コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - November 2006.
当ページを立ち上げた日 平成19年03月31日(土)
平成18年11月30日(木) 09:41pm(NZ時間)
■ 今年ももう終わり ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは又冬に逆戻りです。
日本は温暖化現象などと言っていますがニュージーランドにそんな言葉はありません。
今日は雨も降りましたし、風も冷たく雪が降るんじゃないかと思いました。
実際は雪が降るほどは寒くありませんが。
今日は晦日です。
明日から師走。
もう今年も終わりです。
最近はどうも筆が進みません。
想念が薄く、心の表面に気持ちが浮遊している状態です。
そんな時は、筆が進みません。
今日熱烈な愛読者の方からラブレターを頂きました。
その方は、香川県にお住まいらしいです。
数日前に「世界の中心で愛を叫ぶ」(映画版)に書きました。
その方は、あの映画の撮影された町にお住まいと言うことで、あのブランコとか海岸の町を知りすぎるほどに知っているそうです。
その方とその方のお嬢様の母校の高校も撮影に使われて、理科室には出演者の落書きがあるそうです。
とこんな事をしたためたお便りを頂いた次第です。
自分の町が映画の舞台になったと教えてくれた事が、ラブレターと言えるか・・?
言えません。
私が言っているだけです。
今夜はこれにてごめん。
平成18年11月29日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。
今日は暖かかったです。
暫くオークランドにも夏の兆しが数日振りで現れました。
数週間前にも暖かい日が続いた事があったのですが、なんせ夜になると寒くなった。
でも今日は夜になっても寒くありません。
と天気の話だけで今夜はこれにてごめん。
おやすみなさい。
平成18年11月28日(火) 10:55pm(NZ時間)
■ 同胞の英語 ■
おばんです、みなさん。
今日もオークランドは風が強かったです。
私が暫くオークランドを離れていた間にオークランドは変わってしまったのかも知れません。
でも徐々に春めいてきたと思うようにしています。
今日、私、知り合いの日本人2人、Kiwi 1人の構成で仕事の話をしました。
私の知り合いの日本人は英語が上手とは言えません。
その日本人がKiwi に英語でたどたどしく単語を並べて話すのですが、私は彼の言わんとしている事が手に取るように分かりました。
でも英語としては支離滅裂だったのでKiwiの彼は全く理解できずに居ました。
その話が終わり、後で一人でふと考えました。
私はどうして日本人のたどたどしい英語が理解出来たのか・・?
とちょっと不思議でした。
そしてKiwi は、どうして理解出来なかったか?
それは何故か・・と考えましたがそれは私も同じ過程を経て英語を学んできた同じ日本人だからだろうと思いました。
外国語としての英語を学ぶ場合、日本人は殆ど同じ間違いをおかしたり、理解し難い箇所は殆ど同じです。
とこんな事を思った次第です。
今夜はこれにてごめん。
平成18年11月27日(月) 10:10pm(NZ時間)
■ 世界の中心で愛を叫ぶ - 感想 ■
おばんです、みなさん。
最近のオークランドはとても風が強いです。
オークランドがウェリントンに変身したかのようです。
ウェリントンは風の町として知られていますがウェリントン並みではないかと思うくらい最近のオークランドは毎日風が強いです。
そのせいか余り暖かくなりません。
クリスマスまでこの調子が続くのかも知れません。
私は昨日柄にもなく、「世界の中心で愛を叫ぶ」と言う映画をDVDで見ました。
1~2年前に日本で有名になったのは、私でも知っているくらいですので相当ヒットしたのだと思います。
私の知り合いがこれは泣けると何度も言っていたのでそうかなと思い見ました。
私のつぶらな瞳からは、一滴の涙も流れませんでした。
涙が目の表面に浮かび上がる現象も起きませんでした。
でも中々良いドラマだと思いました。
少年少女の純愛ドラマなので筋書きはそれ程大きな要因ではないと思いますが、映像の作り方が中々良かったと思いました。
でも私は思いました・・
私は若いですが昔はもっと若かったです。
私が若し、高校生くらいの頃このドラマを見ていたら結構感動して泣いたのではないかと想像しました。
つまり、少年の頃と大人になってからの感受性にかなり差異が出てきたと思いました。
少年の頃は単純で思い込みが強く入れ込みが深くなる傾向が有ります。
これを一言で言うと純粋と言うのかも知れません。
年と共にその純粋さに様々な付着物が付くのだと思います。
それを不純と言うのか・・?
純粋さが損なわれて行くのですから国語的に考えると不純で正解のように思います。
然し、不純と言う言葉はかなり強い否定的な印象を与えます。
実態は同じであってもその言葉から受ける強烈な印象を緩和させる為に、純粋でなくなったとか余り純粋じゃないと言う様なややひねった言い方で言葉が放射する濃度を薄めているのかも知れません。
この手の言葉の操作は大人になるに従ってかなり重要度を増してきます。
思った事を正直に率直に真っ直ぐに相手にぶつけるのは本当の事を言うのだから自分は正しいと言う信念で言葉にするとかなり危険です。
例えば、禿げ頭のおっさんに対して禿げと正直に言ったら、禿のおっさんは相当気分を害します。
ブスのねぇちゃんにブスという事は厳禁です。
年配の女性に向かっておばさんと言うのは厳禁です。
以上3つの例はとても分かりやすいので誰もが納得します。
然し、それに複雑な要素が絡んでくると言葉の選択と言い回しが難しくなってきます。
人の気分を害さないように言葉を選び言い方に充分配慮する、そこに匠の技が求められます。
私は、お話がとても下手なのでその辺の操作がとても不得意です。
でも大人になってからは徐々にそれにも慣れてきました。
それでも平均的な大人に比べるとまだまだ不十分だと自覚しています。
「世界の中心で愛を叫ぶ」とは完全にかけ離れてきました。
主人公を演じている少女の名前は知りませんが中々良かったですね。
少年はもう一つだった。
2人とも演技が総じて自然で良かったです。
日本ドラマ特有のオーバーアクションも余りなく良かったです。
そんなに泣き叫び、わめき散らさなくてもいいんでないかいと思う場面は殆どありませんでした。
オーバーアクションが多いと見ていて辛くなります。
現実にはまず有り得ないだろうと言う様な演技だから違和感があり不自然に感じ臭くなるのです。
その点、このドラマは何よりでした。
今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。
平成18年11月26日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ Have a nice Monday! ■
おばんです、みなさん。
今日は比較的良い天気でした。
でも私は一歩も外へ出ませんでした。
今朝は、朝6時に起きてその後 PCをいじっていました。
そして4時か5時頃昼寝しました。
起きたら夜の8時でした。
空がそろそろ暗くなり始めていました。
不規則で怠惰な日曜日でした。
日記風になってしまいました。
明日と言う日があなたに取りまして充実した月曜日になる事を願っています。
今夜はこれにてごめん。
平成18年11月24日(金) 09:23pm(NZ時間)
■ 天尚寒し自愛せよ ■
おばんです、みなさん。
今日もオークランドは大体晴れていましたが、時々雨も降りました。
でも良しとすべき天気だったと思います。
地球の赤道を中心として南北を折り畳むとニュージーランドの北島は緯度的には殆ど本州と重なり合います。
緯度は少しずれていますが。
ニュージーランドの11月は日本で言うと5月です。
日本の内地の5月は、私が最も好きな季節(月)です。
寒からず暑からず、それ程蒸さずとても爽やかな気候です。
然し、ニュージーランドの北島は日本の内地の5月よりずっと寒いです。
北海道の5月とNZの北島の5月は同じ程度の気温ではないかと思います。
但し、油断のならないのは、ニュージーランドの場合は晴れると一気に気温が上昇しそして日差しがとてもきついです。
南極のオゾンホールの影響で紫外線が尋常な水準をかなり越えていると思われます。
それ故に、日光に弱い白人は皮膚癌になりやすいです。
私の知り合いのKiwi は何度も皮膚癌細胞の摘出手術を行っています。
一度、今まで何回皮膚癌の摘出手術をやったの?
と聞いたらもう数え切れないと言っていました。
日光に強いのは人種的な順位で言うと、黒人、黄色人種、白人です。
色素が黒いほど日光に強くなります。
ですから白人は皮膚癌になりやすいのです。
日本人は白人ほど日光に弱くありませんがそれでもNZに長く住んでいると随分と染みが増えます。
また日本人でも皮膚の弱い人はかぶれる事もあります。
そんな訳で、私は夏でも半そでを着ません。
私が半袖を着ないのはNZだけでなく日本でも同じですが・・
オークランドはクリスマスになる頃まで寒いとまでは行かなくとも、結構涼しい日が続きます。
本格的に夏らしくなるのは1月に入ってからです。
NZの回りには恐らく寒流が流れているのだと思います。
寒流と暖流の差はとても大きいです。
暖流の流れている海に接している陸地は冬でもそれ程気温が下がりません。
逆に寒流だと夏でも寒いくらいです、勿論緯度にもよりますが。
私が子供の頃、地図帳を見て北海道よりも北にある欧米諸国でも北海道よりも暖かいのを見て嫉妬しました。
なして、北海道の道東は夏でも寒いのかと寂しかったからです。
北海道でも道西は夏は暑くなるのに道東だけ寒いのは不公平だと思った次第です。
NZの11月は、そんな道東を一部的の彷彿させてくれます。
今日の記事の題名、「天尚寒し自愛せよ」とは幕末の土佐藩藩主山内容堂の言葉です。
と言っても彼は安政の大獄で罰を受けてかなり若い時期に隠居させられ子供に藩主の座を譲りました。
今年の大河ドラマ功名が辻の山ノ内の一豊が土佐藩の国主になりました。
その末裔です。
その容堂の家臣達が戊辰戦争で東北へ転戦した時に家臣を勇気付ける為に言った言葉(文章か伝令か)だったと思います。
おやすみなさい。
平成18年11月23日(木) 11:12pm(NZ時間)
■ ¢5コインは何処へ行った? ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは久しぶりに晴れていました。
ぽかぽかと暖かな一日でした。
でも夜になると急に寒くなります。
これはいつもの事で分かりきっています。
昨日書いた¢45(45セント)の郵便切手を¢50コインで買ったらどうなるかと言う答えです。
¢5コインはもう有りませんから、おつりはありません。
つまり私は¢5の損失です。
ニュージーランドの郵便局は¢5のぼろもうけです。
良く考えたら¢45の切手を2枚買えば、¢90になるので端数が無く問題ない事に後で気づきました。
時既に遅し。
今夜はこれにてごめん。
平成18年11月22日(水) 10:51pm(NZ時間)
■ 寒いですよ、日は長いけど ■
おばんです、みなさん。
最近のオークランドは毎日曇りか雨ばかりです。
そしてとても寒いです。
寒いと言っても、冬のように寒くは無いのですが肌寒い感じです。
気温は日中で20度前後くらいだと思います。
朝晩は結構冷えています。
昨夜漸く私の家のインターネットも繋がりました。
私が暫くニュージーランドを離れていた間にニュージーランドも発展したようです。
インターネットの下方通信速度(Download Speed)が1Mを超えたそうです。
上方通信速度(Upload Speed)は128K前後です。
2006年11月19日(日)の記事でニュージーランドのコインが変わって古いそれは使えなくなったと書きました。
一部間違いがありましたので訂正させてください。
$1と$2コインは以前の古いコインもまだ使えます。
新しいコインになったのは、¢10、¢20、¢50の3種類です。
そしてこれら3種類の古い奴はもう使えません。
¢5は廃止になりました。
ここで問題です。
ニュージーランド国内の普通郵便用切手は¢45です。
私は昨日11月21日に¢45切手を1枚買いました。
その時に¢50コインを出しました。
さてお釣りの¢5はどうなったでせうか・・?
¢5は既に廃止されています。
正解者には豪華賞品を用意していますので奮ってご応募下さい。
今夜はこれにてごめん。
平成18年11月19日(日) 17:00(NZ時間)
■ 1週間ぶりのご無沙汰です ■
おばんです、みなさん。
1週間ぶりの更新です。
日本全国6千万人とニュージーランド全国6人の愛読者の皆様には熱烈なるご支持を頂いているこのコラムですが、長い間オークランド待たせてしている事を心からお詫び申し上げます。
本当に済みませんでした。
未だにインターネット接続環境が整っていません。
住まいの決定に手間取った為です。
それでも何とか住まいが決まり来週からは何とか更新もより頻繁に出来ると思います。
然し、ここはニュージーランドである事を肝に銘じておかねばなりません。
実際に繋がってみない事には安心できません。
それでも目処が立ちましたので後は時間の問題です。
インターネット接続の暁にはまた執筆活動を再開致しますので今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
今まで随分とお待たせしてしまったお詫びにここに最近撮影した写真を1枚添付します。
ちょっと写真が暗く見難いと思いますが写真の中央付近に鳥が4羽見えますか?
昨日偶然鳥さんが4羽揃って散歩しているところを発見して撮影しました。
恐らく4人とも水鳥だと思いますがのんびりと道路を横断していました。
首がとても細長い鳥でした。
さて、8ヶ月ぶりのニュージーランドですがその間の出来事や事実です。
-
2006年10月末か11月初めにニュージーランドの硬貨が新しくなりました。
たまたまTVのニュースを見たら明日から古い硬貨は使えなくなると言っていたので驚きましたがやはりニュージーランドだと思いました。
日本でしたら紙幣や硬貨が変わったとしてもずっと使えます。
徐々に市場から回収して行きそしてやがて無くなります。
新硬貨になって早々に明日から使えなくなると言う事はまず有り得ません。
お国柄です。
何処でも良いところと悪いところがあります。
その風土に慣れているかしっくりと感じるかどうかだけの話です。
-
アジア・太平洋地域でニュージーランドが非腐敗度1位
何故かベトナムの日本語ニュース(Website)で知りましたが、国際的NGO、トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)が発表した最新の「腐敗認識指数(CPI)ランキング」で、アジア・太平洋地域だけを見ると、ベトナムは同地域25カ国中15位。
1位はニュージーランドで、以下シンガポール、オーストラリア、香港、日本と続く。
下位4カ国は、パキスタン、カンボジア、バングラデシュ、ミャンマーとなっている。
25カ国の平均点は4.6点で、トランスペアレンシー・インターナショナルでは、「これは懸念に値する低い数値」だとしている。
ベトナムは163カ国中111位と、昨年の159カ国中107位とほとんど差のない結果となった。
このランキングは、公務員や政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、その度合いを専門家らへのアンケート調査の結果により指数化したもので、10点満点で採点され、点数が低いほど腐敗の認識度が低いとされる。全体的な傾向として、「腐敗と貧困には大きな関連性がある」と同団体のユゲット・ラベル会長は述べている。
殆ど掲載記事をCopy and Pasteしてしまいました。
この新聞はベトナムのそれですので自国の順位を気にしています。
日本は5位なのか同順位の国が有るのか知りませんが、アジア・太平洋地域で1位か2位にならないとちょっと恥ずかしいですね。
アジアには腐敗国家の優等生がかなり揃っているはずです。
その中で上位5位にかろうじて入っているのはどうもいただけません。
南米やアフリカの貧困地域も政治家や官僚の腐敗は猛威を振るっていると思います。
日本はアジアの国の一員としてその悪弊をしっかりと未だに堅持しています。
-
2006年10月26日にNZ準備銀行(Reserve Bank of NZ、NZの中央銀行)は政策金利を7.25%に据置にしました。
他にも色々あると思いますが、おいおいCatch upしていきます。
本日はこれにてごめん。
平成18年11月12日(日) 19:04(NZ時間)
■ 私は元気です(NZより) ■
おばんです、みなさん。
本当に長い間、執筆活動が出来ませんでした。
私は、10月末より、関西→北海道→ニュージーランドと移動する日々が続き今はNZに居ます。
そうです、私は何と今ニュージーランドに居ます。
でもインターネットが出来ない状態です。
今は友人のインターネットを借りて接続しています。
落ち着くまでにはもう少し(2週間くらい?)時間が掛かるかも知れませんがいつも愛読者の皆さんの事が気になっています。
私はまた必ず復活しますのでそれまでもう少々お待ち下さい。
最近のニュージーランドはまだ寒いです。
暖かい日には結構暑いのですが、ご存知のようにニュージーランドの気候は猫の目のように変わり、寒暖の差がとても大きいです。
はい、風邪など引かないように気をつけます。
日本の皆さんも季節の変わり目ですからご自愛下さい。
本日はこれにてごめん。
執筆後記 : 2006年10月20日過ぎに日本の関西の家を出て北海道へ帰省しそれからオークランドへ戻りました。
オークランドへ戻ったのは10月末でしたがそれから慌しく落ち着かない生活が続きました。
その為、2006年10月末~11月初めに掛けて執筆できない日が多く、かなり抜けている日がありますのでご了承下さい。