コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - April 2007.
当ページを立ち上げた日 平成19年04月06日(金)
平成19年04月30日(月) 10:35pm(NZ時間)
■ Fisher & Paykel工場をタイへ移転 ■
おばんです、皆さん。
今日は雨のオークランドでした。
暗く寂しく陰気な雰囲気漂う空気の街でした。
でも寒くなかったです。
先週辺りからFisher & PaykelがNZの工場をタイに移転すると言うので政府と産業界は大騒ぎです。
産業界と労働界はNZ政府を集中攻撃しています。
先週の2007年4月26日にNZ準備銀行が政策金利を7.50%から7.75%に上げると発表して直ぐ、Fisher & Paykelはタイへの工場移転を公表したそうです。
NZ政府が舵取りを間違い政策金利をバンバン上げるからNZドルが異常に高くなり過ぎたと非難されています。
NZドルが高すぎるから輸出産業が深刻な打撃を食う。
先進工業国なら今まで散々味わってきた苦悩を今始めて味わって居ます。
1985年日本円がUS$1 ≒ ¥180前後だったのが一気に130円くらいまで上がりました。
そして日本の製造業の多くが東南アジアやその他の安い労働を提供できる国々へ出て行きました。
アメリカなどはもっとずっと前に海外へ工場移転していました。
それにしてもFisher & Paykelが輸出していたとは知りませんでした。
その前にFisher & Paykelの説明でした。
つい例のあの落とし穴にはまりそうになりました。
Fisher & Paykelは家電製品の製造メーカーです。
NZでは珍しいメーカーらしいメーカーです。
しかしその製品はちょっといただけません。
日本の高度に洗練された家電製品に慣れている我々にとっては、Fisher & Paykelの洗濯機などを見るとおいおいと言う気がします。
ガタイがごっつく壊れやすいと言う印象がその製品から滲み出ている感じがします。
私は同社は英国のメーカーではないかと思っていました。
純粋にNZ国籍の会社なのかどうかちょっと調べてみましたが分かりませんでした。
でも私はNZに来る前から同社の名前を知っていました。
あぁ昔良く見たBrandだと思いました。
一体私はどこでこの社名を見て憶えていたか自分でも良く分からないのですがひょっとしたらシンガポールかも知れません。
Fisher & Paykelはタイに工場を移転する事で350人の社員がLayoffされるそうです。
Layoff(レイオフ)って外国の企業が良くやるので良く聞きますが、一体首と何が違うのでせう?
Layoffは将来復帰する機会が残されている首切りです。
ですから予備軍人のように事あると呼び出される可能性が残されていると言うことです。
実際にその会社に戻る事があるのかどうか知りませんが殆どないはずです。
アメリカなどではLayoffした社員を呼び戻したと言う話を読んだ気がしますが。
Fisher & Paykelの発表の数日後、Sleepyheadと言う寝台(ハイカラな言葉で言うとベッド)メーカーも来年 中国に工場移転するかもしれないと発表しました。
Sleepyheadは250名をレイオフする予定です。
NZを代表するメーカー2社合わせて600名の首切りです。
日本のメーカーが首切りを断行する時は数千人になりえます。
日本の場合は首切りとか馘首(かくしゅ)とは言わず、リストラとか早期退職と言う巧妙な手法を取って居ます。
でもアジアの低賃金国に工場を移転したら世界に対する目が開けて輸出も拡大するかも知れません。
結果としてNZに良い効果を生むかも知れません。
人間社会の富を創出しているのはメーカー(工業)がその中心だと私は思って居ます。
農業や鉱業もその一翼を担っていると思いますが何と言ってもメーカーが一番だと思います。
20世紀後半から人間社会はサービス業の時代に入りました。
銀行、保険業、証券業、旅行・観光業、教育産業などなどサービス業の全盛時代になりました。
そしてサービス業が巨大な利益を生みその業界の人々は高収入を得て居ます。
しかし、製造業なしではサービス業も成り立ちません。
全員がサービス業に従事したとしたら車もテレビもパソコンも電話もDVDも机も鋏も食料も衣服も何も無くなります。
所詮サービス業は製造業が生み出した富を利用しているだけです。
人が汗水たらして得たお金を利用しているだけです。
NZは農業国家と言う印象が強く製造業の面影が非常に薄いです。
でもやはりNZにも製造業があったのです。
そして輸出もしていたのです。
恐らく世界で余り通用する製品とは思いませんがそれでも買っていた国があったのです。
今はそれもままならなくなりました。
NZの世界における地理的位置、人口を考えると輸出基地に最も不向きな国だと思います。
人件費も安くない、生産効率も悪い、品質も優れているとは到底言えない。
これからNZはますます輸入体質が強化されると思います。
いつまでこのNZドル高が続くのか分かりませんがここ数日の騒ぎを見ているとそろそろ臨界点に達したかと思います。
しかし、NZ経済がある程度安定している限り海外の機関投資家はNZの高金利に吸い寄せられてきます。
経済が破綻するとどんなに金利が高くても投資家は寄り付きません。
その臨界点は超えつつあるのかそれともこれからも続くのか・・?
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月29日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 人殺しの犬 ■
おばんです、皆さん。
日本の皆さんは連休2日目を如何お過ごしでせうか?
でもみんなが休みの時に仕事の人もいますね。
NZでは犬が人を襲う事故がとても多いです。
時には人が死んでしまう事もあります。
大怪我の場合が多いです。
法律では犬を放し飼いにしてはいけない事になっています。
でも自由に動き回る獰猛な犬も結構います。
飼い主は結構平気で離します。
事故が起きて当たり前と言う感じがします。
余りにも犬が人を襲う事故が多いので犬規制法案が議論されています。
今の法律でもきちんと守っていれば問題ないはずですが実際は犬を離している人が多いのです。
そんな状況を打開するために法律を厳しくしようとしています。
私の見る限りではKiwiは思った以上に法律を良く守ります。
でも犬に関しては頂けません。
自分の家の広い庭で犬を離すのは分かりますが、その犬が外に飛び出したら殺人兵器に早変わりします。
決して外に出る事が出来ない監獄のような家の庭なら大丈夫でせうがそんな家はありません。
犬は人の知らぬ間に外に出ることもありえます。
ひどい場合には、散歩の時に自由にさせている飼い主も居ます。
小さな犬ならまだ良いですが獰猛な犬なら非常に危険です。
そんな訳で犬の殺人事件や傷害事件が後を絶ちません。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月28日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ オークランドのラッシュアワー ■
おばんです、皆さん。
今日少しだけ雨が降りました。
ポツポツと降り直ぐやみました。
今日から日本はゴールデンウィークですね。
9連休の人も多いと思います。
有意義な休日をお過ごし下さい。
2007年6月1日からNZの切手代が上がります。
今は国内普通郵便(120 x 235mm)の切手代は$0.45(45セント)です。
それが$0.05(5セント)上がって$0.50になります。
A4サイズ以上(260 x 385mm)の郵便ですと$1.00になります(今は$0.90)。
日本向けは今まで$2.00でしたが、6月1日以降はいくらになるか分かりません。
NZでは余り交通渋滞がありません。
特に東京や大阪のような大都会で起こるような激しい渋滞はないと言っても良いでせう。
でもオークランドでは渋滞があります。
ラッシュアワーには高速道路(Motor Way)が結構激しい渋滞になります。
特にCityに入る箇所でひどいです。
朝の通勤時にNorth ShoreからCityへ向かう時のHarbour Bridgeは混みます。
でものろのろながらも進みます。
私が知ってる東京の渋滞のように一歩も進まないのと比べるとまだずっとましです。
オークランドのラッシュアワーは不思議です。
夕方のラッシュアワーは3時半頃から始まります。
5時過ぎなら分かりますが、4時前には既にラッシュアワーが始まるのは解せません。
どうして3時半頃からラッシュアワーが始まるかと言うとその頃仕事を終わる人が結構居るからです。
高速が混むのですから帰る人が多いと言うことです。
Kiwiは朝が早いです。
全員高血圧ではないかと思われるくらいです。
夜は早く9時過ぎにはもう布団の中です。
朝は一体何時頃起きてるのかと思うのですが、5時頃には起きてると思います。
7時に仕事を始める人は結構居ますし、もっと早い人も居ます。
NZの会社は社員の個人的都合を比較的良く考慮してくれるようです。
3時過ぎに子供を学校に迎えに行く職業婦人(ハイカラな言葉で言うとキャリアウーマン)の主婦も多いです。
それが一番大きな原因かも知れません。
そんな訳でオークランドの夕方のラッシュアワーは早く始まります。
朝は8時頃がピークだと思いますが7時でも結構混んで居ます。
車通勤の人が結構多いですが、Cityですと駐車場が高いのでバスの人も多いです。
朝夕はバス専用レーンが稼動しバスはすいすいと進みます。
勿論バスレーンを乗用車が走る事は出来ません。
そんな訳でCityに職場がある人は、バス通勤の人も結構多いです。
今宵があなたにとりまして素敵な土曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月27日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは暖かく良い天気でした。
でも夜遅くから雨が降り出し風がとても強くなりました。
また雨が続くのでせうか?
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月26日(木) 09:27pm(NZ時間)
■ 政策金利が7.75%に上昇 / オークランドに10セントのガソリン税導入? ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは暖かく良い天気でした。
秋は着実に深まり冬が直ぐその後ろに隠れて居ます。
冬の顔が見えるのは間近です。
毎日雨ばかりのオークランドの冬です。
でも冬と呼べるほどの代物ではありません。
雪は1個も降りません。
やはり予想通り今日2007年4月26日(木)政策金利(OCR = Official Cash Rate)が上がり、7.75%になりました。
昨日までのそれは7.50%でした。
前回の政策金利見直しが2007年3月8日でその時も7.25%から7.50%に上がりましたので2回続けての金利上昇になります。
これは国民にとって結構大きな影響が出るかも知れません。
NZ国民が全員関心を持っている住宅ローンの金利にも影響が出るからです。
今抱えている住宅ローンの返済ができなくなる人出てくるかも知れません。
NZの銀行が住宅ローンとして提供する固定金利は2年単位のようです。
もう直ぐ住宅ローンの金利の更新をしなければいけない人は深刻かも知れません。
この3年くらい異常に加熱したNZの不動産相場が一気に崩れるか、はたまた海外のお金が高金利を目指してNZに更に殺到してバブル景気に拍車が掛かるか・・?
市場の分岐点は超えたか・・?
「10c tax on petrol to pay for roads, trains」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。
オークランド地方にガソリン税が導入されそうだと言う内容です。
レギュラーガソリンで1リッター当たり10セント($0.10/Litre)との目論見です。
10セントの3分の1強の3.5セントがオークランド郊外の鉄道の電気化工事(現在NZに電車はありません、全てディーゼルで利用者は非常に少ないです)に充てられる予定です。
残りはRodney District(ロドニー地域 = オークランド北部地方)のWhangaparaoa半島と北部高速道路(Northern Motorway)の連結及び、Manukau(オークランド南部地方)とWaterview(オークランド西部地方)を結ぶ南西部高速道路の完成に充てられる計画です。
参考までに最近のガソリン価格を言いますと一昨日2007年4月24日までレギュラーガソリン(91オクタン)は$1.52/リッターでした。
今日のそれは$1.56/リッターでした。
4セントも一気に上がっていました。
若し、この法案が法制化されれば、1リットル当たりのレギュラーガソリンの値段は、$1.66になります。
オークランド地方だけの値上がりです。
他の地域は関係ありません。
これは住民の賛同が得られるかどうか疑問です。
オークランドに見習いウェリントンも地方ガソリン税を導入するかも知れないそうです。
ただし、1リットル当たり10セントにもならないだろうと言うことです。
更に他の地方も右習えの可能性が出てきます。
公共交通の増強のために地方ガソリン税を導入すると言う考えは以前からあったそうです。
先月オークランド地方がガソリン税導入に賛同した事によりNZ政府はオークランド地方の鉄道電気化に乗り気になったようです。
5億6千万ドル(約500億円相当)の電気化計画は、ウェリントン議会で長期に渡り審議されてきました。
NZ政府は燃料税権限を地方に移譲したかったようです。
それにより公共交通工事の財源確保のため燃料税を上げたようには直接見えない。
国民の目を煙に巻こうと言う企みですね。
これで次回の国政選挙も労働党有利に運ぼうと考えているのでせう。
1993年にもガソリン税の権限を地方に移譲したそうですが賛同を得られずぽしゃったそうです。
今回は、鉄道電気化により気候を変化させようと言う考えもあり賛同を得られるかも知れないと期待しているようです。
気候を変えるとはちょっと大袈裟ですがディーゼルから電気になると確かに排出ガスは出ません、電車からは。
車からは依然としてバンバン出続けますが。
緑の党(Green Party)が特に鉄道の電気化に相当な熱意を持っているそうです。
環境を本当に考えて居るなら、殆ど走って居ないディーゼル鉄道なんかよりディーゼルトラックやバスなどの方が何倍も汚い排気ガスを出しているはずです。
環境に情熱を持つならそこをターゲットにすべきですが、殆ど影響がないと思われる鉄道に執着していると言うのは解せません。
裏があるとしか思えません。
今宵があなたにとりまして素敵な木曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月25日(水) 11:49pm(NZ時間)
■ 高校生が友達を暴行しYouTubeにUpload ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは暖かく良い天気でした。
今日はAnzac Day(アンザック・デイ)で国民の休日でした。
この写真は今日の早朝、日が昇り始め気温が急に上がり冷えていた空気を一気に暖めたために辺り1面が霞となった光景です。
幻想的だったので写真を撮りました。
「You Tube attack leads to expulsion」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。
Hastingsと言う北島の東に位置する小さな町で起こった事件です。
その町のHigh School(高校と思われる)で起こった事件です。
学友を公園におびき出し暴行を加えその様子を撮影していてYouTubeに載せました。
被害者の生徒は1人だと思います(Four pupils from a Hastings high school have been expelled in the wake of an attack on a schoolmate that was filmed and posted on the internet. a schoolmateと単数形です)。
学校名や被害者生徒の固有名詞は公開されて居ません。
YouTubeは殆どの人が知っていると思いますが、動画などを個人で載せる事ができるウェブサイトです。
去年GoogleがYouTubeを買収した事で結構騒がれました。
そのサイトに個人で撮影した動画やTV番組や映画などをUploadできる仕組みです。
YouTubeと言うキーワードで検索すればすぐ分かります。
この暴行した4人は退学になりました。
その内の14歳と16歳の生徒2人は傷害罪で告訴されました。
いやな事件ですね。
日本の学校では生徒同士で殺しと言う事件も結構ありますが、日本でもNZでもそんな事件は無くなって欲しいものです。
今夜はこれにてごめん。
PS. Upload(アップロード)と言う言葉に日本語訳を付けたいと思います。
「上送(じょうそう)」と言う訳は如何でせうか?
ますます分かりにくいでせうか?
Uploadと言う行為そのものが理解しにくいでせうか?
HPを作っている人なら誰でも知ってる言葉ですが一般に通用しているかどうかが分かりません。
平成19年04月24日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ Anzac Day(アンザック・デイ) ■
おばんです、皆さん。
今日も程よい気候で良き日でした。
明日はAnzac Day(アンザック・デイ)でニュージーランドの休日です。
Anzac dayをNZのサイトでちょっと調べてみました。
Anzac dayは毎年4月25日に固定しています。
1915年第1次世界大戦に英国軍の1部として参戦したNZと豪州連合軍がトルコのGallipoli半島上陸作戦で大きな被害を負った戦いです。
その上陸開始日が1915年4月25日でした。
その悲劇を記憶にとどめておく記念日です。
記念日は良い事柄だけを記憶しておくとは限りません。
忌まわしい事柄も記念日になりえます。
日本で言う終戦記念日などはその例です。
Gallipoli半島は、エーゲ海(英語表記Aegean Sea)に突き出た小さな半島です。
ANZACはAustralia New Zealand Army Corpsの略です。
Corpsは軍隊の事です。
Armyも軍隊の事です。
Armyと言うのは第1義的には陸軍を意味しますが、一般的な意味で軍隊を意味します。
1915年英国・フランス連合軍が9ヶ月に渡りGallipoli半島の支配をめぐり当時のオスマントルコ帝国(Ottoman Turkey)と争いました。
戦略的に重要な半島だったのだと思います。
地中海と黒海を結ぶダーダネルス海峡(The Dardanelles、地中海側でガリポリの方)とボスポラス海峡(黒海側)のある入り口の半島です。
高校の世界史の時間に習った記憶がありますね、この2つの海峡名は。
そのGallipoli半島上陸作戦で英国(NZと豪州軍を含む)・フランス連合軍は惨敗しました。
英国・フランス連合軍は約4万4千(内NZ2,721名、豪州8,700名)の戦死者を出しました。
トルコ側の戦死者は、約8万7千。
この戦いは第1次世界大戦の中で見ると小さな戦いでしたが、NZにとっては、国家としての独自のIdentity(アイデンティティー=自分は誰なんだ?と言う事)を意識する上で大きな意味がありました。
NZが世界に踏み出た最初の事件でした。
ずっと英国を母国と考えてきた人達がNZを1つの国として自分たち自身のIdentityを自覚する契機になったのだと思います。
それにしてもAnzac Dayを調べていてどうも腑に落ちない事が一つありました。
Anzac Dayと言うキーワードで検索して一番に表示されたサイトから見ていきましたが、Gallipoli半島で起こった戦争と書いてあります。
ところがその肝心要のGallipoli半島はどこの国にあるのかが書いてないのです。
一体これはどういう事かと不思議でなりませんでした。
トルコかギリシャの辺りなのは既に知っていましたが、それを間違いないように特定したいのです。
それで3番目に表示されたNZ政府のAnzac Dayの説明サイトを見て初めてトルコだと確認できました。
それにしても不思議です。
今宵があなたにとりまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。
平成19年04月23日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ Milford Shopping Mallで火事 ■
おばんです、皆さん。
オークランドの空は今日も晴れて暖かったです。
私のPCの調子が最悪です。
ほんの数十分で電源が勝手に落ちます。
CPU(Central Processing Unit = 中央演算装置)の異常加熱のなせる業です。
新しいPCが欲しい!
最近のPCなら性能も良いのでせうね?
CPU、メモリー、HDの容量が大規模に増えているのは間違いない。
それ以外にも進歩していると思う。
ところでWindows Vistaの評判はどうなんでせう?
余りニュースを聞きません。
今度のWindowsは「Long Horn」と言う名前になると2年くらい前に聞きましたが話が違っています。
発売もかなり遅れましたしね。
今日の午後3時半頃MilfordのShopping Mall(ショッピングセンター)で火事があったそうです。
Milfordのショッピングセンターと言えば嘗ての私の縄張りですた。
あそこが家事になったのかと思いました。
数百人の買い物客は非難したそうですからぼやじゃありませんね。
消防車が12台出動してその他にもパトカーや救急車も出動したそうですからかなりの騒ぎになったと思います。
出火元は$2ショップだそうです。
日本で言う100円均一です。
こっちでは$2 Shopと言いますが日本の100円均一のように良い商品は余りありません。
$2 Shopをやってるのは大体がChineseかKoreanです。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月22日(日) 05:01pm(NZ時間)
■ 時間と空間の続き ■
おばんです、皆さん。
今日は、とても良く晴れていて暖かいです。
今5時過ぎですが煌々としていた太陽の光にやや勢いが失われようとしています。
2007年4月17日の気まぐれで時間と空間について書こうとしましたが書いているうちに話の方向が変わったので今ここでまた書直します。
時間と空間と言うと何となく固い印象ですが、要するに無駄の事です。
つまり、無駄な時間と無駄な空間があふれていると人はのんびりしてくつろいだ気分になります。
それで生活の質が高まったと感じると思います。
でもお金がないと全く始まりませんので文明人であるならお金も必要不可欠です。
時間と空間とお金があれば品質の高い生活を味わう事ができると思います。
しかし、時間と空間の無駄は許されない社会もあります。
日本がその典型です。
全てにおいて精密機械のような正確さと迅速さが要求される社会では実現が無理です。
ニュージーランドのように無駄な時間と無駄な空間が溢れていると人はゆったりとした雰囲気を味わえます。
そんな雰囲気を演出できるのは人が無駄を罪悪視しないことが最低条件になります。
つまり人が無駄な時間と無駄な空間を作り出して居ます。
物事の進行は遅く、ミスだらけで無駄も多い。
それに対して余り頭にこないだけの余裕と言うのかいい加減さと言うのかチャランポランさと言うのかそんな無駄を受け入れるだけの気持ちが生活文化として根付いている。
そんな人たちの集まりであれば、無駄(遊びの)な時間と空間がごく当たり前に出来上がると思います。
これは日本では決して実現できない事です。
ですからニュージーランドに居る間は、日本と同等のサービスを求めても無駄です。
効率が悪いのを受け入れその代わりにゆったり感を味わえると思わないといけないように思います。
日本のような正確無比+迅速さとゆったりのんびり感は同居不可能です。
お互いに打ち消しあう要因です。
無駄な時間の代表は休暇です。
苦しい言い訳や嘘をつかないと休めないのではなく遊ぶために休暇を取るのが当たり前で社長から平社員まで、総理大臣から平議員まで、校長先生から平先生まで同様に休暇を取る。
無駄な空間は、至る所にある芝生や公園や広すぎるほどの事務所や工場や公共施設や色んな建物などです。
そして休暇にはどこかへ行けるだけのお金がある事。
この3拍子が揃えば言うことないですね。
お金は世界中どこの国でも得ることが可能ですが、時間と空間は社会全体を構成している人とその人を作っている歴史と文化が醸し出します。
それは備わっている国とそうでない国があります。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月21日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 南部武士渡辺謙 ■
おばんです、皆さん。
今日は、良い天気でした。
一適も雨が降りませんでした。
降りそうな雲行きの時もありましたが何とか持ちこたえました。
先日私は壬生義士伝と言うTVドラマをDVDで見ました。
主演は渡辺謙です。
壬生(「みぶ」と発音します)と言えば当然新撰組です。
今は京都のど真ん中ですが幕末の頃はかなりの田舎だったそうです。
そんな事を司馬遼太郎の本で何度も読んでいます。
南部盛岡藩の足軽の吉村貫一郎があまりにも貧しいゆえに金のために新撰組に入隊し哀しい最後を遂げる話でした。
私は新撰組の本を何冊も読みました。
でも吉村貫一郎と言う人物は知りませんでした。
実在の人物なのかどうか定かではありませんがあのドラマの中では誰からも慕われるいかにも東北人の人のよさが滲み出ていました。
それにしても不思議だったのは渡辺謙です。
彼の東北武士としての演技が余りにもつぼにはまっていたからです。
私は見ていて渡辺謙はきっと東北人だろうと思いました。
東北弁も板についていましたし、何と言ってもあの雰囲気は東北人のそれでした。
もし、彼が東北以外の出身だとしたらあそこまで絶妙な東北人を演じる事はできないと思いました。
私は東北人への愛着が強いです。
とても素朴で原始的な感じがとても好きです。
道産子とはまた違う味があります。
新撰組は良いですね。
何と言ってもあの愚かさが良いです。
時代の趨勢を見る目がなく武骨に旧体制にしがみつくあの陳腐なところがとても好きです。
親藩や譜代が薩長についているのにずっと徳川を信じているあの時代錯誤が哀しくあわれです。
その中でも土方歳三が群を抜いています。
あそこまで迷いなく進むことができれば人は美しいです。
滅び去る体制に最後まで付いて行ったあの精神は美以外の何者でもないと思います。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月20日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ Guten Abend ■
おばんです、皆さん。
今日の昼間はとても暖かかったです。
20度は超えていたと思います。
今日はもう寝ます。
おやすみなさい。
平成19年04月19日(木) 08:31pm(NZ時間)
■ ニュージーランドの住宅価格過去最高 ■
おばんです、皆さん。
今日も20度前後(昼間)の気温で過ごしやすかったです。
ニュージーランドの不動産相場(住宅価格)の過熱振りはちょっと異常です。
誰もが口を揃えて言います。
ニュージーランドの住宅価格は実態以上だと。
それでも上昇を続けて居ます。
これはもう何と言って良いか分かりません。
2年くらい前からもう下がるだろうと言われ続けてきました。
それでも買い手が居て売り手が居て不動産は売れて居ます。
将にバブルとしか言いようがありません。
「House prices hit new record high」
これは今日のNZ Heraldの記事の題名です。
「住宅価格が新記録を達成」と書いています。
中央銀行(RBNZ = ニュージーランド準備銀行の事)が不動産市場を冷却しようと言う思惑とは裏腹に不動産相場は上がり続けているそうです。
つまりNZ準備銀行(日本の日銀に相当する国家の銀行)はこれ以上不動産相場が上がらないように意図しているのですがその通りにはならないと言う事です。
2007年3月度のニュージーランド国内全体の中間住宅価格は2.5%(恐らく2007年2月度に対して)上昇し$343,500になりました。
1年前の2006年3月度価格と比べると13.7%の上昇です。
オークランドでは3%上昇し$443,000になりました。
先月RBNZは、インフレ圧力を牽制するため政策金利(OCR = Official Cash Rate)を7.25%から7.50%に上げました。
結局これも住宅価格上昇要因の一つになったそうです。
市中銀行は今まで競争が激しく住宅ローンを低く抑えてきました。
しかし遂にこらえきれず2年固定金利ローンを0.5%上げ平均で8.79%になりました。
それにも関わらず住宅市場は影響を受けなかった事になります。
つまり値上がりを続けて居ます。
殆どの人は固定金利の住宅ローンを組んでいるので今すぐに金利上昇による負担増には苦しまないでせう。
でも固定金利期間が終わった時どうなるか・・?
次回の政策金利見直しは、2007年4月26日です。
巷では次回また政策金利が上がるだろうと言われて居ます。
若し、本当に政策金利が上がったらどうなるか・・?
これはある分岐点を越えるかも知れません。
今住宅ローンを組んでいる多くの人達に何が起こるか・・?
想像するとちょっと怖いです。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月18日(水) 11:29pm(NZ時間)
■ 車の窓拭きで小遣い稼ぎ ■
おばんです、皆さん。
今日は、比較的暖かく良い天気でした。
外に出た時、電光温度表示計が21度を示していました。
今日もインターネット接続が接続できませんでした。
パソコンやモデムの設定を何度やっても接続できませんでした。
それでとても気が重いのですが致し方なくプロバイダーに電話しました。
そうしたらTelecomの問題でした。
まぁ本当に頻繁にインターネットが止まって困ります。
「時間と空間」の話はまた気が向いた時に書きたいと思います。
今日の昼頃私はManukau City(オークランド南部)のTe Irirangi Driveの大きな交差点で信号待ちをしていました。
するとどこかでパトカーのサイレンの音が1度だけ プォ~ン となりました。
どこにパトカーが居るのか分かりませんでした。
すると直ぐにパトカーが後方から出現しました。
私を逮捕しようとしてるのかと思ったら違いました。
交差点に4~5人くらいの人がブラシを持って窓拭きをしていました。
信号待ちで停まった車の窓を拭くためです。
彼らは勝手に車の窓を拭きます。
そして人によってはお金を払います。
人によってはお金を払いません。
そんな仕事をしてお金を稼いでいる人達を見つけてパトカーがサイレンを鳴らしたと分かりました。
するとパトカーから音声が聞こえました。
「Get off the road!」と言いました。
「Fuck off」とはさすがに言って居ませんでした。
すると窓拭き集団は逃げて行きました。
でも1人だけパトカーの様子を見ながらずるずると残留した人もいました。
窓拭き集団の殆どがマオリかアイランダー系(南太平洋の島々の人達 = Islander)でした。
1人だけ白人が居ました。
今日はとてもパトカーが多かったです。
先週Manukauで起こった強姦事件の犯人捜査のためかも知れません。
41歳の女性が身なりの良い青年に2時間に渡ってひどい性的暴行を受けたと言う事件です。
結構大きく報道されていました。
犯人はマオリかアイランダー系と言う事です。
犯人は若い男らしいですがまだつかまって居ないと思います。
ニュージーランドでは強姦(Rape = レイプ)事件がとても多いです。
毎日のように強姦事件のニュースが報道されています。
警察官も強姦します。
Rotoruaで10数年前に起こった事件ですが未だに裁判をしています。
当時少女だった被害者の父親が警察に行って事件の事を訴えたらしいですが揉み消されたようです。
それから少女にとって重く辛いトラウマとなり10年前後当件を人に言わず耐えてきたそうです。
警察の高官も1人被告として名を連ねて居ます(現在は免職か辞職しているかも知れません)。
警察が犯罪を起こしたら誰が取り締まるのでせうか・・?
最も怖い事です。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月17日(火) 07:54pm(NZ時間)
■ 時間と空間 ■
おばんです、皆さん。
今日は、比較的暖かく良い天気でした。
でも一時雨が降りました。
それ程激しくはなかったですが、それなりに振りました。
停電があると無線LAN Routerの設定がResetされたりFax machineのそれも同じ事が起こります。
また最初から設定しなおさねばなりません。
もう好い加減に停電天国の名前を返上して欲しい。
有り余っている税金をインフラ整備に投資して欲しい。
と言っても民間企業が運営しているので税金は投入できないですね。
ところで最近のニュージーランドドル高は一体どうなってるんでせう?
今日など、現金買いレートで93円を越えてしまいました。
私がニュージーランドに10年前に来て以来最高のNZ$高になりました。
日本円は他の主要通貨全てに対して下落している、つまり独歩安です。
一体世界の経済はどうなってるんでせうか・・?
日本は好景気だと言われて久しいですが、1990年以前の好景気と明らかに違います。
多くの庶民の収入は減り、労働時間は長くなり労働の質は悪化しています。
しかし、日本は輸出で儲けた金がどんどん溜まって居ます(政府財政は大赤字なれど)。
ニュージーランドは、政府財政は大黒字なれど輸出入の収支は大赤字で国家全体で見たらどんどん借金が増え続けて居ます。
これは実に不可思議としか言いようがありません。
かなり前にも同じ題名「時間と空間」で執筆したような気がします。
「時間と空間」とはアインシュタインの立てた一般相対性理論を想起するかと思います。
でも私がここで言うのは物理学の話ではありません。
でも物理学って不思議ですね。
湯川秀樹の中間子理論など一般人がどんなに頭をひねっても分かりようがありません。
大体、原子とか原子核とか陽子とか分子とか中性子とか電子とか一体どうやって推定したのでせう・・?
恐らくアインシュタインが理論を体系化したのだと思いますが普通の人では辿り着けない世界です。
人が分かったと思うのは自分の身体を通して実感できるような場合です。
例えば、5 x 8 = 40 と言う掛け算はみかんが5個並んで居ます。
それと同じように5個並んでいるみかんが8列あります。
全部で何個でせう?
と小学校2年生で習うと子供でも理解出来ます。
それは自分の目、手など身体を通して体験した事から類推して想定出来るからです。
ですから自分の生活を通して実感できない理論は分かったと言う納得感を持てません。
逆に言うと自分の生活や体験を通して実感している感覚に置き換えると分かった気がします。
例えば、風呂にお湯をためてしばらくして入ったら湯船の上の方だけ暖かく底が冷たかった。
ここで温かいお湯の比重は軽い(小さい)と分かります。
冷たくなるほど水の比重が大きくなります。
それは何故か・・?
これは我々の身体で体験した実感に置き換えるのは難しいです。
でも、昔、高校2年(或いは3年?)の物理IIで電子と原子核の関係は後楽園球場(現在の東京ドーム)の真ん中にみかんがあったら後楽園球場の外周の辺りを回っているのが電子だと説明がありました。
原子(核)と電子の距離はそんなに離れているのかと愕然とします。
ましてや電子の大きさは原子核(陽子、或いは陽子と中性子が集まっている)に比べると限りなく小さいそうですからその距離感たるや想像を絶します。
それなのに電子は逃げていかないで陽子に引っ張られ外周を延々と回り続けるのです。
若し、その原子(陽子+電子)に熱を加えたらどうか?
電子は元気いっぱいになりもっと外側を飛び回ると思います(熱エネルギーが高くなるとより大きな外周を描く)。
それは暖かくなると人が外に出て元気に動き回ると言う感じから類推出来ます。
電子がもっと外側を飛び回ると言う事はその原子のがたいが大きくなった事になります。
重さは同じなのにその体積(大きさ)が増えると比重は小さく(軽く)なります。
と言う具合に自分の肌身で感じる実感に置き換えると分かったような気がします。
でもそれには限界があります。
そもそも原子とかその辺の粒子と言うのは実感出来ません。
全ての物質は原子から出来ていると言われてもふ~んと思うだけです。
電気は導電金属と言われる物質の内部にある自由電子と言われる人達が動き回っている状態だそうです。
これは理解しがたいです。
私が高校生の時に想像したのは、ミクロの決死圏のラクウェル・ウェルチのように小人になり電線の内部に自分が入りその中で電子の動きを見た時、電子はどんな動きをしているのだろうか・・?
と言う想像でした。
でも電子は光の速さに近い猛スピードで動き回ります。
電線の原子や不純物が一杯ある中、色んな物質にぶつかりながら猛スピードで動くのだろうかと思いましたがこれは想像しても疑似体験は出来ませんでした。
ましては直流でしたら一方通行でまだましですが交流ですと行ったり来たりしてる事になります。
そりゃもう想像の域を脱している。
このように原子の世界や電気の世界は自分の擬似体験で類推する事すら難しいです。
ですから分かったと言う実感が湧きません。
それは恐らく私だけでなく物理学を専攻している学者でも同じでないかと思います。
そもそも彼らのように優秀な頭脳を持った人達は、私のような幼稚な類推などはしないはずです。
ただ既に構築された理論を駆使しそれから発生する様々な問題を専門的に解明すべく日夜研究に勤しむ(いそしむ)のみだと思います。
そういう人達に難しい説明を聞くとわけわかめです。
コンピュータの根幹を成している半導体と言う物質も高校生の物理で習いました。
シリコン半導体やゲルマニウム半導体があり、電子が1個余分にあったり、電子が1個足りなかったりするそうです。
余った電子が動いたり(N型半導体)、足りない穴を埋めるために隣の電子が次々に移動する(P型半導体)などと言う話を聞きましたがこれも実感出来ません。
つまり物理学は実感できる範囲を超えて居ます。
それ故に難しいと感じます。
でもそんな訳が分からない物質から出来ているコンピュータを我々は使って居ます。
物理学だけじゃなく化学や数学も同じです。
でもそれを構築して来た人達が人類の歴史上に居ます。
一体どんな頭と考え方をする人達なんでせう?
さっぱり分かりません。
彼ら物理学の天才たちは一般人とは違いますから人類に及ぼす影響は理解出来ないようです。
それ故にアインシュタインは原子爆弾を作る理論の基礎を提供してしまいました。
つまり物理学や化学の天才たちは政治家に利用されただけでした。
政治家は文系の人が多いと思いますが彼らは理論は関係ありません。
科学者たちに命令してこんな武器を作れと言うだけです。
世界を動かすのは文系の人達で理系の人達は道具として使われるだけです。
と言い切ってしまうとまた語弊がありますがそれにほぼ近いのが実態です。
「時間と空間」と言う題材で人の生活の豊かさの本質について書くつもりでした。
でも全くあさっての方向さ行ってしまいました。
「時間と空間」についてはまた日を改めて書きます。
今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月16日(月) 08:40pm(NZ時間)
■ 白い車 ■
おばんです、皆さん。
今日は、比較的暖かく良い天気でした。
最近雨が良く降りますが今日は雨も降りませんでした。
何よりです。
雨もほどほどに降らないと困るのですが降りすぎるのも困ります。
中庸は何事につけ大切です。
私は昔から不思議でした。
何が不思議かと言うと日本の車は全部白だからです。
と言うと語弊があります。
全部ではありません。
白い車が多いと言うのがより正確な表現です。
でも全部白と言い切ってしまうとすっきりして分かり易いんですよね。
実際は全部白ではありません。
中には色付きの車もあります。
赤、緑、青、黄色などもあります。
しかし、極めて多くの車が白色です。
どうしてでせう・・?
何故なら日本人は白が好きだからです。
何故日本人は白い車が好きなのでせう・・?
清潔な感じがするから何でせうか・・?
私にも良く分かりません。
私は色付きの車が好きです。
かなりむか~しの話ですが、ジャン・ポール・ベルモンドーの映画を見ました。
ジャン・ポール・ベルモンドーって誰か知ってますか?
30年くらい昔のフランスの映画スターでした。
もう死んでると思います。
私は29歳ですからジャン・ポール・ベルモンドーの映画をビデオかDVDで見たのでせうか・・?
その映画の題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)は忘れましたが、映画の中で車を買う光景(シーン)がありました。
彼(ジャン・ポール・ベルモンドー)は彼女と一緒に車を買いに行きました。
彼は灰色(グレー)が良いと言い、彼女は赤が良いと言う。
結局赤い車を買いました。
そんな訳で映画の中で色んな車の色に目が行きました。
そうしたら色とりどりの色んな車があってとても綺麗だと思いました。
その映画を見て私は日本の車は全て白だとは気づいていませんでした(実際は全部じゃない100台の内1台くらいは色付きがあるかも)。
そしていつの頃か日本の街の中の車の色は、全部白だと気がつきました(実際は全部じゃない100台の内2~3台くらいは色付きがあるかも)。
良くもここまで揃いもそろって白ばかり買うもんだと呆れました。
全く面白くも何とも無い色・・白。
100台の内、2~3台が白なら分かりますが、逆です。
一体彼らはどんな感性を持っているのかと不思議でしたが人の好みは私には関係ありません。
ただ、私の好みと違うだけです、ただそれだけです。
それにしてもあそこまで画一的に揃わなくともと思うのは私だけでせうか・・?
ニュージーランドで嫌われる車の色は、黒、灰色、白です。
売る時も安くなります。
ニュージーランドで好まれる色は、ワインレッド、赤、その他の色、青、緑、黄色、シルバーなどです。
つまり白、黒、灰色以外です。
暗い色は敬遠されます。
日本人と全く好みが逆です。
そしてそれは世界共通だと思います。
日本だけが特殊だと思います。
均一で画一的な事をこの上なく好む国民性ですね、日本人は。
日本の学校でそんな人間を大量生産しているのだと思います。
いや、学校だけじゃないですね、会社も家庭も養老院も少年院も牢屋も職業訓練所も色んな業界団体も労働組合も政党も大学のクラブも何から何まで全て同じだと思います。
物事には全て良い面と悪い面があります。
画一的である事も好ましい結果を生む事が沢山あります。
逆の場合も沢山あります。
今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月15日(日) 11:29pm(NZ時間)
■ 本館の大改修始まる ■
おばんです、皆さん。
今日は、良い天気でした。
暖かくて良い日曜日でした。
皆さん如何お過ごしでしたか?
日本の内地ではもう桜が散っている頃でせうね。
私の国では桜は6月頃咲きます。
私は去年2006年1年間殆どこのHP(ホームページ = Website)を更新しませんでした。
気まぐれは更新していましたが、気まぐれはちょっと趣(おもむき)が違います。
つまり殆ど放置状態でした。
そのせいかどうか分かりませんが、最近ヤフーの検索順位が激しく落ちて居ます。
Googleも落ち込んで居ますがYahooほど落ちて居ません。
かなり以前から更新しないといけないと思いつつずるずると月日は経ちました。
でも最近、気まぐれ草紙古文書館の大改修を終える事が出来ました(読む人の目には殆ど変わりませんが、目に見えない構造を変えました)。
そんな訳で今度は本館の大改修を始めています。
トップページを変更するだけで数日掛かります。
週末だけしか出来ませんから、トップページだけで数週間掛かり全部のページを終わるには数ヶ月掛かるかも知れません。
でも見栄えが格好良くなるとか読みやすくなるとかそんな事は一切ありません。
ただ、構造を変えるだけです。
それが終わったら新規ページも数年ぶりに作りたいと考えて居ます。
HPと言うのは大変な手間隙が掛かるものです。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月14日(土) 11:49pm(NZ時間)
■ 2007年04月25日(水)はAnzac Day ■
おばんです、皆さん。
今日も雨が降りました。
日に日に冬に近づいています。
2007年4月2日朝7時過ぎにクライストチャーチで焼死体で発見されたトモナガ・ジュンイチさん(58歳)、トモナガ・ケイコさん(60歳)、トモナガ・ミチコさん(80歳、ジュンイチさんのお母さん)、トモナガさんの下宿人のハナイ・キヌコさん(37歳)の4名は心中と結論付けられたようです。
「Police not seeking anyone over Christchurch house-fire death」これは2007年4月13日のNZ Heraldの記事です。
もう犯人捜査は行わないし、当件に関する発表は今後もう無いと言い切って居ます。
当初頭に外傷があったとか報道されていましたが最後には火事になる前、4人は傷を負って居なかったと変わりました。
どうも報道内容が2転3転しましたが最終的には、4人に外傷も無くガソリンが意図的に家の中にまかれ放火されたと言う事に落ち着いたようです。
結局ニュージーランド初の心中と言う事になったのだと思います。
2007年04月25日(水)はAnzac Dayで国民の祝日です。
AnzacはAustralia and New Zealand Army Corpsの略です。
第一次世界大戦で豪州とNZの連合軍がトルコかギリシャで多くの死傷者を出しかなり悲惨な状況になったそうです。
その記念日です。
今月はイースターもありましたし休みが多い月です。
日本ではそろそろゴールデンウィークですね。
みなさん休暇を十分に楽しんで下さい。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月13日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ ニュージーランドドルに決まってる ■
おばんです、皆さん。
今日も雨が降りましたが昨日のように激しくありませんでした。
でも風が非常に強く外を歩いていると飛ばされそうになりました。
飛ばされそうと言うのはやや誇張していますが、思うように歩けなかったのは本当です。
昨日からめっきり寒くなりました。
今日は記録的なドル高になりました。
現金買いレートで92円を超えました。
これはこの10年で最高記録です、私の記憶している中では。
2005年12月にもニュージーランドドルは異常に高くなりました。
その時でも91円代が最高でした(同じく現金買いレートで)。
現金レートとは言え92円を越すとはすさまじい勢いとしか言いようがありません。
このニュージーランドドル高の理由や背景は私には分かりません。
私やニュージーランドに住んでいる人がドルと言えば何ドルでせうか?
米ドルでせうか?
シンガポールドルでせうか?
ジンバブウェドルでせうか?
豪州ドルでせうか?
いえどれも違います。
ニュージーランドドルに決まって居ます。
ニュージーランドのHP(ホームページ = Website)で表示している 「$」 もNZ$に決まって居ます。
そんな事は余りにも当たり前すぎる事です。
でも日本に居る人によってはそれが信じられない事もあるようです。
米ドルばかりに関心が集まっているからでせうね。
そもそも日本では一般的に「ドル」と言ったら米ドルを意味するくらいです。
そのような環境に居る人が、ニュージーランドのサイトを初めて見て 「$」 と表記されていたら迷うのでせうね。
その気持ちは分からなくもないですが完全に気持ちを共有するのはちと苦しいです。
ここ数週間のガソリン価格の動きが奇妙です。
或る日突然、5セント一気に上がったり、5セント一気に下がったりします。
それも1日だけ上がったり下がったりするのです。
10日くらい前は、今まで$0.1519/リッター(レギュラーガソリン)だったのが急に$0.1569/リッターに跳ね上がりました。
そして次の日また$0.1519に戻っていました。
昨日か一昨日は$0.1469に一気に下がりました。
でも今日はまた$0.1519に戻って居ます。
これは今までの動きとはちと違います。
参考までにニュージーランドではガソリン価格はいつも「或る日突然」です。
値上げ予告とか値下げ予告などは一切ありません。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月12日(木) 10:49pm(NZ時間)
■ ニュージーランド最長寿の女性113歳で死亡 ■
おばんです、皆さん。
今日は激しい嵐になりました。
ニュージーランド名物の停電もありました。
雹(ひょう)も降りました。
今日は今年一番の冷え込みでした。
暖房が欲しかったです。
「NZ's oldest woman dies aged 113」
これは今日2007年04月12日(木)のNZ Heraldの記事の題名です。
ニュージーランドで一番長寿の女性がHastingsの老人ホームで亡くなられたそうです。
おん年113歳でした。
でも今日亡くなられたのだと思いますが今日と明記されて居ないのがやや気になります。
世界で6番目の長寿とされていたそうです。
この女性のお名前はFlorence Finchさんです。
ロンドンで生まれ育ち、1969年にニュージーランドにいらしたそうです。
ニュージーランドに来るきっかけになったのは、御主人が亡くなられそしてお嬢さんとその旦那さんがHawkes Bayに来る事になったからです。
彼女の誕生日は1893年12月22日だそうです。
和暦で言うと明治26年です。
まだまだ江戸時代の生き残りが沢山居た時代です。
そんなに長い人生を生きる人と言うのは肉体的に健康と言う以外にも精神的に豊かなのだと思います。
100年以上も生きるとどのような感性になるのかちょっと興味があります。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月11日(水) 11:30pm(NZ時間)
■ トモナガさんへの素晴らしい評価 ■
おばんです、皆さん。
今日は良い天気でした。
2007年4月10日(日本時間と思われます)に記帳簿でご親切に鳥の名前を教えてくれた方が居ます。
2007年4月6日の記事に載せた鳥の名前は、「Paradise Shellduck」だそうです。
あの鳥さんは女性だそうです。
首と頭の色で男性か女性か分かるそうです。
写真の鳥のように首から上が白は、女性で男性の場合は黒らしいです。
すごいですね。
そこまで分かるのですね。
その方は鳥が大好きと言う事です。
教えてくれた方は2005年の1年間ワーホリでニュージーランドに滞在したそうです。
屹度クライストチャーチに滞在されたのだと思います。
トモナガ・ジュンイチさん
2007年4月5日(木)の気まぐれで私は誤報したかも知れません。
「昨日書きましたトモナガ・ジュンイチさん(58歳)の住宅で4人の焼死体が発見されましたが今日他殺と断定されました。」と書きましたが間違いかも知れません。
参ったなこりゃ。
「他殺と断定」の根拠は実は日本のインターネット新聞でした。
その日本のインターネット新聞はNZ Heraldの2007年4月4日付のNZ Heraldが地元警察が放火殺人と断定したと伝えたと書いています。
しかし、2007年4月4日(水)5:30pmのNZ Heraldを今読みますと「放火殺人と断定」などとは書いていません。
2007年4月4日(水)にNZ Herald は当件に関して2回インターネット新聞の記事を載せて居ます。
1番目の記事の冒頭部分を抜粋します :
「Nine-hour gap in fire-death family's movements」
12:00PM Wednesday April 04, 2007
Police are trying to fill a crucial nine-hour gap in the movements of a family found dead in their burnt house in Christchurch early on Monday morning.
Officers have established that the fire was deliberately lit and have launched a murder investigation.
Today, inquiry head Detective Inspector Greg Williams said he would not comment until after the post mortems on whether it was the fire that killed the victims or whether they were already dead when the fire took hold.
ここで言っている概略は、「焼死した家族の空白の9時間について調査していて、放火であると確認し、殺人捜査に乗り出した。」
但し、「警察は火事による死か火事の前に既に死亡していたかコメントを控える。」
ここでは警察は「殺人」と断定していません。
「殺人捜査に乗り出した」と書いてあるだけです。
殺人捜査に乗り出すのと殺人と断定は違います。
殺人捜査に乗り出すとは、殺人と仮定して捜査すると言う意味だと思います。
同じ日2007年4月4日(水)の今度は2番目の記事の冒頭部分を抜粋します :
「Police name all four dead in Christchurch fire」
5:30PM Wednesday April 04, 2007
Police have named all four people found dead in a burning Christchurch house on Monday.
Police began a murder investigation after determining the fire was deliberately lit.
Four bodies were found in a Puriri St, Riccarton, house about 7.30am on Monday after firefighters were called by a neighbour who saw smoke coming from a window in the two-storey weatherboard house.
Police named two of the victims yesterday, but formal identification of the other two was not completed until this afternoon.
Three of the dead were members of a Japanese family. They were Junichi Tomonaga, aged 58, his wife Keiko, 60, and Mr Tomonaga's mother, Michiko, 80.
A Japanese woman who boarded with the Tomonagas, Kinuko Hanai, 37, was the fourth victim.
この概略は、「警察は被害者4名全員の名前を発表。放火と断定し殺人捜査を始めた」。
「被害者4名の名前は、トモナガ・ジュンイチさん(58歳)、妻ケイコさん(60歳)、ジュンイチさんの母ミチコさん(80歳)、トモナガ家下宿人ハナイ・キヌコさん(37歳)」。
ここまででも殺人とか他殺と断定とは書いていません。
相変わらず殺人捜査を開始したです。
殺人の疑いがある場合でも殺人捜査をするはずです。
しかし、それでもその時点ではまだ殺人と断定されているとは限りません。
ただ、放火と断定したと言う事は殺人に言う気がしますがそれも気がするだけでまだ確定ではありません。
2007年4月7日のNZ Heraldにはこう書いてあります
「Police have still to determine how they died, but murder-suicide or a suicide pact could be a possibility.」
「murder-suicide」の意味が分かりませんが、「自殺と見せかけた殺人」と言う意味かも知れません。
そうするならば、警察は2007年4月7日の時点では、死因はまだはっきりしないが、自殺と見せかけた殺人か或いは心中の可能性があると言って居ます。
NZ Heraldを調べた限りでは、2007年4月7日が最新です。
他の新聞は調べて居ません。
今言える事は殺人かどうか分かりません。
トモナガさん一家は知り合いの評判がとても良いです。
とても親切で他の人への思いやりが篤くかったと褒めて居ます。
一度知り合いが集まりボーリングに出かけた時は、他の人の分の弁当も作り料理屋の食事のように美味しかったとKiwiの知り合いが褒めちぎって居ます。
また野球チームの育成に非常に一生懸命だったそうです。
キヌコさんを含めて一家でカンタベリー野球クラブと深く関わっていて、グランドの整備をしたり、道具の整備、救急箱の準備などありとあらゆる事をしていたそうです。
トモナガさんご一家を知る人達の熱い言葉が英語でも伝わってきます。
経済的に行き詰まっていても家賃の滞納は無かったそうです。
1998年にWellingtonの詐欺師Charles William Beggに騙され財産を全て失い、極めて苦しい状況だったようですが、最後にこんな結末を迎えたと言う事は哀しいばかりです。
居た堪れない気持ちになりますね。
おやすみなさい。
平成19年04月10日(火) 10:02pm(NZ時間)
■ 受付の女性 ■
おばんです、皆さん。
今日の昼間は暖かかったです。
外に出た時どこかに温度計があり、25度でした。
そんなに暖かいのかとちょっと驚きましたがやがてSouth Aucklandでは激しい雨になりました。
オークランド全域に雨が降ったようです。
場所によって雨の時間がまちまちでしたが。
ニュージーランドの会社を訪れると受付の女性が居ます。
ニュージーランドに限らず多くの国の会社では受付の女性が居ると思います。
でもちょっと不思議な事があります。
何故か知りませんがオークランドの会社の受付の女性はとてもお年を召した方が多いです。
勿論若くて綺麗な女性が受付嬢の会社もあります。
しかし殆どの会社では大変人生経験を豊富に踏まれたであろうと思われる年代の女性が受付をなさっています。
私はその理由を知りませんが、恐らく受付の女性が与える訪問者への印象を考慮していないためだと思います。
受付の女性の業務を実質的な視点のみで考えているせいではないかと想像しています。
若くて魅力的な女性で男性訪問客に好印象を与えようなどと言う考えは微塵も無いと思われます。
と言うかニュージーランドでは仕事の世界で殆ど男女格差が無いので男性中心の視点に立って居ないのだと思います。
夫婦共働きの家庭が多いですし、主婦でありながら管理職に就いている女性が沢山いらっしゃいます。
そのような社会では男性的な視点で人員配置をしないはずです。
とするならば、男性の受付が居てもお変しくない。
でもそれは居ないです。
するとここで上の論理が破綻します。
男女間格差が日本ほど無いにしても皆無ではないため受付は女性と言う習慣は未だに残っているのか或いは女性の方が受付と言う業務に適しているのか・・?
ようわからん。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月09日(月) 11:09pm(NZ時間)
■ フィッシング詐欺E-mail ■
おばんです、皆さん。
今日は基本的に晴れていました。
結構暖かかったです。
今日はEaster Holidaysの最後、Easter Mondayでした。
でも今日、私は散策に出かけませんでした。
3日連続で散策に出かけBush(林)の中に分け入り屋外用椅子を持参し本を読みながら自然の鳥を待ちました。
成果はもう一つでしたがBushの中で本を読む行為がとても気持ちの良い事を発見しました。
そして必ず居眠りをします。
それがまたとてつもなく心地良く心安らぐひと時でした。
勿論一人です。
たった一人で人気の無いBushの中で森林浴しながら呆然とした時を過ごすのが言いようも無く良いのです。
そんな訳で残念ながら今日は鳥さんをお見せ出来ません。
昨日私の会社のE-mail Addressにフィッシング詐欺(Fishing fruadとそのまま直訳で良いのかどうか不明)のE-mailが来ました。
Website上に公開しているアドレスなので変なE-mailが結構来ます。
敵は、アットマーク(耳マーク)の 「@」 と言う文字をインターネット上で拾い集めるソフトを使うと言う話です。
それで有象無象のE-mail addressを回収するのです。
ですからWebsite上にE-mail addressを公開する場合は、不届きなE-mailが来る事を予め想定していなければなりません。
実際私の会社でWebsite上に公開しているアドレスには怪しいE-mailが多いです。
アフリカのどこかの国の将軍とか政府の高官とか言う触れ込みで隠し財産を海外に移したいので協力して欲しいと言う例のあれです。
昔はお手紙でしたが最近はE-mailなので無料で効率的にバンバンやれるはずです。
お礼として数億ドル払うとかどうたらこうたらと言う類の詐欺などはしょっちゅうです。
しかし、噂に聞くフィッシング詐欺は今回初めてです。
会社で使っている銀行の名前で来ました。
私の会社がどこの銀行と取引しているかと言う情報をどこかから掴んでいる事になります。
と言う事はその銀行の職員の誰かが情報を漏らしていると言う事か・・?
その可能性もあります。
外国の銀行の職員などは信用出来ません。
文面を原文のまま紹介します(但し銀行名はXXXXXXにしています):
Dear client of XXXXXX Internet banking,
At XXXXXX Internet banking. we make the security of our online banking
users our greatest priority. In doing this, we randomly and periodically review
all transactions made via our SSL servers. We do this to eradicate all fraudulent
activities and to keep our online banking service secure and safe for all our
online banking customers. While reviewing your account information, we noticed
that Your primary home address and e-mail address for your XXXXXX Internet
banking. Account has been changed. several login attempts on your account have
placed your account on restricted status. You will not be able to receive payments
in your account and your ability to send or withdraw funds will definitely be impossible.
To regain full access to your account, You are advised to logon to your account using
our login reference below. You do not need to reset your pass code to enable us validate
your account information to meet the new security enhancement server. once your
account has been validated, only you will have access to your XXXXXX Internet banking
Account.
It is all about your security
To get started, please click the link below:
http://www.XXXXXX.co.nz/signon?LOB=CONS&screenid =
This instruction has been sent to all bank customers and is obligatory to follow.
We look forward to continuing to provide you excellent service.
Thank you,
XXXXXX Plc
概要は、大体こんな感じです :
「安全のため詐欺撲滅のため(よう言うわ)インターネットバンキング取引を時々見直している。
ついては今回御社の口座情報を変更した。
何度か御社のインターネット口座にはもうログイン出来ないし、入出金も停止した。
再度インターネットバンキング口座を復活するには下記のリンクをクリックしてパスワードを入力して下さい。」
参考までにこの詐欺E-mailはHTML形式で来て居ます。
ですからリンクが付いています。
それも如何にも銀行であるかのように取り繕っているリンクです。
私はこのE-mailを人目見て変だと思いました。
そして詐欺である事を確認しました。
どうやって確認したか・・?
詐欺であるかどうかを見破るのはとても簡単です。
一番簡単な方法は、リンク先URLにマウスを乗せます。
するとステータスバーにその正体が表示されます。
言うまでも無く銀行とは無関係のURLでした。
当然ですが、敵は偽のE-mailアドレスで送信してきます。
しかしそれさえも見破れます。
どうやって見破るか・・?
それも極めて簡単です。
Outlook Expressを前提に話します。
E-mailを開かなくても良いです。
その詐欺E-mailをハイライトします。
ハイライトとはそのE-mailを選択し青くなっている状態です。
その状態で 「Altキー + Enter」を同時に押します。
するとそのE-mailの実態が表示されます。
そして「詳細」タブをクリックします。
すると右下やや上に「メッセージのソース(M)...」と言うボタンがありますのでそれをクリックします。
これで「メッセージのソース」と言う題名の窓が開きます。
それを読むと全貌が分かります。
ちょっと危険ですが、詐欺師が誘い込もうとしているURLの根幹部分の一部を少し修正しここに載せます :
http://www.○il○ne○pause.dk/xxxx/xxxx.htm
です。
国コード 「dk」 を調べたらデンマークでした。
デンマークの国コードの詐欺リンクだとしてもデンマーク人がやっているとは限りません。
何人でも取得出来ます。
私がニュージーランドに居て日本のドメイン 「jp」 を使っているが如く誰がどこに居てもどんな国コードのドメインでも取得出来ます。
ただ、英語と日本語以外だと言葉の壁がありますが。
試しにそのURL(ドメイン)の根幹部をブラウザーのアドレスバーにコピーして貼り付けてみました。
表示されたのはデンマーク語で書かれたFrontPage(HP作成ソフトの一つ)のWebsiteでした。
この手の詐欺は海外では良く流行っています。
でも日本では海外ほど出回って居ないと思います。
日本では俺俺詐欺のような単純な方法で簡単に人を騙せるのでここまで手の込んだ事をやる必要がないのとインターネットバンキングが余り普及していないのかも知れません。
私はこの「メッセージのソース(M)...」をコピーしてこんなFishing fruad E-mailが来たと本当の銀行に知らせます。
当の銀行も被害者ですが何らかの対策を打てるはずです。
また、「メッセージのソース(M)...」には敵のIPアドレスも明記されていますからやる気になったら個人を特定可能です。
銀行がデンマーク警察の協力を得なければなりませんが。
証拠があるのでデンマーク警察も動くと思います。
そこまで銀行がやる気になるかどうかが問題です。
私がこのまま見過ごすと言う事は絶対ありません。
今宵があなたにとりまして素敵な月曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月08日(日) 10:39pm(NZ時間)
■ 好きな町 ■
おばんです、皆さん。
今日は基本的に晴れていました
結構暖かかったです。
今日も私は散策に出かけました。
こんな鳥に出会いました。
とても小さい鳥です。
他にも体が小さく尻尾の長い鳥が私に近づいてきました。
しかし写真機を向けてシャッターを押そうとすると逃げました。
ここ数日鳥の写真を撮り続けて居ますが写真の難しさを実感しました。
ズームの難しさがあります。
ありきたりのデジカメの限界です。
私は、29年の人生の中で色んな国や町を旅しました。
その中で一番好きな町は、日本では萩です。
海外ではSaltzburg(ザルツブルグ)です。
萩は長洲の藩庁所在地でした。
勿論戦前(戊辰戦争)の話です。
Saltzburgはオーストリアの田舎町でモーツァルトの生まれ故郷です。
私の余り好きでない長洲。
その藩庁でしたが萩はこの上なく良かったです。
まるで幕末の町がそのままそこに出現したかのような佇まい(たたずまい)でした。
高杉晋作や久坂玄瑞が激しく言い争いしながら向こうから歩いて来ても不思議ではない町並みでした。
松下村塾も訪れました。
萩へ行ったなら必ず訪れる場所です。
そこで私は不覚にも感情が動揺してしまいました。
痛々しいほどに誠実で実直な吉田松陰の当時の謹慎状態の境遇が目の前に現出された錯覚に陥りました。
かなり感情が入り込みちょっと困りました。
それ程好きでない歴史上の人物にどうしてこんなに感じるのかやや不思議でしたがやはり臨場感のなせる業かも知れません。
長洲藩の主だった人の家は殆ど回りました。
伊藤俊輔の家もおまけに行きましたし、吉田松陰(杉家)の墓にも行きました。
吉田松陰の叔父(或いは伯父? 伯父と叔父、父方と母方いずれか・・?)であり松陰の教師でもあった玉木文之進の家にも行きました。
玉木文之進を知っている人はそれ程多くありませんのでその家の前には観光客が誰も居ませんでした。
その当時も誰かが住んでいるらしく住人が出てきました。
日本の歴史を感じそして尚且つその流れが現代の生活に続いていると感じ不思議でした。
出来れば生きている内にもう一度萩へ行ってみたいです。
でも一度も行った事の無い憧れの地、会津と薩摩には是非とも行きたいです。
特に会津若松に惹かれます。
東北武士の雄として、はずれくじを引き最後まで辛酸をなめた会津藩を一度訪れたいと思って居ます。
海外で好きな町、Saltzburgはお伽の町です。
まるで絵本を見ているような町でした。
サウンドオブミュージックの舞台にもなった町です。
あの家族が住んでいた家や吾妻屋(Kiosk)も見ました。
と何故かこんなとり止めも無い思いが私の頭に想起してきました。
それをそのまま書き連ねました。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月07日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 羊さんと鳥さん ■
おばんです、皆さん。
今日も涼しかったです。
今日も私は散策に出かけました。
散策で珍しい光景に出会いました。
見えますか?
羊の背中に鳥が2羽止まって何かしています。
虫か何かを食べてるのでせうか?
鳥の名前は分かりませんが、体の大きさは鳩と雀の中間くらいの大きさでした。
胴体が薄茶色で頭部は、青緑のような感じでした。
小さな鳥と言うのは動きが素早く近寄ると直ぐ逃げます。
ですから接近して大きな写真を撮る事が出来ませんんでした。
私は今日キャンプチェアーと本を持ってBushの中に入りました。
椅子を広げ座り本を読んでいました。
数ページ読むと うとうとしてきて居眠りしてしまいました。
色んな種類の鳥の写真を撮ろうと思って居ます。
でも名前が分からないのでちょっと下準備が不足のように思います。
鳥の姿を見て名前が分かるとより楽しいと思います。
ニュージーランドの鳥のHPを見て調べては見たのですが中々頭に入りません。
今日何とか気まぐれ草紙古文書館の引越しが終わりました。
とても手間隙が掛かりました。
引越しすると言うのは大変ですね。
ファイルを移動するとそのファイルの中にあるリンクや画像も全て一緒に移動しないといけません。
それを一つずつ確認しながらの作業はかなりの労力でした。
今度はニュージーランドドリーム本丸の改築作業です。
次に写真館です。
直ぐには終わりません。
数週間或いは数ヶ月掛かると思います。
でもやります。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月06日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 古文書館大改修ほぼ完了 ■
おばんです、皆さん。
今日も涼しかったです。
今日はGood Fridayでお休みでした。
私は散策に出かけました。
散策で珍しい鳥さんに出会いました。
如何ですか?
可愛い鳥さんでしょ?
名前は知りません。
明日2007年04月07日(土)に古文書館を移動します。
見かけは今までと殆ど変わりありませんが、舞台裏はすっかり変わっています。
2004年02月から書き始めた記事を全て見直しました。
リンク切れも沢山発見しました。
新聞記事にリンクを貼るのは良くないと分かりました。
長くて2~3年で新聞記事はインターネットから消えます。
短いものではもっと早く消えます。
数年後に見直すと言うのは大変な手間です。
また、HTMLの文法的間違いも訂正しながら画像ファイルの移動などなど全ファイルを見直しました。
今まで古文書館はInfoseek(インフォシーク)のドメインを使っていましたがもう止めます。
本館で使っているYahoo Geocitiesの中に入れます。
Infoseekって制約が多い上に高いです。
1年間で6千円以上します。
大手と言うのは高いですね。
私がインターネットの事を余り知らない時に購入したドメインで3年かもっと使いました。
失敗でした。
小さな会社がやってるドメインでしたら独自ドメイン料+ホスティング料で3千円前後で済みます。
Infoseekでしたら年間6千円以上も掛かってドメイン名はサブドメインです。
それで居てcgiの制限も結構うるさいです。
全く何の利点も感じられません。
大手ですとサーバーダウンが無いのかも知れませんがそれは小さなサーバーでも今までは無かったです。
おやすみなさい。
平成19年04月05日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。
今日も涼しかったです。
明日2007年4月6日(金)からイースターです。
4連休になりますのでニュージーランドと取引している方とか関係のある方は注意して下さい。
昨日書きましたトモナガ・ジュンイチさん(58歳)の住宅で4人の焼死体が発見されましたが今日他殺と断定されました。
今夜はこれにてごめん。
平成19年04月04日(水) 10:13pm(NZ時間)
■ トモナガ・ジュンイチさん58歳クライストチャーチで死亡 ■
おばんです、皆さん。
今日も涼しかったです。
明後日2007年04月06日(金)からEaster Holidays(イースター = 復活祭)が始まります。
金曜日はGood Fridayで日曜日4月8日はEaster本番、月曜日4月9日はEaster Mondayで4連休になります。
それでは土曜日の4月7日は何の日なのか・・?
Easterに関係ないのでせうか・・?
2007年04月02日(月)の朝7時頃クライストチャーチで日本人4人が焼死体で発見されました。
当件を調べるためにクライストチャーチの新聞「The Press」の今日の記事を読みました。
どうももう一つ良く分からない部分があります。
警察の調査もまだ終わって居ません。
トモナガ・ジュンイチさん58歳とそのお母さんのトモナガ・ミチコさんの2人の身元は確認されています。
残りの2人の身元はまだ確認されていませんが、子供が3人居るそうです。
19歳のヤエさんとそのお兄さんのテツシさんは、火事の時、家に居なくて助かって居ます。
もう一人のお子さんについてはThe Press(インターネット)は何も触れて居ません。
ガソリンで放火されたようです。
4人が焼死体で発見された場所はトモナガさんが家族で住んでいたPeriri Street, RiccartonのFlat(日本で言うアパート)です。
しかし、死因がはっきりしていません。
頭部に傷があったようです。
また体内から薬物も検出されたような事も書いていますがそれもはっきりしません。
頭の傷も薬物もどちらも火が上がった後からのもののようです。
警察は、放火殺人と放火自殺の両方の可能性から捜査しています。
トモナガさん一家は1980年代の末にクライストチャーチに移住し最初は旅行会社を経営し上手く行っていたようです。
そして3人のお子さんを私立の学校へ通わせて居たそうです。
しかし、1998年から2000年に掛けて経済的危機に見舞われたそうです。
1990年代の中頃「Junichi Tomonaga bought into a business operating a loyalty scheme called Intanet in the mid-1990s.」と書いていますから、「Intanet(Internetに非ず)」と言うフランチャイズ形態の事業に投資したようです。
しかし、その会社が1998年の末に清算され(倒産とは限らない)取締役(恐らく社長)のCharles William Beggが他の件で2000年に詐欺罪で2年服役しています。
かなり運が悪かったですね。
トモナガさんはここ3年バンの運転手をしていましたが、家の立ち退きを要求されていたそうです。
何とも悲惨で残念な事件です。
日本人が怪我をしたり死んだりする事件はもう無くなって欲しい。
日本人が良く事件にあったり死んだりする事がありますがちょっと割合が多すぎると思います。
おやすみなさい。
平成19年04月03日(火) 08:35pm(NZ時間)
■ Africaans(アフリカーンス)とAfricaaner(アフリカーナー) ■
おばんです、皆さん。
今日は天気は良かったですが肌寒かったです。
昼間でも20度行くかどうかだったと思います。
日本では桜の話が聞かれる頃こちらでは寒さに向かっています。
不思議ですね。
理屈では理解出来ますが感覚としては不思議です。
ニュージーランドではここ7~8年くらいで南アフリカからの移民がかなり増加しました。
と言っても数字を出せないのが玉に瑕ですね。
調べればそれなりに分かると思いますがこの場は増えたとしておきましょう。
そんな南アフリカの或るカップル(Married Couple即ち夫婦)と知り合いになりました。
その夫婦と四方山話(よもやまばなし)をしている時に私はふと彼らに聞きました。
あなたたちは2人で話す時いつも英語で話してるのですか? と。
すると嫌喧嘩した時は、旦那の方がAfricaans(アフリカーンス)になると言っていました。
それじゃあなたの母国語(Mother tongue)はAfricaansですか?
と聞くと嫌英語だと答えました。
へ~それは面白いなと私は思いました。
その前にAfricaansの説明です。
アフリカーンスは南アフリカに移住したオランダ系住民(昔はボーア人と呼ばれていました)の言葉です。
当然彼らは最初オランダ語で話していたはずです。
ですが意識的にオランダ語を修正し独自の言葉にしようとしたらしいです。
ですからAfricaansを話す人はオランダ語が大体分かります。
でも完璧には分からないらしいです。
南アフリカに最初に入植(侵略)を始めたのはオランダ人です。
その後英国人が後発隊で入ってきました。
オランダ人(ボーア人)と英国人の間で勢力争いが数十年続いたそうです。
19世紀末期から20世紀初めに掛けて戦争が激しく行われました。
それが世に言うボーア戦争です。
この時、英国本国は英国人を支援したそうです。
これは私の想像ですがオランダ本国は南アフリカへ住んでいるオランダ人(ボーア人)を応援しなかったのではないかと思います。
何故なら南アフリカのオランダ系住人(Africaaner、アフリカーナー)はオランダを憎んでいると聞いた事があるからです。
それ故に故意に言葉を変えて独自の言葉にしようとしたのではないかと私は想像しています。
上記の南アフリカ出身の夫婦はカラード(Coloured)でした。
ですから色んな言葉が入り混じっているかも知れませんが、喧嘩の時にAfricaansが出るのは不思議でした。
何故なら人が感情的になると母国語が出るからです。
英語が母国語なのに感情的になって何故Africaansが出るのですか?
と私が聞くと、Africaansは攻撃的言葉だからだと言う話でした。
これで納得です。
さもありなんと言う気がしました。
一般的にドイツ系とオランダ系は世界的に見て人種差別意識が強いと言われて居ます。
南アフリカのアパルトヘイト(Apartheid)を揺ぎ無いものにしたのはAfricaaner達です。
英国系の人たちは人種差別意識は他の欧州系の人間に比べるとそれ程強くありません。
人種差別問題の代表選手は、南アフリカ、アメリカ、豪州でした。
特にひどかったのが南アフリカでした。
人種差別制度を正式に法律化して黒人達を隔離しました。
そして南アフリカの白人達は彼の地をヨーロッパにしました。
10年少し前南アフリカで国民投票が行われました。
黒人も投票権を与えられての国民投票で新しく大統領を選びました。
そしてネルソン・マンデーラさんが黒人で初めての大統領になりました。
遂に黒人政権が誕生したのです、南アフリカに。
その後、南アフリカは衰退の一途を辿って居ます。
最近のヨハネスブルクのCityなどはスラム化して普通の人間は到底歩けないそうです。
車を運転していても勿論危険です。
車に対して他の車が体当たりしてきて強奪、殺人するからです。
私は南アフリカに3回か4回行った事があります。
10数年前の事ですが。
その頃のヨハネスブルクはそれはそれは綺麗で豊かな町でした。
ニュージーランドなどは比べ物にならないくらい豊かで白人地区の住宅街などはそれはそれは高級感が漂い綺麗でした。
白人地区は治安もほぼ安定していて一人で歩く事も出来ました。
でも今はもう治安と呼べる代物は残って居ないそうです。
黒人政権が誕生して黒人達の黒人のための国家が出来たのですが治安は極めて悪化しました。
それ以来、南アフリカの欧州系の多くの人達が海外に移住しました。
豪州、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、英国など色んな国へ散らばったと思います。
ニュージーランドを選んだ人達も結構居ます。
上で話した南アフリカの夫婦が私に聞きました。
あなたは何故豪州ではなくニュージーランドを選んだのですか?と。
私は答えました。
まずニュージーランドに仕事の可能性があった事と、それと豪州は人種差別意識が強すぎて私は、Aussieが嫌いだと。
すると彼らも同じだと答えました。
Colouredの彼らは当然人種差別を忌み嫌います。
Colouredとは南アフリカで白人と有色人種の混血の人達を指します。
今宵があなたにとりまして素敵な火曜日の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月02日(月) 10:05pm(NZ時間)
■ ニュージーランドのエミュー? そしてモアへのロマン ■
おばんです、皆さん。
今日は涼しかったです。
いよいよ秋本番です。
今週の金曜日は何の日でせうか?
はいそうです、Good Fridayです。
昨日大切な事を書き忘れましたが、獲ったアサリは味噌汁と酒蒸しにして食べましたが絶品でした。
そりゃ~美味しかったです。
今度あなたにもご馳走しますから是非一度いらして下さい。
アサリの質がとても良いです。
ニュージーランドの貝類は殻がとても頑丈です。
殻の肉厚が数ミリありそうです。
一番厚い部分で1mm以上あるように思います。
どうしてあんなに貝殻が厚く頑丈になるのか不思議ですが恐らくカルシウム分を多く含んだいるのではないかと推測しています。
その割には2枚の貝殻があっけなくパリッと離れてしまいます。
そしてもう一つと言うかこれが本当に重要な事かも知れません。
実は私は見たのです。
何を見たかと言うとエミューのような鳥です。
豪州に居るあのエミューです。
私があさり獲りの海辺は、どこかと探していました。
その時、周りは草原とBushだけの路上にその謎の鳥は居ました。
身長は1m近くあったと思います。
足は太くその直径は5cmくらいあったと思います。
全体が茶色っぽい感じでした。
私が車を運転している時、路上にそんな大きな鳥が居たので驚いてその鳥の側で車を止めました。
そうするとその大きな鳥は私の車の方に近づいてきました。
1メートルくらいの距離まで接近しました。
犬の連れ込みが禁止されている地域でしたから保護区だと思いますが、それにしてもあんな珍しい飛べない大きな鳥が人の自由に出入りできる場所に自由気ままに遊んでいたので驚きました。
その時私はすぐカメラを構えました。
すると・・・。
う~ん返すがえすも無念としか言いようがありません。
そうですバッテリーが切れていました。
昨日2007年4月1日の記事に載せたような鳥を連写で沢山撮影した後でした。
いや~本当に残念無念でしょうがありません。
でも近いうちに必ず写真に捕らえようと企んで居ます。
それにしても人見知りしないで私に近づいてきたあの感性は一体なんだろう・・?
人間に慣れているのか或いは他の生物に対する恐怖心が無い自然状態で生存してきたのか・・?
恐らく4つ足動物はあの辺には居ないと思います。
あっ!
羊は沢山居ました。
でも羊は反芻する草食動物ですから危害はありません。
南半球に共通する飛べないで地上を高速で走る大きな鳥が居ます。
南アフリカの駝鳥、豪州のエミュー、ニュージーランドに数百年前まで生息していたモアが居ます。
現在は非常に残念な事に絶滅してしまいました。
モアは地上最大の鳥でした。
身長3mくらいもあったそうです。
Bushの中に住み天敵が居なくて防衛能力が殆ど無かったそうです。
羽根が全く無かったそうです。
鶏(にわとり)のように一応形だけパタパタするだけの羽根も跡形も無かったそうです。
それだけ完璧に天敵が居ない環境が揃いそれゆえにこの地球上に出現した鳥だったのだと思います。
それをマオリ人が食い尽くしてしまったそうです。
写真を載せます。
写真に写った姿があると言うことは、19世紀まで生き残りが居たと言う事になります。
1850年代の幕末には写真機が発明されていました。
でもそんなつい最近まで生存していたとしたら本当に惜しいです。
現在まで生き延びていてほしかった。
Moaはもう見れないでもエミューはまたあの辺りのBushに居るはずだ。
今度こそ必ず最大画質に設定してバッテリーも完備して必ず写真に収める!
今宵があなたにとりまして素敵な月曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年04月01日(日) 09:53pm(NZ時間)
■ ニュージーランドの鳥 ■
おばんです、皆さん。
今日は曇り時々晴れで結構涼しかったです。
昨日2007年03月31日(土)私はに潮干狩りに行きました。
場所はWhangaparaoaです。
Cityから北へ約40kmくらいの距離です。
アサリが沢山獲れました。
一人50個までと漁獲量に厳しい制限がありますが無料です。
とても美しい風光明媚な場所でした。
浅瀬が1km近くあると思います。
引き潮には縁縁と干潟状のBankが続きます。
私は潮干狩りなどと言う上品な雰囲気ではありませんが子供の頃、海辺で貝を獲った事が何度かあります。
それは海遊びのついでに貝を獲ったと言う感じで獲った貝は直ぐ海辺で他の子供達と一緒に焚き火で焼いて食べました。
とても美味しかったのを憶えて居ます。
私が子供の頃と言ったら敗戦直後の話です。
あれ以来のアサリ獲りですから彼此うん十年ぶりの潮干狩りだったと思います。
「潮干狩り」と言う言葉は私にとっては高級な印象があります。
どうしてそんな印象を持っているのか自分でも不思議ですが恐らく小学校か中学校の国語の時間に潮干狩りに関係のある小説か何かを読んだ記憶があるからかもしれません。
あのお話の中では東京かどこかの都会の人間が「潮干狩り」と言うレジャーを楽しみに出かけると言う雰囲気だったので、猟師町で海の側で生まれ育った私には何となくハイカラで高級な間違った印象を持ってしまったのかも知れません。
「潮干狩り」はどう考えても高級でもハイカラでも何でもありません。
ただの貝獲りです。
子供の頃に抱いた間違った印象と言うのは怖いですね。
ニュージーランドの海辺の砂は日本とどうも違います。
日本と一言で言っても地方でかなり違うと思いますが私の国、道東では砂は真っ黒で砂鉄が大量に含まれていました。
砂の粒の大きさは中くらいだと思います。
内地の海辺の砂は灰色で粒の大きさは中だと思います。
Whangaparaoaの海辺の砂は粒子がとても細かく色は緑っぽかったです。
ヘドロと似た感じでした。
でもPiha Beachの砂は全く違います。
Piha Beachはオークランドの西海岸です。
ピアノレッスンと言う映画の撮影に使われた渚の辺りです。
ピアノレッスンの撮影に使われた渚は実際はKarekare Beachだと言う話ですが。
Piha Beachの砂は圧巻です。
色は真っ黒で全部砂鉄ではないかと思うくらい重い砂です。
砂の上を歩いても余りへこみません。
そして砂が波打って居ません。
真っ平ら状態です。
砂に手を入れようとしても堅くなかなか指を入れる事が出来ません。
それ程Piha Beachの渚の砂は重く堅く黒いです。
さて潮干狩りです。
私は早朝に起きて長い道のりを運転してはるばるWhangaparaoaの先端に着きました。
そして写真を撮ってきました。
潮干狩りに行って撮った写真が何故か鳥の写真です。
周りの景色も1枚載せます。
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孔雀ともう一人名前の知らない鳥が居ました。
クリックすると拡大画像が別窓で表示されます。
今宵があなたにとりまして素敵な日曜の夜になる事を願って居ます。