コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - April 2008.
当ページを立ち上げた日 平成20年04月02日(水)
平成20年04月30日(水) 10:33pm(NZ時間)
■ NZが世界1位の観光名所に選ばれる ■
おばんです、皆さん。
今朝は、晴れ間が出ていました。
でも午後から時々雨が降りました。
今日は久しぶりに晴れると思いましたが甘かったです。
そうですね、そんなに簡単に晴れるはずがありません。
本当に油断も隙もあったもんじゃない。
私の知り合いは、今日は久しぶりに晴れると思ってバスマットを外に干して出かけたそうです。
そうしたらびじょびじょ・・
NZが世界の旅行アンケートで最も行きたい国の1位になったそうです。
中でもMilford Soundは、最も行きたい街と言うか土地と言うのかそれで1番になったそうです。
僅差でQueenstownが2位だったそうです。
と言う事は世界のお勧め観光地1位と2位がNZに集中しているんですね。
Milford Soundと言うのは地名です。
南島の南西に位置する風光明媚な土地です。
Soundは、入り江と言う意味です。
でも単に入り江と言うと海から内陸に食い込んでる平地の水域も入り江です。
その場合は、SoundではなくCreekになります。
Soundは、平地ではなくフィヨルド式海外のように山々が氷河で削られた峡谷に食い込んだ海水域です。
ですからこの写真のように切り立っています。
Queenstownはスキーリゾート地として有名です。
あなたもご存知と思います。
Queenstownも南島の街でMilford Soundと近いです。
私はどちらも行った事がありません。
いつか行きたいです。
このアンケートは、世界で最も大きいインターネット上の旅行に関する集まり(ハイカラな言葉で言うとトラベルコミュニティー又はコミュニテー)であるTrip Advisorで行われました。
アメリカカルフォルニアのTahoeとカナダのBanffも人気のある街として上位に選ばれました。
Trip Advisorが言うには選ばれた街や場所は、単に人気ある観光地と言うのではなく一度訪れたら頭から離れなくなるほど魅力的で、もう一度来たいと思うような本当に特別な土地だそうです。
そんな神秘的なお勧め観光地がNZに2個もあるんですからNZは、自然が美しい国と言うのは本当です。
長年住んでいてオークランド近辺だけをちょろちょろするだけでもその思いは変わりません。
と言う事は南島を旅行して歩いたら最高でせうね。
10年以上NZに住んでるのに1度も行った事が無いなんて寂しいです。
日本に住んでいる人の方がNZの色んなところを観光して歩いています。
あなたも一度南島を訪れてみては如何ですか?
そのまま虜(とりこ)になってNZに住み着いてしまい、あなたのご家族、恋人、友人達を日本に残したまま・・一生日本に帰らなくなっても私は一切責任を負えません。
う~ん 充分ありえる。
あんたがあんな事を言ったからだ!
と言われても私は困ります。
その危険性が高いので先に宣言しておこう。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月29日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 中国の狂言 ■
おばんです、皆さん。
今日も、雨とジリの1日でした。
最近はずっとこんな天気です。
気が滅入ってきます。
でも今はまだ良いのです。
6月以降、本格的な雨季(冬)に入ると更に気が滅入ってきます。
今日は、昭和天皇の誕生日で日本はお休みでしたね。
ゴールデンウィークで皆さんのんびり出来ると良いですね。
中国の逆切れ特攻隊はやはり中国政府が裏で糸を引いていましたね。
思った通りです。
中国人があんなに組織だって海外で自主的に応援団を構成するはずがありません。
国家がお金を出して海外の中国人を組織して中国五輪誇示運動をせるのですからまぁ~お寒~い国情です。
身震いするほどおぞましいです。
おまけに行く先々で暴力事件を起こしているんですからもう言語道断です。
中国政府のマニュアルでは暴力は禁止していたようですがあんなに過剰反応していれば現場の人間も頭に血が上るでせう、大人数ですし。
敵も目の前に居るのですから、興奮するでせう。
実際に中国で五輪が始まったら一体、何が起こるか分かったもんじゃありません。
本当に北京で五輪を開催するのでせうか・・?
中国国内で国民が団結し民主化運動でもするものなら、直ぐに武力で弾圧します。
しかし、自国の利益を求める時は、海外に居る自国民を組織し、煽り自己保身に走る・・。
1ヶ月くらい前、チベット暴動が起こった時、中国国内でチベット批判の活動が多く見られました。
あれも恐らく中国政府が裏で糸を引いて自国民を煽っていたんでせう。
何しろ、鎮圧する気になったら解放軍と言う名前の抑圧部隊を出動させたら直ぐ鎮圧できます。
中国政府の得意技です。
それをやらないで見ていたと言うか、泳がせておいたのは、海外に向かって見せる為だったのは、間違いないでせう。
あれは一人芝居です。
所謂狂言の類です。
世の中には起こっている出来事を表面的に捉える人が多く居ます。
そんな人は中国政府の思惑にずっぽり嵌ってしまいます。
その中国でラサ暴動に関わった僧侶など合計30人を今日、実刑判決にしました。
無期懲役とか15年とか20年の実刑と言う重い刑を科しています。
将に専制国家です。
鯨に目くじらを立てている平和主義者の団体。
こんな時こそあんた達は活躍すべきだよ。
何やってんの?!
中国では、独裁者が今のところ指導者になっていないのでまだましかも知れません。
これで北朝鮮のような専制・独裁国家になったら世界の脅威です。
そして日本から経済援助(ODA = Official Development Assistance)と言う名目でお金をもらっています。
日本は、お人好し国家です。
戦前は、日本も専制国家でした。
戦後は、こんなに変わり得るのかと言うほど激しく変わりました。
鬼畜米英と言っていた日本人が、今はアメリカ大好きです。
人類史上稀に見る残虐、大量無差別兵器、原爆を落とされて30万人前後の日本人が死亡しました。
一般市民も軍人も見境無く虐殺したのですから、普通の国でしたら未来永劫その恨みを抱き続けるはずです。
たとえ自国に多少の非があったにしても余りにもむごい殺戮をされたら他の国民だったらおいそれと許す事は出来ません。
ましてや、へらへら笑って相手に媚を売るなんて到底あり得ないはずです。
それが、あり得ているのですから、何と言って良いのか分かりません。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月28日(月) 10:52pm(NZ時間)
■ UK(英国)400年前以降の犯罪記録を公開 ■
おばんです、皆さん。
今日は、ガスの1日でした。
ガスとは、私の国で言う霧の事です。
今日のオークランドはそのガスでした。
お天道様は、1度も顔を出さなかったと思います。
でも生温かかったです。
湿度が高く、そして気温が20度少々の場合、生温かいと言うのかも知れません。
気温が30度を超えて湿度が高い、内地の夏のような天気は生温かいと言いません。
蒸し暑いと言います。
朝は、ガスが濃厚で一寸先も見えない状況でした(やや誇張している、実際は一寸先は見えた。所謂比喩的表現)。
あなたはこの男性をご存知ですか?
Oscar Wildeと言うアイルランド人です。
彼は、後にUKへ渡りました。
19世紀の劇作家です。
一般的には英国人とされるのかも知れません。
Oscar Wildeと言う名前は何となく聞いたような気がしますが、私はその実態は知りませんでした。
かなりの売れっ子作家だったようです。
彼は女性と結婚し子供も居ました、ホモ(同性愛)で逮捕されました。
ホモ罪で獄中生活を送り精神エネルギーが劣化したようで、出獄後はヒット作もでず、不遇の内にパリで死にました。
そんなUKの犯罪記録が明日(2008年04月29日)よりWebsite上で一般に無料公開されます。
ロンドンの中央刑法裁判所(Central Criminal Court)は、その地名から一般的にはOld Baileyと呼ばれるようです。
そのOld Baileyの全犯罪記録の1674年~1913年分がHPで一般公開すると言うのですからものすごい事です。
日本の江戸時代初期のお裁きの全記録をHP上に移し変え公開するようなものです。
さすがUKと言うのか何と言うのか良く分かりませんが開けています。
Oscar Wildeの記録も当然その中にあります。
それで冒頭に彼が登場しています。
若し、ご興味があればこちらからどうぞ →
「Old Bailey central criminal court in London from 1674 to 1913」
UKってどこか素朴であるがままの実態を素直に追求するような姿勢が見られます。
国民性と言ってしまえばそれまでですが、19世紀から20世紀初めまで世界を制覇した国の真髄がまだそこはかとなく垣間見れるような気がします。
このような国では世間とか人の意見に余り惑わされる事なく、自分の信ずる真理を思うが侭に追究する風土が培わされるように思います。
そして原則的に秘密主義でなく広く事実を公開する気質もあると思います。
そんなUKが第2次世界大戦後、何故あれほど落ちぶれたか・・?
1970年代は酷かった。
それは社会主義思想が勢いづいた時でした。
社会主義思想と国家・文化の発展は反比例するんですね。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月27日(日) 11:02pm(NZ時間)
■ 世界の時事 ■
おばんです、皆さん。
今日は、ジリの1日でした。
ジリとは、私の国で言う小雨の事です。
今日のオークランドはそのジリでした。
お天道様は、1度も顔を出さなかったと思います。
でも生温かかったです。
湿度が高く、そして気温が20度少々の場合、生温かいと言うのかも知れません。
気温が30度を超えて湿度が高い、内地の夏のような天気は生温かいと言いません。
蒸し暑いと言います。
私は毎日Google(グーグル)のNZ版と日本版のニュースに目を通します。
その中で思うのは、日本とNZでは取り上げるニュースの傾向が違うと言う事です。
どこの国でも自国内のニュースを最優先するのは変わりありません。
違いが出てくるのは海外のニュースです。
Google NZのニュースでは毎日毎日ジンバブウェのムガベ大統領と最新の総選挙及びの不審な結果について報じています。
これが本当に嫌と言うほど毎日報じられています。
ところが日本のグーグルニュースではほんの時々表示されるだけです。
どうしてこんな違いが出てくるのか・・?
日本もNZもどっちもジンバブウェと言う国に大した関心を持っていないはずです。
でもその報道の取り上げ方には大きな違いがあります。
その国民に受けるニュースの傾向があるのだと思います。
日本の場合は、関係ない国のニュースには興味を示さないのだと思います。
自分と直接かかわりの無い国の民主主義とか選挙とかに興味が湧かないのだと思います。
その気持ちは私も良く理解できます。
ジンバブウェの腐敗政治や不正選挙など私も興味が湧きません。
でも西洋国家では強い関心を示しています。
その違いは何なんでせうね・・?
BBCとかCNNを見ると世界中の時事を本当に隈なく取り上げています。
どちらもお金を儲けるための報道番組のはずです。
視聴率が高くないとやっていけないはずです。
と言う事はそれなりの視聴率を取っているのでせうね。
それが日本ではそうは行かない。
国民性の違いですね。
良いとか悪いとかそんな類の話ではありませんが、世界の潮流と言う視点で言うと日本は遅れるのは間違いありません。
ジンバブウェの非民主的政治の実態を知らなくてもそれ程、取り残されることは無いと思いますが、世界の色んな出来事が総合的に絡まってくるとそこに意識の差が出てくると思います。
内に向かう国民性と外に向かう国民性の違いと言えるかも知れません。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月26日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 雨の土曜日 ■
おばんです、皆さん。
今日も曇りと雨の1日でした。
昨日はANZAC Dayでお店は殆ど閉まっていました(外に出て確認した訳ではないがそのはず)。
でも今日は、何処も開いているはず。
それでちょっと出かけました。
やはりお店は通常通り開いていました。
今日は長野で五輪聖火リレーがあったんですね。
どこの国でも大変ですね。
中国人グループが何処の国でも旗を持ってその存在を誇示したいようです。
恐らく中国政府が裏で糸を引いているのでせう。
反対グループに負けてはいけないとばかりにハッチャキになっているようです。
こんな嫌な雰囲気の五輪は止めて欲しいですね。
何であんな国で五輪など開催するのでせう?
国際五輪委員会(名称が正解かどうか不明)は、中国五輪を決めてトラブルが起こるのを見たかったのでせうか?
不思議です。
政治と運動(ハイカラな言葉で言うとスポーツ)は、別だと良く言いますが確かにその通りです。
でも五輪と言う国際的運動会を開催するためには、国家的規模の計画と準備が必要です。
すると国家と政治は、切っても切れません。
つまり政治と運動は別にはなれないのです。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月25日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ ANZAC Day ■
おばんです、皆さん。
今日は、殆ど曇りでした。
ほんの気持ち程度お日様が顔を出していましたが、本当に短い間でした。
太陽を心から憎みきっている国々もあります。
中近東の砂漠地帯の人々にとってはお日様は、実に恨めしい存在のようです。
そりゃそうでせうね。
毎日快晴ばかりで雨が無ければ日陰が恋しくなります。
雨も降って欲しいでせう。
所変われば品変わるじゃありませんが、ある地域の人にとっての幸福は他の地域にとっての不幸にもなりえます。
一つの現象を一概に良いとか悪いとか言えない難しさです。
今日はANZAC Dayでした。
TVをつけたらやっていました。
私たちは忘れないと題して延々とやっていました。
第1次世界大戦の話です。
それも戦勝国です。
当時のNZは、UK(英国)を母国として慕い運命を共にしようと言う意気込みだとしても不思議ではありません。
UKから来たばかりの1世達が殆どだったと思います。
でも犠牲者を沢山出した局地戦だったので忘れられないですね。
第1次世界大戦は1914年に勃発したと記憶しています。
かれこれ100年近くたって居ます。
当時兵士として戦った生き証人はもう居ないはずです。
戦勝国のそれも100年近い前の話でもこんなに強烈に残っているのです。
敗戦国の60数年前のあの原爆の記憶などはまだまだ生々しいはずです。
人類は戦争無しでは生きていけないのでせうか・・?
でもそんな人類にも、もう直ぐ大きな転機が訪れます。
万年単位で起こる大きな転機です。
今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願っています。
平成20年04月24日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ NZバブルの崩壊 ■
おばんです、皆さん。
今日は雨が降らなかったと思います。
まずまずの天気でした。
今日は、政策金利(OCR = Official Cash Rate)の定期見直しの日でした。
予想通り8.25%に据え置きでした。
最近、NZ経済に関して悲観的な見方が強くなっています。
それでもNZの中央銀行総裁(RBNZ = Reserve Bank of NZ = NZ準備銀行)のAlan Bollardは、金利を下げない!
と断固たる姿勢を崩していません。
ご立派です。
NZ経済にとって良いのかどうかは知りませんが。
明日はANZAC dayで国民の休日です。
明日営業する事業者は、労働者に1.5倍の賃金を支払い更にその上、代休も1日用意しないと法律違反になり罰せられます。
NZは、厳しいですから誤魔化そうとしても駄目です。
「Interest rates may rise again, says ANZ」
これは、今日のNZ Heraldの記事の一つです。
ANZによれば金利がまた上がるかも知れないそうです。
これは主に融資(ハイカラな言葉で言うとローン)に対する金利だと思います。
つまり銀行が国民や企業へお金を貸す際の金利だと思います。
そうすると預金金利も上げないと不合理ですので預金金利も上がるでせうね。
どうして金利を上げないといけないのか・・?
RBNZの政策金利は非常に高いですが、高水準で変化なしの状態です。
原因は、NZの銀行が海外の銀行からお金を借りる時の費用が上がった為のようです。
他にも原因はあると思います、例えば住宅融資契約も減り収入も減るなど。
「Woeful auction reveals extent of property crisis」
これも今日のNZ Heraldの別の記事です。
悲惨な競売結果から分かる不動産危機の深刻さ・・。
昨夜、Barfoot and ThompsonがNorth Shoreの51件の物件を競売に掛けたそうです。
日本では中古住宅の一般競売と言うのは無いのではないでせうか?
何らかの問題があって差し押さえられた物件が公的機関により競売に掛けられる事はありますが、民間の不動産業者が一般の個人住宅を競売で売るのって、日本でもありますか?
NZでは、競売(ハイカラな言葉で言うとオークション)がごく一般的です。
勿論、オークション以外にも住宅の所有者が希望価格を決めて売りに出す事も多いです。
それは兎も角として、Barfoot and Thompsonは在庫一斉セールじゃありませんが、それと似たような意気込みで一気に売りたいと目論んだ様です。
Barfoot and Thompsonは、オークランド地方で最大の不動産(住宅)斡旋業者です。
その結果は悲惨でした。
そもそも買い手が殆ど集まらず、競りに参加する人はもっと少なかったそうです。
売れたのはたった3件だったそうです。
初めて住宅を購入しようとする人達は、高金利と住宅相場の高騰のせいで引いています。
それで需要が減少。
不動産投資家も相場の不透明感ゆえに様子を見ています。
大手不動産会社は、ここ3週間盛んにオークションを開催し売り物件をさばこうと必死です。
売り手には、市場の現状を直視し買い手市場に転じた事を理解してももらおうとしていますが、そうも行かないようです。
そりゃ、そうでせうね。
ほんの半年くらい前まで高値でも売れていたわけですから価格を下げたくないのは人情として分かります。
でもそれなら売れないと言う事です。
Barfoot & Thompsonが先月(2008年03月)に販売した住宅は、632件で1年前と比べると56.2%減少したそうです。
今月(2008年04月)には、もっと減って600件以下になるだろうと観測筋は見ています。
そんな訳でNZ経済は今非常に危ない状態です。
バブルに踊っていた時期も終わりました。
そして今年の11月に総選挙です。
国民党が貧乏くじを引く時です。
また、景気のてこ入れで散々苦労してそろそろ効果が出てくるかと言う時期に労働党に政権を取られて良いところを全部持っていかれる。
そんな筋書きがまた見えてきます。
今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。
平成20年04月23日(水) 11:57pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。
今日は最近にしては珍しく雨が降りませんでした。
あ、いや朝はちょっと降っていました。
でも多少雨が降ったからと言って騒ぐほどの事でもありません。
雨が降らないと人は生きていけません。
降りすぎても生きていけないですが。
明日2008年04月24日NZの政策金利(OCR = Official Cash Rate)の見直しがあります。
恐らく据え置きの8.25%のままだと思います。
何と言ってもNZ準備銀行総裁が多少景気の足を引っ張ってもインフレを抑える事が優先だと言って高金利は暫く続くと太鼓判を捺しているくらいです。
だから、景気が落ち込みつつあるからと言って金利を下げるなどと言う事はまずないはずです。
ヒラリーさん、ペンシルベニア州で勝ちましたね。
ここまで執念に燃えて決して勝負を投げない姿を見ていると少し感動してしまいます。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月22日(火) 10:13pm(NZ時間)
■ 金融ダブルパンチ? ■
おばんです、皆さん。
今日も雨時々曇りでした。
晴れ間も少しだけありました。
それにしても最近は冷え込んでいます。
また暖の戻りが来るはずです。
光市母子殺害で遂に死刑判決が出ましたね。
本村洋さんの熱意が日本国民と裁判所を動かしたと思います。
犯人側の弁護人は告訴するかも知れませんのでまだどうなるか分かりませんが人の気迫が世の中を動かした印象を受けます。
それは凄い事です。
まだ結婚して日の浅い内に奥さんと赤ちゃんを殺された被害者の家族として、本村洋さんの気持ちとしては憤懣やる方無いのは痛いほど分かり、日本でTVを見てもその気持ちが伝わって来ました。
その一方で極悪非道の罪を犯した被告が居ます。
最高裁に行ってもまた、死刑判決が出て死刑が確定するかも知れません。
そうなった場合、犯人の心境はどのように変化するでせうか・・?
想像すると怖いですが、加害者と被害者の当事者は、各人それぞれ違う意味の辛酸を舐めたと思います。
「Kiwis face 'one-two punch' from credit crunch - KPMG」
これは今日のNZ Heraldのある記事の題名です。
「キーウィ(NZ人の事)は、信用危機(金融引き締め)でダブルパンチに見舞われている」のような意味だと思います。
KPMGと言うのは世界的な会計事務所です。
Price Water Houseと並び世界の両横綱と言う存在感のある会計事務所です。
今は色んな会社が統合していますが私は未だに数十年前の名称である ピートマーウィック(KPMGの中のPとMでPeat Marwick)と呼んでいます。
太陽神戸三井住友銀行と言われても困るのと同じようにあんまり会社が沢山合併してしまうと呼び名に困ります。
そんな訳で、昔ながらの名称が一番です。
JRを未だに国鉄と呼ぶ人が居ますがそれと同じ感覚です。
JTを未だに専売公社と呼ぶ人が居ますがそれと同じ感覚です。
NTTを未だに電電公社と呼ぶ人が居ますがそれと同じ感覚です。
もうこの辺で充分ですね、はい、分かりました。
KPMGは、優秀な会計士を沢山有しとても格式が高いです。
世界の色んな市場への投資の助言も行っています。
各国の市場の色んな数値(データ)を冊子にして、投資家や海外移転の際の助言も行います。
そのKPMGが今後のNZ経済についてかなり暗い予想をしています。
米国のサブプライムローン危機の余波と高金利政策により、NZの銀行はこれから貸し渋りに入るそうです。
いや、もう既に貸し渋りは始まっていて新規ローンの申し込みをしても無碍(むげ)に断られるのが落ちだそうです。
そして、住宅は売れず、今住宅ローンを払っている人は高金利に耐えかねて住宅を手放す。
そして益々住宅は市場に溢れる。
こんな循環になりそうです。
NZの銀行は、今まで大変優秀な評価を受けていましたがこれからは、それも見直さなければいけないそうです。
今までNZの銀行は、海外からお金を借りて客に貸し付けていました。
今後はその返済も厳しくなるかも知れません。
そうなるとかなり深刻な金融危機になります。
政府の出番になってきますね。
1980年代初期のような最悪の事態にはならないと思いますが、今後は目を話せない状況が続きそうです。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月21日(月) 09:21pm(NZ時間)
■ 中国のチベット弾圧の歴史 ■
おばんです、皆さん。
今日は、晴れていました。
日中日が差している時は、良かったですが夕方になるととても寒くなりました。
一気に寒波到来です。
でもまた暖の戻りがあるはずです。
このまま冬にはならないはずです。
先週雨が多かったですが風が生暖かかったです。
それが過ぎて晴れたら一気に寒くなった。
明らかに季節は動いている。
中国の逆切れかなり熱いですね。
フランスやアメリカの聖火リレー抗議に対する逆切れです。
自分達のやっている事を顧みる事は一切ありません。
何故批判されるのかとか、自分たちのやっている事に正当性があるのかなどという理性的反省は絶無です。
自己主張のみです。
チベットは歴史的に元来独立国家です。
清朝になり中国の支配を受ける事になりました。
清朝は、例のラストエンペラーの国家です。
20世紀初めに清朝が滅亡し、チベットは再び独立しました。
しかし、1949年中国に共産党政権が出来た翌年の1950年に中国人民解放軍は、逆に武力でチベットに侵略し仏閣などの建物を大量に破壊し、チベット人を大量殺戮しました(数は不明)。
中国人民解放軍と言う名称ですが、近隣国家は解放せずに侵略するんですね。
それで居て日本を良く批判します。
自分たちがやられた事は決して忘れません。
でも他の国にはひどい事をしています。
わが身可愛さの限界を徹底的に追求しているのかも知れません。
さすが中華思想の国です。
世界の中心です。
それにしても国連と言うのは一体何なんでせうね?
あの組織は今まで紛争とか戦争を止めたことがあるでせうか?
巨大な組織と予算を持っていて常任理事国のやる事は放置です。
常任理事国は拒否権があるので必然的に国連は無力になります。
あんな金喰い虫 組織は早々に解体すべきです。
どこかの国では異常に国連とか国連憲章とか言って拝んでいますが、あれは一体いかなる勘違いから来ているのか私には不思議でなりません。
それにしても中国人が民族主義に燃えると言うのがちょっと意外でした。
あの国の国民は、自分のお金の事しか興味が無いと思っていました。
社会とか世界とか国家などと言う大きな枠組みには全く無関心だと思っていました。
興味のあるのは、お金と食べる事だけだと思っていました。
日本にサッカーで負けた時も暴動になりましたが、公安が背後で煽ってるじゃないでせうか?
いずれにしても今のような状態でオリンピックなどやったら危なくって仕方ない。
モスクワみたいにボイコットしたら4年間必死に努力してきた選手たちが可愛そうです。
でも、このままの状態のオリンピックはちょっと怖すぎます。
武力による鎮圧を十八番にしている国家ですから、国民を静かにさせるのは得意技です。
それをやらないと言う事は見て見ぬ振りをしている公算が大です。
おやすみなさい。
平成20年04月20日(日) 11:22pm(NZ時間)
■ 秋と春 ■
おばんです、皆さん。
今日は、晴れていました。
でも風が冷たく強かったです。
すっかり秋になりました。
日本はこれから春で良いですね。
4月から11月は、日本に居たいですね。
7月から9月までは北海道に居れたら最高です。
11月中旬から3月まではオークランドが良いです。
そんな暮らしがしたいですね。
いつか出来ると思います。
そんなに遠くない将来に。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月19日(土) 09:42pm(NZ時間)
■ Seventh Form Diploma ■
おばんです、皆さん。
今日は、晴れと雨が目まぐるしく入れ替わり立ち代りの天気でした。
風が冷たく寒かったです。
そして風はとても強かったです。
2008年04月15日の記事でNZと中国間のワーホリ協定について触れました。
その中で中国人がワーホリでNZへ来る場合は、「Seventh form diploma」の学歴が必要と書きました。
その中で私は、「Seventh form」と「Diploma」がこの場合どんな意味になるのか分からないと書きました。
そしてお分かりの方がいらしたら教えて下さいと書きました。
するとご親切に教えて下さる方がいらっしゃいました。
「Seventh form diploma」とは高卒資格のようです。
私の知識では、Diplomaは高卒の一つ上で学士の一つ下です。
そしてそのようにNZで一般的に使われています。
しかし、NZ入国管理局のHPでは(4月15日の私の記事の出所)、Diplomaと書いていたのでちょっと解せませんでした。
「Seventh form」は7年生の意味です。
NZでは、日本の小学校5年か6年頃にIntermediate SchoolとかHigh SchoolとかCollegeへ行きます。
私は、Intermediate SchoolとHigh SchoolとCollegeの違いが分かりません。
日本ではアメリカ語を習いますのでCollegeは大学の総称と我々は理解してきました。
でもNZでCollegeと言えば、高校の事です。
でもここはNZです。
日本の教育制度と違います。
6,3,3制じゃないので日本とぴったりと合致しません。
それではNZの学校制度はどうなっているか・・?
それが複雑怪奇で訳分かりません。
色んな道を選択出来るようです。
Seventh formとは中学、高校一貫教育とした場合の7年生です。
戦前の日本の旧制中学に多少似ているかも知れません。
但し、日本の旧制中学はエリートの卵でしたが、NZの中等教育に於ける7年生は現在の日本の高校3年生か4年生に近いです(日本の高校は3年までだが)。
実は私も以前NZの学校制度をほんの少しだけ調べた事があります。
でも良く分かりませんでした。
選択肢が色々あるからです。
学校の年数も色々あるようです。
そんな訳で、中国人のワーホリは、高校を卒業していないとワーホリビザでNZへ来る事は出来ません。
中国の教育水準は良く分かりません。
どのくらいの割合で高校へ行くのでせう?
私が若かりし頃居た(今も若いが)シンガポールでは、小学校中退が沢山居ました。
事務所で事務員として働く女の子は、殆どが中卒でした。
Secondary School 4と言う奴です(中学は4年間)。
中卒と言うと、おっ中々出来るなと思ってものです。
大卒などは珍しく滅多に巡り合えません。
高卒も少数でした。
小学校中退のおばさん達に私は大変苦しめられました。
英才教育(ハイカラな言葉で言うとエリート教育)もある意味で効果があります。
でも国民の殆どを切捨てます。
やはり義務教育はそれなりの成果があります。
参考までにNZは、義務教育があります。
日本とほぼ同様です。
世界には義務教育制度を採用していない国が沢山あります。
後進国においては、義務教育は大きな意義があると思います。
先進国で教育への熱意が高い国民の場合は、義務教育はあってもなくてもそれ程変わらないはずです。
ただ、家庭の事情で高等教育を受けられない子が居たらそれは悲劇です。
向学心があれど、経済的に高等教育を受けられない子供には、救いの手を国家が差し伸べるべきです。
その為に奨学金制度や学費援助が大学によってあります。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月18日(金) 08:52pm(NZ時間)
■ 心の暗黒部分 ■
おばんです、皆さん。
今日は、雨が少しだけ降りました。
でも比較的穏やかな日でした。
雨の日もあれば晴れの日もあります。
それがこの惑星の仕組みです。
南島の南部では雪が降っています。
もう冬ですね。
ここ数日またFisher and PaykelがNZの工場の1つを閉鎖して海外移転すると騒いでいます。
どこの国でも国内工場で生産するのが最も理想的です。
日本は、1985年のプラザ合意以後の円高で一気に海外移転が進みました。
欧米ではそれよりもずっと前に海外に工場を移転していました。
何処の国でも先進国になると工賃が高くなり国内生産できなくなります。
技術力をそれ程必要としない中途半端な機械や電気製品は特にそれが言えます。
他の国では真似の出来ないような高い技術力を要する製品であるならばその国の国内で生産を続ける事が出来ます。
と言うか高度な技術力を要する製品は、高度な人材を要しますので何処でも生産でると言う訳には行きません。
そこまで技術が磨かれれば最高です。
日本はその技術を沢山持っている国です。
欧米の企業もそんな高度な技術を持っているところが沢山あります。
と言うか何か特別な材料や商品は、欧米の優良企業が特許を持っていて超高値で好きな値段を付けて売っている事が良くあります。
実は日本はまだまだ技術的に遅れています。
いつまで経っても世界の最高峰に成れません。
でもいつかなる筈です。
それは私が日本人だから夜郎自大で言うのではなく、海外に居て客観的に日本を見ると良く分かります。
これは私が20代の頃から海外に住んだり取引したりしていて感じた事です。
20世紀末期から日本は衰退し始めました。
異常な事件が物語るように日本人の心は乱れてきました。
先生と公務員が我先にと言わんが如く破廉恥な事件をこれでもかこれでもかと繰り返しています。
今まで抑えられていた心の暗黒部分が表に出やすくなっているそうです。
平成20年04月17日(木) 08:27pm(NZ時間)
■ KiwiSaver2008年4月より強制開始 ■
おばんです、皆さん。
今日は、雨無しの1日でした。
お天道様を拝んだのは本当に久しぶりでした。
36年ぶりかも知れません。
それにしても晩秋と言う感じです。
日は短くなり、気温は下がり人々の活動が鈍る時期です。
冬になるとそれが加速されます。
でも毎年の事です。
あなたはKiwiSaverに加入しましたか?
KiwiSaver(キーウィセーバー)とはNZの年金です。
今までも年金、Superannuation Schemeと言う年金がありました。
そしてこれからもあります。
でも何故かもう一つ、KiwiSaverと言う年金が出来ました。
Superannuation SchemeがパッとしないのでKiwiSaverを作ったのか何のかその背景は不明です。
NZでは、NZ国籍者或いは永住権所持者はどんな人でもある年齢に達したら年金をもらえると私は聞いていました。
それは本当だと思います。
それでは何歳になったらどんな基準でどのくらいの金額を支給されるのか・・?
それは調べてみないと分かりません。
恐らく65歳からだと思います。
Superannuation Schemeは、任意加入なのでそれじゃいけないと言う事でKiwiSaverを始めたのか・・?
或いは裏に何か腹黒い魂胆があるのか・・?
良く分かりません。
ヘレンは何も私に話してくれません。
昨年2007年の7月頃にKiwiSaverが始まった時、NZ政府は任意加入だと言っていました。
それが開始直前になって強制加入になるとかなら無いとか色々風聞がありました。
結局舌の根も乾かないうちに強制になりました。
強制加入は、2008年04月01日からです。
つまり今月からです。
NZ国民及び永住権所持者は、全員加入しなければいけません。
また、勤め人の場合は、雇用者が一部負担してくれます。
それは法律で決まっているので議論の余地無く強制的にです。
加入者は、賃金の4%か或いは8%を政府に支払います。
雇用者は、労働者の賃金の1%を負担する事が義務付けられています。
但し、今年2008年は1%です。
来年は2%、再来年は3%、2011年には4%が雇用者負担になります。
労働者(加入者)は、賃金に対して一律4%(或いは8%どちらか本人が選択した利率)を払い続けます。
加入義務があるのは、NZ国民と永住権所持者だけです。
就労ビザ(労働ビザと言う人が結構多い)や学生ビザなどの期間限定のビザ所有者は加入できません。
就労ビザでも本人が若し、希望したなら加入出来るのではないかと思い私はIRD(Inland Revenue Department = 国税庁)に電話して聞いたところ、就労ビザの人は本人が希望しても加入出来ないと言われました。
ですから就労ビザ、学生ビザ、ワーホリビザの人は安心して下さい。
KiwiSaverで集まった資金はどうするか・・?
日本のように財政投融資で使い、無駄な道路、ダム、河川工事、埋め立て、飛行場、トンネル、港などなどに浪費するのか・・(純ちゃんが郵政民営化したのでこれはそろそろ出来なくなるはず)?
ではありません。
政府公認のKiwiSaver Provider企業に資金は集まり彼らがどこかに投資して増殖に努めます。
私が知って居るWestpacのそれでは4段階から選べました。
一番安全な銀行金利と同じ利率だけの金利が付くものからHigh Risk High Returnまで段階が4つに分かれていました。
一番危険性が高いけれど、上手く行けば銀行金利以上の配当があるものを選ぶのは本人の自由です。
でも原価割れする危険があります。
言うまでも無く自己責任です。
ただ、自分と雇用主が支払った金額がどのように投資されるのかそれは一任です。
ですからProviderが間違った判断をして年金が減っても文句は言えません。
選んだ自分が悪いのです。
それは最初から明記されていますので後で文句を言っても駄目です。
それにしても国民の年金を投資に使うなんてさすがNZですね。
増えたら良いですが減る事もあるのです。
選ぶのはあなた、責任を負うのもあなた。
とても分かりやすくて良いです。
そしてNZの年金は、働き盛りの若者や今の子供たちの将来に期待する付回しではありません。
自分とその雇用主が支払った自分に属する年金を政府(及び政府公認投資企業)が一旦預かりそしてギャンブルに使い、増えたら自分の取り分も増えると言う発想です。
ギャンブルが嫌なら手堅く銀行金利だけもありです。
全て本人次第です。
まるっきり株や債権と同じです。
まぁ良いんでないかい。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月16日(水) 10:52pm(NZ時間)
■ 雨風なれど穏やか也 ■
おばんです、皆さん。
今日も曇り時々雨でした。
でも昨日と今日は風が強く無いので助かります。
そして空気は生暖かいです。
昨日書いた記事の中で「seventh form diploma」の事を書きました。
「eventh form」の意味が分からないと私は言いました。
それに対してご親切にEmailで教えてくれた方がいらっしゃいます。
NZ在住の方です。
大体意味は分かったのですが、もう一つ疑問があるのでまたお尋ねしました。
それが解明されたならSeventh form diplomaの謎についてご報告致します。
今週の金曜日は、ANZAC dayでお休みです。
ANZAC dayの意味に関しては毎年何らかの説明していると思います。
去年はちょっと深く突っ込んで調べた記憶があります。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月15日(火) 11:01pm(NZ時間)
■ FTAと同時に中国人のビザも ■
おばんです、皆さん。
今日も雨でした。
午後の1時期、激しい大雨になりました。
こりゃ~ 来るな・・?
と思いました。
来るとは停電です。
ちょっと強い雨が降ると停電になると相場が決まっています、この国では。
でも幸いな事に停電になりませんでした。
何よりです。
NZ議会で中国との自由貿易協定(FTA = Free Trade Agreement)が可決されれば今年2008年の10月01日より実施されます。
まず間違いなく可決されるはずです。
両国は、FTAの協議と共に他の件も同時に話し合っていました。
それはお互いの国の人間が双方向で行き来しやすくするビザに関する件です。
そしてワーホリ(ワーキングホリデー = Working Holiday)協定も締結されました。
中国とワーホリ協定を結んだ国は、恐らくNZがこの惑星で最初だと思います。
ワーホリを簡単に説明しますと、若い人(子持ち不可)が外国で1年間仕事をしながら滞在できるビザです。
但し、3ヶ月以上同じ会社で勤めてはいけない事になっています(実際は野放しで3ヶ月以上働いているのが当たり前)。
しかし、NZ政府は、中国とのワーホリに対しては他国よりも厳しい条件を付けたようです。
例えば、教育水準があります。
seventh form diplomaの資格を持っている事。
このseventh form diplomaの意味がもう一つ分かりません。
Diplomaは、高卒と大卒の中間程度の資格です。
日本で言うと短大とか高専卒に相当すると思います。
それじゃ、Seventh formは・・?
Diplomaにも水準があり、その中で第7学年のDiploma・・?
若し、分かる人が居たら教えて下さい。
日本人でしたら30歳以下ならほぼ誰でもワーホリビザを取得できます。
学歴などは関係ありません。
また、英語能力まで問われます。
基本的な英語が出来ないといけないそうです。
お金は勿論必要です。
最低$4,200の預金証明書を提出しないといけません。
随分と厳しいですね。
ワーホリビザにこんな厳しい条件を出すなんて聞いた事がありません。
また年間1000人と言う人数も制限があります。
日本に対してはこんな制限は全くないと思うのですが、どうですか・・?
無いでせう?
やはり、ヘレン(NZの首相)もかなり警戒しているんですね、中国に対しては。
それにしてもどうして中国は、そんなに自国民をNZへ送り出したいのでせう?
他にもまだまだあります。
「両国双方向に適用される内容」
一般労働者の就労ビザに関して10稼働日以内に結論を出す事。
若し、結論が出なければ、いつ結論が出るか10稼働日以内に連絡する事。
中国はなかなかやりますね。
NZでは、中国人に対してのビザ申請に随分と時間を掛けているようです。
それに釘を刺した形です。
こんな約束をしたらNZの入国管理局(一般的には移民局と言う)もそれを守らないといけない羽目になりました。
特定の国だけに特別好条件を付けるなんて普通はあり得ませんね。
但し、これはNZと中国両に同じ条件です。
他にもまだまだあります。
「NZ人が中国へ短期の仕事で行く場合に適用される内容」
NZ人が短期の仕事で中国を訪れる場合、ビザの発給を速やかに処理する事。
今まで最大90日間の滞在期間だったのを6ヶ月間に期間を延ばしました。
これに関しては何日以内に結論を出すと特定されていませんから甘いですね。
この件に関しては引き続き協議するそうです。
中国のビザ発給が遅いであろう事は大体察しが付きます。
他にもまだまだあります。
「中国人がNZへ仕事で行く場合に適用される内容」
中国人の重役や部課長は、3年間のビザを取得出来る。
必要があれば更に3年間延長できる。
勿論、条件があります。
その条件とは、過去最低12ヶ月同じ会社に重役か部課長として勤務していた。
その上、NZへの移動を命じられた場合。
と言う事は、中国の会社がNZで企業活動をしている場合に適用されるのだと思います。
或いは、中国の会社がNZに子会社か営業所か支店などを新たに設立する時も有効かも知れませんが、そこまでははっきりしません。
但し、分野が限られています。
education, environmental, computer, photographic, duplicating and construction servicesですから、教育、環境、コンピュータ、写真、複写と建築関係のみのようです。
他にもまだまだありますが、今日はこれくらいで勘弁して下さい。
でもこれからNZは、一体どうなるんでせうね・・?
良い方へ行けばよいですが、裏目に出たらまた、Winston Petersは吼えるでせう。
今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。
平成20年04月14日(月) 11:31pm(NZ時間)
■ またしても金融会社の崩壊・・? Geneva Finance ■
おばんです、皆さん。
今日も雨でした。
まだ雨季には早いですが、良く降ります。
黒沢明の遺作、「雨あがる」を思い出してしまいます。
オークランドの雨季は冬です。
ですから6月に入ったら毎日雨を楽しむ事が出来ます。
アメリカの音楽劇(ハイカラな言葉で言うとミュージカル)「雨に唄えば」を連想します。
6月~9月は、毎日雨で洗濯物も外に干せません。
家の中はカビだらけになります。
今度は、Geneva Financeのようです。
預金者(投資者)に支払いを4年半待ってくれと言っていますのでかなり危ない状態だと思います。
管財人管理下に置かれるのは免れるようですので、まだ立ち直る可能性があるようです。
ニッチもサッチモ行かなくなってからの公表ではなく、まだ体力のある内に正直に実態をばらそうと言う魂胆だと思います。
Geneva FinanceってTVコマーシャルもやっていた結構な大手ではないかと思うのですが私の記憶違いかも知れません。
2008年04月28日に投資者の投票があるそうです。
同社が発表した事業改善計画に賛成するかどうかを投資者達に問うそうです。
でも同計画はほぼ了承されます。
何故なら、同社の主力銀行(ハイカラな言葉で言うとメインバンカー)であるスコットランド銀行(The Bank of Scotland)が支援を表明しているからです。
それにしても米国のサブプライムローンとか言う奴の余波とNZの高金利が2重で効いていると思います。
NZの高金利で住宅ローンの支払いが出来なくなった人が増える → 不動産が市場に溢れる → 相場が暴落する → 不動産(住宅)が売れなくなる → 不動産開発業者が金融会社に借りていた資金返済に困る
こんな循環があるように思います。
それでは米国の不動産ローン市場の焦げ付きが一体NZにどんな悪影響があるのでせう・・?
心理的な連鎖反応で投資者が投資金の引上げに走り、NZの金融会社が資金繰りに行き詰まる事は考えられます。
でも、もっと他に実質的な構造上の動きがあるのかも知れません。
経済動向には無数の要素が関連してくると思いますが、Georgeの戦争好きが結局今頃つけになって回ってきたような気がします。
これはあくまでも気です。
フィーリングと言う奴です(つまり根拠は無い)。
これがこうなるって、あれがあぁなってそれでこんな状態になると言う説明は出来ません。
でもガソリン価格が余りにも暴騰したのは、間違いなく影響があると思います。
結局、Georgeの真の狙いは、原油相場を暴騰させる事だったと思います。
その為に、イラクを無理やり攻めたんでせう。
その根拠を出せと言われれば全くありません。
でもそんな気がします。
英国と米国の議会では、不要な戦争をしたと追求されていました。
情報操作をして、ありもしない大量破壊兵器があるように報道し危機感を煽り、イラク攻撃の正当性に利用したと英国の前首相のブレアさんは、随分と非難され途中で首相も辞めざるを得ないのではないかと思われるところまで追い込まれていました。
ブッシュも米国議会で随分と責任追及されていましたが結局逃げ切った格好なんでせうか・・?
ありもしない、大量破壊兵器をイラクが持っていると情報を捏造し、そして強行に危機感を煽り、イラクに侵略した。
そう言えば、サダム・フセインは今どうしているのでせう?
まだ拘留中なんでせうね。
フセインもどうしようもない独裁者だったが、ブッシュもどうしようもない奴と言う意味では同じ。
Georgeはどうして原油相場の暴騰を望むか・・?
彼はテキサス出身だからです。
テキサスの油田王達が彼のパトロンですからお返しです。
勿論、彼自身にも莫大なお金が転がり込んで来たはずです。
自国民の兵隊とイラク国民を地獄に叩き込んでブッシュは、栄耀栄華を物にしたのではないかと想像できます。
大統領を辞めた後、彼は何をやるのでせう・・?
またアル中に戻るのか・・?
親子2代で大統領をやった家系は前代未聞でせうし、お金は腐るほどある。
もう思う存分飲みまくっても良いと思うかも知れません。
怖い国ですね、アメリカは。
今度は北朝鮮かな・・?
雨の月曜の夜を満喫下さい。
平成20年04月13日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 嵐の夜は早く寝よう(と言ってももう遅い) ■
おばんです、皆さん。
今日は嵐でした。
強風と雨。
オークランドらしい天気です。
と言っても、のべつ幕無しに嵐ばかりじゃありません。
とても良い天気も多いです。
でも、日本に比べると嵐が多いように思います。
日本には台風があるので、あれには適いませんが。
今のところ停電になっていないので何よりです。
停電は止めて欲しいです。
昨日は執筆をサボってしまいました。
大変失礼しました。
昨日は、ちょっと疲れ気味で気力が湧きませんでした。
と言いつつ、今日ももう一つです。
そんな事で今夜もこれにてごめん。
平成20年04月11日(金) 11:03pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです、皆さん。
今日はとても良い天気でした。
久しぶりに爽快な天気でした。
昨日と同じでした。
昨日は執筆活動をサボってしまいました。
失礼しました。
世の中に起こる出来事は色々ありますね。
自分とは関係ないけど腹の立つこと、自分とは関係ないけど感心する事、色々です。
皆自分とは関係ないのです。
でも感情移入してしまいますね。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月09日(水) 10:50pm(NZ時間)
■ Peters中国とのFTAに反対 ■
おばんです、皆さん。
今日はとても良い天気でした。
久しぶりに爽快な天気でした。
昨日2008年04月08日、我らがWinston Petersは、中国とNZのFTAに反対の立場を明確に打ち出しました。
この写真のおじさんが、Winston Petersです。
顔を見るとお分かりかと思いますが、彼はマオリの血を引いています。
かなりの論客です。
NZ政府がNZを代表して協定に調印した後にNZ Firstと言う政党の党首として反対の立場を取っています。
彼は、NZ First党の党首であると共に、NZ政府の外務大臣でもあります。
外務大臣としては調印するまで反対していませんでした。
何か訳が分からない魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界です。
NZ政府が外国との協定に正式に調印した後、議会(国会)で法制化できないで協定が反故(ほご)になると言うような事になったら国家としての面子丸つぶれです。
但し、NZ First党と同党に同調する他の2つの弱小政党の力では、体勢を覆す事は出来ません。
10数年前に京都議定書の締結がありました。
クリントンさんが大統領の時だったと思います。
そしてGeorgeが大統領になったら掌を返したように、米国は京都議定書を批准しませんでした。
そもそも調印すれど批准せずって訳の分からないカラクリは、一体何なんでせう・・?
一国の代表が外国と一旦約束して後でやっぱ止めたと言うのですから、そんな国は信用できませんね。
米国はそれを得意技としているようです。
第1次世界大戦後に国際連盟を唱えたアメリカ大統領が米国さ帰ったら反対されて批准しなかったと世界史の授業で習いました。
これから分かる事は「調印」と言うのは拘束力が無いんですね。
批准が本当のお約束のようです。
何でこんなカラクリを設定するのか訳ワカメです。
Winstonが反対している理由は、不平等だからだそうです。
つまり中国側の利益が大きすぎて、NZ側の利益が少ないと彼は判断しているようです。
実際はどうなのか良く分かりません。
中国は、自分に不利な協定は絶対に調印しないはずです。
あの国は、他国の為に何かすると言う事は、今まであった試しはないのではないかと推測します。
どこの国でも自国の利益が最優先です。
それは余りにも自明の理です。
問題はその度合いです。
徹底的に自己中心的エゴイズム(エゴイズムはそもそも自己中心的に決まってる)を貫くかどうか、或いは多少世界の平和のために貢献しようと言う意思を見せるか、或いは世界で困っている国の為に大いに援助しようとするか・・?
中華思想とは、自分が世界の中心で他者は、全員馬鹿だと言う思想です。
世界の中心で愛を叫ぶのではありません(もう一つでした、はい)。
中華思想とは1日1食、中華料理を食べませうと言う意味ではありません。
それにしても中国とFTAを締結するなんてNZは度胸がありますね。
中国と自由貿易をしている先進国などは他にどこにもありません。
貿易額で中国と対等にやっていける国はこの惑星に存在するでせうか・・?
つまり輸出と輸入の均衡が取れるかどうかです、金額的に。
中国の関税を撤廃したからと言って元々国内物価の安い国ですからNZの農産物が売れるでせうか・・?
関税を念の為に説明しますと、関税とは、輸入貨物に課せられる税金の事です。
そう言えば、輸出関税を課す国もたまにあります。
輸出品に関税を課すのですから国際競争力が無くなりますね。
英語で言うとDutyです。
Dutyには義務と言う意味もあります。
ですから自由貿易とは、お互いに関税を課さない貿易の事です。
カナダ、米国、メキシコの3国の間でやっています(NAFTA = North American Free Trade Agreement = 北米自由貿易協定)。
日本もシンガポールとの間でやっています。
欧州では、EFTA(European Free Trade Association)があります。
先進国ではそもそも関税率(暫定関税率を含む)をお互いに低く抑ようと言うお約束があります。
でも農産品に関しては大抵例外とされています。
Winstonの主張は正解かも知れないですね。
ただ、彼の場合は、アジア人が嫌いだと言うのが本音でそれに屁理屈をつけているような気がしないでもありません。
彼の政党名を思い出して下さい。
NZ Firstです。
他国から移民してきたアジア人の為のNZではない!
NZ人の為のNZだ!
NZが第1だ!
と言う意気込みでその名称が出来たんだと思います。
彼の言い分も一理ありますが、健全な民主主義国家において、このような主張は大体つぶされると相場が決まっています。
NZは、中国に農産物を売りたいのだと思います。
その気持ちは分からなくもありません。
でも現実がその思惑どうりになるかどうかがちょっと疑問です。
中国の目論見の方がNZのそれを凌駕するような気がします。
そもそも自由貿易協定に何故、一般労働者の受け入れを条件にするのでせう・・?
勿論、これは中国側の希望です。
つまり中国人一般労働者がNZで働けるようなビザを出すと言う事です。
勿論、それには条件と審査があります。
ただ、今回のFTAの締結により、中国人専用のビザ枠が出来た事になります。
逆方向もありなのか・・?
分かりません。
普通は2国間協定の場合、双方向で同じ条件のはずです。
でも、Kiwiの一般労働者で中国へ行って働きたいと言う人は殆ど居ないと思います。
そう言えば、ワーホリ協定も結んだとか・・?
これからNZは東南アジアのようになるかも知れません。
今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。
平成20年04月08日(火) 09:25pm(NZ時間)
■ 泣きながら強盗を説得 ■
おばんです、皆さん。
今日は小雨が降りました。
ずっと家の中に居て外を見なかったら分からなかったであろうほど控え目な雨でした。
最近はすっかり寒くなりました。
でも、まだ暖房無しで我慢できます。
今日インターネット新聞で見た日本のニュースです。
「女性店員、コンビニ強盗に涙の説教」と言う記事です。
「幸せになれないよ!」と涙ながらに強盗の男に訴えたそうです。
この記事を読んで私は考えさせられました。
この女性店員は、42歳だそうです。
今まで人生経験を積み、色んな辛い事を味わってきたと思います。
コンビニ強盗をするまでに追い込まれた強盗の身になって同情したのではないかと私は想像しています。
強盗を憎むのではなく、同情し或いは、哀れな身の上を思い不憫に思ったのではないかと思います。
強盗は、48歳の男で無職、住所不定だそうです。
男は、結局何も出来ずに女性店員に腕を捕まれたまま警察が来て逮捕されたそうです。
ある意味で、この強盗は女性店員に救われました。
罪は軽く済むと思いますし、人の温かさに触れ感じるところがあったと思います。
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」と言う言い伝えを誰かが一昨日どこかで書いていました。
しかし、幸福だけを知って居る人、苦労を知らない人、辛さを知らない人は、辛い立場の人の心情を理解する事は非常に難しいと思います。
想像力の欠如とは言い切れません。
何故なら、全く類推出来るような経験が無ければ、想像する事も出来ないと思います。
これは経験するしか無いように思われます。
誰かの体験談を聞いたり、苦労話の本を読んだりする事は歴史から学ぶに相当します。
しかし辛い思いや、苦しい思い、哀しい思いは、頭だけの理解には限界があります。
実感が湧きません。
つまり歴史に学ぶ事が出来ない分野でせう。
経験することによってのみ実感できる感情だと思います。
コンビニ強盗を泣きながら説得した女性は、恐らくかなり辛い思いを経験してきたと思います。
自分が強盗被害に遭っている立場で強盗した男が強盗すれば更に不幸になるとその身の上を察したのです。
中々出来ない事です。
そういう意味ではこの強盗は仕合せだったと思います。
滅多に無い観音様のような女性の店に強盗に入ったのですから強盗としてはかなり恵まれていると思います。
今後は、救ってくれた女性の思いを無駄にしないように更生してくれる事を願います。
今宵があなたに取りまして素敵な火曜の夜になる事を願っています。
平成20年04月07日(月) 09:23pm(NZ時間)
■ NZと中国 自由貿易協定(FTA)に今日調印 ■
おばんです、皆さん。
今日はまずまずの天気でした。
雨も降りませんでした。
寒くも無く、穏やかな天気でした。
今、ヘレン(Helen Clark = NZの総理大臣であり労働党党首)は中国に居ます。
中国との自由貿易協定(FTA = Free Trade Association)に調印するためにです。
FTAとはお互いの国から何かを輸入する際に関税を課さないと言う制度です。
どこの国でも農産物を腫れ物に触るように大事にします。
先進国では工業製品に関しては各企業が好きなように勝手にやれと言う様な姿勢をとります。
それ故に競争は激化します。
しかし、事 農産物になるとまぁ~箱入り娘のように至れり尽くせり、手取り足取り過保護になります。
封建時代に農民を生かさず殺さずでこき使ってきた贖罪意識の成せる業でせうか?
農産物の輸入品にはどの国でも法外な利率の関税を課します。
日本の農業は政府の過保護政策により競争力は皆無になり食料の約6割を輸入に頼っています。
ご存知のようにNZは、農業国家です。
電気製品や機械類は殆ど自国で生産できず、輸入に頼るところ大ですが、農産品(酪農品含む)はバンバン輸出しています。
中国の一部の国民は豊かになったと良く聞きます。
最近は日本の高額な食糧も中国に輸出して飛ぶように売れていると言うニュースを聞きました。
ですからNZの農産品も今後中国に徐々に浸透していくと思います。
しかし、世間では知られていない恐るべき事実があります。
それはNZと中国がFTAを締結したなら徐々に中国人の一般労働者もNZに受け入れると言う事です。
これは中国政府側が強く希望した条件だそうです。
中国政府は、自国の国民を出来るだけ他国へ追い出したいようです。
でもNZの農産物は、本当に中国で売れるのでせうか・・?
NZの農産品は、高品質でもなく価格も中途半端です。
法外な関税が無くなればそれでも価格面では太刀打ち出来るのでせうか?
どうも分かりません。
逆に中国人労働者は、どっと押し寄せる可能性が大です。
FTAの詳細な条件次第だと思いますが。
いくら自由貿易協定と言っても実際は自由じゃありません。
何らかの制約は付き物です。
お互いの関税を撤廃すると言っても全品目じゃないかも知れません(例外品目は必ずある)。
段階的に関税撤廃を進めるのは間違いありません。
NZの農家は企業がやっている事が多いです。
そして企業じゃない農家は、共同出資で輸出会社を作ったり販売会社を設立したりして自分達の活動範囲を広げます。
NZの農業は、日本のように過保護ではなくやる気のある農家や企業はバンバン発展します。
日本は、ちょっと真似が出来ないと思います。
日本の農家は、農協べったりです。
と言うかそれ以外の選択肢が与えられませんでした。
農家が自由に会社形式にするとか、独自に輸出したいと思ってもそれが出来ません。
これも国策の成せる業でせう。
日本は、豪州とFTAの道を探っているそうです。
あんな鎖国政策国家などは相手にしてはいけません。
日本が相手にすべきはNZです。
NZがFTAを締結すべき相手国は本当は日本でした。
今度ヘレンが帰ってきたら言っておきます。
あ!
でも今年の総選挙で労働党政権は終わる可能性が大です。
これからは国民党政権になるでせう、恐らく。
また、法律が猫の目のように変わるでせうね。
Winston Petersは(NZ Firstの党首であり外務大臣)、中国とのFTA締結に反対だったようですが結局押し切られたようです。
彼は中国人とアジア人が大嫌いなようです。
それで彼は、党首代理のPeter Brownに爆弾を投げさせたようです。
肝心なところでPetersは役に立ちませんでしたね。
今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。
平成20年04月06日(日) 10:53pm(NZ時間)
■ 冬時間始まる ■
おばんです、皆さん。
今日は雨が降りました。
夕方ほんの一瞬でした。
でも総じて良い天気でした。
今日から冬時間です。
冬時間になると時計を進めるのか遅くするのか・・?
どっちでせう・・?
正解は遅くするのです。
これは、日本から来たばかりの多くの人が混乱します。
本当に面倒な制度ですね。
日本でも敗戦直後、GHQ(General Head Quarter = 総司令本部 = アメリカの命令本部)が日本に夏時間を導入しました。
そして失敗しました。
一般的に言って、夏時間は後進国では適用しにくい傾向があるそうです。
時間の変更は理性で解釈しないといけないからです。
日本人は理性の面では全く問題ありません。
先進国の中でも最も民度の高い国民です。
それなのに日本では夏時間が上手く受け入れられませんでした。
何故なら労働時間が長くなったからです。
夏時間が始まった。
就業時間が終わった。
でもまだ外は明るい。
定時に帰ってよいのか・・?
他の人も帰らない。
自分だけ帰るわけには行かない。
と言う事で日本人の全体主義が見事に作動し労働時間が長くなり疲れ切ってもうこれは駄目だとなったそうです。
でも最近北海道の一部の地域で夏時間を採用したそうです。
でもまた同じ過ちを繰り返して失敗したそうです。
賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶと言います。
歴史から何も学ばなかった北海道でした。
賢者は歴史から学びますが、実用的に考えるとそれはどのような事でせうか?
例えば家庭ではそれがどのように適用されるでせうか・・?
家庭の歴史とは、その家に今まで起こって来た事です。
他にもその家庭の人々が経験してきた事です。
それを子孫に残す事が歴史から学ぶ事で賢者になります。
戦前の日本ではそれが可能だったと思います。
でも現代の核家族の日本では歴史の伝達は難しいと思います。
難しいがでもそれは可能です。
それは意識の問題だと思います。
核家族になった時点で失われた歴史があります。
でも核家族の人間夫々が独自に体得した歴史は子孫に残せます。
その意識を持つかどうかに掛かってくると思います。
同じ過ちを繰り返す事だけはしたくありませんね。
同じ成功体験は繰り返したいです。
平成20年04月05日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 今度は金融 Lombard金融の倒産 ■
おばんです、皆さん。
今日は全体的に曇りでした。
晴れ間は殆ど出ませんでした
今夜の12時を過ぎて、真夜中の3時になったらその時は、2時です。
日曜の深夜3時が一瞬のうちに2時にFlash Backします。
そして冬時間が始まります。
良く考えてみると夏時間と言うのは面倒ですね。
酪農農家が夏時間に反対するのが分かります。
牛とか羊は人間の勝手で時間が変わるのに付いていけません。
当たり前です。
夏時間とか冬時間とか1年の内に2回も時間が変わるんだから本当に面倒です。
このおじさんは、マトリックスの悪役ではありません。
Lombard金融と言う会社の一番偉い人です。
名前は、Michael Reevesと言います。
昨日2008年04月03日、この金融会社が倒産しました。
1億2千7百万ドルの支払いの猶予を申請しました。
$127,000,000と言うと日本円に換算すると約100億円前後です。
Lombardは上場企業だそうです。
因みに私はこの会社に投資していませんでした。
参考までに申し上げますと私はどの金融会社にも銀行にも株にも債権にも先物取引にも何にも投資していません。
参考までに申し上げますと私は投資する資金を持っていません。
この金融会社は、この2年間で17件目の焦げ付き金融会社だそうです。
いつの間にかそんなに多くなっていたんですね、倒産した金融会社が。
この会社には2人の元大臣が居ます。
それが売りだったようです。
その2人とは、Sir Douglas GrahamとBill Jeffriesです。
一人は、Sirが付いていますからそんじょそこらの名士とは違います。
UK(United Kingdom = 英国)から栄誉を受けている人です。
これで大変な汚点が付きました。
倒産の原因は、やはり不動産でした。
同社の主な貸付先が不動産関係でしたので最近の不動産相場の暴落により資金繰りが急速に悪化したと思われます。
同社は約5千人の投資者に対して3年間の支払猶予をお願いしているそうです。
しかし、かなり危ないと思います。
投資者は、恐らくお金を取り戻せないと可能性が高いと思います。
これから不動産の調子が良くなるなら分かりますがこれからどんどん下落するのが目に見えています。
ニュージーランドの金融会社に投資している人は、これから厳重に注意した方が良いです。
これからもどんどん潰れる可能性が大です。
昨年(2007年)の7月から8月に掛けて未上場の金融会社がバンバン潰れました。
あの時、証券監視委員会は上場している金融会社の財務状況を詳細に報告させました。
あの時は、大丈夫だったとしても時間はどんどん進んでいます。
そして経済状況はどんどん変化しています。
ですから去年の審査でパスした金融会社でも潰れる可能性が充分にあります。
不動産開発業者、金融会社・・
その次はどんな会社でせう・・?
投資している個人や会社は、かなり厳しい局面をこれから迎える事になると思います。
今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になることを願っています。
平成20年04月04日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 江原啓之負けるな~! ■
おばんです、皆さん。
今日はまぁまぁの天気でした。
雨も降りませんでしたし、暖かかったです。
いよいよ明日で今期の夏時間が終了します。
明後日の日曜日の朝起きたら時計を1時間遅くしないといけません。
PCは、自動的に冬時間に切り替わります(そのように設定していると)。
私は、霊界や霊的な話にとても興味があります。
ですから江原啓之と三輪明宏の出る「オーラの泉」は大好きです。
日本のビデオをよく見ています。
しかし、最近江原啓之が非難の的になっていると聞いて驚きました。
どうも嵌められた(はめられた)のではないかと私は想像しています。
昨年2007年07月28・29日に放送されたフジTVの番組に江原さんが出てある女性を霊視したところ、後日その女性が霊視を望まなかったのに霊視されたと抗議したそうです。
これも変な話ですね。
霊視して欲しくなければ何故断らなかったか・・?
フジTVに騙されたのかも知れません。
江原さんも騙された可能性が高いように想像しています。
「非科学的、荒唐無稽な霊視が番組の中核」でけしからんと有識者と言われる人が仰っているそうです。
これを読んで私は、はぁ~ (・_・) と思いました。
霊界とか霊視とか霊とか、全て非科学的なのは当たり前です。
そんな事は、余りにも明々白々です。
そしてフジTVがそれを真に受けてるそうですから困ったもんです。
最初から分かっていて放送したくせに今頃、それを翻すとは余程強い批判を受けたんだと思います。
非科学的である事があたかも悪い事でもあるかのように思っているようです。
恐らくそうなんだと思います。
言い換えれば、科学的な事が良いことで信頼するに足りると言う事でせう。
あきれますね・・
昔から「君子快刀乱麻を語らず」と言われています。
この意味するところは、証明できない事を議論してみてもどうしようもないから触れないのが賢いと言う事です。
つまり幽霊とか霊とか霊界などと言う怪しげな証明できない事を議論すべきじゃないと言うことです。
これは個人によって大きく分かれると思います。
人好き好きです。
私は、江原啓之や三輪明宏の言う事を信じています。
あの2人の言う事を何故疑うのか・・?
そっちの方が不思議です。
しかし、人それぞれですので信じる信じないは自由です。
いずれの側に居てもお互いを強制したり否定したりしてはいけない種類の世界だと思います。
そもそも科学に価値の重点を置き過ぎる事ははなはだ疑問です。
科学とは人の心の介在しない世界です。
TVではそんな番組ばっかりやっています。
音楽番組やドラマや物真似や映画などなど全て非科学的です。
全て人の情緒や感情に訴えかける事ばかりです。
情緒的、感情的ではなくとも政治、経済の話も非科学的です。
科学に基づいた番組はどれくらいあるでせうか・・?
恐らく彼ら有識者と言われる偉い人達は、「非科学的」と言う言葉の意味を理解せずに使っていると思います。
逆に「科学的」と言ったならば、物理や化学や数学で証明できる事です。
つまり何度追実験やっても同じ結果を得る事が出来る事、それが科学です(正確に言うと自然科学)。
この世で科学と言えるのは自然科学だけです。
政治学、法学、経済学、心理学、文学などなど人文科学と大学では呼んでいますがあれは嘘です。
人文科学が科学のはずがない。
何故ならそこには必ず人の心が介在するからです。
しかし、文系の大学人たちは自分たちも科学をやっていると思いたいだけです。
それは非科学的な願望以外の何者でもありません。
それにしても江原啓之を批判する人達が非常に多いんですね。
ファンの一人としては私はとても残念です。
折角、霊的世界をここまでメジャーにしてくれたのにこれからは江原さんもちょっと辛い立場になるかも知れません。
揺り返しかも知れません。
これから霊的世界が人間界から隔離され暗く怪しげな世界に逆戻りするか或いはめげずに進むか・・?
それは視聴者の意見に掛かっていると思います。
賛成派と反対派の力関係で決まると思います。
TV局などは、直ぐ回れ右で方向転換すると思います。
何と言っても彼らは商売ですから視聴率が上がりコマーシャルのスポンサーが沢山付き、儲かればやり続けるでせう。
世の中には色んな人が居ますね。
自分から見ると到底理解できないような人も沢山居ます。
そんな人から私を見たら同様に到底理解できないと思います。
それで良いんです。
ただ、お互いの価値観を否定したり押し付けたりしなければ良いのです。
これが非常に重要な部分です。
自分の価値観を押し付けたり他人の価値観を否定したり批判したりするお節介が結構居ます。
そんな輩が困ります。
「非科学的」と言ってフジTVを批判している偉い人達も、本音を探ればその手の類(たぐい)かもしれません。
つまり自分が霊的世界が嫌いでそれに屁理屈をつけているだけの可能性が結構高いと想像します。
今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になることを願っています。
平成20年04月03日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ アジア人はニュージーランドから追放・・? ■
おばんです、皆さん。
今日は雨でした。
ジリ(霧雨)でした。
寒かったです。
そして7時過ぎると暗くなります。
この次の日曜日から1時間遅くなります。
すると6時過ぎには暗くなります。
夏時間から冬時間に変わる時はいつも暗い気分になります。
日が短いのは何となく寂しいですね。
あなたはこのおじさんをご存知ですか?
この人は、Peter Brownと言います。
政治家です。
NZ First Party(ニュージーランド第1党)の党首代理です。
党首は、我らがWinston Petersで外務大臣をやっています。
NZ Firstは、労働党と一緒に与党を組んでいます。
ですからWinston Petersは、大臣をやっています。
今Peter Brownが論議を醸し出しています。
何故なら移民が増えすぎて困ると言っているからです。
今のまま移民を受け入れれば小中国が出来るだけだと言っています。
直接的に言えば、中国人はもう来るなと言っているようなものです。
同時に彼は、「Asian」と言う言葉を使って居ます。
Asian = アジア人です。
と言う事は日本人も入ります。
2006年の世論調査ではアジア人の総数は約40万人で、2026年には約79万人に膨れ上がるだろうと予想されています。
現在のNZの人口は約400万人ちょっとですからかなりの割合を占める事になります。
Peterの気持ちも分からなくはありません。
自分たちの国をきちんとしないで、より良い他の国へ逃げる民族は困りますね。
他人が一生懸命に手入れして綺麗にした家に転がり込んで来たら家の持ち主は迷惑します。
何かお土産を持って来たらある程度、許せるかも知れませんが、手土産も何もなしで居候(いそうろう)されたら頭に来ますね。
その上、行儀も悪く礼儀もわきまえず、お邪魔している家の決まりも守らずじゃ家の持ち主は頭に来ます。
ただ、お土産を一杯持ってくる人も多いのでお前ら全員出て行けと言って追い出したら、今度はその家が困るかも知れません。
今年は、3年に1度の国政選挙の年です。
それで票集めの為の爆弾発言のようです。
移民反対派と言うのはどこの国でもある程度の支持を得ます。
それはNZでも同様です。
以前も移民反対で票集めに成功したそうです。
でもやるなら徹底してやって欲しいですね。
本気で。
そしてアジア人を全員追い出すくらいの覚悟を持って欲しいです。
NZに残るのは白人とマオリとアイランダーだけだ!
と言うくらいの決意が欲しいもんです。
その後は、ニュージーランド人だけでこの国を切り盛りする覚悟が必要です。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月02日(水) 09:43pm(NZ時間)
■ Guten Abent Alle ■
おばんです、皆さん。
今日は、良い天気でした。
でも寒かったです。
夕方になったら暖房が欲しくなりました。
いよいよ冬ですね。
でもこれからも前向きに生きていきませう。
今夜はこれにてごめん。
平成20年04月01日(火) 11:31pm(NZ時間)
■ 自閉症の天才プログラマー 逮捕 ■
おばんです、皆さん。
今日も曇っていました。
きちんと雨も降りました。
ニュージーランドの気候と言うのは不思議です。
1日の間の天気の変化はとても激しいのですが、4季を通した変化がとても穏やかです。
一気に寒くなったり暑くなったりしません。
日本の内地ですと寒かったと思ったらいきなり真夏のようになる事もありえます。
季節の変わり目には。
それが殆どありません。
海洋性気候の特徴ですね。
この右の写真の少年は、18歳です。
名前は、Owen Thor WalkerでWhitianga(北島の田舎町でオークランドから南西に150km?くらいの距離)と言う町に在住しています。
彼は、独学でコンピュータプログラミングを習得しました。
それも非常に高度な水準(ハイカラな言葉で言うとレベル、誰かはラベルと言う)までになりました。
そしてウィルスを作り世界中にばら撒きました。
誰もが思う疑問・・?
ウィルスを作って一体どうするのか・・?
やはりお金を稼ぐ事が出来るようです。
彼は4万ドル弱稼いだそうです。
ウィルスを作ったら誰が彼にお金を払ったのかそこまでは新聞の記事に書いていません。
彼は軽い自閉症です。
彼は、「Akill」と言うHNでインターネット世界では知られていたそうです。
米国のペンシルベニア大学のサーバーを破壊したそうです。
また世界中のadwareを破壊したそうです。
adwareと言うのは私も良く知りませんが、その文字面から判断してホームページに自動的に表示されるグーグルのAdsenseのようなものではないかと推測しています。
法廷での彼は感情が無いかのようで金髪の髪を肩までたらし、青白い顔を金髪が額縁のように囲っていました。
自閉症であったため学校ではいじめに遭い、9年生で不登校になりそれ以後は、通信教育を受けました。
しかし、特定の分野では類稀なる才能を発揮するタイプのようです。
私のような平凡な余りにも平凡な人間から見ると怖いです。
当初、米国でFBI調査が始めた時は、ペンシルベニア大学の学生の中に犯人が居ると決め付けて掛かったようです。
しかし、捜査を進めるうちに、意外なところで犯人の一人を見つけ出し、特定できました。
世界中何処に居てもインターネットで接続しているんですから、サイバー犯罪には国境はありません。
逆に良い方にその才能を使えば、世界中何処に居てもお金を稼げる事になります。
でもオタクの興味を引くのはお金では無いように思います。
今夜はこれにてごめん。