ニュージーランドドリーム

おばんですみなさん。 　今日も関西は良い天気でした。 　オークランドの雨季（冬）もそろそろ末期かと思います。 　洗濯物も干せず、家中カビだらけの鬱陶しい時期ももう終わりでせう。 　良かったですね。 　日本はこれから寒さに向かいます。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日も関西は良い天気でした。 　あなたの国ではどうでしたか？ 　北海道はもう寒いらしいです。 　オークランドは、どうでせう？ 　そろそろ晴れ間が出てくる頃でせうね。

本日ニュージーランド統計局（Statistics NZ）が、2006年度第二四半期の経済成長率（GDP成長率）を発表しました。 　前期比で、0.5%増でした。 　予想が0.6%増だったのでニュージーランドドルが下落しました。 　米ドルに対しても日本円に対しても下落しました。 　2005年6月～2006年5月で見ると前年度比1.9%増でした。 　1年前は、3.1%増でしたから、確実に落ち込んできています。 　経常赤字は、また増えるはずです。

しかし、ここ1～2年何度もこんな事の繰り返しで、その度にニュージーランドドルが下落するとか景気は落ち込むとかと言われてきましたが、不思議な事に好景気はまだ続いているようです。 　一体どんなからくりが仕組まれているのか良く分かりません。 　やはり軟着陸（ハイカラな言葉で言うとソフトランディング）するのかも知れません。 　来る来ると言われて、それが本当に来たら困るでせうが、徐々に落ち込んで行ったら感じないかも知れません。 　急激な変化は誰にとっても望ましくないでせう。 　政策金利を上げる可能性は低くなったと思います。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。
「Asian gangs exploiting prostitution law, Copeland says」
上記は今日のNZ Heraldの記事の題名です。 　「アジア人ギャングが売春法を食い物にしてる」のような語感です。 　またやってるなと思いました。 　以前も似たような記事を何度か目にしています。 　アジア人と言っても、色んな民族が居ますが、売春宿経営に特別な手腕を発揮する民族が居ます。 　勿論日本人ではありません。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日は暖かくとても爽やかな良い日でした。 　毎日こんな天気なら良いです。 　一時期　台風が固まって押し寄せましたが、それももう収まったようです。 　何よりです。

ニュージーランドのカレン財務大臣がNZ$を余り買わないようにした方が良いと言うような事をまた言っています。 　変わった財務大臣ですね。 　自国通貨の国債を買うなと言ったり、ニュージーランドドルへの投資は危ないと言ったり不思議な財務大臣です。 　ニュージーランドドルはいかにも危ないと言いたいかのようです。 　と言うかそう言いたいのです。 　その心は恐らく最近またやや高値で安定しているNZ$を下げたいのだと思います。 　NZの輸出産業を配慮しているのでせう。 　NZの輸出額が減るとまた、経常赤字が増大する。 　またニュージーランドドルが高いと観光産業も打撃を受けます。 　それを心配しているのだと思います。

その影響もありNZ$はUS$に対して下落しました。 　しかし、日本円に対してはそれ程影響していません。 　今日のレートですとNZ$1 ≒ ￥76前後ですからほんの気持ち程度 NZ$が下がっただけです。

それにしてもカレンさん、かなり自分の国が危ないと宣伝しています。 　最近のニュージーランドの経常赤字（貿易収支＋サービス収支）がGDP（Gross National Products = 国内総生産）の10%近いと警告までしています。 　それを考慮したらニュージーランドドルは凄く危ないとあたかも機関投資家の側に立って心配しているような口ぶりです。

情報筋によるとニュージーランドドルはここ数ヶ月の内に急落するかも知れないと警告しています。 　私も良く分からないのですが、これらの動きの背後にはヘッジファンドの存在があるということです。 　ヘッジファンド（Hedge Fund）とは何か？ 　Hedgeとは「垣根」の事です。 　それが何故ヘッジファンドと言う言葉に使われているのか不明です。 　ヘッジファンドとは個人投資家の資金を集めて投資する事らしいです。 　ヘッジすると言った場合、リスクを分散する為に色んな通貨を買う事だと思いますが、ヘッジファンドはそれとはどうも趣が違います。

ニュージーランドドルの金利が高いので、最近はまた、NZ$を買う動きが活発化してきていると言う事です。 　何故ならニュージーランドの政策金利が近いうちにまた上がるかもしれないと言う予想があるからです。 　するとまたNZ$が上がる。 　するとまたニュージーランドの経常赤字が膨らむ。 　それを恐れてのカレンさんの発言だと思います。

でもニュージーランドドルが数ヶ月以内に暴落したらニュージーランドに入ってきていたお金も出て行きます。 　そしてニュージーランドの景気は落ち込み、失業率は上がります。 　不動産も下落するでせう。 　すると現在の労働党内閣も次回は政権を取れないでせう。 　バブル景気に沸いていたニュージーランドも遂にその時が来るのでせうか・・？ 　私には分かりません。 　明日Helenに電話して聞いてみよう、うん、そうしよう。 　今宵があなたに取りまして素敵な水曜日の夜になる事を願っています。

PS.　それにしても亀田兄弟ってどいつも口で言うほどの内容じゃない。 　その内ファンに見放されるな、あれは。

おばんですみなさん。 　今日はちょっと暖かかったです。 　暑からず、寒からずでとても爽やかな良い日でした。 　毎日こんな天気なら良いです。

今日非常に怖いニュースがありました。 　1978年8月14日（28年前）に起こった殺人事件についてです。 　こんな事件です（犯人の供述が元になっているので信憑性は分かりませんが）。 　1978年8月14日、東京都足立区立小学校教諭　石川千佳子さん（当時29歳）がプール当番だった。 　校舎1階の給食室前廊下を歩いている時、同校の警備員の男（犯人）とぶつかりそうになった。 　「こんなところで何をしているのだ」と警備員の男は石川さんに言った。 　すると石川さんは、バッグのような物で警備員の顔を殴ってきた。 　払うとひっくり返り、大声を上げた。 　警備員はこう思った「こういう状況を作る目的で罠（わな）をかけてきたのではないか。処分されてたまるかと強い怒りが生じ、夢中で両手で首を押さえた」。 　そして警備員は石川さんを殺した。 　警備員は、乗用車で遺体を自宅に運び床下140cmに埋めた。 　遺体は毛布とビニールシートに包まれ、ロープで幾重にも縛られていた。

そのまま時が過ぎ26年経った。 　しかし、犯人の家周辺が区画整理事業で民家が取り壊される事になった。 　そして2004年8月21日にもう隠せないと思い自首した。 　当時警備員をやっていた犯人の陳述書では、「弁当に睡眠薬を入れられ、有毒ガスをまかれるなど、小学校で教員たちから嫌がらせを受けた」、「遺体を埋めた和室の畳の上はよけて通るようにしたが、妻と一緒の時は不自然にならないように平静を装った。」、「催眠術の本を買い、自己暗示をかけた。（お前は何もしてない。恐れることはない）目を閉じて繰り返し、歳月がたつうちに事件をあまり思い出さなくなった」などと語ったそうです。 　また、「教員たちを殺して自分も死のうと考えたり、学校の来客が刑事に見えたりした。（石川さんの霊が見えた）」とも語ったそうです。

しかし殺人罪の時効は、15年で成立するため犯人は起訴されませんでした（現在は25年に改正になっているそうです）。 　しかし、遺族は納得がいかず、起訴し1億8000万円の賠償請求をしました。 　その裁判の結果が今日2006年9月26日に出ました。 　裁判の結果「2年前まで遺体を隠し続けたことで故人を弔い、しのぶ権利を奪った。敬愛・追慕の念も侵害した」として男に慰謝料など計330万円の支払いを命じた。 　原告の石川さんの母と弟2人は控訴する方針。 　「不法行為から20年が経過すると損害賠償請求権がなくなるという民法の「除斥期間」の規定が、刑事で15年（当時）の時効が成立した殺人事件にも適用されるかどうかが焦点になっている。」そうですが結局認められませんでした。 　と言うことは、殺人を犯した後、15年経つと時効になるが、20年以内なら賠償請求が可能と言う事です。 　しかし、今回の事件は2004年当時で26年間も経過していますので賠償請求も認められなかった事になります。

それにしても本当に怖い事件です。 　たまたま東京都の区画整備事業がなかったら犯人は一生事件を明かさなかったと思います。 　犯人は現在、70歳で北海道小樽市出身。 　高校卒業後、刑務官やタクシー運転手など職を転々としたそうです。 　37歳だった1973年に区立小の警備員に採用された。 　被害者の石川千佳子さんも小樽出身で図工の先生をしていたそうです。 　どちらも北海道小樽出身。 　小樽時代に2人は知り合いだったのか・・？ 　何で2人とも北海道？・・と思ってしまいます。 　犯人は現在千葉県に住んでいて、自宅を有刺鉄線とトタン板で覆い、監視カメラも設置しているそうです。

事件発生から今年は28年経っています。 　犯人は名前も住所も公表されません。 　被害者の家族は憤懣やる方ない思いのはずです。 　殺人を犯してもばれないまま26年間も暮らしていた犯人の心境はどんなだったでせうか？ 　犯人には、奥さんも居て奥さんはも知らなかったようです。 　今犯人の奥さんはどんな気持ちでせうか？ 　本当に怖い事件です。 　これまでも殺人事件で迷宮入りになっているのが他にも沢山あるはずです。 　最近もほぼ毎日殺人事件が起こっています。 　我々は新聞やTVなどで騒いでいる内は気にしていますが、犯人が捕まらずTVなどで騒がなくなると事件の事を忘れてしまいます。 　忘れないにしても思い出さなくなります。 　そんな犯人達は何事もないように生活してるのでせうか・・？ 　怖い！

おばんですみなさん。 　今日はちょっと暖かかったです。 　暑からず、寒からずでとても爽やかな良い日でした。 　毎日こんな天気なら良いです。

今日の題名は、NZ Heraladの記事です。 　下の図は、最新の支持政党に関する世論調査の結果です。 2006年9月25日にNZ Heraldが行った支持政党のアンケートで、野党のNational Party（国民党）が45.7%を獲得して与党のLabour Party（労働党）を押さえました。 　最近国民党党首である、Don Brashさんの醜聞がまた出たらしいですが、それをものともせずの1位です。 　また、Exclusive Brethrenと言う問題もあるらしいです。 　Don Brashさんの醜聞の内容は調べないと分かりませんが、Exclusive Brethrenはちょっと調べてみました。

Exclusive Brethrenとは原始キリスト教の宗派の一つのようです。 　その宗派では、非信徒と飲食を共にしてはいけない、非信徒と結婚してはいけない、非信徒と同じ屋根の下に暮らしてはいけない（長屋形式も不可）そうです。 　その名の通りかなり排他的で外の世界と断絶しているようです。 　ニュージーランドには2千人足らずの信者がいて、世界中で約4万人の信者が居るそうです。 　この宗派の何が問題なのか？ 　そこがもう一つはっきりしませんが・・ 　ニュージーランドの労働法では労働組合が職場を見る権利が認められているが、Exclusive Brethrenの信徒は宗教的な理由で同法の適用外として認められているそうです。 　この宗派に属する人は政治活動をしない事になっていましたが、どうやらこっそりと政治活動をしていた節がある。 　と言う事で、労働党は、Exclusive Brethrenの例外規定を外そうと言う動きをしているようです。 　そこで、Exclusive Brethrenは探偵か何かを雇って労働党幹部の私生活を調べたようです。

はっきりとは分かりませんが、労働党と敵対していると言う事は、Exclusive Brethrenは国民党寄りなのかも知れません。 　探偵らしき者が隠密活動していたのがばれて、Helen Clark労働党党首はExclusive Brethrenを激しく批判してその内容が国民の反感を買ったようです。 　Exclusive Brethrenの詳しい実態は知りませんが、ちょっと調べた限りでは私は、アメリカのAmishを連想してしまいました。 　Amishは、ハリソン・フォード主演の「目撃者」と言う映画に取り上げられた人々です。 　ドイツがその発祥の地らしいですが、アメリカのペンシルベニアに移住して現在でも近代文明を拒絶するキリスト教徒です。 　現代でも電気や電話など一切使わない生活をしているそうです。 　目撃者では、Amishの老人が町に用事があって行く若いAmishに対してこんな台詞を言っていたのを私は憶えています「English menには気をつけろよ」と。 　English Menとはイギリス人（正確に言うとScotlandやWalesやIrelandではなくEnglandの人間）の事です。 　現代のアメリカの町ですから、イギリス人と言うのは変なのですが、中世の生活をしているAmishに取っては、未だに欧州的な区別があったのだと思います。

こんな政治的混乱の中、支持政党に関するアンケートが行われ労働党は、国民党にかなり水を空けられたと言うお話でした。 　今選挙が行われれば国民党が勝つかも知れませんが、今の政権は後2年くらいの任期を残しています。 　2年後にはどうなっているか全く予想も付きません。 　未だにNZ経済は堅調のようですし、失業率も低く、NZ$もかなり盛り返して高めです。 　国民党が勝利するにはまだまだ予断できない状況でせう。 　以前も何度か書きましたが私はニュージーランドの選挙権を持っています。 　国政選挙も地方選挙もです。 　ニュージーランドでは永住権を持っていると選挙権を与えられます。 　日本と違いますね。 　おやすみなさい。

おばんですみなさん。 　日ごとに涼しさが増し、鈴虫の声も静かになっていきます。 　毎年同じ事が繰り返されます。 　しかし、人も生き物も常に老化していきます。 　いや　モトイ　成長していきます。

フリーマーケット。 　Free Market？ 　Flea Market？ 　答えはFlea Marketです。 　日本語で言うと蚤の市です。 　きっと蚤が飛び跳ねるように色んな場所に店を開くからそういうんでせうね。 　私が知っているオークランドのFlea Marketで印象的なのは、言うまでも無くNew Lynnのそれです。 　昔、写真集にそんな事を言いました。

オークランドに到着した直後私は、Flea Marketで売っている物は安いと思い込んでいました。 　ところがどっこいFlea Marketで売っている商品の殆どは高かったです。 　特に金物は最悪でした。 　野菜などの生鮮食料品は、安いかも知れません。 　でも他の商品は町で買う方が安い事が多いです。 　私はオークランドに着いて数日後、New LynnのFlea Marketでアラブ人から鍋を買いました。 　錆で侵食されている鍋でした。 　$8.00だったと思います。 　水を入れていると錆が浮かんできました。

徐々にオークランドの様子が分かりかけてきました。 　ある日、Warehouseへ行くと新品の鍋が$5.00で売っていました。 　新品の鍋ですから穴も開いていませんし、錆が出るような侵食もありません。 　そう言えば、あのアラブ人達は、穴が開いた鍋を沢山店に広げていた。 　そんな使い物にならない鍋が1円とか2円とか言うのならまだ分かりますが、数百円と言う法外の値段で売っていました。

またある時、New LynnのFlea Marketへ行くと新品の乾電池4本セットが$2.00で売られていました。 　全く同じ商品がWarehouseで$1.00で売られていました。 　かように、Flea Marketと言う市場では、驚くべき高い値段で商品が売られていることが度々あります。 　オークランドのFlea Marketは色んなところで開かれます。 　私が知っているのは、New Lynn、Takapunaです。 　何処も似たようなもんです。 　オークランド全体では5箇所くらいで毎日曜日開催されているはずです。 　値段は非常に高いです。

車も個人売買の市が土日の色んな場所で開かれています。 　そんな場所は、一言で言うと騙しあいの場所です。 　まともな人も中にはいるかも知れません。 　でも殆どが詐欺と思ってかかったほうが無難です。 　そんな騙し合いと分かっていてそんな雰囲気が好きなら何も問題ありません。 　でもまともに信じたら痛い目に遭います。 　充分気をつけて下さい。 　おやすみなさい。

おばんですみなさん。 　今日も関西は過ごし易い日でした。 　1日ずつ着実に秋が深まっていくのが分かります。 　でもこんなに素直に涼しくなるとはちょっと信じられない気もします。

どうもニュージーランドから暫く離れていると、かの地の事も書く機会が少なくなってきます。 　ニュージーランドと言えば・・ 　羊、オールブラックス、マヌカハニー、スカイタワー・・ 　そう言えば、スカイタワーです。 　スカイタワーではバンジージャンプをやっています。 　地上数百メートルの塔から両足の足首に縄を巻きつけて飛び降りるのです。 　そして地上のコンクリートから10cmのところまで真っ逆さまに落下します。 　【-●_●)ﾉ"んなこたぁない！

さてここで問題です。 　Sky Towerのバンジージャンプはどのようにするのでせうか？ 　正解者の方には惜しみない賞賛と栄誉が贈られますので奮ってご応募下さい。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日も関西は過ごし易い日でした。 　1日ずつ着実に秋が深まっていくのが分かります。

最近知ったオークランド在住の方のblogに海外在住の子供の日本語についての記事がありました。 　このHPと私のblogへのリンクが有ったのでその存在を知りました。 　その方は、お子さんの日本語能力が順調に成長しないのではないかと心配していますがかなり日本語教育に対する意識が明確な方でした。 　その方が言うには日本に居る子でも最近は日本語能力が乏しくなってきているとの事です。 　そう言えば、毎年どこか公式の機関がやっているのかも知れませんが、日本語（主に漢熟語の意味を問う）について質問しその解答の統計を取っているようです。 　それが何と言う調査なのか何処の機関が調査しているのか知りません。 　あの結果をTVで見ると見るごとに日本語能力が落ちていると言うような指摘をしていると思います。 　結構難しい漢字の熟語の意味を聞いています。 　普段は使わない言葉を選んでいるようにも思えます。

最近の日本人の国語=日本語能力は貧しくなってきているのは何故なんでせう？ 　いやその前に最近の日本人の国語力が落ちているかどうかそれを疑って掛かるべきと思います。 　ひょっとしたら30年前よりも今の日本人の国語の方が豊かになっているかも知れません。 　然し、貧しくなっている可能性の方が高いと思います。 　貧しくなっていると言う前提で話しますのでご了承下さい。 　万一、豊かになっていても私に石を投げないでね。 　学校の国語の授業の内容が貧しいのでせうか？ 　或いは日本人が本を読まなくなっているのでせうか？ 　日本語能力の乏しさと言われたら私は実も蓋もありません。 　私は難しい漢字の熟語などは殆ど知りませんし使えません。 　まず日本語能力を問う試験を想像すると直ぐ難しい漢字の四文字熟語などを連想します。 　それだけではなく大和言葉からなる本来の日本語も日本語です。 　しかし、一般的に言える事は我々にとっては漢字の方が難しいと感じます。 　漢字というくらいですからそもそも日本語ではなく中国語です。 　日本人が苦手なのは当たり前かも知れません。

ところで、最近の日本人は本を余り読まなくなっているのでせうか？ 　私が漠然と思うに現代人は昔の日本人より本を沢山読んでいるように思います。 　しかし、本の中身が問題です。 　純文学の小説も本ですし、アイドル芸能人が書いた自伝なども本です。 　戦前は、堅い本が多かった事は想像に難くありません。 　勿論春本などもあったでせうが、現代ほど社会の風潮は柔らかくありませんでした。 　戦前の日本人（だけではなく世界的にだと思いますが）は、堅くそして謹厳実直だったと言う印象が漠然とあります。 　現代のお笑い番組に見るような砕けた柔らかさは存在しなかったと思います。

むか～しの記憶ですが或る文豪が死に間際（戦前の人）、自分は森鴎外や夏目漱石のような格調高い文章は一生書けないだろうと嘆いたと言う話です。 　何故なら自分には漢文の素養が乏しいからだと言ったそうです。 　格調高い日本語と聞いて連想するのが漢文の読み下し文です。 　あの不思議な格調高い音律と語感は一体何なのかと思うほど高貴な雰囲気があります。 　森鴎外や夏目漱石の生きた明治時代まではまだ漢文が教養人としての根幹でした。 　大和言葉は優雅で柔らかく女性的な感じを受けます。 　それに対して漢文は、格調高く威厳を感じます。 　漢文と言うと、儒教の経書、四書五経（四書は「論語」「大学」「中庸」「孟子」、五経は「易経」「書経」「詩経」「礼記」「春秋」）を直ぐ連想してしまいます。 　江戸時代の武士や明治時代の教養人はこれらの経書を原文で読んでその意味を理解したのです。 　儒教と言うと私はどうも嫌らしい印象を持ってしまいますが、これらの書籍の内容は意味深い内容を含んでいたであろう事は想像に難くありません。

私が現代人の日本語が貧しくなっていると言われるとわが身を振り返り漠然と漢文の素養が自分には無いと直結して考えてしまいます。 　私だけではなく昭和特に戦後の日本人の漢文能力は江戸、明治の日本人と比較すると著しく劣っているでせう。 　先に出した日本語能力判定テストのアンケートなどで全く意味が分からないのは漢字の場合が多いと思います。 　大和言葉でも最近使われない古い言葉は私も分かりません。 　このように見てくると日本語能力と言うのは何を持って言うのか曖昧ですが、古い言葉を理解しているかどうかが結構決定的かも知れません。 　高校で習う古文、漢文で出てくる言葉かも知れません。 　然し、本当の意味での日本語能力とは現代文を正確に読む力かも知れません。 　現代文と古文の両方に強ければ鬼に金棒でせう。

私は学生の頃、国語が一番苦手でした。 　特に古文は大の苦手でした。 　過去形で言っていますが、英語で言うとI have been poor at the old Japanese.で現在完了形です。 　日本語にも現在完了形があったとは大発見です。 　つまり現在完了形の継続で今でも続いています。 　と言うか全くチンプンかんぷんです。 　漢字も不得意ですし、読解能力も乏しいです。 　勿論これは謙遜して言っているのではありません。 　本音です。 　勿論私の日本語よりも乏しい日本語を使う人が沢山居る事も知っています。

漢字は苦手で国語は嫌いでしたが良く手紙を書きました。 　高校を出てからは、実家や友人に手紙を良く出しました。 　読むのはとても苦手でしたが書くのは意外と苦になりませんでした。 　高校生までは殆ど読書もしませんでしたので活字を目で追う作業がとても苦手でそれは今も同じです。 　大学へ行ってからは、その身分を意識して義務的に本を読むように心がけました。 　謂わば、見せ掛けの読書です。 　分からない単語がわんさか出てきましたので、一語ずつ辞書を引きました。 　そんな私の読書法を見て私の寮の部屋の先輩はそんなのは読書ではないと言われました。 　それでもその方法を暫く続けました。 　それから多少漢字の意味も分かるようになりました。 　本来の姿から外れた邪道の読書法で多少なりとも漢字が身に付いたかも知れません。 　と言っても、それ以前が酷かったですから、大したことが無いのはお分かり頂けると思います。 　どうも謙遜してるような雰囲気がありますが、そうではありませんので宜しくお願いします。

やはり日本語能力向上には読書が一番かも知れないですね。 　出来れば漢文で読めれば最高でせう。 　読み下し文であっても読めれば大したものです。 　現代人で例えば、論語を1冊丸まる暗記して読み下し文で暗唱できる人が居たならば、英語なぞは比較にならないほど格好良いと思います。 　若し、それが20代前後の青年であったならスーパーヒーローかも知れません。 　でも世の中にはそんな人も何人か居るでせうね。 　四書五経を全部暗記してると言う人も居るかも知れない。 　そんな人がTVに出ていたら凄く素敵だと思います。 　ひょっとしたら私は儒教が好きなんでせうか・・？ 　明日と言う日があなたに取りまして素敵な土曜になる事を願っています。

おばんですみなさん。 　今日は結構暖かかったです。 　最近の朝晩は寒いくらいです。 　でも日中は気持ちよいですね。

テレビ朝日で「オーラの泉」と言う番組があります。 　毎週水曜日です。 　関西では6チャンネルで深夜の1時頃に放送しています。 　関東ではテレビ朝日なら10チャンネルで、夜11：15pmの放送のようです。 　昨日たまたまその番組を見ました。 　昨日の客（ハイカラな言葉で言うとゲスト）は、俳優の村上弘明でした。

司会は国分太一、解説者と言うのか分析者と言うのか良く分かりませんが霊能者が2人居て毎回同じ人です。 　一人は三輪明宏、もう一人は江原啓之です。 　この2人がゲストの過去や現在の色んな問題やこれからの可能性などを分析します。 　ところで私がオーラや霊の話を信じる人間だと思いますか？ 　私は本物の場合は信じます。 　本物とはオーラを見たり霊的に物事を見たりする事が出来る人間です。 　でも偽者の言う事は信じません。 　偽者と本物の見分け方は分かりませんが。

オーラは今や誰もがごく当たり前に口にする言葉になりました。 　オーラとは何かとかオーラの存在を疑う事もありません。 　3昔前まではオーラそのものへの疑いが先に来ていたと思います。 　私もオーラの実態は知りませんし見た事もありませんし、霊的体験もありません。 　でもその存在を殆ど疑っていません。 　私は若いですが昔はもっと若かったです。 　今よりもっと若い頃は、唯物論者だったかも知れません。 　唯物論者と言っても、マルクス・レーニン主義を信奉すると言う意味ではなく、物質以外の存在を認めなかったと言う事です。

唯物論者だったとして直ぐ疑問に思うのが心です。 　魂と言っても良いです。 　私は、心は物質ではないかと思いました。 　気体ではないだろうと思いました（気体も物質だが）。 　それでは心の実態は何か・・？ 　脳の動きだろうか？ 　しかし、脳の物質的な動きで心が作動しているとしたら人間の苦しみとか悲しみとか喜びと言う感情は何だろうか？ 　脳が単なるコンピュータのCPUのように作動しているだけなら人間の感情などは無いはずです。 　しかし、人間には感情もあるし、野心や信念や気概と言う不思議な思いもあります。 　このような不可思議な感情と言う動きがあるということは心（魂）が物質とは違う存在と思います。

しかし、心も特殊な物質で出来ているかも知れません。 　今まで発見された事の無い物質です。 　現在の自然科学の要素に何かが付加された物質かも知れません。 　以前も書いたように思いますが、心と言うのは意思を持ったエネルギーの塊ではないかと私は仮説を立てました。 　エネルギーは物質です。 　しかし、自然界に存在する物質で意思を持っているのは生き物だけです。 　意思を持っている物質は自然科学の範疇に入りません。 　何故なら、自然科学の世界では追実験をやると必ず同じ結果が得られるからです。 　しかし、人の心は移ろいやすく常に同じ動きをするとは限りません。 　変化の連続です。 　このように変化する物質は有り得ません。 　それでは物質ではないのか・・？ 　それは分かりません。 　誰も分かりません。 　霊の事も同じです。 　ただ感じるかどうかだけです。

どちらかと言うと私は、理化学的思考傾向が強いかも知れません。 　ですから心の存在を物理的な側面から考えてしまうのです。 　それなのに何故、霊の話を素直に疑うことなく信じるか・・？ 　それは私の身内や友人の霊的体験を何度も聞いたからだと思います。 　身内や友人がわざわざ嘘の作り話を私にする訳がありません。 　元来私は素直な方なので人の言う事をそのまま信じてしまう傾向が強いです。 　それで霊の存在も信じています。

さて、オーラの泉の話に漸く戻ります。 　村上弘明という人は、かなり芯がしっかりしている人のようでした。 　江原啓之と言う人が村上弘明に付いている霊の事や前世の事などを色々説明していました。 　三輪明宏はそれに補助的説明をする感じです。 　村上弘明という人はかなり理詰めでしっかりと説明しないと納得しない性格の人のようですが、江原啓之と三輪明宏の言う事を額面通り信じていました。 　また、村上弘明に付いている守護霊がスタジオに居て江原啓之を通して伝言していました。 　しかし、その伝言の内容は視聴者には聞かせてくれませんでしたが、村上弘明はかなり驚いていました。 　彼自身以外に知らない事実を江原啓之と言う人が守護霊から頼まれて伝言したからです。 　とまぁこんな感じでした。

それにしても不思議ですね。 　霊の見える人と見えない人が居るんですから。 　霊は心で見るのでせうか？ 　或いは可視光線と不可視光線（赤外線や紫外線）のように波長の違いによって見える光に限界があるように霊も何らかの臨界線があるのかも知れません。 　実に不思議です。 　いずれにしても私のような俗っぽい人間は、霊を見る能力が無いようです。 　現実的な欲に深く支配されている人には見えないようです。 　私はそんな人間の一人です。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日は結構暖かかったです。 　でも最近の朝晩は寒いです。 　このくらいで丁度良いです。 　1年中こんな天気だと良いですね。 　ニュージーランドなら夏が最高ですが。 　ニュージーランドの夏は蒸さないので気持ちよいです。 　でもオークランドのKiwi　は「オークランドの夏はMuggyだ」と言います。 　日本の内地の夏を思い知れと私は言いたい。

予定通り安倍晋三が自民党総裁に選ばれました。 　戦後生まれでは初めての総裁です。 　長州人では8人目の総理大臣になる予定です。 　やはり薩長は強いんですね。 　それにしても8人も総理大臣を輩出した県は他には無いでせう。

今日は安倍さんの面談をTVで何度も見ました。 　彼はかなり保守的なのは感じ取れるのですが、どうももう一つはっきりと言わないので純ちゃん程輪郭が明確に見えない人です。 　才子のように見えます。 　英語で言うとSmartになります。 　日本語の才子、英語のSmartどちらも良い意味と悪い意味が半々で同居しています。 　51歳、政治家としてはかなり若い方です。 　それで総理となると相当若いです。 　私から見ると物凄い年上の人ですが政治の世界では若い。 　それで指導力を発揮できるのでせうか？

昔の小沢一郎が50歳手前で自民党の実力者になった頃はもっと影響力が強かった。 　安倍晋三の実像はこれから分かります。 　彼は熱い気迫を見せないのか無いのかわかりませんが、感じられません。 　内に秘めてると言う様子も伺えない。 　暴風雨にも耐えれるだけの逞しさと頑健さを持っているだろうか？ 　それらはこれから徐々に分かってくるでせう。 　谷垣さんを見てると凄く感じの良いおじさんと言う感じですが凛とした気迫が皆無に見えます。 　谷垣さんの笑顔と話し振りを見ると私はいつも思いますが、育ちの良いChineseに良くあるタイプです。 　麻生さんは、口をへの字して何か言ってるなと言う感じです。

安倍晋三のあの品の良さと小沢一郎の泥臭さが対決したらどうなるか？ 　選挙は別にして討論になった場合は、どうも種目の違う選手が戦うような感じになるような気がします。 　安倍さんの良い所は、直ぐ中国や韓国のご機嫌を取ろうとしないところです。 　日本の主張を最優先する雰囲気が今まで感じられたのでそれが期待出来ます。 　谷垣さんなら直ぐ韓国と中国へ飛んでいって何がなんだか分からないが土下座して謝ってしまいそうな雰囲気があるので頂けない。 　いずれにしても自民党はこれから難しい局面を迎えるような気がします。 　小沢一郎の民主党が来年の参議院選挙以後躍進しそうな気がします。 　全て「・・の気がします」です。 　ハイカラな言葉で言うとフィーリングです。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日は昼間少し暑かったようです。 　やはりこのまま素直に涼しくなるんですね。 　何よりです。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日は、雨が降りませんでした。 　そして温暖な気候でした。 　とても過ごしやすい日でした。

「Man who lied to get residency allowed to stay」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。 　スリランカ人が虚偽の申告で永住権を取得した後、嘘がばれて永住権を剥奪されたそうです。 　しかし、何故かニュージーランドに住み仕事をする事を許されていると言う記事でした。 　このスリランカ人は、過去日本に9年住んでいて日本人女性と結婚しているそうです。 　日本に居た頃麻薬所持で逮捕され国外退去になったそうです。 　その前科を隠していた事がばれたそうです。 　日本の国際警察とニュージーランドの警察や移民局がお互いの情報交換をしているそうです。

日本人女性が奥さんだと言うのが何とも居た堪れない気持ちになります。 　2人はニュージーランドのハミルトンに住んでいて、そこで3人の子供を産んだそうです。 　しかし、スリランカ人の夫は暴力がひどく奥さんは何度も人権保護委員会のような所に逃げ込んだそうです。 　当局が介入して一旦暴力が収まったそうです。 　ニュージーランド政府がこの夫婦に滞在を許可した理由は、子供の人権的見地からだそうです。 　何とも辛くなる事件ですが、どうも腑に落ちません。 　何故麻薬取引をやっていて日本人女性の奥さんに非道の限りを尽くした男が許されるのか・・？

パキとかバングラディシュとかインドとかスリランカとか皆同じ風貌をしています。 　民族性もほぼ似通っています。 　私の個人的な知り合いで日本に不法滞在していたパキ（Pakistan人）と結婚した日本人女性が居ます。 　その女性の話を聞くと暴力が耐えないそうです。 　私は聞くに堪えませんでした。 　暴力がひどいにしてもただそれだけではありません。 　彼らは自分達の家族以外は絶対信用しないそうです。 　奥さんが他人ですので勿論信用しません。 　ただ、日本に滞在する為の手段として利用するだけです。 　勿論、良いパキやスリランカも居ると思います。 　が今まで私が見聞きしてきた限りではひどい場合がとても多いです。

私がニュージーランドに居る頃、仕事上で或るパキと出会い話をしました。 　彼も日本に10年近く居て、ニュージーランドに来ていました。 　彼も日本に居た頃日本人女性と結婚していました。 　私は彼と取引はしませんでしたが、彼の商売上の話はどうも変でした。 　それから全く彼とは交信がありませんでしたが、数ヵ月後に新聞に載っていました。 　何か不正を働き業務資格剥奪と言う記事でした。

一般的な日本人は外国の事や外国人に対して余り接点が無く良く知らない事が多いです。 　そして日本人の多くは善意の塊です。 　外国人も同様な善意を持っているように無意識に感じるようです。 　それは良い事かも知れません。 　差別することなく、善意で人に接すると言う事は人として立派な事です。 　しかし、相手がその善意を利用する性質（たち）の悪い人間だったらそれは悲劇としか言いようがありません。 　好きとか嫌いとか愛してるとか何とかと言う現象に運悪く陥ってしまった場合、それは取り返しようも無く不幸です。 　好きになったなら国籍や民族など関係ない。 　と多くの人が言います。 　しかし、相手がその純粋な日本人女性の思いに付け込み乗じる人間だとしたら悲惨です。 　勿論そのような相手はとても上手く振舞います。 　笑顔と優しい言葉で接します。 　外国人に慣れていない人でしたらそんな魂胆も見透かす事も出来ないでせう。

優しい言葉を言わない日本人男性ばかりと接してきた日本人女性は、外国人男性に優しい言葉で迫られると一発で落る事が多いように思います。 　男性であれ女性であれ優しくされると嬉しいに決まっています。 　それが恋愛と言う現象に持ち込まれた場合、尚更です。 　優しい言葉も言わないし、優しい行動も見せない日本人男性は、女性にとっては物足りないのも分かります。 　その反動が外国人男性に向かってそれが運が悪いと最悪な結果になります。 　運の良く人を見る目がある場合は良いでせうが、それでも習慣、文化の違いは想像以上に大きく立ちはだかるのが通常です。 　理性による理解と生理的に感じる実感がとても遠くかけ離れて来る事が良く有るらしいです。 　生理的に感じると言うのは、例えば家の中を靴を履いたまま歩く習慣のようにどうしても日本人には馴染めない習慣です。 　最初のうちは、習慣の違いは理性で許しあいますが、或る程度の時間が経つと生理的に癇に障る現象に発達する事があります。

むか～しこれと同じような話題で記事を書いた事があります。 　いつだったか憶えていませんが、「すぐにやらせる日本人女性」と言う題だったと思います。 　もう一つ、題名は忘れましたが、日本人男性はどうして女性に優しくしないのか・・？ 　優しくすると女性が喜ぶのが分かっているのにどうして優しい言葉を言えないのか？ 　そんな内容で書いた覚えがあります。 　古文書館に入ってしまっているので、何処にあるか見当も付きません。 　検索機能も付いていないので、見つけるのは至難の業（わざ）です。 　どなたかお分かりの方がいらしたら教えて下さい。

おばんですみなさん。 　今日は、雨がパラパラと降りました。 　1日中では有りませんが。 　でも沖縄、九州、中国、四国地方には、台風13号が上陸したそうです。 　かなりの強風を伴う大雨で大きな被害が出ています。 　亡くなった方が8人もいらっしゃいます（2006年9月17日夜11時頃時点）。 　負傷者は、200人を超えています。 　被害が出来るだけ少なくもうこれ以上大きくならない事を切に願っています。 　本当に日本と言う国は毎年毎年自然災害があります。 　台風、地震、津波、大雨、洪水などなどありとあらゆる自然災害が日本を襲います。 　日本ほど自然災害に苦しめられている国は少ないと思います。

日本の自然は大変豊かです。 　日本の国土の7割から8割くらいが森林に覆われています。 　日本の自然は豊ですが人間を寄せ付けない厳しい自然が多いです。 　森林は奥深く中に入る事は容易ではありません。 　山々の表土は柔らかく木々が豊富に生息しています。 　動物も多いと思います。 　山肌が柔らかいと言うことは安定していない地質と言う事です。 　それ故に禿山になり難く樹木が豊富に茂っています（極度な伐採をしない限り）。 　海外の国々の山は岩石質で出来ている事が多いです。 　それは安定した地質を意味します。 　つまり余り地震もありません。 　その森は、ロビンフッドのそれのように木々はそれ程密集して茂っていません。 　それ故に、森の中には空間が多く人間が歩くに充分な空間があります。 　散歩もピクニックも出来ます。

しかし、日本の森はどうでせう？ 　樹木は所狭しと生い茂り、人間の入り込む隙間も無いほどです。 　ピクニックなどトンでもないです。 　そんな物見遊山気分で日本の森に入ったら一生出て来れなくなるかも知れません。 　それだけ日本の森林は植物にとっては生育に適しているのだと思います。 　このような日本の自然は台風や大雨によって形成されてきたのだと思います。 　それに加えて柔らかな土が地表を覆っている地質です。 　欧州の山を見ますと何処までも草原のようです。 　あれは岩石質の地質と牛を放牧する為に樹木を伐採した為尚更樹木が少ないのかも知れません。

ニュージーランドの山々も欧州のそれのように山肌が芝生に覆われているような景観が多いです。 　ニュージーランドは日本と似て火山国家ですので日本と似た地質の山も多く樹木が山一面を覆っている事も多いです。 　西洋人は日本の山のように樹木で覆われたそれを余り見たことが無い人が結構多いようです。 　昔、私が海外のお客さんと新幹線に乗って関西から関東方面に向かう時、そのお客さんは山々を見て驚いていました。 　何て美しいのだろうと言う驚きでした。 　美しく豊かな日本の自然ですが、恐ろしい災害といつも背中合わせです。 　明日2006年9月18日（月）は、敬老の日でお休みですね。 　今宵があなたに取りまして素敵な日曜の夜になる事を願っています。

おばんですみなさん。 　今日も涼しい日でした。 　それにしてもこのまま暑さが戻ってこないのだろうかと言う一抹の不安があります。 　恐らく又ぶり返す日が来る様な気がしますが。

「Outcry over Pope's comments on Islam」
上記は今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。 　その意味するところは、「イスラム教に対するローマ教皇の論評に猛抗議」のような感じです。 　それにしてもこの事件はかなり危険です。 　ローマ教皇（法王）と言うキリスト教（カトリック）の最高位にある人の言葉だけにそれがイスラム教の怒りに触れた場合、泥沼の戦争になる可能性を秘めています。 　十字軍まで話の引き合いに出ていますのでかなり根深い恨みを買ったと思います。

私が高校生の時、歴史の教科書では、「ローマ教皇」と言う名称が使われていました。 　しかし、他に「ローマ法王」と言う呼称もあります。 　ここでは「ローマ教皇」で行きます。 　参考までに歴史の教科書では、ジュリアス・シーザーではなくカエサルでした。 　まぁそれはこの際関係ないですが。 　モスリン（イスラム教徒）を激しい怒りに駆り立てたローマ教皇の言葉とは何か・・？ 　NZ Heraldの記事をそのまま抜粋すると「In a speech in Germany on Tuesday, the Pope appeared to endorse a Christian view, contested by most Muslims, that the early Muslims spread their religion by violence.」 　訳すと「火曜日のドイツの演説でローマ教皇は、イスラム教徒達は初めは暴力で宗教を広めたと言うキリスト教の見解を裏打ちしたようで、それに対してイスラム教徒達は異議を唱えている」。 　余り上手い訳ではないかも知れませんが、大体筋でほぼ意味は取り違えていないと思います。 　火曜日と言うと9月12日ですので、2000年9月11日のアメリカ国連ビルに旅客機を乗っ取って体当たりした事件を記した集合だったのかも知れません。

これに対してイスラム教の国々や団体は皆激しく抗議しています。 　ローマ教皇が個人的に謝罪しない限りは、全てのイスラム国家政府が※ヴァチカンと断絶するよう呼びかけていると言う事です。 　かなりやばいと思います。 　英米対イラクとか英米対アフガニスタンとか英米対タリバンと言う様な限られた構図をはみ出してしまったかも知れません。 　最も恐ろしいキリスト教対イスラム教と言う正面衝突になりそれが鎮火せず悪化したら大変です。 　ローマ教皇はカトリックの首長ですからプロテスタントは関係ないとはならないはずです。 　ローマ教皇の論評は、「Christian view」を裏付けたとなっていますから、キリスト教の見解です。 　するとカトリックもプロテスタントも糞もない、全てのキリスト教になってしまいます。 　これは本当に恐ろしい事件です。
※【ヴァチカンの説明は不要かと思いますが、ローマ教皇の国、ヴァチカン市国の事です。 　イタリアの首都ローマの中に小さな国があります。 　それがヴァチカン市国です。 　中世には欧州の色んな王国や帝国がローマ教皇に土地を献上しました。 　そしてその領土はかなり拡大しましたが、近代になるにつれ徐々に削られ今のような小さな国、ヴァチカン市国になっています。】

ローマ教皇は、こんな事も言ったようです　：
「The Pope on Tuesday repeated criticism of the Prophet Mohammad by the 14th century Byzantine Emperor Manuel II Palaeologus, who said everything Mohammad brought was evil "such as his command to spread by the sword the faith he preached".」 　その意味するところは、「14世紀のビザンチン帝国皇帝 Manuel II Palaeologus がマホメッドがもたらした物は全て邪悪だ。　例えば、剣により信仰を広げよと言うマホメッドの教えの如く。　その言葉を引き合いに出してローマ教皇はマホメッドを非難した」。 　ですから、これは相当やばいです。 　NZ Heraldの記事を何処まで信用して良いか分かりませんが、恐らくほぼ正確に起こった事実のみを述べていると思います。 　だとするとローマ教皇は確信犯です。 　正面切ってイスラム教に戦争を売っているとしか思えないような論評です。

ヴァチカンの報道者（スポークスマン）は、教皇はモスリム（イスラム教徒）を傷つけるつもりで言ったのではないと弁明しています。 　又ドイツ首相はローマ教皇の言葉が誤解されていると言っていますが、どうも説得力に欠けます。 　私のように中立な立場の人間が新聞を読んでこりゃローマ教皇の言う事はモスリムの怒りを買うだろうと思うのですから、当事者であるモスリムは怒り心頭のはずです。 　それにしてもどうも解せないです。 　ローマ教皇ともあろうお方がどうしてそんな事を言ってモスリムの怒りを煽ったのか・・？ 　何かその裏にあるのか・・？ 　まさかちょっとした不注意と言うのは有り得ない。 　当然演説はかなり練って原稿が仕上がってたはずです。 　すると本当に確信犯なのか？！ 　それとも本当に誤解があったのか・・？

いずれにせよこれは相当な火種になりそうです。 　今はまだヴァチカン対モスリムですが、他のキリスト教国がローマ教皇の弁護に回って一斉に非難合戦を始めたらその時はもう止め様がなくなります。 　恐らく世界の約3分の2くらいがキリスト教かイスラム教に属してると思います。 　10世紀前後の十字軍を凌ぐ戦争に発達したら半端ではありません。 　これは本当にまずい。 　日本が音頭をとって仲裁するなんて想像すら出来ない。 　他の仏教国でも無理でせう。 　南無大師遍照金剛。

おばんですみなさん。 　今日は雨も降らなかったのに涼しかったです。 　とても良い事です。 　このまま穏やかに秋のままでそして冬になれば言う事はありません。

「Man drank 72 beers before stabbing attack」
上記は今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。 　Ina Williamsと言う男性がビールを72杯飲んで帰ってきてパートナーに悪態をついたそうです。 　そしてパートナーは子供を抱いて逃げたそうです。 　そしてパートナーは彼女の叔父さんを連れて家に帰ってきたそうです。 　そして叔父さんが彼を起こして出て行けと言ったそうです。 　すると彼は逆上し骨刀を持ち出し、叔父さんの胸と腹を刺した事件です。 　4年半の服役がウェリントン地方裁判所で言い渡されたそうです。 　その叔父さんは、自分が刺されていたのを知らずに車を運転して家に帰ったそうです。 　そして電気を点けて初めて自分が刺されているのを知ったそうです。 　今夜はこれにて御免。

おばんですみなさん。 　今日は雨も降らなかったのに涼しかったです。 　とても良い事です。 　このまま穏やかに秋のままでそして冬になれば言う事はありません。

本日2006年9月14日、ニュージーランド準備銀行（RBNZ = Reserve Bank of NZ）が政策金利を見直しました。 　その結果、7.25%に据置になりました。 　しかし・・。 　何とインフレ抑制の為に金利を上げるかも知れないと言うような事を言ったのでまた、ニュージーランドドル=NZ$が上がってしまいました。 　一体どうなってるんでせう？ 　インフレと言うのは大不況の国とか好景気の国で起こる現象です。 　ニュージーランドは大不況ではない。 　と言うことは好景気だ。 　う～ん　そうなのか・・

もう今まで136回も説明したのでええかげんにせぇ～と言われるかも知れませんが、また説明します。 　RBNZとはニュージーランドの中央銀行です。 　日本の日銀に相当します。 　中央銀行とはその国の銀行です。 　国家の銀行です。 　日本銀行はその成り立ちは一般の株式会社と変わりないそうです。 　しかし、株主は極秘とされ公開されていません。 　日本と言う世界の先進国の中央銀行がそんな胡散臭い怪しげな臭いがプンプンする秘密を持っている。 　しかし、共産党もそれを攻撃しないとは、一体何なんでせう？ 　まぁ、この際、日銀は関係ないので置いておこう。

政策金利とは、国の経済状況を見て決める金利です。 　中央銀行から市中銀行に貸し出す金利です。 　一般人には勿論適用されません。 　日本の公定歩合と同じと考えても間違いではないです。 　公定歩合は政策金利の一つらしいですが、実質的には同じです。 　政策金利の事をNZではOCR = Official Cash Rateと呼んでいます。 　そう言えば・・ 　「ニュージーランドの銀行金利」のOCRの表を更新していなかった・・。 　前回の見直し、2006年7月27日の分も更新していない。 　こりゃいけない。 　明日更新しよう。 　最近は、全然HPの更新をしていないのでどんどんお客さんは減り、おまけにページランクまで下がってしまった。 　ニュージーランドと言えば、「ニュージーランドドリーム」と言われたのは昔の話です。 　HPは更新をサボればどんどん衰退していきます。 　また以前のように更新に精を出す時期が来るだろうか・・？ 　おやすみなさい。

おばんですみなさん。 　今日も関西は雨でした。 　ここ2～3日雨が続いて一気に冬が来たかも知れません。 　明日は雪が降るかもなべ・・？

海外ではチップの習慣がある国が結構多いです。 　ホテルなら朝、枕の下にチップを置いておくとかホテルのドアボーイが荷物を運んでくれたらチップを渡す。 　レストランで食事をして勘定した後にテーブルにチップを置いておく。 　それが海外では一般的な習慣です。 　日本でも昔は、チップの習慣がありましたがいつの間にか消えました。 　ニュージーランドでもチップの習慣がありません。 　ニュージーランドの国の成り立ちから考えるとチップのある国だろうと思いましたが違いました。 　何故ニュージーランドにチップの習慣が無いのか、最初から無かったのか或いはある時期、意図的にその習慣を止めたのか分かりません。 　今夜はこれにて御免。

おばんですみなさん。 　今日も関西は雨でした。 　ここ2～3日雨が続いてとても涼しく過ごしやすいです。 　とても良い事です。 　でも油断していると敵は突然襲い掛かってきます。 　まだまだ安心出来ません。

小沢一郎が民主党党首に再選確実になりました。 　今日はテレビで何度も見ました。 　やはり彼は本気ですね。 　何が本気かと言うと官僚を抑えて税金の無駄遣いを止める気です。 　税金の無駄遣いを止める事は相当困難な任務です。 　Mission nearly impossibleかも知れません。 　何故なら官僚も政治家も税金の無駄遣いから様々な利益を享受していると思われるからです。 　それは国も地方も同じです。

一時期パラサイト（寄生虫）と言う言葉が日本で流行りましたが将に寄生虫達にとっては死活問題になります。 　税金の無駄遣いで間接的にせよ自分達の懐が潤っていたとしてそれが無くなるとどうなるか・・？ 　今までハイヤーや運転手付きの高級車に乗りなれていた人が電車になったらどんな気持ちになるでせう？ 　今までファーストクラスで海外視察と言う名目で税金で遊びに行っていたのが海外にも行けないと言う事態になったらどうなるどんな心境になるでせう・・？ 　今まで高級料亭で遊んでいたのが出来なくなったらどうでせう・・？ 　大名が町人になったら一体どんな面持ちになるでせう・・？ 　彼らは絶対そんな事をさせまいと決死の覚悟で阻止する手段を画策するはずです。

郵政民営化であれだけ抵抗がありました。 　あれは郵政省とその族議員の抵抗です。 　それが国中央、地方つまり日本全国の役人・官僚全員と国会議員・地方議員の殆どを敵に回すのです。 　その抵抗たるや嵐か台風のように吹き荒れるであろう事は想像に難くありません。 　でも小沢一郎は、本気でやるつもりに見えます。 　彼が自民党を飛び出した理由もそこにあったはずです（裏事情もあるかも知れないが・・）。 　丁度折り良く純ちゃんが降りた後に小沢一郎が来ました。 　来年の参議院選挙は民主党が勝つ可能性も結構高いと思います。 　それは何故か？ 　単なる感です。 　そして・・ひょっとしたら小沢一郎が上手くテレビでお話をしていけば、参議院選挙の後の衆議院選挙でも民主党が勝てるかも知れません。

しかし・・。 　如何せん小沢一郎は、一般庶民に受けが悪い。 　あの悪党面が災いしている。 　特に女性には激しく嫌われる。 　顔と言うのは政治家の能力とは全く関係無いはずですが、ところがどっこい選ぶのは国民です。 　平均的な日本国民が政治家に取って顔など関係ない、政治家としての能力と手腕があればそれで充分と思う或いは感じるでせうか・・？ 　そうは烏賊の金玉なんだなこれが。 　安倍晋三が人気があるのは、あの風貌が大いに関係していると思います。 　顔と風貌と立ち居振る舞いと当たり障りの無い言動で総理大臣になれるなら私は間違いなく総理大臣です。 　安倍晋三も私を見たら恐らく自民党総裁の座を譲ると言うと思います。 　それじゃ次回の衆議院選挙には私も立候補しよう、うんそうしよう！ 　今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

おばんですみなさん。 　今日は雨が降る事も無く結構涼しく過ごしやすい天気でした。

ニュージーランドへ旅行や自由な滞在で行く場合宿泊場所が必要です。 　ニュージーランドのみならず、どんな国や都市でも宿泊場所が必要です。 　金に糸目は付けない方は別ですがしっかりと糸目を付ける方は、出来るだけ安い宿泊場所を探します。 　宿泊場所にも色々あります。 　ホテル、モーテル、フラット（アパート）、バックパッカー、B＆B（Bed & Breakfast）、ホームステイなど等です。 　私が初めてオークランドに辿り着いた時、1997年9月10日、まずオークランド空港の宿泊案内所で予約しました。 　1日 $40くらいのCityにあるB&Bでした。 　それからNZ Heraldでフラットを探しました。

フラットと言うのはFlatです。 　関東系外来日本語で言うアパート、関西系日本語で言う文化住宅です。 　アメリカ語ではApartment Houseと言いますがイギリス語ではFlatと言います。 　「平ら」が何故アパートなのかその由来は私も知りません。 　ニュージーランドのFlatは非常に割高でKiwiは誰もが持ち家を買う為に一生懸命に探します。 　そして数年後に値上がりしたら売り、別の家に移り又値上がりしたら又売ります。 　それを繰り返す為にKiwi　は働きます。 　そして老後は、悠々自適に過ごせるように設計します。

Kiwi Husbandと言われる男達は、家の為に人生を捧げます。 　毎週末は家の改修や改築に励みます。 　彼らの家の掛ける情熱は一体何処からどのようにして生まれるか・・・？ 　私は未だにその謎を解明していません。 　日本人も土地と家に対する思い入れは相当なものがあります。 　しかし、Kiwiのそれとは全く違います。 　日本人は一生同じ家に住もうと言う方が多いと思いますがKiwiの場合は、生涯5回以上家を買い換えるのが普通です。

家は、蓄財の手段で家そのものに対して思い入れがある訳ではないようです。 　しかし、保全や補修に異常なまでの情熱を注ぎます。 　それは全て高く転売する事を念頭に置いての行動のようです。 　ニュージーランドと言うか西欧社会では家につぎ込んだお金は価値の上積みとして計算されて価格は上昇します。 　日本のように毎年価値が下がると言う事は無く逆に毎年価値が上がって行っています（今のところは）。 　そこが日本と違います。 　Kiwi Husband達は、殆ど大工を必要としません。 　全部自分達で家の補修や改築をやってしまいます。 　免許が必要な電気回りや水回りは別ですが、その他の免許が不要な部分は必ず自分でやります。 　ひどい時は、自分で家を建ててしまいます。 　今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。

おばんですみなさん。 　今日は午後から雨が降りこの2日間で地表に溜まった熱が冷やされました。 　そして涼しくなりました。 　暑い日がまた来たと思ってもその勢いは数週間前と比べはっきりと落ちています。 　一雨ごとに涼しさが増していく様子が伺えます。

数年前まではビデオカメラが一般的に普及していました。 　今はどうか知りませんが恐らく衰退しているのではないかと思います。 　今は何と言ってもデジタルの時代です。 　DVDの時代です。 　これもいつまで続くか分かりません。 　近い将来は、大容量Flash Memoryに直接デジタルで動画を保存するようになるかも知れません。 　昔、小さな子供を持つ親がビデオカメラで録画したテープは一体どうなるのでせう・・？ 　ビデオカメラは、アナログでした。 　DVDその他のデジタル方式の記録媒体に移行するのは構いませんが、ビデオテープからDVDへ記録を移す方法も同時に提供してもらわないと困ります。 　新しい記録媒体が出来たら昔のは、もう知らないと言われると困る人も沢山居るはずです。 　ビデオテープからDVDやCDなどの媒体にデジタルで記録を移動するのは技術的には簡単だと思います。 　しかしその機械を廉価で作ってもらわないと困る人も多いと思います。

幕末に写真機が発明されてその当時の武士の珍しい写真も現在まで残っています。 　新撰組の男前の一人だった土方歳三は、ジャッキー・チェンを渋くしたような顔をしています。 　整形後のジャッキー・チェンです。 　整形前のジャッキー・チェンではありません。 　勝林太郎（海舟）は外人（白人）のような顔をしていたと幕末物の本に書いて居ましたが、本当に堀の深い顔の写真が残っています。 　150年位昔の写真が今にも残っていると言うのは凄い事です。 　若し、DVDに保存された画像や動画なら一体どのくらい将来まで保たれるでせうか？ 　恐らく相当な年数だと思います。 　しかし、それを再生する機械が未来にもあるかどうかが問題です。 　恐らくあるでせう。 　未来は、現在よりも技術がずっと進歩していると言う前提で考えていますが、若しそうなら現在のDVDを再生する機械は簡単に安く作れるでせう。 　でも未来は、現在よりも技術がずっと後退している可能性も無きにしも非ずです。

猿の惑星　第1作のチャールトン・へストンのような事は有り得ないでせうが、近い状況になっていたら現代のDVDは意味を持たないでせう。 　写真はそのまま肉眼で見れますので却って、従来の写真の方が残っているかも知れません。 　現代のように目まぐるしくデジタル技術が進歩すると未来は、一体どうなるのかと心配になります。 　Micro Softは、パソコンの時代は終焉を迎えていると何かの会議か何かで言ったそうです。 　文字通りの意味では無いと思います。 　私は日本語の何かの記事を新聞かHPで読んだのですが、原文ではより詳しい説明があったと想像します。 　パソコンは直ぐ無くならないと思いますが、パソコンにMicro Softが作ったソフトを付属した時代が終わろうとしていると言う意味ではないかと想像します。 　Googleは、色んなソフトを無料で提供しています。 　Googleのような性格の企業が無料で何でも提供し、広告収入だけで巨大な収益を上げるようになるとMicro Softの地位も危なくなってきます。

そう言えば、今年発売されると言われていたLong Hornと言うXPの次世代のOS（Operating System = 基本ソフト）も販売が遅れ来年にずれ込むそうです。 　最近のMicro Softは元気が無いですね。 　話題をさらうソフト（Programme)を販売していません。 　Bill Gatesが一線を退きまた年齢的にも気力が落ちてきたのかも知れません。 　と私の勝手な想像ですが。 　最近は益々、Googleのように何でも無料で提供する企業が業績を伸ばしています。 　アメリカで良く言われる　Web2.0がどうたらこうたらと言う奴です。 　今宵があなたに取りまして素敵な日曜の夜になる事を願っています。

おばんですみなさん。 　いや～参りました。 　すっかり暑さがぶり返しました。 　漸く涼しくなったと思って安堵したのもつかの間でした。 　余りにも簡単に夏がへたったので変だとは思ったのですがやっぱり甘かったです。

若しあなたがどこかで「01.09.06」と言う日付を見たら何年何月何日だと思いますか？ 　これはどこの国の人間が表記したのかが大きな鍵を握ります。 　私は、この日付「01.09.06」を今日の在日ニュージーランド大使館のHPで見ました。 　さて、この日付は、一体何年何月何日なのか・・？ 　答えは、2006年9月1日です。 　それにしてもいくら在日NZ大使館とは言え、日本語サイトなのに良くこんな日付の表記方式を平気で書けるとその感覚が不思議です。

「01.09.06」ですと、2001年9月6日とも取れますし、2006年1月9日とも取れます。 　どこの国の誰が見ても分かるような日付表記、例えば「01/Sep/2006」ですと間違いようがありません。 　アメリカでは、月、日、年の順で表記します。 　ですからアメリカ人が「01.09.06」を見たら、2006年1月9日と思います。 　これも困ります。 　日本では年、月、日の順です。 　ニュージーランドと言うか英国や欧州では、日、月、年の順が標準です。 　このような背景を考えたならば、日本人向けサイトなら、日本人にも分かるような日付表記にすべきです。 　「01.09.06」なら完璧にKiwi　スタイルです。

NZIS = New Zealand Immigration Service = ニュージーランド移民局（ニュージーランド入国管理局）の申請書を記入する際の日付は、日、月、年の順で数字で書くように規定されています。 　このようにはっきりとルールが決まっている場合は、問題ありません。 　本当は数字で月を表さずに文字で表すのが最も間違いが起こりません。 　例えば、9月は、「09」ではなく「September」とか省略形の「Sep」と文字で書けば間違いようがありません。 　NZ大使館だからと言って何もNZISの表記方式をそのまま使う必要も無いし、日本人向けページですから日本人が混同するような表記方法を取るべきではありません。 　いっその事、和暦で、平成18年9月1日とした方がまだずっとましです。

本来英語の日付表記は、英国式の日、月、年が標準だったはずです。 　何故なら、2006年9月1日を英語できちんと書くと、1st day of September, 2006だからです。 　もっときちんと書くと、The 1st day of September, 2006です。 　ですから数字で日付を表記すると「01.09.06」と言うのも分からないではありません。 　でも世の中には色んな日付表記方法があるという常識を念頭に置くならば、「01.09.06」のような書き方では誤解を招きかねないと言う常識スウィッチが作動して叱るべきです。 　ここはニュージーランドのサイトだからNZ方式なのは当たり前だと言う腹ならばおそまつ君です。 　読者が混乱しないように配慮すべきです。 　あなたは、どうでしたか？ 　「01.09.06」を見て直ぐピンと来ましたか？ 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日も関西では雨が降りました。 　特に夜やや激しく降りました。 　昨日の夜は雷も激しかったです。 　空に大規模な電気が溜まると言う自然現象はとても不思議です。 　そしてそれが雷として放電され雨が降り嵐になる。 　古代人がそんな自然現象を体験した時、神の存在を信じたはずです。 　古代の原始宗教は自然、死、病気などへの畏怖から形成されたに違いないと私は長年思ってきました。

2006年9月6日世界銀行が世界で最も起業しやすい国の順位（ハイカラな言葉で言うとランキング）を発表したそうです。 　それによると今年は、ニュージーランドが2番目に転落したそうです。 　1番目はシンガポールだそうです。 　日本は、11位。 　1位、2位と私が住んだことの有る国が続きました。 　米国、カナダ、香港と順位が高い方から続いているそうです。 　とこれは何故か朝鮮日報の記事を読んで知りました。 　朝鮮日報って韓国の新聞ですよ。 　北朝鮮じゃありませんよ。 　昔は北朝鮮、南朝鮮って呼んでいましたが、今は南朝鮮って言いませんね。 　英語では今でも、North Korea、South Koreaですから日本だけ変な呼び方をしてるのかも知れません。

ところでニュージーランドでは起業がとても簡単です。 　しかし、生き残るのは非常に難しいです。 　と言うか会社を設立するのが簡単なので猫も杓子も会社を作りますが実際の経営は簡単ではありません。 　それで毎年生まれる新会社の約8割が消滅します。 　ぱっと出来てパッと消えます。 　線香花火のようです。 　2006年9月2日の記事で「■ ニュージーランドでスキー　そして霞ヶ関改革 ■」を書きました。 　その中で日本の行政手続の煩雑さに言及しました。 　外国人が日本で新規事業を立ち上げようとしたらとてもじゃないが耐え切れないと思います。 　そのような日本の役所の面倒な手続きの他にそれに伴う高額な費用が発生します。

日本では、改革と規制緩和で弱肉強食の国に生まれ変わり金持ちと貧乏人がはっきりと別れました。 　しかし、やる気の有る貧乏人が起業しようとしても日本ではかなり難しいです。 　それなりの費用が掛かるからです。 　日本で会社を設立しようとすると最低でも約30万円程度必要です。 　このような役所や省庁の障壁が残っている限り、不公平感の有る経済格差が広がると思います。 　やはり霞ヶ関改革が必要です。 　それが出来て初めて公平感を伴う格差を実感できると思います。 　誰もが競技に参加できる環境が整いその後、競争に負け負け組みに入ったなら悔しくとも納得せざるを得ません。 　しかし、競技に参加できる機会が最初から奪われているならば不公平感が大きくなり社会の不満は高まると思います。

その点、ニュージーランドでは本当に誰もが競技に参加できる環境が整っています。 　ですから毎年、新会社が出来てはつぶれているのです。 　日本ではつぶれるところまで行けないのです。 　そういう意味では、ニュージーランドは起業に持って来いの国です。 　ニュージーランド何とかと言うHPでは、ニュージーランドの事を色々面白可笑しく言っていますが、NZには日本に無い魅力が沢山あります。 　その大きな一つが起業の国、ニュージーランドです。 　あなたもおひとつどうですか？ 　でも私に聞いても駄目ですよ。 　私はビザとか仕事の質問には答えません。 　「筆者へE-mail」のページにそのように注記しています。 　それでも聞いてくる人が居ます。 　ちょっと性質（たち）が悪いですね。

私は何から何まで全部自分で調べました。 　誰にも聞かずに一人で何でもやりました。 　全く何も知らない未知の国、ニュージーランドでしたが手探り状態、五里霧中状態で少しずつ確実に進みました。 　あなたも挑戦してみてはどうですか？ 　色んな問題に出くわすと思います。 　お金も余分に掛かり、時間も浪費すると思います。 　でもそれで体得した事は貴重な経験になります。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日も涼しく良き日でした。 　でも関西では雨が降っていました。 　パラパラでした。

紀子様が男子を出産されたのですね。 　何よりです。 　NZ Heraldにもその記事が大きく取り上げられていました。 　それを紹介します。
Japan's Princess Kiko gives birth to male heir
TOKYO - Japan's Princess Kiko gave birth on Wednesday to a baby boy - the first male heir to be born into the ancient imperial family in more than four decades, the Imperial Household...
古代から続く日本の皇室に皇位継承権を持つ男子が誕生したのは、40年ぶりかそれ以上と解説があります。

日本が皇室を持っている事は、大きな誇りと思って良いと思います。 　西洋でも日本の皇室に対して畏敬の念や羨望を抱いている人が結構多いです。 　特に新しい国の人たちはそうです。 　何故なら彼らは歴史を持たないからです。 　また欧州では、血なまぐさい歴史の中で皇帝や王様は次々を処刑されました。 　幸いな事に日本にはそれがありませんでした。 　日本の歴史にも革命に近い出来事が何度もありました。 　それでも天壌無窮の法則が守られてきました。 　一度失ったらもう再び再興できない性質の家柄です。 　新しい皇室の命が健やかに成長される事を願います。 　おやすみなさい。

おばんですみなさん。 　本当に段々と涼しくなりましたね。 　日中はまだまだ暑いですが朝晩はとても涼しく気持ちが良いです。 　夜になると鈴虫が鳴いています。 　朝晩に窓を開けっぱなしにしておくと寒いくらいです。 　これが本来有るべき夏の姿で丁度良いと思うのですが・・・ 　でも秋ですね。 　今夜はこれにてごめん。

おばんですみなさん。 　今日は昼間結構暑かったので、こりゃ暑さがぶり返すのかな・・？ 　と思ったら夜になってそれなりに涼しくなって良かったです。 　何よりです。

自民党はかなり小沢一郎を気にしていますねと言うか恐れています。 　自民党内でも彼を良く評価する人は多いですが、忌み嫌う人も多いです。 　敵も味方も多いですね。 　彼のファンは熱烈です。 　彼の敵も激しく彼を嫌います。 　とてもはっきりと敵味方が分かれて分かりやすいです。 　石原慎太郎が何かの記者会見の時、「私は小沢一郎を評価しません」と明言していました。 　小沢一郎も石原慎太郎もどちらもはっきりと物を言う人です。

小沢一郎は石原慎太郎をどのように思っているのでせうか・・？ 　恐らく嫌ってるでせうね。 　でも小沢一郎は、人の好き嫌いは口にしないようです。 　政策や彼の信念などははっきりと言いますが人の好悪は言わないようです。 　石原慎太郎と言う人も面白い人ですね。 　私は石原慎太郎も好きです。 　石原慎太郎は、純ちゃんと同じ三塚派に属していました。 　以前の安倍派です。 　更にその前は、福田派でした。

福田赳夫（たけお）と安倍晋太郎と派閥の領袖（りょうしゅう = 親分の事）が続き、今その子供達が同じ派閥に居ます。 　三角大福中（三木、田中、大平、福田、中曽根）と言われた5人衆は、過去の人となりました。 　中曽根さんだけまだ生きていますが、他の4人は他界しています。 　昭和30年代頃から彼等の名前が良く聞かれるようになったのかも知れません。 　それは昭和50年代～60年代に掛けて続きました。 　と言うことは、彼らは若い頃（政治家としては）から表舞台に出ていたと言う事ですね。 　その前の佐藤栄作の時代は、長かった。 　今の安倍晋三は、安倍晋太郎の息子です。 　安倍晋太郎は、岸信介の娘と結婚しました。 　つまり、安倍晋三は、岸信介の外孫です。 　岸信介と吉田茂は、親戚です。 　岸信介は、佐藤栄作の兄です。 　世が世なら長州閥と言われていたかも知れない長州出身者です。 　又、ちょっと古い人ですが、松岡洋右。 　彼も佐藤家と親戚です。 　松岡洋右は、戦前の外務大臣でした。

彼の国際連盟脱退の演説を映像で見たことがあります。 　今の日本と違い、日本の言い分が通らないならこちらから出てやる！ 　と言う潔さと鋭利な決意がありありと伺える演説でした。 　英語で演説していました。 　彼は、戦前アメリカで高等教育を受けアメリカに心酔したようです。 　しかしその一方で非常なる愛国者（当時の日本人としてはごく当たり前）でした。 　そして軍部と一緒に狂った道へ突っ走りました。 　もう止めて欲しいですね。 　でも我々日本人が自尊心を失いそうになる今の情けない外交も頂けない。 　いつもどちらかに偏ってしまう傾向がある日本です。 　危うさを常に内包しています。 　狂いだすと一気に集団ヒステリーになります。 　反対意見など言おうものなら袋叩きに遭います。 　そして何も言えなくなります。 　今まで穏健だった人が変身します。 　隣組になったり、国防婦人会になったりします。 　とそんな事にはならないだろうなぁ・・？ 　おやすみなさい。

おばんですみなさん。 　今日も涼しかったですね。 　何よりです。

ニュージーランドには良いスキー場があります。 　日本もそろそろ涼しくなってきましたが、まだ暑い日がこれからもあると思います。 　でもニュージーランドは、今漸く春になりかかったところです。 　南島ではまだまだスキーが出来ます。 　ニュージーランドのスキー場のメッカと言えば、Queenstown（クィーンズタウン）と相場が決まっています。 　他にはクライストチャーチから近いMethven（メスベン）も有名です。 　でも私は残念ながらどちらにも行った事がありません。 　ニュージーランドどころか日本でも恐らく10年位　と言うかスキーはここ10年位していません。 　一度知り合いとホームパーテー（ホームパーティーと言うことも可）をやった時、スキーに行こうと言う話が出て盛り上がりました。 　アルコールも入っていて皆　その刹那は乗り気でした。 　その時、幹事をやると自ら名乗りを上げたお方がいらっしゃいました。 　そのお方がさっぱり計画を実行に移す気配をお見せになりませんでした。 　そして発展的消滅をしました（どこが発展的・・？）。

南島のスキー場はいつ頃まで出来るのか良く分かりませんが、恐らく9月一杯は大丈夫でせう。 　ひょっとしたら10月まで大丈夫かものはし・・？ 　でもニュージーランドのスキー場で日本人が死んだか大怪我をした事が数年前にありました。 　スキー場内の大きな岩に激突したそうです。 　ニュージーランドの安全管理はまず自分でやらないといけません。 　所謂自己責任です。 　事故が遭ったとしてもスキー場や政府や地方自治体を責めてもまず勝ち目はありません。 　自然が荒っぽくむき出しで現れている事が多いです。 　事故を防ぐ為の細かい防御は余りしていません。 　ダイビングなどでも死亡事故が結構多いです。 　遊びは個人の自由、でも自分の身は自分で守る覚悟が必要です。 　小沢一郎が「日本改造計画」の中で書いたアメリカのグランドキャニオンと同じ発想です。

純ちゃんが手を付ける事が出来なかった、霞ヶ関改革を小沢一郎は本気でやるつもりのようです。 　現在の日本は10年前と大きく変わりました。 　勝ち組と負け組みに別れ、勝者はどんどん強くなり敗者は消滅していきます。 　以前のように企業内の余剰人員や中間業者はどんどん削られ、最近良く聞かれる個人の経済格差がどんどん広がっていきます。 　現在の日本は好景気だそうですが、以前の好景気とは全く違います。 　以前の好景気は、日本全体が上昇しました。 　1980年代のバブルなどはその典型でした。 　しかし、現在の日本の好景気は、勝者はどんどん大きくなり敗者はどんどん苦しくなります。 　富の偏在が起こっています。 　能力と才能のある者がその努力と才覚に応じて公平な富を得るのは利に叶った事です。 　しかし、それは全ての面において自由化されている場合の話です。

また、以前の日本政府は、富の再分配と言う思想（社会主義思想と同じ）に基づき弱者救済の為に予算を取っていましたが、最近は敗者が救済される道が狭くなりました。 　生活保護も支給しないように各自治体は、貧乏人が来ると門前払いするように工夫しているそうです。 　数日前福岡市がそれで槍玉に上がっていました（福岡市では職員の不正も発覚している）。 　将に現在の日本は自由主義経済の様相を呈しています。 　しかし、そこに大きな障壁が以前のまま厳然として存在しています。 　それは、行政手続の煩雑さです。 　それが改善され企業の利便性を支える本来の意味の役所（省庁や地方自治体）の機能を果たせれば、民間企業は活性化されます。 　しかし、現在の行政は、以前と全く同じです。 　煩雑で大きな費用がかかり、手間暇を喰います。 　それは全て企業の為ではなく役所（省庁、地方自治体）自身の都合が優先されているからです。 　明治時代の太政官の発想を未だに強固に堅持しています。 　それが東大法学部を出た秀才が集まる霞ヶ関です。 　ここが改善されないと真の自由競争社会は実現しません。

小沢一郎は、霞ヶ関改革（官僚改革）を本気でやるつもりに見えます。 　若し、政権を取ったならば・・ 　でも今の民主党が政権を取ると言うのは非常に難しいでせうね。 　あそこには旧社会党員も姿を変えて生息して居ます。 　民主党を支持してきた官庁の組織票を捨てる覚悟でやらないと霞ヶ関改革は出来ない。 　でもそれを捨てたら政権を取れない。 　一体どのようにして小沢一郎は総選挙で勝利するつもりなのか・・？ 　それが出来たら彼は手品師だ。 　やって欲しい。 　法律が国会ではなく行政府で作られる国、日本。 　形式的には国会で法制化されているが、実際の法案を作成できるのは東大法学部を出た俊才が集まる行政。 　議員立法がほんの数個しかない国、日本。 　何故なら本来法案を作るべき国会議員が出来ないから。 　若し、本当に霞ヶ関改革が実現した暁には、国会議員が本来やるべき仕事である法案作成が本当に出来るようになっている事を願っています。 　おやすみなさい。

おばんですみなさん。 　今日はとても涼しかったですね。 　30度を下回った地方も結構あったようです。 　でも天気予報によれば明日からまた暑くなるようです。 　このように日々少しずつ涼しくなりそして季節が移り変わっていくのですね。 　余りにも分かりきった事を書くこの感性は一体何でせう。

「Benefit fraudsters let off hook, says MP」
上記の英文は、今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。 　Act Partyの女性議員、Heather Royが福祉手当不正受給の全貌（本人いわく）を明かしました。 　$1 million（最近の交換比率で約7千5百万円）を上回る不正受給がまだ摘発されていないそうです。 　高額支出の上から10番目までの合計金額は、$5.7mになるそうです。 　$5.7m　を最近の交換率で日本円に換算すると約4億3千3百万円くらいです。 　それにしても最近のニュージーランドドルは、日本円に対して上がっています。 　1ヶ月くらい前までは、NZ$1 ≒ ￥70でしたが最近では￥76前後にまでNZ$が上がっています。 　一体何が原因なのか良く分かりません。 　また、何かの経済指標の数字が発表されたのでせうか・・？ 　今夜はこれにてごめん。