロボット(録音)の後、直ぐ、人類が出て、予想通り、技術班に変わるから、待てと言われましたが、
技術班の人類も直ぐ出たのです。
私にも漸く運が向いてきたようです。
症状を言って、今日、TelecomのService Man(工事の人間)が来ることになっています。
しかし、電話の接続の問題が、Telecomの問題でなかった場合は、
診断料として$81、私が負担になるそうです。
Telecomの問題だったら、勿論、無料です。
試しに、大家さんの家のInternet接続の状態を見せてもらいに行きましたが、正常でした。
今日、Telecomが来るとなったら、接続は、正常に機能しだしました。
昨日から、雨が上がっているせいだと思います。
それにしても、雨が降ると、電話線の通信に雑音が入り、速度が遅くなったり、通信が頻繁に切断すると言うのは、
一体どういう関係なのか、全く理解できません。
やっぱ、19世紀のインフラ(Infrastructure 地下基盤)なのかも知れません。
ニュージーランドは、今、秋なのか冬なのか、良く分かりませんが、毎日雨ばかりです。
オークランドの冬は、毎日雨と相場が決まっています。
日本の秋は、紅葉が大変美しいですが、NZの秋では、紅葉が楽しめると思いますか?
どう思います?
木の葉っぱが赤くなったり、黄色くなったりする日本の秋は、大変情緒があって美しいです。
四季の移り変わりを愛でる気持ちも自然に湧き上がって来るのは、人間の情だと思います。
木の葉っぱが黄色くなったり赤くなるのは、葉っぱが枯れ落ちる前触れです。
何故、日本の木々の葉っぱは、冬になると枯れ落ちるのか・・・?
それは、雨が殆ど降らなくなって、水分の蒸発を出来るだけ防ごうと言う、木という植物の意思表示だと思います。
気温が零度近くになっても雨が沢山降っていたら、日本の木々の葉っぱは、紅葉しないと思います。
もう答えは、お分かりと思いますが、秋でもオークランドの豊かな緑は、黄色くなったり赤くなったりしません。
そもそも、冬でも気温は、日本の内地ほど下がりません。
その上、雨が多い。
オークランドの冬の気温は、日中だと、10℃くらい有ります。
最低気温でも零度になることは、まずありません。
そう言う訳で、オークランドでは、雪が降りません。
南島の南部では、時々雪が降ります。
それでも、裏日本程に比べたら、ほんの微々たる量です。
クライストチャーチでも、殆ど雪が降りません。
1年に数回降れば良い方です(良い悪いの問題では、無いが言葉の彩という奴です)。
そう言う訳で、オークランドの秋から冬にかけては、紅葉がありません。
オークランドの冬は、日本の内地のそれよりも暖かいと言っても、気温は10度以下に下がりますし、
零度近くになることもありますので、それなりに寒いです。
一般的に、オークランドが冬の時、家庭の中は、凄く寒いです。
Kiwiは、脂肪が厚いですので、我々ほど寒さが身に堪えません。
ですから、余り暖房を点けずに乗り切ってしまう家も多いのです。
日本から来た人がホームステイなどをしても、家の中に暖房も無い寒い部屋で、
薄いかけ布とベッドカバーだけで寝て居て寒いと言う話を良く聞きます。
電気代が高いと言って、電気ストーブは、使わせてくれないし、ガスは、家に来ていない所が多い。
ガスが通っていても、使わせてはくれないでしょう。
そうするとガスボンベのストーブしかないが、ガス(LPG = Liquified Petroleum Gas 液化ガス)は、
ガソリンスタンドまで行かないと注入できない。 その為には、車が必要だ。
車の無いワーホリの若い人達にとっては、辛いかも知れません。
[PR] 株式投資