ニュージーランドドリームホーム > コラム集トップ > 2007年 > 2007年10月

ニュージーランドドリーム

コラム集

気まぐれ草紙古文書館 - October 2007.

当ページを立ち上げた日 平成19年10月01日(月)

平成19年10月31日(水) 09:43pm(NZ時間)
■ 馬鹿な奴 ■
おばんです、皆さん。  今朝も雨無しの1日でした。  3日続けて雨なしなんて珍しいです。  最近は夜8時過ぎまで明るいです。  段々と日が長くなってきました。  でも夏は、まだまだ先です。
あなたはアメリカ映画などを見て、あれっと思った事はありませんか?  鍵を掛けずに外出するあの場面です。  あぁ~鍵を掛けないで外出して良いのかな・・?  などと私は昔映画を見ながら良く心配しました。  それと台所で夫婦が話をしている途中にどちらかが冷蔵庫から飲み物を取り出し、その過程で話を始める。  冷蔵庫のドアは開いたまま・・。  映画の中の会話の内容より冷蔵庫のドアが気になって仕方の無い事ありませんか?
題名の「馬鹿な奴」は、玄関のドアに絡んでです。  ドアに施錠する事を、私の国では、ジョッピンを掛けると言います。  これで通じます。  北海道全土で通用するのかどうかは不明です。  日本では玄関の鍵は外側から掛けますが海外ではドアを閉めたらもうジョッピンが掛かっています。  ホテルのドアと同じです。  それ故に、洋画を見るとジョッピンを掛けないで外に出るのです。  これは便利なようで困る事があります。  若し、鍵を持ち忘れて外に出たら締め出しを食ってしまいます。  家の中に誰かが居たら良いですが誰も居なかったらもう2度と家の中に入れません。  私の知り合いが今日これをやったそうです。  本当に馬鹿な奴とはこの事です。
こんな馬鹿な事をやった奴は、恥ずかしくてそんな事を人に知られたくないと思います。  ですから私も彼が誰かを特定出来るような事は言えません。  彼の名誉のためです。  参考までに言いますと、彼は北海道出身で今オークランドに在住だそうです。  そして自称30歳だそうです。  しかし、幕末生まれたと言う噂も一部にあります。  彼の母親が幕末のドサクサに紛れて番所に届け出なかったため生年月日が不明と聞いた事もあります。  そんな彼ですが、鍵を持たずに今朝外出しました。  家の中に鍵を置いたままだと後で気がついたそうです。  時既に遅し。  家の中には誰も居らず締め出しを食いました。  やや暫く途方に暮れ思案の挙句、管理人を呼んだそうです。  すると管理人がLocksmithに電話して緊急出動を依頼したそうです。  Locksmithとは鍵屋さんの事です。
彼は外で呆然としているとLocksmithが来たそうです。  そして家に案内しました。  鍵のプロですから色んな道具で彼の家のドアの鍵をカチャカチャとやったそうです。  映画では、泥棒のプロが金属の道具でちょっと鍵穴をいじればすぐカチャと開きます。  彼はそんな光景を期待していたそうです。  ところが現実は、違ったそうです。  待てど暮らせど鍵は開かず、待つ事数十分後に遂にドアは開いたそうです。  そして彼は$90と言う大金を鍵屋さんに信用札(ハイカラな言葉で言うとクレジットカード)で支払ったそうです。  何でもChequeを使うと1回当たり$3の手数料が掛かる銀行口座らしいです。  それでクレジットカードで$90を支払ったそうです。  $90と言えば大金です。  思いがけない大きな出費に彼は頭を抱えているそうです。  11月は、食費を削り生活する決意だそうです。  それにしても本当に無駄な出費でしたね。  不注意から出た無駄な出費ですから悔やんでも悔やみきれないでせう。  彼は屹度今夜寝れないと思います。  そんな馬鹿な奴ですが、可哀想ですからこのHPが救いの手を差し伸べようと思います。  そんな訳で彼を可哀想だと思い救いたいと思う方は私宛にChequeを郵送下さい。  宛名は、kiwidream, Auckland, New Zealand.で結構です。  一人一口$1,000.00から受け付けております。  一人で何口寄付されても一向に構いませんので遠慮なく奮って協賛願います。  あなたも締め出されないように重々ご注意下さい。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月30日(火) 08:17pm(NZ時間)
■ ハミルトン付近でオイルタンカー炎上 ■
おばんです、皆さん。  今朝も雨無しの1日でした。  2日続けて雨なしなんて珍しいです。  そんなことも無いかな・・?  ただ、雨降りが多いと言う印象が強すぎるので雨が降らないと珍しい気がするだけかも知れません。  でもオークランドでも晴れた日が1週間くらい続く事もあります。  特にクリスマスが過ぎてからは良い天気が多いです。  つまり夏は、良く晴れた日が比較的多いです。  今は、日本で言うと4月末ですからまだまだ春半ばです。
Hamiltonの近くの国道1号線SH1でオイルタンカー炎上
上の写真は、今朝7時頃ハミルトン(Hamilton、オークランドから南へ約150km)近くのSH1(State Highway 1、国道1号線)で起こった交通事故の様子です。  タンクローリー(Fuel Tanker)とトレラー付きトラックが衝突し爆発炎上しました。  事故現場付近一帯は炎と煙の壁で暫く消火活動も出来ないほどだったと言います。  衝突した2台のトラックの運転手は幸いな事に2人とも生存しています。  HamiltonとNgaruawahiaの間が通行止めになっているそうです。  Ngaruawahiaは、Hamiltonからやや南の村です。  HamiltonからWaitomoへ向かう途中にあります。  今日の午後3時頃或いはもっと遅くまで交通止めが続きそうだと言う警察の予想です。  と言う事は、明日一杯通行止めかも知れません。  それにしても悲惨な事故です。  死亡者出なかったのが不思議なくらいです。  新聞記事には「Fuel Tanker」としか書いてないのでどんな燃料を積んでいたのか分かりません。  ガソリンなのか他の燃料なのか・・?
NZでは交通事故が非常に多いです。  道路が良く整備されているので運転がし易くスピードも出やすいです。  Kiwiの性格の赴くまま、好きなだけスピードを出させたら凄い猛スピードで車を運転すると思います。  それを放置しておいたら大変な事になることは間違いありません。  それ故にスピードカメラが至る所に設置され、またパトカーが持ち運び式のカメラで毎日色んな所で速度測定しているだと思います。  私が未だに分からないのは高速道路のスピードカメラです。  高速道路を走っていると良く、カメラ設置区域と言う警告の看板を目にします。  しかし、高速道路のスピードカメラを私は見たことがありません。  単なる脅し・・?  それじゃ日本の警察と同じになってしまう。  NZでは本音と建前がほぼ一致しています。  狼少年ではありません。  やると言ったら本当にやる事が多いです。  但し、それはこちらにObligation(履行義務)がある場合です。  むこうにObligationがある場合は何もやらないことが良くあります。  兎に角、交通事故は決して起こって欲しくありません。  私は、交通事故を決して起こしませんし、巻き込まれる事もありません。  何故なら私が自分自身でそう決定したからです。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月29日(月) 10:53pm(NZ時間)
■ Winston Peters吠える ■
おばんです、皆さん。  今朝は、雨無しの1日でした。  とても暖かく過ごし易い日でした。  それでも夜になるとそれなりに涼しいと言うか肌寒いです。  今日チラッとテレビニュースを見たら武装マオリが逮捕された件でWinston Petersがかなり興奮して話していました。  この件に関しては、平成19年10月16日(火) 「テロ防止法発動」で書いていますので宜しかったら、気まぐれ草紙古文書館へ行き参照願います。  ただ、Winston Petersが何を言っているのか良く分かりませんでした。  彼がマオリをかばおうとしているのか或いはその逆か分かりませんでした。
Winston Peters ウィンストン・ピータース この写真の男性がWinston Petersです。  Windston Petersと言う名前はアングロ・サクソンそのものです。  でも彼はマオリの血が入っています。  彼の風貌もマオリの血統を物語っています。  そして彼はNZ First党の党首です。  現在は労働党と連立与党を組んでいます。  彼は現NZ政府の外務大臣です(但し、2007年10月31日に閣僚の入れ替えがある模様)。  彼は移民に対して厳しい発言をすることで有名です。  移民をこれ以上NZに入れたくないのだと思います。  彼は、どのような人格の人物なのか私は知りませんが議会での演説をなどを聞くとかなり話の上手い人だと思います。
武装マオリ人達がマオリ全体の考えを代表しているとは思えませんが結構な物議をかもしているようです。  でも白人の対応は冷ややかです。  そりゃそうですね。  武力で国家を転覆させる事はちょっとやそっとじゃ無理でせう。  転覆は無理にしてもちょっと過激な行動を起こし、一矢報いようという意図だったのかも知れません。  いずれにしても非現実的で無謀な計画だったと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月28日(日) 11:35pm(NZ時間)
■ NZ警視副総監の強姦容疑は晴れた・・?の続き ■
おばんです、皆さん。  今朝は、雨が降っていました。  私は今朝早くオークランド空港さ行きました。  その時に雨が降っていました。  そして家に帰る時、Harbour Bridgeを通過しましたがマラソンで走っている人達がずっと続いていました。  オークランドマラソンです。  Devonportが出発点でVictoria Parkが終点らしいです。  マラソンに参加するには参加費を払う必要が有るそうです。  マラソンに参加する人間に聞いたので間違いありません。  日本でもマラソンに参加するには参加費を払う必要がありますか?
強姦容疑で告訴されたNZ警視副総監 Clint Rickards 昨日書いた記事の続きです。  昨日は10数年前の事件と言いましたが、20年以上も前でした。  場所がRotoruaである事は間違いありません。  今日の記事を読みますと(Rickards to face 11 internal disciplinary chargesと言うNZ Heraldの記事)3名全員無罪になったようです。  ちょっと驚きました。  今まで何度もこの事件に関する記事を斜め読みしていて強姦したとされる3人の警官は全員有罪になったと思っていました。  でも実際は無罪になったようです。  それで、Clintは警察の内務規定で裁かれる事になったようです。  それ故に、Clintは今でも一応警察に籍があります、但し、停職中です。  Clintは、11項目で警察の内務規定によって裁かれます。  それにしても解せません。  どうして裁判で無罪になったのか・・?  強姦罪に問われた3人の元警官は、Clint Rickards(現在、警視副総監)、Bob Schollum、Brad Shiptonです。  BobとBradは現在警察ではありません。

BobとBradは現在他の刑で服役中だそうです。  強姦罪では逃れたもののいずれにしても犯罪者である事には違いが無いわけです。  どこの国でも警察と言うのはろくな奴がいませんね。  日本の警察もひどいがNZもひどい。  日本の警察(制服組ではなく私服組み)が固まって歩いているとやくざにそっくりなので私は驚いたことがあります。  10数年前ですが私が岐阜羽島の国鉄の駅で公衆電話で話していました。  すると突然ものすごい剣幕で7~8人の人間が私のところにやってきました。  そして「この公衆電話だ」とか何とかガヤガヤ言って、私に何かを聞きました。  彼らは警察でした。  制服ではなく私服を着ていました。  その時の印象は、警察ってヤクザとそっくりです。  風貌と身体から醸し出す蒸気がヤクザと同種だと思いました。  私は何の罪も無い天使のように清らかな人間です。  ですから警察からとやかく言われる筋合いは全くありません。  その時、警察が私に何を聞いたか内容は憶えていません。  ただ、警察は誰かを追っていたのは間違いありません。  そしてその誰かが私が使った公衆電話を使い何かしたようです。
ちょっと話が逸れました。  Clintは、来年の2月に警察内務規定により尋問を受けますがまず間違いなく彼の警察での経歴は終わりです。  そしてまともな人生を終えることは難しいでせう。  と言うことは強姦をしたかどうかは別にしても11項目において尋問されるのは、どっちにして滅茶苦茶やってたのは間違いないでせう。  それにしてもLouise Nicholasさん強姦容疑が明るみに出る事無く闇に葬られたままだったならClintは警察の最高幹部にまで上り詰めたかも知れません。  だとすると本当に怖ろしい事です。  事件が起こった当初は、Louise Nicholasさんの父親が警察へ行き訴えても取り合ってもらえず闇に葬られようとしていたのです。  それが数年前に社会の注目を浴び、3人の容疑者が裁判に掛けられたのです。  裁判では無罪になったようですがそれでも他にも色々悪い事をしていたから何らかの罪で服役しているのです。  残るは、Clintだけです。  でもどうして来年の2月まで待つのか・・?  Clintに対する温情か・・?  どこの国でもある警察の身内に対する甘さか・・?
それにしても権力と言うのは怖いです。  警察は犯罪者を取り締まる組織です。  その警察が犯罪を犯したらどうするか・・?  誰が警察を裁くのか・・?  検察がありますが、数日前に書いた平成19年10月24日(水) に書いた「鹿児島県議選違反事件」でもお分かりのように検察も信用出来ません。  同じ穴の狢(むじな)です。  警察も検察も犯罪者ならどんな上部組織が彼らを裁くか・・?  それは恐らくもう無理だと思います。  と言う事は、日本もNZも国民は彼らの思うようにされるという事です。  これは極めて怖ろしい事です。  裁判所は、告訴された事件を裁く組織ですから、彼らが犯罪者を告訴する事は無いと思います。  というか裁判官も信用出来ません。  それは、平成19年06月25日の「冤罪」で書いたとおりです。  つまりどいつもこいつも権力を握っている人間は信用できないと言う事です。  と言うと語弊があります。  権力組織に居る人間が全員犯罪者と言う訳ではありません。  中にはまともな人間も居るはずです。  しかし・・。  権力組織のほんの一握りでも犯罪者であるならそれはもう終わりです。  中にはまともな人間が居たとしても彼らの努力や熱意は水泡に帰してしまいます。  国家とその構成組織、古今東西いつまで経っても解決しない問題です。  これが人間社会かも知れませんが、全うな人間が犯罪者に仕立て上げられたり、権力組織によって被害を受けると言うのは余りにも理不尽で許せない。

平成19年10月27日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ NZ警視副総監の強姦容疑は晴れた・・? ■
おばんです、皆さん。  今日は比較的良い天気でした。  雨も降りませんでした。  そして暖かかったです。
強姦容疑で告訴されたNZ警視副総監 Clint Rickards 写真の男性は、Clint Rickardsと言います。  現在は停職になっていますが、NZ警察のAssistant Police Commissionerです。  Assistant Police Commissionerを日本の警察の役職名で言うと警視副総監ではないかと思います。  かなり高い地位に居ましたが、首(馘)に成るかも知れません。  彼は10数年前RotoruaでLouise Nicholasと言う女性(当時は10代後半の少女)を強姦したとされ、告訴されました。  この事件についても以前書いた事があります。  当初は、警察が揉み消そうとした事件ですが、或る新聞記者が熱心にこの件を調査し世間の知るところとなり裁判にまでなりました。  強姦容疑者は、Clintを入れて3人でした。  裁判の結果がどうなったのか定かではありません。  Clintがまだ懲戒免職ではなく停職と言うのは有罪を免れたのかもしれません。  しかし、これから警察の内部規定に則り彼は査問されるそうです。  詳しくは再度書きます。  今夜はこれにてごめん。


平成19年10月26日(金) 08:00pm(NZ時間)
■ NZ議会で殴り合いの乱闘 - 本日の第2話 - ■
今日の第2話です。  最近のサボりを帳消しにする1日の内に2つ目の記事です。
Trevor Mallard NZ議会で乱闘 ボート王者 Brenda Lawson
上の写真の左側の男性の名前は、Trevor Mallardと言うNZ政府の閣僚です。  右側は、Brenda Lawsonと言うボートで1990年代に世界王者になった女性です。  Brendaは、Trevorの彼女です。  Trevorの写真を見たら分かると思いますがとても気落ちしています。  何故なら一昨日の水曜日2007年10月24日、NZ議会で乱闘騒ぎを起こし、他の議会議員を殴ったからです。  殴られた議員は、Tau Henareと言う男性議員でマオリ党所属です。  Trevorは、自分の生涯で最も愚かな事をしたと反省しています。  Tauが何と言ったかは明らかにされていません。  Tau本人が言わないと言っています。  しかし、Trevorの彼女であるBrendaに関係する事を言ったのは間違いないようです。  Brendaに関係する話でTrevorが怒り、「おい、Tauお前ちょっと表に出ろ」と言ったそうです。  それは学校を卒業したら終了する振る舞いだと新聞に書いていました。  確かにその通りです。
Trevorは、重要な職務から全てはずされました。  中学や高校生並みの喧嘩を議会でやったのですから当たり前ですが、日本の国会議員も似たような事をやって居ますね。  でもNZの場合は、直ぐ警察の事情聴取になり下手すると告訴にまで行きかねません。  早速Trevorを取り調べる手続きに入っているようです。  折りしもNZ議会では今、暴力反対運動を展開中でその為に1千4百万ドル(約11億円)の予算を組んでいるそうですから将にドンぴしゃりのタイミングだったわけです。  Trevorは糾弾されなければならないと非難されています。  ただ、国民党の誰かが先にTrevorのネクタイを掴んだと言いますから本当はどっちもどっちなんだと思いますが最初に殴った方が負けと言うのは中学・高校やNZ議会や日本の国会でも同じです。  現在のNZ政府は労働党内閣ですから、閣僚であるTrevorは、労働党議員か或いは連立与党の一員には間違いありません。  Trevorは、非常に攻撃的な性格だと多くの議員が言っているようです。  屹度血の気の多い性格なんでせう。  それにしても彼自身が言うように本当に愚かな事をしましたね。  これで彼の政治家人生は、相当打撃を受けたのは間違いないでせう。  第2話は、これにてごめん。

平成19年10月26日(金) 06:17pm(NZ時間)
■ 真実 - 本日の第1話 - ■
おばんです、皆さん。  今日は雨が降りませんでした。  良い天気で暖かかったです。  でも油断してはいけません。  ところで遅くなりましたが、昨日2007年10月25日(木)は、NZの政策金利の更新日でした。  結果は8.25%に据え置きでした。
平成19年10月21日(日)に私は「人種と民族」と言う題名で執筆しています。  その中で、黒人の知能が白人より劣っている主旨の発言をした人が居ると書きました。  その正体が今日分かりました。  インターネット新聞と言うのは数日後にはサーバーから削除されるので私はインターネット新聞の記事にリンクを貼らないようにしています。  それが不便です。  「DNA構造発見のワトソン博士が差別発言、会長職を辞任」と言う題名(ハイカラな言葉で言うとタイトル)の記事が読売新聞の今日付けでありました。  リンクを貼れないのでその記事の写し(ハイカラな言葉で言うとコピー)を以下に貼り付けます。
++Quote
====================
DNAの二重らせん構造の発見者として有名な米分子生物学者ジェームズ・ワトソン博士(79)(1962年、ノーベル生理学・医学賞受賞)が25日、コールド・スプリング・ハーバー研究所(ニューヨーク州)の会長を辞職した。  黒人への差別発言が英紙に報じられて騒ぎになっていたことから、責任をとったものとみられる。  AP通信によると、発言は「アフリカの将来を悲観的に思う。社会政策はすべて、彼らの知性が我々の知性と同じだという事実に基づいているが、すべての実験結果がそうなってはいない」「黒人労働者と付き合わねばならない人なら(対等でないことが)分かる」などというもの。  14日付のサンデー・タイムズ紙にインタビュー記事として掲載された。  ワトソン博士は「本意ではない」と謝ったが、同研究所は18日、博士の停職処分を決定。  博士は英国で行っていた新著の宣伝活動を中止して帰国していた。
(2007年10月26日10時21分 読売新聞)
====================
Unquote++
ワトソン博士の記事を読むと彼が黒人を軽蔑したり見下げたりする感情を込めず、事実を客観的に言っているのはまず間違いないでせう。  しかし、黒人の知性が劣っていると言う内容の発言をしていますので彼は社会から追放されたに等しいです。  アフリカの将来を本当に心配する人でしたら、彼と同様の意見を持つのが自然だと思います。  でもそれが通用しません。  黒人の知能指数が若し、白人より低いと科学的に実証されたとしても言ってはいけない事になっています。  真実は言ってはいけないのです。  本当の事は言ってはいけません。  人は常に嘘と欺瞞に満ちた言葉を吐き続けねばなりません。  と言うと語弊があります。  実は他に抜け道があると思います。  知能が劣っているなどと言う言葉を使わずに他の言葉で上手く言い換える技能が必要です。  正直で直ぐ本当のことを口にする人間は社会から追放されます。
若し、あなたが町を歩いていて、ブスの女を見たら、その女性に駆け寄り「あなたはブスだ」と言いますか?  若し、あなたがパブで飲んでいて、禿げのおっさんを見たら、その男性の耳元で「あなたは禿げだ」と言いますか?  若し、あなたが隣の家に行き、食事をご馳走になり思いっきりまずい料理を出せれ、「味は如何ですか?」と聞かれたら「まずいです!」と答えますか?  若し、あなたが会社へ行き嫌いな上司が居てその上司が蟹股(ガニマタ)だとしたら朝一番で上司の机にまっしぐらに向かい「蟹股」と静かにしかし、しっかりと聞こえるように言いますか?  若し、あなたの会社のお局様のおっぱいがぺったんこだとしたら、帰る間際、お局様が着替え室(ハイカラな言葉で言うとロッカールーム)に入ったのを見計らないその後を追い、お局様の後姿を発見したらお局様の正面まで回り込み、しっかりと彼女の目を見据えて「ペチャパイ」と透き通るような声ではっきりと言いますか?  ここに挙げた例を日々実行している人は、とても少ないと思います。  でも世の中は油断できません。  色んな人が居ますから中には思った事をそのまま口に出して言う人もいるかも知れません。  でもそんな人はとても珍しいと思います。  つまり、本当の事だとしても人の気持ちを害する事は言ってはいけません。
しかし、ワトソン博士の発言は微妙だと思います。  アフリカ人の事を真に思い、アフリカの将来を憂慮したなら黒人に見合った社会政策が必要だと思います。  高校の授業についていけず、落第しそうな生徒に勉強を教え救おうと言う強く熱い意気込みで東大理Ⅲ用の受験勉強を一生懸命に教えても効果が期待できません。  高度な内容の前に基本中の基本をまず教えないといけません。  ただ、ワトソン博士の気持ちがここでは重要だと思います。  彼の本性が若し、人種差別主義者で黒人を軽蔑し侮蔑感を持っていて今までもたびたび差別意識を持って発言していたとしたら彼は非難されても当然です。  しかし、若し彼の心が本当に黒人の事を思い、黒人の仕合せを願うばかりに本当の事を言ったとしたら彼は無罪です。  それでも非難轟々は避けられないと思いますが、分かってくれる人は分かってくれると思います。  それにしても白人と言うのは都合よく出来ています。  過去数百年に渡り黒人を激しく差別しそして奴隷として使ってきて、今は差別は良くないです。  鯨も同じです。  過去の反省があり差別は良くないと分かるだけ成長したんだと思いますが、彼らは常にマッチポンプ人生です。  社会の潮流は常に西欧により作られます。  西洋諸国の白人達が世界を動かしています。  日本がどんなに発達していたとしても世界政治の上では全く無力です。  日本が正しい意見を言ったとしてもそれが彼らに受け入れられなければ全く意味を成しません。  そもそも日本が自分の意見を言う事はありませんのでそんな心配は無用ですね。  はい、失礼しました。  今夜はこれにて失礼しないで、時間があるので第2弾の記事を別途書きます。  それでは後ほど。

平成19年10月25日(木) 10:15pm(NZ時間)
■ 原始人のアイデンティティー ■
おばんです、皆さん。  今日は雨が降らなかったと思います。  結構晴れ間も多く良い天気でした。  それにしても最近は春らしくなって来ました。  日が照ると日中は暑いくらいなのは数ヶ月前から同じです。  ほんの少しずつ気温も上がってきてるのだと思います。  日本に比べると季節の変わり目が穏やかです。  但し、1日の中での変化が激しいのがオークランドの特徴です。
1週間くらい前、私は或る老人と話をしました。  Kiwiの老人です。  年の頃は、70代中ごろだと思います。  彼は1950年代から10年前後パプア・ニューギニアに住んでいたそうです。  彼はクリスチャンで(バプテスト派だったと思います)パプア・ニューギニアの原住民を応援するために彼の地へ行ったようです。  彼の地の土着の人間(土着の人間の事を土人と言うのですが、土人は近年悪い言葉とされているようです)は、メラネシアンでアフリカの黒人に風貌が良く似ています。  パプア・ニューギニアは東南アジアの南にある大きな島です。  数世紀前欧州人が彼の地へ始めて足を踏み入れ原住民を見て驚いたそうです。  何故なら彼らがアフリカの黒人とそっくりだったからです。  それで新しいギニアと言う名前をつけたと言う話を昔何かの本で読んだ記憶があります。  パプアは、どんな意味なのか知りません、残念ながら。
そのKiwiの老人の話を聞きますと、現地人が夜 外を歩いていて誰か見知らぬ人間に出くわすと直ぐ殺そうとするらしいです。  但しこれは40年くらい前の話ですので、現在はどうなのか知りません。  また、どこかの山の上に住んでいる原住民達が里を襲い、赤ん坊を皆殺しにした話も聞きました。  これはまた別の部族かも知れませんが、赤ん坊生まれたら直ぐどちらかの手の人差し指と中指を切断するそうです。  その老人が何故そんな事をするのかと原住民に聞いたところ、赤ん坊の指を直ぐ切断しないと悪魔が赤ん坊を奪ってしまうそうです。  赤ん坊が1歳になるまで死亡する確率は5割で、5歳になるまで生きているのは2割5部しかなかったそうです。  私は、老人に聞きました。  それは神の思し召しなのですか? と。  人口を調節するために神の意思で赤ん坊が殆ど死んでしまうのですか、と言う意味で聞きました。  するとその老人は、ちょっと当惑した様子を見せましたが私の質問には答えず話をそらし、現在は文明化され死亡率も低くなってきていると言いました。
文明と隔絶していた土地なのでそのような迷信があってもおかしくないですが、そんな彼らを文明化させようとしたらしいです。  やっぱりそうかと思いました。  キリスト教の奉仕の精神はとても尊いと思います。  でも原住民は文明化される事を望むだろうかといつも私は疑問に思います。  でそのように私は老人に聞きました。  するとその老人は答えました。  彼らは文明化を大歓迎していると迷わず答えました。  原住民は文明化を嫌がっていてもあの老人は、そう答えるのではないかと私は勘ぐってしまいました。  でも数年前の気まぐれでも書きましたが、原始時代と余り変わらない生活をしてきたアフリカの原住民達も文明化する事を強く望んでいると聞きました。  しかし、これは日本人から聞いた話ですので、私はいつか本人達から本音を聞きたいです。  と言っても若し、本当の原住民だったら殆ど話しは通じないはずです。  言葉の問題ではなく、万一彼らが英語を理解したとしても意識の壁があり話が通じないと思います。  ですから彼らの様子を見て判断するしかないです。  ただこれは間違いないようです。  つまり彼らは文明的な物質、機械や道具などをとても欲しがるそうです。  珍しいでせうから、好奇心も大きいのだと思います。  これは恐らく本当でせう。  自分たちのアイデンティティーとか歴史や文化などと言う発想も無いかも知れません。
でも、30年位前に流行ったルーツ(The roots)と言う映画を見たら彼らにも強い自尊心とアイデンティティーがあると思いました。  私は、今30歳ですから、ビデオを見たか本を読んだかしたんだと思います。  はい。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月24日(水) 09:42pm(NZ時間)
■ 鹿児島県議選違反事件 ■
おばんです、皆さん。  今日は暗い雲が1日中立ち込めていました。  雨もきちんと降りました。  でも最近は暖かいです。  ちょっと我慢すれば暖房なしでも過ごせます。  夏時間が始まってもう1ヶ月近く経ちますが、夏ではありません。  夏はクリスマスを過ぎて正月が終わり、NZって夏が無いのかな・・?  と思った頃突然夏が出現します。
本当におぞましく怖ろしい事件です。  当件については平成19年09月22日(土)にも書きましたので「気まぐれ草紙古文書館」で事件のあらましを参照願います。  2007年10月20日の西日本新聞に「鹿児島県議選違反事件 冤罪元被告ら国賠提訴 17人「真相究明を」」と言う記事があります。  インターネット新聞です。  冤罪で言われ無き濡れ衣を着せられ、言いようの無い辱めを受けた被害者達が国家を訴えるのは余りにも当然だと思います。  ただ、これは国家を訴えるだけでは済まない問題だと思います。  警察の体質が問題だと思います。  最近の警察官が続けざまに犯す犯罪の数々を見ても彼らの人格が極めて低い事を証明して余りあります。  お粗末、愚劣、卑劣、卑怯これらの言葉は警察にぴったりと当てはまります。  警察官とはどのような人々がどのような工程を経てなるのか知りませんが、相当程度の低い人種が警察に固まっていると思います。  そんな輩が国民の犯罪を取り締まるなどとは、想像しただけでも怖くなります。  無実の人間を無理やりしょっ引いてきて拷問と言うに相応しい尋問で強引に自白させるのですから将に鬼畜生です。  人間の皮を被った野獣とは警察官に相応しい言葉です。
勿論、まともな警察官も中には居るはずです。  しかし、この事件を見ても分かるようにかなりグレードの低い性質の悪い人間が多い事が分かります。  こんな奴らが犯罪を取り締まるなんてチャンチャラ可笑しい。  組織ぐるみで犯罪をでっち上げ、潔白な国民を力ずくで犯罪者に仕立て上げるなどと言う事が尋常な人間に出来るはずがありません。  とはいえ彼らは国家権力と言う権威を着ています。  ですから彼らを組織ごと裁く事は難しいと思います。  こんな時こそ、人権派と呼ばれる弁護士が活躍する時だと思います。  派手な殺人事件だけが人権ではありません。  或いはマスコミです。  マスコミ、報道機関がこの真相を追究して欲しいです。  存在しない犯罪を警察がでっち上げるのですからそこには誰かの意図が働いていたのはほぼ間違いないでせう。  それが誰でどんな意図だったか?!?  それこそが真相です。  恐らく鹿児島県警の上層部に誰かが内密に何らかの指示をしたのではないかと私は想像しています。  或いは国家の上層部から鹿児島県警経由で志布志市警察に指令が下ったのかも知れません。  いずれにしてもその黒幕を白日の下に晒し、そして警察の極悪非道の行いを厳しく裁くべきです。
法治国家であるはずの日本でこのような怖ろしい後進性を発揮する事は、将に国辱です。  江戸時代の岡っ引きが町のチンピラだったのと全く同じ構造だと思います。  銭形平次が将にそれです。  町の顔役、つまりやくざの親分が銭形平次のような事をやっていました。  彼らは正式な役人ではありません。  正式な役人は、同心でその部下が与力です。  同心・与力を見ても分かりますが、彼らは袴をはいていません。  彼らは最下級武士です。  まともな武士は公務では必ず羽織袴を身に付けています。  与力の言わば、私的な手伝いが岡っ引きです。  その手下が目明しで彼らはいずれもやくざとチンピラです。  毒をもって毒を制すと言う言葉を文字通りに実行し利用していました。  現在の警察は驚くことに正式な役人です。  それが江戸時代の岡っ引きや目明しごときの水準でしかありません。  現代社会ではさすがに警察が私的に町のやくざを公務に利用する訳にも行かないので役人になっているのだと思います。  日本は歴史と伝統の国です。  そのカビの生えたような陰湿なしきたりや風土が未だに警察や公務員の世界には生きていると見てまず間違いありません。
神道の思想に穢れがあります。  死が穢れの主たるものですが、それに連なる犯罪も穢れです。  犯罪者を取り締まると言う穢れた仕事をする為に市井のチンピラが利用されていました。  現代社会に於いてはまさか、穢れた仕事だなどとは言ってられません。  表立っては言わなくても、或いはそんな歴史や背景を知らないながらも彼らは伝統の中に生かされています。  江戸時代の町のチンピラが化けたのが現代の警察です。  程度が低いのは当たり前です。  しかし、現代の警察は曲がりなりにも正式な役人です。  程度が低いのが当たり前などと言って到底済まされません。  犯罪を犯したなら罰せられなければいけません。  同心、与力、岡っ引き、目明しを恣意的に動かし存在しない犯罪をでっち上げた背後の黒幕を必ずお縄に掛ける。  大岡越前や遠山の金さんは、現在の日本に居るか・・?  彼らに相当するのは警視総監か・・?  嫌、最高裁判所の判事かも知れません。  この事件をテレビで毎日大きく報道し日本中の大事件にして欲しいです。  インターネットがある現代なら可能だと思います。  掲示板で大きく取り上げればそうなりえます。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月23日(火) 10:15pm(NZ時間)
■ Southlandで暴風、Manukauで銃撃戦、Riroriroさんの優勝 ■
おばんです、皆さん。  今日は良い天気じゃなかったですが雨も降らずまぁまぁでした。  2日続けて雨なしの日です。  でも今日Southland(南島の南部地方)とOtagoで暴風雨が吹き荒れて停電になった家屋が最低2,500戸もあるそうです。  数ヶ月前は、オークランドでも暴風雨に見舞われましたが今度はSouthです。  NZは日本ほどではないですが結構自然による被害が起こります。  速やかな回復を願うばかりです。
日曜日の夜(2007年10月21日)にManukauで銃撃戦がありました。  Manukauと言うのはオークランドの南へ約30kmほどの位置です。  治安の悪い地域です。  Manukauも結構広いのでその中でも色んな地域があります。  敵対するギャング同士の抗争ではないかと言われています。  より具体的に場所を特定するならば、Mahia Roadに面する住宅に銃弾が当たったそうです。  一般家庭です。  その家庭の窓に弾が当たりガラスが砕け散り住人は非難したそうです。  場所を地図で見たい方は、Google Mapで場所を調べて下さい。  「Mahia Road, Auckland, NZ」で簡単に地図が表示されます。  先日、ここで書いた、25年間で7回強盗に入られたと言う彼の家のあるManurewaの辺りですね。  この辺りには、マオリやアイランダー(Islanders)がとても多いです。  NZでアイランダーと言うと南太平洋の島々の人間を意味します。  クックアイランドとかサモアとかフィジーとかバヌアツなどの島々の人々でNZには沢山居ます。  アイランダーはマオリ人と風貌が多少違います。
Grey Warblerがカッコーの雛にえさをやっている Grey Warblerと言う小さな鳥が、Fantail BirdとTuiを抑えて、今年のNZの鳥に選ばれたそうです。  Fantail BirdとTuiは鳥好きの写真家に人気のある鳥らしいです。  でもこの人気者2人を抑えての優勝ですから大したもんです。  私は、Grey Warblerという鳥を知りませんでした。  NZは鳥天国です。  NZ固有の鳥が沢山居ます。  Kiwi Birdは勿論NZを代表する鳥として有名ですが、その他にもNZでしか見られない鳥が沢山居ます。  PukekoとかFantail BirdとかTuiとかRokakoなどはオークランドでもちょっと郊外へ行くと良く目にします。  その他にも私が知らない鳥が沢山居ます。  鳥眺め(ハイカラな言葉で言うとバードウォッチング)の好きな人には天国だと思います。  左の写真に写っている右側の小さな鳥がGrey Warblerです。  左側は、カッコーの雛で何故か、Grey Warblerが餌を与えています。  鳥業界のしきたりなのかもしれませんが、よその子供に餌を与えるなんて不思議ですね。  その代わりカッコーのかあさんもGrey Warblerに他の事でお返しするのかも知れません。  Grey Warblerの土着の名前は、Riroriroと言うそうです。  優勝者を決める投票はインターネットで行われたそうです。  この鳥の全長は約11cm、体重は約6.5gでハツカネズミの重さの約3分の1と言う事です。  何はともあれRiroriroさん、優勝おめでとうございました。  あなたには、当サイトからも豪華商品を贈呈させていただきますので早めに取りに来て下さい。  商品の内容は受け取りに来た際に明かします。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月22日(月) 11:33pm(NZ時間)
■ ハーバーブリッジ落下の危機? ■
おばんです、皆さん。  今日はLabour DayでNZはお休みでした。  今日は暗い雲が立ち込めていましたが、雨は降りませんでした。  でもCityでは雨が降ったかも知れません。  North Shoreは晴れていても、CityのSky Towerの頂上が暗い雲に覆われていることが良くあります。  オークランドの天気は場所によって結構違います。  North Shoreは、晴れでもCityとWestは雨とか。
オークランド、ハーバーブリッジ Harbour Bridge, Auckland
オークランドのハーバーブリッジ(Harbour Bridge) 外側2車線が落下の危機? オークランドのハーバーブリッジ(Harbour Bridge)に壊滅的な事故が起こる可能性があるそうです。  強風時に貨物を満載しているトラックが外側の車線を通ったら橋が落下する危険性があるというとても怖ろしい話です。  上の地図の真ん中に黒い矢印と文字で「ハーバーブリッジ」書きましたので位置関係を参照下さい。  下側がオークランドのCityで上がNorsh Shore(ノースショア)です。  CityとNorth Shoreの間にはWaitemata Harbourと言う水路があります。  Harbourは港の事ですが、Waitemata Harbourは単に港と言うだけじゃなく海峡の小さい奴みたいな感じです。  いや海峡の場合は海路が陸を完全に遮断していると思います。  Waitemata Harbourはオークランドの東西を突き切っていませんから入り江みたいな感じと言ったほうがより正確です。  CityからNorth Shore方面へ行くには、2通りあります。  一つはこのハーバーブリッジで、もう一つは西側から大きく迂回する方法です。  City方面からNorthへ行く人間は、ほぼ全員がHarbour Bridgeを渡ります。
ハーバーブリッジは高速の一部です。  この橋は、1959年05月30日に通行を開始しました。  当初は4車線で有料でした。  償却が終わり、10数年前(だと思いますが不確か)から無料になりました。  私がオークランドに来た1997年には既に無料になっていました。  オークランドの高速道路は、現在全て無料です。  償却が終わったら無料にすると言いながら段々と料金を上げるどこかの国と違いますね。  1959年当時と今は違います。  言うまでも無く自動車は段違いに普及していますし、オークランドの人口も増えています。  それで4車線から8車線になりました。
4車線から8車線にする拡張工事は日本の石川島播磨重工(IHI)が請け負いました。  これは噂ですが、当初8車線の拡張工事はIHIではなく他の会社(NZの会社かも知れません)が請け負っていたが、待てど暮らせど完成しないので業を煮やしたNZ政府が海外の企業に入札案内を出したと言う話です。  それで落札したのがIHIだと言う話です。  これはあくまでも噂ですので確証が取れていません。  今IHIのHPへ行き、海外の橋梁工事の実績例を見ようとしたら営業停止中でHPも最低限で抑えているようです。  最近あった談合事件で一定期間の営業停止措置だと思います。  さてそのIHIが施行した4車線から8車線への拡張工事が今問題になっています。  これはIHIの工事に問題があったのではなく、当初の予想を上回る荷重が掛かってきたようです。
拡張工事で広げた両外側の4車線には橋桁がありません。  ですから一番危ないのは、最も外側の車線です。  両方向で外側の2車線が危ないと言う事です。  でも今すぐ、落下すると言う事ではなく乗用車が通常の運転で通過するには問題無いそうです。  最も危険な状態は強風が吹いているとき、両方向の外側2車線に積荷を満載した大型トラックが渋滞している時です。  でもこんな話を聞いたら外側の車線を通るのが怖くなります。  橋が落ちる・・・?  NZなら遭ってもお変しく無い気がするのが怖ろしいです。  いや、事故が起こる前にこのように状況を公表していると言う事は大丈夫!  うん、そうだ!  と思うようにしよう。  でも明日からは一番外側の車線は走らないようにしよう。  うん、そうしよう!  今宵があなたにとりまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。

平成19年10月21日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 人種と民族 ■
おばんです、皆さん。  今日は曇りでした。  雨も降りませんでした。  夜になっても寒くありません。  穏やかな1日でした。  昨日も執筆をサボってしまいました。  最近はサボりが多くていけませんね、はい、すみません。
オークランドにはChinese(中国人+華僑)とKorean(朝鮮半島出身者)が沢山居ます。  特にChineseは、とても多いです。  欧州系つまり白人がNZで多数派ですが、最近はアジア人がどんどん増えています。  アジア人と言うと正確ではありませんね。  アジア人と言うと中東まで入りますから。  一番増えているのは東アジアの人間つまり黄色人種です。  その中でもChineseとKoreanが多数派です。  東南アジアのChineseも結構増えています。  他に良く聞くのは、南ア(南アフリカ)の人間です。  中東系も結構居ますし、インド系(インド本家及びFiji Indian)はChineseに次ぐ数かも知れません。
オークランドは将に人種の坩堝(るつぼ)ですが、それでもアジア人の事をよく理解していない人が結構居ます。  数日前に話したKiwiが、私にこう聞きました。  「JapaneseとChineseとKoreanはどのように違うの?」と。  この3人に多く接しているKiwi はその違いを大体を肌で感じて知っています。  でも東洋人になれていない人間は、日本人も中国人も韓国人も同じだと思っています。  私はその質問に対して、「多くの東洋人と付き合えばその違いが分かりますよ」と答えました。  これは、質問に対する直接的な答えになっていませんが、私は敢えて直接的に答えずに一番簡単で答えやすい返答をしました。
初対面のKiwi は、大体私の事をChineseだと思います。  私だけでなく殆どの日本人がChineseに思われる人が多いです。  何故ならChineseが余りにも多いために黄色人を見たら直ぐChineseだと思うのも或る意味では致し方ありません。  日本に居る多くの日本人が、白人を見たらアメリカ人だと決め付けてしまうのと同じようなもんです。  そして日本に居る日本人は、外人は皆英語を話すと思っています。  日本では白人イコールアメリカ人と言う刷り込み現象が定着しているからでせう。
それにしても人種と言うのは不思議ですね。  私が良く思うには、アングロサクソンの精神にはいやらしい意地悪な感情が殆ど感じられません。  その点、東洋人にはどこと無く何とも言えない嫌らしい卑しさを感じる事が良くあります。  卑しさを現出する大きな原動力となるのが意地悪のように思います。  他にもずるさや欲深さなども卑しさとして人の身体から湯気のように立ち上るかも知れません。  昔、私がシンガポールに居てChineseの洪水の中で溺れそうになって居た頃、胸がむかつくような嫌な思いを沢山経験しました。  人種や民族の特徴や違いを指摘する事は良い事ではないようです。  誰でも影では他民族や他の人種をぼろ糞言っていますが、表立って言ってはいけないことになっています。
数日前のニュースでUK(英国)の誰かが黒人は白人より知能が劣っていると公の場で言って大ブーイングになっていました。  学術会で大きな権威を持っている男性だったと思います。  医学会かも知れませんが良く憶えていません。  しかし、欧州の白人はほぼ9割以上の人間が本音ではそう思っているのはまず間違いありません。  欧州のみに限らす、世界中の白人国家では殆どがそう思っているのは想像に難くありません。  また日本人を含めた東洋人を見下げている白人も沢山居ます。  でもそれは影で言うだけです。  公の場で言ってはいけない、或いは面と向かって言わない、それが暗黙の了解です。  当たり前ですね。  公の場で特定の人種や民族を馬鹿にするような事を言ったら、言われた方が頭に来ます。  ですから言ってはいけません。  それにしても不思議だ。  若し、人類が誰かの何らかの意思で創造されたとしたら、一体どのような意図があって色んな人種を造ったのでせう・・?  実に不思議です。  また、生まれて来る国も不思議です。  豊かな国や貧しい国があります。  誰もが豊かさを求めると思います。  貧しく内乱ばかりの国に生まれたらもうそれだけで辛い人生を送らねば成らない可能性が大きいです。  豊かな国の大金持ちの家に生まれた子とアフリカの内戦のど真ん中に生まれた子の違いは余りにも大き過ぎます。  この違いは一体どんなカラクリがあるのでせう・・?  人はどこの誰に生まれるか自分で決めてこの世に生まれ出ると良く聞きます。  今夜はこれにて失礼。

平成19年10月19日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 明日から3連休 ■
おばんです、皆さん。  今日は、とても良い天気でした。  久しぶりの天気でした。  明日からNZは3連休です。  あなたはどんな予定がありますか?  私ですか?  私の予定は秘密です。  誰にも何も言いません。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月18日(木) 11:14pm(NZ時間)
■ 10代の飲酒運転禁止? ■
おばんです、皆さん。  今日も雨が降りました。  毎日雨が降りとても楽しいです。  気持ちが晴れ晴れとします。  はい。
十代の若者は飲酒運転駄目? この写真の女性は、私の彼女です。  手前の恰幅の良い方です。  と言うのは嘘です。  今、NZ政府は、10代の運転者の飲酒運転を禁止する法律を画策中です。  法案化されそして法制化されそして法律となりそしてそれが施行されるのかどうかは今のところ分かりません。  NZでは、酒とタバコは18歳から認められます。  運転免許は、15歳か16歳で取得可能です。  そしてNZでは、酒を飲んで運転する事は合法です。  と言うと正確性に欠けます。  数ヶ月前の記事でも書きましたが、或る程度の量のアルコールまでは飲んで運転しても違法にはなりません。  それは日本でも同じはずです。  ただ、日本は狼少年の国です。  本当は或る程度飲んで運転しても良いと思うのですが、一適でも飲んだら違法のように言っているだけではないでせうか?  飲酒運転を規制する日本の法律をきちんと読んだら屹度そうだと思います。  でもそれには全く触れず、あたかもアルコールは一切駄目と言うような誤解を与える印象を故意に作り出しているように思うのですが如何でせうか?  日本には昔からそんな風土があります。  多少のアルコールは良いなどと言う真実を国民に知らせると飲酒運転は更に増え、飲酒運転事故も減らない。  だから、真実はひたかくしに隠し、誤解を誘導するように宣伝し洗脳する作戦だと思います。  どなたか日本の飲酒運転を規制する法律の条文を正確にご存知でしたら教えて下さい。  日本の警察を信用したらとんでもない事になるのは、今までのでっち上げ事件の数々から明らかです。  強引に自白を強要し無実の人間を有罪に仕立て上げる、それが彼らの得意技です。  又、自ら痴漢や婦女暴行を行う事を信条としている警官も沢山居ます。  でも、警察や警官が全員そんな犯罪を犯すとは限りません。  一部の警官はまともだと思います。  でも警官とか検事は一人でも変態とか変質者とか犯罪者が居たら駄目です。  それからすると殆どの警察が、犯罪者であるかのような印象を持ってしまう程に彼らの意識と人格と見識と志は低く劣悪に感じられます。
ちょっと話が逸れてしまいました。  そうです、NZです。  10代の飲酒運転が禁止されるかも知れないのです。  でもFull Licenceを持っているTeenagerは、飲酒運転禁止の対象になっていないようです。  NZの普通自動車運転免許証には大きく分けて3種類あります。  仮免、制限つき免許、正規免許(Full Licence)の3つです。  でもこれは数年前の私の知識ですからひょっとしたら今は変わっているかも知れません。  NZの法律は猫の目のように変わりますから変わっている可能性が大きいかも知れません。  現時点で10代で飲酒運転出来るのは、18歳と19歳の2人だけです。  この2人を禁止しようと言う事です。  屹度この2人の飲酒事故がかなり多いのだと思います。  若し、禁止されたら酒を売ったほうも罰せられます。  運転しないなら大丈夫ですが、例えばPubやBarで10代の若者に酒を出しては違法になり即罰則が科せられるはずです、若し実施されれば。  でも議論になっているのは、多くの場合、家庭で親が子供に酒を飲ませるのでその後に運転するのが問題だと言う事です。  数年前まで、NZでも酒、たばこは二十歳からでした。  でもそれが18歳になってしまい、今更元に戻しても大した効果は無いだろうと言う事です。  実際はどうなのか分かりません。  ただ、酒、たばこ年齢を二十歳に引き上げようと言う話も出ているようです。  そんな事になると困る若者も多いでせうね。
家で宴(ハイカラな言葉で言うとホームパーテー、或いはパーティーと言っても間違いではないが、パーテーの方を強く推奨します)を持ち、ドンちゃん騒ぎをするのが慣習化されている国ですから、酒屋で酒を一杯買って友達の家で酒池肉林の果てに飲酒運転は、十分にあり得ます。  以前私の居た、Flatの大家さん娘(高校生)が家庭でやった宴の事を2、3年前の気まぐれで書きました。  ご記憶の方も多いと思います。  あのすさまじいドンちゃん騒ぎ・・。  その家は、5人家族でした(両親、娘、娘、息子)。  長女(当時高校生)1人だけ家に残り、家族が旅行に行きました。  そして夕方になると、高校生達が数十人集まってきました。  それからは、ひどかったです。  そして警察が出動しました。  あれがごく普通のNZの高校生だと思います。  18、19歳になったら更に怖ろしい事になると思います。  もう歯止めが一切効かないと思います。  セックスは、当たり前でせうし薬もやる可能性が非常に高いです。  そんな野獣のような彼らの飲酒運転を止める事が出来るでせうか・・?  法律は抑止効果が或る程度あると思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月17日(水) 09:52pm(NZ時間)
■ 松沢嘉世さん殺害事件に賞金$75,000 ■
おばんです、皆さん。  今日は珍しく雨が降りませんでした。  たまにこんな日があっても罰は当たらないと思います。  と思っていたら今雨が降って来ました。  来週の月曜日2007年10月22日は、Labour Day(勤労感謝の日)で国民の祭日です。  正確に言うと祭日じゃなくて休日ですね。  祝日はどうかな・・?  いずれにしても休みです。
松沢嘉世さん当時29歳 Kaoy Matsuzawaさん 山形県温海町(現鶴岡市)出身 この写真の女性は、Kayo Matszawaさんと言う日本人女性です。  大変お気の毒な事に1998年にオークランドのCityで殺されました。  この事件に関しては私も数年前に数度ここで書いていますのでご記憶の方も多いかと思います。  当時29歳で、ワーホリでクライストチャーチを拠点にしていましたが、1998年の9月11日にオークランドに遊びに来てCityのFort Streetに面しているバックパッカーに泊まっていたそうです。  彼女が泊まっていたとされるバックパッカーは、とても目立って大きく誰もが知っています。  彼女は、バックパッカーにチェックインして間もなく消息を絶ちました。  そして1998年09月22日に彼女の死体が発見されました。  彼女の遺体は、Queen StreetのCentrecourt Buildingの火災警報計器ボックスの中で発見されました。  死体は裸にされ腐食が始まっていたそうです。  それから9年経ちます。  犯人はまだ捕まっていません。
NZの警察は、逮捕に繋がる有力な情報提供者に賞金を払うと呼びかけています。  賞金金額は、$75,000(約670万円)です。  また、2007年10月03日には、TV Oneの「The Investigator」と言う番組でこの事件が放送されたそうですが、残念な事に私はその番組を見ていません。  賞金が掛けられ、TVで放送して以来警察には当件に関する電話が沢山掛かっているそうです。  NZ警察は、これから数週間掛けて電話を検証するそうです。  若し、共犯者が居て、共犯者が情報を提供したら刑を免除されるそうです。  但し、直接手を下した殺人犯本人は、例え情報を提供しても賞金ももらえませんし、罪を逃れる事も出来ません。
NZ警察によれば、犯人は法医学知識があるのではないかと推定しています。  何故なら手がかりが殆ど無く犯人を特定するのがとても難しいそうです。  警察が言うのは犯人はまだオークランドに居る可能性が高いと言う事です。  また、この事件を放送するテレビ番組の中で決定的証拠を出すと警察は言っていました。  私は番組を見ていないのでそれが何だか分かりませんがそのせいで情報提供の電話が鳴りっぱなしなのかも知れません。  この事件は、ジャーナリストでTV Oneの「The Investigator」の製作者であるBryan Bruceと言う人が熱心に取り組んでいるようです。  彼の調査内容は、警察も参考にしている節があります。  謎の多い殺人事件とされていますが迷宮入りしないで犯人逮捕に繋がって欲しいと思います。  また、日本人が今後このような事件に巻き込まれないように願うばかりです。  他の国籍の人なら良いと言う訳ではないですが、日本人の場合は特に安全であって欲しいと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月16日(火) 10:34pm(NZ時間)
■ テロ防止法発動 ■
おばんです、皆さん。  今日も雨が降りましたが余り激しくなかったです。  それにしても良く降ってくれますね。
テロ防止法で逮捕されたマオリ人の一人 Tame Iti 最近NZのニュースで「破壊活動抑止法(テロ抑止法と訳す方がより現代的だと思います = Terrorism Suppression Act)」発動に関する報道が多いです。  Bay of Plenty内の町Ruatokiで武装した集団が軍事訓練を行ってると言う情報がありNZ警察が急襲しました。  この一掃作戦が実行されたのは、恐らく一昨日の2007年10月14日(日)と昨日10月15日(月)の2日間に掛けてだと思います。  一体何月何日にこの一掃作戦が実行されたのか色んな記事を調べましたが明記されていませんでした。  解せません。  どうして新聞が事件が起こった日付を明記しないのか・・?  ただ、インターネット新聞の日付を見ますと10月14日の記事が一番古いので10月14日だと思います。  一掃作戦は、1箇所だけでなくオークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、パーマストンノース、ハミルトンでも実行されました。  逮捕者は17名です。  本日時点で既に12名は裁判所に出頭しています。  相変わらずNZの警察と裁判所はやる事が早いですね。  この写真の男性は、Tame Iti 55歳、マオリ権利運動家の指導的地位にある人です。  この人も逮捕されました。  Ruatokiと言う村は、Whakataneと言う村の南約15キロにあるそうです。  と言っても位置が頭に浮かばないと思いますので下の地図を参照下さい。
テロ防止法一掃作戦参照地図
Bay of Plentyと言うのは、地方名で日本で言うと県のような感じです。  例えば、オークランド市は、オークランド地方の一番大きな町です。  一掃作戦が行われた中で唯一南島の町がクライストチャーチで、クライストチャーチはこの地図にはありません。  この地図は北島のみです。
この作戦には300人以上の警察が出動しました。  特殊部隊も投入されました。  武装集団の中にはマオリ権利運動家のみならず環境問題活動家やその他の動機で参加していた複数の民族が居ました。  警察がこの一掃作戦を実行する前、数ヶ月間に渡り調査し慎重に行動に移ったそうです。  今回破壊活動抑止法が発動されるのはNZで初めてだそうです。  それにしても随分と大掛かりで物騒な事件でした。  武器を持って軍隊式に訓練していたと言う事は他にも分子が居る可能性があります。  でも武器を持って集団で何かやろうとして居たとしても、どんな計画で何をやろうとしていたのかそれが気になります。  まさか、アラブのテロリストのような集団テロなどを考えていない事を願うばかりです。  彼らはやる時は迷いが無く思い切りが良いです。  犯罪を犯すときでもその手口は荒っぽいです。  UKがNZを侵略して100年以上経ってもまだ先住民の間では、不満が燻っているのですね。  100年くらいじゃ消えないかも知れないですね。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月15日(月) 11:26pm(NZ時間)
■ 創作意欲の休遊状態 ■
おばんです、皆さん。  今日も雨が激しく降りました。  もうそろそろ雨の時期もおしまいだと思いますが、最後までしぶとく粘るつもりかも知れません。  最近の私の頭には何も浮かびません。  書きたいと言う意欲も湧きません。  それ故に色んな時事記事を読んでもそれらの現象を分析し、自分の考えを述べるところまで発展しません。  一体どうしたのでせう・・?  人間30年も生きてるとこんな事もあります。  波動の変化は常にあります。  また意欲が迸る(ほとばしる)時が来ます。  それは自分でも分かっています。  でもファンの皆さんには申し訳ないと言う気持ちがあるので何とか書かねば成らないと言う義務感に近い気持ちもあります。  義務感と言うのは無味乾燥したつまらない感覚のような気がしますが、生来の律儀性の成せる業かも知れません。  それでは今夜はこれにてごめん。

平成19年10月14日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は、雨が降りました。  時々晴れ間も出ましたがちょっと荒気味でした。  昨日は記事を書けずに失礼しました。  昨日は家で宴がありちょっと酔って服を着たまま寝てしまいました。  今夜ももう寝ます。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月12日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 詐欺師 ■
おばんです、皆さん。  余り確かではありませんが今日は、雨が降らなかったように思います。  最近は8時直前まで明るいです。  ついこの間、冬至になったばかりのような気がしますが、もうこんなに日が長いとはちょっと落差が大きすぎる気がします。  冬至は、6月でしたから今から4ヶ月近く前です。  でもつい最近だった気がするので変ですね。
詐欺師 Wayne Patterson 47歳 この男は詐欺師です。  Wayne Thomas Patterson, 47才です。  Kiwiです。  それもそんじょそこらの詐欺師ではありません。  筋金入りの詐欺師とはこんな男の事です。  芸術的な詐欺師かも知れません。  いや私はその手口を知りませんので芸術的かどうかは知りませんが没収された物品を見るとそんな気がします。  社会福祉手当を$3.4 Million(日本円に換算して約3億円)騙し取りました。  更にその上に海外に$1 Millionを保有していてそれもNZ政府が没収しました。  ここまでやれば将に芸術です。  役人とか政治家とか企業家じゃなく単なる個人でこれだけ巨額の金を社会福祉手当として騙し取るのはかなりの知恵者だと思います。  その活躍の舞台はNZだけに留まらず、豪州、アメリカにも及んでいます。  そしてそれぞれの国でつかまり服役しています。  NZに強制送還され、暫く服役して出てきたら直ぐ詐欺で福祉手当を騙し取っています。  今回の逮捕では8年の実刑ですが、5年したら保釈申請出来るそうですから恐らく5年後にはまた詐欺をやっていると思います。  123個の身分証明を持っているそうです。  下手な隠密(ハイカラな言葉で言うとスパイ)よりも巧妙かも知れません。  彼はMassey(オークランドの西側)で質素なFlat(アパート)に住んでいたそうです。  警察が彼のFlatを急襲した時、庭に約70万ドルが埋められていました。  それも20ドル札で。  部屋と車の中にあったお金の合計は$184,333。  そして$355,000相当の金(Gold ゴールド)を持っていました。  まだまだあります。  137枚のキャッシュカード(ATM Card)、102枚の偽造誕生証明書(Birth Certificate)、56枚の地域カード(Community Service Card)、79枚の年金カード、そして125枚の納税者カードを持っていたそうです。  如何ですか?  これがプロの詐欺師と言う感じじゃないですか?  "It was a full time occupation of serious dishonesty,"とPeter Woodhouse裁判官は法廷でおっしゃったそうです。  つまり「嘘つき稼業を本業とし真剣に専念している」と。
彼の住まいはMasseyと言う環境の良くない地域でアパートに住み質素に生活していたようですから人、それも政府の金を騙し取る事に生きがいを感じているのかも知れません。  ただ、寝室とか庭の植物、熱帯魚など余り目立たないところにお金を掛けていたようです。  常習犯で大金を騙し取った割には罪は割りと軽いです。  8年の実刑と言っても恐らく5年後には保釈申請をします。  認められうかどうかは知りませんが、態度が良かったら認められるかも知れません。  娑婆に出てきたらまず間違いなくまたやるでせうね。  コンピュータ6台持って色んな作業をしていたそうですからPCにも結構強いと思います。  屹度頭も良いのだと思います。  知能犯ですね。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月11日(木) 10:59pm(NZ時間)
■ 25年間で7回 ■
おばんです、皆さん。  今日も雨が降りました。  時には強い雨、時には晴れ、時には弱い雨、時には曇り、オークランドらしい変化の激しい天気でした。  夜になると結構寒くなりました。  冷え込みそうな天気でもなかったのですが、夜は意外と寒いです。
昨日私は、久しぶりにシンガポールChineseと話をする機会がありました。  英語の訛りがどこかで聞いた事のあるそれでした。  昔、良く聞いた強烈な訛りです。  マレーシアかシンガポールは間違いないのは分かったのですが、その確認作業に入りました。  確認作業に必要なのは、「あなたは、マレーシアから来たのですか?」と直接的に聞くだけです。  すると相手はシンガポールと答えました。  もう30年もNZに住んでいるそうです。  年の頃は60前後のおっさんです。
どうしてNZに来たのと聞いたら、Kiwiの女性と結婚したためだそうです。  そのKiwi女性のとうさんが海軍中佐(Commander)でシンガポールに駐在していたそうです。  その中佐の娘と彼は結婚し約30年前にNZに来たそうです。  彼は立派な会社を経営しています。  それなりの資産も持っていてもお変しくありません。  しかし、彼の家は、Manurewaにあるそうです。  Manurewaは、Manukauの近くです。  彼はそこに約25年間住んでいて、7回泥棒に入られたそうです。
どうしてもっと良い場所に引越ししないのですか?  と良く人に言われるが今の場所が好きなので引越ししたくないと言っていました。  警報装置は、効果ないのですか?  と聞いたらそんなものは全く役に立たないと言っていました。  一番役に立つのは犬だとも言っていました。  泥棒が入って警報が鳴って、警察が直ぐ駆けつけなかったら意味ないですね。  泥棒が警報に驚いて直ぐ逃げるなら良いのですが、屹度ゆっくりと仕事を済ませてから業務を終了しているのかも知れません。  警報と言ってもただ音が鳴るだけのものと、安全管理会社に繋がっている警報があります。  彼の家の警報は、管理会社に繋がらない音がするだけの型なのかも知れません。
彼は、Cityにも家を持っているそうですがたまに行くだけらしいです。  変わった人ですね。  お金があって家も2軒持っていて安全な方に住めばよいのに、危険なほうにずっと居る・・。  職場が泥棒7回の家から近いので、通勤の便もあると思います。  オークランドで犯罪が多い地域はSouthとWestですが、Southの方が勝っているのかも知れません。  Southは、NZ全国でもかなりの上位か或いは、王者(ハイカラな言葉で言うとチャンピオン)かも知れません。
彼の会社では何故かChineseが一人も働いていません。  何故Chineseを雇わないのですか?  と聞いたらChineseは信用できないから雇わないと言っていました。  特に大陸のChineseは、全然駄目だとの事です。  これは誰もが口をそろえて言う事ですが。  NZは将に多民族国家です。  色んな民族や人種がそれぞれ好き勝手に他の民族や人種を馬鹿にしたりほめたりします。  評判が悪い民族はもう相場が決まっています。  これはNZだけに限らず他の国でも同じだと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月10日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日も雨が降りました。  ほんの数日雨が降りませんでしたがやはりいつものオークランドらしく雨の日になっています。  昔の日本では10月10日が体育の日でしたがいつの間にかその週の月曜日に変わったんですね。  今日は筆が進みません。  と言うか最近ずっと筆が進みません。  ちょっと筆スランプかも知れません。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月09日(火) 10:12pm(NZ時間)
■ 桝添要一しっかり ■
おばんです、皆さん。  今日は雨が降りました。  でもほんの一時だけでした。  今日はちょっと涼しいです。  でも1ヶ月くらい前と比べるとちょっと暖かくなりました。  最近は暖房なしでも過ごせるようになりました。
小沢一郎の事務所が金で調べられているようですね。  自民党の農林大臣を3人も続けて金で引きづり下ろし結局安倍さんの息の根を止める原動力になったと思います。  自民党の大臣をちくるのは民主党でしょうから、自民党も当然復讐します。  その繰り返しです。  日本のための政治をやる気がないのでせうか・・?  自民党と民主党でずっとチクリ合戦を続けるつもりでせうか?  勿論、自民党と民主党がお互いに大物政治家のあら捜しをしてマスコミに情報を流しているとは表立って出てきません。  でも屹度やっているはずです。  そうじゃなければ事務所経費がどうたらこうたらなんて分かるわけがありません。  また、敵陣営の事務所費がどうたらこうたらなどと言う問題を嗅ぎ付けるには隠密を雇っているのだと思います。  その辺の現場の動きをテレビドラマなどでやってくれたら面白そうです。
そう言えば最近、政治家と女の問題が出ませんね。  これは誰もが弱みを持っているので暗黙の了解でお互いに暴かないようにしているのでせうか?  かも知れないですね。  醜聞も時には敵陣営を陥れる有効な手段かも知れませんがいつまでもそればかりじゃ政治じゃないですね。  芸能界と同じになってしまいます。  でも自民党としては怒り心頭でせうから、腹の虫が収まるまでやるかも知れません。  角福戦争は、主人公達が死んでしまっても続いているのでせうか?  自民党に残留した田中派はもう勢いが無いから民主党に移った田中派と自民党にずっと残っている福田派という構図に変わったような感もあります。  何だかさっぱり分かりません。  国家にとって大事な事をやって欲しいですね。  桝添さんが、気を吐いていますから自民党も党を挙げて彼を応援して欲しいです。  内閣を挙げて社保庁と地方自治体の膿を出して欲しいです。  反旗を翻している地方自治体の手の届かない法律権力で犯罪者を捕まえて欲しい。  桝添さん応援してますよ。  負けないでね。  おやすみなさい。

平成19年10月08日(月) 11:34pm(NZ時間)
■ 地方選挙 ■
おばんです、皆さん。  今日も良い天気でした。  そして暖かかったです。  夜になっても気持ちの良い涼しさで爽やかな日です。  またその内に嵐が来ると思いますが、嵐さんもそんなにお急ぎではないと思うのでどこかでゆっくりして欲しいと思います。
オークランドでは地方選挙が間近に迫っています。  私のところにも投票用紙が郵送されてきました。  NZ全国の地方自治体(Local Government、Council)で同時に選挙が行われるのかも知れません。  地方選挙は全て郵送で投票する方式のようです。  NZでは永住権保持者にも投票権が与えられます。  私も有権者の一人です。  町には候補者の看板が沢山立っていますが、風で倒れている看板も沢山あります。  看板が倒れている候補者は落選するのではないかとちょっと心配です。
でも候補者が沢山居て誰に投票するか判断がつかず困っています。  もうそろそろ期限が来ると思います。  ひょっとしたらもう期限が過ぎているかも・・?  一体誰がどんな考えを持っているのかさっぱり分からないので本当に困ります。  投票用紙と一緒に各候補者の政策がほんの数行書いてある政策綱領冊子みたいのが同封されていましたがあれじゃ判断できかねます。  困ったな・・。  立候補者が車に乗って名前をわめき散らすでもなく、握手を求めるでもなく応援団体が街宣車でがなりたてることも無く静かに選挙は進んでいます。  どこかで集会などを開いているのかも知れません。  私には誰も何も言いに来ません。  私の一票をどうしたら良いでせう・・?  困っている内に締め切りが来て、投票しないと言う事にもなりかねない。  訳も分からずに投票するよりは、棄権したほうがまし・・?  う~ん思案のしどころだ。  おやすみなさい。

平成19年10月07日(日) 10:28pm(NZ時間)
■ オールブラックス敗退・・ ■
おばんです、皆さん。  今日は雨も降らず1日中良い天気でした。  何よりです。  今朝、NZ時間の朝8時(日本時間昼の12時)からワールドカップラグビーフランス大会でオールブラックス対フランス(準々決勝、Quarter Final)の試合がありました。  とても残念ですが、All Blacksまさかの敗退です。  ほんまに残念です。  がっかりしました。  でもまた近いうちに我等がAll Blacksは世界一に返り咲きます。  次回のWorld Cup RugbyはNZで開催されますから間違いなくオールブラックスが優勝します。  それにしても地元の利と言うのは思った以上に大きいですね。  まさかフランスに負けるとはね。  まぁ、人生色々あります。  来週からまた心機一転で行きませう。  おやすみなさい。

平成19年10月06日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 明日オールブラックス対フランス ■
おばんです、皆さん。  今日は雨も降らず1日中良い天気でした。  何よりです。  明日、2007年10月07日オールブラックス対フランスです。  言うまでも無くワールドカップラグビーです。  All Blacksが圧勝する事は間違いありません。  いくらフランスが舞台になっていて、地元フランスが相手であっても優勝候補筆頭の我等がNZ代表のオールブラックスの方がずっと実力があります。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月05日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ パトカーで宴に乗り込む警官 ■
おばんです、皆さん。  今日は雨が降ったかも知れない・・?  定かではありません。  総体的に見て良い天気だった印象が残っています。
今日仕事が終わって帰る時 外に出ると車が一杯止まっていました。  隣の会社で宴(ハイカラな言葉で言うとパーティー)をやっていました。  職場に食べ物と飲み物を持ち込んで数十人の人達が楽しそうに集まっていました。  外にもテーブルと椅子を出して飲み食いおしゃべりに余念が無い様子でした。  ところが駐車場一体が車だらけで私の車を出せませんでした。  パーティーで楽しんでいる人に車をどけてと頼みました。  2台どけてもらえば出る事が出来るので2台動かしてと頼みました。  その内の1台はパトカーでした。  おまわりさんもパーティーで酒を飲んで運転するんだと感心しました。  さすがに警官の制服は着ていませんでした。  勤務は終わったのでせう。  ごっついゴリラ系の身体のおまわりさんでした。  2台とも気持ち良く直ぐ車を動かしてくれました。
ただ、おまわりさんが時間外にパトカーでパーティーに参加していたからといって酒を飲んでいたとは限りません。  しかし、飲んでいた可能性は極めて大きいと推測します。  規定量以内でしたら酒を飲んで車を運転しても違法ではありませんから、そんなに問題ではないのでせう。  でもパトカーで通勤していて仕事帰りに宴に参加して事故でも起こしたらいくらNZでもちと問題になるかも・・?  そんな事ないかな・・?  パトカーを通勤用に使用を認めているのもさすがにちと驚きました。
NZではおまわりさんも一般人と同じ食堂で食事したりしています。  私はそれで一度助かった経験を持っています。  3年位前の話ですが憶えていますか?  そうです、アイランダー系又はマオリ系の女が私の車に傷をつけました。  駐車する場所でその女と私が争い、女がわめき散らすのを無視して私は車を停めて食事さ行きました。  場所はNorthcote Shopping Centre街でした。  時間は丁度昼ごろです。  たまたまその近くで警官が昼ごはんを食べていました。  歩道に椅子とテーブルを出して外で食べるあの形態です。  犯人はあっけなくその場で取り押さえられました。  私が食事を終えて車に戻る途中に婦警に呼び止められました。
知能程度が低い馬鹿 婦警でした。  明らかに私をChineseかKoreanだと決め付けていたようです。  私が免許証を見せると態度が変わりましたのでそれは明らかです。  でも昼ごはんを食べていて犯人の女が私の車に傷をつけるのを目撃したのは男の警官でした。  私はその警官をたまたま見ました。  でも事件を取り仕切っていたのは残念な事に馬鹿婦警でした。  馬鹿婦警は私に聞きました。  この女と示談で済ませますか?  それとも逮捕しますか? と。  勿論私は逮捕してくれと間髪を居れずに言いました。
その後、犯人は悔悛の情を汚い手書きの手紙でくれました。  そして私に謝罪しました。  弁償金としてBank Chequeで$500もらいました。  ある知り合いにこの話をするとその女は屹度人間1回目だと言っていました。  そんな訳でNZでは警官が一般市民と一緒の場で日常生活の用を足していることが良くあります。  アメリカ映画でもそんな場面を良く見ますね。  屹度西洋社会では大体そんな風習なんだと思います。  警官だからと言って取り立てて公私を分けないんですね。  良いのか悪いのか分かりませんが。  良い悪いは全ての事象において混在していますから良い悪いなどとは言えません。  良い週末をお過ごし下さい。

平成19年10月04日(木) 11:35pm(NZ時間)
■ 三島由紀夫 ■
おばんです、皆さん。  今日は雨が一粒も降りませんでした。  終始良い天気でした。  快晴では有りませんでしたがずっと晴れていて暖かかったです。  夜になっても寒くありません。  こんな日がたまにあっても罰は当たらないと思います。  下に何点か写真を載せています。  中には拡大画像もありますので、写真をクリックしてみて下さい。
三島由紀夫 輝いている目 あなたはこの写真の男性をご存知ですか?  若い方はご存じないと思いますが、この男性は三島由紀夫と言う故人です。  大正14年(1925年)~昭和45年(1970年)に生きた大変有名な作家でした。  昭和45年11月25日に東京市ヶ谷の自衛隊へ乗り込みバルコニーから演説をして切腹して死にました。  彼の概要をWikipediaから抜粋しましたのでここに載せます。
引用開始++
==========================
三島 由紀夫(みしま ゆきお、1925年1月14日 - 1970年11月25日)は、日本の作家、劇作家。 楯の会会長。 本名は平岡 公威(ひらおか きみたけ)。 榊山保名義の作品もある。 東京市四谷区生まれ。 学習院初等科から中等科および高等科を経て東京帝国大学法学部卒。 卒業後、大蔵省銀行局国民貯蓄課に勤めたが9か月で退職、作家として独立した。 代表作は『仮面の告白』、『金閣寺』、『潮騒』、『豊饒の海』。戯曲に『サド侯爵夫人』、『わが友ヒットラー』、『近代能楽集』などがある。唯美的な作風で知られる。
==========================
++引用終了
「唯美的な」は「耽美的な」の誤変換だと思いますがそのまま複写して掲載します。  (追記:「唯美的な」で正解でした、私が無知なだけでした)  この記事を読みますと芥川賞を受賞したと書いていませんので受賞していないんですね。  ちょっと意外でした。  彼の作品は英訳され海外でも人気がありました。  また、海外で映画化された作品もあります。  ノーベル賞候補にも挙がりました。
三島由紀夫 自衛隊市ヶ谷基地で演説 そんな知性の極地を闊歩しているような男性が懐古調などと言う陳腐な言葉では表現できませんが日本が正規軍を持つ事を強く望みました。  戦争に負け自尊心が地に落ちた日本と日本人を嘆き哀しんでいたのは容易に推察できます。  天皇陛下(昭和天皇)に対する畏敬の念も尋常ならざるものを持っていたようです。  そして楯の会と言う軍隊のような団体を組織し団員4名と共に自衛隊に乗り込み割腹自殺しました。  恐らく彼は、自分の意見が通るとは最初から思って居なかったはずです。  彼がそんな事を分からないはずがありません。  自衛隊員と言う兵隊達を前にして演説をぶっても、彼らが三島由紀夫の矜持を理解できるはずが無いと最初から分かり切っていたはずです。  最初から武士として死ぬ覚悟で自衛隊に乗り込んで言ったのは想像に難くありません。  武士になって死にたかったんだと思います。  私は、数十年前に三島由紀夫の本を数冊読みました。  私は結構三島由紀夫の本が好きでした。  彼は、難解な言葉を多く使いますが理路整然としています。  曖昧さをとても嫌っているのだと分かります。  彼は太宰治の本が嫌いで、太宰治の宴会へ赴き、「あなたの本は嫌いだ」と太宰治へ直接言ったそうです。  太宰治はたじろいだそうです。  当たり前ですね。  でも三島由紀夫が太宰治を嫌うのが良く分かります。  太宰治のように楕情と倦怠と浪漫と厭世感と自堕落な恋愛のみで生きているような人間を忌み嫌ったのは想像に難くありません。  太宰治の対極に位置するのが三島由紀夫かも知れません。
三島由紀夫 東大全共闘と どうして私が三島由紀夫の話などをするかと言うと、最近、ホームページを徘徊(ハイカラな言葉で言うとインターネットサーフィン)をしていてひょんな事から60年安保、70年安保にのめり込み、記事を沢山読みました。  そんな時、三島由紀夫が70年安保の少し前に母校の東大へ行き東大全共闘の学生と話をしている動画を目にしました。  また、 「三島由紀夫 - 松本清張事件にせまる 5-4」と言うYouTubeの動画を見るととても興味深い話がありました。  その動画の中で三輪明宏も三島由紀夫について語っていました。  今よりもかなり若いです。  三輪明宏が三島由紀夫と話をしている時に、三島由紀夫の背後に霊が現れたそうです。  その霊は、磯部 浅一(いそべ あさいち、明治38年(1905年)4月1日 - 昭和12年(1937年)8月19日)と言う故人です。  磯部 浅一は、二・二六事件に関与し銃殺されています。  国を呪い、天を恨み死んでいった軍人と言うことです。  その霊が三島由紀夫に憑いていたようです。  三島由紀夫が二・二六事件に関わった軍人に憑かれていたと言う話は、数十年前に読んだ本にも書いてありました。  上智大学名誉教授の渡部昇一が書いた本(題名は忘れました)です。  理屈で説明できない不可思議な事件は、オカルト現象が背後にあるのではないかと言う内容だったと思います。  西郷隆盛が異常に固執した征韓論、そして自説が負け在野して起こしてしまった西南の役についてもオカルト現象と言う観点から説明していました。  その他にも例があったかも知れませんが忘れました。  丸山明宏が三島由紀夫の後ろに憲兵のような軍人の霊が立っていると言ったとき、三島由紀夫の顔色がさっと変わったそうですから、三島由紀夫は、自分が霊に取り憑かれていたのを知っていたのだと思います。
それにしても不思議な時代でしたね。  現在30歳の私は勿論まだ生まれていないので当時を生で知りません。  でも数十年前に三島由紀夫の本を読んだって書いてありましたね、この上の方で。  赤ん坊の時に三島由紀夫の本を読んだのでせうか・・?  ちょっと話の辻褄が合いませんが深く考えないで下さい。  60年安保と70年安保であんなに騒いだんですから、80年安保も騒ぐかと思いきやそうは烏賊の金玉でした。  1980年頃になるとソ連と中国の関係が険悪になり、両国の国境付近が物騒だったそうです。  そんな訳で中国も日本の左翼勢力を煽って日米安保にむきになって反対しなくなったようです。  つまりある程度 ソ連をけん制するために日米安保も致し方ないと中国が判断したのでせう。  中国は日本の誰に指令を出していたのでせう・・?  新聞社のはずです。  或いはどこかの秘密のルートを経由して日本の左寄りの新聞社に指令を出していたかも知れません。  当時(今もかな・・?)の日本の知識階級は中国が大好きで溜まりませんでしたから喜んで言う事を聞いていたと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年10月03日(水) 07:20pm(NZ時間)
■ 12発はずれ ■
おばんです、皆さん。  今日もオークランドは良い天気と大雨でした。  2人はかわるがわる、入れ替わり立ち代り現れます。  雨さんの場合は、気性が激しいと見えて時折怖ろしいほどの勢いで天から降ってきます。  その激しさは何かを訴えかけようとしているかのようです。  でも雨さんは何の意思も持っていないはずです。
19歳の男遂にお縄 昨晩、NZの若いおまわりさんが犬を拳銃で撃とうとして12発外したそうです。  場所は、Poriruaと言う村だそうです。  Poriruaと言う村がどこにあるのか私は知りません。  Poriruaの場所検証に興味のある方はGoogle Mapで探して下さいね?  どうして12発も拳銃をぶっ放したのですか?  と報道関係者が警察に聞いたところ、現実の生活では射撃場の練習と違い標的が動いているので的中させるのは難しいと言うお言葉があったそうです。
どうしてこんな事に成ったのかと言うと、昨夜、ある家庭でいざこざがあり111番通報があったそうです。  日本ですと110番ですが、NZでは111です。  憶えやすくて良いですね。  警察が行くと19歳の男が犬を警察に対してけしかけ攻撃するように仕向けたそうです。  それで若いおまわりさんは12発の弾薬を無駄にしたそうです。  19歳の男は犬攻撃だけではなく、トマホーク斧、丸太、瓶なども警察に向かって投げたそうです。  命中したかどうかは分かりません。  話を整理しますと、まず先にトマホーク斧などの攻撃をして、その後、塀の後ろに隠れそれから犬攻撃に移りました。  犬は、19歳の男(何故か名前は公表されていません)の内縁の妻(ハイカラな言葉で言うとパートナー)の持ち犬です。  犬はRottweilerと言う種類です。  大きな犬のようです。  犬の所有者、つまり内縁の妻と19歳の男(つまり内縁の夫、ハイカラな言葉で言うとパートナー)の間のいざこざで警察は呼ばれました。  いざこざの詳細に関しては報道されていません。
予断ですが、NZではPartner(パートナー)と言う間柄(Partnership)がとても良く浸透しています。  日本で言うと同棲と言う奴です。  正式な夫婦ではないが実質的な夫婦生活、つまり同棲している場合、その相手をPartnerと呼びます。  パートナーなどと言うハイカラな言葉を使うと輪郭がぼやけて来ます。  従来の言葉で言うと内縁の夫とか内縁の妻です。  同棲相手を内縁の夫とか妻と言うのはまたちょっと違うかも知れないですね。  同棲して生活を伴にしているが夫婦生活のように深くなっていない関係かも知れません。  明確な境界があるのでせうか?  屹度無いと思います。  カタカナ用語の乱用は我々日本人の感覚を麻痺させその実像をぼやけさせてしまいます。  日本語で言うと、陰湿で暗く重い感じがあっても外来のカタカナを使うと何故か爽やかな印象を受けます。  言霊が抜き取られ、実態から核心が消滅したような、体重が軽くなったような不可思議な錯覚を受けます。  これはとても危険な現象だと思います。  「未婚の母」と「シングルマザー」、どちらも同じです。  ところがカタカナ語だと陰湿な感じが余りありません。  なんか明るく前向きな印象さえ受けます。  「強姦」と言うとおぞましく悲惨な印象を受けますが、「レイプ」と言うと明るく楽しそうな感じ・・?まで行かないにしても罪が軽くなったような錯覚さえ受けます。  「強姦」は駄目だけど「レイプ」ならバンバンやってもOK、なんて事にはならないと思います、多分。
警察は最初、大きな犬に対してペパースプレー(Pepper Spray)を掛けたそうです。  ペパースプレーって唐辛子を水で溶かした液体でせうか・・?  一味なのか七味なのかと言う問題ではないと思います。  南蛮なのか唐辛子なのかと言う問題でもないと思います。  屹度辛子系の液体スプレーだと思います。  それが全く効果無く、それで若いおまわりさんが拳銃をぶっ放したそうです。  でも拳銃の弾は犬に当たりませんでした。  誰も流れ弾で怪我をしなくて良かったと警部は言っています。  犬は飼い主に返されました。  警察は犬を殺さないそうです。  いざこざがあり更に犬を殺したら飼い主の女性が可哀想と言う配慮です。  90分間に渡る大立ち回りは終わりました。  上の写真は男がお縄になり警察に連行される場面です。
どのような結末で大立ち回りが終わったかと言うと、警察犬を3頭、男に差し向けたそうです。  警察犬が居るなら、拳銃をぶっ放さないで最初から警察犬を使えば良かったのにと思いますが、色んな事情があるんだと思います。  男は、足の手術が必要なほど、十分に警察犬にかまれ、ウェリントン病院で治療されます。  男は明日、Porirua地方裁判所に出頭するそうです。  NZの裁判は超特急ですね。  刑事事件の場合は、犯人を捕まえたら直ぐ裁判です。  面倒な手順や手続きがありません。  とても合理的で経費も節約できて結構だと思います。  今宵があなたに取りまして素敵で平和な水曜の夜になる事を願っています。

平成19年10月02日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 嵐の午後 Part II ■
おばんです、皆さん。  今日のオークランド。  午後2時頃までとても暖かく良い天気でした。  それが急に曇りだし雨に変わりました。  それからは、暴風雨になりました。  それが何時間も続きました。  でも夜になると雨が上がりました。  つまり昨日とほぼ同じ天気でした。  でも昨日ほどひどい嵐ではなかったです。  これは日本の内地に春一番と言う強風が吹くのと同じ現象でせうか・・?  いや違う。  オークランドの嵐は年中起こっている。  でも夏は嵐が少ない。  それにしても最近は晴れ間が出ると暑いです。  そして朝晩の冷え込み。  この寒暖差の激しさ。  皆さん、風邪を引かないようにご自愛下さい。  おやすみなさい。

平成19年10月01日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 嵐の午後 ■
おばんです、皆さん。  今日のオークランド。  午後2時頃までとても暖かく良い天気でした。  それが急に曇りだし雨に変わりました。  それからは、暴風雨になりました。  それが何時間も続きました。  でも夜になると雨が上がりました。  おやすみなさい。

ニュージーランドドリームホーム コラム集トップ
2007年12月 2007年11月 2007年10月
2007年09月 2007年08月 2007年07月
2007年06月 2007年05月 2007年04月
2007年03月 2007年02月 2007年01月
2009年 2008年 2007年
2006年 2005年 2004年
BBS Archive 文芸関係専門相互リンク集 コラム集サイトマップ