コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - December 2006.
当ページを立ち上げた日 平成19年03月31日(土)
平成18年12月31日(日) 09:43pm(NZ時間)
■ When is your new year? ■
おばんです、みなさん。
いよいよ大晦日です。
後2時間ちょっとで2007年(平成19年)になります。
今年はあなたに取りましてどのような年だったでせうか?
人それぞれでせうが、良いお年だったら良いですね。
私は数日前にある人に「When is your new year?」と聞かれました。
私は即座に「1st of January」と答えました。
現代の我々にとってお正月は1月1日と相場が決まっています。
江戸時代でもそうでした。
でも江戸時代までは月陰暦を使っていました。
明治以降の日本は太陽暦を採用しています。
月陰暦の1月1日と太陽暦の1月1日は一致しません。
日本は新しい制度を導入すると官も民も全員が一斉にあっという間に新制度に馴染もうと努力します。
しかし、地球上の多くの国ではそんなに簡単に新制度に移行できません。
東アジアの国では未だに月陰暦でお正月を祝っています。
月陰暦のお正月の事を、旧正月とかChinese New Yearとか言います。
現在の太陽暦でお正月を祝う国は地球上でどのくらいあるのか分かりませんが、太陽暦の1月1日ではない民族独自の暦でお正月を祝う国も結構あると思います。
モスリン国家(イスラム教国家)とか東アジアとか等は、太陽暦の1月1日ではありません。
そんな訳で民族によってお正月がいつかはまちまちです。
それで「あなたのお正月っていつ?」と聞かれた訳です。
私は質問の意味が直ぐ分かったので「1月1日だと」と直ぐ答えたのです。
そんな訳で現代の我々日本人は太陽暦でお正月を祝います。
今年は大晦日ですから年越しです。
日本の皆さんは、大掃除をして松飾を飾って、年越しそばを食べるのでせうね。
良いですね。
そんな習慣どおりの年越しをお正月を迎えれると言う事は大変仕合せだと思います。
あなたに取りまして今日という大晦日が良き日を迎える良き年越しになる事を願っています。
平成18年12月30日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 神々 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
私は今日ずっと家に居ました。
午後、天気が良いので外へ出て歩こうと思いました。
でもその考えが浮かんだのは布団の中でした。
そのまま朦朧とした意識のまま眠りに落ちてしまいました。
起きたらもう外は暗くなっていました。
それもそのはず夜の9時半でした。
実に自堕落で怠慢な良き時間でした。
サダム・フセインが今日死刑になったそうです。
屹度テレビのニュースでは大々的ににやっているだろうと思い、TVのスウィッチを入れました。
でもニュースの時間はもう過ぎていましたのでやっていませんでした。
ニュージーランドのニュースの時間は夕方の6時前後が多いようです。
それ以後は、ほんの短いニュースが番組の中間でちょこっと流される程度です。
そんなわけでサダム・フセインの死刑執行のニュースはTVで見ていません。
でもYahoo Japanの動画ニュースで見ました。
彼は死刑執行直前に「神は偉大なり!」と言ったそうです。
心の底から神を信じていたのかも知れませんね。
神を信じる人は善人とは限りません。
善悪人に限らず神を信じる人は沢山居ます。
それぞれ独自の信仰があるのでせうね。
私は不思議に思いますが、神とは誰だろうと思います。
私の勝手な想像では神は居るように思います。
ここで言う神とは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神です。
我々日本人が漠然と考える神とは違います。
日本人が古代から持っている神感は、自然を畏敬しその自然を支配する八百万の神々達です。
記紀に於ける殆どの神は人間でした。
古代人の英雄達を神として描いています。
しかし、古代の日本の無数の神々は自然の中に存在していました。
石や木や山や川などありとあらゆるところに居ました。
ここで言う神は明らかにユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神と違います。
彼らの神はとても明確で人間の姿かたちをしています。
そして神は一人だけです。
所謂(いわゆる)、唯一神信仰です。
彼らの神は、自ら聖書の中で語っています。
他の神を信仰するな、何故なら私は嫉妬深い神だからと。
つまり神は一人ではないと彼らの神は自ら認めていらっしゃっいます。
私は恐らくその通りだと思います。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神様は同じだと思いますが、宇宙に存在する無数の神々の中のお一人だと思います。
こんな事を彼らに言ったらとんでもない事になります。
信じるものは救われると言うのは本当だと思いますが同時に恐ろしい事です。
疑問を抱く事自体が許されないからです。
神は一人だと信じる事だけが許されます。
複数の神様が居るなどと唯一神信仰の信者に言ったらそりゃ~もう大変です。
彼らの神様はかなり高位の神だと思いますがそれよりも更に高位の神様が宇宙には居るように思われて仕方ありません。
古代より日本人に伝えられている様々な身近な神様はかなり日常的な低位の神々だと思います。
人は若い頃、唯物論者であることが多いです。
私もそうでした。
私は若いですが昔はもっと若かったです。
私がもっと若かった昔は神を否定しませんでしたが、余り積極的に肯定しませんでした。
今は人間を超越する存在、神々を信じています。
我々にとって神とは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれを漠然と想像するように思われますが如何でせうか?
あなたにとってはそんな事はありませんか?
彼らの神はとても具体的で戒めも明確なのでとても印象化しやすいと思います。
また、今まで色んな映画などで映像化されてきましたのでとても映像を描きやすいです。
しかし、古代の日本人の神とは実在の人類でしたし、それらを超越する存在、神々は神秘的で曖昧でその姿は描き出されていません。
具体的な教えもありませんし、何が何だかさっぱり分からないのが大和の神々です。
一つだけ分かるのは、下手に祭り上げて日常の手入れをおろそかにすると罰が当たると言う事です。
そんな事ならいっそ祭らない方が良いとよく言われます。
お札とかお守りを持っていてそのご利益もあると思いますが、その扱いは要注意です。
ここまで読んできてあなたはどう思いましたか?
内容の真偽よりもこんな事を言う私ってどんな人だろうとか、危ない人間じゃないかとかそんな風に思いませんでしたか?
仰るとおりです。
私は危ない人間です。
下手に近寄ると危険ですから注意して下さい。
今宵があなたに取りまして素敵な晦日になる事を願っています。
明日は大晦日ですね。
良い新年を迎えて下さい。
今年はこれにてごめん。
あ じゃなかった明日も書きますよ。
平成18年12月29日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ カウントダウン3日 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
クリスマスの後、ニュージーランドの殆どの会社は休みです。
お店は別ですが、業者間同士の取引をしている会社はほぼ休みに入っています。
そして大体が来年の初旬か中旬に業務再開します。
そんな環境の中で今日を迎えました。
今日は2006年12月29日の金曜日です。
明日からは一般客を対象にする商店以外はもう殆ど誰も営業していない事でしょう。
日本も昨日、今日と御用納めの会社が多い事と思います。
だからどうしたの・・?
と聞かれると困ります。
ただ、そんな事実が世間に浸透してる、ただそれだけです。
おやすみなさい。
平成18年12月28日(木) 08:27pm(NZ時間)
■ 豚社会 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
最近はかなり日が長いです。
この記事を書いている今の時間は、夜の8時27分ですが空はまだまだ明るいと言うか真昼の如くです。
夜7時前に家に帰ってきたとしたらまた外へ出かけて健康的な遊びでもしてそれから夕食で丁度良いかも知れません。
夏至は過ぎたはずですが、これからまだ日が長くなる不思議が起こります、ここニュージーランドでは。
(そんな気がするだけかものはし・・?)
いつの事か忘れましたが、私は日本であるテレビ番組を見ました。
ニュージーランドに渡ってくる前なのか、或いはニュージーランドに住む様になって一時帰国した時か忘れましたが日本のテレビでした。
番組名は忘れました。
最近の私はとても物忘れがひどいです。
30年近くも生きていると脳細胞もいかれてくるのかも知れません。
私は若いですが昔はもっと若かったです。
その昔、私が今よりも若かった頃はかなり記憶力が良かったと思います。
人が忘れている事も私は良く憶えていました。
最近はその面影も見えません
そうです、番組名は忘れましたが、確か(人は確かでない時、確か・・ と言います)動物を取り巻く環境か何かを特集していた番組だったと思います。
その一部分だけかなりはっきりと憶えています。
その番組の中で豚が出演していました。
豚の飼育場(養豚場)だったと思います。
豚の住まいは余り好ましく思われませんでした。
床はコンクリートで出来ていて、仕切りでいくつもの間取りがあり、一つの間取りに豚達がかなり飼われていました。
豚口密度が高く、豚同士の身体がぶつかり合うほど密集していました。
ある間取りの中の或る豚がビッコを引いていました。
コンクリートの床のせいで豚の脚が弱ったようです。
驚くべき光景が映し出されました。
周りの元気な豚が足の悪い豚をいじめ始めました。
弱い豚を他の丈夫な豚が攻撃しだしたのです。
それを見ていて私は不思議でした。
何故丈夫な豚は足を痛めて苦しんでいる豚をいじめるのか・・?
その豚心理を理解出来ませんでした。
豚心理は理解できないにしてもそこから或る事実が分かりました。
動物と言うのは弱っているものをいじめるんだと思いました。
いじめると言うか排除しようとしていたのかも知れません。
弱い者を排除しそして出来れば死に至らしめる事によって強者のみの集団になろうとする生命が持つ本能かも知れません。
その本能は、優れた遺伝子だけ生き残り最終的には豚と言う種がより長く生存しようと言う種の保存の法則かも知れません。
しかし、これは全ての動物に適用される普遍性では無いと思います。
何故なら他のTV番組では、団体で移動する渡り鳥が弱っている鳥を周りが助けて目的地へ向かうと言う姿も見たからです。
私は地球上のありとあらゆる動物の生態系を調べて統計を取った事はありません。
そんな事は出来ませんしやる気もありません。
でも想像するに、豚型の生態、つまり弱い者いじめ型動物生態が一般的ではないかと思いました。
助け合い渡り鳥型生態の動物と豚型の比率はいかほどか・・?
動物学者の方、教えて下さい。
さて、人はどっちか?
どっちかに明確に区分する事は出来ないと思います。
その人間の資質により大きく異なると思います。
それはその人間の理性、感情、生い立ち、環境などにより違ってくると思います。
でも動物的本質が強い人間の集団の場合は、豚型になると思います。
つまり強者を助け、弱者をくじく集団です。
その豚の番組の話に戻りますが、足の弱っていじめられていた豚は隔離されました。
そして広々とした豚舎に入れられました。
その豚舎の床は土でした。
豚同士で身体がぶつかりあうほど窮屈でもなく自由な空間と自然な土の地でした。
何日か或いは何ヶ月か過ぎて、その弱っていた豚がまた映像で映し出されました。
何とその豚は身体から溢れ出るばかりの喜びでとても楽しそうに走り回っていました。
足もすっかり良くなり健康そのものでした。
その光景を見て私は非常に感動したのを憶えています。
今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。
平成18年12月27日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは雨でした。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月26日(火) 11:23pm(NZ時間)
■ ボクシングダイ ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
昼間日の当たる場所に居ると暑かったです。
私の頭のてっぺんが焼けるようでした。
何故頭のてっぺんが焼けるように熱く感じるかそれは秘密です。
今日はBoxing Day(ボクシングダイ)でニュージーランドは祝日でした。
Boxing Dayの由来に関しては数日前に書いたので今日は省略させて頂きます。
「ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ名品展」が日本で初めて開催されるそうです。
開催場所は東京だけのようですが、詳細は下記です。
マオリ文化は我々日本人に深く関係していると思います。
私の持論、マオリ=ポリネシアン=縄文人=アイヌが正解だとすれば、マオリ人は日本人の近い親戚です。
大陸のモンゴロイドよりも近いと言えるかも知れません。
若し、行ける方がいらしたら是非行かれたら宜しいかと思います。
大変興味深いですよ。
場所 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館 平成館
期日 2007年1月23日~2007年3月18日
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休業日 月曜 2月12日は開館、翌日休館
料金 一般600円、大学生400円、高校生以下および満70歳以上は無料、障害者とその付添1名無料(要証明書)
カード 不可
交通 JR上野駅から徒歩10分
問合せ 03-5777-8600 ハローダイヤル
URL: http://www.tnm.jp/
(東京国立博物館)
※掲載の情報は変更される場合がありますので、おでかけの際はお問合わせ下さい。
出所 : まっぷるmapple.net
数年前ここでマオリ文化について書きました。
私のとても興味のある分野です。
オークランドのCityにドメイン(Domain)と言う馬鹿でかい公園があります。
その中にMusium(博物館)があります。
それが恐らくニュージーランド国立博物館なんだと思います。
私が数年前にこの博物館を訪れた時は、マオリ文化の紹介の階だけで何時間も掛けて見たいと思いました。
でもお客さんと一緒だったので時間を気にせず自分だけで好きなだけ見る事が出来ませんでした。
あそこは人と一緒に行くよりも一人で行く事をお勧めします。
この博物館にはマオリ文化の紹介の階の他に、戦争記念の階もあります。
日本人としてはこれがちょっと頂けませんが致し方ありません。
戦争記念館とマオリ文化の階は別々ですので、戦争を見たくない方は省けば宜しいかと思います。
悲惨な戦争と言う事実から目をそらさずに直視しければいけないなんて言わないで下さいね。
私は30年近く生きてきて、戦争の悲惨さはこれでもかこれでもかと言うくらいに見せ付けられてきました。
もう十分です。
それでも戦争についてまだまだ知らない事が沢山あると思います。
でももういいです。
嫌な事からは事実であろうが厳しい現実であろうが目を背けよう。
うん、そうしよう。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月25日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ クリスマス本番 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
もう12月もそろそろ終わりですが未だに夜は寒いのは、さすがオークランドと言う感じです。
クリスマスが過ぎそして年越しをして新年を迎える。
その後に夏が来ます、例年は。
12月23日私がHarbour Bridgeを渡っていると日の丸の旗がHarbour Bridgeのてっぺんにひらめいていたと書きました。
Keikoさんという方が記帳簿に書いてくれました。
それは天皇誕生日を祝してじゃないかと言う事です。
恐らくそれで間違いないと思います。
粋な計らいですね。
私は12月23日が天皇誕生日だという事をすっかり忘れていました。
今日はクリスマス本番です。
西洋人の国家ではどこでも今日は祝日でした。
いや西洋人の国家だけじゃなく世界の殆どの国で今日は祝日です。
日本は違います。
歴史と伝統と文化が違いますから国によって色々違います。
でもクリスマスが祝日で無い国と言うのはとても興味深くて良いと思います。
韓国は中国はどうなんでしょう?
韓国はまず間違いなくクリスマスは祝日でせう。
韓国ではキリスト教がとても盛んです。
一体如何なる土壌でキリスト教が韓国に普及したのかとても不思議ですが、彼の国にはキリスト教徒がとても多いです。
もともとがちがちの儒教国家だったはずですが(その前は仏教国だったらしいが主宗国の中国に従い仏教を捨て儒教一本になったそうです)それがどのようにすればキリスト教になるのかさっぱり訳がわかりません。
中国では恐らくキリスト教は普及していないと思います。
だから今日は祝日じゃなかったと思います。
どなたかご存知の方がいらしたら教えて下さい。
私は今日一歩も外に出ませんでした。
ずっと一人で家の中に居ました。
外に出ても店はどこもかしこも閉店です。
Kiwi達の習慣ではクリスマス本番は家族や親戚同士で訪問しあう事が多いようです。
丁度日本のお正月のようです。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月24日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ クリスマス前夜祭 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
もう12月もそろそろ終わりですが未だに夜は寒いのは、さすがオークランドと言う感じです。
オークランドは恐らく北海道の道東を意識して対抗してるのだと思います。
今日はクリスマス前夜祭でした。
ハイカラな言葉で言うとクリスマスイヴです。
我々日本人には全く関係ないキリスト教のお祭りです。
でもニュージーランドと言うキリスト教を国教としている国に居るとクリスマスは無視できません。
世間で騒いでいる渦に私も巻き込まれます。
全く宗教とは関係ないクリスマスパーテー(パーティーと言っても良いがパーテーを強く推奨)に参加する事があります。
今日もそんなクリスマスパーテーに招かれて行って来ました。
ただ飲み食いしてお話るだけです。
それで良いのです。
それが人生です。
おやすみなさい。
平成18年12月23日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 日の丸 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
今日私は用事があってCityさ行って来ました。
NorthからCityさ下りました。
そしてHarbour Bridgeを渡りました。
そしてびっくりしました。
何と日本の旗、公立の学校の一部の先生達が嫌悪している日の丸がHarbour Bridgeにひらめいていました。
NorthからCityへ向かう方角で見て左側にニュージーランドの国旗、右側にわが祖国日本の国旗がひらめいていました。
誰か日本の要人がニュージーランドに来ているのでしょうか?
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月22日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ どこもかしこもパーテーだ ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは良い天気でした。
日中は結構暖かかったです。
夜でもそれ程寒くありません。
冬に逆戻りしたかと思ったらやはり夏かも知れません。
今日はどこもかしこもパーテーばっかです。
私はどこのパーテーにも呼ばれていませんので静かに家に居ますが、今日の夕方Northを走ったら色んな家でパーテーをやっていました。
Cityへ行ったら凄い騒ぎだと思います。
でもクライマックスは何と言っても24日のクリスマスイヴです。
New Year Eveもかなりうるさい。
にぎやかでうるさいのが好きな人は是非Cityへ行けば良いと思いますが、酔っ払いと警察が多いので要注意です。
騒動に巻き込まれないようにして下さい。
ニュージーランドの会社は今日が御用納めのところが多いです。
明日から夏休みだぁ~っと言う開放感がニュージーランドの空と大地を覆っています。
クリスマス = パーテーで友達と一緒に飲み食いしてドンちゃん騒ぎすると言う事です。
パーテーと言っても殆どがホームパーテーです。
ビールとワインをガブガブ飲むます。
Kiwiと一緒にPubで飲むときは要注意です。
彼らは全く何も食べないでビールを飲み続け話続ける事が多いからです。
ひたすらしゃべり続けます。
我々のように平凡で平均的で普通で一般的な日本人には到底ついていけません。
家で飲むときは軽いおつまみが出るのが普通ですから良いのですがPubが要注意です。
ところでPub(パブ)って日本では所謂英国風の本来のPubではなくねぇちゃんの居る飲み屋らしいですね。
海外でPubと言えば、所謂Pubです(これじゃ意味分からんか・・?)。
説明が難しいです。
そういう事でもう直ぐクリスマスです。
12月25日は店は全て閉まっていますので食料は買えません。
ガソリンスタンドは開いていますからサンドイッチとかパイは買えると思います。
24日の内に食料を確保しておかないと大変な事になると思います。
25日は飲み屋も営業していません。
普通の飲み屋は法律で営業を禁止されているのかまたは、人件費が割り増しになるからかどこも閉まっています。
何が何だか分からないが兎に角クリスマスだぁ~!
俺には関係ねぇ~!!
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月21日(木) 10:55pm(NZ時間)
■ ニュージーランドのインターネットバンキング ■
おばんです、みなさん。
最近のオークランドは雨ばかりです。
今日も雨が多くそしておまけに寒かったです。
いよいよ夏を通り越して冬が来たと言う感じです。
あなたはインターネットバンキングを利用していますか?
私は利用しています。
ちょっと危ないですが、とても便利です。
何故危ないかと言うと事故の可能性が手動よりも高いからです。
詐欺が多いからです。
所謂Fishing Fraud(釣り詐欺)と言う奴ですね。
まぁ、日本の俺々(振込み)詐欺のようには巨額にぼろもうけできないかも知れませんが、海外では釣り詐欺が多いです。
だからインターネットバンキングはちょっと危ないのです。
インターネットバンキングは、一度覚えたらもう忘れられないです。
銀行に行く必要もありませんしインターネット上で何かを買う場合も振込みで出来ます。
戦前のように銀行の窓口へ行って送金依頼書を記入して雑誌を読みながら待って、半日銀行に時間を奪われる事もありません。
でも、ここニュージーランドでは困った事、思いがけないからくりが至る所にしかけれられて居ます。
インターネットはコンピュータで管理され全て瞬時に処理され実行されると我々は思います。
しかし、からくりはしっかりと仕掛けられています。
それは何か・・?
ここニュージーランドではインターネットバンキングで振込み処理してから1日後に実行されるのです。
と言うと分からないと思います。
はい、すみません。
何を言いたいかと言うとニュージーランドのインターネットバンキングで振込みしても瞬時に実行されないのです。
若し、私があなたの口座に今日、2006年12月21日の午後1時に36万円を振り込んだとしても、それが今日入金にならないのです。
日本でしたら勿論直ちに相手先に入金になります。
しかし、それはニュージーランドでは起こりません。
翌日まで持ち越されます。
インターネットバンキングはコンピュータで行われていますからハイカラな言葉で言うとリアルタイムで実行されるはずです。
しかし、それは実際には起こりえません、ここニュージーランドでは。
必ず翌日まで持ち越します。
私が思うにこれはニュージーランドのインターネットバンキングの場合、コンピュータの後ろに人間が隠れていて手動で操作しているのだと思います。
だから1日余分に時間が掛かるのだと思います。
さもなくば他に理由が考えられません。
コンピュータプログラムを利用したインターネットバンキングがリアルタイムに実行されない可能性・・・?
そんな可能性はいくら考えても想像がつきません。
やはり白雪姫の小人より63倍小さな人間がコンピュータの後ろに潜んでいて、実際は全て手動で処理されているとしか思えません。
ニュージーランドはWonderlandと言われています。
誰が言っているかと言うと私が言っています。
そのWonderlandは時に底知れないくつろぎと安堵をもたらします。
また、ある時は計り知れないほどのイライラと不安と苦痛をもたらします。
この世に天国はありません。
天国はあの世です。
この世に生きている限り、その生は妥協と協調を強い続けます。
はい、それは致し方ない事なのです。
インターネットバンキングとかテレフォンバンキングを利用して振り込んでそれが直ぐ実行されるのは日本です。
他にもどこかの国ではそんな夢のような現象が起こっているかもしれません。
でもそんな事を期待しては駄目なのです。
はい、先刻承知の輔でございます。
おやすみなさい。
平成18年12月20日(水) 10:05pm(NZ時間)
■ クリスマス休暇とはいつか? ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドの天気もぱっとしませんでした。
従って暑くもなく寒くも無く程よい天気でした。
ニュージーランドで1年の内でもっとも人々が活発に動き回り、買い物をし、あくせくするのがクリスマス直前の今頃です。
ニュージーランドに限らず西洋社会ではどこの国でも同じはずです。
日本の正月ととても良く似ています。
そのクリスマスがいよいよニュージーランドに迫っています。
どこもかしこも人が沢山居ます。
買い物街(ハイカラな言葉で言うとショッピングセンター)などへ迷い込んだら後の祭りです。
抜け出すのに恐らく最低3時間36分ほどは要すると思います。
毎年12月25日は日本の元旦のようにどこもかしこも休みです。
開いているのはガソリンスタンド(Petrol Station)くらいなものです。
翌日の26日はBoxing Dayと言って国民が全員拳闘(ボクシング)に興じる日です。
いや、違いました。
Boxing dayのBoxは拳闘のBox(ボックス)ではありません。
箱のBoxです。
恐らく去年だったと思いますが、このHPの記帳簿(世に言うBBSと実態は同じ)Boxing dayの話に沸いた事があります。
今の記帳簿は、入室を厳しく管理していて登録した人でないと入れないようにしています。
何故なら、荒らし攻撃に遭い辟易としてこんないやな思いは金輪際ごめんだと思い、警戒態勢を厳重にしました。
自由な討論が阻害されるのは致し方ないと思い気軽さを犠牲にし、安全警備を最優先にしました。
そのお陰で今の記帳簿は閑古鳥が鳴いていてとても平和です。
勿論、荒らしは一歩も入る事は出来ません。
そうです。
約1年前の記帳簿でイギリス在住経験者が2人いらして私にBoxing Dayの本当の意味を教えてくれました。
記帳簿じゃなかったかな・・?
ひょっとしたらE-mailで教えてくれたのかも知れません。
どっちでもええ。
前置きが長いのが私の癖です。
現実の私は全く逆で前置きが一切無く核心にグサっというのが多いのですが。
そうです、Boxing Dayです。
Boxing dayは英国の貴族階級の人達が召使や郵便配達人にクリスマスの残り物を箱に詰めて分け与えた習慣から来ているそうです。
江戸時代の武家社会や貴族制度が残っていた明治・大正の日本でしたらさしずめ、正月に使用人に餅とお年玉を休日を上げたようなものですね。
さて、私はたまたま今、ニュージーランドに居るのでNZを例にとって言いますが、西洋社会はどこも似たり寄ったりと思って下さい。
何を言いたいかと言えば、クリスマス休暇の事です。
ニュージーランドではKiwiの皆さんは大体、2・3週間~1ヶ月のクリスマス休暇を取ります。
クリスマス休暇だからクリスマスだけと思ったらトンでも発奮です。
クリスマスの2~3日前から休暇体勢に入り、年末が来て、正月が来てそして初7日が過ぎそれでもまだまだ休み続けます。
恐らく平均は約3週間だと思います。
それがクリスマス休暇です。
日本に居る人は良いなぁ~と思う人が多いのではないかと思います。
その気持ちは分かります。
でもあなたが日本に居て仕事をしている内はそんな現象はまず起こりえません。
そんな事は言うまでも無く誰もが知っています。
この違いはどこから来るか・・?
これは私の想像ですが、宗教だと思います。
キリスト教社会と神道+仏教+儒教社会の違いだと思います。
それではキリスト教社会では何故休暇が長いか・・?
恐らく聖書の教えにその源があると分析されます。
1週間7日間の内に必ず休日があるのがキリスト教、ユダヤ教、イスラム教です。
何故なら全知全能なる神が天地創造を終えられた次の日を休日とされたからです。
それが日曜日、Holiday = Holy dayです。
つまり聖なる日、神への惜しみない感謝を捧げる日です。
これから分かるように、1週間の初めは月曜日です。
日曜日は1週間の最後の日で遊んだりどこかへ出かけたりしてはいけません。
静かに家で祈りを捧げねばなりません。
教会も勿論大丈夫。
日本の1週間は何故日曜から始まるようになったか・・?
これは現在の世界の七不思議と言われていません。
私が知らないだけです。
でも不思議な事にニュージーランドでも日曜日から始まる暦を見た事があります。
日本の真似をしてるのかも知れませんね(んなわけないか)。
江戸時代までの日本を思い出してください。
高杉晋作がクリスマス休暇で3週間休みを取ったとか、西郷吉之助と大久保一蔵が一緒に長期休暇を取ったと言う話を聞いた事がありますか?
無いでせうね。
明治になり西洋の暦が入ってくるまでは日本では年中無休でした。
もとい、盆と正月は休みでした。
それ以外は年中無休でした。
つまり1年を通して休む時期が決まっていてそれもほんの数日でした。
原則的に休むと言う習慣が日本にはありませんでした。
我々が休みに対して抱く罪悪感はここに宿っていると私は推測しています。
それに反して西洋社会では1週間と言う概念が古代より根付いていました。
休みは原則的に善ですし、労働は悪です。
これは聖書を読むと直ぐ分かります。
何故ならアダムとイヴが原罪を犯しエデンの園を追放されアダムは一生労働と言う苦痛を与えられました。
罪の代償として労働が課せられたので労働は辛く悪なのです。
カソリックであるラテン民族が怠けて働かないのが普通であるのもうなずけます。
清教徒は独自の判断で聖書に立ち向かったので労働に対する見方が変わったのだと思います。
清教徒、ハイカラな言葉で言うとプロテスタントです(厳密にはPuritanかも)。
現代においては宗教など信じていない人がとても多いです。
それは西洋人も同じです。
日本人などは特に宗教色が薄いです。
それでも昔に根付いた宗教から来る習慣は、罰当たりなほど無宗教な我々にも脈々と息づいています。
私が良く言う例えですが、宗教は地下水のようです。
地下水は地上から見えず意識しませんが、地の底には水が脈々と流れていて、我々はそれを飲んでいます。
そして我々は生かされています。
(実際は雨水を貯めた貯水池やダムなどが利用されているが、でも例え話としては良いでせう?)
彼ら西洋人は何故罪悪感も無く長期休暇を取れるか・・?
私はそれが不思議で考えた結果辿り着いたのでした。
と言っても昔の話です。
私が日本に居てサラリーマンをやっていた時の事です。
長期休暇取るなら仕事を辞めるしかないと良く考えた頃でした。
今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。
平成18年12月19日(火) 11:58pm(NZ時間)
■ Wonderland ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは雨でした。
夜は結構寒くなりました。
と言っても一時期ほどではありません。
ニュージーランドは確実に夏に差し掛かっています。
ニュージーランドには摩訶不思議なからくりが至る所に仕掛けられています。
ニュージーランドはWonderlandとも言われています。
誰がそんな事を言っているかと言いますと、私です。
我々はそのからくりに常に騙され続けます。
そしてそれを許容しまぁこんな事も世の中にはあるとおおらかに流さないといけません。
日本と同じ感覚で正確無比を期待する人は、ニュージーランドに来るべきではありません。
若し、ニュージーランドに居て日本と同じサービスや正確さを求める人が居たら恐らくニュージーランドに到着して36日後には発狂すると思います。
先週の金曜日に忘年会があったと私は書きました。
その時にちょっと嫌な事がありました。
かなり最新式の携帯を外と建物の交差する空間に無造作に置いておいた人が居ましたが、その携帯が盗まれました。
携帯とは携帯トイレではありません。
携帯電話の事です。
誤解する人が居たら困るので念のため。
携帯は電話会社(Vodafone)に電話して止めました。
その携帯は買ったばかりだそうです。
かなり高級な携帯らしいです。
日本では安くて高機能な携帯が数え切れないほどありますが、ニュージーランドでは携帯の機械はとても高いです。
金銭的な事は置いておいて、携帯を盗まれた人は携帯を買ったVodafone shopへ行き、盗まれた携帯を正式に止める手続きを依頼しました。
それは無事に完了しました。
そしてまた新しい携帯を買いました。
盗難にあった携帯は会社契約だったようです。
紛失した携帯のみを止めたのですが、その会社で契約しているかなりの数の携帯が全て不通になったそうです。
こんな事で驚いていてはニュージーランドで生きていけません。
その証拠に携帯を盗まれた本人も会社も健在です。
その話をある集まりでしたら、私もこんな被害にあったとか、誰かがこんな被害にあったとか、そんな話が次から次に噴出しました。
まるで堰を切ったように盗難やこそ泥の実況中継ではなく実話が語られたのでした。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月18日(月) 10:32pm(NZ時間)
■ 北海道日本ハム-ニュージーランド旅行 ■
おばんです、みなさん。
今日もオークランドは過ごし易い天気でした。
曇りでしたが暑からずさりとて寒からずほど良い気温でした。
先週辺りから夜になってもそれ程肌寒いと思わなくなりました。
クリスマス頃にBreak throughするかも知れません。
今ニュージーランドには北海道日本ハムの選手が優勝旅行に来ているそうです。
確か(確かでない時、人は確か・・と言う)日本ハムは日本シリーズも制して日本一になったと思いますがどうでせうか?
屹度そうだと思います。
昨日17日にクライストチャーチに向かったそうです。
ゴルフをやっているそうです。
オークランドには、2~3日居たようですが、誰一人として私のところに挨拶に来ませんでした。
道産子の私は無視してクライストチャーチに向かったとは困ったもんです。
まぁ、北海道に野球チームがある事自体不思議なのに優勝したんですから、ニュージーランドでのんびりして英気を養って帰れば良いと思います。
小笠原と新庄が抜けて来年はちょっと苦しいと思いますが、それでも優勝してくれると良いですね。
ヒルマン監督は札幌は世界一良い町だと常々言っているそうです。
札幌は私の故郷ではありませんが本当に良い町で、私も大好きです。
都会なのに内地のように時間は、緩やかに流れています。
人々も都会人と言うよりは田舎人の特性を色濃く残しています。
それで居て都会の機能も殆ど満たしてくれる理想的な町だと思います。
北海道は寒くて嫌だなんて言っている人もいるようですが、そんな事を言ったら罰が当たりますよ。
札幌の雪は上から下に降ります(毎回ではないが)。
しんしんと降る夜の札幌の雪は浪漫的です。
雪は上から下に降るに決まってるのに何を言ってるんだ、この若者はと読者の方はお思いかも知れません。
しかし雪国の人にはその意味が通じます。
風の強い北国では雪は横に降ります。
そして顔を激しく叩きます。
ヒタヒタと静かに雪が上から下に真っ直ぐ落ちてくる事は余りありません。
ですから雪が上から下に降ると浪漫的に感じます。
ニュージーランド移住も良いですが北海道移住も良いですよ。
あなたもお一つ如何ですか?
今夜はこれにてごめん。
追記 : 今年は、Victoria Park Marketの煙突にサンタさんが居ません。
どこか他所へ行ったのでせうか・・?
平成18年12月17日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。
今日もオークランドは過ごし易い天気でした。
すんません、今夜はこれにてごめん。
平成18年12月16日(土) 03:28pm(NZ時間)
■ 忘年会 ■
こんにちは、みなさん。
今日のオークランドは良い天気です。
空には薄い雲があり、刺すような直射日光も無く過ごし易いです。
気温も丁度良い按配(あんばい)です。
昨日は執筆できずに失礼致しました。
昨日は忘年会がありました。
私の職場の近所が集まっての忘年会です。
ハイカラな言葉で言うとクリスマスパーテー(パーティーと発音しても間違いではないが、日本人らしくパーテーと発音する事を推奨します)です。
気持ちをさえぎるものが何も無く、堅苦しさゼロ、気軽さ100%、底抜けに明るく楽しい忘年会の宴でした。
ここに写真を2枚載せます。
これはSouth Aucklandです。
↑
こんな無茶をしているおっさんも居ました。
↑
人々はこんな感じでこの写真の向かい側に若者が固まっていました。
この職場に来てからまだ日にちもそれほど経っておらず、私にとっては初めて対面する人が殆どでした。
私は内向的な性格で社交性に乏しく人見知りします。
ですから実は人が大勢集まる場所が苦手です。
出来ればそんな所へは行きたくないのですが、近所の集まりなので清水の舞台から飛び降りたつもりで参加しました。
最初は殆ど何も話をせず、黙ってビールとワインを飲んでいました。
しかし、その内に私にもジョウロと太いビニールの管が回ってきました。
全員がジョウロ+ビニールパイプの一気をやったわけでもなく有志だけです。
一気をやったのは私と同年代の若者ばかりでした。
何と私はそれを全く拒否する風でもなく気軽にやってしまいました。
ビニールパイプはかなり太いですし、長いです。
ですから結構な量でした。
中身はシャンペンです(Sparkling wine)。
これで一気をやった後私は変身しました・・・
何だか訳が分からなくなって、若者組に入ってもう滅茶苦茶になりました。
そしてある時から記憶が完全に消失していました。
宴の途中で寝てしまい、途中から全然覚えていません。
気がついたら家の駐車場に車を停めて車の中で寝ていました。
運転は他の人がしてくれました。
車の中で目覚めたときは明け方の4時近くでした。
私はお話がとても苦手なので、パーテーが始まった当初は、途方に暮れていましたが、気がついた時はもう楽しい若者組に入り完全に楽しんでいました。
と言うか、最初は受身だったのが一気の後は変身し攻めに回っていました。
久しぶりに酒を飲んで酔っ払い腹の底から楽しんだのは久しぶりでした。
こんな事は長いこと無かったと思いました。
たまには羽目をはずして酔って馬鹿になって騒ぐのも良いもんだと思いました。
暗い自分が明るくなった気分でした。
初めて会った人達といきなり親しくなって馬鹿騒ぎできると言うのも相手がKiwiだからですね。
このパーテーは、夕方4時過ぎから始まり、家に帰ったのは11時頃だったそうです。
最初は日差しがきつかったのですが、私の知らない間に夜になったようです。
日が落ちてからは焚き火をしたそうです。
それにしてもKiwiにも付き合いの悪い人が居るんだと思いました。
ある店の人間は全然参加していませんでした。
殆どの店の従業員は若者が多くすごく喜んで参加していましたが、近所づきあいが嫌いで参加しない店もありました。
隣近所の店の人間だけじゃなくどこかの店の知り合いも結構沢山居ました。
あなたはどの店の人なの?
と聞いてもいや俺は全然この近所じゃなくてただ飲みに来ただけという人も結構居ました。
飲み食いがただなので来たんでしょうね。
日本の忘年会も独特の雰囲気で楽しいですが、Kiwiスタイルもまた良いもんです。
あなたもお一つ如何ですか?
今日の土曜日があなたにとりまして素敵な休日である事を願っています。
平成18年12月14日(木) 11:46pm(NZ時間)
■ 円安加速 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは比較的雲が多かったですが総じて良い天気でした。
昼間は気温もそこそこ高かったです。
オークランドに本格的な夏が来るのはクリスマスから正月にかけてです。
それまでは寒い夜を満喫できます。
でも最近の朝はかなり暖かいです。
最近、円安がかなり進行しています。
今日の現金買いレートは、86円に手が届きそうな按配でした。
このまま行くと1年前の90円まで戻りそうな勢いです。
これからはどうなるのか全く分かりません。
年明けにガタガタっとニュージーランドドルが下落するか或いは、予想外にさらに円安が加速するか・・?
一体誰がどんな事をして外国為替相場を操作しているのか全く分かりません。
過去の傾向と対策は無意味かも知れません。
情勢は常に変化し、傾向は常に流動します。
これは全くの私の空想ですが、日本くらいの国を簡単に操作できる人たちが世界に居ると思います。
1980年代の日本・・。
Japan as no. 1と持ち上げられ、日本の好景気は一体いつまで続くのか、日本の不安要素は皆無だと言われて調子に乗って、日本人が傲慢になった時期がありました。
アメリカで不動産を高値で買い漁っていい気になって、アメリカの不動産は安いなどと公言した馬鹿な日本人も居ました。
世界を支配しているのは西洋人です。
それは日本人がいくら逆立ちしてもかないません。
欧米の中枢が集まり日本をこのまま調子に乗せては駄目だ、日本を蹴落とそうと謀ったならそれは実現可能だと思います。
日本のバブル景気がはじけた直接の原因は総量規制でした。
総量規制って何を規制するのかと言えば、お金の量を規制することです。
つまり銀行が企業や個人にお金を貸さないようにする事が総量規制です。
そうする為には、日銀が銀行にお金を貸さなければ良いのです。
総量規制の原因は銀行の自己資本率の増加でした。
日本の銀行の自己資本率は欧米のそれと比較すると極端に低い、それを矯正しようと世界の銀行を取りまとめる組織(この組織の名前を忘れました)で決まったそうです。
自己資本率とは自分自身のお金がいくらあるかと言うことです。
私がニュージーランドドリーム商店を始めようとして資金を集めようとしました。
でも私はお金が無いので千円しか出せない(これは例え話なれど何故か現実に近い)。
千円では商売が出来ない。
それじゃ、友達にお金を出してもらおう。
友達10人が協力してくれて、100万円が集まりました。
しかし、事業主である私本人は千円しか出していないのです。
千円が私自身の資本です。
100万円に対する千円は余りにも少ないですが、これが自己資本率の概念です。
こんな小手先の規則変更で日本の景気はガタガタと来たのです。
日本の銀行の株保有者は実に複雑怪奇です。
日本特有の株の持ち合いと言う風習です。
企業相互でお互いの株を持ち合うのです。
1980年代の日本の銀行の自己資本率は、1~2%程度だったと思います。
それを5%前後(或いはもう少し上下があったかも知れません)にしないといけないと世界の銀行に対するルールが変わりました。
自己資本率を高めようとすると、何故貸し渋りが起こるのかそのメカニズムは知りません。
今年だったと思いますが、日銀か総量規制を解除すると言いました。
その言葉の意味が分からないと不評でした。
総量だけじゃ分からないのは当たり前です。
総量って何の量か・・一言お金の量ですと言えばかなり分かりやすくなると思うのですがそんな簡単な説明もしないのですからいけませんね。
更にもう一言、こう付け加えれば良いと思います。
日銀が市中銀行に貸し出すお金の量を増やすと言う事です。
これじゃもっと分からないか・・?
どうでせう・・?
あなたの感想をお聞かせ下さい。
今宵があなたにとりまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。
平成18年12月13日(水) 11:49pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。
今夜はもう眠いので執筆活動はまた明日にさせて下さい。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月12日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 後悔している ■
おばんです、みなさん。
今日もオークランドは暖かかったですよ。
そして夜になったら相変わらず寒いです。
「Don Brash admits he has regrets」
これは今日のNZ Heraldのある記事の題名です。
Don Brashさんは、ニュージーランドの国民党(National Party)の党首でしたが最近党首を降りたようです。
「Don Brashは後悔していることを認めた」と言う感じです。
国民党党首としてなんら目覚しい働きも満足に法律も作れなかった事を悔いている事を人に認めた事になります。
普通人は後悔しているとは言ってはいけない事になっています。
たとえ心の中で後悔していてもそれを認めないのが世間と言うものです。
それが西洋人の政治家である彼が認めたのです。
率直に且つ痛烈に自省している証拠ですが、潔くて宜しいかと思います。
西洋社会では一般的に自分の過失や落ち度や否定的な事柄を容易には認めません。
一旦認めたら回りの人間はその人間を集中放火で爆撃します。
非を認めたんだからもう良いじゃないかと言う温情は、日本人的な心情です。
そんな西欧社会のそれも政治家でありながら後悔してると言ったという事は大した事です。
私はそんな彼に敬意を表したいと思いますが、恐らく彼は国民党の中では袋叩きになるのではないかと思います。
また国民からも与党である労働党などはそれ見たことかと馬鹿にするでせう。
後悔していると言明する事は日本人も滅多にありません。
後悔してると言うくらいなら、これからは上手く行くようにこれを良い教訓にしてしっかりやると言う感じで前向きな言葉にするのが正解でせう。
或いは言葉を自由自在に操れる人ならば如何様にもお上手に表現できるはずです。
後悔していると認めること自体が自己否定的で肯定性に欠けると思われます。
人は積極的で肯定的で尚且つ前向きで明るくないと常に攻撃にさらされる危険性があります。
それの正反対が後悔していると口から出す事です。
ですから人は滅多に後悔しているなどとは言わないのです。
本当は後悔していてもそんな事を正直に率直に言いません。
おやすみなさい。
平成18年12月11日(月) 10:33pm(NZ時間)
■ 日の丸と君が代 ■
おばんです、みなさん。
今日も沢山晴れ間が出ていました。
そして日差しがとてもきつかったです。
紫外線が矢の塊になって天から降ってくるような感じです。
そして夜になると相変わらず寒いです。
日中と夜の温度差は15度くらいあるのじゃないかと想像してしまいます。
日の丸と君が代、国旗と国歌に対する学校の先生達の拒否反応は未だにかなり根強いのですね。
東京都から懲戒処分を受けた都立学校の教職員160人が東京都教育委員会を訴えるそうです。
日教組も風前の灯かと思いきやまだまだ反日的思想に凝り固まった教員は多いみたいです。
30数年前の左翼運動華やかだった頃の面影が未だに脈々とその息吹を保っているかのようです。
君が代と日の丸をどうしてそんなに毛嫌いするのでせう・・?
君が代は、天皇家の繁栄を謳っているからでせうか・・?
日の丸は日本を表しているからでせうか・・?
屹度日本が嫌いな人達なんでせうね。
戦前のファシズム時代の日本は、余りにもお粗末で酷過ぎましたが、世界から村八分を食い存続の危機に追い込まれたと言う当時の情勢を考えると苦しい選択肢だったと気持ちはわかります。
それでも他の道を探るべきでしたが。
戦後の共産主義革命運動も酷過ぎました。
過去形で言ってはいけないですね。
そのともし火がまだ消えていないのですから。
健全な愛国心とか健全な批判精神と言うのは日本では育たないのかも知れません。
右も左もどっちも一旦ハマったら抜け出せないイデオロギーの世界です。
イデオロギーと宗教が引き起こすその現象はとても良く似た部分があります。
意地になって固執してるのではないかと思うほどにどちらも偏執的です。
パラノイアの世界のようです。
教育の場に半日運動に人生をかけている様な人間が居る事の方がずっと危険です。
そんなに日の丸と君が代は、日本人から嫌われて居るのでせうか?
いっその事、18歳以上の国民全員にアンケートを取って多数決で決めたらよい。
私は日の丸と君が代に賛成です。
日の丸は言うことなく良い図柄と色です。
世界で一番洗練された良い国旗だと思います。
君が代は天皇家礼賛だから良くないのでせうか?
日本人の圧倒的多数が天皇家を支持しているのは間違いないはずです。
統計を取ったら直ぐ分かるはずですが、そんな統計を取っていないですね。
何か差し障りが有ると思っているのでせう。
天皇家の繁栄を謳うのは軍国主義に繋がると思っているのでせうか?
中国とか北朝鮮のように国民の生活水準向上を脇に於いておいて軍国主義に走っている自称民主共和国が理想なんでせうか?
戦前の失敗を反省し、それを繰り返さないと言う決意なら買うがどう見てもそうじゃない。
君が代と日の丸に意地になって反対しているかのようです。
本当に不思議な人達だ。
おやすみなさい。
平成18年12月10日(日) 11:53pm(NZ時間)
■ たそがれ清兵衛 2回目の感想 ■
おばんです、みなさん。
昨日は記事を書けませんで大変失礼致しました。
昨日の夕方から知り合いの日本人女性とイギリス人の彼の結婚を祝う宴が催され行って来ました。
家も購入し多くの友人たちから宿泊され新郎新婦ともに仕合せそうで何よりでした。
私は久しぶりにワインを飲んでやや酔いました。
余り飲まなかったのですが久しぶりだったのでちょっとだけ効いたようです。
それでこの記事もさぼってしまいました。
大変失礼致しました。
今夜私は2年ぶりくらいだと思いますが、たそがれ清兵衛を又見ました。
初めて見た時もここで感想を書きましたが、2回目も書きたくなるほど良かったです。
2度目も初めて見た時と同じくらい良かったです。
東北庄内地方(現在の山形県)の小藩、海坂藩を舞台にした田舎武士の物語です。
原作は藤沢周平、監督は山田洋次、主演は真田広之と宮沢りえ。
ちょっと想像で言いますが、原作者の藤沢周平の出身地だと思います。
地元への想いが入って居るのだと思いますが、幕末に活躍した薩長土肥の華々しい英雄たちの話とは全く違う今まで一般には知られる事がなかった幕末と言う時代に起こった(と思われる実話を基にしているような気がします)物語です。
東北武士の訛り、素朴さ、朴訥さ、純朴な様子を実に見事に表現しながら純愛もあります。
山田洋次監督はかなり神経を細かく隅々まで気を配り、写実的に画面を作り出しました。
東北の小藩の田舎武士は本当にこんな感じで生活し生きていたのではないかと思わせる程、写実的で真に迫る臨場感がありました。
日本映画の傑作の一つです。
真田広之の演技も良かったのですが宮沢りえもかなり光っていました。
日本的な武家の女性を見事に演じていました。
脇役として光っていたのが、真田広之が藩命を受けて討ちに行った、田中泯と言う役者です。
私が全く知らない役者でした。
結構渋い演技をしていました。
山田洋次の演出が優れていたのが大きいと思いますが、討たれ役として良い味を出していました。
お勧めの作品です。
あなたも一度ご覧になっては如何ですか?
海坂藩を検索で調べましたら、何と架空の藩と言う事です。
然し、藤沢周平の出身地、庄内藩(鶴岡藩)がモデルだそうです。
海坂藩を舞台にした作品に2~3年ほど前NHKで蝉しぐれと言うのが有りましたがあれも良かったです。
海坂藩作品は、東北人のひたむきで真摯で誠実な人柄がひしひしと伝わります。
そう言えば私は、藤沢周平の本を一冊も読んでいないと思います。
今度機会があれば是非読んでみたいと思います。
おやすみなさい。
平成18年12月08日(金) 10:28pm(NZ時間)
■ 君に幸あれ ■
おばんです、みなさん。
今日は曇りと雨でした。
又いつものオークランドに戻りました。
でも少しずつ夏に向かっている気配を感じる今日この頃です。
1年か2年くらい前にここで書いたことがある、私の知り合いの日本人女性が結婚しました。
明日はその結婚披露宴です(Post wedding party)。
新居団欒会も兼ねています(House warm up party)。
私が彼女に初めて会ったのは4~5年前だと思います。
彼女は私の同郷の友人宅に下宿していました(ハイからな言葉言うとボーダー、Boarder)。
昔、むか~~~し 私が学校で英語を勉強していた時の記憶ではBoarding houseは食事つきの下宿で、Lodging houseは食事なしの下宿と習いました。
今でもそんな細かい区別があるのかどうか或いは、不覚にもアメリカ語を盛られたか不明です。
私の記憶は戦前のそればかりですから21世紀の現在は適用できない事が度々あります。
彼女は食事なしの下宿人でしたからBoarderとは言わないかもしれませんがそれはひとまず置いておきます。
その彼女がニュージーランドに移住したイギリス人の彼氏と正式に結婚し親しい友人を呼んで宴を開く事になりました。
彼女は、4~5年前にニュージーランドに来る数年前に既にワーホリでニュージーランドに1年滞在した事があるそうです。
ワーホリの後、日本に帰りその後数年して日本の仕事を辞めてニュージーランドに数ヶ月遊びに来たそうです。
2~3ヵ月後には日本に帰るつもりだったそうです。
然し、英語は全く問題なく、性格も良く、知性も豊かな女性でしたので大家である私の友人に買われ、友人経営の会社に短期で働く事になったそうです。
それから彼女の運命は変わりました。
いや、日本で仕事を辞めてニュージーランドに来ると決めた時に彼女の運命は変わっていたはずです。
丸山明宏(三輪明宏)が言っています。
運命は青写真のようなもので、自分の意思で変わる。
自分の意思とは、決断です。
又普段の心がけや行いも含まれます。
彼女はほんの数ヶ月ニュージーランドに遊びに来るつもりでしたが彼女の人生は一転しました。
若し、ずっと日本に居たならば、日本人の男性と結婚して全く別の人生が有ったと思います。
然し、彼女はニュージーランドに来る、たとえ休暇であっても来ると決めたのは彼女自身の決断です。
決断などと言うような仰々しいものではなく単なる気持ちの転換だったと思います。
それが今後の彼女にとってどのように違う人生をもたらすか?
それは間違いなく仕合せに満ちた人生だと思います。
それは自分の意思で決める事です。
運命に流される事なく自分の意思で仕合せな方向へ向かっている瞬間です。
君に幸あれ。
平成18年12月07日(木) 08:19pm(NZ時間)
■ ニュージーランド不動産狂想曲 ■
おばんです、みなさん。
今日も良い天気でした。
昼間外に出ると私の頭のてっぺんがとても暑かったです。
別に私が禿げだと言っていませんです、はい。
禿げでないとも言っていません。
さて一体何でせう・・?
紫外線が余りにも強く目を開けているのも楽ではありませんでした。
こげ茶色の瞳でも余りにも日光が強くまともに目を開けていられないのです。
これが青い目だったら色眼鏡なしでは目を開けていられないのはうなずけます。
最近はかなり日も長くなって9時頃まで陽が残っています。
「Real estate firm pays price for underselling home」
これは今日のNZ Heraldのある記事の題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)です。
「不動産会社が不当な安値で家を売り賠償命令」のような語感です。
約百万ドル相場より安く家を売った代償としてオークランド高等裁判所は、Premiumと言う不動産会社に元の家の所有者に90万ドルの支払いを命じました。
百万ドルを日本円に換算するとNZ$1 = ¥80とすると約8千万円です。
90万ドルは、約7千2百万円です。
このHPで$とかドルと言う場合、ニュージーランドドルの事です、米ドル(US$)ではありません。
Premiumと言う不動産屋がオークランドにありますが、そこが元の家の所有者(ハイカラな言葉で言うとオーナー)に訴えられたのです。
詐欺的売買の誘導と言う感じの犯罪のようです。
訴えた家の元所有者は、オークランド在住のカップルでMilfordのBeach Roadの崖の上ある家を2004年の4月にPremiumを通して打ったそうです。
$2,575,000(約2億強)でPremiumは売ったそうです。
その約半年後にその家を$3,555,000で又売ったそうです。
たった半年後に約百万ドルも高く売っています。
この代償としてPremiumは元の家の所有者に訴えられ、裁判所は90万ドルの支払いを命じられました。
日本でしたら恐らくこれは犯罪にならないでせう。
それにしても怖いのはニュージーランドの不動産狂想曲です。
未だに不動産相場は上がり続けています。
1軒目を持っている人は良いのですが初めて家を買おうと思っている人達にはもう手が出ないところまで行ってしまいました。
11月にオークランドの平均住宅価格が初めて50万ドルを超えました。
50万ドルと言えば、約4千万円です。
日本の話ではありません、ニュージーランドの話です。
いつか誰かがばばを引きますね。
怖いです。
おやすみなさい。
平成18年12月06日(水) 11:41pm(NZ時間)
■ アジア人口の割合暴騰 ■
おばんです、みなさん。
今日はちょっと汗ばむ陽気でした。
数日前までは寒いと思っていたら一気にこの陽気です。
然し、これが又寒くなります。
1日の中に四季があると言われる気候ですが、それだけ気候の変化が激しい事を物語っています。
「NZ population boosted by Asian and Pacific influx」
これは今日のNZ Heraldの記事です。
「NZの人口がアジア人と太平洋島人の増加により押し上げられる」と言うような語感です。
今年の3月にNZで国勢調査が行われました。
その結果が今日公表され、ニュージーランドの人口増加に占めるアジア人の割合がどの民族よりも多いそうです。
うなずける結果です。
誰もが実感すると思います。
2006年3月の国勢調査の結果ニュージーランドの人口は、4,027,947人でした。
北海道の人口よりも少ないですが、これでもNZの人口は増えているのです。
北海道の人口は約550万人だと思います。
NZの人口を増やしている立役者、それはアジア人と太平洋の島々の人々です。
太平洋の島々の人々をこちらではPacific Islandersと呼称しています。
日本語では通常使わない表現です。
その中でもダントツのTop Runnerはアジア人です。
アジア人とは誰の事か・・?
我々日本人もアジア人に含まれます。
数年前までは、日本人はアジア人と区別され別枠で類別されていたと言う話を聞いたことがあります。
でも日本人もアジア人に含まれているのは言うまでもありません。
NZ Heraldの記事には書いていませんでしたが、アジア人の中で最も多いのは中国人(Chineseと言われる人々)です。
中国人を英語で言うとChineseですが、Chineseは中国国籍の人だけではありません。
台湾、香港、マレーシア、シンガポール、その他東南アジアに沢山居る華僑と呼ばれる人達も皆、Chineseです。
ですから日本語で言う中国人と英語で言うChineseの意味合いはやや違います。
日本人は中国を脱出した中華民族の事を華僑と呼んでいますが、英語では華僑も含めて全てがChineseです。
つまりChineseは、中国を起源とする民族全体の総称です。
然し、Chineseと人括りにされたくない人々も居て、TaiwaneseとかHong Koneseと言う事もあります。
確かに、中国から来た中国人と台湾人や香港人はかなり違います。
中国から来た中国人は、非常に無愛想で傍若無人の人が多く、接客向きではありませんが、接客業を良くやっています。
その点、台湾人や香港人は礼儀作法もあり、愛想もある人が多くかなり違います。
それ故に彼らはイッショクタにされたくなくてTaiwaneseとかHong Koneseと自らを呼称しているのではないかと私は推測しています。
NZの国勢調査の結果について書くつもりでしたが、Chineseと言う文字を打ってしまった瞬間に何かのスイッチが入ってしまったかのようにすらすらと滑らかに筆が進んでしまいました。
さてNZ Heraldの記事に戻ります(NZ統計局のHPで数値が全部出ているはずですから興味のある方はどうぞ)。
その前にNZの国勢調査に於ける人口統計の取り方の説明をしておきます。
NZの人口統計に組み込まれる条件は、国勢調査が行われた日にNZに居て、国勢調査に記入された人全員です。
それが旅行者であれ、数ヶ月の長期滞在者であれ、仕事で出張に来ていた人であれ、どこかの民家に宿泊していてその家の筆頭者が国勢調査にその人を入れたらNZの人口に加えられます。
ニュージーランドの国勢調査の記入方法には、調査時点でその家に居る人は滞在理由やビザなどは気にしないで何でも勘定すれと書いてあります。
さて、アジア人の人口増加率は、2001年比で48.9%増で将に暴騰と言う言葉にふさわしいかも知れません。
それでは、アジア人が何人居るかと言えば、354,552人でした。
マオリ人も人口増加率が高く、7.4%増加したのですがアジア人には足元にも及ばず、20年後にはアジア人はマオリ人の人口を追い越すだろうと予想されています。
マオリ人の人口は、565,329人です。
ニュージーランド全体の人口に占める各民族の割合は、
欧州系 : 67.6%(人口は各自で計算お願いします)
マオリ系 : 14.6%(565,329人)
アジア人 : 354,552人(パーセンテージは各自で計算お願いします)
太平洋島人 : 265,974人(パーセンテージは各自で計算お願いします)
ニュージーランドも先進国の特徴である老人化が進んでいます。
65歳以上人口が全体の12.5%でした。
100年前のそれは4.6%でした。
50年前のそれは9.1%でした。
日本ではどのくらいなのでせうか?
まず間違いなくニュージーランドよりも多いはずです。
若い国は活気がありやる気が有ればどんどん発展します。
老人国家は元気が無くなり発展も鈍くなります。
それは言うまでもありません。
私が小学生の頃、社会科で習った記憶では、人口構成比が釣鐘型は先進国で社会福祉が発達している欧州国家で、ピラミッド型は後進国。
その当時の日本はピラミッド型でした。
(29歳の私ですがちと変ですね・・)
それが今や日本は高齢層が先進国の中でも最も多い国に成ったかも知れません。
釣鐘型の人口構成国家は100年以上前は恐らくこの地球上に存在しなかったのではないかと思います。
近代社会では釣鐘型国家が徐々に増えてきていますが、これは今までの歴史ではありえなかった現象だと思います。
100年以上前まではこの惑星に於ける全ての国家もピラミッド型か或いはそれに近い形の人口構成だったと想像します。
20世紀後半からの地球は今までの歴史と比べると異常な形態を取っていると思います。
科学技術の発達が人の寿命を延ばし、文明の機器を産み、社会を変えてきました。
このまま行けばどうなるか・・?
私は何も心配には及ばないと思います。
人類はそれ程馬鹿ではないと言うのがOptimist Kiwidreamの根拠の全く無い予想です。
さもなくば、自然は、必ず人類を制御すると思います。
自然が人類活動を制御する時、それは自然が人類を大量虐殺する時です。
そこまで行かないで人類は何か手を打つかな・・?
おやすみなさい。
平成18年12月05日(火) 11:46pm(NZ時間)
■ ニュージーランドで指紋押捺義務付け? ■
おばんです、みなさん。
今日は良い天気で暖かかったです。
日が差すと刺す様に暑くなります。
「Migrants may be fingerprinted under future immigration changes」
これは今日のNZ Heraldの記事です。
「入国管理法の変更で将来の移民者は指紋押捺?」させられるかも知れないそうです。
まだ案の段階ですから何とも言えません。
この変更で技術を持った人間が移民しやすくして安全性を高めるのが目的らしいですが、どうも良くその真意が分かりません。
と言うか記事の冒頭のみを読んでここで紹介しているので、最後まで読むと分かるかも知れませんが。
指紋押捺でどうして高度の技術者が移民しやすくなるのか・・?
又どうして安全性が高くなるのか・・?
不思議です。
真意は別にあるのかも知れません。
民族によってはその大半が犯罪者と言う事も有り得ます。
さてそれが何処の民族とは私は一言も言っていません。
民族による犯罪発生率を公表したら興味深いと思います。
統計局はそんな数値を持っていないのでせうか?
万一持っていても公表できるはずがないですね。
ニュージーランドでは民族や性別や宗教や年齢などによる差別を結構厳しく禁じています。
日本はその点未だに差別と意識もせずに差別しています。
お国柄ですね。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月04日(月) 10:46pm(NZ時間)
■ 便所色の電灯 ■
おばんです、みなさん。
オークランドは今日又曇りを基調として時々雨でした。
オークランドと一言で言っても広いのでCityの方は知りません。
Cityは、もっと雨が多いと思います。
Cityの意味は以前も何度も言いましたのでご存知ですね?
アメリカ語で言うとDowntownに相当すると思います。
つまり繁華街の事です。
いや繁華街とは又ちょっと違うかも知れないです。
オフィスビルや大きなお店などが軒を連ねている町の中心街の事です。
やっぱし、繁華街でいいのか・・?
このHPのお客様はすっかり減ってしまいましたが、約8割が初めての方なので毎回説明が必要です。
便所と言う言葉の響は何故か汚い印象があります。
昔の日本の汲み取り式の臭くて暗くて黄色い裸電球があって不潔な印象が便所と言う言葉とパッケージとなっているのかも知れません。
アメリカ人がToilet と言う言葉を嫌うのと良く似た感じですね。
イギリス語ではToilet で問題ありません。
ニュージーランドも勿論Toiletは市民権を得ています。
アメリカ人は、Toiletと言う言葉を嫌うのでBathroomとかRestroomとか言います。
実際はBathなどは備え付けられておらず、便器だけがある正真正銘の便所です。
それなのにBathroomと言ったり、Restroomと言ったり、表記ではMensとかGentlemenとかKingとかです(女性型は省略しますので各自でお願いします)。
日本の昔の便所には裸電球が付いていた事が多かったです。
薄い蜜柑色(みかんいろ)のような色の裸電球です。
最近の日本の家では殆ど使用されなくなったあの感じの悪い色の裸電球です。
西洋人は何故かあの気持ち悪い色の裸電球がとても好きなようです。
私が思うに青とか緑とか灰色とか色付きの目の人達にはあの色が心地よいのではないかと想像しています。
然し、誰かに聞いて確認した訳ではありません。
色付きの目は太陽光線にも弱いです。
昔、新荘が大リーグへ行って外野フライを取った時、色眼鏡をかけないで裸眼で捕球した事があります。
それを見て大リークの実況中継のアナウンサーはびっくりしていました。
「日本人はこんなに日が照っているのに色眼鏡をかけずにまぶしくないのでせうか?!?」と驚いていました。
色眼鏡の事を最近はサングラスと言うのは私も知っていますです、はい。
我々の濃い茶色の目は色付きの目に比べると太陽光線に強いようです。
白人はちょっと日が照ると直ぐ色眼鏡をかけます。
何故なら彼らの目には太陽光線がまぶしすぎて耐えられないのです。
色付きの目は、繊細な色の違いも識別するのは不得意と言う話です。
又、色付きの目は遠くを眺めるのに適していると私は思います。
狩猟向きなんだと思います。
それ故に白人は余り近眼になりません。
我々は彼らに比べると近眼になりやすいです。
やや日が落ちて、暗闇が迫る頃の大空の色は蜜柑色に近いです。
そんな夕暮れに動物を捕らえる為に彼らは狩猟に出かけ遠くを見ていたのかも知れません。
それで彼らはあの気持ち悪い裸電球の色が好きなのかも知れません。
西洋人の家の中は、大抵裸電球に傘をかぶせただけです。
蛍光灯を使っている西洋人の家と言うのは私は見た事が有りません。
暗い裸電球を点けて暗い家の中で彼らは生活します。
そうです、あの便所色の裸電球です。
他の東洋人は知りませんが日本人は蛍光灯を好みます。
今時の日本で裸電球を家で使っている人は滅多に居ないと思います。
私は青っぽい蛍光灯の色が好きです。
くすんだ黄色っぽい蛍光灯の色は余り好きではありません。
と思いきや、最近の日本人は西洋人を追従して便所色の電球をハイカラだと思い込んで高級感があるとかで使い出したと聞いたことがあります。
本当かどうかは定かではありませんが、若し本当だとしたら可笑しいですね。
まぁ、人好き好きですから好きなようにすれば良いと思いますが。
参考までに今この記事は、便所色の裸電球の部屋で書いています。
と言うかどの部屋も便所色の裸電球しかない。
蛍光灯をつけるように出来ていない。
若し、蛍光灯を付けるとなると、電気屋に頼んで設置するしかない。
そこまではやる気がしないと言うか金がもったいない。
4畳半の裸電球の部屋・・を連想してしまいます。
今宵があなたにとって素敵な月曜の夜になる事を願っています。
平成18年12月03日(日) 11:14pm(NZ時間)
■ 男日照 ■
おばんです、みなさん。
今日もオークランドは良く晴れていました。
午前中は暖かかったのですが午後から又風が強くなりかなり涼しかったです。
夜になると寒かったです。
「Single women ask 'Where have the good fellas gone?'」
これは今日のNZ Heraldのある記事の題名です。
要約すると「"良い男はどこさ行った?"と独身女性は聞いている」(余り良い訳ではない)。
上の写真のような若く美しい独身女性が嘆いています。
ニュージーランドは良い男干ばつ状態だそうです。
男は沢山居るのは間違いないですが、良い男が不足しているそうです。
良い男は、一体どこさ行ったのでせう・・?
私が思うに何処にも行っていないと思います。
最初から居なかっただけだと思います。
彼女達は女性達で集まれば男日照の話ばかりしているそうです。
古今東西何処でも同じですね。
良い男が昔巷に溢れかえっていて今はどこかさ逃げ出したと錯覚しているのだと思います。
昔も今も良い男は何処にも逃げていません。
ただ、居ないだけなのです。
良い女も同じです。
目標値を高く設定していると尚更です。
いや、違う!
良い男も良い女も居る!
ただ少ないだけ。
万一そんな男や女が居たら既に人のものになってる確率が96.3%です。
今夜はこれにてごめん。
平成18年12月02日(土) 10:53pm(NZ時間)
■ クリスマスまで ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランド良く晴れていました。
家の中は寒かったのですが日差しが強かったので外は暖かいだろうと思い私は散歩に出ました。
然し、風は冷たかったです。
まるで道東の夏のようでした。
本当の事を言うとニュージーランドも、もう夏に入っています。
12月と言うと北半球の6月に相当します。
でもまだまだ寒いです。
夏は年明けからです。
それまでは冬です。
クリスマスを過ぎた頃ようやく夏かなと思う天気になります。
それまでは冬です。
北海道の道東です。
道東の夏を思い出して下されば宜しいかと思います。
心して来て下さい、若しあなたが今ニュージーランドに来るのでしたら。
おやすみなさい。
平成18年12月01日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 師走 ■
おばんです、みなさん。
今日のオークランドは比較的良い天気でした。
時々雨も降りましたが晴れ間の方が多く気温もある程度まで上がりました。
漸く夏の兆しが見えてきたかも知れません。
でも夜になると寒いのは同じです。
これがクリスマスの頃まで続くのが例年です。
日本の内地の夏よりはずっとましです。
あの狂ったような夏はごめんです。
おやすみなさい。
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