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気まぐれ草紙古文書館 - June 2007.

当ページを立ち上げた日 平成19年06月01日(火)

平成19年06月30日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 万国のプロレタリアよ、団結せよ! ■
おばんです、皆さん。  昨日の夜はとても風が強かったです。  でも今日は風も収まり気温も程ほどで過ごし易い土曜日でした。  余り寒いと感じませんでした。
カール・ハインリヒ・マルクス 1848年共産党宣言 昨日書いた亡霊の話の続きです。  写真のおじさんはカール・ハインリヒ・マルクスです。  この記事の題名「万国のプロレタリアよ、団結せよ!」は、共産党宣言の結語です。  昨日、ここに上送(Upload)したときは「共産主義思想の残した物」でしたが今日(2007年07月01日)当記事を推敲(すいこう)するに当り変更しました。  30~40年以前の多くの学生が共産主義思想に傾倒しました。  志が高く有為で優秀な学生が多かったです。  今の団塊の世代が学生だった時代の話です。  今は殆ど廃れている学生運動華やかなりし頃でした。  「イチゴ白書をもう一度」と言う歌がありましたがあれはあの時代の学生運動を懐古している歌詞です。  今日本社会を中核で動かしている団塊の世代の会社員や知識人や政治家や官僚などでも学生の頃は過激な学生運動家だった人も多いです。  私はその年代ではありません、参考のため。  共産主義とか社会主義と言うのはそれ程、日本社会を強く揺さぶりました。  共産主義と社会主義の違いは分かり難いですが、共産主義は個人財産を認めず全て国家が所有する。  社会主義は個人財産をある程度認める。  それが違いだと思います。  基本的にはどちらも国家が全てを統制的に管理し福祉、教育、医療など国民の生活は全て無料と言うのが建前です。
階級も無い身分の上下も無い、貧富の差も無いと言うような夢のような思想でした。  王様や皇帝や貴族などと言う身分はとんでもハップンでした。  全て共和制です。  将に理想を実現させてくれるのが共産主義のはずでした。  そして1917年、ロシア革命が起こりました。  ロシアはソ連になりソ連は近隣諸国を武力で共産化しました。  この地上に桃源郷が出現するはずでした・・。  でもそれは幻でした。  桃源郷どころか秘密警察が常に国民を監視し、自由は無く、国家統制経済なので競争が無い経済は発展せず貧困が当たり前でした。  競争がありませんから、決まった就業時間内でだらだらと仕事をしていれば済みました。  どんなに一生懸命に働いても、怠けてる人と収入は同じす。  すると人はやる気を無くします。  すると生産効率は落ち貧困まっしぐらになります。  それで居て軍備には異常に金を使っていました。  非常に好戦的と言っても間違いでは無いでせう。  アメリカ(自由主義社会)に対抗するためです。  ソ連は慢性的に食糧不足が続きそして耐え切れずに崩壊しました。
一旦共産主義になると何故か知りませんが自国民を監視するための秘密警察が出来ます(自分達の社会の仕組みが間違っていると心の底では知っていたから秘密警察で国民監視が必要だったはずです)。  そして国民同士を密告するように仕向けます。  国民の自由な発言を封じます。  特に共産党批判とか国家批判などをしたら直ぐ逮捕です。  そして強制収容所と言う名の野外刑務所へ送り過酷な労働を課し多くの場合は死に至ったようです。  政府は共産党の1党支配体制です。  今の中国や北朝鮮が共産主義の生き残りです。  ですからあの国には共産党しかありません。  でも中国は10数年前から不可思議な共産党1党支配の元、資本主義経済を導入すると言う変則技を使って居ます。
世の中には色んな考えの人が居ます。  共産主義が嫌いと言う人も居ます。  例えば、北朝鮮で自民党を作ろうとしても作れません。  そんな政治的な自由はトンでもハップンです。  政治的な自由が無ければ、生活が裕福で全てが無料で一生涯楽に暮らせるならまだ許せるかも知れませんが、全くその逆です。  マルクスの理想は物の見事にはずれたどころか全く正反対の自由の無い貧困に満ちた社会が出現しました。  北朝鮮では食糧不足が当たり前で餓死者が出ていると言うニュースを良く聞きます。  そんな国に昔の日本の学生は憧れました。  現実を知らなかったからです。  本による理論と活発な議論だけで理想郷を夢見て居ました。  そして1970年よど号(日本航空旅客機)を乗っ取り北朝鮮へ逃亡した日本の若者が昔居ました。  北朝鮮に渡った日本人が北朝鮮の日本人拉致に重要な役目を果たして来たようです。
今の団塊の世代が学生だった頃、日本の共産主義はかなり過激になって行きました。  そして内部分裂を起こしいくつかのセクトが出来ました。  一番過激だったのが、革マル派と中核派と言われる集団です。  この2つは元々同じ集団でしたが思想的な対立が表面化しそして犬猿の仲になりました。  そして共産主義者同士殺し合いが勃発しました。  所謂内ゲバと言う奴です。  文字通り本当の殺し合いです。  それも尋常な殺し方ではありません。  鉄パイプで相手の頭がぐしゃぐしゃになるまで叩き続けると言う異常な方法です。  お互いのアジトを探しては襲撃したり、外に出たところを急襲したりです。  それで死んだ若者は何人居たか・・?  数人と言う水準ではなく、数十人と言う数だと思います。
以下Wikipediaからの抜粋です。
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連合赤軍事件
1971年12月31日以降、連合赤軍は、山岳ベース事件とあさま山荘事件の二つの重大事件を起こす。 これらは連合赤軍事件と呼ばれる。 山岳ベース事件は、あさま山荘事件などで逮捕された者らの自供により明らかになった大量殺人事件である。 これは、総括(詳細は後述)と称して連合赤軍内部で粛清が行われたもので、集団リンチを加えて12名を殺害、死体遺棄したもの。 あさま山荘事件は、警察の捜査網から逃れるために山中に潜伏していた連合赤軍メンバーが起こした篭城事件で、銃器で武装した若者らは9日間にわたり警察とにらみ合った。 この模様はテレビで中継され、社会に強い衝撃を与えた。
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Wikipediaよりの抜粋以上。
上記の浅間山荘事件では連合赤軍と警察が銃の撃ち合いをし、警察が数人死亡しました。  山岳ベース事件は、更に悲惨で陰湿で将に狂気の沙汰としか思えない残酷な殺し方をしたようです。  それも連合赤軍の仲間を殺したのです。  嘘か本当か知りませんが、メンバー内の或る男女が恋愛をし女性が妊娠しその妊婦の腹を切り裂いたと言う噂もありました。  また、1972年には岡本公三がテルアビブ空港(イスラエル)で銃乱射で無差別テロを行いました。  彼の兄は岡本武でよど号乗っ取り犯人の一人で彼らの父親は自殺しました。  彼らは不屈の精神で理論に殉じました。  妥協は一切認められず、自分達の邪魔をするものを殺す事をいささかも厭いません。  そして現実を見失いました。  元々は善意から身を投じた学生運動でしたが、最終的には人殺し集団に落ちぶれて居ました。
ここにアイデオロギー(イデオロギー)の大いなる危険性があります。  机の上で考えた理論の脆さです。  私が思うに共産主義の最大の欠点は、人の心を無視した事ではないかとずっと思って居ます。  宗教は麻薬と言ったり、唯物論と言ったり、この宇宙には物質以外存在しないと断言しました。  人はいい加減でちゃらんぽらんです。  でも欲望や向上心もあり、一生懸命に働けば金持ちになると言うような動機があれば精一杯努力します。  色んな工夫もしますし、発明もします。  自由主義経済社会では競争が不可欠ですから色んな会社や人間が切磋琢磨して努力します。  そして成功した企業と社員は豊かになり国家に税金を納めます。  失敗した会社は倒産します。  それを当然の事として人々は納得します。  自分達の思い通りにならないからと言って競争相手を鉄パイプで殺す事もありません。
善意と熱意と理想に燃えた理論だけでは現実には役に立たないのです。  人間の欲望を満足させる自由競争社会が最も多くの人が納得しそして社会は発展するようです。  マルクスと言う人間が考え出した理想郷の理論は、結局単なる夢だったと証明されましたがその代償は余りにも大きく、極めて多くの人間の命を奪いました。  ソ連では粛清で2千万人が殺されたと言われて居ますし、中国では文化大革命と言う名の下でやはり2千万人が殺されたと言われて居ます。  (この「文化大革命」と言う名称に人は騙され文化的な運動と思う人が居ますが、実際は毛沢東が政権奪回するための政治粛清つまり大量殺人事件です。当時の日本の左翼層はこの文化大革命をもろ手を上げて褒めちぎっていました)  北朝鮮の粛清数値は聞いた事がありませんがかなりの数字だと思います。  共産主義国家(実際の国名には共産主義と言う名称を使って居ない)ではどの国でも自国民を粛清と言う名の下に殺すと言う現象が必然的に起こるようです。  カンボジアのクメールルージュも数百万人の自国民を殺戮したそうです。  その狂気の思想、共産主義思想の亡霊が現在の日本の色んな企業や官庁の労働組合に未だに影を落としているとしたら堪りません。  現在は誰も共産主義などは主張しないにしても元々の労働組合発足の理念がそれでしたから今に至るもその痕跡がある可能性が高いです。  思想は消えても習慣は中々消えないと思います。  彼らは国家への反逆を至上課題としていましたから仕事などまともにするわけがありません。  職場放棄をする事が彼らにとっての良い行いになります。  それを如実に具現化しそして膿が噴出してきたのが今の社会保険庁かも知れません。  こんな奴らは全員北朝鮮にでも行けばいい。

平成19年06月29日(金) 09:55pm(NZ時間)
■ ヨーロッパには亡霊が出没している - 社会保険庁 ■
おばんです、皆さん。  今 わや風が強いです。  半端じゃなく強風です。  もう直ぐ10時ですが、夜になって凄く風が強くなりました。  昼間は豪雨でした。  停電になるかと心配しましたがそれは免れました。  何よりです。
「ヨーロッパには亡霊が出没している」とは、1848年ドイツ系ユダヤ人であるカール・ハインリヒ・マルクスの著書共産党宣言の冒頭部分です。  訳者によっては「ヨーロッパには幽霊が出る」となる事もあります。  どっちでも同じです。  フランス革命が1789年です。  その頃から、空想的社会主義と言われる社会主義の芽が出てきました。  そして科学的社会主義と言われるマルクスの理論が世に出ました。  それが1848年に出た「共産党宣言」です。  マルクスはこの本を亡命先のロンドンで出しました。
マルクスが純粋に学問的に感情を交えずに共産主義を唱えたのか或いは貧しい人間を救いたいと言う善意をこめて理論を構築したのかその真意は分かりません。  が、彼の唱えた理論は世界に甚大な影響を与えました。  私は社会主義と共産主義には余り詳しくありません。  ただ、戦前から戦後そして21世紀の現在に至るまでその影響があると思うとマルクスとその友人エンゲルスの存在は余りにも大きいと思います。  どうしてこんな事を思ったかと言うと社会保険庁です。
最近の社会保険庁の体たらくの記事を色々読んでいたら、昭和54年3月に社会保険庁の労組(労働組合)と社保庁が結んだ「覚書」にその根があると分かったからです。  これは社保庁にコンピュータを導入する際に取り交わした取り決めです。  一般の会社で言うと雇用者側と労働者側の約束です。  社保庁の職員(労働組合)はコンピュータの導入に反対だったようです。  それは何となく感覚的に理解出来ます。  役所の体質はデジタルに拒絶反応を起こす体質だと思います。  その覚書の内容は、大雑把に言うと社保庁の職員はコンピュータの導入を認める変わりにコンピュータ操作は職員の好き勝手にやって良いと言う事です。  役所の文書ですからそんな露骨な書き方をしてるわけがありませんがその意図するところはそうだったようです。
つまり自分達の嫌な事はやらないと言うことです。  それだけ労働組合の力が強かったんでせうね。  要するに出来るだけ仕事をしないで済むようになったわけです。  国民の便宜や利便性や正確な記録保持や老後の生活のために奉仕するのではなく、自分達の都合を最優先させてきたのが如実に現れて居ます。  省庁に勤めると言う人は国家公務員試験(上中下のランクがあるにせよ)を通ってきた優秀な人たちばかりです。  その優秀な人達の心は蝕まれています。
そんな職員の体質を知って私は、19世紀の亡霊の事が頭に浮かんだんです。  まだ、社会主義が元気だった頃、労働組合は共産党や社会党と一緒になって自分達にとって良い条件を獲得するために精力的に運動していました。  ひとたび共産主義とか社会主義と言う思想に犯されると闘争が目的ではないのかと思うくらいに雇用者との対決姿勢を強めます。  階級闘争と言う思想が中核をなしていたのでそれも当然かも知れません。  そして職場放棄が始り、機能すべき業務も停滞して行きます。  それが積もり積もったのが現在の社会保険庁のように思えます。
マルクス主義とか共産主義とか社会主義など、今時誰も信じて居ません。  もう化けの皮は剥がれました。  でも数十年前の影響がまだ影を落として居るように思います。  マルクス・エンゲルスの残したものはとても根が深いと思います。  学校の崩壊もその一つでせう。  昔暴風雨のように勢力が強かった日教組です。  今は日教組が消滅したのでせうか・・?
本当にひどいですね・・。  自分達の思想や労働条件の為に国民を犠牲にするのですからボーナスだけじゃ済みません。  今の職員だけじゃなく退官した職員も含めて全員が有り金全部国庫に返納しても罰は当らないと思います。  社保庁解体すべしと言ったら本当に解体するようですが新しい役所がまた役人の食い物にされる可能性も大です。  名前だけ変わって職員とその体質と職務内容は全く同じなんて事になったら国民は本当にやる気を無くします。  国民の代表である政治家がしっかりしないといけません。  本当に嫌になる事件でした。  これからもっともっとその膿が出てくるでせうから現在進行形ですが。  おやすみなさい。

平成19年06月28日(木) 09:33pm(NZ時間)
■ マイク・ホンダ議員の本当の目論見は? ■
おばんです、皆さん。  昨日はまたしても執筆をサボってしまい済みませんでした。  今日のオークランドは比較的穏やかでした。  重い雲に覆われた暗い1日でしたが気温は余り低く無かったです。
「米下院外交委、慰安婦決議案を可決 日本に謝罪求める」について一昨日少し触れました。  私はこの事件の真意が理解出来ませんでした。  今日のグーグルニュースを色々読んでいるうちにその真相が分かりました。  結論は中国です。  中国が日本を陥れようとしているようです。  従軍慰安婦問題は、いつものように日本をこき下ろす材料に使われたようです。  それに利用されているのか自らの意思なのか良く分かりませんが日系3世の米国下院議員マイク・ホンダです。
中国の目指すところは日本が国連常任理事国になる事を絶対阻止する事、この1点にあるようです。  それで日本の評判を落とすためありとあらゆる工作をしていると言うのがどうやら真相のようです。  下記は今日2007年06月28日(水)の産経新聞(インターネット版)の抜粋です。  右下の写真はマイク・ホンダ米下院議員です。
Michael Makoto (Mike) Honda ここから産経新聞記事抜粋(写真は産経新聞の出処に非ず)
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同報道によると、歴史問題で日本を一貫して非難している在米中国系団体「世界抗日戦争史実維護連合会」(以下、抗日連合会と略)の幹部たちは、他の在米中国系組織幹部とともに同州クパナティノの中国料理店で集会を開き、マイク・ホンダ議員らが下院に提出した慰安婦決議案の可決促進を協議した。 抗日連合会のイグナシアス・ディン副会長(中国系米人)が語ったところでは、同幹部連は下院のナンシー・ペロシ議長とラントス委員長が(慰安婦決議案の採決推進に関して)言い逃げをしているとの見解を明示した。 とくにラントス委員長は人権擁護派の評判にもかかわらず「同決議案支持へのわれわれの訴えに応じず、有権者とアジア系米人社会への軽侮を示している」と主張したという。
このディン氏の発言はちょうどラントス委員長らが日系長老のダニエル・イノウエ上院議員から同決議案を審議しないよう要請され、さらに訪米した安倍晋三首相と会談して、同首相から慰安婦問題について「申し訳ない」という言明を得て、同決議案への取り組みをソフトにしたようにみえた時期と一致する。
しかし「ベイ・シティ・ニューズ」の報道によると、抗日連合会の幹部らは民主、共和両党議員への政治献金者であり、このままではラントス委員長らに献金目的にのみ利用され、実際の行動では放置されるという懸念を表明した。 そしてディン氏らは「選挙区の33%がアジア系住民であるラントス委員長が同氏らと意思疎通できないならば、もう新しい議員の選出の時期となるだろう」と告げた。 ディン氏らはこの「脅し」をラントス委員長のカリフォルニア第12区の人口動態の数字と過去の投票結果で裏づけ、2008年の下院選挙では自分たち自身の候補をラントス委員長への対抗馬として立てることを示唆した。
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産経新聞記事抜粋ここまで
更に下記は、日本戦略研究所と言う団体のWebsiteからの抜粋です。  この団体は右翼そのものと言う感じがしますが、私も右翼体質なので同調できる箇所が多いです。  右翼と言ってもあの街宣カーを想像しないで下さいね。  右翼イコール街宣カーと思っている人が居るのでちょっと参ります。  右翼の本来の姿は、祖国、日本への愛国心です。  それが昂じて怪しげな団体も出現するようです。  それがやくざと通じる場合もあるようです。  時には、過激な行動を取る事もあります。  特に天皇に関する件は要注意です。  彼らは刺客とか志士でありたいと思っているかも知れませんがそれはもう通用しません。  幕末までは刺客と呼ばれていましたが現在では何と言うのでせう。  尊皇攘夷の志士の姿が今の右翼かも知れません。  ただし、真の思想と志を持った場合です。  単に街宣カーに乗って、迷彩服を来て雑音を撒き散らすだけでは右翼の名前が下がるだけです。  左下の写真はマイク・ホンダ米下院議員とその家族です。  一番左がマイク・ホンダです。
Michael Makoto (Mike) Honda Family in U.S.A. ここから日本戦略研究所記事抜粋(写真は日本戦略研究所の出処に非ず)
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米国議会で「慰安婦」問題での日本糾弾決議案を推進するマイク・ホンダ下院議員がこれまでの選挙で中国系からの政治献金への依存度が異様に高い事実が14日までに判明した。 中国系献金者には中国当局ともつながる在米反日団体の幹部たち多数が名を連ねており、ホンダ議員自身の日本の「戦争責任」追及には長年、これら中国系団体との密接な連携があったことも明らかとなった。
米国政府の連邦選挙委員会の記録や民間の政治資金研究機関「有責政治センター」(CRP)の発表を基とする産経新聞の調査によると、ホンダ議員は2006年の下院選挙で個人からの政治献金合計449人、約37万ドルのうち、中国系からだけで94人、約11万ドルを受け取った。献金全体へのこの比率は人数で21%、金額で30%となる。 同議員の選挙区カリフォルニア第15区は住民の29%がアジア系だが、内訳は多様で中国系は9%に留まるため中国系からの献金が突出する形となった。
とくにホンダ議員への中国系の献金はその約40%が州外からで、他の議員たちへの州外からの献金が10%程度という一般水準に比べれば、同議員は全米各地の中国系住民からの寄付の比率が例外的に高いことになる。 また慰安婦問題では中国よりも関与が深いはずの韓国系からの同議員への06年の献金は10人、約7000ドルと、中国筋からの献金の十数分の1だった事実も、中国系勢力の役割の大きさを裏づけた。
米国では国民、あるいは永住権保持者が個人で政治家に選挙1回に最大2300ドルまで公表を前提に献金できる。 ただし200ドル以下は公表されない。
ホンダ議員への中国系個人献金でさらに特異なのは、06年分だけでも
(1)中国系の世界規模の反日団体「世界抗日戦争史実維護連合会」現会長のアイビー・リー氏
(2)中国当局に政策を提言する人民政治協商会議広東省委員会顧問のフレデリック・ホン氏
(3)日本の「残虐」を恒常的に糾弾する反日の「アジア太平洋第二次大戦残虐行為記念会」事務局長のチョフア・チョウ(周筑華)氏
(4)「南京虐殺」の記念館を米国に開設しようという中国系運動組織の「中国ホロコースト米国博物館」役員のビクター・シュン(熊園傑)氏-などという日本糾弾団体の中国系活動家たちが、それぞれ数百ドル単位の寄付をしたことだといえる。
さらにホンダ議員の下院への初出馬の2000年から02年、04年の選挙では「世界抗日戦争史実維護連合会」の創設役員のイグナシアス・ディン(丁)氏やキャシー・ツァン(曽)氏が2000ドル単位で頻繁に献金してきた。 ディン氏はホンダ氏が州議会議員時代の1998年ごろから日本の戦時の「残虐行為」を非難して謝罪を求める決議案を共同執筆してきたことを公言している。
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日本戦略研究所記事抜粋ここまで
中国はいつもの如く日本を陥れるためなら如何なる努力も労力も惜しみません。  日本が国連常任理事国になると日本の存在感が更に増し自分達のそれが相対的に下落するのを恐れているのだと思います。  中国の見え透いたいつもの汚いやり方は直ぐ理解出来ます。  しかし、最大の謎はマイク・ホンダ(Michael Makoto (Mike) Honda、1941年06月27日生まれ)です。  議員になりたいばっかりに中国人から献金をもらいその見返りとして中国の為に働いているのか・・?  それにしては中国つながりの献金は政治献金としてははした金です。  もっと大きな金が裏で動いているなら分かりますが、たかが数千ドルでは政治活動は出来ません。  以下は日本語Wikipediaから抜粋した彼の簡単な履歴です。
ここから日本語Wikipedia記事抜粋
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祖父母が熊本県出身の日系三世。 太平洋戦争開戦直前にカリフォルニア州で生まれ、幼少期の14ヶ月間を家族とともにコロラド州の日系人強制収容所で過ごした。 州立サンノゼ大学で生命科学とスペイン語を専攻する。 卒業後、修士号を取得して理科教師になり、2つの公立学校で校長を務めた。 サンノゼ市計画委員、同市教育委員、サンタクララ郡委員を歴任。 1996年から2001年までカリフォルニア州議会議員、2001年からカリフォルニア選出の下院議員を務めている。 2007年より下院歳出委員会に所属。議会ではアジア太平洋地域出身の米国議員総会議長も務めている。
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日本語Wikipedia記事抜粋ここまで
彼にはもう日本人の心は無いと思います。  しかし、日本を陥れる為にここまで中国人の為に東奔西走するでせうか・・?  或いは心の底から人権擁護派なのか・・?  或いは日本人の血を引きずって生きてきて日本と日本人と自分の祖父母の祖国を憎みその反動として進んで中国の手先となったのか・・?  その真相は分かりません。  一体何を考えているのか?  何か裏があるような気がします。
我々はどこまで真相に迫れるか・・?  それには限界があります。  インターネットの新聞などを読んで真相の1部を理解する以外にありません。  限界があるとは言え分かる範囲内で判断せざるを得ません。  それ以外の情報を入手できない以上致し方ありません。  我々が知りえるのは事件のほんの表面だけです。  現象の一部分だけです。  でもインターネットの普及はかなり大きな影響があります。  紙の新聞とか雑誌だけでしたら本屋に買いに行って読むまでかなり時間が掛かります。  ただし、インターネットの軽さゆえに誤報もありえますので要注意です。  私がこのように自分の推測で色々書き直ぐそれをインターネット上に上送出来ると言うこの手軽さは、ある意味で危険です。  しかし、同時にこの気軽さが予期せぬ以上の影響力を生むこともあります。  中国はそれを恐れて居ます。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月26日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 身分偽証でビザ取得 ■
おばんです、皆さん。  今日は珍しく雨が降りませんでした。  社会的出来事とか時事とかニュースとか(全部同じ、中国語ではニュースの事を新聞と言うが)を読んでるといや~な気分になります。  特に日本語のニュースにその傾向が強いです。  日本に関するニュースはやはり気持ちの入り方が強くなります。  NZに関する英語のニュースは余り感情が入りません。
社会保険庁の問題は日本人の気力を思いっきり打ちのめすには十分です。  この問題は最近の常連になりました。  かなり値が深いので簡単には解決しないでせう。  今日変なニュースがありました。  「米下院外交委、慰安婦決議案を可決 日本に謝罪求める」です。  ん・・?  これって何だべ・・?  と思いました。  記事は読みましたがその意図するところが良く分かりませんでした。  敗戦直後の日本であなた達は、「オンリー」を言われる日本人女性を作り出したのを何と思ってるのか?  日本人女性をバンバンやりまくったヤンキーをどうするつもりか?  それとも戦時中、アメリカ人女性が日本の従軍慰安婦に応募していたのでせうか・・?  若い人は「オンリー」の意味を知らないと思いますが検索したら直ぐ分かると思いますので各自お願いします。
話は変わりますが、NZは移民の国です。  移民で成り立っていると言っても過言ではないくらいです。  人材、金の両方においてです。  その弱点を突く輩も多いです。  詐欺師を大量生産している国もあります。  今日のニュースでは、移民に関する報告書(ハイカラな言葉で言うとレポート、何故か最近の日本では英語に近くリポートと発音する)が公表されました。  報告書では身分偽証してNZの永住権を取得している人間が沢山居ると言うことです。  特に技能移民分類(Skilled Migrant Category)と難民分類に多いそうです。
移民局の窓口毎にその確認方法はバラバラらしいです。  つまり自分達の思いつくままの方法で各窓口が好き勝手に本人確認を行っていると言うと語弊があるかもしれませんがそれに近い感じです。  また、各窓口の連携も出来て居ないそうです。  現在分かって居るだけで384人の身分偽証があり、それらの本人確認が出来て居ない状態です。  身分偽証してビザを取得した人間は普通所在地が分からなくなりますので発見は難しいと思います。  これはちょっと驚いたのですが移民局のデータベースには本人確認情報が入って居ないそうです。  となると既にNZにもぐりこんでいる人間を突き止めるのはもう不可能に近いと思います。
人気のある国には世界中から人が集まってきます。  これはNZだけの問題ではありません。  それは世界中どこの国でも同じです。  日本にも沢山その手の人間が居ると思います。  昨日のニュースでも佐賀大学大学院に中国人留学生が偽の大学卒業証書で入学していたと報道されていました。  詐欺大量生産のナンバーワンは何と言っても中国なのは議論の余地が無いと思います。  彼らは他者を圧倒的に引き離していると思います。  公式文書を偽造されたらどこの国の政府でもお手上げです。  また彼らは偽造技術にも優れて居ますし良く訓練されているようです。  その為の人材も組織も発達しています。  やはり歴史と伝統の力かも知れません。

平成19年06月25日(月) 11:01pm(NZ時間)
■ 冤罪 ■
おばんです、皆さん。  今日も雨でした。  1日中ではありませんでした。  あんまり寒くありませんでした。
熊本典道・元裁判官 今日は昨日の「Cullen Says N.Z. Housing Faces `Significant Downturn'」の続きを書くつもりでした。  でも、またかと言う何とも言えないおぞましい嫌な日本の事件を知りました。  「『袴田君の再審を』最高裁に提出  『一審死刑』元裁判官が上申書」と言う事件です。  熊本典道・元裁判官(69)が無罪と確信しながら他の裁判官を説得できずに死刑判決を下した事件です。  1966年の殺人事件に関わる裁判に関する出来事です。
恣意的に無実の人間を犯人に仕立て上げ、そして死刑判決を下した臭いがします。  この事件と裁判のいきさつは上に書いた題名で検索すれば直ぐ分かるのでお願いします。  どうにもやりきれない気持ちになる出来事です。  熊本典道・元裁判官(69)は40年以上経った今、当時この裁判を一緒に担当した2人の裁判官が死亡したため良心の呵責に耐え切れず行動を起こした。  墓場までこの事件を持って行くよりはましだと思いますが若し自分が当時の同僚の元裁判官より先に死んだ場合は無実の人間を見殺しにしたかも知れない事になります。  また、日本の場合はこの元裁判官を責めないと思います。  西洋でしたら非難轟々だと思いますが。
警察とか検察とか裁判所と言うのは平気で無実の人間を犯人に仕立て上げる。  そんな事実を世間に強く示したと言う点では、熊本典道・元裁判官(69)は恐らく法曹関係、検察関係、警察関係の人間から村八分になると思います。  でも彼は40年以上経ったとは言え事実を公表したのである程度、救われましたと思います。  さもなくば地獄へ落ちたと思います。  既に死んでいる2人の元裁判官は、地獄へ直行したと思います。  正義などと言うものは誰も信じて居ないにしてもここまで落ちぶれて良いものかと思うと虚しくなります。  熊本典道・元裁判官(69)が無実を確信しているとは言ってもまだそれは正式に裁判で認められていません。  犯人に仕立て上げられた元プロボクサー袴田巌死刑囚(71)は、どんな気持ちで40年以上刑務所に居たでせうか・・?
ただ、それでも社会のからくりには気をつけないといけません。  既に死んだ2人の元裁判官の証言が無いので余り頭から決めつけるわけにも行きません。  まだ、元プロボクサー袴田巌死刑囚(71)と自白を強要した警察の話も聞かないと全貌は明らかになりません。  この世は信じがたいからくりに満ち満ちて居ます。  この記事を全て鵜呑みにするのも危険だと言うことです。  更に裏があるかも知れません。  こうなると何を信じてよいのか分からなくなります。
内容は忘れましたが数日前にも警察の怠慢により無実の人間を犯人に仕立て上げた事件が冤罪だと分かった事件がありました。  この場合は、冤罪をでっち上げた警官を証人として呼ぶ事を弁護側が要求したにも関わらず裁判官は必要ないと却下しています。  冤罪を平気で作る警察を裁かねばならないのは明らかです。  しかし、警察や検察や裁判官は自分達で自分達を守っている。  彼らはその手の権力を持っている。  司法が犯罪者になったらもう終わりです。  司法に関わるもの全員が犯罪者ではないのは分かりきって居ますが、一人でもそんなのが居たら大変なのに過去何十人の犯罪者が出たでせう?
これじゃ国民に法律を守れと言っても無理です。  犯罪者が犯罪者を裁くことは出来ません。  これじゃ世も末だ。

平成19年06月24日(日) 08:20pm(NZ時間)
■ 不動産市場下落? ■
おばんです、皆さん。  今日も私は一歩も外に出ませんでした。  日中は日が照るとかなり日差しも強く暖かかったですが曇ったり小雨が降ったりと落ち着かない天気でした。  でも平和な1日でした。
昨日お約束したMichael Cullen大蔵大臣(財務大臣でも可、Minister of the Finance)の発言です。  「Cullen Says N.Z. Housing Faces `Significant Downturn'」です。  これは2007年06月20日付けBloombergと言う金融関係のWebsiteのようです。  恐らく米国のサイトではないかと思います。  経済、金融関係で検索すると時々出てくるサイトです。
Michael CullenさんはNZの大蔵大臣です。  カタカナで書くと「カレン」です。  KarrenとかKarenとかと言う女性の名前は良くありますが、Cullenさんは苗字です。  名前はMichaelですから勿論男性です。  博士です。  恐らく経済関係の専門家だと思います。  さて前置きが長くなりましたが上の記事の題名の意味は「NZの住宅相場は重大な下降局面を迎えている」のような感じです。  英語の訳は学校と違いますよ。  日本語として違和感が無いように且つ意味が適切なように意訳は必要不可欠です。  でもこれなら直訳に近いですね。
記事の内容は、今まで私がここで言ってきた事とほぼ同じです。  記事を概略訳します。  これは彼が6月19日、ウェリントン(NZの首都)の委員会での発言です。  5年半続いた不動産ブームは、今年に入って3回続けて上昇した政策金利(OCR = Official Cash Rate)により終わり重大な下降局面を迎えている。  借り入れ負担の上昇により多くの人が「Negative Equity」に陥る。  (筆者註:「Negative Equity」とは財産物件が借り入れの価値よりも低くなる事、簡単に言うと赤字になる事)  NZ準備銀行総裁のAlan Bollardは、インフレを煽っている消費と不動産需要を抑制するため今年の3月、4月、6月と3回政策金利を上げた。  住宅価格は2001年の9月と比較すると倍になったが、5月はこの4ヶ月で最低の利幅となった。  これは住宅ローンの上昇により不動産相場が鈍化している兆候である。
オークランドのASB Bankのチーフエコノミスト、Nick Tuffleyさんが言うには、住宅市場が暴落すると言うよりはむしろ抑えられて変化の無い時期になったと見ているそうです。  高い金利により人は家を買うのを躊躇(ためらう)って居る。  NZで最大の貸し出し銀行であるANZ National Bank(註:以前National BankをANZが買収してANZ National Bankになった)の2年固定住宅金利は現在9.25%です。  1年前の全部の銀行の平均は7.97%でした。  カレンさんが言うには、現在金融政策を厳しく引き締めているしこれからもっときつくするかも知れないとの事です。
次回のOCR更新の7月26日にNZ準備銀行が更に0.25%上げる可能性が20%ある。  Aaa格付け国家の中でNZはアイスランドの次に借り入れコストが高い。  (註:Aaaと言う表記法方はムーディーズと思われます)  投機家はNZの高金利に引き寄せられこの1年でNZ通貨は22%押し上げられた。  カレンさんによればNZ政府は不動産投資家に対しては優遇税制撤廃を検討し、住宅市場を緩和する方向で目指している。  また、彼は金利を上げる事は、需要の問題を解決するには恐らく最適な方法ではないと発言しています。  結果として止血帯が血の流れを止めると思われるので多分もっと穏やかな方法が必要だ。
記事はもっと続き内容は興味深いのですが訳しながら書いていると時間が掛かりすぎるので今夜はこれくらいで勘弁して下さい。  今宵があなたにとって素敵な日曜の夜になる事を願って居ます。

平成19年06月23日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 社会的ニュースよりも・・ ■
おばんです、皆さん。  今日は外に一歩も出なかったですが家の中に入る限りは暖かかったです。  暖かいと言っても冬の暖かさですよ、夏の暖かさじゃないです。  昨日は執筆をサボってしまいました。  食事の時にワインを少し飲んで良い気分になって少しパソコンを眺めていて布団(ハイカラな言葉で言うとベッド)に横になったらそのまま歯磨きもしないで寝てしまいました。  朝8時半までぐっすりでした。  恐らく11時前には眠りについたと思います。  そんな訳で毎日このコラムを読みに来てくださる方には大変申し訳ない事をしたと思って居ます。  このHPの読者は日本に六千万人、NZに六人居ると言われて居ます。  そんなに多くの読者の方に期待されていながら睡魔とか疲れくらいに負けてはいられないのですが負けてしまいました。
あなたは今思ったかも知れません。  六千万人を超える読者が居るならカウンターはどうなってる・・?  と。  カウンターは毎日200前後を刻み続けて居ます。  昔は、600前後でしたが・・。  そんな疑問にお答えします。  カウンターの数字に30万を掛けて下さい。  それが本当の数値です、はい。
日記みたいになりますが、最近どうもお疲れ気味で朝 眠くて仕方ありません。  起きるのが大変辛いのです。  特に過酷な(ハイカラな言葉で言うとハード)仕事をしている訳でもないのですが・・。  良く遅刻しています。  目覚ましを掛けているのですが朝意識が朦朧としていて意識が現実へ切り替わりません。  そんな訳で昨日はぐっすり寝れて仕合せでした。  そんなら今日は良い記事が書けそうなもんです。  それで社会面の記事を探していたらカレンの面白い発言を見つけました。  「Cullen Says N.Z. Housing Faces `Significant Downturn'」がそれです。
今日はこれで行こうと思っていたのですがその記事を開いたまま実は他の方さ行ってしまいました。  スピリチュアル関連のあるblogにはまって居ました。  でも明るい内はずっとこのHPの大改修工事に従事していました。  スピリチュアルに走ったのは夜になってからです。  大改修工事も少しずつですが進んで居ます。  今ようやく、金利のページまで来ました。  為替のページは終わりました。  為替と金利のページのデータ更新は、わや時間が掛かります。  でも出来たら人々はあっと驚くと思いますです、はい。  それ程入念に仕上げて居ます。  でも数字が沢山出てくる内容を目に見える形でWebpageにすると言う作業は面白いですが同時に難儀でもあります。
そんな訳で今日は結局カレンの不動産発言はパスです、はい。  ごめんなさい。  明日やろう!  うん、そうしよう! (ここで宣言したからにはやらねばなるまい)  今夜はこれにてごめん。
PS. NZ$の勢いはもう止められませんね。  昨日の金曜日のレートはもう直ぐ、$1が100円に手が届きそうでした。  参ったねこりゃ。  NZ$よ早くドカ~~~~ンと落ちれ!!  不動産もガパ~ット暴落すれ!!  それも一気に来い!!

平成19年06月21日(木) 10:39pm(NZ時間)
■ 南島に冬将軍到来 ■
おばんです、皆さん。  ここ数日かなり冷え込んでいましたが今日は比較的穏やかでした。  かなり冷え込んでいたと言っても最低気温で5度やそこらです。  北海道の冬は最高気温が-5度(最低気温じゃなくて最高気温ですよ)とか良くあります。  それから比べると冬と呼べる代物(しろもの)ではありません。  でも寒いのです。  そりゃ~そうですよね、冷蔵庫と同じくらいの温度でしたら人類でしたら寒く感じます。
今日のNZ$は凄いです。  Westpacのレートですが、現金買いレートで¥99.3164でした。  もう直ぐNZ$1 = ¥100になりそうです。  一体どうなってるんでせう・・?  やはり政策金利を3回立て続けに上げたのが響いていますね。  NZ準備銀行が市場介入しても結局焼け石に水でした。
Otagoに大雪で女性一人死亡 右の写真をご覧下さい。  南島のOtago地方の今日の様子です。  Otago地方は南島の南東です。  かなり南に下ったほうです。  南極の寒気が一気に押し寄せたそうです。  いきなりの大雪で車を運転中の20歳の女性がワナカ湖(Lake Wanaka)に転落して死亡しました。  Queenstownにも雪が降り学校も困ったそうです。  車の運転にも支障をきたしたそうです。
Otago地方は雪国ですから、冬の雪は当たり前のはずです。  ですから雪に対する備えは出来ていると思うのですがかなりの量の雪が突然降ったので困ったのかも知れません。  南極からいきなり一気に寒気が襲来するのは怖いですね。  通年ならまだ雪が降らない時期だったのかも知れません。  私は残念ながらOtago地方にもQueenstownにも行った事がありません。  Queenstownはスキーリゾート地でとても綺麗な町だそうです。  10年も住んでいて一度も行った事が無いと言うのも寂しいですね。  いつか行って見たいと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月20日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ 今日も停電があった ■
おばんです、皆さん。  NZは今日も冬でした。  そして1日中雨でした。  午前中は非常に寒かったですが午後から雨がジリのようになると余り寒くありませんでした。  いつもの如く停電がありました。  数週間前にも書きましたが、これからNZにいらっしゃる方は、蝋燭(ろうそく)を持参されると良いと思います。  と言うか必需品です、蝋燭は。
NZの電力会社は一体いつ基盤整備をきちんとやるつもりでせう?  配電ケーブルや配電盤や中継所など電力に絡む要所をせめて20世紀並にすべきです。  21世紀まで望むのは贅沢と言うものです。  20世紀になれば十分です。  ちょっとお金を払わなかったら電気を止めて病人を殺す前にやる事をやって欲しい。  それで電気代が安いかと言うとトンでもハップンです。  わや高いです。  電気代は高いわ、基盤整備はいつまでも整わないは、ちょっと電気代を滞納すれば電気の供給を止めて病人を殺すわで、やらずボッタくりに近いです。  でも最近、Mercury Energyから私の会社にお手紙が来ました。  これからは病人の家の電気を止めて殺さないようにしたいから協力をして下さいと言うような文面でした。
西洋人は常にまず相手に何かを求めると思いました。  そんなに深刻に考えて深く反省しているならお客さんに協力を求める前に各家庭を1軒1軒回るくらいはしても良さそうなものです。  そしてお宅には電気を止めたら死ぬ病人は居ませんか?  と聞くくらいの気持ちを持てないのかと思います。  また、病人を殺したら、病人が居る場合は知らせてくれるようにお手紙で協力をお願いしたがそんな知らせは受けて居ないと言い訳するのでせう。  面倒な事はやらないのです。  常に相手にボールを投げて相手の反応に落ち度があるように仕掛けるこすい手口です。  この前のような死亡事故は滅多に起こらないでせうが、また起こった場合を想定しているのかも知れません。  お金を掛けて利益を削ってまで手間暇を掛けるところまではまずやりません。  今夜はこれにてごめん。
ところで、平成19年05月21日(月) 付け「ローマ字」で書きました 「u」です。  あの時は、「Butcher」くらいしか思いつかなかったのですが、良く考えたらうじゃうじゃありました。  「pull」 「full」 「put」 「fulfill」 「fuel」 「pusy」・・とここまで羅列したらある規則性が・・?  「P」と「F」で始る単語ばかりだ。  う~んこれはなんだべ・・?  あ ちゃう。  「bull」 「null」 「rumour」 他にもまだまだ一杯あるはずです。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月19日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 暖房 = Stove = ストーブ? ■
おばんです、皆さん。  NZは今日も冬でした。  まだまだ冬が続きます。  冬は始ったばかりです。
スチームヒーターもどきのオイルヒーター NZの暖房で一番一般的なのは何でせうか?  暖炉かスチームヒーターもどきだと思います。  スチームヒーターもどきとは、30年~40年くらい前(私が生まれる数十年前)に映画館などで良く使われていた暖房方式です。  鉄か鉛のような管の中に熱いお湯か蒸気を通して室内を暖かくします。  この写真がそれです。  一見スチームヒータの姿かたちをしていますが実はからくりです。  実際は中に油がありそれを電気で暖める仕組みになっています。  これがからっきし暖かくありません。  でもKiwiの家では良く見かけます。  何故か人気があるようです。  子供などが火傷をする心配がないとか火事の心配が無いとかそんな理由が受けているのかも知れません。  しかし、部屋は暖まりませんので暖房器具としては頂けません。
私が好きなのは暖炉とガスストーブです。  暖炉とかガスストーブのように直火が一番暖かくて好きです。  暖炉が結構多いので木材の廃材などがあれば皆さん喜んで持って行きます。  ところで話は変わりますが、英語で「Stove(ストーブ)」と言うと料理用コンロの事です。  暖房器具の事はHeaterと言います。  しかし、油断大敵です。  世界の英語圏のどこかで暖房器具の事を「Stove」と言うところがあるかも知れません。  でも一般的にはストーブ(正確な発音は違う)と言えば料理用コンロです。
それと電気ストーブも多いです。  ですからNZで一番電力消費が多くなる季節は冬です。  夏は冷房を余り使わないので電力消費量は冬ほどではありません。  ガスストーブは良いのですが、ガスが無くなるとガスボンベ持ってガソリンスタンドまで行かないとないのでわや面倒です。  日本の大都市に普及しているようなガスは、NZでは限られて居ます。  場所によってはまた家によってはガスが通っていることもありますが少ないです。  ところで話は変わりますが、英語でBomb(日本語のボンベに近い)と言えば爆弾です。  ボンベの事を英語で言うとCylinderとかGas Bottleと言います。  Bombeと言う単語も今調べたらあるようですが変な意味です(【形】 膨らみのついた、とアルクの英辞郎にあり)。  爆弾は日本語で言うボンベのような格好をしていますからどこかで何らかのつながりがあるのかも知れません。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月18日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ NZ準備銀行また市場介入? ■
おばんです、皆さん。  ここ数日のオークランドはかなり冷え込んで居ます。  今年はかなり冷え込むかも知れません。  昼間は程ほどに暖かいのですが朝晩はかなり冷え込みます。  でもフェイントの可能性もあります。  寒いぞ~と言う振りをしてそれで居てころと暖かくなる事も無きしもあらずです。
今日の日本のニュージーランドを見ますとRBNZ(Reserve Bank of NZ = NZ準備銀行)が外国為替相場市場に介入したと言う記事があります。  でもRBNZのサイトにはそんな事は書いてありません。  2007年06月11日(月)にRBNZが市場介入した時は本人が自ら公表していました。  どうも解せません。  そして日本円に対してはNZドルは逆に上がって居ます。  米ドルに対しても殆ど動きがありません。  日本のニュースはどうも怪しい気がしています。  真相は私も定かではありませんが。  いずれにしても外国為替相場は大きな変動が無かったです。  日本円は一人下がり続けている観があります。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月17日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ グローバルCOEとは? ■
おばんです、皆さん。  今日わや寒かったです。  寒いだけじゃなくて風が強くてひどい天気でした。  雨は降ったかどうか分かりません。  昼過ぎまでは晴れていましたが、午後からは重い雲に覆われました。
グローバルCOE
ってご存知ですか?  見込みのある大学の研究に政府が予算を配分する事らしいです。  COEって何の略かを調べましたが、直ぐ出てきませんでした。  相変わらずですね、日本の慣習と言うのか何と言うのか略語の原型を隠すそのやり口はいただけません。  と言うか略語を出してその原型を載せないその神経は私からすると到底考えられない事です。  如何に読者の立場を考えて居ないかその感性は驚嘆に値します。  略語の原型を書いてくれたらその実態が大体分かります。  恐らく、「Centre Of Excellence」の略だと思います。  これは世界的な水準でいけるなと思われる大学の院の研究に税金を投入する制度です。
去年までは「21世紀COEプログラム」だったのが今年から「グローバルCOEプログラム」に生まれ変わったそうです。  そして採択件数を半分以下に減らし、1件当りの予算を倍増したそうです。  去年までは東大がダントツだったのが何故か今年は阪大が7件採択されてトップです。  東大、京大ともに6件、東工大、東北大が5件と続きます。  何故東大が陥没したのが解せません。  官庁とか天下り先の外郭団体は東大が絶対的な力を持っているはずです。  まさか、客観的に審査して結果を出すとは思いません。  最初から恣意的な枠組みが出来ていたのだと想像します。
どんな舞台裏があるのか知りませんが何か駆け引きでもあったのかも知れません。  未だに旧帝大が圧倒的に有利なのは結果を見ても分かります。  私立では早稲田と慶応が他を圧倒しています。  関西勢では立命館が何故か勢いがあります。  経営者に気合が入っているのだと思います。  偏差値だけでは決まらない過去のしがらみなのか或いは実力と名前が一緒なのか良く分かりません。  ただ、役人と言うのは前例が大好きな生き物ですからその枠を取っ払うことは難しいと思います。  真に国家のためを考えて税金を大学に投入するのかどうか非常に疑わしいです。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月16日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 人が集まる社会・環境 ■
おばんです、皆さん。  今日はわや寒かったです。  今日は晴れていて湿度も低かったのでかなり冷えました。  地上に漂っていた暖気が一気に上空へ舞い上がり代わりに冷気がしっかりと居座った感じです。  これは今年一番の冷え込みだと思います。  インターネットで今日のオークランドの気温を調べたら最高気温は14度で最低気温は5度になっています。  北海道の冬に比べると寒いなんて言えないはずですが、でもやはり寒いです。
NZは、人種の坩堝(るつぼ)です。  豊かな白人国家には色んな国の人間が移住します。  有色人種の国家には同様な現象がそれ程起こりません。  例えば、有色人種で豊かな国家の代表選手と言えば日本です。  日本には余り移住者が押し寄せてきません。  来ても撃退される事が多いのも理由の一つでせうが、一番大きな理由は日本に移住したいと言う気持ちが起こりにくいのだと思います。  日本に移住して仕事をしたいなどと思う人間は殆どがアジアの貧しい国の人間が多いと思います。  要するに金儲けの手段として日本に住んで仕事をしたいと思うだけだと思います。  西洋人で日本に移住したいと言う人も中には居ますが余程の変わり者なのはほぼ間違いないでせう。
しかし、NZ、豪州、カナダ、アメリカ、英国などの白人支配国家にはありとあらゆる人種が押し寄せます。  それは一体何故か・・?  それは白人支配国家は総合的に住み心地が良いのだと思います。  法律や人や文明や言葉や文化などなど全ての面を総合的に考えるて魅力的なんだと思います。  人種差別があるのは言うまでも無いですがそれを差し引いても惹きつける何かがあるはずです。  基本的に自由である事、これが人々を引き寄せる第一の要因なのはほぼ間違いないでせう。  自由は複雑な概念ですが簡単に置き換えて考えると圧迫感を感じない雰囲気だと思います。  圧迫感(ハイカラな言葉で言うとストレス)や欲求不満(ハイカラな言葉で言うとフラストレーション)が少ない場所により多くの人が集まると思います。
実際行動に移すには言葉やお金やビザなど色んな問題が立ちはだかってきます。  でも人の強い欲求の前にはそれらの問題は色あせて行きます。  例え違法滞在でも人は集まってきます。  私は北海道で生まれ育ちました。  私の国にはスキー場がありませんでした。  何故なら山が無い国だったからです。  それで小中学校の冬の体育の授業はスキーではなくスケートと相場が決まっていました。  スピードスケートは全員持って居ます。  フィギュアをする人間は一人も居ません。
いやもとい数人居るはずです。  スピードスケートからフィギュアスケートへの移行は簡単です。  しかし、スピードスケートからフィギュアスケートへは非常に違和感が強く難しいです。  それはスケート靴を履いた時の感覚です。  このスケート靴の感覚が国の移行の感覚に似て居るように思います。  つまり日本(東洋)→西洋(特にアングロ・サクソン国家)は容易でその逆は違和感が強く望む人は非常に稀だと思います。  それは日本を見れば良く分かります。  幕末と比べれば多少西洋人も増えたかも知れませんがたかが知れて居ます。  アジア人はそれなりに増えたと思います。
人でも動物でも植物でも楽な方に進みます。  誰も辛く苦しい道を選びません。  このように考えると西洋社会の方が人間が求める社会をより現実的に創出してきたのかも知れません。  息苦しさがより少ないのかも知れません。  言うまでも無くこれらは善悪、正誤、優劣と言う視点ではありません。  人の感情から望むかどうかの問題です。  今宵と言う日があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願って居ます。

平成19年06月15日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日はわや寒かったです。  朝が特に寒かったです。  昼頃は程ほどに暖かくなったのでやや救われました。  最近は特に興味深いニュースもありません。  平和で穏やかな週末をお過ごし下さい。

平成19年06月14日(木) 10:29pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日のオークランドは月並みな天気でした。  私は今日オークランドの南部約50kmくらいのBombayと言う村へ行きました。  するとそこはもう完璧な冬でした。  オークランドより5度くらい気温が低いのではないかと思いました。  オークランドから南下して暫くすると車の窓が曇ってきました。  外気が冷えてきたためです。  こりゃ~かなり冷えてるなと思ったら予想通りでした。  でもそこでも人々は楽しそうに生きていました。
数日前、NZ準備銀行が市場介入してNZ$高を抑えようとしました。  それで多少ニュージーランドドルは下がりましたがニュースで報道されるような劇的な下落ではありません。  今日の現金買いレートの終値はNZ$1 = ¥97.0651です。  ほんの気持ち程度下がっただけです。  そして依然として高値でどっしりと安定したようです。  焼け石に水でしたね。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月13日(水) 09:57pm(NZ時間)
■ アメリカズカップ - Team NZ善戦中 ■
おばんです、皆さん。  今日のオークランドは月並みな天気でした。  雨は降らなかったです。  南半球の冬至はどうやら2007年06月21日(木)のようです。  と言う事は北半球の夏至になります。  NZのビザの条件がまた変わるそうです。  SMC = Skilled Migrant Category = 技能移民類の得点配分が変わるそうです。  NZのビザに関して昔は私もある程度注意していましたが余りにも頻繁に変わりすぎるのでもう関心が無くなりました。  ビザのページは途中で投げ出したままで良くないのですがちょっとやそっとの手間暇では完成できないのが分かって居るので更新や新しいページもなかなか手をつけれない状態です。  でもいつか何かの拍子に気が向いたら突然やりだすことも無きにしも非ずですが、余り期待しないで下さい。
Team NZ, America's Cup, Valencia, Spain 今スペインのバレンシアでアメリカズカップの予選が行われているそうです。  アメリカズカップと言うのはヨットレースの世界大会です。  過去数百年の歴史でアメリカがずっとずぅ~っと勝ちっぱなしだったのですが、1990年代に豪州が初めて優勝しました。  豪州に続きNZが2回も優勝しました。  前回(2003年?)のアメリカズカップでNZは王者として挑戦を受けもろくも負けました。  それも地元オークランドで開催されながら負けました。  優勝したのは何とスイスでした。  と言う事で今年は、スイスでアメリカズカップが開催されるべきですが、スイスには海がありません。  それでスペインの海を借りているのだと思います。  前々回(1999年?)NZは優勝しました。  その時の主力選手がごっそりスイスに持っていかれ前回はスイスが優勝しました。  お金で選手が買われた訳です。
アメリカズカップの事は私も良く分かりませんが、前回の苦い経験からNZの主力選手をNZ政府がお金を出して取り戻したような気配です。  それで今回はTeam NZは快進撃を続けて居るようです。  でも今回も外国のチームで戦っているKiwiの選手が居るようです。  NZからバレンシアにTeam NZを応援に行っているKiwi達が外国のチームに居るKiwiの選手をやじっている節があります。  どうやらKiwiの主力選手の何人かがAlinghi(イタリアチーム?)と言うチームに居るようです。  それで彼らをやじっている感じです。  今日NZ Heraldのアメリカズカップの記事を初めてつまみ食いして最初からの話が見えないので推測が結構入っていて済みません。  ひょっとしたら私の推測が間違っている可能性もありますのでその際はご容赦下さい。  正解率63パーセントくらいと推測しています。
それでAlinghiのオーナーは怒って居ます。  NZの応援団は行儀が良くない。  それでアメリカズカップの雰囲気(ハイカラな言葉で言うとムード)を台無しにしていると言って居ます。  Alinghiチームに居るKiwiの選手も堪らないと思います。  金で国を見限ったとか言われるでせう、屹度。  NZに帰ってきたら石をぶつけられるかも知れません。  そんな平和なニュースでした。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月12日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ オークランドの冬の過ごし方 ■
おばんです、皆さん。  昨日は随分暖かく冬がこんなんで良いのかと罪悪感と言うのか申し訳ない気持ちでしたが、今日はいつもの寒い日に戻りました。  昨日私があんな事を言ったからいけなかったのでせうか?
オークランドの1年を東京のそれと比較すると気候としてどのように違うでせうか?  オークランドの夏は東京よりも涼しく、オークランドの冬は東京よりも暖かいです。  つまり夏涼しく冬暖かい過ごしやすい気候です。  参考までに言いますとニュージーランドは南半球にあります。  参考までに言いますと南半球と北半球の季節は逆です。  参考までに言いますと日本は北半球にあります。  ですから日本の夏はNZの冬です。  参考までに言いますと南半球では北向きの部屋に良く日が入り暖かです。  とそんなの当たり前だべ~!  とお怒りにならないで下さい。  世の中には色んな人がいらっしゃいますので思い込みでそんな事は分かってるはずだと決め付けると痛い目に合うことがありますのでご注意下さい。
そんな訳で、今NZは冬です。  もう直ぐ冬至です。  いつが冬至なのか知りませんが。  オークランドの一般的家庭や会社では冬の寒さをどのようにしのいでいるでせうか?  オークランドの冬の最高平均気温は10度かそこらで最低平均気温は7度かそこらだと思います。  ですから東京よりもずっと暖かいです。  でも普通の人間は寒く感じます。  ですから暖房が欲しくなります。  日本人の場合は特にそうです。
Kiwi はそれ程寒がりません。  ですから集中暖房システムが普及しているなどと言う事はありません。  大きなオフィスビルなどではあるかも知れませんが。  でも一般家庭ではそんな家はまずありません。  Kiwi は余り暖房も点けずに冬を乗り切ります。  小さな町工場などでも暖房無しに冬を乗り切ります。  かなり動きは鈍くなると思いますがそのようにして今まで生きてきたようです。
こちらのFlat(フラット = アパート)は電気代込みの場合もあります。  そんな時、大家さんは電気ストーブを嫌います。  電気ストーブを点けたいけど気が引けるので寒さを我慢して部屋で震えていると言う光景も良くあります。  電気代が住人持ちの場合は遠慮する事はありませんが電気代が自分に帰ってきてこれまた辛いです。  NZの電気代は高いです。  世界ではNZの電気代は安いと評価を得て居ますがあれは何かが変です。  ですから日本人にとってオークランドの冬は意外と辛いかも知れません。  他にガスストーブもありますがガスボンベをガソリンスタンドに入れに行くのが大変です。  他にスチーム暖房のふりをしたストーブ(Heater)もあります。  その実態は電気で油を温める仕組みです。  これがNZではとても多いのですが全然暖かくありません。  Kiwi達はどうしてあんな暖房器具を使うのか良く分かりません。
参考までに言いますと、夏の冷房は一般家庭ではまずありえません。  事務所ビルなどではあります。  オークランドの夏の暑さは知れてるので恐れるに足りません。  以上は全て私がオークランドに住んできて得た実感です。  クライストチャーチとかクィーンズタウンの冬はもっと寒いですから事情が変わってきます。  一つ言い忘れましたが、オークランドの家には暖炉の付いている家が多いです。  クライストチャーチは暖炉の煙が公害になってもう直ぐ暖炉禁止令が実施されるはずです。  オークランドはそんな事がまだ無いようです。  こんな感じでこの冬にNZに来られる方は完全装備で来た方が無難です。  半袖シャツに裸足で外を歩いているKiwiが沢山居ますが、あれを真似したらただじゃすまないと思いますよ。  彼らと同じつもりで居たらえらい事になります。  おやすみなさい。

平成19年06月11日(月) 09:49pm(NZ時間)
■ ニュージーランド準備銀行市場介入 ■
おばんです、皆さん。  今日のオークランドは昨日と正反対の良い天気でした。  快晴では無かったですがとても暖かかったです。  昼間車で外を走っている時に電光温度計を見たら21度でした。  冬なのにこんなに暖かくて良いのだろうかと罪悪感と言うのか申し訳ない気持ちになりました。  いや 本当はとても良いのですよ。  ずっとこんな感じで良いのですよ。  将に小春日和と言う表現がぴったりでした(実際は小春日和としては暖かすぎるが雰囲気を出すための方便)。
今日、2007年06月11日(月)RBNZ(Reserve Bank of New Zealand = NZ準備銀行)は外国為替市場に介入しました。  余りにも高騰し過ぎたNZ$高を抑えるためです。 RBNZが11June2007市場介入  その効果は直ちに現れNZ$はUS$に対して下落しました。  先週の金曜日、2007年06月08日と今日と比較しますと、
2007-06-08 NZ$1 = US$0.7622 | NZ$1 = ¥92.7191(T/Tb = 電信買)
2007-06-11 NZ$1 = US$0.7587 | NZ$1 = ¥92.5254(T/Tb = 電信買)
これを見ますとニュージーランドドルは米ドルに対してはそれなりに下落していますが、日本円に対してはそれ程変化が大きくありません。  この程度の下落ですと中央銀行が介入せずとも普段から充分ありえます。  RBNZがNZ$を売ってUS$を買ったためだと思います。  ただこれから欧州市場が開きどのように推移するかが注目されるところです。  ユーロ、英ポンドに対してもNZ$はそれなりに下落するでしょうが若し、その効果が少ない場合はRBNZは明日も市場介入すると思われます。
昔、日銀は円高抑制のため良く市場介入して全然効果が無かったことを対照的に思い出します。  日銀のみならず米国の中央銀行(連邦準備銀行)も時々やっていました。  でもNZでは中央銀行(国家の銀行つまりRBNZの事)の市場介入は結構効果があります。  3~4年前にもRBNZは市場介入した事があります。  あの時も随分騒がれRBNZが市場介入したのは変動相場制に移行以来初めてだと言っていました。  今回の市場介入のニュースを読みますと今回も初めてだと言って居ます。  前回の市場介入の事実をNZのマスコミは忘れたのでせうか・・?  どうもよう分かりません。  いずれにしてもNZ$高に歯止めが掛けられこれから下落傾向が続くか或いは一時的な現象で終わるかどうか明日移行の動きを見ないと分かりません。  OCR(Official Cash Rate = 政策金利)8%と言う高い金利が続く限り一時しのぎの感じがしますが。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月10日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 李登輝さんに栄光あれ! ■
おばんです、皆さん。  今日は雨、雨、雨・・・。  そして風、風、風・・・。  でも気温は余り低くなかったです。  寒いけれど、思いっきりの寒さじゃなかった。
私はどうもここ数日社会的な現象に対する関心が薄れて居ます。  台湾の李登輝前総統のニュースなどは興味深いと思いつつ余り思いが深くなりません。  記事の題材にして書こうと言う意欲にまで至りません。  私の気持ちが外向きで社会に向かえばドンドン筆が進んだ題材だったかも知れません。  今日の朝は、李登輝前総統の政治的な内容の記事(靖国神社参拝、対中国向け発言など)の記事が沢山ありましたが、今はもうインターネットから削除されています。  屹度中国に気を使って日本の新聞社運営のサイトなどは削除したのだと思います。  今でも検索で出てくるのは李登輝前総統に卵を投げた馬鹿な中国大陸の中国人の事件だけです。
李登輝前総統は、靖国神社問題は中国と韓国が自国内問題を処理できないから日本に問題を転化させてると言ったような内容の発言が印象的でした。  実際はその前に、この問題を日本の左よりのマスコミや知識人が中国と韓国に輸出したせいだと思います。  日本国内の問題で賛否両論に分かれた場合、左系の人たちは良く中国や韓国にその問題を報告していたそうです。  左翼全盛時代は特にそうだったと思います。  従軍慰安婦問題もその口と言う事です。  つまり自民党政権を憎む余りに国内問題を中国、韓国に売り渡し国際問題にまで門戸を広げる手法です。  日本の国内問題をわざわざ報告しなければ海外にまで波紋は広がらずに済むはずです。  或いは日本駐在の外交官やスパイが日本の問題を自国に報告しても日本自らが騒がなければ余り騒ぎは大きくなりません。  海外で報道されようがされまいが、靖国神社問題や従軍慰安婦問題は以前として存在しますがわざわざそれを輸出して日本の立場を弱くするのは頂けません。  これらの問題が騒がれだしたのはもう数十年前だと思います。  まだ左系の人たちが元気だった頃です。
1980年初めに起こった教科書問題などはひどかったです。  実際はどこかの新聞記者の思い込みの間違いで書いた誤報が国際問題に発展しました。  教科書問題とは、歴史教科書の内容を国の検定が不当に捻じ曲げたかのように思い込んだ誤報が生んだ事件でした。  教科書問題をご存知の方は多いかもしれませんが、実は一人の新聞記者の単純な思い込みによる誤報が原因だったと言う結末までを知っている人はそれ程 多くないと思います。  私がこのからくりを知ったのは渡辺昇一と言う上智大学の英文科の教授が書いた「万犬虚に吠える」と言う本を読んだからです。  日本国内の問題を輸出するのは決して良い結果を招かないどころか余計な精力を使うだけです。  そして評判を落とすだけです。
話は変わりますが、台湾は殆ど日本の悪口を言ったり批判したりしない国です。  と言うかこの地球上で日本に対して最も好意的な国です。  実際は国として国連は認めて居ませんがそんな事はどうでも良い事です。  国連なんどは存在価値の無いただの供え物です。  アメリカが戦争やると言えばそれで決まりです。  国連がアメリカや英国やフランスやロシアや中国を止める事は出来ません。  つまり全く影響力も力も無いただの金食い虫です。  どこかの国では国連を崇め祭っているようですが一体どのようにしたらそんな発想になるのか理解出来ません。
話が飛びましたが台湾 Loves 日本です。  このような国を日本は大切にしないといけません。  戦前日本に40年前後も占領されていたのに憎しみどころか逆に日本大好きと言う国です、台湾は。  私は若いですが昔はもっと若かったです。  その昔に私は仕事で台湾に約1ヶ月ほど滞在しました。  その時に台北の事務所に居た若い20代の女性がこのように言っていたので驚いた記憶があります。  「私のおじいちゃんは、日本統治時代を懐かしんで居ます」。  「あの当時は統制が行き届いていて治安も良かった」。
私はこれを聞いてへ~そうなのかぁ~!  と思いました。  日本の植民地支配の善悪は別にして日本に対して好意的な国には感謝の念が湧きます。  また台湾では年配の方は皆さんとても綺麗な日本語を話します。  その傾向は今でも続いているはずです。  李登輝さんが兄さん(日本軍軍人として戦死)が祀られている靖国神社を参られたのはその証だと思います。
韓国でも戦前を知っている年配の方は日本に対して好意的だそうです。  ただ、彼国は戦後の歴史教育で日本非難をやってますので若者は日本憎しの怨念が激しいと思います。  一般的に言われる、若者はもう昔の事は気にしないので徐々にわだかまりも無くなりつつあるというのは全くの希望的観測だと思います。  時代とともに人は進歩すると思うのと似ているように思います(科学技術の面では間違いなく進歩の連続だが)。  また、台湾人と性格が全く違いますので日本に対する反応は正反対です。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月09日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は雨は降らなかったと思います。  それ程寒くなかったと思うのですが、私はひどく寒気がしました。  風邪を引いたような感じだったので暖かくしてパナドールを飲みました。  それで風邪を撃退しました。  今日はずっとニュージーランドドリームの改修工事をやっていました。  為替相場とか銀行金利のページはデータの更新とそれに伴うグラフや表を作りかえるのにわや時間が取られました。  Excelを使っているのですが思う通りになかなか出来ません。  特にグラフが強敵です。  でもどうせやるならきちんとして物を作ろうと言う意識が強くなかなか妥協出来ません。  そんなこんなで進み具合が遅いです。  それでもまだまだ終わりません。  後何ヶ月か掛かって大改修工事完成と思ったらその時にはもうデータが古くなってるかも・・?  まぁ余り先の心配はしないで出来る事をやろう。  うん、そうしよう。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月08日(金) 08:57pm(NZ時間)
■ 白人 ■
おばんです、皆さん。  今日は花の金曜日ですが如何お過ごしでしょうか?  ニュージーランドでは金曜日と言えば何故か皆さん早く帰ります。  3時を過ぎると道路は渋滞が始ります。  ニュージーランドの皆さんは気楽で良い人生ですね。  私もそれに近いものがありますが。
「白人(caucasian)」と言う表現は如何にも人種を強調しているように聞こえます。  その聞こえる通りの印象の白人についての考察を述べたいと思います。  白人と言っても大雑把に分けると3種類あります。
1.アングロ・サクソン
2.ラテン
3.スラブ
アングロ・サクソンは北西欧州、ラテンは南欧、スラブは東欧です。  アングロ・サクソンの代表選手はドイツ人(ゲルマン人)です。  ドイツ、英国(結構混じっている)、北欧、オランダなどはみんなアングロ・サクソンが主体の国です。  ラテンは、ポルトガル、スペイン、フランス(かなりアングロ・サクソンと混じっている)、イタリア、ギリシャなどです。  スラブは、ロシア、ウクライナ、ポーランドや以前のソ連に従属していた国が多いです。  アメリカは人種博物館ですからどれとは言えないですが、英語の国で英国の植民地でしたからやはりアングロ・サクソンが基盤となっています。  WASP(White Anglo-Saxon Protestant)でないとアメリカ大統領になれないと言われて居ますからかなりアングロ・サクソンが強いと思います。  これらを十派一からげにして言います。
海外や白人に慣れて居ない日本人は、多くの場合無条件で白人に対して好意的で敬意を払うように思います。  それとは逆に日本人以外の有色人種に対しては無条件に見下す意識が働くように思います。  これは漠然とした感覚(ハイカラな言葉で言うとフィーリング)ですが一般的な日本人の意識としてほぼ的中していると思います。  勿論そうでない人も沢山居る事は重々承知していますが平均値で考えます(平均値を勝手に決めているし・・)。
しかし、海外に住んだり仕事で外国と取引している日本人は白人に対しての意識が徐々に変わってきます。  こいつら意外と馬鹿だなと思うようになってきます。  海外に長く居るとその意識が益々強くなってくると思います。  特に実務面での荒さが目に付きポカミス(Careless mistake)の余りの多さに閉口してきます。  そして徐々に白人に対する軽蔑感が強くなってきます。  言うまでもなくそんな事はないと言う意見の人も沢山居るはずです。  逆に白人崇拝度に拍車を掛けている人も少数ですがいらっしゃると思います。  ですが一般的には、白人をある程度知っている人たちは白人を内心馬鹿にする事が多いと思います。
10年以上も前の事ですが、私はふと疑問に思いました。  若し、日本人が白人より優秀ならば日本は世界をリード(指導)しているはずだと。  しかし現実は全くその逆です。  日本は欧米に良いように振り回され極端に言うと言いなりです。  優秀な人間が劣った人間に振り回されるはずがありません。
日本人は確かに優秀なのは間違いありません。  でもそれはほんの部分的な面においてです。  主に実務能力の面です。  例えば、統計を正確に集計するとか、世界的な合意事項を生真面目すぎるくらいに守るとかそんな細かい部分です。  しかし、世界の大枠の動きに対しては殆ど何も出来ないと言っても過言ではありません。  日本が指導力を発揮して世界を引っ張ると言うことはまずありえません。  若し、日本人が優秀だとしたらこれは実にお変しい話です。
知能指数は日本人の方が白人より高いと言う話は良く聞きます。  それでは世界を見た場合の日本の決定的な力不足はどこから来るのか・・?  実に不思議な話です。  その鍵は、仕組みだと思います。  白人は個人能力に期待すると滅茶苦茶になると分かっているので社会の仕組み(ハイカラな言葉で言うとシステム)をきちんと作り上げるのが得意だと思います。  家に例えると、大枠をがっしりとしたぶっとい丸太で作り基礎をがっしりと固めます。  細かい部分が腐ったり亀裂が入ってもびくともしないように基礎を作ります。  大きな自然災害が来ても土台がしっかりしているので壊滅しません。
日本人の場合は、先に細かい部分に目が行くように思います。  微に入り細に入り全てを完璧に作ろうと色んな細い木材が家の中を縦横無尽に走っているような印象を受けます。  日常の生活ではかなり便利で過ごし易い家だと思います。  ところが大きな自然災害に遭うと家ごとそっくり壊滅してしまいます。  この場合、大きな災害とは戦争になると思います。  そして最初から作り直しです。
また注目すべき点は、白人の指導者や優秀層が秀でて優秀な点だと思います。  日本人の指導者や上層部は優秀には違いないのですが、平均的日本人と余り差がないのです。  白人の場合は優秀層と平均層の差が際立って入るように思います。  そして白人の優秀な指導者層は被支配者層をどんどんと力強く引っ張る。
精神文化の違いも大きいと思います。  日本のように全体主義で和を重んじる社会ではなかなか思い切った改革は出来ません。  別の言い方をすれば情の社会です。  情は勿論大切で暖かく人にとって不可欠だと思います。  しかしそれを政治の世界に持ち込むと動きが取れなくなることもあると思います。  白人社会のように感情を交えずに冷静に事務的に物事を進める事が出来れば随分と楽だと思います。
上記のような色んな要素やその他の要素が複合的に作動して世界は白人主導で動いていると思います。  恐らく日本人は永遠に世界の指導者にはなれないと思います。  勿論日本が世界の指導的役割を果たしてくれたらとても嬉しいです。  でもそんな無理な事を夢想しても果敢ないです。  それよりは日本の出来る事をやるべきだと思います。  その為にはまず社会保険庁の解体が目先の仕事です。

平成19年06月07日(木) 10:05pm(NZ時間)
■ 政策金利(OCR)8%に上昇 ■
おばんです、皆さん。  段々と寒くなってきました。  オークランドの冬と東京の冬はどちらがより寒いでせうか・・?  それは間違いなく東京の冬の方が寒いです。  オークランドでは雪が降りません。  数十年前に1度オークランドでも雪が降ったと言う話を聞いた事がありますが真偽の程は定かではありません。  昨日、2007年06月分の古文書館のページが消えていたようです。  それにさっき気がつきました。  大変失礼致しました。  ニュージーランドドリームのトップページではなく古文書館へ行き毎日記事を読まれる方もいらっしゃいます。  そんな方には大変申し訳ない事をしたと思って居ます。  最近Yahooのサーバーが変なのかどうか分かりませんが、上送(Upload)に毎日てこずって居ます。  そして上送完了したと思っていたらいつの間にかページが消えているのです。  Yahooのせいなのか私のインターネット接続環境のせいなのか良く分かりませんがYahoo側の原因が大きいように思います。  何故なら他のサーバーに上送するのは全く問題ないからです。  YahooにEmailを打って問合せしようかと思うのですがどうも面倒でそこまでやっていません。  でも本当にきちんと原因を確認しないといけないかも知れません。
今日、2007年06月07日(木)ニュージーランドのOCRが更新されました。  OCR = Official Cash Rate = 政策金利です。  ニュージーランドの中央銀行(国家管理の銀行、日本の日銀に相当)であるRBNZ(Reserve Bank of NZ = NZ準備銀行)が今日発表しました。  いや~恐るべしNZです。  大方の予想に反して8.00%に上昇しました。  昨日までのそれは7.75%でした。  これで3回連続して政策金利が上がりました。  毎回0.25%刻み(きざみ)で変わります。
これは結構凄い事かも知れません。  苦しむ側と楽しむ側との均衡はどこで崩れるでせうか・・?  輸出業者、住宅ローンを抱えている国民、観光客、海外からの学生などは苦しみます。  輸入業者、金利生活者や機関投資家は喜びます。  1ヶ月くらい前、Fisher & PaykelやSleepyheadなどの製造業者は海外に工場を移転すると大騒ぎでしたがもっと小さな企業も海外移転を考えるかも知れません。  住宅ローンを抱えている人はローンの借り換え時が来たら大変です。  今固定金利だとしても近い内にローンの設定期間が終わる人も多いでせうし、既に設定期間が完了し新しいローン金利で更新しないといけない人も居るのは間違いありません。  若し、住宅ローンの金利が払えなくなると当然住宅を手放します。  そんな人が多くなると不動産が市場に溢れます。  そうすると不動産相場が下落します。  住宅に投資していた人たちが困ります。  そして景気は落ち込むと思います。
或いはそれを上回る勢いで海外の機関投資家がNZドルを買う(投資する)か・・?  機関投資家が今以上にバンバンNZに投資し景気を押し上げるか?  他にも色んな要因があると思います。  でも正と負の要因のどちらが勝つかでドカンと来る可能性があります。  今、正と負のせめぎ合いの最中かも知れません。  じりじりと負が正を押しているかも知れません。  ラグビーのスクラムのような押し合いをしているところかも知れません。  いずれにしても持たざる者は心配する必要がありませんので安心して下さい。  その筆頭を私は知って居ます。  ニュージーランド何とかというHPを持ってる人です。  毎日のコラム以外全然更新せず落ち目の参道笠らしいです、あのHPは。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月06日(水) 09:13pm(NZ時間)
■ ニュージーランドドル高い! ■
おばんです、皆さん。  今日はそんなに寒くなかったかも知れませんが暖かくもなかったです。  この時期にしては程よい天気でした。  ところで冬至はいつなんでせう?  もう直ぐのはずですが。  若しお分かりの方がいらしたら教えて下さい。
明日、2007年06月07日(木)ニュージーランドのOCRが更新されます。  OCR = Official Cash Rate = 政策金利です。  ニュージーランドの中央銀行(国家管理の銀行、日本の日銀に相当)であるRBNZ(Reserve Bank of NZ = NZ準備銀行)が明日発表します。  恐らく現在の政策金利7.75%が据え置きになると思います。  いや~NZドル恐るべしです。  今日の為替レートは、驚異的です。
現金買いレートは NZ$1 = ¥96.3725 でした。
現金売りレートは NZ$1 = ¥90.4515 でした。
NZは1985年の3月に変動相場制になったそうです。  変動相場制に移行して以来、今日米ドルに対して最高値をつけたそうです(NZ$1 = US$0.7867、現金買いレート)。  為替レートにも色んな種類があるのでわけわかめ~ \(◎o◎)/! の方もいらっしゃるかも知れません。  大きく分けても現金買い・現金売り・電信買い・電信売・T/Cと5種類(他にも沢山あり)あります。  この説明は結構面倒なので省略しますが、ニュージーランド何とかと言うHPの為替相場と言うページに詳しく書いてますから参照下さい(興味のある方は)。
1985年と言うと随分新しいですね。  日本が変動相場制に移行したのは昭和48年だったと思います。  昭和48年と言うと西暦にすると1973年です。  ところで変動相場制って何って言う方も居ると思います。  変動相場制とは、為替レートが毎日変動する事です。  変動相場制ではなくレートが固定されているのが固定相場制です。  中国などは未だに固定相場制だと思います。  後進国は、固定相場制もありです。  先進国で固定相場制の国はまずないのではないかと思います。
自国のお金の価値が毎日変わるのは変ですね。  価値が変わると言っても、他国の通貨に対して変わるので自国内では変化は余り気になりません。  ただし、日本で言うと食料品や衣類やガソリンやその他色んな生活輸入商品の価格に影響します。  日本円が高ければ少ないお金で輸入出来ますから輸入商品の値段が下がります。  逆に円安になれば輸入品の価格が上がります。  固定相場制の国ではそれがなく一定しています。
日本はニクソンショックの年か或いはその直後の年に変動相場制に変わったと記憶している・・んじゃなかった・・と聞いた事があります。  ニクソンショックって昭和40年代のアメリカ大統領ニクソンさんの名前から来ています。  彼が世界に衝撃を与えたのでニクソンショックと呼ばれて居ます。  どんな衝撃かと言うと、金本位制を廃止し変動相場制に移行した事です。  これにより米ドルの価値はかなり下がりました。  金の裏づけが無くなったからです。  金本位制は説明の必要が無いと思いますが紙幣や硬貨を金と同等にみなすと国家が保証する制度です。  換言するなら、紙幣や硬貨をいつでも決まった料率(ハイカラな言葉で言うとレート)で金に交換しますと言う事です。  日本はアメリカとほぼ歩調を合わせて変動相場制に移行しましたが、国によってはまちまちだったんですね。  各国が独自に好き勝手に選べるのでせうか・・?  その辺がどうも分かりません。
さて、NZの景気とNZ$はまだまだ破竹の勢いが続きそうな気配です。  でも、今年2007年の3月以来住宅金利も上がって来ていますし、この高金利が国民にとって負担が大きくなりすぎれば危ないです。  海外の機関投資家がバンバンNZ$を買うならばまだまだ熱いNZドルが続くかも知れません。  不動産熱も続くかも知れません。  ただかなりの際どいところまで来ているのは間違いないように思います。  全くの私の想像ですが。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願って居ます。

平成19年06月05日(火) 08:54pm(NZ時間)
■ 没落するのか日本? ■
おばんです、皆さん。  今日は寒かったです。  暖房が必要になってきました。
昨日の問題ですが、「Smallgoods(or small goods)」はサラミとかソーセージ類の総称らしいです。  これも辞書を引いても出てきません。  オセアニア英語かも知れません。  英語と言うのは分からない単語の方が多いです。  私のボキャブラリーの乏しさと言えばそれまでですが。
最近どうも日本の様子がお変しいんじゃないかと思う事があります。  ニュージーランドもひどい事件が多いですが日本も負けて居ません。  役人とか有名企業社員の痴漢が多いです。  今日だけでも、NHK職員電車内で女性にほほずり、海洋自衛隊員が女性の胸を触る、電通室長痴漢と3件もありました。  数日前も警察官の痴漢だかなんだかがありました。  ストレスがたまり過ぎてこのような社会現象として現れているのでせうか?  どうも何か変です。  役人が特にたるんでいるように思えます。  心配です。  談合とか殺人はいつもの事でもう慣れましたが(慣れるべき問題じゃないですが驚きません)、社会保険庁は余りにもお粗末でもう情けなくなってきます。  貧乏人を追及するときは蛇のようにしつこく厳しいのですがあろう事か5千万人分の記録が消えたとはこれはもうなんとも言葉が出ません。  記録が消えたなら疑わしき者には支払わなければなりません。  談合とか天下り先の外郭団体や公益法人などなどで何十年も税金を無駄遣いしてきたのですから、年金と言う国民一人ひとりに重大なお金ですからそれくらいすべきです。  そうでもしないと国民の怒りは爆発するかも知れません。  選挙などやってる暇はありません。
数年前も社会保険庁は問題になっていました。  この役所も緑機構と同様に解体すべきです。  現在の業務を全て他の役所に引き継ぎそして解体した方が国民の為です。  一旦このように乱れると体制を立て直そうとしてもその労力の方が甚大です。  ですからこの際解体した方がすっきりします。  勿論、今までの問題を処理するのは当然ですがそれも他の役所にさせた方が良いです。  社会保険庁と言う役所には何かぬぐい切れない負の遺伝子が受け継がれているのだと思います。
日本経済が一部だけの勝ち組みで局部的に立ち直ったかと思いきやどうも日本社会全体が没落傾向にあるように思います。  私はずっと日本は素晴らしい国だと思ってきました。  日本の国民は素晴らしいと思います。  勤勉で几帳面で正直で礼儀正しく、理不尽極まる色んな矛盾に耐え、ストレスと戦いながらも己を殺し公を最優先する事を厭いません。  そんな国民はまず世界広しと言えどもありえません。  人によるでしょと言う論法は勘弁して下さいね。  個別に見て行くと全体的平均像が見えませんので総体で言います。  今でもそう思って居ますが、どうも最近さすがの私も日本はどうもお変しいと思いつつあります。  政財官の三角形のゆがみが如実に国民に反映されているのかも知れません。  いつか私が北海道へ帰る時に日本は健全になっていて欲しいです。  まず、政財官がしゃきっとしないと駄目ですね。  今年の参議院選挙は乱れますね。  本当に信頼できる新党でも出て政権を取らない限り無理かも知れません。
それに近い事が10数年前に起こりました。  小沢一郎と羽田孜さんが自民党を脱走して作った政党は何と言ったでせうか?  そうせい党とかそんな名前だったと思いました。  それと細川護煕さんの日本新党などが出来、また魁(さきがけ)と言う政党も出来(何故か社会党も入り)連立政権が出来ました。  日本中が期待を持って見守りましたが結局分裂し、自民党に戻りました。  政治と言うのは難しいですね。  海千山千の魑魅魍魎が跋扈する不気味な世界です。  その中で理想を保ちつつ権力を持つのは至難の業だと思います。  でもそれを期待しているのです、国民は。
それじゃお前がやってみろと言われて万一魔法で私が総理大臣になったらそりゃもうわやになると思います。  一般人には到底無理な世界だと思います。  プロレスラーやお笑いタレントや芸能人はもっと無理だと思います。  余程の人格者で哲学を持って鉄の意志の持ち主でそれで居て尚且つ権謀術数を使う事に罪悪感も感じないような図太さも持ち合わせて居ないと勤まらないと思います。  そんな人を求めて我々は文句ばかり言っているのが国民でせうが国民はそれで良いのだと思います。  軽き一票しか与えられていませんのでそれ以上を望むのは酷と言うものです。  でも役人が腹の底で思っている愚民にはならないようにしませう。  ちょっとCynicalでPessimisticになってきました。  いかん。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月04日(月) 11:56pm(NZ時間)
■ Smallgoods ■
おばんです、皆さん。  今日は小雨が何度も繰り返し来ました。  降っては止み降っては止みでした。  今日はNZ全国区で祝日でした。  エリザベス女王2世の誕生日を祝う祝日です。  エリザベス女王2世の実際の誕生日が6月4日かどうかは分かりません。  何故なら毎年6月の第1月曜日がエリザベス女王2世の誕生日で休日になってるからです。  来年の6月4日は月曜日ではありません。  去年の6月4日も月曜日ではありませんでした。  これは未確認情報で風の噂ですが彼女の本当の誕生日は4月21日らしいです。  でも英国の公式な国王生誕祝いの日は6月17日と言う話です。  6月17日は国王が変わっても統一されているとか・・。  これも噂です。  どなたかご存知の方がいらしたら教えて下さい。
昨日の記事でDon't start a scrap with the victim's familyの意味が分からず、ご存知の方が居たら教えて下さいと書きました。  すると本当にご親切にEmailで教えてくれました。  ありがとうございました。  「Scrap」には「争う」とか「喧嘩する」と言う意味があるそうです。  この場合はその意味が当てはまります。  「Too little too late」の意味は私の推測がほぼ正解だったようです。  littleとかlateとか非常に簡単な単語を並べただけの言い回しで意味が分からないとかなり苦心します。  簡単な単語で構成されていてからくりが埋め込まれている熟語とか決まり文句と言うのは知らないとお手上げです。  辞書を引けば分かれば良いのですが辞書を引いても分からない時はお手上げです。  だけど「Scrap」に関しては私が馬鹿だっただけです。  辞書をきちんと調べたら出ていました、「喧嘩する」と言う意味も。  これは単なるボンミスと私の先入観が邪魔しました。
最近憶えた単語があります。  「small goods (or smallgoods)」と言う単語です。  この意味分かりますか?  「Small」に引っかかるとそれは敵の思う壺にはまります。  「Small」はからくりと思い余り引っ張られない方が無難です。  正解者の方には豪華商品を用意していますので奮ってご応募下さい(Conditions apply)。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月03日(日) 11:56am(NZ時間)
■ 心からの謝罪と深い反省 ■
おはようございます、皆さん。  今朝はとても天気が良く暖かく気持ちが良い日だなぁ~と思っていたら今雨が降ってきました。  でもお日様が日を注ぎながらの小雨で狐のお嫁入り風です。  もう直ぐ止むと思われます。  日曜の朝如何お過ごしでせうか?  平和で穏やかな日である事を願って居ます。
私は今日珍しく朝からインターネットニュース(New Zealand版)を読みました。  そこで今問題になっているFolole Muliagaさんの死亡事故の記事を読みました。
「Jenni Raynish: So hard to say sorry」
題名の意味は、「すみませんと言うのは非常に難しい」です。  Jenni Raynishさんと言う方はPR(Public Relations)コンサルタントをしている方だそうです。  しかしこの記事の内容は彼女に焦点を当てている訳ではありません。  企業が犯した過ちを世間に対して釈明する時の心構えについて言及しています。  2ページに渡るNZ Heraldの記事ですが読み進むうちに私は大きな衝撃を受けました。  以下に当該記事を載せます。  NZ Heraldの記事にリンクを貼れば簡単なのですが時間が経つと記事は削除されるので止めます。
Days after the tragic death of South Auckland mother Folole Muliaga, the situation couldn't look worse for Mercury Energy. Even the prime minister, a crisis management veteran, has joined in, slamming the company's handling of the issue. While the facts of what happened continue to be debated and disputed, the mistakes that Mercury Energy has made in handling the issue are clear.
南オークランド在住のFolole Muliagaさんの死亡事故から数日経って、Mercury Energyにとって状況はこれ以上悪くなる事は無い。  対処の仕方が間違っていたのは明らかだ。  (肝心な部分だけ抜粋して訳して行きます。多少の誤訳は勘弁ね)
Don't blame the victim (or their family)
For Mercury Energy to continue saying there is "some doubt about the circumstances" doesn't wash with the public. The key circumstance is that Folole Muliaga is dead. There's no doubt about that. She was alive before the power was turned off and died after it was disconnected. If Mercury Energy believes there are extenuating circumstances, the time to share this is when they are confirmed facts, not when they are speculations or suggestions.
被害者とその家族を非難するな
マーキュリーエナジーは「状況が分からない部分もある」と言い続けているがそれじゃ国民は納得しない。  肝心な事は同社が電気を止めた事でFolole Muliagaさんは死亡したと言う事実だ。
Don't keep changing your story
One day Mercury Energy is reported as saying that contractors do call in for guidance in situations where there's doubt - the next we hear they don't. At a Mercury Energy news conference, a company spokesperson says the contractor can't be expected to make medical decisions and, a moment later, Mercury Energy recounts a story where a contractor decides not to go ahead with a disconnection when a mother with a young baby says to do so would be very bad for the child. The public is left wondering what the rules around disconnections really are and whether they reflect a corporate culture that leaves unnamed contractors making life or death decisions on a whim.
言う事をころころ変えるな
Mercury Energyは委託業者がFololeさんのお宅を訪問し説明したと当初言っていたが、今度は説明に伺って居ないと言っている。
Don't start a scrap with the victim's family
Family spokesperson Brendan Sheehan says the power wasn't reconnected until many hours later. Mercury Energy disputes this. What could be the benefit to the company to argue about the timing of the reconnection? Perhaps Mercury Energy believes it will win points for taking action, but the public verdict is likely to be "too little too late".
犠牲者の家族と喧嘩を始めるな
家族を代弁しているBrendan Sheehanさんはその後も電気は何時間も接続されなかったと言っている事に対してMercury Energyは反論しています。  こんな事に執着して同社にとって何の得があるのか?  (ちょっと寄り道です。頭の部分しか訳していませんが、この文節の最後にある"too little too late"の意味が分かりません。 想像するに「余りにも遅すぎた対処を補うには余りにも不十分だ」と言う意味ではないかと思いますが如何でせうか? どなたかお分かりの方がいらしたら教えて下さい)
Avoid blame shifting
We've heard that the family had made part payments of their power bill and now know that this doesn't stop disconnection. We've heard there are notices you can get from hospital to prove to a contractor that your electricity needs to stay on for medical reasons, and we've heard that the oxygen machine was not "vital" but simply there to assist Folole Muliaga. Again, while these statements are true, the sad fact remains that the Muliaga family clearly didn't know any of this and it is doubtful whether many New Zealanders would either.
話をすり変えるな
被害者の家族は電気代の一部を支払ったと聞いているがこれでも電気は止められた。  病院から家族宛に通知が行き、患者にとって電気が必要と電力会社委託業者に証明できる。  また、酸素吸入機は必要不可欠ではなくFololeさんの補助になるだけだとも聞いている。  若しこれが本当なら、Fololeさんの家族はこの事実を知らされて無かったと言う哀しい事実だけが残り我々もそんな事を理解しているかどうか疑問だ。
Stay focused on the issue
Mercury Energy has talked about how codes of conduct have been developed to protect consumers and how the Privacy Act means they can't find out from hospitals which customers need electricity for health management. While all of this is true, it sounds like corporate spin. In the weeks ahead these issues can and should be addressed and maybe changes made to avoid this happening again. But now is not the time.
この問題をもっと考えよう
マーキュリーエナジーは、利用者保護のための行動規範が出来てきた経緯と、個人情報保護法がありどの利用者が健康上の理由から電気を必要としているか病院から知る事は出来ないと言っている。  これが本当だとしてもこれを議論するのは後だ。
Mercury Energy is not alone in mishandling its communications around a crisis. In fact, 2007 is shaping up to be the year of the corporate communications crisis.
Mercury Energyだけが問題処理を間違ったわけではない。  実際、2007年は企業の危機対応を改善する年だ。
In March, we witnessed the Ribena Vitamin C content crisis when GlaxoSmithKline was found guilty of false advertising. The company was fined more than $200,000.
3月にはRibena Vitamin Cの問題がありGlaxoSmithKlineは虚偽の広告を行ったかどで有罪になった。  同社は20万ドル以上の罰金を科せられた。
Their public response was, "We have been claiming that the blackcurrants in Ribena contained four times the Vitamin C of oranges. This may have misled you into believing that Ribena products contain four times the Vitamin C of orange juice products, which is not the case. In future, Ribena New Zealand will no longer be making this claim".
同社が我々に対して言った事は、「Ribenaブランドのブラックカラントにはみかんの4倍のビタミンCが含まれている。 これにより当社は、Ribenaにはオレンジジュース製品の4倍のビタミンCが含まれて居るかのように間違った印象を与えました」。  将来はRibena New Zealandはこのような表記を行いません。
Another case of too little too late. Of course they won't be making this claim in the future, it would be illegal to do so, which is why they got fined in the first place.
これも対応の遅れを取り戻すには余りにも不十分なケースだった。  言うまでも無く同社は今後同様な表記は行わないし、そんな事をしたら違法になる。  それ故に、同社は既に罰金を科せられた。
A few weeks later, the Health and Disabilities Commissioner released a report confirming that two years ago, Capital & Coast District Health Board had failed "to provide safe and appropriate care for a very unwell patient (and that) in addition to the clear system failure, several individual doctors and nurses must accept responsibility for their failure to provide appropriate medical and nursing care".
数週間後障害者保険委員会は報告書を公表した。  それによると2年前首都圏及び海岸地方保険局は体制上の欠陥のみならず、重態患者に対して適切な処置を行わなかった。  数人の医者と看護婦(看護士)は適切な医療看護を行わなかった事に対して責任を取らなければならない。
Rather than denying or debating the detail, the chair of the board, Dr Judith Aitken, took the blame and said, "The Board takes full responsibility for the events leading up to the tragic outcome".
同保険委員会の会長、Judith Aitken博士は末節的部分を争ったり否定したりするのではなく、責任を取り「当保険委員会は、悲しい結果を招いた全責任を負います」と言った。
In her media statement she went on to say, "Capital & Coast District Health Board (C&C DHB) sincerely apologises to the patient's family for the loss of their loved one. We have contacted the family and have met to express to them directly our apologies and deep regret".
彼女は報道でこのようにも言って居ます「首都圏・海岸地方保険局(C&C DHB)は最愛の人を亡くされたご家族に心よりお詫び申し上げます。  当局はご家族に連絡しお会いし、直接深く反省し申し訳なく思っている事を伝えました」。
What sets this story apart is that Aitken said sorry. One little word that showed New Zealand that the board was taking responsibility and someone regretted what had happened.
この話が際立っているのは、Aitkenが謝った事です。  犯してしまったミスに対して責任を取り誰かが深く反省すると言った小さなひと言をニュージーランドに対して示しました。
Every day we see media and sporting personalities apologising for mistakes they have made, sometimes it's drug use, other times violent behaviour. From these cases it's clear that the public are prepared to forgive and forget. When an apology is made in a sincere way and remorse is shown, the debate ends and we all move on.
我々は毎日、マスコミ関係者やスポーツ選手が謝るのを見ます。  薬をやったり暴力的行いと言う過失だったりします。  これから分かる事は、心から謝り深く反省している姿勢を見せれば国民は納得し忘れ議論は終結しまた前に進めると言う事です。
Perhaps the key lesson from last week's tragic affair is this, New Zealanders expect businesses and business people to take responsibility for mistakes that happen.
先週の悲劇から学ぶべき事は、恐らくニュージーランド人は企業とそれに従事する人たちに求めるのは犯した過ちに対して責任を取る事だと思います。
For companies, continued "success" depends on public confidence. "Sorry" shouldn't be the hardest word.
会社が成功し続けるのは、国民の信用を得る事です。  「すみません」と言う言葉はそんなに難しい言葉ではないはずです。
*Jenni Raynish is the founder of the Raynish Group, a communications consultancy providing strategic communications advice to corporates in New Zealand and Australia.
Jenni Raynishさんは、Raynish Groupe創設者でNZと豪州の企業に広報戦略コンサルタントです。
私はこの記事を読んで感動しました。  特にJudith Aitken博士の言葉と行動には尊敬と賛辞の言葉以外見つかりません。  こんな立派な人が居る事は人類に取っての救いです。  日本でも企業が問題を起こした時にその対応に違いが出ますが、殆どの場合は自己弁護に走ります。  西洋の場合はその傾向は更に顕著で謝る事は自分の過失を認め責任を取る事を意味します。  責任を取ると言うのは良く聞きますが抽象的概念で明確な形態は定まって居ません。  殆どの場合はお金による賠償責任になります。  それが嫌なので大抵は言い逃れをし自己弁護に走り墓穴を掘ります。  ゲスト執筆者として当記事を書いたJenni Raynishさんと言う人もその名前からして西洋人だと思いますがその人から心からの「謝罪と深い反省」について触れたのは驚きです。
これが企業に対する広報戦略のコンサルタントと言う商売柄から出た計算された言葉だとしたらちょっと引きますが、ただ西洋人も感情としては我々と同じと言う事です。  でも自分は関係ない第3者として客観的な立場にあると「心からの謝罪と深い反省」は企業が問題を起こしたら当たり前だと思うかも知れません。  しかし、問題は自分がその当事者になった時に本当にそのように出来るかどうかです。  天井桟敷で舞台を見ている時と自分が舞台に立った時は雲泥の差があります。  舞台に立った時に天井桟敷の客が期待するように振舞えるかどうか、普段から相当な徳を積んでおかないと出来ないと思います。
この記事を書き出したのは、NZ時間で昼ちょっと前でしたが、今はもう外は真っ暗です。  記事を読みながら翻訳するのに時間が掛かりまた途中で用事を済ませたりで3時間くらい中断しました。  今はもう夜の6時22分です。  明日は女王陛下の誕生日でNZは祝日です。  エリザベス女王2世の実際の誕生日が、6月4日かどうかは分かりませんが。  何故なら毎年6月の第一月曜日になってるので毎年ずれます。  今宵があなたに取りまして素敵な日曜の夜になる事を願って居ます。

平成19年06月02日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。  今日は曇り気味でしたが比較的暖かかったです。  来週の月曜日、2007年06月04日はQueen's Birthdayで祝日です。  昨日の問題ですが、Queenは勿論英国女王Queen Elizabeth IIです。  ニュージーランドの国家元首もエリザベスII世です。  今夜はこれにてごめん。

平成19年06月01日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 恰幅の良い女性2人 ■
おばんです、皆さん。  今日は天気も良く暖かく過ごしやすかったです。  もう雨はしばらく遠慮して欲しいです。  来週の月曜日、2007年06月04日はQueen's Birthdayで祝日です。  さてここで問題です。  Queenって誰でせう?  その人はNZとどんな関係の人でせう?  正解者の方には豪華商品を用意していますので奮ってご応募下さい(Conditions apply)。
死亡したFolole Muliagaさん44歳の葬儀に出席したマーキュリーエナジーの幹部 昨日書いたマーキュリーエナジー事件ですが、世界中からの非難で彼らもまずいと遅ればせながら気づいたようです。  この写真は、Mighty River Power CEO Doug Heffernan and chairwoman Carol Durbanの2人がFolole Muliagaさんの葬儀に出席した様子です。  彼らが心からすまないと思い葬儀に参加したのか或いは商売の損得勘定を計算して参加したのかは計りようがありません。  Mighty River PowerはMercury Energyの親会社だそうです。  香典として$10,000のChequeを渡したそうです。  家族の代理人は彼らの気持ちを了承すると表明したそうです。  しかし、亡くなられた方の家族の法的代理人(弁護士)は、賠償請求と香典とは別問題だと言って居ます。  確かにその通りだと思います。  敵は事務的に処理して電気を止め病人を殺したのですから、家族も事務的に法的に賠償請求をすべきだと思います。  数百万ドルくらい取ってやれば良いと思います。  何故かHelen(NZの総理大臣、ヘレン・クラーク)も葬儀に参加し同様にMercury Energyを非難していますが、Mercury Energyは政府管轄の企業ですからHelenも同罪と非難されてもお変しくありません。  来年の選挙対策も念頭にあるのでせうね。  Mercury Energyの競争相手のGenesis Energyへ切り替える人が多いそうです。  とても良い国民の意思表示だと思います。
Briar Dravitski 24歳 14歳の少年とやる この恰幅(かっぷく)の良い女性は私の彼女ではありません。  確かに私の好みのタイプですが残念ながら私の彼女ではありません。  彼女のお名前はBriar Dravitskiさんとおっしゃる24歳のお嬢さんです。  名前からしてスラブ系です。  彼女は13歳の少年とやって有罪になりました。  彼女はNZで初めての女性だそうです。  何が初めてかと言うとセックスをして良い年齢に達していない少年とセックスをして有罪になった初めての女性だそうです。  最初と言っても、今までも同じような事はあったはずです。  ただ明るみに出たのが初めてと言う意味だと思います、屹度。  Kiwiの少年は何歳になったらセックスして良いのかどうかそれは不明です。  NZでは最近セックスに関する法律が変わり男女平等になったそうです。  大人の男性が制限年齢以下の少女とやるのも大人の女性が制限年齢以下の少年とやるのもどっちも違法になったそうです。  と言うことはその前までは男性だけを規制していたのだと思います。  日本では男女平等になっているのでせうか・・?
しかしならが彼女は牢屋(ろうや)に入る事を免れたそうです。  行政手続き上の過失(ハイカラな言葉で言うと"ミス")と地域に対する労働義務が残っているので牢屋行きを免れたようです。  地域に対する労働義務と言うのは何か軽犯罪を犯した償いです。  過去に3回罪を犯しているそうです。  札付きの悪です。  ズベコウです(24歳ならズベコウとしては歳が行きすぎてるが)。  いずれにしても彼女は牢屋に入らずにこれから地域の役務に従事する義務があります(残り350時間)。  今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願って居ます。

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