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気まぐれ草紙古文書館 - June 2008.

当ページを立ち上げた日 平成20年06月03日(火)

平成20年06月30日(月) 11:56pm(NZ時間)
■ オークランド空港で両替 ■
おばんです皆さん。  今日は、早朝小雨が降りましたが、殆ど晴れでした。  最近にしては、珍しくお天道様がお元気でした。  昼間は暖かく小春日和と言う言葉がぴったりの日でした。  でも日の入らない屋内などはとても冷えました。
私は今日オークランド空港へ行きました。  オークランド空港は、経営権の事で良く話題になります。  一体話題の核心は何なのかと思いますが詳しく調べないまま、分からないままです。  そのオークランド空港には1年か2年くらい前までは両替の銀行がありました。  外貨両替用です。  今は、銀行が1軒もありません。  Travelexと言う両替商があるのみです。  オークランド空港の至る所にTravelexがあります。
人から以前聞いた話によりますと、オークランド空港を所有している会社の要求する賃貸料の値上がりが激しく銀行は店舗を出すと利益を出せなくなるという事で撤退したそうです。  銀行だと採算が合わなくて両替商なら採算が合うと言うのも変な話ですが、銀行の利益率が高いのかも知れません。  銀行は人件費も高いのかも知れません。  そんな諸々の理由があると思いますが全ての銀行(と言ってもBank of NZだけだったかも知れませんが)がオークランド空港から撤退しました。  今あるのは各行のATMだけです。
話は変わりますが、現金を外貨に変える場合は、NZで換えたほうが率が良いです。  日本の銀行で変えると率が悪いです。  また、オークランド内でもQueen Streetに両替商が何軒もあり、そちらで変えたほうが分が良いです。  両替商も何軒もあります。  各両替商で変換率(為替レート)は違います。  良いところを選んで両替すれば多少得します。  金額が大きくなるとそれなりに差異は大きくなります。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月29日(日) 09:00pm(NZ時間)
■ 世界の億万長者 ■
おばんです皆さん。  今日も雨が降りました。  最近のオークランドの天気は1日中変幻自在です。  本当に忙しく目まぐるしく良く変わる天気です。  何か背後に仕掛けでもあるのでせうか?  と最近は殆ど毎日同じ天気です。  昨日は執筆できずに失礼しました。
数日前にメリル・リンチ(Merrill Lynch)が第12回世界富裕報告書を発表しました。  日本メリル・リンチも、2008年06月25日に同様の報告書を発表しています。  それによりますと世界には、億万長者が1千10万人居るそうです。  億万長者の基準は、純金融資産をUS$1,000,000.00(米ドルで百万ドル以上)以上保有している個人です。  これは、2007年に於ける世界中の金持ちの記録です。
それによりますと、特記すべき各国の億万長者数(2007年)は、下記の如く分布になります。  括弧内の増数は2006年と比較した数字です。
  1. 米国 : 3,028千人(3.7%増)
  2. 日本 : 1,510千人(2.2%増)
  3. ドイツ : 826千人(3.5%増)
  4. UK : 495千人(2.1%増)
  5. 中国 : 415千人(20.3%増)
  6. カナダ : 274千人(10.4%増)
  7. 豪州 : 172千人(7.1%増)
  8. ブラジル : 143千人(19.1%増)
  9. ロシア : 136千人(14.1%増)
  10. インド : 123千人(22.7%増)
注意 : 上記の数値は、メリル・リンチ米国+Capgeminiの報告書と日本メリル・リンチのそれを掛け合わせて表化しました。  日本も米国本家のメリル・リンチもどちらも上記のような分かりやすい表を作成していません。  実に不思議です。  それで私は、2つの報告書をあれこれ見ながら上記を作成しました。  参考までにメリル・リンチ米国本家+Capgeminiの報告書を見たいからはどうぞ →  「メリル・リンチ米国本社+キャップジェミニコンサルティング共同制作2008年世界富裕報告書」(かなり重い2.5Mbです、そして英語)。
米国本家のメリル・リンチのこの報告書の37/40頁に世界の色んな国の億万長者数が乗っています。  でも不思議な事に日本が載っていないのです。  また、特記すべき国だけをグラフで掲載しているかもしれないので、上記の表には載っていないが、上記に入るべき国もあると思います。  それで日本メリル・リンチまで探して日本のそれを見つけた次第です。  変ですね。  日本の重要性が減少したからでせうか・・?  それとも単純にスペースの問題・・?  いずれにしても世界では、貧富の差が広がりつつあるように思います。  同報告書を読みますよ、安全な投資先などを克明に案内していますので、興味のある方は、メリル・リンチを利用して投資しては如何ですか?  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月27日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 大恐慌の到来? ■
おばんです皆さん。  今日も雨が降りました。  最近のオークランドの天気は1日中変幻自在です。  本当に忙しく目まぐるしく良く変わる天気です。  何か背後に仕掛けでもあるのでせうか?
「Echoes of Great Depression as Dow takes another dive」
これは今日のタイム(Times)の記事の題名です。  米国の株式市場の話です。  ダウジョーンズが下落して大恐慌の再来のようなニュアンスです。  昨日(2008年06月26日)大恐慌以来6月としては最悪の経済指標を記録し、350ポイントの下落です。  シティーグループの株は、6.26%下落しUS$17.67になり1998年10月以来最低になりました。  また、メリル・リンチのそれは6.8%下落しUS$33.05になりました。  他にも沢山沢山悲観的事実が羅列されていました。
warehouse 今度はNZの不景気宣言です。  これはUKの新聞ですがThe National Business Reviewの記事です。  「Recession expectations build as economy shrinks」
不景気の予感と言うような意味です。  勿論NZ経済です。  NZにはWarehouseと言う大型倉庫型安売り店があります(左の写真)。  そのWarehouseの売り上げが5月末以来落ち込んでいて不景気突入の兆候と言っています。  NZに於ける不景気の定義は、はっきりしています。  日本のように日銀の漠然とした雰囲気で言った言葉ではなく明確な数字を指標としています。  それによると、2四半期連続マイナス成長の場合不景気と呼称します。  2四半期は、ちょっと変な表現です。  普通は第1四半期とか第2四半期のように表現します。  ついでですから、念のため説明しますと四半期とは1年を4回に別けた区分です。  つまり、1~3月、4~6月、7~9月、10~12月と3ヶ月毎に4回に別けます。  このように1年を4回に別けた期間を四半期と言います。  この四半期が2回連続マイナス成長に成ったなら不景気と呼ぶそうです。  分かりやすくて良いですね。
肝心の不景気ですが、1~3月期つまり上記で学習した第1四半期です。  2008年に於けるNZの第1四半期GDPは、0.3%のマイナスでした。  GDP = Gross Domestic Products = 国内総生産です。  或る国の国内の小売総合計額と考えればほぼ間違いありません。  特に建築業界と農業の落ち込みが響いたそうです。  農業国家NZにとって農業の落ち込みは致命的です。  このようにNZも不景気の兆候がはっきりとした数字で出てきました。  まるで1929年の再来か・・?  と言う様な雰囲気です。  でも今この段階では何とも言えません。
話は変わりますが、今朝私に電話がありました。  ニューヨークからでした。  全く見ず知らずの株屋でした。  投資しないかとのお誘いでした。  New Yorkの株式市場が下落し始めたために海外の人間に投資させようと言う魂胆だと思います。  そんな場合、私のような億万長者が真っ先に標的になります。  マイクロソフトのビル・ゲイツかニュージーランドドリームの私かと世界は取り沙汰します。  致し方ないかとも思っています。
そんな訳で世界は大恐慌に突入するかも知れません。  2008年は特に激動の年になると囁かれて来ました。  それが現実になる時が来たのかも知れません。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月26日(木) 10:50pm(NZ時間)
■ 気になる北朝鮮 ■
おばんです皆さん。  今日も雨が降りました。  最近のオークランドの天気は1日中変幻自在です。  数分後とに天気が変わるような気がします。
私は北朝鮮に関連するニュースがとても気になります。  今まで北朝鮮に厳しい態度で接してきたGeorgeのアメリカがここに来て急に腰砕けです。  北朝鮮は今日、核関連の自己申告をするそうです。  しかし、その申告内容には最も危険とされる核爆弾製造に関係する部分は無いそうです。  それでもアメリカは、今すぐにでも北朝鮮をテロ支援国指定国から解除したいと言っています。  今までの米国の態度と比べれば明らかに違います。  最近のアメリカは、今すぐにでも北朝鮮をテロ支援国家から削除したいと自分から言っているかのようです。  でも面子があるので一応北朝鮮の報告書提出を義務付けているような観があります。
つまり米国は北朝鮮のご機嫌を取らないと危ない状況に至っているのではないか・・?  理屈や議論はどうでも良い。  一刻も早く北朝鮮の言う通りにしたい!  とそんな様子です。  若し、私の想像が当たっていたら恐らく北朝鮮は核爆弾(性能、品質は抜きにして)の発射準備をしていると思います。  それで米国を脅しているのだと思います。  北朝鮮の国内は、食糧も産業も無く、いずれにしても自滅寸前です。  破滅寸前の国家が、やぶれかぶれになって近隣諸国を巻き添えにする覚悟かも知れません。  そんな気がします。
結局米国は頼りにならなかったと言う事になります。  チンピラに強いヤクザならそれなりに許せますが、肝心な時にチンピラの捨て身の脅しに屈していたら今までのやり放題の我侭は一体何だったのか・・?  と言いましても上記の筋書きは全て私の想像です。  違うかも知れません。  でも他に考えようがありません。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月25日(水) 10:29pm(NZ時間)
■ チンピラ国家北朝鮮 捨て身の瀬戸際外交 ■
おばんです皆さん。  今日も雨、雨、雨でした。  オークランドらしい天気でした。  それにしても良く降ります。  降るのはお金ではなく雨です。  風も非常に強いです。  晴れたり曇ったり豪雨になったりと大変忙しい天気です。
米国が北朝鮮をテロ指定国から解除するそうです。  拉致を解決しない限りテロ指定解除するなと日本が米国に言っているのが完全に無視されました。  やはりこれは水面下でかなり際どい瀬戸際外交が行われていますね。  山崎拓が日朝国交正常化を進めようとしているのもそのせいでせう、屹度。  行け行けドンドンの暴れん坊の戦争国家が肝心な時に腰抜けになっています。  アフガニスタンやイラクを攻めた時とはえらい違いです。  いざと言う時に役に立たないヤクザと同じです。
北朝鮮は、例えるならチンピラです。  米国はチンピラは怖くない。  でもチンピラの後ろに控えているヤクザを恐れています。  そのヤクザとは中国です。  チンピラ国家北朝鮮を支えているのはヤクザ国家中国です。  ヤクザと言う意味では同じなのがアメリカです。  ヤクザ同士の裏取引でもあったのでせう屹度。  それは表に出てきません。
山崎拓のような北朝鮮とパイプを持っている筋にだけ秘密裏にアメリカから話が行ったのでせう。  北朝鮮と国交正常化のポーズだけでも良いから目立つように派手にやってくれとそんな感じではないかと私は想像しています。  だとしたら一体北朝鮮はどんな脅しをしたのでせう・・?  長距離弾道ミサイルをアメリカに向けて発射する・・?  アメリカはパトリオットで簡単に撃破できるはず。  核爆弾を使う・・?  この可能性はかなり高いかも知れません。  そんな捨て身の瀬戸際外交をしていたら公に公表できませんね。  そんな事を公表したら世界中が大恐慌(ハイカラな言葉で言うと大パニック)に陥ります。
それならアメリカが北朝鮮を総攻撃する・・。  と言うのはもう無いでせう。  イラクで未だにボロボロになっていますから、北朝鮮を攻撃する余力は無いでせう。  そして背後には中国が控えています。  幾ら戦争好きの米国でも中国と一戦を構えるにはかなりの覚悟が居るはずです。  もう静かに大統領の職を終わりたいと思っているGeorgeならなお更です。  結局チンピラ国家北朝鮮がごね得です。  こんな理不尽な話はありません。  拉致された家族の方は憤懣やる方ありません。

平成20年06月24日(火) 11:23pm(NZ時間)
■ 金融会社また破綻? St Laurence ■
おばんです皆さん。  今日も雨、雨、雨でした。  オークランドらしい天気でした。  それにしても良く降ります。  降るのはお金ではなく雨です。  風も非常に強いです。
St Laurence 金融会社の危機 「Finance company, St Laurence in trouble」
今度はウェリントンの金融会社、St Laurenceが危ないです。  客に対する支払いが期日どおりに出来ずに延滞を求めています。  融資は、既に停止したそうです。  同社が言うには、支払い不履行に至っていない。  ただ、2年間待って欲しいと言う事です。  物は言いようですね。  支払い不履行と言えば、確かに支払いを放棄した事になります。  支払い放棄ではないが、2年と言う期間待って下さい。  と言う事ですから支払い不履行ではないですね。  この支払い不履行と言う部分に「default」と言う皆さん御馴染みの英語が使われています。  何もしない状態と言う意味での「default」が日本でも一般的に使われています。  支払いに対して何もしない支払い不履行も「default」です。

話は戻りますが、St Laurenceは、約9千のお客さんに対して、約$240Mの支払い滞っているそうです。  「M」はMillionです。  つまり$240,000,000.00です。  2億4千万ドルです。  日本円に換算すると約200億円程度です。  私の総資産より少しだけ多いです。  同社の資金繰りが苦しくなった原因は、融資先からの回収が遅れているためだそうです。  不動産開発業者に融資した、それが回収遅延を招いているとしたらかなり危ないと思います。
それにしてもこれだけ多くの金融会社が破綻を続けていたら恐慌になってもお変しくない状況です。  勿論、その総額が決定的な要因になります。  幾ら以上破綻したら恐慌になるのか私は知りません。  幾ら以下なら現状維持できるのか私は分かりません。  NZの経済規模によるでせうが、偉い経済学者なら分かるはずです。  その辺まで突っ込んだ分析がこの国のどこかの機関で成されていてもお変しくありません。  今夜はこれにてごめん。

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平成20年06月23日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。  今日も雨、雨、雨でした。  オークランドらしい天気でした。  昨日、一昨日と2日続けて執筆をサボり大変失礼しました。  私事で申し訳ありませんが、私は10数年ぶりに風邪を引きました。  私は、いつも言っています。  かかったかな と思ったらパナドールと。  今回もコリャひいたなと思い直ぐパナドールを飲みました。  あぁ~それなのにそれなのに、何故か今回はきちんと風邪を引いてしまいました。  これも定めかも知れません。
でも、良く言いますね。  風邪は身体に良いと。  風邪を引く事により、身体の毒素を外に排出すると。  薬で強引に風邪を避けると言うのは本来邪道なのかも知れません。  でも私は、そうかも知れないと思いつつ今までずっとその邪道で風邪を撃退してきました。  今回は、一体如何なるカラクリか分かりませんが、パナドールも効果なくありがたき風邪を享受するに至りました。  これで身体を浄化する事が出来本当にありがたい事です。
と言っても大した事はありません。  ちょっとだるい程度で、熱も無いと思います(体温計が無いので計測不可)。  ただ、やっぱ何となく釈然としません。  このだるさは、やはり青春の成せる業と言えるかも知れません。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月20日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 安部晋三けっぱれ! ■
おばんです皆さん。  今日もパッとしない天気でした。  雨もきちんと降りました。  きちんとと言うかパラパラでした。
山崎拓と安倍晋三の喧嘩面白いですね。  私は、安倍さんの意見が当然と思います。  正論だと思いますし、拉致された家族の方の気持ちを考えると余りにも当たり前だと思います。  北朝鮮と国交正常化を計ろうとする山崎拓の考えが到底理解出来ません。  他国の国民を拉致するなどは、そもそも言語道断の犯罪です。  北朝鮮を絨毯爆撃したくなります。  北朝鮮は犯罪者国家です。
この私の考えは深い背景を何も知らない国民の一人としてごく当たり前の意見だと思います。  ただ、山崎拓と言う人は、何か奥深い考えがあるような雰囲気を持っている人です。  表面的に見える現象の裏と更にその先を見て言動しているようにも思われます。  但し、このような何となく感じる雰囲気と言うのかハイカラな言葉で言うフィーリングと言うのか、そのような何となくと言うのは決定的判断根拠には成り得ません。  事が終了した後で、実はあの時これこれしかじかの事情があり、あの時は言えなかった・・。  あの時、全てを言うと事が成就できなかった。  それ故に、国民の批判を自分自身が一身に受け止め決断する必要があった。
と後で言われて、あぁ~そうだったのか・・・。  と言う事が充分あり得ます。  特に深い配慮を有する有能な人間にはそんな事が良くあります。  外交となると言えない事が沢山あるのは良く分かります。  でも何か深い考えがありそうだと言う漠然たる期待で支持する事は出来ません。  山崎拓と言う人を個人的に良く知っていてあの人が言うんだから間違いないと言うのでしたら話は別ですが、私は彼と個人的な付き合いが一個もありません。  ですから表面的に見える現象で判断するしかありません。
そうすると現段階で正論を言っている安倍晋三を支持しなければいけません。  山崎拓が安部晋三を幼稚だと吐き捨てるにはそれなりに訳があるはずです。  一時的な感情でそのような事を言うほどグレードの低い人間ではないはずです。  彼はそれなりの物を持っているように思います。  それならば国民を納得させるだけの何らかの言質を示すべきです。  全てを言わずとも何らかの暗示でも良いです。  単純で蒙昧無知な国民の支持を得るのは難しいかも知れません。  でも全く判断材料が無ければ無知の一人として判断せざるを得なくなります。
世の中には口に出して言えない事が沢山沢山あります。  口に出して言うだけで自分の価値が下がる事。  口に出して言うだけで見込んでいた効果が半減する事。  個人的な人との付き合いではそれらを全て斟酌し相手を信じると言う事も充分あり得ます。  でも公人としての政治家の場合は、そうも行きません。  それが通用するほど国民は賢くありません。  国民は馬鹿です。  そんな馬鹿な国民は表面的に見える現象を持ってして判断せざるを得ません。
山崎拓よ!  俺は、お前の考えが全く理解できない。  だから俺はお前に反対する。  安部晋三よしっかり今のままやってくれ。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月19日(木) 10:13pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。  今日もパッとしない天気でした。  雨もきちんと降りました。  きちんとと言うかパラパラでした。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月18日(水) 10:12pm(NZ時間)
■ 21番目の破綻金融会社 ■
おばんです皆さん。  今日もパッとしない天気でした。  でも雨は降らなかったと思います。  北半球の夏至は、南半球の冬至のはずです。  それは、毎年6月21日前後だそうです。  と言う事は、1年で一番日の短い日がそろそろ訪れます。  それ以後は、1日1日と日が長くなっていきます。  最近は、5時半で暗くなります。
NZDominion Finance CEO Paul Cropp 「Dominion Finance set to become another casualty」
これは、本日付のThe National Business Reviewの或る記事の題名です。  つまりドミニオン金融がまた犠牲になるそうです。  写真の人は、同社のCEO(Chief Executive Officer = 最高経営責任者)であるPaul Croppさんです。  同社は、倒産(管財人管理下に置かれる)21番目の金融会社になりそうです。  21番目と言ってもこの2年の間に破綻して金融会社です。  無限に過去に遡る訳ではありません。  同社は、上場してまだ丁度2年ほどだそうです。  幸いな事に私は巨額な財産を同社に預金していませんでした。  私の巨額な資産は、畳の下に隠しています。  同社の焦げ付きは、約二十億ドルだそうです。  日本円に換算して約1,600億円前後です。  私の総資産より多いです。

下記がこの2年で倒産した金融会社です:
  1. May 2006: National Finance 2000 went into receivership, holding deposits of $25.5m on behalf of 2026 investors, some of which has been repaid.
  2. June 2006: Receivership was seen as best way to protect the interests of Provincial Finance debenture holder, who had invested $300m, some of which had been returned to them.
  3. August 2006: Tauranga-based Western Bay, owing more than $48m to investors, went into receivership. Debenture holders have recovered some of their money.
  4. July 2007: Specialist property financier Bridgecorp went into receivership, after defaulting on repayments of some term investments due to investors -- owing about $500m to 18,000 investors.
  5. August 2007: Nathans Finance went into receivership, owing $166m to around 6000 investors. Nathans was a wholly owned subsidiary of vending technology company VTL Group Ltd which announced it was insolvent due to a Companies Office investigation of Nathans.
  6. August 2007: Property Finance, which has debentures of over $80m and loans of over $630m, went into receivership reporting it was in deep trouble and unlikely to be able to honour its debts.
  7. August 2007: Five Star Consumer Finance collapsed, with receivers PriceWaterhouseCoopers (PWC) saying big loans in its $51m lending book were "outside normal lending practices". Its prospectus showed it owed $57.6m at March 31, 2006, in various dated debentures and had lent out $68.7m.
  8. September 2007: LDC Finance Ltd trustee Perpetual Trust called in PWC as receivers after a run on its funds. Its 995 depositors and debenture holders were owed $19.3m.
  9. September 2007: Nelson-based car finance firm Finance and Investments was placed in receivership with PWC by principals Andrew Harding and Murray Scholfield, owing 370 investors $16m. Finance and Investments received funding from LDC.
  10. October 2007: BDO Spicers were appointed receivers to Auckland-based financier Clegg and Co Finance. Clegg had around $15m of 500 investors' funds in debentures. Covenant Trustees said Clegg's trust deed had been breached to a "significant extent".
  11. October 2007: Auckland-based Beneficial Finance secured agreement from debenture holders for a moratorium on debenture payments. It had investors' funds of $24.2m at the end of March 2007.
  12. October 2007: Geneva Finance stopped taking deposits and put a moratorium on repaying debentures. It owed about 3000 creditors over $138m.
  13. November 2007: Capital+Merchant Investments was placed in receivership, owing about $190m to 7000 investors. Capital+Merchant Finance and Capital+Merchant Investments breached general security agreements with Australian company Fortress Credit Corp.
  14. December, 2007: Numeria Finance went into receivership with 480 debenture holders owed $6.7m.
  15. February 2008: MFS Pacific Finance, now OPI Pacific Finance, a unit of publicly listed MFS New Zealand, announced it had defaulted on loan repayments after its Queensland-based parent, MFS Ltd now Octaviar, said it would not provide further support. MFS Pacific has $335m invested by 12,000 New Zealanders.
  16. February 2008: MFS Boston, indirectly owned by MFS Ltd, called for a stay in redemptions from its $38.5m investors' funds until November 2009.
  17. April 2008: Lombard Finance and Investments, a wholly owned subsidiary of publicly listed Lombard Group, was placed in receivership. Lombard was seeking a moratorium on its loans -- $111m owed to debenture holders and $16m to holders of subordinated notes and subordinated capital notes.
  18. April 2008: New Plymouth-based Kiwi Finance Ltd placed in receivership on April 15.
  19. May 13 2008: Fairview New Zealand (formerly Cymbis New Zealand) (FNZ) placed in receivership, together with related company FP Holdings, by trustee Perpetual. FNZ, part of Capital+Merchant which collapsed in November, owes $6.9m to 797 stockholders.
  20. May 28 2008: Auckland based property financier Belgrave Finance called in receivers, owing over $20m to around 1000 debenture investors. The company's trustee is Covenant Trustee.
  21. June 17 2008: Dominion Finance Holdings (DFH) said it was mulling a moratorium on debenture repayments due to liquidity worries over subsidiaries, Dominion Finance Group and North South Finance. At March 31, debenture holders were owed $276m. DFH continued to trade profitably, with net profit for the months of April and May of $2.61m.
21個の倒産金融会社の説明を全部訳すのは大変ですので勘弁して下さい。  余裕のある方はご自分で訳して下さい。  と言うかこのHPを読んでいる人は、皆さん英語が堪能ですので和訳は不要だと思います。  しかし、上場金融企業でも潰れるのですから、次は銀行か・・?  まだそこまで行って居ないと思いますが、いつ何が起こるか分からないような雰囲気になってきました。  あなたも充分注意して下さい。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月17日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 最悪プロバイダー3人組 ■
おばんです皆さん。  今日もパッとしない天気でした。  夕方から雨もきちんと降りました。  でも冬だと言うのに暖かくて助かります。
NZの最悪3人組プロバイダー 今日のNZ HeraldにNZの代表的なインターネットプロバイダーの試験結果が載っていました。  発表した人は、Commerce Commissionです。  Commerce Commissionを日本語で言うと・・?  商業委員会・・?  どうもしっくり来ませんね。  でも他にもっと上手い訳が思い浮かびません。

NZで最大手のInternet Providerと言えば、Telecom(xtra)とVodafone(ihug)と相場が決まっています。  そしてこの2人が最悪の3人組に堂々と入りました。  それとSlingshotです。  インターネットに接続するまでに掛かる時間、ダウンロード速度、Emailの送受信に掛かる時間を計ったそうです。  そして上の3人が最悪3人組になりました。
プロバイダーも地域によって違うようですが、オークランドでは下記のような順位になっています。
* TelstraClear DSL. ↑ 良い
* MaxNet.
* Kiwi Online.
* Inspire.
* WorldxChange.
* Orcon.
* Slingshot.
* Vodafone(ihug).
* Telecom(xtra). ↓ 悪い
それにしてもwooshがこの順位に入っていないのが解せません。  wooshを使っている人も結構居るはずです。  それなりに名前を聞きますので。  最近、Telecomが凄い値下げしてADSLの加入を勧誘しています。  TVのCMで宣伝しています。  Vodafoneも同様です。  こりゃやばいと本当に思ったのかも知れません。  でももう遅いと思います。  最大手が最悪の1位と2位を占めていると言うのもNZらしくて面白いですね。  株主への配当と重役の年収にばかり気を配り客の事は一切考慮しないと言う固い信念に基づいた経営方針もそろそろ破綻するかも知れません。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月16日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ 原油・食料相場の高騰 ■
おばんです皆さん。  今日は、1日中雨でした。  オークランドらしい天気に戻りました。  この冬は電気不足になると警告されていましたがこの雨で電力量もある程度回復の見込みが立ったようです。  NZは、水力発電が多いそうです。  川の流れでタービンを回し発電しているそうです。  発電を雨の量に依存しています。  昨日は、記事の執筆をサボってしまいました。  すみませんでした。
数日前にNZの乳製品や食料の価格暴騰、世界的な食糧不足と価格暴騰の事を書きました。  それに対してご親切にEmailで背景を教えてくれた方がいらっしゃいます。  その方によりますと、最近の世界的な食料価格の高騰は投機の対象になっている為だそうです。  所謂商品取引と言う奴だと思います。  日本では商品先物取引と言うとヤクザな商売となっていますが海外ではれっきとした商売です。  日本のそれは商品取引仲介をやっている会社と人間の質が悪いのだと思います。  株は日本でも社会的な地位を得ていますが、商品取引になると駄目と言うのも変な話です。  でも実際に危ない世界のようですからそれは、日本で商品取引をやっている人種の考えがいけないのだろうと思います。  はずれくじを騙して引かせようとするかのようなやましい考えがあり強引なやり方で人に買わせて騙されたと言う印象を持たれているのだと思います。
商品取引と言えば、大豆とかゴムを良く聞きますが色んな商品があると思います。  金は、別分野なのでせうか?  いずれにせよ商品先物取引に投機筋が多く投資しているために相場が高騰しているそうです。  原油の次が食料になったんですね。  それでは食料と原油相場に資金が流れるようになる前は、何処に資金が流れていたのでせうか・・?  世界中の国債や株や預金でせうか・・?  住宅市場でせうか・・?  住宅市場からは、資金が引いているのは良く分かります。
それにしても最近の世界の情勢は、変です。  今までと違う動きになってきています。  何かが変・・?  と誰もが思い始めていると思います。  そうなんです。  何かが変なんです。  このまま、原油と食料価格の暴騰が続けば、生活出来なくなる人がどんどん増えていきます。  すると何かが起こります。  何かとは何か・・?  それは予想できません、私には。  でも良い事ではなく悪い事だと思います。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月14日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 平安が訪れますように ■
おばんです皆さん。  今日も曇天でしたが穏やかでした。  今日は小雨が一時降りました。  今日東北で強い地震があったんですね。  私は、今地震があったことを知ったばかりです。  被害状況は知りませんが、被害が少ない事を願います。  自然災害に対して人類は無力です。  ある程度防げたにしても限界があります。  今年は、色んな災害や事件が勃発する年だと言われてきました。  平和であって欲しいです。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月13日(金) 11:26pm(NZ時間)
■ 日本の衰退要因 派遣労働者 ■
おばんです皆さん。  今日も曇天でしたが穏やかでした。  暖かく静かな冬の日でした。
最近パッとしなかった桝添さんが、日雇い派遣を基本的に禁止する方向で検討すると言いました。  良い事だと思います。  最近、派遣会社の悪質な事件が続いていました。  昔の人足業です。  労働者に低賃金で仕事を斡旋して不当なピンはねをする手法です。  現在の派遣業の法律をきちんと遵守すれば問題が無くなるのかどうか知りませんが、不法行為が横行していた為に摘発された業者が何社も出たわけです。  つまり法律を破り日雇い労働者を不当に扱う余地が多分にある法律だったと言う事です。  秋葉原で狂った加藤智大のような日雇い労働派遣です。  企業にとって或いは、派遣業者にとっては良い法律ですが、そこで犠牲になっている人達が沢山出ています。
派遣業の法律よりも最低賃金を法律でガバっと上げれば、多くの問題は解決します。  日本の最低賃金がNZのそれよりも低いと言うのはどう考えてもお変しいです。  NZの最低賃金は、今年の04月01日より1時間当り$12.00になりました。  $12.00は、日本円に換算すると千円前後です。  日本は都道府県毎に設定されるそうですが、700円前後だそうです。  今までの日本では最低賃金などは殆ど関係なかったと思います。  何故なら、多くの労働者(肉体労働者、知的労働者、事務労働者全て)が正社員で最低賃金を圧倒する給料を支給されていたからです。  最低賃金が取り沙汰されるのはやはり日雇い労働者や短期アルバイトだけだったはずです。  ところが最近は、企業内で派遣労働者を正社員のように使いそれで居て最低賃金に触れそうな日当しか払わないようになった。  それで居て社会保障は一切なし。  企業や派遣業者は、いつでも斬り捨て可能。  これはかなり派遣労働者にとって極めて過酷です。  言うなれば好きなようにこき使われ手取りは雀の涙です。  この惑星上に存在する後進国にかなり近づいています。
これは日本人をかなり蝕み強いては日本と言う国を衰退させる大きな可能性を秘めていると思います。  以前の労働法に戻すべきです。  それも一刻も早く。  さもなくば、益々不幸な人間と悲惨な事件を増やす事に繋がります。  桝添要一、最初だけ気勢をあげてもう駄目かと思ってたけど、これからもっと気炎を上げろ!  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月12日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ Dairyの暴騰 ■
おばんです皆さん。  今日も曇天でしたが穏やかでした。  ここ数日オークランドらしからぬ天気が続いています。  普通、オークランドと言えば雨と風と相場が決まっています。  でもこの2~3日は雨、風が殆ど無く曇りがちで時々お天道様が顔を出し、適度な湿度がある。  冬としては、とても理想的な天気です。  日本はもう入梅したのでせうか?  日本と十羽一絡げにしてはいけませんね。  北海道から沖縄まで随分と気候が違います。
最近時事関係のTVを見ると乳製品の暴騰について随分と騒いでいます。  NZ最大の酪農製品販売大手のFonterraの偉い人もTVに出て責められていました。  彼等も何らかの値上げ理由があって値上げしているのでせうが、その背景が良く分かりません。  牛の食べる草は、費用が変わらないと思います。  配送に使われるトラックに消費するガソリン代が暴騰しているのは分かります。  でもそれだけじゃ、2リットルの牛乳が$5近くにもならないと思います。  他にも我々には分からない値上げ要因があるのかも知れませんが、酪農の本場NZがこれじゃ世界的な食糧不足になっても不思議ではありません。  ところで、この世界的な食糧不足の原因は、何なんでせう・・?  どこかの国で災害でもあったのでせうか・・?  中国の四川省の地震前から食糧不足と食料価格の暴騰が取り沙汰されていました。  何が原因なのか良く分かりません。  燃料の異常な値上がりと食料と生活の根幹に関わる部分ですから不安です。  もう以上の値上がりは起こって欲しくありません。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月11日(水) 09:28pm(NZ時間)
■ 住宅ローンと個人所得税の減少 ■
おばんです皆さん。  今日は、曇天でしたが穏やかでした。  今日も湿気が多少あったようです。  穏やかな雰囲気は適度な湿気がもたらすと分かりました。  適度な湿気と蒸すのは違いますので悪しからずご了承願います。
NZの銀行は、住宅ローンの固定金利を軒並み下げています。  今日のニュースで固定金利を下げたと発表されたのは、ANZ Bank, National Bank, TSB Bank and Kiwibankの4行です。  しかし、先週既に下げている銀行が2行あります。  その2行とは、ASBとWestpacです。  言うまでも無くこれは、NZ準備銀行(RBNZ = Reserve Bank of NZ = NZの中央銀行、中央銀行とは日本の日銀のような国家の銀行)が今年の後半に政策金利(OCR = Official Cash Rate)を下げそうだと言う予想に基づいてです。  でもRBNZが実際に金利を下げる前に、市中銀行が金利を下げるのですから凄い敏感な動きです。  日本でもこのように日銀の金利動向を先取りして金利を変動させる事があるでせうか・・?  無いのではないかと推測します。
ANZとNational Bankは(この2人は同じ経営資本、ANZがNationalを3~4年位前に買収)、主力となる2年固定金利住宅融資を9.2%に下げました(今まで何%だったのか不明)。  1年物は、下がって9.4%になりました。  3年、4年、5年固定金利住宅ローンは、下がって9.1%になりました。  Kiwibank(NZの郵便局が運営している銀行、郵便局と言っても民営化されている)は、3年固定金利住宅ローンを9.2%に下げました。  4年物と5年物は、9.3%になりました(今まで何%だったか不明)。
ここから話が変わります。  個人所得税の変更の話です。  下記の表の如く、今年2008年10月01日から実施されます。
現行所得税率 2008-10-01より
15% 年収 0 - $9,500 12.5% 年収 0 - $14,000
21% 年収 $9,501 - $38,000 21% 年収 $14,001 - $40,000
33% 年収 $38,001 - $60,000 33% 年収 $40,001 - $70,000
39% 年収 $60,001以上 39% 年収 $70,000以上
この税率で行くと政府の税収は減る事になります。  ですから減税だと言いたいのでせうね・・。  でも体の良い子供だましの如きです。  今までNZの高額所得者は、年収で6万ドル以上(約480万円)でしたが、これからは7万ドル以上(約560万円)です。
でも注意すべきは、2010年04月01日と2011年04月01日にまた税率の変更があると現段階で既に宣言している事です。  そして更に注意すべき事は、その時の税率は間近になったら発表すると言うのですから一体何を企んでいるのかと思います。  怖ろしくなります。  また、上の表でお分かりと思いますが、年収ゼロから始まっています。  つまりほんの雀の涙でも労働して稼いだら税金を払わねばなりません。  逆に高額所得者の税率は、39%で頭打ちです。  これでお分かりと思いますが、NZは貧乏人に厳しく金持ちに優しい国です。  と言うと語弊があります。  何故ならNZでは社会保障がかなりしっかりしているからです。  貧乏人にはそれなりの手当てが支給されますが、その金額や料率は知りません。  こんな事を書くと日本に居る金持ちがどっとNZに押し寄せるかも知れませんね。  良いですよ、どんどん来て下さい。  日本人は大歓迎です。  但し、英語も分からない西洋の生活習慣も分からない、何もかも分からない尽くしだとまたどこかの国民のように、Kiwi達の不評を招きますので英語くらいは多少話せるように成って来てください。  或いは専属の通訳を雇って常に同行するのでも良いです。  今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になる事を願っています。

平成20年06月10日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ Guten Abend ■
おばんです皆さん。  今日も穏やかな天気でした。  昨日、今日と2日続けて朝が暖かかったです。  オークランドには珍しくちょっと湿度が高目のようでそのせいだと思います。  冬に湿度が少し高めだと不思議と気持ちが穏やかになります。  明日も平和な1日になる事を願いつつ寝ます。  おやすみなさい。

平成20年06月09日(月) 10:51pm(NZ時間)
■ Manchester マンチェスター ■
おばんです皆さん。  今日は穏やかな天気でした。  もうそろそろ冬至だと思いますが、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。
今日私の会社に突然ある業者が来ました。  怪しい業者じゃありません。  と言うか立派な会社の人間でした。  その彼の英語を聞いて直ぐ英国人だと分かりました。  それでUKのどちらですか?  と聞くとManchesterですとの事。  Coronation Streetの街だと言ってました。  Coronation Streetと言うのはNZで放送しているUKのTVドラマです。  兎に角、聞き取りにくい英語なんです。  あぁ~あの英語凄く分かりにくいですねと言うと、はい訛りがかなり強いです、と言ってました。
ところでManchester Unitedはどうですか?  と聞くと、UKのPremier Leagueも欧州リーグもどっちも優勝したと言ってました。  へ~そりゃ凄いですね~!  と私は言いました。  ところで、今ベッカムは何処でプレーしてるんですか?  と聞くとアメリカのLAとか・・。  へ~アメリカじゃFootball何て全然盛んじゃないのに変ですねと言いました。
本当にアメリカは不思議な国です。  どうしてあの国ではサッカーじゃなくてアメリカンフットボールなんでしょ?  ラグビーでもない。  サッカーと言えば、欧州と南米です。  その欧州の移民が作った国でどうしてサッカーが栄えなかったのか・・?  実に不思議です。  それとクリケット。  米国ではクリケットじゃなくて野球です。  昔の英国の植民地はどこでもクリケットが盛んです。  勿論NZでも盛んです。  ひょっとしたら、米国はUKから独立して独自性を出したいが為に、敢えて英国的習慣を変えたのでせうか・・?  良く分かりませんが、どっちでも良いです。
話はManchesterに戻りますが、NZでは寝具の事をManchester(木綿製品)と言います。  私は前からの疑問をここで解消しようと彼に聞きました。  寝具製品をManchesterと言うのは、Manchesterが寝具の生産で有名だったんですか?  と聞いたらやはりそうでした。  昔Manchesterには、木綿畑が沢山あって木綿製品の生産が盛んだったそうです。  今は、もうすっかり廃れたそうですが。  この話を聞いて、ちょっと上州の桑畑と養蚕業を思い出してしまいました。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月08日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。  秋葉原で通り魔事件ありましたね。  このような理解できない悲惨な事件、やはり増えているようです。  訳の分からない犯罪に巻き込まれ被害に遭ったら堪りません。  犯人の精神状態は、まだ分からないようですが最近の日本では不可解な事件が多すぎます。  日本と言う国の精神が病んでいるのでせうか・・?  勿論、大多数の人がまとものはずですが、変質者の割合が増加しているような気がします。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月06日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ 鯨の食物連鎖 ■
おばんです皆さん。  今日は朝曇っていましたが、午後から晴れました。
私は、昨日お客さん(Kiwi)と食事をしました。  そのお客さんは男性です。  西洋では男女の対(ハイカラな言葉で言うとカップル、一昔前のハイカラな言葉で言うとフランス語のアベック)で行動する事が一般的な習慣となっています。  特に夜に外で食事をする場合は、尚更です。  そのお客さんを食事に誘う時、私は奥さんも一緒にどうぞと言いませんでした。  私がそこまで配慮しなかったのか、或いは西洋のしきたりを忘れていたのかどうも自分でもよく分かりません。  奥さんの事を言うまいかどうしようかと迷ったのは憶えていますが・・。  でもお客さんは、やはり奥さんを連れてきました。  彼らの習慣からすると当然です。
こちらも夫婦で参上するのが礼儀です。  若し、結婚していなければ彼女か彼氏と一緒に行くのが礼儀です。  西洋社会では、人と交流する時は常に男女が対で行動する事が習慣です。  でもこちらは男2人でした。  そんな訳で一緒に食事をしました。  その時初めて知りましたが、そのお客さんはスイス人でした。  奥さんは南アのダーバンの人でした(白人)。  実はどちらもKiwiではありませんでしたが、NZでは良くある事です。  それにしてもNZには南ア人がとても多いです。  私が日本に居た時勤めていた会社も南アと深い関係がありましたが、私は南アと何か深い縁でもあるのでせうか・・?
旦那の方が私に聞きました。  鯨を食べた事があるかと。  来たなと思いましたが、相手は礼儀をわきまえているので私を責める気持ちが無いのはその口調で分かりました。  私は、子供の頃食べた事があると答えました。  今は、買える所が非常に限られていてまず買えないと添えました。  鯨って美味しいの?  と聞かれましたが、まずいと答えました。  あなたは、鯨を美味しいと思いますか?  鯨を美味しいと言って求める人は余り居ないと思うのですが如何でせうか・・?
鯨は、敗戦直後進駐軍が貴重な蛋白源として奨励して我々は食べるようになったとも説明しました。  敗戦後の日本は何も無い焼け野原で食べ物も産業も何もなく廃墟になった。  その中で進駐軍は鯨を食べる事を勧めたと説明しました。  彼らは成るほどと納得しました。  日本人は元々肉を食べる習慣は無いとも言いました。  牛肉や豚肉は人の身体にとっても良くないとは言いませんでしたが、私は子供の頃から野菜と魚介類だけを食べて育ったと言いました。  本当は肉を食べたかったがかぁさんが肉などは料理として滅多に出さなかったと言いました。
でも、鯨は植物連鎖に含まれているのでせうか・・?  人類意外に鯨を食べる動物がこの惑星の自然界の中で存在するでせうか・・?  恐らく居ないと思います。  例えば、鮫が集団で鯨を攻撃し殺して一気に鯨を食べ尽くすと聞いた事がありません。  私が聞いた事が無いだけで自然界ではそのような事が起こっているのかどうか・・?  でも良く考えてみると不思議ですね。  この惑星の自然界は、実に巧妙に出来ています。  草食動物を肉食動物が食べて、肉食動物は他の肉食動物に食べられ最後には老衰する。
と言う事は、動物も必ずしも食べられるとは限らない訳です。  例えば、ライオンを餌としている動物は居ないはずです。  ライオンは最終的な位置に居るのでせう。  人間は、何でも食べて良いのでせうか・・?  例えば、ライオンさんや虎さんや象さん鯨さんなど、自然界の動物の餌食になりにくい動物を人間は食べる権利を与えられているのでせうか・・?  若し、そうだとすると人間を食べる動物が居てもお変しくありません。
そう言えば、ハイエナや禿げたか(う~んこの名前は出したくなかった)など自然界には死骸を食べる生物も居ます。  人間やライオンや象や虎も死んでから食べられるとしたら自然界の回収周期(ハイカラな言葉で言うとリサイクル)に組み込まれているのですね。  生きたまま食べなければいけないと言う道理はありません。  死んでから食べれば良い訳です。  人も死後埋葬されずに野原に放置されていれば、動物も鳥も虫もありとあらゆる生物が美味しく食べてくれます。  彼らにとっては貴重な栄養源になりえます。  さすれば、鯨も生存中に食べられる事は無いにしても、死して海中の生き物の為になるのでしたらあれだけでかい図体をしていても、充分にその役割を果たしているのだと思います。  何も生きたまま食べる必要は、無いわけです。  今日は素晴らしい発見をしました、これを書きながら。  今宵があなたに取りまして素敵な金曜の夜になる事を願っています。

平成20年06月05日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ 中国と言う国 ■
おばんです皆さん。  今日はとても良い天気でした。  昼間外に出ると暖かかったです。  でも室内は寒かったです。
++Quote
2008年6月3日、新華社通信(電子版)は、四川大地震の救援活動を契機に中国国民の間で起こっている「日本ブーム」について報道し、「援助に感謝しても歴史は忘れるな」と日本に手放しで融和的な態度をとることにクギを刺した。
四川大地震では、日本の国際緊急援助隊が発見した遺体に黙祷する姿が報道されたことで、中国国民の間に「日本に感謝する」との声が巻き起こった。【 その他の写真 】
新華社配信の記事では、こうした「日本感謝」ブームについて、「日本に対する新しい見方が生まれているようだが、こんな時こそ冷静に」と呼び掛け、「日本人は思ったより『悪くない』という中国人が増えているが、我々が今感じているほど『素晴らしい』とも限らない」と手放しのブームをけん制した。
Unquote++
上記の文言は、今日のYahoo Newsにあった記事です。  なんか哀しくなりますね、と言うか中国人があわれに思えてきます。  中国政府が「日本人は悪人だ」とずっと教えてきた事は良く分かりますが、彼らは世界の事をありのまま見る事出来ないのです。  今まで、日本人は悪い人間だと心の底から100%信じて来たと良く分かります。  私も学校で日本人は極悪非道の人間であるかのように習いましたが・・。  他の東南アジアの人たちは、日本人を悪人だと言う人はまず居ません、私の経験上では。  恣意的な歴史教育の成果がこれ程、成功している国は、中国と朝鮮半島だけだと思います。  と言うかそんな偏向した歴史教育をしている国は他にないと思います。  あっ!  もう一つありました。  それは我が祖国日本です。  日本も日本人は極悪人だと言う教育をしています。  そして日本と日本人はとんでもないひどい人間だと言い続けている日本人が沢山います(徐々に劣勢になってきましたが、最近)。  もうええ加減に日本を憎む日本人は日本から消えて欲しい。  悪いところがあったら反省するのは、当然にしてもいつまでも祖国を恨み憎むのは止めて欲しい。  もう沢山だ。  精神衛生上良くない。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月04日(水) 11:49pm(NZ時間)
■ 明日OCRの見直しです ■
おばんです皆さん。  今日は朝雨でしたが、午後から晴れました。  ニュージーランドなんとかと言うHPの天気予報では快晴だったのに朝から雨でした。  何か当てにならない天気予報ですね。  オバマさん遂に民主党候補確定しましたね。  ヒラリーさんは、まだ僅かな望みを捨てきれないようです。  私はもう表舞台から身を引くと言えばそれで終わりですが、今のところはどうするか分からないと言っています。  つまり副大統領候補として指名されるのを期待していると思います。  私がオバマさんなら彼女を副大統領候補として共和党と争いません。  でも驚いたのは、今のところの世論調査ではオバマさんが共和党のマケインさんを支持率で上回っていると言うではないですか?!  民主党内の身内の争いではヒラリーさんを下したとしても共和党と争ったら全然競争にならないと思っていましたが、このまま行くとひょっとするのではないかと思ってしまいます。  益々暗殺の危険性が大きくなるかもしれません。  最後まで無事に戦って欲しいです。  恣意的且つ悪意ある力が働かない事を願っています。
明日、2008年06月05日(木)RBNZ(NZの中央銀行、Reserve Bank of NZ)が政策金利の見直しをします。  恐らく8.25%に据え置きのはずです。  中央銀行総裁のBallardさんは、2ヶ月くらい前までは来年の初めまで8.25%を下げる事は無いと断言していました。  しかし、ここ1ヶ月くらいの経済動向がかなり怪しくなってきたので年内の第4四半期には金利を下げるかも知れないと言う声が巷で流れてきました。  原材料、食料、燃料の高騰がひどいです。  値下がりしてるのは不動産です。  このまま行くと不景気になるのは間違いない様子なので年内に政策金利は、下がる可能性が出てきました。
今後のNZはどうなるんでせうね・・?  1999年~2000年当時のように金利、不動産、為替相場、全てが落ち込むのでせうか?  今年の11月には総選挙です。  また国民党が貧乏くじを引く時が来ました。  労働党は良いところを全部持って行きましたからもう何も残っていません。  減税をやって、財源が少なくなったところで景気対策出来るかな・・?  野党に転落した労働党は、与党の国民党が無能だと言ってまた批判ばかりしていれば良いかも知れません。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月03日(火) 10:11pm(NZ時間)
■ Double Standard ■
おばんです皆さん。  今日はとても良い天気でした。  雨は一滴も降りませんでした。  たまにこんな日があっても罰は当たらないと思います。
いよいよ今日で米国の民主党候補が決まりますね。  ヒラリーさんの粘りと言うのか執念にはちょっと驚きました。  体勢が、ほぼ決して暫く経ちます。  多くの有力者がヒラリーさんにもう降りなさいと言って来ました(報道を介して)。  それでも私は絶対最後まで戦うと言うあの強い信念と言うのか執着心と言うのか頑固と言うのか凄いとしか言いようがありません。  多少でも優柔不断な部分が心にあれば迷っていたはずです。  たまには弱音を吐いてもお変しくない場面があったはずです。  実際、彼女は人前で泣きべそをかきました。  政治家としては決してやってはいけない事を彼女はやってしまいました。  折角逞しく強い人間だと思われていても、涙を見せてしまったらなぁ~んだ、あぁ見えてもやっぱり女なんだと国民は思ってしまいます。  特にアメリカ人は、その辺は厳しいはずです。  実際に米国の軍部が、女は泣き虫だから司令官としては戴けないと言っていました。
政治は理性で行わないと困ります。  感情に左右されていては国家を冷静に舵取り出来ません。  泣くのは感情です。  ですから政治家が泣いてはいけないと米国では良く言うそうです。  日本の政治家で泣いたのは純ちゃんですね。  彼が総理大臣だった頃、ブラジルを訪問した時、日系人の農園を訪ねました。  その時、日系人が泣きながら純ちゃんを迎えたそうです。  そのやや後、場所と時間が変わりどこかの会場で彼は演壇に立ちました。  その時の彼の顔は、引きつって号泣していました。  余程感動し感慨深かったんだと思います。  私は当時海外版NHKを有料で見ていました。  純ちゃんが泣く、その場面をニュースで見て私はびっくりしました。
ほろっと涙がこぼれる程度じゃありませんでした。  将に号泣で演壇上に肩肘を付き、泣き崩れていました。  顔も変形していました。  あれ程、露骨に感情むき出しに政治家が泣く姿を私は見たことがありません。  でもその場面を見ていて私もぐっと来ました。  この人はこんなに感情豊かなのかと思いました。  若い頃は音楽家を目指していてもお変しくなかったそうですから感性豊かな人なんだと思います。
Double Standardはいけません。  Double Standardとは、基準が2つある事です。  Standardとは基準と言う意味です(この場合は)。  ある時は、これはいけない。  しかし、時と場合によってはそれが良いと言う。  2重の基準です。  でも辛くて泣くのと、感動して泣くのは、はたから見ていても違う印象を受けますね。  良くありませんね、はい。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月02日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 映画界デビュー ■
おばんです皆さん。  今日も、パッとしない天気でした。  雨、晴れ、曇りが満遍なく盛り込まれていました。  今日は、エリザベス女王2世の誕生を祝う日で祭日でした。  2~3日前に書きましたが、彼女の本当の誕生日は4月21日です。
私は今日映画の撮影に行きました。  私は「Russian Snark」と言う映画に出ていますので見て下さい。  世界配給です。  ストリップの女性を見ながら飲んでいる日本人が私です。  今、明かされるKiwidream1997の実態!  とうとごろうじれ!  勿論私は主役です。  と言いたいところですがひょっとしたらExtraかも知れません。  はたまた、今晩5時間近く拘束され辛抱強く待ちそして撮られたあのシーンがひょっとしたらカットされるかも知れません。
いずれにても私は、もう直ぐハリウッドから声が掛かると思います。  NZ映画、アメリカ映画と変遷を続け、果てには日本映画界が私に出演を請う日が近いです。  そうするとこの記事も毎日書けなくなるかも知れません。  そんな事が許されるはずがありません。  ですから私はハリウッド出演を断ろうと考えています。  今夜はこれにてごめん。

平成20年06月01日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。  今日は、パッとしない天気でした。  時々晴れ間も出ましたが雨も降りました。  今日から6月ですね。  明日は月曜日ですが、女王陛下の誕生日を祝う国民の休日です。  ところでGoogleのお気に入りアイコンが2~3日前から変わりましたね。  今回のも中々良い感じです。  昨日は執筆をサボってしまい失礼しました。  その埋め合わせに今日はちょっと長めで意味深い記事を書きたいのですが、残念ながら発想が活性化されていません。  頭の動きが鈍っています。  すみません。  今夜はこれにてごめん。

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