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気まぐれ草紙古文書館 - November 2005.

当ページを立ち上げた日 平成17年11月13日(日)

平成17年10月31日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 良い天気? ■
おばんですみなさん。  今日はずっと良い天気でした。  暖かく暖房も冷房も要らない理想的な天気でした。  然しこれが毎日続くとまた問題になります。  雨が降らない日が続くと水不足になり人間は生きていけなくなります。  良い天気ばかりでも良くないのです。  悪い天気、つまり我々にとって悪い天気、つまり雨の日も必要です。
私は若い頃シンガポールと言う国に居ました。  彼の地では曇りの日を良い天気と言っていました。  1年中熱帯雨林気候に居ると太陽が辛くなります。  中近東(最近は中東と言う)では、太陽光線がきつく恵みの太陽ではなく厳しい苦しみの太陽になります。  我々の常識は、我々の国及びそれと似た国の中のみで通用する常識です。  所変われば品変わる。  晴れた日には、余りにも暑く生活しにくい地域では晴れた日は悪い日になります。  そんな土地では、雨の日や曇りの日が良い天気になります。  今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月30日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 外人の掲示板荒し ■
おばんですみなさん。  今日は曇りを基調として夕方からジリ雨でしたが暖かかったです。  明日10月31日はMarlborough Regionの記念日です。  マルボロー地域は、南島の上(北部)です。  NelsonとかPictonと言う町がある地域です。
最近「初めての方の記帳簿」にURL貼り付け荒しが後を絶ちません。  外国サイトばかりです。  IPアドレスとホスト名を特定し出入り禁止にしますがまた他のそれを使いまた来ます。  いたちごっこです。  これじゃ埒が明かないので閉鎖も考えています。  「初めての方の記帳簿」と言う名称でも実際は掲示板です。  ですから誰でも自由に出入り出来ます。  そして誰でも書き込みが出来ます。
警戒態勢を強固にすると人の出入りが少なくなります。  然し、この際それも仕方ないかと思っています。  又は、完全に閉鎖です。  いずれにしても今のままでは駄目なので、掲示板プログラムを変更するかです。  今の「初めての方の記帳簿」は、Kent Webさんからお借りしている無料の掲示板ソフトを利用しています。  yybbsと言う有名なソフトなので外部からも検索しやすく侵入されやすいです。  もっとマイナーで人に知られていないプログラムに代えるかも知れません。  兎に角、外人を完璧に締め出したい。  あいつらから察知されるともう荒され放題になる。  今夜はこれにてごめん。

平成17年10月29日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 中国人と日本人の違い ■
おばんですみなさん。  今日は曇りでしたが暖かかったです。  最近は、かなり春と言うか初夏のような天気が多くなってきました。  ニュージーランドの10月は、日本では、4月に相当します。  日本の4月とほぼ似たような暖かさになってきました。  もう直ぐ11月ですが。  昨日も執筆をサボってしまいすみませんでした。  めんご。
ニュージーランドへ来る中国人(中国本土の中国人)の数は、数年前と比べ激減しました。  中国人と言っても華僑を入れると話は違いますが、今ここで私がお話しするのは、本土の中国人です。  何故中国人がニュージーランドへ来なくなったかと言うと、中国人の留学生がニュージーランドで沢山事件を起こしたり、巻き込まれたりして、死亡者や傷害者が多く出たからです。  それで中国政府は、ニュージーランドは危険な国なので行ったらあかんと言いました。  実際は、中国人留学生側にも大きな原因があるはずですが、中国政府は、ニュージーランドが一方的に悪いように解釈し留学生をニュージーランドへ余り出さないようにしました。  この政策転換があったのは正確にいつなのか不明ですが、2年位前では無いかと推測します。
中国人は、ニュージーランドへ来る為には事前に何らかのビザを取得する必要があります。  日本人でしたら、事前にビザ取得申請せずとも往復の航空券とパスポートさえあればニュージーランドに入国出来ます。  日本人がニュージーランドに到着して、税関でパスポートを出すと3ヶ月の観光ビザのハンコを押してくれます。  観光ビザをニュージーランドでは、Visitor's Permitと言います。  Visitor's Permitを直訳して訪問者ビザと訳す人や本もあります。  それ故に、訪問者ビザと観光ビザが違うと思っている人も居ます。  観光ビザと訪問者ビザは、同じです。  Work Permitを労働ビザと訳したり就労ビザと訳す事があるのと同じです。  実際は、どちらも同じビザなのに邦訳だけが違うのです。  混乱する人も出てくるかも知れません。
私が思うには、古い従来の邦訳を優先させるべきだと思います。  例えば、Visitor's Permitの邦訳は、観光ビザ一本にすべきだと思います。  ところが、在日ニュージーランド大使館の日本語のホームページでさえ、訪問者ビザと訳してるんだなこれが。  こんな肝心な役所の公式HPが訪問者ビザだから知らない人は、混乱します。  私の身近にも実際に訪問者ビザと観光ビザを違うビザだと思ってた人が居ました。  そうすると労働ビザと就労ビザを違うビザだと思っている人も世の中に居る事が想像されます。  Work Permitの訳は、従来の就労ビザと言う邦訳で統一すべきだと思います。
ところで皆さんは、疑問に思ったかも知れません。  ニュージーランドでは、ビザの事を Visa と言わないで Permit と言っている。  ビザの事は英語で Permit と言うのか・・・?  それじゃ Visa って一体なんだと思ったかも知れません。  それは、当然の疑問です。  更に混乱するかも知れませんが、例えば就労ビザには Work Permit と Work Visa があります。  この違いは、何でしょう・・・?
正解を言います。  Permitは、ニュージーランドに滞在する為の査証です。  Visaは、再入国或いは初めて入国する為の査証です。  つまり、若しあなたがニュージーランドの2年の就労ビザを持っていて、日本へ一時帰国してまたニュージーランドへ入国する為には、Work PermitとWork Visaの両方を持っていなければいけません。  但し、また更に混乱を深めるかも知れませんが、Work Visaは、Work Permitを兼ねます。  つまり、Work Visaのみでニュージーランドで就労が可能です。  日本のニュージーランド大使館に就労ビザ申請をするとWork Visaのみ発行されます。  Work Permitは、ありません。  ニュージーランドで就労ビザ申請をするとWork Permitだけしか発行されない事が実に頻繁にあります。  就労ビザ申請時にPermitとVisa両方申請したとしてもPermitのみしか発行されない事が度々あります。  これが全く良く分からない。  移民局担当官の単なるボケなのか或いは、Visaは、Permitと同時に発行するのが面倒なのでやらないだけなのか良く分かりません。
ちょっと分かりにくいかもしれませんね。  多少でもあなたの理解の参考になったなら幸いです。  って、実はビザの話をするつもりではありませんでした。  そうです。  中国人です。  中国人は、日本人と違い本国で事前にニュージーランド渡航の為の何らかのビザを取得しておかねばなりません。  例えそれが観光ビザであっても事前に取得しておく必要があります。  中国人の観光客と言うのは、実際は限りなく少ないと思いますが。  中国人でニュージーランドに来る人で多いのは留学生です。
彼らには明確な目標があります。  祖国を脱出して自由な社会の永住権を取得する、そしてゆくゆくは国籍を取得すると言う目標です。  中国人留学生の数がニュージーランドでは激減したと言っても、まだ日本人より圧倒的に多いです。  その為に彼らはどうしたら良いかその具体的方法を知っています。  それも非合法ではなく合法な方法です。  それは、英語学校に入り英語を一生懸命に勉強して大学入学に必要な英語力を身に付け、大学を卒業しそして仕事を見つけニュージーランドでの就労実績を身に付けて永住権を取得します。  これは、誰からも文句を言われない合法的なそして立派な永住権取得です。  勿論、一旦学生ビザで入国し不法滞在してそのままニュージーランドに居続ける中国人も多いと思います。
それに比べて日本人の若者は、ニュージーランドの永住権を取りたいと言う明確な目標を持っている人は中国人に比べとても少ないです。  中年以上の日本人は、最初からニュージーランドの永住権を取得したいと言う明確な目標を持っている人が多いと思いますが、今から英語学校かいと考える人が多いと思います。  若者の場合は、学生ビザでニュージーランドに来る人も少なくワーホリが多いと思います。  ワーホリの人の殆どは、永住権などは全く念頭になく、ただ漠然と海外で生活したいと思ってくる人が多いと思います。  それ故に真剣に英語を勉強する人は極めて少ない。  そして、ワーホリビザでは3ヶ月しか英語学校へ行けない。  ワーホリでニュージーランドに滞在中にたまたまニュージーランド大好き人間になり、永住したいと思う若者も結構居るかも知れませんが。  それにしても学生ビザに切り替えて真剣に英語を勉強して大学まで行って、仕事を見つけると言う日本人の若者の比率は限りなく少ないと思います。  ここで中国人との圧倒的な差が出ます。  彼らは、祖国を出るときに、ニュージーランドの永住権を取るそして国籍を取ると言う明確な目標を持ってきます。
日本人には、帰るべき祖国があるのでこのような差が出るのだと思います。  中国人にも帰るべき祖国があるではないかと思うかも知れませんが彼らは帰りたいと思っていないのです。  ですから世界中のどこの国にも中華街があり中国人が溢れかえっているのです。  然し、若し日本の若者もニュージーランドの永住権を取りたいと最初から思っているなら充分その可能性があります。  その為にはどうしたら良いか?  中国人の留学生と同じようにすれば良いのです。  つまり、日本を出るときから英語学校へ入り、大学進学可能な英語力を身に付けそして大学卒業後ニュージーランドで就職すれば良いのです。  そうすれば間違いなく永住権が取れます。
日本でぷー太郎をやっていて何もやることがないので親に金を出してもらって、何となくニュージーランドでワーホリをすると言う若者も多いと思います。  ぷー太郎型ワーホリがニュージーランドに来て1年過ごしても英語は、殆ど話せないまま日本へ帰ります。  ぷー太郎型じゃなくても、そもそもワーホリでニュージーランドへ来て、英語を話せるようになって日本へ帰る若者などは非常に少ないと思います。  英語圏の国で生活していれば自然に英語力が身につくと思っている人も多いかもしれませんがそれは大きな間違いです。  いやもとい、英語力(会話能力)が開花する人も居ます。  そう言う人はかなりの英語の基礎を日本で既に築き上げてきた人達です。  然し、学校時代英語を余り勉強しなかった若者は、一生懸命に勉強してそして生活で英語を使わないと英語力は身に付きません。  自然と英語が身に付くのは高校生くらいまでだと私は推測しています。
若し、あなたが20歳代の若者でニュージーランドの永住権を取得したいと思うなら方法は、簡単です。  上に書いたようにすれば良いのです。  英語学校によっては、色んな大学と提携していて、基準の英語力があれば大学へ進学できます。  それまで一生懸命に勉強すれば良いのです。  但し、学生ビザだとかなりの金が掛かる。  授業料だけで年間100万円以上掛かります。  えっ・・・?  金が無い?  んだか。  それは、自分で解決してね。  Catch you later.

平成16年10月28日は、お休みしました。

平成17年10月27日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ ニュージーランドドル高騰 ■
おばんですみなさん。  今日はとても良い天気で暖かかったです。  と言うよりもやや暑いほどでした。  ここ数日良い天気が続いています。
どうやら私は間違っていたようです。  移民が減りニュージーランドドルが下落すると思っていましたが、益々高騰しています。  昨日も書きましたが、現金買いレートでは、NZ$1は85円を突破しました。  もう直ぐ86円になる勢いです。  2000年には、45円くらいまで下落したニュージーランドドルでしたが、この好調ぶりは如何に?  但し、為替相場の変動は、いつどのように変化するか予想が出来ませんのでこのまま円安が続くのかどうか全く不明です。  ウェリントンにある何とかと言う経済研究所が今年の初めか中旬に出した予想では、今年の末頃には、ニュージーランドドルは下落するだろうと予測していましたが、未だにそうなっていません。  これから下落するのか或いは更にニュージーランドドル高が進行するのか或いは現状を維持するのかどなたか分かる方が居たら教えて下さい。  今夜はこれにてごめん。

平成17年10月26日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ SMCの真意 ■
おばんですみなさん。  今日はとても良い天気で暖かかったです。
最近の円安は、やや過激な水準に達していると思います。  妥当なレートと言うのはいくらなのか分かりませんが、現金買いレートで85円を突破と言うのは驚きです。  不動産相場も下がる下がると1年くらい言われ続けて下がらない。  ひょっとしたらもっと円安に進むのか・・・?
2年前にニュージーランドに移民法は大きく変わりました。  2003年までGeneral Skill Category(GSC、一般技能分類)と呼ばれていた分類が2003年末にSkilled Migrant Category(SMC、技能移民分類)に変更になりました。  その真意が私は、最近少し理解出来たかも知れません。  以前のGSCで入ってきた高学歴の人達がニュージーランドでその経歴にふさわしい職をニュージーランドで見つけることが出来ずに困り、タクシー運転手やバス運転手になると言う事も現実にあったようです。  それで彼らはニュージーランド政府に苦情を申し立てた。  高学歴で高度な経歴を持っている人間がニュージーランドに来てもニュージーランドにはそれを受け入れる産業や分野が十分に発達していない。  特に医者、弁護士、博士号所持者、大学教授のような高学歴と社会的身分の高い人は特にその傾向が強かったと言う事です。
その声を取り入れ今のSMCになったという経緯があるようです。  以前のGSCでは4年生の大学卒業が必須条件でしたが(NZでの就労経験があればさもあらずの道があったようですが)今はそんな事も無く、ニュージーランドの求める技術や資格を持っていれば、大卒の資格が無くとも永住権の道は開けます。  但し、その技術や資格がニュージーランド政府に認められている必要があります。  そうすればDegree(大卒)の資格は無くても永住権取得可能です。  とは言っても、その求められる職種はきめ細かく分類されまた、日本の資格が認められないことが多々あります。
そして2001年9月11日のアメリカの国連ビルテロ以来、ニュージーランド人気はかなり高騰したと言う事です。  テロの心配が無いそしてまた、Lord of Ringsでニュージーランドが有名になって欧米の白人のニュージーランドに対する目が向けられたと言う事です。  つまりテロ以来ニュージーランドの人気がうなぎのぼりです。  それ故に欧米の白人の移住者が増え、ニュージーランドは強気です。  アジアの行儀の悪い連中は要らないと思っている節があります。  但し、これもニュージーランドの経済状態が悪くなるところっと変わります。  つまり全てはニュージーランドの経済状態の如何により移民法がゆるくなったりきつくなったりします。
ニュージーランド人の偽らざるところは、アジア人よりも欧米の白人が移住してきて欲しいと言う事だと思います。  然しそれも経済情勢が変われば変わります。  換言すれば全ては金次第と言う事です。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月25日(火) 11:00pm(NZ時間)
■ 日本人が麻薬密輸で逮捕 ■
おばんですみなさん。  今日は良い天気でした。  時々曇りましたが一適も雨が降りませんでした。  やはり徐々に暖かくなっている模様です。  着実に夏へ向かっているようです。  夏を通り越して冬と言う事はないと思います。  でもまだまだ暖房は必要です。  晴れたときの昼間の強い日差しと暑さ。  そしてひんやりと肌寒い夜。
ちょっと古い知らせですが、日本人が麻薬の密輸で逮捕されました。  誠に残念な事です。  26歳の日本人男性と発表されていますが名前は公表されていません。  10月19日のNZ Heraldに「Import charges follow $800,000 Ecstasy haul」と言う題名の記事があります。  haulageと言うと牽引と言う意味ですからhaulと言うのは引き込むつまり密輸入と言う意味合いだと推測します。  若しお分かりの方が居ればその正しい意味を教えて下さい。
本当にこんな事件は嫌ですね。  ニュージーランドでは、大体どんなところでもどんな人でも日本人に対して好印象を持っています。  そして彼らは日本人を褒めます。  他のアジア人の事は露骨に馬鹿にする事が度々です。  然し、こんな事件があれば今まで一人一人の日本人が真面目に培ってきた評価をどん底に下げます。  でも、この事件のあらましを感情を交えずに客観的に書きましょう。
オークランド国際空港で10,000錠のエクスタシーを密輸入しようとして告訴されました。  市場小売価格で約80万ドルに相当すると推定されます。  ニュージーランド税関の麻薬取締り課長によれば国際麻薬組織は、まだニュージーランド経由で活動しようとしている。  今回逮捕された日本人は韓国経由で欧州から10月6日にオークランドに到着しました。  ニュージーランドへは初入国です。  国際麻薬組織は、ニュージーランドを中継基地として使っているようです。  最終目的地は、不明ですが最近は、ニュージーランドでの国内販売も推進していると言う事です。  本当に嫌な事件です。  今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月24日(月) 11:00pm(NZ時間)
■ Just do it! ■
おばんですみなさん。  今日は午後から少しだけ降りました。  降ったのはお金ではなく雨です。  今日は勤労感謝の日(Labour Day)で国民の祝日でした。
昨日また大家さんの長女が宴会(ハイカラな言葉で言うとパーテー パーティーと言う人も居る)を開いていました。  ひょっとしたら親が居ない隙を狙ってやっているのかと心配しました。  でもかあさんが家に居たようです。  音楽や話し声もそれ程激しくなく12時丁度に静かになりました。  何よりでした。  私が10時半頃家に帰ると、パーテー真っ盛りでした。  誰か知りませんがねえちゃんが、「卓也たばこを頂戴」と言いました。  卓也とは私の本名です。  私は聞きました「おねえちゃん、何歳?」と。  「18歳」と言う返答。  「それじゃIDを見せて?」と言うと「今IDを持ってないの」と言う返答。  実に淀みなく嘘をつらつらを言います。  末恐ろしいです。  いや今でも恐ろしい。  それで私は言いました「IDなければ駄目だ」と。  それでも食い下がっていましたが「No! No! No! No!」で終わりです。  今日かあさんに会ったので事の顛末を言いました。  すると「あの子達は16歳よ~」とのお言葉。  「あの子達はみんなタバコ吸ってるのよ~」とのお言葉でした。  勿論かあさんは、タバコを吸うことを決して許しません。
昨日一昨日と僕ちゃんととうさんは、キャンプ(日本語で言いたいが分からない)に行っていたようです。  今日テント干しをしていました。  そして私にお呼びが掛かりました。  家の庭にテントを広げていました。  支えが無いので人が持っていないといけません。  人が持って支えている間に誰かがロープを張り倒れないようにします。  私は日本に居た頃何度も家族でキャンプに行きましたので良く知っています。
ここで度々登場する僕ちゃんが駄目でした。  とうさんの言う事を全く聞かないで、テントを倒しそれでとうさんは頭にきて私を呼びました。  私は、多忙の中、助けに行きました。  僕ちゃんはいやな事は一切やりません。  とうさんに怒られたら、言う事も聞かず一人どこかさいきました。
今日は珍しくかあさんも居ました。  私とかあさんがテントのポールを支えている間に、とうさんがロープを張りました。  そして人が支えていなくても倒れないように成りました。  しかし、その間に暗雲が立ち込めてきました。  これは雨だと思いました。  がとうさんは強行しました。  テントが自立したので、私はまた何か助けが必要なら言って頂戴と言って家に入りました。
そして1~2分後に雨が降ってきました。  とうさんは、僕ちゃんを使いテントを駐車場にしまおうとしていたようです。  正確には私は見ていなかったので知りませんが、とうさんが嫌がる僕ちゃんを罵倒していました。  そしてこんな声が聞こえました。  「Just do it!」と。  ナイキの靴でも買いに行くのかと思いましたが違ったようです。  僕ちゃんは、何もしないのです。  自分のしたくないことは一切しないのです。  それでとうさんが頭に来たのです。  当たり前です。
ニュージーランドで生まれ育っていると強制される事が殆どありません。  自分のありたいようにしていてそれで生きていける仕組みになっています。  日本の軍隊方式で強制されて教育される事はありません。  ですから人々は自由気ままです。  圧迫感(ハイカラな言葉で言うとプレッシャー)があれば避けて逃げます。  それで許されます。  圧迫感に立ち向かい克服する事は誰も期待しません。  今宵があなたに取りました素敵な月曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月23日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 電話復旧 ■
おばんですみなさん。  今日のオークランドはよい天気でした。  暖かかったです。  たまにこんな事があっても罰はあたらないと思います。  明日はLabour Dayです。ニュージーランドは明日休日です。
オークランドには日本食料理店とかお持ち帰りの店とかいっぱいあります。  それらの殆どは寿司を包んでお持ち帰り用として売っています。  味はとてもまずいです。  でも、全部が全部まずいと言うわではないかもしれません。  オークランドにある日本食の店はほぼ9割方、日本人じゃない人がやっています。  Kiwi達は寿司といえば日本人がやっていると思い込んでいます。  そして彼らは、美味しい美味しい、healthy healthy、だと言って食べています。  Cityとか郊外の町へ行くとFoodcourtと呼ばれる食堂街があります。
Foodcourtは殆ど
そして来るべき時が来ました。  電話の受信が出来なくなりました。  私のオークランドに居る知り合いからE-mailがあり、いくら電話しても通じないと言うのです。  呼び出し音も正常な音ではなく、変な音だったと言う事です。  但し発信は出来ました。  そして、今日私の大好きなTelecom NZさ電話しました。  Telecom NZに電話すると、まずロボットが出ます。  そして、色んな選択肢を与えられ、番号を押せと言われます。  そして自分の目的と思われる番号を押します。  するとまた別の選択肢を沢山与えられ、番号を押せと言われます。  この工程を延々と続けねばなりません。
普段の行いが良く、現実的にはありえないような幸運に恵まれた人のみが人類とお話できます。  私は、昨日その幸運に恵まれ、人類とお話出来ました。  でも勿論、一発でそこまで行きません。  地上電話と携帯を使い何度か電話してロボットの命令の通りに番号を押し、待ち、また番号を押し、待ち、人類が出たと思ったら、「あたいは、担当じゃないのよ、担当部署に繋いであげるから待ちなさい」と言われ、そしてまた待ち・・・  と待って居る間に痺れを切らし、一旦切り、またかけ直しました。
でも最終的には人類とお話できて、状況を伝え修理に来ると言う事になりました。  私と平行して、大家さんもTelecomに修理の依頼を出していました。  「いつこれますか?」と私が聞いたら折り返し電話するというので、「どれくらいで電話くれますか?」と聞きました。  「5分後に携帯に電話します」と言う返答。  勿論、そんな事を信じては居ませんでしたが「はい、分かりました宜しくお願いします」と言って電話を切りました。  すると何とあろうことか! 10分後くらいに本当にありました。  「1時間後くらいに修理の人間がそちらに伺います」と言う返答。
さすが、ニュージーランドだと思いました。  この迅速丁寧な応対(ハイカラな言葉で言うとこの場合は、サービスか?)に感心し、外で煙草を吸おうと思うと・・・  Telecomの車がもう来ていて、外の電話配線を修理しているではないか!?  大家さんが呼んだ方で既に来ているんです。  そこでその修理のおじさんに家も修理してねと頼みました。  おじさんは、分かったと言いました。
外の配線が終わりTelecomのおじさんが私の家に来ました。  電話線差込口を調べ始めました。  すると大家さんのかあさんが来ました。  色々作業しているTelecomのおじさんの横から色々質問したり、自説を述べたり、色々なお話をしていらっしゃいました。  それに対して、嫌な顔一つせずおじさんは、一々説明します。  作業の邪魔以外の何物でもないおばさんの講釈にいらついたり、嫌な顔したりすることはありません。  私は、何でもええから早く修理を終わらせてくれと心の中で叫んでいました。  説明はええんや、早く直せばええんや と何度も思いましたが決してそれを口に出さず笑顔で2人の会話を聞いていました。
でも本当に直りました。  実験したところ受信出来る様になりました。  インターネット接続も出来る様になりました。  電話線が断線していた時間ほぼ1時間くらいだったと思います。  作業の後散らかったゴミは、勿論そのままでTelecomのおじさんは、私の家を後にし、大家さんの家に行きました。  ゴミは、今でもそのままです。  明日掃除機をかけよう。  うん そうしよう。

平成17年10月22日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 電話復旧 ■
おばんですみなさん。  今日もいつものオークランドでした。  たまに晴れ間が出たり、パラパラと降ったりの繰り返しでした。  昨日はちと時間が取れず記事の執筆が出来ませんでした。  日本全国六千万人の愛読者の方、及びニュージーランド在住の6人の愛読者の方、大変申し訳ございませんでした。  心よりお詫び申し上げます。  気まぐれを読まないと生活の調子(ハイカラな言葉で言うとリズム)が取れず寝れないと言う読者の方もいらっしゃるそうです。  本当に済みませんでした。  明後日10月24日は、Labour Dayでお休みです。  Labour Dayと言うのは、焼き鳥のレバを食べる日です。  はい、すんません。  くだらな~いおじんギャグです。  勤労感謝の日と訳せば適当かと思います。
最近覚えた英語に Flat Joke と言う言い回しがあります。  下らない冗談と言う意味合い(ハイカラな言葉で言うとニュアンス)かと推測しています。  Flat Jokeと言う言葉を聞いて、あぁ~これっておやじギャグと訳したらぴったり来ると思いました。  学校の皆さんは、真似しないで下さいね。
ここ数日雨が続いていました。  私の家は、雨が続くと電話が通じにくくなります。  雑音が激しくなります。  ニュージーランドが全てと言う訳ではないと思いますが、インフラの質が悪いからだと思います。  ここ数週間は、おまけに大家さんの家の電話と混線していました。  私が電話を使っているときに大家さんも電話を使うとお互いの声が聞こえるのです。  本当に参りました。
そして来るべき時が来ました。  電話の受信が出来なくなりました。  私のオークランドに居る知り合いからE-mailがあり、いくら電話しても通じないと言うのです。  呼び出し音も正常な音ではなく、変な音だったと言う事です。  但し発信は出来ました。  そして、今日私の大好きなTelecom NZさ電話しました。  Telecom NZに電話すると、まずロボットが出ます。  そして、色んな選択肢を与えられ、番号を押せと言われます。  そして自分の目的と思われる番号を押します。  するとまた別の選択肢を沢山与えられ、番号を押せと言われます。  この工程を延々と続けねばなりません。
普段の行いが良く、現実的にはありえないような幸運に恵まれた人のみが人類とお話できます。  私は、昨日その幸運に恵まれ、人類とお話出来ました。  でも勿論、一発でそこまで行きません。  地上電話と携帯を使い何度か電話してロボットの命令の通りに番号を押し、待ち、また番号を押し、待ち、人類が出たと思ったら、「あたいは、担当じゃないのよ、担当部署に繋いであげるから待ちなさい」と言われ、そしてまた待ち・・・  と待って居る間に痺れを切らし、一旦切り、またかけ直しました。
でも最終的には人類とお話できて、状況を伝え修理に来ると言う事になりました。  私と平行して、大家さんもTelecomに修理の依頼を出していました。  「いつこれますか?」と私が聞いたら折り返し電話するというので、「どれくらいで電話くれますか?」と聞きました。  「5分後に携帯に電話します」と言う返答。  勿論、そんな事を信じては居ませんでしたが「はい、分かりました宜しくお願いします」と言って電話を切りました。  すると何とあろうことか! 10分後くらいに本当にありました。  「1時間後くらいに修理の人間がそちらに伺います」と言う返答。
さすが、ニュージーランドだと思いました。  この迅速丁寧な応対(ハイカラな言葉で言うとこの場合は、サービスか?)に感心し、外で煙草を吸おうと思うと・・・  Telecomの車がもう来ていて、外の電話配線を修理しているではないか!?  大家さんが呼んだ方で既に来ているんです。  そこでその修理のおじさんに家も修理してねと頼みました。  おじさんは、分かったと言いました。
外の配線が終わりTelecomのおじさんが私の家に来ました。  電話線差込口を調べ始めました。  すると大家さんのかあさんが来ました。  色々作業しているTelecomのおじさんの横から色々質問したり、自説を述べたり、色々なお話をしていらっしゃいました。  それに対して、嫌な顔一つせずおじさんは、一々説明します。  作業の邪魔以外の何物でもないおばさんの講釈にいらついたり、嫌な顔したりすることはありません。  私は、何でもええから早く修理を終わらせてくれと心の中で叫んでいました。  説明はええんや、早く直せばええんや と何度も思いましたが決してそれを口に出さず笑顔で2人の会話を聞いていました。
でも本当に直りました。  実験したところ受信出来る様になりました。  インターネット接続も出来る様になりました。  電話線が断線していた時間ほぼ1時間くらいだったと思います。  作業の後散らかったゴミは、勿論そのままでTelecomのおじさんは、私の家を後にし、大家さんの家に行きました。  ゴミは、今でもそのままです。  明日掃除機をかけよう。  うん そうしよう。

平成16年10月21日は、お休みしました。

平成17年10月20日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 雨、雨、雨 ■
おばんですみなさん。  今日はいつものオークランドでした。  一日中雨でした。  2、3日前は、とても良い陽気でした。  春らしく暖かでしたが、やはりそうは問屋が卸しません。  これは既に周知の事実です。  今夜はこれにてごめん。

平成17年10月19日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ 春 ■
おばんですみなさん。  今日はいつものオークランドでした。  ジリと小雨続きでした。  でも徐々に暖かくなってきました。  日中晴れ間が出ると暑くなります。  日が陰ると急に寒くなります。  今夜はこれにてごめん。

平成17年10月18日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 労働党内閣3期目 ■
おばんですみなさん。  今日もオークランドは、良い天気でした。  昨日ほどではありませんが、穏やかな良い日でした。  私の知り合いの日本人青年は、今でも黒い革ジャンを着ています。  彼は一体何を考えているのでしょう?
労働党は、連立を組む党が見つかったようです。  革新党と連立を組みます。  閣外協力としてニュージーランド第一党、緑の党、統一未来党が労働党を支持する確約を取り付けました。  我らがWinston Peters(ニュージーランド第一党党首)は、外務大臣になります。  移民大臣にならなかったのは幸いです。  Helenもまさか彼を移民大臣にはよもやしまい。
Winston Petersが移民大臣になったなら・・・  ニュージーランドへの移民の門は閉ざされ、移民は減り、ニュージーランド経済は落ち込み最悪の事態になるでしょう。  彼は本当に移民を締め出してニュージーランドだけで生きていけると思っているのでせうか・・?  若し、本気でそう思っているなら彼は馬鹿だが、あれ程の演説をする人間がそこまで馬鹿なはずが無い。  きっと受け狙いで言っているのでしょう。  自分自身で自分の政策が国策として採用されたら、困ると彼自身も思って言っていると思います。
それにしても最近の円安は、ひどいですね。  今日などは、NZ$1が84円(現金買いレート)を超えました。  一体ニュージーランドの好景気はどこまで行くのかと言う感じがしますが、実は既に落ち始めています。  でも経済や為替と言うのは全く良く分かりません。  いつどこでどうなるのか誰も予測できません。  予測できる人間が居るのかも知れませんがそんな人間は表で何も言いません。  儲かっている人間や良い思いをしている人間は、表で何も言いません。  何故なら言う必要が無いからです。  1992年以来向上してきたニュージーランド経済。  時々不景気もありましたが、深刻な事態は1992年以来無かった。
1984年に最悪のどん底に落ち込み、一大決心をして行財政改革を断行したニュージーランド。  そして1992年にBreakeven Pointを迎えた。  それ以来、進歩の道を進んできました。  このまま行けば良いと思います。  今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月17日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 思いつき ■
おばんですみなさん。  今日のオークランドは、とても暖かく春の陽気でした。  と言うか日中は暑かったです。  でも夕方から陰り涼しくなりました。
ニュージーランドの電源は230Vです。  日本は100Vです。  230Vですと感電すると死に至る事もあります。  ですからニュージーランドのコンセント(これも不可思議なカタカナ英語だ、発祥は何か?)にはスイッチが付いています。  コンセントに何かの電気製品のコードを差したり抜いたりするときは必ずスイッチをオフにします。  私の知っている日本人は、驚くべきことに電源のスイッチをオンにしたままコードを抜いたり入れたりしていたのを目撃した事があります。
オークランドの市外局番は、「09」です。  例えば私の家の電話番号は、09-444-1234ですが、オークランド市内で電話するときは勿論市外局番は不要です。  「09」無しで「444-1234」とかけます。  日本から来たばかりの人が良くやるのが、「09」をつけて電話します。  日本に居るとき東京ですと市外局番が「03」です。  東京区内同士ですと「03」は回しません。  それは、誰もが知っている常識です。  ところがニュージーランドに来たとたんにその常識を適用しない人が結構多いです。  つまりオークランド市内に電話するにも「09」をつけて電話しているのです。  でも「09」をつけても繋がるかな・・・?
私の名刺には、電話番号が書いてあります。  当たり前です。  どのように書いてあるかと言うと「64-9-444-1234」と書いてあります。  「64」はニュージーランドの国番号です。  「9」はオークランドの市外局番の「09」のゼロを取った形です。  これは、海外の人にも分かりやすいようにしているのですが、困った事にオークランド市内から電話するのに「64-9-444-1234」と回す人が結構多いです。  それは皆日本人です。  Kiwiはそんな事は無くきちんとかけれます。  私としては、「64-9-444-1234」とあったなら、オークランド市内なら「444-1234」とかけるのが当たり前だと思っていたのですが、この常識は日本人に関しては通用しないようです。  自分が当たり前だと思っていると相手も当たり前に分かると無意識のうちに思ってしまいます。  それで相手が誤解するだろうと言う配慮を忘れ説明しない事が良くあります。  と言うか、これくらいは説明しなくても最初から分かっていて欲しいなぁ~

平成17年10月16日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 日本vsニュージーランド ■
おばんですみなさん。  今日のオークランドは、とても暖かく春の陽気でした。  雨も降りませんでした。  日が落ちるのも遅くなり段々と食事も遅くなってきます。  12月の末には9時過ぎまで明るいです。  さぁ~ もうニュージーランドもそろそろ春かぁ~ と思ったら甘いです。  ニュージーランドは、そんなに素直ではありません。
日本はとても素晴らしい国です。  国民は、勤勉で礼儀正しく正直で教養もあり申し分の無い国です。  ニュージーランドは、とても素晴らしい国です。  国民は、親しみやすく親切です。
私が若かりし頃、シンガポールと言う島国に居た事があります。  シンガポールに居た頃、私は日本は本当に素晴らしい国だと思いました。  約5年シンガポールに駐在して日本に帰りました。  私が頭に描いていた憧れの日本でした。  国民は皆優秀で素晴らしい人々ばかりだと思っていました。  ところが帰ってみると、なんやこいつと思う種類の人間が沢山居ました。  シンガポールのたまらない部分を十分に思い知り、現実が偶像を凌駕していました。  実際は、どうしようも無い人間が掃いて捨てるほど居ました。
これは、外国に居て日本を見た時に、余りにも日本を美化して見るためです。  実際は、アホが一杯居ました。  でも冷静に客観的に見ると日本の民度は、恐らく世界一だと思います。  それ程日本の国民は、良く教育され躾もされ、親切で正直です。  そして勤勉で且つ又、迅速です。  先進国になれば成るほど国民は冷淡で無関心になる傾向があると思います。  でも日本は、先進国も先進国そのものですが、人々は暖かく親切です。  これはあくまでも総論です。  各論で行くと話しがまとまりません。
日本がもう嫌だと言って、ニュージーランドへ移住したいと言う人が沢山居ます。  その気持ちは良く分かります。  私も日本でサラリーマンをしていた頃は、本当に無味乾燥した毎日でした。  これじゃ駄目だと思う日が続き、ニュージーランドへの道になった訳です。  それじゃ、ニュージーランドは、天国なのか・・・?
全て良いことばかりの天国、それがニュージーランドか?  そんな馬鹿な事は、ありえません。  どこの国にも良い面と悪い面があります。  日本とニュージーランドの2つの国を比べた場合、夫々長所と短所があります。  そんな事は当たり前です。  それらを総合的に鑑みてどちらが自分により適しているか、それによりより良い国が決まります。  いついかなる場合でも自分が居る国の悪い部分は、強調されて見えます。  普通の人間は、悪いところばかりを気にします。  勿論、私もそうです。
Telecom NZへ電話した時の話を何度か書きましたが、あれなどはニュージーランドを代表する悪い部分です。  日本で自動車免許を更新に行った時の話も「ニュージーランドの車検」で書きましたが、あれは余りにも酷すぎる。  国辱です。  このようにどこの国に居ても悪い部分ばかりを捉えます。  でも若し、人が住む国を選べるなら、ニュージーランドは、選択肢の一つとしてかなり上位に来ても当然と思います。  それではニュージーランドの良いところは何か・・・?
これは、また今度ゆっくり考えて書きたいと思います。  まず言える事は、ニュージーランドに来た事も無く移住したいと考えるのは、止めた方が良いです。  私はまず一度市場調査に来ました。  其れから半年後、ニュージーランドへ来てビザ申請して、仕事を始めました。  一度も来た事も無く見たことも無く、充分な可能性も無くただテレビ番組を見て決めないほうが良いです。  でもただ考えているだけの人が96%です。  決断して実行する人は、更に少なく1%以下です(筆者の憶測)。  成功可能性を追求する前に失敗の可能性と心配の種を探す事に余念の無い人は、永遠に日本に居るべきです。

平成17年10月15日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ RBNZ Governer ■
おばんですみなさん。  良く憶えていませんが、今日も比較的良い天気でした。  でもパラパラと降ったような気がします。
ニュージーランドの中央銀行であるニュージーランド準備銀行(Reserve Bank of New Zealand = RBNZ)の頭取が怖い事を言っています。  中央銀行と言うのは、国家の中枢銀行の事です。  日本で言うと日銀です。  中央銀行と言う名称がどうも頂けないですね。  聞いて直ぐパッと分かる名称にしないといけない。  RBNZの頭取がどんな怖い事を言っているか、今はその詳細を和訳して述べる気が起きません。  また、近いうちにと言う事でご了承願います。  今夜はこれにてごめん。

平成17年10月14日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 日本国外務省海外安全ホームページ ■
おばんですみなさん。  今日は、一体どうなったんでしょう?  一日中雨が降りませんでした。  穏やかで暖かな一日でした。  たまにこんな日があっても罰は当らないと思います。
1ヶ月ほど前だと思いますが、Telecom NZのインターネットを利用した電話の掛け方を話しました。  おさらいをしましょう。  これはニュージーランドから日本へ電話するときの例です。
1. 頭には必ず 「0161」 を冠する。
2. 日本の国番号 「81」 を回す。
3. 日本の市外局番の頭に付いている 「0」 を取り払う。
4. 電話番号を回す。
例 : 日本の電話番号 「03-3333-6666」 へ電話する場合。
0161-81-3-3333-6666
このようにかけますと日本への1分当り通話料金はGST(NZの消費税)込みで、$0.07/分になります。  それも24時間通じて同じ料金です。  通常は、昼間料金(朝7時から夕方7時まで)と夜間料金(夕方7時から朝7時まで)が違いますがインターネット電話ですと24時間同じです。  従来方式のかけかた(0081-3-3333-6666)ですと昼間料金と夜間料金が違いますし、また料金も1分当り数十セント掛かります。  以前は、50セントくらいでしたが今は、もっと安くなっているかも知れませんが調べていません。
昨日と一昨日の記事 「ケインズ経済学が有効な国?」 を書きましたが、その中で公共工事について触れました。  ニュージーランドの現在のバブル経済を推進している立役者は、公共工事の他にもう一人居ると思います。  いやもう二人かも知れません。  そのうちの一人は、ニュージーランドドルの高金利(政策金利で6.75%/年)ともう一人は、非居住者による不動産購入かと思います。  ニュージーランドでは非居住者でもほぼ自由に不動産を購入する事が出来ます。  特殊な場合は制限が付きますが今回はその特殊例の説明を省きます。
「海外安全ホームページ」
上記の「海外安全ホームページ」と言う文字をクリックして見て下さい。  最近偶然見たHPですが日本の外務省が公開している公式HPです。  それによりますと驚くべき事が書いてあります。  ニュージーランドの強姦発生率は、日本の28倍と言う事です。  私がいつも感覚(ハイカラな言葉で言うとフィーリング)でニュージーランドでは強姦(ハイカラな言葉で言うとレイプ)が多いと言っていますが、このような数値で見ると想像以上で驚きました。  ニュージーランドで女性が一人でヒッチハイクすると大抵の場合は、強姦されて殺されます。  つい最近もドイツ人女性がその被害に遭いました。
無用に脅すつもりは毛頭ありませんが、安全意識をきちんと持つべきだと思います。  日本人の場合は、特にニュージーランドに対する好印象ばかりが先行するきらいがあります。  頭で海外は危険だと分かっているのと、実感で理解しているのとは違います。  日本も最近は、危険ですが。  ニュージーランドでは、きちんとした意識を持ちその防衛体制を敷いていればまず大丈夫です。  隙を見せないことです。  今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月13日(木) 09:05pm(NZ時間)
■ ケインズ経済学が有効な国? Part II ■
おばんですみなさん。  あなたは「おばんです」と言う意味を知っていますか?  この挨拶は、北海道ではごく当たり前ですが、一部知らない人も居るようです。  特に西の国の方に多いようです。  そして、ある程度の年齢層の女性は、この言葉に異常な反応を示します。  「おばさんです」とNearly Equalに捉えるようです。  「おばんです」とは「お晩です」と言う意味です。  つまり、「今晩は」と言う意味です。  今日もオークランドは、午前から午後の早い時間に掛けて良い天気でその後はいつものようになりました。
昨日の続きです。  今度こそニュージーランドバブルに行きます。  私の家の近くの道路に最近奇妙な縁石が出来ました。  全く不要な縁石です。  不要なばかりでなく余りにも狭くて車が通れないのです。  明らかに土木工事をする事自体が目的に行われた工事です。  お陰であの道路は通れなくなりました。  なんせ入り口が狭すぎて通れなくしてしまったのです。  それも何ヶ月も工事してこの結果です。
実に奇妙奇天烈な縁石です。  言葉で言っても分からないので写真を載せましょう。
如何ですか?  お分かり頂けると思います。
何ヶ月も掛けて出来上がった縁石です。  お分かり頂けると思いますがこの写真で左折する車線が狭すぎて車が通れません。  半年くらい前まではこの余計な縁石が無く、ごく普通に左折する事が出来ました。  今は、向こう側から出る事しか出来ません。  実質的に一方通行になってしまいましたが、本当は両面通行です。  これは全く不要な縁石です。  何の効果も無い縁石です。  不要なばかりでなく車を通れなくしてしまったのは、いくらニュージーランドと雖もちとひど過ぎです。  自転車専用車線とか言い出すかも知れませんが、ここは郊外の僻地でそんな洒落たものはどこにもありません。
ニュージーランド方式の杜撰(ずさん)さは、この際、主題ではありません。  主題は、公共工事です。  こんな不要な縁石は、明らかに税金の無駄遣いです。  税金を浪費する為に道路工事をしていることは明白です。  以前から度々ここでも書いてきましたが、6年前に労働党内閣が出来てから急に道路工事が多くなりました。  土木工事とか公共工事と言う言葉に置き換えても良いです。  そしてニュージーランドは、バブル景気になりました。
私が不思議だったのは、移民が減ってきているのにどうして経済が落ち込まないか?  ニュージーランドドルは、どうしてこんなに高いのか?  ニュージーランドの不動産は、どうしてこんなにいつまでも上がり続けるのか?  不思議で堪りませんでした。  そして思ったのは公共工事のせいだと言う事です。  つまりニュージーランドのような経済規模の小さな国では昔ながらのケインズ経済学の理論がまだ通用する国なのではないかと言う事です。  7~8年前私は、Earth Moverと言われる重機にちょっと手を染めた事があります。  その当時の業者は、公共工事が無くて不景気のどん底でした。  当時は国民党内閣でした。  きっと今は、好景気で彼らも嬉しい悲鳴を上げている事と思います。  私は、完全に時期を逸していた。  それはこの際、関係ない。
然し、今のニュージーランドは、好景気に沸き、公共工事が目白押しです。  おまけに私の家の近所の道路を通れなくする余計な縁石まで作る始末です。  客観的事実を調べてみました。  ニュージーランド統計局の数値(ハイカラな言葉で言うとデータ)です。
2005年度第2四半期失業率 : 3.7%
2005年度第2四半期消費者物価指数(CPI Consumer Price Index) : 0.9% up
2005年度第2四半期国民総生産(GDP Gross Domestic Products) : 1.1% up
GDPの伸びが意外と低いです。  じりじりと景気が後退している気配があります。  2004年度通年では、3.6% upでした(2003年度比)。  やはりニュージーランドの景気は徐々に落ち込んでいます。  これは、そろそろドッカ~ンとバブルが破裂する頃かも知れません。  今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月12日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ ケインズ経済学が有効な国? Part I ■
おばんです皆さん。  今日のオークランドは、日中ちょっと暑い程でした。  私の知っている或る日本人青年は、年中黒い革ジャンを着ています。  彼の言うには昼間革ジャンを着ていたら暑かったそうです。  当たり前です。  でも夕方の4時過ぎ辺りに曇りました。  それからは真冬のように寒くなりました。  本当に怖い気候です。
平成2年頃(1990年)日本のバブルは、破裂しました。  1980年代の日本はバブルで狂乱景気が続いていました。  どんな業種でも景気が良く、日本人は全員羽振りが良かったです。  日本の土地価格は将に狂いました。  東京都と神奈川県を合わせたらアメリカ全土の土地代に相当すると言われたくらいです。  株価指数は、3万8千円位にまで高騰しました。  現在の3倍以上です。
バブルがはじけ、当時の歴代総理大臣 宮沢さん、細川さん、羽田さん、村山さん、橋本さん、小渕さん、森さん達は、大型補正予算を組みました。  総額何十兆円(或いは100兆円を超えたかも知れません)を公共事業に浪費した事でしょう?  それでも景気は、回復しなかった。  巨額の税金を投じて行った景気回復策の公共工事のお金は、砂に吸い込まれるようにどこかへ消えた・・・。  そこで小泉さんが登場しました。  日本ではもう公共工事によって景気の回復は無い時代になったのです。  公共工事で儲かるのは土建屋と政治家だけです。  間接的に官僚も儲けているはずです。  然し日本の経済基盤を根底から活気づける事は出来なかった。  そして利用されない道路や港や飛行場や農道やトンネルやダムや橋や護岸整備や公共建築物が残骸として残り自然破壊に貢献した。
私の生半可な知識で言うと、国家がある程度経済活動に参入すべきと言うのがケインズ経済学らしいです。  国家予算を投入して、公共工事をして土木工事をする、それが景気を刺激して経済活動が活発になると言う理屈です。  これに反して国家は出来るだけ経済活動に参入せずに規制を緩和し民間企業の自主性と主体性に任せた自然な経済活動の環境を整えると言うのがハイエク経済学らしいです。  それを実行したのが英国のサッチャーさんとアメリカのレーガンさんと日本の中曽根さんでした。  そして当時は、これら世界の主要国家はどこも景気が良く羽振りが良かったです。  然し、日本だけ潰れた。  総量規制と言って、銀行がお金を貸さないようになった。  土地神話を崩壊させる為に総量規制をしたはずがない。  私が読んだ或る本によれば(題名は忘れた)、総量規制の原因は、世界銀行で決まった自己資本率の増加のせいだと言う事です。
バブルで狂っていた当時の日本人は、異常に調子に乗っていた。  露骨にアメリカ人を馬鹿にして良くニュースになっていました。  アメリカ人は、怠け者で頭が悪く生産性が悪いなどと言って、アメリカを怒らしていました。  私が思うに、世界銀行で決まった自己資本率の増加と言う当時の新しいルールは、日本をおとしめる為仕組まれたと思います。  日本をこれ以上調子に乗せるのはまずいと思った欧米のアングロ・サクソン同盟が裏で話し合い決めたことではないかと勘繰っています。  日本の銀行は、欧米の銀行に比べると自己資本率が極端に低いと言われていました。  つまり、他の企業の持ち株がとても多く銀行自身の持ち株がとても少ないのです。  日本特有の関連企業による持ち株制度のせいでした。
欧米が結託して日本を蹴落とそうとすれば、日本が困るであろう、新しい規則を作ればよい。  オリンピックで良くやる手です。  白人国家が勝てなくなると、新しい規則(ハイカラな言葉で言うとルール)を作り自分たちが勝てるようにします。  彼らの連携は、緊密です。  時にはアングロ・サクソン国家同士でも駆け引きが良くありますが、調子に乗りすぎてる日本に焼きを入れると思ったら直ぐ結束します。  そして裏で密約が出来ます。  それが世界銀行連盟とか何とかと言う組織で決まった銀行の自己資本率の増加だったのではないかと思われます。
実は、ニュージーランドのバブルが不思議で私は、その原因は、公共工事では無いかと思っています。  それを書こうと思って日本のバブルに触れたら、思わぬ方向へ行ってしまいました。  また明日書きます。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜になる事を願っています。

平成17年10月11日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ ニュージーランドで一旗挙げる? ■
おばんです、みなさん。  確か今日は雨が降らなかったと思います。  「確か」でない時に、人は「確か・・・」と言います。  何故でしょうね?  不思議ですね。
昨日、私は或る銀行さ行きました。  窓口のおばさんはとても優しそうな感じの女性でした。  年の頃は50代半ば頃と思われます。  彼女は、私にこう問いかけてきました。  「あなたは、ニュージーランドに住んで居るんですか?」と。  私はニュージーランドに住んでると勿論答えました。  ニュージーランドは、私の母国ですとも付け加えました。  これは私の良くやる手です。  相手は喜びます。
その後で私はこう言いました「でも将来は、日本へ帰ります」と。  そうするとその銀行の窓口のおばさんはこう言いました「ニュージーランドで一財産作ってから帰るんですか?」と。  私は答えました「ええ、そうです、良く分かりましたね」と。  するとおばさん「アハハ、ニュージーランドではそんな事はあり得ませんよ」。  私「いや俺の場合はあり得るんだよ」。  おばさん「そんな事ある訳ないべさ~ アハハ」。  私「いや俺の場合はあるんだよ」。  おばさん(微笑みながら書類にハンコを捺す)。
ニュージーランドへ来たら皆貧乏になると言うのが定説です。  ニュージーランドで金持ちなる事はありえないと言う事です。  銀行のおばさんは、その一般論を言っていたのです。  そう言う意味でおばさんは、ニュージーランドの事を良く知っている。  と日本人の私が言うのは変ですが。
それにしても8年もニュージーランドに居て一旗挙げていないと言うのは遅すぎますね。  そして「俺の場合はあり得る」なんて言ってるんだから。  でも私の場合、それが本当にあり得る。  ブッハッハッハッハッハッ!  今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月10日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 行く川の流れは絶えずして ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、寒く雨が降り暗いこの世の終わりのような天気でした。  ニュージーランドに春は、来るのでしょうか?  良く考えたら今は、暦の上では春でした。  いや9月から春のはずです。  春も毎日雨なんですね、そして寒いオークランドって(今更何を)。  これが南島へ行ったらどうなることか。  夏時間も始まってるというのに。  でも季節は、冬のまま。  一生オークランドは、冬のままかも知れません。  でも北海道の道東と比べると比較にならないほど暖かい。  要は比較の問題です。
昨日私は気まぐれをサボってしまいました。  済みませんでした。  日本全国六千万人の読者の方には大変申し訳なく思っております。  と言う台詞をあなたは今まで何回聞きましたか?  恐らく初めての人が殆どだと思います。  何故ならこのHPに来る人の約8割が初めての人だからです。  約1割5部の人は常連さんです。  常連さんは、約100人強いらっしゃいます。
その常連さんも毎日顔ぶれが変わっています。  常に変動があります。  「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世中にある人と住みかと、またかくのごとし。」と詠んだ方がいらっしゃいます。  将にその通りです。  そしてそれが当たり前で良いのだと思います。  今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月09日(日)の記事は、ありません。 さぼりました。

平成17年10月08日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 不良医療出費 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、寒く雨が降り暗いこの世の終わりのような天気でした。  ニュージーランドに春は、来るのでしょうか?  良く考えたら今は、暦の上では春でした。  いや9月から春のはずです。  春も毎日雨なんですね、そして寒いオークランドって(今更何を)。  これが南島へ行ったらどうなることか。  夏時間も始まってるというのに。  でも季節は、冬のまま。  一生オークランドは、冬のままかも知れません。  でも北海道の道東と比べると比較にならないほど暖かい。  要は比較の問題です。
「Prove your identity or pay up, says health board」今日のNZ Heraldにこんな題名の記事がありました。  身分証明書の提示が無ければ医療手当ては有料と言う意味です。  今までのニュージーランドの医療制度では、GP(General Practitioner)と言われる一般開業医(町医者)に診断してもらう時は、有料です。  GPで手に負えない場合は、大きな病院へ行く推薦状を書いてもらいます。  急患で無い限り大きな病院へいきなり行っても相手にしてもらえません。  国立の大きな病院の場合は、Kiwi、永住権所持者、2年以上の就労ビザ所持者に関しては無料です。
しかし、無料治療に該当しない外国人も沢山大きな国立病院で治療されその出費が膨大に膨れ上がっているそうです。  さもありなんと言う感じです。  私が2001年(だったと思う)にMiddlemore Hospitalで手術して貰ったときは、完全に無料でした。  一銭も払いませんでした。  然し、その時、パスポートを見せろとは全く言われませんでした。  入院患者は、全員無料と言う先入観かどうか知りませんが、これじゃ観光ビザや学生ビザの人間でも無料で治療してもらえると思いました。
私の推測した通りに無料治療適用外の外国人に対する治療費が不良出費として相当な金額になっていると言う事です。  これを防ぐ為に来週からは、大きな国立病院(大きな病院は、私立国立に係わらずかも知れない、何故なら新聞にはLargest Health Boardと書いてある)で治療してもらうときは、身分証明書の提示を求められます。  当然と言えば当然の処理です。  然し、この余りにも当然すぎる現実を、今まで放置してきたのは、何なのか?  これは、その心の中に人道主義と言う気持ちがあるのかも知れません。  いや それとも単なる杜撰(ずさん)な管理のせいか?
しかし、ニュージーランド人に限らずアングロ・サクソンと呼ばれる人達は、驚くほど人の言う事をそのまま信じることが度々あります。  自己申告がそのまま通る事が良くあります。  つまり何らかの裏づけとなる証明無しに人の言う事をそのまま信用します。  日本人も良く人を信用するのですが、西洋人のそれと種類が違います。  日本人の場合は、規則があれば決まりきった手続きをします。  日本で病院へ行くと保健証の提示が求められます。  それにより病院は、国家へ保健分を請求します。  然し、驚くべきことにニュージーランドでは今までそれが無かったのです。  ただ、用紙に名前と住所や電話番号を自分で書くだけでした。  それが本人であるか他人であるかと言う確認作業が無かったのです。  ビザの種類などは全く確認されませんでした。
西洋社会は、基本的に性悪説に基づいていると思います。  人は悪い事をすると言う前提で社会は、成り立っています。  西洋の法律や契約の中身を見れば分かります。  日本の場合は、世界の中では極めて珍しい性善説で成り立っている社会です。  然し、西洋社会では細かい現実生活でその肝心な確認作業がぼろぼろと抜けている。  日本の場合は、細かい確認作業がきちんとやりすぎるくらいやる。  この逆説的現象をどのように理解してよいか分からない・・・
然し、日本では法律は、建前で実際は違うから分からなければいい加減で良いと言う裏面がある。  西洋社会では、法律はそのまま額面どおりに運営される。  どうもこの違いが理解できない。  例えば、荷物一時預りに荷物を預ける。  引換証を貰う。  荷物を引き取りに行く。  引換証を見せて荷物を引き取る。  日本なら引換証を紛失したら荷物を渡してくれない。  西洋なら顔を覚えていて引換証無くしちゃったと言えばすんなり荷物をくれる可能性が大です。  その代わりサインを求められると思います。  サインなどは、何も問題がありません。  何でも良いんです。
ここまで考えながら書いてきて、ちょっと分析が出来てきました。  西洋社会では、実際に問題が無い場合は、手続き上の問題があったとしても多少は、大目に見る。  細かい事に杓子定規にならない。  日本社会では、実際上の問題のあるなしに係わらず手続き上の決まりに則っていなければそこで立ち止まる。  西洋社会と逆の杓子定規が日本。  こんな基本的姿勢の違いかも知れません。  それでも病院治療費に関しては説明は、出来ませんね。  もうちょっと考えてみる必要があります。
参考のために事実をここに記載しておきます。
* Auckland District Health Board requires new patients to prove they are eligible for state-paid care.
* Citizens or permanent residents will have to show their passport or similar proof of eligibility.
* People with a work permit that is continuous for at least two years also qualify.
* Australian and British visitors are entitled to free acute care.
* Australians resident in New Zealand have the same entitlements as New Zealanders.
オークランド地域保健局は、今後治療を受ける患者が国費負担になるかどうか身分証明を求める。  ニュージーランド国籍者、永住権所持者、最低2年の就労ビザ所持者は、無料治療対象者です。  豪州人と英国人の観光ビザ所持者は、急患の場合のみ無料治療対象となる。  ニュージーランド在住の豪州人は、ニュージーランド人と同等に見なされる。

平成17年10月07日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 世界対米国 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、寒く雨が降り暗いこの世の終わりのような天気でした。  ニュージーランドに春は、来るのでしょうか?  良く考えたら今は、暦の上では春でした。  春は、9月からですよ~。  春も毎日雨なんですね、オークランドって(今更何を)。  夏時間も始まってるというのに。  でも季節は、冬のまま。  一生オークランドは、冬のままかも知れません。
Georgeは、神からの啓示を受けたそうです。  アフガニスタンを攻撃せよ と。  そして彼はそうした。  Georgeは、再び神の啓示を受けた。  イラクを攻撃せよ。  そして中東に平和をもたらせ と。  そして彼はそうした。  とBBCは、報道したそうです。  あの不可解な侵略戦争は、神からの啓示だったそうです。  これで漸く納得・・・?  しましたか、あなたは?
しかし、ホワイトハウスは、BBCの報道を否定しているそうです。  まさかそれを認めたら、こりゃ地球の終わりだ。  でもこの話の怖いところは、Georgeが、本気でそのように思っていたらどうなるか・・・?  俺は、神の啓示を直接受ける事の出来る人間だ。  そして世界一力のあるアメリカ大統領と言う地位にある。  もうこうなったら何でもありです。
前代のクリントンさんもヒラリー夫人の占いに則って政治をしていたと言う噂を聞いたことがあります。  つまり、アメリカの大統領達は、卑弥呼のような占いによって政治を司る本来の政(まつりごと)の姿に戻ったのかもしれません。  古き良き古代への郷愁のなせる業か・・・?  神の啓示は、良いがガソリン代どうしてくれるんだ?  戦争やるんなら人に迷惑を掛けないでやってくれ。  でも人に迷惑を掛けない戦争は、無い。
ドイツにヒトラーが現れて近隣諸国を侵略して、連合軍は、ドイツに反撃した。  アメリカにヒトラーが現れたら世界対アメリカになる。  そこまで行ったら地球は終わりだ。

平成17年10月06日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ 英国対米国 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、寒く雨が降り暗いこの世の終わりのような天気でした。  ニュージーランドに春は、来るのでしょうか?  良く考えたら今は、暦の上では春でした。  春も毎日雨なんですね、オークランドって(今更何を)。  夏時間も始まってるというのに。  でも季節は、冬のまま。  一生オークランドは、冬のままかも知れません。
ところで、先日夏時間の事をDay Lightsavingと言って、Summer Timeとは言わないと言いました。  然し、どうやら私は、間違っていたようです。  まだ、完全な確認は取れていませんがほぼ間違いなく間違っていたようです。  英国在住経験のある方が2人記帳簿に書いてくれました。  英国では夏時間の事をSummer Timeと言うらしいです。  ほぼ間違いありません。  でもまだ「ほぼ」つきのままです。  「ボボ」じゃありませんよ、「ホボ」ですよ。
私は、嘘つきになったかもしれません。  英語には、本当に今まで何度も騙されてきました。  昔、便所の事を日本では、良くWCと言っていました。  日本語の便所に相当するToiletも使っていた。  でも最近は、余り使わなくなりましたね。  Rest RoomとかLavatoryとかShower RoomとかGents & Ladies色んなアメリカ語が出てきて、WCは、和製英語かと思いきやイギリス語では、WC = Water Closetと言うと後で分かったりしました。  珍しいところでは、南アフリカでCloakと言う言葉をトイレと言う意味で使っていたのを目撃した事もあります。  暖房の事を英語でHeaterと言うと思ったら、意外とStoveと言う言い方も英国ではあるかも知れません。  普通、Stove(ストーブ)と言ったら、台所の料理用コンロの事です。  日本に居る方は、暖房の事を英語では、ストーブと言うと思っているかも知れません。  それが意外と正解かも知れません、ひょっとしたら。  今までこの手の落とし穴に何回も落とされてきたので、私は、信用しません。
我々は、昔イギリス語を日本語に取り入れそれを日本語化して使っていた。  然し、最近アメリカ語が殆ど主流となり、以前使っていたイギリス語を和製英語で日本人が勝手に創造した英語だと思い込む。  でも本当は、昔和製英語だと思っていた英語が実はイギリス語で正真正銘の英語だった。  このような工程を度々繰り返してきました。  我々ではなく、私だけかも知れません。  私は、英国に住んだことが無いのが最大の弱点です。
私が今まで接してきた英語は、旧英国連邦(Commonwealth Countries 英国の植民地だった国々)が殆どです。  つまりイギリス語を主体とした国が殆どでした。  シンガポール、その近辺の東南アジア、ニュージーランド、南アフリカ、ジンバブウェなどです。  私の仕事の相手国はこれらほぼ全員旧英国植民地ばかりでした。  アメリカとも取引した事がありますが、やはり主流は、イギリス英語主体の国ばかりでした。  ニュージーランドも勿論、英国領土でした。  今でもその余韻が有り、ニュージーランドの国旗にはユニオンジャックも入っています。
ニュージーランドでは、イギリス英語を使ってるとばかり思っていたのに、Day Lightsaving(又は、Daylight Savingか?)は、アメリカ語だったとは、驚きです。  どうしてこんな事が起こったのでしょう?  不思議で堪りません。  他にも私の知らない英語の謎や落とし穴が一杯一杯あります(あるはず)。  いつか、時間が有り余るほど有り、英語をやる気があるとき、イギリス語とアメリカ語の対比表を作りたいと思います。  そんなHPは、沢山あると思いますが自分なりに作りたいです。
身近なところでは、Petrol vs GasolineやRubbish vs Trash(Garbage)などなど。  これが単位となると更に大変。  数の単位のBillionは、英国と米国でゼロの数が3個違う。  Common Wealth Countryの人と話しているときは、要注意。  Billionと言った場合、1,000,000,000,000(英国式)なのか1,000,000,000(米国式)なのか分からない。  ニュージーランドでは、米国式のBillionを使っている感じです。  ところが話す相手は、こっちの心配などどこ吹く風で自分の理解だけで進む。  2種類のBillionがあるなどとは一向に気にしない。  でもこれが間違ったらえらいことやでぇ~!
重量単位のTonne(米国式Ton)も違う。  Long TonneとShort TonneとMetric Tonneと3種類ある。  Gallonも英国Gallonと米国Gallonは違う。  軍隊の階級も英国と米国で違うか・・・?  あ これは同じかも知れない、ちと自信なし。  海軍、陸軍でかなり階級を表す言葉が違うのは確か。  勿論、空軍も違う。  とよくも我々日本人を混乱させる罠をこれだけ仕掛けてくれたと感心する。  きっとイギリス人とアメリカ人が相談して生真面目な日本人を惑わす為に仕掛けた罠だと思う。  そこにCommon Wealth Countriesの連中が更に拍車を掛けている。  これは、世界的に日本人を陥れるための策略に違いない。  きっとそうだ!

平成17年10月05日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ 憲法第9条 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドらしい天気でした。  雨が降り寒く暗~い天気でした。
Yahooのニュースで憲法改正に関する世論調査の結果を見ました。  日本は、相変わらずだと思いました。  本当に怖い国民です。  平和憲法と言われる第9条で戦争放棄を謳っていれば平和が守れると思っている節があります。  どこかの国が他の国を侵略し攻撃するときに相手国の憲法を精読して、あっ この国は憲法で戦争放棄してる、だから攻めるの止めよう。  と思っているのでしょうね、きっと。  昭和10年代のような戦闘モードになると戦争をするかどうかと言う最も大切な問題を口にするだけでも袋だ叩きになります。  現代の日本人が戦前の日本人と変わったと思ったら大きな間違いです。  1個も変わっていません。
何が変わっていないかと言うと流れが何となく戦争モードになると全員戦争モードに変身するその全体主義が変わっていません。  他の人がそうだから私もそうと言う全体主義的付和雷同分子です。  これが日本人の最も怖いところです。  常に他人を自分の行動の指針とするところです。  換言すれば自分の考えが絶無である事です。  とここまで極端に言うと大げさと思うでしょうね。  でも世論と言う形で現れるときは、この恐ろしい姿で出てきます。  そしてこの世論が国論となります。  政治家もこの世論を息を潜めてみています。
そして更に怖いところは、その変身は、一瞬、あっ と言う間です。  誰かの何らかの思惑によりその瞬間は、起こりえます。  或いは、何らかの事件の勃発でも起こりえます。  元々信条があって言うのではなく何となく回りがそんな感じだから自分もそうだと言う雰囲気(ハイカラな言葉で言うとフィーリング)で言う人が殆どなのでこのような奇怪な現象が生じるのだと思います。
この日本人の怖い性質は、神道に根ざしていると思います。  誰も神道など信じていません。  でも日本人は全員神道に支配されています。  神道には、教義がありません。  つまり何も無いのです。  もといあります。  呪い、祟り(たたり)、穢れ(けがれ)、言霊(ことだま)などがありますが、勿論これらは教義ではありません。  不吉な超常現象ばかりです。  それらが神道の核心かも知れません。  それらを祓うために古代の日本人達は、ただひたすらに祈り、詩って来ました。
古代から現代に至る、公家達が宮中で盛んに歌を歌って来た、それは不吉な事を封じ込める為の祈りです。  日本人と言うのは、実に不思議な民族ですが、神道と言う古代の原始宗教に未だに支配されています。  私もその例外ではありませんが、私は、呪いと祟りと穢れと言霊に支配されたとしても全体主義にはなりません。  現代の先進国に於いて、古代の原始宗教の尻尾をそのまま持って歩いているのは、日本以外には無いでしょう。  現代の世の中で、未だに古代の原始宗教に支配されている民族は、日本人と未開の民族だけだと思います。  原始宗教は、自然への畏れがその中枢に形成されています。  火山の爆発、地震、津波、台風 これらの自然災害は、日本のほぼ独壇場と言っても良いかもしれません。  日本ほど自然災害に苦しめられている国は、他に無いと思います。  数百年に1度と言うような頻度ではなく、ほぼ毎年のように人が自然災害で被害を被っています。  同じ火山国であるニュージーランドでも地震は、滅多にありません。
日本人は、それ程自然に痛めつけられてきたと言う歴史を鑑みれば未だに古代宗教に支配されているのも分からなくも無いですが、それが怖い政治的な全体主義として現象化する時、余りにも怖い。  議論は、出来なくなりますし、反論すれば袋叩きにされ命の保証もありません。  そしてそれは、国家によってなされるのではなく、隣組とか国防婦人会と言う近所の人達によってなされます。  隣組とか国防婦人会的組織が大好きな人間が沢山居ます。  たまたま現代は、平和を求める方向へ向かっているので良いのですが、それが変わる時・・・  平和保持や軍隊を放棄するなどと言ったら袋叩きにされる時が充分にあり得ます。  何故なら今の世論も戦前の世論もその時々の雰囲気で人が答えているだけだからです。  信条や信念などではありません。  但し、70代の年齢層は別です。  彼らは、本当に身をもって辛い思いをしてきたので、本当に平和を求めていると思います。  それ以下の60代以下の若者は、雰囲気の平和を求めているだけだと思います。  戦闘モードに変わらないことを願っていますよ。
ここで書いたような全体主義的隣組・国防婦人会体質の人が自分の身の回りに居るかと思って聞いたりすると実際には発見出来ません。  然し、世論調査などの漠然たる集団となるときにその全体主義がはっきりとした姿を現します。  そして体勢を決するのはその輪郭のはっきりしない漠たる集団です。  それが目に見る形になって来たとき、身の回りに現実に隣組のおじさんや国防婦人会のおばさんが現実に出現すると思います。  それまでは彼らは、自分の意見を言いません。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。

平成17年10月04日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 速度違反 ■
おばんです、みなさん。  今日の昼間オークランドは、比較的良い天気でした。  でも夜からいつものオークランドに戻りました。
ニュージーランドで車を運転するときは、制限速度を守りましょう。  日本で車を運転するときは、制限速度を守りましょう。  ニュージーランドと日本以外でも車を運転するときは、制限速度を守りましょう。  ニュージーランドの道路には、速度写真機(ハイカラな言葉で言うとスピードカメラ)が付いています。  ですから、良く捕まります。  制限速度が60kmだとしたら70kmまで大丈夫です。  71kmで捕まります。  制限速度 + 10kmまでは大丈夫です。  11kmを超えると捕まります。
捕まると言っても現場で逮捕されるのではなく、後日切符(ハイカラな言葉で言うとチケット)が郵送で送られてきます。  現場でスピードカメラを構えていてパシャっとカメラのフラッシュがたかれることもあります。  11km超過で$90くらいの罰金だと思います。  $90は、約¥7,200です。  とても痛い出費になります。  たとえお金持ちで$90は、小額だと思う人でも余計な出費は、払いたくないのが人情です。  速度違反と駐車違反に関しては、ニュージーランドは、とても良く機能しています。  その他の役所の仕事は、遅いですが速度違反と駐車違反に関しては驚くほど効率的で能率的です。
あなたは、スピード違反で余計なお金を使わないようにしてください。

平成17年10月03日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 食器洗い ■
おばんです、みなさん。  今日も、オークランドは、小雨でした。  記帳簿に書いてくれた人が居ますが、英国(United Kingdom = UK)では、夏時間をSummer Timeと言うらしいです。  blogでは、ひょっとしたらそんな表現もありやも知れないと言いましたが、ひょっとしたら私の不安は的中したかも知れません。  でもまだ確認が取れていません。  若し、英国で夏時間の事をSummer Timeと言うならば、ニュージーランドではアメリカ語を真似ているのでしょうか?  それは、問題です。  私は、今まで何年嘘を付いてきた事になるでしょう。  やばい・・・
ニュージーランドでは、どのように食器を洗うか知っていますか?  食器洗い器の無い家庭の話です。  まず、台所の流しにお湯を貯めそこに洗剤を垂らし、スポンジで食器をこすります。  そして洗剤の泡が一杯付いた食器をお湯から上げ、そのまま乾燥して終わりです。  つまりすすぎは、完全にありません。  この話は、このHPのあるページで紹介しています。  そのページの題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)は、何でしょうか?  正解者の方には、豪華商品を用意しておりますので奮ってご応募下さい。  今夜はこれにてごめん。

平成17年10月02日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 夏? 労働党政権3期目 ■
おばんです、みなさん。  今日は、オークランドらしく一杯雨が降りました。  でも気温は、それ程低くなくて良かったです。  今日、10月2日(日)の明け方の2時から夏時間が始まりました。  即ち2時になった瞬間に3時になっています。  夏時間の事を英語では、Day Lightsavingと言います。  サマータイム Summer Timeじゃありませんよ。  今日から日本との時差は、4時間になります。  ニュージーランドの方が日本より4時間早いです。  つまり、日本時間の朝8時がニュージーランド時間の昼の12時です。  宜しいですか?  これは、今まで36回言いましたよ。  もう憶えてくれましたね?  えっ・・・?  まだ、分からない・・・?  そりゃ、お手上げだ。
遂にニュージーランドの最終的な選挙結果が出ました。  労働党が勝利しました。  在外投票の開票結果、国民党が1議席減らし、48議席になりました。  在外投票結果が出る前は、国民党の議席は、49でした。  労働党の獲得議席は、50議席のままだったのか増えたのか良く分かりません。  他の少数政党の議席数が増えたのかも知れません。  実は、私もつまみ食いの情報しか持っていません。  NZ Heraldをきちんと読めば詳細に分かりますが、そこまでやってる時間がありません。  国民党は、敗北宣言を出しました。  在外投票分を加えた比例代表の投票率で議席の増減があったようです。  これで労働党は、3期連続で政権を担い(にない)ます。
労働党が50議席とした場合、私の素人考えでは、他の少数政党との連立組み合わせで、国民党も充分過半数を確保する事も可能と思ったのですがそうじゃないようです。  最終的な投票結果で最大議席を獲得した政党が勝利者として政権を取ることが確定するようです。  日本とは違うようです。  たったの2議席差であっても、少なかった方は、敗北者として政権獲得を放棄するようです。  ちょっと不思議です。  或いは、私の理解が間違っているのか、他の原因があるのか・・・?  正直言って、100%の確信を持っていません。
私は、最近かなり忙しかったです。  これからも忙しいです。  色んな仕事が一度に押し寄せてきました。  昨日の気まぐれも書けませんでした。  一度に重なって押し寄せてきた仕事を振り分けながら、何とか処理しています。  でも遅れが出ることもあります。  こんな時にこの記事を書いて良いのだろうかと言う気もするほどです。  寸暇(すんか)も惜しんで全てを処理すべきではないかと言う気があります。  然し、気まぐれも大切な日課の一つです。  六千万人の読者を待たせることは出来ません。
頭の中であれをこうして、あぁしてと考えながら処理すべき順序を組み立てます。  私は、若いですが昔は、もっと若かったです。  30年近く生きてきて(一説には戦前生まれ、或いは嘉永六年生まれと言う説もあり)やや鈍くなって来たと感じます。  昔は、とても頭がすっきりしていて切れが良かったのですが、最近は、歳のせいかまたは、ニュージーランドに長く居るせいか、或いは、一人で居る時間が長いのでたるんできたか、はたまた、それらの全てが一遍に押し寄せて来たのか、自分で自分が歯痒く思うことがあります。  昔は、物忘れも殆ど無かったです。  最近は、度々あります。
寛大で穏やかになってきましたが同時に、物事の処理が鈍くなり遅くなったと思います。  直ぐ苛付いたり(いらついたり)カリカリする事が少なくなった分、迅速さと正確さが欠けて来たと思います。  日本の政治家等を見ますと年老いても驚くほど頭がはっきりしてる人が沢山居ます。  あんな人達を見ると感心します。  こんな事を言うと、愚痴を言っていると思われるかも知れませんが実は、違います。  このように冷静に自己分析をして再度、自分自身を立て直そうと企んでいます。  冷静に客観的に自分を他人として分析しているだけです。
日本に居る人は、夏時間になったら季節も夏になると思ってる人が居ます。  そんな事はありません。  ニュージーランドは、まだまだ寒いです。  でもニュージーランドの気候の怖いところは、いきなり暑くなったり寒くなったりする事です。  1ヶ月くらい前にもう夏じゃないかと思うほど暖かくなった事もありました。  起伏と変化の激しい気候ですが、1年を通して温暖で穏やかと言えます。  少なくとも日本の内地と同じように考えては、いけない。  それじゃ一体何なのかと聞かれると分からない。  そう言うときは、年間平均気温の数値を見て把握しましょう。  でも、数字では掴みきれない部分があるんだな、これが。  明日があなたに取りまして、素敵な月曜になる事を願っています。

平成16年10月01日は、お休みしました。

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