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気まぐれ草紙古文書館 - July 2005.

当ページを立ち上げた日 平成17年08月01日(月)

平成17年07月31日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ オムニバス Omnibus ■
おばんです、みなさん。  今日の日曜日如何お過ごしでしたでしょうか?  日本の内地は、相変わらずの暑さだったのではないかとお察し申し上げます。  オークランドは、寒いです。  寒いと言っても冬としては、寒いほうには入りません。  暖かい方です。  でも毎日必ず1度は、雨が降ります。  今日もパラパラでしたが降りました。
今朝、私の友人がE-mailをくれました。  NZ Heraldの市民投稿記事を紹介してくれました。  以下がその文章です。
The Chief Accountant
ASB
Dear Sir,
Several years ago one of your ATMs graciously spat out an extra $100 which I gratefully accepted at the time as I was a bit skint. However, I am now in a position to repay the error together with some interest. Enclosed please find $140.
Sincerely,
Grateful client
Repaid: Karen Hill-Male works in the Finance Department of the ASB and this week received this letter along with $140 cold hard cash. The windfall has been donated to Starship.
数年前、ある人がASB BankのATMで現金を引き出したら$100余分で出てきたそうです。  その時、その人は文無しだったのでそのまま頂戴しました。  そして今利息をつけて$140にして返金したと言うお話です。  この手紙と現金を受けとったASB Bankの財務課のKaren Hill(男性)は、*Starshipへそのお金を寄付したそうです。  *Starshipと言うのは、ニュージーランドの少年養護の為の施設の名前らしいです。
今日、大家さんの奥さんが私のFlatに来ました。  日本は、どうでしたかとか色々聞かれました。  彼女は、大学で4科目(4 Papers)をパスして良かったと言って喜んでいました。  又、これから韓国人経営の会社に勤めると言っていました。  そして彼女は、最後に言いました。  窓を開けてくれないかと言う事です。  Condensationを除去する為と言う事です。  窓に付いた水滴の事をCondensationと言うらしいです。
今日、大家さんの長女(高校生15~16歳)と次女(中学生14歳)が私のFlatにやって来ました。  にこっと笑顔を作り、こんにちは~ と私に挨拶しました。  私も同じように和やかに挨拶を返しました。  そして彼女たちは、私に聞きました。  煙草の買え置きはありますか?  うん、あるよと私は答えました。  1箱売って貰えませんかと$10札を見せながら彼女たちは言いました。  いいえ、それは出来ませんと私は答えました。  彼女達は、明らかに落胆した様子を見せて帰っていきました。
今宵があなたに取りまして素敵な日曜の夜になる事を願っています。

平成17年07月30日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ ニュージーランドの政策金利6.75%に据え置き ■
おばんです、みなさん。  と言ってももう31日の朝ですが。
昨日も記事を書くのをサボってしまいました。  毎日毎日、約100人前後の常連の方がここへ足を運んでくれます。  それらの方には、大変申し訳なく思っております。  最近どうも筆が進みません。  又、直ぐ以前のように滑らかな調子に戻りますので心配無用です、はい。
7月28日ニュージーランド準備銀行(RBNZ = Reserve Bank of NZ)は、政策金利を現行の6.75%に据え置きました。  景気低迷の不安の中、インフレ抑制の手を緩めないと言う事です。  景気が落ちてインフレの懸念があると言う事は、日本では、数十年前に起こった現象です。  どうも解せません。  勿論、数十年前の日本と今のニュージーランドの経済状況は、違います。  どのように違うか・・・?  分かりません。  ただ、違うだろうと思うだけです。  今夜は、これにてごめん。

平成17年7月29日は、サボりの為記事がありません。  何卒宜しくご了承願います。

平成17年07月28日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ NZ9月総選挙 / 記帳簿荒し ■
おばんです、みなさん。  と言ってももう29日の朝ですが。
9月にニュージーランドでは総選挙が行われます。  現在の政権は、労働党(Labour Party)を中心とした連立政権です。  私がニュージーランドに来た約8年前は、国民党(National Party)を中心とした連立政権でした。  ニュージーランドの総選挙は、3年毎に行われます。  今回の選挙は、私がニュージーランドに来てから3度目の選挙になります。  3年 x 3回 = 9年 と計算すると、それじゃ私が9年間ニュージーランドに居るのか?  と思うかも知れませんが、そうじゃありませんよ。  2005年、2002年、1999年の3回です。  私がニュージーランドに来たのは、1997年の事です。
私の国籍は、日本です。  でもニュージーランドの永住権を持っていると選挙権が与えられます。  ですから選挙に行きます。  現在の労働党政権は、2期6年間政権を維持しました。  しかし、今回の選挙では国民党がかなり巻き返していますので難しいと思います。  ニュージーランドとか英国の近年の労働党は、共産主義を目指している訳ではありません。  数十年前は、真面目にマルクス主義を信じて共産主義を目指していたと思います。  西欧社会の社会党とか労働党は、早々にマルクス主義とは決別しています。  資本主義の枠組みの中で労働者の立場を守る事を目指します。
労働者とは、何者か・・・?  不思議な言葉です。  働いている人は全て労働者のはずです。  社長さんも専務さんも常務さんも部長も課長も係長も主任も平社員も皆、働いています。  工場労働者や土木作業員や土方や人足だけが労働者では無いはずです。  お坊さんも働いている、政治家も働いてる。  キャバレーの客引きも働いてる。
しかし、一般的に労働者と言った場合は、肉体労働者や単純労働者を意味するのだと思います。  恐らくプロレタリアートの和訳では無いかと思います。  昔は、労働者の権利を擁護する政治団体は、どれもこれもマルクス主義と直結していました。  労働者対資本家と言う単純な図式で分かり易かったのだと思います。  実際は、そんな単純な線引きなど出来ないのですが、何故か労働者とマルクス主義=共産主義と結びついていた。
今朝、「初めての方の記帳簿」に中国から荒しが進入しました。  本当に嫌な奴らです。  それで防衛策を取りました。  下記の条件を全て満足していないと記帳簿には入室出来なくしました。
1.JavaScriptを有効にしていること。
2.Cookieを有効にしていること。
3.「ニュージーランドドリーム」か又は「気まぐれ草紙」のいずれかのページから入室する事。
JavaScriptって、何?  Cookieって、何?  と思われた方は、何もしないでそのまま入室できるはずです。  JavaScriptやCookieの設定を変更している人は、それらの知識を持っている人なので意味は、知っているはずです。  JavaScriptやCookieの意味を知らない人は、普通それらの設定を変更しません。  変更しない状態 = 初期状態 ですと普通は、どちらも有効になっていますので心配要りません。  このHPの記帳簿は、実際はBBS(掲示板)です。  私は、掲示板と言う奴が嫌いなので記帳簿と言う名前にしています。  何故私が掲示板が嫌いかと言うと、如何ともし難いろくでもない奴が必ず出現するからです。  蛆虫(うじむし)のような奴らです。  意味も無く人の悪口を言ったり、揚げ足を取ったり、人の気分を害す事を目的に書き込みする奴です。
インターネットの世界では顔が見えません。  実名も分かりませんし住所や職業も分かりません。  現実生活での欲求不満や抑圧感を架空世界で素性が分からない事を良い事にうさ晴らしをするのだと思います。  私は、そう言う連中と係わり合いになりたくないので掲示板へ行く事は滅多にありません。  特に何か調べ物が有る場合は、行く事があります。  私は、2002年のワールドカップサッカーの時、Yahoo掲示板へ毎日行きました。  それが楽しみでした。  そしてテレビで試合を見ていました。  しかし、そこには、必ず人の気分を害する事を目的にして書き込みをする奴が居ました。  そしてそんな蛆虫(うじむし)みたいな奴をまともに相手にして口論している生真面目な人も居ました。
それと変なHPアドレス(URL)を貼り付ける奴も必ず居ます。  今回このHPの記帳簿に現れた中国からの荒しは、HPアドレス貼り付けのタイプです。  Googleである言葉を検索して来ています。  その画面を見ると簡体中文の中国語表示のGoogleです。  今度同じように検索してGoogleや他の検索エンジンから直接記帳簿に入ろうとしても拒否されます。  私は、あなたを拒否している訳ではありませんからあなたは、どうぞ入室して下さい。  あなたは、歓迎しますよ。  今日と言う日があなたに取りまして充実した金曜になる事を願っています。

平成17年07月27日(水) 10:04pm(NZ時間)
■ ふるさとオークランドへ ■
おばんです、みなさん。  私は、我がふるさとオークランド、我が祖国ニュージーランドへ戻ってまいりました。  それは、昨日の出来事です。  昨日この気まぐれと天気予報と為替相場の記事も更新するつもりでしたら、面倒になり直ぐ寝てしまいました。  全国6千万の愛読者の方、めんご。  オークランドは、涼しくて良いですね。  日本の内地のアフリカ牲熱帯雨林気候には、本当に参りました。  生まれた時からあの気候に慣れている内地の人は、平気かも知れませんが私は、北海道の道東で生まれ育ったので汗腺の穴が余り開いていません。  ですから耐えられないのです。  いや~ ほんまに参った。  あの気候は、どう考えてもお変しい。  どこかが間違っていると思います。
それにしても私は、余程疲れていたのか睡眠不足だったのか、或いはその両方だったのか、今日びっくりするほど寝ました。  昨日は、家に帰って来て、ちょっと荷物の片付けをしてPCを繋いでそれで直ぐ寝ました。  記事の更新もしないで。  そして今日目覚めたら、何と12時間も寝てしまいました。  涼しい気候で熟睡できたんだと思います。  それにしても12時間寝れるというのはやはり若さです。  人は、歳を取ると余り寝れなくなると良く聞きます。  私にもいつかそんな時が来るのでしょうか?
7月17日の気まぐれで書きましたので皆さん良くご存知と思いますが、私の飛行便がAir NZからJALに変更になりました。  Air NZのストの為です。  JALに乗るのは、本当に久しぶりの事です。  10年ぶりくらいかも知れません。  関空に着き、乗船手続き(ハイカラな言葉で言うとチェックイン)をしました。  関空の雰囲気がどうも変です・・・。  高校生風の子供達が沢山居るのです。  まさか、彼等も私と一緒に豪州(ハイカラな言葉で言うとオーストラリア)行きの同じ便でないべなぁ~と恐れていました。
搭乗手続きをする際、通路側の席をお願いしますとJALのおねえさんに頼みました。  するとおねえさんは、ハイ分かりましたと言ってしばらく端末の鍵盤(ハイカラな言葉で言うとキーボード)を叩いていました。  ややして、私は、おねえさんに聞きました。  混んでいますか? と。  するとおねえさんは、ハイかなり混んでいますとのお言葉。  えっ?!  ひょっとして修学旅行の高校生もこの便ですかぁ~?!  って私は、露骨に嫌な顔をして言いました。  するとおねえさんは、いえ全般的にこの時期は混んでおりますとのお言葉。
そして漸く私の席が取れた様子でおねえさんは、私に言いました。  席が大変混み合っておりますのでビジネスクラスのお席をご用意させて頂きましたとのお言葉。  左様か、かたじけないと言い私は、快く納得しました。  そして、搭乗門(ハイカラな言葉で言うと搭乗ゲート)へ行くと いや~ 居る居る、高校生の団体が所狭しと待合室に溢れかえっています。  やっぱし同じ便だったのかと思いました。  いや~ ビジネスで助かったと思いました。  そしてしばらく待って飛行機に乗ると、あれ・・・?  これって、ファーストクラスでないかい。  そうです。  ビジネスじゃなくてファーストクラスでした。  座席は、ゆったりでサービスは、行き届いて至れりつくせりでした。
こうして私は、豪州のBrisbaneまで快適な空の旅をしました。  食事は、とても美味しかったです。  食事中メニューから日本酒2本を注文しました。  そして食事が済み、足乗せの台を出してそのままBrisbaneまで8時間近くぐっすりと寝ました。  全く疲れませんでした。  しかし・・・
Brisbaneにはきちんと関門が用意されておりました。  人生楽あれば苦あり。  七転び八起き。  塞翁が馬。  最初からの予定でしたが、BrisbaneまではJALで、Brisbaneで4時間少しの待ち時間がありそれからQantasでオークランドまで飛ぶ予定でした。  ところがです。  4時間待つのも大変なのに2時間近くも遅れると言う館内放送(ハイカラな言葉で言うとアナウンス)です。  やっぱそうかと思いました。  外国の飛行機は、遅れるのはごく当たり前です。  大抵がEngineering problemです。  Engineering problemと言うのは、機械的な問題です。  普段保守整備をやっていないのかどうか不思議ですが、外国の飛行機は、飛ぶ直前になって機械上の問題が見つかります。  まぁ、それは如何ともしがたいので待つしかありません。
ところがです。  さて、インターネット接続するところを探そうと思い館内(ハイカラな言葉で言うとロビー)をあちこち歩きました。  無い・・・!  変だ。  まさか、今時インターネット接続の設備を用意していない空港があるだろうかいやあるはずがない!  と思い空港の人間に聞きました。  ところが私の恐れは的中しました。  驚くべきことにBrisbaneの空港には、インターネット接続の設備が無いのです!!  まぁ、呆れたべさ。  オークランド空港でもあるよ。  豪州は、まだ20世紀初頭かい?
でもオークランド空港まで出迎えに来てくれる人が居るので何とか連絡しないといけない。  館内放送では、「Please do not hesitate to ask airport staff.」とまぁ、一応形だけは言っている。  その形に中身をつけてもらおうと思い、空港内の案内所らしき場所を探しましたが、無い・・・。  それじゃ、Airport Staff(空港職員)ってその辺に居るそれらしき人に聞くしかないと思い聞きました。  これこれの事情でどうしてもインターネット接続が必要なので貸せと言いましたが無いの一点張り。  これは、言っても無駄だと思い、Qantas Clubへ行きました。  これは会員制のラウンジです(従来の言葉で言うと何と言うのでせう・・・? 娯楽室か・・・? くつろぎの場か・・・? 分からん)。  そこの受付のおじさんにこれこれの事情でインターネット接続が必要だと言うと、そうですかそれじゃこちらへと言って、受付カウンター内のPCを貸してくれました。  そのPCからE-mailを打ち何とかなりました。  いっそのこと、それではご出発までQantas Club内でごゆっくりとおくつろぎ下さいの一言があったとしても私は、文句は言わない。  でもその一言が無かった。  あのおじさんは、感じの良い人で対応も良かったが、それにもう一つ私に対する特別な配慮と言う気持ちを持てるようになると一流のConsiergeとして大成すると思います。
それにしてもBrisbane空港よくもここまで徹底して懐古主義を貫いていると驚きました。  外部との連絡手段は、公衆電話のみです。  空港案内所も無い。  懐古主義の良いところもありました。  喫煙所があったのです。  以前、7~8年ほど前、Air NZのオークランド行きに乗ると、殆どがBrisbane経由でした。  最近のAir NZの飛行機は、Brisbane経由が無くなりました。  約7年ぶりくらいでBrisbaneで降りたのですが、昔は、喫煙所がありました。  今もあるだろうと思い、乗り換えカウンターの手続きに行く途中の空港職員に聞きました。  どこかで煙草を吸えますか? と。  すると無いという返事。  えっ?!  前は、あったよと言うと今は、無いと言う返事。  そんな馬鹿な言は、無いべと思いました。  このおっさんの言う事は信用出来ないと思い、昔の記憶を辿り探すとやはり喫煙所が前のままありました。  まぁ、Aussieですからその辺は、察しが付きます。  相手の言う事をまともに信用していたらとんでもない事になります。  海外を旅行中に信じれるのはあくまでも自分だけです。  一応関係者に質問する。  そしてその答えが変だったら、こいつは、信じられないと断定し自分の信じる道を進む。  そして変な奴とは係わりになる時間を出来るだけ少なくして切り上げる事です。  これ以外にありません。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。

平成17年7月26日は、サボりの為記事がありません。  何卒宜しくご了承願います。

平成17年07月25日(月) 05:56am(日本時間)
■ 内地の学校 ■
おはようございます、みなさん。  今日も爽やかな朝が日本にやってきました。  又、明るい未来に向かって今日も生きる喜びをかみしめようと思います。
今日私は、長男の学校へ行きます。  3者懇談に出席します。  子供を見ていると私は驚きます。  何故なら夏休みに入っても学校へ行っているからです。  夏休みとは言っても、実際には夏期講習があり毎日学校へ行き勉強しています。  夏休みの間、学校へ行かないのは、ほんの2週間くらいのようです。  勉強する教科も受験に焦点を合わせて、文部省が規定しているカリキュラム(日本語なんと言うのか分かりません)を修正しているようです。
私は、生まれてから高校まで道東で過ごしました。  受験勉強などは、完全に本人任せでした。  学校が強制的に生徒たちに受験勉強をするような体制は皆無でした。  夏休みになったら生徒達は、完全に休みでした。  クラブ活動をしている人間も夏休み中は、殆ど学校へは行かずに遊びほうけていました。  遊ぶと言っても特に何もしないのですが、ただ牛のように呆然と過ごすだけでした。  特に悪い事もしない代わりに良い事もしない。
ところが私が今住んでいる地域の学校は違います(関西)。  勉強もクラブ活動も夏休みなどとは、無縁のようです。  先生も生徒もかなり気合が入っているのでしょう。  先生達が子供たちを勉強するような方向へ仕向けています。  最初私は信じられませんでした。  夏休みにどうして学校へ行くのか・・・?
これは、時代の差ではなく地域の差だと思います。  何故なら私と同年代の人達も私の子供と同じように休む暇無く夏休みでも学校へ行っていたらしいからです(内地の人)。  あぁ~ 皆こんなに必死になってやってきたのかと思いました。  勉強でもスポーツでも、何をやっても差がつくはずです。  私の居た高校では、勉強もスポーツもどちらも全く冴えませんでした。  今考えると当たり前だと思います。  都会の子供たちは、こんなに必死になって勉強もクラブもやっているのですから。
勿論、どっちが良いとか悪いとかと言う問題ではありません。  物事は全て良い面と悪い面があります。  若し、私が高校生の頃、今の子供の学校に転向して来たなら、息が詰まって呼吸困難に陥ったかも知れません。  でもそれに慣れたら、それ程苦痛を感じなくなるでしょうね。  生まれた家庭や土地などによって人の人生は、ガラッと変わったものになるかも知れません。  そこには、何かの力が働いているような気がしてなりません。  もうそろそろ、おとうさんやおかあさんも夏休みの時期ですね。  暑さと人ごみに負けないで楽しい夏休みをお過ごし下さい。

平成17年07月24日(日) 5:30pm(日本時間)
■ 道東の寒い夏 ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、それ程暑くありません。  とても良いことです。  この調子で居てくれたら良いと思います。
しかし・・・  今日道東の私の家に電話して話したら、寒くてストーブを焚いていると言う事です。  日中の最高気温は、15度前後で夜になると10度以下になり寒くて仕方ないと言う事です。  全く信じられないことです。  私は、少年時代ずっと道東に居ました。  ですから道東の夏が寒いことを分かりすぎるほど分かっています。  寒い夏。  灼熱地獄の内地に居ると少年時代に過ごした道東の寒い夏が頭の中の記憶として残っているだけで実感出来ません。
日中の気温が15度前後で夜10℃以下なら今真冬のオークランドと丁度同じく位です。  たった今、今日の天気のページのデータ(純正の日本語で言うと数値か・・・?)を更新しました。  オークランドは、今日も又、雨ですが気温は、最高15度、最低9度です。  オークランドは、夏それ程暑くなく湿度も余り高くありませんので爽やかな夏です。  冬は、雨が多いのが難点ですが日中の気温は、大抵10度を超えます。  ですからオークランドは、年中温暖でとても過ごしやすい気候です。
それに比べて、日本の道東は、可哀想です。  ちょっと不公平(ハイカラな言葉で言うとアンフェアー)だと思います。  夏が余りにも寒いので動植物がおがりません。  私は、子供の頃、ザリガニを見たことがありませんでした。  私が生まれて初めてザリガニを見たのは、子供が幼稚園(関西)へ行くようになってからです。  子供の幼稚園で生まれて初めてザリガニを見て感動し自分で捕まえたいと思いましたが、その思いを成就しました。  10年ほど前に近くの川で一匹捕まえた経験があります。  道東には、カブトムシも、勿論居ませんでしたが、お祭りの時に香具師が売っていたので見たことがあります。  でも自然の中のカブトムシを見たことがありません。
ゴキブリも勿論道東では、見たことがありませんでした。  私が生まれて初めてゴキブリを見たのは、高校2年生のとき、修学旅行で京都へ行った時でした。  京都の修学旅行旅館での出来事でした。  それは、余りにも衝撃的な出来事でした。  ある夜、ある部屋で大勢の生徒が輪になって大騒ぎしていました。  人の輪の中心には、ゴキブリが居ました。  皆の驚きはとても大きかったです。  私もとても驚きました。  こんな気持ち悪い虫が居るのかと思いました。  でも最近は、ゴキブリも北海道進出を果たしたと聞いた事があります。  北海道と言っても西と東は、随分と違いますので誤解しないで下さいね。  札幌とか小樽とか函館とかは、道東と全く違って夏は、暑いですし、カブトムシもザリガニも居るらしいです。  ゴキブリも居るらしいです。  暑い夏から脱出して涼しいところへ行きたい方は、道東へ行く事を強くお勧めします。  でも、寒いですのでオーバーを持って行って下さい。

平成17年07月23日(土) 11:59pm(日本時間)
■ 米をとがないで炊く ■
おばんです、みなさん。  今日は、日中凄く暑かったですが、夜は涼しくなりました。  一体どういう風の吹き回しなのか珍しい事ですが嬉しいです。  毎日これくらいなら助かります。
先日Kiwi(ニュージーランド人の事を愛着を込めてこう呼びます)の台所の食器洗い方式について解説しました。  今回は、米の炊き方です。  Kiwiと言うよりも日本人以外と言った方が良いと思いますが、日本以外の殆どの国では、米をとがないで炊きます。  水をジャーっと入れてそのまま炊きます。  実は、この事実を私が知ったのは、シンガポールに居た時でした。  シンガポールでその現場を目撃したときは、大きな驚きでした。  しかし、後になって考えました。  きっと米をといで炊くのは日本人だけだろうと。  私の推測は、ほぼ正解でした。  私の知り合いの白人のKiwiも米をとがないで水ジャー方式を採用している現場を目撃しています。  ただ一つの例外は、韓国人です。
韓国では日本と同じようにジャポニカ米(Medium Grain = 短い米)を食べますし、米をといで焚くようです。  それは、オークランドの韓国料理店へ行くと分かります。  韓国料理店では、日本料理店と同じような米を出します。  その他のアジアの国では、インディカ米(Long Grain = 長い米)を食べます。  インディカ米は、臭いが強烈で細長くパサパサした米です。  15年くらい前に日本が旱魃になって凶作になったときにタイから輸入したのを憶えている方も多いでしょう。  あの米です。  昔は、外米と呼んでいました。
西洋人でも米を焚いて食べる人が居ます。  余り居ませんが。  西洋人の主食は、何かと言う質問を良く受けますが、主食は、ありません。  つまり、日本人の主食はご飯ですが、それに相当する主食が無いと言っても間違いではないと思います。  勿論パンを食べる事がありますが、毎食パンを食べる訳ではありません。  肉と野菜と芋と言う場合が多いと思います。  敢えて言えば肉が主食かも知れません。  草履のような大きさで何cmも厚みがある肉を食べます。  どの民族も食事に必ず主食があるとは限りません。  主食の無い民族が居ても違法ではありませんので責める事は出来ません。  芋(potato)やとうきび(Maize)を主食とする民族は、結構居ます。  ニュージーランドのマオリ人は、Kumaraと呼ばれる芋を主食としていたようです。  Kumaraは、薩摩芋です。  今宵があなたに取りまして素敵な土曜日の夜になる事を願っています。

平成17年07月22日(金) 11:59pm(日本時間)
■ 日本は永遠に不滅です ■
おばんです、みなさん。  暑いときに暑いと言うのは、無粋です。  しかし、暑い。  日本の内地の暑さは、やや異常だと思います。  アラブや中央アジアの辺りの暑さに比べるとまだましかも知れませんが、それにしてもちょっと行き過ぎです。  私は内地の夏をいつもアフリカ性熱帯雨林気候と言っています。  外国人から日本の夏の気候は、どうですか?  と聞かれるとアフリカと同じですといつも答えます。
日本に居ると憂鬱になる社会記事が沢山ありますね。  鉄橋工事入札の談合事件を裏で操作している役人と元役人(退官後民間企業や特殊法人に天下っている人間)や更にその裏に居る政治家(政治家は、表に出てきていない)、アスベスト被害、郵政三事業民営化法案の参議院での決戦前夜の攻防、その他驚くばかりに多い殺人事件や奇怪な犯罪。  防衛に絡んだミサイル迎撃法案の可決。  談合事件やアスベスト被害などは、今まで通りの法則(ハイカラな言葉で言うとセオリー)に則った日本の構造上の問題を余すところ無く如何なく発揮しています。  今までの歴史と伝統に則ったお粗末極まりない人災ばかりです。  人の意思で解決できる問題ばかりです。  私は、昔から言ってきました。  日本は、永遠に変わらない。  その予言は、将に正しいと言わざるを得ません(極めて残念ながら)。
しかし、何十年も同じ形態の問題を良くもこれでもかこれでもかと繰り返すその心意気に私は、深く感心します。  まぁ、ほんま良く国民の足をこれでもかぁ~ これでもかぁ~ と思いっきり引っ張り続ける事ができるもんです。  日本は、科挙制度と普通選挙を廃止して、江戸時代のように世襲制に戻した方が良いのかも知れません。  現在の徳川家の総本家の家長に政治をお願いしたら日本は、良くなるかも知れません。  もう薩長連合も徳川家に対して反対しないと思います。
それにしてもやはりと思ったのがミサイル攻撃に対する迎撃を認める法案です。  日本には、軍隊があります。  自衛隊は、軍隊です。  しかし、憲法では、認められていない軍隊です。  つまり憲法違反の軍隊が存在しています。  人は、思うかも知れません。  日本には自衛隊があるから他国から攻撃されたら、守ってくれると・・・?  しかし、そんな事はありませんよ。  自衛隊と言うのは、武器を持っているだけで使う事は出来ません。
つまり、自衛隊は、敵を攻撃することを許されていません。  法律でがんじがらめに縛られていて、戦う事が出来ない軍隊それが自衛隊です。  極論を言うと、どこかの国から攻撃されて、日本国民が殺戮されるまで反撃できない仕組みになっています。  攻撃されそうな気配を察知して先制攻撃などはもってのほかのこんこんちきです。  一言で言うと自衛隊は、飾りです。  箱入り軍隊です。  大事に綺麗な箱に入れられて、実際に使う事はあり得ません。
昔から有事立法の議論を始めただけで、大声で大反対する団体が沢山あります。  つまり、自衛隊を箱の中に押し込め続けようとする人たちです。  しかし、実際に万一日本が攻撃され、殺される段になってあの人たちは、喜んで犠牲になるのでしょうか?  爆弾やミサイルは、人の区別がつきません。  あっ あの人は、良い人だから殺さないとか あっ あの人は、悪い人だから殺すとか、見分けがつかないと思います。  恐らく。  老若男女平等に殺されます。
今頃ミサイル攻撃された場合の迎撃を認める法案が可決したと言う事は・・・?  戦闘機で爆撃された時は、反撃してはいけないからそのまま死ねと言う法律があるやもしれません。  いや、恐らくそうだと思います。  箱入り軍隊ですから兎に角、戦闘用ではないのです。  災害救助専門です。  勿論スパイ組織などあるはずがありません。  そうすると情報もありません。  そうすると他国の動きなどは、レーダーなどの機械情報のみに頼るしかありません。  人の動きや行動や考えている事を察知する事などは、無理です。  そうするとアメリカにおんぶに抱っこです。
いや~ 怖いです。  戦争などは、勿論あってはならない。  でも現実には、世界では戦争ばかり。  戦争大好き国家や武器販売の優秀なセールスマンや工場を大量に抱えた国家が世界を先導しています。  さてここで問題です。  それらの国の名前を挙げてください。  とは、行きません今日は。  そんな気になりません。  以前の記事で書きましたので、お手数で大変恐縮ですが、古い記事(ハイカラな言葉で言うと過去ログ)を探して読んで頂けますか?  武器セールスマンとか何とかと言う題名のはずです。

平成17年07月21日(木) 02:34pm(日本時間)
■ 下駄の鼻緒 ■
こんにちは、みなさん。  暑いときに暑いと言うのは、無粋です。  しかし、暑い。  日本の内地の暑さは、やや異常だと思います。  アラブや中央アジアの辺りの暑さに比べるとまだましかも知れませんが、それにしてもちょっと行き過ぎです。  私は内地の夏をいつもアフリカ性熱帯雨林気候と言っています。  外国人から日本の夏の気候は、どうですか?  と聞かれるとアフリカと同じですといつも答えます。
私は、10数年前に買った下駄を持ってます。  ちょっと外へ出る時など下駄を履きます。  下駄を履いた後、足にぶつぶつが出て痒くなります。  どうやら長年、下駄箱に放置しておいたので鼻緒に虫が住み着いたようです。  それで私は、黙って相手のなすがままに任せない事に決めました。  昨日、日向に下駄を晒して置きました。  その後、下駄を履いても足は、痒くなりませんでした。  太陽さんは、私の下駄に長年住み着いた虫さんを退治してくれたようです。  これで一件落着です。  今夜はこれにてごめん。

平成17年07月20日(水) 11:59pm(日本時間)
■ Glenfieldの売春宿摘発 ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、暑かったです。  先週と先々週雨が少し降りましたが、あれで梅雨は、終わったのかもしれません。  雨よ降れ~!! (オークランドの方ごめんなさい)
昨日入れ替えした「初めての方の記帳簿」に初めて書き込みをしてくれた方が居ます。  madrayさんと言う常連の方です。  彼とは、もう随分と長い付き合いになります。  もうかれこれ36年くらい経つかも知れません。  口火を切ると言うのは、中々気が引けることですが、良く思い切って投稿してくれました。  ありがとうございます。  尚、最初からご案内の通り、豪華商品は、一切用意しておりませんが、madrayさんには、溢れんばかりの賛辞と賞賛の声が注がれました。  とても幸運な方だと思います。
今日のNZ Heraldに「Raid believed to be first under brothel bylaw」と言う記事がありました。  売春条例を適用した初めての摘発と言う意味合いだと思います。  数ヶ月前のこの気まぐれで私は、ニュージーランドでは売春が合法化されていると書きました。  1~2年前に合法化されたらしいです。  売春条例が解禁されて以来、市当局が強制力を使ったのは、初めてだろうと言う事です。  オークランド郊外の家が捜索されました。
警察、保健省、移民局、歳入局とノースショア市当局が共同捜査でGlenfieldのもぐりの売春宿を摘発しました。  ノースショアですから私の家から近いです。  それにしても移民局も参加しているのが面白いですね。  事前にある種の情報を察知していたと言う事でしょう。  まぁ、大体どこの国の人間がやっていたか、推測に難くありません。  新聞によれば、売春の営業地域は、限定されているそうです。  又、新聞には、2年前に解禁されたと書いています。
それにしても面白いのが色んな省庁や地方自治体当局が合同捜査しているところです。  日本では、こんな事は、まずあり得ないでしょう。  それと市当局がその強制力を持って、関係官庁に指示を出すと言うのも面白いです。  アメリカ映画を見ていても警察の強制力執行権限は、市当局だと分かります。  日本では、警察本体が判断しているように見えます。  市長が警察を動かす権限が無いのは、間違いない。  警察か検察が独自の判断で行動を取るのが日本でしょう。  勿論、警察や検察を動かすのは、政治家であったり、市民の声であったりすると思います。
良く考えてみると、面白いですね。  日本とアングロ・サクソン系とどっちの形態がより良いのか分かりませんがどうも日本の警察は、信用出来ない。  ニュージーランドの警察も信用出来ない。  警察と言うのは、どこの国でも権力を乱用又は、悪用して裏で何かやっているように見える。  ニュージーランドの警察も大きく叩かれている事が結構あるし、日本の警察も同様。  どっちもその権力を悪用する事がある。  武器を持った軍隊は、使いたくなるのと同じ。  権力を持つと使いたくなる。  無いと使いたくても使えない。  おやすみなさい。

平成17年07月19日(火) 11:59pm(日本時間)
■ 初めての方の記帳簿の入れ替え ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、暑かったです。  先週と先々週雨が少し降りましたが、あれで梅雨は、終わったのかもしれません。  雨よ降れ~!! (オークランドの方ごめんなさい)
今日「初めての方の記帳簿」」を入れ替えました。  今までは、rocketbbsさんからお借りしていましたが、これからは、 Kent Webさんの無料配布CGI(YY-Board)をお借りします。  rockettbbsさん今まで長い間本当にありがとう御座いました。  Kent Webさん大変使いやすくて機能的なCGIを提供していただきありがとうございます。  さて、初めての書き込みをする方は、どなたでせうか・・・?  初めてって、何となく引くと思います。  皆さん様子を見て居て中々書きにくいと思います。  そうじゃなくてもこのHPは、堅苦しく、人が近寄りがたい雰囲気に包まれています。  その高く厚い壁を乗り越え、意を決して投稿する勇者は、果たして誰になるか、興味深いところです。  尚、投稿第1号となられた勇者の方には、豪華商品が一切出ません。  しかし、豪華商品にも勝る大いなる賞賛と賛美の渦に包まれる事でせう。  仕合せ者です。
言い忘れていました。  7月15日にGoogle PageRankの更新があり、このHPのトップが5に返り咲きました。  今回のページランクは、過去数回よりやや甘めの感があります。  6になる日はいつの事でせう・・・?  えっ・・・?  ページランクって、何かって?  う~ん まぁ、HPの格付けと思っておいて下さい。

平成17年07月18日(月) 11:59pm(日本時間)
■ 食器洗い ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、暑かったです。  先週と先々週雨が少し降りましたが、あれで梅雨は、終わったのかもしれません。  今日、日本は休みでした。  海の日だったのでしょうか?  10年位前海の日が国民の祝日になりました。  海の日自体は、その前からありましたが、一部業界のみの祝日でした。  貿易関係をやっていると乙仲と言われる通関業者と必ず付き合いが出来ますが、彼等は、国民の祝日になる前から海の日には休んでいたかも知れません。  船会社の代理店などは、間違いなく休んでいました。  それにしても海の日は、昔、7月20日でしたが、今年は19日でいつの間にか日曜日とくっつけて3連休になっています。  毎年3連休なのでしょうか?
昨日、Air NZが近々ストに入るかも知れないとここで書きました。  今日のNZ HeraldのHPを見るとそんな記事がありません。  昨日は、あったのかも知れません。  ひょっとしたら世間で公表される前の情報なのかも知れません。
このHPの或るところに書いたことがありますが、ニュージーランドの台所の洗い物について。  異国に居ると至る所で様々な事で驚くことがあります。  その驚き、怒り、憤懣、感謝、感動色々あります。  その中で私が鮮明に憶えている驚きがあります。  前のフラット(Flat = アパート)に居たときです。  そのフラットは、長屋状の造りになっていて3軒入っていました。  3軒の中には、インド人のおじさん(妻子持ちなれど一人暮らし)、キーウィのおばさん(母子家庭)と私が入っていました。  インド人のおじさんが私とキーウィのおばさんを呼んで一緒に昼ごはんを食べようと言う事になりました。
食事が終わって、食器洗いになり、3人共同作業になりました。  食器洗い器は無く、台所の流しに水をため、洗剤を垂らして泡を立ててスポンジで食器を洗いました。  キーウィのおばさんが食器を洗う係りを担当しました。  私も何か手伝いましたが、何をやったか忘れました。  インド人のおじさんは、洗った食器を受け取る係りだったかも知れませんがはっきりと憶えていません。  そんな状況下に於いて私は、或る不思議な光景を目にしました・・・
キーウィのおばさんが洗剤をつけて洗った食器が流し台の横の台に次々と置かれていきました。  しかし、水すすぎをしていないのです。  勿論、洗剤が泡状になって沢山食器についた状態です。  どうも変だなと思いつつ、その後何かやるんだろうと思っていました。  変だと思いつつ私は、何も聞きませんでした。  そして、その内に食器洗い作業は、泡付き状態のままで完了してしまいました・・・
洗剤がついたままの食器は、流し台の横にそのまま整然と置かれていました。  その光景が不思議だと思いつつ私は、何も言わずにその後、何かおしゃべりして散会になったと思います。  その後、真実が分かりました。  彼等は、洗剤がついたままで食器が乾燥するのを待ち、次の食事の時そのまま使うのです。  洗剤は、調味料として良い味なのかどうか私には分かりません。  私は、日本人の中では、外国や外国人に慣れている方だと思います。  しかし、洗剤がついたままの食器は、私にとって大きな驚きと衝撃をもたらしました。  他の知り合いの日本人にも聞いてみると皆同じ経験をしていました。  この驚きは、怒りを伴わずにただただ、目が点になるタイプの驚きです。  場合によっては、口がポカーン開いたままのタイプかも知れません。  世界には、色んな民族や習慣や歴史や伝統があります。  色んな驚きや感動が待っています。  良くテレビ番組で地球上の様々な知らない世界を紹介する事があります。  それを生で予備知識無しで見ると驚きますよ。  インド人のおじさんの家では、更なる驚きが待っていましたがここでは書けない内容ですので悪しからず、ご了承の程お願い申し上げます。  世界不思議発見の旅にまつわるお話は、又、気がついたときに披露いたします。  さて、ここで問題です。  このHPの中のどこかで上記の話を書いています。  そのページは、何と言うページでしょうか?  正解者の方には豪華商品を用意していますので振るってご応募下さい。

平成17年07月17日(日) 10:12pm(日本時間)
■ さすが日本! ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、暑かったです。  先週と先々週雨が少し降りましたが、あれで梅雨は、終わったのかもしれません。  明日も日本は休みで3連休です。
昨日私が外出する直前にJALから電話がありました。  今宜しいでしょうか?  と聞かれたのでもう直ぐ出かけますと答えるとそれでは、明日電話頂けますか?  と言い通話料相手持ちの電話番号を言い切りました。  それで私は、今日電話をしました。
すると私がオークランドに帰る予定だった便がストで決行になりそうなので代替便にして欲しいと言う事でした。  そして、これこれの便で予約してありますと言う事。  しかし、1箇所乗り換えがありその待ち時間が長すぎるので待ち時間の少ない便にして下さいとお願いすると、それでは調べて電話をくれると言って、電話を切りました。  10分くらいすると電話があり伊丹から乗るか成田から乗るか又は、関空 - 羽田経由で成田便を調べてくれました。  その迅速さと正確さに私は、感動しました。  あぁこれが日本だと思いました。
それにしてもどうして私の家の電話番号が分かったのでしょうか?  恐らくJALのマイレージバンクから調べたのだと思います。  それは、確認しませんでした。  それにしてもJALのおねえさんのてきぱきと機敏に動き適切な反応を示すその行いは、素晴らしいと思いました。  日本に居た頃は、これが当然だと思っていたはずです。  その記憶は、今となっては実感として残っていない為、実際にそんな場面に接すると本当に感動します。
こんなストレスの多い社会で良くあんなに丁寧に機敏に動けるものです。  ストレスが多いから機敏になるのかも知れないですね。  実は、JALは、ニュージーランドへ飛んでいません。  でもAir NZとの共同運航便があります。  スタッフ、機材など全てAir NZ側のそれを使っています。  ですからJALでもAir NZでも同じ飛行機で飛びます。  ストをやるのは、勿論Air NZです。
ニュージーランドは、最近ストブームです。  賃上げを要求して会社側、労働者側どちらも殆ど妥協しませんので、ストに入ることが殆どです。  回避されることはまずありません。  話は、変わりますが、ニュージーランド → 日本 の場合は、JALの方が安いです。  日本 → ニュージーランド の場合は、Air NZの方が安いです。  つまり地元の航空会社の方が高いのが相場です。  何故なら自国のお客さんなら黙っていても高くても乗ってくれるからです。  でも、JALとAir NZの共同運航便の場合は、全く同じ飛行機で料金だけが違います。  それなら安い方が良いですね。  結論として私は、予定日は変更無しで便違いで帰ることになります。  ただ、4時間くらい遅くなります。  今宵があなたに取りまして素敵な連休の夜になる事を願っています。

平成17年07月16日(土) 11:59pm(日本時間)
■ 自然と古代宗教 ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、暑かったです。  先週と先々週雨が少し降りましたが、あれで梅雨は、終わったのかもしれません。  自然は、常に人を圧倒してきました。  そしてこれからも圧倒し続けるでしょう。  古代人が抱いた自然に対する恐れ、怖れ、畏れそれが自然崇拝になり宗教になりました。  古代宗教の形成は、自然に対する恐怖から生まれたと思います。  日本の神道などはその典型でしょう。
神道に於いては、奇跡などで人が救われたという話を聞いた事がありません。  祟りと災いが起こる話ばかりです。  教義も恐らく無いと思います。  ただひたすら、恐れ、災難から逃れる事を祈るだけ、それが神道のようです。  それが古代の卑弥呼のような巫女を生み出しました。  祈り占うそれが宗教の原点でシャーマニズムです。  それが政治の原点でもあります。  「祭」と「政」は、どちらも「マツリ」と読み同じものです。
世界の最先端を走る国でこのような古代宗教が根付いている居る国はまず無いでしょう。  アメリカは? ちゃう。  イギリスは? ちゃう。  ニュージーランドは? ちゃう。  韓国は? ちゃう。  きっと日本のように古代宗教が未だに強い影響力を持っている先進国は、無いはずです。  未開の土人でしたら未だに、原始宗教を奉じていると思います。
地震、火山の爆発、台風、洪水、暴風、土砂崩れ、などなど日本は、自然災害の宝庫です。  外国を見てみると如何に日本が自然災害が多い事か?!  ニュージーランドは、日本と似た地形で火山も多く温泉も地震もあります。  しかし、日本の地震に比べるとニュージーランドのそれは、ほんの余興程度です。  兎に角、日本の地震や自然災害は、激しく強烈です。  自然を畏れ敬うその機構も頷けます。
私がとても感心した本に 井沢元彦の「逆説の日本史」があります。  10年位前に読み出して、日本に居たときはずっと読んでいました。  第6巻か7巻まで読みましたが、それ以降数年間読んでいません。  連載物で今は、10数巻になっているはずです。  これは、週刊ポストに連載された記事が本にされたものです。  私が日本でサラリーマンをやっていた頃、通勤電車の中で良く週刊ポストを読んでいました。
私は、今日道東の故郷の友に数年ぶりで会いました。  中学校1年以来の長い付き合いの友達です。  私は、友達とかなり長く付き合うようです。  幼い頃からの友人が結構居ます。  でも滅多に会うことはありません。  彼と話をしていた時、この「逆説の日本史」の話が出ました。  10年近く前彼にこの本の事を話した記憶があります。  それで彼も読み出したのかはたまた、全く関係なく読み出したのかそこまで確認しませんでした。  旧友とは、いいものです。  いつまでも良き友が居てくれる事を願っています。  今宵があなたに取りまして素敵な土曜日の夜になる事を願っています。

平成17年07月15日(金) 11:51pm(日本時間)
■ 霜降り牛 ■
おばんです、みなさん。  いや~暑いとはもう言いたくない。  今日も暑かったです。  今も暑いです。  でもこれくらいはまだ序の口なんでしょうね。  もっと暑くなったらどうしよう?  あっ その頃は、涼しいオークランドに居るから問題ない。
然る私の知り合いに聞いたところによると、日本のすき焼き用霜降り牛は、100g 1,000円くらいするそうです。  そうすると1kgでは、1万円です。  そうするとニュージーランドドルでは、NZ$120/kgくらいになります。  今は、激しい円安ですが、若し円高になったらNZ$200/kgくらいになるかも知れません。  ニュージーランドで売っている最高級の牛肉(Eye Fillet)で1kg当りNZ$35くらいです。  普通の高級牛(Scotch Fillet SteakやSirloin Steakなど)で1kg当りNZ$22くらいです。  並ですと1kg当りNZ$10くらいです。  つまり100g当り80円くらいです。
若し、ニュージーランドで1kg当りNZ$120くらいで日本の高級霜降り牛を売り出したら売れるでしょうか・・・?  ニュージーランド人の事を愛着を込めて普通 Kiwi(キーウィ)と呼びます。  Kiwi Birdに因んでいると思います。  Kiwi Fruitではないと思います。  そのKiwi達が、日本の高級和牛を1kg当りNZ$120で買うでしょうか?
私は、ひょっとしたらヒットするのでは無いかと思います。  Niche Marketで当るかも知れません。  ニュージーランドにも金持ちが居ます。  彼等 Rich Kiwi達が買うかも知れません。  日本のように大量に売れる事はあり得ません。  それは、私が保証致します。
Kiwiは、普通安いものを求めます。  用が足りればそれで良いと言うのが根本的な姿勢です。  ですから普通のKiwiは、1kg NZ$120の和牛を絶対買わないと思います。  日本人の場合は、普通の人でも、出来ればもう1ランク上のものを買いたいと言う潜在力があります。  一般的なKiwiの場合が、1ランクアップを目指すと言う事が余りありません。  でも・・・
1kg NZ$120と言う馬鹿げた値段の和牛をニュージーランドでNiche Marketを標的(ハイカラな言葉で言うとターゲット)に売り出したら面白いと思います。  意外と大ヒットするかも知れません。  何しろ、Kiwiは、和牛の霜降りのように美味しい牛肉を食べた事がありません。  若し、彼らがその味を知ったとしたらどうなるか・・・?  う~ん 面白い!  どなたか日本から売り込みを掛けたらどうでしょうか?  参考までに申しますと私は、遠慮しときます。  今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願っています。
追伸 : 商品が国境をわたる時様々な経費が発生します。  ですから日本の価格をそのまま海外に当てはめる事は出来ません。  従い、1kg当りNZ$120と言う価格は、あり得ないと思います。  もっと高くなるはずです。  通常は、商品を海外へ輸出すると諸経費が発生する為、原産国より高くなります。  むか~し 輸出市場を獲得する為に日本のメーカーは、輸出価格と言う特価を発明しました。  日本で利益をがっぽり儲けて、海外では薄利で売ると言う方法です。  それにより日本製品が海外で買ったほうが安いと言う現象が起こりました。  現在はどうなのか知りませんが、異常な形態でした。  欧米人は、こんな不自然な価格操作を絶対やりません。

7月14日は、サボりました。
平成17年07月13日(水) 11:27pm(日本時間)
■ 中国の次の国 インド ■
おばんです、みなさん。  今日の関西は、暑かったです。  雨は、降りませんでした。  こんな暑い日の日中に私は、炎天下を1時間近くも歩いてしまいました。  参りました。
7月14日付のNZ Heraldにちょっと面白い記事がありました。  「Japan wakes up to India's investment allure」と言う題名の記事です。  日本がインドへの投資の魅力に目覚めると言う感じです。  中国に於ける反日感情の高まりや人民元が上がった場合の競争力の減少などを懸念しての事です。  当然の動きと思います。  確かに中国の人件費は安いと思いますがそれを補って余りあるリスク(危険性)が大きいと思います。  あの国は、いつどうなるか分からない。  現状のような不安定な状態が続けば外資は、どんどん出て行くと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成17年07月12日(火) 10:16pm(日本時間)
■ 疲れる電車 ■
おばんです、みなさん。  今日も関西は、結構涼しいです。  涼しいと言っても日本の内地のアフリカ性熱帯雨林気候の割りには涼しいと言う意味です。  本当は暑いです。  でもまだ内地の本物の夏のように暑くないのがまだ救われます。  今日もパラパラと雨が降りました。  九州の方は、大雨のようでお気の毒です。
オークランドには、電車がありません。  鉄道列車は、ありますがディーゼルです。  つまり電気をエネルギー源としない鉄道列車です。  汽車でもない、電車でもない、ディーゼル車・・・  こういう場合何と言ったら呼んだら良いのでしょう?  仮に鉄道と呼んでおきます。
私は、今まで8年オークランドに居て一度も鉄道に乗ったことがありません。  バスは、何度か乗ったことがあります。  ニュージーランドの主要交通機関は、自家用車か或いはバスです。  長距離は、当然飛行機です。  日本の都会では、電車が尤も便利です。  それで日本に帰ってくると電車に乗る機会が増えます。
そして思う事は、やはり日本の都会の電車は、辛いと言う事です。  人が多すぎる為です。  電車の乗り換えの時や駅構内を歩くときは、大変なストレスを受けます。  回りに人が多すぎる為、人ごみから逃れたいと言う一心で急いでしまいます。  階段は、2段づつ駆け上ります。  何故かしらねど急ぐ駅(構内 字余り)。
駅のように人が沢山居る場所は、私にとっては、かなりの圧迫感(ハイカラな言葉で言うとプレッシャー)を受けます。  そこから逃れたいがために急ぐと言う事が今回の帰国で分かりました。  ニュージーランドに居た時には、考えられない事です。  ニュージーランドに居る時の私の動作は、どんな時でもかなりとろいです。  まるでKiwiです。  しかし、一旦日本の土を踏んだとたんKiwiのままでは居れません。  群集から受ける如何ともし難い圧迫感にせかされ、そして急いでしまいます。  サラリーマン時代の電車通勤を思い出してしまいました。  今宵があなたにとりまして、素敵な火曜日の夜になる事を願っています。

平成17年07月11日(月) 04:28pm(日本時間)
■ ただいま ■
こんにちは、みなさん。  1週間この気まぐれをお休み致しました。  気まぐれ無しの1週間は、如何でしたでしょうか?  きっと虚しく哀しく寂しい日々だったとお察し申し上げます。  今日から又、再開致しますので宜しくお願いします。  この1週間和歌山県の有田へ行ってました。  蜜柑と梅干の町です。  仕事でした。  結構雨が降りました。  雨のお陰でそれ程暑くなく助かりました。
有田に滞在中にニュージーランドの郵政民営化についてのテレビ番組を見ました。  古館伊知郎の報道ステーションと言う番組でした。  ニュージーランドの郵政民営化を失敗例として紹介していました。  テレビ番組と言うのは、本当にどうしようもないと思いました。  人口数百人の小さな町に光を当て、そこの住民の目から見て番組を構成していました。  確かにあの小さな町の住人は、不便になったと思います。  郵便局が消滅したのですからそれは、不便です。
しかし、あのテレビ番組では、尤も重要な点に触れずに失敗と断罪していました。  尤も重要な点とは、ニュージーランドの国家財政の一部である郵政省の財政です。  郵政行政に対する税金垂れ流しが終焉して、郵便局は、自給自足生活に入り、自立したと言う事を紹介していなかった。  つまり、ニュージーランドの郵政民営化は、100%の失敗ではない。  尤も肝心な目的は達成している。  役人の人数を減らし、経費を減らし、現業官庁として税金を浪費してきたその悪弊を断ち切った。  この点を言わないと言う事は、何らかの恣意的な結論を導き出そうとしていると思われても致し方ない。  一体どんな意図がありあのような捉え方をしたのか理解できない。
日本の国鉄も民営化して過疎地帯では不便になりました。  日本全国を殆ど網羅していた鉄道の内、赤字路線の多くが閉鎖されました。  それに代わりバスなどを利用するようになりました。  過疎地帯の住人も便利で安価な交通手段を利用出来る様になって欲しいと思うのは、人情でしょう。  若し、そうならば、あなたは、税金をその為に別途上積みして払いますか、と問うと戸惑うでしょう。  それが税金と言うお金の怖いところです。
自分の懐が痛まないなら、税金を使っても良いと思うかも知れない。  役人は、将にその口です。  赤字の国家財政を解消する為にどこかにしわ寄せが行くと当事者は、困る。  でも赤字財政を続けているとじわじわと自分や子孫にも重荷がのしかかって来る。  こう考えると、行政・財政改革と言うのは、或る人々を斬り捨てる事です。
でも何よりもまず、日本の場合は、役人の人数を減らして、一般人には知られていない特殊法人と言われる省庁の外郭団体などの金食い虫組織(天下り先組織)を廃止する事が重要です。  勿論、必要な組織も数あるうちにはあるかも知れないのでそれは、予算を削減して残す。  平安時代の藤原氏は、現在も姿を変え脈々と生き続けています。  藤原氏は、公地公民と言う律令制度に風穴をあけ、荘園制度を作りました。  そこから莫大な利益を上げ、日本に寄生していました。  現在の藤原氏は、上級公務員(役人 = 官僚)です。  政治家は彼らに利用されている。  苦しむのはいつの世も社会的弱者である一般庶民。  なんか変な気分になってきました。  今は、閉塞状態に生息している共産主義者のような論調では無いかと思えてきました。  まさかね。

平成17年07月04日~平成17年07月10日までは、記事を書いていませんので悪しからずご了承願います。

平成17年07月03日(日) 11:59pm(日本時間)
■ 1週間の休刊 ■
おばんです、みなさん。  今日も関西では、雨が降り過ごしやすい日でした。  私は、明日から約1週間出張で家を留守にします。  自分のPCをインターネット接続出来ない環境になりますので、  気まぐれと天気予報もお休みさせて頂きます。  為替相場に関しては、何らかの方法で極力保存する努力をする所存でございます。  そして保存したデータは、1週間後にまとめて更新致します。  何卒宜しくご理解とご了承の程お願い申し上げます。  明日からの1週間があなたに取りまして幸運に満ちた日々になる事を願っています。  今夜は、これにてごめん。

平成17年07月02日(土) 11:59pm(日本時間)
■ 戦争体験者達の声 ■
おばんです、みなさん。  今日も関西の空から雨が降りました。  昨日、今日と2日続けて雨が降り、涼しくなりました。  今日は、とても過ごしやすかったです。  オークランドに居たときは、毎日雨で嫌になりましたが、日本に居ると雨を期待しています。
昨日数年ぶりに朝まで生テレビを初めの1時間くらいだけ見ました。  戦争体験者達が出演していました。  80代のお年寄りばかりでしたがテレビに出るくらいの方ですから皆さん矍鑠(かくしゃく)と意気軒昂でした。  敗戦後東南アジアの各地に残った日本兵が現地独立の陰の立役者になった話を聞きました。  でもそれは、語ることの無い事実であったようです。  何故なら東南アジアの人々が自力で独立を勝ち取ったと言う誇りを配慮した為と言う事です。
日本が無条件降伏した後、欧米の侵略者達は、また、アジアに戻って来ました。  そして以前のように又、植民地として現地から搾取出来ると思っていました。  ところがどっこい、そうは問屋が卸しませんでした。  一旦敗者となり逃げていった旧支配者に又、奴隷のように搾取される事は、誰でも耐えがたかったはずです。  都合の良いことに大東亜共栄圏を真摯に目指していた日本の敗残兵も現地独立を支援しました。  大東亜共栄圏と言う理想を真剣に信じていた日本の兵士達が結構居た事は、やや意外で嬉しかったです。  やはり、先の大戦は、人種戦争(植民地独立戦争)の側面が濃厚だった事を物語っています。
田原総一郎の話ですと最近、日本では民族主義的傾向が強まっていると言う事です。  それらの人々は、殆どが戦後生まれと言う事です。  まぁ、それは、自然な感情の発露だと思います。  今までの屈辱的な国際的評価に晒されて来たら、誰でも嫌悪感を持ちます。  そして戦争体験者は、得てして戦争中に起こった事を語らずに自分の胸に秘めて生きていたようです。  良い事も悪い事も語らずに死のうと思っている節があります。  我々には、推測する事も出来ない壮絶な体験をしてきた人々ですので「どうして言わないんだ?!」と彼らを責める事は出来ません。  未だに当時の事で語ることが出来ない事があるという人が数人居ました。  複雑な感情に襲われました。  もう戦争は、嫌です。  でも憶えておくべきは、戦争を求めている人間が世界には居ると言う事です。  彼らは、定期的に戦争を起こさねば生きて行けません。  そして、彼らは、世界の中枢に強い影響力を持っています。  今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願っています。

平成17年07月01日(金) 05:34pm(日本時間)
■ ストレスとプレッシャーの国 日本 ■
おばんです、みなさん。  内地は、今日も蒸しますね。  過日実家へ電話しましたら、道東も今年は、暖かいようです。  20度を超えているそうです。  ストーブを焚いていないそうです。  夏にストーブを焚くのは、内地の人には、信じられないと思います。  でも本当です。  北海道でも道東だけですけどね。  ただし、北海道が全て涼しいと思ったら大きな間違いです。  帯広から西では、夏になると暑くなります。  札幌なんて暑いですよ。  この焼け付くような内地を脱出して避暑をお考えの方は、北海道の道東か或いは、ニュージーランドがお勧めです。  ニュージーランドは、冬なので寒いですが・・・
私は、昨日気まぐれをサボってしまいました。  済みませんでした。  毎日気まぐれを読むことだけを生きる喜びとしている多くの方がいらっしゃる事を筆者は、認識しています。  それなのにサボるとは、けしからん事です。  はい、すんません。
最近の日本は、本当に悲惨な殺人事件が多いですね。  中学生や高校生の殺人或いは、殺人未遂、或いは、変質者による異常な行動など。  どうもどこかが狂っているとしか思えないような事件が多発しています。  経済苦を含めたストレスがたまりに溜まっているのだと思います。  日本と言う国は、全てが円滑に機能している時でさえ、圧迫感が多い国です。  そこへ持ってきて、経済の調子が悪くなり人々の収入が減るとその圧迫感と焦燥感は、相当高まると思います。  圧迫感と焦燥感と言う圧力(ハイカラな言葉で言うとプレッシャー)が様々な人間関係に影響すると思います。  子供にも波及します。
去年の何月何日か忘れましたが、水谷先生について触れました。  彼の説明では、斜陽の町の子供たちが特に悩み苦しむ傾向が強いと言う話です。  そして、その理由の多くは、親の経済的な苦境のせいらしいです。  一言で言うと金(カネ)の問題です。  金(カネ)がこんなにも人を苦しめるのです。  夢や希望だけでは生きていけません。  金(カネ)と夢と希望の両方が満たされるとき人は、仕合せを感じると思います。  今宵があなたに取りまして素敵な金曜日の夜になる事を願っています。

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