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ニュージーランドドリーム

コラム集

気まぐれ草紙古文書館 - January 2007.

当ページを立ち上げた日 平成19年03月31日(土)

平成19年01月31日(水) 08:41pm(NZ時間)
■ Telecom NZの悪行遂に発覚 ■
おばんです、みなさん。  今日は良い天気でした。  昼間は暑かったです。  これを書いてる今は、夜の8時42分ですが半袖で部屋の中に居ても寒くありません。  でも9時前だと言うのにもう暗くなりかけています。  年々夏の日暮れ時間が早まっているような気がしてなりません。  ニュージーランドにいらっしゃるあなた、そう思いませんか?  返事が無い・・
私はTelecom NZに電話するのが大嫌いです。
理由その1 : 電話しても人類が出ない。
理由その2 : 人類が出ないで何番押せさぁ~次は何番だとたらい回しにされる。
理由その3 : 万一人類が出たとして散々こちらが説明をした後、「あぁ~それ私担当じゃ無いから他の担当者に回します」と言われる。
理由その4 : 上記3の後、数十分待たされ、奇跡的に2番目の人類が出たとしてもまた1から同じ説明をしないといけない。
理由その5 : 上記4の工程を経た後、最後にこう言われる「あぁ~その件は私分かんないから他の人に回す」。
理由その6 : そして更に数十分待たされじっと我慢して待っていると突然「プツッ」と言う音とともに不通になる。
理由その7 : 請求間違いが多発する、それも必ず金額は多い方に(少なく間違う事は決して無い!)。
そして私は生きる勇気を失い明日からも生きていけるだろうかと暗澹たる精神に満たされます。  上記1~6がTelecom NZへ電話した場合の標準工程として定着しています。  それが我等がTelecom NZです。
数日前Telecom NZから23 January 2007付けで1通の手紙が来ました。  その手紙の上段には太文字で尚且つ大きく「Notice of Telecom Service Change Error」とありました。  内容は1 January 1989から30 May 2006の間にService内容を変更した場合は過剰請求した可能性がありますので返金致しますと言うことです。  そして謝罪文があり今後このような事が無いように致しますとあります。  私への返金学は$4.12です。  $4.12を日本円に換算すると約350円くらいになります。
皆さんご存知のように私は、2006年の3月の初めにニュージーランドを引き払いました。  そして日本さ帰りました。  帰る前に携帯電話をPrepaid方式に変更しました。  それ以前は、毎月数十ドルの固定料金が掛かる方式でした。  でも相手はTelecomです。  きちんと処理されているかとても心配でした。  きちんと処理されず私が日本へ帰ってから毎月の固定料金が発生するのではないかと不安でした。  それでニュージーランドを経つ前に2~3回間違いなく料金方式を固定からPrepaidへ変更しましたか?  と何度も念を押しました。  毎回、大丈夫! と力強いお言葉を頂きました。  それでも不安なのでオークランド空港から飛び立つ前に最後にもう一度確認しました。  明日からはもう固定料金が発生しませんね?! と。  はい、大丈夫ですよ~! でした。
そして日本さ帰りました。  数ヵ月後私の弁護士から連絡がありました。  Telecom NZは決して期待を裏切りません。  私の不安は的中しました。  Telecom NZは私がNZを離れた後もきちんと毎月固定料金を請求し続けていました。  そしてその架空のでっちあげ料金を取り立て回収業者に回し、私の弁護士の所まで問い合わせて来たそうです。  やるべき事は決してやらず、やるべきでない事は必ずやってくれます、Telecom NZさんは。  間違い請求に関しては異常な情熱を持って回収に努めます。  その熱意には頭が下がります。  そんなにも熱心に仕事をしてるのかと思い、払うべきではないお金も払わないといけないのではないかと思ってしまいそうになるくらいです。
話は戻りますが、Telecom NZの手紙には、こうもあります「We acknowledge this error breached the Fair Trading Act 1986 and in September 2006 Telecom entered into a Deed of Settlement with the Commerce Commission about this matter.」。  つまりこの間違いは1986年公正取引法に違反していて、2006年9月より商取引委員会と一緒に解決の為に行動していると言う事です。  恐らく多くの市民が苦情を唱えたのだと思います。  私も連絡をくれた弁護士にそれはTelecomの間違いで彼らはいつもそうだと返事しました。  私のこの反応が弁護士を通して大手債権取立て屋に伝わりTelecom NZも恭順の姿勢を示したのだと思います。  但し、若し、私が直接Telecomと対決したならば、彼らは決して過ちを認めません。  常に自分たちの主張だけを機関銃のようにまくし立てます、間違った事実に基づいた自己主張を。  万一電話に人類が出てこちらの苦情を言おうものなら、こっちの言う事は決して聞かずあちら側が常に正しいと言う主張を繰り返すばかりです。  こちらの主張に基づいて確認すると言う事は決してあり得ません。  あぁ~疲れた、おやすみなさい。

平成19年01月30日(火) 10:15pm(NZ時間)
■ ニュージーランドの駐車→発車 ■
おばんです、みなさん。  今日は良い天気でした。  雨は降らなかったと思います。  降ったかな・・?  いや、降ってないと思う。  それにしても今年の夏は涼しいです。  夜などは寒いです。  また今季の夏は日が短いように思います。  私が初めてニュージーランドに来た10年前は9時半まで日がありました。  夜明けが早くなったのか・・?  どうも不思議です。
日本の冬は毎年暖冬です。  ニュージーランドの夏は毎年冷夏です。  北半球は暖まり、南半球は冷えてるのでせうか・・?  南極のオゾンホールからCO2がどんどん放射され南半球は熱放出の度合いが強くそれで冷えているのでせうか・・?  よう分からん。
私は今日郵便局さ行きました。  車を止める空間を探しましたが満杯でした。  それで駐車場内をぐるぐると回って空きを探していました。  すると1台出そうな車を発見しました。  駐車してあった或る車に人が乗りこんだからです。  それで私はその車の近くで待ちました。  その車が出たら直ぐ入ろうと思って待機していました。  ・・・
しかし、その車は一向に出る様子がありません。  その待ち時間がかなり長く感じられました。  実は私はこのような事を普段しないようにしています。  このような事と言うのは、駐車空間を探していて出そうな車があったらその車の近くで待機し出たら直ぐそこに突撃すると言う事です。  何故そんな事をしないようにしていたかと言うとその工程が容易に推測できるからです。  つまり駐車している車に人が乗り込んでから実際に出るまでには何時間も待たねばならないのです。  Kiwi は車に乗り込んでから実際に発車するまで車の中で色んな事をやります。  それでかなりの時間を要します。  ですから 駐車空間を探して居て、或る車に人が乗り込み あっ! 出るのかなぁ~?!  と思っても実際にその期待が現実化するまでにはかなりの忍耐を持って待つ覚悟が必要です。  あっ! 誰かが自分が出るのを待ってる!  と思って急いで出るなどと言う事は決して期待出来ません。  彼らは徹頭徹尾、いつ如何なる時でも自分の調子(ハイカラな言葉で言うとペース)を堅持します。
そんなニュージーランドの現実を私は良く知っているので出そうになってる車の傍で待つ事は普通はありません。  でも今日はかなり混んでいたので禁じ手を使ってしまった次第です。  するとものの見事に私の悪い予感は的中したのでした。  と言うかそんな事は分かりきっているのですがそれでもやはりイライラするのです。  私には未だに日本人の血が薄く残っているのかも知れません。  今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。

平成19年01月29日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ ビル・ゲイツの逆襲? インターネット+TV革命? ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは雨あり、晴れありの変化の激しい天気でした。  でも程好い気温で過ごしやすかったです。  
「Internet to revolutionize TV in 5 years: Gates」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。  「ビル・ゲイツ、TVは5年以内にインターネットで革命」と言う感じです。  ビルは、ここ数年ずっと静かでした。  Google革命に押されて冴えませんでした。  ビルは最近何を考えてるのだろうと思っていました。  Googleの勢いに対抗できるようなヒットを考えているのだろうと思っていました。
GoogleとMicrosoftの決定的な違い・・。  それは収入の得方です。  Googleは何も売りません。  広告収入だけです。  それで居てどこよりも業績が良く株の配当率もダントツです(米Microsoftや米Yahooなどの大手ポータル業界内で)。  Microsoftは今までずっとソフトを販売して収入を得ていました。  そのような従来の販売方法ではGoogleのようなやり方に勝てないと分かっています。
Googleは全てのサービスを無料で提供しています。  高度なプログラムを開発しインターネット上で無料で公開しています。  インターネットに接続出来るなら誰でも無料で利用できる環境を整えようとしています。  http://www.google.co.jp/intl/ja/options/ ← ここを見てください。  Google Labs(英語)と言う項目をクリックするとWord(ワープロソフト)やExcel(表計算ソフト)のようなものまで提供しています。  ウィルス対策ソフトもあったと思います。  ただ、まだ日本語は後回しにされるので今のところ英語のみです。  常に英語が一番最初です。  それは仕方ありませんね。
日本語を一番最初にすれと言うならば、日本の会社がGoogleに対抗できるサービスを提供する画期的サイトを作らないといけません。  それで居て海外の利用者(ハイカラな言葉で言うとユーザー)も同時に同様に満足させねばなりません。  でも、もうそろそろ日本のIT企業も世界のインターネット業界をリードするような革命を起こしても良さそうなものです。  日本の企業は残念ながらいつも儲からない部分ばかりやっています。  一番技術を要して最も儲かる部分は常にアメリカ企業が保守しています。  ハードに強いけどソフトに弱い日本企業もそろそろ脱皮して世界の儲かる部分を確保して欲しいです。
ところで肝心のビルの話の内容ですが、5年以内にはPCとTVを合体させてインターネットでどんな動画や番組も見れるようにすると言う事のようです。  今までのようにCMに邪魔されないとか好きな番組を好きな時に自分で選んで見れるようなサービスを提供しようと考えているようです。  その為にはまだまだインターネットのインフラが世界中で必要ですね。  日本のように光ケーブルなら良いですが、ニュージーランドのようにインターネットADSLの通信速度が256Kなんて言ってるようじゃお先真っ暗です。  それにしてもビルも考えに考えた挙句にぶち上げた計画でせう。  若しこれで失敗したらかなりの打撃になると思います。  また、Microsoftが全てを取り仕切るようにしないと同社が儲けれませんので、それも他者に追随させないようにしないといけません。  GoogleがYouTubeを買収したそうですが、これからどんなサービスに変貌しようとしているのか楽しみです。  それよりも何よりもニュージーランドだ!!  日本並みの通信速度にしてくれ~!!  そうじゃないと今の価格は高すぎるぞ~!  そして接続が切れないようにすれ~!!  また、容量制限を撤廃すれ~!!(例えば一月1GBみたいな・・)  おやすみなさい。

平成19年01月28日(日) 11:15pm(NZ時間)
■ 野生の自然 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは雨あり、晴れありの変化の激しい天気でした。  気温はそこそこ高かったと思います。  でも今年の夏は本当に冷夏です。  思いっきり暑いと言う日が今までありません。  もう直ぐ2月だと言うのに。
2007年1月25日の記事でMt. Cookを下山中に死亡されたお二方と生存された方一人の記事を書きました。  あの記事を読んでお亡くなりになられた方のご友人からE-mailを頂きました。  何か新しい情報があったら教えて欲しいと言うことで調べましたが特に新しい情報はありませんでした。  お気の毒とは思いますがそのまま返信しました。
ニュージーランドはアウトドアすポートの天国と言っても過言ではありません。  海、山、川、平地どれをとってもアウトドアスポーツには理想的な環境が整っていると思います。  事故は世界中どこに居ても起こり得ます。  しかし、ニュージーランドの場合は自然が荒々しく野性の姿のままで居る事が多いです。  そのため、事故も多いです。  2年位前もスキー場で岩に激突して日本人の方がお亡くなりになっています。  また、何年前か忘れましたが急流の川をゴムボートで下ると言う観光目的の遊びでも日本人の方が被害に遭っています。  また、1年位前、南島の西海岸を車で運転中に行方不明になった日本人男性もいらっしゃいました。
日本人の観光客の数字と事故率を計算するとその発生率は高いように感じます。  ニュージーランドは本当に自然が美しくアウトドアスポーツには最高の国だと思います。  でも日本のように過保護ではありません。  原則的に自己責任と言う発想がそこにはしっかりとあります。  自分の身は自分で守ると言う確固とした意識が必要です。  若し、危険なら警告くらいあるだろうと思わないで下さい。  危ない場所でも警告が無い場合も十分考えられます。  危ないかどうかは自分の頭で考え判断して下さい。  当局が守ってくれているはずだと無意識の内に考える習慣は捨てましょう。  観光客の皆さんは、美しく国で楽しい時間を過ごし無事に日本へ帰る事を願っています。  おやすみなさい。

平成19年01月27日(土) 09:23pm(NZ時間)
■ 床屋・・微笑み ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは涼しかったです。  今は夜の9時半少し前ですが半袖で外に出ると寒いです。  最近日が短くなりました。  夜9時前には暗くなり始めます。  夏が来る前に秋が来た感じです。
私は今日床屋さ行って来ました。  家の近所の床屋です。  $15(約¥1200相当)でした。  高いですね。  バリカンで髪を切るだけです。  髭剃りや洗髪(ハイカラな言葉で言うとシャンプー)などは勿論ありません。  髪を切り終わった後は家に急行し直ぐシャンプーを浴びる準備をしてから出かけます。  何故なら床屋が終わった後は首の辺りが短い髪の毛で一杯だからです。  それはそれは気持ち悪い状態です。  この習慣はシンガポールに居た頃から同じです。  日本の床屋はあれは、ちょっと次元が違います。  日本ではごく普通の床屋でもそのサービスは尋常ではありません。  確かに料金はわや高いですが、あれだけのきめ細かく質の高いサービスをするのですから当たり前かも知れません。  日本人の繊細さ(ハイカラな言葉で言うとデリカシー)が如実に現れている例です。
床屋さんの椅子に座ると「どうしますか?」と聞かれたので、「思いっきり短くして」と答えました。  そうすると「2 or 3?」と聞かれました。  「えっ? 2 or 3って何?」と聞き返すと髪の短さ加減だと言う事です。  こんな事初めて言われました。  今回、初めて行った床屋ですが。  レベル2は長さ2ミリ程度の5部刈りのようです。  それは短すぎると思ったので、4でやってもらいました。
最後に私が床屋に行ったのは日本でした。  恐らく2006年の9月頃だったと思います。  あれから5ヶ月も経っています。  あの時も凄く短くしました。  でもまた長くなりました。  襟首とか耳たぶの上に髪が覆いかぶさりわや気持ち悪かったので、早く短くしたいとずっと思っていました。  そして今日その長年の念願が叶い髪を切るに至りました。  これでまた半年近く床屋へは行かなくて済みます。  言うまでも無く私が床屋さ行く目的は髪を短く切ってもらう為です。  見栄えなどは一切気にしません。  短ければそれだけで良いのです。  機能第一主義です。
昔、日本で学校に言っていた頃、英語の先生は良く言っていました。  床屋の事は、「Barber's shop」と言うと。  Barber shop(アポストロフィーエス 「's」 があるか無いかの違い)は間違いだと教えられました。  でもニュージーランドの床屋さんの看板は、Barber Shopと書いてあります。  まぁどうでも良いですが。  この手の違い、つまり日本の学校で習った英語と現実に英語圏国家で使われている英語が違うと言う事は沢山あります。  そんな事はどうでも良いです。
床屋へ出かける時、家の直ぐ外で、同じアパートに住んでいる韓国人グループに遭遇しました。  私は彼らに「ヨボセヨ」と挨拶しました。  相手は戸惑ったように挨拶を返しました。  Kiwi達は、習慣として進んで見ず知らずの人間にも微笑を伴った挨拶をします。  でもアジア人(東洋人)は日常の挨拶をしません。  日本人を含めて東アジアの人間は知り合いには挨拶をしますが知らない人間には挨拶をしません。  でも西洋人は知らない人間でも道ですれ違う時に挨拶をしたり、ちょっと目が合ったら微笑んだりします。
ちょっと目が合ったら微笑むと言うのは彼らにとって小さい頃から躾けられている習慣だと思います。  若くてめんこい女の子と私がたまたま目が合って向こうが微笑んだとしたら私も同様に微笑み返します。  でもそこには何も他意がありません。  例えば若くてめんこいKiwiのねぇちゃんが私に好意を持っているとか私に惚れてるとか、私に夢中だとか、私と逢引したいとか、私を彼氏にしたいとか、私を自分のものにしたいとか、私と付き合いたいとか、私と結婚したいとかと言う考えは微塵もありません。  そんな事は分かりきっている事ですが、ブスッとして睨まれるよりは微笑の方がずっと気持ちよいです。
私は日本に居ると、知らない人に対してまずニコリとする事はありません。  常に無表情で渋り顔をしています。  そこに愛嬌とか愛想などと言う概念が入り込む余地がありません。  日本で私に会った見ず知らずの人は恐怖心を持つと思います。  でもニュージーランドでは私は微笑みます。  場所と人によって私は変わるのです。  Kiwi達の習慣に浸っていると自然にそれが身に付いてきます。  しかし、日本でそんな事は出来ません。
例えば、地下鉄の駅の階段を登っている時に誰か見ず知らずの人とすれ違いたまたま目が合ったからと言って微笑む事はあり得ません。  でもそれが西洋人の場合はありです。  と言うかそれが普通です。  所変われば色々違いますね。  でも東京とか大阪の電車の駅の構内ですれ違う見ず知らずの人全員に微笑んでいたら頭を疑われるでせうね。  良く考えると西洋人でも人ごみの中では微笑まないな。  1対1の時だけです。
そんな訳で私の1日はもう直ぐ終わろうとしています。  来週の月曜日、2007年1月29日はオークランドの休日です。  つまり今日からオークランドは3連休です。  今宵があなたにとって素敵な土曜の夜になる事を願っています。

平成19年01月26日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 環境先進国ニュージーランド ■
おばんです、みなさん。  今日はちょっとクールダウンでした。  でも程ほどに夏でした。  夜中になるとかなり涼しくなりました。  と言うより半袖で外に出ると寒いです  私は寝る時は未だに冬の寝巻きを着て寝ます。  北海道でも色々ありますが、札幌辺り(道西)の夏はオークランドより暑いと思います。  道東はさすがに勝負になりません。  つまりオークランドの方が道東よりずっと暑いです。
昼間私の頭が機能している時は、あっ これを書こう、おっ あれを書こうとか色んな考え(ハイカラな言葉で言うとアイデア)が新鮮に浮かんできます。  でも夜遅くなり、頭が鵜瀞(うとろ)状態になると昼間ひらめいた考えがどこかへ蒸発しています。  私の脳は揮発性物質で構成されているのだと思います。  思いついた時に直ぐ書ければ良いのですがそうも行かないのが人生です。  私の職場の高圧電流金網フェンス相変わらずパチッパチッを24時間繰り返しています。  それにしてもかなりの電気代になると思います。  何と言ってもニュージーランドの電気代は高いですからね。
昔私が日本に居てリーマン(古い言葉で言うと給料取り)をやっていた頃、鉱物を扱っていた事があります。  鉱物とは土の中に埋まっている物質です。  所謂Mineralと言う奴です。  その関連業界の集まりに出た事がありますが、ニュージーランドの電気代は世界で2番目に安いと聞きました。  1番目はノルウェーと聞きました。  ニュージーランドの電気代が何故安いかと言うと海岸の波を利用して低コストで発電しているからだと聞きました。  でも現実は違いました。  実際は日本よりも高いように思います。
でもHamiltonを流れているWaikato Riverでは川の流れを利用して水力発電をしているそうです。  日本のように税金を使う為の馬鹿なダムなどは作らずに水流を素直に利用して発電しているそうです。  Waikato Riverの横を車で走るとどこにもダムなどはありません。  どこから見ても自然そのものの川です。  でもその川で発電しているのです。  さすが環境に配慮している国です。
ニュージーランドでは釣りが盛んですが、好き勝手に魚を釣って持ち帰る事は出来ません。  魚の種類のよって何センチ以内の子供の魚は水に返さないといけません。  恐らく法律で義務付けられているのだと思います。  そしてその規則がかなり厳密に守れてて居る事は釣り人達の話を聞くと実に良く分かります。  監視員が居なくても、ボートの上では船長が釣り人の魚の大きさを定規で測って小さい魚を海に返すそうです。  国民の意識が相当成熟している証拠です。  ニュージーランド何とかと言うHPではKiwiの事をいい加減だとかチャランポランだとか言っていますが、捨てたもんじゃありません。  と言うか自然環境に対する意識はかなり高いです、Kiwi達は。  この辺が西洋社会の立派なところだと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月25日(木) 09:51pm(NZ時間)
■ Mt. Cookで日本人2名死亡 ■
おばんです、みなさん。  今日は暑かったです。  夏でした。  昼間車で走っていてたまたま電光掲示板の温度計を見たら何と! 29度でした。  道理で暑いはずです。  おまけに昨日からちょっと湿度も高いです。  このくらい暑いと夜半そででも寒くありません。  夏の日の夜と言う雰囲気です。
「Climber survives while two companions killed on Mt Cook」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。  「マウントクックで登山家1名生存すれども仲間2名は死亡」筆者拙訳。  昨日2007年1月24日 Mt. Cookを登山中の日本人3名の内、2人が死亡しました。  1名は奇跡的に助かりました。  28歳の方が1人生き残ったそうです(NZ HeraldのWebsite上では性別、名前公表されていません)。  お亡くなりになったお二人の方の名前、年齢は公表されています。  Takao Futonoさん(52歳)、Meguru Inoueさん(31歳)がお亡くなりになりました。
お二人の遺体は今朝ニュージーランドの救助隊によって発見されたそうです。  亡くなられた女性が懸垂降下を始めていた時、上に2人が居て、3人全員がアンカーを止めていた岩が崩れたそうです。  2人は500メートル落下して死亡したそうです。  しかし、実に幸運な事に生き残った方の紐は岩に切られ2人と切り離されて助かったそうです。  これは本当に不幸中の幸いと言わざるを得ません。  目に見えない何かに守られたのだと思います。
飛行機に乗っていて墜落しても1人だけ助かる人も居ます。  逆に家の中に居て、飛行機が空から落ちてきて死ぬ方も居ます。  このように滅多にない幸運や不運と言うのは人の力によっては如何ともし難いですが、実に不思議です。  やはりこの世には目に見えない力が働いているのだと思います。  それが幸運として作用したりまた不運な場合は逆になるのだと思います。  このHPを読んでくださった方には漏れなく幸運のみが雪崩の如く襲ってくる事を願っています。  勿論その中には私も含まれて居ます。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月24日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。  今日も少しだけ暑つ目の爽やかな夏の日でした。  でも今日はいつもより蒸しました。  夜半そでで外に居ても寒く無かったです。  湿度がいつもより高いせいだと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月23日(火) 10:22pm(NZ時間)
■ ニュージーランドの株式市場 ■
おばんです、みなさん。  今日も昼間は暑かったです。  30度には達していないと思いますが、27~28度くらいまで気温が上がったのではないかと思います。  道理で暑いはずです。  でも夜は寒いですよ、いつものように。  夜にはセーターまでは要りませんが薄めの上着が必要かも知れません、人によっては。
「Heat to come on NZ sharemarket in 2007」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)です。  「2007年にNZの株式市場過熱」のような意味合いです。  今年は価値に於いて2倍になりそうだと記事では言っています、本当かどうかは分かりませんよ。  この記事を読んでその気になってNZ株式市場の株をガバっと買って大損するかも知れません。  当たるも八卦、当たらぬも八卦(はっけ)です。  当たらなかったら八卦なんて全く意味が無いと思いますが、世の中のからくりはとはそんなもんです。  去年日本に居た頃TVで見ましたが、20代の若い投資家が株で数十億儲けていました。  毎日数億と言う金を動かしていました。  あんな事を私がやろうとしても出来ません、万一有り余る金を持ってたとしても。
つまり世の中には、知恵と知識とパソコンだけで巨万の富を得る事が出来る人が居ますが、自分が同じようにきるかと言うとそうではありません。  変ですね。  他の人に出来て自分に出来ないとは。  何も変ではありません。  他の人と自分は違うからです。  発想、才能、知識、人脈、経験などありとあらゆる要素が違います。  それらは全て目に見えない要素です。  表に出てくる派手な成果だけを見ても中身が分かりません。  これがからくりです。  運とかつきだけで継続的に儲ける事は出来ません。
それにしても一体ニュージーランドに何が起こっているのでせう・・?  M&A(Merger and acquisition = 企業の合併買収)が活発に行われているそうです。  NZには買いごろの規模の会社がそこそこあるそうです。  総資産数十億円規模のニュージーランドでは最大規模の会社です。  アメリカの投資家などに取っては軽いウォーミングアップ程度の規模なのでせう。  でも1~2年以内に暴落すると言う予想もしています。  ニュージーランド経済は落ち込むと数年前から言われていますが、未だにそれは実現していません。  必ずいつかは落ち込む。  問題はいつそうなるかです。  ニュージーランド株式市場が落ち込むちょっと手前に投資した人は金を失います。
ニュージーランドドルの日本円に対する値上がりも凄いです。  今日の現金買いレートは90円近くまで行きました。  この調子で行くと90円を突破しそうです。  一体どないなっとるのや~?  ようわかりません。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月22日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 世の中に仕込まれているからくり ■
おばんです、みなさん。  今日も昼間は暑かったです。  今日どこかで電光掲示板の温度計を見たら26度もありました。  道理で暑いはずです。  でも夜は寒いですよ、いつものように。  寒いと言っても長袖シャツを着ていれば十分です。
ニュージーランドの銀行は振込みが出来ません。  と言うと語弊があります。  日本語特有のバサッとした表現で言ったら、ニュージーランドでは振込みが出来ないとなります。  実際は出来ない事もありません。
何を言いたいかと言うと、例えば、Westpacへ行って、ASBにお金を振り込もうとしても振込み出来ません。  ASBの口座にお金を振り込もうとしたら、お金を持ってASBへ行き預金しなければなりません。  預金です。  振込みじゃありません。  例えば、私があなたに1万ドル振り込もうとします。  私の銀行がNational Bankであなたのそれが、Bank of New Zealandだとします。  すると私は、Bank of NZへ行き預金申請書にあなたの名前と口座番号や支店名などを書いてあなたの口座に預金します。  これは振込みではありません。
日本に居た時と同じ感覚で、National Bankへ行き私の口座からあなたのBNZ(Bank of NZ)の口座へ振り込んで下さいと頼んだら、銀行の窓口のおばさんは、はぁ~っ?!って言います。 そしてそんな事は出来ない、BNZへ行って預金しなさい、と言われます。 不思議だが本当だの世界です。 ニュージーランドにはこのようなからくりが至る所に仕掛けられています。 と言うか本当は世界の国ではみんなこんな感じなんだと思います。 日本が特別便利で進歩しているだけと思った方が間違いないかも知れません。
ですから、一歩日本を出たならば日本の事は全て忘れた方が無難です。  ニュージーランドとかその他の海外の国で出るならば、ありとあらゆることが未知との遭遇(The close encounter with the third kind)と身構えている方が無難です。  でも一つ方法があります。  それはインターネットバンキングです。  インターネットバンキングですと違う銀行へも振り込めます。  しかし、銀行によってはインターネットバンキングの操作を実に不自由に、不便に、使い難く、迷うように、面倒くさく、作っています。  使いやすく出来ている銀行もあります。
インターネットバンキングですと違う銀行でも振込先の口座を事前に設定しておけば振り込みます。  しかし、ここでもからくりが用意されています。  それは、当日に入金にならない事です。  どんなに朝早く振り込んでも翌日にならないと相手の口座に入金になりません。  それは同じ銀行間でもです。  但し、これは私の使っているWestpacの場合です。  ひょっとしたら他の銀行なら振り込んだ同日に入金になるかも知れませんが、可能性はかなり薄いと思いますが。  今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。

平成19年01月21日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。  相変わらず夜になると寒いです。  でも夏ですよ。  北海道並ですね。  どうもパソコンの調子が悪いので今夜はこれにてごめん。

平成19年01月20日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ ケーキ Cake お菓子 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは良い天気でした。  曇っていて適度に暖かく寒くも無く程好い気候でした。  それにしても今年の夏は冷夏です。  ずっとこのままとは思いませんが、でも例年より気温が低いようです。
日本人の女の子はニュージーランドに来ると大抵太ります。  太ると言ってもたかが知れてるのですが日本人の女の子は痩せてるのが魅力的だと思ってるのか異常に痩せたい願望が強いようです。  Kiwiの女の子に比べると日本人の子はポッキーのようです。  男も同じです。  Kiwiの男性はマウンテンゴリラの如しです。  身長が低くてもそのガタイは恐ろしいほど太いです。  腕も足も腰も胸も全て太いです。  女性も女性とは思えないほど太いです。  根本的に骨格が全然違います。
何千年も肉ばかり食べてきた人種と草食人種の違いだと思います。  ちょっと話がそれましたが日本人女性はもともと華奢(きゃしゃ)ですから多少肉付きがあって丁度良いと思います。  でも不思議な事に日本では痩せてる女性が魅力的という信仰があるようです。  男から見たら多少ポッチャリの方が魅力的だと思うのが自然だと思うのですがそんな事ありませんか?  詰らない日本国内だけの的外れの痩せたい信仰を捨てて思いっきり太ってKiwiの女性のようになって下さい。  但し、私は一切責任を持ちません。
話はそれましたが、日本人の若い女の子がニュージーランドに来て太る理由の一つが砂糖と脂肪の沢山入った食べ物です。  ケーキとかクッキーとかマフィンとかチーズやバターが沢山入った食べ物や飲み物です。  ニュージーランドの食べ物や飲み物には脂肪分がとても多いようです。  お菓子類などはその典型です。  LatteやCappucinoなどのコーヒーも同様です。  砂糖やミルクやバターやチーズがとても濃いので美味しく感じるようです。  日本のそれは洗練されていて味も肥えていて美味しいですが薄いのは否めません。  薄い味に慣れていた日本人がニュージーランドの濃い味に初めて接するととても美味しく感じるのでせう。
ケーキなどは砂糖の塊が入っているように食べるとジャリジャリと音がします。  私から見ると美味しいの対極にあると思うのですが、人好きずきです。  蓼食う虫も好きずき、十人十色、人それぞれです。  私には関係ないことです。  好きな人は好きなだけ食べれば良いのです。  飲みたい人は好きなだけ飲めばよいのです。
そんな訳で脂肪分や糖分の多いお菓子や食事や飲み物で日本人の若い女の子は随分とふくよかになるようです。  と言ってもデブでもなく私から見たら女性としては丁度良い程度です。  Kiwiの女性には到底適いません。  日本人の男の子は余り太る事も無いようです。  何と言っても女の子ですね、太るのは。  この際だから、Kiwi女性に負けないくらい思いっきり太るのも良いのではないでせうか?  因みに私は一切責任を負えません。  あんたの言う事を聞いて思いっきり食べてデブになったから責任とって嫁にもらってくれと言われても私はもらえませんので、悪しからずご了承願います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月19日(金) 09:30pm(NZ時間)
■ 魚 肴 さかな Fish ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは暑かったです。  と言っても30度には程遠かったと思います。  日差しは相変わらず思いっきり強いです。  紫外線が強烈なのは肌で感じます。  皮膚の弱い方は常に長袖が宜しいかと思います。
最近は徐々に日が短くなってきていると思います。  夏至が過ぎたら日が短くなると世界相場で決まっています。  しかし、私が初めてニュージーランドに来た1997年から1998年に掛けての夏は、そうではありませんでした。  12月に夏至があり、それを過ぎてもどんどん日が長くなり1月には9時半まで日がありました。  そして夜になっても暑い日が何日か続きました。  ところがここ数年の夏を意識して見ていますが、1月でも9時半になるともう暗くなります。  夜は寒くなります。  1997年から1998年に掛けての夏は一体何だったのか・・?  と未だに不思議でなりません。
私は漁師町で生まれ育ちました。  ヤンシュと言われる船乗り達は素朴で威勢も気前も良くあっさりさっぱりとした良い人達だったと言う印象が未だに強く残っています。  その反面、酒に酔うと喧嘩が絶えないと言う記憶も強いです。  親切で人が良いが一旦切れると怖いと言う感じです。  そんな漁師町で生まれ育った私は子供の頃から魚介類ばかりを食べていました。  来る日も来る日も、魚(鮭鱒、サンマ、コマイ、ホッケ、鰊等など)やすずこ(すじこ)や数の子や鱈子や烏賊やイクラや海老や蟹ばかりの食生活でした。  子供は肉が好きです。  私も子供心に肉が食べたいと良く思いましたが滅多に肉などは口に出来ない環境でした。
私は子供の頃、蟹を食べると頭が痛くなりました。  それで蟹は余り食べたくないと言う印象が残りました。  ポパイの漫画を見るといつもハンバーガーを食べてるおじさんが居ました。  あのハンバーガーを見てとても美味しそうで食べたいと言う気持ちが強かったです。  でも食べれませんでした。  私が生まれて初めてハンバーガーと言われるものを食べたのは恐らくマックだったと思いますが、二十歳近かったと思います。  その頃マックで何かを食べると300円近くするので学生の私は高くて駄目だと思った記憶があります。  最近の世相は魚介類の事をSeafood(シーフード、シィーフード)とも言うようです。  私は今では魚介類が大好きになりました。  そして肉はそれ程食べたいと思わなくなりました。  大人になって肉を十分食べたからかも知れません。
ここニュージーランドでは魚、肴、さかなは金持ちの食べ物です。  魚は高いと相場が決まっています。  貧乏人は肉を食べます。  魚介類は滅多に食べれません。  高い高いと言っても具体的な値段を言わないと分かりませんね。  私も具体的な値段までは分かりませんが、ただ魚介類は高のは知っています。  スーパーで魚を見れば一目瞭然です。
Kiwi達は魚を焼いて食べる習慣がありません。  フライパンで炒めるか油で揚げて食べます。  Fish Steakです。  日本のガスコンロには必ず魚焼きが付いていますが、あの魚焼きがニュージーランドではありません。  ですから魚を焼く事が出来ません。  致し方なくフライパンで暖めるしかありません。  オーブンで焼くのがせいぜいです。
ニュージーランドのスーパーでも魚は売っています。  でも皮と頭と内臓と骨を全部とって綺麗な姿になっています。  西洋人にはあぁじゃないと売れないのでしょうが、日本人にはちょっと受けません。  そんな訳でところ変われば品変わると言いますが将にその通りです。
良く考えて見れば私が子供の頃の食生活は今思えば良かったと思います。  今ならあんな食事なら大満足です。  でも毎日毎日あれでは子供の私には嫌でした。  子供の頃の私がニュージーランドで、大人の私が生まれ故郷なら丁度良かったです。  でもあの子供の頃の魚介類攻撃があったので今の私があります。  あれが無かったら今の嗜好も違うかも知れません。  何が何だか良く分かりませんが、これからニュージーランドに来る方は魚介類を嫌と言うほど食べてから来て下さい。  あっ、でもMussel(マッスル = ムール貝)はニュージーランドではとても安くて美味しいです。  私の国では婆貝と呼ばれていました。  ニュージーランドのMusselは緑色で私の国のそれは黒でした。
魚も貝も日本とニュージーランドでは少しずつ違います。  人間も少し違います。  人間は大分違うかな・・?  今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願っています。

平成19年01月18日(木) 14:40pm(NZ時間)
■ Pleasant dream ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは暑かったです。  と言っても30度には程遠かったと思います。  日差しは相変わらず思いっきり強いです。  紫外線が強烈なのは肌で感じます。  皮膚の弱い方は常に長袖が宜しいかと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月17日(水) 10:26pm(NZ時間)
■ 善良で親切なKiwi達 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドは暑かったです。  でも6時過ぎくらいに急に寒くなりました。  その気温の変化はいくらオークランドでも行き過ぎです。  あんなに急激に気温が変化すると風邪を引く人が多くなります。  オークランド在住の皆様お互いに気をつけませう。
かなり昔の事ですが、私がニュージーランドに来てまだ間もない頃、高速(Motor Way)を走っていて何かの用事があって車を路肩に停めました。  携帯で電話するために停めたのか地図を見るために停めたのかも知れませんが良く憶えていません。  いずれにしても車は全く問題なく走れる状態でした。  私は車を停めて何かをしていました。  すると誰かが窓ガラスをトントンと叩きました(ノックしました)。  私はびっくりして運転席の窓ガラスの外を見ました。  すると30代半ば位のとても優しそうな美人の女性が微笑みながら居ました。  そして彼女は私に言いました「何かお困りですか?」と。  私は答えました「いいえ、とんでもございません、今ちょっと用事があって車を停めているだけです」と。  すると彼女は言いました「そうでしたか、何も問題なければ良かったです」と。  そして直ぐに彼女は、私の車の後ろに停めた車に戻り走り去りました。
私は、彼女の優しさに満ちた親切に驚くと共に深く感謝致しました。  あんなに親切な人がニュージーランドには居るのかと思いました。  多少の親切と言う程度を一歩超えた彼方の親切だと思いました。  ニュージーランドには全く見知らぬ人に対してでも計り知れないほど親切にしてくれる人が時々居ます。  運よくそんな人に接すると私はKiwiと呼ばれる人達へ敬意を抱かざるを得ない気持ちになります。  勿論、腹立たしく頭に来るKiwiも沢山居ます。  でもそんな頭に来るいい加減でチャランポランなKiwiを相殺して余りあるほどの親切なKiwiも居ます。  数で言うと前者の方が圧倒的に多いですが、後者はそれを帳消しにする以上の存在だと思います。  そんな親切で善意の人を有するニュージーランドと言う国は、全体としてみる時、健全で良い国だと思います。
若し、あなたがニュージーランドにこれから来るのであれば、良い人と巡り会えると良いですね。  運が悪ければ、とんでもないのに当たる確立がかなり高くなります。  全てはあなたの普段の心がけ次第です。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月16日(火) 11:07pm(NZ時間)
■ 円安 ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドはとても良い天気でしたが暑くなかったです。  これくらいの気温で丁度良いです。  昨年の夏、私は関西に居ましたが、それはそれはひどいものでした。  到底人類が生息できるとは思えないのですが、それでも私は生き延びました。  他の内地の人たちも大方生き延びたと思うのですが大したものだと思います。  と言っても、昔私が北海道から東京さ初めて出た時、これは到底生存不可能だと思ったあの頃に比べると私も暑さに大分慣れました。  と言うか私の身体はもう北海道の気候を忘れてしまっているかも知れません。  昨年の10月に北海道さ帰った時のあの寒さはやはり堪えました。  10月末でしたが、それでもあれだけ寒いのですから2月なんて相当だと思います。  それでも世界中のどの地域の人々もそれぞれの気候で生きているのですね。
2006年第4四半期(2006年10月~12月)のニュージーランドの経済感はかなり好調らしいです。  もうそろそろニュージーランドの景気も下落するだろうと言い始めて2年以上経つと思います。  労働党内閣も3期目(1期3年)で今年で8年目だと思います。  私が始めてNZに来た1997年は国民党内閣時代で景気が落ち始めていました。  そして景気は順調に下落して行きました。  2000年には、NZ$1 ≒ ¥45くらいまでになりました。  それが今は、NZ$1 ≒ ¥86です。  恐ろしいほどの円安です。  日本の社会党(今は違う名称らしい)が間違って政権を取ったとしたら日本の景気は一体どうなるかと想像だに出来ません。  苦情専門の政党が間違って政権を取るなどはあってはならない事ですが。
それにしても日本円が安値で安定している状況が2年以上続いていると思います。  これは一体どう言う事か良く分かりません。  日本は、好景気らしいです。  好景気は経済指数に表れているのですから単なるフィーリングで政府がデマを飛ばしている訳ではありません。  しかし、国民の平均所得は下がっています。  景気が良いのに国民の個人所得が減ると言うのは尋常ではありません。  1990年以前の日本とは明らかに違います。  1990年以前の日本では景気が良くなると個人所得も当然増えていました。  今はそれがありません。  それ故に、好景気感が一般庶民にはありません。  しかし、政府が経済指数を算出して好景気だと宣言しているのも嘘ではありません。
平均個人所得が増えずに好景気ならば一体どこにお金が集中しているのでせうか・・?  勝ち組企業に集中しているのだと思います。  日本政府の金庫には勿論お金はありません。  借金の証文だけが増え続けているだけです。  未だに政府は金を持っていると信じられない事を言う人が居ます。  この手の人はいつの世でも居ます。  あれだけ財政赤字のニュースが流れているのに未だに政府は金を持っていると言うのです。  孫の代まで借金を回していると何度ニュースで言っても分からないようです。  国民と言うのは恐ろしいものです。
政府が持っている現ナマは全て借金です。  それはお金を持ってるとは言いません。  それにしてもこの円安不思議です。  これは大きな誰かの意図かも知れません。  日本を叩きすぎたと思っているのかも知れません。  もう少し日本を回復させないと世界経済全体に影響があるから暫く円安にしておこうと考えているのかも知れません。  或いは日本の経済が本当に落ち込めば自分たちも返り血を浴びるかも知れないと思ったのかも知れません。
変動為替相場制をしいている国の為替レートは恣意的に操作できないはずです。  日本円が高すぎると日本政府は市場介入することがあります。  巨額の資金を投入して日本円で米ドルを買います。  それでも殆ど成果がありません。  しかし、G7で話し合うといとも簡単に為替レートが変わったりします。  またアメリカが米ドルが高すぎると言って何かすると米ドルが下がります。  変動為替相場制は市場原理に従い変動しているのかと思うのですが実際は違います。  誰かが恣意的に動かす事の出来る不思議な世界です。  それにより巨額の利益を得たり失ったりする人が居ます。
一体いつ円高になるのか・・?  1990年代半ばには、一時期US$1 ≒ ¥80くらいになりました。  あんなレートにはもうならないのでせうか?  或いはまたあんな極端なレートになるのか・・?  今の内に日本円を36億円くらい買っておいた方が良いかな・・?  ここが思案のしどころだ。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月15日(月) 10:35pm(NZ時間)
■ 高圧電流金網フェンス ■
おばんです、みなさん。  今日もオークランドはとても良い天気で暑かったです。  一昨日までずっと雨ばかりでした。  それが昨日は、雨が降りませんでした。  と言うことは昨日から夏が始まったのだと思います。  夏と言っても日本の内地の夏を想像しないで下さい。  昼間は暑いですが、オークランドの夏は夜7時を過ぎると急に涼しくなります。  湿気が余り無いのでとても爽やかで気持ちの良い夏です。  緯度で言うと日本と殆ど同じなのですが気候は凄く違います。  ニュージーランドの家ではエアコンは不要です。
私の仕事場の脇に金網のフェンスがあります。  今日そのフェンスの或る箇所からバチッ・・バチッ・・バチッ・・バチッ・・ と何度も何度も規則的な音がしていました。  その金網には高圧電流が流れています。  言うまでも無く盗難防止策としてです。  その音は火花が散る音でした。  私は昼間の日が高い時にその音の出る方をじっと眺めてみました。  でも火花は認識できませんでした。
昼間の日が高い時は分かりませんでしたが、夜8時半頃やや日が弱くなった頃音のする方を見てみました。  するとやはり高圧電流が流れている金網フェンスの隅から火花が規則的に出ていました。  あぁ~やっぱり漏電だったのかと思いました。  その高圧電流の流れている金網を触ろうとすれば触れます。  触ったらどうなるか・・?  勿論、相当な衝撃があるでせう。  死なないと思いますが、かなり強い衝撃を受けると思います。
こんな危険な高圧金網が無実の人が直ぐ触れる場所にあるのです。  盗賊が窃盗に入って電流で感電するなら異存はありません。  でも清廉潔白が服を着て歩いているような私でも感電する可能性がある場所にその高圧電流金網フェンスがあるのです。  無実の人が被害を受けるに十分な環境が整っています。  ニュージーランドではこのような高圧電流金網フェンスはそれ程珍しくありません。  怖い国ですね。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月14日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、みなさん。  今日は、本当に久しぶりに日本晴れでした。  気温も結構高目だったようです。  でも室内に居ると涼しくてとても心地よい天気でした。  ごめんなさい、もう寝ます。  おやすみなさい。

平成19年01月13日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ Guten Abend ■
おばんです、みなさん。  オークランドは今日も雨、雨、雨、雨でした。  今日は眠くて書けません。  ごめんなさい、もう寝ます。  おやすみなさい。

平成19年01月12日(金) 11:05pm(NZ時間)
■ 期待される女性像 ■
おばんです、みなさん。  オークランドは今日も雨。  雨、雨、雨でした。  風は生ぬるく、やや蒸し気味でした。  からっとしたオークランドの夏とは程遠い天気でした。
今週一杯まで休みの会社が多いようです。  来週から本格的に始動ですね。  そう言えば、以前私が住んでいた大家さんは毎年1ヶ月くらいクリスマス休暇を取っていました。  家族のためなのか自分の趣味のためなのか分かりませんが、土日はいつも日曜大工に勤しんでいる、典型的なKiwi Husbandでした。  時々そのKiwi Husbandの仕事ぶりを見に奥さんが来て、脇から文句ばかり言っていました。  「俺は妻の為にやっている」と言っていましたが、肝心の妻はさっぱり感謝している様子もありませんでした。  今頃は苦労して手作りで仕上げたキャラバンで家族旅行している頃かも知れません。  私がこちらへ帰ってきてから一度も挨拶に行っていません。  近くに行った時 寄った方が良いかな・・?
ニュージーランドの離婚率は半分以上と言う話です。  夫の鑑と称されるKiwi Husbandですが、余り長い年数は耐え切れないようです。  離婚するのも分かります。  そしてモデルチェンジと称して若い女性と同棲(Partnership)するのが一般的です。  日本人女性がもてもてな理由が分かります。  海外に出る日本人は変な人間が多いですが、それでも日本人です。  西洋人女性に比べるとずっと女性です。  古今東西の男が求める女性像を最も理想に近い形で具現化しているのが日本人女性だと思います。  40年近い昔、ウーマンリブ運動のフェミニスト達が忌み嫌った女性像が男が求める理想だったのだと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月11日(木) 11:52pm(NZ時間)
■ 藤沢周平 ■
おばんです、みなさん。  今日はやや湿っぽい天気でしたが昼間は結構暑かったです。  最高気温は30度近くまで上がったと思います。  もうこれ以上暑くならなくても良いと思いますが、まだ暑くなると思います。
最近日本からいらした方が藤沢周平の「回天の門」と言う本を買って来てくれました。  1ヶ月くらい前だと思いますが私は、ここで「たそがれ清兵衛」について書きました。  その時、地味でひたむきで純朴な人物が登場する藤沢周平の本をいつか読みたいと言いました。  それを読んだ知り合いが気を利かして日本から来る友人に頼んでくれたそうです。  その心がとても嬉しかったです。
今までの私は歴史物 = 司馬遼太郎でした。  他の歴史小説作家の本を余り読んだことがありませんでした。  最近も司馬遼太郎の「坂の上の雲」第六巻を読んでいた途中でしたが、「回天の門」を先に読み出しました。  山形県出身の藤沢周平なので幕末の庄内藩周辺の物語が多いです。  今回初めて藤沢周平の本を読みましたが、聞いた事はあるが土地感の無い地名ばかりでした。  例えば、庄内藩、酒田、清川村、最上川など現在の山形県内の地名、河川名ばかりですがどの辺に位置しているのかどうも輪郭が頭に浮かびません。  それでGoogle Mapでまず庄内藩の存在した辺り、酒田、清川村などを調べました。  それでどこにどんな町と川が流れているかを映像で自分の頭に描く事が出来ました。  それから本を読むと映像が頭に浮かび、地名が出てきても浮き上がった感じが無く読む事ができる様になりました。
ところであなたはグーグルマップってご存知ですか?  グーグルへ行くとマップと言うタブがあります。  そこへ行き好きな地名を打ち込むとその地図が表示されます。  航空写真の地図も表示されます。  航空写真は圧巻です。  オークランドの航空写真などを見ますとどこがどこだかはっきりと分かります。  私は一度、Cityから自分の生息地域まで辿りましたが、車を運転しているような感覚で進む事が出来ました。  グーグルマップより更に凄いのがGoogle Earthです。  でもグーグルアースは、メモリー容量が512Mくらい無いと正常に表示されないようです。  私のPCは256Mのメモリーしかないので表示出来ませんでした。  Google Earthはそりゃ~凄いです(ほんの一瞬だけ見た事があります)。  Google Earthはグーグルのトップページへ行き、moreと言うタブをクリックすると色んなサービス紹介ページが表示されます。  その中の一つにグーグルアースがあります。
あなたはご自分のパソコンのメモリー容量がいくらかご存知ですか?  若し、知らなかったならマイコンピュータを右クリックしてプロパティーをクリックすると表示されます。  例えば私のPCですと 256MB RAMと表示されます。  それがメモリー容量です。  256MBでしたらGoogle Earthをダウンロードしても表示されませんので諦めて下さい。  512MBでしたら問題ありません。  256MBを増設して256MB以上なれど512MBに満たない場合、Google Earthが表示可能かどうか私は知りません。  一度お試し下さい。  PCが壊れるという事は無いので試すだけ試すのは大丈夫です。  駄目だったら諦めるだけの話です。
ところでプロパティー(Property)と言う言葉がコンピュータの世界では良く使われます。  Propertyには不動産のような財産と言う意味もありますが、物性とか特性と言う意味もあります。  コンピュータの世界でプロパティーといった場合は、特性と言う意味で使われています、不動産と言う意味で使われていません。  物理や化学の世界でも良く使われる単語です。  Chemical propertyと言ったら化学特性と言う意味になります。  Physical propertyと言ったら物理特性と言う意味です。  Proper = 適切な、適当なと言う形容詞の名詞形がPropertyだと思います。  それがどうして財産とか物性、特性と言うような意味の名詞になるのか良く分かりません。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月10日(水) 09:15pm(NZ時間)
■ イギリス国教会物申す ■
おばんです、みなさん。  今日も結構湿っぽい天気でした。  1月10日から夏が始まると言っていた人が居ますが、一体どうなってるのでう。  でも本当のことを言うと夏はこれくらいが丁度良いです。  日本の内地の夏みたいにアフリカ性熱帯雨林気候はごめんです。
「Strike shows 'moral failure' of health system - Church」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)です。  その意味するところは、「イギリス国教会物申す - ストライキは医療制度の道義欠落と批判」のような感じだと思います。  私がここで訳す場合、殆ど全てが意訳です。  日本の学校で習う英語のような感覚で捉えないで下さいね。  日本の英語の先生に見せたらバッテンになりますから。  イギリス国教会は英国の何とかと言う王様(ヘンリー8世だったか・・?)が離婚したい為に勝手に設立した協会です。  英語ではAnglican Churchと言います。  AnglicanとはAnglo-Saxon(アングロ・サクソン)のAngloの形容詞つまり、イギリスのと言う意味です。  EnglishとかBritishとか英国のと言う意味の形容詞って沢山ありますね。
Anglo-Saxonの代表選手はドイツ人(ゲルマン人即ちアングロ・サクソンです)ですが、古代か中世のいつか、ゲルマン民族の大移動とかヴァイキングの侵略でブリテン島はかなりアングロ・サクソン化されました。  ドイツ、オランダ、北欧(フィンランドは違う)などは全部アングロ・サクソンです。  それが何故か英国がアングロ・サクソンの代表選手のようになってしまいました。  古代英語などはドイツ語にかなり近いそうです。  但し、英国はフランスにも占領されましたので言葉はその後かなり変化したのだと思います。  ずっと占領され続けた英国が16~17世紀頃から何故か無敵になりました。  そして今度は逆に侵略者に変身し、殆ど負けなしの連戦連勝で現在の地球は英語の国だらけになってしまいました。  英国は世界中に植民地を作りました。  その中でもニュージーランド、豪州、カナダ、アメリカなどは英国人が原住民を数で圧倒してしまった国々です。  旧大英帝国連邦を見ますとインドに代表されるように原住民が数に於いて侵略者である英国人を圧倒しています。  しかし、アメリカ、ニュージーランド、カナダ、豪州などは数においても英国人が原住民を圧倒してしまったのです。  そして英国、アメリカ、ニュージーランド、カナダ、豪州は今でも彼らだけの特別な協定を結ぶ事が良くあります。  そんな協定は一般的には表に出てきません。  その関係は、徳川時代の幕府と親藩の如しです。
そんな英国がローマのカトリック教会の言う事を聞かず、国王の離婚の為に独自の教会を作りました。  それがイギリス国教会、すなわちAnglican Churchです。  言うまでも無くカトリック教会は、離婚や堕胎を認めません。  欧州の皇帝や国王もひれ伏すローマ法王と言う絶大な権威を無視したその行為は、その当時計り知れない衝撃だったと思います。  言うなれば、イギリス国教会は不倫が生んだ教会です。
そのイギリス国教会は、ニュージーランドで最も信者の多い教会です。  イギリス国教会がニュージーランドの人にとってどれほどの権威なのか私は肌で感じる事が出来ませんが恐らくそれなりの影響力を持っていると思います。  そのNZのイギリス国教会のBishop Richard Randersonさんがレントゲン技師のストを止めさせように政府に要求しました。  Bishopとは、日本語で主教と言うそうですが要するに教会の偉い人です。  死に至る病を患っている人や病気で苦しんでいる人達を無視して自分たちの賃金だけを考えてストをする事は道徳的に問題があると言っています。  それもそうだと思う反面、レントゲン技師達の賃金はそんなに安いのかとも思ってしまいます。  或いは単に強欲なだけと言う可能性も有り得ますが。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。

平成19年01月09日(火) 11:17pm(NZ時間)
■ 汚いお金 ■
おばんです、みなさん。  今日は、雨でした。  1日中雨でした。  ずっと雨でした。  オークランドの夏はそれ程雨が降りません。  そして湿度も低く程好い気候です。  その代わり冬は雨ばかりです。  夏は乾燥し、冬は雨が多く、1年を通して温暖な気候。  そして葡萄やオリーブの栽培に適している気候を何と言うででう?  さてここで問題です。  中学と高校の地理で習いましたが、フランスのニースに代表される気候です。  その気候名とフランス以外の都市でその気候の都市を3つ上げて下さい。  正解者の方には豪華商品を用意していますので振るってご応募下さい。
2007年1月7日の記事で書きました、殺人犯Graeme Burtonについて、今回被害者の父親が納得できない胸の内を明かしています。  この殺人犯は、15年くらい前に殺人を犯し服役していたそうです。  でも服役中の態度が良かったので今回仮釈放で出所したばかりでした。  何故彼が仮釈放になったのか誰かが納得できる説明をして欲しいと被害者の父親は言っています。  当然と言えば当然です。  26歳の息子が拳銃で撃たれて殺されたのですからその心中は察するに余りあります。  警察としても一定の基準を設けてそれに該当すれば仮釈放と言う規則が適用されるのも分かります。  仮出所して直ぐまた殺人を犯すとは想像出来なかったと思います。  でも現実は違いました。  本当に悲惨で不幸な事件でした。
今日ガソリン(Petrol)の価格が約3セント値下がりしたそうです。  Shell、BP、Mobileの各社が同時に値下げしたそうです。  今までレギュラーが1リッター当たり、1ドル43セント~1ドル44セントでした。  それが1ドル40セントくらいに下がったそうです。  イラク戦争以来ずっと高値で安定していました。  イラク戦争前まではレギュラー1リッターで$1前後でした。  それが瞬く間に急騰しました。  それに乗じて投機筋は、石油先物に投資したためにガソリン価格は激しく上昇しました。
外為とか先物商品(商品取引)とかで巨額な富を常に得続けている人達がいます。  お金儲けは罪ではありません。  何も悪い事ではありません。  でも日本人は心のどこかでお金儲けに対する軽蔑感を持っています。  この日本人の特徴はかなり特異だと思います。  世界の人達はお金に対する考え方が日本人とかなり違います。  かなり昔の事ですが、日本占領下の台北帝大を卒業した或るエリート台湾人に聞きました。  日本人の汚いお金とか綺麗なお金と言う発想は中国人には微塵も無いそうです。  尤もだと思いました。  お金はお金です。  物質です。  物質に思いを込めると言うのは日本人くらいかも知れません。
日本人って不思議で興味深いですね。  世界とはかなり違います。  勿論同じ部分も沢山あります。  でも日本人だけが持つ風変わりな特徴も結構多いです。  私は色んな民族の特徴を見るのが好きです。  精神的な特徴です。  そして違いを見つけるのが好きです。  比較してその違いを見るととても興味深いです。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月08日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ I need fat. ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは良い天気でした。  今年の夏はひょっとしたら冷夏かも知れないと言う気になってきました。  本当に暑くなるのだろうかと思うくらい夜などは涼しいと言うか寒いと言うか微妙な気温です。  丁度良い気候で何も文句は無いのですが、例年よりちょっと寒いと思う期間が長いような気がします。  日本人にとってはちょっと肌寒い位の気温でもKiwi達は平気で海で泳ぎます。  我々が彼らの真似をして海に入ったなら肺炎になって死ぬと思います。  でも彼らは寒くないのです。  彼らの皮膚の下には分厚い脂肪が埋め込まれています。  その厚い脂肪により保温効果が現出されます。  白い脂肪は肌を白く見せます。  そしてかなり太った体型を醸し出します。  そしてスーパーのDairy products売り場へ行くとLow fatとかNo fatと言う文字がとても目に付きます。
数年前に私が一人でスーパーの中をさ迷っていると、何かの試食品のおばさんに声を掛けられました。  「おにいさん、Low fatだよ、お一つどうだい?」と言われました。  私はそのおばさんに言いました「俺にはFatが必要なんだよ、この身体を見てくれ」と言いました。  するとそのおばさんは、ぽかぁ~んとした顔をしてもう何も言いませんでした。  Fatすなわち脂肪は常に抑えるものだと言う頭しかない人々にとって脂肪が足りないと言う概念は到底有り得ない事です。  しかし、アジア人である我々日本人は、子供の頃から脂肪分はそれ程採っていません。  ですから痩せていますし、寒がりです、白人に比べると。
私は日本では中肉中背と言われます。  多少太めと言われる事もあります。  その私がここニュージーランドではSkinnyです。  SkinnyとはSkinつまり皮膚の形容詞、つまり骨と皮のがりがりと言う意味です。  私は生まれてこのかた、日本に居た頃そんな事を言われた事は一度もありません。  そしてそんな事を言われるはずが無い体型です、若し、日本の中でしたら。  それが骨と皮のがりがりと言われるのです。  ですからかなり思いっきり太くて相撲取りくらいの体型で丁度平均くらいかも知れません、ここニュージーランドでは。
日本人女性は痩せているのに、太い太いと体型を気にしています。  冗談抜きに何も太っていないと言うかむしろ細すぎると思われる女性でももっと痩せたいと言うのを何度も聞きました。  それ以上痩せたら欠食児童だべさと思われるような女性でもそうです。  そんな方がいらしたらニュージーランドに来る事を強くお勧めします。  そんな方はニュージーランドでは間違いなくSkinnyと言われます。  ニュージーランドの平均的女性は私より立派な体型を持っています。  逞しいと言う言葉がぴったりです。  普通の日本人でしたら到底追いつけない体型をしています。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月07日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 大立ち回りの末殺人犯逮捕 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは良い天気でした。  でもまだまだ寒いです。  1月10日過ぎに夏になります。
「One dead, five injured after shooting carnage」
これは今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。  意味は、「銃発砲で1名死亡、5名損傷」のような感じで大体合ってると思います。  Carnageと言う単語の意味をYahoo辞書で引いたら、「大量殺りく」「大虐殺」と言う意味が載っていました。  大量殺戮とはちょっと大袈裟な気もします。
ニュージーランドの警察がGraeme Burton(35歳)と言う殺人犯を追いかけて銃撃戦になったようです。  場所は、Wellingtonの近郊のWainuiomataと言う村です。  犯人は足を警察に撃たれ今日逮捕されたようです。  上記の題名の被害者、1名死亡、5名損傷は、今日の犯人逮捕銃撃戦による被害者と思われます。  犯人が殺人を犯してから4日間逃亡した末の逮捕です。  かなり激しい抵抗でした。
でも当初何人を殺害して逃亡したのか過去の記事を読まないと分かりません。  今日の記事だけを読みますと良く分かりません。  事の発端は、2007年1月3日の午後4時にGraeme Burtonとその仲間が30歳の男性に暴行を加えて財産を奪ったそうです。  仲間は既に逮捕されています。  色んな場所を逃げ回って4日後の今日銃撃戦の末逮捕に繋がったようです。  結局、Graeme Burtonとその仲間が何人殺し、怪我を負わせたのか分かりません。  でもニュージーランドの警察もアメリカのようなSquad隊を持ってるんですね。  今回の逮捕劇でそのSquad隊が出動しています。  良く考えてみるとそのくらいの特殊部隊を持っていないと凶暴犯を処理できないと思います。  Kiwiが犯罪を犯す場合は躊躇したり迷ったりせず、思いっきりやると言う印象を受けます。
ただ、ニュージーランドはアメリカと違い銃の所持は認められていませんから、簡単に銃を手に入れることは出来ないはずです。  護衛のためとは言え、銃の所持を認めたら重悪犯罪が増えるのは分かり切っています。  犯罪を犯すのは人間であって銃ではないと言うお変しな理屈で銃所持を正当化している国、アメリカって狂っています。  犯罪を犯す人間が銃を簡単に手に入れる環境が重悪犯罪を増加させるのは明らかです。  それでも銃で戦い、原住民の土地を奪い、自分たちの身を守ってきた歴史と伝統があります。  そしてその歴史と伝統は銃製造業者を沢山生みました。  銃製造業者は、莫大な政治献金をしています。  そうなると銃所持を法律で禁止出来なくなってしまいます。  政治のなせる業です。  ニュージーランドからアメリカの銃社会まで飛んでしまいました。
拳銃や麻薬はいつの世も、どんな時でも需要があります。  その需要を作り出している人々も居ます。  日本でも拳銃や麻薬を売買して金儲けしている人が居ます。  世の中、色んな人が居ますがそんな世界とは間違っても縁が一生無いように普段から心がます。  ニュージーランドの場合は特に麻薬が手に入りやすいので要注意です。  中学、高校でも良く売買されているそうです。  困ったもんですね。  おやすみなさい。

平成19年01月06日(土) 11:23pm(NZ時間)
■ 熊ん蜂の飛行 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは曇っていました。  でも段々と間違いなく暖かくなってきています。  もう直ぐ夏になるのは間違いありません。
今朝、日が昇り明るくなるとともに私の枕元で熊ん蜂がブゥ~ン ブゥ~ンと非常に五月蝿く飛び回り始めました。  一体いつの間に私の部屋に侵入していたのか知りませんでした。  昨日の昼間に窓を開けていたときに外から侵入したのだと思います。  夜の間は静かにどこかにじっと潜んでいて夜明けとともに激しく飛び回りそしてカーテンでさえぎられた太陽の光を求めていました。  体長2cmくらい、胴回り1cmほどの大きい熊ん蜂でした。  その五月蝿い蜂の音を聞きながら私はそう言えば、中学校か高校の音楽の時間に「熊ん蜂の飛行」と言うクラシックの曲を習ったと朦朧とする頭の中で思いました。  その五月蝿い蜂の飛び回る音を聞きながら五月蝿い奴だと思いながらそのまま暫く寝ていました。  「熊ん蜂の飛行」の作曲者は誰か忘れました。
私はややしてから布団から起き上がりました。  そしてカーテンを開け、窓を開き机の上に放置してあったA4サイズの紙を取り、熊ん蜂を窓に運び外へ出してやりました。  熊ん蜂はやったぁ~ と言って外へ飛び出して行きました。  あれが文字通りの飛び出すでした。
このようなふわふわとした日常の詰らない出来事を私は滅多に書きません。  でも今日は書きました。  それは何故か・・?  書くべきめぼしい話題が何も思い浮かばないからです。  頭が回転する時は、色んな考えが浮かんできます。  でも頭がお休みの時は何も考えが浮かんで来ません。  人生30年近くも生きているとこんな事もあります。  今夜はこれにてごめん。  あっ!
そう言えば、Victoria Park Marketのあのレンガの煙突にサンタクロースが出現しませんでした、去年の暮れに。  一体どうしたんでせうね・・?  もうニュージーランド巡回を止めたのでせうか?  何か嫌な事でもあったのかも知れませんね。  屹度何か事情があるんだと思います。  人には分からない色んな事情が。

平成19年01月05日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 夏 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドはとても良く晴れて居ました。  でもまだ本格的な夏ではありません。  もう直ぐ夏になるのは間違いありません。  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月04日(木) 05:10pm(NZ時間)
■ 秋月悌次郎の事 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドはとても良く晴れて居ました。  まだまだニュージーランドの会社は休んでいます。  多くの会社が今週一杯は休みだと思います。  個人的に休みを取って1月15日から出社と言う人も多いです。  ニュージーランドのお正月休みは(ハイカラな言葉で言うとクリスマスホリデー)大体約3週間位です。  一般人相手の商店やスーパーなどはもう平常通りですが。
秋月悌次郎(あきづきていじろう)と言う会津人をあなたはご存知ですか?  私は数十年前に司馬遼太郎の本で秋月悌次郎の事を知りました(現在29歳の私が数十年前と言うと小学生か幼稚園?その頃司馬遼太郎を読んだのでせうか・・?)。  その本の題名は、「余話として」だったと思います。  その本の中には色んな短編が入っていてその中の一つが「ある会津人のこと」と言う題名で秋月悌次郎を取り上げていました。  その名の通り彼は会津人です。  会津とは現在の福島県に重なる部分が多いです。  但し、磐城の方は会津ではないらしいです。  以前磐城の人とたまたまお会いした時、あぁ~それじゃ会津人ですね?  と私が親しみをこめて言ったら、いや磐城は会津ではありませんと言われました。
秋月悌次郎は1824年~1900年(文政7年~明治33年)と言う将に文字通り激動の時代を生きました。  幕末から明治に掛けてです。  彼はとても温厚で静かな人だったそうです。  そんな彼が歴史の表舞台にほんの少し登場した事があります。  それは有名な元治元年(1864年)の蛤御門の変(又は禁門の変)の裏舞台、薩会同盟(薩摩と会津の協力)を成就させた時です。  薩長同盟なら分かりますが、薩会同盟ですから驚きの組み合わせです。  後々、佐幕派と討幕派の筆頭に分かれる両藩が手を組んだのですから奇妙です。  これは如何にも薩摩らしい政治的駆け引きですが、長州憎しの一念の成せる業以外の何者でもありません。  これにより長州は京都を追われました。
幕末物の時代劇を見ていますと、必ず登場するのが薩長、会津、桑名、新撰組などです。  幕府は、言う必要が無い程当然に登場します。  そんな幕末物の映画やドラマを見ていると、京都守護職である会津の公用方として秋月悌次郎が脇役として登場します。  普通は誰も気にしないような人物ですが、私はいつも注意深く見ます。  でも映画やドラマの方は、秋月悌次郎に焦点を当ててくれませんのでいつも軽く映すだけです。  それで私はいつも思います、あぁ~秋月悌次郎が居たぁ~もっと出してくれ~と。  でもほんのちょい役で終わってしまいます。
司馬遼太郎の「ある会津人のこと」は、秋月悌次郎の明治時代の事も書いています。  彼が五高(現在の熊本大学)の教授になって漢文を教えていた頃の話です。  彼が五高の教授をしていたある日、学生たちの前でこのように語ったそうです。  「昨夜、幕末来の知人が尋ねてきて痛飲してしまった。 それで講義が出来る状態ではない。 済まないが今日の講義は休ませて頂きたい」と。  ここに書いた彼の言葉は私の記憶によった文章です。  出来るなら、司馬遼太郎の洗練された文章をそのままを写したかったのですがその本が手元に無く残念ながらそれが出来ません。  五高に彼を訪ねたのは、薩摩藩の高崎佐太郎でした。  薩会同盟を成し遂げるために動いた薩摩側の人物でした。  その夜2人は誰にも語る事の出来ない話をしたのでせう。
秋月悌次郎が教鞭を取っていた1890年代の五高には英国留学から傷心の帰国をした夏目漱石が英語を教えていました。  また、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)も居ました。  小泉八雲は、秋月悌次郎の事を「神のような人だ」と言っていたそうです。  「この世には神が2人いらっしゃる。 一人は白衣を身に付け、もう一人は黒衣を身に付けておられる」(これも私の記憶で書いた文章ですが大筋は合っているはず)と言っていたそうですから、小泉八雲が秋月悌次郎を慕う気持ちは並々ならぬものがありました。  秋月悌次郎は学生からも深く慕われていたそうです。  このような背景を持って幕末物の時代劇を見ていると秋月悌次郎が出てきたら俄然注目してしまいます。  また、余話としての中にもう一人大変興味深い人の話もありました。  その人も会津人で、名前も題名も忘れましたが、幕末、会津若松城の攻防で登場する森要蔵(要蔵の「要」の文字が不確か)の血縁で明治大正時代の天才剣士がアメリカに渡って米国フェンシングオリンピックチームの指導をした話です。  司馬遼太郎の「余話として」をいつかまた読みたいと思います。  そして出来る事なら私の憧れの地、会津へいつか行って見たいと思っています。  篤実な会津人を見てみたいです。  今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。

平成19年01月03日(水) 11:14pm(NZ時間)
■ 高級シャンペン獲得大作戦 ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドはとても良く晴れて居ました。  今日の夕方のOne Newsを見たら、たまたま天気予報をやっていました。  明日のオークランドの予想気温は、最低12度、最高22度か23度でした。  結構暖かいですね。  例年は1月10日前後から真夏に突入します。  今のところは人によっては夜セーターが必要です。  丁度北海道の夏に良く似ています。  但し、昼間の日差しは超きついです。
話はちょっと古くなりますが、去年つまり2006年(平成18年)の暮れに仕事でお世話になった人にお歳暮(ハイカラな言葉で言うとクリスマスプレゼント)を贈ろうと思いました。  余り時間も無かったので、Foodtownさ行きました。  Foodtownと言うのはスーパーマーケットです。  そこでちょっと質の良いシャンペンを買おうと思い探しましたが$10前後の安物ばかりでした。  これじゃお世話になった人に申し訳ないと思いシャンペン売り場を時間を掛けて探しました。  そして遂に発見しました。  高級シャンペン専用の棚を!
そして私は、$25くらいの高級シャンペンをその棚に見つけました。  しかし、その棚にはガラス戸が付いていて、おまけに鍵が掛かっていました。  う~ん これは一体どういう事か・・?  思案に暮れてたどり着いた考えは、屹度売りたくないのだろう・・?  高いシャンペンばかりが並んでいます。  ひどいのは$50以上もします。  見せるだけ見せて売らない魂胆かな知れません。
通常の私ならあぁ~面倒だもう止めようと思うのですがお歳暮なのでここは我慢だと自分に言い聞かせました。  数分その棚の前で立ちすくんだ末、英断を下しました。  Service Counterまで数十メートルもありましたが行きました。  そしてそこにいたCustomer Serviceのおねぇさんに言いました。  「おねぇさん、棚の中のシャンペンを買わせてもらえますか?」と。  するとおねぇさんは、「そう、買いたいの?」と言って鍵束を手に取りました。  そして私はおねぇさんと一緒に頑丈に鍵の掛かったシャンペンの棚への帰路に着きました。  歩く事、数十メートル。  道すがら、私はおねぇさんに聞きました。  「あの棚のシャンペンは売りたくないんですか?」と。  「いや、そんな事ないよ、ただ万引きが多いからじょっぴん掛けてるだけ」との返答でした。  そうこうしている内に遂に目的地の鍵の掛かったシャンペン棚に到着しました。
FoodtownのCustomer ServiceのKiwiのおねぇさんは、数十個の鍵を色々いじって数個試しましたが、実験は失敗しました。  そしておねぇさんは「ちょっと待っててね?」と言う言葉を残しまた数十メートルの復路を戻りました。  待つ事、1分前後でChineseのおねぇさんが来ました。  すると今度はほんの数秒でじょっぴんが開きました。  そして私が狙っていたシャンペンを手にしました。  ついでに念の為もう一度、Chineseのおねぇさんに聞きました。  「ここの棚の中のシャンペンは売らないようにじょっぴんをかってるんですか?」と。  するとそのおねぇさんは、答えました「いや、そんな事ないよ、こそ泥が多いから」と。
と言う訳で、私は目出度くお歳暮用のシャンペンを手中に収める事が出来ました。  これでお金を払わせて頂いて任務終了とは、ならず、もう一つ、DVDの購入もありました。  $25のシャンペン1本だけではちょっと物足りない気がしたからです。  そして直ぐ、あるDVDを買い、シャンペンと一緒にExpress Cashierさ行きました。  そしてお金を払うとDVDは、ケースだけなので中身をService Counterでもらって下さいとのお言葉を頂きました。  そして先ほどのService Counterへまた戻りました。
さて、それからDVDの中身発掘作業に入りました。  任務に就いたのは総勢2~3名ほどでした。  1名は発掘作業に従事せず発掘作業に従事している作業員に何やら色々話しかけていらっしゃいました。  楽しそうな雑談と言う和やかな光景でした。  DVD発掘作業にかなり長い時間を要しました。  恐らく10分~20分くらいだったと思います。  しかし、世の中捨ててもんじゃありません。  奇跡は起こったのです!  遂に目的のDVDは発見されました。
DVDの中身が何故入っていないかと言うと、そうですお察しの通り万引き防止の為です。  何はともあれ、任務を遂行し帰路に着いたらレシートが無いと気づきました。  そこでまた、Service Counterに戻りレシート捜索願いを出しました。  ゴミ箱を色々ごそごそやって遂にレシートを発見!  これにて捜索打ち切りでした。  こんなに何から何まで全てが順調に運ぶとはちょっと怖くなりました。  全ての任務を遂行し帰路についたとき、私の心中は何故か虚しくなっていました。  この虚しさはどこから来るのか・・・?  これも青春の1ページと自分に言い聞かせてFoodtownを後にしたのでした。  今宵があなたにとって和やかなお正月の3日目である事を願っています。

平成19年01月02日(火) 11:22pm(NZ時間)
■ 干支 丁亥(ひのとのい) ■
おばんです、みなさん。  今日のオークランドは良く晴れて居ました。  まさに日本晴れのお正月でした。  あなたは、このお正月を如何お過ごしでせうか?  帰省されのんびりされている方も多い事と思います。  どこもかしこも日本は混みますが、正月、黄金週間、お盆以外じゃないとまとまって休めない構造になっていますから仕方ないですね。  それが日本の窮屈な部分ですが、昔ながらの季節感と風習も味わえるので良いところでもあるかも知れません。
今年はいのしし年らしいです。  猪の事を英語ではWild Pigと言うらしいです。  干支を調べるのは毎年苦労します。  「亥」と言う文字がなして「いのしし」と読むのか分かりません。  他の干支も同様に奇妙な字を当てます。  本家本元の中国で作られたので彼らに聞けば分かると思いますが、どうして通常の漢字を当てなかったのか理由が分かりません。  「猪」=「亥」 ですし「牛」=「丑」 です。  他の干支の文字も訳が分かりません。
干支の文字も意味不明ですが、十干12支の組み合わせになると奇妙奇天烈大百科になります。  その謎を克明に解明したHPを発見しました。  これほど分かりやすく謎を解き明かしてくれたHPを始めて見ました。  素晴らしいHPです。  日付順にきちんと見やすく整理されたHPです。  そのHPの「平成17年01月01日(土)」の欄に詳細に説明書きがあります。  それは →  ここです
如何ですか?  これで今までの謎が解明されたでしょ?  但し、それでも「猪」がどうして「亥」なのかその理由は謎のまま・・  今夜はこれにてごめん。

平成19年01月01日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 平成19年元旦 あけましておめでとうございます ■
新年明けましておめでとうございます。  今年も宜しくお願いします。  ニュージーランドでもお正月は1月1日です。  でもお正月の特別な行事などは殆ど無いようです。  クリスマスの延長でお正月になってたまたま休日になっているが特に何かを祝うような雰囲気はありません。  ニュージーランドは南半球にありますから、今は夏です。  私にとってはニュージーランドでお正月を迎えるのは今回で10回目です。  暖かいお正月はシンガポールに居た頃も同様でした。  どうして私はこのように趣向の異なるお正月を何度も迎えるのか良く分かりません。  やはりお正月は日本で寒い雪の中が一番です。  今年が皆様に取りまして良い年であります事を願っています。

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