コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - May 2006.
当ページを立ち上げた日 平成19年03月31日(土)
平成18年05月31日(水) 11:10pm(日本時間)
■ 1円も負けてくれない ■
おばんです、みなさん。
今日の関西は良い天気でした。
外を歩くとやや暑かったです。
でも総じて爽やかな五月晴れの最後でした。
オークランドはそろそろ雨季ですね。
オークランドの冬は毎日雨です。
さてここで問題です。
冬雨が多く、夏乾燥していて1年を通じて温暖な気候を何と言うでせうか?
正解者の方には豪華商品を用意していますので奮ってご応募下さい。
私は先日コンビニで買い物をしました。
小銭で十分足りる買い物です。
然し、1円足りませんでした。
それで勘定係(ハイカラな言葉で言うとレジ)のおにいさんに1円負けてくれない?
と頼んだら申し訳なさそうに出来ないと断られました。
ニュージーランドだったらまず10中八九はい良いですよと言います。
それがスーパーであれどこであれ同じです。
恐らく銀行でも。
ニュージーランドの慣習になれていると日本では駄目なはずだと分かっていても良いんじゃないべかと思ってしまう事が良くあります。
先日もガソリンスタンドでタバコを買おうとしたらやはり売って無かったです。
やはり日本は以前の日本のままなのですがひょっとしたらニュージーランド形式(ハイカラな言葉で言うとスタイル)に変わっているんじゃないかと期待することがあります。
でも実際は変わっていません。
変ですね。
この私の感覚。
分かりきっている事なのにどうして何故か期待してしまう年頃です。
おやすみなさい。
平成18年05月29日(月) 11:51pm(日本時間)
■ ニュージーランド不動産 - 今が買い時? ■
おばんです、みなさん。
今日の関西はまぁまぁの天気でした。
雨は一滴も降りませんでした。
晴れ間と曇りが時々移り変わっていました。
「Hardcore property investors say now time to buy」
これは今日のNZ Heraldの記事です。
ニュージーランドの不動産投資雑誌「Kiwi Property Investor」の世論調査によると689人の筋金入り不動産投資家の内約30%の203人が今が不動産の買い時だと答えたそうです。
その理由の詳しいところは分かりません。
どうして今買い時なんでせうね・・?
今NZの不動産相場をちょっと見たら驚いた事に2006年4月の平均価格は未だに上昇しています。
ニュージーランドの全国平均価格で$305,000です。
これは勿論個人住宅に関してです。
どうやら過去最高のようです。
そんなに値上がりしている時に買い時だというのがどうも解せません。
彼らは一体何を考えているのでせう?
勿論、この記事を読んで鵜呑みにしてはいけませんよ。
若し、あなたがNZで家を買おうと思うなら有料で専門家に相談して間違いないと納得してから行動して下さい。
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月28日(日) 11:24pm(日本時間)
■ 大国 アメリカ、中国 ■
おばんです、みなさん。
今日の関西はまぁまぁの天気でした。
雨は一滴も降りませんでした。
晴れ間と曇りが時々移り変わっていました。
今太平洋の島々の分捕り合戦が進められているようです。
日本の国連常任理事国入りのためのようです。
中国が太平洋の島々を取り込むために経済援助をする約束をしたとか・・
何を目論んでの経済援助か・・?
日本の国連常任理事国入りに反対するように画策するためのようです。
日本もそれに負けじと経済援助を約束したらしいです。
その為に純ちゃんが島々に出向いて援助を約束してきたとか。
数年前まで日本の国連常任理事国入りの話が持ち上がっていましたがその後どうなったのか知りません。
聞くところによるとアメリカの反対(表立っての反対か裏で操作したのかは不明)で否決されたとか。
この辺の事情をご存知の方がいらしたら教えてくれませんか?
それにしても中国にしてもアメリカにしてもろくなもんじゃありません。
中国などは論外です。
日本からお金をもらっていてそれでアフリカや太平洋の島々に経済援助をしているのです。
それも日本の邪魔をする為です。
徹底的に日本を馬鹿にしておちょくっています。
それでも日本はへらへらして中国さんどうぞこのお金を受け取ってくださいと上納金を納めている。
何とも情けないと言うか頭に来ると言うか憤懣やるかたないとはこの事です。
以前も言いましたが中国なんぞにお金を上げてるのは直ちに中止すべきです。
他国へ経済援助できる国ですから日本が助ける必要は全くないどころかそのお金を他国へ上げて日本の邪魔をしているのです。
まぁあいた口がふさがらないとはこの事ですが、それにしても中国の日本排除の動きは極めて辛らつです。
中国へのODA急停止が貿易に響いたとしても総合的に考えて損をするのは中国です。
困るのは中国です。
安物の中国製品が無くなっても多少価格が高くなっても十分他で代用可能です。
第一防衛費がGDPの数十パーセント(正確な数字は分かりませんが30%くらいではと推定します)の国です。
経済特区では一部大金持ちが生まれているらしいですが、人民の大半は、未だに三国志のような生活をしている国です。
そんな貧しい人民の生活向上よりも軍備を優先しているのです。
日本からもらったお金を武器や軍隊に使っているのです。
それで日本を攻撃するための準備もしているでせう。
靖国神社参拝は今後もずっと続けるべきです。
純ちゃんの後の総理も必ず続けるべきです。
そしてもう一つどうしようもない国がアメリカです。
恐らくアメリカが最も恐れている潜在的仮想敵国は日本です。
ですから表面では日本を支持するような事を言っていて土壇場で日本の邪魔をしたのです。
若し日本が本気で軍事力増強に力を入れたら、日本は技術と人材の面ではアメリカに対抗しうる唯一の国でせう。
日本の軍隊は現在勿論飾り物で役に立ちません。
なんせ法律で戦う事を禁止されていますから敵が攻撃してきても返り討ちに出来ません。
日本人が大量に殺されて初めて防衛手段として戦う事が許されています。
我々の軍隊は日本人を最初見殺しにします。
張子の虎そのものが日本の自衛隊です。
そのどうしようもない2つの大国に思いっきりコケにされているのが我が祖国日本です。
アメリカの軍隊が日本に駐留しているのはアメリカの為です。
世界の隅々まで支配する為です。
日本の為ではありません。
当たり前ですが。
日本が北朝鮮から攻撃を受けたときアメリカ軍は助けてくれるでせうか?
建前上では助けてくれる事になっています。
然し、私は怪しいと思っています。
北朝鮮の後ろには中国が居ます。
アメリカが北朝鮮と戦う時は中国と戦う時です。
アメリカがそこまでやるかどうか実に疑わしいです。
もっとも中国が北朝鮮を見捨てたら話は別ですが。
やはり日本は憲法改正して軍隊を強化する時に来ていると思います。
アメリカに頼らない独自で戦える軍隊が必要だと思います。
そしてアメリカ軍兵士を一匹残らず日本から放逐しなければなりません。
なんせ規律がゆるく犯罪ばかり犯す米軍兵士は日本にとっての弊害そのものです。
でも米軍を追放する前に日本が単独で戦える本物の軍隊が必要です。
強い軍隊が無いから中国などと言う後進国におちょくられてアメリカに金ばかり取られて利用されるのです。
特恵関税と言う税法があります。
貧しい国々を助けるために特別低い関税を適用するのです。
中国はその特恵関税と言う恩恵を日本から受けています。
そんな国に日本はなめられているのです。
中国への経済援助も止めない、北朝鮮と言う犯罪者国家へ未だに経済制裁もしていない。
無性に腹が立つ。
やはりここでもそれぞれの担当地域の官僚が自分の個人的利益を守るため為に抵抗しているのでせうか?
以前石原慎太郎がそんな事を言っていました。
その官僚は誰かに襲われたとか。
純ちゃん何とかしておくれ。
やはりアメリカ以上の軍隊を持たないと駄目かも知れませんね。
平成18年05月26日(金) 09:51pm(日本時間)
■ 狼少年の国 ■
おばんです、みなさん。
今日は雨でした。
夕方は寒いくらいに気温が下がりました。
でもアフリカ性熱帯雨林気候よりは寒い方が36万倍ましです。
日本の高速道路は有料です。
知ってましたか?
そうですか知ってましたか。
ニュージーランド(オークランド)の高速道路は無料です。
10数年前までは有料だったそうです。
それが減価償却が終わって無料になりました。
民間企業の感覚で言えば、当然と言えば当然なのですがどこかの国ではそうなっていません。
どこかの国でも高速道路を建設する当初は、減価償却が終わったら無料にすると言っていたそうです。
然し、現実には逆に高速道路料金がどんどん値上がりしているとか。
道路公団などという税金の無駄遣い、天下り専門公社は廃止すべきです。
今は名称を変えたらしいですが恐らく大勢に影響はないでせう。
日本の高速道路ほど、役人の都合最優先建設され、ひどいものは他の先進国に類を見ません。
そのひどさは余りにも度を越していて目を覆いたくなります。
そのひどさの一つが高速道路を走って直ぐある料金所です。
そして無事料金所を通過して暫く走ると又料金所があります。
まぁその仕組みたるや日本人である事が恥ずかしくなるほどです。
日本の癌、官僚が支配する省庁の面目躍如です。
最近の日本の高速道路には「ETC」と言う料金所があります。
「ETC」が何の略なのか書いてありません。
私はアルファベットの略を見ると一体何の略なのか非常に気になります。
その略の本性を見ると意味が理解できて憶えやすいからです。
日本ではアルファベット(殆どが英語を元にしている)の略には絶対と言っていいほどその原型を示しません。
驚く事にそれは新聞や雑誌などのマスコミも同じです。
日本のマスコミも霞ヶ関と同じように人民は馬鹿だと思っています。
こんな馬鹿どもに略語の原型を示して何に成ると思っているのでせう。
私が推測するに「ETC」の略は「Electric(or Electronic) Toll Charge」ではないかと思います。
違うかも知れません。
若しご存知の方がいらしたら教えてください。
高速道路の「ETC」の通過点には「時速20km」以下に減速して下さいと書いています。
然し、実際には時速100kmを超えていても全く問題ありません。
時速100kmで突破しても関門のさえぎり棒はちゃんと開閉します。
それが20km以下に減速せよと警告されています。
人の話によるとたまに何かの不都合でさえぎり棒が開閉しない事があるようです。
それがニュースになったそうです。
でもそれは正常なETC Cardを装着していないような場合のようです。
ETC Cardをキチンと装備していると100kmの速度でも通過できます。
容易に推測できるのは、さえぎり棒の開閉に問題があった場合の事を想定して安全を見て20kmと言う実行上とてもとても安全な数値を表示していると言う事です。
然し、現実には20kmなどと言う大袈裟な低速度は余りにも非効率です。
何かあった場合の役人の言い訳の為に人民の不自由と不便を強いています。
そして人民は実際はそんな数値は無意味だと分かっていて誰も20kmなどは守りません。
このような事例が全てが万事この国に普及しています。
将に狼少年の国です。
あなたはオークランドのPiha Beachへ行ったことがありますか?
オークランド西部のNew Lynn地区の更に西にある絶景の渚です。
人の話によるとPiano Lessonの撮影に使われた浜辺とか。
でも実際はPiha Beachの隣の渚が映画の撮影に使われたと言う事です。
Piha Beachへ行く道路は狭く曲がりくねっている山道が多いです。
その道路の多くが制限時速70kmです。
あの道路ではとても70kmなど出せません。
何も制限時速一杯の速度を出す必要は無いですが。
ニュージーランドの道路は狼少年とは逆です。
脅しは無く、事故を起こしたら自己責任です。
本音と建前が一致しているほんの一つの例です。
狼少年ばかりやってるといざと言う時 人民は慌てふためきます。
又こんなの脅しだと言う気持ちがあると法律は無意味になります。
役人の言い訳の為だけに準備された法律はやめろ!
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月25日(木) 09:19pm(日本時間)
■ 7歳の男の子犬に噛まれる ■
おばんです、みなさん。
今日は良い天気でした。
暑くも無く寒くも無く爽やかな五月晴れでした。
内地のこの時期は本当に気持ちの良い季節です。
5月23日の気まぐれ「携帯でインターネット?!」で言い忘れた事があります。
ニュージーランドの携帯電話でやり取りするText Messageの決定的不便さは、パソコンとの交信が出来ない事です。
以上。
「Dog's carer sentenced for attack」
ニュージーランドではワンちゃんが沢山居ます。
ペットで飼われています。
ビルの中でもペットを連れて入ってい良い所も沢山あります。
皆さん良くワンちゃんを連れて散歩します。
しかし、犬を放すことが良くあります。
そして良く子供を噛みます。
そんな事件が実に多いです。
法律では当然犬を放してはいけない事になっています。
然し、そんな事を全く気にしないでワンちゃんの風の吹くまま気の向くままにさせ自由奔放にさせる事が実に多いです。
そして幼児が犬に噛まれひどい怪我をしたと言うようなニュースを頻繁に目にします。
今回も同様です。
昨日、Whangarei(オークランドから北へ150kmほどの町、オークランド以北では最大の町、人口10万人近く居るのでは・・?)地方裁判所で犬の飼い主のMelody Hita, 34才が200日の共同体(ハイカラな言葉で言うとコミュニティー)奉仕を命じられました。
犬は死刑です。
今年の1月23日犬が近所の家の庭へ侵入したそうです。
庭で遊んでいた7歳の男の子、Kevin Haleを数分に渡って噛み続けたそうです。
男の子は首と頭にひどい怪我を負いました。
犬の攻撃は近所の人が見つけて止めるまで続いたそうです。
と言うことは被害に遭った男の子の親も近くに居なかったと言うことです。
実に恐ろしい事です。
犬の本当の飼い主は、Melody Hitaのとうさんです。
そのとうさんは数週間の予定でどこかさ出かけていてそのまま数ヶ月帰らないそうです。
事件が起こった当日もMelody Hitaは家に居なく16歳の息子が家に居たそうです。
Kiwiは小さな子供から良く目を離しています。
外で平気一人で遊ばせています。
はたから見ていると良く平気であんな小さな子供を一人にしておくなと思う事が良くあります。
やはりその結果事故が多いのでせう。
子供に対する過保護も良くありませんが最低の保護は不可欠です。
まぁその辺はKiwiですからやはり大雑把なんでせうね。
大雑把にはそれなりの反動があるかも知れません。
おやすみなさい。
平成18年05月23日(火) 11:07pm(日本時間)
■ 携帯でインターネット?! ■
おばんです、みなさん。
今日は雨でした。
でも涼しくて良かったです。
日本では携帯電話がとても普及しています。
電車に乗ると老若男女がみんな携帯を見ています。
携帯と言ったら、携帯電話を意味するほどです。
携帯と言ったら携帯トイレを意味する事は余りありません。
私は携帯電話を持っていませんし、使い方も分かりません。
チンプンかんぷんです。
これからの日本は携帯電話でありとあらゆる用事が足せるように成りそうな勢いです。
日本の携帯電話程機能が発達しているのは世界に例を見ません(多分)。
少なくともニュージーランドのそれと比べると馬車と新幹線ほどの違いがあります。
ニュージーランドと日本の携帯電話の一番大きな違いはE-mail利用率です。
ニュージーランドでは携帯電話でインターネット接続する人はまず居ません。
ですから携帯でE-mailを使う人もまず居ないと考えて間違いありません。
その代わり、Text Messageというものがあります。
Text Messageは文字通りなのですがE-mailとそっくりですが違います。
その証拠にText Messageを使えるのはニュージーランド国内と豪州だけです。
最近のVodafone同士なら日本とも交信できると聞いたことがありますが、日本語は勿論使えません。
アルファベットのみです。
まぁ、当然ですが。
ニュージーランドは一応先進国(OECD加盟国)ですが、もっとも遅れている先進国の一つだと思います。
でもニュージーランドから推測すると他の先進国でも携帯でインターネットを利用している国は殆ど無いんじゃないかと思います。
然し、日本の若者の多くが携帯にどっぷり使っている反面、パソコンの利用率が低いような気がします。
携帯は1日24時間肌身離さず利用しているけど、PCが無いのでウェブサイト(HP)を見れないと言う現象があるようです。
携帯で何でも事足りると思っているためだと思います。
このHPもそうですが携帯で見れるHPは限られています。
そういう点で言うと携帯に漬かり切っている若者は結構危ないです。
PCはおじさん、おばさんの道具になって、携帯は、若者の道具になるのでせうか?
そんな事も無いかな?
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月22日(月) 10:00pm(日本時間)
■ 宝くじで$18ミリオン(1千8百万ドル)当たる! ■
おばんです、みなさん。
今日は暑かったです。
30度近くまで気温があがりました。
もうこの辺で気温上昇は止まって下さい。
これ以上暑くならなくて結構です。
それにしても熱いのは、ニュージーランドの北島の北部の仕合せな家族です。
ロット(Lotto)で何と約$18,000,000(NZ$1=¥70で日本円に換算すると12億6千万円)に当たったそうです。
本人達は当選番号を調べずに何も気にしていなかったらしいです。
ところが親戚から電話があり当たりクジは「Kaeo」から出たと言われ番号を聞いたら惜しいところで少しはずれでした。
ところがそれが読み間違いでもう一度番号を確認するとビンゴーでした。
いや~そんな仕合せな人も居るんですね。
私にはそんな事が未だに一度も起こりません。
あっ!
宝くじ買わないと当たらないんだった。
サマージャンボ買おうっと。
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月21日(日) 11:15pm(日本時間)
■ グーグルの『Google ブック検索』 ■
おばんです、みなさん。
今日はとても爽やかな五月晴れでした。
将に風薫る五月を見事に演出していたようでした。
週末は雨と天気予報が何度も言っていましたが、昨日、今日いずれも外れました。
外れてよかったです。
2006年5月3日と4日連載の「ロングテイル現象」を憶えていますか?
若し、何なら「気まぐれ草紙古文書館」へいらしてご一読下さい。
Googleがそれをやろうとしているようです。
これはどう言うサービスかと言うと何と書籍を検索するのです。
日本語の本はまだその対象になっていませんがまず、何と言っても英語の本です。
それにしても一体どんな手品を使えば世界中のありとあらゆる本をデータとしてGoogleのデータセンターに保存出来るのでせうか?
想像だに出来ません。
若し、本当に全ての本とは行かなくてもそれに近づくなら大激変が起こると思います。
勿論著作権の問題がありますので全ての本の全文をインターネットで読めるようにはなら無いと思います。
それにしても著作権の切れている本はその内容を全てインターネットで読めるようになるかも知れません。
若しあなたがその本を買いたいと思ったらアマゾンやその他のインターネットブックストアーへのリンクから買えるようなちゃっかりとした仕掛けもきちんと出来ています。
Googleも勿論お金の為に色んなサービスを提供していますのでお金はしっかりと儲けます。
当たり前といえば余りにも当たり前の事ですがGoogleの場合は、Yahooのように金儲けだぁ~と言う雰囲気が表面からは感じ取れません。
グーグルは広告を掲載しています。
閲覧者がその広告をクリックしたら、広告主はグーグルへいくらか払わねば成りません。
然しグーグルのダイレクトリー掲載は無料(Dmozが運営している)ですが、Yahooはダイレクトリー掲載審査だけで5万円+消費税を取ります。
それで人はYahooは金儲け主義だと言います。
そこがYahooとは違う雰囲気ですがどちらも金儲けの為に必死に画期的なプログラムを日夜開発続けているのは全く同じです。
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月20日(土) 10:06pm(日本時間)
■ 清々粛々と下降 ■
おばんです、みなさん。
天気予報では今日の関西は間違いなく雨でした。
ところが何と雨は無くそれどころか晴れ間が恥ずかしげも無く燦々と顔を出していました。
こんなこともたまにあっても罰は当たらないでせう。
ニュージーランドのボラード総裁は、最近のニュージーランドドルは予想通りきちんと下落しているとおっしゃっています。
そしてそれはニュージーランドの経済実態を反映しているともおっしゃっています。
これからは住宅価格が下落しそして金利の重い負担が残り人民は苦しくなるような事をおっしゃっています。
一般的に言えることは世界の普通の国では自国通貨が下落することはその国の価値が下がっている事と同じで余り喜びません。
でも自国通貨の価値が上昇すると喜びます。
日本は逆かも知れませんがひょっとしたらニュージーランドも日本を真似ているのでしょうか?
そんな事は無いですね。
私がニュージーランドで見たTVのニュースで、NZ$はこれらの国の通貨に対しては下落しているがこれらの国の通貨に対しては上昇した、と上昇した場合に喜びを満面に表した事を覚えています。
NZ$は昨年末と比較すると約23%下がりました(2005年暮れNZ$1 ≒ ¥90、2006年5月現在NZ$1 ≒ ¥70、 70 ÷ 90 = 0.77)。
1985年の変動相場制移行始まって以来の急激な下落という事です。
それにしてもこれからのニュージーランド経済はどんどん悪化し6年前当時のような不景気に突入しそうです。
国民党内閣時代の政策効果が失われ現在の労働党内閣の本領がいよいよ発揮される時期なのでしょうか。
今までのNZ経済の好調は労働党内閣の力で創出されたのか或いは、その前の国民党政権時代の政策が時間差で現れたのか・・?
と言ったらヘレンが可哀想ですね。
やはりヘレン独自の力量で土木事業をバンバンやりまくってそれで好景気が政府主導で演出されたのかも知れません。
土台が脆弱なニュージーランド経済はこれからどうなるのでせう・・?
人口400万人の国の経済です。
豪州の誰かがニュージーランドを競売(ハイカラな言葉で言うとオークション)に出したそうですが、その内、豪州なんぞはぶっちぎりで追い抜くかも知れないよ。
一応先進国グループに入っているのにも拘らずガチガチの保護貿易で自国産業を守ってる国は発展を目指すその過程で必ずどろどろの膿を出す。
NZは1980年代の大改革でその膿を出し切った。
でも余りにも規模が小さすぎるかも知れないですね。
今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願っています。
平成18年05月17日(水) 10:43pm(日本時間)
■ 怨念 ■
おばんです、みなさん。
今日は曇り後雨と言う天気予報がバッチリ当りました。
傘を持って出かけて正解でした。
傘を持たずに出かけて濡れて帰ってきた人も居ますが。
私がニュージーランドに居る時からホリエモンと言う人が日本で物議をかもしているのを知っていました。
留置場にまで入っていて2週間くらい前に数億円と言う保釈金を積んで出てきたようです。
この事件と言い、姉歯元建築士や彼に設計を依頼した建築会社や「俺が一番の被害者だ」と嘘ぶいてる不動産開発業者が起こした建築強度偽造事件等最近の事件だけですが、過去にこのような事件は無数にありました。
私がいつも不思議に思うのはこれら醜聞(ハイカラな言葉で言うとスキャンダル)と言って良い事件の裏側です。
誰がどのような事をしてTVを賑やかにするのか?
誰かが何らかの情報を漏らさないと表に出て来ないと思われる事件です。
醜聞の裏側にあるのはほぼ間違いなくどろどろとした人間同士の恨みや憎しみや妬み(ねたみ)や嫉み(そねみ)や僻み(ひがみ)ややっかみの類です。
それらの否定的感情が人を陥れる為に報道機関に情報を漏らすのだと思います。
かなり昔、何かの醜聞の裏側を週刊誌で読んでそう思ったのを憶えています。
政治の世界では特にこの傾向が強いようです。
やはり何と言っても恨みが一番大きな原動力になる場合が多いのではないかと思います。
人から恨まれるような事をしてそれで居て一方では仕事で表面的に成功する。
派手に表舞台に出るとちくられるのだと思います。
古代日本に於いては、人の恨みを極端に恐れました。
古代日本に於いては神道と密接に関係する怨念が信じられていました。
古代では怨念(呪い)で本当に人を殺せると思われていました。
それと深く関係してくるのが言霊(ことだま)です。
古事記や日本書紀ではこの手の話が満載です。
怨霊と成った歴史上の実在の人物は沢山居ます。
なんか話が支離滅裂になってきました。
おやすみなさい。
平成18年05月16日(火) 10:15pm(日本時間)
■ ソースと醤油 ■
おばんです、みなさん。
今日は早朝パラパラと雨が降っていましたが、午後からは重苦しい雲はあれど降りませんでした。
それにしても天気の話など詰まらないですね。
天気の話を毎日するのは日本人くらいのものかも知れません。
それじゃ止めなと言う声が聞こえますが話を切り出すには丁度良い話題です。
私も30年近く生きてくると段々と古い日本人になってきます。
この前或る食堂でご飯を食べました。
醤油を掛けようと思うとテーブルの上にキッコーマンの1合くらいの大きさの醤油の瓶が2本ありました。
一つは赤い蓋(ハイカラな言葉で言うとキャップ)もう一つは橙色(ハイカラな言葉で言うとオレンジ)でした。
私は何も考えず、あぁ~醤油の瓶が2本あると思い橙色の瓶を使いました。
食べてみるとそれはソースでした。
ソースはSauceで日本語で言うと醤油ですが、日本人は何と言うか不思議な使い分けをしています。
ソースは西洋風のそれで醤油は日本のそれです。
要するに橙色の蓋の瓶はソースだったという事です。
赤い色と橙色の2種類の瓶を見て何も思わず2つとも醤油だと思った私です。
実際にソースと分かってから あぁ~ そうだった、橙色はソースだったと昔の記憶が蘇って来ました。
以前なら間違いなく分かりきって当たり前だのクラッカーだった事が、長年日本を離れていて年も年なのでイエローカードものの間違いを結構やります。
こっちに帰ってきて直ぐは、電車に乗るにも何となくおぼつきませんでした。
昔は毎朝乗っていた電車ですがそれさえもどこか危なげな自分でした。
又、オークランドに居た頃は殆ど慌てたり苛立ったりすることも無くなっていました。
ほぼ完全にKiwi化していました。
でも日本に帰ってくると全てが迅速で正確に物事は動いています。
人々は余りにも多すぎ、空間は狭すぎその中でいらいらしながら圧迫感(ハイカラな言葉で言うとストレス)を感じながら息絶え絶え状態で前進しないといけません。
日本に居た頃の自分が徐々に戻ってきました。
のんびりゆったりする事が許されない時間と空間と人々の中に居た頃の自分が少しだけ思い出されます。
この地上に天国はありません。
どこに行っても良い部分(自分に合う部分)と悪い部分(自分に合わない部分)があります。
ニュージーランドをまるで天国のように思ってやってきてみて実際に生活する中で日本の素晴らしい部分を発見する人が沢山居ます。
そしてニュージーランドのいい加減でチャランポランな部分に苛立ち腹を立てる人が沢山居ます。
そもそも海外と言うところはみなニュージーランドのようなものです。
日本のように全てが正確で時間厳守できちんと処理されるような国は無いのです。
それは世界の非常識なのです。
でもそれに浸りきっていると、海外に出てもそれを求めてしまいます。
それは大きな間違いです。
海外はいい加減でチャランポランが普通なのです。
それを前提に考えていると腹も立ちませんし苛立ちません。
それによってゆったりのんびり気分が味わえます。
全てが迅速、丁寧、正確な国では有り得ない事です。
今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。
平成18年05月14日(日) 11:59pm(日本時間)
■ 政(まつりごと) ■
おばんです、みなさん。
今日は晴れ間が出ていました。
気温は高からず低からずで丁度良かったです。
昨日は1日中雨の中自転車で1時間走った奇特な人が居たらしいです。
どうして今日にしなかったのか・・?
人には夫々抜き差しならぬ色んな事情があるんですよね、はい。
政治と言う字。
政 = まつり = 祭 まつりごとを行う事が政治ですした。
つまり政治は古代において宗教を基盤としていました。
天の動きを占いそれによりどうするか決定する。
卑弥呼の事を思い出してください。
彼女は三国志の中の魏書東夷伝の中の倭人の条(通称 魏志倭人伝)に書かれています。
「卑彌呼 事鬼道 能惑衆」卑弥呼は鬼道で衆を惑わしていたという話です。
古代のシャーマニズムそのものです。
津軽の恐山のイタコと同じだと思います。
色んな占いによって吉凶を定めるそれが政治であり原始宗教の始まりでした。
今その政治の根幹である宗教は切り離されています。
勿論今でも政教一致の国も沢山ありますが。
ここまで書いて私は何を言いたかったか忘れてしまいました。
何を言いたかったか?
宗教と政治の関係とは全く関係ない政治の時間差効果に触れたかったのです。
ここに来てヘレンの労働党内閣のニュージーランド経済が落ち込んできそうです。
ヘレンは前の国民党政権時代のボルジャーさんが行った改革の効果をごっそりもらっただけでは・・?
とふと思っただけです。
クリントンさんは将にそれでした。
レーガンさんの規制緩和政策が時間差で効果が出てきたその果実を享受しました。
純ちゃんの改革効果もこれから本格的に出てきてそれを享受するのは時期日本国総理大臣でせう。
さて、その人は一体誰でせう?
自民党総裁かはたまた民主党党首が総理になるか?
ここに来てマキさんが随分とお元気ですね。
一体どうしたんでせう?
あの歯切れの良い無責任な発言は評論家向きです。
角栄さんも苦虫をかんだような顔をしている事と思います。
おやすみなさい。
平成18年05月13日(土) 11:59pm(日本時間)
■ 検査待ち状態のまま死? ■
おばんです、みなさん。
今日は雨、雨、雨、雨、雨、雨・・・
今年は3月から雨ばかりです。
きっと梅雨でせう。
年月と共に季節の傾向も変わるのかも知れません。
「Patients 'will die' over culling waiting list」
今日のNZ Heraldのトップ記事の題名です。
その題名の意味するところは「待機表(ハイカラな言葉で言うとウェイティングリス)から外された患者は死ぬ」と言う感じだと思います。
これはニュージーランドの国民党の報道担当者(ハイカラな言葉で言うとスポークスマン)であり尚且つ議員(MP)でもあるTony Ryallの言葉です。
Canterbury地方医療組合が政府の方針に則り約2,500人の大腸がん患者の内約1,000人を待機表から削除しようとした模様がすっぱ抜かれた事に対しての論評(ハイカラな言葉で言うとコメント)です。
政府の方針(ハイカラな言葉で言うとポリシー)とは、待ち時間を6ヶ月以内にしなさいと言う事らしいです。
それで安直に待機表に載っている患者を削ると言う手に打って出たようです。
実に良く考えた案です。
と言ってもその信憑性は定かではありません。
何故ならこういっているからです
「Mr Ryall made the comments after it was revealed patients with undiagnosed bowel cancer would be among 2500 to be dumped from Christchurch Hospital waiting lists. About 1000 patients awaiting a colonoscopy - a procedure for diagnosing bowel cancer -
are likely to be taken off waiting lists as the Canterbury District Health Board (CDHB) falls into line with Government policy to restrict the waiting time to six months, The Press reported today. 」。
「 - are likely to 」アーライクリーですから あぁ~らしい です。
だからちゃうかも知れないですね。
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月12日(金) 10:52pm(日本時間)
■ 2006年5月12日付けニュージーランドのニュース ■
おばんです、みなさん。
今日の関西はとても涼しく、やや肌寒かったです。
でも晴れ間が出ていて気持ちよかったです。
日本時間の夜11時現在頃NZ Heraldを見ましたら5月13日付けになっていました。
今はニュージーランド時間は日本より3時間早いのですから当たり前です。
でもニュースは、5月12日の分です。
その中から何件か紹介します。
「Preventive detention for day-long rape ordeal」
題名は、「軟禁状態で強姦(1日以上に渡り強姦の試練を受け軟禁される)」と言うような意味合いだと思います。
ネピア在住の男、Trevor Eagle 31歳が5月12日ネピア高等裁判所で終身刑の判決を受けました。
最低10年間は保釈が無い条件付きです。
犯人は、法廷で強姦(レイプ)、誘拐、性的虐待、窃盗の罪などを認めています。
女性は自力で逃げ出し翌朝まで林の中で隠れ3km歩きトラックの運転手に保護されたそうです。
ニュージーランドではとても強姦事件が多いです。
ニュージーランドの強姦は日本の28倍だそうです。
28倍と言う数字は驚かれるかも知れませんが海外安全情報と言う外務省管轄の正式HPに書かれています。
宜しかったら参照下さい
「ニュージーランドの治安」 と言う私のHPでも引用しています。
背景が白い部分がそれです。
「Leaky homes service gets shake-up」
題名は、「雨漏れ住宅対策大改革」と言うような意味合いだと思います。
ニュージーランドでは度々住宅の水漏れが問題になっています。
かなり前から問題になっていましたが政府は問題解決に向けて早期解決を図るそうです。
私がオークランドに居た半年以上前にも似たような記事を読みました。
どこがどう変わっているのか知りませんが、問題を早く解決したいと言う意思はあるようです。
「Bolger says NZ could become a 'shell country'」
題名は、「ボルジャーはNZは貝殻の殻の国になるかも知れないと発言」と言うような意味合いだと思います。
ボルジャーさんは、以前国民党党首で現在の労働党内閣の首相であるヘレン・クラークの前の首相でした。
私がニュージーランドへ渡った1997年当時の首相はボルジャーさんでした。
その彼が昨夜開かれた国民党結成70周年記念晩餐会で語ったそうです。
ニュージーランドの豪州(オーストラリアの事)に対する頭脳流出が続けばニュージーランドは殻のみになると心配しています。
又ニュージーランドは国際競争力に劣ると言う報告書も出たばかりで尚且つ豪州ではタスマン海移民に対する減税政策も心配の種です。
まぁ、これは分かりますね。
豪州の方が開けて進んでいますし、給料も良い。
高学歴の人間や高度な資格を持っているKiwiでしたら豪州へ行きたくなるでせう。
参考までに申し上げますと、ニュージーランド国籍の人間は豪州に住むのは自由です。
あたかも同じ国の国民のように扱われます。
逆も然りですが、Aussieは余りニュージーランドへ来ません。
ところで話は変わりますが、豪州と言う度に私は「オーストラリアの事」と注釈を付けています。
それは何度も何度も繰り返しやっています。
知らない人が居たら分からないだろうと言う行き届いた私の気配りのなせる業ですがもういい加減に不要だと思いませんか?
えっ?
もういい?
あぁ~えがった。
「Cash flow to Government slows as drivers cut back」
題名は、「ドライバーの買い控えにより歳入減」と言うような意味合いだと思います。
最近のガソリン価格の高騰でニュージーランドでは人々はより小さい車にしたり、ディーゼル車にしたりしているそうです。
当然の現象と思います。
又列車やバスの利用も増えているそうです。
さもありなん。
今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願っています。
平成18年05月11日(木) 10:22pm(日本時間)
■ ニュージーランドドル一層下落 ■
おばんです、みなさん。
今朝は雨でした。
夕方雨はやんで居ました。
夕暮れが迫る頃、外はまるで晩秋のように寒く空は秋の様子でした。
とてもめまぐるしく変わる天気です。
ニュージーランドドルが着実に下落を続けています。
1週間くらい前までは76円前後で止まっていましたが、ここに来て急落と言って良い程下がってきました。
第一四半期の失業率が3.9%と発表され予想のそれ3.7%を上回った事が影響したとか。
それにしても3.9%は依然として低い失業率です。
ニュージーランドドルと日本円の交換率は、NZ$1 ≒ ¥70前後になってきました。
昨年暮れの90円台が嘘のようです。
ニュージーランドドルは日本円に対してのみならず、米ドル、豪ドルに対しても下落しています。
ニュージーランドドルの下落はニュージーランドの財務大臣が太鼓判を押していたので予想されていた事です。
ただそれが現実となってきているだけです。
おやすみなさい。
平成18年05月10日(水) 10:57pm(日本時間)
■ お話のお稽古 ■
おばんです、みなさん。
今日は蒸して気持ち悪かったですね。
5月は日本の内地のもっとも過ごし易く良い時期のはずなのにまるで梅雨のようでした。
3月に私が日本へ帰ってきて以来ずっと雨ばかりです。
日本の梅雨は、3月から始まるように変更されたのでせうか?
昨日、中央青山監査法人がアメリカの監査法人Price Water Houseと提携していると書きましたが今日2ヶ月の営業停止処分が決まったようです。
Price Water Houseと言えば、恐らく世界中でもっとも有名で権威或る会計監査会社だと思います。
Price Water Houseと並んで世界で有名な会計監査会社にピートマーウィック(KPMG)会社もあります。
日本にある外資系企業は、英文会計処理をしている関係上良くPrice Water Houseを使っています。
世界中に事務所を持つ超有名会計監査会社です。
それが日本と言う特殊風土のなせる業かはたまたPrice Water Houseも青山監査法人と同じように加担していたのか・・?
いずれにしてもPrice Water Houseの信用も大きく傷つきましたね。
ご愁傷様です。
以前私は、Kiwi(Kiwi Fruitに非ず、Kiwi Birdに非ず、ニュージーランド人の事です)は本当にとても良くお話をするとここで書きました。
彼らは24時間話し続けます。
黙っている事は片時もありません。
1日24時間、1週間7日間、1年365日間ずっとぶっとうしでお話を続けます。
つまり寝ているときも話し続けています(ん?)。
そしてそのお話の99.6%は取るに足らない言わなくても良い事ばかりです。
日本のお話風土は、Defaultの状態で無言を求めていると思います。
西洋人のそれは、おしゃべりを求めていると思います。
西洋では黙っていて何もしゃべらない無口な人間は馬鹿で頭が悪いと思われます。
ですから兎に角しゃべりまくる、これが原則です。
それにしても私が今まで生きてきた28年と言う短い人生の中で数多くの西洋人と知り合いになりました。
そして彼らがお話しする場面を何度も目にしました。
その光景を見ていて私はどうも不思議でした。
どうして彼らは人前で臆することなくぶっつけ本番であってもよどみなくあんなにお上手にお話できるのか・・?
そして分かった事は、彼らは学校で演説の練習を徹底的にします。
身体の中に演説する事が叩き込まれます。
いつ何時でも人前でお話しする機会が来たらすらすらペラペラとお話できるようにこれでもかこれでもかと言う具合に訓練するそうです。
それを聞いて私は思いました「あぁ~やっぱそうだったのか!」と。
おしゃべりが良いか無口が良いかそれは個人の嗜好ですので人好き好きです。
彼氏や彼女が24時間しゃべり続けるのが望ましいと思うのも大人しい人を求めるのも人それぞれの自由です。
他人がどうこう言う問題じゃありません。
でも、我々日本人は、人前でお話することがとても苦手だと思います。
勿論人前であろうが一人であろうがいつ何時でも喋り捲る日本人も居ます。
そのような少数派を例に取るのではなく一般論で言いますとやはり人前でのお話は苦手と言う人が圧倒的に多いと思います。
我々も学校で演説(ハイカラな言葉で言うとスピーチ)したり発表したりするお稽古をさせられました。
しかし、あれは先日の日曜大工で触れた技術家庭の勉強のように実用性はほぼゼロに近いです。
ほんの気休めで文部省の指導要領にあるから一応やっておこう程度だと思います。
さぁこれでカリキュラムはやったで終わりでせう。
子供たちが人前でお話できるような心構えとかお話の組み立て方とか実践で役立つところまで訓練されません。
日本の教育、世界の教育、どこでも良い点と悪い点があります。
教育改革と言う言葉もあり教育基本法改正案が今進行中です。
私が思うに日本の教育にまず入れるべき科目として演説を入れるべきだと思います。
国語の時間にやっても良いが毎週やっても良いくらい大事だと思います。
外国へ行ってもどうして良いか分からずただ曖昧な笑顔を作ると言うのは最悪です。
それなら深刻な顔をしていた方が安全です。
笑顔は肯定と受け取られ危険に晒されるかも知れません。
24時間意味のない事をしゃべり続けるようにはしなくて良いですが、人前で何かをお話しする訓練はとても大切だと思います。
それに慣れれば外国へ行っても自分の思う事を十分に話し意思が伝わると思います。
これは私がずっと考えてきた事です。
お話しの能力を身に着けないと日本人の外国人に弱いと言う習性は一生直らないと思います。
その代わり日本に居るときは大人しく無口な女性であったり男性であっても一向に構いません。
外国人に接したときだけ喋り捲り相手を圧倒するようになって欲しいと思います。
これは政治家から、官僚、学生、旅行者、駐在員等など及びそれらの彼氏や彼女や奥さんや旦那さんや家族です。
今度教育基本法を改正するなら是非、お話しのお稽古を重要項目として入れて欲しい。
私は、お話が得意だと思いますか?
それとも苦手だと思いますか?
今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。
平成18年05月09日(火) 09:23pm(日本時間)
■ 中央青山監査法人営業停止処分か? ■
おばんです、みなさん。
4月の初めまで私の家の目の前の木々は全くの裸でした。
葉っぱが一個もありませんでした。
ところが5月上旬の今、木々は青々としています。
この場合の青は、緑ですのでご了承願います。
青が緑に化ける謎に関しましては昨年か一昨年の気まぐれで書きましたので興味のある方は探して読んで下さい。
中央青山監査法人がテレビのニュースに出ていました。
いつの事か知りませんがカネボウの粉飾決算に関わったそうです。
それがばれて当局の検査を受けたのか受けているのか知りませんが犯罪者である事は間違いなく分かったようです。
中央青山監査法人と言えば、アメリカの監査法人であるPrice Water Houseと提携している最大手の監査法人です。
それが大企業の粉飾決算を手伝ったのです。
日本の大企業の決算内容はどこも信用できないとこれではっきりと証明されました。
監査法人が第3者として冷静な監査をするのではなく恣意的に偽造しているのです。
こうなると世界は日本をどのように見るでせうか?
日本はやはりアジアの国で裏では何でもありとみなします。
困ったもんですね。
おやすみなさい。
平成18年05月07日(日) 10:39pm(日本時間)
■ ニュージーランドの日曜大工が税金を消費? ■
おばんです、みなさん。
今日から関西の天気は崩れました。
連休中はとても爽やかな五月晴れの天気が続きましたが、最後に雨になりました。
今日のNZ Heraldの記事に「DIY accidents blamed on TV」と言うのがありました。
DIY = Do It Yourself 日本では日曜大工と言われています。
ここで何度も紹介していますがKiwi Husbandsの日曜大工に掛ける熱意は半端ではありません。
日本人の男性は慣習としてそれ程家の手入れを自分でやる事は無いと思います。
彼らは学校で実践的な日曜大工の技術を学ぶそうです。
日本の中学でも技術家庭と言う時間が私の子供の頃にありました。
然し、あれは木製の椅子を作ったり金属のちりとりを作ったりと言った小物だけでした。
その小物すら大人になったら作りません。
又作れと言われても作り方など全く憶えていません。
然し、Kiwi は違います。
プロの大工のような仕事もやってのけてしまいます。
私がオークランドで住んでいたFlatの大家さんの日曜大工の事を度々私は紹介しました。
あの情熱は本当に恐ろしいばかりです。
普段の仕事に対する彼らの姿勢からは想像も付きません。
情熱とか熱意とか意思と言う精神的な伝統文化とは別に実際に家を改修する技術を彼らは学校で習得すると言う事です。
そうでなければあんな大仕事をどこもかしこもやる事は有り得ません。
然し、日曜大工の最中に起こる事故が多く医療費の支出がかさんでいるそうです。
ニュージーランドでは怪我を無料で治療してくれます。
ACC = Accident Compensation Corporationと言う制度です。
これを邦訳するとしたら事故保証事業体とでも言うのか、定かではありませんが私の勝手な訳です。
ACCは国家の事故保証制度です。
GSTの収入で賄われているはずです。
GSTは説明の必要が無いですね?
ここで又説明したら私はまた叱られてしまいます。
昨年の会計年度で2千万ドルが日曜大工の怪我治療に支出されたそうです。
それが税金から出ているのでTVで非難されているそうです。
あれだけ日曜大工が盛んですから目に見えないところで事故が多いのはうなずけます。
日曜大工の道具や家に使う材料の販売も盛んです。
郊外のホームセンターにはありとあらゆる必要品が売られていて恐らく家1軒建てる事が可能と思います。
明日から又仕事ですね。
今夜は明日からの仕事に備えてゆっくり休んで下さい。
おやすみなさい。
平成18年05月05日(金) 11:59pm(日本時間)
■ ニュージーランドで津波? ■
おばんです、みなさん。
今日の関西も良い天気でした。
暖かくされど暑からず爽やかな五月晴れでした。
今が内地のもっとも良い時期と私は思います。
明日も晴れそうですが明後日辺りから天気が崩れそうです。
5月4日の深夜の2時過ぎに私の知り合いからE-mailが来ました。
ニュージーランドに津波警報が出ているとニュースで聞いたが私は今日本に居るのかNZに居るのかと聞いてきました。
私は今日本に居ます、と答えました。
私の身を案じて親切にも教えてくれたのです。
5月4日の深夜と言う事は5月3日の出来事だと思います。
私がその知り合いからのE-mailを開けたのは5月4日の朝です。
それで私は直ぐ日本のTVを点けましたが、ニュージーランドの津波のニュースはやってませんでした。
それでNZ HeraldのHPを見ました。
すると津波の記事がありました。
トンガの近くで地震があり、ニュージーランドに津波の危険性がありそうなので当初津波警報が発動されたが、その恐れは無いと分かり直ぐ津波警報は解除されたと記事に書いてありました。
それでニュージーランドは大丈夫だと分かりました。
これは定かではありませんがKiwi(大家さんの奥さん)から聞いた話です。
何年前か忘れましたが、100年以上前オークランドに高さ20メートル以上の大津波が来て壊滅状態になったことがあったそうです。
但し、この事件を何かの記事や記録として印刷されたものを読んだ事がありません。
信憑性は保証しかねますが、遭っても不思議では無いと思います。
ニュージーランドも火山国家で地震もあります。
土砂崩れや洪水なども良くあります。
でも台風はありません。
雨は良く降りますが。
日本とニュージーランドは同じ火山国家でも地震、津波などが起きる頻度は全然違います。
日本は将に自然災害の世界王者だと思います。
本当に日本は自然災害が多いです。
そしてそれもかなり深刻な被害を引き起こす事が多いです。
それに比べるとニュージーランドの自然は穏やかです。
ニュージーランドでひどいのは紫外線くらいでせう。
南極上空付近のオゾンホールから漏れる紫外線のせいでニュージーランドに居ると皮膚の弱い人は皮膚を傷めます。
黄色人種は白人よりは紫外線に対する抵抗力が強いと言う事です。
私の知り合いの白人のKiwiなどは皮膚癌の摘出手術を何度もやっています。
私がニュージーランドを引き上げる直前に電話で話した時も又皮膚癌の切り取り手術をすると言っていました。
日本人でもニュージーランドに居て皮膚を露出していると皮膚のシミが多くなります。
一般的に日本人の肌はとても綺麗ですがニュージーランドで汚くならないように気をつけて下さい。
おやすみなさい。
平成18年05月04日(木) 10:00pm(日本時間)
■ ロングテイル現象 Part II ■
おばんです、みなさん。
今日の関西は晴れていました。
暖かくされど暑からず爽やかな五月晴れでした。
今が内地のもっとも良い時期と私は思います。
昨日ロングテイル現象(Long Tail Phenomenon)についてほんの少しだけ触れました。
ロングテイル現象と言う言葉はIT(Information Technology = 情報技術)産業の本場アメリカで生まれた言葉です。
私はこの言葉をつい最近或る本で知りました。
その本の題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)は、「ウェブ進化論」です。
出版社は、ちくま書店です。
著者は、梅田望夫さんです。
アメリカのシリコンバレーに長く滞在している方です。
慶応工学部卒、東大大学院で情報科学修士を取得したコンピュータのプロです。
恐竜の姿を頭に描いて下さい。
背の高さ10メートル、鼻先から尾っぽの先までの長さが1キロメートルの恐竜です。
言うまでも無く、このような恐竜は実在した事はありません。
その恐竜の尻尾は、背中から地上に触れる辺りで段々と細くなります。
そして尻尾の太さは直ぐにとても細くなります。
それが徐々に細くなり延々と1キロメートルも続きます。
尻尾の先っぽの方の太さは数ミクロンまで細くなります。
1ミクロンは、1メートルの100万分の1(0.000001メートル = 0.001ミリメートル)です。
これがロングテイル(Long Tail = 長い尻尾)を持つ恐竜です。
最近インターネット上で本やCDを販売して急成長しているアマゾンと言う会社があります。
日本でも有名ですがアメリカの会社です。
インターネットの巨人は常にアメリカから誕生しています。
過去もそしてこれからもそうだと思います。
それが何故なのか、私には分かりません(漠然と感覚的には分かるような気がしますが論理的に説明出来る程の知識を持っていません)。
ロングタイル現象の旗手は、アマゾンです。
グーグルもアマゾンとは種類が違うロングタイル現象の巨人であると著者は説明しています。
ここではアマゾンのみに触れます。
参考までに言いますと私はアマゾンと言うインターネット上の書籍販売業者の名前は知っていますが一度も買ったことも無くその実態を殆ど知りません。
前置きが長くなりました。
著者は、ロングタイル現象をアマゾンの本の販売を例に取って説明しています。
恐竜の10メートルの背の高さは本の販売部数で、尻尾の長さは本の種類の数です。
アメリカの本屋では約13万種類の本を在庫しているそうです。
13万種類(題名で13万種類)位までの本が売れるそうです。
本当はもっともっと本の種類は無数に存在するけれど実際に売れる本は13万種類までなのでそれ以上本屋では置かないそうです。
2004年の秋に米ワイヤード誌編集長のクリス・アンダーソンと言う人が画期的な記事を発表したそうです。
その内容は、アマゾンの売り上げの半分は、13万種類からあふれた無名の本から成っていると言ったそうです(その後訂正されて約3分の1とされたらしい)。
実際の本屋には置かれておらず人から名前も知られない題名の本がアマゾンで沢山売れていると言う事です。
つまりインターネットが無かったなら永久に人に読まれる事も無く知られる事も無かった本が売れていると言う事です。
それらの無名の今までは世に出る事が有り得なかった本を長さ約1キロ位の尻尾の細~~~い部分になぞられています。
これがアメリカではロングテイル現象と言う言葉で表されてインターネット事業(ハイカラな言葉で言うとビジネス)の未曾有の可能性を示唆しています。
従来のハードの世界では有り得なかった事がインターネットと言うソフトの世界で実現されたと言う事です。
ハード(Hardware)とは手で触る事が出来る物質です。
ソフト(Software)とは手で触る事が出来ないプログラムなどのようなものです。
著者は、従来の本屋で売るような方法を指示する人を「恐竜の首」派と言い、アマゾンのような販売方式を支持する人を「ロングテイル」派と呼んでいます。
「恐竜の首」派と「ロングテイル」派は、相容れることがありません。
世に出ない本の著者とアマゾンの様な革命的販売者はロングテイル派で、有名作家と店舗を持つ書店(本屋)などは恐竜の首派になるそうです。
お互いに奪い合い競い合う部分が余り重ならないので丁度都合が良いのではないでせうか。
それにしてもクリス・アンダーソンさんの言う事がどこまで本当か知りませんが若し、本当だとしたら将に革命的現象だと思います。
私はこの本の半分くらいまでしか読んでいませんが、著者はグーグルとアマゾンを高度に技術志向(インターネット技術)の企業として賞賛しています。
グーグルとアマゾンを従来の秩序を打破する破壊者だと言っています。
グーグルとアマゾンの特徴は徹底的な情報公開と言うことです。
情報公開って会社の事業内容では無く技術部分についてです(勿論企業や事業内容も公開していると思いますが)。
ヤフーもインターネットの巨人ですがグーグルとは大きく違います。
グーグルはその検索結果に人の意思の介在を許しません。
ヤフーは人の意思の介在を重要視しています。
これは上で紹介した本とは違う記事で読んだのですが、将来アメリカではグーグルのシェア(市場占有率)は7割(70パーセント)位になるだろうと予想されているらしいです。
現在のアメリカではグーグルが約4割強でヤフーが約3割弱でMSNが1割5部弱らしいです(残念ながら日本のシェアは知りません)。
世界ではグーグルを利用して検索する人が圧倒的に一番多いらしいですが日本だけは唯一違う国でヤフーが一番らしいです。
週刊誌の表紙のような賑やかなヤフーが日本人には受けるのだと思います。
味も素っ気も無い実質のみのグーグルは日本人には余り受けないのだと思います。
私はヤフーさんに大変お世話になっていますので応援しちゃおう。
ヤフーさん、日本だけは牙城を堅持して下さい。
今宵があなたに取りまして素敵なゴールデンウィーク中の木曜の夜になる事を願っています。
平成18年05月03日(水) 11:59pm(日本時間)
■ ロングテイル現象 Part I ■
おばんです、みなさん。
今日の関西は晴れていましたが昨日同様結構肌寒かったようです。
北海道はもっと寒いらしいです。
北海道の中でも道東はそれよりもっと寒いらしいです。
アマゾンと言うインターネットの本屋があります。
本だけじゃなく総合的ポータルサイトを目指して運営しているようです。
最近私が読んでいる本でそのアマゾンが紹介されていました。
かなり革命的な内容でした。
その核は、ロングテイル現象(Long Tail Phenomenon)と言う代物のようです。
明日改めて詳しく紹介させて頂きます。
(と書いたら必ずやらねばなるまいな・・)
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月02日(火) 11:59pm(日本時間)
■ 冴えないし・・ ■
おばんです、みなさん。
今日は昨日と打って変わって肌寒かったです。
おまけに雨までパラパラ降りました。
最近どうも「ニュージーランドドリーム」が冴えません。
運営者は一体何をやってるのでせう?
更新がさっぱりです。
頼りにしている人が沢山居るというのに最新情報は何も無く為替の更新さえなってません。
いけませんね。
はい、すみません。
と言って改善出来るかどうかも分かりません。
でもこのまま草ぼうぼう状態はいけませんね。
今夜はこれにてごめん。
平成18年05月01日(月) 11:59pm(日本時間)
■ 格差の後に来るもの ■
おばんです、みなさん。
今日は暖かかったですね。
最高気温が30度を超えた夏日の都市が結構あったようです。
然し、明日は又寒くなるようです。
きっと風邪を引く人が続出すると思います。
あなたはその中に入らないようにして下さい。
私は4月26日の気まぐれで聖書のルカ伝19章26節の内容を引き合いに出しました。
その内容は、貧乏人はわずかに持っている物まで身包みはがされてすっからかんになり、金持ちは益々金持ちになると言うキリスト教の教えを紹介したかったからです。
このキリスト教の教えはかなりの真実です。
それでは中間層はどうなるか・・?
格差が広がったと言われる昨今です。
昔の日本人は豊かでした。
今の日本人は金持ちも増えたかも知れませんが、貧乏人が圧倒的に増えました。
増えた減ったと言う言葉は実態を正確に表していません。
1990年当時の金持ちと貧乏人は何人で2006年の金持ちと貧乏人は何人と言うデータを出さないと説得力に欠けます。
そして金持ちと貧乏人の定義が必要です。
残念ながら私はそのようなデータを持ち合わせていません。
ただ漠然と感じるのは、1980年代レーガンさんが大改革をやって失業者が増えて多くの会社がつぶれた後、クリントン大統領の時レーガンさんの改革の成果が現れて好景気になったという事です。
レーガンさんが情け容赦ない大改革をやった後、失業者がどっと増えましたが、その直後新たなヴェンチャービジネスがバンバン台頭してきて雇用を増やしたという事です。
今の日本はそれに少し近いと思います。
純ちゃんの郵政三事業民営化とか道路公団民営化がどのように実を結ぶのか私は知りません。
どこがどのように具体的に変わったのか誰も私のところさ来て説明してくれません。
若し、言っていた通りならば、財政投融資は止まります。
財政投融資と言うのは、郵政貯金、郵政簡易保険、郵便事業などで得た巨大な資金を公共事業に使用する事です。
つまり郵便局が国民から集めた金を公共事業として使い、無駄なダム、無駄な道路、無駄な港、無駄な農道、無駄なトンネル、無駄な空港、無駄な埋め立て事業、無駄なビルなどに税金を浪費する事です。
若し、純ちゃんが当初描いたとおりに郵政三事業民営化がなされたならば、税金の無駄遣いが革命的に減少します。
然し、それが実際にどうなるのか私は分からない。
日本人が貧乏になった背景は、明らかです。
バブルの崩壊以後、何ぼ税金をつぎ込んで公共事業をやっても景気は回復しなかった。
宮沢さん、細川さん、橋本さん、小渕さんなど一体何兆円の税金を土建屋さんにつぎ込んだ事ででう?
然し、一向に景気は回復しなかった。
そこで登場した純ちゃんは無駄な公共事業予算を縮小した。
そして更に景気は悪くなった。
そして企業と銀行はバンバン倒産して、生き残った企業はバンバン首切りをやった。
ここで貧乏人は大量生産されました。
然し、ここに来て大手企業の業績は大幅に回復してきている。
今生き残っている大企業はどこも人斬りと工場閉鎖や営業者所閉鎖など贅肉を落として収益を回復してきた。
斬られた社員は路頭に迷っている。
然しならが、新たな雇用も創出されて失業率は下がっている。
この辺がレーガンさん功績をそのまま譲り受けたクリントンさんの時代と似ている。
規制緩和して自由化を推進したら一時的に失業者と浪人が増大するのは必須。
1980年代のニュージーランドの革命的大改革のときも同じだった。
変化の時代、改革の時代には必ず犠牲者が出て、路頭に迷う。
政治はそう言う我々一人一人の所に来て、お金をくれる訳ではない。
自らお金を求めて或いは生み出すようにしないと何も起きない。
黙って待っていても政治や国家は何もしてくれない。
これからの日本は昔の日本のように少しずつ貧乏人が減っていくと思います。
でも郵政三事業よりも巨大な癌が日本には依然 磐石な基盤を残している。
それを根こそぎ改革できる政治家が居るなら日本は本当に良い国になる。
その日本の癌の根こそぎ切り取る手術をやってくれる政治家として私は小沢一郎に期待している。
純ちゃんのやった改革の成果は今の大企業のみの景気回復として現れている。
ほっぺたの贅肉は落ちたが横腹にぶくぶくと付いた脂肪の贅肉を落とす戦いそれが本丸。
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