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気まぐれ草紙古文書館 - May 2005.

当ページを立ち上げた日 平成17年07月24日(日)

平成17年05月31日(火) 11:54pm(NZ time)
■ 勝者は、強し ■
おばんです、みなさん。  今日の空模様も冴えませんでした。  雲を基調として時々、晴れ間が顔を出す程度です。  雨は、当然降りました。  でももう直ぐ冬至です。  6月21日が冬至です。
2005年3月締めのトヨタの決算を見ました。  ニュージーランドで出版されているMJと言う日本語の出版物で見ました。  それによると、5年連続の増収増益と言う事です。  日本の勝ち組と負け組みは、完全に分かれたようです。  トヨタとかホンダのように価格の高い車がバンバン売れて、安いメーカーがそうでもない。  物を売る要素には、色々あると思います。  価格、品質、サービス(お客への対応と言う意味)、販売戦略など色々あると思います。  それにしても高いメーカーの車がどんどん売れて、ちょっと価格が下がるメーカーの車がそれ程売れないと言う事実は、面白いです。
2005年3月締めのトヨタの売り上げは(連結決算)、18兆5,515億円で利益は1兆1,712億円(税引き前か、後か不明)と言う事です。  私の年収より多いです。  ニュージーランドの2004年3月締めのGDP = Gross Domestic Products = 国内総生産は、1,180億5千800万ドルです。  日本円に換算すると約9兆4,446億4千万円です(NZ$1 ≒ ¥80にて計算)。  トヨタ1社の1年の売上高は、ニュージーランドの1年のGDPの約2倍あります。  これは、驚くべき数字です。
業績の良い会社は、どんどん伸びている。  落ち込む会社は、非常に苦しんでいる。  伸びている企業は、人並み以上の努力をしていると思います。  下請け業者を徹底的に叩き、出来る限りの合理化をしていると思います。  しかし、身近な人の話を聞くと誰もが苦しいと言う。  一方では、余りにも巨額の利益を上げている企業もある。  どこでどのように別れるのか・・・?  今宵があなたに取りまして素晴らしき火曜日の夜になる事を願っています。

平成17年05月30日(月) 09:06pm(NZ time)
■ 東 ■
おばんです、みなさん。  今日の空模様も冴えませんでした。  雲を基調として時々、晴れ間が顔を出す程度です。  雨は、当然降りました。  でももう直ぐ冬至です。  6月21日が冬至です。
太陽は、既に上に上がっていた。  未だ、結構暑かったので今年の2月か3月だったと思う。  その日、私は、未だ、寝ていた。  日曜か土曜だったのか或いは、平日だったか憶えていない。  私は、うつ伏せに寝ていた。  その時、電話が鳴った。  国(北海道の道東)の同級生の茜だった。  私は、彼女と小学校、中学校、高校と一緒だった。  小学校と高校で同じクラスになったことも有る。  しかし、国に居て学校へ通っていた頃、彼女と殆ど話しをしたことも無かったし、全く付き合いが無かった。
しかし、不思議なことに彼女もオークランドに居た。  高校卒業以来初めて彼女に会った。  何年ぶりの再会になろうか?  高校生の時と言うと、かなり昔ほんの数年前なのでそれ程の昔ではない。  しかし、こんな奇遇な事は滅多に無い。  何らかの縁があるのだと思うが、それが何なのか未だに分からない。  ご主人との仕事の関係かとも思っているが確信がもてていない。  彼女は、霊能者だ。
私が電話に出ると、彼女は、こう言った。  「小泉君の近くに [東] って書いた紙ないかい?」 との事。  小泉と言うのは、私の事だ。  私は、やや寝ぼけながら辺りを見回した。  うつ伏せになって寝ている右肘の下に5cm四方くらいの大きさの白い紙があった。  その紙を見ると [東] と言う文字が書いてあった。  誰が書いたのか、また、どうしてここにこんな紙があるのか分からなかった。  特に不思議だとも思わないで、私は、答えた 「あぁ~ 右肘の下に [東] って書いた紙が有ったよ。」。  茜は、言った「やっぱりね、詳しい事は、百恵に聞いてね? アハハ」 と言って一方的に電話を切った。  百恵と言うのは、茜の娘の事。
そこで目が覚めた。  あぁ、夢だったのかと思った。  しかし、不思議な夢だった。  一体どう言う事だろうと思い、私は、茜に電話をして聞いた。  これこれしかじかの夢を見たが、何か心当たりがあるかどうかを聞いた。  しかし、彼女には、見当がつかないと言う。  娘の百恵が帰ってきたら聞いてみる言って、電話を切った。  数日後、百恵に聞いたが、彼女も分からないと言う。  意味の分からないまま、数ヶ月が経った。  そして未だに意味が分からない。
これは、実際に有った話です。  名前は、変えてあります。  どなたかこの夢の謎が分かる方いらっしゃいますか?  若し、分かりましたら教えて下さい。  「筆者へE-mail」のサーバーも変えましたので、今度は、きちんと届くと思います。
「筆者へE-mail」

平成17年05月29日(日) 03:35pm(NZ time)
■ 日本人男性の夜の一人歩き ■
こんにちは、みなさん。  今日の空模様も冴えません。  雲を基調として時々、晴れ間が顔を出す程度です。  雨は、当然降ると思われます。
オークランドのCity(シチー = シィティー = 街の中心地)にK Roadと言う通りがあります。  Queen Streetの坂の上りきった交差点と直角に交差している道がそれです。  正式には、Karangahape Roadと言いますが長ったらしいので一般的には、K Roadと呼ばれています。  私は、ゲイロードと呼んでいます。  ゲイ = Gay = お釜が多い通りです。  夜になると怪しげな店が怪しげな電気を点けて店に人を呼ぼうとしています。  しかし、普通の人間は、入ることの出来ない事が多いです。  店の入り口には、怖~い おにいさんが居る事も有ります。  そして普通の人間が入ろうとすると、ここは、ゲイバーだと言います。  守衛(ハイカラな言葉で言うとボデーガード = ボディーガード)が居ない店もあります。  彼らは、人を見てお釜かどうか見分けがつくようです。  私は、かなり以前、5~6年前だと思いますが、ゲイロードの飲み屋に一人で入ったことがあります。  Jim Beamのロックを注文したら返事もしてくれませんでした。  それで直ぐ諦めて退散した事があります。
ゲイロードでは、日本人の男の子が強姦される事があるらしいです。  勿論、男にやられるのです。  男が男にやられるのです。  日本人の男は、白人やマオリに比べると中性的或いは女性的です。  西洋人の男は、ゴリラのようです。  原始的な男らしさを体現しています。  身体は、でかく逞しく勿論でか~い一物を持っています。  彼らに比べると日本人の男の子は、まるで子供で女子高生のようです。  ですから彼等は、そそられるのだと思います。
日本人の肌は、滑らかです。  それは、女性も男性も同じです。  西洋人のそれは、がさがさです。  のみもしらみも西洋人のがさがさの肌を刺しません。  日本人ばかり狙うようです。  日本には、余り居ない蚤(のみ)や虱(しらみ)もニュージーランドでは、元気に生活しています。  滑らかな肌を持ち、(彼らから見たら)女性的な日本人の若い男の子は、恰好の餌食です。
私の日本人の知り合いに聞いた話ですが、日本人の若い男の子がKiwiの男に強姦(ハイカラな言葉で言うとレイプ)されてすっかり男の味を覚え、女なんか目じゃないと言うまでに成ったそうです。  それからは、自ら男を求めて色々な手を駆使して狩(ハイカラな言葉で言うとハント)をしたそうです。  そして、完全にゲイになり日本に帰ったそうです。  元々その気(け)が無い正常な男でも強姦されて目覚めてしまうのです。  まぁ、気持ち悪いというか、おぞましいというか、気色悪いと言うか、しかし現実です。
ですから、日本人の男の夜の一人歩きは、危険です。  必ず友達と一緒に行動しましょう。  出来るだけ夜は、出歩かないようにした方が良いです。  特にゲイロードは、大変危険です。  言うまでも無い事ですが、日本人の女の子は、男の子よりも何十倍も危険です。  日本人の男の子が狙われると言う事は、女の子は、言うまでも無く最高です。  日本人の女の子は、恐らく一番人気だと思います。  容姿や体形(ハイカラな言葉で言うとスタイル)などは、殆ど関係なく日本人の女の子は、もてもてです。  金と身体を奪われて捨てられる子が後を絶ちません。

平成17年05月28日(土) 10:47pm(NZ time)
■ 人として Part III ■
おばんです、みなさん。  今日の空模様も全体に冴えない天気でした。  雨は、キチンと降りました。  最近は、雨が多くなってきました。  でも幸いなことに気温は、それ程、低くありません。  ですから凄く寒いと言う事は有りません。  でもこれから冬が本格化し、毎日毎日雨が続き、カビが生える日が来ます。  でも静電気は、余り来ませんし、日本の冬ほど寒くないので総体的に見ると決して苦情を言えません。  と言うか私の憧れの地中海性気候です。  苦情など言えようか、いや、言えない。
(昨日と全く同じ)
時は、18世紀、場所は、オーストリアの首都ウィーン。  ハプスブルグ家の王妃マリー・アントワネットは、従者を36人従えて、プラターを散歩していた。  11月で紅葉が美しかった。  プラターの散歩道は、綺麗な並木道で、辺りは静かだった。  この周辺一帯は、広大な公園で朝の散歩時には、老人などが少しくつろいでいるだけだった。  マリーの愛犬タロウもこの毎朝の日課をとても喜んでいた。
その朝、マリーは、いつものようにプラターをゆっくりと歩いていると、タロウが用を足しに森の中に入った。  マリーは、タロウを追って森に入った。  そこでマリーは、不可思議なものを目にした。  物静かな朝の公園に人がうずくまっている。  マリーは、目を凝らして、それが何であるか分かった時、呆然とした。  それは、男で野糞の最中だった。
従者が慌ててそれに気づき、男を誰何(すいか)した。  そこのもの、そこで何をしておる?  え? 野糞だよ、見たら分かるべさ。  おっさん、紙持ってない?  従者は、懐から紙を浮浪者に渡した。  その浮浪者は、黄色い肌をしていた。
従者は、東洋人の野糞男の名前を聞いた。  そちの名前を申せ。  俺?  kiwidream1997だよ。  なして?  い・・いや 早く用を済ませて立ち去れ。  姫がご機嫌を損ねる。  うん、分かった。
マリーは、その光景を一部始終、興味深く見ていた。  東洋人の男のその健康的な尻とウンコにマリーは、圧倒され、一目惚れした。  36時間後、ハプスブルグ家の当主を筆頭に一族が36名が勢ぞろいしていた。  緊急会議が開かれ、マリーとkiwidream1997の婚姻について議論が交わされる予定だった。  しかし、議論の余地も無く、36秒後に採決が採られ、36対0で否決された。  その直後にマリーは、言った。  私は、身分や国籍や肌の色でkiwidream1997を見るのではなく、「人として」彼を夫として迎えたい。  マリーの意見は、最初っから、相手にされず、36日後にフランスのルイ16世の元に嫁ぎました。
私の感性、余りにも鋭く研ぎ澄まされたその感性は、「人として」と言う言葉の一般的な凡例を見損なっていました。  これを人は、鈍感とか鈍いと言います。  私のblogにPaquicilさん、ままさん、かじゅさん(← この順番で)と言う方が投稿してくれました。  この3人の方は、「人として」と言う言葉を聞いたとき、全員、「人として」の常識や良識や配慮や見識を想起したそうです。  そこに更に駄目押しで、madrayさんと言う方が全く3人の方と同じ用法で来られました。  つまり、私一人だけ、一般的に思い浮かばない用法で 「人として」 を考えていたわけです。
しかし、良く考えてみたら、他の方の言う通りです。  「人として」と言ったなら、普通は、その人間の礼儀作法や常識や良識や心構えなどに関して言います。  将にその通りです。  私は、全くそれに気がつかなかった。  別にどうってことないですが。  特に騒ぎ立てる問題でもありません。  ただ、そんな事があったと言うだけです。  これから、私は、執筆業で身を立てようかと考えています。  上の小説を書きながら中々いけると思いました。  え?  全然、駄目?  そうですか、こりゃまた、失礼致しました!

平成17年05月27日(金) 11:00pm(NZ time)
■ 人として Part II ■
おばんです、みなさん。  今日の空模様も全体に冴えない天気でした。  雨は、キチンと降りました。  最近は、雨が多くなってきました。  でも幸いなことに気温は、それ程、低くありません。  ですから凄く寒いと言う事は有りません。  でもこれから冬が本格化し、毎日毎日雨が続き、カビが生える日が来ます。  でも静電気は、余り来ませんし、日本の冬ほど寒くないので総体的に見ると決して苦情を言えません。  と言うか私の憧れの地中海性気候です。  苦情など言えようか、いや、言えない。
昨日の「人として」の続きです。  この記事は、まず最初に「ニュージーランドドリーム」と言うHPのトップページの「気まぐれ草紙」と言う欄に載せます。  その後、「ニュージーランドで日々思うこと」と言うExciteのblogに転記します。  そのExcite blogで当件について投稿してくれた人が居ます。  Paquicialさんとままさんのお二人です。  このお二人の意見がヒントになり、ほぼ謎が解けました。
私の昨日の記事で書いた内容は、実は本当に有った或る会話が私の頭の中に像(ハイカラな言葉で言うとイメージ)として有りました。  それは、人種差別とIdentity(アイデンティティー = 自分って誰と言う意味?)に関する会話でした。  人が差別される時、或いは、差別する時、国籍や民族に拘わらず「人として」対等に接すると言う防衛装置を装備する事が有ります。  私は、このような背景を持って昨日の記事を書きましたが、上で言ったPaquicilさんと言う方の意見は、意外でした。  彼女の考えは、「人の本性(嘘ついたり、怠けたりとかマイナスの)に照らし合わせて」では無いか、と言う事でした。  これを読んで私は、成るほどそんな捉え方があるのかと思いとても参考になりました。  ただ、これは、私の思い描いていた像とはやや異なりました。
次にままさんと言う方の投稿を読み、それに回答しながら私は、自分の考えのもやもやがやや晴れて来ました。  彼女の言う事は、彼女も「人として」と言う表現を使うけれどもその意味を説明すれと言われると上手く説明出来ないと言う事でした。  私は、「人として」と言う言葉を使いませんが、彼女と同様に上手く説明出来ない。  それで、彼女に対する返答を書きながら、私が何故「人として」と言う表現に違和感を感じるか大体答えが出ました。  まず、表現自体がとても曖昧である事。  「人として」言う表現が曖昧で有るが故にその意味する範囲が広く、焦点が定まらない事。  言葉として綺麗である事。  或る言葉の意味する範囲が広くそして耳辺りの良い綺麗な言葉は、便利で使いやすいと思います。  しかし、具体性に欠け、何を言いたいのかぼやけてしまいます。
私が「人として」と言う言葉に感じる違和感の原因は、このせいだと思いました。  つまり「人として」と言う綺麗な言葉の持つ曖昧さが誤魔化しやまやかしに思えたからだと思います。  私は、若かりし頃(今でも若いですがもっと若かった頃)、物事を正確に的確に具体的に表現する事を好みました(実際は、中々出来ませんでしたが、そうあるように努めていました)。  曖昧な部分を残す事がとてもずるいような気がして嫌でした。  しかし、人生30年近く生きてくると、余りはっきりと言う事は時には、人を傷つける事もあるので、時と場合によりけりだと思うようになりました。  人間が丸くなったのです。
それで、私の中では、曖昧な表現もありになりました。  でも未だに体質として曖昧さを嫌う傾向が残っているようです。  しかし、曖昧さは、時として優しさになることもあります。  曖昧模糊の状態にしておく事で人は、救われる事があります。  しかし、曖昧模糊が常に人を救うとは、限りません。  曖昧ではっきり出来ないが為に、悪循環環境を断ち切ることが出来ず苦しむ事もあります。  それらは、常に人の意思によって断ち切られたり、続けられたりします。  今宵があなたに取りまして、素敵な金曜の夜になる事を願っています。

平成17年05月26日(木) 05:16pm(NZ time)
■ 人として ■
おばんです、みなさん。  今日の空模様も全体に冴えない天気でした。  でも雨は、降らなかったと思います。  私の知らない間に、パラパラは、あったかも知れませんので、100%の確信は持てません。 (昨日と全く同じ文句)
「人として」と言う表現の意味するところは、何でしょうか?  文字面だけひねくれて捉えると、動物と比較した場合の「人」となると思います。  つまり、虎さん、熊さん、お猿さん、ライオンさん、象さん、キリンさん、かばさんなどの動物と比較した場合の「人として」と言う表現。  しかし、普通「人として」と言った場合、動物や植物や自然と比較して「人として」と言っているのではないと思います。
「あの人は、良い人だ」と言った場合、それじゃ、誰が悪い人?  と斬り返される事が有ります。  一般的に良い人と言った場合、極悪人と比較しているのではなく、平均値以上の良い人、つまりより良い人と言う意味です。  「熱が有る」と言った場合、それじゃ、誰が熱が無いの?  誰が絶対零度の体温の人?  とは、誰も問い返しません。  何故なら、「熱が有る」と言う場合、平熱以上の熱が有ると言う意味が誰でも分かるからです。  しかし、「あの人は、良い人だ」と言った場合、文字面通りに捉える人が結構居ます。  これは、論理的には間違った表現だから混乱が起こるのだと思います。  論理的に正しく有るべきだという(自分だけの世間に通用しない)堅い信念を以って、「あの人は、全世界の人類の平均値と比較してより良い人だ」とは、誰も言いませんし、言ったら変です。
このように言葉には、変な表現が結構あります。  変な表現でもその言葉が一般的に通用している場合は、その言わんとしている事を咀嚼して捉えるのが大人です。  喫茶店に入って、店のねえちゃんを呼ぶ時に「すんませ~ん」と言うのも論理的には変です。  若し、ニュージーランドでCafeに入って、「I'm sorry」と言ってねえちゃんを呼んだら、頭を疑われます。  さてここで問題です。  ニュージーランドのCafeに入って店のねぇちゃんを呼ぶときは、何て言ったら良いでしょうか?
1.Executive me.
2.Exercise me.
3.Excuse me.
4. Exit me.
5. Exile me.
6. Exquisite me.
7. I am extremely sorry.
正解者の方には、豪華商品を用意しておりますので振るってご応募下さい。
人に何かしてもらった時、「悪いね」とか「済みません」言う事が有ります。  これも英語なら「Thank you.」と言うべき所ですが、日本語だと「ありがとう」にならない事が良くあります。  しかし、それで通用しているのですから、慣例に従うしか無いのです。  私一人だけが論理的に正しい日本語を普及させる運動に情熱を燃やしても無駄ですし、そんな面倒な事をする気は毛頭有りません。  このように文字通りの意味とその真意と違う表現が良く有ります。  そこに細かく突っ込みを入れて、話を混乱させるのも面倒で意味の無い事です。  国語学者なら話は、別ですが。
「さようなら(左様なら)」は、私は、あなたと別れるのが辛く哀しい、しかし、これこれしかじか・・・左様な事ならば仕方ありません。  お別れしませう、と言う意味らしいです。  「ありがとう(有難とう)」は、昔の東映の時代劇映画で良く武士が言っていた「有難き仕合せ」でせう。  「すみません(済みません)」は、私は、とんでもない事をしでかしてしまった、到底このまま「済まされる」事では無い。  と言う「済みません」でせう。
さて、それでは、「人として」は、どうなんでせう?  上で挙げた例とは、関係ない見たいですね。  思いつきで話していますので関係ない話が挿入されただけです。  めんご。  「人として」の意味するところは、国籍、宗教、肌の色、言語、性、年齢、部族、学歴、職業、出身地などに関係なく、人として同じと言う意味だと思います。  しかし、「人として」と言う表現には、上に挙げた例には無い、違和感が有る・・・  どこかに誤魔化しが有るような気が・・・?
それでは、「人として」と言う表現には、どんな誤魔化しが含まれているか・・・?  或いは、それは、単に私の思い過ごしか・・・?  今は、私自身もきちんと分析していませんので、分析結果が出ましたら、また、ご報告申し上げます。  今宵があなたに取りまして、素敵な木曜の夜になる事を願っています。

平成17年05月25日(水) 11:59pm(NZ time)
■ ニュージーランド賃貸住宅 ■
おばんです、みなさん。  今日の空模様も全体に冴えない天気でした。  でも雨は、降らなかったと思います。  私の知らない間に、パラパラは、あったかも知れませんので、100%の確信は持てません。
あなたは、このHPの「NZ関連リンク集」を見たことがありますか?  そこに「ニュージーランド関連の公的機関 & 準ずるサイト」と言う分類があります。  この部分は、インラインフレームの中に入っているので一番下の方は、隠れて見えません。  スクロールダウンして一番下へ行くと「Tenancy Services」と言う項目があります。  これは、日本語で言うと「ニュージーランド賃貸住宅局」と言う意味合いの役所のHPです。  ありがたいことに日本語で書かれています。
ニュージーランドの賃貸契約に関する内容です。  ニュージーランドにこれから住む方には、有益な事柄が書いてあると思います。  申し訳ありませんが私は、読んでいませんので、あなたがご自分で読んでください。  初めて、ニュージーランドのFlat(アパート)を借りようとしている方には、きっと役に立つと思います。  今夜は、これにて御免

平成17年05月24日(月) 07:44am(NZ time)
■ 英語 進歩しない ■
おはようございます、みなさん。  昨日、また記事を書くのをサボってしまいました。  いけないですね。  はい、すんません。  今、空が明るく、今日は、晴れ間が出そうです。  天気予報では、晴れ、曇り、雨ですが。
今日のNZ Heraldの記事に「Government flood bill may hit $40m」と言う題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)が有りました。  内容は、Bay of Plentyと言う町を襲った洪水被害に対する復興予算に関してです。  今回は、記事の中身ではなく、英語の「hit」と言う意味について。  hitと言うと第一義的には、叩くとか打つと言う意味です(動詞の場合)。  しかし、その意味では、上の題名は、意味が通じない。  辞書を引いてみると、「(人に・・・を)頼む、要求する、せがむ」と言う意味が載っている。  この意味で使われていたと言う事が分かりました。  つまりこの題名が意味するところは「政府は洪水対策として4千万ドルの予算を要求の予定」(ちょっと意訳)と言う事です。
他にも「(商品・記事などが市場・新聞などに)出る、発表される」と言う、私の全く知らない意味も辞書にありました。  このように英語と言うのは、良く分からない事が余りにも度々あります。  特に「hit」のように非常に一般的な単語になると特に、意外な意味があり、訳が分からない事が良くあります。  そして、私の全く知らない意味で実際に使われている事があります。  それ故に、英語を理解する事はとても難しいです。  私は、自分の英語力の乏しさを深く実感しています。
それは、日常会話をする時、或いは、新聞を読んだりする時、毎度毎度の事です。  知らない単語が余りにも多く困ります。  そんならもっと一生懸命に勉強すれば良いのですが、気が向いたときに辞書を引くだけなので、殆ど進歩が無いのです。  これは、英語を第一公用語とする国に約8年住んでいての話です。  私が、特別知能が劣っているからそうなのではありません。  私の知能程度は、ごく平均的だと自分で思っています。  しかし・・・
人間30年近く生きていると、記憶装置が劣化してきます。  Cache Memoryに保存する事が非常に難しくなってきます。  頭脳と言う肉体部品もコンピュータに例えると良く分かります。  もう私のCache Memoryの容量は、一杯なのか・・・?  いや、そんな事は無い。  Cache Memoryが古くなって、回転速度が遅いだけだ。  未だ、入る。
さて、ここで問題です。
 「Cache Memory」の意味を当ててください。
1.現金記憶装置
2.現金保管金庫
3.現金な奴
4.現金が欲しい
5.IC(RAM,ROMなどの)記憶装置
正解者の方には、豪華商品を用意していますので振るってご応募下さい。

平成17年05月23日は、サボりました。

平成17年05月22日(日) 09:03pm(NZ time)
■ $500のCheque(小切手届く) ■
こんにちは、みなさん。  今日22日もオークランドは、1日中雨でした。  たまに雨が上がる時も有ったと思いますが、それでも晴れ間は、出ず1日中じめじめ暗~~い 物悲しいような虚しいような1日でした。
昨日21日の土曜日に私は、郵便局へ行きました。  するとTakapuna Prosecution Office(タカプナ検察局)からの郵便が届いていました。  中を開けると言うまでも無く、$500分のChequeが入っていました。  幸いな事にBank Chequeでした!
5月19日の気まぐれで説明しましたが、Cheque(米語の綴りは、Check)と言うのは、小切手の事です。  Chequeと言っても、数種類あります。  個人発行のPersonal Cheque、会社発行のCompany Cheque、銀行発行のBank Chequeなどです。  この他にも有ると思いますが私は、知りません。  一番危ないのがPersonal Chequeです。  不渡り小切手になる事が頻繁にあります。  参考までに申し上げますと、西洋社会には、手形はありません。  日本で手形の不渡りが出るとそれはそれは大変深刻な事態になります。  倒産騒ぎになりますし、実際倒産する企業も沢山あります。
ニュージーランドでは、不渡小切手(Bounced Cheque)は、日常茶飯事です。  不渡りになっても銀行も日本ほどは、騒ぎませんし、不渡小切手を発行した人間も破産に直結しません。  こう言う背景がありますから、私は、検察局からの電話があって、Chequeを送ると言っても、万一それが犯人のPersonal Chequeだったら、余り期待できないと思っていました。  しかし、警察と検察が絡んでいるのだから、恐らくBank Chequeだろうと期待していましたが、その通りでした。  Bank Chequeと言うのは、銀行が発行する小切手ですので、銀行が潰れない限り大丈夫です。  現金とほぼ同様と考えても間違い有りません。
Bank Chequeの同封された封書には、警察の文書と犯人からの謝罪文が有りました。  そこには、「I'm sorry」と言う文言がありましたが、小学生のような文章が3~4行だけでした。  しかし不思議なことに手書きのその文章が読める文字で書かれていました。  これにより彼女は、Diversionを得る事が出来ました。  Diversionと言うのは、有罪を逃れる事を意味します。  初犯であること、犯人が罪を反省している事、犯人が罪の償いをする事、軽犯罪で有る事、これらの条件を満足するとDiversionにしてもらえるようです。  Divertの名詞形がDiversionです。  原義は、川の流れが変わることです。
被害者である私が、莫大な時間と労力を注ぎ警察と何度も話をしたり騒ぎ立てる事も無く、ほぼ何もせずにこのような結末に至った事に私は、とても満足しています。  $500と言う金額も車の修理費としては、妥当だと思っています。  当初は、私も警察の対応にかなり頭に来ましたが、結局彼らは、理想的な顛末にしてくれました。  調書も取らず、私の告訴状も無く、犯人が法廷に出頭すると言うその余りにも簡易な手続きに驚きました。  しかし、終わりよければ全て良し。  犯人もこれに懲りて一瞬の短気で無法な行いをしないように注意すると思います。
しかし、私は、事件があったあの時に警察に彼女の逮捕と示談とどっちが良いか聞かれて、逮捕を即決した事は、将に大正解でした。  彼女と示談などは、到底考えられなかったので、逮捕以外にありませんでしたが、逮捕の場合は、修理費を取れないような事を警察が仄めかして(ほのめかして)いたので、その点が心配でした。  それがこのように本来有り得べき結果になってとても嬉しいです。  ニュージーランドの行政府は、とても合理化が進み国民の利便性を補助すると言う本来の目的を遂行しているように思えます。  明日と言う日があなたに取りまして、新しい輝かしい月曜日になる事を願っています。

平成17年05月20日(金) 04:00pm ~ 22日(日)08:48pm (NZ time)
■ 2005/2006年度ニュージーランド国家予算 ■
こんにちは、みなさん。  今日20日のオークランドは、降りそうで降らない。  でも夜にパラパラ来るかもしれません。
我々日本人にとっては実に不思議な現象です。  ニュージーランドの予算が昨日、発表されました。  発表されたと言う事は、既に議会の承認を得て審議を通過しているのだと思います。  しかし、ニュージーランド政府の会計年度は、日本と同じく毎年4月1日から始まります。  でも、5月19日に予算が決まったのか、前から決まっていて公表したのが昨日の19日なのか良く分かりませんが、どっちにしても既に今年度は、始まっている・・・  日本でしたら、新会計年度が始まる前に予算を通過させようと与党は、ハッチャキになります。  ニュージーランドでは、議会での乱闘騒ぎも無く静かに新会計年度決まります。  それも新会計年度が既に始まり1ヵ月半以上過ぎてから。  余裕なのでしょうか・・・?
日本の国家予算は、単年度で締めくくりますがニュージーランドのそれは複数年度にまたぎます。  それ故に、焦る事も無く余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)なのでしょう。  その辺の仕組みの細かな部分は、私も知りません。
主要点を以下に列記します :
追記 :
20日の夕方に当記事を書き始めて、途中で眠くなり寝てしまいました。  21日は、何もする気がせず、放置していました。  そして、本日22日に再開し、完結に至りました。  従いまして、21日分の記事は、ありませんので何卒宜しくご了承の程お願い申し上げます。

平成17年05月19日(水) 11:59pm (NZ time)
I   New Zealand!
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、雨でした。  でも比較的暖かいです。  そろそろ、雨ばかりの冬に突入でしょうか?
(毎日同じ・・・)
昨日、かろうじて 「ニュージーランドへの賢いお金の持ち込み方」 と言うページを発表しました。  普通余り身近に接する事が無い事が内容だけに、分かりにくいんじゃないかなぁ~と心配していました。  しかし、blogに投稿してくれた人の反応を見ると皆さん分かるようです。  特に外為の予備知識が無い人でも結構分かってくれたようです。  それじゃ、修正は、必要ないかな・・・?  あのままでいいね?  え?  いい?  そうですか、ありがとうございます。  えがったぁ~!
今日の昼間、私がシャワーから出ると直ぐ、携帯が鳴りました。  携帯と言うのは、携帯電話の事です。  携帯トイレではありません。  相手は、Takapuna Prosecution Officeでした。  日本語で言うとタカプナ検察局になります。  あぁ~例の事件の件だなと思いました。  常連の方は、良くご存知と思いますが、このHPに来る方の約8割が初めての方です。  それで、一応説明しますと、2005年3月2日に私は、犯罪被害者になりました。  Northcoteと言う町で見知らぬ女性と駐車空間の事で口論となり、私の最新式の高級車は、その女性に傷をつけられました。  その辺の事情を詳しくお知りになりたい方は、3月2日の記事をご覧下さい。  「気まぐれ草紙古文書館」か又は、「Excite Blog」で見れます。
さて、タカプナ検察局からの電話の続きです。  その時、私は、シャワーから出たばかりなので、すっぽんポンでした。  それで、今、シャワーから出たばかりですっぽんポンなので20分後にもう一度お電話頂けますか?  とお願いすると分かりましたと言って相手は電話を切りました。  すると本当に20分後くらいに電話が来ました。  さすが、ニュージーランドです。  電話くれると言ったら必ず電話をくれるこの律儀さに乾杯です。  話を聞くと$500分のChequeを送るけど、あなたの住所は、xxxで良いのか?  と言う質問でした。  Chequeと言うのは、小切手の事です。  アメリカ語で書くとCheckになりますが、NZでは、勿論、Chequeと綴ります。
検察局の人が言う住所は、私の住んでる住所でした。  つまりPhysical Addressでした。  Physical Addressと言うのは、物理的に住んでいる所在地です。  物理的所在地の他にMailing Addressと言うものがあります。  Mailing Addressと言うのは、郵便用所在地の事です。  簡単に言うと郵便局に設置されている私書箱です。  参考までに言いますと、英語の「Address」と日本語の「住所」は、ぴったりと一致しません。  英語で言うAddressは、住んでいる所と言う意味よりは、宛先と言う意味合いになると思います。  日本語で言う住所ですと文字通り、住んでいる所と言う意味になります。  ですから英語のAddressと日本語の住所は、ぴったりと合致しません。  ニュージーランドの郵便受けは、普通、道路の近くにあり、雨が降るとびしゃびしゃになりますし、Junk Mailが山ほど来ますので、まともな郵便物が紛失する事も充分有り得ます。  私は、初めてニュージーランドに来て早々、急ぎのビザ関係の重要書類が国際郵便で来るのを待っていたことがあります。  「ニュージーランドへの道」でも書いたフィリピン女性の大家さんの家でFlattingしていた時の事です。  Flat = フラットと言うのは、イギリス語でアパートの事です。  大家さんの家と私のFlatは、同じ敷地内で、郵便箱を共有していました。  とっくに着いていて良いはずなのに着かないので、国際電話を何度もして相手に問い合わせをしました。  相手は送ったと言う。  それなのに着かない。  それで、大家さんの所にも行き、こんな書類を待っているが届いていないかと何度も騒ぎました。  数日後私のFlatのドアの前に何かの葉書が放置されていました。  それを見ると私が今か今かと待っていた書類の通知でした。  日付を見ると数日経過しています。  大家さんが大事に保管(良く見ないでどこかに放置していた)してくれていたのです。  私に今更こんな葉書が出てきたとも言いにくいので、私の家の前に何も言わずに放り出して置いたのです・・・  はぁ~ (-_-;)  もうこんな事は、金輪際絶対嫌だと思いました!  それ以後私は、私書箱を使っています。  有料ですが。
また、余計な補足説明が長くなりました。  それで、そのタカプナ検索局の人にいやPhyisical Addressには、絶対送らないで下さいと言いました。  そして、私書箱の所在地明細を告げました。  検察局の人に私は、聞きました。  犯人が$500を払ったのですか? と  するとそうだと言うのです。  いや~ それにしても驚きです!  何と言う事でしょう?!  30年近く生きているとこんな事も有るんです。  私は、Kiwiの友達に俺は、こんな事件の被害に遭って、自分の保険を使う言われは無いので犯人に払わせたいと相談しました。  すると彼は、そんな事は有り得ないから諦めて自分の保険を使えと言われました。
それでも納得が行かないので、犯罪被害者救援組織に電話して、車の修理費は、犯人に払わせたいと言いました。  私が自分の保険を使うと来年度の保険料が上がるし、自分の保険を使ういわれは全く無いと言いました。  それなら、警察へそのように言って下さいとつれない返事でした。  犯罪被害者救援組織と言っても、法的強制力を持たない、心の支援だけなのかなと思っていました。  警察には、既に電話で犯人に車の修理費を払わせたいと言っています。  しかし、警察は、その時、それは、どうだべね~ と言う返事だけでした。  それで私は、憤懣やるかたない気持ちなれど、面倒でその後、警察にも犯罪被害者救援組織にも電話もせずに放置していました。  そして、何もせずに1ヶ月以上経ちました。  そうしたら今日の電話です。
いや~ニュージーランドは、素晴らしい!  私は、言いたい!
I New Zealand!
いや、マジにNZって凄いと思いました。  時々、ニュージーランドは、このように素晴らしい面を見せて私を驚かせます。  ニュージーランド何とかと言うHPでは、なんだかんだと文句を言っているようですが、こんなに素晴らしい部分も有るのです。  今回のように私が、騒がなくても役所が全てやってくれました。  相手の方から電話をくれて、被害者の為に処理してくれました。  ニュージーランドの役所は、本当に合理化が進み民間よりもずっと進んできます。  日本と全く逆です。  日本では、民間が世界の先端を走っていますが、役所が明治時代の太政官のままの状態に留まり、国民の足を引っ張っています。
皆さん、ニュージーランドは、自然が美しく、人々は親しみやすく、行政府は合理化され国民の為に機能しています。  こんな素晴らしい国は、ありません。  是非、あなたもニュージーランドへ移住して下さい。  お待ちしています。
そう言えば、先週書きましたが、今日ニュージーランドの今年度予算が発表されると言っていました。  確かに発表されました。  今、内容を読んで書くのが面倒なのでいつか、気が向いたら書きます。  明日と言う日が、あなたにとって素晴らしい金曜になる事を願っています。

平成17年05月18日(水) 11:59pm (NZ time)
■ レントゲン技師のストで患者に被害? ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、雨でした。  でも比較的暖かいです。  そろそろ、雨ばかりの冬に突入でしょうか?
昨日、私は、「ニュージーランドへの賢いお金の持ち込み方」と言うページを昨日か今日、発表すると言いました。  言った手前、もう直ぐ、発表します。  しかし、出来栄えがもう一つなのです。  何故かと言うと、外為の予備知識の全く無い人が読んだら分からないだろうと言う予想がつくからです。  色々思案すれど、叶わず。  取りあえず、発表しますので、後日、出来るけ分かりやすいように適宜、修正を加えていくと言う事でご理解下さい。  実は、今回、実際に細かい擬似計算をして見て(ハイカラな言葉で言うとシミュレーション)、私が今まで思い込んでいた方法が、尤も有利ではないと分かりました。  単にレートだけ見て有利と思い込んでは、駄目だとよく分かりました。  落とし穴は、銀行手数料と日本とニュージーランドの銀行の為替レートの開きです。  日本のレートは、利用者にとって不利です。  ニュージーランドのレートの方が利用者にとっては、ずっと有利だと言う事も良く分かりました。
ニュージーランドのレートの方が利用者にとって有利なのは、前から分かっていましたが、予想以上にその効果が大きいと分かりました。  裏を返せば、日本の銀行は、為替レートの中に自分たちの利益を沢山入れていると言う事です。  為替レートは、普通、利益操作とは思いません。  日本の銀行手数料のみが銀行の純収入と思うかも知れません。  しかし、実際は、為替レートの操作で日本の銀行は、かなりの利益を含ませています。  これは、目に見えないので一般利用者にとっては、全く抵抗も感じずに、銀行家さんを儲けらせて居る事になります。  為替で儲けている機関投資家は、資本が半端じゃないだけに、その利ざやも莫大だと思います。  実質的な労働は、全くなしで、巨大な資本と特殊な知識と情報網だけで、巨額の富を手にしている人たちも世界には居ます。  しかし、我々庶民(貧乏人)は、額に汗して小銭の為に精一杯働きませう!
NorthlandからNelsonに掛けての公立病院のレントゲン技師が月曜日(23日)から5日間のストライキを予定しています。  Northlandと言うのは、北島の北部の事です。  Nelsonと言うのは、南島の北部の事です。  つまり、北島全島と南島の北部地域の公立病院では、X線撮影が停止します。  賃上げをめぐってのストです。  この前は、Stagecoach Busのストでしたが、あの結果もうどうなったのか知りません。  今回は、病院なので、患者は、もろにその被害を受けます。  従って、病院は、手術予定の患者や外来患者に対して手紙を送り、予約を取り消す主旨を連絡しているそうです。  生死にかかわる患者も居ると思います。
ストを決行するレントゲン技師達は、社会の非難が自分たちに集まるように、経営者側は、画策していると言っています。  いずれにせよ、労働者側(レントゲン技師)と経営者側の双方が自分たちの主張を最優先にして患者の命を2の次にしている事は確かです。  現在の最低収入$30,000(或いは、$35,000)を$40,000に上げる事を要求しています。  年収3万ドルと言うと、約240万円です。  それを4万ドルにすると約320万円です。  双方が満足のいく条件で妥協して、病人や怪我人が十分な手当てを受けられる事を願うばかりです。
今夜は、これにて御免。

平成17年05月17日(火) 06:28pm (NZ time)
■ 円高か・・・? ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、雨です。  でも比較的暖かいです。  そろそろ、雨ばかりの冬に突入でしょうか?
今、私は、「ニュージーランドへの賢いお金の持ち込み方」と言うページを執筆中です。  今夜か或いは、明日には発表できそうです。  乞うご期待。  「ニュージーランドの不動産」と言うページも作ると言っていて未だ作っていません。  でも忘れていませんよ。  その内に作ります。
先週から少しずつですが、円高(ニュージーランドドル安)が進行しています。  これが、また一時の気まぐれなのか、或いは、本物のニュージーランド不況の前触れなのか、不明です。  しかし、数日前から、今年度の景気後退の兆候が取り沙汰されています。  その影響が現実となって現れているのかも知れません。  これで、金利が下がるとガタガタっと来るかも知れません。  但し、今のところ誰も金利が下がるとは言っていませんので、くれぐれも誤解の無いようにお願いします。  ただ、このHPの社会的影響は、甚大ですので、私のこの発言によって、ニュージーランド準備銀行の総裁の考えがぐらぐらと動くかも知れません。
北海道では、桜が咲いているようですね。  同じ北海道でも私の国の桜が咲くのは、6月です。  私は、子供の頃、殆ど桜なんて見たことがありませんでした。  私の国で咲く桜は、染井吉野ではありません。  千島桜と言って、背の低い、貧弱な桜です。  東京さ初めて行って見た、至る所に咲き乱れている染井吉野の美しさには、驚きました。  桜の花の色があんなに薄いと言うのを初めて知りました。  私の知っている僅かな桜の記憶は、もっと濃いピンクでした。  それが、あんなに淡いピンクで大きな桜の木、それも本当に驚くほど至る所に咲いている姿を見て感動しました。  今宵があなたに取りまして、素敵な火曜日の夜になることを願っています。

平成17年05月16日(月) 11:59pm (NZ time)
■ 雨の月曜日 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、雨でした。  でも比較的暖かい日でした。
今、実はこれを書いているのは、ニュージーランド時間で17日の深夜です。  でも日付は、16日にしています。  もう遅いので寝ます。  明日も学校があります。  我が母校、ニュージーランド大学は、税金をかなりつぎ込みそれでも財政難で世間を騒がせていますが、潰れずに存続しそうな様子です。  私は、National Computing Course Level 2(国家電子計算機科目 水準2)を優秀な成績で(?)完了し資格を得ました。  証書は、1ヵ月後くらいに大学から発行されるそうです。  今は、Level 3をやっています。  このままずっと突き進みDoctor Course(博士号)まで進むかもねぎ・・・?  大学の状態が不安定なのでいつどうなるか分かりません。  今のうちに、勉強できるうちに勉強しておこう。  うん、そうしよう。  今宵があなたに取りまして、素敵な月曜の夜になることを願っています。  おやすみなさい。

平成17年05月15日(日) 08:38pm (NZ time)
■ 水漏れ住宅 多発 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは、雨模様です。  降っていない時でも、空は、どんよりと暗く、気持ちまで重苦しくなってきます。  と素直な気持ちに身を任せると、本当に暗~い 気持ちになりますので、自分の気持ちに素直ではなく、意識して自分に嘘をつき騙し、詐欺師になり、明るくしませう。
ニュージーランドは、3年近くも不動産ブームが続いています。  そう言えば、ニュージーランドの不動産と言うページを新たに作ると言っていた人が居ますが、あの話は、一体どうなったのでしょう?  今日のNZ Heraldの記事に「Leaky home crisis a billion-dollar problem」と言うのがありました。  その意味するところは、水漏れに被害に遭っている家は、十億ドルに相当するというような感じです。  つまり、家は、バンバン売れましたが、テンプラが多いと言う事です。
安普請で水漏れ、雨漏りのする家が沢山あると言う事です。  National Weathertight Homes Resolution Service(何と訳して良いのかわかりませんが、「国家天候被害住宅問題解決局」? 意訳です)の見積もりによると、約1万戸の住宅が水漏れ被害に遭う可能性があり、それは、予想より7千戸も多いと言う事です。  その被害額は、約十億ドルに達するかもしれない。  過去2年間で、被害請求が出された3千戸の内、ほんの10%ほどしか解決されていない。  毎月80件程の請求が出されて、解決されるのは、8件くらいしかない。  この調子で行くと全案件を終えるまでに2025年くらいになる見込みです。  政府は、この工程を早め、住宅所有者が法的費用を取り戻せるように努めると言う事です。

平成17年05月14日(土) 04:50pm (NZ time)
■ サイン 名前 署名 Sign Signature  ■
こんにちは、みなさん。  今日のオークランドは、どんよりとした重苦しい曇り空です。  恐らく後でパラパラと降ると思います。  降るのは、お金ではありません。  雨です。
あなたは、外国へ行って、何かの書類にサインする時、どんなサインをしますか?  英語でサインしますか?  それとも日本語でサインしますか?
実は、私のこの質問は、変です。  何故かと言うと、サインに日本語も英語もへったくれも無いからです。  サインの事を英語では、Signatureと言います。  Signの名詞形です。  Signとは、印とか看板とか兆候と言うような名詞の意味もありますが、「サインする」と言う動詞の意味もあります。  「サインする」と言う意味の動詞「Sign」の名詞形が「Signature」です。  日本語で敢えて言うならば、署名に成りそうですが、実は署名は、サインではありません。  サインの概念(ハイカラな言葉で言うとコンセプト)をここできちんと押さえて置きましょう。
サインとは、本人を証明する為に書く(描く)印です。  その人にしか書く事のできない印がサイン = Signatureです。  ですから日本語とか英語とか何々語と言う言語には関係ありません。  何故なら、サインは、言葉ではなく印だからです。  自分だけにしか書けない印です。  言うまでも無く直ぐ真似されるようなサインでは意味がありませんので、各人が独自にサインを自分なりに作ります。
実は、日本には、サインの習慣がありません。  日本では、本人を証明するのは、サインではなく判子です。  正確に言うと、昔、一部の人々の間でのみ、日本でもサインがありました。  大名などが使っていた「花押(かおう)」がそれです。  一般の武士も花押を使っていたのかどうか定かではありませんが、私の推測では、恐らく大名水準の特権階級のみが使っていたと思います。  例えば、信長が因幡の国を明智光秀に安堵すると言う書類を作った場合、必ず花押を書きます。  花押が無ければ、信長の意思かどうか証明できないからです。  花押は、将にサインそのものでした。
日本人が混同するのは、名前を書くこととサインする事です。  我々には、サインすると言う習慣が無いので当たり前と言えば当たり前ですが、海外で間違いを犯さないように今回ここできちんと憶えて下さい。  名前を書くのとサインする事は、違います。  名前を書くことと署名すると言う事は、ほぼ同じだと思います。  やはり、署名とサインは、違う事になります。  でもサインに相当する和訳が署名以外に無いと思います。  これもサインの概念を正確に理解していない為に起こった誤訳だと思います。  サインの和訳は、「署名」ではなく、「花押」とすべきだったと思いますが、時既に遅し。
例えば、私が郵便局へ行くと日本からEMSで書類や小包が届いている事があります。  それを受けとる時、必ず、こう言われます「Please sign here and print your name.」と。  「ここにサインしてあなたの名前も書いてください」と言う意味です。  Printと言うのは、活字体で名前を書くと言う意味です。  サインは、滅茶苦茶な印もありますから、名前とセットにしないと誰のサインか判読不能になるからです。  但し、サインだけつまり名前なしの場合も結構多いです。  サインだけの場合は、誰のサインか分かりませんので後で追跡調査できなくなります。  ですからきちんとした追跡調査体制を整えている組織では、受領書には、サインと名前の両方を書くようになっています。
西洋社会でサインは、自分の名前を元にしてそれを変形させるのが一般的です。  ですから西欧人のサインは、アルファベットで書かれた自分の名前を元にしている事が多いです。  しかし、サインからその人の名前を判別する事は、ほぼ不可能な事が多いです。  ですから、必ず名前も一緒に活字体で書く必要があります。
そうすると我々の場合、サインを作る際、どうしようかと考えた時、直ぐ思い浮かぶのが漢字で書いた場合の自分の名前か或いは、ローマ字で書いた自分の名前だと思います。  どちらを元にしても良いのです。  或いは、ミミズの這った後のような線形でも良いのです。  但し、いつも同じ形に書けなければいけません。  そして、そのサインを何かの正式文書で照合できれば間違いありません。  我々のサインは、日本では登録する事はまずあり得ません。  日本の役所や銀行は、判子のみ有効です。  判子なんて簡単に偽造できるのに、危ないですね。  唯一のそれは、パスポート(旅券)です。  パスポートを取得するとき皆さんサインしないといけません。  あのサインは、ミミズの這った後でも良いんですよ。  何も漢字で書く必要はありませんし、ローマ字で几帳面に綺麗に書く必要もありません。  と言うか、几帳面に綺麗に書いた名前をサインとして使っていると危険です。  誰でも真似できるからです。  誰にも真似できない自分だけのミミズが一番安全です。  あっ!  サインの和訳は、「ミミズ」がいいかものはし・・・?

平成17年05月13日(金) 11:08pm (NZ time)
■ News Update ■
おばんです、みなさん。  今日は、2度目の執筆になります。  自分の考えている変なことばかり書いていると、最近のニュースについて書けません。  最新のニュージーランド関係の動きのみを簡単に書きます。
ガソリン価格が下がる気配(今日2005年5月13日のニュース)
短期的に、ガソリン価格が下がりそうだとニュージーランドの石油会社の予想です。  ニュージーランドが主に購入しているドバイオイルの1バレル当たりの価格は、$63近辺で、1ヶ月前は、$68だったそうです。  言うまでも無くこれは、ニュージーランドドルです。
失業率の上昇 3.9%(昨日2005年5月12日のニュース)
NZ統計局の数値によると、昨年末3.6%だった失業率が、2005年第1四半期(1月~3月)は、3.9%になった。  これは、景気が良い状況に反しているので予想外の数字。
ニュージーランド経済の減速(昨日2005年5月12日のニュース)
財務大臣マイケル・カレンは、来週の木曜日に来年度予算を発表する。  昨年度は、4パーセント台だった経済成長率が、今期は、2.4%くらいに落ち込むだろうと予測。
4月までの1年間ニュージーランド不動産価格更に上昇(2005年5月09日のニュース)
上記は、オークランド及びオークランド近郊の2004年3月~2004年4月までの住宅平均販売価格及び昨年度比です。  但し、地域によってかなりの違いが出て来たのが今回の特徴です。
「ナルニア物語」の撮影完了(2005年5月11日)
ファンタジー映画の「ナルニア物語」がニュージーランドで撮影された。  ニュージーランドは、映画産業にとって魅力的な要素が揃っているよう。  「ピアノレッスン」、「ロードオブザリング」、「ハリーポッター」、「ラスト侍」など、大作が続々撮影されています。  ニュージーランド出身の監督も出てきています。

平成17年05月13日(金) 03:33pm (NZ time)
■ 想念は現象化する ■
こんにちは、みなさん。  この挨拶、こんにちは、は実に久しぶりです。  昔は、こんにちは、おはようございます、と言う挨拶も結構していましたが、最近は、この記事を書くのはずっと夜ばかりでした。  それで、おばんですがあたかも定着してしまったかのようでした。  再度確認の為に申し上げます。  おばんです → お晩です → 今晩は と言う意味ですので、くれぐれもお間違えの無いようにお願いします。  つまり、夜の挨拶と言う事です。  分かって頂けますね?  今朝は、晴れていましたが午後から曇りです。  結構冷えます。
最近私は、あることに気づきました。  皆さん良くご存知のように私は、北海道で生まれ育ちました。  少年期から青年期までの24年間を北海道で過ごしました。  北海道と言っても、道東と言う地域で気候的に特殊でした。  同じ北海道でも帯広から西の地方は、夏になると暑くなります。  しかし、道東地方は、夏でも暑くなりません。  7月や8月の平均気温が17度くらいです。  ですから夏でも寒く、ストーブ(暖房、Heater)を焚いていました。  そんな気候で生まれ育った為に私は、子供の頃から熱帯地方に憧れました。
半袖のシャツを着ても、寒くないような暖かい地方に住みたいと空想していました。  私の自己紹介のページを読むと良く分かると思います。  24歳の時、東京へ行きました。  社会人になりました。  そして翌年、直ぐにシンガポールに転勤になりました。  シンガポールは、常夏の島です。
東京の夏だけでぐったり来ました。  更にその上、シンガポールとは嫌に念が入っているもんです。  一年中ずっと熱帯空間に置かれると、それはもううんざりします。  そして、東京さ戻りました。  それから会社も移ったりしました。  数年後、大阪に転勤になりました。  大阪へも何故か知りませんが惹かれるものがありました。  私の先祖が四国出身のせいか、或いは、戦国時代の記憶がそうさせるのか関西への興味が強かった事は確かです。
私が2番目の会社に居る頃のある日、夢を見ました。  寝ているときに見る夢の事です。  つまり、大きな志を持って邁進する希望と言う意味の夢ではありません。  それは、現実の世界では見たことの無い交差点でした。  英国連邦で良くあるタイプの低い信号がある交差点を私は、30度くらい上の方角から見ていました。  夢の中で私は、ここはどこだろう・・・?  と思いました。  そして、頭の中にヨハネスブルグと言う言葉が何故か湧いてきました。  ヨハネスブルグと言うのは、南アフリカの最大都市で、金鉱山で有名です。
当時私は、南アフリカとは、全く縁がありませんでした。  夢の事は、全く気になりませんでしたが、時間が経っても何故か良く憶えていました。  とは言っても、生活の中では、その夢の事などは意識していません。  忘れてはいないが表層意識には出てきませんでした。  そして、転職し3つ目の会社で仕事を始めました。  勿論、夢と会社や仕事とは全く関係ありません。  その会社は、南アフリカと深い関係がありました。  私は、その会社に居る頃、ヨハネスブルグへ3度か4度出張しました。  3度目か4度目の出張の時、或るビルの2階か3階に居て、外を見ると、数年前に夢で見たあの交差点がありました。  それを私は、現地の社員に言いました。  するとあのビルは、最近出来たばかりだと言いました。
南アフリカにCape Townと言う街があります。  残念ながら、私は行った事がありません。  大変綺麗な街だと言う事です。  Cape Townは、地中海性気候の都市として中学か高校の社会科で習いました。  私の会社の現地社員(と言っても日本が本社ではない)でCape Townの大学を出た人間が居ました。  彼の話を聞くと、Cape Townは、とても綺麗で雰囲気が良い街だけど、冬は、雨ばかりで滅入ってくると言う事でした。  しかし、冬雨が多いと静電気が起きなくて良いだろうなぁ~と思った事を憶えています。  日本の内地の冬は、乾燥して気温も低いので静電気がバチバチ起きます。  私は、電気人間なので静電気が溜まり安く、何かに触れると良く火花が飛びます。  それで、静電気が怖くて仕方なかったのです。  1年を通して温暖で冬雨が多い地中海性気候は、自分が尤も望む気候ではないかと考えました。
そして「ニュージーランドへの道」になります。  若し、宜しければご一読下さい。  「ニュージーランドへの道」ご存知ですか?  私のHPの主題の一つです。  私は、オークランドに来ました。  そして、オークランドに来て、私は、初めて地中海性気候だと言う事が分かりました。  正式な学術的な分類では、オークランドは、西岸海洋性気候に入ると言う事を聞いたことがあります。  しかし、私の学校で習った知識と照らし合わせると明らかに地中海性気候です。
昨日か一昨日 ふと思いました。  どうも変だ・・・?  自分が望む気候の街に自分は、意識せずして移り住むように人生が進んでいるような気がしたからです。  これは、何か意味があるのでせうか?  若し、霊能力のある方、或いは、超能力を持っている方、はたまた、全く普通の人でも結構ですが、この謎解きできる方が居たらお願いします。

平成17年05月12日(木) 07:18pm (NZ time)
■ 人の卑しさ ■
おばんです、みなさん。  今日は、良い天気でした。  雨は、一滴も降らなかったと思います。
今日私は、NZIS(New Zealand Immigration Service = NZ移民局)へ電話しました。  ところで、日本では、なして入国管理局って言うのでしょうね?  換言すれば、海外のそれをどうして移民局って訳すのでしょうね?  恐らく、海外のそれは、日本の役所が和訳しているのでないからだと思います。  夫々の日本人が適当な訳を当てているため、日本とは違う名称で呼ぶのだと思います。  こう言う例を挙げると枚挙に暇(いとま)がありません。  例えば、
日本 : 海外
工業大学 : 工科大学
通産省 : 産業省
大蔵省 : 財務省
観光ビザ : 訪問者ビザ
就労ビザ : 労働ビザ
入国管理局 : 移民局
枚挙に暇が無いと言いつつ、これ以上例が思い浮かびません。  我々は、日本で使われている名称を聞きなれていてしっくり来ます。  海外の名称を和訳するときは、日本の役人ではなく一般人がその文字面(もじづら)からそのまま直訳する為に、日本で通常使われている聞きなれた名称とは、違ってくるのだと思います。  例えば、「Immigration」と言う言葉を和英辞典で引きますと、「移民」と言う訳が出てくると思います。  その訳をそのまま使う為にこのような現象が起こるのだと思います。  英和辞典に載っている訳をそのまま使うのではなく、日本で通常使われている名称に合わせて自然な訳にしようと言う工夫があれば、同じ訳を当てるはずです。  と考えると、「移民局」ではなく「入国管理局」と訳すのが、自然だと感じるはずです。  しかし、今となっては、「移民局」は、もう完全にその地位を確立していますので、今更「NZ入国管理局」と言うと、却って不自然になります。  斯く(かく)なる上は、「NZ移民局」で突っ走るしかない。  んだ!
(参考までに申し上げますと幕末生まれの私でも、通産省と大蔵省は、今は、名前が変わっていることは知っています)
私は、高校生の頃、良く洋画の映画を見ました。  英語が全く聞き取れなかったのは言うまでもありません。  しかし、たま~に 単語が数個わかる事もありました。  例えば、「Thank you」と原語で言っているのに「どうも」とか「すみません」とか訳している。  私が高校生の頃は、あのような意訳が嫌いでした。  不自然でも良いから原語をそのまま直訳して欲しいと思いました。  しかし、人生30年(幕末生まれ)近く生きて来て、その考えは変わってきました。  今は、直訳は、不自然だから自然な日本語に訳すのがしっくりくるありうべき姿だと思っています。  昔、「存在の耐えられない軽さ」と言う映画がありました。  あの訳を見て、良いなぁ~ と思いました。  でも、あれは、誤訳です。  原題は、「Unbearable lightness of the being」です。  これを訳すならば「軽い生き方には耐えられない」とすべきです。  どうしてあんな変な訳し方をしたのがどうも解せません。  直訳風なれど、誤訳です。
また、話が変な方向へ行きました。  問題は、NZ移民局です。  実は、私の不得意分野のビザを聞くために電話しました。  1度電話してこれこれのビザの為に必要な書類を調べるには、移民局のHPのどこを見れば良いのでしょうか?  と聞いたら、あぁ~ それは、ここって、直ぐ教えてくれました。  おぅ~!  凄い、直ぐわかったと思って、読んでみると、必要書類一式目録が書いていない。  それで、もう一度電話して聞きました。
今日の私は、運が無かったのだと思います。  2回目に出た移民局の女性は、性質(たち)が悪かった。  アジア人風の訛りの英語を話す女性でした。  Kiwiでないことは、間違いない。  同じ質問をしたら、これこれを読みなさいと言って、・・ビザガイドを読め読めの一点張りでした。  それで、私は、あんな長ったらしい文章読んでたら、面倒だから電話して聞いてんだから直ぐ教えろと言いました。  それじゃ、私が読んで上げると言い出して、こっちが聞いても居ない、関係ない部分を長々と朗読を始めました。  あぁ~ こう言う人間と付き合っても埒(らち)が明かないと思いました。  でもまた、電話するのも億劫だと思い、ややして、電話をスピーカーモードにしてガシャッと受話器を置きました。  彼女は、きっとそのまま読み続けるだろうと思い私は、自分でNZISのHPを探し出しました。  すると朗読の声が止まりました。  あれっ?!  と思い、受話器を取り、もしもしと言いました。  すると彼女は、あ~た聞いてんの?  とのお言葉。  はい、聞いてますよ、と私は答えました。
すると何を思ったか彼女は、私の聞いている必要書類を素直に言い出しました。  最後に、必要書類は、他に何もありませんかと聞きました?  と念を押すと、それで、全部だとの事。  実際は、一つ彼女が言わなかった書類があったがそれは、私が既に承知している書類なのでそれは、良い。  どうもありがとう御座いましたと言って、一件落着。  そして、彼女がしつこく読め読めと言っていた、該当するビザガイドを読みました。  すると何と、ビザガイドには、申請に必要な書類一式目録が書いていない。  一体これはどういうことだろうと思いました。  良く考えてみると、私は、以前に同じガイドを読んでいる。  それでも分からなかったから電話して聞いたと言う事に気づきました。  それにしても解せない。
つまり、NZISのHPだけでは、ビザの全貌が分からないのです。  NZISのHPや印刷してあるガイドには書いていない必要書類があるのです。  何と言う事でしょう?!  これじゃ、人民は、混乱するはずだ。  たまたま、抜け落ちただけかもしれません。  それにしても、あの2番目の女には、腹が立った。  あれは、明らかに意地悪です。  何の利害関係も無い、或いは、対立関係でもない、ましてや、惚れた腫れたの恋人同士でもない私にどうして直ぐに教えてくれないのか・・・?  あの手の意地悪は、人間的な卑しさを証明して余りあります。  卑しさとは、腹が減って、何か食いたいと言うあの卑しさを言っているのではありません。  卑劣、卑怯、卑屈、卑賤、卑俗、などの卑しさです。  一言で言うと馬鹿です。
あの手の人間とは、生涯出会いたくないのですが、敵は、私を求めているのか、事あるごとに遭遇してしまいます。  この手の卑しい人間は、役所に多いです。  日本の役人などは、その典型的な例です。  もぅ~彼らは、意地悪が服着て歩いているようなものです(坐っている事も多いが)。  私は、あぁいう人間を見ると無性に腹が立ってきます。  プチっと切れると、どやしつけます。  日本の木っ端役人は、こっちが切れると態度を変えることが良くあります。  しかし、海外では、その効果は、薄いです。  でもどやしつけたその後は、余りにも虚しいので、極力係わり合いに成らない事だと思うようになりました。  人間30年近く生きてくると中々賢くなるもんですね。
最近、書くべきニュースが結構あるのですが、いつも話が変な方向へ行き中々書けません。  ニュージーランド経済の下降の兆候と言われている件。  また、牛の口蹄病(こうていびょう? Foot and Mouth Desease)。  口蹄病は、実際に発生しているのか、或いは、デマなのか未だ良く分かりません。  でも世間を騒がせているのは確かで、昨日のNZ Heraldの1面(紙の本当の新聞)に載っていました。  そもそも口蹄病って、何か分からないのでそれを調べる事から始めねば成りませんでした。  インターネットと言うのは、こっちが知りたいことは、中々説明してくれません。  だから、私は、HPが嫌いなんです。  時間を掛けて探しましたら、牛とか羊などの口とか蹄に水ぶくれが出来る病気らしいです。  それでもどんな病気なのか分かりませんでした。  でも人間には、感染しないようです。  そもそも口蹄病が実際にニュージーランドで発生しているのかどうかも確認されていないようです。  デマかも知れないと言う事です。

平成17年05月11日(水) 11:06pm (NZ time)
■ 自動車保険詐欺続発 ■
おばんです、みなさん。  今日も比較的良い天気でした。  ノース(North Shore Cityの事、CityからHarbour Bridgeを渡った北側の街の事)では、ほんの少し、ぱらりと降りましたが。  オークランドの天気は、地域によって違います。  ノースは、晴れているのに、CityのSky Towerは、厚い雨雲に覆われ塔の先が見えないと言う事が結構あります。  冬になると良くそんなことがあります。  ほんの数キロ車で走ると天気が変わることが良くあります。  オークランドの気候は、猫の目のように変わりますので注意してください。  狭いのは、猫の額。  忙しいときに借りたいのは、猫の手。  どうして、猫は、こんなに引き合いに出されるのでせう?  きっと、迷惑しているでしょうね、猫殿?
ニュージーランドに来る移民は、沢山居ますが、移民が犯罪に絡んでいる場合が結構多いです。  昨日のNZ Heraldに「Immigrants guilty of vehicle insurance fraud, says council」と言う記事がありました。  記事の中では、どこの国からの移民とは、具体的に特定して言っていません。  ただ、「New Immigrants(最近の移民)」と言う表現をしています。  1ヶ月くらい前の記事では、自動車免許の偽造が大々的に行われていると言う事で警察は、取り締まりを強化していました。  今回の事件は、オンボロ車を購入し、保険に入り、意図的に事故を起こしたり盗難にあった振りをして保険金請求をすると言う詐欺です。  次から次と色んな事を良くやってくれます。
ニュージーランド全体で毎年約6億7千万ドルの自動車保険支払いが発生し、約1億5千万ドルは、詐欺と、保険業界は見ています。  或る強力な人物(男性)と関係する親類として最近移民して来た人間が、自動車保険詐欺に係わっている場合が多いと言う事です。  その人物は、以前属していた社会で、面子を失い、そこへ国際的犯罪網を持っている集団に話を持ちかけられ、良い金になる話があると言われるそうです。  彼らは、総じて「善良な人」だったが、以前の社会で面子を失った為に詐欺の世界に入っていくそうです。  このような、慣習を持つ社会と言うのは、大体察しがつきます。  親族でニュージーランドに押し寄せてくるんですから、その行動形態からも推測できます。  その内に証拠が上げられ、犯罪者として新聞やテレビに名前と国籍も出ると思います。  しかし、こんな事ばっかりやっている移民が居ますので、他の移民まで迷惑するんです。  保険金の料率(Insurance Premium)も上がると思います。  本当に困った事です。  日本でも外国人犯罪が増えていますね。
どこかのホームページでは、特定の国の国民を名指しでぼろ糞に言っているらしいですが、私は、いたって温厚で穏やかな人柄ですのでそんな事はしません。  ましては、新聞が具体的固有名詞を言っていないのに、憶測では、言いませんです、はい。  今宵があなたに取りまして、素敵な水曜日の夜になりますことを願っています。

平成17年05月10日(火) 06:35pm (NZ time)
■ イギリス人のおねえさん ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは、良く晴れていました。  良く晴れたので夜は、結構冷えます。
今日ある人から頼まれて、ある株会社に電話しました。  電話すると直ぐ人類が出たので、いつもの長く辛い荊(いばら)の道を経る事無く、話が出来ました。  ニュージーランドでは、大きな会社に電話すると必ずロボットが出ます。  ロボットと言うのは、自動録音案内の事です。  一番酷いのがTelecom NZ。  Telecom NZに電話する場合は、決死の覚悟が必要です。  Telecom NZのロボットは、そんじょそこらのロボットとは違い年季が入っています。  ロボットが、何々の件は、何番を押してくださいと言うので押すとまた、違う面になり、似たような工程を気の遠くなるほど繰り返します。  そして、宝くじに当たる確立と同じくらいの確立で人類が出ることがあります。  あぁ~ 人類だぁ~!  と思って話すと、その件に関しては、他の担当者に代わりますと言って、待たされます。  そして、長時間待たされ、次の人類が出たぁ~!  と思うとまた、違う人間に代わると言われ、また、待たされます。  この工程は、かなり巧妙に精巧な仕組みになっていますので、普通の人間は、頭に来て切れるか、或いは、人生に絶望して電話を切ります。
今日、私が電話したのは、幸いな事にTelecom NZではありませんでした。  或る株の会社です。  そこに電話すると、何と!  いきなり、人類が出ました!!  たらいまわしも1度で済みました。  2人目の人類が求める担当者で、おねえさんでした。  私は、この幸運を感謝せずにおれませんでした。  こんな仕合せを感謝しないと罰が当たります。
話も良く分かるおねえさんで、直ぐ用事は、済みました。  そのおねえさんの話を聞いていると、どうもいつも聞きなれているKiwi Englishとは違う。  アクセントも発音も違う。  綺麗な英語を話す人だと思いながら聞いていました。  最後にあなたは、イギリス人ですか?  と聞いたら、はい、そうです、との返事。  あぁ~ やっぱりそうでしたか、道理で上品な英語だと思いました。  と言ったら、とても喜んでいました。  今宵があなたに取りまして、素敵な火曜日の夜になりますことを願っています。

平成17年05月09日(月) 11:49pm (NZ time)
■ ニュージーランド大学 Te Wananga O Aotearoa ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは、良く晴れていました。  良く晴れたので夜は、結構冷えます。
私の母校ニュージーランド大学(Te Wananga O Aotearoa)は、財政危機に面しています。  どう言う理念で創設された大学か、良く知りませんが、恐らくマオリ族の高等教育を目指したのだと思います。  私の通っているコンピュータ講座でもマオリ語を習います。  マオリ文化の勉強もしました。  私は、今、英語よりもマオリ語の方が得意です(嘘)。  どうして財政危機に陥ったのか良く分かりません。  今日のNZ Heraldの記事に載っていました。  「$20 million loan to save wananga」と言う題名ですので、興味のある方は、原文を参照下さい。  今からざっと読んで見ます。
う~ん どうも放漫経営のようです。  と言うか不正支出の疑いもあるようです。  昨年$239,000,000の税金を投入し、幹部の親戚が潤っていると言う事ですから、頂けません。  この事態を回避する為、$20,000,000を更につぎ込む事も考えているようです。  職員の給与や債権者への支払いも直ちに滞る可能性もあるようです。
理事(Commissioner コミッショナー)を新たに任命して事態の収拾に当たらせる模様です。  ニュージーランドの高等教育機関に理事が任命された事は、過去に例がないそうです。  これから見ても相当酷い財政状態だと言う事が窺えます。  5月2日から、2学期が始まっています。  私は、先週所要があり出席出来ませんでしたが、今日学校へ行ってきました。  随分と人数が増えていました。  永住権所持者なら無料で受講可能です。  しかし、この状態なら将来は、危ぶまれます。  今のうちに一生懸命に勉強しておこう!  うんそうしよう。

平成17年05月08日(日) 10:36pm (NZ time)
■ パンツ Pants ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは、また、曇りを基調とした天気でした。  最近は、毎日何度かストーブを必ず点けます。  ストーブ(Stove)と言うのは、因みに、英語で言うと、料理用コンロの事です。  英語で暖房の事は、ヒーター(Heater)と言います。
しかし、油断禁物です。  英国のどこかでは、Stoveを暖房と言う意味で使う事もあるかも知れません。  私の今までの経験では、再三再四裏切られ、騙されてきました。  例えば、Collegeと言うのを我々は、単科大学と言う意味で教えられてきました。  Universityは、総合大学と言う意味だと教えられてきました。  ところが、そうじゃない意味で使われる事がある。  ニュージーランドで、Collegeと言うと高校と言う意味です。  Universityは、文字通り大学と言う意味です。  ニュージーランドには、単科大学が無いようです。  それじゃ、ニュージーランドに単科大学が出来たら、Collegeと言うのでしょうか?  或いは、Universityと言うのでしょうか?  私には、未だに分かりません。  しかし、Collegeには、大学と言う意味もあるのは確かなようです。  アメリカでは、Collegeを間違いなく大学と言う意味で使っています。
私の嫌いな言葉、Pants(パンツ)。  私は、パンツが嫌いなので、パンツを履いていないと言う意味では、ありません。  私は、毎日清潔なパンツを履いています。  しかし、最近、Pantsをズボンと言う意味で使い出しました。  これは、20年くらい前からです。  それまでは、ズボンの事をパンツなどとは言っていませんでした。  ズボンの事をパンツと言うならば、下着のパンツの事を我々は、何て呼んだら良いのでしょうか?  私の希望としては、今まで通り、ズボンの事は、ズボンと呼んで欲しい。  ズボンの事をパンツと言うとものすごくダサい感じがします。  もろ、アメリカンと言う感じです。  ところが、ニュージーランドも徐々にアメリカ化しています。  ニュージーランドでもズボン(Trousers)の事をPantsと言う事があります。
もう今は、どこもかしこもアメリカ一色になりつつあります。  日本で教える英語は、勿論、アメリカ語です。  昔は、日本でもイギリス語を教えていました。  綴りもCenterではなくて、Centre、TheaterじゃなくてTheatreと教えていました。  狢(むじな)では、"What is the matter with you?"と教えていましたが、数十年前から"What's wrong with you?"と成っています。  これじゃ、小泉八雲も浮かばれません。  世界は、将にアメリカ一色になりつつあります。  私は、先日、英語の達人にアメリカ英語を批判してはいけないと叱られました。  イギリス語もアメリカ語もどちらも英語だからと。  確かにその通りです。  しかし、そんな率直で素直な態度でいたら、映画も流行も英語も文化も全てアメリカになってしまいます。
私は、その流れに逆らいます。  逆へ行きます。  私は、ズボンの事をずっとTrousersといい続けます。  ズボンの事をPantsとは、言いません。  下着のパンツの事は、Pantsと言い続けます。  下着のパンツの事は、Underpantsとは、言いません。  悪く思わないで下さい。  でも意味が通じない場合、困るんだなぁ、これが。
Zの事を「ズィー」とは、言いません。  「ゼッドゥ」と言い続けます。  Oftenの事を「オーフン」とは、言いません。  「オフトゥン」と言い続けます。  色の綴りは、Colorではなく、Colourとし続けます。  組織は、Organizationではなく、Organisationと綴り続けます。  Directorは、「ディレクター」ではなく「ダイレクター」と発音し続けます。  と言いつつ、私のような若者は、日本の現代の教育を受けていますので多かれ少なかれアメリカ英語に冒されています。
国際化とは、耳辺り(みみあたり)のよい言葉ですが、換言しますと、アメリカ化と言う事です。  アメリカの仕組みを世界中に押し付け、浸透させる事が国際化と言う事です。  国際化とは、海外の人や国と慣れ親しむ事ではありません。  全てアメリカに右倣えして、アメリカ化する事が国際化の正体です。  国際化に激しく反発するのがイスラム世界です。  彼等の場合は、たまたま宗教も激突します。  キリスト教とイスラム教との対立も大きいので、国際化 = アメリカ化 = キリスト教化を意味します。  それ故に、イスラム世界では、国際化を拒否する意味でも、ガチンコのイスラム原理主義で自らを防衛しようとします。  何も他所の国の宗教や文化を無理やり自分たちと同じにしようとしなくても良いのに、自分たちの価値観を強引に押し付けるのがアメリカです。  他人の価値観を尊重しようと言う姿勢が全く見られない。  だから嫌われるのです。
私の嫌いな国、中国とアメリカ。  この2人を比べたなら、未だ、アメリカの方がずっとましです。  中国には、民主主義も人権もありません。  それに比べたら、如何にアメリカが独りよがりで我がままでも未だ、十二分に健全です。  本当は、今日の記事は、「人として」と言う題名まで考えて内容も決まっていました。  それが、天気の話から、Stoveになり、全く違う話になってしまいました。  今日で日本の連休は、終わりです。  今夜の私の心からは、悪性の心的波動が出ているかも知れません。  でも、あなたを恨んでいる訳ではありませんので、お気を悪くしないで下さい。  明日からまた、厳しい現実の日々が待っています。  今宵があなたに取りまして、素敵な日曜の夜になることを願っています。

平成17年05月07日(土) 11:32pm (NZ time)
■ ごきぶりバーガー ■
おばんです、みなさん。  今日は、晴れていました。  久しぶりの良い天気でした。
今日去る日本語雑誌を読んでいたら、KFC(ケンタッキーフライドチキン)でゴキブリバーガーが発見されたと言う事です。  ニュージーランドで出ている日本語雑誌は、時間誤差(ハイカラな言葉で言うとタイムラグ)があります。  1~2ヶ月遅いネタとして聞いて下さい。  でも、ゴキブリバーガーが出たのは、事実のようです。  KFCは、確かに不潔感が漂っている。  従業員も見るからに不潔そのものと言う体制で臨んでいます。  地面をゴキブリが這っているのを発見したと言う記事もありましたが、そんな事は当たり前です。
あなたもニュージーランドに来たなら是非ともKFCでゴキブリバーガーを食べてください。  今まで味わった事の無い、変わった味だと思いますよ。  如何ですか?  今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になることを願っています。  今夜は、これにて御免。

平成17年05月06日(金) 10:25pm (NZ time)
■ オークランドで1週間のバススト ■
おばんです、みなさん。  今日は、晴れていました。  久しぶりの良い天気でした。
オークランドのバスがまた、ストをやっています。  1ヶ月くらい前もやりました。  あの時は、1日だけだったのかも知れません。  今回は、1週間と言う事です。  来週の火曜日の夜までストを続行する予定です。  時給$16に賃金を直ちに上げるように要求しています。  オークランドの市内を走っているバス会社は、Stagecoachと言う会社ですが、ストによる損害額を約1億ドル(約8千万円)と見積もっています。  景気が良いとストも出来るんですね。  日本でも30年前くらいまで良くストをやっていました。  特に酷かったのが国鉄スト。  何を思ったかスト(労働者の権利・賃金値上げ要求)とイデオロギーを絡ませたから、尚更、泥沼化していた。  何を思ったわけでもなく、労働者の権利は、常に左翼政党が後押ししていた。  それで、ストをする組合は、社会党か共産党のどちらかを支持していた。  民社党も一部あった。  労働者の権利や労働条件の改善は、左翼イデオロギーと合体する必要性は、どこにも無いが、左翼政党が企業の労働組合を組織して指導していた。  今は、昔の話です。  以上は、全て私の祖父から聞いた話です。
国鉄民営化をする事になると、仲間内の抗争も起こり、お互いをチクリ合うと言う、卑しさも見せた。  今のニュージーランド政府は、労働党が第一党ですが、共産主義や社会主義を目指している訳ではありません。  ニュージーランドは、国家として、1984年頃に瀕死の状態に陥りました。  祖国の英国から見捨てられ、ニュージーランドは、みなしごになりました。  それから自立の道を求めて、大々的な行財政改革を断行し、1992年を境に上向きに転じました。  その大行財政改革を初めに手をつけてやりだしたのが、何と労働党でした。  大きな政府と国営企業が大好きな当時の労働党政権は、大鉈(おおなた)を振るいました。  有無を言わせぬ、強姦方式で強引に行財政改革に突っ走り、その後国民党に政権が移っても改革の動きは、止まりませんでした。  ニュージーランドは、血みどろになりました。  労働党が行財政改革を断行しなければいけないと思いつめるほど、ニュージーランドは、ドン底に落ち込んだと言う事です。  当時、誰にでも永住権をただで発行したのは、このような窮状にあったからです。  ニュージーランドは、人を求めていたのです。
ニュージーランドで大きな改革がある場合は、有無を言わせずやります。  民主的な手続きを踏んでいたら、反対意見との調整に手間取り、骨抜きになるからです。  どこかの国では、実に民主的方法を取り、その反対勢力との調整に何年も掛かり結局骨抜き法案が出来上がると言う事が良くあります。  ニュージーランドは、強引で犠牲者を省みず、反対者などの意見には一切耳を貸さず、突っ走ります。  それらは、ニュージーランドの将来に取って必要であると言う確信の元にやります。  それでも法的手続きを踏んでいる民主国家なのです。  民主国家であるか独裁国家であるか、簡単に見分け方があります。  それは、複数政党が存在するかどうかです。  つまり、国民が自由に政党を選べるかどうかです。  その選択肢が無い、1党独裁政治の国家は、民主国家ではありません。
1党独裁政治の国家は、自分に自信を持っていません。  複数政党が存在し、民主選挙をやり自分の理念が国民に取って良いと思われる自信があるなら、政党が複数存在しても勝つ自信があります。  しかし、自分たちのしている事は、どこか間違っていると思う場合、そして政権を維持したいと思う場合、1党独裁以外にありません。  独裁政治には、常に秘密警察の存在があります。  常に国民を監視し、粛清の恐怖を与え続けないと、国民が反旗を翻す恐れがあるからです。  それは、自分たちが、国民から嫌われていると分かっているからです。

平成17年05月05日(木) 11:59pm (NZ time)
■ Have a pleasant dream, body! ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、曇りを基調とした天気でした。  でも、今日は雨が一滴も降らなかったと思います。  最近にしては珍しいです。
今日は、一杯入っています。  今夜は、これにて御免。

平成17年05月04日(水) 06:29pm (NZ time)
■ 連休大移動 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、曇りを基調とした天気でした。  でも、今日は雨は、今のところ降っていません。  もぁ~と蒸して暖かいです。
昨日の記事で、「Fat」と言う英語を出しました。  私は、ちょっと配慮が掛けていました。  「Fat」と言う言葉の意味を説明するのを忘れました。  「Fat」と言うのは、形容詞で使うと「太っている」と言う意味で、名詞で使うと「脂肪」と言う意味です。  皆さんが当然分かっているかのような錯覚をして、説明する事も忘れてしまいました。  読み手の立場を忘れるとこんな事になります。  「Fat」と言う単語の意味を知っている人は、当然、沢山居ますが、知らない人も居ます。  ですから、説明してしかるべきでした。  この辺には、普段から良く注意しているつもりですが、やはり、予断と言うか思い込みと言うか、やはり配慮の欠如以外の何物でもありません。  失礼致しました。  夏雨が少なく、冬雨が多く、1年を通して温暖な気候は、地中海性気候です。  多くの方からご応募を頂きました(嘘)。
日本は、今、黄金週間の終盤を迎えていますが、確か、今日、5月4日も国民の休日になったと思いますが、如何ですか?  意味の無い休日だったと思います。  日本は、一斉に休まないと休めない、全体主義ですから、連休は、どこもかしこも混みますね。  列車や車での移動も大変です。  GWやお盆休みや正月にどこかへ旅行するとなるとそれはそれは、大変な労力とお金と時間を要します。  それを考えると私は、もう嫌になってきて、出かける気が起こらなくなります。  でも家族が居るとそうも行かないですね。  小さな子供が居て、どこかへ連れて行ってくれることを楽しみにしていたら、その期待を裏切るわけには行きません。  凄く疲れるかもしれませんが、子供が小さい内に一緒に旅行へ出かけたり、遊んだりする時間は、とても限られていて貴重です。  その渦中にあるとうさんやかあさんは、大変ですが、後になって振り返るとあの時、けっぱって、出かけて良かったと思う事でしょう。
私の身体からは、何故か生活臭が感じられないらしく、家族が居るようには見えないとよく言われます。  妻や子供が居るとは、到底想像が付かないと良く言われます。  何故か、私は、家族の事を殆ど語らないので特にそうなのかもしれません。  でも、私にもとうさんとかあさんが居て生まれました。  また、自分の家族も居ます。  ですから私も普通の人間です。  私を仙人のように思っている人も居ますが、そんなことはありませんよ。  私もごく普通の庶民であり、大衆の一人です。  今宵があなたに取りまして、素敵な5月の連休の夜になります事を願っています。

平成17年05月03日(火) 11:59pm (NZ time)
■ 脂肪 Fat Skinny ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、曇りを基調とした天気でした。  夜は、ずっと降っています。  降っているのは、お金ではなく、雨です。  でも今日は、寒くありません。  最近は、ずっと雨ばかりです。  もう、雨季に突入したのでしょうか?  常連の方は、耳にたこが出来るくらいに聞かされていると思いますが、このHPに来る人の8割は、始めたの方ですので、その辺をご理解下さい。  つまり、雨ばかりの冬になってしまったのかと言う事です。  ちなみにこちら、オークランドでは、雨季(Rainy Season)とは言わず、冬と言います。  さて、ここで問題です。  夏は、雨が少なく、冬に雨が多い、1年を通して温暖な気候を何気候と言うでしょうか?  正解者の方には、豪華商品を用意していますので振るって、ご応募下さい。
私は、独身です。  地域限定独身と私は、定義しています。  それで、良くスーパーへ買い物へ行きます。  すると、時たま、食品のサンプルを試食に出して売り込んでる売り子が居ます。  以前、と言うか何度もそんな試食の女性から声をかけられた事があります。  ニュージーランドでは、牛乳やバターや色んな脂肪を含む食品が本当に色々あります。  それらの食品の中でも「Low Fat」や「No Fat」と言うのを謳い文句にしている物がひじょ~~~うに多いです。
彼らの宣伝文句は、「Low Fat」或いは「No Fat」です。  それで、以前何かの食品の試食の女性に声を掛けられました。  この「Low Fat(または、No Fat)」を試してくださいと言われました。  「Low Fat」か「No Fat」かどっちか忘れましたが似たようなものです。  それで私は、言いました。  「俺の身体を見てくれ、もう少し脂肪が必要なんだ。」と言いました。  そうするとその販売促進試食出張員の女性は、 (・_・) こんな顔をして、ぽけぇ~として、言葉が出ませんでした。
まぁ、要するに彼らは、子供の頃から高脂肪分の食べ物を沢山食べているので、人類は全員脂肪の取り過ぎと思っているようです。  それで、「Low Fat」や「No Fat」を宣伝文句にしている食品がとても多いのです。  子供の頃から、「Low Fat」や「No Fat」の食べ物を食べていたら、何も今頃そんなに「Low Fat」や「No Fat」にこだわる必要はありません。  参考までに申し上げますと、私は、日本人としては、中肉中背で、どちらかと言うとがっしりしている体格だと言われます。  それが、こちらで何と言われるか・・・?
「Skinny(スキニー)」です。  ハイ、その通りです。  骨と皮のがりがりと言う意味です。  大鵬とか柏戸の体格で何とかこちらでも普通の体格と認められるかも知れません。  女性で言うならば、ダンプ松本とかオペラ歌手の何とかと言う恰幅のいい女性が居ますが、彼女くらいの体形が必要かも知れません。  それでようやく市民権が取れるかも知れません。  大鵬とか柏戸と言うのは、私の祖父から聞いた話です。  脂肪の取りすぎは良くありません。  もっと魚を食べましょう。  でもニュージーランドでは、魚は高い・・・  魚は、金持ちの食べ物だ。

平成17年05月02日(月) 11:59pm (NZ time)
■ City ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、曇りを基調とした天気でした。  夜は、ずっと降っています。  降っているのは、お金ではなく、雨です。  でも今日は、暖かかったです。
どうも今日は、筆が進まず、また、いつものように「ニュージーランドの生活基本情報」のページからパクロウとしましたが、それでも執筆意欲が湧いてきません。  それで、NZ Heraldの記事を何か紹介しようと思いましたが、それも気乗りしません。  思考の沈滞です。
いつも私が使う言葉で、City(シティー、或いは、ハイカラな発音でシィティー)があります。  常連の方は、良くご存知だと思います。  Cityと言うのは、街の中心街とか繁華街と言う意味です。  アメリカ語で言うとDowntownと言うのでしょうか?  CityとDowntownがぴったり一致するかどうかは、不明です。  オークランドのCityの中に更にDowntownと呼ばれる一角があります。  昔のQueen Elizabeth Square IIの辺りです。  今は、Queen Elizabeth Square IIは、バスターミナルになっています。
日本語で言う市(いち)とCityは、ぴったりと符合します。  市が商業活動の中心として発達し、そこから現代の行政地域の ・・市などに派生して行ったと考えるととてもしっくりと来ますし、実際にそうなのだと思います。  以上何か書かねばならないと言う義務感で書きました。  義理も人情も無い不特定多数の人を相手に発信しているHPですが、突き詰めていくと、自分の為にやっています。  今宵があなたに取りまして、素敵な月曜の夜になる事を願っています。
ここまで書いて、ある文節が思い浮かびましたので、続ける事にしました。  それは、「祈る」と言う言葉です。  あなたは、祈る事がありますか?  私は、あります。  人生30年近く生きてきて、祈るようになりました。  何に対して祈るかと言うと、ある眼に見えない存在に祈ります。  その対象は、私の中では、具体的な対象ですが、ここで言う気には、なれません。  私は、この言葉を妙に謹厳に捉えるようです。  つまり、テレビのアナウンサーなどが「ご冥福をお祈りいたします」などと言う時、とても違和感を感じます。  あれは、明らかに嘘だと分かるからです。  彼らは、実際には、祈らないのは、まず間違いないと思います。  それなのに「祈る」と言っている・・・
私も30年近く生きてきて、社会で使われる言葉の慣習をそれなりに理解しています。  文字通りの意味で言葉を使わずに単に軽いお世辞で言う言葉が沢山あります。  例えば、京都人の「考えとく」と言う表現などです。  或いは、京都人の家を訪問して「どうぞあがってお茶漬けでもどうどす?」と言われても、そのまま受けとりません。  その位は、私でも十分に許容できます。  相手の立場を考えて言ってくれている、社交辞令で、余り罪は無いと思います。  参考までに言いますと、北海道で言われる言葉は、殆どそのまま受け取って大きな間違いは、ありません。  しかし、「お祈りしています」と言われると、どうも重い意味になる気がして、軽く聞き流せない抵抗感を受けます。  先日、話した、昭和天皇の正月参賀で、昭和天皇は、お言葉を述べられました。  それは、国民を祝福するお言葉でしたが、最後は、「~ と希望します」と言いました。  宮内庁の役人が考えた文面でしょうが、かなり練っていると思ったことを憶えています。
私は、良く冗談を言いますし、軽いお世辞も遊びのつもりで良く言います。  所謂、White Lieです。  ですが、「祈る」と言う言葉は、社交辞令でも使いません。  若し、私が「祈る」と言ったら本当に「祈る」時です。  そう言って、人のために祈った事が何度かあります。  余りその回数は、多くありませんが。  おやすみなさい。

平成17年05月01日(日) 11:59pm (NZ time)
■ おばんです ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは、曇りを基調とした天気でした。  でもそれ程寒くはありませんでした。  今日から5月は、ですね。  日本は、風薫る5月と言って、とても爽やかで過ごしやすい季節です。  私は、北海道から内地へ行ってから、5月が1番好きでした。  それに反して、ニュージーランドは、これから冬です。
私は、ここで書いた記事をそのまま、Excite Blogへコピーして貼り付けています。  それは、ここです →  [ニュージーランドで日々思うこと]。  blogで知り合いになった、Paquicilさんと言う方がいらっしゃいます。  その方は、道産子1年生です。  関西人の方ですが、札幌に転勤された方です。  その方が、「おばんです」と言う挨拶が気に入られたようで、使われました。  ところが、それは、朝でした!  まさか、その意味を知らずに使っていたとは、私は、思いもよりませんでした。  「おばんです」と言う挨拶は、やはり全国区として認められていないのだと分かりました。
「おばんです」と言うのは、「お晩です」つまり、「今晩は」と言う意味です。  私は、北海道で生まれ育ち、親子3代続いた道産子です。  これは、北海道だけで通じる言葉なのでしょうか?  内地の人でも分かる人と分からない人が居るようです。  その辺が、どうも解せないのです。  北海道の言葉の多くは東北から来ています。  ですから、東北の人は、まず間違いなく分かるのではないかと思うのですが如何でしょうか?  東北の方、いらしたら教えて下さいますか?  でも、東北の人と言うのは、とても控えめで大人しく余り発言しませんね。  若し、良かったらblogの方にでもお願いします。
東北以外の人でも、あなたの国で、「おばんです」が通用する言葉かどうか或いは、あなたが知っていたかどうか教えてくれますか?  オークランドに居る私の知り合いの関西出身のおにいさんによると「おばんです」を知っていると言う事です。  本当に不思議な言葉だ・・・  ところで、「おばんです」と言うと、何故か大人の成熟した女性は、過敏に反応する事があります。  恐らく、何か勘違いしているのだと思います。  あなたの国では、「今晩は」と言う事をなんて言いますか・・・?  「おばんです」と言いますか?

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