コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - August 2007.
当ページを立ち上げた日 平成19年08月01日(水)
平成19年08月31日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 本当に暴動罪 + 金融会社崩壊打ち止め? ■
おばんです、皆さん。
今日は、結構晴れ間が多かったです。
今日で8月は終わりです。
日本の内地も狂ったような暑さがややその勢いを失いつつあると聞いています。
何よりです。
私が子供だった頃、夏が恋しかったですが、それは北海道の道東の夏です。
でも私が内地で生まれ育って居たら夏を追い求める気持ちにはならなかったと思います。
先週の土曜日、2007年08月25日に起きたDunedinのUndie500での騒動で、逮捕された69人の若者の内10人に対して警察は「暴動罪(Rioting)」を適用しました。
本当に「暴動罪」で告訴したんですね。
脅しだと思っていましたが実際にやりました。
まだ全員の検証が終わって居ないようですが、順番に公判が進んで居るようです。
それら10名は下記です;
Andrew Radford Hope, 20, of Dunedin
Christopher Ryan James, 21, of Dunedin
Leon Johnson, 20, of Green Island
Ariel Kruger, 18, of Dunedin
Alexander William MacKenzie, 22, a heavy truck driver, from Ashburton
Timothy Howden Maynard, 19, of Invercargill
Isaac James McCleary, 19, of Dunedin
Joseph Murray-Cullen, 21, of Kaiapoi
Andrew James Sim, 24, of Christchurch
Gary Alan Thompson, 22, concrete worker, of Owaka.
やはりDunedinの若者が多いですね。
クライストチャーチの若者が多いのかと思っていましたが。
大型トラックの運ちゃんとコンクリート会社勤務の人間だけが職業が公表されそれ以外は明記されて居ないという事は学生だと思います。
本当に暴動罪で有罪にするつもりなんでせうか、NZ警察は・・?
最近はずっとこの話ばかりです。
金融会社倒産の話です。
現在NZで生き残っている金融会社は66個のようです。
これら66人全員が自らの財務状態が健全であると証券委員会(Securities Commission)に回答したそうです。
先週同委員会は、全ての金融会社に財務状況を正直に報告するように要請したそうです。
上場している金融会社は、証券取引所が確認したとしても非上場の金融会社はどうなのかと私は心配していましたが、やはりやるべき機関がきちんとやっていたんですね。
さすがNZです。
と言う事はもう金融会社の倒産は当分無いはずです。
ただし、時間とともに財務状況は刻々と変化します。
来週潰れる金融会社は無いにしてもしばらくしたらどうなるか分かりません。
金融会社の話ばかりしてきましたが、他にもxtra(NZの大手プロバイダー)のEmailが正常に機能せず大問題になった件も注意を引きました。
全てを書く事は出来ませんね。
でもちょこちょこ何がしかを書いていきます。
よろしゅうおねがいします。
平成19年08月30日(木) 08:20pm(NZ時間)
■ もう一つ金融会社倒産 + 賄賂でビザを出す移民局職員 ■
おばんです、皆さん。
今日も曇り時々晴れでした。
先週は雨ばかりだったと思いますが今週は雨も降らず平和です。
もう春です。
春から夏になるのが結構長く曲がりくねった道を経なければなりません。
夏はクリスマスが終わり正月が過ぎてからです。
先週か先々週から私はここに何度も金融会社倒産の話を書きました。
2週間くらい前にNathans Financeが倒産し(管財人の管理に置かれた)、昨日2007年08月29日(水)、クライストチャーチ在のProperty Financeも結局倒産しました(管財人管理になる)。
そして、今日2007年08月30日(木)Five Star Consumer Financeも倒産しました(管財人管理)。
この2週間で3つの金融会社が倒産しました。
過去18ヶ月間(1年半)で7番目の倒産です。
約3千人の投資者が居るだろうとの推定です。
会社規模で言うとNZで41番目の金融会社で、総資産が約6千万ドル(約50億円)。
先週、NZX(NZ証券取引所)が上場金融会社15社に財務状況の報告を求めましたがこの会社はその中に入って居なかったはずです。
と言う事は非上場の金融会社です。
金融関係の専門家も同社の規模が小さいので関心を持って居なかったようです。
と言う事は小さな金融会社はもっと潰れると言う事です。
来週はどうなる事でせう・・?
話はガラッと変わります。
この人は国民党時代の元移民大臣のTuaraki Delamereさんです。
数ヶ月前か半年くらい前にここで書きましたが、彼は詐欺罪で訴えられました。
彼は、移民大臣を辞めた後にビザコンサルタントの会社を始めました。
その時に不正にビザ申請したと言う罪で訴えられました。
結局無罪になったのですが、その時の恨みは根深いはずです。
それもそのはずで彼の名誉は地に落ちました。
ビザコンサルタントの仕事も殆ど無くなったのではないかと容易に想像出来ます。
昨日、2007年08月29日(水)、政府が調査報告書を発表したそうです。
2002年の事業ビザを発給するために移民局の職員が賄賂を受け取った証拠は何も無いと言う調査結果でした。
それを見てDelamereさんは、こんなのはうわべだけの取り繕いだと怒って居ます。
彼が怒ると言う事は、この調査を要求したのは彼かも知れません。
彼が嫌疑を掛けられたビザではないようです。
Delamereさんが言うのは、金でビザ取得の便宜を図った移民局の職員(日本で言う入国管理局、何故かNZのそれは移民局と邦訳される)を知っているそうです。
彼は元移民大臣ですからその辺の裏の事情には詳しいはずですから、屹度本当にそんな移民局職員が居ると思います。
と言うかアジア人が移民局の職員を買収して不正にビザを取得していると言うのはもっぱらの噂です。
最近はそうでもないですが数年前までは結構そんな話を聞きました。
2005年に彼が無罪になった後、直ぐ彼は賄賂を受け取っている移民局官吏が居ると主張していたそうです。
それで移民局が形だけの調査をして昨日その結果が発表されたと言う筋書きだと思います。
2002年に3,000~4,000のビザ申請が審査待ちだったそうです。
3,000~4,000はNZの移民局としてはかなりの量です。
その内の89件は、移民局の事業ビザ審査部門が1週間で処理してしまったそうです。
しかし、労働局の調査報告書では不正は無かったと結論づけています。
報告書では89件の内、39件は申請が却下されたか元々2日間で処理できる申請だったと言っています。
残り50件の内、30件は長期事業ビザで20件は投資家ビザだったそうです。
これらの50件は、書類がきちんとしていて添付書類も正当だったから早期処理されたと報告書は結論づけています。
当時、平均3ヶ月掛かるのが普通だったのが、報告書では色んな条件でそれは違ってくると言っています。
或る移民局職員は、50件の半分を処理し厳正で信頼に値するとの事です。
更に統計以外に特に資料も無く、どの職員も不正を働いた事を裏付けるものはないとも報告しています。
それに対し、不正を働いた職員は当然それを否定するし、他の職員も何か言って問題に巻き込まれるのを避けるとDelamereさんは言って居ます。
当たり前ですね。
証拠が無く証人も居なければ、泥棒は自分が泥棒したとは言いません、。
そして彼は遂に最後の切り札を出してきたようです。
彼は賄賂の授受を実際に見たという人間を知っているそうです。
そうなると移民局の役人も戦々恐々でせう。
元移民大臣、Delamereさんが言うには、2002年当時、誰かがビザを保証してくれるなら、金持ちの中国人と韓国人が5万ドルから10万ドルを支払ったそうです。
そんな場合は、1週間以内にビザは発給され、時には申請したその日にビザが降りたそうです。
いや~これは内部事情に詳しい彼の話ですから真実味が非常に濃いですね。
50件の申請の内、38件は中国人と韓国人でした。
名前を明かしませんが或る移民弁護士もDelamereさんの言う事は間違いないと言っています。
つまり、金でビザが発行されていたと言う事です。
この弁護士の話ですと結構な件数に於いて賄賂が動き早期にビザが降りたそうです。
それに関わった人間も知っているそうです。
賄賂ビザは、特に中国人が多く韓国人はそんなに多くないそうです。
Delamereさんがこれからも根性を掛けて戦えばかなり移民局の膿が出ると思います。
何と言っても賄賂授受の現場を目撃している人間を知ってるのですから。
恐らく、移民局内部に彼を陥れた人間が居て今は夜も眠れないと思います。
話は変わりますが、最近私の知り合いが、就労ビザ延長申請書類をきちんと綺麗に整理して完璧な状態で提出したら1週間で降りたそうです。
申請書類が提出時に滅茶苦茶だと処理が遅くなるのは当然です。
申請書類をきちんと整理するのは移民局の職員の仕事ではありません。
それは申請者本人の仕事です。
どの書類がどれだか訳も分からない状態で提出する民族が多いであろう事は想像に難くありません。
そんな書類を見たら誰だって後回しにするか腹が立ってこいつは落としてやれと思います。
それが自然なる感情の発露です。
こんな事は常識があれば直ぐ分かる事ですが大事なビザ申請書類を滅茶苦茶に放り込んで提出する地域の人間が居るのが現実でせう。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月29日(水) 09:12pm(NZ時間)
■ Undie500 ダニーデン学生暴動始末記 ■
おばんです、皆さん。
今日は曇り時々晴れでした。
雨は降らなかったと思います。
気温も程ほどで問題なし。
昨日は執筆できず失礼しました。
昨夜は晩御飯を食べてちょっとグダグダしていたら、たちどころに眠くなり服を来たまま布団で寝てしまいました。
夜中に一度目が覚め服を脱いでまた寝ました。
次に目を覚ますと今日になっていました。
先週の土曜日、2007年08月25日にDunedinで暴動がありました。
この写真はその様子の一部です。
Dunedinは南島の南東に位置する中都市です。
クライストチャーチよりも南です。
人口は約10万前後だと思います。
Dunedinと綴って「ダニーデンorダニーディン」と発音します。
Undie500と言う行事があったようですがそれに便乗して酒に酔い馬鹿騒ぎの末、暴動になり警察や特殊部隊(Squad)も出動しました。
クライストチャーチの学生が酔ってかなり大量に車で押しかけダニーデンの若者と合わせ総勢約千名規模が終結したそうです。
Undie500と言うのがどんな趣旨の行事なのか知りませんが「Undie」とは下着を意味するようです(オセアニア英語かも知れません)。
鎮圧に来た警察にビンを投げたりごみに火をつけて投げたりしたそうです。
また路上の車や長椅子を燃やしました。
昨年も同様な騒ぎになったそうです。
今年は、69人が逮捕されましたが殆どが学生です。
彼らの多くはCanterbury大学とOtago大学の学生です。
2つともそれなりにラベルの高い大学です。
日本で言うと旧帝大の最後尾辺りに位置してもお変しくありません。
昨年は、「秩序を乱す行為(Disorderly Behaviour)」程度で多めに見てもらいましたが今年は、警察も怒ったようです。
暴動罪で告訴し有罪、実刑判決を求めると言って居ます。
それで逮捕された学生たちは青くなって居ます。
そりゃそうでせうね。
NZでは、大学を出ただけでも結構なエリートです。
それがパァーになります。
警察はビデオを見てこれから一人ずつ検証するそうです。
いずれにしても今週の金曜日、明後日2007年08月31日にDunedin地方裁判所で公判が開かれます。
しかし、Kiwi はこのような事には結構寛大な気がします。
世論が学生たちの味方をしたら警察も態度を変えるかも知れません。
これは私の想像ですが、結局「暴動罪」は適用されず「秩序を乱す行為」で収まるように思います。
学校で喧嘩などしたらかなり厳しい態度で臨み処罰も厳しいようです。
でも彼らの腹の底には腕白小僧への寛大な本音が隠れているのではないかと私は想像しています。
何と言っても彼らが子供だった頃、似たような事をやっていましたから。
日本でしたらNZよりもずっと甘いです。
NZは日本ほどではないですが、結構甘いように感じます。
それにしてもKiwi達は元気をもてあまして居ます。
特に白人ですが(NZ人の中には白人の他にも色んな民族が居ます)、彼らのエネルギーはものすごいです。
野生そのものです。
ですから彼らを躾けて文明社会の規則を守らせるのはかなり厳しい態度で臨む事も必要です。
西洋人は東洋人に比較するとかなりテンションが高いエネルギーを内包しているのは間違いありません。
彼らが子供時代には、適当にエネルギーを発散させないと爆発すると思います。
ラグビーでそれなりに発散できるでせうが、全員がラグビー選手ではありません。
彼らのエネルギーを思う存分に発散させる場を与えてやれば良いと思います。
各都市でどこかのスタジアムを1年に1度開放して、野外リングを沢山作り思う存分野獣のように戦わせたら良いと思います。
ただし、スポーツとしての厳しいルールを作り審判の他に警察や特殊部隊も待機して殺人や強姦は起こらないようにすれば良いと思います。
そして格闘、スポーツ、音楽、踊り、ドンちゃん騒ぎ、車の暴走なんでもありで違法にならなければ何でもやらせたら良いと思います。
酒などは浴びるように飲ませたら良いです、勿論自腹で。
彼らの溜まったエネルギーは元気と言う健全なそれですからうまく発散さえすれば大事には至らないはずです。
精神的鬱屈感(ハイカラな言葉で言うとストレス)では無いので健康的な有り余る元気だと思います。
西洋人の本性は非常に動的で野生的だと思います。
彼らに比べると東洋人は、羊のように大人しいです。
ですから西洋人は文明化するための行儀作法を小さい時から厳しく躾けられます。
さもなくば常に暴れまわって大変だと思います。
それ故に彼らは大人になるとそれなりの礼儀作法(ハイカラな言葉で言うとマナー)を身に付けています。
野獣にならないように彼らは歴史から学んできたと思います。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月27日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ Property Financeは生き残る? ■
おばんです、皆さん。
今日は、久しぶりの雨でした。
と言っても小雨でしっとり濡れた程度です。
小雨のお陰で余り寒くありませんでした。
何よりです。
先週末に注目を集めたProperty Finance Group(PFG)は、首の皮一枚でつながっています。
今日、2007年08月27日(月)の朝9時提出期限の回答を上場金融会社15社全員が返答しました。
1社を除き全員が自分たちの財務状況は健全と謳ったそうです。
1社とは言うまでも無くPFGです。
PFGは株主の状態を月曜日(つまり今日)に改善すると約束しているそうです。
一体どうなるのか分かりません。
ただし、殆どの金融会社は上場していません。
今回NZX(NZ証券取引所)が出した財務情報提出要請は上場金融会社15社のみです。
上場していない金融会社は、NZXの規制を受けていませんのでその詳細は不明です。
上場して居なければ、NZXの規制は受けないのは当たり前です。
それではNZ政府が直に管理・監督する義務があるはずです。
するとNZ財務省か商務省ですね。
いずれかの省が非上場金融会社に何かの行動を取っているのかどうかその辺の報道は一切ありません。
上場していないと言う事は規模が小さいでせうから、万一潰れたとしてもその被害額はそれ程大きくないでせう。
それで騒がないのかどうか知りませんが、注目を浴びない部分で小さい錆びが広範囲に侵食していていきなりドカンだと怖いですね。
PFGだけじゃなく非上場の金融会社の状態も報道して欲しいところです。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月26日(日) 11:10pm(NZ時間)
■ 仕組まれた戦争? ■
おばんです、皆さん。
今日は曇りを基調にしたほど良い天気でした。
私にとっては平和な日曜日でしたがあなたにとっては、如何でしたか?
有意義な一日であった事を願います。
平成19年08月23日(木)にここで書いた記事「アメリカのつけ」を憶えて居ますか?
あの記事で私は、「戦争は儲かる人はぼろ儲けしますが、大量に物資を消耗しますから国家全体で見れば必ず赤字になり疲労します。」と書きました。
実はあれを書きながらふと思い当たった事があります。
何を思い当たったかと言うとGeorgeの腹の中です。
2001年09月11日のテロ事件。
あれでGeorgeは完全に勢いづきました。
アルカイーダの拠点はアフガニスタンにあったようですので、同国を攻撃するのは分からなくも無い。
あそこまでやるのはどうかと言う気持ちはありますが、アメリカのあの悲惨な被害状況を見たらそれなりの正当性も無くも無いと思います。
でもイラクはどうでせう・・?
確かにフセインはあのまま生かしておいてはイラク国民が不幸だったでしょうし、他の国も迷惑だったと思います。
しかし、アメリカが攻撃する正当性は全く無い。
極めて短期間で大量殺戮できる兵器を持っている確かな証拠があるとGeorgeは主張していましたが、結局あれはでっち上げ立ったと言う印象のみが残り実際はどうだったのか分からないままです。
と言うか大量殺戮兵器は実際に見つかりませんでしたから、情報操作の可能性が大です。
これはアメリカの議会でもUKでも大きな議論になりました。
UKは不幸な事にアメリカと行動を共にする運命がありますからTonyは貧乏くじを引きました。
つまり、イラク戦争は戦争が目的の戦争だった可能性が大です。
3日前の記事を書いていて、あの理不尽な戦争の魂胆がふと分かったような気がしたのです。
あれはひょっとしたら石油相場を上げるための戦争だったのではないかと思った次第です。
勿論、イラクの油田はアメリカが取るでせう。
しかし、それだけでなく低い水準で留まっていた原油価格を上げ、テキサスの油田に利益をもたらすのが真の目的だったのではないかと思いました。
勿論、これは私の勝手な空想です。
でも真実をついているかも知れません。
Georgeはテキサス出身です。
彼の後援者は、石油産業の大手企業が当然その主流のはずです。
数週間か1ヶ月前に発表されたFortuneの記事で売上高の世界順位がありました。
あの記事を今ちょっと探して見ます。
少々お待ち下さい。
ありました。
インターネットって便利ですね。
世界企業番付 米経済誌フォーチュン発表(2006年売上高ベース、2007年7月11日発表)
世界の大企業上位10社
※06年売上高ベース。カッコ内は前年順位。
1(2) ウォルマート・ストアーズ(米、小売り) ↑
2(1) エクソンモービル(米、石油)
3(3) ロイヤル・ダッチ・シェル(英・オランダ、石油)
4(4) BP(英、石油)
5(5) ゼネラル・モーターズ(米、自動車)
6(8) トヨタ自動車 ↑
7(6) シェブロン(米、石油)
8(7) ダイムラークライスラー(独・米、自動車)
9(10) コノコフィリップス(米、石油) ↑
10(12) トタル(仏、石油) ↑
ウォルマートが1位はちょっと意外でしたが、殆ど石油会社が上位をほぼ独占状態に近いです。
エクソンモービルがダントツの1位かと思ったら違いました。
でも売上高よりも利益です。
利益率はがばーっとあがっているかも知れない。
最近のガソリン価格の上昇で利益が莫大に膨れ上がっている可能性があります。
或いはガソリン価格は上昇しても利益は良心的に抑えたのでそんなに膨らんで居ない・・?
って事は無いだろうなぁ・・?
でもちょっと自信が無くなってきました。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月25日(土) 03:46pm(NZ時間)
■ 金融会社崩壊はまだ続く? ■
こんにちは、皆さん。
今朝は良く晴れていましたが午後から曇り始めました。
今のところ雨は降って居ませんが、降るかも知れません。
でも今週は全般的にとても良い天気が続きました。
NZX(NZ証券取引所)は、発表しました。
何を発表したかと言うと、NZの金融会社倒産は更に続くかも知れないと言う警告を発表しました。
NZXは、今週Nathan's Financeが管財人の管理下に入った事を受けて、上場金融企業に財務情報の提供を要求し月曜日(2007年08月27日)までに返答が無い会社は、その名前を公表するそうです。
最近の金融業界の騒動で私は今回初めて知りましたが、NZの証券取引所は、日本やアメリカと同じように大手と中小と分かれて居るようです。
中小(年間売り上げ500万ドル以上)を対象にしているのがNZAX(省略形の原型は不明)で、大(年間売り上げ5000万ドル以上)を対象にしているのがNZSX(省略形の原型は不明)だそうです。
日本で言うと東証一部とか二部のような感じです(大阪や名古屋も同様、ひょっとして福岡にも証券取引所があったでせうか・・?)。
NZAXは或いは店頭公開に相当するのかも知れません。
でも日本と規模が違いますから同じ水準で比較しないで下さいね。
年商5000万ドル(60億円相当)で大手~?!
ってびっくりしないで下さいね。
何と言っても人口400万人の国ですから規模が小さいのは当然です。
この写真はウェリントンにあるNZ証券取引所です。
私は現物を見た事がありません。
でも、上場している金融会社はまだましです。
誰かが何らかの形で監視してくれます。
しかし、上場されて居ない金融会社ですと財務状態を正確に知るのは難しいと思います。
NZAXに上場している会社の一つで、Property Finance Groupと言うクライストチャーチの金融会社が昨日(2007年08月24日)取引を停止しました。
Property Finance GroupからNZX宛ての文書がこれです →
Property Finance Announcment。
一昨日付け(2007年08月23日 木)の文書です。
木曜日に同文書をNZ証券取引所に提出し翌日の金曜日に取引停止になっています。
文書の内容を極めて大雑把に言うと株主の利益を守るために取引を停止し、再建策を検討し2007年08月27日に追ってご連絡致します。
とあります。
NZ政府は、今年の12月までに投資者に対する情報開示をより厳しくする事を法制化しようとしています。
また、独立した第3者監査会社による金融会社の格付け表示を義務付けると言う意見も多くありますので近いうちに実現する兆しがあります。
Property Financeは、$630mm(6億3千万ドル ≒ 約700億円)以上のローンがあるそうです。
ローンがあると言う意味がもう一つ分かりませんが、$630mmを貸し出していると言う事だと思います。
と言う事はそれだけの金額を投資者が預金している事を意味します。
或いは銀行や他の金融会社から6億3千万ドルを借りていると言う意味でせうか・・?
若し、月曜日に管財人が指名されれば、Property Financeは、この15ヶ月間で6番目の倒産金融会社になります。
と言う事は昨年からNZの金融会社の崩壊は始まっていたと言う事になります。
以下は、過去1年少しの間に破産した金融会社です:
* Nathans Finance
Collapsed in August 2007. Deposits of $166 millionLoan book of $170 million.
* Bridgecorp
Collapsed in July 2007. Owed $450 million
* Western Bay Finance
Collapsed in August 2006. Owed $48 million
* Provincial Finance
Collapsed in June 2006. Owed $300 million
* National Finance 2000
Collapsed in May 2006. Owed $25.5 million
着物トレーダーでも被害を受けた方が沢山いらっしゃると思います。
高い金利は魅力がありますが同時に危険性も高いです。
良く言われるハイリスク、ハイリターンです。
一番安全なのは銀行の定期預金です。
今ですと、銀行でも8.5%くらいの金利がごく当たり前につきます。
ただ、日本円に戻す時の為替リスクがかなり大きいです。
でも更に安全なのはこんな流動的状況下には何もしない事です。
金利が殆どつかない日本の銀行に置いておくのが一番安全だと思います。
今日があなたに取りまして素敵な土曜になる事を願って居ます。
平成19年08月24日(金) 11:57pm(NZ時間)
■ ホルムアルデヒド Formaldehyde ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは晴れていました。
昼間は結構暖かくぽかぽか陽気です。
でも夜になると急に冷え込みます。
今週はとても良い天気でそのせいで朝晩が冷えました。
雨ばかりですと気が滅入りうっとうしいですがそれなりに暖かいです。
2週間前、BBCなどの世界を報道するニュース番組ではアメリカに於ける事件を盛んに報道していました。
どんな事件かと言うと中国製のおもちゃ(玩具)から有毒物質である鉛が許容範囲の数倍も検出され商品回収騒ぎで大変でした。
今NZでも中国製の布製品からホルムアルデヒドが検出され毛布などが回収されて居ます。
ただし、NZではホルムアルデヒド含有量を規制する法律が無く欧州の基準で輸入業者が自主的に回収しています。
法律違反ではありませんから強欲でずるい人間なら放置するところでせうが、自主回収するところがさすがNZだと思いました。
毛布だけでなく子供服とかパジャマとか何から何まで中国製ですから繊維製品が社会から消滅するのではないかと思います。
どれくらいひどいかと言うと基準値の約900倍のホルムアルデヒドが検出されたそうです。
ホルムアルデヒドは繊維の皺を防ぐ働きがあるそうです。
不思議な物質ですね。
それにしてもホルムアルデヒドが有毒だとは知りませんでした。
癌になる事もあるそうです。
私が高校の化学で習った知識では、メタンが酸化してメタノール = メチルアルコールになりメタノール = メチルアルコールが酸化するとホルムアルデヒドになる。
ホルムアルデヒドが酸化すると蟻酸になると勉強した記憶があります。
ついでに、エタンが酸化してエタノール = エチルアルコール(これが我々が飲むアルコール)になりエタノールが酸化するとアセトアルデヒドになる。
更にアセトアルデヒドが酸化すると酢酸になると学習しました。
深酒するとアルコール(エチルアルコール)が頭の中で酸化してアセトアルデヒドになる。
アセトアルデヒドそれが2日酔いで頭が痛くなる原因だと私は大学の先輩から教えられた記憶があります(ただし、真実の程は不明)。
でも私はホルムアルデヒド = ホルマリンと記憶していたのでどうも腑に落ちませんでした。
ホルマリンは病院で消毒などに使われます。
そんな毒性の強いものを消毒に使うだろうかと疑問でした。
でもばい菌を殺す毒性があるから消毒薬として使われるのでせう。
それでちょっと調べて見るとホルムアルデヒドは常温では気体で水に良く解けるそうです。
水に37%以上のホルムアルデヒドが含まれて居るとホルマリンと呼ばれるそうです(37%が容積比なのか体積比なのか分かりませんが、化学では通常どちらを使っているのか忘れました)。
これは初めて知りました(昔習って忘れていただけかも知れないが)。
やはり毒をもって人体を消毒するんですね。
それならホルマリンで消毒すると癌になる可能性があるのでせうか・・?
ところでホルムアルデヒドの英語の綴りを見て私は愕然としました。
「Formaldehyde = ホルムアルデヒド」です。
ホルムじゃなくてフォルムだべさそれじゃ。
いや~こりゃちとやりすぎだと思いました。
高校生の時から今まで私は騙されていた事になります。
「フォルムアルデヒド」(本当の発音はフォルムアルデハイドかな・・?)と習うべきところを「ホルムアルデヒド」ですっかり定着しています。
そぉ~言えば、台所で使うあの~あれですね・・。
アルミ箔のあれです。
そうです、ホイル。
あれもホイルじゃなくて英語ではFoil = フォイルですね、そう言えば。
日常使う言葉は何となく納得出来ますが理化学用語は何と言うか止めて欲しい。
おやすみなさい。
平成19年08月23日(木) 10:55pm(NZ時間)
■ アメリカのつけ ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは晴れていました。
昼間は結構暖かくぽかぽか陽気でした。
でも夜になると急に冷え込みます。
でも6月に冬至があって、徐々に日が長くなりもう直ぐ8月が終わりです。
すると9月です。
9月は春です。
毎年毎年繰り返し繰り返し季節の話などして飽きないのでせうか・・?
飽きませんね不思議な事に。
私が子供だった頃、大人が天気の話なんかしていたら、はんかくさいんでないべか、と良く思いました。
子供の頃に思った事、感じた事は年齢とともに変化するんですね、不思議ですね。
29歳になって初めて分かりました。
アメリカのクレジット市場の状況悪化に関して徐々に分かりかけてきました。
ずっと気になっていたのが「クレジット市場」と言う言葉です。
どっかにそんな市場(いちば)があってクレジットと言う食べ物でも売り買いしているのか・・?
と素直に考えるとそうなると思いますがこの世にはありとあらゆるカラクリが設定されています。
クレジット市場(Credit Market)とは抽象的概念で物質的に存在する市場(いちば)ではないようです。
ですから野菜市場や魚市場のように朝早くに競りが立って売り買いしていないようです。
クレジット(Credit)とは信用。
どんな信用かと言うとお金を持っているかどうかです。
お金を沢山持っていれば信用がある、お金が無ければ信用がない。
これなら分かりやすいですね。
自分で書いていても分かりやすいです。
誰のお金かと言うと、今回のアメリカの危機ですと住宅資金融資(ハイカラな言葉で言うとローン)をしている金融機関のお金です。
住宅ローンを提供している金融機関の資金が少なくなっているようです。
更にその先には、住宅ローンを返済出来なくなった人たちが沢山居てその為に金融機関の資金が少なくなってきたと言う事です。
今回のアメリカのクレジット市場の危機的状況に関する記事を読みますと頻繁に「Subprime Loan」と言う言葉に出くわします。
この言葉の意味は住宅ローンを融資する対象について言って居ます。
実際の金利は分かりません。
低所得者層向けの住宅ローンを「サブプライムローン」と言うそうです。
そのSubprime Loanに於いて恐らく焦げ付きが沢山出たんだと思います。
それで住宅ローンを提供していた銀行や金融会社の資金繰りが苦しくなったようです。
会社同士の取引ですと良く与信枠と言う言葉を使います。
与信枠と言うのは、いくらまでなら掛売りをすると言う制限です。
例えば、越後屋が近江屋に米を売る場合、最大100両までならつけで売りますよと言う金額的制限です。
品物は先に渡すけど支払いは後で良いよと言う事です。
つまり売る方が買う方に対して与える信用の枠です。
お客さんが買いたいからと言っていくらでも売る訳には行きません。
お客さんがつぶれた時、売掛金を回収できないからです。
現金取引でしたら話は全く違います。
売り買いと同時に支払いが現金で決済されるなら誰でも出来るだけ売りたいと思いますが、つけ(掛売り)の場合はそうも行きません。。
その危険(ハイカラな言葉で言うとリスク)を避けるために与信枠と呼ばれる上限を設定します。
このような信用による売り買い、或いは貸し借りを総合してクレジット市場と呼んでいるのではないかと想像します。
今回のアメリカのクレジット市場は、住宅ローンが舞台になっています。
住宅ローンを借りる個人と貸す金融機関。
それらを総合的にクレジット市場と呼んでいるのだと思います。
つまり野菜や魚を売り買いするような市場の建物はやはりありませんでした。
それでも市場と言うんですね。
売り買い、或いは貸し借りする行為があれば市場と言うのかも知れません。
そう言えば、外国為替市場も建物はありません。
逆に建物のある市場の方が少ないのかも知れません。
でも株式市場には建物がありますね(証券取引所)。
今日のアメリカのReuters(ロイター)の記事ですと、Subprime Loanをやっていた大手の銀行や金融機関が大量のレイオフをすると書いていました。
Accredited、HSBC、Lehmanと言う大手の金融機関もレイオフしたり支店を閉じたりSubprime Loan事業から撤退を決定しています。
Accreditedって私は聞いた事がありませんがアメリカの大手金融機関なんだと思います。
ここに載せた写真を見ますと「Accredited Home Lenders」と書いてありますから住宅ローン専門の金貸し業者だと思います。
HSBC(Hong Kong and Shanghai Banking Corporation)は海外でとても有名な超大手の英国の銀行です。
名前を聞くと香港か中国の銀行のようですが英国本社の銀行です。
植民地時代に発展した銀行だと言う記事を読んだ事があります。
Lehmanは、Lehman Brothers・・?
ちと自信なし。
投資銀行と証券会社を兼ねているアメリカに良くあるタイプの金融機関ではないかと想像します。
彼らはかなり堅実な与信枠を設定しますから、確実に返済可能な人で無ければ住宅ローンを出さないはずです。
例え低所得者を対象としていても取る物は必ず取る仕組みのはずです。
その保証(抵当)は、当然間違いなく取っているはずです。
抵当はローンを組んだ住宅そのものだと思いますが。
これが世に言うMortgage(モーゲージ、一般的には住宅ローンを意味するがその原義は抵当)と言う奴です。
今回の危機も「Mortgate Crisis」とアメリカの新聞に書いています。
かなりがめつく堅い金貸しの彼らですが、それなのに今回の騒動に発展したと言う事は、アメリカ経済が相当悪化している事を物語ります。
戦争ばかり熱心にやってきたつけが今回ってきたのかも知れません。
戦争は儲かる人はぼろ儲けしますが、大量に物資を消耗しますから国家全体で見れば必ず赤字になり疲労します。
戦争に勝って相手から莫大な財産を奪い取れば話は違いますが、負けた相手もボロボロです。
イラクの石油は押さえたでせうが、それがアメリカに利益として還元される前に体力が尽きたのでせうか・・?
私も詳しい事は分かりません。
アメリカの自作自演のドラマは世界中を巻き込みます。
そして小さな小さな国、NZはその荒波に大いに翻弄されます。
日本も影響をもろに受けるでせうが、何と言っても日本は巨大です。
体力が違います。
NZのように体力の無い国の高金利に引き寄せられ、定期預金や債権(国債、社債)や株に手を出すと何か問題があると一気に来ます。
それ故に先週のようなNZ$の暴落や金融会社の倒産が起こるのだと思います。
でも今日はNZ$が日本円に対して3円くらい一気に巻き返しましたね(円安、ドル高)。
今後どうなるのか全く予断を許しません。
着物トレーダーはまだNZに投資を続けている様子が為替相場から伺えます。
今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年08月22日(水) 10:05pm(NZ時間)
■ アサリを制限の9倍獲り韓国人捕まる ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは晴れていました。
晴れているせいで朝晩が寒いです。
昼間はそれほど気になりません。
2007年08月20日と言うと2日前です。
その2日前に韓国人の男が違法行為で$1,800の罰金を課せられました。
そして車を没収されました(ホンダオデッセイ、年式、排気量、走行距離、車体色は不明)。
どんな違法行為をしたかというと、アサリ獲りです。
NZの海岸では無料でアサリを獲る事が出来ます。
数ヶ月前の或る夏の日に私も潮干狩りへ行きました。
その事は気まぐれで書きました。
写真も載せました(と思う)。
無料で誰でも海岸で潮干狩りが出来ますが、1人当り1日に何個まで獲って良いと制限があります。
捕まった韓国人は許可されている量の9倍のアサリを獲ったそうです。
アサリと言っても正確に言うと日本のアサリとやや違います。
こちらではCocklesと呼んでいますがアサリと良く似ています。
ただ、貝殻が日本のアサリよりも分厚くそして寸法(ハイカラな言葉で言うとサイズ)も大きく、日本人のアサリの2倍くらいあります。
色も違います。
NZ人のアサリの貝殻は緑っぽいです。
このアサリは、北半球には生息せず、NZ海域にのみ居るそうです。
でもこのNZ人のアサリもとても美味しいです。
その辺の経緯に関しましても、数ヶ月前の潮干狩りの記事に書きました。
捕まった韓国人の名前は、Hyug Gyu Park 46才です。
2007年04月01日にMatakanaと言う村で捕らえられたそうです。
Matakanaは、オークランドの中心から北へ約50キロ程に位置しています。
ワイン農家(ハイカラな言葉で言うとワイナリーとかVineyardとも言う)その他の農業も盛んです。
たまたま巡回していた農林水産省の警備員に止められたそうです。
9倍もの量の貝を獲ると言うのは余りにも欲張りすぎです。
私があさり獲りに行った時は勿論、許可量以下でした。
と言うかちょっと少な過ぎました。
準備が甘く入れ物を用意していきませんでした。
でも遠浅の海岸の砂浜を両手で掘ると一杯、一杯出てきました。
犯人の韓国人が巡回の警備員に止められた時、貝は獲っていないと何度も何度も繰り返し主張したそうです。
でも警備員が車を調べるとプラスチック容器が3つあり、その中にアサリさん達が大勢居たそうです。
合計609個のアサリさんが居たそうです。
1日で獲って良い量は、1人50個と制限されています。
いや~いくらなんでもちょっとやり過ぎですね。
ひょっとすると日本食を装う食堂でも経営していたのではないかと推測してしまいます。
参考までに言いますと、NZで日本食の食堂(ハイカラな言葉で言うとレストラン)を見たら日本食でない可能性が9割前後です。
NZの日本食(日本に居る日本人は和食と言うが、NZ及び海外に居る日本人は何故か日本食と言う)の殆どは韓国人か中国人が営業しています。
そしていかにも日本食に見えるように日本語や日本の絵を飾り立てています。
そして味は思いっきりまずいのですが、本当の日本食を知らないKiwi達は、日本食は美味しくて健康的(ハイカラな言葉で言うとヘルシー)だと言って喜んで食べています。
これが何とも情けないと言うか悔しい。
Hyug Gyu Parkの他に3人居たので3人分のCockles150個が差し引きされ、609-150=459。
これで50の約9倍になります。
Park(恐らく漢字で綴れば「朴」)は、先週North Shore地方裁判所で$1,800の罰金と$130の裁判費用の支払いを命じられたそうです。
許可量の3倍以上の魚介類を獲った場合、法律で定められている罰金の最高金額は、$20,000だそうです。
でも、罰金$1,800と車没収は堪えたでせうね?
これに懲りて強欲なアサリ獲り家業からは足を洗ったほうが賢明です。
今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願って居ます。
平成19年08月21日(火) 11:21pm(NZ時間)
■ 恐るべし着物トレーダー ■
おばんです、皆さん。
今日もオークランドは良く晴れ渡っていました。
2日続けての晴れです。
2日とも雨が降りませんでした。
お陰で放熱現象が起こり今夜は寒いです。
ストーブ(Heater)が必要です。
昨日、2007年08月20日(月)のNZのインターネット新聞は、随分とNZドルの動きを心配していました。
先週のNZ$の暴落がありましたので無理もありませんが、昨日更なる不安の種がありました。
昨日25億NZ$分相当の債権が海外で満期を迎えたそうです。
25億ドルと言うと、日本円に換算すると約2,700億円~2,800億円くらいです。
そしてNZの命運を握っているのは日本の個人投資家だそうです。
着物トレーダーなどの個人の投資家だそうです。
着物トレーダーとは日本人女性で外国為替相場に投資している人達です。
イギリスの新聞が命名したのではないかと思います。
着物トレーダーが全員着物を着ているとは限りません。
洋服の女性もいらっしゃると思います。
勿論、着物とは日本人女性を象徴的にあらわす為に使った表現です。
説明の必要も無いほど分かりきった事でしたね、はいすんません。
それ程、日本人女性が為替相場に投資していると言う事です。
日本人男性も勿論沢山投資していると思います。
ところが昨日、NZ$は壊滅しませんでした。
それどころか、先週の金曜日から少し巻き返したくらいです。
と言う事は、鍵を握っていた日本人投資家がまたNZ$建ての債権を買ったと言う事です。
と言っても2週間前から比べると大分NZ$を手放した人が多いはずです。
でも心配していたほどの激しい動きではありませんでした。
良かったのかどうか知りませんがNZの金融市場は一安心している事と思います。
それにしても先週1週間でNZ$を手放した人はかなり多いと思います。
その影響が既に出ています。
海外では金融会社と言う会社が沢山あります。
例えば、AAA Financeと言う会社名のようにFinanceと言う言葉がつく会社が多いです。
日本で言うノンバンクと似ています。
ノンバンクって所謂サラ金とかクレジットカードを運営している信販会社もその類に入るのでせうか・・?
私は日本のノンバンクって良く分かりませんが、彼らは個人相手に高金利でお金を貸す金貸しだと思います。
しかし、日本のノンバンクは高金利で預金できないと思うのですが如何でせうか・・?
日本のノンバンクの資金源は表向きはまともな銀行だと思います。
そして高金利で個人に貸し付ける。
会社相手に貸し付ける事もあるのかどうか私は分かりません。
高金利の定期預金などのサービスを提供していないのが日本のノンバンクの特徴だと思います。
海外と言っても色んな国がありますが、西洋及びその植民地だった国では一般的だと思うのですがNZにも金融会社(Finance Company)が沢山あります。
彼らは高金利でお金を貸し付けるだけでなく、高金利の預金サービスも提供します。
例えば、NZの銀行が半年の定期で9%の金利だとしたら、金融会社はそれよりも数%高い金利を払いお金を預かります。
貸付先はどこなのか良く分かりませんが会社が主な対象だと思います。
つまり銀行の機能とほぼ同じで金利(貸し借り両方とも)が高いだけです。
でも銀行と金融会社の大きな違いは、中央銀行との関係だと思います。
中央銀行は、銀行にしか資金を貸付しないはずです。
中央銀行は金融会社にお金を貸さないはずです。
そんなNZの金融会社の一つである、Nathans Financeと言う会社が倒産し、破産管財人の管理下に入りました。
これはNZ Heraldの今日の記事ですが、「As inevitably as night follows day, Nathans Finance has been placed into receivership.」です。
昼の次には夜が来るのと同じくらい当たり前にNathans Financeは破産管財人の管理に入ったと言っています。
また先月、2007年07月にはBridgecorpと言う金融会社も倒産したそうです。
満期の定期預金に対する支払いが出来なかったそうです。
これらのNZの金融会社の倒産現象は日本の個人投資家がNZの金融会社で預けていた預金を日本円に代えた事も大きく影響していると思います。
勿論日本の個人投資家だけでなく世界中の投資家がほぼ似たような行動を取ったのだと思いますが日本人の個人投資家がその多くを占めているようです。
すると先月(2007年07月)から投資家はNZ$から手を引き始めていたと言う事になります。
個人投資家だけじゃなく機関投資家も同様にNZ$を手放してきていると思います。
更にここに至る原因になったのがアメリカのクレジット市場に生じた不安だとか・・?
クレジット市場って何だべ・・?
と私は思いました。
クレジットカードを売ってる朝市だべか・・?
とは思いませんでしたが、何だか訳が分かりませんでした。
今でも分かりませんがぼんやりと推測出来るようになりました。
私なりの解釈で間違っているかも知れません。
クレジットとはCreditつまり「信用」と言う意味です。
要するにアメリカの貧乏人向け住宅ローンの金融会社が倒産しそうになっている。
と言う事だと思います。
そこになんでクレジット(信用)市場が出てくるのか・・?
ここがもう一つ分かりませんが、要するに住宅資金融資をするアメリカの会社の信用状態が悪化していると言う意味ではないかと想像しています。
そんならそう言って欲しいもんですがみんな分からないように混乱するように書いてくれます。
でも私も間違っているかも知れないので安心しないで下さいね。
信用市場なんてあるのでせうか・・?
信用を売り買いする相場があって、あの会社の信用を100ドルで買うとか50ドルで売ると言うよな競りが立つ相場があるとは到底思いえません。
それなのに市場なんですかね・・?
本当にようわからん言葉ばかりをどこの新聞も使ってくれます。
何が何だかさっぱり訳が分かりませんが、先週私が分からないと言ったらご親切にEmailで説明してくれた人がいらっしゃいます。
ありがとうございます。
私の場合は人に聞かれるのが専門で教えてもらう事が余りありません。
そんな訳で嬉しかったです。
詰まるところ、NZはアメリカとか日本に振り回されていると言う事です。
日本がくしゃみを引くとNZは肺炎か肺結核になりそうです。
日本の着物トレーダーが一声にNZドルを売り日本円に変えたら一体どうなるべ・・?
おやすみなさい。
2007年08月23日(木)追記 クレジット(信用)市場について
アメリカの信用市場が悪化していると言う記事をReutersでまた読みました。
大体私の推測は的を得ていたようですが補足です。
結論として言えばクレジット市場などはこの世に存在しません。
単なる言葉のあやです。
その実態は、融資(ローン)提供金融機関(銀行や金融会社など)の与信枠の事です。
つまり個人住宅ローンを融資する金融機関がなんぼまでは貸し出すと言う最大融資金額の上限を低くする、それが「クレジット市場」の悪化だと推測します。
平成19年08月20日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ NZの鳥、Tui ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドは久しぶりに良く晴れ渡っていました。
今日も雨は降りませんでした。
そのせいで放熱現象が起こり夜は結構寒くなりました。
でも数ヶ月前はこの程度の冷え込みは頻繁でしたが、雨のせいで気温は比較的穏やかだったのだと思います。
この写真をご覧下さい。
昨日私が捕らえた写真です。
NZ名産のTuiです。
ありきたりのデジカメではこれが手一杯です。
クリックすると拡大画像が別画面で表示されますが、ズームしているので結構木目が粗いです。
そしてちょっと重いです。
この鳥の喉元をご覧下さい。
白いぼんぼりがあります。
これがTuiの特徴です。
体長は、20cm前後くらいだと思います。
Tuiは動きがすばしこくじっとしていないので近寄って写真を撮る事が出来ません。
それでこのようにちょっと離れた距離で拡大して撮るしかありません。
鳥の写真を集めたHPがありますが、あんな風には素人では撮れませんね。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月19日(日) 11:47pm(NZ時間)
■ NZの馬 ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドは久しぶりに良く晴れ渡っていました。
今日釣りに行くと言う知り合いが居ました。
出かけましたが直ぐ戻ってきました。
どうしたの?
と聞くと波が荒くて船を出せなかったそうです。
天気は穏やかだと思ったのですが、海は結構あれていたそうです。
この写真はNZの馬です。
競馬や乗馬用ではなく農業用の馬です。
この人本人は労働をしていませんが子供たちが労働用に売られていくそうです。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月18日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 白と黒 ■
おばんです、皆さん。
今日も雨でした。
オークランドの冬は雨と相場が決まって居ますからいかんともしようがありません。
あなたはこの鳥を見た事がありますか?
白と黒の鳥です。
オークランドの郊外でたまたま見かける鳥です。
そんなに珍しくも無いですがそんなにありふれても居ない鳥です。
鳥の写真を取るのが難しいですね。
動きの細かい鳥は近寄って写真を取る事が出来ないのでなかなか写真機の中に捕らえる事が出来ません。
ズームと言う手がありますが、ありきたりのデジカメでは大きなアップ画像を撮れませんし、ぶれやすいので難しいです。
NZ名産のTuiとかFantail Birdなどのように比較的身体が小さく動きのすばやい鳥は特に捕らえにくいです。
でもいつか彼らのアップ画像を撮るのが私の夢です。
野生のカブトムシを自力と捕まえるのと同じくらいの夢です。
真夜中の今、外はしっとりと濡れて居ますが雨は止んで居ます。
明日は久しぶりに晴れるかな・・?
素晴らしき週末をお過ごし下さい。
平成19年08月17日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ ニュージーランドドル暴落 ■
おばんです、皆さん。
昨日、一昨日と嵐でしたが、今日は穏やかです。
今日も雨は降りましたがひどい降りではなかったです。
私は最近Flash Memoryを手にしました。
最近はそれにこの記事の更新データを保存していますがそれを今日会社に忘れてきたようです。
今は家でこの記事を書いていますが、家のPCには最新のファイルが無く、今、古いファイルに上書きしています。
古文書館の8月分のファイルがサーバーから消えて居ます。
古文書館の8月分のファイルは、家のPCに無いので更新出来ません。
前回、インターネット接続が不安定な状態で上送(アップロード)したのできちんと完了しなかったのだと思います。
古文書館のみ見に行く人も居ますのでそんな方には大変申し訳なく思います。
本館まで足を延ばしてくれたら良いのですが・・
この1週間のNZドルは激しく下落しました、暴落と言う言葉が将にふさわしいです。
7月20日頃までNZ$は100円に近かったです。
今日はNZ$1が75円程度まで下落しています。
特に今週1週間の下落は極めて激しいです。
この1週間で約10円下落しました。
NZ$1が80円前後ですからそれに対しての10円は10%以上に相当します。
どうしてこんなに激しくNZ$が下落し日本円が上昇するのか理由が良く分かりませんが、米国の株式市場が下落しているのが発端とか・・?
それが何故、NZ$安、日本円高と言う現象になるのかその原理が分かりません。
こんな感じでせうか・・?
米国の株式市場の下落。
不安。
安全な通貨を求める心理が働く。
日本円は安全。
NZ$は金利は高いが基盤脆弱。
これが若し、大体的を得ていたとしてもそれでも分からない部分が沢山ありますね。
と言うか全然分からない。
何がどうなっているのかさっぱり分からない。
通貨を売り買いして膨大な利益を得ている人たち、所謂機関投資家と呼ばれる人たちにこの為替市場のメカニズムを解説して欲しい。
彼らは日本円を安い金利で借りてNZ$や豪ドルなどのような高金利通貨で預金して利ざやを稼ぐそうです。
昔良く言われていたのが危機に強い米ドルでした。
1990年の湾岸戦争の時、その通説が崩れ日本円が一気に上昇し米ドルは暴落しました。
米ドルの信用はかなり落ちてきている事を意味します。
最近は危機に強い日本円になったのでせうか・・?
でも米ドルやユーロとかボンドも全て調べないと分かりません。
世界の基軸通貨、日本円、米ドル、ユーロ、英ボンド(Sterling Pound)全てです。
最近の私は、NZ$と日本円しか見ていないので世界が見えなくなっています。
いずれにしても投機筋はNZ$を信用していないが日本円を信用していると分かります。
それにしてもNZ$がここまで暴落したらNZ経済に大きな変化が現れると思います。
一気に景気が冷え込み、不動産は暴落するか・・?
どのようになるか分かりませんが良い結果にはならないような気がしますが如何でせうか?
おやすみなさい。
平成19年08月16日(木) 11:20pm(NZ時間)
■ 犬が人を襲う事故 ■
おばんです、皆さん。
昨日、今日と嵐が続いています。
風がとても強く雨が沢山降っています。
でも不思議な事に停電になりません。
こんな事を言うと停電になるなんて・・事はありません。
昨日はまた記事を更新出来ませんでした。
すみません。
最近頻繁です。
でもまた通常通りに戻れると思います。
これはちょっと古い記事ですが、2007年08月07日のものです。
またしても獰猛な犬が幼児に噛み付き重症を負わせました。
この写真の子は、Aotea Coxonちゃん2才の女の子です。
幸いなことに命に別状はありません。
犬に襲われてこんな悲惨な姿になりました。
犬の種類はStaffordshire-terrier crossだそうです。
どんな種類の犬なのか私は知りません。
犬は2007年08月06日に死刑になりました。
犬の飼い主は告訴されます。
この幼児は、たまたま通りがかりの人に助けられました。
さもなくば殺されていたと思います。
この幼児は、7時間の手術を受け290針縫われました。
顎が砕けていて、プラスチックを入れたそうです。
誰が見てもこの写真は見るに耐えないと思います。
でもこんな写真が1年に1度くらい新聞に載ります。
数ヶ月前には大人の女性が犬に襲われて死に至りました。
NZでは犬が人間を攻撃する事故が耐えません。
1度や2度ではなく、何度も何度も繰り返し起きています。
勿論、NZの法律で犬の放し飼いは禁止されています。
飼い犬は首輪をつけて紐で繋いでいないといけません。
でもそんな事はお構い無しに放している事が度々あります。
NZの人は法律をかなりしっかりと守るのですがズボラなところはとてもおおらかです。
日本では親がパチンコをやっている間に子供を車の中に入れたままで脱水症で死ぬ事故が毎年毎年これでもかこれでもかと言う具合に繰り返されます。
一体どうしてそんなわかり切った事をまた繰り返すのかと普通の人は思うのですがでもそれをやる人間が耐えません。
NZの犬もそんな感じです。
世の中には簡単に防げるであろう事故が結構日常的に繰り返されています。
自分の身の回りにそんな人間が居るだろうかと思っていざ探すと居ません。
一体そんなわかりきった事故を起こす人間が現実に居るのだろうかと不思議に思うのですがそれが知らない所に居るのですね。
嵐の夜に記す。
平成19年08月14日(火) 09:33pm(NZ時間)
■ 縄文人 ■
おばんです、皆さん。
今朝は、とても良く晴れ上がっていました。
こんな快晴でも安心できないと空を見ながら思いました。
11時頃には雨がぱらぱら降っていました。
NZと言うのかオークランドと言うべきなのかここの天気は決して期待を裏切りません。
きちんと雨の時間を用意してくれています。
参考までに申し上げますと私は雨を待っているわけでもありませんし期待しているのでもありません。
それでもきちんと雨は毎日降ります。
昨日と同じ文言です。
全く同じような天気が毎日続いています。
最近のNZのTVでは良くマオリの児童虐待(Child abuse)の話をしています。
マオリ人の家庭で子供を死に至らしめた事件があったようです。
それをきっかけにしてマオリ人社会の子供虐待が問題になっています。
私が思うに子供だけではないと思います。
夫が妻と殴るとか或いは色んな形の家庭内暴力が横行しているように思います。
これはマオリ人に限った問題ではありません。
白人でも東洋人でもある問題です。
でもこれは私の想像ですがマオリ人の場合はその割合が高いと思われます。
マオリ人の児童虐待問題を取り上げた最近のTB番組を見ているとそのような発言が多々あります。
マオリ人自らが家庭内暴力を無くす努力をしているその姿が見えます。
そんな考えの人達がTVに出て良く議論しています。
そこで良く聞く言葉が「政府」が何々だから・・・。
政府がこうだから・・・。
彼らの他力本願意識が如実に出ていると思いました。
マオリ人は日本人の仲間です。
マオリ人はポリネシアンです。
日本人の血の半分はポリネシアンだそうです。
私はマオリ人に興味を持っています。
縄文人はポリネシアンだと思います。
そして縄文人が純潔に生き残っているのがアイヌだと思います。
ポリネシアンの特徴、刺青、トーテンポールなどはアイヌにも共通しています。
アイヌは古代までは内地に居ましたが追われ追われて北海道まで逃げていきました。
北国の民族は普通肌が白いはずですがアイヌは黒いです。
これはアイヌがポリネシアンである証拠だと思います。
ちょっと話は飛びましたがマオリ人は政府に依存する体質が出来てしまったと思います。
マオリ人は政府より手当てをもらっています。
原住民であると言う事で手当てをもらっています。
でもマオリ人と言っても今は純粋なマオリ人は殆ど居ないそうです。
殆どが混血です。
ですから全く白人に見えても少しマオリ人の血が混じっているという事で手当てをもらっている人も居ると言う話を聞いたことがあります。
政府に援助されていると依存体質に陥ってしまいます。
自助努力の意識が失われてきます。
政府は助けているつもりでもその生み出す結果は皮肉です。
本人達の意識の問題もあるでせうが。
でも自然の中で素朴に暮らしていた民族が文明社会に毒されると悲惨です。
やはり侵略者が一番悪いのです。
自然のままでしたら土人も仕合せだったのです。
土人を差別用語と捕らえないで下さい。
もし、土人を差別用語だと捕らえたとしたらそれは変です。
なぜなら土人は土着の人という意味だからです。
土着の人が何故差別されるいわれがあるでせうか・・?
それは文明人のおごりです。
文明が原始より優れていると思ったら大きな誤りです。
平成19年08月13日(月) 09:53pm(NZ時間)
■ Amazing Grace ■
おばんです、皆さん。
今朝は、とても良く晴れ上がっていました。
こんな快晴でも安心できないと空を見ながら思いました。
11時頃には雨がぱらぱら降っていました。
NZと言うのかオークランドと言うべきなのかここの天気は決して期待を裏切りません。
きちんと雨の時間を用意してくれています。
参考までに申し上げますと私は雨を待っているわけでもありませんし期待しているのでもありません。
それでもきちんと雨は毎日降ります。
私は昨日数年ぶりに映画を見ました。
題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)は、「Amazing Grace」です。
聞くところによるとこれはある曲名から取ったそうです。
その曲がこの映画の中で流れていました。
「Amazing Grace」を和訳すると何でせうか・・?
「驚くべき優雅さ」、「驚嘆すべき優雅さ」、「ぶったまげた優雅さ」、「尋常ならざる優雅さ」・・?
ここである事に気がつきます。
私は、「Grace」に対して「優雅さ」しか思いつきません。
でもそれは拙い(つたない)訳である事は一目瞭然です。
それでは何が適当か・・?
でもその前にそもそも「Amazing」と「Grace」は日本語では結び付けにくい語です。
英語でも奇をてらっている感じがしますがそれは私が英語の言霊を身体に浴びて居ないためかも知れません。
それじゃ一体何て訳すと最も自然な日本語でそれで居て尚且つ妙な表現になるでせうか・・?
この場合、「Grace」が鍵を握っていると思います。
「優雅」から発想を切り離さないといけないと思います。
でもそれじゃ何と言うと妙案が浮かばない。
勿論、英和辞書などは頭からはずしてしまいます。
すると・・?
う~ん・・・。
どうもしっくり来る日本語が思い浮かびません。
「Amazing Grace」と言う音楽の歌詞の内容がどんなものなのか知りませんので益々難しいです。
でもこの映画の内容だけで考えると・・?
映画の主人公の名前は、William Wilberforceと言う実在の人物です。
William Wilberforceを演じているのはIoan Gruffuddと言う男優です。
内容は18世紀前後のUK(United Kingdom = 英国)の奴隷貿易をめぐる議会での攻防です。
William Wilberforceが奴隷廃止法案を通すために四苦八苦します。
そして最終的には奴隷廃止案が可決されます。
イギリス人の不思議さをまた改めて実感しました。
ここまで書いてきて「Grace」の意味を改めて考えますと、高潔さがぴったり来るのではないかと思いました。
すると「Amazing Grace」は、「驚くべき高潔さ」で如何でせうか?
私の和訳の良し悪しは別にしても英国人の不思議です。
彼らはいつも先頭を切って極悪非道を実行します。
そしてUKの中からそれに真っ向から反対する人たちが現れます。
これは非常に奇妙です。
現在の地球を見てもとても不思議です。
英語を公用語とする国の何と多い事か・・!?
Common Wealth Countiesと言われる旧大英帝国の構成員達はどれだけ居るか計り知れません。
英国人は、歴史を振り返ると極悪非道の最たる人達です。
でも現在に至ってもUKを批判する人は殆ど居ません。
米国や日本やロシアを批判する人達は腐るほど居ます。
でも誰も英国を批判しません。
地球上にこれだけ英語国家が数多く存在する、ただそれだけで批判の対象になってしかるべきです。
東南アジア、アフリカ、北米、オセアニアの国々で英語を公用語としている国家はなんぼあるでせう?
英語を公用語としていると言う事はとりもなおさず英国人がそれらの国々を侵略し、強奪し、略奪し、強姦し、剥奪した事を意味します。
奴隷貿易廃止をした、即ちそれ自体が極悪非道の行いをしてきた証拠です。
それなのに英国は現在に至るまで誰にも批判されません。
それは何故か・・?
彼らは余りにも圧倒的に極悪非道の限りを尽くしてきたからだと思います。
それにより、色んな土地に英国人が移住しそれらは英国の領土となりました。
それらの国々には英国人達が住みつきました。
そんな国々が増えるとそれらの国々は英国のシンパ(同調者)になります。
アメリカのように英国からの独立戦争をしたにしても彼らは侵略した土地、アメリカに住み続けます。
そして英語が公用語になり英国の伝統が多少でも継承されます。
そしてUKの親戚が量産されて行きました。
チャップリンが映画の中で言っていた言葉、正確には憶えて居ませんが要するに数人殺すと犯罪者になるが大量殺戮すると英雄になる。
これは現在の地球では或る意味では真実です。
日本とかドイツとかイタリアのような中途半端な悪党は叩かれるのです。
徹底的な悪党は批判もされずに優雅に今でも生き続けそして他国から尊敬されます。
これは余りにも逆説的結果かも知れません。
でもUK以外の国が同じ事をしたらどうだったか・・?
ひょっとしたら未だに非難囂々かも知れません。
英国人の人柄も大きな要素になっていると思います。
日本が英国のような事をして世界中に植民地を作っていたら今頃はどうなっていたでせう・・?
アメリカ、カナダ、豪州、NZ、東南アジア、アフリカは日本語圏だったらどうでせう・・?
永住権も簡単に取れると思います。
日本語試験はフリーパスです。
日本語が公用語ですから日本の資格や学歴はそのまま有効です。
どこの国へ行っても誰もが日本語で話そうとします。
我々は外国語を憶える必要がありません。
ユーラシア大陸を隔てた2つの島国でこんなにも大きな違いが出来ました。
今からこの遅れを取りもどすべきか・・?
おやすみなさい。
平成19年08月12日(日) 11:06pm(NZ時間)
■ NZで活躍する日本人漫才師 ■
おばんです、皆さん。
今朝は、雨でした。
それから雨が上がりました。
そして時々晴れ間が出ました。
全体的に曇りの日でした。
でも暖かかったです。
昨日もインターネット接続が出来ませんでした。
ごめんなさい。
この写真は、中辻 拓志さん(なかつじひろしさん、Hiroshi Nakatsuji)と言う漫才師です。
漫才師はハイカラな言葉で言うとコメディアン、英語で言うとComedianだと思います。
彼はNZで活躍しています。
勿論日本人です。
彼は2005年のNZのコメディアン・フェスティヴァルで最優秀新人賞を獲得しました。
今売り出し中の有望漫才師です。
NZで日本人が漫才と言うのは相当大変だと思います。
その彼が今朝のTVに出ていました。
Asia Downunderと言う番組でした。
その番組では日本人女性の集まりも取材していました。
こちらに居るほとんどの日本人女性はKiwiの男性と結婚しているようです。
彼女たちの子供たちは殆どが混血(ハイカラな言葉で言うとハーフ、更に言うとダブル)でした。
不思議でした。
中辻 拓志さんは、アメリカの大学で演劇を本格的に勉強したそうです。
彼の英語は淀みが無くKiwiと同じように話していました。
Kiwiの女医さんと結婚しています。
私の日本人の知り合いがTVのオーディションに出るとちょっと前に言っていました。
NZでは有名なShortland Streetと言う番組があります。
その番組に出演する日本人を募集していると言う話を聞きその彼は応募してそうです。
その彼は演劇とか芝居とか芸能とかには全く縁もゆかりも無いただの地味な大人しい男性です。
一体何を思ったかオーディションにこぎつけました。
彼は不思議な事に言われ無き自信に道すっかり合格するつもりでいたようです。
でも落ちました。
中辻 拓志さんが代わりに合格したようです。
HiroshiがShortland Streetに出演しているようです。
でも日本人が活躍するのは嬉しいですね。
私の知り合いは何故かすっかり合格するつもりで見事に落ちましたが、やはりプロに任せたほうが良いと思います。
これからも色んな方面で日本人が活躍して欲しいと思います。
日本人の株をもっと上げて欲しいです。
私もその一躍を担うかも知れません。
いつか、何かの拍子に。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月10日(木) 08:53am(NZ時間)
■ NZの灰色の人 ■
おはようございます、皆さん。
今朝は晴れています。
霞がかかっていて快晴ではありませんが、穏やかで暖かいです。
でも最近は殆ど毎日雨が必ず降っています。
雨の時期ですから毎度の事で分かりきっていますがたまに晴れ渡った爽やかな日になって欲しいです。
昨日、一昨日と更新できずに大変済みませんでした。
色んな事情により上送出来なかったり執筆できなかったりしています。
この記事を毎日の唯一の生きがいとされている多くの皆様に大変申し訳なく思っております。
あなたはこの人をご存知ですか?
とてもめんこい格好をしています。
鶏の仲間のようですが、鶏そのものではないようです。
全身が灰色のふわふわした毛で被われています。
泣き声も鶏に似ていますがちょっと違います。
ユーモラスで楽しい雰囲気を持った鳥さんです。
残念ながら名前は知りません。
平成19年08月06日(月) 11:57pm(NZ時間)
■ NZの人たち ■
おばんです、皆さん。
今日も雨でした。
毎日良く降ります。
昨日もインターネット接続が出来ずに更新出来ませんでした。
大変失礼致しました。
この人は誰か分かりますか?
NZで有名な人ですよ。
NZにしか居ません。
この人は鳥ですが羽がありません。
羽がありませんから勿論飛ぶ事が出来ません。
本人は飛ぶ気が最初からありませんから一向に気にしていない様子です。
この人は誰か分かりますか?
NZで有名な人ですよ。
NZだけにしか居ないのか・・ 或いは他の国にも居るのか知りません。。
Tuataraと言うトカゲです。
このトカゲの名前から取ったDairy Productsもあります。
今夜はこの人たちをじっくり見てお楽しみ下さい。
今夜はこれにてごめん。
平成19年08月04日(土) 09:51am(NZ時間)
■ 日本の学校or NZの学校? ■
おはようございます、皆さん。
今朝は雨です。
朝はとても良く晴れていて午後から時々雨が降る日が続いていました。
でも今朝は雨です。
こんな日もあります。
誰の過失でもありませんし、雨無しで人は生きていけません。
雨は大変ありがたいです。
でも毎日雨ですとありがたみは無くなり嫌な気持ちになります。
毎日快晴でも同じ事が言えます。
何にでも言える事ですが中庸が最適です。
度を越すと頂けません。
過ぎたるは及びざるが如し。
とは良く言ったもんです。
と言っても私がこの諺の意味を初めて理解したのは数年前の出来事ですが。
先週日本人だけの宴がありました。
その時に日本の学校とNZの学校のどちらが良いかと言う話題になりました。
その場に20代前半の若い女性が居ました。
その女性だけが日本とNZ両方の学校へ通った経験があります。
彼女は迷う事無くNZの学校の方が良いと言いました。
この女性は2~3年くらい前に書いたお光(おみつ)です。
お光のかあさんもその場に居ました。
お光のかあさんは、どちらが良いとは言い切りませんでした。
でも日本の学校では、頑張ると言う事を学べたから良かったと言いました。
頑張るとは一生懸命に何かに取り組むと言う事です。
嫌な事、出来ない事、面倒な事、苦手な事を直ぐ諦めるのではなく、それらを克服する為に努力する姿勢を学習出来たと言う事だと思います。
それは言い得て妙だと思います。
日本社会全体にその空気が充満しています。
そして周りの人間は困っている人に手を貸して助けると言う風土もそれなりにあると思います。
物事には全て良い面と悪い面があります。
上記の日本の風土はとても貴重で他国では余り見られません。
この特徴が日本の発展性の原動力の大きな要因だと思います。
でもこれが場合によっては息苦しく圧迫感になり得ます。
NZの場合は、一生懸命に何かに取り組むと言う姿勢がほとんど見られません。
苦手な事、嫌な事、面倒な事は直ぐ諦めて投げ出すと言うのが一般的です。
そしてそれが許される社会です。
出来る人間、やりたい人間だけがやってやりたくない人間は逃げて当たり前と言う風土があります。
物事には全て良い面と悪い面があります。
これが気楽で自由なのびのびと寛げる(くつろげる)空気を醸し出します(かもしだします)。
私は、NZからたまに日本に帰るとそれはそれは感動の連続です。
先進国なのに良い人と親切な人が多い。
人々は一生懸命に働いている。
やる事が正確で迅速。
電話をくれると言ったら本当に電話をくれる。
マドナルドなどのファーストフードでは食べた後、各自片付けをする。
スーパー(スーパーマーケット)へ良くと食べ物は芸術品のように綺麗でそれで居て安く美味しい。
日本人の几帳面な性格が如実に結集されている場所の一つだと思います。
そんな驚きと感動の日々がしばらく続きます。
それがずっと日本に居ると、何やそれ・・?
そんなにかたぐるしく考えなくても良いべ、はんかくさいでないべか?
って思える変な面もちらほらと見えてきます。
あぁ~そう言えば日本はそんな国だったと思い出してきます。
日本人でNZへ移住したいと言う人の多くがNZののんびりゆったりした雰囲気が良いと言います。
圧迫感零(ハイカラな言葉で言うとストレルフリー)国家と言っても良いかも知れません。
圧迫感と鬱屈感の充満している国から自由な国への移動は、比較的簡単です。
しかし、その逆はほぼ無理です。
つまり日本からNZへ移るのは簡単ですが、NZから日本への移動は相当な困難さを伴うと思います。
物事は全て良い面と悪い面があります。
今まで挙げたそれぞれの特徴で日本が良いとか悪いとか、NZが良いとか悪いとかと断罪する事はできません。
肝心な事は自分にとってどちらの国がより適しているかだと思います。
日本の学校、NZの学校も同様です。
しかし、好きな方を選べる理想的な環境に居る場合、日本の学校を経験しそこで貴重な事を学び、NZの学校で自由奔放、すき放題やり放題にしたら最高かも知れません。
NZの学校に浸りきってしまうと日本の学校で生存するのはとても難しくなるんですから。
でも誰でもそんな選択肢を持っているわけじゃないですね。
それを手にした人は恵まれているかも知れません。
今日があなたにとって素敵な土曜日の朝、そして1日になる事を願って居ます。
平成19年08月03日(金) 23:59(NZ時間)
■ Guden Abent, Alle ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドもいつものように変幻自在でした。
朝はとてもすがすがしく爽やかに晴れ渡っていました。
あの青空を見ていたら雨が降るとは信じられないと思います。
でもやはり雨はきちんと降りました。
昨日、一昨日、一昨昨日と全く同じ台詞です。
きのうは、記事の更新が出来ませんでした。
大変失礼致しました。
昨日はインターネット接続が出来ませんでした。
記事を書く時間と気力はあったのですが上送出来ませんでした。
大変失礼致しました。
今夜はこれにて失礼。
平成19年08月01日(水) 23:49(NZ時間)
■ 赤いヴァン ■
おばんです、皆さん。
今日のオークランドもいつものように変幻自在でした。
朝はとてもすがすがしく爽やかに晴れ渡っていました。
あの青空を見ていたら雨が降るとは信じられないと思います。
でもやはり雨はきちんと降りました。
昨日、一昨日と全く同じ台詞です。
最近気づきましたが、NZ警察は新しい戦法を編み出したようです。
それは何か・・?
速度違反取締りの新兵器です。
速度違反取締りとは自動車の走行速度が制限速度を守っているかどうかの取締りです。
今までは固定式の速度測定写真機(ハイカラな言葉で言うとカメラ)か或いは道路の路肩にパトカーを停めて携帯式速度測定カメラで速度違反を取り締まっていました。
パトカーだと気づかれやすいです。
それで新兵器を導入したようです。
新兵器とは赤いヴァンです。
ハイエースとかキャラヴァンのようなワンボックスワゴンで全身赤一色です。
後部の窓ガラスは全部スモークで中は見えません。
最後部のドアの窓ガラスの一部だけスモークをはずしそこからカメラで覗いている現場を私は目撃しました。
他にも同様な情報を入手しています。
と言う事は、この新兵器の移動式速度違反測定用ヴァンは全部赤の可能性が高いです。
今のところ他の色のヴァンと言う話は聞いていませんがひょっとしたら違う色ヴァージョンのヴァンもあるかも知れません。
それにしても不思議なのはどうしてNZ警察は速度違反取締りにこんなに一生懸命なのかです。
解決すべき未解決の事件は有り余っているはずです。
他にも沢山やるべき事があるはずですが速度違反取締りには特別な暑い情熱を感じます。
何かあるのでせうか・・?
違反金を沢山集めて何かしたいのでせうか・・?
おやすみなさい。