コラム集
気まぐれ草紙古文書館 - September 2008.
当ページを立ち上げた日 平成20年09月02日(火)
平成20年09月30日(火) 11:59pm(NZ時間)
■ 歴史的瞬間 ■
お晩です、皆さん。
今日も少しだけ雨が降りました。
今朝は、驚きました。
まさか、米国の7000億米ドル法案が否決されるとは思いませんでした。
政府、与野党、上院下院議長が喧々諤々の議論を重ねて合意に達した妥協案が潰れるとは・・?!
潰れた事は良かったです。
驚いたのは、あれ程に議論を重ねて詰めた法案が下院で否決されると言う事態に驚きました。
それも与党である共和党に反対者が多いのですから、与野党もへったくれも無い感じです。
皆さん、11月04日の選挙で落選したくないのです。
巨額税金投入に反対する地元選挙民の顰蹙(ひんしゅく)を買ったら落選するのは眼に見えています。
Wall Streetの億万長者たちを救う為の税金は、不要。
それよりもMain Streetの庶民を救え。
これは、納得です。
ただ、世界経済が同時不況に陥る危険性を錦の旗印にしていますが、どっちにしても米国経済と財政は破綻します。
税金を投入しても、破綻するのです。
それならWall Streetと世界の投資家億万長者と米国政治家をガッポリ儲けらせる巨額税金投入は、避けた方がずっと賢いです。
米国国民は、一見近視眼的かも知れませんが結局正しい主張をしています。
ですから、金融救済措置法案否決は良かったのです。
でもGeorge一派は、必死ですから益々危機感を煽る作戦を強化すると思います。
米国の政治家も自分の選挙の事ばかり考えるのは、視点がさもしい気もしますが、今回の場合はその方が良い結果を生みます。
選挙民の怒りを静粛に受け止め、George一派の電話攻勢に負けてはいけない。
ちょっと心配なのは、いざとなったらGeorgeがとんでもない事をしでかすかも知れない。
何でも非常事態宣言を10月中に出すそうな・・?
株式市場の閉鎖と金融取引を制限し、大統領選挙延期とか・・?
現実にそうなるかどうかは分かりませんが、10月中にいずれにしてもGeorgeはとんでもない事をやりそうです。
今まで悪事の限りを尽くしてきた悪代官の最後のあがきのようです。
印籠を渡す、水戸黄門は現れるか・・?
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月29日(月) 09:07pm(NZ時間)
■ 取り合えず一段落 ■
お晩です、皆さん。
今日は雨が降りました。
最近は良い天気が続いていたのでたまには許せます。
でも今朝はとても良い天気でした。
それで天気予報が雨なので変だと思ったんですが、結局当たっていました。
昨日は執筆をサボりました。
失礼しました。
漸くアメリカ政府の救済措置法案が合意に達しましたね。
これから米国議会で可決されるはずです。
リーマン・ブラザーズを狙い撃ちにして倒産させ、さぁ~大変だこのままだと大恐慌になると恐怖感を煽るやり方、今回はちょっと思惑がはずれました。
金融は戦争とは、ちと勝手が違いましたね。
Georgeのリーマン・ブラザース見せしめで思いっきり国民の危機感を煽り、一気に思い通りに金融救済措置法案を可決に持ち込もうと言う企みは、或る程度健全な意見が上下両院の銀行委員会で噴出したのと、米国世論が想像以上に強行に反対したため、たじろぎました。
そして7000億米ドル(約75兆円相当)と言う巨額の税金を湯水のように使おうと言う目論みは、或る程度阻止されました。
米国の国民と議会は、予想以上に健全でした。
こんなに巨額の税金を投入するのですから、救済対象になる金融機関に条件をつけるのは当たり前です。
それなのに、その条件さえも無しに、兎に角、俺たちの好きなように7000億米ドルを使わせろと言うのが、George、FRB(Federal Reserve Board = 米国連邦準備制度理事会)議長のバーナンキ、財務長官ポールソンの言い分でした。
しかし、かなり条件がついたので彼らもちょっとがっかりだと思います。
取り合えず、救済措置法案がまとまったので金融市場は、それなりに小康状態を取り戻しています。
しかし、巷間で取り沙汰されているところでは、本当の危機はこれからだそうです。
金融や経済の専門家の多くは、米国の金融市場は崩壊し経済は、破綻すると予想しています。
そして米ドルは、暴落する。
そして世界の経済地図は、塗り替えられる。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月27日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ 明日から夏時間 ■
お晩です、皆さん。
明日と言うか今日の深夜と言った方が良いかも知れませんが夏時間が始まります。
実はニュージーランドでは夏時間(Summer Time)とは言いません。
昼時間節約(Daylight Saving)と言います。
UKでは、Summer timeと言うそうです。
米国では、Daylight Savingと言うそうです。
意外な事にニュージーランドは米国式呼称を採用しています。
不思議ですね。
若し、あなたが今ニュージーランドに居て、明日誰かと会う約束をしていたら、どちらかが1時間遅れるか或いは両方が遅れると思います。
ニュージーランドに来たばかりの2人が明日約束をしたらどちらも冬時間のままで恐らく時間のずれは無いと思います。
1人が夏時間に慣れていて、もう一人が夏時間初心者だとしたら2人は会えないか或いは、会えたとしても1時間のずれが生じる可能性が大です。
気をつけて下さい。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月26日(金) 11:48pm(NZ時間)
■ 又米国の銀行破綻 ■
お晩です、皆さん。
今日もまぁまぁの天気でした。
雨も降りませんでした。
明後日の日曜の深夜2時から夏時間が始まります。
土曜の夜になり、真夜中まで起きていて日曜に日がまたいで、2時になったらその瞬間が3時です。
2時になったら瞬時に3時になっています。
ところで夏時間になったら1時間早くなります。
1時間早くなるって実際にはどのようになるのでせう・・?
今までより朝1時間長く寝れるのでせうか・・?
それとも朝1時間早く起きないといけないのですか・・?
答えは1時間早く起きるです。
今週は、アメリカの金融救済策法案は決着がつきませんでしたね。
GeorgeとFRB(連邦準備制度理事会)と米国財務長官は、緊急に救済措置法案を議会で承認しないと大変な事になると危機感を煽って議論の時間を与えないように必死です。
でも上院銀行委員会は、結構慎重です。
まぁ、当たり前ですね。
一つ間違えばとんでもない大失敗になる可能性が大です。
そんな事を言っている内に、ワシントン・ミューチュアルと言う銀行が昨日倒産してしまいました。
JPモルガン・チェースが19億ドル(約2000億円)で買収したそうですから大混乱には至らずに幸いでした。
預金取り扱い銀行としては、史上最大の破産だそうです。
参考までに申し上げますと、全ての銀行が預貯金業務を行っている訳ではありません。
倒産したリーマン・ブラザーズのように企業専門の株・債権・企業売買などの仲介手数料を主な業務とし、預貯金を扱っていない銀行もあります。
このような銀行は、投資銀行と言うそうですが、日本では余り馴染みがありませんね。
日本で敢えて言うなら投資信託銀行です。
日本の銀行はどこでも、個人も相手にするので、銀行なら個人顧客でも企業顧客でも誰でも相手にすると言う印象があります。
海外では個人を相手にしない法人専門の銀行もあります。
中国のメラミン、世界中に影響が拡大しています。
ニュージーランドは、特に悲惨です。
ニュージーランド最大の企業、Fonterraは、三鹿集団の株を43%保有し取締役が3人も就任しているそうです。
これから中国は益々窮地に追い込まれると思います。
米国市場向け輸出が激減し、米国以外の国への食料輸出も急落する。
米国市場輸出が激減するのは日本も同じです。
つまり、世界中が苦しみます。
でも米国は、7000億米ドル(約73兆円、これは日本の国家予算とほぼ同額)などと言う巨額な税金をつぎ込まない方が懸命です。
どっちにしても米国の金融崩壊は避けられません。
それなら何もしないほうがましです。
国民を個人的に救済する為に税金を使ったほうがずっと効果的です。
年収数十億円の責任者が居る博打銀行を救済しても国民の為になりません。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月25日(木) 11:40pm(NZ時間)
■ 虫付き無農薬野菜 ■
お晩です、皆さん。
昨日も雨が降らなかったと書きましたが、間違いでした。
昨日は、雨が降りました。
ごめんなさい。
今日は・・?
確か、降らなかった・・?
人は、確かでない時「確か・・?」と言う枕詞をつける。
私は、普段余り野菜を食べません。
でも世間の人は、人間の身体には野菜が必要だと盛んに言うので努めて食べるようにしています。
ニュージーランドでキャベツ系野菜を買うと大抵虫さんが住んでいらっしゃいます。
無農薬なのか、有機栽培なのか良く分かりませんが、虫さんは健在です。
若し、野菜を切ったり洗ったりしている時に虫を見つけたら、私は虫さんに何処かへ行ってもらいます。
でも殺しません。
虫命尊重の信念です。
私が見つけることが出来る虫さんは、人で言えば小学生以上くらいなのでせうか・・?
幼稚園児なら発見できるかどうかしりません。
でも卵でしたら気がつかずにそのまま食べている可能性が大です。
ですからニュージーランドで生野菜を食べていると体内に回虫を生育している可能性がかなり高いです。
昔、私が小学生の頃検便がありました。
嘘も方便、学校で検便と言う奴です。
学校の先生が、マッチ箱に少しだけウンコを入れて持ってきなさいと言っていました。
でも私は、マッチ箱の蓋を閉めるのが大変なくらい沢山のウンコを入れて学校へ持って行った事を憶えています。
今でしたら洒落たプラスチックの容器が支給されるのでせうね。
それで回虫検査をしていた訳です。
昔の日本では農薬を使っていなかったと言う事です。
でも30歳の私が無農薬野菜の日本に生きていた・・?
ちょっと変な気もしますが余り深く考えない事。
そんな社会背景もあり、当時の小学校では子供たちに時々、虫下しを飲ませていました。
家で飲んでいたのかも知れません。
でも良く考えると当時は、大人も当然回虫を体内で生育していたはずです。
大人は自分で虫下しの薬を飲んでいたのか、或いは気にせずにずっと回虫と同棲していたのか知りません。
ニュージーランドでは、現代でも大人も子供も体内に回虫を養育している可能性が大です。
彼らが虫下し薬を飲むのはどうも想像出来ません。
でもひょっとしたら飲んでいるかも知れません。
私の腹が今日どうも変だったのです。
どうも下痢気味でトイレへ行って、用を済ませてもすっきりしません。
変だ・・変だ・・と考えて、ひょっとしたら子供の頃経験した回虫か・・?
と言う考えに至った次第です。
明日薬局へ行って虫下しの薬を買いたいのですが、虫下しの薬って英語で何て言うのでせう・・?
こんな場合は、辞書で単語を調べても大抵は無駄な場合が多いです。
こんな場合は、状況を説明します。
例えばこんな風に・・・ 薬局のお姉さんに向かって「お姉さん、野菜好き?」。
すると彼女はこう応える「へへ好きよ」。
私は、こう言う「そんじゃお姉さんは、腹の中で虫を養殖してるでしょ?」。
彼女はこう答える「う~ん かもね、アハハ」。
私は、こう言う「虫の養殖を辞める時飲む薬ある?」。
お姉さんはこう答える「あぁ~あるわよ これ」。
私は、言う「あぁ~それ頂戴」。
薬を買った後で、その薬の名称を詳細に読む。
今夜は悪夢にうなされそうだ。
おやすみなさい。
平成20年09月24日(水) 11:57pm(NZ時間)
■ まだまだ続く金融危機 ■
お晩です、皆さん。
今日も曇りでしたが雨は降りませんでした。
いよいよ夏時間が始まります。
今度の日曜からです。
最近は、この話ばかりで申し訳ないですが、米国の金融危機です。
7千億米ドルの税金投入、やはり世論は疑心暗鬼ですね。
アメリカの上院議会も馬鹿ではないようです。
ロイターの英文記事を読むと結構まともな意見が出ています。
財務長官のポールソンとと連邦準備制度理事会の総裁のバーナキンは、急いで財政出動しないと危ないと盛んに危機感を煽っていますが、そうは問屋は卸さないようです。
結構健全な制御機能が稼動しているようです。
そりゃそうですね。
7千億米ドルの税金を好きなように使わせろと言うのですから、今までの間違いを見てきたら素人でも危ないと思うのですから政治の専門家が慎重になるのは当たり前です。
これからどんどん破綻する金融業者が出てくると思います。
その時にどうなるかですね。
かなりやばい。
ところで、米国連邦準備制度理事会と米国連邦準備銀行です。
FRBと言う略でこの2つがあるのでどうも腑に落ちないので調べたら、Federal Reserve Board(FRB = 連邦準備制度理事会)とFederal Reserve Bank(FEB = 連邦準備銀行)がありました。
恐らく一蓮托生なのでせう。
連邦準備銀行を運営しているのが連邦準備制度理事会だろうと推測しています。
つまり同じと考えて間違いないようです。
でもこれくらいの解説を日本の新聞がしてくれても良さそうに思いますが、彼らはその辺の感性が全く無いようです。
まぁ、今に始まった事じゃありません。
三菱と野村、大丈夫なんですかね・・?
三菱UFJがモルガン・スタンレーに出資し、野村はリーマン・ブラザーズの部門を買収とか・・。
人事(ひとごと)ながらちょっと心配になってきます。
もう破綻したビジネスモデルと言われているやり方をまさかまだ通用するなどと思っていないでせうね。
これから時間が経てば又同じやり方で焼き回しが効くなどとは思っていないはずです。
彼らもプロです。
そんなド素人のようなミスを犯すはずがありません。
私が心配する事じゃないです、はい。
おやすみなさい。
平成20年09月23日(火) 10:30pm(NZ時間)
■ Georgeの演出 ■
お晩です、皆さん。
今日は、曇りでしたが雨は降りませんでした。
最近は、本当に春らしくなって来ました。
ポカポカ陽気が続いています。
今日のテレビの天気でやっていましたが、Timaruの今日の最高気温は何と27度だったそうです。
Timaruは、南島です。
クライストチャーチよりも南に位置しています。
それで27度ですから驚きです。
ニュージーランドも日本と同様に南北に長い島ですが、北と南の温度差が思ったほどありません。
北海道と沖縄の春先の温度差は20度くらいあるかも知れません。
でもNZでは南北でもその寒暖差は、ずっと穏やかです。
海洋性気候のせいだと思います。
世の中には、色んな人が居ますので念のために申し上げておきます。
南半球では南へ行く程寒くなります。
日の当たる方角は北です、南ではありません。
最近のニュージーランドのニュースは、面白くありません。
Winston Peters(NZ First党首であり尚且つ外務大臣)の献金疑惑事件が数ヶ月も続いています。
どうやら黒判定が出そうな雰囲気になってきました。
$100,000の政治献金を報告していなかったそうです。
すると今度は、野党の国民党党首のJohn Keyの私腹肥やし事件です。
恐らく与党である労働党に痛い所を探られて露呈してチクられたのではないかと想像しています。
日本でも何処でも政治の世界は、似たような行動形態を取ります。
John Keyは、Tranz Railと言う会社の株を大量に購入していて、議会で同社に関する質問をしたそうです。
株価を上げる為ではなかったかと当然の疑惑です。
そしておまけに購入した株数に関して嘘をついていたそうです。
更に株を売って既に大儲けをしたそうです。
日本では麻生さんが首相になったんですね。
何とか日本を良い方向へ導いて欲しいと思いますが、危なっかしいですね。
その内、問題発言でも出そうな予感がします。
でも彼の良いところは、福田さんと違って中国大好き人間じゃ無い事です。
その辺は、安倍さんと共通しているかも知れません。
日本の政治家、それも自民党内部にも中国の利益の為に一生懸命になる人が多いのが不思議でなりません。
一体どうしてそんなに中国が好きなのでせう・・?
それにしても、麻生さんって海外では、「Aso」なんですね。
ドイツ人とオランダ人なら、あぁそうかと言う感じかも知れません。
話は変わりますが、事故米って何なんでせう・・?
米をトラックで輸送中に東名高速で玉突き事故に遭った米でせうか・・?
話は変わりますが、米国の株価と為替レート又下落しましたね、今日。
米国政府が幾ら大量の税金を投入すると言っても、根本的病根はそのまま存在していますから当然です。
又、余りにも高額(7000億ドル? 73兆円相当?)の税金を投入する事により、米国債や米ドル自体の下落を懸念する声が大きいようです。
当たり前ですね。
紙幣の価値を裏付ける信用が消滅しかかっているのですから。
それにしても何故、米国はリーマン・ブラザーズを見殺しにしたか漸く分かりました。
真珠湾攻撃や911テロと同様のやらせだったのです。
今回は金融版やらせだったので真意が分かりませんでした。
戦争の場合は、米国の体質、今までの常套手段を考えると分かり易いのですが、それが金融にまで応用されていたとは気がつきませんでした。
つまり、リーマン・ブラザーズを破綻させ、さぁ~大変だぁ~!
と米国市民を戦慄させ、大量の税金投入に対する反対を抑える為です。
誰かが生贄(いけにえ)にならねば成らなかったのです。
いずれにしても米国大統領府では、事態の荒筋は全て読んでいて、それで世論を敵に回さない状況を演出したと言う事です。
先を読んでいると言う事は、米国政府は、今回の金融破綻とそれを処理するための巨額の税金投入により、米国の国家財政そのものが破綻する、つまり自滅路線を突き進んでいる事になります。
その先には、何があるのか・・?
それが謎です。
Georgeとその組員達は、一体何を考えているのか・・?
どうもそれが不思議でなりません。
どっちにしても米国は遅かれ早かれ潰れそうなのでそのお膳立てを作ったのでせうか・・?
Georgeが大統領として犯した世紀の失策を後々、歴史として批判されないように金融破産を利用したのかも知れません。
全てを見込んだ上での演出である可能性はかなり高いと思います。
それだけの頭脳集団をGeorge組組員として抱えています。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月22日(月) 09:51pm(NZ時間)
■ 金融業の存在 ■
お晩です、皆さん。
今日も雨が一滴も降りませんでした。
良い天気でした。
昨日は執筆をサボってすんませんでした。
アメリカ連邦政府は、かなり必死です。
何とかこの金融危機を乗り越えようと言う意思が感じられます。
世界中を道ずれにして、各国の税金を使わせ世界大恐慌への突入を避けようとしています。
その甲斐があって、今日は小康状態が戻って来ました。
でもこれがいつまで続くか・・?
本当に大事に至らずにこの危機を乗り越える事が出来るか・・?
ゴールドマン・ザックスもモルガン・スタンレーも銀行に組み込まれそうな雰囲気になってきました。
投資銀行(会社専門の証券会社)のような存在は消滅して良かったです。
人の金(かね)をあっちこっちに動かして、世の中に変な市場を作り出して投資して物価を異常に暴騰させ、庶民の生活を苦しめ、1社員ですら数千万円とか数億円と言う莫大な収入を得る不健全な行為は、邪道です。
真面目に働き工業製品を製造したり、野菜や果物を生産したり、魚を獲ったり、その他様々な物を一生懸命に作って居る会社が生き残れるかどうかと言うギリギリの生活をしている。
それなのに、金融業と言う連中は、あの手この手で金融商品などと言う怪しげなものに人の金(かね)を投資させ儲ける。
何かが狂っている。
米国ではGMと言う世界最大であった自動車メーカーでさえ、赤字で苦しんでいる。
金融業に数十兆円相当の国民の税金を投入するなら自国の製造業をもっと大事にした方が健全だ。
アメリカの税金だけならまだ分かるが日欧も道ずれにしてそれがあたかも当然かのように米国政府は、言っているから呆れる。
但し、公平を期して言うと日本が1990年代に金融危機に陥った時、米国政府は助けてくれたそうだ。
だから、今度は日本がお返ししてもお変しくない。
しかし、米国の債券市場には日本の政府機関や銀行も莫大な投資をしてきた。
それで米国は、経済を保ってきた1面もある。
投資銀行や保険会社が今まで莫大な利益を上げてきてそれは全て自分たちの為に使って来た。
潰れそうになったら世界中の税金で救済する。
儲けは自分たちのもの、損失は世界中の先進国の国民の血税で救済する。
これじゃ、余りにも不公平だ。
今までぼろ儲けした莫大な利益は、一瞬にして消滅した。
でも役員や幹部たちが収入として得た巨額の報酬は、彼らの個人口座に眠ったままでは済まされない。
どうも納得できない理不尽が多過ぎる。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月20日(土) 08:19pm(NZ時間)
■ 実体経済 ■
お晩です、皆さん。
今日は雨が一滴も降りませんでした。
良い天気でした。
私は今日この良き日に相応しい行いをしました。
何をしたか・・?
掃除、洗濯をしました。
私の知り合いには数ヶ月間 掃除、洗濯無しと言う人も居ます。
そんな人間に比べたら私は天使のような存在です。
掃除、洗濯は毎週しているのですが、今日は特記すべき事項がありました。
それは何か・・?
外に洗濯物を干した事です。
ここ3~4ヶ月はずっと家の中に洗濯物を干していました。
実に数ヶ月ぶりに外に洗濯物を干しました。
それ程、気温が高くなり雨の心配も無くなった事を意味します。
参考までに申し上げます。
ニュージーランドでは洗濯物を外に干していて、雨が降っても急いで家の中に取り込みません。
雨が降っても、洗濯物をそのまま放置し雨に晒します。
そして又晴れる日を優雅に待ちます。
実に素晴らしい人生哲学です、はい。
雨が降るのは自然現象です。
その自然現象に身を任せます。
そしていつの日か乾くのを待ちます。
このような自然派の深い哲学に根ざした洗濯思想に基づいています。
頭が下がります。
今日、夜の7時半の2チャンネルで「I Survived in a Japanese Gameshow」と言う様な番組をやっていました。
人間がクレーンに吊られて、何とかと言うゲーム機のように遊ぶ番組でした。
デモ変なのは、司会者が日本語と英語で話す事です。
翻訳ではなく、1人の司会者が日本語と英語両刀遣いでした。
ゲームの出演者達はアメリカ人のようでした。
これは、日本国内で放送されていないアメリカ向けの番組だろうと思いました。
それをニュージーランドの放送局が買い取るとは、Kiwi達も馬鹿らしいお笑いが好きなんですね。
日本は、中国から乳児用ミルクを輸入していないのでせうか・・?
日本のニュースを見るとそんな事例が無いので恐らく輸入していなかったのだと思います。
若し、そうだとしたら賢明です。
毒餃子事件で多少は、賢くなっていると期待しています。
これは、価格を最優先にして品質を後回しにしたら、こっぴどいしっぺ返しを食らう良い例です。
それをもろに実現しているのがニュージーランドです。
何とFonterraは、三鹿集団(San Lu)に出資しKiwiが3人取締役として就任しているそうです。
いや~これにはちょっと驚きました。
それじゃこの毒ミルク事件は、中国とニュージーランドの共犯と言う事になってしまいます。
となると毒ミルク事件を認識しても1ヶ月以上、沈黙を保っていたFonterraの責任は重大です。
何度も言いましたが、2008年10月01日からニュージーランドと中国は、自由貿易協定を実施します。
自由貿易協定と言いながら何故かビザ問題も一緒に同協定に盛り込まれています。
数ヶ月前に書きましたが、この協定には中国人に特別なビザ枠を設けています。
数千人規模だったと思いますが、就労ビザを中国人だけに特別割り当てると言う協定です。
中国と言う市場の人口規模の大きさに目が眩んで(くらんで)、商売を最優先したつけがこれからニュージーランドにやってくると思います。
デモその時は、国民党政権(National Party)になっているはずです。
現政権首相、労働党党首のHelen Clarkは、そんな事は私は知らないわよ~ と言うのかどうか知りませんが、責任を追及されるのは時の政権である、国民党である可能性があります。
しかし、政治と言うのはいい加減ですね。
政権についている政党が実施した間違った法律の皺寄せが次期政党に掛かってくるのですから、溜まったもんじゃありません。
米国の金融・経済崩壊も同じです。
アメリカ政府がどんなに資金を投入しても、もう再生不可能かも知れません。
大体お金と言うのは印刷機で刷れば良いと言うもんじゃありません。
印刷機で紙幣を沢山印刷して市場にばら撒けば、その紙幣の価値が下がります。
つまり紙くず同様になります。
紙幣は元々紙で出来ています。
それを金だと想定して売買に使用しています。
その裏づけは紙幣は金(Gold)と交換できると言う約束でした。
しかし、金本位制を実施している国はこの21世紀の先進国の中でどれだけあるでせう・・?
1971年に米国は金本位制を止めたそうです。
私は、昭和47年(1972年)に米国が金本位制を止めたと思っていました。
恐らく昭和47年は変動為替相場制への移行だと思います。
所謂ニクソンショックと言う奴です。
つまり、紙幣の価値は、今やお約束に過ぎません。
紙幣を米国連邦準備銀行へ持って行った金に換えて下さいと言っても変えてくれません。
何故なら1971年に同国は金本位制を止めたからです。
さすれば今の紙幣と言うのは純粋に紙切れです。
まだ世界の人々は米ドルを信用しています。
米国債はまだ信用されているそうです。
しかし、米ドルが狸が手品で作った紙くずだと分かった時、世界はどうなるでせう・・?
アメリカ連邦準備銀行は、市場に数千億ドルと言う資金を提供しているそうです。
その資金の裏づけは何か・・?
印刷機でバンバン刷っただけの紙くずだったならアメリカは崩壊します。
金本位制を放棄した現在において、紙幣の価値を裏付けるのは、各国の信用です。
その信用を裏付けるのは実体経済です。
実体経済とは、物を生産しているかどうかです。
野菜、果物、魚、林業製品、工業製品、鉱物など等ありとあらゆる物質に帰結されます。
つまり間違いない「物」があるかどうかです。
人の金をやり取りして、金融市場で価値が膨らむのは実体経済ではありません。
いつもの通り、いつもの結論に戻るのです。
相場などと言う実体の無い市場で資金を投資したり増やしたりしていても所詮は、あぶく銭だと言う事です。
その実体の無い市場が異常に膨張した時、人はぼろ儲けします。
そしてそれはいつか儚く消えます。
それが今です。
実体の無い市場でぼろ儲けした人間はそのまま資産を保有するでせうが、瓦礫後の町に残された庶民はもがき苦しみます。
弱者は古今東西、いつの世も苦しみます。
それを改善する方法は無いのかも知れません。
さすればその如く生きるしかありません。
今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願っています。
平成20年09月19日(金) 11:59pm(NZ時間)
■ メラミンって何? ■
お晩です、皆さん。
今日はパラパラと降りましたがまぁ良しと出来る天気でした。
中国の有害粉ミルク問題は、かなり深刻です。
ニュージーランドでは暫くこの問題で騒動が続きそうです。
中国から有害粉ミルクを輸入しているFonterraと言う会社もある時期に有害性に気がついたのに黙っていたそうです。
これまた問題です。
Kiwiの赤ちゃんでも腎臓結石になっている子が居るかも知れません。
ただ、今のところそんな発生例のニュースは聞いていません。
ところで、中国の粉ミルク製造業者は、どうしてメラミンとか言う有害物質を混入したのでせう・・?
メラミンに一体どんな利点があるのでせう・・?
充填材として容量増加になるのでせうか・・?
そもそもメラミンって一体何ででう・・?
分からない事ばかりです。
その分からない事を調べないのでいつまで経っても分かりません。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月18日(水) 10:14pm(NZ時間)
■ 米国と中国の壊滅 ■
お晩です、皆さん。
今日はオークランドらしい天気でした。
雨が降りました。
昨日は、執筆をサボりました。
すみませんでした。
金融用語がさっぱり分からないと一昨日の気まぐれで書いたところ、ご親切に金融用語辞典サイトのようなところを教えて下さる方がいらっしゃいました。
ありがとうございます。
お陰様で少しは用語を理解出来ました。
金融用語とかコンピュータ用語とか訳が分からない世界では、カタカナ語が氾濫しているのが特徴です。
日本語に置き換える手間を省いてカタカナでそのまま進行しているので一般人にはトンと分かりません。
カタカナ用語に初めて日本語を宛てる時は、違和感があります。
福沢諭吉がEconomyと言う英語に経済と言う訳を当てた時、明治初期の日本人は誰もが違和感を持ったと思います。
デモそれは慣れと時間の問題です。
カタカナ(外来語)をそのまま使うのはやはり良くないと思います。
概念がいつまでも明確にならないように思います。
AIGには公的資金を投入すると昨日発表がありました。
それで株価と為替相場も一瞬落ち着きました。
デモ、今日の午後から又、続落を再開しました。
当たり前ですね。
リーマン・ブラザーズが潰れたから市場が混乱したのではありません。
リーマン・ブラザーズが潰れるほど、金融業界は病んでいたから同社は倒産しそして市場は、大波乱に陥りました。
AIGに7兆円(850米ドル)と言う巨額を注入してもサブプライムローンの焦げ付き問題は依然として存在しています。
ですから今日再び、株価と米ドルの下落が再生しました。
どう考えても米国政府の考えは理解不能です。
リーマンは、対処する時間があったと言いますが、それはAIGでも同じです。
去年の7月にサブプライムローンの焦げ付き問題が浮上した時、AIGもリーマンと同様に不良債権を抱えていたはずです。
それなのにどうしてAIGを特に救済するのか・・?
全く納得できません。
唯一、多少理にかなっていると思われるのは、AIGの規模が余りにも大き過ぎたと言う事です。
でもリーマンも相当大きいです。
リーマンの総資産は、60兆円を超えるそうです。
日本の国家予算にもう直ぐ手が届きそうな規模です。
AIGは、もっと大きいのでせうが、それにしてもやはり米国連邦準備銀行(新聞によっては米国連邦理事会と訳している)の説明は整合性に欠けています。
何らかの恣意的方向性があったとしか思えません。
いずれにしても、AIGは多少寿命が延びたとしても米国の金融業界が瀕死の状態である事には変わりがありません。
これからも暫く、連鎖倒産や大手金融会社の倒産騒ぎが続くと思います。
どっちにしても日欧は、被害を受けるのですからこの際、米国を見殺しにして自国経済の回復に専念すべきです。
これからは、米国に頼らない経済を目指すべきです。
欧州と日本がしっかりと舵取りをしてこれからの世界経済を牽引していけば良いのです。
この際、米国は死んだ方が良いです。
あんな国に依存するから世界は、いつまで経っても右往左往するのです。
ついでに中国も米国と一緒に静かになってもらった方が世界平和の為です。
中国の有毒ミルクが、ニュージーランドに輸入されていて今大問題になっています。
Fonterraと言うニュージーランド最大の企業が、中国からミルクを輸入していたそうです。
中国では、2008年08月02日に遅くとも問題を認識していたのに事実を隠していたと今日のテレビでも問題になっていました。
去年からずっと中国製品が問題になっています。
今年の10月01日からニュージーランドと中国の自由貿易協定が実施されます。
ここまでの問題を見てきてこのまま中国製品の輸入を断行したとするならば、輸入した国が馬鹿です。
これだけ沢山の学習をして来て、それがまだ身に沁みていないとしたらそれは、輸入する方の責任もあります。
中国だけの責任とは言い切れなくなります。
ニュージーランドは、決断したらピシャリと行動します。
さて、我が祖国日本はどうでせう・・?
日本には中国シンパが余りにも沢山居るので中国と心中する覚悟があるかも知れません。
今宵があなたに取りまして素敵な木曜の夜になる事を願っています。
平成20年09月16日(火) 11:31pm(NZ時間)
■ リーマン・ブラザーズの真相 ■
お晩です、皆さん。
今日も良い天気でした。
雨も無しでした。
最近は6時過ぎても明るいです。
それもそのはず、もう直ぐ夏時間が始まります。
9月の最後の日曜日から夏時間が始まります。
皆さん、夏時間の用意は宜しいですか?
夏時間が始まったらいつもより1時間早く起きるのですか、それとも遅く起きるのですか?
リーマン・ブラザーズ倒壊の影響はかなり深刻ですね。
これから連鎖倒産も起こり、米国経済は更に悪化します。
今年の年末には米国は国家破産状態に近いかも知れません。
米ドルの金融商品を持っている方、今の内に売った方が良いですよ。
これから米ドルは、急降下していく事でせう。
日本や欧州諸国が米ドル金融商品(債権や証券)を一斉に売却したら将にアメリカは破産状態になります。
アメリカが破産したら日欧も巻き添えを食いますから、それなりに支えると思いますが程ほどにした方が良いです。
それにしてもどうしてリーマン・ブラザーズを生贄(いけにえ)として捧げたのか・・?
その背景を知りたいです。
水面下で行われていた駆け引きの状況を知りたいです。
米国に於ける投資銀行第3位のメリル・リンチはバンカメ(バンクオブアメリカ)が買取して生き延びました。
第5位のベアー・スターンズは、米国の税金で救済しました。
第1位のゴールドマン・ザックスは、自力で生存可能のようです。
第2位のモルガン・スタンレーも大丈夫なのかどうかは知りませんが生き残れるようです。
なのに何故、リーマン・ブラザーズを血祭りに上げて潰したのか・・?
つまりどうして米国財務省は、リーマン・ブラザーズを狙い撃ちしたかのように税金投入をピシャリと拒否したか・・?
或いは、第1位と2位もこれから破綻の危機が来るのか・・?
恐らくどの投資銀行もユダヤ系だと思います。
或いは、1社くらいアングロ・サクソン系があるかも知れませんがその辺までは確認していません。
ゴールドマン・ザックスとかリーマン・ブラザーズなどはほぼ間違いなくユダヤ系です。
その名前から一目瞭然です。
同じユダヤ系でも潰し合いがあるのかも知れません。
次危ないのは、AIG(American International Group, Inc. 米国最大の保険会社)の番ですね。
一説によると、米国は自滅の道を自ら選んでいるとか・・?
どんな目的があって自国を潰そうとするのか・・?
よう分かりません。
金融用語と言うのも意味不明用語が目白押しです。
デリバティブとかレバレッジとかCDS(債券倒産保険)とか訳わかめばかりです。
言葉の意味を理解しようとしてWikipediaで調べるのですが説明を読んでも意味が分からないのです。
こうなったらもうお手上げです。
このような解読不可能用語を一般人にも分かるように丁寧に説明するサイトがあっても良さそうなもんですが、何かありますか?
若し、私が分かったら誰にでも分かるように懇切丁寧に説明するんですけどね。
なんせ私もチンプンカンプンなので遺憾ともし難い。
何だかよう分からん事が一杯ですが、Georgeが好きなように弄んで(もてあそんで)きた米国が今年の年末までには、瀕死の重症に陥るような雰囲気があります。
前の、或いは前の前の連邦準備銀行理事長だったグリーンスパンがこれは100年に1度あるかないかの深刻な事態だと言って危機感を煽るかのような発言をしていました。
これからもっと銀行が潰れるだろうとも言っていました。
実相を冷静に語っているだけなのは分かりますが・・。
と言う事は、1929年のGreat Depressionよりも悲惨な状況になると言う事でせうか・・?
それにしてもあのお爺さん怖ろしい事を平然と言いますね。
隠されると困るので真実を全て言って欲しいですが、どこか他所の国で起こっている悲劇のように言うあの冷静さ・・。
裏のカラクリを知ってるのでせうね、屹度。
George、平和な引退が出来なくて残念だったね。
日欧にお金を出せと恐喝しないで自分の国だけで清算してね?
ご愁傷様。
平成20年09月15日(月) 11:59pm(NZ時間)
■ 世界金融崩壊序章 ■
こんにちは、皆さん。
今日は久しぶりの快晴でした。
夕方から曇りましたが雨には至らず、ほぼ1日中良い天気でした。
本当に珍しい事です。
巷間で囁かれていた事が現実化して来ました。
今年、北半球の秋口頃から米国経済が破綻へ向かうと言われてきました。
それが現実化しつつあるようです。
今日リーマンブラザーズが正式に破産宣告をしました。
1850年創業で米国で4番目に大きな投資銀行です。
投資銀行って日本では馴染みの無い業種ですが、分かり易く言うと企業相手の株屋です。
かなりの大手です。
そんな大手の金融会社を米国政府が斬り捨てました。
これにより米国金融市場は相当な打撃を受けその余波は、かなり深刻な影響をもたらすはずです。
これから連鎖倒産が続出するかも知れません。
その辺の背景や現状分析は、今までも何度か紹介してきましたがこちらが最も参考になります
→
「田中宇氏著 リーマンの破綻、米金融の崩壊」。
これはかなり重大事件だと思います。
有事に強い日本円 とは言いませんが1990年の湾岸戦争以来そうなっているようです(昔は有事に強いドルと言っていたのをもじって言っている)。
世界の機関投資家は日本円に逃げているようです。
危機的状況に一時的に日本円を買っているだけだと思いますが、どうしてプロの金儲け師たちは危ない時に日本円に逃げるのでせう・・?
その辺が私には良く分かりません。
年末には、米国経済は更に深刻な状態になるとも言われています。
米国政府は、リーマンブラザーズを見殺しにしスケープゴートにして米国政府の責任を曖昧にしようとしているのかも知れません。
Georgeは、この混乱が来る前に辞めたかったでせうが、残念な事に彼の戦争政治がやはり駄目だったと証明して追放されるでせう。
原油相場をあれだけ弄び(もてあそび)、異常なまでに相場が暴騰したら何かが起こると私は言って来ました。
それが現実になりつつあります。
ちょっとやり過ぎましたね、彼らも。
原油市場に過剰投資する → 原油市場を暴騰させる → 投資者がぼろ儲けする → 消費者は耐えられなくなる → 住宅ローンの支払いが出来なくなる → 金融市場の焦付きが大きくなる → 金融企業の財政が苦しくなる
でも機関投資家と言われる彼らは相当賢いはずです。
そんな彼らは、全てを見越しているはずです。
さすれば、この米国金融市場の崩壊劇も予め描かれた筋書き通りかも知れません。
1929年の世界大恐慌を再演出しその後に何かを得る魂胆かも知れません。
まぁ、困るのは我々庶民です。
アメリカが倒産したら日本も無傷ではおれません。
欧州も同様です。
その後に何をどのようにしようと彼らは考えているのでせうか・・?
彼らとは誰か・・?
何兆円と言う莫大な資金を簡単に動かす姿が見えない大金持ちの事です。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月14日(日) 03:31pm(NZ時間)
■ 世界の公用語 日本語 ■
こんにちは、皆さん。
いや~ こんにちは、で始まるのは何年ぶりでせうか・・?
実に久しい事です。
昨日、言った「海は見ていた」ですが、今日DVDの箱を確認したら、監督はやはり熊井啓でした。
それと「Geisha」ですが、正式な題名は「Memories of a Geisha」でした。
DVDの箱を見ると渡辺謙、役所広司、桃井かおりなど日本人も出演しています。
この映画の邦題(ハイカラな言葉で言うとタイトル)は、「Sayuri」だそうです。
日本人が何故か英語で話す違和感溢れる映画ですが、ハリウッドは世界的にヒットするノウハウを持っています。
その要因の一つが英語ですね。
最後の皇帝(Last Emperor)も英語でした。
中国人があの映画を見ても違和感を持ったかも知れません。
映画の世界で最も影響力のある賞は、アカデミー賞なのは間違いありません。
アカデミー賞は、アメリカの映画祭です。
その映画祭で賞を取るには、英語で映画を作る事が重要な要素です。
日本人から見れば、歴史的に文化的に間違っていてもアメリカ人好みに作ればそれで事足りると言う事です。
真実は、重要ではなくアメリカ人好みであるかどうかが重要だと言う事です。
勿論、それは邪道ですが。
アメリカの公用語は、日本語です。
日本語と言っても色んな方言があります。
アメリカには北海道民が多く移住したため北海道弁が主流で江戸弁とちょっと違います。
今日はひゃっこいねぇ~とか この犬めんこいねぇ~などと言うのが普通です。
デモ最近は、ヒスパニック系住民が多くなりスペイン語もかなり良く聞かれるようになって来ました。
カナダの公用語は、日本語と朝鮮語です。
カナダの日本語は、東北弁が主流です。
んだ!
と言うのが極めて良く聞かれます。
カナダの首都ケベック市及びケベック州では朝鮮語が主流です。
ケベック州は、カナダから独立するとか何とか訳の分からない事を言い出しています。
南アフリカの公用語は、日本語とモンゴル系住民のモンゴリアーンスと原住民の言語です。
南アの日本語は、標準語に近いです。
南ア以外にもアフリカには、日本語を公用語としている国が沢山あります。
インド、シンガポール、マレーシアの公用語は、日本語です。
インドでは、日本語の他にヒンズー語、タミール語その他数百のインド方言も使われています。
シンガポールでは日本語の他に中国語(広東語、福建語、潮州語、マンダリンなど)やマレー語も使われています。
マレーシアでは日本語の他にマレー語や中国系住民は各自の方言で話します。
豪州の公用語は日本語です。
豪州では関西系住民が多く移住したため、関西弁特に大阪弁が主流です。
ありがとう、と言うよりは、おおきに、本当だ、と言うよりは、ほんまや などと通常言います。
又、九州系住民も地域により多く、都市によっては ~ばってん とか おいドンは男でごわす などと古い九州弁が未だに使われ居るようです。
かなり色んな方言が使われています。
原住民であるアボリジニは、勿論彼らの言葉を使っています。
四国出身者も結構居るようです。
四国語は分からないので悪しからず省略致します。
ニュージーランドの公用語は日本語です。
北海道民が主流ですが、その中でも道東の道産子が多いそうで、かなり訛りがきついそうです。
馬鹿じゃないの~ とは余り言わないで はんかくさいでないのか~ と言うのが普通です。
しんどい事を、 あぁ~こわい と言います。
ひどい じゃなくて しっとい と言います。
冷たい事を ひゃっこい と言います。
語尾は、 ~だべ、~だべさ、などとなります。
北海道弁の初心者に良くある用法の間違い、何でもかんでも ~だべ で結ぶのはちょっと頂けません。
~だべ の一点張りでは、ヴァリエーションに乏しく、道産子じゃないと直ぐばれます。
上の2段落は、マジですが、それ以下は夢物語を空想して遊んでみました。
でもこの惑星が実際にこんな夢物語のようであったなら楽ですね。
世界中何処へ行っても言葉に不自由しません。
世界は、アメリカによって支配されて居ますから、北海道弁が主流になります。
標準語や江戸弁を話せれば何処でも通用します。
東北弁や九州弁や関西弁でも多少意味の通じにくい国がありますが、特に不自由しません。
そして何処へ行っても日本語で通じるんですから、移住も簡単ですし仕事も直ぐ見つかりますし、日本の資格や学歴がそのまま有効です。
こんな楽な事は無いですね。
相手は何処でも日本語で話そうとします。
でもこんな事が実現するでせうか・・?
ひょっとしたら無理かも知れません。
今日と言う日があなたに取りまして素敵な日曜日である事を願っています。
平成20年09月13日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。
今日は、良い天気でした。
雨も降らなかったです。
でも風が冷たく春らしくない日でした。
私は、5年か6年ぶりくらいにこちらでビデオを借りました。
日本のビデオも数本あったので借りました。
その1本が「海は見ていた」です。
黒沢明が生前脚本を書いたそうです。
それを熊井啓(と言う名前だったと思いますがちょっと自信ありません、間違っていたら明日直します)監督で映画化したそうです(2008年09月14日追記:確認したところ熊井啓監督で正解でした)。
それと「Memories of a Geisha」と言うハリウッド版の日本映画も借りました。
何故か映画の中の日本人が皆さん英語で話していました。
不思議ですね。
少し見ただけで気分が悪くなり見るのを止めました。
Last Emperorの紫禁城のようなデカダンス的雰囲気が醸し出され、まるで中国と言う感じでした。
日本と中国の違いを感じ取るのは西洋人には無理でせうね。
どうも頂けません。
デモ何故かアカデミー賞を3つも取っているそうです。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月11日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ 覆面麻薬捜査官1人射殺される ■
おばんです皆さん。
今日も比較的良い天気でした。
雨もポツポツとありました。
今日、ニュージーランド準備銀行が政策金利(OCR = Official Cash Rate)を更新する日でした。
予想通り金利は下がりましたが、7.75%を通り越して一気に7.50%まで下がりました。
昨日までは8.00%でした。
ニュージーランドは、やる時は思い切ってやりますね。
これからニュージーランドドルは、ドンドン下がると思います。
逆にこれで景気は多少回復へ向かうかも知れません。
今日、ニュージーランドで大きな事件がありました。
本日早朝の1:44am、Hain Avenue, Mangere, Manukauで覆面捜査官が2人で麻薬密売人のアジトに停めてある車に発信機を取り付けていたとき、麻薬密売人に見つかり走って逃走しました。
麻薬密売人は、車で2人の麻薬捜査官を追いかけ銃で撃ち、1人の捜査官は死亡、もう一人は命は助かりそうですがこれから手術だそうです。
車で捜査官を追い詰め撃った犯人も2人でしたが既に逮捕され、今日の午後早速Manukau地方裁判所に出廷しています。
NZでは、犯罪者を裁くのが本当に早い。
今日捕まって、今日裁判所です。
裁判所でどんな事をやるのか分かりませんが、兎に角早い。
いきなり裁判ではないと思うのですが、私も良く分かりません。
警察は、この麻薬組織捜査を余り危険だと判断していなかったそうです。
犯人が銃を持っている事を想定せずに、覆面麻薬捜査官は丸腰だったそうです。
その判断の甘さをテレビや新聞がバンバン叩いていました。
死亡したのは、Sergeant Don Wilkinson, 46歳です。
陸軍で言うとSergentは、軍曹ですが警察でしたら巡査部長くらいに相当すると思います。
もう一人の怪我を負った捜査官は、44歳ですが名前は公表されていません。
犯人の2人の名前も顔もまだ公表されていません。
この事件が起こったMangereと言う地域は、Manukau City内にあり、オークランド空港の近くです。
Manukauと言う場所は、相当危険な場所です。
毎日のように犯罪が起こっています。
マオリ系やアイランダー系住民が多い地域です。
1ヶ月くらい前、インド人経営の酒屋が強盗に襲われ、インド人が殺されたのもManukauです。
Manukauと言っても広いので色んな地域がありますが兎に角危ない場所です。
兎に角、危ない!
そして警察は、我々を守ってくれない!
それじゃ自分たちの身は、自分たちで自警団を組織し守ろう!
と言って立ち上がり、デモをやったのがシンガポール出身のChinese Peter Lowです。
そう言えば、Peter Lowは、社会から猛反対を受けて、あれ以後回りの人間が殆ど逃げてしまいポシャッテしまいました。
ニュージーランドと言っても色んな町がありますし、その色んな町の中に色んな地域があります。
オークランドも広いので場所によって、安全度はかなり違います。
North Shore Cityとオークランドの東は、比較的安全な地域です。
一番危ないのは、South Aucklandと言われる、Manukau Cityです(但し、Manukau City全体が全て危ないと言う意味ではなく、比較的安全な地域もあります)。
その次に危ないのがWestであるWaitakere Cityです。
これからニュージーランドに来られる方は、NZは安全だと言う意識は完全に捨てた方が良いです。
勿論、本人の安全管理意識をしっかりと持ちませう。
おやすみなさい。
平成20年09月10日(水) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。
今日も比較的良い天気でしたが雨も降りました。
11年前の1997年09月10日、或る日本人青年がオークランド空港に到着しました。
彼の新しい人生を切り開くため。
今あの彼は何処で何をしているでせう・・?
明日、2008年09月11日ニュージーランドの政策金利の見直しがあります。
大方の予想では、現行の8.00%から7.75%に切り下げになるだろうと言われています。
恐らくそうなると思います。
益々ニュージーランドドルは、下落するでせう。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月09日(火) 11:46pm(NZ時間)
■ クライストチャーチのCityが戦場化? ■
おばんです皆さん。
今日も比較的良い天気でした。
クライストチャーチのMoorhouse Avenueは、週末になると戦場に化すそうです。
Moorhouse Avenueは、私も行った事がありますが、かなり広い道路です。
道路の両脇には中古車屋がずら~っと並んでいます。
最近この道路で2件の暴力沙汰があったそうです。
Moorhouse Avenueは、戦場だ!
と言ったのは裁判所の判事さんです。
日本でしたらこの手の事件は良くありますが、ニュージーランドでは珍しいと思います。
犯罪は多いですが、怒り狂った若者が暴れる事件は余り無かったです。
社会的事件にならずにどこかでそんな事が起こっていたのかも知れませんが。
でも、オークランドは、クライストチャーチよりずっと危ない印象がありますが、意外とそんな話は聞きません。
先日英国人と話をしたら、ニュージーランドはUKよりずっと安全だと言っていました。
と言う事はUKは、かなり危ないと言う事です。
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月08日(月) 08:50pm(NZ時間)
■ 格付けと言う奴 ■
おばんです皆さん。
今日は、オークランドらしく雨でした。
今月一杯と来月の中頃までは雨が続くと思います。
これは自然現象です。
致し方ありません。
なんて言ったら罰が当たります。
雨があってこその自然界です。
この惑星の生きとし生ける物全てが太陽と雨、風、などの恩恵を受けて生息しています。
でも雨ばっかじゃ気が滅入ります。
これも本音です。
米国の政府系住宅金融公庫の2社、
ファニーメイ(Fannie Mae、米連邦住宅抵当金庫)と
フレディマック(Freddie Mac、米連邦住宅貸付抵当公社)に対して米国政府が公的資金を投入すると報道がありました。
この2社は、所謂サブプライムローンと言う奴で一杯焦げ付きを出した住宅ローンの米国政府系企業です。
一旦米国政府の管理下に置くそうです。
それから米国の税金を大量に投入するようです。
ファニーメイとフレディマックの2社は、つい最近まで(2008年08月22日まで)「A1」と言う格付けでした。
誰が格付けしたかと言うと、ムーディーズと言う信用格付け企業です。
格下げされて今のランクは、何かと言うと「Baa3」だそうです。
あと1歩でジャンク級に行けるそうです。
ジャンクとはカスとかゴミと言う意味です。
注意すべきは、ファニーメイとフレディマックの2社が破綻するまで「A1」で優良ランクであった事です。
「A1」ならまず間違いないと言う事で各国は、この2社の債権を購入していました。
韓国政府もその口だそうです。
それで、ここ数日の韓国ウォンの暴落を引寄せたそうです。
日本も色んな組織や企業が同2社の債権を購入しているはずです。
つまり、ムーディーズとかスタンダード&プアーズなどという世界的権威のある一流格付け企業の評価は、全く当てにならないと言う事です。
どちらも米国の信用格付け企業ですから米国政府の息の根が掛かってランキングを操作していたかも知れません。
いずれにしても、AAAであろうがDDDであろうがこんな格付け会社などの言う事は信用したら大変な事になると言う事が証明されました。
多少の参考にするには良いかも知れませんが、何処まで信用するかは、各個人がしっかりしないと駄目だと言う事です。
例えば、ムーディーズとかスタンダード&プアーズの格付けを信用して投資したのに、「A1」の企業が破綻した。
お宅の信用格付けは、嘘っぱちだった。
だから俺の投資した金を返せ!
と言って、正式に法廷で争ったら勝てるでせうか・・?
まず勝てません。
何故なら彼らは、自分たちのつけたランクを保証していないからです。
保証などする訳がありません。
保証などしたら今回のファニーメイとフレディマックの破綻のような事故が起こったら訴訟騒ぎで大損をします。
そんな危険(ハイカラな言葉で言うとリスク)を彼らが負う訳がありません。
そんな訳で馬鹿を見るのは投資した張本人です。
誰も救ってくれません。
全て自己責任です。
それにしても性質(たち)が悪いですね。
ムーディーズは、ファニーメイとフレディマックの2社が危ないのは当然知っていたはずです。
それが破綻した後で格付け変更するのですから詐欺同然です。
米国政府の圧力があったのかも知れません。
恐らくあったと想像します。
若し、ファニーメイとフレディマックの2社が破綻すると分かった時点(昨年の7月以前)で公表していれば、各国政府や機関投資家は一気に投資を引き上げます。
するとそれで大恐慌(ハイカラな言葉で言うとパニック)に陥ります。
米国経済全体を根幹から揺るがすと思います。
それで、ファニーメイとフレディマックの破綻を先に持ってきたのだと思います。
正真正銘の悪党です。
まぁ、米国経済が倒壊したら世界経済へ与える影響が甚大だから少しでも軟着陸(ハイカラな言葉で言うとソフトランディング)への道を広げようと言う考えも理解できなくはありません。
でもその考えは、投資者を見殺しにしての決断です。
世界経済を救うと言う錦の御旗を掲げて居るから彼らも自己正当化できると思っているのでせう。
でもその混乱の種を作ったのは全て米国人達です。
彼等が米国の国内の不良債権をバンバン販売して(諸外国へ)、そして金だけ集めてその後は、はい潰れました。
で終わりです。
こんな理不尽な事はありません。
それでもってその次は、全ての先進国を巻き込む訳です。
さて、米国政府は、ファニーメイとフレディマックを一旦国営化して資金投与するそうですが、債権者へお金を払うでせうか・・?
恐らく、踏み倒します。
そしてファニーメイとフレディマックに投資した、どこの国の政府も機関投資家も踏み倒される心の準備をしているのではないかと思います。
あぁ~潰れた、もう金は返って来ないと既に諦めの境地に立っているかも知れません。
いや、アメリカの言いなりにはならない、とばかりに米国政府に向かって債権への支払いを要求する政府があってしかるべきです。
各国の機関投資家も同じようにアメリカ政府に要求すべきです。
さて、どうなることやら。
私は、自分の投資したお金を米国政府に返済を要求しよう。
うん、そうしよう!
今宵があなたに取りまして素敵な月曜の夜になる事を願っています。
平成20年09月07日(日) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。
今日は、曇りでした。
風も強かったです。
オークランドらしい天気でした。
来週の9月11日に政策金利の見直しがあります。
恐らく0.25%(英語では何故か25ポイントと言います、意味不明)下がって7.25%になると思います。
現在は8.00%です。
ニュージーランドドルは、更に下落するはずです。
おやすみなさい。
平成20年09月06日(土) 11:59pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。
今日も良い天気でした。
雨も降らなかったと思いますが定かではありません。
昨日、ニュージーランドドルが暴落しました。
日本投資家がキャリートレードでNZに投資していた資金をガバガバ引き上げているのが主な原因だそうです。
丁度、1999年当時に良く似てきました。
約10年前です。
当時は、キャリートレードが原因だったのかどうかは知りません。
キャリートレードを元手にニュージーランドに投資した資金を何故引き上げるのか・・?
それはやはりNZの経済に不安要因があるためです。
景気の停滞と政策金利の引き下げ、物価上昇と投資家にとっては好ましくない条件が揃って来たためでせう。
昨日は執筆をサボってしまい失礼しました。
今宵があなたに取りまして素敵な土曜の夜になる事を願っています。
平成20年09月04日(木) 11:59pm(NZ時間)
■ 金利無制限 ■
おばんです皆さん。
今日も良い天気でした。
快晴ではなかったですが、雨無しの1日でした。
私は、驚くべき事実を知りました。
ニュージーランドでは、金貸しの金利に対する上限を法律で制限していない。
と言う事です。
日本のヤクザがやってる闇金融ではなく、正式な金貸し業者の事です。
違法な金貸しなら金利は、法外なのは分かりますが、きちんと登録して正式な金貸し業を営んでいる事業者が好き放題やり放題の金利を独自に設定できるのですからびっくりです。
NZ政府は、金貸し業に対する金利を制限する法律を作る気は更々無いそうです。
何故なら、海外の例から見ると金利制限によって消費者を守る事は出来ないと結論が出ているからだそうです。
XtraCashと言う金貸しは、1週間当たり8%の金利でお金を貸しているそうです。
8%を年利に換算すると幾らになるか・・?
1週間は7日間です。
1年間は365日です。
さすれば、1年間の中には 365 ÷ 7 = 52.14週間が入っています。
さすれば、8の52.14倍が1年間当たりの金利になります。
しかりしこうして、8 x 52.15 = 417.12%/年 と言う法外な金利が形成されます。
世の中には色んな方がいらっしゃいますので、ここで参考の為に申し上げます。
一般的に銀行金利と言う場合は、全て年利です。
つまりお金を1年間銀行に預金したり、お金を借りたりした場合、何パーセントの利子がつくかと言うお話です。
例えば、日本の銀行に100万円を3%の金利で預金したとしたら、1年後に3万円の利息がつくと言う事です。
それが1週間8%ですと、(¥1,000,000 x 0.08) x 52.14 = ¥4,171,200 になります。
金利だけです。
元金の100万円を足すと、¥5,171,200になります。
普通は、預金してこんなに利息を払ってくれません。
これは借りた場合です。
つまり、100万円を1週間8%の金利で借りると1年後には、元本込みで¥5,171,200を返さないといけません。
これを返すのは、ちょっときついですね。
このような法外な貸出金利を法律で制限しないニュージーランド政府は、太っ腹と言うのか何と言うのか良く分かりません。
借金する人間は、どんな法外の金利でも借金するから政府が口出ししてもどうしようもないと言うのでせうか・・?
西欧諸国ではこれが一般的なんでせうか・・?
こんな事実を私は今日初めて知りました。
人間30年も生きていると色んな現実に遭遇するもんですね。
おやすみなさい。
平成20年09月03日(水) 10:16pm(NZ時間)
■ パソコン操作で数兆円 ■
おばんです皆さん。
今日も良い天気でした。
快晴ではなかったですが、ちょっとの雨で済みました。
昨日、今日のニュージーランドドルの急落の原因は、またキャリートレードのようです。
キャリートレードは、以前説明しましたが、再度説明します。
非常に簡単に言うと例えば日本の銀行でお金を借りてニュージーランドに投資する事です。
金利の安い国(日本に限らないが、現在は日本の金利が一番安いと思う)でお金を借りて金利の高いニュージーランドで預金したり投資したりすると当然利ざやが稼げます。
例えば、日本で3%でお金を借りて、ニュージーランドで8%で預金したら、5%の利ざやです。
但し、為替差損の危険性(ハイカラな言葉で言うとリスク)があります。
その辺はどのようにリスクヘッジしているのか私には分かりません。
いずれにしてもそんな事をしているのは、プロの投機筋と言う奴です。
ところで、NZドルの下落ですが、キャリートレードでニュージーランドに投資している投資家達が一斉に引き上げ始めた為だそうです。
一体誰がそんな事をしているのか分かりませんが、恐らく大半はアメリカの機関投資家じゃないかと想像します。
勿論、日本人や日本の投資会社もやっていると思いますが主役はアメリカや欧州だと思います。
つまり、為替相場を大きく動かすのは機関投資家と言う事です。
国家ではないと言う事です。
中央銀行の市場介入は、有効に機能しないと相場が決まっています。
今まで、日本やアメリカの中央銀行が度々やってきましたが全然効き目がありませんでした。
でも機関投資家が一気にお金を移動すると為替相場は、一気に動きます。
つまり彼らの操作する金額は国家の中央銀行のそれよりも数倍大きいという事です。
こんな怖い事はありません。
そして彼らは、世界中の儲かりそうな投資先を見つけては有利なところへ有利なところへ動きます。
勿論リスク回避の為の手も打ちますので色んな国の色んな金融商品に投資するはずです。
そんな彼らのせいで、原油相場が暴騰したり、食料価格が暴騰したりします。
そして我々末端の庶民が苦しみます。
欧米の政治家を動かし、儲かる仕掛けを作るのも彼らです。
原油が投資の対象として取引市場が出来たのは一体いつでせう・・?!
彼らは金儲けの為には、色んな事を考え出します。
色んな市場や金融商品(不動産ローンを分割して商品として売るって、一体どんなカラクリなのか?!)を発明して短期間のうちにガバっと儲けます。
そして世界の経済が混乱してきたら、傷が深くならないうちにまた次の手を考えます。
ここでいつも直ぐ浮上してくるのがユダヤ人陰謀説です。
確かに彼らが黒幕なのかも知れません。
欧米の金融界を牛耳っているのは、ユダヤ人が多いと思います。
金融界のみならず、マスコミも支配しているとかしていないとか、とかく噂の種になるのがユダヤ人達です。
汗水たらして一生懸命働いて、生きるのが精一杯と言う世界中の大多数の人々から見ると理不尽な感じがします。
通信装置一つで大金を動かすだけで莫大なお金を一瞬の内に得る。
そんな人々と比べると、実業で苦労して生きている人達は、どのように思うでせう・・?
そんなら私も投資銀行家達のようにコンピュータで大金を操作して簡単に儲けよう。
あっ!
でも投資する肝心の大金がありませんでした。
投資のノウハウも相場も商品市場も金融市場も何から何まで知りません。
軍資金も無いし、知識も無い。
これじゃちょっと太刀打ちできないかも知れません。
自分の出来る事、やるべき事を真面目にやりそして自分なりに生計を立てる。
どこの国のどこそこの民族が屁をこきながら、パソコンを操作して1日数億円稼ごうが数兆ドル稼ごうが、どうしようが関係ありません。
彼らは彼ら、我らは我ら全うに生きる。
ただそれだけです。
今宵があなたに取りまして素敵な水曜の夜になることを願っています。
平成20年09月02日(火) 09:29pm(NZ時間)
■ 日本円の地盤沈下? ■
おばんです皆さん。
今日は雨が降らなかったかも知れません。
比較的良い天気でした。
最近は暖かいです。
6時過ぎまで明るくなりましたし、すっかり春の陽気です。
もう9月ですからね。
今月の末から夏時間が始まるんですから春になっても不思議ではありません。
福田さん、辞めたんですね。
韓国以外の国は海外では誰も関心が無いようです。
でもGoogle NZでは、海外ニュースとしては取り上げられています。
麻生さんは、人気があるようですがあの人じゃ首相は無理です。
純ちゃん以後の日本の首相は全く安定していないと海外でも言っています。
一体誰が居るのでせう・・?
小沢一郎は野党だし、石原慎太郎は東京都知事だし・・。
最近の政治家は、20年~30年くらい前と比べると、どうももう一つですね。
ニュージーランドの個人所得税が、10月01日より減税されます。
料率は同じですが、対象金額が引き下げられたために実質的な減税になります。
法人税に関しては不明ですが今度調べてみます。
「ニュージーランドの生活基本情報」のページも更新しないといけません。
と言ってもかなり放置状態が続いています。
8月にRates(レイツ)と言う税金の見直しがありました。
Ratesと言うのは日本で言うと固定資産税に相当するかも知れませんが、路線価に応じて見直しがあります。
私の会社の所在地の地方自治体では、何と今回39%と言う法外な値上げをしました!
全く正気の沙汰とは思えません。
それにしてもニュージーランドは、不景気になっていると言うのに国民から更に搾取しようと言う魂胆でせうか?
まるで中世の悪徳領主のようです。
ニュージーランド経済研究所(NZ Institute of Economy Research Inc.)によりますと、第4四半期(10月~12月)になるとニュージーランド経済が9ヶ月連続の不景気になっていることが分かるだろうと言っています。
この研究所の分析は、NZの経済動向を的確に捉える指針となっています。
それ程権威のある民間研究所のようです。
高金利のような自業自得の要因や原油高、旱魃、食料価格の高騰などの外的要因や不動産相場の下落などにより消費者は買い控え、投資控えになり1998年以来の不景気になるだろうと予想しています。
第1四半期は、マイナス0.3%の成長率でしたが、第2、第3四半期も同等の傾向になるだろうとの事です。
しかし、既に底を突いているそうです。
原油価格の下落と金利の下落し、10月01日からの減税で底を脱したそうです。
えっ?!
不景気!?
と言ってる間にもう底を脱してしまったんでせうか・・?
いやに早いですね~!
不景気になるのも早いが回復も早い。
付いてけません。
別に付いてかなくても良いか・・?
9月11日に今年6回目の政策金利の見直しがありますが、また金利は下がるだろうと噂されています。
私も屹度下がると思います。
今8.00%ですから、恐らく7.75%になるだろうと思います。
そうしたら益々円高になりますね。
今日の円高も急激でしたが、日本の首相が辞任したら円高になるって一体どんな国なんでせう・・?
そう言えば最近気になるのが、テレビのTV1のニュースで毎日の為替相場を報道しますが、最近日本円が削除されています。
日本の力が落ちてきた証拠でせうか・・?
米ドル、UKポンド、豪ドル、ユーロは、相変わらずレギュラーですが日本円が消えています。
何か寂しいですね。
ついこの前までは日本円も常連だったんですが・・。
中国元がそろそろ新顔として登場するのでせうか・・?
今夜はこれにてごめん。
平成20年09月01日(月) 09:58pm(NZ時間)
■ おやすみなさい ■
おばんです皆さん。
今日のオークランドも、晴れていました。
そして暖かく、春そのものでした。
オークランドにも遂に春が来ました。
と思っていたら午後から暗雲が立ち込めてきました。
雨も降りました。
やっぱ、油断できないですね。
明日は屹度良い日になる。
希望を持って寝よう。
おやすみなさい。